JP6877282B2 - Panel removal method, panel lifting jig and movable home fence - Google Patents
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Description
この発明は、可動ホーム柵の戸袋を覆うパネルの取り外し方法、該方法に使用されるパネル持ち上げ治具、及び該方法が適用される可動ホーム柵に関する。 The present invention relates to a method for removing a panel covering a door pocket of a movable home fence, a panel lifting jig used in the method, and a movable home fence to which the method is applied.
可動ホーム柵は鉄道駅のプラットホームに設置される一種の自動ドア装置である。可動ホーム柵はプラットホームに列車が到着すると開扉されて、乗客の列車への乗降を可能にし、乗降客の乗降が終わると閉扉される。 Movable platform fences are a type of automatic door device installed on the platform of railway stations. The movable platform fence opens when the train arrives at the platform, allowing passengers to get on and off the train, and closes when the passengers get on and off.
特許文献1の図1には、ガイドボックスと、ガイドボックスに進退自在に支持されるドア部を備えるホームドア装置が開示されている。ガイドボックスはプラットホームに固定される基台と、基台に固定されるケーシングを有していて、ケーシングの内部には、ドア部を進退させる駆動機構が内蔵されている。ケーシングのホーム内側の側部壁には、駆動機構に対してメンテナンスを行うための開口部が形成されている。また、側部壁には、開口部を開閉する蓋部が着脱自在に取り付けられている。なお、ガイドボックスは戸袋に相当し、ドア部は扉体に相当する。
FIG. 1 of
特許文献2の図3には、プラットホームに固定される柵部と、柵部に移動可能に支持されるドア部を備えるホームドア装置が開示されている。柵部の内部には、ドア部、ドア部をスライドさせる駆動機構とガイド機構、ドア部の開閉に関する移動を制御する制御部、及び、電源部等の機器類が配置されている。また、柵部は、荷重を支持する本体部と、柵部の正面を覆うカバーを備えている。なお、柵部は戸袋に相当する。
FIG. 3 of
特許文献1に開示されたホームドア装置は、蓋部をケーシングから取り外すことによって、ケーシングの外部から駆動装置にアクセスして、駆動装置のメンテナンスを行うことができる。
In the platform door device disclosed in
しかしながら、特許文献1に開示されたホームドア装置においては、作業者の手で蓋部をケーシングから取り外す必要がある。また、メンテナンスの終了後に、蓋部を再びケーシングに取り付ける際には、作業者の手で蓋部を持ち上げる必要がある。そのため、蓋部の着脱に、時間と作業者の筋力を要するという問題がある。
However, in the platform door device disclosed in
特許文献2に開示されたホームドア装置においては、柵部の正面を覆うカバーが、面内方向に対して平行に移動可能に、本体部に支持されている。そのため、カバーの開閉には、さほどの手間と筋力を必要としない。
In the platform door device disclosed in
しかしながら、カバーは、本体部に固定されたレールによって本体部に支持されている。そのため、本体部を全幅に渉って開放しようとすると、カバーがレールから外れるという問題がある。つまり、特許文献2に開示されたホームドア装置においては、カバーの移動ストロークが制限されるので、開放される範囲が限定されるという問題がある。
However, the cover is supported by the main body by rails fixed to the main body. Therefore, there is a problem that the cover comes off from the rail when the main body is opened over the entire width. That is, in the platform door device disclosed in
本発明は、このような背景の下でなされたものであり、可動ホーム柵の戸袋を覆うパネルの取り外し方法であって、作業時間と作業者の筋力を必要とせず、しかもメンテナンス開口を広く開放することができるパネルの取り外し方法を提供することを目的とする。また、該方法に使用されるパネル持ち上げ治具と、該方法が適用される可動ホーム柵を提供することを目的とする。 The present invention has been made under such a background, and is a method of removing a panel covering a door pocket of a movable home fence, which does not require working time and muscular strength of an operator, and has a wide opening for maintenance. It is an object of the present invention to provide a method of removing a panel that can be used. It is also an object of the present invention to provide a panel lifting jig used in the method and a movable home fence to which the method is applied.
本発明に係るパネルの取り外し方法は、正面を覆うパネルを備える戸袋と、戸袋に進退自在に支持されて、閉扉時には戸袋の外部に引き出され、開扉時には戸袋の内部に引き込まれる扉体とを備える可動ホーム柵の戸袋から、パネルを取り外す方法であって、扉体を戸袋の外部に引き出す工程と、扉体にパネル持ち上げ治具を取り付ける工程と、パネル持ち上げ治具が取り付けられた扉体を戸袋の内部に引き込む工程と、パネル持ち上げ治具の支持部を扉体に対して上昇させて、パネルを持ち上げる工程と、パネルとパネル持ち上げ治具を扉体とともに、戸袋の外部に引き出す工程とを備えるものである。 The method for removing the panel according to the present invention is to remove a door pocket having a panel covering the front surface and a door body that is supported by the door pocket and is pulled out to the outside of the door pocket when the door is closed and pulled into the inside of the door pocket when the door is opened. It is a method of removing the panel from the door pocket of the movable home fence provided, the process of pulling out the door body to the outside of the door pocket, the process of attaching the panel lifting jig to the door body, and the door body to which the panel lifting jig is attached. The process of pulling into the door pocket, the process of raising the support part of the panel lifting jig with respect to the door body to lift the panel, and the process of pulling out the panel and the panel lifting jig together with the door body to the outside of the door pocket. To prepare.
本発明によれば、パネル持ち上げ治具を使って、パネルを持ち上げて、パネルとパネル持ち上げ治具を扉体とともに、戸袋の外部に引き出すことができる。そのため、パネルを戸袋から取り外す作業における作業者の肉体的負担を軽減することができる。また、戸袋の外部に、扉体とともにパネルを引き出すので、戸袋の正面を大きく開放することができる。 According to the present invention, the panel can be lifted by using the panel lifting jig, and the panel and the panel lifting jig can be pulled out of the door pocket together with the door body. Therefore, it is possible to reduce the physical burden on the operator in the work of removing the panel from the door pocket. Further, since the panel is pulled out together with the door body to the outside of the door pocket, the front surface of the door pocket can be greatly opened.
以下、本発明の実施の形態に係る可動ホーム柵について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。 Hereinafter, the movable platform fence according to the embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In each drawing, the same or equivalent parts are designated by the same reference numerals.
(全体構成)
図1(A)と図1(B)は、この発明の実施の形態に係る複数台の可動ホーム柵1を、設置場所である鉄道駅のプラットホームの床面2に設置した状態をホームから見た外形図である。図1(A)は、プラットホームに列車5が到着していない状態を示していて、図1(B)はプラットホームに列車5が到着している状態を示している。
(overall structure)
1 (A) and 1 (B) show a state in which a plurality of
図1(A)に示すように、床面2には、3台の可動ホーム柵1が直列に配列されている。可動ホーム柵1は戸袋3と扉体4を備えている。プラットホームに列車5が到着していない状態、つまり図1(A)に示す状態においては、扉体4は戸袋3の外に引き出されている。そして、隣接する可動ホーム柵1の扉体4の戸先は、出入口6の中央において、互いに当接している。その結果、出入口6は2枚の扉体4によって閉鎖される。
As shown in FIG. 1A, three
プラットホームに列車5が到着すると、図1(B)に示すように、各可動ホーム柵1の扉体4は戸袋3の中に引き込まれる。その結果、出入口6が開放されて、乗降客の乗降が可能になる。乗降客の乗降が完了すると、各扉体4は、再び、戸袋3から引き出されて、出入口6は再び閉鎖される。つまり、図1(A)に示す状態に戻る。なお、可動ホーム柵1は、図示しない制御装置で制御されて自動的に運転される。
When the
図2(A)は、は可動ホーム柵1をホーム側の高所から見る斜視図であり、図2(B)は可動ホーム柵1をホーム側から見る正面図であり、図2(C)は可動ホーム柵1を上方から見る平面図である。
2 (A) is a perspective view of the
図2(A)と図2(B)に示すように、戸袋3は、全体として直方体をなす筐体であり、そのホーム側の正面はパネル7によってカバーされている。パネル7は、平坦なガラス板である。後述するように、戸袋3の内部には扉体4を戸袋3に対して進退させる駆動機構が配置されていて、パネル7を取り外すことによって、外部から駆動機構にアクセスしてメンテナンスを行うことが可能になる。つまり、パネル7を取り外すことによって、メンテナンス開口が開放される。
As shown in FIGS. 2A and 2B, the
戸袋3の上部にはフード8が取り付けられている。フード8には、上蓋9が開閉自在に取り付けられている。戸袋3の上部のフード8で覆われた部位には、可動ホーム柵1を制御する制御装置が内蔵されている。上蓋9は制御装置の操作盤の上方を覆う蓋であって、上蓋9を開放すれば、制御装置の操作盤へのアクセスが可能になる。
A
図2(C)に示すように、戸袋3の軌道側には、SRボックス10と進入防止材11が取り付けられている。SRボックス10は戸袋3の軌道側のエリアへの乗客の進入を検出するセンサを収容する筐体である。進入防止材11は戸袋3の軌道側のエリアへの乗客の進入を妨げる平板状の部材である。
As shown in FIG. 2C, an
(駆動機構)
次に、図1に示した可動ホーム柵1において、戸袋3の内部に配置されて、扉体4を戸袋3に対して進退させる駆動機構の構成を、図3(A)と図3(B)を参照して説明する。なお、図3(A)と図3(B)は、可動ホーム柵1をホーム側から見る正面図であって、戸袋3からパネル7を取り外した状態を示している。図3(A)は扉体4が戸袋3の外に引き出された状態を、図3(B)は扉体4が戸袋3の中に引き込まれた状態を、それぞれ示している。
(Drive mechanism)
Next, in the
図3(A)と図3(B)に示すように、戸袋3の内部には、扉体4が進退する方向に延びるリニアガイド12が固定されている。リニアガイド12には、2台のリニアガイドベアリング13が摺動自在に取り付けられている。リニアガイドベアリング13は扉体4を支持している。このように、扉体4は、リニアガイド12とリニアガイドベアリング13を介して、戸袋3に進退自在に支持されていて、図3(A)に示す位置と図3(B)に示す位置の間を移動することができる。また、戸袋3は2本の支柱14L,14Rを備えていて、支柱14L,14Rの下端は、プラットホームの床面2に固定されている。
As shown in FIGS. 3A and 3B, a
戸袋3の内部には、ラック案内体15とラック収納体16が固定されている。ラック案内体15とラック収納体16の内部には、可撓性ラック17が配置されている。可撓性ラック17は、一種の歯付きベルトである。ラック案内体15は可撓性ラック17を扉体4の進退方向に進退させる案内部材であって、図3(C)に示すように、横断面形において「C」字形を成していて下端面の一部が切り開けられている。可撓性ラック17の歯17aはラック案内体15の切り開けられた部分を通って、ラック案内体15の下方に露出している。ラック収納体16は、可撓性ラック17のラック案内体15から引き出された部位を収納する部材であって、図3(D)に示すように、横断面形において「ロ」字形を成している。
A
図3(A)と図3(B)に示すように、ラック案内体15とラック収納体16は互いに連結されて、全体として「コ」字形を成している。つまり、可撓性ラック17は、ラック案内体15とラック収納体16を組み合わせて構成される「コ」字形の部材に支持されて、該部材の中で進退する。また、ラック案内体15とラック収納体16は、支柱14Lとの干渉を避けるために、支柱14Lの右側に配置されている。
As shown in FIGS. 3 (A) and 3 (B), the
可撓性ラック17の端部は、連結部材18を介して、扉体4に連結されている。また、可撓性ラック17は、図示しない電動機によって回転駆動されるピニオン19と噛み合わされている。ピニオン19を図3(A)において、矢印CCWで示す方向に、つまり反時計回りに回転させると、可撓性ラック17は、ラック案内体15から引き出されて、ラック収納体16に収納される方向に移動する。扉体4は連結部材18を介して可撓性ラック17に連結されているので、可撓性ラック17がラック収納体16に収納される方向に移動すると、扉体4は可撓性ラック17に引かれて、図3(A)において、矢印BWDで示す方向に移動する。その結果、扉体4は戸袋3の中に引き込まれる。
The end of the
一方、ピニオン19を図3(B)において、矢印CWで示す方向に、つまり時計回りに回転させると、可撓性ラック17は、ラック収納体16から引き出されて、ラック案内体15に押し入れられる。扉体4は連結部材18を介して可撓性ラック17に連結されているので、可撓性ラック17がラック案内体15に押し入れられると、扉体4は可撓性ラック17に押されて、図3(B)において、矢印FWDで示す方向に移動する。その結果、扉体4は戸袋3の外に引き出される。
On the other hand, when the
なお、前述したように、可動ホーム柵1は2枚の扉体4を備えていて、各扉体4のそれぞれに、上記のような駆動機構を備えている。つまり、図3(A)において、戸袋3の左側に引き出される扉体4は、図示しない別の駆動機構によって駆動されて、戸袋3に対して進退される。
As described above, the
(パネル支持構造)
次に、図4を参照して、戸袋3のパネル7を支持する構造について説明する。なお、図4は可動ホーム柵1を、図3(B)において矢印Cで示す方向から見る矢視図である。また、図4においては、戸袋3の扉体4が進退する側の端面を覆うパネル、つまり戸袋3を矢印Cで示す方向から見る場合に、正面に見えるパネルを取り外した状態を示している。
(Panel support structure)
Next, with reference to FIG. 4, a structure for supporting the
図4に示すように、戸袋3の上部には、パネル7を支持する支持枠20が固定されている。パネル7の上縁には金属製の保護枠21が嵌め込まれている。保護枠21は支持枠20の中に嵌め込まれている。また、支持枠20と保護枠21の間には隙間があるので、パネル7の、紙面に垂直な方向の移動は支持枠20によっては拘束されない。つまり、扉体4が進退する方向の、パネル7の移動は支持枠20によっては拘束されない。また、支持枠20と保護枠21の間には、上下方向においても隙間があるので、パネル7を上方に移動させることができる。つまり、パネル7を上方に持ち上げることができる。なお、図示していないが、戸袋3の下部にも支持枠20が固定されている。パネル7の下縁は戸袋3の下部に固定された図示しない支持枠20に当接していて、パネル7の重量は、主として、戸袋3の下部に固定された図示しない支持枠20によって支持される。
As shown in FIG. 4, a
また、図4に示すように、保護枠21は、パネル7を挟持して、パネル7に固定される固定部21aと、断面形において逆「L」字形をなす承け部21bを備えている。
Further, as shown in FIG. 4, the
(パネル持ち上げ治具)
図5を参照して、後述するパネル7の取り外し方法において使用されるパネル持ち上げ治具22の構成を説明する。なお、図5(A)はパネル持ち上げ治具22の斜視図であり、図5(B)はパネル持ち上げ治具22を図5(A)において矢印Eで示す方向から見る矢視図である。
(Panel lifting jig)
The configuration of the
図5(A)と図5(B)に示すように、パネル持ち上げ治具22は、扉体4の上端が嵌め込まれる基部22aと、扉体4を支持する支持部22bを備えていて、側面形において「h」字形をなしている。また、パネル持ち上げ治具22の基部22aには、複数個の持ち上げねじ22cが螺合されている。持ち上げねじ22cを回転させると、持ち上げねじ22cは基部22aに対して進退する。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
(パネルの取り外し方法)
次に、図6と図7を参照して、パネル持ち上げ治具22を用いてパネル7を戸袋3から取り外す手順を、時系列に従って説明する。パネル7を扉体4から取り外す際には、まず、図6(A)に示すように、扉体4を戸袋3の外に引き出す。次に図6(B)に示すように、扉体4の上辺にパネル持ち上げ治具22を取り付ける。その後、図6(C)に示すように、パネル持ち上げ治具22が取り付けられた扉体4を戸袋3の中に引き込む。図7(A)に示すように、戸袋3の内部には、パネル持ち上げ治具22が取り付けられた扉体4を収容する余積が形成されていて、パネル持ち上げ治具22が取り付けられた扉体4が戸袋3の中に引き込まれると、パネル持ち上げ治具22の支持部22bは、パネル7と保護枠21の間の隙間に差し込まれる。
(How to remove the panel)
Next, with reference to FIGS. 6 and 7, a procedure for removing the
戸袋3の上面の、パネル持ち上げ治具22の持ち上げねじ22cの直上に位置する部位には、開口3aが形成されていて、図7(B)に示すように、開口3aから工具23を戸袋3の中に差し込んで、持ち上げねじ22cと係合させることができる。工具23を回転させて持ち上げねじ22cを回転させると、持ち上げねじ22cを基部22aに対して進退させることができる。持ち上げねじ22cを基部22aの下方に移動させて、持ち上げねじ22cの先端を扉体4の上端面4aに当接させて、更に持ち上げねじ22cを基部22aの下方に移動させると、パネル持ち上げ治具22は持ち上げねじ22cによって押し上げられて、扉体4に対して上昇する。なお、パネル持ち上げ治具22の支持部22bの高さh(図5(B)参照)は、保護枠21の承け部21bの深さd(図4参照)よりも大きくされている。そのため、パネル持ち上げ治具22が更に上昇すると、パネル持ち上げ治具22の支持部22bの上端が保護枠21の承け部21bの上端の下面に当接する。前述したように、パネル7の保護枠21と戸袋3の支持枠20との間には上下方向に隙間があるので、工具23を更に回転させて、パネル持ち上げ治具22を更に上昇させると、保護枠21とパネル7は、パネル持ち上げ治具22によって、上方に持ち上げられる。このように、パネル持ち上げ治具22の支持部22bは保護枠21の承け部21bに当接して、パネル7を支持して、パネル7を上方に持ち上げることができる。保護枠21の承け部21bは、パネル7の治具承け部材として機能する。また、持ち上げねじ22cは、パネル持ち上げ治具22の支持部22bを扉体4に対して昇降させる昇降手段として機能する。
An
なお、パネル持ち上げ治具22の支持部22bの高さと、持ち上げねじ22cの昇降ストロークは、図7(A)に示す状態においては、パネル持ち上げ治具22の支持部22bが保護枠21の承け部21bから離隔した位置にあり、図7(B)に示す状態においては、支持部22bが承け部21bに当接して、パネル持ち上げ治具22がパネルを持ち上げることができるように設計される。
In the state shown in FIG. 7A, the height of the
このように、パネル7は、パネル持ち上げ治具22によって上方に持ち上げられて、扉体4に支持される。そして、この状態のまま、扉体4を戸袋3の外に引き出すと、図7(C)に示すように、パネル7は扉体4と共に、戸袋3の外側に移動する。その結果、戸袋3の正面が開放されて、戸袋3の内部に配置された駆動機構へのアクセスが可能になる。パネル7は、以上のプロセスを経て、戸袋3から取り外される。なお、パネル7を戸袋3に取り付ける際には、以上のプロセスの逆を辿って行う。
In this way, the
(パネル持ち上げ治具の変形例)
パネル持ち上げ治具22は、図8(A)に示すように、構成されていても良い。すなわち、パネル持ち上げ治具22の支持部22bに複数個のローラ22dを回転自在に取り付けて、扉体4がローラ22dで支持されるようにしても良い。このように、パネル持ち上げ治具22にローラ22dを備えれば、ローラ22dを扉体4に当接させた状態で、ローラ22dが転動するので、パネル持ち上げ治具22に支持された扉体4を、パネル持ち上げ治具22上で容易にスライドさせることができる。そのため、図8(B)に示すように、扉体4と共に、戸袋3の外側に引き出されたパネル7を、更に戸袋3の外側に移動させて、戸袋3の正面を、更に広く開放することができる。また、図8(B)に示すように、パネル持ち上げ治具22は、扉体4に取り付けた場合に、扉体4の外側(図に置いて右方)にオーバーハングをするような寸法を有していても良い。このようにすれば、扉体4を、パネル持ち上げ治具22上でスライドさせた場合に、扉体4は、その全幅において、パネル持ち上げ治具22に保持される。そのため、扉体4はパネル持ち上げ治具22で、安定して保持される。
(Modification example of panel lifting jig)
The
(パネル持ち上げ治具の別の変形例)
パネル持ち上げ治具22は、基部22aが扉体4の上辺に固定されるものには限定されない。また、パネル持ち上げ治具22の全体が扉体4に対して昇降するものには限定されない。図9(A)、(B)に示すように、パネル持ち上げ治具22の基部22aを、固定ねじ22eで扉体4の側面に固定するようにしても良い。また、パネル持ち上げ治具22の全体が扉体4に対して昇降するものには限定されない。図9(A)、(B)に示すように、基部22aと螺合する部位に左ねじ22lが形成され、支持部22bと螺合する部位に右ねじ22rが形成された昇降ねじ22fで、基部22aと支持部22bを連結するようにしても良い。このように構成すれば、昇降ねじ22fを回転させることによって、基部22aと支持部22bの間の高さ方向の距離を変更することができる。そのため、図9(A)に示す位置と、図9(B)に示す位置の間で、支持部22bを扉体4に対して昇降させることができる。
(Another modification of the panel lifting jig)
The
(保護枠の変形例)
保護枠21は、図10(A)に示すように、構成されていても良い。すなわち、保護枠21は、承け部21bを備える代わりに、固定部21aの側面に複数個のピン21cを備えても良い。ピン21cは、図10(B)に示すように、ピン本体21dとフランジ21eを備えている。ピン本体21dはパネル持ち上げ治具22の支持部22bが当接する部位であり、フランジ21eは支持部22bの外れ止めとして機能する部位である。
(Modified example of protective frame)
The
(駆動機構の配置の変形例)
扉体4を戸袋3に対して進退させる駆動機構は、図11に示すように配置されても良い。すなわち、支柱14Lに、支柱14Lを貫通する開口14oを形成して、ラック収納体16の一部が、開口14oを通って、支柱14Lの左側に露出するように配置しても良い。このようにすれば、駆動機構の動作ストロークを拡大することができる。言い替えれば、扉体4の幅を拡大することができる。
(Modified example of drive mechanism arrangement)
The drive mechanism for moving the
(可動ホーム柵の細部の構成)
(連結部材)
最後に、可動ホーム柵1の細部の構成を説明する。まず、連結部材18の具体的な構成を説明する。図12(A)に示すように、連結部材18は、扉体4に固定される本体部材18aと、ラック案内体15に摺動自在に支持される摺動部材18bと、摺動部材18bを本体部材18aに固定する固定ねじ18cを備えている。また、本体部材18aには、可撓性ラック17の歯17aと係合する3個の係合孔18dが形成されている。可撓性ラック17は、歯17aを係合孔18dに係合させることによって、本体部材18aに連結される。
(Detailed composition of movable home fence)
(Connecting member)
Finally, the detailed configuration of the
図12(B)は、連結部材18と可撓性ラック17を結合して扉体4に固定した状態を示す正面図である。図12(B)に示すように、可撓性ラック17と摺動部材18bは、共に、ラック案内体15に摺動自在に支持されて、矢印±Xで示す方向に自在に摺動する。そして、本体部材18aは固定ねじ18cによって摺動部材18bに固定されているので、扉体4が戸袋3(図12(B)において図示せず)に対して進退する過程において、本体部材18aが可撓性ラック17に対して変位することがない。つまり、本体部材18aが可撓性ラック17に対して上下に移動したり、傾いたりすることがない。そのため、可撓性ラック17の歯17aが本体部材18aの係合孔18dから外れることがない。つまり、扉体4が戸袋3に対して進退する過程において、可撓性ラック17が連結部材18から外れることがない。
FIG. 12B is a front view showing a state in which the connecting
また、連結部材18は、可撓性ラック17の歯17aを係合孔18dに係合させるので、可撓性ラック17の本体部材18aと連結される部位に、加工を施す必要がない。つまり、可撓性ラック17に孔を開けたり、一部を切り欠いたりする必要がない。そのため、孔や切欠きの特定の部位に応力が集中して、可撓性ラック17に損傷が生じることがない。
Further, since the connecting
(フード)
図13は、可動ホーム柵1を、図2(B)においてAA’線で示す平面で切断して示す横断面図である。図13に示すように、フード8の先端の、フード8を閉じた場合にパネル7の上部を覆う部位には、クッション部材8aが取り付けられている。フード8を閉じた場合に、クッション部材8aはパネル7の上部に当接して、パネル7を押圧する。その結果、パネル7は戸袋3のフレーム3bに押し付けられるので、戸袋3の支持枠20とパネル7の保護枠21との間の隙間に起因するガタツキが生じない。
(Food)
FIG. 13 is a cross-sectional view showing the
フード8は、図14(A)に示すように、ヒンジ24を介して、戸袋3に取り付けられている。図14(B)に示すように、ヒンジ24の代わりに、トルクヒンジ24’を介して、フード8を戸袋3に取り付けても良い。トルクヒンジ24’は、ばね要素を備えるヒンジであって、フード8を持ち上げる方向にトルクを発生させることができる。そのため、小さな力でフード8を開放することができる。また、トルクヒンジ24’が発生させるトルクは、フード8の落下を妨げる方向に働く。そのため、トルクヒンジ24’の不用意な落下を抑制するブレーキとして機能する。
As shown in FIG. 14A, the
(上蓋)
図15は、可動ホーム柵1を、図2(B)においてBB’線で示す平面で切断して示す横断面図である。図15に示すように、上蓋9はヒンジ25を介してフード8に取り付けられている。また、フード8の内部の上蓋9によって塞がれる部位には、操作盤26が配置されていて、上蓋9を開放すると、外部から操作盤26にアクセスすることが可能になる。また、戸袋3の上部には、フード8に固定された掛け金8bと係合するラッチ27と、ラッチ27を掛け金8bに対して進退させる開錠レバー28が配置されている。開錠レバー28は、フード8の内部の上蓋9によって塞がれる部位に配置されている。そのため、上蓋9を開放すると、外部から開錠レバー28にアクセスすることが可能になる。開錠レバー28を操作して、ラッチ27と掛け金8bの係合を解除すれば、フード8を開放することができる。
(Top lid)
FIG. 15 is a cross-sectional view showing the
以上説明したように、上記実施の形態に係る可動ホーム柵1は、戸袋3の正面を覆うパネル7を備えていて、パネル持ち上げ治具22を使って、パネル7を戸袋3から取り外すことができる。すなわち、扉体4の上辺にパネル持ち上げ治具22を取り付けて、パネル持ち上げ治具22が取り付けられた扉体4を戸袋3の内部に引き込んで、パネル持ち上げ治具22でパネル7を持ち上げて支持して、その後で、パネル7とパネル持ち上げ治具22を、扉体4とともに戸袋3の外側に引き出すことができる。そのため、パネル7を戸袋3から取り外す作業における作業者の肉体的な負担を軽減することができる。また、戸袋3の正面を広範囲に渉って開放することができる。つまり、メンテナンス開口を広く開放することができる。その結果、可動ホーム柵1のメンテナンスが容易になる。
As described above, the
なお、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態と変形例によっては限定されない。本発明は特許請求の範囲に記載された技術的思想の限りにおいて、自由に応用、変形あるいは改良して、実施することができる。 The technical scope of the present invention is not limited to the above embodiments and modifications. The present invention can be freely applied, modified or improved as long as the technical idea described in the claims is concerned.
上記実施の形態と変形例に示したパネル持ち上げ治具22は、本発明に係るパネル持ち上げ治具の具体的な構成の例示であって、本発明の技術的範囲は、パネル持ち上げ治具22によっては限定されない。パネル持ち上げ治具の形状、寸法、構造、構成は任意に選択できる。また、上記実施の形態と変形例においては、パネル持ち上げ治具が備える昇降手段の具体例として、持ち上げねじ22cと昇降ねじ22fを例示したが、パネル持ち上げ治具は、その他の昇降手段を備えるものであっても良い。例えば、パネル持ち上げ治具22に扉体4の上端面4aに当接してパネル持ち上げ治具22を持ち上げる梃子を備えて、開口3aから挿入された工具で該梃子を操作して、パネル持ち上げ治具22の扉体4から持ち上げるようにしても良い。また、扉体においてパネル持ち上げ治具を固定する位置は上辺と側面には限定されない。パネル持ち上げ治具を固定する位置は任意に選択することができる。パネル持ち上げ治具を固定する手段も任意に選択することができる。
The
要するに、パネル持ち上げ治具22は、扉体4に取り付けられて、扉体4に支持される基部22aと、パネル7に当接して、パネル7を支持する支持部22bと、支持部22bを扉体4に対して昇降させる、何らかの昇降手段を備えていれば良い。パネル持ち上げ治具22の形状、構造、構成は任意に選択することができる。
In short, the
上記実施の形態と変形例においては、扉体4の戸先側の端部から戸尻側の端部に至る長さを有するパネル持ち上げ治具22を例示したが、パネル持ち上げ治具22は、このようなものには限定されない。パネル持ち上げ治具22は、扉体4の戸先側の端部から戸尻側の端部に至る長さを有していなくても良い 。また、パネル持ち上げ治具22は、扉体4の長さ方向において複数体に分割されても良い。あるいは、分割された複数体のパネル持ち上げ治具22を、互いに間隔を空けて配列して、扉体4上に取り付けるようにしても良い。このような構成を選択すると、パネル持ち上げ治具22の取り付け位置の選択の自由度が増す。そのため、持ち上げねじ22cや昇降ねじ22f、つまり昇降手段の配置の選択の自由度が増すので、制御部や電源部を構成する機器類との干渉を避けて、昇降手段を配置することが容易になる。可動ホーム柵1の外部から昇降手段にアクセスする経路、つまり工具23を通す経路を、前述した機器類と干渉しない位置に設けることが容易になる。
In the above-described embodiment and modification, the
また、パネル持ち上げ治具22は、扉体4の戸先側の部位と戸尻側の部位だけでパネル7を支持するものであっても良い。つまり、戸先と戸尻の間の中間部にパネル持ち上げ治具22が配置されていなくても良い。あるいは、パネル持ち上げ治具22は、戸先と戸尻の間の中間部だけでパネル7を支持するものであっても良い。つまり、扉体4の戸先側の部位と戸尻側の部位にパネル持ち上げ治具22が配置されていなくても良い。また、パネル持ち上げ治具22は、扉体4の戸先側の部位だけでパネル7を支持するものであっても良い。このような構成を選択しても、パネル7は支持枠20で支持されているので、パネル7を戸袋3に対して進退させる過程で、パネル7が戸袋3から外れることはない。そのため、戸袋3のホーム側の正面のほぼ全部を開放することができる。
Further, the
また、上記実施の形態においては、パネル7に取り付けられた保護枠21の承け部21bが治具承け部材として機能する例を示した。しかしながら、本件発明にかかる可動ホーム柵は、保護枠21を備えるものには限定されないし、保護枠21の一部が治具承け部材として機能するものには限定されない。パネル7自体に治具承け部材として機能する形状を備えるようにしても良い。保護枠21以外のパネル7の付属品の一部が治具承け部材として機能するようにしても良い。あるいは、治具承け部材としてのみ機能する専用部品をパネル7に取り付けるようにしても良い。
Further, in the above embodiment, an example is shown in which the receiving
本発明が適用される可動ホーム柵は、上記実施の形態に示した可動ホーム柵1には限定されない。戸袋は、支柱14L,14Rを備えるものには限定されない。戸袋の外郭を構成する筐体が床面2に直接固定されても良い。扉体の形状、寸法、構造、構成は任意に選択できる。また、本発明が適用される可動ホーム柵は、駆動機構に可撓性ラック17を利用するものには限定されない。本発明が適用される可動ホーム柵は、送りねじ、プッシュプルチェーン、油気圧機器、ラック・ピニオン機構を利用するものであっても良い。あるいは、リニアモータで扉体4を直接駆動するものであっても良い。
The movable home fence to which the present invention is applied is not limited to the
上記実施の形態に示した連結部材18の具体的な構成は例示である。本発明が適用される可動ホーム柵は、連結部材18を備えるものには限定されない。
The specific configuration of the connecting
上記実施の形態において、フード8、上蓋9、SRボックス10、進入防止材11は任意的構成要素である。つまり、本発明が適用される可動ホーム柵は、これらを備えないものであっても良い。
In the above embodiment, the
可動ホーム柵1とパネル持ち上げ治具22を構成する素材は限定されない。特に、パネル7、支持枠20、保護枠21、を構成する素材は限定されない。各種の素材を任意に選択して構成することができる。
The materials constituting the
本発明は、可動ホーム柵に好適に利用することができる。 The present invention can be suitably used for a movable platform fence.
1 可動ホーム柵、2 床面、3 戸袋、3a 開口、3b フレーム、4 扉体、4a 上端面、5 列車、6 出入口、7 パネル、8 フード、8a クッション部材、8b 掛け金、9 上蓋、10 SRボックス、11 進入防止材、12 リニアガイド、13 リニアガイドベアリング、14L,14R 支柱、14o 開口、15 ラック案内体、16 ラック収納体、17 可撓性ラック、17a 歯、18 連結部材、18a 本体部材、18b 摺動部材、18c 固定ねじ、18d 係合孔、19 ピニオン、20 支持枠、21 保護枠、21a 固定部、21b 承け部、21c ピン、21d ピン本体、21e フランジ、22 パネル持ち上げ治具、22a 基部、22b 支持部、22c 持ち上げねじ、22d ローラ、22e 固定ねじ、22f 昇降ねじ、22l 左ねじ、22r 右ねじ、23 工具、 24 ヒンジ、24’トルクヒンジ、25 ヒンジ、26 操作盤、27 ラッチ、28 開錠レバー
1 Movable platform fence, 2 floor, 3 door pocket, 3a opening, 3b frame, 4 door body, 4a top surface, 5 train, 6 doorway, 7 panel, 8 hood, 8a cushion member, 8b latch, 9 top lid, 10 SR Box, 11 entry prevention material, 12 linear guide, 13 linear guide bearing, 14L, 14R strut, 14o opening, 15 rack guide, 16 rack housing, 17 flexible rack, 17a teeth, 18 connecting member, 18a main body member , 18b sliding member, 18c fixing screw, 18d engaging hole, 19 pinion, 20 support frame, 21 protection frame, 21a fixing part, 21b receiving part, 21c pin, 21d pin body, 21e flange, 22 panel lifting jig, 22a base, 22b support, 22c lifting screw, 22d roller, 22e fixing screw, 22f lifting screw, 22l left screw, 22r right screw, 23 tool, 24 hinge, 24'torque hinge, 25 hinge, 26 operation panel, 27 latch , 28 Unlocking lever
Claims (5)
前記扉体を前記戸袋の外部に引き出す工程と、
前記扉体にパネル持ち上げ治具を取り付ける工程と、
前記パネル持ち上げ治具が取り付けられた前記扉体を前記戸袋の内部に引き込む工程と、
前記パネル持ち上げ治具の支持部を前記扉体に対して上昇させて、前記パネルを持ち上げる工程と、
前記パネルと前記パネル持ち上げ治具を前記扉体とともに、前記戸袋の外部に引き出す工程とを備える、
パネル取り外し方法。 The door pocket of a movable home fence including a door pocket having a panel covering the front surface and a door body that is freely supported by the door pocket and is pulled out of the door pocket when the door is closed and pulled into the inside of the door pocket when the door is opened. It is a method of removing the panel from
The process of pulling out the door body to the outside of the door pocket and
The process of attaching the panel lifting jig to the door body and
The step of pulling the door body to which the panel lifting jig is attached into the door pocket, and
A step of raising the support portion of the panel lifting jig with respect to the door body to lift the panel,
A step of pulling out the panel and the panel lifting jig together with the door body to the outside of the door pocket is provided.
How to remove the panel.
前記扉体に取り付けられる基部と、
前記パネルを支持する支持部と、
前記支持部を前記扉体に対して昇降させる昇降手段と、を備える、
パネル持ち上げ治具。 A panel lifting jig used in the panel removing method according to claim 1.
The base attached to the door body and
A support portion that supports the panel and
A means for raising and lowering the support portion with respect to the door body.
Panel lifting jig.
請求項2に記載のパネル持ち上げ治具。 The elevating means is a screw that is screwed into the base portion and advances and retreats with respect to the base portion.
The panel lifting jig according to claim 2.
請求項2又は請求項3に記載のパネル持ち上げ治具。 The support portion is provided with a roller that abuts on the panel and rolls.
The panel lifting jig according to claim 2 or 3.
前記パネルに、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のパネル持ち上げ治具の前記支持部と当接する治具承け部材を備える、
可動ホーム柵。
A movable home fence having a door pocket having a panel covering the front surface and a door body that is supported by the door pocket and is pulled out to the outside of the door pocket when the door is closed and pulled into the inside of the door pocket when the door is opened. ,
The panel is provided with a jig receiving member that comes into contact with the support portion of the panel lifting jig according to any one of claims 2 to 4.
Movable home fence.
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