JP6870452B2 - 補強リングおよび真空インタラプタ - Google Patents

補強リングおよび真空インタラプタ Download PDF

Info

Publication number
JP6870452B2
JP6870452B2 JP2017081701A JP2017081701A JP6870452B2 JP 6870452 B2 JP6870452 B2 JP 6870452B2 JP 2017081701 A JP2017081701 A JP 2017081701A JP 2017081701 A JP2017081701 A JP 2017081701A JP 6870452 B2 JP6870452 B2 JP 6870452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing ring
coil member
contact
vacuum interrupter
brazed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017081701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018181681A (ja
Inventor
英昭 福田
英昭 福田
啓太 石川
啓太 石川
将大 林
将大 林
光佑 長谷川
光佑 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2017081701A priority Critical patent/JP6870452B2/ja
Publication of JP2018181681A publication Critical patent/JP2018181681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6870452B2 publication Critical patent/JP6870452B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

本発明は、真空インタラプタの電極構造に関する。特に、真空インタラプタの接触子に備えられる補強リングに関する。
真空遮断器は、優れた電流遮断性能や、環境低負荷であること、20年以上の寿命を有することという観点から、電力系統(例えば、定格84kV以下)に広く普及している。加えて、近年問題となっている地球温暖化対策の背景より、真空遮断器の更なる高電圧系統への普及が期待されている。
真空遮断器の接点部品として使用される真空インタラプタ(Vaccum Interrupter)において、真空インタラプタの接点部分の直下には、円筒状の無酸素銅にスリットを入れた部品(以降、コイル部材と記載)が取り付けられる(例えば、特許文献1〜3)。コイル部材が必要な理由は、電流遮断性能を向上させる手法の一つである接点部分(電極)周辺の磁束密度を高くさせるためである。加えて、真空遮断器の10000回の繰り返し開閉動作に対する機械的強度を満足させるためにコイル部材の内側にステンレス製の補強リングが併せて取り付けられる。真空遮断器の開閉性能を満足させるために、コイル部材、補強リングおよび接点板(電極)は、ろう付けにより固定される。
実公昭59−004520号公報 特開2003−086067号公報 特開2003−151413号公報
しかし、コイル部材、補強リングおよび接点板の3部品をろう付けすると、真空遮断器の電流遮断性能が低下するおそれがある。これは、通電電流が補強リングに分流することで、電極周辺の磁束密度が低下し、縦磁界電極構造の効果を充分に得ることができなくるためであると考えられる。
そこで、例えば、特許文献1では、補強リングを一枚板若しくは素管より成形加工することで補強リングの断面積を小さくし、補強リングに電流が流れにくくしている。しかしながら、補強リングの断面積を小さくすると、補強リングの補強効果が損なわれるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、補強リングの補強効果を損なうことなく、真空遮断器の電流遮断性能を向上することを目的としている。
上記目的を達成する本発明の補強リングの一態様は、真空インタラプタの接触子に備えられる補強リングであって、
前記接触子は、接点板と当該接点板を支持する筒状のコイル部材を備え、前記コイル部材には、当該コイル部材に流れる電流により該コイル部材の軸方向に沿う縦磁界が形成されるようにスリットが形成されており、
前記補強リングは、前記コイル部材の内側に備えられ、
前記補強リングの一端面は前記接点板とろう付けされ、前記補強リングの他端部は前記コイル部材とろう付けされており、前記補強リングの前記コイル部材とのろう付け部より前記接点板側に、前記補強リングの側壁を貫通する貫通穴が、前記補強リングの周に沿って複数形成された、ことを特徴としている。
また、上記目的を達成する本発明の補強リングの他の態様は、上記補強リングにおいて、
前記貫通穴は、前記補強リングの軸方向に複数段形成され、当該軸方向に隣接する貫通穴は、該軸方向に重ならないように互い違いに配置された、ことを特徴としている。
また、上記目的を達成する本発明の補強リングの他の態様は、上記補強リングにおいて、
前記補強リングの外径は、30mm以上90mm以下であり、
前記補強リングの高さは、16mm以上40mm以下である、ことを特徴としている。
また、上記目的を達成する本発明の真空インタラプタは、上記いずれかの補強リングを固定電極および/または可動電極に備えている。
以上の発明によれば、真空遮断器の電流遮断性能が向上する。
本発明の実施形態に係る補強リングを備えた接触子の断面拡大図である。 コイル部材の斜視図である。 補強リングの斜視図である。 本発明の実施形態に係る真空インタラプタの概略を示す断面図である。 実施例1の補強リングの断面図である。 比較例1の補強リングの斜視図である。 実施例1の接触子を備えた真空インタラプタと比較例1の接触子を備えた真空インタラプタの電流遮断可能範囲を示す図である。 比較例2の補強リングの断面図である。 (a)実施例1の接触子の磁束密度分布を示す図、(b)比較例2の接触子の磁束密度分布を示す図である。 (a)実施例1の補強リングの応力分布を示す図、(b)比較例2の補強リングの応力分布を示す図である。
本発明の実施形態に係る補強リングおよび真空インタラプタについて、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る補強リング1を備える接触子2の断面の一部を拡大した図である。接触子2は、接触子2本体であるカップ形の接触台3と、その端面に設けられた接点板4(電極)と、補強リング1を備える。なお、図1(および、後に詳述する図5)において、破線で囲んだ部分は、ろう付け箇所を示し、一点鎖線で囲んだ部分は、刳り貫き加工の対象範囲を示している。
接触台3は、コイル部材5と、コイル部材5の端部に設けられる接触子端板6を備え、接触子端板6には、リード棒(図示せず)が接続される。接点板4は、コイル部材5の接触子端板6が備えられていない端部に設けられ、コイル部材5に支持される。
図2に示すように、コイル部材5は、例えば、無酸素銅等により形成された円筒状の部材である。コイル部材5の一方の端面5aには接点板4がろう付けされ、コイル部材5の他方の端面5bには接触子端板6がろう付けされる。
コイル部材5の外径Dは、例えば、φ48mm以上φ110mm以下の範囲で選択される。コイル部材5の長さ(つぼ深さ)Lは、補強リング1の高さと同様であり、例えば、16mm以上40mm以下の範囲で設定される。コイル部材5の厚さ(接点板4と接している部分の厚さ)は、強度等を考慮して、例えば、5mm以上8mm以下の範囲で設定される。コイル部材5は、接触子端板6側の厚さが厚く形成されており、中央部において接点板4側の端部にいくにしたがって内径が大きくなるようにその厚さが次第に薄くなっている。
コイル部材5の全周面には、コイル部材5の軸線に対し角度(傾斜角)α傾斜する第1のスリット7、第2のスリット8が形成されている。傾斜角αは、例えば、60°以上80°以下に設定される。第1のスリット7は、コイル部材5の端面5aからコイル部材5の軸方向中程あたりまで形成される。また、第2のスリット8は、コイル部材5の端面5bからコイル部材5の軸方向中程あたりまで形成される。コイル部材5の中心に対する各スリット7、8の開き角度(方位角β)は、一定であり、例えば、(540/s)°以上(1440/s)°以下の範囲で設定される(sは、スリットの総数)。
補強リング1は、図1に示すように、コイル部材5と同軸に設けられる。補強リング1は、例えば、ステンレスの材料により形成される。補強リング1の外径(具体的には、接点板4と接している部分(後に詳述するフランジ1f部分)の外径)は、例えば、30mm以上90mm以下であり、補強リング1の高さは、例えば、16mm以上40mm以下である。補強リング1の一方の端面1aには接点板4がろう付けされ、補強リング1の他方の端面1bには接触子端板6がろう付けされる。補強リング1の接点板4側の端部には、接点板4に設けられた突出部4aが嵌合される嵌合溝1cが形成される。また、補強リング1の接触子端板6側の端部には、接触子端板6に設けられた突出部6aが嵌合される嵌合溝1dが形成される。また、補強リング1の接触子端板6側の端部の外周部1eは、コイル部材5の内周部と接しており、この接触部分において補強リング1とコイル部材5がろう付けされる。
図3に示すように、補強リング1は、接点板4側の端部にフランジ1fが形成されている。また、補強リング1は、コイル部材5の内周部とろう付けされる外周部1eとフランジ1fとの間に側部1gを備える。側部1gは、外周部1eからフランジ1fにかけて、外径が小さくなるようにその厚さが薄く形成されている。側部1gには、補強リング1の側壁を貫通する貫通穴1hがあけられる。側部1gは、コイル部材5と補強リング1をろう付けする箇所(すなわち、外周部1e)よりも、接点板4側に形成される。側部1gは、側部1gにおける抵抗値や強度等を考慮して、例えば、1.8mm以上4mm以下の厚さに形成される。なお、側部1gの最適な抵抗値は、コイル部材5の大きさに対応して定まることとなる。
図3では、貫通穴1hは、補強リング1の軸方向(すなわち、補強リング1の高さ方向)に2段形成されているが、貫通穴1hの補強リング1の軸方向の段数は、1段以上であればよい。また、同じ断面積分を刳り貫く場合、貫通穴1hの径は小さく、補強リング1の軸方向の段数は多い方が、かかる応力集中は小さくなる。また、補強リング1の軸方向の段と段の間は広い方が応力集中は小さくなる。また、補強リング1の軸方向で隣り合う段の貫通穴1h同士は力がかかる方向においてできるだけ重ならないようにした方が強度は高くなるので好ましい。貫通穴1hは、例えば、最大穴径がφ1mm以上φ8mm以下のものが好ましく、穴数を48等配〜12等配とすることが好ましい。
図4に示すように、本発明の実施形態に係る補強リング1を備える接触子2a、2bを、真空容器9内に所定の間隔をあけて同軸上で対向配置して真空インタラプタ10が構成される。
真空容器9は、セラミックまたはガラス等からなる絶縁筒の両端を金属からなる端板11a、11bで塞いで構成される。一方の接触子2aは、固定ロッド12の端部に固定され、固定電極として真空容器9内に備えられる。他方の接触子2bは、可動ロッド13の端部に固定され、可動電極として真空容器9内に備えられる。可動ロッド13の外周部であって端板1b内部にはベローズ14が設けられており、真空容器9の真空を保った状態で可動ロッド13が軸方向に移動可能となっている。また、接触子2a、2bの周りにはシールド15が備えられる。
接触子2において、分流による磁束密度の低下は、コイル部材5に流れる電流と補強リング1に流れる電流の比によって決まる。つまり、磁束密度の低下を抑制するためには、補強リング1(主として、側部1g)の導電率を下げればよい。
図3に示すように、補強リング1の側面に等配で貫通穴1hがあいていることで、通電方向に対する補強リング1の断面積は部分的に小さくなる。物体の電気抵抗Rは、抵抗率をρ、物体の長さL、通電面積をSとして、式(1)で表される。
R=ρ×(L/S) [Ω] …(1)
したがって、補強リング1の大きさ(L)、材質(ρ)は変更しない場合、補強リング1の側部1gに貫通穴1hを形成することで、側部1gの断面積Sが小さくなる。その結果、補強リング1の電気抵抗Rが高くなることで、コイル部材5に多くの電流が流れ、接触子2における磁束密度が高くなると考えられる。
表1は、図5に示すような実施例1の補強リング1Aを備えた接触子(以後、実施例1の接触子という)と、図6に示すような比較例1の補強リング16を備えた接触子(以後、比較例1の接触子という)との磁束密度の比を示している。
Figure 0006870452
図5に示すように、実施例1の補強リング1Aは、側部1gにφ8mmの貫通穴1hを24個あけたものである。貫通穴1hは、補強リング1Aの周方向に等間隔に12個、補強リング1Aの軸方向に2段並んで形成されており、各段の貫通穴1hは、補強リング1Aの軸方向で重ならないように互い違いとなるように配置されている。
図6に示すように、比較例1の補強リング16は、実施例1の補強リング1Aと同じサイズで、側部16gに貫通穴があいていない補強リングである。比較例1の補強リング16は、貫通穴以外は、実施例1の補強リング1Aと同様の構成であり、接点板4とろう付けされる端面16a、接触子端板6とろう付けされる端面16b、コイル部材5とろう付けされる外周部16e、フランジ16f、側部16g等を備えている。
表1に示すように、比較例1の接触子の磁束密度を100とした場合、実施例1の接触子の磁束密度は108となり、貫通穴1hをあけることにより、接触子に形成される磁束密度が向上することがわかる。これは、貫通穴1hをあけることで、側部1gにおける導電率が低下し、分流による磁束密度の低下が抑制されているためであると考えられる。また、図7に示すように、実施例1の接触子を備えた真空インタラプタと、比較例1の接触子を備えた真空インタラプタの遮断試験を行ったところ、実施例1の接触子を備えた真空インタラプタの遮断可能範囲が広くなった。
表2は、実施例1の接触子と、図8に示すような比較例2の補強リング17を備えた接触子(以後、比較例2の接触子という)との磁束密度の比を示している。表2において、比較例2の値は、実施例1の接触子を100とした場合の値を示している。
Figure 0006870452
図8に示すように、比較例2の補強リング17は、実施例1の補強リング1Aと同じサイズで、実施例1の補強リング1Aの側部1gの体積と同じ値となるように側部17gの厚さを薄くした補強リングである。比較例2の補強リング17は、貫通穴以外は、実施例1の補強リング1Aと同様の構成であり、接点板4とろう付けされる端面17a、接触子端板6とろう付けされる端面17b、コイル部材5とろう付けされる外周部17e、フランジ17f、側部17g等を備えている。
表2に示すように、最大磁束密度は、実施例1の接触子の方が高くなった。磁束密度は、高いほど電流遮断性能が向上すると考えられるので、実施例1の接触子の方が電流遮断性能が高いものと考えられる。一方、最大応力は、比較例2の接触子の方がわずかに小さくなった。応力は小さいほどよいので、応力に関しては比較例2の接触子の方が優れていると考えられる。しかしながら、実施例1の接触子と同程度の磁束密度となるようにさらに薄肉化をした場合、応力も大きく(脆く)なるので、機器に適用できなくなるおそれがある。
つまり、側部17gの厚さを薄くすることにより側部17gの導電率を下げることができるが、側部17gの体積を同じ体積とした場合において、貫通穴1hを形成した実施例1の補強リング1Aの方が、より電流遮断性能に優れた接触子(および、真空インタラプタ)を構成することができるものと考えられる。
図9は、実施例1の接触子と比較例2の接触子の磁束密度分布の解析結果を示す図である。解析ソフトは、MagNet(株式会社アドバンストテクノロジー社:ソフト開発元Infolytica社)を用い、電流値20kAで電極間が閉じた状態から電極間距離が16mmまで開いたときの磁束密度分布の解析結果を示している。図9に示すように、実施例1の接触子では、接触子内周部において、広い範囲にわたって磁束密度の高い部分が形成されており、電流遮断性能がより高くなっているものと考えられる。なお、図中の円は、接触子の外径を示している。
図10は、実施例1の接触子と比較例2の接触子の応力分布の解析結果を示す図である。解析ソフトは、NX(株式会社計算力学研究センター社)を用い、図中右側(接点板4が配置される側)を固定し、図中左側(接触子端板6が配置される側)から1000Nの力で押したときの応力分布の解析結果を示している。この応力分布は、真空インタラプタ10において電極間が閉じるときに生じる応力を模擬したものである。なお、応力分布において、プラスの数値は伸びていく力を示し、マイナスの数値は縮んでいく力を示している。図10に示すように、実施例1の接触子では、補強リング1Aの軸方向に隣接した貫通穴1hの間に高い応力がかかっており、補強リング1Aの端部(接触子端板6が配置される端部)における応力が比較例2の補強リング17と比べて小さくなっている。つまり、比較例2の補強リング17は、接触子端板6が配置される端部に応力が集中する傾向がある。このことより、側部17gに貫通穴を刳り貫くのではなく、側部17gの断面を薄くして側部17gの断面積を小さくした補強リング17は、ろう付け部分(外周部17e近傍)に応力が集中してそこを支点に亀裂が入るおそれがあると考えられる。
以上のような本発明の実施形態に係る補強リング1および真空インタラプタ10によれば、真空インタラプタ10の電流遮断性能を向上させることができる。特に、接触子2の機械強度を満足させるためのろう付け(接点板4と補強リング1のろう付けおよびコイル部材5と補強リング1のろう付け)を行ったまま、真空インタラプタ10の電流遮断性能を向上させることができる。
また、本発明の実施形態に係る真空インタラプタ10は、電流遮断性能に優れているので、高電圧系統の真空遮断器に好適に用いることができる。
以上、具体的な実施形態を示して本発明の補強リングおよび真空インタラプタについて説明したが、本発明の補強リングおよび真空インタラプタは、実施形態に限定されるものではなく、その特徴を損なわない範囲で適宜設計変更が可能であり、設計変更されたものも、本発明の技術的範囲に属する。
1、1A…補強リング
1a、1b…端面、1c、1d…嵌合溝、1e…外周部、1f…フランジ
1g…側部、1h…貫通穴
2、2a、2b…接触子
3…接触台
4…接点板
5…コイル部材
5a、5b…端面
6…接触子端板
7…第1のスリット
8…第2のスリット
9…真空容器
10…真空インタラプタ
11a、11b…端板
12…固定ロッド
13…可動ロッド
14…ベローズ
15…シールド

Claims (3)

  1. 真空インタラプタの接触子に備えられる補強リングであって、
    前記接触子は、接点板と当該接点板を支持する筒状のコイル部材を備え、前記コイル部材には、当該コイル部材に流れる電流により該コイル部材の軸方向に沿う縦磁界が形成されるようにスリットが形成されており、
    前記補強リングは、前記コイル部材の内側に備えられ、
    前記補強リングの一端面は前記接点板とろう付けされ、前記補強リングの他端部は前記コイル部材とろう付けされており、
    前記補強リングの前記コイル部材とのろう付け部より前記接点板側に、前記補強リングの側壁を貫通する貫通穴が、前記補強リングの周に沿って複数形成され
    前記貫通穴は、前記補強リングの軸方向に複数段形成され、当該軸方向に隣接する貫通穴は、該軸方向に重ならないように互い違いに配置された、ことを特徴とする補強リング。
  2. 前記補強リングの外径は、30mm以上90mm以下であり、
    前記補強リングの高さは、16mm以上40mm以下である、ことを特徴とする請求項に記載の補強リング。
  3. 請求項1または2に記載の補強リングを固定電極および/または可動電極に備えた、真空インタラプタ。
JP2017081701A 2017-04-18 2017-04-18 補強リングおよび真空インタラプタ Active JP6870452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017081701A JP6870452B2 (ja) 2017-04-18 2017-04-18 補強リングおよび真空インタラプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017081701A JP6870452B2 (ja) 2017-04-18 2017-04-18 補強リングおよび真空インタラプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018181681A JP2018181681A (ja) 2018-11-15
JP6870452B2 true JP6870452B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=64275842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017081701A Active JP6870452B2 (ja) 2017-04-18 2017-04-18 補強リングおよび真空インタラプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6870452B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018181681A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1595273B1 (en) A self-fixturing system for a vacuum interrupter
US6965089B2 (en) Axial magnetic field vacuum fault interrupter
US7173208B2 (en) Vacuum interrupter
US6479778B1 (en) Vacuum switch including windmill-shaped electrodes
KR100496772B1 (ko) 진공 차단기용 접촉자 및 이를 이용하는 진공 차단기
US5612523A (en) Vacuum circuit-breaker and electrode assembly therefor and a manufacturing method thereof
US4516004A (en) Vacuum switching tube with a helical current path
EP1149398B1 (en) Vacuum switching device
JP3840934B2 (ja) 真空インタラプタ用接触子及び真空インタラプタ
JP6870452B2 (ja) 補強リングおよび真空インタラプタ
AU2015234354B2 (en) Axial magnetic field coil for vacuum interrupter
KR102044111B1 (ko) 가속 공동 및 가속기
JPH0244094B2 (ja)
JP2010267442A (ja) 真空インタラプタ用縦磁界電極
US4617434A (en) Contact arrangement for a vacuum interrupter
US4504711A (en) Vacuum switching tube having magnetic field electrodes
US5461205A (en) Electrode stem for axial magnetic field vacuum interrupters
JP2016048636A (ja) 真空バルブ
KR910001370B1 (ko) 진공 밸브
JPWO2011089741A1 (ja) 真空バルブ
JPS59186219A (ja) 細長い接点構造
JP3840935B2 (ja) 真空インタラプタの接触子及び真空インタラプタ
EP2881961A1 (en) Low-, medium-, or high-voltage vacuum interrupter with a contact system
JPH0239325Y2 (ja)
JP2003100184A (ja) 真空インタラプタ用接触子及び真空インタラプタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6870452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150