JP6872200B2 - 餃子の成形装置 - Google Patents

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本発明は、第1成形型及び第2成形型を互いに近接又は当接させることにより餃子を成形可能な餃子の成形装置に関するものである。
従来の餃子の製造装置は、開いた状態の成形型上に餃子の皮を供給し、その餃子の皮に餃子の具を載せた後、成形型を閉じることによって、餃子の皮に所定量の具が包まれた餃子を連続的に得ることができるよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来の餃子の製造装置によれば、成形型にしわの模様が形成されていたので、餃子を成形する際、餃子の外周面にしわ模様を転写し、手で成形した伝統的な餃子のしわに似せることができるようになっていた。
特開2010−57401号公報
しかしながら、上記従来技術においては、餃子の外周面に形成されたしわが手で成形した際のしわと比べて、あまり似ておらず再現性が十分でないという問題があった。また、成形型の一方が複数の成形ブロックを有し、成形ブロックを離間した状態から合致した状態とすることにより、手で成形した伝統的な餃子のしわを再現することも考えられるが、その場合、一方の成形型により成形された側面(しわが形成された面)と他方の成形型により成形された側面(しわが形成されない面)とがずれてしまい、加工時に内部の具が外に漏れてしまう等の品質上の問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、手で成形した伝統的な餃子のしわを精度よく再現することができるとともに、餃子の品質を向上させることができる餃子の成形装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、具を内部に包含した状態の餃子の皮に対して、一方の側から押圧して餃子の一方の面を成形可能な第1成形型と、餃子の具を内部に包含した状態の餃子の皮に対して、他方の側から押圧して餃子の他方の面を成形可能な第2成形型とを具備し、前記第1成形型及び第2成形型を互いに近接又は当接させることにより餃子を成形可能な餃子の成形装置において、前記第1成形型及び第2成形型は、それぞれ複数の成形ブロックを有し、当該成形ブロックが離間した状態のときの成形面と合致した状態のときの成形面とを有するとともに、当該第1成形型及び第2成形型の一方は、前記成形ブロックの成形面に凸条部を稜線とした立体形状が形成され、且つ、当該第1成形型及び第2成形型の他方は、前記凸条部が形成されず前記成形ブロックの成形面が窪んだ凹状の面とされ、前記成形ブロックが離間した状態から合致した状態とすることにより、前記凸条部によって前記餃子の一方の面又は他方の面にしわを形成可能とされたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の餃子の成形装置において、前記第1成形型及び第2成形型を互いに近接又は当接させるとともに、前記成形ブロックを離間した状態から合致した状態まで移動させる駆動機構を具備したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の餃子の成形装置において、前記餃子の皮及び具を載置する載置部を有した載置手段を具備し、前記第1成形型及び第2成形型により餃子の一方の面及び他方の面を成形する際に前記載置部が餃子の底面を押圧して成形することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1つに記載の餃子の成形装置において、前記第1成形型及び第2成形型は、前記複数の成形ブロックを離間させた状態で前記餃子の一方の面及び他方の面を成形する第1工程と、前記複数の成形ブロックを合致させて前記第1工程で成形された餃子の一方の面又は他方の面に対して前記しわを形成する第2工程とが順次実行されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1成形型及び第2成形型は、それぞれ複数の成形ブロックを有し、当該成形ブロックが離間した状態のときの成形面と合致した状態のときの成形面とを有するとともに、当該第1成形型及び第2成形型の少なくとも一方は、成形ブロックが離間した状態から合致した状態とすることにより、餃子の一方の面又は他方の面にしわを形成可能とされたので、手で成形した伝統的な餃子のしわを精度よく再現することができるとともに、餃子の品質を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、第1成形型及び第2成形型を互いに近接又は当接させるとともに、成形ブロックを離間した状態から合致した状態まで移動させる駆動機構を具備したので、複数の成形ブロックを離間した状態から合致した状態まで円滑に移動させることができる。
請求項3の発明によれば、餃子の皮及び具を載置する載置部を有した載置手段を具備し、第1成形型及び第2成形型により餃子の一方の面及び他方の面を成形する際に載置部が餃子の底面を押圧して成形するので、餃子の底面を平らにすることができ、安定して餃子を搬送することができる。
請求項4の発明によれば、第1成形型及び第2成形型は、複数の成形ブロックを離間させた状態で餃子の一方の面及び他方の面を成形する第1工程と、複数の成形ブロックを合致させて第1工程で成形された餃子の一方の面又は他方の面に対してしわを形成する第2工程とが順次実行されるので、餃子の成形をより正確且つ良好に行わせることができる。
本発明の実施形態に係る餃子の成形装置が適用されるシステム全体を示す平面図 同システムを示す側面図 同システムに適用される型抜き装置を示す側面図 同型抜き装置を示す正面図 同システムに適用される餃子の具投入装置を示す側面図 同餃子の具投入装置を示す正面図 同システムに適用される予備成形装置及び餃子の成形装置を示す斜視図 同予備成形装置における一方の成形型と他方の成形型とが離間した状態を示す側面図 同予備成形装置における一方の成形型を示す正面図 同予備成形装置における他方の成形型を示す正面図 同予備成形装置における一方の成形型と他方の成形型とが近接又は当接した状態を示す側面図 同予備成形装置で成形された餃子を搬送する状態の搬送手段を示す正面図 同餃子の成形装置における第1成形型と第2成形型とが離間した状態を示す側面図 同餃子の成形装置における第1成形型(成形ブロックが離間した状態)を示す正面図 同餃子の成形装置における第2成形型(成形ブロックが離間した状態)を示す正面図 同第1成形型の成形ブロックが離間した状態を示す拡大図 同第2成形型の成形ブロックが離間した状態を示す拡大図 同餃子の成形装置における第1成形型と第2成形型とが近接又は当接した状態を示す側面図 同餃子の成形装置における第1成形型(成形ブロックが合致した状態)を示す正面図 同餃子の成形装置における第2成形型(成形ブロックが合致した状態)を示す正面図 同第1成形型の成形ブロックが合致した状態を示す拡大図 同第2成形型の成形ブロックが合致した状態を示す拡大図 同餃子の成形装置で成形された餃子を搬送する状態の搬送手段を示す正面図 同予備成形装置で成形された後の餃子の外観を示す3面図 同餃子の成形装置で成形された後の餃子の外観を示す3面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る餃子の成形装置は、第1成形型及び第2成形型を互いに近接又は当接させることにより餃子を成形可能なもので、図1、2に示すように、複数の餃子を連続的に製造するシステムに適用されたものである。かかるシステムは、餃子の皮成形装置Aと、型抜き装置Bと、餃子の具投入装置Cと、予備成形装置Dと、搬送装置Eと、餃子の成形装置1とを有して構成されたものである。
餃子の皮成形装置Aは、小麦粉に水を混ぜて半練り状にした半練り状の材料を投入可能な投入部と、その投入部に投入された半練り状の材料を圧縮して帯状に成形する成形部とを有して構成されており、例えば成形部で得られた帯状の材料に対し、複数のローラを通過させて順次圧縮することにより、薄く且つ均一な厚さの帯状の材料を得ることができる。
型抜き装置Bは、餃子の皮成形装置Aで得られた帯状の材料を所定形状(丸形)に型抜きして餃子の皮とし得るもので、図3、4に示すように、皮カッターBaにて2枚の餃子の皮nを同時に得ることができるよう構成されている。得られた餃子の皮nは、それぞれ型抜き装置Bに位置する載置手段7上に落下して載置され、その載置手段7が餃子の具投入装置Cまで移動するようになっている。
餃子の具投入装置Cは、型抜き装置Bで得られた餃子の皮nに餃子の具gを載せるためのもので、図5、6に示すように、所定容量の餃子の具gを収容するホッパーhを具備している。そして、ホッパーhに収容された餃子の具gを所定量ずつ供給口Caから落下させると、餃子の具投入装置Cに位置する載置手段7に載置された餃子の皮n上に所定量の餃子の具gが載せられ、その載置手段7が予備成形装置Dまで移動するようになっている。
搬送装置Eは、複数の載置手段7が同一円周上に配設されている。これら載置手段7は、餃子の皮n及び具gを載置する載置部7b(図12、23参照)を有するもので、駆動部M(図7参照)によって間欠的に回転し、型抜き装置Bの位置、餃子の具投入装置Cの位置、予備成形装置D及び餃子の成形装置1との間を移動し得るよう構成されている。これにより、載置手段7が移動する過程において、型抜き装置Bの位置にて餃子の皮nが載置され、餃子の具投入装置Cにて餃子の具gが餃子の皮n上に載せられた後、予備成形装置Dによる予備成形及び餃子の成形装置1による本成形が順次行われるようになっている。
予備成形装置Dは、図12に示すように、載置手段7の載置部7b上で餃子の具gを餃子の皮nにて包含した状態に成形するもので、図8〜12に示すように、一方の成形型Daが形成された一方の可動部bと、他方の成形型Dbが形成された他方の可動部cと、駆動部Mと回転軸Lbを介して連結されて回転可能な回転カム部材Nとを有して構成されている。また、一方の可動部b及び他方の可動部cは、それぞれカムフォロワーd、eを有しており、これらカムフォロワーd、eが回転カム部材Nに形成されたカム面Na、Nbに沿って摺動可能とされている。
さらに、一方の成形型Daは、図9に示すように、2つの成形面Daaが形成されるとともに、他方の成形型Dbは、図10に示すように、2つの成形面Dbaが形成されており、一方の成形型Da及び他方の成形型Dbが互いに近接又は当接することにより、図24に示すように、一方の面Ga、他方の面Gb及び底面Gcを有し、皮nで具gを内部に包含した予備成形品を成形し得るようになっている。
そして、駆動部Mの駆動により回転カム部材Nが回転すると、カムフォロワーd、eが当該回転カム部材Nのカム面Na、Nbに沿って摺動するので、図11に示すように、一方の可動部b及び他方の可動部cがレール部材aに沿って左右方向に移動し、一方の成形型Da及び他方の成形型Dbが離間した状態から近接又は当接した状態まで移動して予備成形品を得ることができる。なお、予備成形品を成形した後、回転カム部材Nが更に回転することによって、一方の可動部b及び他方の可動部cが初期位置に戻り、図8に示すように、一方の成形型Da及び他方の成形型Dbが離間した状態まで移動することとなる。
ここで、本実施形態に係る餃子の成形装置1は、予備成形装置Dで得られた予備成形品を更に成形し、図23に示すように、載置手段7の載置部7b上で製品としての餃子Gを成形するためのもので、図13〜22に示すように、第1成形型2が形成された第1可動部4と、第2成形型3が形成された第2可動部5と、駆動部Mと回転軸Laを介して連結されて回転可能な回転カム部材Kとを有して構成されている。
第1可動部4は、図13、14に示すように、カムフォロワー4aと、作動部4bと、第1成形型2とを具備し、レール部材6に沿って摺動可能とされている。カムフォロワー4aは、回転カム部材Kのカム面Kaに沿って左右方向に移動し得るもので、左右方向に対する移動が第1可動部4に伝達されて当該第1可動部4をレール部材6に沿って移動させ得るようになっている。また、第1可動部4及び第2可動部5には、回転カム部材Kのカム面Kcに沿って上下方向に移動し得るカムフォロワー4cが取り付けられており、その上下方向に対する移動が作動部4bに伝達されて当該作動部4bを動作させ得るようになっている。
第1成形型2は、具gを内部に包含した状態の餃子の皮n(本実施形態においては、予備成形品の皮n)に対して、一方の側から押圧して餃子の一方の面Gaを成形可能なもので、図16、21に示すように、複数の成形ブロック(2a〜2d)を有して構成されている。これら成形ブロック(2a〜2d)は、それぞれ第1可動部4に形成された軸部材L1を中心として揺動可能とされており、作動部材4bの動作によって各成形ブロック(2a〜2d)が軸部材L1を中心に揺動するようになっている。
より具体的には、回転カム部材Kが回転する過程において、図14に示すように、カムフォロワー4cが初期位置にあり作動部材4bが作動しないとき、第1成形型2は、隣り合う成形ブロック(2a〜2d)の隙間mの寸法が大きな状態、すなわち成形ブロック(2a〜2d)が離間した状態(図16参照)とされるとともに、図19に示すように、カムフォロワー4cが下がり作動部材4bが作動したとき、第1成形型2は、隣り合う成形ブロック(2a〜2d)の隙間mの寸法が小さな状態、すなわち成形ブロック(2a〜2d)が合致した状態(図21参照)とされる。
さらに、各成形ブロック(2a〜2d)は予備成形品の一方の側から押圧して餃子Gの一方の面Gaを成形し得る成形面(f1〜f4)を有している。かかる成形面(f1〜f4)には、図16、21に示すように、紙面上手前側に向かって突出した凸条部pが形成され、凸条部pを稜線とした立体形状とされている。そして、第1成形型2及び第2成形型3が近接又は当接して餃子Gを成形すると、図25に示すように、餃子Gの一方の面Gaに成形ブロック(2a〜2d)の成形面(f1〜f4)における立体形状が転写され、凸条部pによるしわが形成されるようになっている。
第2可動部5は、図15に示すように、カムフォロワー5aと、作動部5bと、第2成形型3とを具備し、レール部材6に沿って摺動可能とされている。カムフォロワー5aは、回転カム部材Kのカム面Kbに沿って左右方向に移動し得るもので、左右方向に対する移動が第2可動部5に伝達されて当該第2可動部4をレール部材6に沿って移動させ得るようになっている。また、既述のように、第1可動部4及び第2可動部5には、回転カム部材Kのカム面Kcに沿って上下方向に移動し得るカムフォロワー4cが取り付けられており、その上下方向に対する移動が作動部5bに伝達されて当該作動部5bを動作させ得るようになっている。しかして、図13に示すように、離間した状態の第1可動部4及び第2可動部5がレール部材6に沿って移動すると、図18に示すように、第1可動部4の第1成形型2と第2可動部5の第2成形型3とが近接又は当接して餃子Gを成形することとなる。
第2成形型3は、具gを内部に包含した状態の餃子の皮n(本実施形態においては、予備成形品の皮n)に対して、他方の側から押圧して餃子の他方の面Gbを成形可能なもので、図17、22に示すように、複数の成形ブロック(3a〜3d)を有して構成されている。これら成形ブロック(3a〜3d)は、それぞれ第2可動部5に形成された軸部材L2を中心として揺動可能とされており、作動部材5bの動作によって各成形ブロック(2a〜2d)が軸部材L2を中心に揺動するようになっている。
より具体的には、回転カム部材Kが回転する過程において、図15に示すように、カムフォロワー4cが初期位置にあり作動部材5bが作動しないとき、第2成形型3は、隣り合う成形ブロック(3a〜3d)の隙間mの寸法が大きな状態、すなわち成形ブロック(3a〜3d)が離間した状態(図17参照)とされるとともに、図20に示すように、カムフォロワー4cが下がり作動部材5bが作動したとき、第2成形型3は、隣り合う成形ブロック(3a〜3d)の隙間mの寸法が小さな状態、すなわち成形ブロック(3a〜3d)が合致した状態(図22参照)とされる。
さらに、各成形ブロック(3a〜3d)は予備成形品の他方の側から押圧して餃子Gの他方の面Gbを成形し得る成形面(h1〜h4)を有している。かかる成形面(h1〜h4)は、図17、22に示すように、第1成形型2の成形面(f1〜f4)に対応した面とされているが、凸条部pは形成されていない紙面上奥側に向かって窪んだ凹状の面とされている。
しかるに、本実施形態に係る回転カム部材Kは、カム面Ka、Kbの左右方向の変位によって第1成形型2及び第2成形型3を互いに近接又は当接させるとともに、カム面Kcの上下方向の変位によって作動部(4b、5b)を動作させて成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を離間した状態から合致した状態まで移動させる駆動機構を構成している。よって、回転カム部材Kは、第1成形型2及び第2成形型3を移動させる機能と、成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を離間した状態から合致した状態に切り替える機能とを兼ね備えている。
またさらに、本実施形態においては、載置手段7に作動部7a(図3参照)が取り付けられており、作動部7aを図示しない駆動部等で作動させると載置部7aが所定寸法上昇するよう構成されており、第1成形型2及び第2成形型3により餃子Gの一方の面Ga及び他方の面Gbを成形する際に載置部7bが餃子Gの底面Gcを押圧して成形するようになっている。これにより、餃子Gの底面Gcを平らに成形することができる。
次に、本実施形態に係る餃子の成形装置1の作用について説明する。
予備成形装置Dから予備成形品が餃子の成形装置1の位置まで移動すると、第1成形型2及び第2成形型3は、複数の成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を離間させた状態で餃子Gの一方の面Ga及び他方の面Gbを成形する第1工程と、複数の成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を合致させて第1工程で成形された餃子Gの一方の面Gaに対してしわを形成する第2工程とが順次実行される。
このように、本実施形態においては、第1成形型2及び第2成形型3がそれぞれ複数の成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を有し、当該成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)が離間した状態のときの成形面(隙間mの寸法が大きい成形面f1〜f4、h1〜h4で構成される成形面)と合致した状態のときの成形面(隙間mの寸法が小さい成形面f1〜f4、h1〜h4で構成される面)とを有するとともに、当該第1成形型2及び第2成形型3の少なくとも一方(本実施形態においては、第1成形型2のみ)は、成形ブロック(2a〜2d)が離間した状態から合致した状態とすることにより、餃子Gの一方の面Gaにしわを形成可能とされている。
また、本実施形態においては、成形ブロック(2a〜2d)と対応する成形ブロック(3a〜3d)を有し、第1成形型2及び第2成形型3による餃子Gの成形時、対応する成形ブロック(2a〜2d)及び成形ブロック(3a〜3d)を同期させ、離間した状態から合致した状態に同時にすることができるので、餃子Gの一方の面Gaと他方の面Gbとがずれてしまうのを抑制して、品質を向上させることができる。
なお、餃子の成形装置1にて成形された餃子Gは、載置手段7にて載置されつつ移動し、取り出し位置にてプッシャ等(不図示)で載置手段7から一括して取り出されるようになっている。そして、餃子Gが取り出された載置手段7は、再び型抜き装置Bの位置に戻り、当該型抜き装置Bで得られた餃子の皮nを載置し、上記の如き位置を順次回転し得るよう構成されている。
上記実施形態によれば、1成形型2及び第2成形型3は、それぞれ複数の成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を有し、当該成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)が離間した状態のときの成形面と合致した状態のときの成形面とを有するとともに、当該第1成形型2は、成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)が離間した状態から合致した状態とすることにより、餃子Gの一方の面Gaにしわを形成可能とされたので、手で成形した伝統的な餃子のしわを精度よく再現することができるとともに、餃子Gの品質を向上させることができる。
また、第1成形型2及び第2成形型3を互いに近接又は当接させるとともに、成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を離間した状態から合致した状態まで移動させる駆動機構(回転カム部材Kによる駆動機構)を具備したので、複数の成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を離間した状態から合致した状態まで円滑に移動させることができる。さらに、餃子の皮n及び具gを載置する載置部7bを有した載置手段7を具備し、第1成形型2及び第2成形型3により餃子Gの一方の面Ga及び他方の面Gbを成形する際に載置部7bが餃子Gの底面Gcを押圧して成形するので、餃子Gの底面Gcを平らにすることができ、安定して餃子Gを搬送することができる。
またさらに、第1成形型2及び第2成形型3は、複数の成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を離間させた状態で餃子Gの一方の面Ga及び他方の面Gbを成形する第1工程と、複数の成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)を合致させて第1工程で成形された餃子Gの一方の面Gaに対してしわを形成する第2工程とが順次実行されるので、餃子Gの成形をより正確且つ良好に行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば第1成形型2及び第2成形型3の少なくとも一方は、成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)が離間した状態から合致した状態とすることにより、餃子Gの一方の面Ga又は他方の面Gbにしわを形成可能とされていれば足り、第2成形型3の成形ブロック(3a〜3d)が離間した状態から合致した状態とすることにより、餃子Gの他方の面Gbにしわを形成するもの、或いは第1成形型2及び第2成形型3の両方における成形ブロック(2a〜2d)(3a〜3d)が離間した状態から合致した状態とすることにより、餃子Gの一方の面Ga又は他方の面Gbにしわを形成するものであってもよい。
また、本実施形態に係る餃子の成形装置1は、餃子の皮成形装置Aと、型抜き装置Bと、餃子の具投入装置Cと、予備成形装置Dと、搬送装置Eとを有するシステムに適用されているが、何れかの装置がないシステム、或いは他の装置を付加したシステムに適用してもよい。例えば、予備成形装置Dに餃子の皮nを投入して予備成形品を成形し、その後、餃子の成形装置1にて製品としての餃子Gを成形するものとしてもよい。
第1成形型及び第2成形型は、それぞれ複数の成形ブロックを有し、当該成形ブロックが離間した状態のときの成形面と合致した状態のときの成形面とを有するとともに、当該第1成形型及び第2成形型の一方は、成形ブロックの成形面に凸条部を稜線とした立体形状が形成され、且つ、当該第1成形型及び第2成形型の他方は、凸条部が形成されず成形ブロックの成形面が窪んだ凹状の面とされ、成形ブロックが離間した状態から合致した状態とすることにより、凸条部によって餃子の一方の面又は他方の面にしわを形成可能とされた餃子の成形装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 餃子の成形装置
2 第1成形型
2a〜2d 成形ブロック
f1〜f4 成形面
3 第2成形型
3a〜3d 成形ブロック
h1〜h4 成形面
4 第1可動部
4a カムフォロワー
4b 作動部
4c カムフォロワー
5 第2可動部
5a カムフォロワー
5b 作動部
6 レール部材
7 載置手段
7a 作動部
7b 載置部
A 餃子の皮成形装置
B 型抜き装置
C 餃子の具投入装置
D 予備成形装置
Da 一方の成形型
Db 他方の成形型
E 搬送装置
m 隙間
p 凸条部
M 駆動部
K 回転カム部材
Ka、Kb、Kc カム面
La 回転軸
N 回転カム部材
Na、Nb カム面
Lb 回転軸
a レール部材
b 一方の可動部
c 他方の可動部
d カムフォロワー
e カムフォロワー
n 餃子の皮
g 餃子の具
h ホッパー

Claims (4)

  1. 具を内部に包含した状態の餃子の皮に対して、一方の側から押圧して餃子の一方の面を成形可能な第1成形型と、
    餃子の具を内部に包含した状態の餃子の皮に対して、他方の側から押圧して餃子の他方の面を成形可能な第2成形型と、
    を具備し、前記第1成形型及び第2成形型を互いに近接又は当接させることにより餃子を成形可能な餃子の成形装置において、
    前記第1成形型及び第2成形型は、それぞれ複数の成形ブロックを有し、当該成形ブロックが離間した状態のときの成形面と合致した状態のときの成形面とを有するとともに、当該第1成形型及び第2成形型の一方は、前記成形ブロックの成形面に凸条部を稜線とした立体形状が形成され、且つ、当該第1成形型及び第2成形型の他方は、前記凸条部が形成されず前記成形ブロックの成形面が窪んだ凹状の面とされ、前記成形ブロックが離間した状態から合致した状態とすることにより、前記凸条部によって前記餃子の一方の面又は他方の面にしわを形成可能とされたことを特徴とする餃子の成形装置。
  2. 前記第1成形型及び第2成形型を互いに近接又は当接させるとともに、前記成形ブロックを離間した状態から合致した状態まで移動させる駆動機構を具備したことを特徴とする請求項1記載の餃子の成形装置。
  3. 前記餃子の皮及び具を載置する載置部を有した載置手段を具備し、前記第1成形型及び第2成形型により餃子の一方の面及び他方の面を成形する際に前記載置部が餃子の底面を押圧して成形することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の餃子の成形装置。
  4. 前記第1成形型及び第2成形型は、前記複数の成形ブロックを離間させた状態で前記餃子の一方の面及び他方の面を成形する第1工程と、前記複数の成形ブロックを合致させて前記第1工程で成形された餃子の一方の面又は他方の面に対して前記しわを形成する第2工程とが順次実行されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の餃子の成形装置。
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