JP6869485B2 - 流体動圧軸受装置、回転駆動装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

流体動圧軸受装置、回転駆動装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、軸部材を潤滑剤を介在させた状態で非接触で回転可能に支持する軸受が設置された流体動圧軸受装置と、それを備えた回転駆動装置と、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
従来から、高速回転する軸部材をスムーズに回転させることなどを目的として、軸部材との間に潤滑剤を介在させた状態で軸部材を非接触で回転可能に支持する軸受が設置された流体動圧軸受装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、特許文献1には、回転軸(軸部材)を保持する動圧軸受部材(軸受)の回転軸方向一端側に形成された開口部を閉鎖するカバー(封止部材)を、接着剤を用いて動圧軸受部材に接着する技術が開示されている。
上述した特許文献1の流体動圧軸受装置は、開口部を封止するカバー(封止部材)の接着が剥がれてしまって、装置の外部に潤滑剤が漏出してしまう不具合や、カバーを接着する接着剤が軸受の内部に混入してしまって、軸受の内部の汚染によって軸受の機能が低下してしまう不具合、などが生じる可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、開口部を封止する封止部材が外れて装置の外部に潤滑剤が漏出してしまう不具合や、軸受の内部に異物が混入して軸受の機能が低下してしまう不具合、が生じにくい、流体動圧軸受装置、回転駆動装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における流体動圧軸受装置は、所定方向に相対的に回転する軸部材との間に潤滑剤を介在させた状態で当該軸部材を非接触で支持する軸受と、前記軸受を内包するように保持するハウジングと、前記ハウジングの回転軸方向一端側に形成された開口部を封止する封止部材と、を備え、前記封止部材は、その外周面に形成された雄ネジ部が、前記ハウジングの内周面に形成された雌ネジ部に螺合されて、前記ハウジングに保持され、前記封止部材の内部に形成された凹部と、前記ハウジングと、前記軸受と、前記軸部材と、によって潤滑剤を貯留可能な空間が形成され、前記凹部の縁部と前記ハウジングとの隙間を周方向全域にわたってシールする第1のシール材と、前記開口部の縁部と前記封止部材の外周面との隙間を周方向全域にわたってシールする第2のシールと、が設けられたものである。
本発明によれば、開口部を封止する封止部材が外れて装置の外部に潤滑剤が漏出してしまう不具合や、軸受の内部に異物が混入して軸受の機能が低下してしまう不具合、が生じにくい、流体動圧軸受装置、回転駆動装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 画像形成装置における作像部を示す断面図である。 光走査装置の内部を示す斜視図である。 光走査装置の内部を示す側面図である。 光走査装置に設置された光偏向器(回転駆動装置)を示す断面図である。 光偏向器に設置された流体動圧軸受装置を示す断面図である。 変形例1としての、流体動圧軸受装置を示す断面図である。 変形例2としての、流体動圧軸受装置を示す断面図である。 変形例3としての、流体動圧軸受装置を示す断面図である。 変形例4としての、流体動圧軸受装置を示す断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1及び図2にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の中央には、中間転写ベルト装置30が設置されている。また、中間転写ベルト装置30の中間転写ベルト38に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ60Y、60M、60C、60BKが並設されている。さらに、プロセスカートリッジ60Y、60M、60C、60BKの上方には、2つの光走査装置50A、50Bが並設されている。
なお、光走査装置50A、50Bには、特徴的な流体動圧軸受装置16を具備した光偏向器53(回転駆動装置)が設置されているが、これについては後で詳しく説明する。
図2を参照して、イエローに対応したプロセスカートリッジ60Yは、感光体ドラム61Y(像担持体)と、感光体ドラム61Yの周囲に配設された帯電装置64Y、現像装置63Y、クリーニング装置62Y、除電部などと、が1つのユニットとして画像形成装置本体100に対して着脱可能(交換可能)に構成されている。そして、感光体ドラム61Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム61Y上にイエロー画像が形成されることになる。すなわち、プロセスカートリッジ60Yは、1次転写ローラ39Yなどとともに、作像部を構成している。
なお、他の3つのプロセスカートリッジ60M、60C、60BK(作像部)も、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応したプロセスカートリッジ60Y(作像部)とほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つのプロセスカートリッジ60M、60C、60BK(作像部)の説明を適宜に省略して、イエローに対応したプロセスカートリッジ60Y(作像部)のみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム61Y(像担持体)は、モータによって時計方向に回転駆動される。そして、帯電装置64Y(帯電ローラ)の位置で、感光体ドラム61Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム61Yの表面は、光走査装置50A、50B(書込み装置)から発せられた露光光L(レーザー光)の照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム61Yの表面は、現像装置63Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム61Yの表面は、中間転写ベルト38及び1次転写ローラ39Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム61Y上のトナー像が中間転写ベルト38上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム61Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム61Yの表面は、クリーニング装置62Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム61Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード62aによってクリーニング装置62Y内に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム61Yの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム61Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム61Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他のプロセスカートリッジ60M、60C、60BK(作像部)でも、イエロー用のプロセスカートリッジ60Y(作像部)と同様におこなわれる。すなわち、作像部の上方に配設された光走査装置50A、50Bから、画像情報に基いた露光光Lが、各プロセスカートリッジ60M、60C、60BKの感光体ドラム上に向けて照射される。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト38上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト38上にカラー画像が形成される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト38は、2次転写ローラ49との対向位置に達する。この位置では、駆動ローラ(2次転写対向ローラ)が、2次転写ローラ49との間に中間転写ベルト38を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト38上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に転写される(2次転写工程である。)。このとき、中間転写ベルト38には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト38は、中間転写クリーニングブレード(中間転写クリーニング装置)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト38上の未転写トナーが、中間転写ベルト38に圧接する中間転写クリーニングブレードによって機械的に除去される。
こうして、中間転写ベルト38上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、図1を参照して、2次転写ニップの位置に搬送されるシートPは、装置本体100の下方に配設された給紙装置46から、給紙ローラ47やレジストローラ対48(タイミングローラ対)等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給紙装置46には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ47が図1の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPがレジストローラ対48のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対48に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ対48のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト38上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対48が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、定着装置20の位置(定着ニップ)に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト21(定着部材)及び加圧ローラ22(加圧部材)による熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像(トナー像)がシートP上に定着される(定着工程である。)。
その後、シートPは、排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部110上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
以下、図3、図4等を用いて、光走査装置50A、50Bについて説明する。
先に図1を用いて説明したように、本実施の形態における画像形成装置100には、2つの光走査装置(第1の光走査装置50Aと、第2の光走査装置50Bと、である。)が設置されている。第1の光走査装置50Aは、ブラック用のプロセスカートリッジ60BKの感光体ドラムと、シアン用のプロセスカートリッジ60Cの感光体ドラムと、に対してそれぞれ露光工程をおこなうためのものである。第2の光走査装置50Bは、マゼンタ用のプロセスカートリッジ60Mの感光体ドラムと、イエロー用のプロセスカートリッジ60Yの感光体ドラムと、に対してそれぞれ露光工程をおこなうためのものである。
2つの光走査装置50A、50B(書込み装置)は、上述したように露光光を照射する対象が異なる以外は、ほぼ同様に構成されているため、以下、第2の光走査装置50Bの説明を適宜に省略して、第1の光走査装置50Aのみの説明をおこなうことにする。
図3、図4を参照して、光走査装置50A(書込み装置)は、LDユニット51、回転駆動装置としての光偏向器53、走査レンズ54(fθレンズ)、反射ミラー55C、55BK,56BK、副走査方向にパワーを持つ走査レンズ57BK、57C、などの光学部品が、筐体500(光学ハウジング)の内部に設置されている。図示は省略するが、筐体500(光学ハウジング)の天井部はカバー部材によって覆われていて、光走査装置50Aの内部が略密閉された空間になって、内部に塵芥が侵入する不具合を防止している。LDユニット51と光偏向器53とは、筐体500の端部側(図3、図4の左方側である。)に設置されている。
LDユニット51には、ブラック用のプロセスカートリッジ60BKの感光体ドラムの表面に向けて露光光LBK(走査光線)を照射するための半導体レーザからなるブラック用の光源52BKと、シアン用のプロセスカートリッジ60Cの感光体ドラムの表面に向けて露光光LC(走査光線)を照射するための半導体レーザからなるシアン用の光源52Cと、が設けられている。LDユニット51は、ブラック用の光源52BKから出射された光(光束)と、シアン用の光源52Cから出射された光(光束)と、が光偏向器53のポリゴンミラー17(図5を参照できる。)に照射されるように、それぞれの光源52BK、52Cが装着保持されている。
なお、光偏向器53(回転駆動装置)は、図5を参照して、正多角状のポリゴンミラー17(回転多面鏡)が外周面に形成された回転体9、回転体を回転駆動する駆動機構(励磁コイル10、コア11、マグネット12などからなる。)、回転体9とともに回転する軸部材8を回転可能に保持する流体動圧軸受装置16、等で構成されている。この光偏向器53については、後で図5、図6を用いて詳しく説明する。
図3、図4を参照して、このように構成された光走査装置50Aは、以下のように動作する。
まず、LDユニット51に固定されたブラック用の光源52BKから出射された光束は、LDユニット51と光偏向器53(ポリゴンミラー17)との間の光路上に配置されたコリメートレンズ59aにより、発散光束が平行光束に変換された後に、シリンドリカルレンズ59bを透過することで、副走査方向(感光体ドラム表面において感光体ドラムの移動方向(回転方向)に相当する方向である。)に集光されて、光偏向器53のポリゴンミラー17に入射する。ポリゴンミラー17に入射した光は、ポリゴンミラー17の反射鏡に反射されながら主走査方向(感光体ドラム表面において感光体ドラムの回転軸方向に相当する方向である。)に偏向されて、その後に走査レンズ54を通過して、ポリゴンミラー17によって一定の角速度で主走査方向に偏向された光束の偏向方向の移動速度が等速に変換される。そして、走査レンズ54を通過した光は、第1反射ミラー55BK、第2反射ミラー56BKの位置で順次反射された後に、副走査方向にパワーを持つ走査レンズ57BKを通過して、ポリゴンミラー17の面倒れが補正される。そして、走査レンズ57BKを通過した光は、筐体500の底面に形成された開口部を覆うようにして設けられた防塵ガラス58BKを透過して、ブラック用のプロセスカートリッジ60BKの感光体ドラムの表面に照射される(光走査される)。
なお、LDユニット51に固定されたシアン用の光源52Cから出射された光が、シアン用のプロセスカートリッジ60Cの感光体ドラムの表面に照射されるまでの動作も、走査レンズ54を通過した後の光路(反射ミラー55C、走査レンズ57C、防塵ガラス58C(開口部)が設置された光路である。)が異なる以外は、上述したブラック用のものと同様におこなわれる。
以下、図5、図6を用いて、本実施の形態における光偏向器53(特に、流体動圧軸受装置16である。)において、特徴的な構成・動作について詳述する。
図5に示すように、本実施の形態において、回転駆動装置としての光偏向器53には、軸部材8とともに回転する回転体9、軸部材8を回転可能に保持する流体動圧軸受装置16、などが設置されている。
回転体9は、その回転中心に形成された貫通穴に、軸部材8(回転軸)が焼きバメされている。回転体9の外周面には、ポリゴンミラー17(本実施の形態では、2段のポリゴンミラーである。)が形成されている。また、回転体9には、流体動圧軸受装置16の一部や駆動機構10〜12を収納するための凹部が形成されている。回転体9の凹部の内周面には、流体動圧軸受装置16のハウジング2に設置された励磁コイル10に対向するように、マグネット12が周方向にわたって設けられている。
一方、流体動圧軸受装置16のハウジング2の外周面には、回転体9の下方に対向するように、ステータ13が設置されている。また、流体動圧軸受装置16のハウジング2の外周面には、回転体9の凹部に収納されるように(マグネット12に対向するように)、励磁コイル10とコア11とが設置されている。コア11はハウジング2の外周面を覆うように環状に形成されていて、コア11に形成された複数の突極にそれぞれ励磁コイル10が巻装されている。
そして、このように構成された光偏向器53(回転駆動装置)において、励磁コイル10に通電することで、励磁コイル10とマグネット12との間に励磁力が作用して、回転体9が軸部材8とともに回転駆動されることになる。
ここで、図6に示すように、本実施の形態における流体動圧軸受装置16は、軸受3、ハウジング2、封止部材としてのスラストブッシュ1、などで構成されている。
軸受3は、所定方向に相対的に回転する軸部材8との間に潤滑剤を介在させた状態で軸部材8を非接触で支持する略円筒状のラジアル軸受である。
詳しくは、軸受3の両端部に近い位置には、それぞれ、内周面に沿うように全周にわたって溝部3bが形成されている。この溝部3bは、軸部材8が回転することにより、軸部材8と軸受3との間に介在された薄膜状の潤滑剤に動圧力を発生させて、軸部材8を非接触で保持する動圧発生手段として機能するものである。このように軸受3を構成することにより、高速回転する軸部材8をスムーズに回転させることができる。
ハウジング2は、軸受3を内包するように保持するものである。
ハウジング2は、中空構造体であって、その内部に軸受3を固定保持するための空間が設けられている。また、ハウジング2の回転軸方向一端側(図6の下方である。)には、軸受3を設置するための開口部が形成されている。この開口部は、流体動圧軸受装置16(ハウジング2)に対して軸部材8を挿入する方向(回転軸方向である。)に相対的に移動して装着するときにも用いられることになる。したがって、ハウジング2の開口部は、その開口径が、軸受3の外径よりも大きくなるように形成されている。そして、流体動圧軸受装置16に対して軸部材8が装着された後に、後述するスラストブッシュ1(封止部材)が開口部を塞ぐように設置されることになる。
また、ハウジング2の回転軸方向他端側(図6の上方である。)には、軸部材8の外周面に周方向全域にわたって密着するシール部4が形成されている。このシール部4は、回転軸方向他端側からハウジング2の外部に潤滑剤が漏出するのを防止するためのものであって、ハウジング2の穴部(軸部材8が挿入される穴部である。)の縁部を弾性を有するように加工して形成することもできるし、ハウジング2の穴部にGシールなどのパッキンを設置して構成することもできる。
封止部材としてのスラストブッシュ1は、ハウジング2の回転軸方向一端側に形成された開口部を封止するためのものである。
スラストブッシュ1(封止部材)は、内部に凹部が形成された略円筒状の部材であって、その外径がハウジング2の開口部の開口径と同等になるように形成されている。
スラストブッシュ1がハウジング2(流体動圧軸受装置16)に装着されると、その凹部とハウジング2(及び、軸受3、軸部材8)とによって形成される空間が、潤滑剤が貯留される潤滑剤貯留部5として機能することになる。すなわち、潤滑剤貯留部5に貯留された潤滑剤が、軸部材8と軸受3との微小な隙間に適宜に供給されることになる。
また、スラストブッシュ1(封止部材)には、軸部材8の回転軸方向一端側の先端部(半球状に形成されている。)が突き当たる位置に、板状部材としてのスラストプレート6が埋設されている。
このスラストプレート6(板状部材)は、所定方向に回転する軸部材8の支持部となり、軸部材8が摺接することになるため高強度の材料で形成されている。ただし、スラストプレート6と軸部材8との間には潤滑剤が介在されることになるため、双方の部材の摩耗はほとんど生じない。
なお、本実施の形態において、軸部材8は、その回転軸方向一端側の先端部の近傍であって軸受3に支持されない部分に、軸受3の内径よりも大きな外径からなる大径部(環状部材7である。)が形成されている。
詳しくは、環状部材7は、軸部材8の外径よりも大きな外径を有する部材であって、軸部材8の先端部の近傍に嵌挿されている。環状部材7は、その外径が、軸受3の外径よりも小さくなるように形成されている。このように構成された環状部材7が大径部として機能して、軸部材8が図6の上方に移動しても環状部材7(大径部)が軸受3の端面に接触して、軸部材8が軸受3から抜けてしまう不具合を防止することができる。
ここで、本実施の形態において、封止部材としてのスラストブッシュ1は、その外周面に形成された雄ネジ部1aが、ハウジング2の開口部の内周面に形成された雌ネジ部2aに螺合されて、ハウジング2に保持されるものである。
すなわち、スラストブッシュ1が装着されていない状態の流体動圧軸受装置16に対してハウジング2の開口部を介して軸部材8が装着された後に、ハウジング2の雌ネジ部2aにスラストブッシュ1の雄ネジ部1aを螺合させて、スラストブッシュ1によってハウジング2の開口部を塞ぐことになる。
このようにハウジング2に対してネジ螺合によってスラストブッシュ1を設置することにより、スラストブッシュ1に対するハウジング2の保持力を高めることができる。すなわち、流体動圧軸受装置16が振動したり衝撃を受けたりしても、ハウジング2に対してスラストブッシュ1が脱落しにくくなるとともに、ハウジング2に対してスラストブッシュ1の位置が変位するような不具合も生じにくくなる。したがって、流体動圧軸受装置16の外部に潤滑剤が漏出してしまう不具合が生じにくくなる。また、軸部材8に対してスラストプレート6(スラストブッシュ1)が強く当接してしまって双方の部材の摩耗が促進されてしまうような不具合、も生じにくくなる。さらに、本実施の形態では、ハウジング2に対して接着剤を用いてスラストブッシュ1を接着しているのではないため、接着剤が軸受3の内部に混入してしまって、軸受3の内部の汚染によって軸受3の機能が低下してしまうような不具合も生じないことになる。そして、これらの効果は、経時においても維持されることになる。
なお、スラストブッシュ1に対するハウジング2のネジ螺合による保持力を確保するために、雄ネジ部1a及び雌ネジ部2aのネジ山は少なくとも3つ以上形成されることが好ましい。
ここで、本実施の形態において、スラストブッシュ1(封止部材)は、回転軸方向を螺合方向としてハウジング2に螺合される。すなわち、スラストブッシュ1の雄ネジ部1aと、ハウジング2の雌ネジ部2aと、はいずれも、回転軸方向(図6の上下方向である。)に平行に延在するように形成されている。
このように構成することにより、スラストブッシュ1を軸部材8に対して垂直に対向するように設置することができる。そのため、スラストブッシュ1の設置が容易になるとともに、軸部材8に対してスラストプレート6(スラストブッシュ1)が傾いて当接してしまって双方の部材の摩耗が促進されてしまうような不具合も生じにくくなる。
<変形例1>
図7は、変形例1としての流体動圧軸受装置16を示す断面図であって、本実施の形態における図6に対応する図である。
図7に示すように、変形例1における流体動圧軸受装置16は、シール材14と緩み止め剤15(ねじロック剤)とが設けられている。
シール材14は、ハウジング2とスラストブッシュ1(封止部材)との間に設置されている。具体的に、シール材14として、スラストブッシュ1の凹部の縁部とハウジング2との隙間を周方向全域にわたってシールするものと、ハウジング2の開口部の縁部とスラストブッシュ1の外周面との隙間を周方向全域にわたってシールするものと、が設置されている。シール材14は、例えば、エラストマーなどの弾性材料で形成されたものを用いることができる。このように、シール材14を設置することで、ハウジング2とスラストブッシュ1との隙間がさらに強固に封止されることになるため、流体動圧軸受装置16の外部に潤滑剤が漏出する不具合がさらに生じにくくなる。
また、緩み止め剤15は、スラストブッシュ1の雄ネジ部1aとハウジング2の雌ネジ部2aとの間に介在されるものであって、スラストブッシュ1が螺合される前に雄ネジ部1a(又は、雌ネジ部2a)に塗布したものが螺合後に硬化(又は、定着)するものである。これにより、螺合後のスラストブッシュ1は、ハウジング2に対してさらに強固に保持されることになる。なお、緩み止め剤15としては、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、合成ゴム系エラストマーなどの材料で形成されたものを用いることができる。また、緩み止め剤15は、軸受3の内部の汚染を防止するために、嫌気硬化型、混合硬化型、溶剤揮散型、加熱硬化型、熱溶融硬化型、感圧硬化型、再湿硬化型のものなどを用いて、雄ネジ部1aと雌ネジ部2aとの間で強固に硬化(又は、定着)させることが好ましい。
変形例1においても、先に説明した効果(スラストブッシュ1を螺合により設置することによる効果である。)を得ることができる。
<変形例2>
図8は、変形例2としての流体動圧軸受装置16を示す断面図であって、本実施の形態における図6に対応する図である。
図8に示すように、変形例2における流体動圧軸受装置16は、本実施の形態のものとは異なり、スラストブッシュ1(封止部材)の内周面に雌ネジ部1bが形成され、ハウジング2の外周面に雄ネジ部2bが形成されている。
詳しくは、ハウジング2の先端部(回転軸方向一端側であって、図8の下方の先端部である。)には凸部が形成されていて、その凸部の外周面に雄ネジ部2bが形成されている。一方、スラストブッシュ1にはハウジング2の凸部に嵌合するように凹部が形成されていて、その凹部の内周面に雌ネジ部1bが形成されている。そして、スラストブッシュ1の雌ネジ部1bが、ハウジング2の雄ネジ部2bに螺合されて、ハウジング2の開口部を封止するようにスラストブッシュ1がハウジング2に保持されることになる。
なお、変形例2において、ハウジング2の開口部は、その開口径が、軸部材8の外径よりも大きく、軸受3の外径と同等になるように形成されている。
変形例2においても、先に説明した効果(スラストブッシュ1を螺合により設置することによる効果である。)を得ることができる。
<変形例3>
図9は、変形例3としての流体動圧軸受装置16を示す断面図であって、本実施の形態における図6に対応する図である。
図9に示すように、変形例3における流体動圧軸受装置16は、本実施の形態のものとは異なり、軸部材8に抜け止め用の環状部材7(大径部)が設置されていない。このように構成した場合には、ハウジング2やスラストブッシュ1に環状部材7を収納するための大きなスペースを設ける必要がなくなるため、流体動圧軸受装置16を小型化することができる。
そして、変形例3においても、先に説明した効果(スラストブッシュ1を螺合により設置することによる効果である。)を得ることができる。
<変形例4>
図10は、変形例4としての流体動圧軸受装置16を示す断面図であって、本実施の形態における図6に対応する図である。
図10に示すように、変形例4における流体動圧軸受装置16は、軸部材8をラジアル方向に加えてスラスト方向(回転軸方向)でも非接触で保持するように構成されている。すなわち、変形例4において、スラストブッシュ1(封止部材)は、所定方向に相対的に回転する軸部材8の回転軸方向一端側の先端部との間に潤滑剤を介在させた状態で、軸部材8を非接触で支持している。
詳しくは、図10に示すように、軸部材8に設置された環状部材7の端面(スラストブッシュ1に対向する対向面である。)には溝部7aが形成されている。また、スラストブッシュ1の対向面(環状部材7に対向する対向面である。)にも溝部1cが形成されている。これらの溝部1c、7aは、軸部材8が回転することにより、スラストブッシュ1と環状部材7との間に介在された薄膜状の潤滑剤に動圧力を発生させて、軸部材8をスラスト方向に非接触で保持する動圧発生手段として機能するものである。
このように構成した場合には、高速回転する軸部材8がスラスト方向にも安定的に支持されて、高速回転する軸部材8をさらにスムーズに回転させることができる。
また、変形例4においても、先に説明した効果(スラストブッシュ1を螺合により設置することによる効果である。)を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態における流体動圧軸受装置16は、所定方向に回転する軸部材8との間に潤滑剤を介在させた状態で軸部材8を非接触で支持する軸受3と、軸受3を保持するハウジング2と、ハウジング2に形成された開口部を封止するスラストブッシュ1(封止部材)と、が設けられている。そして、スラストブッシュ1は、その外周面(又は、内周面)に形成された雄ネジ部1a(又は、雌ネジ部1b)が、ハウジング2の内周面(又は、外周面)に形成された雌ネジ部2a(又は、雄ネジ部2b)に螺合されて、ハウジング2に保持される。
これにより、開口部を封止するスラストブッシュ1が外れて装置の外部に潤滑剤が漏出してしまう不具合や、軸受3の内部に異物が混入して軸受3の機能が低下してしまう不具合、を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、カラーの画像形成装置100の光走査装置50A、50Bにおける光偏向器53に設置される流体動圧軸受装置16に対して本発明を適用したが、モノクロの画像形成装置の光走査装置における光偏向器に設置される流体動圧軸受装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、回転駆動装置としての光偏向器53に設置される流体動圧軸受装置16に対して本発明を適用したが、光偏向器以外の回転駆動装置(例えば、スピンドルモータが設置された回転駆動装置である。)に設置される流体動圧軸受装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 スラストブッシュ(封止部材)、
1a 雄ネジ部、 1b 雌ネジ部、
2 ハウジング(軸受ハウジング)、
2a 雌ネジ部、 2b 雄ネジ部、
3 軸受(ラジアル軸受)、
3b 溝部、
4 シール部、
5 潤滑剤貯留部、
6 スラストプレート(板状部材)、
7 環状部材(大径部)
8 軸部材(回転軸)、
9 回転体、
10 励磁コイル、
11 コア、
12 マグネット、
13 ステータ、
14 シール材、
15 緩み止め剤、
16 流体動圧軸受装置、
17 ポリゴンミラー、
50A、50B 光走査装置(書込み装置)、
53 光偏向器(回転駆動装置)、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)。
特許第4215453号公報

Claims (8)

  1. 所定方向に相対的に回転する軸部材との間に潤滑剤を介在させた状態で当該軸部材を非接触で支持する軸受と、
    前記軸受を内包するように保持するハウジングと、
    前記ハウジングの回転軸方向一端側に形成された開口部を封止する封止部材と、
    を備え、
    前記封止部材は、その外周面に形成された雄ネジ部が、前記ハウジングの内周面に形成された雌ネジ部に螺合されて、前記ハウジングに保持され、
    前記封止部材の内部に形成された凹部と、前記ハウジングと、前記軸受と、前記軸部材と、によって潤滑剤を貯留可能な空間が形成され、
    前記凹部の縁部と前記ハウジングとの隙間を周方向全域にわたってシールする第1のシール材と、前記開口部の縁部と前記封止部材の外周面との隙間を周方向全域にわたってシールする第2のシールと、が設けられたことを特徴とする流体動圧軸受装置。
  2. 前記封止部材は、回転軸方向を螺合方向として前記ハウジングに螺合されることを特徴とする請求項1に記載の流体動圧軸受装置。
  3. 前記雄ネジ部と前記雌ネジ部との間に緩み止め剤が介在されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体動圧軸受装置。
  4. 前記軸部材は、その回転軸方向一端側の先端部の近傍であって前記軸受に支持されない部分に、前記軸受の内径よりも大きな外径からなる大径部が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の流体動圧軸受装置。
  5. 前記封止部材は、前記軸部材の回転軸方向一端側の先端部が突き当たる位置に、板状部材が埋設されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の流体動圧軸受装置。
  6. 前記封止部材は、所定方向に相対的に回転する前記軸部材の回転軸方向一端側の先端部との間に潤滑剤を介在させた状態で当該軸部材を非接触で支持することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の流体動圧軸受装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の流体動圧軸受装置と、
    前記ハウジングに設置された励磁コイルと、
    前記励磁コイルに対向するマグネットを具備して、前記軸部材とともに回転する回転体と、
    を備えたことを特徴とする回転駆動装置。
  8. 請求項7に記載された回転駆動装置を光偏向器として備えた画像形成装置であって、
    前記回転体は、その外周面にポリゴンミラーが形成されたものであることを特徴とする画像形成装置。
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