JP6867538B2 - 蓋及び容器 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料等を収容する容器本体を覆う蓋及び容器に関する。
近年、コンビニエンスストア等の販売店において、コーヒー等の飲料である内容物を容器に入れて販売することが普及している。このため、容器の蓋から内容物が漏れないように、漏洩防止に対する要求が高まってきている。
このような容器は、容器本体の開口端を蓋で覆う構成が知られているが、温かい飲料を容器に入れた場合に、内圧が高くなる。容器の内圧が高くなると、蓋が内圧で変形し、容器本体及び蓋が嵌合する部位から内容物が漏れる虞がある。そこで、このような容器の蓋として、容器の内圧上昇を抑制するため、空気が逃げる孔を蓋に設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−64581号公報
しかしながら、蓋に設けられる孔から容器を持ち運んだときに飲料が波立って孔から飲料が漏れる虞がある。また、このような孔は、工具で蓋の一部を破断させることで形成するが、開口面積にばらつきが生じる虞がある。特に、孔の開口面積が所望の開口面積よりも小さいと、内圧を逃がすことができず、孔を設けたとしても容器本体及び蓋の嵌合する部位から内容物が漏れる虞がある。
そこで本発明は、内容物が漏れることを抑制できる蓋及び容器を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、蓋は、複数の破断部を含む小孔を有する天板部と、一端が前記天板部の外周縁と連続する円筒状の周壁部と、前記周壁部の他端に設けられ、容器本体の開口端に設けられたカール部と嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の外周縁に設けられたスカート部と、を備え、前記小孔は、先端の孔径が0.8mm乃至1mmのいずれかであり、前記天板部の内面側の孔径が1.8mm乃至2mmのいずれかであり、少なくとも一つの前記破断部の前記天板部に対する両端を結ぶ線の角度θが45°〜50°である
本発明の一態様によれば、容器は、開口端にカール部を有する容器本体と、複数の破断部を含む小孔を有する天板部、一端が前記天板部の外周縁と連続する円筒状の周壁部、前記周壁部の他端に設けられ、前記カール部と嵌合する嵌合部、及び、前記嵌合部の外周縁に設けられたスカート部を有する、前記小孔が、先端の孔径が0.8mm乃至1mmのいずれかであり、前記天板部の内面側の孔径が1.8mm乃至2mmのいずれかであり、少なくとも一つの前記破断部の前記天板部に対する両端を結ぶ線の角度θが45°〜50°である蓋と、を備える。
本発明によれば、内容物が漏れることを抑制できる蓋及び容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る容器の構成を一部切欠して示す側面図。 同容器の要部構成を示す断面図。 同容器に用いられる蓋の構成を示す平面図。 同蓋の構成を示す側面図。 同蓋の構成を示す断面図。 同蓋の天板部に設けられる小孔の構成を示す平面図。 同小孔の構成を示す断面図。 同蓋の嵌合部の構成を拡大して示す断面図。 同蓋の製造装置の構成を模式的に示す説明図。 同製造装置に用いられる圧空成形装置の構成を模式的に示す説明図。 同製造装置に用いられる抜き装置の構成を模式的に示す説明図。 同抜き装置に用いられるパイロットパンチの構成を示す側面図。 同製造装置に用いられるトリミング装置の構成を模式的に示す説明図。 同蓋の製造方法の一例を示す流れ図。 同蓋の製造方法の一工程の例を示す説明図。 同蓋の第1評価試験の結果を示す説明図。 同蓋の第2評価試験に用いる傾斜治具の構成を示す側面図。 同蓋の第2評価試験の結果を示す説明図。 同蓋の第2評価試験の結果を示す説明図。 同蓋の実測の寸法の例を示す説明図。
以下、本発明の一実施形態に係る容器1を、図1乃至図8を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る容器1の構成を一部切欠して示す側面図、図2は、容器1の容器本体11のカール部21b及び蓋12の嵌合部33の構成を拡大して示す断面図である。図3は、蓋12の構成を示す平面図、図4は蓋12の構成を示す側面図、図5は、蓋12の構成を示す断面図である。図6は、蓋12の天板部31に設けられる小孔43の構成を示す平面図、図7は小孔43の構成を示す断面図である。図8は、蓋12の嵌合部33の構成を拡大して示す断面図である。
(容器1の構成)
図1及び図2に示すように、容器1は、容器本体11と、蓋12と、を備える。容器1は、飲料等の内容物を収容する。ここで、内容物は、例えばホットコーヒー等の温かい飲料である。容器1は、例えば、コンビニエンスストアやコーヒーショップ等の店舗において、飲料を提供するサービスに用いられる。
図1に示すように、容器本体11は、例えば、樹脂材料又は紙基材から形成されるカップ容器である。本実施形態においては、容器本体11は、紙基材により形成される紙カップの例を用いて説明する。図1に示すように、容器本体11は、胴部21と、底部22と、を備える。
胴部21は、一端に底部22が設けられ、他端が開口する円筒状に形成される。胴部21は、一端から開口する他端に向かって漸次拡径する。胴部21は、例えば、矩形状又は扇状の紙基材を筒状に形成し、両端を重ねて貼り合わせることで形成される。よって、胴部21は、紙基材の両端を貼り合わせることで、二重に重なるシーム部21aを有する。
また、胴部21は、開口する端部(他端)に口部を構成するカール部21bを有する。
カール部21bは、所謂トップカールと呼ばれ、胴部21の端部をカーリングすることで形成される。カール部21bは、円環状に形成される。カール部21bは、胴部21の端部の外周面から外方に突出する。カール部21bは、複数回巻かれ、断面が略円形状に形成される。
底部22は、胴部21の一端側に設けられる。底部22は、胴部21の一端から若干胴部21の内部に位置し、胴部21と一体に貼り合わせられる。底部22は、胴部21の一端側を閉塞する。
蓋12は、所謂リッドと呼ばれる。図1に示すように、蓋12は、容器本体11のカール部21bに着脱可能に嵌合される。図1乃至図5に示すように、蓋12は、天板部31と、周壁部32と、嵌合部33と、スカート部34と、を備える。蓋12は、天板部31、周壁部32、嵌合部33及びスカート部34をシート状の樹脂材料により一体に成形することで形成される。蓋12を形成する樹脂材料の例としては、ポリスチレン(Polystyrene、PS)やポリプロピレン(Polypropylene、PP)、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate、PET)、生分解性樹脂等が挙げられる。また、樹脂材料は、シート状が捲回されたロールシートであり、このロールシートが製造装置100により成形されることで、蓋12が形成される。
図3及び図5に示すように、天板部31は、表面形状が平板状や凹凸状等、意匠性や飲みやすさ等の使用性に応じて、適宜設定される。天板部31は、例えば、スコア41と、ヒンジ部42と、小孔43と、係止部44と、被係止部45と、を備える。
スコア41は、内容物を排出する飲料通過部の領域の一部に沿って設けられる。スコア41は、天板部31の周壁部32側の一部に配置される。スコア41は、天板部31に設けられた切れ込みである。スコア41は、天板部31のスコア41で囲われた領域が天板部31の他の領域の外面に対して離れる方向にヒンジ部42を中心に回転することで、天板部31に飲み口となる飲料通過部を形成する。なお、スコア41は、飲料通過部を形成可能であれば、その形状は適宜設定できる。例えば、本実施形態の例においては、図3に示すように、スコア41は、ヒンジ部42とともに、台形状の領域を囲み、スコア41が短辺及び傾斜辺を、ヒンジ部42が長辺を構成する。
ヒンジ部42は、スコア41の両端間に直線状に設けられる。ヒンジ部42は、例えば、天板部31に設けられた窪みや段差によって形成される。ヒンジ部42は、スコア41で囲われる部位の回転軸を形成する。
図6に示すように、小孔43は、一部に複数の破断部43aを有し、開口の周囲が天板部31の外面から外方に向かって突出する貫通孔である。小孔43は、ホットコーヒー等の温かい内容物を容器本体11に収容して蓋12を装着した状態において、容器1内の空気が熱せられて上昇した内圧を低減可能に、容器1内の空気を逃がすことが可能な開口面積を有する。
具体例として、小孔43は、天板部31の外面から突出して先端が開口するとともに、3箇所以上で天板部31の一部が破断した破断部43aを有する。小孔43は、針状の工具、例えば、パイロットパンチが穿刺されることで、天板部31の一部が破断して形成される。即ち、小孔43は、天板部31の一部が外方に向かって3箇所以上の破断部43aによって破断し、山状に塑性変形することで、突起状に形成される。本実施形態において、小孔43は、3つの破断部43aを有する。
より具体的に説明すると、図6及び図7に示すように、小孔43は、天板部31の外面から外方に突出する傾斜部43bを有しており、この傾斜部43bに3つの破断部43aが設けられる。なお、傾斜部43bは、3つの破断部43aが設けられることから、先端の開口形状は円形状でなくてもよい。
図6及び図7に示すように、小孔43の傾斜部43bの先端の孔径φD1は、φ0.5mm乃至φ2.0mmの範囲内に設定され、好ましくは、φ0.8mm乃至φ2.0mmの範囲内に設定される。なお、小孔43の傾斜部43bの先端の孔径φD1は、破断部43aが配置される領域を含まず、孔径φD1の径方向外方に、傾斜部43bが存する。小孔43の天板部31の外面から先端までの高さHは、0.4mm乃至2.0mmの範囲内に設定される。小孔43の後端、即ち、小孔43の天板部31の内面側の孔径φD2は、小孔43の先端の孔径φD1よりも大きく設定される。
図6に示すように、例えば、3つの破断部43aのうち1つの破断部43a1は、蓋12を形成するロールシートの巻き方向に沿った方向の一方側の傾斜部43bに設けられる。例えば、のこり2つの破断部43aのうち1つの破断部43a2は、同ロールシートの巻き方向に沿った方向の他方側近傍の傾斜部43bに配置される。また、例えば、のこり1つの破断部43a3は、同ロールシートの巻き方向に沿った方向に延び、小孔43の中心を通る直線を小孔43の中心線Aとしたときに、傾斜部43bの、破断部43a2が設けられた側とは当該中心線Aを挟んで反対側であって、且つ、他の2つの破断部43a1、43a2と同程度の距離だけ離間した位置に配置される。
また、小孔43は、好適には、以下の構成に設定される。小孔43の先端の孔径φD1は、0.8mm乃至1mmの範囲のいずれかに設定される。小孔43の天板部31の内面側の孔径φD2は、1.8mm乃至2mmの範囲のいずれかに設定される。なお、φD1及びφD2の下限値及び上限値は、四捨五入した値も含む。一例をあげて説明すると、例えば、φD1の好適な上限値は、四捨五入して1mmとなればよく、このため、例えば、1.4mmも含む。φD1の好適な下限値及びφD2の好適な下限値及び上限値も同様である。
また、少なくともいずれかの破断部43aは、より好ましくは、全ての破断部43aは、好適には、以下の構成に設定される。天板部31の内面と、小孔43の天板部31の内面側の破断部43aの端部(一端部)と、小孔43の先端側の端部(他端部)とを結ぶ線とが成す角度θ(図7参照)が、45°〜50°に設定される。なお、角度θの好適な上限値及び下限値は、四捨五入した値も含む。一例をあげて説明すると、角度θの好適な上限値は、50.4°も含む。さらに好適には、D2/D1>2に設定される。
なお、これらの小孔43の成形の条件は、例えば、後述するパイロットパンチ122の径、押し込み量、速度及び材質等によって特定される。
図3及び図5に示すように、係止部44は、スコア41で囲われた領域に設けられる突起である。図3及び図5に示すように、被係止部45は、ヒンジ部42を中心として、係止部44と対称位置に設けられる窪みである。被係止部45は、係止部44を嵌合可能な形状に形成される。
図1乃至図5に示すように、周壁部32は、一端が天板部31の外周縁と連続し、他端が嵌合部33と連続する。例えば、周壁部32は、嵌合部33側から天板部31側に向かって、漸次縮径する円筒状に形成される。また、周壁部32は、他端に軸心方向に対して直交する方向に延び、嵌合部33と連続する円環板部32aを有する。
図1乃至図5、及び、図8に示すように、嵌合部33は、円環状に形成され、内面形状が容器本体11のカール部21bの外面形状と略同形状に形成される。嵌合部33は、容器本体11のカール部21bと嵌合する。嵌合部33は、周壁部32の端部に存する円環板部32aと連続する。嵌合部33は、周壁部32の円環板部32aと連続する内方端33aから、軸方向で天板部31側に向かって半円状に湾曲し、外方側部33bから外方端33cへ向かって傾斜状に向かって延びる断面形状を有する。
嵌合部33は、カール部21bが挿入可能に、内方端33a及び外方端33cが離間する。嵌合部33は、外方側部33bの内径が、外方端33cの内径よりも大径に形成される。即ち、嵌合部33は、外方端33cが外方側部33bよりも径方向で中心側に位置するアンダーカット形状に形成される。また、例えば、嵌合部33の内面のうち、内方端33aから嵌合部33の頂部33dに向かう面のうち内方端33a側の内面となる一部が、スカート部34側から天板部31側に向かって拡径するように、軸方向に対して直線状に傾斜する環状に形成される。
内方端33aは、外方端33cよりも径方向で中心側に位置するとともに、外方端33cよりも軸方向で天板部31側に位置する。外方側部33bの内面は、例えば、軸方向に沿って延び、外方に向かって円弧状に湾曲する環状に形成される。外方側部33b及び外方端33cの間の内面は、例えば、天板部31側からスカート部34側に向かって縮径するように、軸方向に対して直線状に傾斜する環状に形成される。
また、嵌合部33は、カール部21bと当接することで嵌合する内方嵌合部51及び外方嵌合部52を含む。
内方嵌合部51は、円環状に形成され、カール部21bの内周面の上方の一部と、全周に渡って当接する。内方嵌合部51は、軸方向と傾斜する方向で外方嵌合部52と対向する。内方嵌合部51及び外方嵌合部52の対向方向Fは、図8に示すように、嵌合部33の軸方向に対して内方嵌合部51が天板部31側、外方嵌合部がスカート部34側となるように、中心側から外方側に向かって傾斜する。
内方嵌合部51は、直線状に傾斜する嵌合部33の内方端33aから嵌合部33の頂部33dに向かう内方端33a側の内面の一部によって形成される。即ち、内方嵌合部51のカール部21bと当接する内面は、軸方向に対して傾斜する環状に形成される。好ましくは、内方嵌合部51の傾斜方向は、例えば、当接するカール部21bの内周面の接線方向と同方向に設定される。
外方嵌合部52は、円環状に形成され、カール部21bの外周面の下方の一部と全周に渡って当接する。外方嵌合部52は、直線状に傾斜する嵌合部33の外方側部33b及び外方端33cの間の内面の一部によって形成される。即ち、外方嵌合部52のカール部21bと当接する内面は、軸方向に対して傾斜する環状に形成される。好ましくは、外方嵌合部52の傾斜方向は、当接するカール部21bの外周面の接線方向と同方向に設定される。
スカート部34は、嵌合部33の外方端33cに一体に設けられる。スカート部34は、上方から下方に向かって拡径する円筒状に形成される。スカート部34は、容器本体11のカール部21bを嵌合部33に向かわせる移動を案内する。また、スカート部34は、周方向に沿って設けられた複数の突起部34aを有する。
複数の突起部34aは、スカート部34の周方向で所定の間隔を開けて等間隔にスカート部34に設けられる。突起部34aは、スカート部34の周方向に沿って延びる。突起部34aの周方向の長さは、隣り合う突起部34a間の間隔よりも長く設定される。突起部34aは、嵌合部33側からスカート部34の先端へ向かって、換言すると、天板部31側から離間する方向に向かって外方へ、スカート部34の軸心に対して傾斜する内面34bを有する。
即ち、突起部34aは、内面34bによってテーパ状に形成される。ここで、スカート部34の軸心に対する内面34bの傾斜角度αは、嵌合部33のカール部21bに嵌合する嵌合強度を確保しつつ、蓋12を容器本体11に嵌合させるときに、スカート部34をカール部21bから外方へと変形可能な角度である。具体例として、傾斜角度αは、1.00°乃至2.00°の範囲内で設定される。なお、図8では、説明の便宜上、図8中の二点鎖線に示すように容器本体11の構成を記載しているが、上述したスカート部34の軸心に対する内面34bの傾斜角度αは、容器本体11が嵌合部33に嵌合していない状態における角度を示すものである。
(蓋12の製造装置100)
次に、蓋12の製造装置100について図9乃至図13を用いて説明する。
図9は、製造装置100の構成を模式的に示す説明図、図10は、圧空成形装置103の構成を模式的に示す説明図、図11は、抜き装置104の構成を模式的に示す説明図、図12は、抜き装置104に用いられるパイロットパンチ122の構成を示す側面図、図13は、トリミング装置105の構成を模式的に示す説明図である。
図9に示すように、製造装置100は、送出装置101と、搬送路102と、圧空成形装置103と、抜き装置104と、トリミング装置105と、後処理装置106と、を備える。また、製造装置100は、送出装置101、圧空成形装置103、抜き装置104、トリミング装置105及び後処理装置106を制御する制御装置107を備える。
送出装置101は、ロールシート200を保持し、且つ、回転させる。送出装置101は、搬送路102にロールシート200を送り出す。
搬送路102は、送出装置101によって送り出されたロールシート200を、圧空成形装置103、抜き装置104、トリミング装置105及び後処理装置106に順次搬送するとともに、蓋12が抜かれたロールシート200のスケルトン201を集積部に搬送する。また、搬送路102は、複数の搬送ローラやコンベア等の搬送機構を含み、製造工程に応じて適宜ロールシート200を搬送する。
図10に示すように、圧空成形装置103は、ヒータ111と、金型112と、圧空ボックス113と、型締め装置114と、真空ポンプ115と、コンプレッサ116と、を備える。
ヒータ111は、搬送路102上で金型112及び圧空ボックス113の上流側に設けられる。ヒータ111は、送出されたロールシート200を成形可能温度まで加熱する。
金型112は、蓋12の形状に形成されたキャビティ112aを複数有する。例えば、金型112に形成された複数のキャビティ112aは、千鳥状に配置される。また、金型112は、真空ポンプ115と流体的に接続される真空引き用の流路を有する。金型112は、複数のキャビティ112aにおいて、ロールシート200を真空引きすることでロールシート200のキャビティ112aに対向する部位をキャビティ112aの形状に成形する。例えば、金型112は、圧空ボックス113に対して上方に配置され、そして、キャビティ112aは、天板部31を成形する部位がスカート部34を成形する部位よりも下方に位置する形状に形成される。
圧空ボックス113は、金型112とロールシート200を挟んで対向して配置される。圧空ボックス113は、コンプレッサ116と流体的に接続される加圧用の流路を有する。圧空ボックス113は、コンプレッサ116から供給された圧縮空気によって、金型112のキャビティ112aに向かってロールシート200を加圧して、ロールシート200のキャビティ112aに対向する部位をキャビティ112aの形状に成形する。即ち、金型112及び圧空ボックス113は、ロールシート200を複数のキャビティ112aによって、複数の蓋12の形状に真空圧空成形する。
即ち、金型112は、ロールシート200を複数の蓋12の形状に成形する上金型を構成し、圧空ボックス113は、当該上金型に対応する下金型を構成する。
型締め装置114は、金型112及び圧空ボックス113を待機位置及びロールシート200の成形位置の間で移動させる。
真空ポンプ115は、複数のキャビティ112a及び複数のキャビティ112aと対向するロールシート200間を負圧にする。
コンプレッサ116は、圧縮空気を圧空ボックス113に供給する。
図11に示すように、抜き装置104は、複数のスコアカッタ121と、複数のパイロットパンチ122と、移動機構123と、を備える。スコアカッタ121は、金型112のキャビティ112aと同数設けられる。スコアカッタ121は、ロールシート200に成形された複数の蓋12の所定の部位に、スコア41を成形する。
パイロットパンチ122は、スコアカッタ121と同数設けられる。パイロットパンチ122は、ロールシート200に成形された複数の蓋12の所定の部位に、小孔43を成形する。具体例として、パイロットパンチ122は、先端に設けられ先鋭の針部122aと、針部122aと連続する同一径の胴部122bと、胴部122bと連続する基部122cと、を備える。
針部122aは、胴部122bから先端に向かって縮径する。針部122aは、パイロットパンチ122の軸心に対して5°乃至15°の範囲に傾斜するテーパ状に形成される。胴部122bは、小孔43の先端の目標の孔径φD1と同一径又は若干大径の円柱状に形成される。基部122cは、胴部122bの外径よりも大径の円柱状に形成される。
移動機構123は、複数のスコアカッタ121を保持する下型123aと、複数のパイロットパンチ122を保持する上型123bと、下型123a及び上型123bを所定の押し込み量だけ移動させる押し込み装置123cと、を備える。ここで、上型123bの所定の押し込み量は、少なくとも、パイロットパンチ122の同一径の円柱状に形成された胴部122bがロールシート200に形成された蓋12の天板部31まで押し込み可能、且つ、3箇所以上の破断部43aを形成可能な値に設定される。
具体例として、パイロットパンチ122は、先端の針部122aが軸心に対して10°のテーパが付いた形状であり、針部122aの軸方向に対して5.1mmであり、胴部122bの外径がφ1.8mm、胴部122bの長さが10mmに形成されたものが使用される。また、移動機構123によるパイロットパンチ122の押し込み量は、8mm前後に設定される。
図13に示すように、トリミング装置105は、一対の抜き刃131と、移動機構132と、収集部133と、を備える。一対の抜き刃131は、ロールシート200を挟んで上下に設けられる。一対の抜き刃131は、当接することで、成形された複数の蓋12のスカート部34の開口端でロールシート200を打ち抜いて、ロールシート200から複数の蓋12を打ち抜く。
移動機構132は、一対の抜き刃131を待機位置及び打ち抜き位置の間で移動させる。収集部133は、一対の抜き刃131によりロールシート200から打ち抜かれた複数の蓋12をスタッキングさせる。
後処理装置106は、例えば、収集部133でスタッキングされた複数の蓋を検品及び包装するための装置である。制御装置107は、各装置を制御する。
(蓋12の製造方法)
次に、製造装置100を用いた蓋12の製造方法について図9、図14及び図15を用いて説明する。
図9及び図14に示すように、先ず、制御装置107は、送出装置101を制御し、搬送路102に沿ってロールシート200を送出する(ステップST1)。次に、制御装置107は、圧空成形装置103のヒータ111を制御して、搬送されたロールシート200を加熱する(ステップST2)。次に、制御装置107は、圧空成形装置103の型締め装置114を制御して、金型112及び圧空ボックス113を成形位置まで移動させて、型締めを行う(ステップST3)。次に、制御装置107は、真空ポンプ115を制御して金型112によってロールシート200を真空引きするとともに、コンプレッサ116を制御して圧空ボックス113によってロールシート200に圧空ブローを行い、ロールシート200を真空圧空成形する(ステップST4)。これにより、ロールシート200にスコア41及び小孔43を除く蓋12の形状が複数形成される。
次に、制御装置107は、型締め装置114を制御して、金型112及び圧空ボックス113を待機位置に移動させ、型開きを行う(ステップST5)。次に、制御装置107は、移動機構123の押し込み装置123cを制御して、搬送された複数の蓋12の形状が形成されたロールシート200に所定の押し込み量だけ、複数のスコアカッタ121及び複数のパイロットパンチ122を押し込み、抜き加工を行う(ステップST6)。ここでの抜き加工は、スコア41の成形及び小孔43の成形を意味する。これにより、ロールシート200の複数の蓋12の形状が形成された所定の部位に、スコア41及び小孔43が成形される。このとき、図15に示すように、小孔43の成形においては、所定の押し込み量だけパイロットパンチ122が押し込まれることで、パイロットパンチ122の胴部122bがロールシート200まで位置し、これにより、3箇所以上の破断部43aを含む傾斜部43bを有する小孔43が成形される。
次に、制御装置107は、トリミング装置105の移動機構132を制御して、一対の抜き刃131を打ち抜き位置に移動させて、搬送された複数の蓋12の形状が形成されたロールシート200から複数の蓋12を抜くトリミング加工を行う(ステップST7)。
これにより、ロールシート200から各蓋12がスカート部34の端部形状で切断され、収集部133に収集される。次に、制御装置107は、収集部133に収集された複数の蓋12を後処理装置106で検品及び包装する等の後処理を行う(ステップST8)。
このように構成された蓋12は、天板部31に、天板部31の内面側からパイロットパンチ122によって穿孔され、傾斜部43bに複数の破断部43aを有する小孔43を有する。小孔43は、複数の破断部43aによって傾斜部43bが部分的に破断することから、穿孔後に所謂スプリングバックにより小孔43が閉じる方向に復元することを抑制できる。よって、小孔43は、孔径のばらつきを抑制できる。このため、小孔43は、目標とする先端の孔径又は当該孔径に近似する孔径を有することになり、容器本体11に蓋12を設けたときに、好適に容器1内の内圧を逃がすことができる。
また、小孔43は、破断部43aを3つ以上有することで、破断部43aを2つ有する場合に比べ、穿孔後の傾斜部43bのスプリングバックを抑制する効果を高めることができる。即ち、小孔43は、破断部43aを3つ以上有する構成がより好適である。
また、3箇所以上の破断部43aを有することで、小孔43は、孔径のばらつきによって目標とする先端の孔径が得られない場合でも、これら3箇所以上の破断部43aによって、小孔43の開口面積を確保することができる。
また、小孔43は、傾斜部43bを有し,この傾斜部43bの高さを0.4mm乃至2.0mmの範囲とすることで、容器1内の内容物が波立ったときであっても、傾斜部43bによって小孔43からの内容物の漏れを防止することができる。
また、小孔43の傾斜部43bの上限値を2.0mmとすることで、効果的に内容物の漏れを防止しつつ、意匠性の低下を防止できる。加えて、傾斜部43bは、天板部31空外方に向かって縮径するように突出することから、天板部31の外側から、小孔43内へ異物が侵入することを抑制できる。
また、3箇所以上の破断部43aは、例えば、パイロットパンチ122の押し込み量や、蓋12の材料等によって管理できることから、従前のパイロットパンチ122を用いることが可能となるため、設備コストの増加を抑制できる。
また、小孔43は、孔径φD1を0.5mm乃至2.0mmのいずれかとし、高さを0.4mm乃至2.0mmのいずれかとすることで、蓋12の意匠性を損なうことなく、内容物の漏れを防止できるとともに、外部からの異物の侵入を抑制できる。
上述したように本実施形態に係る蓋12及び容器1によれば、小孔43の天板部31から突出する傾斜部43bの複数箇所に破断部43aを設けたことから、小孔43の先端の孔径のばらつきを低減することが可能となる。
[蓋12の評価試験]
次に、このように構成された蓋12を用いた複数の評価試験及び評価結果を、以下に説明する。なお、評価試験は本発明の特徴をより具体的にするためのものであり、本発明の範囲は、以下の実施例に限定されるものではない。
[第1評価試験]
第1の評価試験として、小孔43を有さない蓋12を固定した状態で、胴部122bの外径が異なるパイロットパンチ122によって小孔43を成形した実施例1乃至実施例10の蓋12をそれぞれ3つ製作し、それぞれ小孔43の形状を視認により確認した。また、マイクロスコープにより小孔43の先端の孔径φD1、開口面積、傾斜部43bの高さを測定した。また、比較例1乃至比較例4として、流通している蓋を同様に、形状を視認により確認し、マイクロスコープにより小孔の先端の孔径φD1、開口面積、傾斜部の高さを測定した。また、マイクロスコープで測定した高さの平均値Ave、最小値MIN、最大値MAX、標準偏差σn、3σ法による最小値Ave−3σn、3σ法による最大値Ave+3σnを求めた。
マイクロスコープとしては、KEYENCE製VHX−6000を用いた。
[比較例1]
先端の孔径φD1を0.2mmとした小孔を有する蓋とするために、小孔以外を実施形態の蓋12と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ0.6mmのパイロットパンチを用いて押し込み量を調整し、小孔を開けた。
[比較例2]
先端の孔径φD1を0.4mmとした小孔を有する蓋とするために、小孔以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ0.6mmのパイロットパンチを用いて押し込み量を調整し、小孔を開けた。
[実施例1]
先端の孔径φD1を0.6mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ0.6mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[実施例2]
先端の孔径φD1を0.8mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ0.8mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[実施例3]
先端の孔径φD1を1.0mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ1.0mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[実施例4]
先端の孔径φD1を1.1mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ1.2mmのパイロットパンチを用いて押し込み量を調整し、小孔43を開けた。
[実施例5]
先端の孔径φD1を1.2mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ1.2mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[実施例6]
先端の孔径φD1を1.4mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ1.4mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[実施例7]
先端の孔径φD1を1.6mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ1.6mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[実施例8]
先端の孔径φD1を1.8mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ1.8mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[実施例9]
先端の孔径φD1を2.0mmとした小孔43を有する蓋12とするために、小孔43以外を実施形態と同様の構成とし、胴部122bの外径がφ2.0mmのパイロットパンチを用いて小孔43を開けた。
[比較例3]
比較例3の蓋として、市販されており、実施形態の蓋12とは形状が異なる他社製の蓋を用いた。
[比較例4]
比較例4の蓋として、市販されており、実施形態の蓋12と同等の形状である他社製の蓋を用いた。
[比較例5]
比較例5の蓋として、市販されており、実施形態の蓋12とは形状が異なる他社製の蓋を用いた。
なお、比較例3乃至比較例5の蓋は、それぞれ別の会社の製品であり、一般的にコンビニエンスストア等によってホットコーヒーの提供に用いられているものである。
[第1評価試験の結果]
実施例1乃至実施例9の蓋12及び比較例1乃至比較例5の蓋の小孔の先端の孔径φD1、開口面積、傾斜部の高さは、図16の通りとなった。図16に示すように、小孔43が好適な範囲の孔径に形成された実施例1乃至実施例8の蓋12は、小孔43の傾斜部43bの高さが好適な範囲で確保されており、小孔43からの漏れを抑制することができると推察される。
[第2評価試験]
第2評価試験として、以下の実施例10乃至実施例18の容器1、比較例6乃至比較例8の容器に試液を収容し、傾斜治具400を用いて所定の姿勢とした状体で容器1からの試液の漏洩を評価する漏洩試験を行った。具体的には、まず、容器本体11に試液を注ぎ、容器本体11に蓋12を嵌合させた。次に、図17に示すように、試液を収容した容器1を、傾斜治具400により重力方向に対して45°傾けた状態で15秒間維持する。そして、この15秒間に、容器1より滴下した試液の滴下数を計測した。また、このような計測を、各実施例及び比較例毎に10回行った。
ただし、評価試験を継続することを要さない場合等には、計測は10回に満たない回数とした。また、容器1より滴下した試液の状態を目視で確認し、漏れ方の評価を行った。
漏れ方の評価として、試液が止まることなく過剰に漏れる状態が生じていた場合には「A」、試液が大きな雫を形成し、容器胴部の外周面を伝うように漏れる状態が生じた場合には「B」、複数回計測を行った場合に、試液が漏れない状態及びスカート部34から垂直に漏れ落ちる状態の双方が生じた場合には「C」、複数回計測を行い、全ての計測において試液の漏れ無しの場合には「D」、として評価した。
なお、以下の実施例10乃至実施例18の容器1、比較例6乃至比較例8の容器は、計測毎に異なる個体を用いた。
また、滴下数の計測が終了した実施例10乃至実施例18の容器1、及び、比較例6乃至比較例8の容器を用いて容器本体11に対する蓋12の着脱を行い、評価試験前と着脱時に異なる所見があるか否かを官能確認し、容器内の内圧上昇に伴う蓋の変形の有無を判断した。即ち、評価試験前後において、蓋12の着脱時に異なる所見があった場合には、蓋の12変形が有と判断した。
なお、第2評価試験に用いた傾斜治具400は、図17に示すように、傾斜治具400を設置したときに重力方向に対して45°に傾斜するベース401と、ベース401上に45°の姿勢で配置された容器1を支持する支持板402と、を備える構成とした。
また、試液としては、湯に所定量の粉末コーヒーを入れ、かき混ぜて溶かしたものを用いた。なお、試液の温度は、90〜95℃で維持した。
[実施例10]
実施例10の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、日本デキシー製GDNC09ARを用いた。蓋12は、実施形態の蓋12の構成のうち、スコア41は設けず、小孔43が破断部43aを複数有し、小孔43の先端の孔径φD1を0.5mmとしたものを用いた。なお、他の構成は実施形態の蓋12と同等の構成とした。
[実施例11]
実施例11の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を0.6mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[実施例12]
実施例12の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を0.8mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[実施例13]
実施例13の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.0mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[実施例14]
実施例14の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.2mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[実施例15]
実施例15の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.4mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[実施例16]
実施例16の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.6mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[実施例17]
実施例17の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.8mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[実施例18]
実施例18の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を2.0mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[比較例6]
比較例6の容器として、以下の容器本体及び蓋を用いた。容器本体は、実施例10等と同じものを用いた。蓋は、小孔43の先端の孔径φD1を0.0mmとした、即ち、小孔43を設けなかった点以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[比較例7]
比較例7の容器として、以下の容器本体及び蓋を用いた。容器本体は、実施例10等と同じものを用いた。蓋は、小孔43が破断部43aを有さない、または、単数もしくは2つ有し、小孔43の先端の孔径φD1を0.2mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[比較例8]
比較例8の容器として、以下の容器本体及び蓋を用いた。容器本体は、実施例10等と同じものを用いた。蓋は、小孔43が破断部43aを有さない、または、単数もしくは2つ有し、小孔43の先端の孔径φD1を0.3mmとした以外は実施例11と同等の構成としたものを用いた。
[第2評価試験の結果]
図18に第2評価試験の結果を示す。なお、比較例6乃至比較例8の蓋を用いた場合の一部の計測結果は、試液が流れ出る状態が継続し、滴下数が測定不可であった。また、比較例6及び比較例7の蓋を用いた試験については、2回の計測ともに、漏れ方が過剰であり、評価試験は2回とした。また、実施例10の試験については、評価試験は5回とした。
第2評価試験の結果としては、比較例6及び比較例7の蓋を用いた場合には、2回の計測において、試液の滴下数が明らかに多量であるか、または、測定不可の状態となり、漏れ方が過剰であると判断した。また、比較例8の蓋を用いた場合には、10回全ての計測において1以上の滴下数を測定した。また、比較例6乃至比較例8の蓋には、変形が生じていることも確認できた。
実施例10及び実施例11の蓋12を用いた場合には、5回または10回の計測において、試液の滴下数0を1回以上計測した。また、試液が滴下するときに、大きな雫を形成して漏れ出したこともあった。また、実施例10及び実施例11の蓋12には、変形が生じていないことが確認できた。
実施例12乃至実施例15の蓋12を用いた場合には、10回の計測において、試液の滴下数0を1回以上計測した。また、実施例12乃至実施例15の蓋12には、変形が生じていないことが確認できた。
実施例16乃至実施例18の蓋12を用いた場合には、10回の計測において、全て試液の滴下数0を計測した。また、実施例16乃至実施例18の蓋12には、変形が生じていないことが確認できた。
このような第2評価試験の結果からも明らかなように、実施形態の蓋12は、蓋12に設けられる小孔43の先端の孔径φD1が十分確保されていれば、内容物の漏出を防止できるものであることが確認できた。また、内容物が漏出した場合であっても、各実施例において、比較的同様の滴下数となった。これは、実施形態の蓋12は、小孔43の破断部43aが複数箇所に設けられることから、小孔43の先端の開口面積のばらつきを抑制できたためと考えられる。また、第2評価試験は、スコア41を設けていない蓋12を用いたものである。このため、実施形態の容器1のように、スコア41を設けた蓋12を用いた場合には、スコア41から容器1内の蒸気が抜け、さらに内圧の上昇が抑制されると考えられる。このため、実施形態の蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1がより小さい実施例であっても内容物の漏出を防止できるものと推察される。
[第3評価試験]
第3評価試験として、以下の実施例19乃至実施例27の容器1用い、容器1からの内容物の漏洩を評価する漏洩試験を行った。
第3評価試験としては、漏れ方の評価を行わなかった点、及び、蓋12の変形の有無を確認しなかった点を除き、第2評価試験と同様に試験を行った。なお、第3評価試験の条件としては、蓋12のスコア41が設けられた部位を周方向で容器本体11のシーム部21aの位置に合わせ、蓋12を容器本体11に嵌合させた。また、滴下数の計測は、実施例19については4回、実施例22、実施例26及び実施例27については3回、実施例20、実施例21、実施例23乃至実施例25については10回行った。
[実施例19]
実施例19の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、実施形態の蓋12の構成のうち、小孔43が破断部43aを複数有し、小孔43の先端の孔径φD1を0.6mmとしたものを用いた。なお、他の構成は実施形態の蓋12と同等の構成とした。
[実施例20]
実施例20の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を0.7mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[実施例21]
実施例21の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を0.8mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[実施例22]
実施例22の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を0.9mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[実施例23]
実施例23の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.0mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[実施例24]
実施例24の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.1mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[実施例25]
実施例25の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.2mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[実施例26]
実施例26の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を1.5mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[実施例27]
実施例27の容器1として、以下の容器本体11及び蓋12を用いた。容器本体11は、実施例10等と同じものを用いた。蓋12は、小孔43の先端の孔径φD1を2.0mmとした以外は実施例19と同等の構成としたものを用いた。
[第3評価試験の結果]
第3評価試験の結果を図19に示す。第3評価試験の結果としては、実施例19乃至実施例23、実施例25及び実施例26の蓋12を用いた場合には、3回、4回または10回の計測において、滴下数0を1回以上計測した。実施例24及び実施例27の蓋12を用いた場合には、3回または10回の計測全てにおいて、滴下数が0であった。
このような第3評価試験の結果から、実施例19乃至実施例27の蓋12を用いた場合には、蓋12は、概ね内容物の漏出を防止できることが確認された。また、第3評価試験の結果を第2評価試験の結果と比較すると、実施例19乃至実施例27の蓋12は、小孔の先端の孔径φD1が実施例10乃至実施例18のものと同程度であっても、より内容物の漏出を防止できることが確認された。これは、スコア41が設けられていることで、スコア41から容器1内の蒸気が抜け、内圧の上昇が抑制されたものと考えられる。したがって、第2評価試験の結果及び第3評価試験の結果から、実施形態の蓋12は、スコア41が設けられることよって、小孔43の先端の孔径φD1が比較的小さいものであっても、内容物が漏れることを防止できることが明らかとなった。また、小孔43は、破断部43aを複数箇所に設けることで、形状のばらつきを抑制できると推察できる。
また、小孔43の好適な例として、小孔43の先端の孔径φD1を0.8mm乃至1mmの範囲に、小孔43の天板部31の内面側の孔径φD2を、1.8mm乃至2mmの範囲に、D2/D1>2に、そして、角度θを45°〜50°とする成形の条件で特定したパイロットパンチ122の径、押し込み量、速度及び材質等によって成形した実施例28及び実施例29の小孔43の各寸法の実測値を、図20に示す。なお、比較例9乃至比較例11として、流通している蓋の小孔の各寸法の実測値も、図20に示す。また、これら実施例28、実施例29、比較例9乃至比較例11は、それぞれ異なる3つの個体で測定した。
実施例28及び実施例29の蓋12の小孔43は、共に、小孔43の先端の孔径φD1を0.8mm乃至1mmの範囲に、小孔43の天板部31の内面側の孔径φD2を、1.8mm乃至2.0mmの範囲に、D2/D1>2に、そして、角度θが45°〜50°に成形されていた。また、このような実施例28及び実施例29の蓋12の小孔43を用いて、第1評価試験乃至第3評価試験を行ったところ、良好な結果が得られた。
なお、比較例9乃至比較例11は、先端の孔径φD1が0.8mm乃至1mmの範囲に、小孔43の天板部31の内面側の孔径φD2が1.8mm乃至2mmの範囲に、D2/D1>2に、そして、角度θが45°〜50°の条件を満たす小孔は成形されていなかった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上述した例では、小孔43が3つの破断部43aを有する構成を説明したがこれに限定されず、3つ以上であれば、4つであっても5つであってもよく、孔径及び高さを好適な範囲で維持できれば、破断部43aが2つであってもよい。ただし、小孔43は、3箇所以上に破断部43aを有することで、孔径及び高さのばらつきを抑制できることから、破断部43aを3箇所以上有することが好ましい。また、蓋12は、上述した構成に限定されず、例えば、嵌合部33は、容器本体11のカール部21bに嵌合できれば他の構成であってもよい。但し、上述の嵌合部33とすることで、容器本体11への着脱性が向上できることから好ましい。
また、蓋12は、小孔43が傾斜部43bの複数箇所に破断部43aを有すれば、スコア41を有さない構成としてもよい。即ち、容器1として、飲み口を要さず、運搬時のみ容器本体11を覆う蓋12であってもよい。このような構成の蓋12であっても、小孔43が傾斜部43bの複数箇所に破断部43aを有すれば、運搬時に小孔43からの漏洩を防止できるとともに、異物の侵入を防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1]
複数の破断部を含む小孔を有する天板部と、
一端が前記天板部の外周縁と連続する円筒状の周壁部と、
前記周壁部の他端に設けられ、容器本体の開口端に設けられたカール部と嵌合する嵌合部と、
前記嵌合部の外周縁に設けられたスカート部と、
を備える蓋。
[2]
前記小孔は、前記天板部から外方に向かって突出する、[1]に記載の蓋。
[3]
前記小孔の先端の孔径は、0.5mm乃至2.0mmのいずれかである、[2]に記載の蓋。
[4]
前記小孔の高さは、0.4mm乃至2.0mmのいずれかである、[3]に記載の蓋。
[5]
前記小孔の後端の孔径は、前記先端の孔径よりも大きく、
前記破断部は、前記小孔の前記天板部の外面から突出する傾斜部に設けられる、[4]に記載の蓋。
[6]
前記破断部の一つは、前記傾斜部の前記天板部、前記周壁部、前記嵌合部及び前記スカート部を形成する樹脂材料により形成されるロールシートの巻方向に沿った方向の一部に設けられる[5]に記載の蓋。
[7]
前記小孔は、先端の孔径が0.8mm乃至1mmのいずれかであり、前記天板部の内面側の孔径が1.8mm乃至2mmのいずれかであり、少なくとも一つの前記破断部の前記天板部に対する両端を結ぶ線の角度θが45°〜50°である、[1]乃至[6]のいずれか一項に記載の蓋。
[8]
開口端にカール部を有する容器本体と、
複数の破断部を含む小孔を有する天板部、一端が前記天板部の外周縁と連続する円筒状の周壁部、前記周壁部の他端に設けられ、前記カール部と嵌合する嵌合部、及び、前記嵌合部の外周縁に設けられたスカート部を有する蓋と、
を備える容器。
1…容器、11…容器本体、12…蓋、21…胴部、21a…シーム部、21b…カール部、22…底部、31…天板部、32…周壁部、32a…円環板部、33…嵌合部、33a…内方端、33b…外方側部、33c…外方端、33d…頂部、34…スカート部、34a…突起部、34b…内面、41…スコア、42…ヒンジ部、43…小孔、43a…破断部、43b…傾斜部、44…係止部、45…被係止部、51…内方嵌合部、52…外方嵌合部、100…製造装置、101…送出装置、102…搬送路、103…圧空成形装置、104…抜き装置、105…トリミング装置、106…後処理装置、107…制御装置、111…ヒータ、112…金型、112a…キャビティ、113…圧空ボックス、114…型締め装置、115…真空ポンプ、116…コンプレッサ、121…スコアカッタ、122…パイロットパンチ、122a…針部、122b…胴部、122c…基部、123…移動機構、123a…下型、123b…上型、123c…装置、131…抜き刃、132…移動機構、133…収集部、200…ロールシート、201…スケルトン、400…傾斜治具、401…ベース、402…支持板。

Claims (5)

  1. 複数の破断部を含む小孔を有する天板部と、
    一端が前記天板部の外周縁と連続する円筒状の周壁部と、
    前記周壁部の他端に設けられ、容器本体の開口端に設けられたカール部と嵌合する嵌合部と、
    前記嵌合部の外周縁に設けられたスカート部と、
    を備え、
    前記小孔は、先端の孔径が0.8mm乃至1mmのいずれかであり、前記天板部の内面側の孔径が1.8mm乃至2mmのいずれかであり、少なくとも一つの前記破断部の前記天板部に対する両端を結ぶ線の角度θが45°〜50°である、蓋。
  2. 前記小孔は、前記天板部から外方に向かって突出する、請求項1に記載の蓋。
  3. 前記小孔の高さは、0.4mm乃至2.0mmのいずれかである、請求項1又は請求項2に記載の蓋。
  4. 記破断部は、前記小孔の前記天板部の外面から突出する傾斜部に設けられる、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の蓋。
  5. 開口端にカール部を有する容器本体と、
    複数の破断部を含む小孔を有する天板部、一端が前記天板部の外周縁と連続する円筒状の周壁部、前記周壁部の他端に設けられ、前記カール部と嵌合する嵌合部、及び、前記嵌合部の外周縁に設けられたスカート部を有する、前記小孔が、先端の孔径が0.8mm乃至1mmのいずれかであり、前記天板部の内面側の孔径が1.8mm乃至2mmのいずれかであり、少なくとも一つの前記破断部の前記天板部に対する両端を結ぶ線の角度θが45°〜50°である蓋と、
    を備える容器。
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