JP6875121B2 - 圧縮機ディフューザ、及びガスタービン - Google Patents

圧縮機ディフューザ、及びガスタービン Download PDF

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Description

本発明は、圧縮機ディフューザ、及びガスタービンに関する。
一般的なガスタービンは、圧縮空気を生成する圧縮機と、圧縮機で生成された圧縮空気を用いて燃焼ガスを生成する燃焼器と、燃焼器で生成された燃焼ガスによって回転駆動するタービンと、を備えている。また、上記ガスタービンにあっては、圧縮機により圧縮された圧縮空気を、回転軸の周りに形成された車室を介し、燃焼器において回転軸の周りに複数配置された各燃焼筒に供給している。また、圧縮機の出口側には、一般に、圧縮空気の動圧を静圧に変換するためのディフューザ(圧縮機ディフューザ)が設けられている。このディフューザは、車室側に向かって流路断面積が徐々に拡大するように形成され、車室に流れ込む圧縮空気の動圧を静圧に変換している(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−185539号公報
しかしながら、特許文献1に示されるようなガスタービンにあっては、圧縮機で生成された圧縮空気がディフューザから回転軸に沿ってタービン側に向けて車室に流れ込むが、その後に車室内で圧縮機側に向けて反転し、さらに燃焼器入口で反転して燃焼筒内に供給される。このように、圧縮空気は、車室内で反転しながら燃焼筒に供給され、反転する度に圧力損失が増大する。
また、特許文献1に示されるようなガスタービンにあっては、圧縮機で生成された圧縮空気が車室内で急拡大されるため圧力損失が増大する。このため、主にタービンを回転駆動する効率や圧縮空気による冷却の効率が低下し、ひいてはガスタービン全体の効率を低下させることになる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、圧縮機から燃焼筒に供給される圧縮空気の圧力損失を低減することにより、熱効率を高めることができる圧縮機ディフューザ、及びガスタービンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る圧縮機ディフューザは、回転軸の周りに複数配置されてタービンに燃焼ガスを供給する筒型の燃焼筒と、前記回転軸を中心に回転して圧縮空気を生成する圧縮機と、の間に設けられる圧縮機ディフューザにおいて、一端が前記圧縮機の出口に接続され、他端が1つの前記燃焼筒の給気口に接続される態様で、前記一端が前記回転軸を中心とする二重円弧部を含む開口形状に形成され、前記他端が1つの前記燃焼筒の筒型に合わせた開口形状に形成されて、前記一端から前記他端に至り連続して前記回転軸の延在方向に沿って配置される内側ディフューザと、該内側ディフューザの外周側を覆うように配置され、当該内側ディフューザの外周面に沿って連続し、かつ該外周面との間に環状流路を画成した状態で配置された外側ディフューザと、を備え、前記環状流路は、前記内側ディフューザの前記外周面と前記外側ディフューザの内周面との間で、一端が前記圧縮機の出口に連通すると共に、他端が開口していることを特徴としている。
また、本発明に係るガスタービンは、回転軸を中心に設けられたタービンと、前記回転軸の周りに複数配置されて前記タービンに燃焼ガスを供給する筒型の燃焼筒と、前記回転軸を中心に回転して圧縮空気を生成する圧縮機と、上述した圧縮機ディフューザと、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、圧縮機が生成する圧縮空気を燃焼器の各燃焼筒に直接供給する。このため、圧縮機が生成する圧縮空気を車室に流す構成と比較して、圧縮空気の反転を生じさせず、かつ急拡大を抑制するため、圧縮空気の圧力損失を低減する。この結果、圧縮機から燃焼筒に供給される圧縮空気の圧力損失を低減することができる。したがって、主に圧力損失低減による圧縮機動力の低下により、ガスタービン全体の効率を向上することができる。
また、本発明では、内側ディフューザの外周側に外側ディフューザが設けられ、外側ディフューザの一端が圧縮機の出口に連通しているので、外側ディフューザと内側ディフューザとの間の環状流路が圧縮機で生成された圧縮空気を抽気する抽気部となる。そのため、外側ディフューザ内を通過して車室に取り出された圧縮空気はより高い圧力となるため、高圧部の冷却を行うことができる。さらに、外側ディフューザを設けることで、燃焼筒に供給される圧縮空気の流速分布をより均一にすることができる。そのため、例えばパイロット燃焼器、ロータ冷却空気通路、又は昇圧圧縮機に流入する空気の圧力を、予混合ノズルの壁面圧力よりも高くすることが可能となり、燃焼ガスの外部への漏洩を防止することができ、ガスタービン全体の効率を向上することができる。
また、本発明に係る圧縮機ディフューザは、前記外側ディフューザにおける前記他端の前記一端に対する断面積比は、前記内側ディフューザにおける他端の一端に対する断面積比よりも大きいことを特徴としてもよい。
このような構成によれば、圧縮機が生成する圧縮空気の動圧を静圧に変換して例えばパイロット燃焼器、ロータ冷却空気通路、又は昇圧圧縮機に供給することができる。
また、本発明に係る圧縮機ディフューザは、前記外側ディフューザの前記一端は、前記他端側に向けて前記環状流路を拡大するように湾曲した円弧面が形成され、前記内側ディフューザの前記一端に近接されるとともに、前記圧縮機の出口に設けられる静翼に接続されていてもよい。
このような構成によれば、外側ディフューザの拡大角度をより大きくすることが可能となるので、圧縮機ディフューザの軸方向の長さを短くすることができる。
また、本発明に係る圧縮機ディフューザは、前記外側ディフューザの前記一端は、前記内側ディフューザの前記一端に近接されるとともに、前記圧縮機の出口に連通する部分の前記環状流路の内側に凸となる凸曲部が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、外側ディフューザの一端側、すなわち圧縮機の出口に接続される入口部分において、凸曲部が形成されることで、外側ディフューザ内の流路断面で速くなる流れが形成されるので、流れをより均一にすることができる。
また、本発明に係る圧縮機ディフューザは、前記外側ディフューザの前記一端は、前記他端側に向かうに従い漸次、前記環状流路を拡大する傾斜面が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、内側ディフューザの一端側、すなわち圧縮機の出口に接続される入口部分の流れを傾斜面に沿わせてより均一にすることができるうえ、湾曲部を形成する場合に比べて加工が容易となる利点がある。
また、本発明に係る圧縮機ディフューザは、前記内側ディフューザにおける前記一端から前記他端に連続して2つの通路に分割形成する分割部材を有することが好ましい。
この圧縮機ディフューザによれば、内側ディフューザにおける一端から他端に連続して2つの空気通路に分割形成する分割部材を有することで、空気通路を分割しない場合と比較して、1つの空気通路の拡大角度が小さくなるため圧力損失を低減することができる。
また、本発明に係る圧縮機ディフューザは、前記内側ディフューザにおける一端を1つの環状に形成し、他端を二重の環状に形成する中子部材を有することを特徴とてもよい。
この圧縮機ディフューザによれば、一端を1つの環状に形成し、他端を二重の環状に形成する中子部材を有することで、燃焼筒に供給する圧縮空気の流れを燃焼筒の筒型に合わせて環状にする。このため、燃焼筒に対する圧縮空気の供給分布が調整される。この結果、燃焼筒の燃焼効率を向上することができる。
本発明の圧縮機ディフューザ、及びガスタービンによれば、圧縮機から燃焼筒に供給される圧縮空気の圧力損失を低減することにより、熱効率を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態によるガスタービンの概略構成図である。 第1の実施の形態による圧縮機ディフューザを示すガスタービンの燃焼器周辺の拡大断面図である。 図2に示す圧縮機ディフューザ周辺の構成を示す断面図である。 図3に示す圧縮機ディフューザの内側ディフューザ及びその内側に設けられた分割部材の構成を示す斜視図である。 圧縮機ディフューザのタービン径方向視図である。 圧縮機ディフューザの一端面図である。 圧縮機ディフューザのタービン軸方向の途中端面図である。 圧縮機ディフューザの他端面図である。 第2の実施の形態による圧縮機ディフューザ周辺の構成を示す断面図であって、図3に対応する図である。 第3の実施の形態による圧縮機ディフューザ周辺の構成を示す断面図であって、図3に対応する図である。 第4の実施の形態による圧縮機ディフューザ周辺の構成を示す断面図であって、図3に対応する図である。
以下、本発明の実施の形態による圧縮機ディフューザ、及びガスタービンについて、図面に基づいて説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本実施の形態による圧縮機ディフューザを備えたガスタービン10について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態のガスタービン10は、圧縮機1と燃焼器2とタービン3とを備えている。このガスタービン10は、圧縮機1、燃焼器2およびタービン3の中心部に、回転軸であるタービン軸4が貫通して配置されている。圧縮機1、燃焼器2およびタービン3は、タービン軸4の軸心Cに沿い、空気の流れの前側から後側に向かって順に並設されている。なお、以下の説明において、タービン軸方向とは軸心Cに平行な方向をいい、タービン周方向とは軸心Cを中心とした周り方向をいい、タービン径方向とは軸心Cに直交する方向をいう。
圧縮機1は、空気を圧縮して圧縮空気とするものである。圧縮機1は、空気を取り込む空気取入口11を有した円筒形状の圧縮機ケーシング12内に圧縮機静翼13および圧縮機動翼14が設けられている。圧縮機静翼13は、圧縮機ケーシング12側に取り付けられてタービン周方向に複数並設されている。また、圧縮機動翼14は、タービン軸4側に取り付けられてタービン軸4を中心としたタービン周方向に複数並設されている。これら圧縮機静翼13と圧縮機動翼14とは、タービン軸方向に沿って交互に設けられている。
燃焼器2は、圧縮機1で圧縮された圧縮空気に対して燃料を供給することで、高温・高圧の燃焼ガスを生成するものである。燃焼器2は、圧縮空気と燃料を混合して燃焼させる燃焼筒21と、燃焼筒21から燃焼ガスをタービン3に導く尾筒22とを有している。
燃焼筒21は、車室Rをなす円筒形状の燃焼器ケーシング23内においてタービン軸4を中心としたタービン周方向に複数(例えば16個)並設されている。また、燃焼筒21は、圧縮機1に対して圧縮機ディフューザ5を介して接続されている。圧縮機ディフューザ5は、圧縮機1からの圧縮空気を燃焼筒21に導く空気通路をなす筒体であり、詳細は後述する。
タービン3は、燃焼器2で燃焼された燃焼ガスにより回転動力を生じるものである。タービン3は、円筒形状のタービンケーシング31内にタービン静翼32およびタービン動翼33が設けられている。タービン静翼32は、タービンケーシング31側に取り付けられてタービン周方向に複数並設されている。また、タービン動翼33は、タービン軸4側に取り付けられてタービン周方向に複数並設されている。これらタービン静翼32とタービン動翼33とは、タービン軸方向に沿って交互に設けられている。また、タービンケーシング31の後側には、タービン3に連続する排気ディフューザ34aを有した排気室34が設けられている。
タービン軸4は、圧縮機1側の端部が軸受部41により支持され、排気室34側の端部が軸受部42により支持されて、軸心Cを中心として回転自在に設けられている。そして、タービン軸4は、図には明示しないが、圧縮機1側の端部に発電機の駆動軸が連結されている。
このようなガスタービン10は、圧縮機1の空気取入口11から取り込まれた空気が、複数の圧縮機静翼13と圧縮機動翼14とを通過して圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となる。この圧縮空気に対し、燃焼器2において燃料が混合されて燃焼されることで高温・高圧の燃焼ガスが生成される。そして、この燃焼ガスがタービン3のタービン静翼32とタービン動翼33とを通過することでタービン軸4が回転駆動され、このタービン軸4に連結された発電機に回転動力を付与することで発電を行う。そして、タービン軸4を回転駆動した後の排気ガスは、排気室34の排気ディフューザ34aを経て排気ガスとして大気に放出される。
圧縮機ディフューザ5は、図2及び図3に示すように、筒状に形成された内側ディフューザ5Aを備え、この内側ディフューザ5Aにおいて、内側入口部51が圧縮機1における出口16に接続され、内側出口部52が燃焼器2における燃焼筒21の給気口24に接側されて、圧縮機1と燃焼器2とを繋ぐことで、圧縮機1からの圧縮空気を燃焼筒21に導く空気通路をなす。
ここで、圧縮機1は、図1に示すように、円筒形状の圧縮機ケーシング12内に圧縮機静翼13および圧縮機動翼14がタービン周方向に複数並設されている。このため、圧縮機1の出口16は、タービン軸4を中心とした円環状に形成されている。
また、燃焼器2の燃焼筒21は、上述したように、円筒形状の燃焼器ケーシング23内にタービン周方向に複数(例えば16個)並設されている。各燃焼筒21は、図2に示すように、筒型に形成され、その内部の中心にパイロット燃焼バーナ21Aが配置されている。また、燃焼筒21は、その内周面に沿ってパイロット燃焼バーナ21Aを取り囲むように複数のメイン燃焼バーナ21Bが配置されている。パイロット燃焼バーナ21Aは、燃焼筒21に支持されたパイロットコーン21Aaと、パイロットコーン21Aaの内部に配置されたパイロットノズル21Abとから構成されている。また、各メイン燃焼バーナ21Bは、メインノズル21Baと、メインノズル21Baの外周部に設けられる旋回翼(スワラーベーン)21Bbとから構成されている。
また、燃焼筒21は、図示しないパイロット燃料ラインがパイロットノズル21Abに連結され、図示しないメイン燃焼ラインが各メインノズル21Baに連結されている。また、燃焼筒21は、パイロット燃焼バーナ21Aを囲む内筒21Cにより、当該内筒21Cの内側にパイロット燃焼バーナ21A側に圧縮空気を送る流路が形成され、内筒21Cの外側にメイン燃焼バーナ21B側に圧縮空気を送る流路が形成される。この燃焼筒21は、筒型の軸がタービン軸方向に沿って配置され、給気口24が筒型の開口部とされて、当該給気口24を圧縮機1の出口16側に向けて配置される。この燃焼筒21は、高温・高圧の圧縮空気の空気流が給気口24から内部に流れ込むと、この圧縮空気がメイン燃焼バーナ21Bから噴射された燃料と混合され、予混合気の旋回流となる。
また、圧縮空気は、パイロット燃焼バーナ21Aから噴射された燃料と混合され、図示しない種火により着火されて燃焼し、燃焼ガスとなって燃焼筒21内に噴出される。このとき、燃焼ガスの一部が燃焼筒21内に火炎を伴って周囲に拡散するように噴出されることで、各メイン燃焼バーナ21Bから燃焼筒21内に流れ込んだ予混合気に着火されて燃焼する。すなわち、パイロット燃焼バーナ21Aから噴射されたパイロット燃料による拡散火炎により、メイン燃焼バーナ21Bからの希薄予混合燃料の安定燃焼を行うための保炎を行うことができる。
このような圧縮機1と燃焼筒21とを繋ぐ圧縮機ディフューザ5は、燃焼筒21がタービン周方向に複数並設されていることから、各燃焼筒21に接続されるために、各燃焼筒21の数に応じた同数がタービン周方向に並設される。
圧縮機ディフューザ5は、図3に示すように、ガスタービン10の作動空気が、圧縮機1の出口16から燃焼筒21に流入するまで急拡大がなく漸次、減速する流れとなる流路形状を構成する内側ディフューザ5Aと、内側ディフューザ5Aの外周側にこの外周面5bに間隔をあけて設けられて、外側入口部53(一端)が圧縮機1の出口16に連通すると共に、外側出口部54(他端)が開口する環状流路Sを画成する外側ディフューザ5Bと、を備えている。
内側ディフューザ5Aは、圧縮機1の出口16が円環状に形成されているため、当該出口16に接続される内側入口部51が、圧縮機1の出口16が円環状を燃焼筒21の数分に分割した形状に合わせて形成されている。具体的には、図4及び図5に示すように、タービン軸4(図1参照)を中心とするタービン周方向に沿って設けられた二重円弧部51aと、二重円弧部51aの両側を繋ぐように圧縮機1の出口16が円環状を燃焼筒21の数分に分割する側端部51bと、を含んだ扇型の一部をなす略矩形状の1つの環状の開口形状に形成されている。
また、内側ディフューザ5Aは、図2に示すように、筒型に形成された燃焼筒21の給気口24に接続される内側出口部52が、1つの燃焼筒21の筒型に合わせて円形状の1つの環状の開口形状に形成されている。そして、内側ディフューザ5Aは、内側入口部51から内側出口部52に至りタービン軸方向に沿って連続し、扇型の一部をなす略矩形状から円形状に変化した筒形状に形成され、内部に分割部材5Cが設けられている。
内側ディフューザ5Aは、圧縮機1の出口16が空気を圧縮するために入口側に比較して窄まって形成され、燃焼筒21の給気口24が十分な流量の圧縮空気を給気するために比較的大きく形成されているため、図4に示すように、圧縮機1側の内側入口部51の二重円弧部51aが圧縮機1の出口16の寸法に近似するタービン径方向寸法H1とされ、燃焼筒21側の内側出口部52が燃焼筒21の筒型の直径に近似するタービン径方向寸法H2とされている。そして、内側入口部51のタービン径方向寸法H1よりも内側出口部52のタービン径方向寸法H2が大きく形成されている。
さらに、内側ディフューザ5Aは、圧縮機1の出口16が円環状に連続して形成され、燃焼筒21がタービン周方向に複数並設されて給気口24が筒型の開口部として形成されているため、図5に示すように、圧縮機1側の内側入口部51が圧縮機1の出口16が円環状を燃焼筒21の数分に分割されたタービン周方向寸法D1とされ、燃焼筒21側の内側出口部52が燃焼筒21の筒型の直径に近似するタービン周方向寸法D2とされている。そして、内側入口部51のタービン周方向寸法D1よりも内側出口部52のタービン周方向寸法D2が小さく形成されている。このタービン径方向寸法H1,H2およびタービン周方向寸法D1,D2の関係において、内側ディフューザ5Aは、タービン径方向断面の通路断面積が内側入口部51から内側出口部52に向けて漸次大きくなるように形成されている。すなわち、本実施の形態の圧縮機ディフューザ5は、圧縮機1が生成する圧縮空気の流れを減速して燃焼器2の燃焼筒21に供給する。
分割部材5Cは、図3、図4、図6〜図8に示すように、内側ディフューザ5Aの内部に配置されている。分割部材5Cは、内側ディフューザ5Aの内部において、内側入口部51に配置された先端部55aと、内側出口部52に配置された後端部55bとを有している。先端部55aは、内側ディフューザ5Aの内側入口部51において圧縮機ディフューザ5のタービン径方向寸法の中央であって二重円弧部51aの中央でタービン軸4を中心とするタービン周方向に沿って設けられた円弧からなる線状に形成され、両端が各側端部51bに至り設けられている。後端部55bは、内側ディフューザ5Aの内側出口部52の円形状よりも小さい径の円形状に形成されている。
そして、分割部材5Cは、線状の先端部55aから円形状の後端部55bに至りタービン軸方向に沿って連続し、線状から円形状に変化した形状に形成されている。すなわち、分割部材5Cは、線状の先端部55aが嘴状に尖っており、後端部55bに向かって徐々に円形状に変化し、内側ディフューザ5Aの内側出口部52に向けて圧縮機ディフューザ5の外形を小さくした形状に形成されている。
また、分割部材5Cは、その両外側に分割板55cが設けられている。分割板55cは、線状の先端部55aから円形状の後端部55bに至って両外側で連続し、かつ内側ディフューザ5Aの内周面に一体に設けられており、内側ディフューザ5Aの空気通路を2分割している。分割部材5Cは、後端部55bが板材で閉塞されてしていてもよい。また、分割部材5Cは、その内部が中空でも中実であってもよい。
分割部材5Cにより、内側ディフューザ5Aは、内側入口部51が先端部55aで2分割され、内側出口部52が後端部55bにより二重の環状(リング状)の開口形状に形成され、内側入口部51から内側出口部52に至り分割板55cで2分割される。また、後端部55bの位置における円形状の径は、燃焼筒21に設けられた内筒21Cの位置および径に近似しており、リング状の内側出口部52の開口は、メイン燃焼バーナ21Bに対向する。
外側ディフューザ5Bは、図3、図6〜図8に示すように、内側ディフューザ5Aの外周を覆うように配置され、圧縮機1の出口16に間隔をあけて配置される外側入口部53における二重円弧部53a、53aが、内側ディフューザ5Aの内側入口部51の二重円弧部51a、51aよりタービン径方向の外側と内側に位置している。外側ディフューザ5Bの二重円弧部53aは、内側ディフューザ5Aの二重円弧部51aと相似形状をなしている。そして、側端部51bからタービン径方向に延長される側端部53bによって各二重円弧部53aの両端が繋がれ、タービン径方向で内側ディフューザ5Aの内側入口部51を挟んだ両側に扇形の開口形状を形成している。つまり、圧縮機ディフューザ5は、圧縮機1の出口16側において、内側ディフューザ5Aの内側入口部51と、その内側入口部51のタービン径方向の外側と内側に外側ディフューザ5Bの外側入口部53と、から3つの開口部が形成されている。
さらに外側ディフューザ5Bは、外側入口部53から内側ディフューザ5Aの外周面5aに沿って拡大されて燃焼筒21の給気口24側の外側出口部54に接続された形状に形成されている。外側出口部54は、タービン軸方向で内側ディフューザ5Aの中間部分に位置し、内側出口部52と同軸でかつ大径の環状の開口形状に形成されている。このように外側ディフューザ5Bは、外側入口部53から外側出口部54に至りタービン軸方向に沿って連続し、扇型の一部をなす略矩形状から円形状に変化した筒形状に形成されている。そして、外側ディフューザ5Bにおける外側出口部54の外側入口部53に対する断面積比は、内側ディフューザ5Aにおける内側出口部52の内側入口部51に対する断面積比よりも大きくなっている。
また、外側ディフューザ5Bの外側出口部54には、図3に示すように、滑らかに湾曲しながら径方向外側に向けて延びる拡径部55が形成されている。上述したように内側ディフューザ5Aの内側出口部52が燃焼筒21の給気口24に接続されるのに対して、外側ディフューザ5Bの外側出口部54(拡径部55)は、燃焼筒21を通過せずに直接、車室Rに開口している。つまり、外側ディフューザ5Bの空気は、パイロット燃焼器、ロータ冷却空気通路、又は昇圧圧縮機に流入する構成となっている。
このような内側ディフューザ5Aによれば、内側入口部51から内側出口部52に連続して2つの空気通路に分割形成する分割部材5Cを有することで、空気通路を分割しない場合と比較して、1つの空気通路の拡大角度が小さくなるため圧力損失を低減することができる。また、本実施形態では、圧縮空気を主にメイン燃焼バーナ21Bの流路に向けて供給するため、メイン燃焼バーナ21Bとパイロット燃焼バーナ21Aとに対する圧縮空気の供給分布を調整することができ、この結果、燃焼筒21の燃焼効率を向上することができる。
また、この圧縮機ディフューザ5が適用されるガスタービン10によれば、圧縮機1から燃焼筒21に供給される圧縮空気の圧力損失を低減することができる。この結果、主に圧力損失低減による圧縮機動力の低下により、ガスタービン10全体の効率を向上することができる。
このように、本実施の形態の圧縮機ディフューザ5では、圧縮機1が生成する圧縮空気を燃焼器2の各燃焼筒21に直接供給する。このため、圧縮機1が生成する圧縮空気を車室Rに流す構成と比較して、圧縮空気の反転を生じさせず、かつ急拡大を抑制するため、圧縮空気の圧力損失を低減する。この結果、圧縮機1から燃焼筒21に供給される圧縮空気の圧力損失を低減することができる。したがって、主に圧力損失低減による圧縮機動力の低下により、ガスタービン全体の効率を向上することができる。
また、本実施の形態では、内側ディフューザ5Aの外周側に外側ディフューザ5Bが設けられ、外側ディフューザ5Bの一端が圧縮機1の出口16に連通しているので、外側ディフューザ5Bと内側ディフューザ5Aとの間の環状流路Sが圧縮機1で生成された圧縮空気を抽気する抽気部となる。そのため、外側ディフューザ5B内を通過して車室Rに取り出された圧縮空気はより高い圧力となるため、高圧部の冷却を行うことができる。
さらに、外側ディフューザ5Bを設けることで、燃焼筒21に供給される圧縮空気の流速分布をより均一にすることができる。そのため、例えばパイロット燃焼器、ロータ冷却空気通路、又は昇圧圧縮機に流入する空気の圧力を、予混合ノズルの壁面圧力よりも高くすることが可能となり、燃焼ガスの外部への漏洩を防止することができ、ガスタービン10全体の効率を向上することができる。
また、本実施の形態の圧縮機ディフューザ5では、内側ディフューザ5Aにおける内側入口部51から内側出口部52に連続して2つの空気通路に分割形成する分割部材5Cを有することで、空気通路を分割しない場合と比較して、1つの空気通路の拡大角度が小さくなるため圧力損失を低減することができる。
上述した本実施の形態による圧縮機ディフューザ、及びガスタービンでは、圧縮機1から燃焼筒21に供給される圧縮空気の圧力損失を低減することにより、熱効率を高めることができる。
次に、本発明の圧縮機ディフューザ、及びガスタービンによる他の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第1の実施の形態と異なる構成について説明する。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態による圧縮機ディフューザ50Aについて、図面に基づいて説明する。
図9に示す第2の実施の形態による圧縮機ディフューザ50Aは、外側ディフューザ5Bの形状を変えたものである。具体的に外側ディフューザ5Bの外側入口部53(一端)は、外側出口部54(他端)側に向けて環状流路Sを拡大するように湾曲した円弧面53cが形成され、内側ディフューザ5Aの内側入口部51に近接されるとともに、圧縮機1の出口16に設けられる出口案内静翼15(静翼)に接続された構成となっている。つまりタービン径方向に対向する一対の円弧面53cは、外側出口部54側に向かうに従い互いにタービン径方向に離れるように湾曲している。
第2の実施の形態では、外側ディフューザ5Bの拡大角度をより大きくすることが可能となるので、圧縮機ディフューザ5の軸方向の長さを短くすることができる。
(第3の実施の形態)
次に、図10に示す第3の実施の形態による圧縮機ディフューザ50Bの外側ディフューザ5Bは、外側入口部53(一端)側が、内側ディフューザ5Aの内側入口部51に近接するとともに、圧縮機1の出口16に連通する部分の環状流路Sの内側に凸となる凸曲部53dが形成された構成となっている。
本第3の実施の形態では、外側ディフューザ5Bの外側入口部53側、すなわち圧縮機1の出口16に接続される入口部分において、凸曲部53dが形成されることで、外側ディフューザ内の流路断面で速くなる流れが形成されるので、流れをより均一にすることができる。
(第4の実施の形態)
次に、図11に示す第4の実施の形態による圧縮機ディフューザ50Cの外側ディフューザ5Bは、外側入口部53(一端)側が、外側出口部54(他端)側に向かうに従い漸次、環状流路Sを拡大する傾斜面53eが形成された構成となっている。つまりタービン径方向に対向する一対の傾斜面53eは、外側出口部54側に向かうに従い互いにタービン径方向に離れるように漸次傾斜している。
第4の実施の形態の構成によれば、内側ディフューザ5Aの内側入口部51(一端)側、すなわち圧縮機1の出口16に接続される入口部分の流れを傾斜面53eに沿わせてより均一にすることができるうえ、上述した第3の実施の形態のような凸曲部53dを形成する場合に比べて加工が容易となる利点がある。
以上、本発明による圧縮機ディフューザ、及びガスタービンの実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、内側ディフューザ5Aの内側に分割部材5Cを備えた構成となっているが、このような構成に限定されることはない。例えば、分割部材5Cに代えて、内側ディフューザにおける一端を1つの環状に形成し、他端を二重の環状に形成する中子部材を有する構成の圧縮機ディフューザを採用することも可能である。このような中子部材を有する圧縮機ディフューザとすることで、燃焼筒に供給する圧縮空気の流れを燃焼筒の筒型に合わせて環状にすることができるため、燃焼筒に対する圧縮空気の供給分布が調整され、燃焼筒の燃焼効率を向上することができる。
また、内側ディフューザ5Aの内側に上述した分割部材5Cや中子部材を省略することも可能である。
また、外側ディフューザ5Bの形状、大きさ、内側ディフューザ5Aとの離間等の構成は、内側ディフューザ5Aの形状、圧縮機1の出口の開口、圧縮機1で生成される圧縮空気の流量等に応じて適宜設定することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施の形態を適宜組み合わせてもよい。
1 圧縮機
11 空気取入口
12 圧縮機ケーシング
13 圧縮機静翼
13a 最終段静翼
14 圧縮機動翼
15 出口案内静翼
16 出口
2 燃焼器
21 燃焼筒
21A パイロット燃焼バーナ
21B メイン燃焼バーナ
21C 内筒
22 尾筒
23 燃焼器ケーシング
24 給気口
3 タービン
31 タービンケーシング
32 タービン静翼
33 タービン動翼
34 排気室
34a 排気ディフューザ
4 タービン軸(回転軸)
5、50A、50B、50C 圧縮機ディフューザ
5A 内側ディフューザ
5B 外側ディフューザ
5C 分割部材
51 内側入口部(内側ディフューザの一端)
52 内側出口部(内側ディフューザの他端)
53 外側入口部(外側ディフューザの一端)
53c 円弧面
53d 凸曲部
53e 傾斜面
54 外側出口部(外側ディフューザの他端)
55a 先端部
55b 後端部
55c 分割板
10 ガスタービン
C 軸心
R 車室
S 環状流路

Claims (8)

  1. 回転軸の周りに複数配置されてタービンに燃焼ガスを供給する筒型の燃焼筒と、前記回転軸を中心に回転して圧縮空気を生成する圧縮機と、の間に設けられる圧縮機ディフューザにおいて、
    一端が前記圧縮機の出口に接続され、他端が1つの前記燃焼筒の給気口に接続される態様で、前記一端が前記回転軸を中心とする二重円弧部を含む開口形状に形成され、前記他端が1つの前記燃焼筒の筒型に合わせた開口形状に形成されて、前記一端から前記他端に至り連続して前記回転軸の延在方向に沿って配置される内側ディフューザと、
    該内側ディフューザの外周側を覆うように配置され、当該内側ディフューザの外周面に沿って連続し、かつ該外周面との間に環状流路を画成した状態で配置された外側ディフューザと、を備え、
    前記環状流路は、前記内側ディフューザの前記外周面と前記外側ディフューザの内周面との間で、一端が前記圧縮機の出口に連通すると共に、他端が開口している圧縮機ディフューザ。
  2. 前記外側ディフューザにおける前記他端の前記一端に対する断面積比は、前記内側ディフューザにおける他端の一端に対する断面積比よりも大きい請求項1に記載の圧縮機ディフューザ。
  3. 前記外側ディフューザの前記一端は、前記他端側に向けて前記環状流路を拡大するように湾曲した円弧面が形成され、前記内側ディフューザの前記一端に近接されるとともに、前記圧縮機の出口に設けられる静翼に接続されている請求項1又は2に記載の圧縮機ディフューザ。
  4. 前記外側ディフューザの前記一端は、前記内側ディフューザの前記一端に近接されるとともに、前記圧縮機の出口に連通する部分の前記環状流路の内側に凸となる凸曲部が形成されている請求項1又は2に記載の圧縮機ディフューザ。
  5. 前記外側ディフューザの前記一端は、前記他端側に向かうに従い漸次、前記環状流路を拡大する傾斜面が形成されている請求項1又は2に記載の圧縮機ディフューザ。
  6. 前記内側ディフューザにおける前記一端から前記他端に連続して2つの通路に分割形成する分割部材を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の圧縮機ディフューザ。
  7. 前記内側ディフューザにおける一端を1つの環状に形成し、他端を二重の環状に形成する中子部材を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の圧縮機ディフューザ。
  8. 回転軸を中心に設けられたタービンと、
    前記回転軸の周りに複数配置されて前記タービンに燃焼ガスを供給する筒型の燃焼筒と、
    前記回転軸を中心に回転して圧縮空気を生成する圧縮機と、
    請求項1から7のいずれか1つに記載の圧縮機ディフューザと、
    を備えるガスタービン。
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