JP6867003B2 - Bicycle parking device - Google Patents
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Description
本発明は、駐輪場に設置され、自転車の施錠を行う駐輪装置に関する。 The present invention relates to a bicycle parking device that is installed in a bicycle parking lot and locks a bicycle.
駐輪場には、精算装置に連動して自転車等の二輪車を施錠する駐輪装置が設置してあることが多い。駐輪装置として、例えば、特許文献1、2に開示された駐輪装置が知られている。これら特許文献によれば、駐車位置に位置した自転車に対して、拘束手段が閉じて前輪を抱える状態にする。拘束手段による拘束状態を施錠/解錠するには、ソレノイドが使用されている。ソレノイドを電力で作動させることにより、精算装置による電気的な制御が可能となっている。ソレノイドは、コイルから磁性体を押し出すプッシュ形、コイルが磁性体を吸引するプル形、押す・吸引の二つのコイルを利用したプッシュプル形がある。駐輪装置に利用されるソレノイドは、解錠/施錠の2つの動作を行うために、一般的にプッシュプル形が使用されている。
Bicycle parking lots are often equipped with a bicycle parking device that locks two-wheeled vehicles such as bicycles in conjunction with the payment device. As the bicycle parking device, for example, the bicycle parking device disclosed in
駐輪装置に利用されるソレノイドは、30分等の所定の時間が経過し、駐輪が確定したときに拘束手段に対して施錠を行い、駐輪料金の精算が行われたときに解錠する。解錠/施錠の際に一時だけ、解錠若しくは施錠の動作変位を行うため電力が供給され駆動するが、それ以外の期間は、解錠若しくは施錠の状態を保つための電力が供給されることは無い。従って、電力が供給されたときに動作変位に失敗すると、その後は自動的な修正ができない。動作変位に失敗する要因としては、ソレノイドの動作を阻害するような機械的な力が拘束手段に働いている場合である。特に、解錠の場合にあっては、精算が終わっているのに自転車が取り出せないというユーザ側の不満が大きい。このような場合は、頻繁に起きることはないので、問題が起きた段階で、現場にて対応しているのが現状である。
本発明は、ソレノイドの動作を阻害するような機械的な力が拘束手段に働いていたとしても、解錠を確実に行うことを可能とした駐輪装置を提供することを目的とする。
The solenoid used in the bicycle parking device locks the restraint means when a predetermined time such as 30 minutes elapses and the bicycle parking is confirmed, and unlocks when the bicycle parking fee is settled. To do. When unlocking / locking, power is supplied and driven to perform unlocking or locking operation displacement only temporarily, but during other periods, power is supplied to maintain the unlocking or locking state. There is no. Therefore, if the operating displacement fails when power is supplied, it cannot be automatically corrected thereafter. A factor that causes the motion displacement to fail is when a mechanical force that hinders the motion of the solenoid acts on the restraining means. In particular, in the case of unlocking, there is a great deal of dissatisfaction on the part of the user that the bicycle cannot be taken out even though the payment has been completed. In such cases, it does not occur frequently, so the current situation is that when a problem occurs, it is dealt with on-site.
An object of the present invention is to provide a bicycle parking device capable of reliably unlocking even if a mechanical force that hinders the operation of the solenoid acts on the restraining means.
本発明に係る駐輪装置は、自転車を脱出不能にする拘束手段を動かないように固定する閂と、電力により作動するソレノイドと、前記ソレノイドの移動磁極の運動を前記閂へ伝達するピンとリンクを含む連結機構とを有する駐輪装置において、
前記連結機構は、ピンが本来移動すべき軌跡に沿って当該ピンが摺動可能な摺動溝が設けられたリンクと、当該ピンと当該リンクとを結んで当該リンクを前記摺動溝内の正規位置に向けて付勢する付勢部材とを有し、前記閂が何らかの障害によって移動できない状態に置かれたときに、前記摺動溝内を前記ピンが移動し、その後障害が消失したときに前記付勢部材の付勢力によりピンを正規位置に位置付けることを特徴とする。
The bicycle parking device according to the present invention has a bar that fixes a restraining means that makes the bicycle unable to escape, a solenoid that is operated by electric power, and a pin and a link that transmits the movement of the moving magnetic pole of the solenoid to the bar. In a bicycle parking device having a connecting mechanism including
The connecting mechanism connects a link provided with a sliding groove in which the pin can slide along a locus on which the pin should originally move , and connects the pin and the link to form the link in the sliding groove. When the pin has an urging member that urges the position and the pin moves in the sliding groove when the bar is placed in a state where it cannot be moved due to some obstacle, and then the obstacle disappears. The pin is positioned at a normal position by the urging force of the urging member.
本発明によれば、電力が供給されたときにソレノイドが動作変位に失敗しても、その後、付勢部材の働きにより、閂の解錠を自動的に行うことができるので、精算が終わっているのに自転車が取り出せないという事態を解消することができる。 According to the present invention, even if the solenoid fails to operate and displace when power is supplied, the lock can be automatically unlocked by the action of the urging member thereafter, so that the settlement is completed. It is possible to solve the situation where the bicycle cannot be taken out even though it is there.
ソレノイドは、自転車のスポーク、車輪若しくは車体の一部に引っかけて駐輪した自転車を直接的/間接的に脱出できないようにする拘束手段を動かないようにするための部材(以下、「閂」と称する)を、施錠位置/解錠位置に移動させる。ソレノイドの動作変位に失敗する場合とは、ソレノイドに電流が流れている期間中にソレノイドの移動磁極が移動しようとしても、それよりも大きな力で移動磁極が引き留められて閂が動かせず、結果として動作変位をしなかった場合である。 A solenoid is a member for immobilizing a restraining means that is hooked on the spokes, wheels, or part of the vehicle body to prevent the bicycle parked from escaping directly / indirectly (hereinafter referred to as "lock"). ) Is moved to the locking / unlocking position. When the operating displacement of the solenoid fails, even if the moving magnetic pole of the solenoid tries to move while the current is flowing through the solenoid, the moving magnetic pole is held by a larger force and the bar does not move, resulting in that. This is the case when the operating displacement is not performed.
図2、3は特許文献1に記載された駐輪装置である。駐輪装置Xは、揺動ラック5、拘束手段6、13、及び、ソレノイド16を備えている。揺動ラック5は、左右の側面部2a、2b間で、自転車の転輪w1を支持する。揺動ラック5は、左右の側面部2a、2b間に架け渡された支軸9を介して枢着されており、破線に示すように転輪w1が乗せられると揺動する。
2 and 3 are the bicycle parking device described in
拘束手段6は全体として三日月状のバーであって、固定支軸10を中心として揺動可能である。拘束手段6の下端は揺動ラック5に衝接しており、揺動ラック5の動きに応じて押し下げられ、拘束手段6の上端が側面部2a、2bの内側に進入するように揺動する。付勢部材8は、拘束手段6の側面部2a、2bの間に進入しないように、常時付勢力を拘束手段6に付与している。拘束手段6は、直接的に自転車を駐輪装置1から脱出できないようにするものであって、拘束手段6の上端が側面部2a、2bの内側に進入したとき、転輪w1が駐輪装置1から離脱できない状態になる。
The restraining means 6 is a crescent-shaped bar as a whole, and can swing around the
ストライカー7aは揺動ラック5の下面に固定され、掛止機構7bは駐輪装置1の底面部2cに固定されている。掛止機構7bは鈎状の拘束手段13を有しており、ストライカー7aが掛止機構7bに向けて降りてくると、拘束手段13が支軸7cを中心に正転してストライカー7aを引っかける。ストライカー7aが掛止機構7bから離れると反転して、引っかけた状態を解き放す。掛止機構7bは、さらに、閂14を有しており、閂14を掛止機構7bに押し込むと、拘束手段13の正転状態が固定(施錠)され、閂14を掛止機構7bから引き出すと、解錠される。ソレノイド16の移動磁極15に閂14がリンクされており、ソレノイド16により閂14の操作が可能である。揺動ラック5を押し下げた状態であると(拘束手段13がトライカー7aを引っかけた状態)、自転車を駐輪装置1に拘束している拘束手段6を変位させることができない。よって、自転車を駐輪装置1から直接的に脱出不能にしているのは拘束手段6であるのに対して、拘束手段13は間接的に脱出不能にしている。
The
次に、ソレノイド16の動作変位に失敗する場合を説明する。掛止機構7bの拘束手段13に対して、ストライカー7aの動きとして想定される上下方向に力が加わったときには、閂14は支障なく押し込み/引き出しが可能である。しかしながら、力がF方向(図3)に加わったときのみ、拘束手段13と閂14が動作不能になる。F方向の力は本来、加わるべき力ではないが、偶発的にかつ瞬間的に生じることがあり得る。F方向の力が加わった状態下で、ソレノイド16に対して解錠の電流が一時的(数100ミリ秒)に流れたとしても、ソレノイド16は閂14を解錠状態に変位することができずに動作失敗となる。
Next, a case where the operating displacement of the
図4は、特許文献2に記載された駐輪装置である。図4Aが解錠状態を示し、図4Bが施錠状態を示している。図3と同じ機能を有する部材には、同一の引用符号が付してある。駐輪装置Yは、拘束手段13、閂14、及び、ロック用としてソレノイド16a、アンロック用としてソレノイド16bを備えている。図2、3の駐輪装置Xとの大きな違いは、駐輪装置Xでは拘束手段13により揺動ラック5のストライカー7aを施錠していたが、駐輪装置Yでは拘束手段13により自転車の転輪自体を施錠する点である。拘束手段13は軸11aを中心として揺動可能し、拘束手段13が揺動すると拘束手段13の上端が自転車を直接的に拘束状態にする。付勢部材12は、拘束手段13を非拘束状態の位置になるように常時付勢力を付与している。拘束手段13が揺動するとリンク17a及び17bを介して、作動点17cを揺動させる(リンク17bは、支点11bを中心とした梃子動作)。リンク18は、ソレノイド16aとソレノイド16bに連結している。閂14は、リンク18に対してピン22によりピン結合し、固定支点21を中心として梃子運動を行う。閂14は、揺動位置により作動点17cを通過させるか堰止めるかを決定している。図4Bの状態では、付勢部材12により拘束手段13が解錠方向に動こうとしているのに対して、作動点17cの位置で閂14がせき止めている。
FIG. 4 is a bicycle parking device described in Patent Document 2. FIG. 4A shows the unlocked state, and FIG. 4B shows the locked state. Members having the same function as in FIG. 3 are designated by the same quotation marks. The bicycle parking device Y includes a restraining means 13, a
次に、ソレノイド16bの動作変位に失敗する場合を説明する。拘束手段13に対して、力がF方向(図4B)に加わったときに、拘束手段13と閂14が動作不能になる。F方向の力は本来、加わるべき力ではないが、偶発的にかつ瞬間的に生じることがあり得る。F方向の力によって、作動点17cは拘束手段13を強く押し込め、噛み込み或いは高い静止摩擦力により拘束手段13の動作を不能にする。このため、ソレノイド16bは閂14を解錠状態に変位することができずに動作失敗となる。
Next, a case where the operating displacement of the
ソレノイド16(図2、3)、16b(図4)の取付け方向と閂14の方向は、物理的な制約があるので、連結機構が通常設けられている。本発明では、ソレノイド16、16bの運動を閂14へ伝達する連結機構を改良した。連結機構は、ピンとピンで結合されたリンクとにより実現できるが、本発明においては、一部のリンクにおいてピンがリンク内に設けられた摺動溝を移動できるようになっており、かつ当該ピンが本来存在すべき正規位置に移動するようにする付勢部材が設けられている。摺動溝は、当該ピンが本来移動すべき軌跡に沿って設けられている。そして、閂14が何らかの障害によって移動できない状態に置かれたとしても、摺動溝内をピンが移動し、その後障害が消失したときに付勢部材の付勢力によりピンが摺動溝の正規位置に移動するようにしている。
Since there are physical restrictions on the mounting directions of the solenoids 16 (FIGS. 2 and 3) and 16b (FIG. 4) and the directions of the
図1は、実施例1による駐輪装置1である。この駐輪装置1は、駐輪装置Xと同様に、拘束手段6により間接的に自転車を脱出不可能にするタイプの駐輪装置である。図1Aは、施錠状態を示し、図1Cは解錠状態である。図1Bは、拘束手段13に予期せぬ力が加わり、閂14が動作困難になった状態を示している。拘束手段13は、支点13cを中心に回転する。拘束手段13の下端13aにストライカー7aが当接したときには、拘束手段13の上端13bにストライカー7aに被さり、ストライカー7aが上に引き上げられたときには、拘束手段13の下端13aがせり上がり、ストライカー7aの当接を待つ状態になる。
FIG. 1 is a
図1Aにおいて、連結機構19は、リンク19b、ピン19d、摺動溝19gを含んでいる。連結機構19はさらに、リンク19a、ピン19c、ピン19eを有する。解錠側のソレノイド16bが移動磁極15を引き込むと、これにピン19cにて連結されたリンク19aが連動し、固定支軸10を中心に梃子運動をする。リンク19aに対してピン19dによって連結されたリンク19bを図中においてやや左上がり方向へ移動させる。リンク19bにはピン19dが摺動可能な摺動溝19gが設けられており、摺動溝19gはピン19dが本来移動すべき移動軌跡に沿った溝になっている。付勢部材20は、ピン19dとリンク19bとを結んでおり、ピン19dを常に、摺動溝19gの中の正規位置R(摺動溝19gの右側端)に引きつけておく。リンク19bはピン19eにより閂14にピン結合している。
In FIG. 1A, the
図1Cにおいて、ソレノイド16が閂14を解錠状態にするために、移動磁極15を引き上げると、リンク19aはピン19dを図面左上方向へ移動させようとする。正常状態下においては、ピン19dは付勢部材20によって摺動溝19gの中の正規位置Rに収まっており、リンク19bは専ら付勢部材20の付勢力により左上方向へ移動する。付勢部材20は、正常時における閂14を解錠状態にするために必要な力に対して抗するだけの付勢力を有している。
In FIG. 1C, when the
次に、図1Bにおいては、拘束手段13に予期せぬ力が加わり、閂14が動作不可能になっている。ピン19dは、摺動溝19gを左側に移動している。ソレノイド16が閂14を解錠状態にするために、移動磁極15を引き上げた結果、リンク19aを介してピン19dだけが、本来の位置へ移動したからである。この状態での摺動溝19gにおけるピン19dの位置を、待避位置Sと呼ぶことにする。付勢部材20は、ソレノイド16による移動力に抗することができずに、引き延ばされている(付勢部材20の付勢力は、ソレノイド16による移動力よりも小さい)。
Next, in FIG. 1B, an unexpected force is applied to the restraining means 13, and the
拘束手段13に加わる予期せぬ力は瞬間的なものであり、やがて消失する。このとき、閂14が動ける状態になり、付勢部材20の付勢力が働き、ピン19dを摺動溝19gの中の正規位置Rに引きつける作用が生じる。摺動溝19gはピン19dの移動軌跡に沿って設けられているため、付勢部材20の付勢力の働きにより、リンク19bが後からピン19dの移動軌跡に追随して移動し、ソレノイド16の動作時に本来行うべきであった解錠動作を行うのである。
The unexpected force applied to the restraining means 13 is instantaneous and eventually disappears. At this time, the
図5は、実施例2による駐輪装置100である。この駐輪装置100は、駐輪装置Yと同様に、拘束手段13により自転車の転輪を直接的に施錠するタイプの駐輪装置である。図5Aは、施錠状態を示し、図5Cは解錠状態を示し、図5Bは、拘束手段13に予期せぬ力が加わり、閂14が動作困難になった状態を示している。
FIG. 5 is a
図5Aにおいて、連結機構119は、リンク119b、ピン119d及び摺動溝119gを含んでいる。ピン119dは閂14にピン結合しており、閂14は固定支点21を中心として梃子運動を行う。リンク119bが解錠側のソレノイド16bの方向に移動させるときに、ピン119dが移動する移動軌跡に沿った摺動溝119gがリンク119bに設けられている。摺動溝119g内をピン119bが摺動する。付勢部材120は、ピン119dとリンク119aとを結んでおり、ピン119dを常に、摺動溝19gの中の正規位置R(摺動溝119gのソレノイド16b側の端)に引きつけておく。
In FIG. 5A, the
図5Cにおいて、ソレノイド16bが閂14を解錠状態にするために、移動磁極115を引き込むと、リンク119bはピン119dをソレノイド16b方向へ移動させようとする。正常状態下においては、ピン119dは付勢部材120によって摺動溝119gの中の正規位置Rに収まっており、リンク119bは専ら付勢部材120の付勢力によりソレノイド16b方向へ移動する。付勢部材120は、正常時における閂14を解錠状態にするために必要な力に対して抗するだけの付勢力を有している。
In FIG. 5C, when the
次に、図5Bにおいては、拘束手段13に予期せぬ力が加わり、閂14が動作不可能になっている。F方向の力によって、作動点17cは拘束手段13を強く押し込め、噛み込み或いは高い静止摩擦力により拘束手段13の動作を不能にする。摺動溝119gは、ピン119dを施錠位置のまま残してソレノイド16b方向に移動している。ソレノイド16bが閂14を解錠状態にするために、移動磁極115を引き込んだ結果、リンク19aの摺動溝119gだけが、本来の位置へ移動したからである。この状態での摺動溝119gにおけるピン119dの位置も実施例1と同様に、待避位置Sと呼ぶことにする。付勢部材120は、ソレノイド16bによる移動力に抗することができずに、引き延ばされている(付勢部材120の付勢力は、ソレノイド16bによる移動力よりも小さい)。
Next, in FIG. 5B, an unexpected force is applied to the restraining means 13, and the
拘束手段13に予期せぬ力は瞬間的なものであり、やがて消失する。このとき、閂14が動ける状態になり、付勢部材120の付勢力が働き、ピン119dを摺動溝119gの中の正規位置Rに引きつける作用が生じる。摺動溝119gはピン119dの移動軌跡に沿って設けられているため、付勢部材120の付勢力が働いた時点で、リンク119bが後からピン119dの移動軌跡に追随して移動し、ソレノイド16bの動作時に本来行うべきであった解錠動作を行うのである。
The unexpected force on the restraining means 13 is momentary and eventually disappears. At this time, the
実施例1のリンク19aは固定支軸10を中心に梃子運動をするものであったが、本実施例の駐輪装置200では、梃子運動するリンク19aの代わりにソレノイド16の直線運動を、直線運動として伝達するリンク219aを設けている点が異なる。実施例1と同じ構成には、同一の符号を付してある。図6Aにおいて、連結機構219は、リンク219b、ピン219d、摺動溝219gを含んでいる。図6Cにおいて、ソレノイド16が閂14を解錠状態にするために、移動磁極15を引き上げると、リンク19aはピン19dを図面左上方向へ移動させようとする。正常状態下においては、ピン219dは付勢部材220によって摺動溝219gの中の正規位置Rに収まっており、リンク219bは専ら付勢部材220の付勢力により左上方向へ移動する。
The
図6Bにおいては、拘束手段13に予期せぬ力が加わり、閂14が動作不可能になっている。ピン219dは、摺動溝219gを左側(待避位置S)に移動している。ソレノイド16が閂14を解錠状態にするために、移動磁極15を引き上げた結果、リンク219aを介してピン219dだけが、本来の位置へ移動したからである。
In FIG. 6B, an unexpected force is applied to the restraining means 13, and the
拘束手段13に加わる予期せぬ力は瞬間的なものであり、やがて消失する。このとき、閂14が動ける状態になり、付勢部材220の付勢力が働き、ピン219dを摺動溝219gの中の正規位置Rに引きつける作用が生じる。摺動溝219gはピン219dの移動軌跡に沿って設けられているため、付勢部材220の付勢力の働きにより、リンク219bが後からピン219dの移動軌跡に追随して移動し、ソレノイド16の動作時に本来行うべきであった解錠動作を行う。
尚、閂14とリンク219dとを連結するビン219eは、リンク219dに設けられた摺動溝219hを摺動するようになっているが、これはもっぱらソレノイド16が施錠動作を行うときに用いられるものである。すなわち、施錠の通電時にソレノイド16が施錠方向に動いたときに、拘束手段13が中途半端な状態であっても、施錠を完了させる。
The unexpected force applied to the restraining means 13 is instantaneous and eventually disappears. At this time, the
The
1、100、200、X、Y 駐輪装置
2a、2b 側面部
2c 底面部
5 揺動ラック
6、13 拘束手段
7a ストライカー
7b 掛止機構
14 閂
15 移動磁極
16、16a、16b ソレノイド
17a、17b リンク
17c 作動点
19、119 連結機構
19a、19b、119a、119b、219a、219b リンク
19c、19d、19e、119c、119d、219c、219d、219e ピン
19g、119g、219g 219h 摺動溝
8、12、20、120 付勢部材
w1 転輪
1,100,200, X, Y
Claims (2)
前記連結機構は、ピンが本来移動すべき軌跡に沿って当該ピンが摺動可能な摺動溝が設けられたリンクと、当該ピンと当該リンクとを結んで当該リンクを前記摺動溝内の正規位置に向けて付勢する付勢部材とを有し、前記閂が何らかの障害によって移動できない状態に置かれたときに、前記摺動溝内を前記ピンが移動し、その後障害が消失したときに前記付勢部材の付勢力によりピンを正規位置に位置付けることを特徴とする駐輪装置。
A bicycle parking device having a bar that immobilizes a restraining means that makes the bicycle unable to escape, a solenoid that is operated by electric power, and a connecting mechanism that includes a pin and a link that transmits the movement of the moving magnetic pole of the solenoid to the bar. In
The connecting mechanism connects a link provided with a sliding groove in which the pin can slide along a locus on which the pin should originally move , and connects the pin and the link to form the link in the sliding groove. When the pin has an urging member that urges the position and the pin moves in the sliding groove when the bar is placed in a state where it cannot be moved due to some obstacle, and then the obstacle disappears. A bicycle parking device characterized in that the pin is positioned at a normal position by the urging force of the urging member.
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