JP6917699B2 - Gate device - Google Patents
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Description
本発明は、ゲート装置に関する。 The present invention relates to a gate device.
ゲート装置は、通路を開放・閉鎖する装置である。ゲート装置は、多くの場合、公共の通路に設置され、当該通路を必要に応じて開閉して、公衆の交通を統制するために使用される。ゲート装置の代表例として、ホーム柵あるいはホームドアと呼ばれる装置が知られている。一般的なホーム柵は、プラットホームに直接固定される戸袋と、戸袋にスライド自在に取り付けられた扉体とから構成されている。 A gate device is a device that opens and closes a passage. Gate devices are often installed in public passageways and are used to control public traffic by opening and closing the passageways as needed. As a typical example of a gate device, a device called a platform fence or a platform door is known. A general platform fence is composed of a door pocket that is directly fixed to the platform and a door body that is slidably attached to the door pocket.
このようなタイプのホーム柵は、据えつけ工事の際に戸袋を正確に位置決めすることが難しいという問題がある。そこで、特許文献1には、戸袋をプラットホームに直接固定しないタイプの可動ホーム柵が提案されている。
This type of home fence has a problem that it is difficult to accurately position the door pocket during installation work. Therefore,
特許文献1に記載の可動ホーム柵は、2本の縦パイプと2本の横パイプからなる支持構造を備えている。2本の縦パイプは、プラットホームに、横方向に間隔を空けて配置されて固定され、2本の横パイプは、縦方向に間隔を空けて配置されて、それぞれの両端が2本の縦パイプに固定されている。つまり、可動ホーム柵の支持構造は、2本の横パイプを2本の縦パイプで両持ち支持して構成されている。可動ホーム柵の扉は、横パイプにスライド自在に支持されて、水平方向に進退する(第0012〜0014段落、図1他)。扉を駆動する電動機は、横パイプの縦パイプと交差する部位の内部(図3)、縦パイプの内部(図9他)、2本の縦パイプの間(図23他)等に配置されている。
The movable platform fence described in
また、特許文献2には、ホーム柵にディスプレイパネルを備えて、プラットホーム上に滞在する乗降客に各種の情報を提示することが記載されている。
Further,
特許文献1に記載の可動ホーム柵では、一般のホーム柵に見られるように、2本の縦パイプの間に電動機が配置されている。また、2本の縦パイプの間の部位のホーム側の側面は、ガラス、プラスチック、金属等で作られたパネルで覆われている。そのため、ホーム側から電動機のメンテナンスを行おうとすると、2本の縦パイプの間を覆うパネルを取り外さなければならないので、電動機の整備に手間が掛かるという問題がある。
In the movable home fence described in
また、特許文献1に記載の可動ホーム柵において、2本の縦パイプの間に電動機が配置されている場合に、特許文献2に記載のホーム柵に倣って、戸袋にディスプレイパネルを取り付けると、外部から電動機にアクセスできなくなる。この場合に、電動機にアクセスしようとすれば、ディスプレイパネルを戸袋から取り外さなければならない。つまり、電動機を整備する度に、ディスプレイパネルを着脱しなければならない。ディスプレイパネルは寸法と重量が大きく、その上、電源や信号線などのケーブルが接続されているので、その着脱作業は容易ではない。そのため、特許文献1に記載の可動ホーム柵にディスプレイパネルを配置すると、電動機やベルト、チェーン、プーリーなどの駆動部の整備に掛かる手間とコストが嵩むという問題が生じる。電動機以外のアクチュエータを用いる場合にも同様の問題が発生する。
Further, in the movable home fence described in
本発明は、このような背景に基づいてなされたものであり、可動ゲートを駆動するアクチュエータを、外部からのアクセスが容易な場所に設置できるゲート装置を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made based on such a background, and an object of the present invention is to provide a gate device capable of installing an actuator for driving a movable gate in a place easily accessible from the outside.
上記目的を達成するために、本発明に係るゲート装置は、設置場所に固定される脚部材と、脚部材に固定されて水平方向に延びる水平部材とからなる固定部と、水平部材にスライド自在に支持されて、水平部材に対して進退して、通路を開閉する可動ゲートとを備える。水平部材の可動ゲートが進退する方向の端面に開閉可能な蓋つきの開口が設けられ、脚部材の、可動ゲートが進退する方向における前後、いずれかの側に、水平部材が脚部材の端部を超えて、固定部の端部に向けて突出するオーバーハング部が形成され、可動ゲートを水平部材に対して進退させるアクチュエータが、オーバーハング部に配置されている。 In order to achieve the above object, the gate device according to the present invention has a fixed portion composed of a leg member fixed to the installation location, a horizontal member fixed to the leg member and extending in the horizontal direction, and a slidable horizontal member. It is provided with a movable gate that moves back and forth with respect to the horizontal member to open and close the passage. An opening with a lid that can be opened and closed is provided on the end face in the direction in which the movable gate of the horizontal member advances and retreats , and the horizontal member holds the end of the leg member on either side of the leg member in the front-rear direction in the direction in which the movable gate advances or retreats. An overhang portion is formed so as to project toward the end portion of the fixed portion, and an actuator for advancing and retreating the movable gate with respect to the horizontal member is arranged in the overhang portion.
本発明によれば、可動ゲートを支持する水平部材が脚部材に固定され、水平部材が脚部材の端部を超えて、固定部の端部に向けて突出するオーバーハング部が形成される。そして、このオーバーハング部に可動ゲートを駆動するアクチュエータが配置されるので、アクチュエータへのアクセスが容易になる。また、水平部材の可動ゲートが進退する方向の端面に開閉可能な蓋つきの開口が設けられるので、開口からアクチュエータにアクセスすることができる。その結果、ゲート装置の整備が容易になる。 According to the present invention, the horizontal member that supports the movable gate is fixed to the leg member, and an overhang portion is formed in which the horizontal member extends beyond the end portion of the leg member and projects toward the end portion of the fixed portion. Then, since the actuator that drives the movable gate is arranged in this overhang portion, access to the actuator becomes easy. Further, since an opening with a lid that can be opened and closed is provided on the end face in the direction in which the movable gate of the horizontal member advances and retreats, the actuator can be accessed from the opening. As a result, the maintenance of the gate device becomes easy.
以下、本発明に係るゲート装置の実施形態を、図1〜図8を参照して詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。 Hereinafter, embodiments of the gate device according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 to 8. In each drawing, the same or equivalent parts are designated by the same reference numerals.
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1及び第2の実施形態に係るゲート装置1の構成を説明する説明図である。図1(A)は、ゲート装置1の平面図であり、図1(B)はゲート装置1の正面図である。図1(C)はゲート装置1を図1(B)においてC−C’線で示した平面で切断した断面図である。なお、図1(A)〜(C)の各図においては、ゲート装置1を駆動する具体的な機構についての記載は省略している。かかる機構の詳細については、後述する。
(First Embodiment)
FIG. 1 is an explanatory diagram illustrating a configuration of a
なお、以下においては、図1(A)〜(C)に示すようなXYZ直交座標系、つまり、水平面内にあってゲート装置1の後述する可動ゲートが進退する方向にX軸、鉛直方向にY軸、X軸とY軸に直交する方向にZ軸を、それぞれ設定したXYZ直交座標系を適宜使用して、ゲート装置1の構成と作用を説明する。また、X軸方向を「左右方向」、Y軸方向を「上下方向」と呼ぶことがある。「左方向」とは−X軸方向、「右方向」とは+X軸方向、「上方向」とは+Y軸方向、「下方向」とは−Y軸方向を、それぞれ指す。また、ゲート装置1の図1(B)に描かれた側を、ゲート装置1の「正面」とし、その裏側をゲート装置1の「背面」としている。したがって、Z軸は水平面内にあって、ゲート装置1の背面から正面に向かう方向に設定されている。そのため、Z軸方向を「前後方向」と呼ぶことがある。
In the following, the XYZ Cartesian coordinate system as shown in FIGS. 1A to 1C, that is, the X-axis and the vertical direction in the direction in which the movable gate described later of the
図1(A),(B)に示すように、ゲート装置1は、ゲート装置1が設置される場所の床面2に固定される2本の支柱3,3’を備える。支柱3と支柱3’はX軸方向に間隔を空けて、互いに平行に配置されて、ゲート装置1の脚部材4を構成している。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
図1(A)〜(C)に示すように、ゲート装置1は、X軸方向に延びる水平部材5f,5f’の組と水平部材5b,5b’の組を、備えている。水平部材5fと水平部材5f’、水平部材5bと水平部材5b’は、それぞれ上下方向に間隔を空けて、互いに平行に配置されて、脚部材4に固定されている。水平部材5fと水平部材5f’の組は、脚部材4の前側つまり+Z側に配置されている。水平部材5bと水平部材5b’の組は、脚部材4の後側つまり−Z側に配置されている。このように、水平部材5f,5f’の組と水平部材5b,5b’の組は、脚部材4の前後に配置されている。
As shown in FIGS. 1A to 1C, the
脚部材4は床面2に固定されていて、水平部材5f,5b,5f’,5b’は脚部材4に固定されている。そのため、脚部材4と水平部材5f,5b,5f’,5b’は床面2に対して動くことがない。そこで、脚部材4と水平部材5f,5b,5f’,5b’を包括して固定部6と呼ぶ。
The
図1(B)に示すように、水平部材5fと水平部材5f’はその左端を脚部材4の左端に揃えて取り付けられている。水平部材5fと水平部材5f’の右端は脚部材4の右端を超えて、固定部6の右側の端部に向けて突出している。同様に、水平部材5bと水平部材5b’も、固定部6の右側において、脚部材4の右側の端部を超えて、固定部6の右側の端部に向かって突出している。以下において、水平部材5f,5b,5f’,5b’が脚部材4の左右いずれかの端部を超えて突出している部位を「オーバーハング部」と呼ぶ。図1(B)に示すように、第1の実施形態においては、脚部材4の右側にオーバーハング部Hが形成されている。
As shown in FIG. 1 (B), the
なお、図1(B)において、L5は水平部材5f,5b,5f’,5b’の長さを、L4は脚部材4の長さを、L6は固定部6の長さを、それぞれ示している。長さL4,L5,L6は、いずれも、X軸方向の長さである。また、前述したように、X軸方向は可動ゲート7,7’が進退する方向である。したがって、脚部材4の長さL4は可動ゲート7,7’が進退する方向における脚部材4の長さであり、固定部6の長さL6は可動ゲート7,7’が進退する方向における固定部6の長さである。
In FIG. 1B, L 5 is the length of the
図1(C)に示すように、本実施形態において、水平部材5f、5bは下辺が開放された溝形の断面形を備えている。水平部材5f’,5b’は上辺が開放された溝形の断面形を備えている。水平部材5f、5bは水平部材5f’,5b’の上方に配置されている。また、水平部材5f,5b,5f’,5b’は、その全長に渉って、図1(C)に示すような溝形の断面形を備えている。したがって、水平部材5f,5b,5f’,5b’の両端面、つまり図1(B)における水平部材5f,5b,5f’,5b’の可動ゲート7,7’が突出する側の端面は、開放されている。
As shown in FIG. 1C, in the present embodiment, the
図1(A)〜(C)に示すように、本実施形態において、ゲート装置1は、可動ゲート7,7’を備えている。可動ゲート7,7’は金属の管材を曲げ加工して、全体としてU字形を成すように構成されている。図1(C)に示すように、可動ゲート7,7’にはリニアガイドベアリング8が固定され、水平部材5f,5b,5f’,5b’にはリニアガイドレール9が固定されている。リニアガイドレール9はX軸方向に延びる案内レールであり、リニアガイドベアリング8は、リニアガイドレール9に保持されてX軸方向に自在にスライドする機械部品である。可動ゲート7と可動ゲート7’はリニアガイドベアリング8とリニアガイドレール9を介して、水平部材5b,5b’の組と水平部材5f,5f’の組にそれぞれ保持されて、X軸方向に自在にスライドすることができる。可動ゲート7は、脚部材4の後側に配置された水平部材5bと水平部材5b’の組に支持されていて、水平部材5bと水平部材5b’の組の左側に引き出される。可動ゲート7’は、脚部材4の前側に配置された水平部材5fと水平部材5f’の組に支持されていて、水平部材5fと水平部材5f’の組の右側に引き出される。なお、図1(A),(B)では、可動ゲート7,7’が水平部材5f,5b,5f’,5b’の中に引き込まれた状態、つまり、ゲート装置1が図示しない通路を開放した状態を実線で示している。水平部材5f,5b,5f’,5b’の外に引き出された状態、つまり、ゲート装置1が通路を閉鎖した状態を一点鎖線で示している。
As shown in FIGS. 1A to 1C, in the present embodiment, the
図1(A),(B)に示すように、ゲート装置1は、電動機10,10’を備えている。可動ゲート7,7’は電動機10,10’によって駆動され、水平部材5f,5b,5f’,5b’に対して進退される。つまり、電動機10,10’は可動ゲート7,7’を水平部材5f,5b,5f’,5b’に対して進退させるアクチュエータとして機能する。また、電動機10,10’はいずれも、オーバーハング部Hに配置されている。電動機10は可動ゲート7を支持する水平部材5b’に、電動機10’は可動ゲート7’を支持する水平部材5fに、それぞれ取り付けられている。また、電動機10’は電動機10の上方に配置されている。つまり、電動機10と電動機10’は、いずれも脚部材4の右側に形成されたオーバーハング部Hにあって、上下方向(Y軸方向)に間隔を空けて配置されている。そのため、電動機10と電動機10’を同じ高さに置いて、前後方向に配列する場合に比べて、ゲート装置1の前後方向の寸法を小さくすることができる。このため、上層階又は下層階に移動するための階段を備えるプラットホームの階段の横にゲート装置1を設置する場合に、階段とゲート装置1の間の通路として使用される部分において必要な通路幅を確保しやすくなる。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
次に図2を参照して、可動ゲート7,7’を水平部材5f,5b,5f’,5b’に対して進退させる駆動機構について説明する。なお、図2(A)はゲート装置1を図1(A)においてA−A’線で示した平面で切断した断面図であり、図2(B)はゲート装置1を図1(A)においてB−B’線で示した平面で切断した断面図である。
Next, with reference to FIG. 2, a drive mechanism for advancing and retreating the
図2(A)に示すように、可動ゲート7を支持する水平部材5b’のオーバーハング部Hに、電動機10によって回転駆動される駆動プーリ11が取り付けられている。また、水平部材5b’の駆動プーリ11からX軸方向に離隔した位置に、従動プーリ12が取り付けられている。従動プーリ12は水平部材5b’に対して自由に回転する。駆動プーリ11と従動プーリ12の間にはタイミングベルト13が巻回されている。駆動プーリ11が回転すると、タイミングベルト13は駆動プーリ11と従動プーリ12の間で進退する。タイミングベルト13はベルトクランプ14を介して可動ゲート7に連結されている。このため、タイミングベルト13が、駆動プーリ11と従動プーリ12の間で進退すると、可動ゲート7はX軸方向に移動する。そのため、電動機10で駆動プーリ11を反時計回り(矢印CCWで示す方向)に回転させると、可動ゲート7は−X軸方向に移動して水平部材5b,5b’の外に引き出される。その後、駆動プーリ11を逆方向、つまり時計回りに回転させると、可動ゲート7は水平部材5b,5b’の中に引き戻される。
As shown in FIG. 2A, a
図2(B)に示すように、可動ゲート7’を支持する水平部材5fには、電動機10’によって回転駆動される駆動プーリ11’が取り付けられている。水平部材5fには、駆動プーリ11からX軸方向に離隔した位置に従動プーリ12’が取り付けられている。従動プーリ12’は水平部材5fに対して自由に回転する。駆動プーリ11’と従動プーリ12’の間にはタイミングベルト13’が巻回されている。タイミングベルト13’はベルトクランプ14’を介して可動ゲート7’に連結されている。このように構成されているので、可動ゲート7’は、電動機10’によって駆動されて、X軸方向に移動する。電動機10’で駆動プーリ11’を時計回り(矢印CWで示す方向)に回転させると、可動ゲート7’は+X軸方向に移動して、水平部材5f,5f’の外に引き出される。その後、駆動プーリ11’を逆方向、つまり反時計回りに回転させると、可動ゲート7’は水平部材5f,5f’の中に引き戻される。
As shown in FIG. 2B, a drive pulley 11'rotated by an electric motor 10'is attached to the
図2(A),(B)に示すような、ベルト・プーリ機構においては、電動機10,10’と駆動プーリ11,11’とベルトクランプ14,14’について、特にメンテナンスが必要となる。そこで、本実施形態では、これらをオーバーハング部Hに配置することで、メンテナンスを容易にしている。なお、図2(B)において、ベルトクランプ14’はオーバーハング部H内にないが、可動ゲート7’を、図において右側に移動させれば、ベルトクランプ14’はオーバーハング部H内に移動する。なお、従動プーリ12,12’はオーバーハング部Hから離れた位置にあるが、メンテナンスにおける従動プーリ12,12’の重要度は、他に比べて低い。
In the belt / pulley mechanism as shown in FIGS. 2A and 2B, maintenance is particularly required for the
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、電動機10,10’と可動ゲート7,7’の間にベルト・プーリ機構を配置して、可動ゲート7,7’を進退させる例を示したが、可動ゲート7,7’を進退させる機構はベルト・プーリ機構には限定されない。第2の実施形態では、送りねじ機構を備えて、可動ゲート7,7’を進退させる例を示す。
(Second embodiment)
In the first embodiment, an example is shown in which a belt / pulley mechanism is arranged between the
なお、第2の実施形態に係るゲート装置1の基本的な構成は、第1の実施形態に係るゲート装置1と同一であり、電動機10,10’と可動ゲート7,7’の間に介在する駆動機構が相違する。したがって、第2の実施形態に係るゲート装置1の基本的な構成も、図1(A)〜(C)を参照して説明できるので、説明を省略する。
The basic configuration of the
さて、図3は、第2の実施形態に係るゲート装置1において、可動ゲート7,7’を水平部材5f,5b,5f’,5b’に対して進退させる駆動機構を示す図であり、図3(A)はゲート装置1を図1(A)においてA−A’線で示した平面で切断した断面図である。図3(B)はゲート装置1を図1(A)においてB−B’線で示した平面で切断した断面図である。
FIG. 3 is a diagram showing a drive mechanism for moving the
図3(A)に示すように、可動ゲート7を支持する水平部材5b’には、電動機10に駆動されて、X軸に平行な回転軸Ax1回りに回転するねじ軸15が取り付けられている。ねじ軸15にはナットブロック16が螺合されていて、ナットブロック16は可動ゲート7に固定されている。ねじ軸15は回転軸Ax1回りに回転するが、ねじ軸15の水平部材5b’に対するX軸方向の相対的な移動は拘束されている。ナットブロック16は可動ゲート7に固定されているので、ナットブロック16は回転軸Ax1回りに回転することができない。このように構成されているので、電動機10でねじ軸15を駆動して、ねじ軸15を回転軸Ax1回りに回転させると、可動ゲート7は水平部材5b,5b’に対して、X軸方向に進退する。
As shown in FIG. 3A, a
図3(B)に示すように、可動ゲート7’を支持する水平部材5fには、電動機10’によって回転駆動されて、X軸に平行な回転軸Ax2回りに回転するねじ軸15’が取り付けられている。ねじ軸15’にはナットブロック16’が螺合されていて、ナットブロック16’は可動ゲート7’に固定されている。ねじ軸15’は回転軸Ax2回りに回転するが、ねじ軸15’の水平部材5fに対するX軸方向の相対的な移動は拘束されている。ナットブロック16’は可動ゲート7’に固定されているので、ナットブロック16’は回転軸Ax2回りに回転することができない。このように構成されているので、電動機10’でねじ軸15’を駆動して、ねじ軸15’を回転軸Ax2回りに回転させると、可動ゲート7’は水平部材5f,5f’に対して進退する。
As shown in FIG. 3B, the
なお、前述したように、水平部材5f,5b,5f’,5b’の両端面、つまり図1(B)における水平部材5f,5b,5f’,5b’の左右の端面は、開放されている。そのため、水平部材5f,5b,5f’,5b’の端面から手を入れて、水平部材5f,5b,5f’,5b’の中に配置された駆動機構にアクセスすることができる。つまり、ゲート装置1の左右の側面から、駆動機構にアクセスして、手入れを行うことができる。
As described above, both end faces of the
図3(A),(B)に示すような、送りねじ機構においては、電動機10,10’とねじ軸15,15’とナットブロック16,16’について、特にメンテナンスが必要となる。そこで、本実施形態では、これらをオーバーハング部Hに配置することで、メンテナンスを容易にしている。なお、図3(B)において、ナットブロック16’はオーバーハング部H内にないが、可動ゲート7’を、図において右側に移動させれば、ナットブロック16’はオーバーハング部H内に移動する。なお、図3(A),(B)においてねじ軸15,15’の左端を支持する軸受はオーバーハング部Hから離れた位置にあるが、メンテナンスにおけるこれらの軸受の重要度は、他に比べて低い。
In the feed screw mechanism as shown in FIGS. 3A and 3B, maintenance is particularly required for the
(変形例1)
第1及び第2の実施形態においては、水平部材5f,5b,5f’,5b’の左端を脚部材4の左端に揃えて、水平部材5f,5b,5f’,5b’を脚部材4に固定する例を示した。そのため、第1及び第2の実施形態においては、脚部材4の右側にオーバーハング部Hが形成される。しかしながら、本発明の実施例に係るゲート装置1は、このようなものには限定されない。図4(A)に示すように、水平部材5fと水平部材5f’の右端を脚部材4の右端に揃えて、水平部材5fと水平部材5f’を脚部材4に固定するようにしても良い。水平部材5bと水平部材5b’も同様である。この場合、脚部材4の左側にオーバーハング部Hが形成される。
(Modification example 1)
In the first and second embodiments, the left ends of the
(変形例2)
図4(B)に示すように、水平部材5f,5f’の左右両端のいずれもが、脚部材4の左右両端からオフセットするように、水平部材5f,5f’を脚部材4に固定しても良い。この場合、脚部材4の左右両側にオーバーハング部Hが形成される。また、この場合、電動機10,10’を脚部材4の左右両側に互いに離隔して配置することができる。
(Modification 2)
As shown in FIG. 4B, the
(変形例3)
ゲート装置1が備える脚部材4は、2本の支柱3,3’で構成されるものには限定されない。脚部材4は、図4(C)に示すように、1本の幅広の支柱3で構成されても良い。
(Modification example 3)
The
このように、ゲート装置1において、オーバーハング部Hが形成される位置は限定されない。オーバーハング部Hは、第1及び第2の実施形態に示したように、脚部材4の右側に形成されても良いし、変形例1に示したように、脚部材4の左側に形成されても良い。オーバーハング部Hは、変形例2と変形例3に示したように、脚部材4の左右両側に形成されても良い。つまり、オーバーハング部Hは、可動ゲート7,7’が進退する方向において、水平部材5f,5b,5f’,5b’の始端または終端の少なくとも一方に、あるいは両方に形成される。
As described above, in the
また、脚部材4は、第1及び第2の実施形態と変形例1に示したような、支柱3,3’がX軸方向に間隔を空けて配置されて構成されるものには限定されない。変形例3に示したように、脚部材4は、1本の支柱3で構成されても良い。あるいは、特に、固定部6がX軸方向に長い場合に、3本以上の支柱を、X軸方向に間隔を空けて配列して、脚部材4を構成するようにしても良い。
Further, the
要するに、ゲート装置1は、固定部6がオーバーハング部Hを備えていて、可動ゲート7,7’を固定部6に対して進退させるアクチュエータが、オーバーハング部Hに配置されているという要件を満たす限りにおいて、さまざまに変形して構成することができる。
In short, the
また、第1及び第2の実施形態においては、電動機10と電動機10’が、脚部材4の右側に形成されたオーバーハング部Hにおいて、上下方向(Y軸方向)に間隔を空けて配置されている例を示したが、電動機10と電動機10’を配置する場所は、脚部材4の右側には限定されない。変形例1に示したように、電動機10と電動機10’は、左側に配置されても良い。つまり、電動機10と電動機10’は、固定部6の、可動ゲート7,7’が進退する方向における始端側または終端側のいずれか同じ側において、上下方向に離隔して配置することができる。あるいは、変形例2と変形例3に示したように、電動機10と電動機10’は、それぞれ、脚部材4の左側と右側に配置されても良い。つまり、電動機10と電動機10’は、それぞれ、固定部6の、可動ゲート7,7’が進退する方向における始端側と終端側に離隔して配置されても良い。この場合、電動機10と電動機10’は、上下方向において同じ高さに配置することができる。
Further, in the first and second embodiments, the
(変形例4)
ゲート装置1が備える水平部材5f,5b,5f’,5b’は、図1(C)に示すような一辺が開放された断面形を備えるものには限定されない。水平部材5f,5b,5f’,5b’は、図5(A)に示すような閉じた角形の断面形を備えるものであっても良い。
(Modification example 4)
The
(変形例5)
ゲート装置1が備える水平部材5f,5b,5f’,5b’は、図1(C)に示すような、互いに別体に構成されたものには限定されない。図5(B)に示すように、水平部材5f,5bが、可動ゲート7,7’の全体を囲むように構成されていても良い。
(Modification 5)
The
なお、水平部材の外形形状は、オーバーハング部Hを形成できれば、上記実施の形態には限定されない。水平部材の外形形状は、任意に選択できる。また、上記において、水平方向に延びる水平部材を例示したが、水平部材は、その全体が厳格な意味で水平方向に延びるものには限定されない。水平部材は、水平方向に延びる部分を有していればよい。 The outer shape of the horizontal member is not limited to the above embodiment as long as the overhang portion H can be formed. The outer shape of the horizontal member can be arbitrarily selected. Further, in the above, the horizontal member extending in the horizontal direction has been illustrated, but the horizontal member is not limited to the one extending in the horizontal direction as a whole in a strict sense. The horizontal member may have a portion extending in the horizontal direction.
(変形例6)
可動ゲート7,7’は、U字形に曲げられた管材だけで構成されたものには限定されない。図6に示すように、U字形に曲げられた管材の間にパネル17を取り付けて、可動ゲート7を構成しても良い。なお、パネル17を構成する素材は特に限定されない。パネル17は金属材料で構成されても良いし、非金属材料あるいは複合材料で構成されても良い。パネル17は透明なものであっても良いし、不透明なものであっても良い。
(Modification 6)
The
(変形例7)
図7(A)に示すように、ゲート装置1に、各種の画像や映像を表示するディスプレイパネル18を備えるようにしても良い。なお、図7(A)においては、ディスプレイパネル18が水平部材5f,5f’を部分的に覆う例を示している。つまり、水平部材5f,5f’が、脚部材4からオーバーハングする部位が、ディスプレイパネル18で覆われないように構成した例を示している。このように構成すれば、電動機10,10’が配置された部位が、ディスプレイパネル18に覆われていないので、メンテナンスの際の電動機10,10’へのアクセスが容易になる。
(Modification 7)
As shown in FIG. 7A, the
(変形例8)
図7(B)に示すように、ディスプレイパネル18は、水平部材5f,5f’の全体を覆うような大型のものであっても良い。この場合であっても、ゲート装置1の側面から電動機10,10’にアクセスすることができるので、ディスプレイパネル18を取り外すことなしに電動機10,10’のメンテナンスを行うことができる。
(Modification 8)
As shown in FIG. 7B, the
(ホーム柵としての使用例)
最後に、図8を参照して、第1及び第2の実施形態に係るゲート装置1を、鉄道駅のプラットホームに設置して、ホーム柵として使用する例を説明する。
(Example of use as a home fence)
Finally, with reference to FIG. 8, an example in which the
図8に示すように、鉄道駅のプラットホームにおいてはプラットホームの外縁19から更に軌道側に寄った位置に建築限界線20が設定されている。建築限界線20は、建築物や工作物の設置を制限する境界線である。建築物や工作物が建築限界線20を超えて軌道側にはみ出すことは禁止されている。また、プラットホームにゲート装置1を設置する場合、可動ゲート7,7’が外力を受けて、軌道側に押し出されても、可動ゲート7,7’の先端が建築限界線20を超えないように、ゲート装置1の設置位置を決定している。
As shown in FIG. 8, in the platform of the railway station, the
さて、図8に示すように、支柱3’の中心と可動ゲート7’の先端の間で測ったスパン長S’は、支柱3の中心と可動ゲート7の先端の間で測ったスパン長Sよりも長い。また、可動ゲート7’に外力が加わると、可動ゲート7’を支持する水平部材5f,5f’の支柱3’からオーバーハングする部分も変位する。そのため、同じ大きさの水平方向の外力Fを可動ゲート7,7’にそれぞれ加えた場合、可動ゲート7’の先端で生じる変位d’は可動ゲート7の先端で生じる変位dよりも大きくなる。したがって、図8に示すように、可動ゲート7をプラットホームの外縁19に近い位置に配置し、可動ゲート7’をプラットホームの外縁19から遠い位置に配置すれば、逆の場合、つまり可動ゲート7をプラットホームの外縁19から遠い位置に配置し、可動ゲート7’をプラットホームの外縁19に近い位置に配置する場合に比べて、ゲート装置1を建築限界線20に近づけて配置することができる。
As shown in FIG. 8, the span length S'measured between the center of the support column 3'and the tip of the movable gate 7'is the span length S'measured between the center of the
以上説明したように、上記各実施形態及び変形例に係るゲート装置1は、脚部材4の左側又は右側に、オーバーハング部Hが形成されていて、電動機10,10’がオーバーハング部Hに配置されている。そのため、外部から電動機10,10’にアクセスする経路が脚部材4と干渉しないので、外部からの電動機10,10’へのアクセスが容易になる。その結果、電動機10,10’の点検・修理・交換が容易になり、ゲート装置1の整備容易性が向上する。また、ゲート装置1の正面に、脚部材4を含む固定部6の全体を覆うようなディスプレイパネル18を取り付けた場合であっても、ゲート装置1の側方から電動機10,10’へアクセスすることができる。このため、ゲート装置1に大型のディスプレイパネル18を取り付けた場合であっても、ゲート装置1の整備容易性が維持される。
As described above, in the
上記各実施形態及び変形例においては、ゲート装置1が2台の可動ゲート7,7’を備える例を示したが、ゲート装置1が備える可動ゲート7は1台だけであっても良い。なお、ゲート装置1が備える可動ゲート7を1台だけ備える場合には、ゲート装置1は水平部材5f,5f’だけを備え、水平部材5b,5b’を備えない。つまり支柱3,3’の前面側(+Z側)だけに水平部材5f,5f’が配置され、支柱3,3’の背面側(−Z側)には何も配置されない。
In each of the above embodiments and modifications, the
また、上記各実施形態及び変形例においては、ゲート装置1が2台の可動ゲート7,7’を備える場合に、水平部材5f,5f’と水平部材5b,5b’を支柱3,3’の前面側(+Z側)と背面側(−Z側)に分けて配置する例を示したが、水平部材5f,5f’と水平部材5b,5b’の配置はこのようなものには限定されない。水平部材5f,5f’と水平部材5b,5b’ は、支柱3,3’の前面側(+Z側)又は背面側(−Z側)のいずれか一方の側に纏めて配置されても良い。
Further, in each of the above embodiments and modifications, when the
上記各実施形態及び変形例においては、水平部材5f,5bと水平部材5f’,5b’の組で可動ゲート7,7’を支持する例と、水平部材5f,5bで可動ゲート7,7’を支持する例を示したが、特許文献1の図2に開示されているように、3個以上の水平部材5で可動ゲート7,7’をそれぞれ支持するようにしても良い。
In each of the above embodiments and modifications, the
上記各実施形態及び変形例においては、水平部材5f,5b,5f’,5b’の断面形を「コ」字形又は「ロ」字形にする例を示したが、水平部材5f,5b,5f’,5b’の断面形はこれらには限定されない。水平部材5f,5b,5f’,5b’の断面形は、断面形において切れ目のないパイプ状のものであっても良いし、あるいは支柱3,3’に接する側に側壁を備えない「L」字形のものであっても良いし、あるいは、特許文献1の各図に開示されているような、円環あるいは半円形であっても良い。要するに、水平部材5f,5b,5f’,5b’の断面形は、各種の形状を任意に選択することができる。
In each of the above embodiments and modifications, an example in which the cross-sectional shape of the
上記各実施形態及び変形例においては、水平部材5f,5b,5f’,5b’において、可動ゲート7,7’をスライド自在に支持する手段として、リニアガイドベアリング8とリニアガイドレール9の組み合わせを例示したが、可動ゲート7,7’をスライド自在に支持する手段はこれらには限定されない。可動ゲート7,7’は、ローラ(特許文献1,図5)やブッシュ(特許文献1,図6)を介して、水平部材5f,5b,5f’,5b’にスライド自在に支持されても良い。
In each of the above embodiments and modifications, a combination of a
上記各実施形態及び変形例においては、固定部6の上部に配置された水平部材5b,5fと、固定部6の下部に配置された水平部材5b’,5f’の両方にリニアガイドレール9を取り付けた例を示したが、上部に配置された水平部材5b,5f又は下部に配置された水平部材5b’,5f’のいずれか一方にリニアガイドレール9を取り付けるようにしても良い。また、リニアガイドレール9を取り付けない側の水平部材5f,5b,5f’,5b’に可動ゲート7,7’の振れ止めとして機能する機構を取り付けるようにしても良い。
In each of the above embodiments and modifications, the
上記各実施形態及び変形例においては、可動ゲート7,7’を水平部材5f,5b,5f’,5b’に対して進退させるアクチュエータの具体例として、電動機10,10’を例示したが、ゲート装置1が備えるアクチュエータは、電動機10,10’には限定されない。ゲート装置1においては、油圧シリンダー、空圧シリンダー、水圧シリンダー、リニアモーター等々、各種のアクチュエータを任意に選択して使用することができる。
In each of the above embodiments and modifications, the
上記各実施形態及び変形例においては、ゲート装置1が備える駆動機構の例として、ベルト・プーリ機構(図2)とボールねじ(図3)を例示した。しかしながら、ゲート装置1が備える駆動機構は、これらには限定されない。可動ゲート7,7’と電動機10,10’の間には、プッシュプルチェーン(特許文献1,図11)やラック・ピニオン機構(特許文献1,図11)が介在されても良い。ゲート装置1には、その他の駆動機構を任意に選択して備えることができる。また、ベルト・プーリ機構は図2に示されたものには限定されない。ベルト・プーリ機構は、特許文献1の図8あるいは図9に開示されたものであっても良い。
In each of the above embodiments and modifications, a belt / pulley mechanism (FIG. 2) and a ball screw (FIG. 3) are exemplified as examples of the drive mechanism included in the
ゲート装置1が備える可動ゲート7,7’の形態や構造は、上記各実施形態及び変形例に示したものには限定されない。可動ゲート7,7’は板状の部品だけで構成されても良いし、外枠と縦桟あるいは外枠と横桟で柵状に構成されても良い。あるいは、外枠と縦桟と横桟を備えた格子状の部材で可動ゲート7を構成しても良い。
The form and structure of the
上記各実施形態及び変形例においては、水平部材5f,5b,5f’,5b’の端面が開放されていて、その開放された端面から、アクチュエータ等にアクセスする例を示したが、アクチュエータ等にアクセスする経路は、これには限定されない。水平部材5f,5b,5f’,5b’の端面又は側面に、開閉可能な、つまり蓋付きの開口を備えて、その開口からアクチュエータ等にアクセスするようにしても良い。
In each of the above embodiments and modifications, an example is shown in which the end faces of the
なお、上記各実施形態及び変形例においては、可動ゲート7,7’が水平方向に進退する旨を示したが、可動ゲート7,7’が進退する方向は厳密な水平方向には限定されず、傾斜していてもよい。水平方向には、可動ゲート7,7’の進退に支障の無い程度に傾いている範囲が含まれる。
In each of the above embodiments and modifications, it is shown that the
また、ゲート装置1が設置される場所は、プラットホームには限定されない。つまり、ゲート装置1はホーム柵やホームドアとして使用されるものには限定されない。ゲート装置1は通路を開放・閉鎖する装置であって、各種多用な施設や場所の通路に設置される。
Further, the place where the
上記各実施形態及び変形例は、本発明の具体的な実施態様の例示であって、本発明の技術的範囲はこれらによっては限定されない。本発明は、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲において、自由に変形、応用、又は改良して実施することができる。 Each of the above embodiments and modifications is an example of a specific embodiment of the present invention, and the technical scope of the present invention is not limited thereto. The present invention can be freely modified, applied, or improved within the scope of the technical idea described in the claims.
本発明は、通路を開放・閉鎖するゲート装置に好適に利用することができる。 The present invention can be suitably used for a gate device that opens and closes a passage.
1 ゲート装置、2 床面、3,3’支柱、4 脚部材、5f,5b,5f’,5b’水平部材、6 固定部、7,7’可動ゲート、8 リニアガイドベアリング、9 リニアガイドレール、10,10’ 電動機、11,11’ 駆動プーリ、12,12’ 従動プーリ、13,13’ タイミングベルト、14,14’ ベルトクランプ、15,15’ ねじ軸、16,16’ ナットブロック、17 パネル、18 ディスプレイパネル、19 プラットホームの外縁、20 建築限界線 1 Gate device, 2 Floor surface, 3, 3'struts, 4 Leg members, 5f, 5b, 5f', 5b' Horizontal members, 6 Fixed parts, 7, 7'Movable gates, 8 Linear guide bearings, 9 Linear guide rails 10,10'motor, 11,11' drive pulley, 12,12' driven pulley, 13,13' timing belt, 14,14' belt clamp, 15,15' screw shaft, 16,16' nut block, 17 Panels, 18 display panels, 19 platform outer edges, 20 building limits
Claims (4)
前記水平部材にスライド自在に支持されて、前記水平部材に対して進退して、通路を開閉する可動ゲートとからなるゲート装置であって、
前記水平部材の前記可動ゲートが進退する方向の端面に開閉可能な蓋つきの開口が設けられ、
前記脚部材の、前記可動ゲートが進退する方向における前後、いずれかの側に、前記水平部材が前記脚部材の端部を超えて、前記固定部の端部に向けて突出するオーバーハング部が形成され、
前記可動ゲートを前記水平部材に対して進退させるアクチュエータが、前記オーバーハング部に配置されている、
ゲート装置。 A fixing portion composed of a leg member fixed to the installation location and a horizontal member fixed to the leg member and extending in the horizontal direction.
A gate device including a movable gate that is slidably supported by the horizontal member and moves back and forth with respect to the horizontal member to open and close the passage.
An opening with a lid that can be opened and closed is provided on the end face of the horizontal member in the direction in which the movable gate moves forward and backward.
On either side of the leg member in the front-rear direction in the direction in which the movable gate moves forward or backward, an overhang portion is provided such that the horizontal member extends beyond the end portion of the leg member and projects toward the end portion of the fixed portion. Formed,
An actuator for moving the movable gate forward and backward with respect to the horizontal member is arranged in the overhang portion.
Gate device.
請求項1に記載のゲート装置。 The overhang portions are formed on both front and rear sides of the leg member in the direction in which the movable gate moves forward and backward.
The gate device according to claim 1.
前記水平部材にスライド自在に支持されて、前記水平部材に対して進退して、通路を開閉する可動ゲートとからなるゲート装置であって、
前記脚部材の、前記可動ゲートが進退する方向における前後、いずれかの側に、前記水平部材が前記脚部材の端部を超えて、前記固定部の端部に向けて突出するオーバーハング部が形成され、
前記可動ゲートを前記水平部材に対して進退させるアクチュエータが、前記オーバーハング部に配置され、
前記可動ゲートを2台備え、
2台の前記可動ゲートをそれぞれ前記水平部材に対して進退させる前記アクチュエータを2台備えるとともに、
2台の前記アクチュエータは、前記固定部の、前記可動ゲートが進退する方向における、いずれか同じ側にあって、上下方向に離隔して配置されている、
ゲート装置。 A fixing portion composed of a leg member fixed to the installation location and a horizontal member fixed to the leg member and extending in the horizontal direction.
A gate device including a movable gate that is slidably supported by the horizontal member and moves back and forth with respect to the horizontal member to open and close the passage.
On either side of the leg member in the front-rear direction in the direction in which the movable gate moves forward or backward, an overhang portion is provided such that the horizontal member extends beyond the end portion of the leg member and projects toward the end portion of the fixed portion. Formed,
An actuator for moving the movable gate forward and backward with respect to the horizontal member is arranged in the overhang portion.
Equipped with two movable gates
In addition to being provided with two actuators for advancing and retreating the two movable gates with respect to the horizontal member, respectively.
The two actuators are located on either side of the fixed portion in the direction in which the movable gate moves forward and backward, and are arranged apart from each other in the vertical direction .
Gate device.
前記水平部材にスライド自在に支持されて、前記水平部材に対して進退して、通路を開閉する可動ゲートとからなるゲート装置であって、A gate device including a movable gate that is slidably supported by the horizontal member and moves back and forth with respect to the horizontal member to open and close the passage.
前記脚部材の、前記可動ゲートが進退する方向における前後、いずれかの側に、前記水平部材が前記脚部材の端部を超えて、前記固定部の端部に向けて突出するオーバーハング部が形成され、On either side of the leg member in the front-rear direction in the direction in which the movable gate moves forward or backward, an overhang portion is provided such that the horizontal member extends beyond the end portion of the leg member and projects toward the end portion of the fixed portion. Formed,
前記可動ゲートを前記水平部材に対して進退させるアクチュエータが、前記オーバーハング部に配置され、An actuator for moving the movable gate forward and backward with respect to the horizontal member is arranged in the overhang portion.
前記可動ゲートを2台備え、Equipped with two movable gates
2台の前記可動ゲートをそれぞれ前記水平部材に対して進退させる前記アクチュエータを2台備えるとともに、In addition to being provided with two actuators for advancing and retreating the two movable gates with respect to the horizontal member, respectively.
2台の前記アクチュエータは、それぞれ前記可動ゲートを進退させる方向における進む側の前記オーバーハング部に配置されている、The two actuators are respectively arranged in the overhang portion on the advancing side in the direction of advancing and retreating the movable gate.
ゲート装置。Gate device.
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