JP6869216B2 - 拡張現実端末 - Google Patents
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数の称呼が可能である。
前記仮想情報を生成する第1のモードと、前記拡張現実像を提示する第2のモードで動作可能であり、
表示手段と、
前記表示手段に接続する把持手段と、
前記現実空間における前記拡張現実端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記第1のモードにおいて、ユーザが入力した入力情報に基づいて前記仮想情報を生成する仮想情報生成手段と、
前記第1のモードにおいて生成された前記仮想情報と、前記仮想情報を生成したときの前記位置情報である第1の位置情報とを対応付けて、情報処理装置に送信する送信手段と、
前記第2のモードにおいて、前記第2のモードでの動作時の前記位置情報である第2の位置情報に基づいて、前記情報処理装置から前記仮想情報を受信する、受信手段と、
前記仮想情報に基づいて、前記仮想像として浮遊体の画像を生成する仮想像生成手段と、
前記現実像に前記仮想像を重畳した前記拡張現実像の、表示手段への表示を制御する拡張現実像表示制御手段と、
を備えることを特徴とする拡張現実端末である。
ここで、仮想情報とは仮想像を生成するために必要な情報を指す。また浮遊体の画像とは、仮想像としてディスプレイに表示されたときに、現実空間に浮遊しているように見える物体を指す。
また上記構成において、前記拡張現実端末は、前記現実空間を撮像して前記現実像を取得する撮像手段を備え、
前記拡張現実像表示制御手段は、撮像された前記現実像に前記仮想像を重畳して、前記拡張現実像とするものであってもよい。
これらの構成によれば、仮想像を現実像に重畳して仮想現実像を生成しやすくなるため、ユーザに違和感を与えることなくSNSにおける情報の投稿や情報取得を促進できる。
のタグ情報が対応付けられており、
前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報の抽出を行うフィルタ手段をさらに備えていてもよい。
また上記構成において、前記フィルタ手段は、前記表示手段と重なる位置および重ならない位置との間で出し入れが可能な構造物であり、
前記フィルタ手段は、少なくとも1つの前記タグ情報と紐付けされており、
前記フィルタ手段が前記重なる位置にあるとき、前記フィルタ手段は、前記フィルタ手段に紐付けられた前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報を抽出するものでもよい。
また上記構成において、前記フィルタ手段は、前記フィルタ手段が前記重なる位置にあるときでも前記表示手段を前記ユーザに視認可能とする透過フィルタ部と、前記透過フィルタ部を支持する支持体を有するものでもよい。
また上記構成において、複数の前記フィルタ手段を備え、前記複数のフィルタ手段はそれぞれ異なるタグ情報に紐付けされているものでもよい。
これらの構成によれば、仮想情報と紐づけされたタグ情報に基づいてユーザが所望の情報を選択的に表示手段に表示させることが可能である。
また上記構成において、前記フィルタ手段は、前記音声情報に基づいて前記タグ情報を設定するものでもよい。
また上記構成において、前記仮想情報生成手段は、前記音声情報を文字情報に変換して前記仮想情報を生成し、
前記仮想像生成手段は、前記浮遊体の画像に前記文字情報に基づく文字が重なるような前記仮想像を生成するものでもよい。
これらの構成によれば、仮想情報を生成する際に、音声を用いた入力が可能になり、ユーザ体験を向上させてSNS上での交流を促進させることができる。
前記第1のモードにおいて、前記拡張現実像表示制御手段は、前記仮想情報に基づいて前記仮想像生成手段が生成した前記浮遊体の像を前記表示手段に表示させ、前記気流検知手段が検知した前記気流に基づいて前記浮遊体の像の位置を変更するものでもよい。
また上記構成において、前記気流検知手段は、前記気流の方向、強さおよび持続時間の少なくともいずれかを検知し、
前記仮想情報生成手段は、前記気流に基づいて変更された前記浮遊体の像の位置に応じて、前記仮想情報を修正するものでもよい。
これらの構成によれば、仮想情報を生成する際に呼気を用いた操作が可能になり、ユーザ体験を向上させてSNS上での交流を促進させることができる。
この構成によれば、ユーザに虫眼鏡ごしに世界を覗き込むような体験を提供でき、ユーザ体験が向上する。
以下の実施形態では、拡張現実端末を持つユーザがSNSに情報を送信し、他のユーザがSNS運営者の情報処理装置に保存された情報を受信する例について説明する。ただし、本発明が適用されるサービスは、ユーザが投稿情報を送受信可能であればよく、「SNS」と呼ばれているかどうかは問わない。また本発明で用いられる技術は、現実像に仮想情報に基づく像を組み合わせて表示できればよく、例えば「複合現実(Mixed reality:MR)」と呼ばれていてもよい。その他、本発明を構成する各ブロックや要素技術の名称は、以下の実施形態の記載には限定されない。
以下の実施形態において、ユーザとは、SNSを利用して投稿を行う者や、投稿情報を取得する者を指す。両者は別人であってもよく、同一人物であってもよい。また、投稿側と取得側のいずれも複数人数であってもよい。
本実施形態のシステムの全体的な物理構成について、図1を参照しながら説明する。
拡張現実システム1は概略、運営者が運用する情報処理装置10および記憶装置15、複数のユーザ(ユーザa,b,…)が使用する拡張現実端末(20a,20b,…)を備えている。拡張現実端末20と情報処理装置10との間は、Webや専用回線等の通信経路を経由して相互に通信可能である。
なお、通信アダプタ2003が本発明の送信手段や受信手段だと考えてもよい。また、通信アダプタ2003と、情報の送受信を行うためのプログラムモジュールを合わせて、本発明の送信手段や受信手段だと考えてもよい。
図2は、拡張現実端末の機能的な構成を示す機能ブロック図である。符号200は、情報処理部であり、メモリ2002に展開されたプログラムがCPUの2001の演算能力
を利用して実行されることにより実現する機能的なブロックである。位置情報取得手段201、仮想情報生成手段202、仮想像生成手段203、拡張現実像表示制御手段204、および、気流検知手段205は、それぞれ、情報処理部200に含まれる機能的なブロックである。これらの機能ブロックは必ずしも物理的な実体を持つ必要はなく、それぞれがプログラムモジュールとして仮想的に実現されてもよい。
位置情報取得手段201は、GPS2004が取得した情報に基づき、現在の拡張現実端末20の位置を示す位置情報を取得する機能ブロックである。GPS2004は、複数のGPS衛星から発信された信号を受信し、信号到達時間の差に基づいて現在位置を緯度および経度の情報として取得する。ユーザが仮想情報を生成し、ある場所に紐付いた浮遊体の像を作成するモード(第1のモード)で取得される位置情報は、第1の位置情報に相当する。また、ユーザが、拡張現実端末20を用いて既に投稿された情報に基づく浮遊体の像を閲覧するモード(第2のモード)で取得される位置情報は、第2の位置情報に相当する。
なお、GPS2004と、位置情報を取得するプログラムモジュールを合わせて、本発明の位置情報取得手段だと考えてもよい。
仮想情報生成手段202は、ユーザの入力情報に基づいて仮想情報を生成する。ここで仮想情報とは、拡張現実情報をユーザに提示するために必要な情報を指す。仮想情報は、少なくとも、拡張現実像において現実像に重畳される仮想像を生成するために必要な情報を含む。また、拡張現実情報に音声を含める場合は、音声も入力情報を構成する。
してパラメータのみを用いてもよい。また、文字を画像情報に含めてもよい。
なお、マイク2005と、音声情報から文字情報を生成するプログラムモジュールを合わせて、本発明の仮想情報生成手段だと考えてもよい。
気流検知手段205は、呼気センサ2006が取得したユーザの呼気を示す情報に基づいて気流情報を生成する。呼気センサ2006は、気流の方向、強さ、および持続時間の少なくとも1つを取得するためのセンサである。気流情報が取得した、呼気の方向、強さおよび持続時間に応じて、仮想像生成手段及び拡張現実像表示制御手段は、ディスプレイ上の浮遊体像の位置を変化させる。例えば、第1のモードにおいては、浮遊体像が生成され、音声入力に基づく文字が浮遊体上に表示された後に、ユーザが息を吹きかけることにより、浮遊体像が息の方向等に応じてディスプレイ上で移動し、投稿が完了する。
なお、呼気センサ2006と、呼気センサの出力信号から気流情報を生成するプログラムモジュールを合わせて、本発明の気流検知手段だと考えてもよい。
仮想像生成手段203は、透過型ディスプレイ2007上に仮想像を表示するための画像データを生成する。第1のモードにおいては、スイッチ押下等のトリガに応じて所定の
位置に浮遊体の像が表示されるように、画像データを生成する。あるいは、タッチパネル等により、浮遊体像の表示位置をユーザに指定させてもよい。また、第2のモードにおいては、情報処理装置10から取得した仮想情報と位置情報を用いて、浮遊体の像および文字情報が、位置情報に基づく位置に表示されるように、画像データを生成する。
拡張現実像表示制御手段204は、透過型ディスプレイ2007上に、現実像に重なるように拡張現実像を表示させる。拡張現実像表示制御手段は、例えば、ディスプレイ用の表示制御ドライバにより実現できる。本実施形態では透過型ディスプレイを用いるため、現実像に関する表示制御は行わず、ディスプレイ上の所定の位置に仮想像生成手段203からの画像データに基づく仮想像を表示する。なお、拡張現実端末20がカメラを備えており、現実像としてカメラによる撮像画像を用いる場合、拡張現実像表示制御手段204が現実像(撮像画像)と仮想像を重畳させてディスプレイに表示する。
図3は、拡張現実端末20の物理的な構成の一例を示す図であり、拡張現実端末20の透過型ディスプレイ2007の表示面を正面から見た様子を表す。拡張現実端末20は、本体部251と、本体部251に接続する把持部252を備えている。本体部251の表示部251Aは、透過型ディスプレイ2007とそれを支持する構造物を含む。また、表示部251Aの一部には呼気センサ2006が配置されている。胴体部251Bは、表面にボタン2008、マイク2005を備えている。また、胴体部251Bや把持部252の内部には、CPU2001、メモリ2002、通信アダプタ2003、GPS2004等の構成要素や、バッテリが格納されている。
図5を参照して、本実施形態の処理フローについて説明する。図5(a)は第1のモードであり、図5(b)は第2のモードである。両モードにおけるユーザは、同一人物でもよいし別人でもよい。図5(a)のフローは、拡張現実端末20を持つユーザが現実空間上のある場所に居る状態で開始される。ステップS101において、位置情報取得手段201は、GPS2004が取得した座標に基づいて位置情報を取得する。
遊体上に文字が表示された仮想像408aが表示されている。
上記の処理により、拡張現実技術を利用して位置に紐付くコミュニケーションを行うために必要な、位置情報と、ユーザの入力に基づく仮想情報が、SNS運営者のサーバに蓄積される。
以上述べたように、本実施形態によれば、他のユーザが場所に対応付けた情報を取得可能となり、拡張現実技術を利用した位置に紐付くコミュニケーションを実現できる。かかるコミュニケーションは様々な場面で利用できる。
例えば、従来のSNSでは、ユーザが今いる場所で他のユーザが何をしたか、どのように考えたかを知るには検索の手間がかかっていた。また位置を特定する際に、行政地名、自然地名、施設名など、ユーザ毎に様々な表現方法があった。一方、本実施形態では、ディスプレイを覗き込むだけでその場所に紐付けられた情報が仮想像として表示されるため、その場所でしか得られない情報や、その場所に関係の深い情報などを確実にやり取りできるようになる。
作品の感想をつぶやく」、「図書館において、おすすめの本を紹介する」、「景勝地において、風景にマッチした詩を読む」、「飲食店において、裏メニューを紹介する」「ゴルフコースにおいて、ガイダンスや各プレーヤーの結果を記録する」など、様々な例が挙げられる。
上記フローは様々に変形できる。例えば、図5(a)のS102において、仮想情報として音声データそのものを生成し、S106にて音声データをサーバに送信してもよい。その際、S102におけるテキスト化の手間を省いてもよいし、文字情報と音声情報を共に仮想情報としてもよい。仮想情報として音声データを利用する場合、拡張現実端末20に再生手段としてのスピーカを設けることが好ましい。それにより、図5(b)のS204において音声を再生可能となる。また上述したように、音声を再生するトリガとして、ユーザによる浮遊体像への操作を用いてもよい。
情報を用いて仮想情報を生成できる。
本実施形態では、実施形態1に加えて仮想情報が生成されたタイミング、あるいは投稿情報が投稿されたタイミング情報に基づいて表示の制御を行う例について説明する。以下、本実施形態に特有の部分を中心として説明を行い、実施形態1と同じ構成については同じ符号を付して説明を簡略化する。
なお、時計2011と、タイミング情報を生成するプログラムモジュールを合わせて、本発明のタイミング情報生成手段だと考えてもよい。
ステップS223においては、情報処理装置10は、位置条件とタイミング条件を満たす仮想情報を抽出して拡張現実端末20に送信する。
本実施形態の変形例として、第1のモードではタイミング情報を情報処理装置10に送信するが、第2のモードでは通常時にはタイミング条件を利用せず、実施形態1と同じような処理を行ってもよい。そして、第2のモードにおいて、仮想像生成手段203が生成する浮遊体像が視認性を低下させそうな場合にだけ、生成タイミングが新しい仮想情報を優先的に表示するようにしてもよい。
本実施形態では、本発明に用いる拡張現実端末20の構成例について説明する。以下、本実施形態に特有の部分を中心として説明を行い、実施形態1、2と同じ構成については同じ符号を付して説明を簡略化する。
このように、複数のフィルタがそれぞれ異なるタグ情報やユーザIDと紐付けられる。そして、仮想像生成手段203は、ディスプレイと重なる位置にあるフィルタに紐付いたタグ情報を取得し、かかるタグ情報が付与された仮想情報を用いて仮想像を生成する。これにより、ユーザが所望の情報が、拡張現実像内に表示される。
図10のフローにおいてはタグ情報とユーザIDの両方を用いているが、いずれか一方のみを用いる構成でも構わない。また、ユーザIDや、複数のユーザIDをまとめたユーザID群をタグ情報の一種と考えることもできる。
本実施形態では、第1のモードと第2のモードで異なる端末を用いるときの構成例について説明する。以下、本実施形態に特有の部分を中心として説明を行い、上記実施形態と同じ構成については同じ符号を付して説明を簡略化する。
第1および第2のモードで使用される端末のバリエーションは、本実施形態に限定されない。例えば第1のモードでもスマートフォン等を用いて投稿情報を作ってもよい。
Claims (13)
- 現実空間を表す現実像に、仮想情報に基づく仮想像が重畳された、拡張現実像を提示する拡張現実端末であって、
前記仮想情報を生成する第1のモードと、前記拡張現実像を提示する第2のモードで動作可能であり、
表示手段と、
前記現実空間における前記拡張現実端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記第1のモードにおいて、ユーザが入力した入力情報に基づいて前記仮想情報を生成する仮想情報生成手段と、
前記第1のモードにおいて生成された前記仮想情報と、前記仮想情報を生成したときの前記位置情報である第1の位置情報および前記仮想情報が生成されたタイミングを示すタイミング情報とを対応付けて、情報処理装置に送信する送信手段と、
前記第2のモードにおいて、前記第2のモードでの動作時の前記位置情報である第2の位置情報に基づいて、前記情報処理装置から前記仮想情報を受信する、受信手段と、
前記仮想情報に基づいて、前記仮想像として浮遊体の画像を生成する仮想像生成手段と、
前記現実像に前記仮想像を重畳した前記拡張現実像の、表示手段への表示を制御する拡張現実像表示制御手段と、
を備え、
前記拡張現実像表示制御手段は、前記タイミング情報に基づいて、現在時刻に対応する時間帯に生成された仮想情報を抽出し、抽出された仮想情報に対応する仮想像のみが選択的に前記現実像に重畳されるよう制御するものであり、
前記仮想情報には、前記仮想情報を複数のカテゴリに分類するためのタグ情報が対応付けられており、
前記拡張現実端末は、前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報の抽出を行うフィルタ手段をさらに備え、
前記フィルタ手段は、前記表示手段と重なる位置および重ならない位置との間で出し入れが可能な構造物であり、
前記フィルタ手段は、少なくとも1つの前記タグ情報と紐付けされており、
前記フィルタ手段が前記重なる位置にあるとき、前記フィルタ手段は、前記フィルタ手段に紐付けられた前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報を抽出する
ことを特徴とする拡張現実端末。 - 現実空間を表す現実像に、仮想情報に基づく仮想像が重畳された、拡張現実像を提示する拡張現実端末であって、
前記仮想情報を生成する第1のモードと、前記拡張現実像を提示する第2のモードで動作可能であり、
表示手段と、
前記現実空間における前記拡張現実端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記第1のモードにおいて、ユーザが入力した入力情報に基づいて前記仮想情報を生成する仮想情報生成手段と、
前記第1のモードにおいて生成された前記仮想情報と、前記仮想情報を生成したときの前記位置情報である第1の位置情報および前記仮想情報が生成されたタイミングを示すタイミング情報とを対応付けて、情報処理装置に送信する送信手段と、
前記第2のモードにおいて、前記第2のモードでの動作時の前記位置情報である第2の位置情報に基づいて、前記情報処理装置から前記仮想情報を受信する、受信手段と、
前記仮想情報に基づいて、前記仮想像として浮遊体の画像を生成する仮想像生成手段と、
前記現実像に前記仮想像を重畳した前記拡張現実像の、表示手段への表示を制御する拡張現実像表示制御手段と、
を備え、
前記拡張現実像表示制御手段は、前記タイミング情報に基づいて、現在の季節に対応する季節に生成された仮想情報を抽出し、抽出された仮想情報に対応する仮想像のみが選択的に前記現実像に重畳されるよう制御するものであり、
前記仮想情報には、前記仮想情報を複数のカテゴリに分類するためのタグ情報が対応付けられており、
前記拡張現実端末は、前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報の抽出を行うフィルタ手段をさらに備え、
前記フィルタ手段は、前記表示手段と重なる位置および重ならない位置との間で出し入れが可能な構造物であり、
前記フィルタ手段は、少なくとも1つの前記タグ情報と紐付けされており、
前記フィルタ手段が前記重なる位置にあるとき、前記フィルタ手段は、前記フィルタ手段に紐付けられた前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報を抽出する
ことを特徴とする拡張現実端末。 - 現実空間を表す現実像に、仮想情報に基づく仮想像が重畳された、拡張現実像を提示する拡張現実端末であって、
前記仮想情報を生成する第1のモードと、前記拡張現実像を提示する第2のモードで動作可能であり、
表示手段と、
前記現実空間における前記拡張現実端末の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記第1のモードにおいて、ユーザが入力した入力情報に基づいて前記仮想情報を生成する仮想情報生成手段と、
前記第1のモードにおいて生成された前記仮想情報と、前記仮想情報を生成したときの前記位置情報である第1の位置情報とを対応付けて、情報処理装置に送信する送信手段と、
前記第2のモードにおいて、前記第2のモードでの動作時の前記位置情報である第2の
位置情報に基づいて、前記情報処理装置から前記仮想情報を受信する、受信手段と、
前記仮想情報に基づいて、前記仮想像として浮遊体の画像を生成する仮想像生成手段と、
前記現実像に前記仮想像を重畳した前記拡張現実像の、表示手段への表示を制御する拡張現実像表示制御手段と、
を備え、
前記仮想情報には、前記仮想情報を複数のカテゴリに分類するためのタグ情報が対応付けられており、
前記拡張現実端末は、前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報の抽出を行うフィルタ手段をさらに備え、
前記フィルタ手段は、前記表示手段と重なる位置および重ならない位置との間で出し入れが可能な構造物であり、
前記フィルタ手段は、少なくとも1つの前記タグ情報と紐付けされており、
前記フィルタ手段が前記重なる位置にあるとき、前記フィルタ手段は、前記フィルタ手段に紐付けられた前記タグ情報に基づいて、前記仮想情報を抽出する
ことを特徴とする拡張現実端末。 - 前記フィルタ手段は、前記フィルタ手段が前記重なる位置にあるときでも前記表示手段を前記ユーザに視認可能とする透過フィルタ部と、前記透過フィルタ部を支持する支持体を有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の拡張現実端末。 - 複数の前記フィルタ手段を備え、前記複数のフィルタ手段はそれぞれ異なるタグ情報に紐付けされている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の拡張現実端末。 - 前記拡張現実端末は、前記入力情報として音声の入力を受け付けて音声情報を生成する、音声入力手段をさらに含む
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の拡張現実端末。 - 前記フィルタ手段は、前記音声情報に基づいて前記タグ情報を設定する
ことを特徴とする請求項6に記載の拡張現実端末。 - 前記仮想情報生成手段は、前記音声情報を文字情報に変換して前記仮想情報を生成し、
前記仮想像生成手段は、前記浮遊体の画像に前記文字情報に基づく文字が重なるような前記仮想像を生成する
ことを特徴とする請求項7に記載の拡張現実端末。 - 前記表示手段は、背後の前記現実空間を透過することで前記ユーザに前記現実像を提示するとともに、前記仮想像を表示可能な、透過型ディスプレイである
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の拡張現実端末。 - 前記拡張現実端末は、前記現実空間を撮像して前記現実像を取得する撮像手段を備え、
前記拡張現実像表示制御手段は、撮像された前記現実像に前記仮想像を重畳して、前記拡張現実像とする
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の拡張現実端末。 - 前記拡張現実端末は、気流を検知する気流検知手段をさらに含み、
前記第1のモードにおいて、前記拡張現実像表示制御手段は、前記仮想情報に基づいて前記仮想像生成手段が生成した前記浮遊体の像を前記表示手段に表示させ、前記気流検知
手段が検知した前記気流に基づいて前記浮遊体の像の位置を変更する
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の拡張現実端末。 - 前記気流検知手段は、前記気流の方向、強さおよび持続時間の少なくともいずれかを検知し、
前記仮想情報生成手段は、前記気流に基づいて変更された前記浮遊体の像の位置に応じて、前記仮想情報を修正する
ことを特徴とする請求項11に記載の拡張現実端末。 - 前記表示手段は略円形の形状であり、前記表示手段に接続された棒状の形状の把持手段を有する
ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の拡張現実端末。
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