JP6866062B2 - タービンホイールカバープレートに取り付けられたガスタービン段間シール - Google Patents

タービンホイールカバープレートに取り付けられたガスタービン段間シール Download PDF

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Description

本出願は、一般に、ガスタービンに関し、より具体的には、ガスタービンの内部の段間シールに関する。
一般に、ガスタービンエンジンは、加圧空気及び燃料の混合気を燃焼させて高温燃焼ガスを発生させる。燃焼ガスは、1又はそれ以上のタービン段を通過して負荷及び/又は圧縮機のための出力を発生することができる。各段の間で圧力降下が発生し、これによって意図されていない経路を通る燃焼ガス等の流体の漏れ流れの発生が見込まれる。規定の環状流路内に燃焼ガスを閉じ込めて、所定のロータ部品を保護すると共に出力抽出を最大にすることが望ましい。さらに、バケット(ブレード)を支持するタービンロータホイールは、作動期間に相当な熱負荷を受けるので冷却を必要とする。従って、シール、例えば機械的シールを各段の間に設けて、各段の間の流体の漏洩を低減すると共にタービンロータホイールが高温ガスに直接晒されるのを防止することができる。残念ながら、シールは、現場で保守できず、現場でシールを交換することは大変な仕事量を必要とする。加えて、各シールの形状は、タービンの内部構成部品へのアクセスをより困難にする。さらに、シールは、該シールの適切な軸方向及び半径方向位置合わせを確実にするために、2つのタービンホイールの間のスペーサホイール等の追加の構成部品を必要とする。また、固定シールを使用することができ、この固定シールは、これに対応するために中央部で接する2つのタービンホイールからの軸方向延長部を必要とする。しかしながら、これは高温ガス経路からタービンホイールのリムを遮断しないので、高温ガス吸込み時の過酷な温度に耐えるために、ロータ部品として高価な高性能合金を必要とする。加えて、固定シールは、組み立て/分解時にホイールフランジボルトへのアクセスが必要なフランジボルト締めロータ構成に適用できない。
米国特許第8,696,320号明細書
従って、ガスタービンのための改善された段間シーリングシステムが望まれる。このようなシーリング組立体は、組み立て、製造が安価で、関連する部品の長い寿命を可能にしながらシステムの全体効率を改善する必要がある。
本技術の実施例によれば、多段タービン用シーリングシステムは、多段タービンのロータホイール軸の周りで円周方向に配置され、多段タービンの第1のタービン段と第2のタービン段との間で軸方向に延びる複数の第1の段間シールサブシステムを含む。複数の第1の段間シールサブシステムの各々は、複数の流路近傍シールセグメントを含む。また、複数の第1の段間シールサブシステムは、第1のタービン段の第1のタービンホイールと流路近傍シールセグメントとの間で軸方向に配置された前方カバープレートと、流路近傍シールセグメントと第2のタービン段の第2のタービンホイールとの間で軸方向に配置された後方カバープレートとを含む。さらに、前方カバープレート及び後方カバープレートの各々は、それぞれ半径方向に第1段バケット及び第2段バケットまで延びる。
本技術の実施例によれば、多段タービンのシーリングシステムを組み立てる方法が開示される。多段タービンは、第1のタービンホイール及び第2のタービンホイール上に、複数の第1段バケット及び複数の第2段バケットをそれぞれ含む。本方法は、複数の第2段バケットの各々を、第2のタービンホイールの複数のダブテールスロットに組み込む段階を含む。また、本方法は、後方シールワイヤを複数の後方カバープレートのシールワイヤ溝に配置する段階を含む。さらに、本方法は、複数のバケット保持フックが後方カバープレートの保持フック構造を備えた嵌合部と完全に係合するように複数の後方カバープレートの各々を軸方向に次に半径方向に動かすことで、複数の後方カバープレートの各々の嵌合部を、延長された複数の第2段バケット上に取り付ける段階を含む。さらに、本方法は、複数の第2段バケットを後方カバープレートと一緒に複数のダブテールスロット上で摺動させる段階を含む。さらに、本方法は、第2のタービンホイールのホイールリムの内径上の複数のタブ突出部と後方カバープレートとの間に後方軸方向保持リングを配置して、後方カバープレートと第2のタービンホイールを係止する段階を含む。本方法は、複数のスカラップ型L形シートが複数のタブ突出部と完全に係合するように、複数の前方カバープレートの各々の内側端において複数のスカラップ型L形シートを、第1のタービンホイールのホイールリムの内径上の複数のタブ突出部に取り付ける段階を含む。さらに、本方法は、第1のタービンホイールのホイールリムの内径上の複数のタブ突出部と前方カバープレートとの間に前方軸方向保持リングを配置して、前方カバープレートと第1のタービンホイールを係止する段階を含む。本方法は、複数の流路近傍シールセグメントの各々の前端及び後端を、前方カバープレートのフック部及び後方カバープレートの収容構造に取り付ける段階と、複数の第1段バケットの各々を第1のタービンホイールの複数のダブテールスロットの各々に組み付ける段階とを含む。
本技術の別の実施によれば、第1のタービンホイールに取り付けられた複数の第1段バケットと、第2のタービンホイールに取り付けられた複数の第2段バケットとを含む。また、ガスタービンシステムは、ガスタービンのロータホイール軸の周りで円周方向に配置され、ガスタービンの第1のタービン段と第2のタービン段との間で軸方向に延びる複数の第1の段間シールサブシステムを含む。複数の第1の段間シールサブシステムの各々は、複数の流路近傍シールセグメントを含む。また、第1の段間シールサブシステムは、第1のタービン段の第1のタービンホイールと流路近傍シールセグメントとの間で軸方向に配置された前方カバープレートと、流路近傍シールセグメントと第2のタービン段の第2のタービンホイールとの間で軸方向に配置された後方カバープレートとを備え、前方カバープレート及び後方カバープレートの各々は、それぞれ半径方向に第1段バケット及び第2段バケットまで延びる。
本開示のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、図面全体を通じて同様の参照符号が同様の要素を示す添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むと更に理解できるであろう。
本技術の実施例によるタービンシールを使用することができるガスタービンエンジンの流れ図。 本技術の実施例による長手方向軸線で切り取ったガスタービンエンジンの断面側面図。 本技術の実施例によるガスタービンの段間シールサブシステムの部分斜視図。 本技術の実施例によるガスタービンの第1のタービンホイールの斜視図。 本技術の実施例による段間シールサブシステムの前方カバープレートの斜視図。 本技術の実施例によるガスタービンの第2のタービンホイールの斜視図。 本技術の実施例による段間シールサブシステム42の後方カバープレートの斜視図。 本技術の実施例による段間シールサブシステムを有するシーリングシステムの斜視図。 本技術の実施例による多段タービンのシーリングシステムを組み立てる方法に含まれるステップを示すフローチャート。 図9Aの実施形態による多段タービンのシーリングシステムを組み立てる方法に含まれるステップを示すフローチャート。
本発明の種々の実施形態の要素を導入する際に、冠詞「a」、「an」、「the」、及び「said」は、要素の1つ又はそれ以上が存在することを意味するものとする。用語「備える」、「含む」、及び「有する」は、包括的なものであり、記載した要素以外の付加的な要素が存在し得ることを意味する。動作パラメータの何れかの実施例は、開示された実施形態の他のパラメータだけに限定されない。
図1は、以下に詳細に説明する段間シールを使用することができるガスタービンエンジン12を含む例示的なシステム10のブロック図である。特定の実施形態において、システム10は、航空機、船舶、機関車、発電システム、又はこれらの組み合わせを含むことができる。例示のガスタービンエンジン12は、吸気セクション16、圧縮機18、燃焼器セクション20、タービン22、及び排気セクション24を含む。タービン22は、軸26によって圧縮機18に連結する。
矢印で示すように、空気は、吸気セクション16を通ってガスタービンエンジン12に入り、燃焼器セクション20に入る前の空気を圧縮する圧縮機18に流入する。例示の燃焼器セクション20は、圧縮機18とタービン22との間で軸26の周りに同軸又は環状に配置された燃焼器ハウジング28を含む。圧縮機18からの加圧空気は燃焼器30に入り、加圧空気は、燃焼器30の内部で燃料と混合して燃焼してタービン22を駆動する。燃焼器セクション20からの高温燃焼ガスは、タービン22を通過し、軸26を介して圧縮機18を駆動する。例えば、燃焼ガスは、タービン22内のタービンロータブレードに駆動力を付与し、軸26を回転させる。タービン22を通過後、高温燃焼ガスは、排気セクション24を通ってガスタービンエンジン12から流出する。以下に説明するように、タービン22は、複数の段間シールサブシステムを含むことができ、これはタービン22の各段の間の高温燃焼ガスの漏洩を低減することができ、さらにロータホイール等のタービン22の各回転構成要素の間の間隔を低減することができる。本明細書の説明を通じて、軸線セットを参照することができる。これらの軸線は、円筒座標系に基づいており、軸方向11(例えば、長手方向)、半径方向13、及び円周方向15を指し示す。さらに、用語「第1の」及び「第2の」は、要素の繰り返される各例を区別するためにシステム10の各要素に適用できる。これらの用語は、対応する要素に対する連続的又は時間的限界を強いることを意図していない。
図2は、長手方向軸線で切り取った図1のガスタービンエンジン12の実施形態の断面側面図である。図示のように、ガスタービン22は、3つの別個の段34を含むが、ガスタービン22は任意数の段34を含むことができる。各段34は、軸26(図1)に回転自在に取り付けることができるロータホイール38に結合したブレード36のセットを含む。ブレード36はロータホイール38から半径方向外向きに延び、さらにタービン22を通る高温燃焼ガスの経路内に部分的に配置される。以下に詳細に説明するように、段間シールサブシステム42は、各段34の間に延び、さらに隣接するロータホイール38によって支持される。段間シールサブシステム42は、互いに対してくさび止めされる多数の軸方向構成要素を含むことができる。従って、段間シールサブシステム42は、現場で保守可能に及び現場で交換可能に設計される。加えて、段間シールサブシステム42は、各段34の冷却を改善することができる。図2においてガスタービン22は3段タービンとして示されているが、本明細書に記載の段間シールサブシステム42は、任意数の段及び軸を備える任意の適切な形式のタービンに使用することができる。例えば、段間シールサブシステム42は、単タービンシステム、低圧タービン及び高圧タービンを含む複式タービンシステム、又は蒸気タービンに組み込むことができる。さらに、本明細書に記載の段間シールサブシステム42は、図1に示す圧縮機18等の回転圧縮機に使用することもできる。段間シールサブシステム42は、限定されるものではないが、ニッケル系合金等の種々の高温合金から作ることができる。段間シールサブシステム42は、1から複数のブレードにわたって延びることができる。
特定の実施形態において、段間ボリュームは、圧縮機18から抽気された又は他の供給源から供給された吐出空気で冷却することができる。しかしながら、段間ボリュームへの高温燃焼ガス流は、冷却効果を低減する場合がある。従って、段間シールサブシステム42は、段間ボリュームを高温燃焼ガスからシールしてこれを包囲するために、隣接するロータホイール38の間に配置することができる。加えて、段間シールサブシステム42は、冷却流体を段間ボリュームに、又は段間ボリュームからブレード36に向かって送るように構成することができる。
図3は、本技術の実施例によるガスタービン12(図1に示す)の第1の段間シールサブシステム42の部分斜視図である。複数の当該第1の段間シールサブシステム42は、多段ガスタービン(図1に12で示す)のロータホイール軸(図1に軸26として示す)の周りで円周方向に配置することができ、多段ガスタービン12(図1に示すような)の第1のタービン段44と第2のタービン段46との間で軸方向に延びることに留意されたい。第1の段間シールサブシステム42の各々は、多数の流路近傍シールセグメント48を含む。図示のように、流路近傍シールセグメント48の最適な幾何学的形状は、曲面の底面部分50及び水平方向に真っ直ぐな上面部分52を含む。他の実施形態において、最適な幾何学的形状は、用途に応じて様々とすることができる。また、第1の段間シールサブシステム42は、第1のタービン段44の第1のタービンホイール56と流路近傍シールセグメント48との間で軸方向に配置された前方カバープレート54を含む。また、第1の段間シールサブシステム42は、流路近傍シールセグメント48と第2のタービン段46の第2のタービンホイール60との間で軸方向に配置された後方カバープレート58を含む。さらに、前方カバープレート54及び後方カバープレート58の各々は、それぞれ第1段バケット62及び第2段バケット64まで半径方向に延びる。
図3に示すように、第1の段間シールサブシステム42は、第1のタービンホイール56のホイールリムを高温ガス流経路69から切り離すための、前方カバープレート54のシールワイヤ溝68に収容され、前方カバープレート54と第1段バケット62との間で軸方向に配置される第1のシールワイヤ66を含む。また、第1の段間シールサブシステム42は、第2のタービンホイール60のホイールリムを高温ガス経路69の流れから切り離すための、後方カバープレート58のシールワイヤ溝72に収容され、後方カバープレート58と第2段バケット64との間で軸方向に配置される第2のシールワイヤ70を含む。さらに、第1の段間シールサブシステム42は、第1のタービンホイール56のホイールリムの内径上の複数のタブ突出部76から前方カバープレート54まで配置され、前方カバープレート54と第1のタービンホイール56を固定する前方軸方向保持リング74を含む。同様に、第1の段間シールサブシステム42は、第2のタービンホイール60のホイールリムの内径上の複数のタブ突出部80から後方カバープレート58まで配置され、後方カバープレート58と第2のタービンホイール60を固定する後方軸方向保持リング78を含む。前方軸方向保持リング74及び後方軸方向保持リング78の各々は、シングルカットの360度リングを含む。特定の他の実施形態において、保持リング74、78は、ボルト等の機械的ファスナによって互いに接合された複数のセグメントから作ることができる。
図3に示すように、第1のタービンホイール56上に取り付けられた前方カバープレート54の一部は、第1段バケット62のバケットシャンク82に沿って部分的に延び、フック84を形成し、このフック上に流路近傍シールセグメント48が前方側86に向かって取り付けられる。さらに、流路近傍シールセグメント48は、前方側86に向かう外向き端部にエンジェルウイング構造88を含むが、後方カバープレート58は、後方側92の外向き端部において別のエンジェルウイング構造90を含む。さらに、後方カバープレート58は、第2のタービンホイール60に向かう側面に配置された保持フック部分94を含み、第2段バケット64のバケット保持フック96の各々を軸方向に保持するようになっている。図3に示すように、後方カバープレート58は、各エンジェルウイングランドの間に、後方側92において流路近傍シールセグメント48を拘束するための収容構造98を含む。取り付ける際に、流路近傍シールセグメント48の両端は、前方側86で前方カバープレート54のフック84の内部で第1の支持ランド100と緊密に接触し、さらに後方側92で後方カバープレート58の収容構造98の内部で第2の支持ランド102と密接に接触する。また、第1の段間シールサブシステム42は、流路近傍シールセグメントの両側に配置されたセグメント間スプラインシール99を含み、セグメント間の間隙漏洩を防止するようになっている。
図4は、本技術の実施例によるガスタービンの第1のタービンホイール56の斜視図である。図示のように、第1のタービンホイール56は、複数のバケット又はブレード(図示せず)を取り付けるように構成された複数のダブテールスロット104を含む。また、第1のタービンホイール56は、ホイールリム106の内径上で半径方向内向きの複数のタブ突出部76を例示する。図示のように、複数のタブ突出部76の各々は、1つのダブテールスロットの幅にわたって円周方向に延び、1つのダブテールスロットの幅だけ相隔たっている。他の実施形態において、この距離は、ダブテール幅の何分の一とすること、複数のダブテールの幅とすることができる。
図5は、本技術の実施例による段間シールサブシステム42の前方カバープレート54の斜視図である。図示のように、前方カバープレート54は、内側端に複数のスカラップ型L形シート108を含み、ホイールリム(図4に示す)の内径上に複数のタブ突出部76を有する第1のタービンホイール56の側面に取り付けられる場合に、半径方向及び円周方向の保持を可能にするようになっている。複数のスカラップ型L形シート108の各々は、取り付け時に第1のタービンホイール56と完全に係合するランディング面110を含む。また、前方カバープレート54は、複数の半径方向保持特徴部112を含み、前方カバープレート54のさらなる半径方向及び円周方向の保持を可能にする。また、前方カバープレート54は、シールワイヤ溝68及び取り付け時に流路近傍シールセグメント48を支持するための第1の支持ランド構造100を提示する。
図6は、本技術の実施例によるガスタービンの第2のタービンホイール60の斜視図である。図示のように、第2のタービンホイール60は、複数のバケット又はブレード(図示せず)を取り付けるように構成された複数のダブテールスロット120を含む。また、第2のタービンホイール60は、ホイールリム124の内径上で半径方向内向きの複数のタブ突出部122を例示する。図示のように、複数のタブ突出部122の各々は、1つのダブテールスロットの幅にわたって円周方向に延び、1つのダブテールスロットの幅だけ相隔たっている。ホイールリム126の外径にはフックがないことに留意されたい。
図7は、本技術の実施例による段間シールサブシステム42の後方カバープレート58の斜視図である。図示のように、後方カバープレート58は、複数のスカラップ型L形シート130を含み、ホイールリム(図6に示す)の内径上に複数のタブ突出部122を有する第2のタービンホイール60の側面に取り付けられる場合に、半径方向及び円周方向の保持を可能にするようになっている。複数のスカラップ型L形シート130の各々は、取り付け時に第2のタービンホイール60と完全に係合するランディング面132を含む。また、後方カバープレート58は、複数の半径方向保持特徴部134を含み、前方カバープレート54のさらなる半径方向及び円周方向の保持を可能にする。領域136は、後方軸方向保持リング78のための空間を提供する。また、後方カバープレート58は、シールワイヤ溝72及び取り付け時に流路近傍シールセグメント48を支持するための第2の支持ランド構造102を提示する。また、後方カバープレート58は、第2段バケット64(図3に示す)の各々のバケット保持フック96(図3に示す)を軸方向で保持するために、第2のタービンホイール60に向かう側面上に配置された保持フック部分94を提示する。さらに、後方カバープレート58は、半径方向外向き端部にエンジェルウイング構造90を提示する。
図8は、本技術の実施例による段間シールサブシステム42を有するシーリングシステム200の斜視図である。拡大図に示すように、後端92において、収容構造98は、流路近傍シールセグメント48の後端に対して係止位置にある。収容構造98は、複数の凹型円形カット202を含み、流路近傍シールセグメント48を円周方向に拘束するために、後方側92で流路近傍シールセグメント48の下面に設けられた複数の突出タブ204に対して係止することができる。段間シールサブシステム42上に配置された複数の流路近傍シールセグメント48は、多段タービンの第1段又は第2段上に設けられたバケットの数よりも少数とすることができる点に留意されたい。1つの実施形態において、シーリングシステム200は、摩耗を低減するために、前方カバープレート54、後方カバープレート58、及び流路近傍シールセグメント48の間の全ての接触面に耐摩耗性コーティング、例えばハードコーティングを含む。別の実施形態において、後方カバープレート58は、複数のバケット206上に設けられた複数のフランジボルト(図示せず)まで延在して、バケット冷却流供給導管をもたらす。また、システム200は、それぞれ多段タービンの第2のタービン段と第3のタービン段(図示せず)との間、及び第3のタービン段と第4のタービン段との間に広がる、複数の第2の段間シールサブシステム(図示せず)及び複数の第3の段間シールサブシステム(図示せず)を含むことができる。
図9Aは、本技術の実施形態による多段タービンのシーリングシステムを組み立てる方法に含まれるステップを示すフローチャートである。ステップ302において、本方法は、複数の第2段バケットの各々を、第2のタービンホイールの複数のダブテールスロットの各々に組み込むことを含む。1つの実施形態において、複数の第2段バケットの各々のダブテール軸方向幅の約5分の1が前方側に向かって軸方向に延びる。他の実施形態において、複数の第2段バケットの各々のダブテール軸方向幅の前方側に向かって軸方向に延びる距離は様々とすることができる。ステップ304において、本方法は、後方シールワイヤを複数の後方カバープレートの各々のシールワイヤ溝に配置することを含む。ステップ306において、本方法は、複数のバケット保持フックが後方カバープレートの嵌合部と完全に係合するように複数の後方カバープレートの各々を軸方向に次に半径方向に動かすことで、複数の後方カバープレートの各々の嵌合部を、延長された複数の第2段バケット上に取り付けることを含み、嵌合部は保持フック構造を備える。複数の後方カバープレートを延長された複数の第2段バケットに取り付ける前に、本方法は、延長された複数の第2段バケットの複数のバケット保持フックを複数の後方カバープレートの各々の嵌合部と整列させることを含む。
さらに、ステップ308において、本方法は、複数の第2段バケットを後方カバープレートと一緒に複数のダブテールスロット上で摺動させることを含む。さらに、ステップ310において、本方法は、第2のタービンホイールのホイールリムの内径上の複数のタブ突出部と後方カバープレートとの間に後方軸方向保持リングを配置して、後方カバープレートと第2のタービンホイールを係止することを含む。ステップ312において、本方法は、複数のスカラップ型L形シートが複数のタブ突出部と完全に係合するように、複数の前方カバープレートの各々の内側端において複数のスカラップ型L形シートを、第1のタービンホイールのホイールリムの内径上の複数のタブ突出部に取り付けることを含む。また、本方法は、複数の前方カバープレートを第1のタービンホイールに取り付ける前に、前方シールワイヤを複数の前方カバープレートのシールワイヤ溝に配置することを含む。
図9Bは、図9Aの実施形態による多段タービンのシーリングシステムを組み立てる方法に含まれるステップを示すフローチャートである。さらに、ステップ314において、本方法は、第1のタービンホイールのホイールリムの内径上の複数のタブ突出部と前方カバープレートとの間に前方軸方向保持リングを配置して、前方カバープレートと第1のタービンホイールを係止することを含む。ステップ316において、本方法は、複数の流路近傍シールセグメントの各々の前端及び後端を、前方カバープレートのフック部及び後方カバープレートの収容構造に取り付け、最終的に、ステップ318において、複数の第1段バケットの各々を第1のタービンホイールの複数のダブテールスロットの各々に組み付けることを含む。さらに、本方法は、隣接する流路近傍シールセグメントの間にセグメント間スプラインシールを配置することを含むこともできる。
好都合には、本シーリングシステムは、高い圧力降下及び大きな過渡特性のガスタービンのそれぞれの箇所に適した信頼性の高い堅牢なシールである。また、このシール組立体は、製造が安価で、スペーサホイール材料節減に起因する著しいコスト低減をもたらす。従って、本シーリングシステムは、さらに出力密度を高めると共に二次流れを低減する。本シーリングシステム、さらにフランジボルト締めロータ構成、バケット段の取り外しのみによる現場での交換、及び流路多様性を可能にする。本シーリングシステムは、ボルト締めフランジの半径方向位置の融通性をもたらし、ブレード列の分解を必要としない。また、本シーリングシステムは、少ない数の流路近傍シールセグメントを使用することができ、セグメント間の間隙が少なくなり、漏洩が低減する。また、本シーリングシステムにより、カバープレートを複数のバケット上に配置され複数のフランジボルトまで延ばすことができ、バケット冷却流供給導管をもたらす。また、シーリングシステムは、荷重が確定的となるように、流路近傍シールセグメントからバケット又はバケットダブテールまで伝達される荷重の方向の変更を確実にする。さらに、本シーリングシステムでは、バケットダブテールシール及びバケットシャンクシールの使用を必要としない。
さらに、当業者であれば、様々な実施形態による種々の特徴部が互換性をもつことを理解されるであろう。同様に、当業者には、記載される種々の方法ステップ及び特徴部並びに各このような方法及び特徴部に対する他の公知の均等物を組み合わせ且つ適合させて、本発明の原理に従った付加的なシステム及び方法を構成することができる。上述の全てのこのような利点は、必ずしもあらゆる特定の実施形態によって達成できる訳ではない点を理解されたい。従って、例えば、本明細書で説明したシステム及び技法は、本明細書で教示又は提案することができる他の目的又は利点を必ずしも達成することなく、本明細書で教示された1つの利点又は利点のグループを達成又は最適化する様態で具現化又は実施できることは当業者には理解されるであろう。
本発明の特定の特徴のみを本明細書で例示し説明してきたが、当業者であれば、多くの変更形態及び変形が想起されるであろう。従って、本発明の真の精神の範囲内にあるこのような変更形態及び変更全ては、添付の請求項によって保護されるものとする点を理解されたい。
26 ロータホイール軸
42 段間シールサブシステム
44 第1のタービン段
46 第2のタービン段
48 流路近傍シールセグメント
54 前方カバープレート
56 第1のタービンホイール
58 後方カバープレート
60 第2のタービンホイール
62 第1段バケット
64 第2段バケット
70 後方シールワイヤ
72 シールワイヤ溝
74 前方軸方向保持リング
76 タブ突出部
78 後方軸方向保持リング
84 フック部
98 収容構造
104 ダブテールスロット
108 スカラップ型L形シート
120 ダブテールスロット
122 タブ突出部

Claims (16)

  1. 多段タービンのロータホイール軸(26)の周りで円周方向に配置され、前記多段タービンの第1のタービン段(44)と第2のタービン段(46)との間で軸方向に延びる複数の第1の段間シールサブシステム(42)を備える、多段タービン用シーリングシステムであって、
    前記複数の第1の段間シールサブシステムの各々が、
    複数の流路近傍シールセグメント(48)と、
    前記第1のタービン段の第1のタービンホイール(56)と前記流路近傍シールセグメントとの間で軸方向に配置された前方カバープレート(54)と、
    前記流路近傍シールセグメントと前記第2のタービン段の第2のタービンホイール(60)との間で軸方向に配置された後方カバープレート(58)と
    を備えており、
    前記前方カバープレート及び前記後方カバープレートの各々が、それぞれ半径方向に第1段バケット(62)及び第2段バケット(64)まで延びており、
    前記第1のタービンホイールに取り付けられた前記前方カバープレートの一部が、前記第1段バケットのバケットシャンクに沿って部分的に延びてフックを形成し、さらに前記流路近傍シールセグメントが、前記前方カバープレートの前記フック上に前方側に向かって取り付けられ、
    前記第1のタービンホイール及び前記第2のタービンホイールの各々が、複数のバケット又はブレードを取り付けるための複数のダブテールスロット(104、120)を備える、シーリングシステム。
  2. 前記前方カバープレートに向かう前記第1のタービンホイールの側面が、内径上に半径方向内向きの複数のタブ突出部(76)を有するホイールリムを備える、請求項1に記載のシーリングシステム。
  3. 前記前方カバープレートが、前記ホイールリムの内径上に前記複数のタブ突出部を有する前記第1のタービンホイールの前記側面に取り付けられる場合に半径方向及び円周方向の保持を可能にする、複数のスカラップ型L形シート(108)を内側端に備える、請求項2に記載のシーリングシステム。
  4. 高温ガス流経路から前記第1のタービンホイールの前記ホイールリムを切り離すために、前記前方カバープレートのシールワイヤ溝(68)に配置され、前記前方カバープレートと前記第1段バケットとの間で軸方向に位置決めされた第1のシールワイヤ(6)をさらに備える、請求項2に記載のシーリングシステム。
  5. 前記前方カバープレートと前記第1のタービンホイールを係止するために、前記第1のタービンホイールの前記ホイールリムの前記内径上の前記複数のタブ突出部と、前記前方カバープレートとの間に設けられた前方軸方向保持リング(74)をさらに備える、請求項3に記載のシーリングシステム。
  6. 前記後方カバープレートに向かう前記第2のタービンホイールの側面が、内径上に半径方向内向きの複数のタブ突出部(122)を有するホイールリムを備える、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシーリングシステム。
  7. 前記後方カバープレートが、前記ホイールリムの内径上に前記複数のタブ突出部を有する前記第2のタービンホイール上に取り付けられる場合に半径方向及び円周方向の保持を可能にする、複数のスカラップ型L形シート(130)を内側端に備える、請求項6に記載のシーリングシステム。
  8. 高温ガス流経路から前記第2のタービンホイールの前記ホイールリムを切り離すために、前記後方カバープレートのシールワイヤ溝(72)に配置され、前記後方カバープレートと前記第2段バケットとの間で軸方向に位置決めされた第2のシールワイヤをさらに備える、請求項7に記載のシーリングシステム。
  9. 前記後方カバープレートと前記第2のタービンホイールを係止するために、前記第2のタービンホイールの前記ホイールリムの内径上の前記複数のタブ突出部と、前記後方カバープレートとの間に設けられた後方軸方向保持リング(78)をさらに備える、請求項7に記載のシーリングシステム。
  10. 前記後方カバープレートが、前記後方カバープレートの外向き端部にエンジェルウイング構造(90)を備える、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のシーリングシステム。
  11. 前記後方カバープレートが、前記第2のタービンホイールに向かう側面に、前記第2段バケットのバケット保持フック(96)の各々を軸方向に保持するための保持フック部分(94)を備える、請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のシーリングシステム。
  12. 前記流路近傍シールセグメントが、該流路近傍シールセグメントの前方側(86)に向かう外向き端部にエンジェルウイング構造(88)を備える、請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のシーリングシステム。
  13. 前記後方カバープレートが収容構造(98)を備えており、前記収容構造が、前記流路近傍シールセグメントを円周方向に拘束するために、前記後方側で前記流路近傍シールセグメントの下面に設けられた複数の突出タブ(204)に対して係止することができる複数の凹型円形カット(202)を備える、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のシーリングシステム。
  14. 前記複数の流路近傍シールセグメントの各々の両側に配置された複数のセグメント間スプラインシール(99)をさらに備え、セグメント間の間隙漏洩を防止するようになっている、請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のシーリングシステム。
  15. 前記後方カバープレートが、複数のバケット上に設けられた複数のフランジボルトまで延びる、請求項1に記載のシーリングシステム。
  16. ガスタービンシステムであって、
    第1のタービンホイール(56)に取り付けられた複数の第1段バケット(62)と、
    第2のタービンホイール(60)に取り付けられた複数の第2段バケット(64)と、
    請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載のシーリングシステムと
    を備える、ガスタービンシステム。
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