JP6871115B2 - 信号生成装置、信号生成方法およびプログラム - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1の実施形態に係るレーダシステムについて図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のレーダシステムの構成について説明するためのブロック図である。図1のように、本実施形態のレーダシステムは、レーダ装置10と、信号生成装置20によって構成される。
次に、本実施形態に係るレーダシステムについて図面を参照しながら説明する。
高周波信号発生器31は、レーダ送信機11が発生させるレーダ送信信号と同じ周波数帯の高周波信号と、その高周波信号の整数倍となる高調波の周波数帯の高周波信号を同時に発生させる信号源である。高周波信号発生器31が発生させる高周波信号の周波数は、操作装置50を介して運用者によって設定される。例えば、高周波信号発生器31が発生させる高周波信号の周波数は、レーダ送信機11が発生させるレーダ送信信号の周波数の近傍や高調波周波数などに設定される。
パルス変調器32は、高周波信号発生器31の後段に設置される。パルス変調器32A、32B、32C・・・32Xは、それぞれ高周波信号発生器31A、31B、31C・・・31Xに接続される。パルス変調器32は、レーダ送信機11からの同期信号に同期させて、高周波信号発生器31から入力される高周波信号にレーダ送信機11と同種のパルス変調を掛ける。このとき、複数のパルス変調器32を接続することにより、同時に異なる波形のパルス変調波を生成することができる。図9の例では、X個のパルス変調器32によってX種類の形状の異なるパルスを生成できる。パルス変調器32は、生成したパルス変調波を後段の選択器33に出力する。
選択器33は、複数のパルス変調器32の後段に設置され、複数のパルス変調器32から複数のパルス変調波形を入力とする。選択器33は、入力された複数のパルス変調波形の信号の中から少なくとも一つの信号を選択し、選択した信号を組み合わせて一つのパルスに合成したパルス波形(以下、合成パルス波形と呼ぶ)の信号を高周波増幅器34に出力する。選択器33が組み合わせる信号は、操作装置50を介して運用者によって設定される。
高周波増幅器34は、合成パルス波形の信号を選択器33から入力とする。高周波増幅器34は、合成パルス信号の信号を任意の電力レベルに増幅して方向性結合器41に出力する。高周波増幅器34から出力される高電力のパルス信号が欺瞞信号に相当する。高周波増幅器34は、操作装置50を介して運用者によって設定される電力レベルに合成パルス信号を増幅する。
方向性結合器41は、レーダ送信機11からレーダ送信信号を主線路に入力とし、高周波増幅器34から欺瞞信号を結合線路に入力とする。方向性結合器41に入力されたレーダ送信信号に欺瞞信号が重畳されることによって、欺瞞信号を含む送信信号が生成される。方向性結合器41は、欺瞞信号を含む送信信号をレーダ装置10に出力する。レーダ装置10に出力された送信信号は、送信空中線12から放射される。
操作装置50は、欺瞞信号生成部30−2を構成する複数の高周波信号発生器31、複数のパルス変調器32、選択器33および高周波増幅器34に接続される。操作装置50は、運用者が欺瞞信号生成部30−2の構成要素に各種の設定を制御する制御装置である。操作装置50は、高周波信号発生の諸元や各パルス変調の諸元、パルス波形の組み合わせ、高周波増幅器のレベル設定などを一元的に制御する。また、操作装置50は、欺瞞信号の付加の入り切りの制御も行う。
次に、本発明の第3の実施形態に係るレーダシステムについて図面を参照しながら説明する。本実施形態のレーダシステムは、第2の実施形態とは異なり。レーダ送信機の内部を改修し、レーダ送信機の終段増幅器の手前の励振器または励振回路に相当する部分から励振信号を取り出して、第2の実施形態の欺瞞装置を付加した構成を有する。
ここで、本発明の各実施形態に係る操作装置を実現するハードウェア構成について、図12のコンピュータ90を一例として挙げて説明する。なお、図12のコンピュータ90は、各実施形態の操作装置を実現するための構成例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
11 レーダ送信機
12 送信空中線
20 信号生成装置
30 欺瞞信号生成部
31 高周波信号発生器
32 パルス変調器
33 選択器
34 高周波増幅器
40 結合部
41 方向性結合器
50 操作装置
100 レーダ装置
110 レーダ送信機
120 送信空中線
200 傍受装置
210 電波探知装置
220 解析装置
230 データベース
Claims (10)
- 第1の信号と前記第1の信号の同期信号とをレーダ装置から入力とし、前記第1の信号に畳重させる欺瞞信号を前記同期信号に同期させて生成する欺瞞信号生成手段と、
前記レーダ装置から前記第1の信号を主線路に入力するとともに、前記欺瞞信号生成手段から前記欺瞞信号を結合線路に入力とし、前記第1の信号と前記欺瞞信号とを畳重させた第2の信号を生成して前記レーダ装置に出力する結合手段とを備える信号生成装置。 - 前記欺瞞信号生成手段は、
スパイク波形、立ち下がり波形、不要高調波および後続リンギング波形のうち少なくともいずれかを含む波形を前記欺瞞信号として生成する請求項1に記載の信号生成装置。 - 前記欺瞞信号生成手段は、
前記レーダ装置が発生させる前記第1の信号と同じ周波数帯の高周波信号を発生させるとともに、前記第1の信号の周波数帯の整数倍となる高調波の周波数帯の前記高周波信号を発生させる複数の高周波信号発生手段と、
複数の前記高周波信号発生手段のいずれかによって発生された前記高周波信号を入力とするとともに、前記レーダ装置から前記同期信号を入力とし、前記同期信号に基づいて前記第1の信号と時間的に同期が取れたパルス信号を発生し、発生した前記パルス信号によって前記高周波信号を変調させたパルス変調波を生成する複数のパルス変調手段と、
前記複数のパルス変調手段から複数の前記パルス変調波を入力とし、複数の前記パルス変調波の中から少なくとも一つを選択して出力する選択手段と、
前記選択手段によって選択された少なくとも一つの前記パルス変調波を入力とし、入力された前記パルス変調波を増幅して前記欺瞞信号として出力する高周波増幅手段とを有する請求項1または2に記載の信号生成装置。 - 前記欺瞞信号生成手段は、
同一の前記第1の信号に付加するための複数の異なる前記欺瞞信号を生成し、複数の異なる前記欺瞞信号を前記第1の信号に付加することで複数の異なる前記第2の信号を生成し、生成した複数の前記第2の信号を前記レーダ装置に出力する請求項3に記載の信号生成装置。 - 前記欺瞞信号生成手段は、
複数の異なる前記第2の信号ごとに設定される所定のタイミングで複数の前記第2の信号のそれぞれを前記レーダ装置に出力する請求項4に記載の信号生成装置。 - 請求項3乃至5のいずれか一項に記載の信号生成装置と、
前記レーダ装置とを備え、
前記レーダ装置は、
前記第1の信号を生成するレーダ送信手段と、
前記欺瞞信号を含む送信信号を送出する送信空中線とを有するレーダシステム。 - 前記レーダ送信手段は、
レーダ送信信号を生成し、生成した前記レーダ送信信号を前記第1の信号として前記結合手段に出力するとともに、前記同期信号を複数の前記パルス変調手段に出力し、
前記欺瞞信号生成手段は、
前記同期信号を前記レーダ送信手段から入力とし、前記レーダ送信信号の信号に付加する前記欺瞞信号を前記同期信号に同期させて生成し、生成した前記欺瞞信号を前記結合手段に出力し、
前記結合手段は、
前記レーダ送信手段から前記第1の信号を前記主線路に入力するとともに、前記欺瞞信号生成手段から前記欺瞞信号を前記結合線路に入力することによって畳重させた信号を前記第2の信号として前記送信空中線に出力し、
前記送信空中線は、
前記結合手段から入力した前記第2の信号を送信信号として送出する請求項6に記載のレーダシステム。 - 前記レーダ送信手段は、
レーダ送信信号を生成する際に発生させる励振信号を前記第1の信号として前記結合手段に出力するとともに、前記同期信号を複数の前記パルス変調手段に出力し、
前記欺瞞信号生成手段は、
前記同期信号を前記レーダ送信手段から入力とし、前記励振信号の信号に付加する前記欺瞞信号を前記同期信号に同期させて生成し、生成した前記欺瞞信号を前記結合手段に出力し、
前記結合手段は、
前記レーダ送信手段から前記第1の信号を前記主線路に入力するとともに、前記欺瞞信号生成手段から前記欺瞞信号を前記結合線路に入力することによって畳重させた信号を前記第2の信号として前記レーダ送信手段に出力し、
前記レーダ送信手段は、
前記第2の信号を増幅して前記レーダ送信信号を生成し、生成した前記レーダ送信信号を前記送信空中線に出力し、
前記送信空中線は、
前記結合手段から入力した前記レーダ送信信号を送信信号として送出する請求項6に記載のレーダシステム。 - 第1の信号と前記第1の信号の同期信号とをレーダ装置から入力とし、
前記第1の信号に畳重させる欺瞞信号を前記同期信号に同期させて生成し、
方向性結合器の主線路に前記第1の信号を入力させるとともに、前記方向性結合器の結合線路に前記欺瞞信号を入力させて前記第1の信号と前記欺瞞信号とを畳重させた第2の信号を生成し、
生成した前記第2の信号を前記レーダ装置に出力する信号生成方法。 - 第1の信号と前記第1の信号の同期信号とをレーダ装置から入力する処理と、
前記第1の信号に畳重させる欺瞞信号を前記同期信号に同期させて生成する処理と、
方向性結合器の主線路に前記第1の信号を入力させるとともに、前記方向性結合器の結合線路に前記欺瞞信号を入力させて前記第1の信号と前記欺瞞信号とを畳重させた第2の信号を生成する処理と、
生成した前記第2の信号を前記レーダ装置に出力する処理とをコンピュータに実行させるプログラム。
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JP2017174647A JP6871115B2 (ja) | 2017-09-12 | 2017-09-12 | 信号生成装置、信号生成方法およびプログラム |
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