JP6868127B2 - 中央局機器、逆給電システム及び方法 - Google Patents

中央局機器、逆給電システム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、有線通信の技術分野に関し、特に中央局機器、逆給電システム及び方法に関する。ただし、この限りではない。
ネットワーク端末(例えばユーザ端末)から中央局機器に電力を供給することを逆給電と呼ぶ。1つの完全な逆給電システムは、一つ又は複数のユーザ端末給電機器(Power Sourcing Equipment、略称:PSE)と、1つの中央局受電機器(Powered Device、略称:PD)(以下、中央局機器と呼ぶ。)と、を有する。
以下は、この明細書で詳述されている主題の概要である。この概要は、特許請求の範囲を限定することを意図したものではない。
本発明の実施例は、中央局機器、逆給電システム及び方法を提供する。
本発明の実施例は、
電流共有モジュール、エネルギー貯蔵モジュール及び電力供給検出モジュールを備え、前記電流共有モジュールには複数の電力供給ポートが設けられ、各ユーザ端末のPSEは銅線によって、それぞれ中央局機器の対応するPDモジュールに接続されるとともに、直流-直流変換DC/DCモジュールを介して中央局機器に電力を供給し、
前記電流共有モジュールは、前記中央局機器の電源電力を、逆給電を行うための各PSEに均等に分配するように構成され、
前記電力供給検出モジュールは、それぞれ、エネルギー貯蔵モジュール、各前記PDインタフェースモジュール及び各前記DC/DCモジュールに接続され、前記電力供給検出モジュールは、各前記PDインタフェースモジュール及び各前記DC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、前記中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、前記エネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力するように構成され、
前記エネルギー貯蔵モジュールは前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器に電力を供給するように構成される、中央局機器を提供する。
本発明の実施例は、
中央局機器と、それぞれ前記中央局機器に接続されている少なくとも1つのユーザ端末給電機器PSEとを備え、
前記中央局機器は、上記のいずれか1項に記載の中央局機器であり、
各前記PSEは、前記中央局機器の電流共有モジュールによって分配された電力に基づいて前記中央局機器に電力を供給するように構成される、逆給電システムを提供する。
本発明の実施例は、
電力供給検出モジュールは、中央局機器の各電力供給ポートに接続されている中央局受電機器PDインタフェースモジュール及び直流-直流変換DC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、前記中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、エネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力し、
前記エネルギー貯蔵モジュールは、前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器に電力を供給する、逆給電方法を提供する。
本発明の実施例は、さらに、プロセッサによって実行されることによって上述した逆給電方法を実現するコンピュータ読み取り可能な命令が記憶された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
他の側面は、図面および詳細な説明を読んで理解した後に、明らかになるだろう。
逆給電システムの構成概略図。 本発明の実施例に係る中央局機器の構成概略図。 本発明の実施例に係る他の中央局機器の構成概略図。 本発明の実施例に係る別の中央局機器の構成概略図。 本発明の実施例に係るまた別の中央局機器の構成概略図。 本発明の実施例に係る中央局機器における電力供給検出モジュールの論理概略図。 本発明の実施例に係る中央局機器におけるエネルギー貯蔵モジュールの構成概略図。 本発明の実施例に係る中央局機器における他のエネルギー貯蔵モジュールの構成概略図。 本発明の実施例に係る中央局機器におけるDC/DC降圧コンバータの構成概略図。 本発明の実施例に係る逆給電システムの構成概略図。 本発明の実施例に係る逆給電方法のフローチャート。 本発明の実施例に係る他の逆給電方法のフローチャート。
以下は、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。
図面のフローチャートに示されるステップは、一連のコンピュータ実行可能な命令のようなコンピュータシステムにおいて実行することができる。また、フローチャートには、論理的順序が示されているが、場合によっては、示された又は説明されたステップは、それらとは異なる順序で実行されてもよい。
図1は逆給電システムの構成概略図である。逆給電システムは、通常、マルチポート逆給電の場面に適用され、すなわち図1におけるN個のPSEが銅線を介して一対一に中央局機器のN個の電力供給ポートに接続され、そのN個のPSEが中央局機器に電力を供給する。シングルポート電力供給モードでは、1つのPSEによる電力供給は、通常、中央局機器の全負荷動作を満たすことができず、このとき、中央局機器は、非動作PSEに対応するポートアンプ及び共用モジュールをOFFにし、つまり、シングルポート電力供給モードでは、中央局機器が低消費電力化処理を行う。しかしながら、中央局機器が低消費電力化処理を行うには一定時間を要し、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わる瞬間、電力供給のためのシングルポートPSEは過電流または過負荷が一定の時間を超えたために出力電圧をOFFにし、中央局機器が電力供給不足により再起動する事象が発生し、そのシングルポートPSEが正常な業務を行うことができなくなるおそれがある。また、PSEには、電源のON/OFFや銅線の抜き差しが頻繁に行われる可能性があるため、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わると、中央局機器が頻繁に起動する場合がある。
本発明の実施例に係る中央局機器、逆給電方法及びシステムを説明する前に、まず、逆給電システムの動作原理を簡単に紹介する。図1に示す逆給電システムを参照すると、このシステムは、N個のPSEから中央局機器に電力を供給するものであり、中央局機器の電力供給ポートが接続されたPDインターフェイスチップは、関連する標準プロトコルにより、ハンドシェークに成功した場合、直流-直流変換(DC/DC)コンバータにより中央局機器に必要な直流電源を生成し、電流共有モジュールは中央局機器に必要な電力を各PSEに等分する。そのうちのいくつかのPSEに出力がなければ、対応するPDインターフェイスチップはOFF状態となり、電力の等分に関与しない。
PSEのオンライン数の増加に伴い、中央局機器に必要な総消費電力もそれに応じて増加し、逆給電は、パワーオーバーイーサネット(Power Over Ethernet、略称:POE)の規格に基づいて開発されるもので、逆電源を提供するPSEは、有限電源(Limited power sources、略称:LPS)として、その出力電力に制限があることが一般的である。
図1に示すシステムにおけるエネルギー貯蔵モジュールの作用は、全てのPSEが電力を供給しなくなる瞬間に、中央局機器が上位層機器にパワーダウンアラームなどの情報を報告するように、中央局機器がしばらく正常に動作できるように維持することである。正常な場合、電流共有モジュールが出力する電源電圧V1は、エネルギー貯蔵モジュールの電源電圧V2よりも若干大きく、このとき、エネルギー貯蔵モジュールが出力する電源電圧は、ダイオードVD2の逆バイアスにより空荷状態となり、中央局機器に必要な電源電圧V3はV1によって提供される。マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わった場合、あるPSEが過電流又は過負荷になると、電源電圧V1が電源電圧V2未満に低下し、このとき、ダイオードVD1が逆バイアスされ、VD2がオンになり、中央局機器に必要な電源電圧V3はエネルギー貯蔵モジュールが出力するV2によって提供される。上述した動作原理によると、エネルギー貯蔵モジュールが電源電圧V2の出力を提供する際に、PSEがすでに過電流または過負荷の状態になるが、中央局機器の低消費電力化処理の所要時間は、通常、POE規格で要求される過電流または過負荷の保護時間よりも長くなるため、シングルポートPSEの過電流または過負荷により、電圧出力がOFFになり、電力供給が不十分なために中央局機器が再起動してしまう。すなわち、現在のエネルギー貯蔵モジュールは、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わった場合には、過電流または過負荷にならないように中央局機器を保護し、正常な運転を維持するという役割を果たすことができない。また、PSEには、電源のON/OFFや銅線の抜き差しが頻繁に行われる可能性があるため、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わると、中央局機器が頻繁に起動する場合がある。
そこで、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わった場合、瞬時的な電力供給不足による頻繁な再起動の問題を解決するために、中央局機器、逆給電システム及び方法を提供する。
以下、本発明の解決手段について実施例を用いて詳細に説明する。本発明の以下の各実施例における中央局機器は、逆給電システムにおける中央局受電機器であり、その中央局機器は、それに接続され且つ動作状態にあるPSEによって電源電圧が提供されることによって、正常な運転状態を保持する。本発明が提供する以下のいくつかの実施例は互いに組み合わせることができ、同一又は類似の概念又はプロセスについて、いくつかの実施例においては説明を省略する可能性がある。
図2は本発明の実施例に係る中央局機器の構成概略図である。本発明の実施例に係る中央局機器は、逆給電システムにおいて逆給電により電源電圧を取得する場合に適用され、その中央局機器はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現される。図2に示すように、本発明の実施例に係る中央局機器100は、電流共有モジュール110、エネルギー貯蔵モジュール120及び電力供給検出モジュール130を備え、その電流共有モジュール110には、複数の電力供給ポートが設けられており、逆給電システムにおけるPSEと電力供給ポートとの間には、PDインタフェースモジュール112とDC/DCモジュール113とが順に接続されているようにされてもよい。
そのうち、電流共有モジュール110は、中央局機器110の電源電力を、逆給電を行うための各PSEに均等に分配するように構成されている。
本発明の実施例に係る中央局機器は、逆給電システムにおける中央局受電機器であり、その中央局機器は、それに接続され且つ動作状態にあるPSEによって電源電圧が提供される。中央局機器には複数の電力供給ポートが設けられ、各電力供給ポートは一つのPSEに対応し、実用上、それらの複数の電力供給ポートは電流共有モジュールの入力端に設けられてもよく、かつ、それぞれの対応するPSEと電力供給ポートとの間にはPDインタフェースモジュールとDC/DCモジュールが順に接続されている。
本発明の実施例では、中央局機器に必要な電源電力は通常、比較的大きく、電流共有モジュールは各電力供給ポートに接続されているPSEの動作状態に応じて、その電源電力を、逆給電を行うための各PSEに均等に分配するようにされてもよい。例えば、電流共有モジュールは8つの電力供給ポートを有し、1対1に8個のPSEが接続されており、かつ、その8個のPSEはいずれも正常動作状態にあり、中央局機器が全負荷動作状態にある場合の必要な電源電圧は40Wであり、このとき、各PSEは約5Wの出力電圧を提供すればよい。本発明の実施例におけるPDインタフェースモジュールは、関連する標準プロトコルにより、ハンドシェークに成功した場合に中央局機器に出力電圧を供給することができ、DC/DCモジュールはPSEから提供された出力電圧を中央局機器に必要なバス電圧に変換し、電流共有モジュールを介して、電源電力を中央局機器に均等に分配するように構成されている。例えば、PSEの出力電圧は57Vであり、PDインタフェースモジュールを介してDC/DCモジュールに入力され、DC/DCモジュールは12Vの電源を出力し、電流共有モジュールを介して電力を中央局機器に均等に分配するようにされている。
電力供給検出モジュール130は、それぞれエネルギー貯蔵モジュール120、各PDインタフェースモジュール112及び各DC/DCモジュール113に接続されている。その電力供給検出モジュール130は、各PDインタフェースモジュール112及び各DC/DCモジュール113の動作状態をリアルタイムに監視し、中央局機器100がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、エネルギー貯蔵モジュール120に動作指示信号を出力するように構成されている。
本発明の実施例では、各PDインタフェースモジュール及び各DC/DCモジュールは、それぞれ電力供給検出モジュールの入力端に接続され、エネルギー貯蔵モジュールは電力供給検出モジュールの出力端に接続されている。中央局機器の各電力供給ポートは1組のPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールに対応するため、当該電力供給検出モジュールは各電力供給ポートに対応するPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールの動作状態を監視することができる。そのうちの1つのPDインタフェースモジュール又はDC/DCモジュールの動作状態が異常状態であることを監視した場合、異常状態に対応する電力供給ポートが異常であると判断する。マルチポート電力供給モードでは、瞬時的に、1つの電力供給ポートのみが正常に電力供給する場合、あるいは全ての電力供給ポートが電力を供給しなくなる(すなわち、中央局機器がパワーダウン状態にある)場合になると、このとき、シングルポートPSEの過電流または過負荷による中央局機器の再起動の問題を回避するために、電力供給検出モジュールはエネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力し、エネルギー貯蔵モジュールを制御するとともに、対応する処理を行うように中央局機器のCPUに通知するようにされている。
エネルギー貯蔵モジュール120は、動作指示信号に基づいて、そのエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を制御して中央局機器100に電力を供給するように構成されている。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは、電力供給検出モジュールから出力された動作指示信号を受信すると、中央局機器の電力供給ポートが異常状態、例えば、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを知り、このとき、それに応じて中央局機器の電源の電力供給方式を処理する必要があり、すなわち、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって、中央局機器に電力を供給することができる。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給する実現方式について限定せず、例えば、単にエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給するようにされてもよいし、また例えば、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧及びシングルポートPSEの出力電圧によって、一定の比率で同時に中央局機器に電力を供給するようにされてもよい。関連するPOEの規格によれば、このとき、シングルポートPSEは、アイドル状態に遷移しないように一定の微小電流を維持すればよい。
従来の逆給電システムでは、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わった時、中央局機器のエネルギー貯蔵モジュールはその中央局機器がシングルポート電力供給モードになったことを感知できず、このとき、多くの電力供給ポートがパワーダウンになっているが、遅延要因によってV1がまだパワーダウンになっておらず、V1がパワーダウンになってはじめて何らかの電力供給ポートがパワーダウンになっていることが知られるようになる。こうして、シングルポートPSEが過電流又は過負荷により出力電圧をOFFにする時、中央局機器が電力供給不足により再起動する現象が発生してしまい、そのシングルポートPSEが正常な業務を行うことができなくなる。これに対して、本発明の実施例に係る中央局機器では、電力供給ポートの異常電力供給状態を監視した場合、電力供給検出モジュールが即座にエネルギー貯蔵モジュールに提示信号(すなわち動作指示信号)を発信し、異常状態が発生したときに適時にエネルギー貯蔵モジュールに電力供給ポートの異常状態を通知することによって、エネルギー貯蔵モジュールにそれに応じた処理を有利に実行させ、中央局機器への安定した電力供給を保証する。
本発明の実施例に係る中央局機器では、中央局機器に、エネルギー貯蔵モジュール、各PDインタフェースモジュール及び各DC/DCモジュールにそれぞれ接続されている電力供給検出モジュールが設けられることによって、各PDインタフェースモジュール及び各DC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、エネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力し、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給することができる。従って、中央局機器の電力供給ポートに異常状態が発生した場合、エネルギー貯蔵モジュールによってその中央局機器に安定した電源電圧を適時に供給することを保証できる。本発明の実施例に係る中央局機器は、従来の逆給電システムにおいてマルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わった際に、シングルポートPSEの過電流又は過負荷により出力電圧がOFFになり、中央局機器が電力供給不足により再起動し、そのシングルポートPSEが正常な業務を行うことができなくなるという問題を解決する。
従来の逆給電システムにおけるPSEには、電源のON/OFFや銅線の抜き差しが頻繁に行われる可能性があるため、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わると、中央局機器が頻繁に起動する場合がある。本発明の実施例に係る中央局機器により、中央局機器が電力供給不足により再起動するという問題を解決するとともに、中央局機器が頻繁に起動するという問題も解決することができる。
図3は本発明の実施例に係る他の中央局機器の構成概略図である。上述した実施例に基づいて、本発明の実施例における中央局機器は、それぞれエネルギー貯蔵モジュール120および電力供給検出モジュール130に接続されているプロセッサ(Central Processing Unit、略称:CPU)140を備えてもよい。
そのうち、電力供給検出モジュール130は、中央局機器100がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、CPU140に動作指示信号を出力するようにも構成されている。
CPU140は、その動作指示信号に基づいて、中央局機器に対して低消費電力化処理を行い、低消費電力化処理が完了した後に、エネルギー貯蔵モジュール120に復帰信号を出力するように構成されている。
エネルギー貯蔵モジュール120は、復帰信号に基づいてエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を制御して中央局機器100への電力供給を禁止するように構成されている。
本発明の実施例では、電力供給検出モジュールは、中央局機器の電力供給ポートに異常状態が発生したことをエネルギー貯蔵モジュールに通知するとともに、CPUにもその異常状態を通知して、それに応じた処理をCPUに実行させてもよい。例えば、中央局機器がシングルポート電力供給状態にある場合、その動作指示信号は、低消費電力化処理を行うようにCPUに通知して、異常状態の電力供給ポートに対応する動作モジュールがOFFになるように中央局機器を制御するために使用されるものである。シングルポート電力供給モードでシングルポートPSEが過電流又は過負荷により出力電圧をOFFにすることに起因して、中央局機器が電力供給不足により再起動するという現象が回避されるように、CPUによる低消費電力化処理中において、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧が常に中央局機器への電力供給に関与するようにされている。エネルギー貯蔵モジュールが動作している間、中央局機器は、電力供給に関与していない動作モジュールの消費電力を低下させるための時間を十分に有するようになった。低消費電力化処理が完了した後に、CPUは、中央局機器に対して正常に電力を供給する場合の出力電圧に復帰するようにエネルギー貯蔵モジュールに指示する。すなわち、エネルギー貯蔵モジュールからの中央局機器への電力供給を中止し、単にPSEによって中央局機器に電力を供給する。このとき、シングルポートPSEに過電流又は過負荷が発生しなくなり、すなわち、出力電圧がOFFになることはなく、中央局機器の正常動作が保証される。また例えば、中央局機器がパワーダウン状態にある場合、その動作指示信号は前もって中央局機器にパワーダウン警告を報告するために使用され、それと同時に、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給するようにされ、中央局機器の電源電圧が所定の設定値未満になってからパワーダウン警告を報告する必要がなく、中央局機器が上位層機器にパワーダウン警告(Dying Gasp)を報告して関連情報を緊急保存するための時間をより多く有するようになる。
本発明の上記実施例では、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給することを説明したが、それは異なる形態で実現することができる。
図4は本発明の実施例に係る別の中央局機器の構成概略図である。上述した実施例に基づいて、本発明の実施例における電流共有モジュールの出力電圧は、第1バイアス装置150を介して中央局機器100の電源電圧V3に接続され、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧は、第2バイアス装置160を介して中央局機器100の電源電圧V2に接続されている。図4に示す実施例は、図3に示す中央局機器100の構成を基にして例示されるものである。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュール120が動作指示信号に基づいてそのエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を制御して中央局機器100に電力を供給する実現方式には、動作指示信号に基づいて、エネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を昇圧させ、第2バイアス装置160を導通、かつ第1バイアス装置150を遮断させ、エネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2によって中央局機器100に電力を供給することが含まれてもよい。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号を受信すると、中央局機器がシングルポート動作状態またはパワーダウン状態にあることを知り、このとき、エネルギー貯蔵モジュールは、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧が電流共有モジュールを経由した後のPSEの出力電圧よりも大きくなる、すなわち、V2>V1になるように、その出力電圧を昇圧させるようにしてもよい。このとき、第2バイアス装置(例えばVD2)が導通、かつ第1バイアス装置(例えばVD1)が遮断され、単にエネルギー貯蔵モジュールによって中央局機器に電力を供給することになる。中央局機器のCPUが低消費電力化処理を完了すると、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2が正常動作モードで設定された電圧値に復帰するように、エネルギー貯蔵モジュールに復帰信号を出力する。このとき、シングルポートPSE電力供給電源は電流共有モジュールを経由した後に出力電圧V1がエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2よりも大きくなり、シングルポートPSEによって中央局機器に電力を供給することになる。
実用上、本発明の実施例における第1バイアス装置150及び第2バイアス装置160は、ショットキーダイオードであってもよいし、金属酸化物半導体(Metal Oxide Semiconductor、略称:MOS)整流チップによって構成されたものであってもよい。図4に示す実施例は、第1バイアス装置150及び第2バイアス装置160がダイオードである場合を例として示されるものである。
図5は本発明の実施例に係るまた別の中央局機器の構成概略図である。上述した実施例に基づいて、本発明の実施例における電流共有モジュール110の出力電圧V1は、中央局機器100の電源電圧V3に接続され、エネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2は、電流共有モジュール110の入力ポートに接続されている。図5に示す実施例は、同様に図3に示す中央局機器の構成を基にして例示されるものである。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュール120が動作指示信号に基づいてそのエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を制御して中央局機器100に電力を供給する実現方式には、動作指示信号に基づいて、エネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を制御して電流共有モジュール110に流入させることによって、エネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2及び電力供給のためのPSEの出力電圧によって同時に中央局機器100に電力を供給することが含まれてもよい。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号を受信すると、中央局機器がシングルポート動作状態またはパワーダウン状態にあることを知り、このとき、エネルギー貯蔵モジュールは、その出力電圧V2を制御して電流共有モジュールに流入させることによって、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2とシングルポートPSEの電力供給電圧とが共に電流共有モジュールを経由した後に、電圧V1を出力して中央局機器に電力を供給するようにされている。中央局機器のCPUが低消費電力化処理を完了すると、エネルギー貯蔵モジュールに復帰信号を出力して、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2を制御して電流共有モジュールへの流入を禁止するようにされている。すなわち、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2が電流共有に関与しなくなり、中央局機器がマルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わる際にも安定して動作することが保証される。
本発明の実施例では、電力供給検出モジュール130に接続されている1組のPDインタフェースモジュール112とDC/DCモジュール113が出力する組み合わせ信号をポート状態信号Dと呼び、電力供給検出モジュール130のポート状態信号Dは電力供給ポートの数が同じであり、各ポート状態信号Dは対応する電力供給ポートに接続されているPDインタフェースモジュール112とDC/DCモジュール113の出力信号によって形成されるものである。
本発明の上記実施例における動作指示信号は、ハイレベルであるとき、中央局機器100がシングルポート電力供給状態にあることを示す第1動作指示信号と、ローレベルであるとき、中央局機器100がパワーダウン状態にあることを示す第2動作指示信号を含む。
本発明の実施例は実用上において、エネルギー貯蔵モジュール120が動作指示信号に基づいてそのエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を制御して中央局機器100に電力を供給する実現方式には、第1動作指示信号がハイレベル、又は第2動作指示信号がローレベルであるとき、そのエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を制御して中央局機器に電力を供給することが含まれてもよい。
図6に示すように、本発明の実施例に係る中央局機器における電力供給検出モジュールの論理概略図である。但し、Dn〜D1はポート状態信号、Y0は第1動作指示信号、Y1は第2動作指示信号である。
但し、Y0は次のように表すことができる。
Figure 0006868127
Y1は次のように表すことができる。
Figure 0006868127
但し、Diはi番目の電力供給ポートに対応するポート状態信号であり、
Figure 0006868127
はDiの反転である。
上記式(1)と式(2)で示される論理関係から分かるように、1組のPDインタフェースモジュールとDC/DCモジュールが出力する動作状態が組み合わせられてポート状態信号(D1〜Dn)として形成され、ハイレベルは電力供給ポートの動作が正常であることを示し、D1は第1ポート状態信号、D2は第2ポート状態信号を示し、このように、Dnがハイレベルであることはn番目のポートに対応するPSEが出力する状態信号が正常であることを示し、中央局機器に対応するPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールも正常動作状態にある。図6から明らかなように、1つの電力供給ポートのみが正常動作状態にあるとき、電力供給検出モジュールの出力信号Y0がハイレベルになり、すなわちY0が「0」から「1」に変化すると、低消費電力化処理が行われるように中央局機器のCPUに通知するとともに、その出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給するようにエネルギー貯蔵モジュールに通知するようにされている。全ての電力供給ポートが異常動作状態にあるとき、電力供給検出モジュールの出力信号Y1がローレベルになり、すなわちY1が「1」から「0」に変化すると、上位層機器にパワーダウン警告を報告して関連情報を緊急保存するように中央局機器のCPUに通知するようにされている。
本発明の実施例の一実現方式では、エネルギー貯蔵モジュール120は、エネルギー貯蔵コンデンサ121及びDC/DC昇圧コンバータ122を備えてもよい。図7に示すように、本発明の実施例に係る中央局機器におけるエネルギー貯蔵モジュールの構成概略図であり、電流共有モジュール110の出力電圧V1は、エネルギー貯蔵コンデンサ121及びDC/DC昇圧コンバータ122にそれぞれ接続されており、当該DC/DC昇圧コンバータ122はエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を出力するように構成され、また、エネルギー貯蔵コンデンサ121は接地されている。
本発明の実施例の他の一実現方式では、コンデンサに貯蔵されるエネルギーがエネルギー貯蔵コンデンサ121の電圧の2乗に比例することを考慮して、エネルギー貯蔵モジュール120は、DC/DC昇圧コンバータ122、エネルギー貯蔵コンデンサ121及びDC/DC降圧コンバータ123を備えてもよい。図8に示すように、本発明の実施例に係る中央局機器における他のエネルギー貯蔵モジュールの構成概略図であり、電流共有モジュール110の出力電圧V1がDC/DC昇圧コンバータ122に接続され、当該DC/DC昇圧コンバータ122の出力端はエネルギー貯蔵コンデンサ121及びDC/DC降圧コンバータ123にそれぞれ接続され、当該DC/DC降圧コンバータ123はエネルギー貯蔵モジュール120の出力電圧V2を出力するように構成され、また、エネルギー貯蔵コンデンサ121は接地されている。当該エネルギー貯蔵モジュール120の構成によって、エネルギー貯蔵コンデンサ121がより多くのエネルギーを貯蔵することができ、エネルギー貯蔵モジュール120の動作時間を延長することができる。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールの構成は図7及び図8に示す構成のみに限定されず、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2を昇圧させ、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給できるような構成であれば、本発明の実施例におけるエネルギー貯蔵モジュールとすることができる。
図9は本発明の実施例に係る中央局機器におけるDC/DC降圧コンバータの構成概略図である。本発明の実施例におけるDC/DC降圧コンバータ123は、電力供給検出モジュール130の出力端に順次に接続されている第3バイアス装置170、第1抵抗R1及び第2抵抗R2、並びに、第3バイアス装置170と第1抵抗R1と並列に接続されている第3抵抗R3を備えても良く、第3バイアス装置の一端および第3抵抗R3の一端が接地されている。ここで、その第3バイアス装置170は、MOS又はその他のトライオードであってもよい。そのDC/DC降圧コンバータ123における第3バイアス装置170は第1抵抗R1をON/OFFにするように構成され、第3バイアス装置170をオンにすると、並列に接続された第1抵抗R1と第3抵抗R3と、第2抵抗R2とで分圧されて生成された電圧FBがDC/DC降圧コンバータ123のフィードバック制御電圧とされる。第3バイアス装置170がカットオフされると、第3抵抗R3と第2抵抗R2とで分圧されて生成された電圧FBがDC/DC降圧コンバータ123のフィードバック制御電圧とされる。また、DC/DC降圧コンバータ123は、例えば、電力供給検出モジュールの出力端と第3バイアス装置170との間に接続されている第4抵抗R4、及び、並列に接続され、一端が接地されている第5抵抗R5及びコンデンサCのような、回路内のグリッチをフィルタ処理するための通常回路を備えてもよい。
本発明の実施例におけるDC/DC降圧コンバータは、第1動作指示信号がローレベル(Y0=0)であるときに、第3バイアス装置をオフにするように構成されている。この時、第3抵抗R3と第2抵抗R2との分圧は、DC/DC降圧コンバータのフィードバック制御電圧FBとされる。また、DC/DC降圧コンバータは、第1動作指示信号がハイレベル(Y0=1)であるときに、第3バイアス装置をオンにするようにも構成されている。この時、並列に接続されている第1抵抗R1及び第3抵抗R3と、第2抵抗R2との分圧はDC/DC降圧コンバータのフィードバック制御電圧FBとされ、R1とR3とが並列に接続された後の抵抗値がR3よりも小さくなるため、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2が高くなる。中央局機器が低消費電力化処理を行った後、Y0がローレベルになるように制御することによって、第3バイアス装置をオフにして、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2を正常動作時の状態に復帰させる。本発明の実施例におけるエネルギー貯蔵モジュールは、昇圧切り替えの応答時間が速く、シングルポートPSEに過電流又は過負荷が発生していないうちに、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧による中央局機器への電力供給がすでに始まったため、中央局機器がマルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードへ切り替わった時にも安定して動作することが保証される。
図10は本発明の実施例に係る逆給電システムの構成概略図である。本発明の実施例に係る逆給電システムは、中央局機器が逆給電により電源電圧を取得する場合に適用され、当該逆給電システムはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現されるものである。図10に示すように、本発明の実施例に係る逆給電システム10は、中央局機器100と、中央局機器100にそれぞれ接続されている少なくとも1つのPSE200と、を備えてもよい。
ここで、本発明の実施例における中央局機器100は、図2〜図9に示すいずれの実施例における中央局機器100であってもよく、上記の実施例における中央局機器100と同様なハードウェア構成およびモジュール機能を有し、同様な逆給電方式を実行するために用いられるものである。
図10の各PSE200は、中央局機器100の電流共有モジュール110によって割り当てられた電力に応じて、当該中央局機器100に電力を供給するように構成されている。
図11は本発明の実施例に係る逆給電方法のフローチャートである。本発明に係る逆給電方法、逆給電システムにおいて中央局機器が逆給電により電源電圧を取得する場合に適用され、中央局機器によって実行可能であり、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現される。図11に示すように、本実施例の逆給電方法は、以下のステップを有してもよい。
S110において、電力供給検出モジュールは、中央局機器の各電力供給ポートに接続されているPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合にエネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力する。
本発明の実施例に係る逆給電方法は、逆給電システムにおける中央局機器に対してそれに接続され且つ動作状態にあるPSEによって当該中央局機器に電源電圧を提供する方式である。中央局機器には複数の電力供給ポートが設けられており、各電力供給ポートは一つのPSEに対応する。本発明の実施例における、逆給電方法を実行するための中央局機器の構成は図2に示す実施例における中央局機器を参照すればよく、当該中央局機器における各モジュールの接続方式及び実現される機能は上記の実施例で詳細に説明したため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例では、中央局機器の各電力供給ポートは1組のPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールに対応するため、当該電力供給検出モジュールは各電力供給ポートに対応するPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールの動作状態を監視することができる。そのうちの1つのPDインタフェースモジュール又はDC/DCモジュールの動作状態が異常状態であることを監視した場合、異常状態に対応する電力供給ポートが異常であると判断する。マルチポート電力供給モードでは、瞬時的に、1つの電力供給ポートのみが正常に電力供給する場合、あるいは全ての電力供給ポートが電力を供給しなくなる(すなわち、中央局機器がパワーダウン状態にある)場合になると、このとき、シングルポートPSEの過電流または過負荷による中央局機器の再起動の問題を回避するために、電力供給検出モジュールはエネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力し、エネルギー貯蔵モジュールを制御するとともに、対応する処理を行うように中央局機器のCPUに通知するようにされている。
S120において、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号に基づいて当該エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給する。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは、電力供給検出モジュールから出力された動作指示信号を受信すると、例えば、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態であることを知り、その際、パワーリザーブモジュールの出力電圧によって、エンドデバイスに電力を供給することができる。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは、電力供給検出モジュールから出力された動作指示信号を受信すると、中央局機器の電力供給ポートが異常状態、例えば、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを知り、このとき、それに応じて中央局機器の電源の電力供給方式を処理する必要があり、すなわち、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって、中央局機器に電力を供給することができる。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給する実現方式について限定せず、例えば、単にエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給するようにされてもよいし、また例えば、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧及びシングルポートPSEの出力電圧によって、一定の比率で同時に中央局機器に電力を供給するようにされてもよい。関連するPOEの規格によれば、このとき、シングルポートPSEは、アイドル状態に遷移しないように一定の微小電流を維持すればよい。
従来の逆給電システムでは、マルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わった時、中央局機器のエネルギー貯蔵モジュールはその中央局機器がシングルポート電力供給モードになったことを感知できず、このとき、多くの電力供給ポートがパワーダウンになっているが、遅延要因によってV1がまだパワーダウンになっておらず、V1がパワーダウンになってはじめて何らかの電力供給ポートがパワーダウンになっていることが知られるようになる。こうして、シングルポートPSEが過電流又は過負荷により出力電圧をOFFにする時、中央局機器が電力供給不足により再起動する現象が発生してしまい、そのシングルポートPSEが正常な業務を行うことができなくなる。これに対して、本発明の実施例に係る逆給電方法では、電力供給ポートの異常電力供給状態を監視した場合、電力供給検出モジュールが即座にエネルギー貯蔵モジュールに提示信号(すなわち動作指示信号)を発信し、異常状態が発生したときに適時にエネルギー貯蔵モジュールに電力供給ポートの異常状態を通知することによって、エネルギー貯蔵モジュールにそれに応じた処理を有利に実行させ、中央局機器への安定した電力供給を保証する。
本発明の実施例に係る逆給電方法は、本発明の図2に示す実施例に係る中央局機器の処理方法であり、対応する方法ステップを備え、その実現原理及び技術的効果は類似し、ここで説明を省略する。
図12は本発明の実施例に係る他の逆給電方法のフローチャートである。上記の実施例に基づいて、本発明の実施例に係る逆給電方法において、S110の実現方式は以下の通りである。
S110において、電力供給検出モジュールは、中央局機器の各電力供給ポートに接続されているPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、エネルギー貯蔵モジュール及びCPUにそれぞれ動作指示信号を出力する。
本発明の実施例に係る方法は、以下のステップを有してもよい。
S130において、CPUは、動作指示信号に基づいて、中央局機器に対して低消費電力化処理を行い、低消費電力化処理が完了した後にエネルギー貯蔵モジュールに復帰信号を出力する。
S140において、エネルギー貯蔵モジュールは復帰信号に基づいて当該エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給することを禁止する。
本発明の実施例における逆給電方法を実行するための中央局機器の構成は、図3に示す実施例における中央局機器を参照すればよく、当該中央局機器における各モジュールの接続方式及び実現される機能は上記の実施例で詳細に説明したため、ここでは説明を省略する。
本発明の実施例では、電力供給検出モジュールは、中央局機器の電力供給ポートに異常状態が発生したことをエネルギー貯蔵モジュールに通知するとともに、CPUにもその異常状態を通知して、それに応じた処理をCPUに実行させてもよい。例えば、中央局機器がシングルポート電力供給状態にある場合、その動作指示信号は、低消費電力化処理を行うようにCPUに通知して、異常状態の電力供給ポートに対応する動作モジュールがOFFになるように中央局機器を制御するために使用されるものである。シングルポート電力供給モードでシングルポートPSEが過電流又は過負荷により出力電圧をOFFにすることに起因して、中央局機器が電力供給不足により再起動するという現象が回避されるように、CPUによる低消費電力化処理中において、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧が常に中央局機器への電力供給に関与するようにされている。エネルギー貯蔵モジュールが動作している間、中央局機器は、電力供給に関与していない動作モジュールの消費電力を低下させるための時間を十分に有するようになった。低消費電力化処理が完了した後に、CPUは、中央局機器に対して正常に電力を供給する場合の出力電圧に復帰するようにエネルギー貯蔵モジュールに指示する。すなわち、エネルギー貯蔵モジュールからの中央局機器への電力供給を中止し、単にPSEによって中央局機器に電力を供給する。このとき、シングルポートPSEに過電流又は過負荷が発生しなくなり、すなわち、出力電圧がOFFになることはなく、中央局機器の正常動作が保証される。また例えば、中央局機器がパワーダウン状態にある場合、その動作指示信号は前もって中央局機器にパワーダウン警告を報告するために使用され、それと同時に、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給するようにされ、中央局機器の電源電圧が所定の設定値未満になってからパワーダウン警告を報告する必要がなく、中央局機器が上位層機器にパワーダウン警告(Dying Gasp)を報告して関連情報を緊急保存するための時間をより多く有するようになる。
本発明の実施例に係る逆給電方法は、本発明の図3に示す実施例に係る中央局機器の処理方法であり、対応する方法ステップを備え、その実現原理及び技術的効果は類似し、ここで説明を省略する。
本発明の上記実施例で説明したエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給することは、異なる方式で実現することができる。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号に基づいて当該エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給する実現方式、すなわちS120の実現方式には、エネルギー貯蔵モジュールは、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給するように、動作指示信号に基づいてエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧に対して昇圧処理を行うことが含まれてもよい。本発明の実施例における逆給電方法を実行するための中央局機器の構成は、図4に示す実施例における中央局機器を参照することができる。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号を受信すると、中央局機器がシングルポート動作状態またはパワーダウン状態にあることを知り、このとき、エネルギー貯蔵モジュールは、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧が電流共有モジュールを経由した後のPSEの出力電圧よりも大きくなる、すなわち、V2>V1になるように、その出力電圧を昇圧させるようにしてもよい。このとき、第2バイアス装置(VD2)が導通、かつ第1バイアス装置(VD1)が遮断され、単にエネルギー貯蔵モジュールによって中央局機器に電力を供給することになる。中央局機器のCPUが低消費電力化処理を完了すると、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2が正常動作モードで設定された電圧値に復帰するように、エネルギー貯蔵モジュールに復帰信号を出力する。このとき、シングルポートPSE電力供給電源は電流共有モジュールを経由した後に出力電圧V1がエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2よりも大きくなり、シングルポートPSEによって中央局機器に電力を供給することになる。
実用上、本発明の実施例におけるVD1及びVD2は、ショットキーダイオードであってもよいし、MOS整流チップによって構成されたものであってもよい。
本発明の実施例に係る逆給電方法は、本発明の図4に示す実施例に係る中央局機器の処理方法であり、対応する方法ステップを備え、その実現原理及び技術的効果は類似し、ここで説明を省略する。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号に基づいて当該エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給する実現方式、すなわちS120の実現方式には、エネルギー貯蔵モジュールは、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧及び電力供給のためのPSEの出力電圧が同時に中央局機器に電力を供給するように、動作指示信号に基づいてエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して電流共有モジュールに流入させることが含まれてもよい。本発明の実施例における逆給電方法を実行するための中央局機器の構成は、図5に示す実施例における中央局機器を参照することができる。
本発明の実施例では、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号を受信すると、中央局機器がシングルポート動作状態またはパワーダウン状態にあることを知り、このとき、エネルギー貯蔵モジュールは、その出力電圧V2を制御して電流共有モジュールに流入させることによって、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2とシングルポートPSEの電力供給電圧とが共に電流共有モジュールを経由した後に、電圧V1を出力して中央局機器に電力を供給するようにされている。中央局機器のCPUが低消費電力化処理を完了すると、エネルギー貯蔵モジュールに復帰信号を出力して、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2を制御して電流共有モジュールへの流入を禁止するようにされている。すなわち、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2が電流共有に関与しなくなり、中央局機器がマルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わる際にも安定して動作することが保証される。
本発明の実施例に係る逆給電方法は、本発明の図5に示す実施例に係る中央局機器の処理方法であり、対応する方法ステップを備え、その実現原理及び技術的効果は類似し、ここで説明を省略する。
本発明の実施例では、電力供給検出モジュールに接続されている1組のPDインタフェースモジュールとDC/DCモジュールが出力する組み合わせ信号をポート状態信号と呼び、電力供給検出モジュールのポート状態信号は電力供給ポートの数が同じであり、各ポート状態信号は対応する電力供給ポートに接続されているPDインタフェースモジュールとDC/DCモジュールの出力信号によって形成されるものである。
本発明の上記実施例における動作指示信号は、ハイレベルであるとき、中央局機器がシングルポート電力供給状態にあることを示す第1動作指示信号と、ローレベルであるとき、中央局機器がパワーダウン状態にあることを示す第2動作指示信号を含む。
本発明の実施例は実用上において、エネルギー貯蔵モジュールが動作指示信号に基づいてそのエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給する実現方式には、第1動作指示信号がハイレベル、又は第2動作指示信号がローレベルであるとき、そのエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給することが含まれてもよい。
本発明の実施例に係る方法は、図6に示す論理概略図を参照することができる。但し、Dn〜D1はポート状態信号、Y0は第1動作指示信号、Y1は第2動作指示信号である。
但し、Y0は次のように表すことができる。
Figure 0006868127
Y1は次のように表すことができる。
Figure 0006868127
但し、Diはi番目の電力供給ポートに対応するポート状態信号であり、
Figure 0006868127
はDiの反転である。
上記式(1)と式(2)で示される論理関係から分かるように、1組のPDインタフェースモジュールとDC/DCモジュールが出力する動作状態が組み合わせられてポート状態信号(D1〜Dn)として形成され、ハイレベルは電力供給ポートの動作が正常であることを示し、D1は第1ポート状態信号、D2は第2ポート状態信号を示し、このように、Dnがハイレベルであることはn番目のポートに対応するPSEが出力する状態信号が正常であることを示し、中央局機器に対応するPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールも正常動作状態にある。図6から明らかなように、1つの電力供給ポートのみが正常動作状態にあるとき、電力供給検出モジュールの出力信号Y0がハイレベルになり、すなわちY0が「0」から「1」に変化すると、低消費電力化処理が行われるように中央局機器のCPUに通知するとともに、その出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給するようにエネルギー貯蔵モジュールに通知するようにされている。全ての電力供給ポートが異常動作状態にあるとき、電力供給検出モジュールの出力信号Y1がローレベルになり、すなわちY1が「1」から「0」に変化すると、上位層機器にパワーダウン警告を報告して関連情報を緊急保存するように中央局機器のCPUに通知するようにされている。
本発明の実施例における、逆給電方法を実行するための中央局機器において、エネルギー貯蔵モジュールの構成は図7及び図8に示す構成を参照することができ、エネルギー貯蔵モジュールにおけるDC/DC降圧コンバータの構成は図9に示す構成を参照することができるので、ここでは説明を省略する。本発明の実施例では、同様に、エネルギー貯蔵モジュールの構成を図7及び図8に示す構成のみに限定されず、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧V2を昇圧させ、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給できるような構成であれば、本発明の実施例におけるエネルギー貯蔵モジュールとすることができる。
本発明の実施例は、また、コンピュータが実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、プロセッサがそのコンピュータが実行可能な命令を実行する際に、次のような操作が行われるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。
S1、電力供給検出モジュールは、中央局機器の各電力供給ポートに接続されている中央局受電機器PDインタフェースモジュール及び、直流-直流変換DC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合にエネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力する。
S2、エネルギー貯蔵モジュールは動作指示信号に基づいて当該エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給する。
本発明の実施例では、プロセッサは当該コンピュータが実行可能な命令を実行する際に、次のような操作を行ってもよい。
S3、電力供給検出モジュールは、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、プロセッサCPUに動作指示信号を出力する。
S4、CPUは、動作指示信号に基づいて、中央局機器に対して低消費電力化処理を行い、低消費電力化処理が完了した後にエネルギー貯蔵モジュールに復帰信号を出力する。
S5、エネルギー貯蔵モジュールは復帰信号に基づいてエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給することを禁止する。
本発明の実施例の一実現方式では、プロセッサは当該コンピュータが実行可能な命令を実行する際に、S2の実現方式の実行には、次のような操作を行ってもよい。
S21、エネルギー貯蔵モジュールは、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって中央局機器に電力を供給するように、動作指示信号に基づいてエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧に対して昇圧処理を行う。
本発明の実施例の他の実現方式では、プロセッサは当該コンピュータが実行可能な命令を実行する際に、S2の実現方式の実行には、次のような操作を行ってもよい。
S22、エネルギー貯蔵モジュールは、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧及び電力供給のためのPSEの出力電圧が同時に中央局機器に電力を供給するように、動作指示信号に基づいてエネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して電流共有モジュールに流入させる。
本発明の実施例では、電力供給検出モジュールのポート状態信号は、電力供給ポートの数と同じであってもよく、各ポート状態信号は、対応する電力供給ポートに接続されているPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールの出力信号によって形成されてもよい。また、動作指示信号は、ハイレベルであるとき、中央局機器がシングルポート電力供給状態にあることを示す第1動作指示信号と、ローレベルであるとき、中央局機器がパワーダウン状態にあることを示す第2動作指示信号を含んでもよい。
本発明の実施例におけるプロセッサは当該コンピュータが実行可能な命令を実行する際に、S2の実現方式の実行には、次のような操作を行ってもよい。
S23、エネルギー貯蔵モジュールは、第1動作指示信号がハイレベル又は第2動作指示信号がローレベルである場合に、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給する。
本発明の実施例に係る中央局機器、逆給電システム及び方法は、中央局機器に、エネルギー貯蔵モジュール、各PDインタフェースモジュール及び各DC/DCモジュールにそれぞれ接続されている電力供給検出モジュールが設けられることによって、各PDインタフェースモジュール及び各DC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、エネルギー貯蔵モジュールに動作指示信号を出力し、エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して中央局機器に電力を供給することができる。従って、中央局機器の電力供給ポートに異常状態が発生した場合、エネルギー貯蔵モジュールによってその中央局機器に安定した電源電圧を適時に供給することを保証できる。本発明の実施例に係る中央局機器は、従来の逆給電システムにおいてマルチポート電力供給モードからシングルポート電力供給モードに切り替わった際に、シングルポートPSEの過電流又は過負荷により出力電圧がOFFになり、中央局機器が電力供給不足により再起動し、そのシングルポートPSEが正常な業務を行うことができなくなるという問題を解決する。
当業者であれば理解されるように、上記に開示された方法における全て又はいくつかのステップ、システム、装置における機能モジュール/ユニットはソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア及びそれらの適切な組み合わせとして実施されてもよい。ハードウェアによる実施形態では、上記の説明で言及した機能モジュール・ユニット間の切り分けは、必ずしも物理的な構成要素の切り分けに対応するわけではなく、例えば、1つの物理的な構成要素は複数の機能を有していてもよいし、1つの機能又はステップはいくつかの物理的な構成要素が協働して実行されるものであってもよい。いくつかのコンポーネント又は全てのコンポーネントはプロセッサ、例えばデジタル信号プロセッサ又はマイクロプロセッサが実行するソフトウェア、又はハードウェア、或いは、例えば専用の集積回路といった集積回路として実施されてもよい。このようなソフトウェアはコンピュータ可読媒体に分布されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体(又は非一時的な媒体)及び通信媒体(又は一時的な媒体)を含むことができる。当業者に一般的に知られているように、コンピュータ記憶媒体という用語は、情報(例えばコンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、その他のデータ)を記憶するためのいずれの方法や技術において実施される揮発性、不揮発性、着脱可能、着脱不可な媒体を含む。コンピュータ記憶媒体はRAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ又は他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)又はその他の光ディスクストレージ、磁気カートリッジ、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気記憶装置、又は所望の情報を記憶しかつコンピュータによりアクセス可能な任意の他の媒体を含むが、それらに限定されない。また、当業者に一般的に知られているように、通信媒体とは、通常、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波やその他の伝送機構などの変調データ信号における他のデータを含み、任意の情報伝送媒体を含み得る。
本発明に公開された実施の形態は以上のとおりであるが、記載した内容は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。当業者は、本発明が開示する精神及び範囲から逸脱することなく、実施の形態及び細部に如何なる修正及び変更がなされてもよい。ただし、本発明の特許請求の範囲は添付の特許請求の範囲によって定義される範囲を基準とする。

Claims (16)

  1. 中央局機器(100)であって、電流共有モジュール(110)、エネルギー貯蔵モジュール(120)及び電力供給検出モジュール(130)を備え、前記電流共有モジュール(110)には複数の電力供給ポートが設けられ、ユーザ端末給電機器PSEと前記電力供給ポートとの間に、順次に、中央局受電機器PDインタフェースモジュール(112)と直流−直流変換DC/DCモジュール(113)が接続されており、
    前記電流共有モジュール(110)は、前記中央局機器(100)の電源電力が、各ユーザ端末給電機器PSEから均等に分配して逆給電されるように構成され、
    前記電力供給検出モジュール(130)は、それぞれ、エネルギー貯蔵モジュール(120)、各前記PDインタフェースモジュール(112)及び各前記DC/DCモジュール(113)に接続され、前記電力供給検出モジュール(130)は、各前記PDインタフェースモジュール(112)及び各前記DC/DCモジュール(113)の動作状態をリアルタイムに監視し、前記電流共有モジュール(110)において、1台の前記ユーザ端末給電機器PSEによるシングルポート電力供給状態又は、複数の前記ユーザ端末給電機器PSEがパワーダウン状態にあることを検出した場合、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)に動作指示信号を出力するように構成され、
    前記エネルギー貯蔵モジュール(120)は前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を制御して前記中央局機器(100)の前記電源電力として流入させるように構成される、中央局機器(100)。
  2. 前記中央局機器(100)は、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)及び前記電力供給検出モジュール(130)にそれぞれ接続されているプロセッサCPU(140)をさらに備え、
    前記電力供給検出モジュール(130)は、前記中央局機器(100)がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、前記プロセッサCPU(140)に前記動作指示信号を出力するようにも構成され、
    前記プロセッサCPU(140)は、前記動作指示信号に基づいて前記中央局機器(100)に対して低消費電力化処理を行い、低消費電力化処理が完了した後に前記エネルギー貯蔵モジュール(120)に復帰信号を出力するように構成され、
    前記エネルギー貯蔵モジュール(120)は前記復帰信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を制御して前記中央局機器(100)に電力を供給することを禁止するように構成される、請求項1に記載の中央局機器(100)。
  3. 電流共有モジュール(110)の出力電圧は第1バイアス装置(150)を介して前記中央局機器(100)の電源電圧に接続され、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧は第2バイアス装置(160)を介して前記中央局機器(100)の電源電圧に接続され、
    前記エネルギー貯蔵モジュール(120)は前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を制御して前記中央局機器(100)に電力を供給することには、
    前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を昇圧させ、前記第2バイアス装置(160)が導通、かつ前記第1バイアス装置(150)が遮断されることによって、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧によって前記中央局機器(100)に電力を供給することが含まれる、請求項1または2に記載の中央局機器(100)。
  4. 前記電流共有モジュール(110)の出力電圧は前記中央局機器(100)の電源電圧に接続され、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧は前記電流共有モジュール(110)の入力ポートに接続され、
    前記エネルギー貯蔵モジュール(120)は前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー
    貯蔵モジュール(120)の出力電圧を制御して前記中央局機器(100)に電力を供給することには、
    前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を制御して前記電流共有モジュール(110)に流入させることによって、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧及び電力供給のためのPSEの出力電圧によって同時に前記中央局機器(100)に電力を供給することが含まれる、請求項1または2に記載の中央局機器(100)。
  5. 前記電力供給検出モジュール(130)のポート状態信号は、前記電力供給ポートの数と同じであり、各前記ポート状態信号は、対応する電力供給ポートに接続されているPDインタフェースモジュール(112)及びDC/DCモジュール(113)の出力信号によって形成され、
    前記動作指示信号は、ハイレベルであるとき、前記中央局機器(100)がシングルポート電力供給状態にあることを示す第1動作指示信号と、ローレベルであるとき、前記中央局機器(100)がパワーダウン状態にあることを示す第2動作指示信号を含む、請求項1に記載の中央局機器(100)。
  6. 前記エネルギー貯蔵モジュール(120)は前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を制御して前記中央局機器(100)に電力を供給することには、
    前記第1動作指示信号がハイレベル、又は前記第2動作指示信号がローレベルであるとき、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を制御して前記中央局機器(100)に電力を供給することが含まれる、請求項5に記載の中央局機器(100)。
  7. 前記第1動作指示信号は、
    Figure 0006868127
    と表され、
    前記第2動作指示信号は、
    Figure 0006868127
    と表され、
    但し、Diはi番目の電力供給ポートに対応するポート状態信号であり、
    Figure 0006868127
    はDiの反転である、請求項5に記載の中央局機器(100)。
  8. 前記エネルギー貯蔵モジュール(120)は、
    前記電流共有モジュール(110)の出力電圧にそれぞれ接続されているエネルギー貯蔵コンデンサ及びDC/DC昇圧コンバータ(122)を備え、前記DC/DC昇圧コンバータ(122)は前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を出力するように構成され、或いは、
    前記電流共有モジュール(110)の出力電圧に接続されているDC/DC昇圧コンバータ(122)と、前記DC/DC昇圧コンバータ(122)にそれぞれ接続されているエネルギー貯蔵コンデンサ及びDC/DC降圧コンバータ(123)とを備え、前記DC/DC降圧コンバータ(123)は、前記エネルギー貯蔵モジュール(120)の出力電圧を出力するように構成される、請求項5に記載の中央局機器(100)。
  9. 前記DC/DC降圧コンバータ(123)は、
    前記電力供給検出モジュール(130)の出力端に順次に接続されている第3バイアス装置(170)、第1抵抗(R1)及び第2抵抗(R2)、並びに、前記第3バイアス装置(170)と前記第1抵抗(R1)と並列に接続されている第3抵抗(R3)を備え、前記第3バイアス装置(170)の一端および第3抵抗(R3)の一端が接地され、
    前記DC/DC降圧コンバータ(123)は、前記第1動作指示信号がローレベルであるときに、前記第3バイアス装置(170)をオフにするように構成され、
    前記DC/DC降圧コンバータ(123)は、前記第1動作指示信号がハイレベルであるときに、前記第3バイアス装置(170)をオンにするようにも構成される、請求項8に記載の中央局機器(100)。
  10. 中央局機器(100)と、それぞれ前記中央局機器(100)に接続されている少なくとも1つのユーザ端末給電機器PSE(200)とを備え、
    前記中央局機器(100)は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の中央局機器であり、
    各前記ユーザ端末給電機器PSE(200)は、前記中央局機器(100)の電流共有モジュールによって分配された電力に基づいて前記中央局機器(100)に電力を供給するように構成される、逆給電システム(10)。
  11. ユーザ端末給電機器PSE(200)を、電流共有モジュール(110)を介して中央局機器(100)の電力供給ポートに接続させ、前記電流共有モジュール(110)は、前記中央局機器(100)の電源電力が、各ユーザ端末給電機器PSE(200)から均等に分配して逆給電を行う逆給電方法であって、
    電力供給検出モジュールは、中央局機器の各電力供給ポートに接続されている中央局受電機器PDインタフェースモジュール及び直流−直流変換DC/DCモジュールの動作状態をリアルタイムに監視し、前記電力供給検出モジュールは、それぞれエネルギー貯蔵モジュール(120)、各前記中央局受電機器PDインタフェースモジュール及び各前記直流−直流変換DC/DCモジュールに接続され、前記電流共有モジュール(110)において、1台の前記ユーザ端末給電機器PSEによるシングルポート電力供給状態又は、複数の前記ユーザ端末給電機器PSEがパワーダウン状態にあることを検出した場合、エネルギー貯蔵モジュール(120)に動作指示信号を出力すること(S110)、
    前記エネルギー貯蔵モジュールは、前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器の前記電源電力として流入させること(S120)が含まれる、逆給電方法。
  12. らに、
    前記電力供給検出モジュールは、前記中央局機器がシングルポート電力供給状態又はパワーダウン状態にあることを監視した場合、プロセッサCPUに動作指示信号を出力すること、
    前記プロセッサCPUは、前記動作指示信号に基づいて、前記中央局機器に対して低消費電力化処理を行い、低消費電力化処理が完了した後に前記エネルギー貯蔵モジュールに復帰信号を出力すること(S130)、
    前記エネルギー貯蔵モジュールは前記復帰信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器に電力を供給することを禁止すること(S140)が含まれる、請求項11に記載の逆給電方法。
  13. 前記エネルギー貯蔵モジュールは、前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器に電力を供給すること(S120)には、
    前記エネルギー貯蔵モジュールは、前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧によって前記中央局機器に電力を供給するように、前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧に対して昇圧処理を行うこと、或いは、
    前記エネルギー貯蔵モジュールは、前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧及び電力供給のためのユーザ端末給電機器PSEの出力電圧が同時に前記中央局機器に電力を供給するように、前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器の電流共有モジュールに流入させることが含まれる、請求項11又は12に記載の逆給電方法。
  14. 前記電力供給検出モジュールのポート状態信号は、前記電力供給ポートの数と同じであり、各前記ポート状態信号は、対応する電力供給ポートに接続されているPDインタフェースモジュール及びDC/DCモジュールの出力信号によって形成され、
    前記動作指示信号は、ハイレベルであるとき、前記中央局機器がシングルポート電力供給状態にあることを示す第1動作指示信号と、ローレベルであるとき、前記中央局機器がパワーダウン状態にあることを示す第2動作指示信号を含む、請求項11に記載の逆給電方法。
  15. 前記エネルギー貯蔵モジュールは前記動作指示信号に基づいて前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器に電力を供給すること(S120)には、
    前記エネルギー貯蔵モジュールは、前記第1動作指示信号がハイレベル、又は前記第2動作指示信号がローレベルであるとき、前記エネルギー貯蔵モジュールの出力電圧を制御して前記中央局機器に電力を供給することが含まれる、請求項14に記載の逆給電方法。
  16. プロセッサによって実行されると、請求項11〜15のいずれか1項に記載の方法が実現される、コンピュータが実行可能な命令を記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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