JP6862454B2 - 高速なセル再選択 - Google Patents

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Description

[0001]本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、さらに詳細には、促進されたセル再選択(expedited cell reselection)に関する。
[0002]ワイヤレス通信ネットワークは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、等のような、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。このようなネットワークは、通常は多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザのための通信をサポートする。このようなネットワークの一例は、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によってサポートされる第3世代(3G)モバイル電話技術である、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部として定義された無線アクセスネットワーク(RAN)である。モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))技術の後継技術であるUMTSは、現在、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(TD−CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)のような、様々なエアインタフェース規格をサポートする。例えば、中国は、その既存のGSMインフラストラクチャをコアネットワークとしながら、UTRANアーキテクチャにおける基礎をなすエアインタフェースとしてTD−SCDMAを推進している。UMTSはまた、関連付けられたUMTSネットワークに、より高速なデータ転送速度およびキャパシティ(capacity)を提供する、高速パケットアクセス(HSPA)のような、エンハンスト3Gデータ通信プロトコルをサポートする。HSPAは、既存の広帯域プロトコルのパフォーマンスを拡張および改善する、2つのモバイル電話通信プロトコル、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)の集合である。
[0003]モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、ワイヤレス技術におけるさらなる改善の必要性がある。望ましくは、これらの改善は、LTE(登録商標)および他の多元接続(multi-access)技術およびこれらの技術を用いる電気通信規格に適用可能であるべきである。
[0004]本開示の一態様によると、ワイヤレス通信の方法が、サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始することを含む。方法はまた、サービングセルの信号品質が第2のしきい値を下回るとき、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差に基づいて、隣接セルへの再選択を高速化すること(speeding up reselecting)を含む。
[0005]本開示の別の態様によると、ワイヤレス通信のための装置が、サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始するための手段を含む。装置はまた、サービングセルの信号品質が第2のしきい値を下回るとき、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差に基づいて、隣接セルへの再選択を高速化するための手段を含み得る。
[0006]別の態様が、ワイヤレス通信のための装置を開示し、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサ(例えば、1つまたは複数のプロセッサ)とを含む。(1つまたは複数の)プロセッサは、サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始するように構成される。(1つまたは複数の)プロセッサはまた、サービングセルの信号品質が第2のしきい値を下回るとき、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差に基づいて、隣接セルへの再選択を高速化するように構成される。
[0007]なお別の態様が、(1つまたは複数の)プロセッサによって実行されると、(1つまたは複数の)プロセッサに、サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始することを行わせる非一時的なプログラムコードを記録した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を開示する。プログラムコードはまた、(1つまたは複数の)プロセッサに、サービングセルの信号品質が第2のしきい値を下回るとき、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差に基づいて、隣接セルへの再選択を高速化することを行わせる。
[0008]これは、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示の特徴および技術的利点をどちらかと言えば広く概説している。本開示の追加の特徴および利点が、以下で説明される。本開示が、本開示と同じ目的を実行するための他の構造を修正(modifying)または設計するための基礎として容易に利用され得ることが、当業者によって理解されるべきである。また、そのような同等の構造が、添付された特許請求の範囲に示される本開示の教示から逸脱しないことも、当業者によって認識されるべきである。さらなる目的および利点と共に、その構成および動作の方法の両方について、本開示の特徴であると考えられる新規の特徴は、添付の図面に関連して考慮されるとき、以下の説明からより良く理解されるであろう。しかしながら、図面の各々は、例示および説明のみの目的で提供されており、本開示の限定の定義として意図されるものではないことが、明確に理解されるべきである。
[0009]本開示の特徴、性質、および利点は、同様の参照符号が全体を通して同様のものを指す図面と共に考慮されるとき、以下に示される詳細な説明からより明らかになるであろう。
[0010]図1は、ネットワークアーキテクチャの例を例示する図である。 [0011]図2は、ロングタームエボリューション(LTE)におけるダウンリンクフレーム構造の例を例示する図である。 [0012]図3は、ロングタームエボリューション(LTE)におけるアップリンクフレーム構造の例を例示する図である。 [0013]図4は、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)規格を用いるテレコミュニケーションシステムの例を概念的に例示するブロック図である。 [0014]図5は、時分割同期符号分割多元接続キャリアのためのフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。 [0015]図6は、テレコミュニケーションシステムにおいてユーザ機器(UE)と通信状態にある基地局の例を概念的に例示するブロック図である。 [0016]図7は、本開示の態様による、ネットワークカバレッジエリアを例示する図である。 [0017]図8は、サービングセルおよびイントラ/インター周波数セル(intra/inter-frequency cells)の測定および評価を例示するブロック図である。
[0018]本開示の一態様による複数のセル。
[0019]図9は、本開示の態様による、例となるプロセスを例示するフロー図である。 [0020]図10は、本開示の一態様による、サービングセルおよびイントラ/インター周波数セルの測定および評価を例示するブロック図である。 [0021]図11は、本開示の一態様による、セル再選択を促進するための方法を例示するブロック図である。 [0022]図12は、本開示の一態様による、処理システムを用いた装置のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図である。
発明の詳細な説明
[0023]添付された図面に関連して以下に示される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図され、ここで説明される概念が実施され得る唯一の構成を表すようには意図されない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念が、これらの特定の詳細なしで実施され得ることは、当業者にとって明らかであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントが、このような概念を曖昧にすることを避けるために、ブロック図形式で示される。
[0024]図1は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークのネットワークアーキテクチャ100を例示する図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれ得る。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、ホーム加入者サーバ(HSS)120、およびオペレータ(operator)のIPサービス122を含み得る。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡潔さのために、それらのエンティティ/インタフェースは示されていない。示されるように、EPS100は、パケット交換サービスを提供する、しかしながら、当業者が容易に理解するであろうように、本開示の全体を通して提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0025]E−UTRAN104は、発展型ノードB(eノードB)106および他のeノードB108を含む。eノードB106は、UE102に対してユーザおよび制御プレーンプロトコル終端(terminations)を提供する。eノードB106は、バックホール(例えば、X2インタフェース)を介して他のeノードB108に接続され得る。eノードB106はまた、基地局、ベーストランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれ得る。eノードB106は、UE102のためにEPC110へのアクセスポイントを提供する。UE102の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機器、またはその他任意の同様に機能するデバイスを含む。UE102はまた、当業者によって、モバイル局または装置、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれ得る。
[0026]eノードB106は、例えば、S1インタフェースを介して、EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、他のMME114、サービングゲートウェイ116、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112は、ベアラおよび接続管理を提供する。全てのユーザIPパケットは、それ自体がPDNゲートウェイ118に接続されるサービングゲートウェイ116を通じて転送される。PDNゲートウェイ118は、UE IPアドレス割振りのみならず、他の機能も提供する。PDNゲートウェイ118は、オペレータのIPサービス122に接続される。オペレータのIPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびPSストリーミングサービス(PSS)を含み得る。
[0027]図2は、LTEにおけるダウンリンクフレーム構造の例を例示する図200である。フレーム(10ms)は、10個の等しいサイズのサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続したタイムスロットを含み得る。リソースグリッドが、2つのタイムスロットを表すために使用され得、各タイムスロットは、リソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数ドメインにおける12個の連続したサブキャリアと、通常のサイクリックプレフィックスの場合、各OFDMシンボル中に、時間ドメインにおける7個の連続したOFDMシンボルとを含み、すなわち、84個のリソース要素を含む。拡張されたサイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、時間ドメインにおける6個の連続したOFDMシンボルを含み、72個のリソース要素を有する。R202、204として示されている、リソース要素のうちのいくつかは、ダウンリンク基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、セル固有のRS(CRS:cell-specific RS)(共通RSと呼ばれることもある)202と、UE固有のRS(UE−RS:UE-specific RS)204とを含む。UE−RS204は、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)がマッピングされたリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビットの数は、変調スキームに依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、および、変調スキームが高度であるほど、UEのためのデータレートはより高くなる。
[0028]図3は、LTEにおけるアップリンクフレーム構造の例を例示する図300である。アップリンクのために利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、設定可能なサイズを有し得る。制御セクションにおけるリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションに含まれない全てのリソースブロックを含み得る。アップリンクフレーム構造は、連続したサブキャリアを含むデータセクションをもたらし、これは、単一のUEに、データセクションにおける全ての連続したサブキャリアが割り当てられることを可能にし得る。
[0029]UEは、eノードBに制御情報を送信するために、制御セクションにおけるリソースブロック310a、310bを割り当てられ得る。UEはまた、eノードBにデータを送信するために、データセクションにおけるリソースブロック320a、320bを割り当てられ得る。UEは、制御セクションにおける割り当てられたリソースブロック上で、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)において、制御情報を送信し得る。UEは、データセクションにおける割り当てられたリソースブロック上で、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)において、データのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがり得、周波数にわたってホッピングし得る。
[0030]リソースブロックのセットは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)330において、初期システムアクセスを実行し、アップリンク同期を達成するために使用され得る。PRACH330は、ランダムシーケンスを搬送し、いずれのアップリンクデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6個の連続したリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数(starting frequency)は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間および周波数リソースに制限される。PRACHについては、周波数ホッピングは存在しない。PRACHの試み(PRACH attempt)は、単一のサブフレーム(1ms)中または少数の連続したサブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、1フレーム(10ms)につき単一のPRACHの試みのみを行うことができる。
[0031]ここで図4を参照すると、テレコミュニケーションシステム400の例を例示するブロック図が示される。本開示全体を通して提示される様々な概念は、幅広い様々なテレコミュニケーションシステム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたってインプリメントされ得る。限定ではなく例として、図4に例示される本開示の態様は、TD−SCDMA規格を用いるUMTSシステムに関連して提示される。この例では、UMTSシステムは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む、様々なワイヤレスサービスを提供する無線アクセスネットワーク(RAN)402(例えば、UTRAN)を含む。RAN402は、RNS407のようないくつかの無線ネットワークサブシステム(RNS)に分割され得、各々は、RNC406のような、無線ネットワークコントローラ(RNC)によって制御される。明確にするために、RNC406およびRNS407のみが示されているが、RAN402は、RNC406およびRNS407に加えて、任意の数のRNCおよびRNSを含み得る。RNC406は、特に、RNS407内で無線リソースを割り当てる、再構成する、および解放することを担う装置である。RNC406は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接的な物理接続、仮想ネットワーク、または同様のもののような、様々なタイプのインタフェースを通じて、RAN402における他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
[0032]RNS407によってカバーされる地理的領域は、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする、いくつかのセルに分割され得る。無線トランシーバ装置は、一般に、UMTSアプリケーションにおいてノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、ベーストランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語でも呼ばれ得る。明確にするために、2つのノードB408が示されているが、RNS407は、任意の数のワイヤレスノードBを含み得る。ノードB408は、任意の数のモバイル装置のために、コアネットワーク404へのワイヤレスアクセスポイントを提供する。例示を目的として、ノードB408と通信状態にある3つのUE410が示される。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、ノードBからUEへの通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UEからノードBへの通信リンクを指す。
[0033]コアネットワーク404は、示されるように、GSMコアネットワークを含む。しかしながら、当業者が認識するであろうように、本開示全体を通して提示される様々な概念は、UEにGSMネットワーク以外のコアネットワークのタイプへのアクセスを提供するために、RAN、または他の適切なアクセスネットワークにおいてインプリメントされ得る。
[0034]この例では、コアネットワーク404は、移動通信交換局(MSC:mobile switching center)412およびゲートウェイMSC(GMSC)414を用いた回線交換サービスをサポートする。1つまたは複数のRNC、例えばRNC406は、MSC412に接続され得る。MSC412は、呼のセットアップ、呼のルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC412はまた、UEがMSC412のカバレッジエリア内にある持続時間の間、加入者関連情報を含むビジターロケーションレジスタ(VLR)(図示せず)を含む。GMSC414は、UEが回線交換ネットワーク416にアクセスするために、MSC412を通じたゲートウェイを提供する。GMSC414は、特定のユーザが加入しているサービスの詳細を反映するデータのような、加入者データを含むホームロケーションレジスタ(HLR)(図示せず)を含む。HLRはまた、加入者固有の認証データを含む認証センター(AuC:authentication center)に関連付けられる。呼が特定のUEについて受信されるとき、GMSC414は、UEの位置(location)を決定するためにHLRに問い合わせ、その位置にサービスする特定のMSCに呼を転送(forwards)する。
[0035]コアネットワーク404はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN:serving GPRS support node)418およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN:gateway GPRS support node)420を用いてパケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービス(GPRS:general packet radio service)は、標準のGSM回線交換データサービスで利用可能なものよりも高速にパケットデータサービスを提供するように設計される。GGSN420は、RAN402にパケットベースのネットワーク422への接続を提供する。パケットベースのネットワーク422は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースのネットワークであり得る。GGSN420の主要な機能は、UE410にパケットベースのネットワーク接続性を提供することである。データパケットは、主に、MSC412が回線交換ドメインで実行するのと同じ機能をパケットベースのドメインで実行するSGSN418を通じて、GGSN420とUE410との間で転送される(transferred)。
[0036]UMTSエアインタフェースは、スペクトル拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS−CDMA)システムである。スペクトル拡散DS−CDMAは、チップと呼ばれる擬似ランダムビットのシーケンスによる乗算を通じて、はるかに広い帯域幅にわたってユーザデータを拡散させる。TD−SCDMA規格は、そのような直接シーケンススペクトル拡散技術に基づき、そしてさらに、多くの周波数分割複信(FDD)モードのUMTS/W−CDMAシステムにおいて使用されるFDDではなく、時分割複信(TDD)を必要とする(calls for)。TDDは、ノードB408とUE410との間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)の両方について同じキャリア周波数を使用するが、アップリンクおよびダウンリンク送信を、キャリアにおける異なるタイムスロットに分割する。
[0037]図5は、TD−SCDMAキャリアのためのフレーム構造500を示す。TD−SCDMAキャリアは、例示されるように、10msの長さのフレーム502を有する。TD−SCDMAにおけるチップレートは、1.28Mcpsである。フレーム502は、2つの5msのサブフレーム504を有し、サブフレーム504の各々は、7つのタイムスロット、TS0〜TS6を含む。第1のタイムスロット、TS0は、通常、ダウンリンク通信に対して割り振られ、一方、第2のタイムスロット、TS1は、通常、アップリンク通信に対して割り振られる。残りのタイムスロット、TS2〜TS6は、アップリンクまたはダウンリンクのいずれかのために使用され得、これは、アップリンク方向またはダウンリンク方向のいずれかにおいてより高いデータ送信のときに、より大きな柔軟性を可能にする。ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS)506、ガード期間(GP)508、およびアップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS)510(アップリンクパイロットチャネル(UpPCH)としても知られる)が、TS0とTS1との間に位置する。各タイムスロット、TS0〜TS6は、最大16個のコードチャネル上で多重化されるデータ送信を可能にし得る。コードチャネル上のデータ送信は、ミッドアンブル514(144チップの長さを有する)によって隔てられた2つのデータ部分512(各々が352チップの長さを有する)と、後続するガード期間(GP)516(16チップの長さを有する)とを含む。ミッドアンブル514は、チャネル推定のような機能のために使用され得、一方、ガード期間516は、バースト間干渉を回避するために使用され得る。また、データ部分では、同期シフト(SS)ビット518を含む、何らかのレイヤ1制御情報が送信される。同期シフトビット518は、データ部分の第2の部分にのみ現れる。ミッドアンブルの直後の同期シフトビット518は、アップロード送信タイミングにおいて、シフトを低減させる、シフトを増大させる、または何もしない、という3つのケースを示すことができる。同期シフトビット518の位置(position)は、一般に、アップリンク通信中では使用されない。
[0038]図6は、アクセスネットワークにおいてUE650と通信状態にある基地局(例えば、eノードBまたはノードB)610のブロック図である。ダウンリンクでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能をインプリメントする。ダウンリンクでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダの圧縮、暗号化、パケットセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、および様々な優先順位の測定基準に基づくUE650に対する無線リソース割振りを提供する。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、損失パケットの再送信、およびUE650へのシグナリングを担う。
[0039]TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能をインプリメントする。信号処理機能は、UE650において前方誤り訂正(FEC)を容易にするために、コーディングおよびインタリーブすることと、様々な変調スキーム(例えば、2相位相シフトキーイング(BPSK)、4相位相シフトキーイング(QPSK)、M相位相シフトキーイング(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて信号コンステレーションにマッピングすることとを含む。その後、コーディングおよび変調されたシンボルは、複数の並列ストリームに分割される。その後、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間および/または周波数ドメインにおいて基準信号(例えば、パイロット)と多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して共に組み合わされて、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために、空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調スキームを決定するためのみならず、空間処理のためにも使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信されたチャネル状態フィードバックおよび/または基準信号から導出され得る。その後、各空間ストリームは、別個の送信機(TX)618を介して異なるアンテナ720に提供される。各送信機(TX)618は、送信用のそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
[0040]UE650において、各受信機(RX)654は、そのそれぞれのアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機(RX)654は、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656にその情報を提供する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能をインプリメントする。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、その情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられている場合、それらは、RXプロセッサ656によって、単一のOFDMシンボルストリームへと組み合わされ得る。その後、RXプロセッサ656は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間ドメインから周波数ドメインに変換する。周波数ドメイン信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、基地局610によって送信された最も有望な(most likely)信号コンステレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づき得る。その後、軟判定は、物理チャネル上で基地局610によって当初送信されたデータおよび制御信号を復元するために、復号およびデインタリーブされる。その後、データおよび制御信号は、コントローラ/プロセッサ659に提供される。
[0041]コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660に関連付けられることができる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。アップリンクでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケットの再組立て、暗号解読、ヘッダの圧縮解除(header decompression)、制御信号処理を提供する。その後、上位レイヤパケットは、データシンク662に提供され、それは、L2レイヤより上位の全てのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号もまた、L3処理のためにデータシンク662に提供され得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担う。
[0042]アップリンクでは、データソース667が、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを提供するために使用される。データソース667は、L2レイヤより上位の全てのプロトコルレイヤを表す。基地局610によるダウンリンク送信に関連して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、基地局610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、パケットセグメント化および並べ替え、暗号化、およびヘッダ圧縮を提供することによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、損失パケットの再送信、および基地局610へのシグナリングを担う。
[0043]基地局610によって送信されたフィードバックまたは基準信号からチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調スキームを選択するため、および空間処理を容易にするために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機(TX)654を介して異なるアンテナ652に提供される。各送信機(TX)654は、送信用のそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
[0044]アップリンク送信は、UE650における受信機機能に関連して説明されたのと同様の方法で基地局610において処理される。各受信機(RX)618は、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機(RX)618は、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ670にその情報を提供する。RXプロセッサ670は、L1レイヤをインプリメントし得る。
[0045]コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤをインプリメントする。コントローラ/プロセッサ675および659は、それぞれ、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676および660に関連付けられることができる。例えば、コントローラ/プロセッサ675および659は、タイミング、周辺インタフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む様々な機能を提供し得る。メモリ676および660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。例えば、UE650のメモリ660は、ワイヤレス通信モジュール691を記憶し得、それは、コントローラ/プロセッサ659によって実行されると、本開示の態様に従ってセル再選択を促進するようにUE650を構成する。
[0046]アップリンクでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケットの再組立て、暗号解読、ヘッダの圧縮解除、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに提供され得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担う。
[0047]いくつかのネットワークは、複数の無線アクセス技術とともに配置(deployed)され得る。図7は、それに限定されるものではないが、GSM(第2世代(2G))、TD−SCDMA(第3世代(3G))、LTE(第4世代(4G))および第5世代(5G)のような、複数のタイプの無線アクセス技術(RAT)を利用するネットワークを例示する。複数のRATは、キャパシティを増大させるために、ネットワークにおいて配置され得る。典型的に、2Gおよび3Gは、4Gよりも低い優先度で構成(configured)される。加えて、LTE(4G)内の複数の周波数は、等しいまたは異なる優先度の構成を有し得る。再選択のルールは、規定されたRAT優先度に依存する。異なるRATは、等しい優先度で構成されない。
[0048]一例では、地理的エリア700は、RAT−1セル702およびRAT−2セル704を含む。一例では、RAT−1セルは、2Gまたは3Gセルであり、RAT−2セルは、LTEセルである。しかしながら、当業者であれば、他のタイプの無線アクセス技術がこれらセル内で利用され得ることを理解するであろう。ユーザ機器(UE)706が、1つのセル、例えば、RAT−1セル702、から別のセル、例えば、RAT−2セル704、へ移動し得る。UE706の移動は、ハンドオーバまたはセル再選択を指定し得る。
[0049]ハンドオーバまたはセル再選択は、UEが、第1のRATのカバレッジエリアから第2のRATのカバレッジエリアへ移動するときに実行され得、あるいは、その逆も同様である。ハンドオーバまたはセル再選択はまた、第1のRATネットワークと第2のRATネットワークとの間のトラフィックバランシング(traffic balancing)があるとき、1つのネットワークにおけるカバレッジの穴またはカバレッジの欠如があるときに実行され得、または、UEによる所望の通信のタイプに基づくことができる。ハンドオーバまたはセル再選択プロセスの一部として、第1のシステムまたはRAT(例えば、TD−SCDMA)の接続モードまたは間欠受信モード(DRX)にある間、UEは、1つまたは複数の隣接セルとのアクティビティを実行するように指定され得る。例えば、UEは、第1の、第2の、および/または第3のRAT(例えば、GSMセル、LTEまたはTDーSCDMA)の隣接セルの測定を実行し得る。間欠受信モードは、アイドルモード、セルページングチャネル(CELL_PCH)モード、順方向アクセスチャネル(FACH)およびユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)登録エリアページングチャネル(URA_PCH)モードを含み得る。
[0050]UEは、第2の(および/または第3の)RATにおいてアクティビティを実行するために、第1のRATからチューンアウェイ(tune away)し得る。チューンアウェイしているときに実行されるアクティビティは、指示されたページングインジケータチャネル(PICH)およびページングチャネル(PCH)を選択およびモニタすること、第2の(または第3の)RATのページング情報についてモニタすること、第2の(または第3の)RATのシステム情報(例えば、第2の(または第3の)RATの周波数)をモニタおよび収集すること、第1のRATの(1つまたは複数の)セルおよび第2の(または第3の)RATの隣接セルについて測定(例えば、インター無線アクセス技術測定(inter radio access technology measurements))を実行すること、セル再選択評価プロセスを実行すること、および/またはセル再選択トリガ条件が満たされているとき、第2の(または第3の)RATの隣接セルに再選択するために、セル再選択を実行することを含み得る。
[0051]いくつかのネットワークでは、UEが第1のRATのサービングセルにキャンプオン(camped on)しているまたは接続されているとき、UEは、複数の隣接セルについて通知され得る。これら隣接セルは、同じRATのものであり得、異なる周波数を有し得、あるいは同じおよび/または異なる周波数を有する異なるRATのものであり得る。例えば、UEは、TD−SCDMAセルにキャンプオンしながら、セル識別子ありまたはなしで、LTE(登録商標)隣接周波数/セルを通知されるまたは受信し得る。隣接セル情報は、ネットワーク(例えば、TD−SCDMAネットワーク)からブロードキャストされ得る。いくつかの事例では、特定のRAT(例えば、LTE)の周波数のみが、UEへブロードキャストされる。
[0052]再選択プロシージャに従って、UEは、隣接セル(例えば、LTE隣接セル/周波数)に対してインター無線アクセス技術(IRAT)測定を実行する。例えば、UEは、信号強度、周波数チャネル、および基地局識別コード(BSIC)について、第2のネットワークの隣接セルを測定し得る。その後、UEは、第2のネットワークの最強のセルに接続し得る。このような測定は、インター無線アクセス技術(IRAT)測定と呼ばれ得る。
[0053]IRAT測定中、セル再選択トリガ条件が、再選択タイマ(例えば、Treselection)の満了時に連続的に満たされている(continuously met)場合、サービングRATは、IRAT測定中にターゲットRATの検出されたセルへのセル再選択を開始するように、ターゲットRATに通知する。再選択タイマは、いつUEが新しいセルに再選択し得るかを管理する(governs)。UEは、再選択タイマの満了まで、所望のターゲットRATに再選択することを許可されないことがあり得る。したがって、UEは、セル再選択トリガ条件が、再選択タイマの満了時に連続的に満たされている場合、ターゲットセルに再選択する。例えば、UEのTD−SCDMAモジュールは、IRAT測定中に検出されたターゲットLTEセル/周波数へのセル再選択を開始するように、UEのLTEモジュールに通知する。その後、UEのLTEモジュールは、検出されたターゲットLTEセルのLTE周波数上で捕捉(acquisition on)を開始する。その後、LTEモジュールは、ブロードキャストされたシステム情報ブロック(SIB)の収集後、ターゲットLTEセルにキャンプオンするように試みる。
[0054]述べられたように、UEが、トリガ条件がセル再選択について満たされていると決定した後、UEは、新しいセルに再選択するために、UEについての再選択の満了まで待つ。しかしながら、いくつかの事例では、再選択タイマの再選択の満了を待つことは、RAT障害イベント(RAT failure event)をもたらす。例えば、RAT障害イベントは、UEが、劣化したサービングセル上で(of)呼のセットアップを実行するように試みるときの、呼のセットアップ失敗または呼の切断(dropped call)を含み得る。
高速なセル再選択
[0055]本開示の態様は、サービングセルの信号品質がしきい値を下回るとき、サービングRATのセル/周波数の信号品質と、隣接RATの信号品質との間の差に基づいて、第1の無線アクセス技術(RAT)から第2のRATへのセル再選択を促進することに向けられる。ユーザ機器(UE)が、第1のRATにキャンプオンしており、かつUEが第2のRATのカバレッジエリア内にあるとき、UEは、(1つまたは複数のセルに対応する)1つまたは複数の周波数をサーチし、1つまたは複数の検出されたセルの信号品質を測定する。測定の結果が、セル再選択トリガ条件が満たされていることを示すとき、UEは、セル再選択タイマまたはトリガ時間(time to trigger)を開始する。例えば、UEは、サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回るとき、第2のRATの隣接セルの信号品質が、隣接セルしきい値を超えると決定されたときに、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始する。
[0056]本開示の一態様では、UEは、サービングセルの信号品質が第2のしきい値を下回るとき、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差に基づいて、隣接セルへの再選択を高速化する。例えば、UEは、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差が、第3のしきい値を上回るとき、セル再選択を高速化する。セル再選択は、再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、隣接セルに再選択することによって促進される。再選択は、UE上の呼のセットアップよりも前に生じ得る。UEは、隣接セルへの再選択を促進することによって、呼の切断または呼の失敗を回避する。本開示の一態様では、しきい値の各々は、UEおよび/またはネットワークによって独立に定義される。
[0057]セル再選択は、どのセルにキャンプオンするかを決定するために、アイドルモードにあるユーザ機器(UE)によってトリガされるプロシージャである。セル再選択は、測定された無線周波数(RF)品質およびネットワークからブロードキャストされるシステムパラメータに依拠し得る。例えば、モバイルUEは、サービングセルおよび隣接セルの信号品質を観測する(例えば、サーチするおよび/または測定する)。
[0058]アイドルモードでは(ならびに、接続モードにおける(例えば、順方向アクセスチャネル(FACH)/セルページングチャネル(CELL_PCH)/ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)登録エリアページングチャネル(URA_PCH)状態では)、UEは、サービングセル測定、隣接セル測定、およびセル再選択のような、様々なアクティビティを実行する。
[0059]システム情報ブロック(SIB)で生じた構成とともに(with configuration)、無線リソース制御(RRC)プロトコルに従って測定要求を受信すると、UEのプロトコルレイヤ(レイヤ1)が、測定のためにUEを構成(configures)し、無線リソース制御(RRC)によって構成されているように、サービングセルおよび他のセル(イントラ/インター周波数/インター無線アクセス技術(RAT))を測定することを開始する。
[0060]UEは、サービングセルの信号品質が、UEにサービスするための基準(例えば、信号強度しきい値)を満たすかどうかを決定するために、サービングセルの信号品質を評価する。UEはまた、隣接セルの信号品質が基準を満たすかどうかを決定するために、隣接セルの信号品質を評価し、隣接セルをそれらの測定された信号品質に基づいてランク付けする。
[0061]隣接セルについてのセル再選択基準が満たされている場合には、UEは、隣接セル(例えば、最高のランクが付けられた隣接セル)への再選択を開始する。
[0062]本開示の態様は、それに限定されるものではないが、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、時分割符号分割多元接続(TD−CDMA)、およびロングタームエボリューション(LTE)のような、ネットワークに適用され得る高速なセル再選択スキームに向けられる。
[0063]図8は、サービングセルおよびイントラ/インター周波数セルの測定および評価を例示する図である。サービングセルの測定は、間欠受信(DRX)サイクルごとに一回、サービングセルS基準(例えば、信号品質基準)を測定および評価することを含み得る。定義された数(Nserv)の連続したDRXサイクルの間、S基準が満たされなかった(the S criteria failed)場合、UEは、隣接セル測定を開始する。
[0064]イントラ/インター周波数セルの測定のために、UEは、Sserv(例えば、サービングセルの信号品質)<=SintraSearch(例えば、イントラ周波数しきい値)である場合、イントラ周波数測定を実行する。UEは、Sserv<=SinterSearch(例えば、インター周波数しきい値)である場合、インター周波数測定を実行し、
Figure 0006862454
である。
[0065]セル再選択は、Treselectionが満了したときにトリガされる。
[0066]図9は、本開示の態様による、例となるフロー図を例示し、次の変数を含む:
ここで、Qmeas,sは、サービングセルの信号品質/強度測定値(例えば、基準信号受信品質)であり、
Qhysts,sは、サービングセルのヒステリシス値(hysteresis value)であり、
Qmeas,nは、隣接セルの信号品質/強度測定値であり、
Qoffset,nは、サービングセルと隣接セルとの間のオフセットであり、
Srxlev(例えば、SまたはSservingcell)は、サービングセルの信号品質のような、セル再選択受信レベルまたは値であり(a cell reselection received level or value such as signal quality of the serving cell)、
Qrxlevminは、セルにおける最小の指定されたまたは必要とされる受信レベルであり、
Qrxlevminoffsetは、セルにおける最小の指定されたまたは必要とされる受信レベルからのオフセットであり、
Ppowerclassは、UEの送信電力であり、
Pmaxは、最大送信電力であり、
Rsは、サービングセルランクであり、
Rnは、隣接セル(非サービングセル)ランクである。
[0067]変数S intrasearch(例えば、イントラ周波数しきい値)は、UEが現在のセルにキャンプオンしながら、イントラ周波数セルの測定を行わなければならないかどうかを制御する。さらに、S intersearch(例えば、インター周波数しきい値)は、UEが現在のセルにキャンプオンしながら、インター周波数セルの測定を行わなければならないかどうかを制御する。Treselection(再選択タイマ)は、いつUEが新しいセルに再選択し得るかを管理する。Qrxlevmeasは、現在のセルの基準信号受信電力(RSRP)である。Pcompは、アップリンクおよび/またはダウンリンク通信についての電力補償値である。
[0068]現在のアプローチに伴う問題は、遅い再選択による呼のセットアップ失敗を含み得る。例えば、ネットワーク(例えば、TD−SCDMA、WCDMA(登録商標)またはLTE)の劣悪なサービングセル(bad serving cell)によって引き起こされる無線リンク障害(RLF)による呼のセットアップ失敗。
[0069]遅い再選択は、接続モードのための呼のセットアップ中に、呼の切断を引き起こし得る。UEが接続モードにあり、より良いセルに切り替えることを望むとき、ハンドオーバメッセージは、例えば、RRC接続セットアップ後の呼のセットアップのための、測定制御メッセージおよび無線ベアラ(RB)メッセージ(例えば、RB3)によって容易に遅延される。ダウンリンク(DL)状態は、特に、帯域幅が制限されたケースについて、急速に劣化し得、UEが完全なハンドオーバメッセージを受信する前に呼の切断をもたらす。
[0070]この種の呼のセットアップ失敗は、UEが、呼のセットアップの前により良いセルにキャンプオンする、すなわち、サービングセルが不十分であり(例えば、サービングセルの受信信号コード電力(RSCP)または信号品質がしきい値よりも低い)、はるかにより良い隣接セルが存在している場合、トリガ時間(TTT:time to trigger)または再選択タイマが満了する前に、セル再選択プロシージャをトリガする、チャンスを有する場合に回避され得る。
[0071]本開示の態様は、WCDMA、TD−SCDMA、LTEまたは他の無線アクセス技術(RAT)に適用可能である。
[0072]図10は、サービングセルおよびイントラ/インター周波数セルの測定および評価を例示するブロック図である。セル再選択は、以下の条件が満たされるとき、再選択タイマ、例えば、T_reselection、の満了の前に先にトリガされる:
Figure 0006862454
[0073]Treshfastreselおよびdeltaは、異なるシステムについて異なるように構成され得、ここで、Treshfastreselは、高速な再選択のための信号品質/強度しきい値である。
[0074]図11は、本開示の一態様による、再選択を促進するためのワイヤレス通信方法1100を示す。ブロック1102において、ユーザ機器(UE)が、サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始する。ブロック1104において、UEは、サービングセルの信号品質が第2のしきい値を下回るとき、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差に基づいて、隣接セルへの再選択を高速化する。
[0075]図12は、処理システム1214を用いた装置1200のためのハードウェアインプリメンテーションの例を例示する図である。処理システム1214は、概してバス1224によって表される、バスアーキテクチャを用いてインプリメントされ得る。バス1224は、処理システム1214の特定のアプリケーションおよび全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1224は、プロセッサ1222、モジュール1202、1204、および非一時的なコンピュータ可読媒体1226によって表された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を共にリンクする。バス1224はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような、様々な他の回路をリンクし得、これらは、当該技術分野において周知であり、したがって、これ以上は説明されない。
[0076]装置は、トランシーバ1230に結合された処理システム1214を含む。トランシーバ1230は、1つまたは複数のアンテナ1220に結合される。トランシーバ1230は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信することを可能にする。処理システム1214は、非一時的なコンピュータ可読媒体1226に結合されたプロセッサ1222を含む。プロセッサ1222は、コンピュータ可読媒体1226に記憶されたソフトウェアの実行を含む汎用処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1222によって実行されると、処理システム1214に、任意の特定の装置に関して説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1226はまた、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ1222によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
[0077]処理システム1214は、サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始するためのタイミングモジュール1202を含む。処理システム1214はまた、サービングセルの信号品質が第2のしきい値を下回るとき、サービングセルの信号品質と隣接セルの信号品質との間の差に基づいて、隣接セルへの再選択を高速化するための再選択モジュール1204を含む。モジュール1202および1204は、プロセッサ1222において実行中であり、コンピュータ可読媒体1226に存在する/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ1222に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1214は、図6のUE650のコンポーネントであり得、メモリ660、および/またはコントローラ/プロセッサ659を含み得る。
[0078]一構成では、UE650のような装置が、再選択タイマを開始するための手段を含むワイヤレス通信のために構成される。一態様では、再選択タイマを開始する手段は、前述の手段を実行するように構成された、受信プロセッサ656、コントローラ/プロセッサ659、メモリ660、ワイヤレス通信モジュール691、タイミングモジュール1202、および/または処理システム1214であり得る。一構成では、これら手段機能は、前述の構造に対応する。別の態様では、前述の手段は、再選択タイマを開始する手段によって記載された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
[0079]UE650はまた、隣接セルへの再選択を高速化するための手段を含むように構成される。一態様では、高速化する手段は、識別する手段によって記載された機能を実行するように構成された、アンテナ652/920、受信機654、トランシーバ1230、受信プロセッサ656、コントローラ/プロセッサ659、メモリ660、再選択モジュール1204、および/または処理システム1214を含み得る。一構成では、これら手段および機能は、前述の構造に対応する。別の態様では、前述の手段は、高速化する手段によって記載された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
[0080]テレコミュニケーションシステムのいくつかの態様が、LTE、TD−SCDMAおよびGSMシステムを参照して提示された。当業者が容易に理解するであろうように、本開示全体を通して説明された様々な態様は、4Gシステム、5Gシステム、およびそれ以降のもののような、高いスループットおよび低いレイテンシを有するそれらを含む、他のテレコミュニケーションシステム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張され得る。例として、様々な態様は、W−CDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD−CDMAのような、他のUMTSシステムに拡張され得る。様々な態様はまた、(FDD、TDD、または両方のモードでの)ロングタームエボリューション(LTE)、(FDD、TDD、または両方のモードでの)LTE−Advanced(LTE−A)、CDMA2000、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを用いるシステムに拡張され得る。用いられる実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、特定のアプリケーションおよびシステムに課せられる全体的な設計制約に依存するであろう。
[0081]いくつかのプロセッサは、様々な装置および方法に関連して説明された。これらのプロセッサは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの任意の組合せを使用してインプリメントされ得る。このようなプロセッサが、ハードウェアとしてインプリメントされるか、あるいはソフトウェアとしてインプリメントされるかは、特定のアプリケーションおよびシステムに課せられる全体的な設計制約に依存するであろう。例として、本開示で提示されるプロセッサ、プロセッサの任意の部分、またはプロセッサの任意の組合せは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体を通して説明された様々な機能を実行するように構成された他の適切な処理コンポーネントを用いてインプリメントされ得る。本開示で提示されるプロセッサ、プロセッサの任意の部分、またはプロセッサの任意の組合せの機能は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、または他の適切なプラットフォームによって実行されるソフトウェアを用いてインプリメントされ得る。
[0082]ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数(functions)、等を意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、非一時的なコンピュータ可読媒体に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM(登録商標))、レジスタ、またはリムーバブルディスクのようなメモリを含み得る。メモリは、本開示全体を通して提示された様々な態様において、プロセッサとは別個に示されているが、メモリは、プロセッサに内蔵され得る(例えば、キャッシュまたはレジスタ)。
[0083]コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料中のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者であれば、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる全体的な設計制約に依存して、本開示全体を通して提示された、説明された機能をインプリメントするのに最良の方法を認識するであろう。
[0084]「信号品質」という用語は、非限定的であることが理解されるべきである。信号品質は、受信信号コード電力(RSCP)、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉プラス雑音比(SINR)、等のような、任意のタイプの信号測定基準をカバーするように意図される。
[0085]開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的なプロセスの例示であることが理解されるべきである。設計の選択に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は、再構成され得ることが理解される。添付の方法の請求項は、様々なステップの要素をサンプルの順序で提示したものであり、そこに明確に記載されていない限り、提示された特定の順序または階層に限定されるようには意図されない。
[0086]先の説明は、いかなる当業者であっても、ここで説明された様々な態様の実現を可能にするように提供された。これらの態様への様々な修正は、当業者には容易に明らかとなり、ここに定義された一般原理は、他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、ここに示された態様に限定されるようには意図されず、特許請求の範囲の文言と一致する全範囲が与えられるものとし、ここで、単数形の要素への参照は、別途明記されていない限り、「1つ、および1つのみ」を意味するようには意図されず、「1つまたは複数」を意味するように意図される。別段に明記されていない限り、「いくつかの(some)」という用語は、1つまたは複数を指す。アイテムのリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す表現は、単一のメンバ(members)を含む、それらのアイテムの任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、aとb、aとc、bとc、およびaとbとcをカバーするように意図される。当業者に知られているか、または後に知られることとなる、本開示全体を通して説明された様々な態様の要素に対する全ての構造的および機能的な同等物は、参照によってここに明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるように意図される。さらに、ここで開示されたものはいずれも、そのような開示が特許請求の範囲において明記されているかどうかにかかわらず、公衆に放棄されるようには意図されない。いずれの請求項の要素も、その要素が「〜のための手段(means for)」という表現を使用して明確に記載されていない限り、または、方法の請求項のケースでは、その要素が「〜のためのステップ(step for)」という表現を使用して記載されていない限り、米国特許法第112条第6パラグラフの規定のもとで解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始することと、
前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化することと
を備える方法。
[C2]
前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記隣接セルへの前記再選択を高速化することは、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記再選択することは、ユーザ機器上の呼のセットアップよりも前に生じる、C1に記載の方法。
[C5]
前記第1のしきい値は、ユーザ機器(UE)により定義されたしきい値である、C1に記載の方法。
[C6]
ワイヤレス通信のための装置であって、
メモリユニットと、
前記メモリユニットに結合された少なくとも1つのプロセッサと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始することと、
前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化することと
を行うように構成される、装置。
[C7]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するようにさらに構成される、C6に記載の装置。
[C8]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択することによって、前記再選択を高速化するようにさらに構成される、C6に記載の装置。
[C9]
前記再選択することは、ユーザ機器上の呼のセットアップよりも前に生じる、C6に記載の装置。
[C10]
前記第1のしきい値は、ユーザ機器(UE)により定義されたしきい値である、C6に記載の装置。
[C11]
ワイヤレス通信のための装置であって、
サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始するための手段と、
前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化するための手段と
を備える装置。
[C12]
前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するための手段をさらに備える、C11に記載の装置。
[C13]
前記隣接セルへの前記再選択を高速化するための前記手段は、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択するための手段を備える、C11に記載の装置。
[C14]
前記再選択することは、ユーザ機器上の呼のセットアップよりも前に生じる、C11に記載の装置。
[C15]
前記第1のしきい値は、ユーザ機器(UE)により定義されたしきい値である、C11に記載の装置。
[C16]
プログラムコードを記録した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードは、プロセッサによって実行され、
サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始するためのプログラムコードと、
前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化するためのプログラムコードと
を備える、非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C17]
前記プログラムコードは、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するためのプログラムコードをさらに備える、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C18]
前記隣接セルへの前記再選択を高速化するための前記プログラムコードは、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択するためのプログラムコードをさらに備える、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C19]
前記再選択することは、ユーザ機器上の呼のセットアップよりも前に生じる、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C20]
前記第1のしきい値は、ユーザ機器(UE)により定義されたしきい値である、C16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。

Claims (16)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、および隣接セルの信号品質が隣接セルしきい値を超えるとき、前記隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始することと、
    前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化することと、ここにおいて、前記隣接セルへの前記再選択を高速化することは、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択することを備える、
    を備える、方法。
  2. 前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記再選択することは、ユーザ機器上の呼のセットアップよりも前に生じる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のしきい値は、ユーザ機器(UE)により定義されたしきい値である、請求項1に記載の方法。
  5. ワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリユニットと、
    前記メモリユニットに結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、および隣接セルの信号品質が隣接セルしきい値を超えるとき、前記隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始することと、
    前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化することと、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択することによって、前記再選択を高速化するようにさらに構成される、
    を行うように構成される、装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するようにさらに構成される、請求項5に記載の装置。
  7. 前記再選択することは、前記装置上の呼のセットアップよりも前に生じる、請求項5に記載の装置。
  8. 前記第1のしきい値は、前記装置により定義されたしきい値である、請求項5に記載の装置。
  9. ワイヤレス通信のための装置であって、
    サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、および隣接セルの信号品質が隣接セルしきい値を超えるとき、前記隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始するための手段と、
    前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化するための手段と、ここにおいて、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するための前記手段は、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択するための手段を備える、
    を備える、装置。
  10. 前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  11. 前記再選択することは、前記装置上の呼のセットアップよりも前に生じる、請求項9に記載の装置。
  12. 前記第1のしきい値は、前記装置により定義されたしきい値である、請求項9に記載の装置。
  13. プログラムコードを記録した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記プログラムコードは、プロセッサによって実行され、
    サービングセルの信号品質が第1のしきい値を下回ると決定されたとき、および隣接セルの信号品質が隣接セルしきい値を超えるとき、前記隣接セルに再選択するための再選択タイマを開始するためのプログラムコードと、
    前記サービングセルの前記信号品質が第2のしきい値を下回るとき、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の差に少なくとも部分的に基づいて、前記隣接セルへの再選択を高速化するためのプログラムコードと、ここにおいて、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するための前記プログラムコードは、前記再選択タイマのスケジュールされた満了よりも前に、前記隣接セルに再選択するためのプログラムコードをさらに備える、
    を備える、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  14. 前記プログラムコードは、前記サービングセルの前記信号品質と前記隣接セルの前記信号品質との間の前記差が、第3のしきい値を上回るとき、前記隣接セルへの前記再選択を高速化するためのプログラムコードをさらに備える、請求項13に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  15. 前記再選択することは、ユーザ機器上の呼のセットアップよりも前に生じる、請求項13に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  16. 前記第1のしきい値は、ユーザ機器(UE)により定義されたしきい値である、請求項13に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
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