JP6867010B2 - パッド - Google Patents

パッド Download PDF

Info

Publication number
JP6867010B2
JP6867010B2 JP2017002301A JP2017002301A JP6867010B2 JP 6867010 B2 JP6867010 B2 JP 6867010B2 JP 2017002301 A JP2017002301 A JP 2017002301A JP 2017002301 A JP2017002301 A JP 2017002301A JP 6867010 B2 JP6867010 B2 JP 6867010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusions
heating tool
pad
erected
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017002301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018024015A (ja
Inventor
宮崎 充彦
充彦 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakko Corp
Original Assignee
Hakko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hakko Corp filed Critical Hakko Corp
Priority to CN201710561159.4A priority Critical patent/CN107695477B/zh
Priority to US15/667,888 priority patent/US20180036819A1/en
Publication of JP2018024015A publication Critical patent/JP2018024015A/ja
Priority to US16/807,510 priority patent/US11602799B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6867010B2 publication Critical patent/JP6867010B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、加熱工具に付着した接合材料(たとえば、半田)を除去するパッドに関する。
半田ごてやツイーザといった加熱工具に付着した接合材料を除去するための様々な技術が用いられている。たとえば、水を含有するスポンジは、接合材料の除去に広く用いられている。しかしながら、水を含むスポンジに加熱工具を付着させることは、加熱工具の酸化を促進する。
特許文献1は、スポンジに代えて、ゴム材料を用いた除去具を利用することを提案する。特許文献1によれば、作業者は、上方に開口したゴム筒の上縁に半田ごてを打ち付け、半田ごての先端に付着した半田を払い落とすことができる。
実公昭60−37159号公報
特許文献1の技術は、半田ごての先端の酸化を引き起こしにくい。しかしながら、半田ごての先端に付着した接合材料の除去は、半田ごてとゴム筒との間の衝突に起因する衝撃に依存するので、接合材料は、効率的に除去されないこともある。
本発明は、接合材料の効率的な除去を可能にするパッドを提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るパッドは、加熱工具に付着した接合材料を除去するために用いられる。パッドは、所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、前記第1表面から立設された第1突起部と、前記第1表面に沿う第1方向に開口した第1空隙部が前記第1突起部との間で形成されるように前記第1突起部から離間した位置において前記第1表面から立設された第2突起部と、前記第1空隙部に前記第1方向において対向するように前記第1突起部と前記第2突起部とから離間した位置で前記第1表面から立設された第3突起部と、を含む立設部と、を備えている。
上記の構成によれば、第1表面から立設された複数の突起部は、互いに離間されているので、使用者は、加熱工具を第1表面に沿って移動させ、第1突起部及び第2突起部の間を通過させることができる。これにより、接合材料、加熱工具から除することができる。
上記の構成に関して、前記立設部は、前記加熱工具から分離された前記接合材料が溜められる貯留空間を形成してもよい。
上記の構成によれば、立設部は、加熱工具から分離された接合材料が溜められる貯留空間を形成するので、加熱工具から除去された接合材料は、パッド上に留まることができる。
上記の構成に関して、前記第1突起部と前記第3突起部との間には、前記第1表面に沿う方向において前記第1方向とは異なる第2方向に開口した第2空隙部が形成されていてもよい。前記第2突起部は、前記第2方向において前記第2空隙部に対向する位置で立設されていてもよい。
上記の構成によれば、作業者が、第1方向とは異なる第2方向において、加熱工具を仮想平面に沿って移動させると、加熱工具に付着した接合材料は、除去される。第2方向は、第1方向とは異なるので、接合材料の除去効率は、加熱工具の移動方向に依存しにくい。作業者は、加熱工具を様々な方向に加熱工具を移動させてもよいので、接合材料は、加熱工具から効率的に除去される。
上記の構成に関して、前記第2突起部と前記第3突起部との間には、前記第1表面に沿う方向において前記第1方向及び前記第2方向とは相違する第3方向において開口した第3空隙部が形成されていてもよい。前記第1突起部は、前記第3方向において前記第3空隙部に対向する位置で立設されていてもよい。
上記の構成によれば、立設部に形成された第1空隙部、第2空隙部及び第3空隙部は、開口方向において互いに相違するので、接合材料の除去効率は、加熱工具の移動方向に依存しにくい。作業者は、加熱工具を様々な方向に加熱工具を移動させてもよいので、接合材料は、加熱工具から効率的に除去される。
上記の構成に関して、前記第1突起部、前記第2突起部及び前記第3突起部は、前記第1表面の一部を取り囲むように立設され、前記貯留空間を形成してもよい。
上記の構成によれば、第1突起部、第2突起部及び第3突起部は、第1表面の一部を取り囲み、貯留空間を形成するので、加熱工具から除去された接合材料は、パッド上に留まることができる。
本発明の他の局面に係るパッドは、加熱工具に付着した接合材料を除去するように構成されている。パッドは、所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、を備えている。前記複数の突起部の間には、前記仮想平面に沿って移動する前記加熱工具の通過を許容する複数の空隙が形成されている。前記立設部は、前記第1表面の一部を取り囲んで前記貯留空間を形成するように前記第1表面から立設された第1立設面と、前記第1立設面とは反対側の第2立設面と、を含んでいる。前記複数の空隙は、前記第1立設面と前記第2立設面との間で第1方向に開口した第1空隙部を含んでいる。前記第1空隙部は、所定の空隙幅を有してもよい。前記貯留空間は、所定の空間幅を有してもよい。前記空間幅は、前記空隙幅よりも大きくてもよい。
上記の構成によれば、貯留空間の空間幅は、第1空隙部の空隙幅よりも大きいので、貯留空間内に溜められた接合材料は、第1空隙部に嵌り込みにくい。空隙幅は、適切な寸法に維持されるので、作業者は、接合材料を長期間に亘って効率的に除去することができる。
上記の構成に関して、前記空隙幅は、0.1mmよりも大きくてもよい。
上記の構成によれば、空隙幅は、0.1mmよりも大きいので、加熱工具の細い部位に付着した接合材料は、効率的に除去される。
本発明の他の局面に係るパッドは、加熱工具に付着した接合材料を除去するように構成されている。パッドは、所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、前記第1表面から立設されて互いに離間した位置に設けられた複数の突起部を含む立設部と、を備えている。前記立設部は、連接された複数の多角形状の貯留空間を形成してもよい。前記複数の貯留空間それぞれは、前記加熱工具から分離された前記接合材料を貯留可能であってもよい。
上記の構成によれば、複数の多角形状の貯留空間は、連接されるので、作業者が、加熱工具を、慎重に移動しなくても、加熱工具に付着した接合材料は、立設部によって除去され、その後、複数の貯留空間のうち少なくとも1つに留まることができる。
上記の構成に関して、前記基板及び前記立設部は、シリコン系ゴムであってもよい。
上記の構成によれば、基板及び立設部は、シリコン系ゴムであるので、パッドは、様々な種類の接合材料に対して、十分な耐熱性を有することができる。加えて、作業者が、第1空隙部又は第2空隙部に加熱工具を差し込み、その後、第1方向又は第2方向へ移動させると、立設部は、弾性変形するので、加熱工具に過度に大きな機械的な負荷は加わらない。
本発明の他の局面に係るパッドは、加熱工具に付着した接合材料を除去するように構成されている。パッドは、所定の仮想平面に沿う第1表面と、前記第1表面とは反対側の第2表面と、を有する基板と、互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、前記立設部の前記複数の突起部とは異なる配置パターンで前記第2表面から立設された複数の突起部を含む除去部と、を備ている。
上記の構成によれば、除去部は、第2表面から突出するので、作業者は、立設部及び除去部のうち一方を接合材料の除去に利用することができる。除去部の突起部の配置パターンは、立設部の突起部の配置パターンとは異なるので、作業者は、加熱工具の種類や他の作業条件に適合するように、立設部及び除去部のうち一方を選択できる
上記の構成に関して、パッドは、前記表面を全体的に囲むように前記基板の周縁から立設された周壁を更に備えてもよい。前記周壁は、前記立設部よりも高い剛性を有してもよい。
上記の構成によれば、周壁は、立設部よりも高い剛性を有するので、基板は、変形しにくい。立設部の不必要な変形も生じないので、不必要な負荷は、加熱工具に加わりにくい。
上記の構成に関して、前記複数の突起部それぞれは、前記基板に接続される基端部を含み、且つ、前記基端部の最大寸法よりも大きな長さ寸法を有してもよい。
上記の構成によれば、複数の突起部それぞれは、基端部の最大寸法よりも大きな長さ寸法を有するので、加工工具は、複数の突起部に接触しやすくなる。したがって、接合材料は、加工工具から効率的に除去される。加えて、除去された接合材料の飛散は、加工工具の周囲で立設された突起部によって妨げられやすくなる。
本発明の他の局面に係るパッドは、加熱工具に付着した接合材料を除去するように構成されている。パッドは、所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、を備えている。前記複数の突起部は、所定の方向に延びるとともに前記所定の方向に対して直角の方向において互いに間隔を空けて設けられた複数の第1列と、前記直角の方向に延びるとともに前記所定の方向において互いに間隔を空けて設けられた複数の第2列と、を形成するように配置されている。前記複数の第1列において互いに隣り合う列の間隔及び前記複数の第2列において互いに隣り合う列の間隔は、前記加熱工具が前記隣り合う列間を通過することを許容するとともに、当該加熱工具が前記隣り合う列の突起部に接触するように定められている
本発明の他の局面に係るパッドは、加熱工具に付着した接合材料を除去するように構成されている。パッドは、所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、を備えている。前記複数の突起部の一部は、前記第1表面に沿う方向において互いに異なる方向に開口した複数の空隙を形成しつつ、前記第1表面の一部を取り囲み且つ前記加熱工具から分離された前記接合材料が溜められる貯留空間を形成するように配置されている。残りの突起部は、前記貯留空間を形成している前記一部の突起部の周囲に配置されて前記貯留空間を囲んでいる。前記貯留空間を形成している前記一部の突起部において隣り合う突起部の間隔は、前記隣り合う突起部の間を通過する前記加熱工具が前記隣り合う突起部に接触するように定められている。
上述のパッドは、接合材料の効率的な除去を可能にする。
第1実施形態のパッドの概略的な平面図である。 図1に示されるパッドの概略的な平面図である。 第2実施形態のパッドの概略的な平面図である。 第3実施形態のパッドの概略的な平面図である。 第4実施形態のパッドの概略的な平面図である。 第5実施形態のパッドの概略的な平面図である。 第6実施形態のパッドの概略的な平面図である。 第7実施形態のパッドの概略的な断面図である。 図8に示されるパッドの概略的な底面図である。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 複数の突起部の例示的なレイアウトを表す概略的な平面図である(第8実施形態)。 第9実施形態のパッドの概略的な平面図である。 図11Aに示されるパッドの概略的な側面図である。 第10実施形態の除去器の概略的な断面図である。
<第1実施形態>
本発明者等は、加熱工具の先端が、立設部に形成された空隙に挿入され、その後、空隙の開口方向に引き抜かれるならば、加熱工具の先端に付着した接合材料(たとえば、半田)は、効率的に除去されることを見出した。開口方向において異なる複数の空隙が立設部に形成されるならば、作業者は、加熱工具の先端の位置や移動方向を過度に慎重に調整しなくとも、加熱工具の先端を複数の空隙のうち1つに差し込むことができる。第1実施形態において、開口方向において異なる複数の空隙が形成されたパッドが説明される。
図1は、第1実施形態のパッド100の概略的な平面図である。図1を参照して、パッド100が説明される。
パッド100は、加熱工具(図示せず)に付着した接合材料を除去するために用いられる。加熱工具は、半田ごてであってもよいし、ツイーザであってもよい。あるいは、加熱工具は、接合材料を溶融し、様々な部品の接合に用いられる他の工具であってもよい。本実施形態の原理は、加熱工具の特定の種類に限定されない。接合材料は、半田であってもよいし、熱溶融し、様々な部品の接合に利用される他の材料であってもよい。本実施形態の原理は、接合材料の特定の種類に限定されない。
パッド100は、基板110と立設部120とを備える。基板110は、水平面(図示せず)に沿う略平坦な上面111を含む。本実施形態において、所定の仮想平面は、水平面によって例示される。第1表面は、上面111によって例示される。
立設部120は、基板110の上面111から立設される。立設部120は、第1立設面121と第2立設面122とを含む。第1立設面121は、上面111から立設される。第2立設面122は、第1立設面121とは反対側で、上面111から立設される。第1立設面121は、第2立設面122と略平行である。第1立設面121及び第2立設面122は、水平面上で屈曲した輪郭を形成する。
第1空隙部131及び第2空隙部132は、立設部120に形成される。第1空隙部131は、第1立設面121と第2立設面122との間で第1方向に延びる。第2空隙部132は、第1方向とは異なる第2方向において、第1立設面121と第2立設面122との間で開口する。本実施形態において、複数の空隙は、第1空隙部131及び第2空隙部132によって例示される。「第1方向」及び「第2方向」との用語は、基板110の上面111に対して略平行な方向を意味し、上面111に直角の方向を意味しない。
第1空隙部131は、立設部120を、屈曲壁141と端壁142とに分ける。第2空隙部132は、立設部120を、屈曲壁141と端壁143とに分ける。屈曲壁141は、第1空隙部131と第2空隙部132との間に形成された屈曲部144を含む。屈曲壁141は、屈曲部144から、第1方向に略直交する方向に延びる第1壁部145を含む。端壁142は、第1壁部145に直線的に並ぶ直線壁である。第1空隙部131は、第1壁部145と端壁142との間に形成される。屈曲壁141は、屈曲部144から第2方向に略直交する方向に延びる第2壁部146を含む。端壁143は、第2壁部146に直線的に並ぶ直線壁である。第2空隙部132は、第2壁部146と端壁143との間に形成される。本実施形態において、複数の突起部は、屈曲壁141及び端壁142,143によって例示される。
図2は、パッド100の概略的な平面図である。図2を参照して、パッド100が説明される。
図2に示される如く、接合材料SDRは、加熱工具HTLの先端部に付着することがある。作業者は、加熱工具HTLの先端部を第1空隙部131又は第2空隙部132に挿入することができる。加熱工具HTLの先端部が、第1空隙部131に挿入されるならば、作業者は、その後、加熱工具HTLを上面111に沿って第1方向又は第1方向とは反対の方向に移動させ、第1空隙部131から引き抜く。この結果、第1壁部145及び端壁142は、接合材料SDRを捕捉することができる。加熱工具HTLの先端部が、第2空隙部132に挿入されるならば、作業者は、その後、加熱工具HTLを上面111に沿って第2方向又は第2方向とは反対の方向に移動させ、第2空隙部132から引き抜く。この結果、第2壁部146及び端壁143は、接合材料SDRを捕捉することができる。
加熱工具HTLの先端部が、第1空隙部131又は第2空隙部132から引き抜かれるとき、立設部120は、弾性変形する。この結果、加熱工具HTLの先端部には、過度に大きな負荷は加わらない。
<第2実施形態>
第1実施形態の立設部は、水平面上で直線的な輪郭を描く。代替的に、立設部は、水平面上で曲線的な輪郭を描いてもよい。第2実施形態において、水平面上で弧状輪郭を描く立設部を有するパッドが説明される。
図3は、第2実施形態のパッド100Aの概略的な平面図である。図3を参照して、パッド100Aが説明される。第1実施形態の説明は、第1実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、パッド100Aは、基板110を備える。第1実施形態の説明は、基板110に援用される。
パッド100Aは、立設部120Aを更に備える。立設部120Aは、基板110の上面111から立設される。立設部120Aは、第1立設面121Aと、第2立設面122Aと、を含む。第1立設面121Aは、上面111から立設される。第2立設面122Aは、第1立設面121Aとは反対側で、上面111から立設される。第1立設面121Aは、第2立設面122Aと略平行である。第1立設面121A及び第2立設面122Aは、水平面(図示せず)上で湾曲した輪郭を形成する。
第1空隙部131A及び第2空隙部132Aは、立設部120Aに形成される。第1空隙部131Aは、第1立設面121Aから第2立設面122Aに向かう第1方向に延びる。第2空隙部132Aは、第1方向とは異なる第2方向において、第1立設面121Aから第2立設面122Aへ開口する。本実施形態において、複数の空隙は、第1空隙部131A及び第2空隙部132Aによって例示される。
第1空隙部131Aは、立設部120Aを、湾曲壁141Aと端壁142Aとに分ける。第2空隙部132Aは、立設部120Aを、湾曲壁141Aと端壁143Aとに分ける。湾曲壁141Aは、第1空隙部131Aと第2空隙部132Aとの間に形成された湾曲部144Aを含む。湾曲部144Aは、立設部120Aの中で最も大きな曲率を有する。湾曲壁141Aは、湾曲しながら、端壁142Aに向かって延びる。端壁142Aは、湾曲壁141Aと協働して、湾曲部144Aよりも小さな曲率の弧を水平面上で描く。湾曲壁141Aは、湾曲しながら、端壁143Aに向かって延びる。端壁143Aは、湾曲壁141Aと協働して、湾曲部144Aよりも小さな曲率の弧を水平面上で描く。本実施形態において、複数の突起部は、湾曲壁141A及び端壁142A,143Aによって例示される。
<第3実施形態>
上述の実施形態の立設部は、薄い壁部によって形成される。代替的に、立設部は、基板から突出する複数の柱状体によって形成されてもよい。第3実施形態において、複数の円柱によって形成された立設部を有するパッドが説明される。
図4は、第3実施形態のパッド100Bの概略的な平面図である。図4を参照して、パッド100Bが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、パッド100Bは、基板110を備える。第1実施形態の説明は、基板110に援用される。
パッド100Bは、基板110の上面111から立設された立設部120Bを更に備える。立設部120Bは、第1円柱141Bと、第2円柱142Bと、第3円柱143Bと、を含む。本実施形態において、複数の突起部は、第1円柱141B、第2円柱142B及び第3円柱143Bによって例示される。
図4は、第1円柱141Bの中心CM1と、第2円柱142Bの中心CM2と、第3円柱143Bの中心CM3と、を示す。中心CM1,CM2,CM3は、位置において相違する。
図4は、3つの線分LS1,LS2,LS3を示す。線分LS1,LS2,LS3は、共通の水平面(図示せず)に位置する。線分LS1は、中心CM1と中心CM2との間で延びる。線分LS2は、中心CM2と中心CM3との間で延びる。線分LS3は、中心CM3と中心CM1との間で延びる。本実施形態において、第1立設面は、線分LS1,LS2,LS3によって囲まれた三角形領域内における第1円柱141B、第2円柱142B及び第3円柱143Bの周面によって例示される。第2立設面は、線分LS1,LS2,LS3によって囲まれた三角形領域の外における第1円柱141B、第2円柱142B及び第3円柱143Bの周面によって例示される。
図4は、6つの点CP1,CP2,CP3,CP4,CP5,CP6を示す。点CP1は、線分LS1と第1円柱141Bの周面との交点である。点CP2は、線分LS1と第2円柱142Bの周面との交点である。線分LS1に略直交する第1方向への加熱工具(図示せず)の移動を許容する第1空隙部131Bは、点CP1,CP2の間に形成される。点CP3は、線分LS2と第2円柱142Bの周面との交点である。点CP4は、線分LS2と第3円柱143Bの周面との交点である。線分LS2に略直交する第2方向への加熱工具(図示せず)の移動を許容する第2空隙部132Bは、点CP3,CP4の間に形成される。点CP5は、線分LS3と第3円柱143Bの周面との交点である。点CP6は、線分LS3と第1円柱141Bの周面との交点である。線分LS3に略直交する第3方向への加熱工具(図示せず)の移動を許容する第3空隙部133は、点CP5,CP6の間に形成される。第3方向は、第1方向及び第2方向とは相違する。本実施形態において、複数の空隙は、第1空隙部131B、第2空隙部132B及び第3空隙部133によって例示される。「第3方向」との用語は、基板110の上面111に対して略平行な方向を意味し、上面111に直角の方向を意味しない。
<第4実施形態>
立設部は、基板の表面の一部を取り囲み、加熱工具から分離された接合材料が貯留される貯留空間を形成してもよい。接合材料は、貯留空間に留まるので、パッドの周囲における接合材料の飛散は生じにくくなる。第4実施形態において、貯留空間を形成する立設部を有するパッドが説明される。
図5は、第4実施形態のパッド100Cの概略的な平面図である。図1及び図5を参照して、パッド100Cが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、パッド100Cは、基板110を備える。第1実施形態の説明は、基板110に援用される。
パッド100Cは、基板110の上面111から立設された立設部120Cを更に備える。立設部120Cは、第1立設面121Cと、第2立設面122Cと、を含む。第1立設面121Cは、上面111から立設される。第2立設面122Cは、第1立設面121Cとは反対側で、上面111から立設される。第1立設面121Cは、第2立設面122Cと略平行である。
第1立設面121Cは、基板110の上面111の一部を取り囲み、加熱工具(図示せず)から分離された接合材料が貯留される貯留空間150を形成する。貯留空間150は、水平面上で略六角形状である。第1立設面121Cは、水平面上で、貯留空間150の輪郭を形成する。第2立設面122Cは、第1立設面121Cを取り囲み、立設部120Cの外周面を形成する。
立設部120Cは、6つの屈曲壁151,152,153,154,155,156を含む。屈曲壁151,152,153,154,155,156それぞれは、図1を参照して説明された屈曲壁141に形状において共通する。したがって、屈曲壁141の形状に関する説明は、屈曲壁151,152,153,154,155,156それぞれに援用されてもよい。本実施形態において、複数の突起部は、屈曲壁151〜156によって例示される。
屈曲壁151は、六角形の角隅部のうち1つを形成する。屈曲壁151の隣で立設された屈曲壁152は、六角形の角隅部のうち他のもう1つを形成する。屈曲壁151は、屈曲壁152に対向する縁面161を含む。屈曲壁152は、屈曲壁151の縁面161に対向する縁面162を含む。縁面161は、縁面162に略平行である。加熱工具(図示せず)の通過を許容する空隙171は、縁面161,162間に形成される。
図5は、縁面161,162に略平行な第1方向を示す。図5は、第1方向に略直交する第1線分FLSを更に示す。第1線分FLSの長さは、縁面161,162間の距離(すなわち、空隙171の幅寸法)を意味する。
図5は、貯留空間150の中心CTRを示す。図5は、第1線分FLSに平行な第2線分SLSを更に示す。第2線分SLSは、貯留空間150の中心CTRを通過する。第2線分SLSの両端は、第1立設面121C上に位置する。第2線分SLSの長さは、貯留空間150の幅寸法を意味する。第2線分SLSは、第1線分FLSよりも長い。したがって、加熱工具から分離された接合材料は、貯留空間150に留まることができる。加えて、貯留空間150内に収容された接合材料は、空隙171に噛み込みにくい。
屈曲壁152の隣で立設された屈曲壁153は、六角形の角隅部のうち他のもう1つを形成する。他のもう1つの空隙172は、屈曲壁152,153の間に形成される。空隙172は、第1方向とは異なる第2方向への加熱工具の移動を許容する。
屈曲壁153の隣で立設された屈曲壁154は、六角形の角隅部のうち他のもう1つを形成する。他のもう1つの空隙173は、屈曲壁153,154の間に形成される。空隙173は、第1方向及び第2方向とは異なる第3方向への加熱工具の移動を許容する。
屈曲壁154の隣で立設された屈曲壁155は、六角形の角隅部のうち他のもう1つを形成する。他のもう1つの空隙174は、屈曲壁154,155の間に形成される。空隙171と同様に、空隙174は、第1方向への加熱工具の移動を許容する。
屈曲壁155,151の間で立設された屈曲壁156は、六角形の角隅部のうち残りの1つを形成する。屈曲壁155,156の間及び屈曲壁151,156の間には、空隙175,176がそれぞれ形成される。空隙171,172,173,174,175,176それぞれの幅は、加熱工具の形状に適合するように設定されればよい。作業者が、直径1mmを下回る先端部を有する半田ごてから半田を除去するために、パッド100Cを用いるならば、パッド100Cを設計する設計者は、空隙171,172,173,174,175,176それぞれの幅を0.1mmよりも大きく、1.5mmよりも小さな範囲の値に設定してもよい。本実施形態の原理は、空隙171,172,173,174,175,176それぞれの特定の幅寸法に限定されない。
<第5実施形態>
複数の貯留空間が形成されるならば、作業者は、基板上の広い領域を、接合材料の除去のために利用することができる。第5実施形態において、複数の貯留空間を形成する立設部を有するパッドが説明される。
図6は、第5実施形態のパッド100Dの概略的な平面図である。図1、図5及び図6を参照して、パッド100Dが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第1実施形態と同様に、パッド100Dは、基板110を備える。第1実施形態の説明は、基板110に援用される。
パッド100Dは、基板110の上面111から立設された立設部120Dを更に備える。立設部120Dは、第1立設壁210と第2立設壁220とを含む。第1立設壁210は、上面111の一部を取り囲み、第1貯留空間211を形成する。第2立設壁220は、上面111の他のもう一部を取り囲み、第2貯留空間221を形成する。第1貯留空間211及び第2貯留空間221はともに、加熱工具(図示せず)から分離された接合材料を貯留するために用いられる。第1貯留空間211は、図5を参照して説明された貯留空間150に相当する。したがって、貯留空間150に関する説明は、第1貯留空間211に援用されてもよい。
第1立設壁210は、第4実施形態に関連して説明された屈曲壁151,152,153,156を含む。第4実施形態の説明は、屈曲壁151,152,153,156に援用される。
第1立設壁210は、2つのY字壁230,240を含む。Y字壁230,240は、屈曲壁151,152,153,156と協働して、第1貯留空間211を形成する。Y字壁230,240は、第2立設壁220の一部としても利用される。
Y字壁230は、第1壁部231と、第2壁部232と、第3壁部233と、を含む。第1壁部231は、第2壁部232と協働して、略六角形状の第1貯留空間211の角隅部のうち1つを形成する。第1壁部231と第2壁部232とによって形成される角隅部は、屈曲壁151によって形成される角隅部の対角に相当する。第2壁部232は、第1貯留空間211を第2貯留空間221から部分的に仕切る。
Y字壁240は、第1壁部241と、第2壁部242と、第3壁部243と、を含む。第1壁部241は、第2壁部242と協働して、略六角形状の第1貯留空間211の角隅部のうち他のもう1つを形成する。第1壁部241と第2壁部242とによって形成される角隅部は、屈曲壁152によって形成される角隅部の対角に相当する。第2壁部242は、第1貯留空間211を第2貯留空間221から部分的に仕切る。
Y字壁230の第1壁部231は、屈曲壁153に向けて延びる。図5を参照して説明された空隙173は、第1壁部231と屈曲壁153との間に形成される。Y字壁240の第1壁部241は、屈曲壁156に向けて延びる。図5を参照して説明された空隙175は、第1壁部241と屈曲壁156との間に形成される。
Y字壁230の第2壁部232は、Y字壁240の第2壁部242に向けて延びる。直線状に整列した第2壁部232,242の間には、空隙174Dが形成される。空隙174D及び屈曲壁151,152間に形成された空隙171は、第1貯留空間211及び第2貯留空間221の中心を通過する直線上で整列する。空隙171と同様に、空隙174Dは、第1方向への加熱工具の移動を許容する。したがって、加熱工具の先端が、第1貯留空間211及び第2貯留空間221を連続的に通過するように、作業者は、加熱工具を直線的に移動させることができる。
第2貯留空間221は、形状及び大きさにおいて、第1貯留空間211と略等しい。Y字壁230の第2壁部232及び第3壁部233は、六角形状の第2貯留空間221の角隅部のうち1つを形成する。Y字壁240の第2壁部242及び第3壁部243は、六角形状の第2貯留空間221の角隅部のうち他のもう1つを形成する。Y字壁230の第2壁部232及び第3壁部233によって形成される角隅部は、Y字壁240の第2壁部242及び第3壁部243によって形成される角隅部の隣に位置する。
第2立設壁220は、第1立設壁210と共有するY字壁230,240に加えて、4つの屈曲壁251,252,253,254を含む。第2立設壁220の屈曲壁251,252,253,254それぞれは、図1を参照して説明された屈曲壁141に形状において共通する。したがって、屈曲壁141の形状に関する説明は、屈曲壁251,252,253,254それぞれに援用されてもよい。本実施形態において、複数の突起部は、屈曲壁151,152,153,156,251,252,253,254及びY字壁230,240によって例示される。
Y字壁230の隣で立設された屈曲壁251は、六角形の角隅部のうち他のもう1つを形成する。Y字壁230と屈曲壁251との間には、空隙271が形成される。空隙172と同様に、空隙271は、第2方向への加熱工具の移動を許容する。
屈曲壁251の隣で立設された屈曲壁252は、六角形の角隅部のうち他のもう1つを形成する。屈曲壁251,252の間には、空隙272が形成される。空隙173と同様に、空隙272は、第3方向への加熱工具の移動を許容する。
屈曲壁252の隣で立設された屈曲壁253は、六角形の角隅部のうち他のもう1つを形成する。屈曲壁252,253の間には、空隙273が形成される。空隙171,174D,273は、第1貯留空間211及び第2貯留空間221の中心を結ぶ直線上で整列する。空隙171,174Dと同様に、空隙273は、第1方向への加熱工具の移動を許容する。したがって、加熱工具の先端が、第1貯留空間211及び第2貯留空間221を連続的に通過するように、作業者は、加熱工具を直線的に移動させることができる。
屈曲壁253の隣で立設された屈曲壁254は、六角形の角隅部のうち残りの1つを形成する。屈曲壁253,254の間には、空隙274が形成される。空隙271と同様に、空隙274は、第2方向への加熱工具の移動を許容する。屈曲壁254とY字壁240の第3壁部243との間には、空隙275が形成される。空隙272と同様に、空隙275は、第3方向への加熱工具の移動を許容する。
<第6実施形態>
上述の実施形態に関連して説明された設計原理によれば、立設部に形成された複数の空隙は、水平面上において、様々な開口方向を有することができる。このことは、接合材料が、パッド上での様々な方向への加熱工具の移動の下で、加熱工具から分離されることを意味する。言い換えると、作業者は、パッドの向きに注意を払うことなく、パッドを作業台上に配置することができる。したがって、水平面上でのパッドの形状は、全体的に略円形であってもよい。第5実施形態に関連して説明された立設部の設計原理は、円形の基板の広い領域を接合材料の除去のために利用することを可能にする。第6実施形態において、例示的な円形パッドが説明される。
図7は、第6実施形態のパッド100Eの概略的な平面図である。図7を参照して、パッド100Eが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
パッド100Eは、基板110Eと、ハニカム構造300と、周壁310と、を備える。基板110E、ハニカム構造300及び周壁310は、シリコンゴム或いは他のシリコン系ゴムを用いたモールディング技術によって一体的に形成されてもよい。
基板110Eは、略円形の上面111Eを含む。周壁310は、上面111Eを全体的に取り囲むように、上面111Eの周縁から立設される。ハニカム構造300は、周壁310によって囲まれた円形空間内で形成される。
ハニカム構造300は、多数の六角形状の貯留空間320を仕切る隔壁330を有する。隔壁330は、第5実施形態に関連して説明されたY字壁及び/又は屈曲壁を組み合わせて形成される。したがって、第5実施形態の説明は、隔壁330に援用される。
隔壁330は、基板110Eの上面111Eの中心において、貯留空間320より広い貯留空間340を形成する。多くの場合、作業者は、基板110Eの上面111Eの中心近くに加熱工具(図示せず)の先端を押しつけ、その後、周壁310に向けて加熱工具を移動させる。したがって、接合材料は、貯留空間340の周囲の貯留空間320よりも、貯留空間340に多く溜まりやすい。この点において、基板110Eの上面111Eの中心における広い貯留空間340の形成は好ましい。しかしながら、貯留空間340の形成領域は、隔壁330及び小さな貯留空間320によって占められてもよい。
周壁310は、隔壁330よりも高い剛性を有してもよい。たとえば、周壁310は、全体的に、隔壁330よりも厚く形成されてもよい。この結果、パッド100Eは全体的に高い剛性を有することができる。周壁310は、加熱工具からの接合材料の除去作業の間における基板110Eの変形を抑制するので、加熱工具と接触する隔壁330の部分は、加熱工具の移動に応じて適切に弾性変形することができる。したがって、接合材料は、加熱工具から効率的に除去される。
<第7実施形態>
上述の実施形態に関連して説明された様々な立設部は、加熱工具から接合材料を除去するのに好適に利用可能である。追加的に、パッドは、接合材料を除去するための除去部を有してもよい。除去部が、意匠において、立設部と相違するならば、作業者は、加熱工具の種類や作業者の好みに合うように、立設部又は除去部を選択することができる。第7実施形態において、追加的な除去部を有するパッドが説明される。
図8は、第7実施形態のパッド100Fの概略的な断面図である。図8を参照して、パッド100Fが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第6実施形態と同様に、パッド100Fは、基板110Eを有する。第6実施形態の説明は、基板110Eに援用される。
パッド100Fは、立設部と、除去部と、周壁310Fと、を備える。基板110Eは、上面111Eとは反対の下面112を含む。立設部は、上面111Eから突出する突出部材(たとえば、壁や柱)から形成される一方で、除去部は、下面112から突出する突出部材から形成される。立設部は、第6実施形態に関連して説明されたハニカム構造であってもよい。この場合、除去部は、ハニカム構造とは異なる意匠を有する。周壁310Fは、上面111Eの周縁から上方に突出し、且つ、下面112の周縁から下方に突出する。周壁310Fは、上面111E及び下面112を全体的に取り囲む。本実施形態において、第2表面は、下面112によって例示される。
図9は、パッド100Fの概略的な底面図である。図9を参照して、パッド100Fが更に説明される。
図9は、周壁310Fに取り囲まれた空間内において形成された例示的な除去部400を示す。除去部400は、横リブ構造410と、縦リブ構造420と、内リブ環430と、中間リブ環440と、を含む。内リブ環430及び中間リブ環440は、円形の周壁310Fと略同心である。
図9は、横軸と縦軸とを示す。横軸と縦軸との交点は、内リブ環430、中間リブ環440及び周壁310Fの中心に略一致する。横軸は、横方向に延びる。縦軸は、横軸に直交する。
横リブ構造410は、2つの内リブ群411,412と、2つの外リブ群413,414と、を含む。内リブ群411は、縦軸に対して、内リブ群412と略線対称である。外リブ群413は、縦軸に対して、外リブ群414と略線対称である。
内リブ群411,412それぞれは、内リブ環430と中間リブ環440との間の環状領域内で、横軸に沿って延びる複数のリブ415を含む。作業者は、隣り合う2つのリブ415の間に形成された直線状の間隙に加熱工具(図示せず)の先端を挿入してもよい。作業者が、その後、加熱工具を横方向に移動させると、加熱工具の先端に付着した接合材料は、2つのリブ415に捕捉され、加熱工具から分離される。
外リブ群413,414それぞれは、中間リブ環440と周壁310Fとの間の環状領域内で、横軸に沿って延びる複数のリブ416を含む。作業者は、隣り合う2つのリブ416の間に形成された直線状の間隙に加熱工具の先端を挿入してもよい。作業者が、その後、加熱工具を横方向に移動させると、加熱工具の先端に付着した接合材料は、2つのリブ416に捕捉され、加熱工具から分離される。
縦リブ構造420は、2つの内リブ群421,422と、2つの外リブ群423,424と、を含む。内リブ群421は、横軸に対して、内リブ群422と略線対称である。外リブ群423は、横軸に対して、外リブ群424と略線対称である。
内リブ群421,422それぞれは、内リブ環430と中間リブ環440との間の環状領域内で、縦軸に沿って延びる複数のリブ425を含む。作業者は、隣り合う2つのリブ425の間に形成された直線状の間隙に加熱工具の先端を挿入してもよい。作業者が、その後、加熱工具を縦方向に移動させると、加熱工具の先端に付着した接合材料は、2つのリブ425に捕捉され、加熱工具から分離される。
外リブ群423,424それぞれは、中間リブ環440と周壁310Fとの間の環状領域内で、縦軸に沿って延びる複数のリブ426を含む。作業者は、隣り合う2つのリブ426の間に形成された直線状の間隙に加熱工具の先端を挿入してもよい。作業者が、その後、加熱工具を縦方向に移動させると、加熱工具の先端に付着した接合材料は、2つのリブ426に捕捉され、加熱工具から分離される。
縦軸及び横軸から45°ずれた角度位置において、複数のスロット441が、中間リブ環440に形成される。作業者は、加熱工具の先端を複数のスロット441のうち1つに差し込んでもよい。作業者が、その後、加熱工具の先端をスロット441に沿って移動させると、接合材料は、中間リブ環440に捕捉され、加熱工具の先端から分離される。
第6実施形態に関連して説明されたハニカム構造と同様に、除去部400は、様々な方向への加熱工具の移動の下でも、接合材料を加熱工具から適切に分離することができる。
<第8実施形態>
パッドを設計する設計者は、上述の実施形態に関連して説明された設計原理に基づいて、基板から突出する突起部を用いて、様々な立設部及び/又は除去部を形成することができる。第8実施形態において、突起部の様々なレイアウトが説明される。第8実施形態において説明されるレイアウトは、立設部及び/又は除去部に好適に適用される。
図10Aは、複数の突起部510の例示的なレイアウト501を表す概略的な平面図である。図10Aを参照して、レイアウト501が説明される。レイアウト501は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
図10Aは、複数の突起部510それぞれの中心CTSを示す。複数の突起部510それぞれは、中心CTSから放射状に延びる6つの壁部511〜516を含む。
隣り合う3つの突起部510が、三角形状の貯留空間517を形成するように、複数の突起部510は配置される。このとき、隣り合う壁部511〜516は、僅かに離間される。使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う壁部511〜516の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、壁部511〜516によって捕捉される。捕捉された接合材料は、貯留空間517内に貯留される。
図10Bは、複数の突起部520の例示的なレイアウト502を表す概略的な平面図である。図10Bを参照して、レイアウト502が説明される。レイアウト502は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部520それぞれは、十文字状に形成される。隣り合う4つの突起部が、四角形状の貯留空間521を形成するように、複数の突起部520は、配置される。隣り合う2つの突起部520の間には、貯留空間521よりも狭い空隙が形成される。使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの突起部520の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの突起部520によって捕捉される。捕捉された接合材料は、貯留空間521内に貯留される。
図10Cは、複数の突起部530の例示的なレイアウト503を表す概略的な平面図である。図10Cを参照して、レイアウト503が説明される。レイアウト503は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部530それぞれは、弧状壁である。隣り合う4つの弧状壁は、円形の貯留空間531を形成する。隣り合う2つの弧状壁の間には、貯留空間531よりも狭い空隙が形成される。使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの弧状壁の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの弧状壁によって捕捉される。捕捉された接合材料は、貯留空間531内に貯留される。
図10Dは、複数の突起部540の例示的なレイアウト504を表す概略的な平面図である。図10Dを参照して、レイアウト504が説明される。レイアウト504は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部540それぞれは、略S字状に湾曲した湾曲壁である。複数の突起部540のうち一部は、所定の方向に整列し、波形の壁列541を形成する。波形の壁列541の中で隣り合う湾曲壁の間には、狭い空隙が形成される。複数の突起部540のうち一部は、他のもう1つの波形の壁列541を形成する。これらの壁列541は、略平行に延びる。
湾曲壁間の狭い空隙は、壁列541の延設方向に対して直角の方向に整列する。使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの湾曲壁の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの湾曲壁によって捕捉される。捕捉された接合材料は、隣り合う2つの壁列541間の空間内に貯留される。
図10Eは、複数の突起部550の例示的なレイアウト505を表す概略的な平面図である。図10Eを参照して、レイアウト505が説明される。レイアウト505は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部550それぞれは、円柱である。複数の突起部550のうち一部は、所定の方向に整列し、円柱列551を形成する。複数の突起部550のうち一部は、他のもう1つの円柱列551を形成する。これらの円柱列551は、略平行に延びる。円柱列551の中の1つの円柱は、隣の円柱列551の中の他のもう1つの円柱と、円柱列551の延設方向に対して直角の方向において整列してもよい。隣り合う円柱間には狭い空隙が形成される。
使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの円柱の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの円柱によって捕捉される。捕捉された接合材料は、隣り合う4つの円柱の間の空間内に貯留される。
図10Fは、複数の突起部560の例示的なレイアウト506を表す概略的な平面図である。図10Fを参照して、レイアウト506が説明される。レイアウト506は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部560それぞれは、円柱である。複数の突起部560のうち6つは、1つの貯留空間561を形成する円柱組562を構成する。
図10Fは、1つの円柱組562の6つの突起部560それぞれの中心CT1〜CT6を示す。中心CT1〜中心CT6が、正六角形の頂点をなすように、6つの突起部560は配置される。
使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの円柱の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの円柱によって捕捉される。捕捉された接合材料は、貯留空間561内に貯留される。
図10Gは、複数の突起部570の例示的なレイアウト507を表す概略的な平面図である。図10Gを参照して、レイアウト507が説明される。レイアウト507は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部570それぞれは、三角柱である。複数の突起部570のうち一部は、所定の方向に整列し、三角柱列571を形成する。三角柱列571の中で隣り合う三角柱の間には狭い空隙が形成される。狭い空隙を形成するように対向する2つの三角柱の面が略平行になるように、三角柱は並べられる。複数の突起部570のうち一部は、他のもう1つの三角柱列571を形成する。これらの三角柱列571は、略平行に延びる。
使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの三角柱の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの三角柱によって捕捉される。捕捉された接合材料は、隣り合う三角柱列571の間の空間内に貯留される。
図10Hは、複数の突起部580の例示的なレイアウト508を表す概略的な平面図である。図10Hを参照して、レイアウト508が説明される。レイアウト508は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部580それぞれは、四角柱である。複数の突起部580のうち一部は、所定の方向に整列し、四角柱列581を形成する。四角柱列581の中で隣り合う四角柱の間には狭い空隙が形成される。狭い空隙を形成するように対向する2つの四角柱の面が略平行になるように、四角柱は並べられる。複数の突起部580のうち一部は、他のもう1つの四角柱列581を形成する。これらの四角柱列581は、略平行に延びる。2つの四角柱列581のうち一方に形成された狭い空隙は、2つの四角柱列581の他方に形成された狭い空隙と、これらの四角柱列581の延設方向に対して直角の方向に整列する。
使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの四角柱の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの四角柱によって捕捉される。捕捉された接合材料は、隣り合う四角柱列581の間の空間内に貯留される。
図10Iは、複数の突起部590の例示的なレイアウト509を表す概略的な平面図である。図10Iを参照して、レイアウト509が説明される。レイアウト509は、上述の実施形態に関連して説明された立設部及び/又は除去部として利用されてもよい。
複数の突起部590それぞれは、六角柱である。複数の突起部590のうち一部は、所定の方向に整列し、六角柱列591を形成する。六角柱列591の中で隣り合う六角柱の間には狭い空隙が形成される。狭い空隙を形成するように対向する2つの六角柱の面が略平行になるように、六角柱は並べられる。複数の突起部590のうち一部は、他のもう1つの六角柱列591を形成する。これらの六角柱列591は、略平行に延びる。2つの六角柱列591のうち一方に形成された狭い空隙は、2つの六角柱列591の他方に形成された狭い空隙と、これらの六角柱列591の延設方向に対して直角の方向に整列する。
使用者は、加熱工具の先端を、隣り合う2つの六角柱の間の空隙に挿入し、略水平に移動させてもよい。この結果、加熱工具の先端に付着した接合材料は、隣り合う2つの六角柱によって捕捉される。捕捉された接合材料は、隣り合う六角柱列591の間の空間内に貯留される。
<第9実施形態>
突起部は、突起部の基端部の最大寸法よりも大きな長さ寸法を有してもよい。大きな長さ寸法を有する複数の突起部が、密集されるならば、複数の突起部の周面は、加熱工具に付着した接合材料に接触し、加熱工具から接合材料を効率的に除去することができる。除去された接合材料の飛散は、加熱工具の周囲の複数の突起部によって妨げられる。第9実施形態において、大きな長さ寸法をそれぞれ有する複数の突起部を備える例示的なパッドが説明される。
図11Aは、第9実施形態のパッド100Gの概略的な平面図である。図11Bは、パッド100Gの概略的な側面図である。図10E、図11A及び図11Bを参照して、パッド100Gが説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
第6実施形態と同様に、パッド100Gは、基板110Eを備える。第6実施形態の説明は、基板110Eに援用される。
パッド100Gは、基板110Eの上面111Eから立設された複数の突起部600を更に備える。図10Eを参照して説明されたレイアウトは、複数の突起部600に適用され、複数の突起部600は、上面111Eの大部分を占める。
本実施形態に関して、複数の突起部600それぞれは、円錐台である。しかしながら、複数の突起部それぞれは、円錐であってもよいし、円柱であってもよいし、角錘台であってもよいし、角錘であってもよいし、角柱であってもよいし、楕円錘台であってもよいし、楕円錘であってもよいし、楕円柱であってもよい。本実施形態の原理は、複数の突起部の特定の形状に限定されない。
基板110Eの上面111Eに接続される複数の突起部600それぞれの基端部の直径は、記号「D」によって、図11A及び図11Bに示されている。複数の突起部600それぞれの長さ(すなわち、上面111Eから突起部600の先端(上端)までの長さ)は、記号「L」によって、図11Bに示されている。図11Bの不等式によって示されるように、複数の突起部600それぞれの長さ「L」は、複数の突起部600それぞれの基端部の直径「D」よりも大きい。本実施形態に関して、長さ「L」は、直径「D」の10倍以上20倍以下に設定されている。
基端部が円形でないならば、突起部の長さは、基端部の最大寸法よりも大きい値に設定される。基端部が、四角形状であるならば、突起部の長さは、基端部の対角線よりも長い値に設定される。基端部が、楕円であるならば、突起部の長さは、楕円の長軸の長さよりも大きな値に設定される。
パッド100Gは、全体的に、樹脂製であってもよい。代替的に、パッド100Gは、全体的に、金属製であってもよい。更に代替的に、基板110Eが樹脂製である一方で、複数の突起部600は、金属製であってもよい。本実施形態の原理は、パッド100Gに用いられる材料の特定の組み合わせに限定されない。
作業者は、加工工具(図示せず)を、複数の突起部600の先端部によって形成される仮想平面へ挿入してもよい。長さ「L」は、直径「D」より大きいので、加工工具に接触した複数の突起部600は、容易に曲げ変形することができる。作業者が、加工工具を、基板110Eの上面111Eに向けて更に押し込むと、加工工具の表面の広い領域が、複数の突起部600の周面に接触することができる。複数の突起部600が、復元すると、加工工具の表面に付着した接合材料は、複数の突起部600によって効率的及び効果的に払い落とされ、複数の突起部600間の空隙に貯留される。
作業者が、加工工具を、基板110Eの上面111Eの中心領域に向けて押し込むならば、加工工具の周囲には、上面111Eから略直立した多数の突起部600が存在する。復元する複数の突起部600によって払い落とされた接合材料は、加工工具の周囲の突起部600に衝突する。この結果、接合材料の飛散範囲は、過度に広くならない。
<第10実施形態>
パッドは、容器内に配置されてもよい。この場合、加工工具から除去された接合材料の飛散は、容器内に制限されることになる。第10実施形態において、パッドと容器とによって形成された例示的な除去器が説明される。
図12は、第10実施形態の除去器700の概略的な断面図である。図12を参照して、除去器700が説明される。上述の実施形態の説明は、上述の実施形態と同一の符号が付された要素に援用される。
除去器700は、容器710と、第9実施形態に関連して説明されたパッド100Gと、を含む。パッド100Gの複数の突起部600のうち一部が、容器710の形状に適合するように短く形成されていることを除いて、第9実施形態の説明は、パッド100Gに援用される。
容器710は、底蓋720と、ドーム730と、を含む。底蓋720は、パッド100Gの基板110Eを囲む。ドーム730は、複数の突起部600の突出領域を覆う。
底蓋720は、略円形の底壁721と、底壁721の周縁から上方に折り曲げられた周壁722と、を含む。周壁722と円板状の基板110Eとの間には、環状の細い空隙が形成される。ドーム730は、略円環状の断面を有する下部を含む。ドーム730の下部は、周壁722と円板状の基板110Eとの間の環状の空隙に差し込まれる。
ドーム730の上部には、挿入口731が形成される。複数の突起部600それぞれの長さは、挿入口731からの突出長さが過度に大きくならないように決定されてもよい。
作業者は、加熱工具(図示せず)を、挿入口731から容器710内へ挿入することができる。この結果、加熱工具は、容器710内で林立する複数の突起部600に接触することができる。第9実施形態に関連して説明されたように、加熱工具に付着した接合材料は、複数の突起部600の曲げ及び復元によって、加熱工具から払い落とされる。図12に示されるように、パッド100Gの大部分は、容器710によって囲まれているので、加熱工具から分離した接合材料の多くは、容器710内に留まることができる。
上述の様々な実施形態に関連して説明された設計原理は、様々なパッドに適用可能である。上述の様々な実施形態のうち1つに関連して説明された様々な特徴のうち一部が、他のもう1つの実施形態に関連して説明されたパッドに適用されてもよい。
上述の実施形態の原理は、加熱工具を利用する様々な技術分野に好適に利用される。
100・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パッド
100A〜100G・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パッド
110,110E・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基板
111,111E・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上面(第1表面)
112・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下面(第2表面)
120,120A,120B,120C,120D・・・・・立設部
121,121A,121C・・・・・・・・・・・・・・・第1立設面
122,122A,122C・・・・・・・・・・・・・・・第2立設面
131,131A,131B・・・・・・・・・・・・・・・第1空隙部
132,132A,132B・・・・・・・・・・・・・・・第2空隙部
133・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第3空隙部
141・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・屈曲壁(突起部)
141A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・湾曲壁(突起部)
141B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1円柱(突起部)
142,142A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・端壁(突起部)
142B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2円柱(突起部)
143,143A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・端壁(突起部)
143B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第3円柱(突起部)
150・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貯留空間
151〜156・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・屈曲壁(突起部)
171〜173・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空隙
174,174D・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空隙
175,176・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空隙
211・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1貯留空間
221・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2貯留空間
251〜254・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・屈曲壁(突起部)
271〜275・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空隙
310,310F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周壁
320・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貯留空間
340・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貯留空間
400・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・除去部
510・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
517・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貯留空間
520・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
521・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貯留空間
530・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
531・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貯留空間
540・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
550・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
560・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
561・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・貯留空間
570・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
580・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
590・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
600・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・突起部
HTL・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・加熱工具
SDR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・接合材料

Claims (14)

  1. 加熱工具に付着した接合材料を除去するパッドであって、
    所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、
    前記第1表面から立設された第1突起部と、前記第1表面に沿う第1方向に開口した第1空隙部が前記第1突起部との間で形成されるように前記第1突起部から離間した位置において前記第1表面から立設された第2突起部と、前記第1空隙部に前記第1方向において対向するように前記第1突起部と前記第2突起部とから離間した位置で前記第1表面から立設された第3突起部と、を含む立設部と、を備えている
    パッド。
  2. 前記立設部は、前記加熱工具から分離された前記接合材料が溜められる貯留空間を形成する
    請求項1に記載のパッド。
  3. 前記第1突起部と前記第3突起部との間には、前記第1表面に沿う方向において前記第1方向とは異なる第2方向に開口した第2空隙部が形成されており、
    前記第2突起部は、前記第2方向において前記第2空隙部に対向する位置で立設されている、
    請求項1又は2に記載のパッド。
  4. 前記第2突起部と前記第3突起部との間には、前記第1表面に沿う方向において前記第1方向及び前記第2方向とは相違する第3方向において開口した第3空隙部が形成されており、
    前記第1突起部は、前記第3方向において前記第3空隙部に対向する位置で立設されている、
    請求項3に記載のパッド。
  5. 前記第1突起部、前記第2突起部及び前記第3突起部は、前記第1表面の一部を取り囲むように立設され、前記貯留空間を形成する
    請求項に記載のパッド。
  6. 加熱工具に付着した接合材料を除去するパッドであって、
    所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、
    互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、を備え、
    前記複数の突起部の間には、前記仮想平面に沿って移動する前記加熱工具の通過を許容する複数の空隙が形成され、
    前記立設部は、前記第1表面の一部を取り囲んで前記貯留空間を形成するように前記第1表面から立設された第1立設面と、前記第1立設面とは反対側の第2立設面と、を含み、
    前記複数の空隙は、前記第1立設面と前記第2立設面との間で第1方向に開口した第1空隙部を含み、
    前記第1空隙部は、所定の空隙幅を有し、
    前記貯留空間は、所定の空間幅を有し、
    前記空間幅は、前記空隙幅よりも大きい
    ッド。
  7. 前記空隙幅は、0.1mmよりも大きい
    請求項6に記載のパッド。
  8. 加熱工具に付着した接合材料を除去するパッドであって、
    所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、
    前記第1表面から立設されて互いに離間した位置に設けられた複数の突起部を含む立設部と、を備え、
    前記立設部は、連接された複数の多角形状の貯留空間を形成し、
    前記複数の貯留空間それぞれは、前記加熱工具から分離された前記接合材料を貯留可能である
    ッド。
  9. 前記基板及び前記立設部は、シリコン系ゴムである
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のパッド。
  10. 加熱工具に付着した接合材料を除去するパッドであって、
    所定の仮想平面に沿う第1表面と、前記第1表面とは反対側の第2表面と、を有する基板と、
    互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、
    前記立設部の前記複数の突起部とは異なる配置パターンで前記第2表面から立設された複数の突起部を含む除去部と、を備ている、
    ッド。
  11. 前記第1表面を全体的に囲むように前記基板の周縁から立設された周壁を更に備え、
    前記周壁は、前記立設部よりも高い剛性を有する
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載のパッド。
  12. 前記複数の突起部それぞれは、前記基板に接続される基端部を含み、且つ、前記基端部の最大寸法よりも大きな長さ寸法を有する
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載のパッド。
  13. 加熱工具に付着した接合材料を除去するパッドであって、
    所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、
    互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、を備え、
    前記複数の突起部は、所定の方向に延びるとともに前記所定の方向に対して直角の方向において互いに間隔を空けて設けられた複数の第1列と、前記直角の方向に延びるとともに前記所定の方向において互いに間隔を空けて設けられた複数の第2列と、を形成するように配置されており、
    前記複数の第1列において互いに隣り合う列の間隔及び前記複数の第2列において互いに隣り合う列の間隔は、前記加熱工具が前記隣り合う列間を通過することを許容するとともに、当該加熱工具が前記隣り合う列の突起部に接触するように定められている、
    パッド。
  14. 加熱工具に付着した接合材料を除去するパッドであって、
    所定の仮想平面に沿う第1表面を有する基板と、
    互いに離間した位置で前記第1表面から立設された複数の突起部を含む立設部と、を備え、
    前記複数の突起部の一部は、前記第1表面に沿う方向において互いに異なる方向に開口した複数の空隙を形成しつつ、前記第1表面の一部を取り囲み且つ前記加熱工具から分離された前記接合材料が溜められる貯留空間を形成するように配置され、残りの突起部は、前記貯留空間を形成している前記一部の突起部の周囲に配置されて前記貯留空間を囲んでおり、
    前記貯留空間を形成している前記一部の突起部において隣り合う突起部の間隔は、前記隣り合う突起部の間を通過する前記加熱工具が前記隣り合う突起部に接触するように定められている、
    パッド。
JP2017002301A 2016-08-08 2017-01-11 パッド Active JP6867010B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201710561159.4A CN107695477B (zh) 2016-08-08 2017-07-11 去除具
US15/667,888 US20180036819A1 (en) 2016-08-08 2017-08-03 Cleaning Pad Assembly
US16/807,510 US11602799B2 (en) 2016-08-08 2020-03-03 Cleaning pad assembly

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016155780 2016-08-08
JP2016155780 2016-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018024015A JP2018024015A (ja) 2018-02-15
JP6867010B2 true JP6867010B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=61194790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017002301A Active JP6867010B2 (ja) 2016-08-08 2017-01-11 パッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6867010B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018024015A (ja) 2018-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7757867B2 (en) Tool Storage Rack
JP2014529549A5 (ja)
JP6867010B2 (ja) パッド
JP6125311B2 (ja) バスバモジュール及び電源装置
CN107695477B (zh) 去除具
EP2669208A1 (en) A clamp
JP5285039B2 (ja) 組立式工具保持装置
JP3136232U (ja) 化粧料用中皿および化粧料容器
JP5930219B2 (ja) 切断標識保持具
US20080307931A1 (en) Ratchet wheel of a wrench
US20080302219A1 (en) Structure of a wrench
KR20160000327U (ko) 2층 구조의 입체 그레이팅
KR20170002233U (ko) 정리함
JP6873789B2 (ja) プラグ
KR101174197B1 (ko) 멀티소켓
JP4509693B2 (ja) 成形型
CN211197039U (zh) 一种镜片包装盒
JP3263670B2 (ja) ペットボトル載置用具
CN104908012A (zh) 简易组装锤
JP3222513U (ja) 収納具
JP6519964B2 (ja) 雌ねじ部材の案内構造
JP2009059724A (ja) コンデンサ
CN212557269U (zh) 托盘结构
JP3189404U (ja) ジョイントボックス
JP3127372U (ja) 簡単分別集捨ゴミ箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6867010

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250