[0034]共有無線周波数スペクトルがワイヤレス通信システム上での通信の少なくとも一部分のために使用される技法について説明する。幾つかの例では、共有無線周波数スペクトルはLTE/LTE−A通信のために使用され得る。共有無線周波数スペクトルは、専用無線周波数スペクトルと組み合わせて、又はそれとは無関係に使用され得る。専用無線周波数スペクトルは、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、無線周波数スペクトルが特定のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトルであり得る。共有無線周波数スペクトルは、機器がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)であり得る。
[0035]専用無線周波数スペクトルを使用するセルラーネットワークにおけるデータトラフィックの増加とともに、少なくとも一部のデータトラフィックの、共有無線周波数スペクトルへのオフローディングは、セルラー事業者(例えば、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)又はLTE/LTE−Aネットワークなどのセルラーネットワークを画定する基地局の協調セットの事業者)に拡張データ送信容量のための機会を与え得る。共有無線周波数スペクトルの使用はまた、専用無線周波数スペクトルへのアクセスが利用不可能であるエリア中でサービスを与え得る。しかしながら、共有無線周波数スペクトルの使用は、UEと基地局との間のSC−FDMシンボルストリームの送信など、送信を突発的干渉にさらし得る。突発的干渉を検出し、除去することが、SC−FDMシンボルストリーム中に含まれるデータを復号するプロセスを改善し得る。
[0036]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、又は例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能及び構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャ又は構成要素を省略、置換、又は追加し得る。例えば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、又は組み合わせられ得る。また、幾つかの例に関して説明する特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0037]図1に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含み得る。コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、又はモビリティ機能とを与え得る。基地局105は、バックホールリンク132(例えば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースし得、UE115との通信のための無線構成及びスケジューリングを実行し得るか、又は基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105は、ワイヤード又はワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(例えば、X1など)を介して互いと直接又は間接的に(例えば、コアネットワーク130を通して)通信し得る。
[0038]基地局105は、1つ又は複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105のサイトの各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを与え得る。幾つかの例では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、又は何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局105のための地理的カバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分を構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロ基地局又はスモールセル基地局)を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリア110があり得る。
[0039]幾つかの例では、ワイヤレス通信システム100はLTE/LTE−Aネットワークを含み得る。LTE/LTE−Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、基地局105を表すために使用され得、UEという用語は、UE115を表すために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。例えば、各eNB又は基地局105は、マクロセル、スモールセル、又は他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連するキャリア又はコンポーネントキャリア若しくはキャリア又は基地局のカバレージエリア(例えば、セクタなど)を表すために使用され得る3GPP(登録商標)用語である。
[0040]マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、同じ又は異なる(例えば、専用、共有などの)無線周波数スペクトルにおいてマクロセルとして動作し得る低電力基地局であり得る。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル及びマイクロセルを含み得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、自宅)を同じくカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(例えば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを与え得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB又はホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つ又は複数の(例えば、2つ、3つ、4つなどの)セル(例えば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。
[0041]ワイヤレス通信システム100は同期動作又は非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作又は非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0042]様々な開示する例のうちの幾つかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラ又はパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)レイヤにおける通信はIPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤが、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメンテーション及びリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤが、優先度処理と、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するために、MACレイヤにおける再送信を行うためにハイブリッドARQ(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤが、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105又はコアネットワーク130との間のRRC接続の確立と構成と保守とを行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
[0043]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定又は移動であり得る。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイル機器、ワイヤレス機器、ワイヤレス通信機器、リモート機器、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又は何らかの他の好適な用語を含むか、若しくはそのように当業者によって呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信機器、ハンドヘルド機器、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局及びネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0044]ワイヤレス通信システム100に示された通信リンク125は、基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信又はUE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。
[0045]幾つかの例では、各通信リンク125は1つ又は複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、上記で説明した様々な無線技術に従って変調された複数のサブキャリア(例えば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(例えば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。通信リンク125は、周波数領域複信(FDD)動作を使用して(例えば、対スペクトルリソースを使用して)、又は時間領域複信(TDD)動作を使用して(例えば、不対スペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。FDD動作のためのフレーム構造(例えば、フレーム構造タイプ1)とTDD動作のためのフレーム構造(例えば、フレーム構造タイプ2)とが定義され得る。
[0046]ワイヤレス通信システム100の幾つかの例では、基地局105又はUE115は、基地局105とUE115との間の通信品質と信頼性とを改善するために、アンテナダイバーシティ方式を採用するために複数のアンテナを含み得る。追加又は代替として、基地局105又はUE115は、同じ又は異なるコード化データを搬送する複数の空間レイヤを送信するために、マルチパス環境を利用し得る多入力多出力(MIMO)技法を採用し得る。
[0047]ワイヤレス通信システム100は、複数のセル又はキャリア上での動作、即ち、キャリアアグリゲーション(CA)又はデュアル接続性動作と呼ばれることがある特徴をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」及び「チャネル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。UE115は、キャリアアグリゲーションのために、複数のダウンリンクCCと1つ又は複数のアップリンクCCとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
[0048]幾つかの例では、ワイヤレス通信システム100は、専用無線周波数スペクトル(例えば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、無線周波数スペクトルが、特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル)又は共有無線周波数スペクトル(例えば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル))上での動作をサポートし得る。
[0049]幾つかの例では、送信を行うために基地局105又はUE115によって使用され得るリソースブロック(RB:resource block)は、12×14=168個のリソース要素(RE、例えば、サブフレーム中の14個のシンボル期間を乗算された12個の周波数サブキャリア)を有し得る。共有無線周波数スペクトル中で、及び幾つかの例では、100個のリソースブロックが、ダウンリンク送信又はアップリンク送信のために並列に割り振られ得る。幾つかの例では(例えば、アップリンク送信の場合)、送信装置に割り振られたリソース(例えば、RB)は、1つ又は複数の他の送信機に割り振られたリソースとインターリーブされ得る。幾つかの例では、送信装置は、リソースの1つ又は複数のインターレース(例えば、各インターレースが、割振り可能な共有無線周波数スペクトルにわたる他のリソースブロックとインターリーブされる10個のリソースブロックのセットを含む、10個のインターレースのうちの1つ又は複数)を割り振られ得る。代替的に、連続リソースが送信装置に割り振られ得る。
[0050]図1に示されているように、1つ又は複数のWLANアクセスポイント145又は他の機器(例えば、WLAN局)が、ワイヤレス通信システム100のフットプリント内で(例えば、基地局105のカバレージエリア内で、又はUE115の通信範囲内で)送信又は受信し得る。アクセスポイント145又は他の機器は、基地局105及びUE115によって使用される共有無線周波数スペクトル上で送信し得る。幾つかの場合には、基地局105及びUE115は、共有無線周波数スペクトルへのアクセスを求めて競合し、基地局105又はUE115が送信している間、アクセスポイント145又は他の機器に共有無線周波数スペクトル上で送信することを控えさせるチャネル予約信号を共有無線周波数スペクトル上で送信し得る。しかしながら、アクセスポイント145又は他の機器が、チャネル予約信号を受信せず、いずれにせよ送信し、それにより、基地局105とUE115との間の送信に干渉するシナリオが起こり得る。時々、アクセスポイント145又は他の機器による送信は突発的であり得る(例えば、送信は、1ミリ秒(ms)よりも少なく持続し得る)。本開示は、そのような突発的干渉を推定する(及び幾つかの例では、データ変調シンボルの復号中にデータ変調シンボルからそのような突発的干渉を減算する)ための技法について説明する。
[0051]図2に、本開示の様々な態様による、LTE/LTE−Aが、共有無線周波数スペクトルを使用して異なるシナリオの下で展開され得るワイヤレス通信システム200を示す。より詳細には、図2は、LTE/LTE−Aが共有無線周波数スペクトルを使用して展開される、(認可支援アクセスモードとも呼ばれる)補足ダウンリンクモードと、キャリアアグリゲーションモードと、スタンドアロンモードとの例を示している。ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100の部分の一例であり得る。その上、第1の基地局205及び第2の基地局205−aは、図1を参照しながら説明した基地局105のうちの1つ又は複数の態様の例であり得、第1のUE215、第2のUE215−a、第3のUE215−b及び第4のUE215−cは、図1を参照しながら説明したUE115のうちの1つ又は複数の態様の例であり得る。
[0052]ワイヤレス通信システム200における補足ダウンリンクモード(例えば、認可支援アクセスモード)の例では、第1の基地局205は、ダウンリンクチャネル220を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得る。ダウンリンクチャネル220は、共有無線周波数スペクトルにおける周波数F1に関連し得る。第1の基地局205は、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215からSC−FDMA波形を受信し得る。第1の双方向リンク225は、専用無線周波数スペクトルにおける周波数F4に関連し得る。共有無線周波数スペクトルにおけるダウンリンクチャネル220及び専用無線周波数スペクトルにおける第1の双方向リンク225は、同時に動作し得る。ダウンリンクチャネル220は第1の基地局205にダウンリンク容量オフロードを与え得る。幾つかの例では、ダウンリンクチャネル220は、(例えば、1つのUEに宛てられた)ユニキャストサービスのために、又は(例えば、幾つかのUEに宛てられた)マルチキャストサービスのために使用され得る。このシナリオは、専用無線周波数スペクトルを使用し、トラフィック又はシグナリング輻輳の一部を軽減することから恩恵を受けるであろう、任意のサービスプロバイダ(例えば、モバイルネットワーク事業者(MNO))に関して発生し得る。
[0053]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、第1の基地局205は、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215−aにOFDMA波形を送信し得、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215−aからOFDMA波形、SC−FDMA波形又はリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。第2の双方向リンク230は、共有無線周波数スペクトルにおける周波数F1に関連し得る。第1の基地局205はまた、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215−aにOFDMA波形を送信し得、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215−aからSC−FDMA波形を受信し得る。第3の双方向リンク235は、専用無線周波数スペクトルにおける周波数F2に関連し得る。第2の双方向リンク230は、第1の基地局205にダウンリンク及びアップリンク容量オフロードを与え得る。上記で説明した補足ダウンリンク(例えば、認可支援アクセスモード)のように、このシナリオは、専用無線周波数スペクトルを使用し、トラフィック又はシグナリング輻輳の一部を軽減することから恩恵を受けるであろう、任意のサービスプロバイダ(例えば、MNO)に関して発生し得る。
[0054]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、第1の基地局205は、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215−bにOFDMA波形を送信し得、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215−bからOFDMA波形、SC−FDMA波形又はリソースブロックインターリーブ波形を受信し得る。第4の双方向リンク240は、共有無線周波数スペクトルにおける周波数F3に関連し得る。第1の基地局205はまた、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215−bにOFDMA波形を送信し得、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215−bからSC−FDMA波形を受信し得る。第5の双方向リンク245は、専用無線周波数スペクトルにおける周波数F2に関連し得る。第4の双方向リンク240は、第1の基地局205にダウンリンク及びアップリンク容量オフロードを与え得る。この例及び上記で与えた例は説明の目的で提示され、容量オフロードのために、専用無線周波数スペクトルにおけるLTE/LTE−Aを組み合わせ、共有無線周波数スペクトルを使用する他の同様の動作モード又は展開シナリオがあり得る。
[0055]上記で説明したように、共有無線周波数スペクトルにおけるLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得る1つのタイプのサービスプロバイダは、専用無線周波数スペクトルLTE/LTE−Aへのアクセス権利を有する旧来のMNOである。これらのサービスプロバイダの場合、動作例は、専用無線周波数スペクトル上のLTE/LTE−A1次コンポーネントキャリア(PCC)と共有無線周波数スペクトル上の少なくとも1つの2次コンポーネントキャリア(SCC)とを使用するブートストラップモード(例えば、補足ダウンリンク(例えば、認可支援アクセス)、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0056]キャリアアグリゲーションモードでは、データ及び制御は、例えば、専用無線周波数スペクトルにおいて(例えば、第1の双方向リンク225、第3の双方向リンク235及び第5の双方向リンク245を介して)通信され得るが、データは、例えば、共有無線周波数スペクトルにおいて(例えば、第2の双方向リンク230及び第4の双方向リンク240を介して)通信され得る。共有無線周波数スペクトルを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション又はコンポーネントキャリアにわたる異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションに入り得る。
[0057]ワイヤレス通信システム200におけるスタンドアロンモードの一例では、第2の基地局205−aは、双方向リンク250を使用して第4のUE215−cにOFDMA波形を送信し得、双方向リンク250を使用して第4のUE215−cからOFDMA波形、SC−FDMA波形又はリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。双方向リンク250は、共有無線周波数スペクトルにおける周波数F3に関連し得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト)など、非旧来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードのためのサービスプロバイダのタイプの一例は、専用無線周波数スペクトルへのアクセスを有しない、スタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業又は大企業であり得る。
[0058]図3に、本開示の様々な態様による、送信機315と受信機305との間のSC−FDM送信のプロセスフロー300を示す。送信機315は、図1又は図2を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b又は215−cのうちの1つ又は複数の態様の一例であり得、受信機305は、図1又は図2を参照しながら説明した基地局105、205又は205−aのうちの1つ又は複数の態様の一例であり得る。
[0059]330において、及び送信機315において、チャネル又は干渉推定変調シンボル325(例えば、0)が、データ変調シンボル320(例えば、データ変調シンボルx0、x1、x2、x3、x4、x5、...)のシーケンスに挿入され得る。データ変調シンボルは、4位相シフトキーイング(QPSK)シンボル、16直交振幅変調(16QAM)シンボル、64QAMシンボルなどのうちのいずれかを含み得る。チャネル又は干渉推定変調シンボルは、0シンボル又は知られている非0シンボル(即ち、受信機305にアプリオリに知られる値を有するシンボル)を含み得る。知られている非0シンボルは、幾つかの場合には、送信機315においてチャネル推定を向上させるために使用され得る。一方、知られている非0シンボルに基づく測定された干渉は、チャネル推定スケーリングエラーによってバイアスされ得る(これは、16QAMシンボル又は64QAMシンボルの場合、チャネル推定スケーリングエラーが、測定された干渉を増加させるので、良好であり、QPSKシンボルの場合、チャネル推定スケーリングエラーが、測定された干渉を明らかに増加させないので、あまり望ましくないことがある)。幾つかの例では、データ変調シンボル320のシーケンス中のデータ変調シンボルが、チャネル又は干渉推定変調シンボル325にレートマッチングされ得る。レートマッチングは、例えば、より低次の変調方式が使用され、より少数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、データ変調シンボルをレートマッチングするために必要とされる場合(及び、より高次の変調方式が使用される場合、その逆も同様)、適応可能であり得る。
[0060]幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボル325は、送信機315から受信機305に送信される命令(例えば、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令)に応答して、データ変調シンボル320のシーケンスに挿入され得る。命令は、送信許可(例えば、アップリンク許可)又は制御シグナリングに関して、受信機305において受信され得る。命令は、疑似静的命令又は動的命令を含み得る。幾つかの例では、受信機305は、命令に少なくとも部分的に基づいて、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件を識別し得る。受信機305は、チャネル又は干渉推定変調シンボル325を挿入するためのユーザ固有(例えば、UE固有)挿入期間オフセットをも決定し得る。
[0061]335において、データ変調シンボルのシーケンス中の変調シンボルのグループに対して離散フーリエ変換(DFT、例えばN点DFT)が実行され得る。変調シンボルのグループは、チャネル又は干渉推定変調シンボルのうちの少なくとも1つを含み得る。DFTに続いて、SC−FDMシンボルストリームが生成され得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームを生成することは、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいてトーンマッピング340(即ち、サブキャリアマッピング)を実行することを含み得る。幾つかのシステムでは、トーンマッピングは、連続するトーンに対して実行され得るが、トーンマッピング340は、非連続トーンに対しても実行され得る。トーンマッピングの出力から、逆高速フーリエ変換(IFFT、例えば、M点IFFT)345が実行される。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[0062]350において、SC−FDMシンボルストリームは、送信機315から受信機305に送信され得る。送信機315がUEであるとき、SC−FDMシンボルストリームは、アップリンクチャネル上で基地局に送信され得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、共有無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)上で送信され得る。
[0063]受信機305は、送信機315によって送信されたSC−FDMシンボルストリームを受信し、355において、SC−FDMシンボルストリームに対して高速フーリエ変換(FFT、例えば、M点FFT)を実行し得る。幾つかの例では、受信機305は、複数のSC−FDMシンボルストリームを並列に受信し得、異なるSC−FDMシンボルストリームは異なるユーザ(例えば、異なる送信機又はUE)(図示せず)から受信され、FFTが、各SC−FDMシンボルストリームに対して実行され得る。
[0064]360において、各DFTの出力に対してトーンデマッピングが実行され得、各DFTのトーンデマッピングされた出力に対して等化及びチャネル推定が実行され得る。等化は不完全であり得るので、残差ISIが等化の後に残り得、残差ISIは、385において(1つ又は複数の)干渉推定値を歪ませ得る。しかしながら、残差ISIは、チャネル又は干渉推定出力の一体部分と見なされ、復号中に除去され得る。
[0065]365において、各受信されたSC−FDMシンボルストリームに対応する複数のデータ変調シンボル及びチャネル又は干渉推定変調シンボル370を復元するために、各等化されたトーンデマッピングされた出力に対して逆DFT(IDFT)が実行され得る。幾つかの例では、データ変調シンボル375(例えば、データ変調シンボルx0、x1、x2、x3、x4、x5、...)が、チャネル又は干渉推定変調シンボル380(例えば、n0、n1、n2、...)から分離され得る。幾つかの例では、異なるユーザに対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルが、ユーザ固有挿入期間オフセットに従って、異なるSC−FDMシンボルストリームから復元され得る。
[0066]385において、干渉(例えば、信号対雑音比(SNR))が、チャネル又は干渉推定変調シンボル380に少なくとも部分的に基づいて推定(例えば、測定)され得る。チャネル又は干渉推定変調シンボル380が、知られている非0シンボルを備えるとき、チャネル又は干渉は、知られている非0シンボルをそれらのそれぞれのチャネル又は干渉推定変調シンボル380から減算した後に残る信号から推定され得る。390において、データ変調シンボル375が、推定された干渉に少なくとも部分的に基づいて復号され得る。
[0067]プロセスフロー300の幾つかの例では、データ変調シンボル320のシーケンスに挿入されるチャネル又は干渉推定変調シンボル325は、データ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。これは、受信機305が、チャネル又は干渉推定変調シンボル325のためのより信頼できるシンボルレベルコンスタレーションポイント検出を実行することを可能にし得る。
[0068]SC−FDMシンボルストリームの送信中に、350において、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームのために割り振られた幾つかのリソースブロック内の全ての周波数にわたり得る。しかしながら、幾つかの場合には、時間スパンに対する制限があり得る。例えば、100個の連続リソースブロックが送信機315に割り振られ、チャネル又は干渉推定変調シンボルが、(レートマッチングを用いて)データ変調シンボル320のシーケンス中の100番目ごとの変調シンボルの位置中に挿入されると仮定する。これは、干渉の1つのTS=32ナノ秒(ns)サンプルが5マイクロ秒(μs)ごとに取られることを意味する。これに対する潜在的利益は、サブシンボルチャネル又は干渉推定精度である(例えば、干渉の5μsの突発が検出された場合、受信機305は、受信シンボルストリームの5μsの間それの対数尤度比(LLR)テストを中断し得るが、依然として残りの55μsを処理する。しかしながら、干渉の突発が5μsよりも少なく持続する場合、突発が検出されないことがある。また、統計的に有意な干渉測定のために、単一よりも多くの干渉サンプルが取得されるべきである。これらの問題を緩和するために、SC−FDMシンボルストリームを並列に受信機305に送信する送信機は、ユーザ固有挿入期間オフセット(即ち、異なる挿入期間オフセット)に従って、データ変調シンボルのそれぞれのシーケンスにチャネル又は干渉推定変調シンボルを挿入し得る。受信機305は、次いで、異なる送信機によって変調データシンボルの異なるシーケンスに挿入されたチャネル又は干渉推定変調シンボルに関連する測定されたチャネル又は干渉に基づいて、チャネル又は干渉を推定し得る。事実上、第1のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第1のグループ内の第1の複数のデータ変調シンボルが、390において、第2のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第2のグループ内の第1の複数のチャネル又は干渉推定変調シンボルのために推定されたチャネル応答又は干渉に少なくとも部分的に基づいて(又は複数の他のSC−FDMシンボルストリームに対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルのために推定されたチャネル応答又は干渉に基づいて)復号され得る。また、変調シンボルの第1のグループは、変調シンボルの第1のグループ内の第2の複数のチャネル又は干渉推定変調シンボルのために推定された干渉に少なくとも部分的に基づいて復号され得る。
[0069]インターリーブされたリソース割振りでは、送信機315によってデータ変調シンボル320のシーケンスに挿入されたチャネル又は干渉推定変調シンボルは、350において送信されるSC−FDMシンボルストリームの送信された時間サンプルと1対1の対応を有しないことがある。しかしながら、挿入されたチャネル又は干渉推定変調シンボルとデータ変調シンボルのグループとの間のセットごとの対応が依然として存在する(例えば、335におけるDFTへの入力の第1の部分中のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、対応するSC−FDMシンボルの第1の部分中の干渉に大部分が敏感である。
[0070]送信機315が送信リソースの1つ又は複数のインターレース(即ち、周波数インターレース)を割り振られたプロセスフロー300の例では、送信機315は、割り振られたインターフェースごとにSC−FDMシンボルごとに固定数のチャネル又は干渉推定変調シンボルを挿入する、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件を実装し得る。例えば、挿入条件は、割り振られたインターレースごとに4つのチャネル又は干渉推定変調シンボルの挿入を指定し得る。従って、送信機315がN個のインターレースを割り振られた場合、送信機315は、SC−FDMシンボルごとに4N個のチャネル又は干渉推定変調シンボルを挿入し得る。送信リソースの各インターレースが、並列に送信される10個のリソースブロックを含み、各リソースブロックが12個のトーン(又はサブキャリア)を含む場合、インターレースごとの4つのチャネル又は干渉推定変調シンボルの挿入は、約3%の挿入検出変調シンボルオーバーヘッドを表す。そのような例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルのインデックスが、例えば、以下のアルゴリズムを使用して決定され得る。
for i = 0 : N-1
for j = 0 : 3
Index(i, j) = j*30*N + Interlace_idx(i)*3*N
end
end
[0071]図3を参照しながら説明したプロセスフロー300に加えて(又はそれの代わりに)、受信機305(例えば、基地局)は、送信機315(例えば、UE)がそれに対してスケジュールされない幾つかのリソース(例えば、リソースブロック又は周波数インターレース)を予約し得る。次いで、これらのリソースに関連する干渉が推定(例えば、測定)され得、推定された干渉は、スケジュールされた送信機について同じであると仮定され、スケジュールされた(1つ又は複数の)送信機について受信されるデータ変調シンボルを復号するために使用され得る。注目すべきことに、幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボル間の広帯域干渉デルタを測定し、次いで、測定されたデルタを、1つ又は複数の復調基準シンボル(DM−RS)に基づいて測定されたサブバンド依存干渉に追加すれば十分であり得る。
[0072]また、図3を参照しながら説明したプロセスフロー300に加えて(又はそれの代わりに)、受信機305は、保守的変調及びコード化方式(MCS)を用いて幾つかのリソースをスケジュールし得る。保守的(例えば、より低い)MCSを用いて送信された変調シンボルは、これらの変調シンボルがより高い干渉レベルに関連するにもかかわらず復号されることが可能であり得る。保守的MCSを用いて送信された変調シンボルが復号された後、受信機305は、残差信号を取得するために、復号された変調シンボルをそれらのそれぞれのシンボル位置から減算し得る。残差信号は、変調シンボルに関連する干渉を表し、復号された変調シンボルに関連する干渉を定量化するために測定され得る。次いで、測定された干渉は、これらの他の変調シンボルを復号することの見込みを改善するために、他の変調シンボルから減算され得る。保守的MCSを使用することの一代替では、1つのチャネル(例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、サウンディング基準信号(SRS)又は物理ランダムアクセスチャネル(PRACH))中で正常に復号された変調シンボルに関連する干渉が、他のチャネル中で受信された変調シンボルを復号することの見込みを改善するために、別のチャネル(例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))から推定及び減算され得る。
[0073]図4に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置415のブロック図400を示す。装置415は、図1又は図2を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b又は215−cのうちの1つ又は複数の態様、若しくは図3を参照しながら説明した送信機315の態様の一例であり得る。装置415はまた、プロセッサであるか、又はプロセッサを含み得る。装置415は、受信機モジュール410、ワイヤレス通信管理モジュール420又は送信機モジュール430を含み得る。これらのモジュールの各々は互いと通信していることがある。
[0074]装置415のモジュールは、適用可能な機能の一部又は全部をハードウェアで実行するように適応された1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々に又はまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つ又は複数の他の処理ユニット(又はコア)によって、1つ又は複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SoC)又は他のセミカスタムIC)が使用され得る。各モジュールの機能はまた、全体的に、又は部分的に、1つ又は複数の汎用又は特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0075] 幾つかの例では、受信機モジュール410は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの無線周波数(RF)受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル(例えば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル)を含み得る。共有無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)を含み得る。幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトルは、例えば、図1又は図2を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール410は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[0076]幾つかの例では、送信機モジュール430は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール430は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[0077]幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール420は、装置415のためのワイヤレス通信の1つ又は複数の態様を管理するために使用され得る。幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール420は、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入モジュール435、DFTモジュール440又はSC−FDMシンボルストリーム生成モジュール445を含み得る。
[0078]チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入モジュール435は、チャネル又は干渉推定変調シンボルをデータ変調シンボルのシーケンスに挿入するために使用され得る。幾つかの例では、データ変調シンボルのシーケンス中のデータ変調シンボルが、チャネル又は干渉推定変調シンボルにレートマッチングされ得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、データ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。
[0079]DFTモジュール440は、データ変調シンボルのシーケンス中の変調シンボルのグループに対してDFTを実行するために使用され得る。変調シンボルのグループは、チャネル又は干渉推定変調シンボルのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0080]SC−FDMシンボルストリーム生成モジュール445は、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいて、SC−FDMシンボルストリームを生成するために使用され得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームを生成することは、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいてトーンマッピングを実行することと、トーンマッピングの出力に対してIFFTを実行することとを含み得る。SC−FDMシンボルストリームは、送信機モジュール430を介して受信機に送信され得る(例えば、SC−FDMシンボルストリームは、アップリンクチャネル上で基地局に送信され得る)。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、共有無線周波数スペクトル上で送信され得る。
[0081]幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームのために割り振られた幾つかのリソースブロック内の全ての周波数にわたり得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[0082]図5に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置515のブロック図500を示す。装置515は、図1又は図2を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b又は215−cのうちの1つ又は複数の態様、図3を参照しながら説明した送信機315の態様、若しくは図4を参照しながら説明した装置415の態様の一例であり得る。装置515はまた、プロセッサであるか、又はプロセッサを含み得る。装置515は、受信機モジュール510、ワイヤレス通信管理モジュール520又は送信機モジュール530を含み得る。これらのモジュールの各々は互いと通信していることがある。
[0083]装置515のモジュールは、適用可能な機能の一部又は全部をハードウェアで実行するように適応された1つ又は複数のASICを使用して、個々に又はまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つ又は複数の他の処理ユニット(又はコア)によって、1つ又は複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、又は他のセミカスタムIC)が使用され得る。各モジュールの機能はまた、全体的に又は部分的に、1つ又は複数の汎用又は特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0084]幾つかの例では、受信機モジュール510は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル(例えば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル)を含み得る。共有無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)を含み得る。幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトルは、例えば、図1又は図2を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール510は、幾つかの場合には、専用無線周波数スペクトル及び共有無線周波数スペクトルのための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A受信機モジュール(例えば、専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール512)、及び共有無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A受信機モジュール(例えば、共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール514)の形態をとり得る。専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール512又は共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール514を含む受信機モジュール510は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[0085]幾つかの例では、送信機モジュール530は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール530は、幾つかの場合には、専用無線周波数スペクトル及び共有無線周波数スペクトルのための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A送信機モジュール(例えば、専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール532)、及び共有無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A送信機モジュール(例えば、共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール534)の形態をとり得る。専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール532又は共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール534を含む送信機モジュール530は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、第1の無線周波数スペクトル又は第2の無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[0086]幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール520は、装置515のためのワイヤレス通信の1つ又は複数の態様を管理するために使用され得る。幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール520は、挿入命令処理モジュール550、挿入条件識別モジュール555、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入モジュール535、DFTモジュール540又はSC−FDMシンボルストリーム生成モジュール545を含み得る。
[0087]挿入命令処理モジュール550は、基地局からチャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令を受信するために使用され得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、基地局からの送信許可(例えば、アップリンク許可)に関して、又は基地局の制御シグナリングに関して受信され得る。チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、疑似静的命令又は動的命令を含み得る。
[0088]挿入条件識別モジュール555は、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令に少なくとも部分的に基づいて、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件を随意に識別するために使用され得る。挿入条件識別モジュール555は、チャネル又は干渉推定変調シンボルを挿入するためのユーザ固有(例えば、UE固有)挿入期間オフセットを決定するためにも使用され得る。幾つかの例では、ユーザ固有挿入期間オフセットは、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件によって識別され得る。
[0089]チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入モジュール535は、チャネル又は干渉推定変調シンボルをデータ変調シンボルのシーケンスに挿入するために使用され得る。チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入モジュール535は、挿入命令処理モジュール550によって受信された挿入命令に従って及び/又は挿入条件識別モジュール555によって識別された挿入条件又はユーザ固有挿入期間オフセットに従って、チャネル又は干渉推定変調シンボルをデータ変調シンボルのシーケンスに挿入し得る。幾つかの例では、データ変調シンボルのシーケンス中のデータ変調シンボルが、チャネル又は干渉推定変調シンボルにレートマッチングされ得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、データ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。
[0090]DFTモジュール540は、データ変調シンボルのシーケンス中の変調シンボルのグループに対してDFTを実行するために使用され得る。変調シンボルのグループは、チャネル又は干渉推定変調シンボルのうちの少なくとも1つを含み得る。
[0091]SC−FDMシンボルストリーム生成モジュール545は、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいて、SC−FDMシンボルストリームを生成するために使用され得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームを生成することは、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいてトーンマッピングを実行することと、トーンマッピングの出力に対してIFFTを実行することとを含み得る。SC−FDMシンボルストリームは、送信機モジュール430を介して受信機に送信され得る(例えば、SC−FDMシンボルストリームは、アップリンクチャネル上で基地局に送信され得る)。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、共有無線周波数スペクトル上で送信され得る。
[0092]幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームのために割り振られた幾つかのリソースブロック内の全ての周波数にわたり得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[0093]図6に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置605のブロック図600を示す。装置605は、図1又は図2を参照しながら説明した基地局105、205又は205−aのうちの1つ以上の態様又は図3を参照しながら説明した受信機305の態様の一例であり得る。装置605はまた、プロセッサであるか、又はプロセッサを含み得る。装置605は、受信機モジュール610、ワイヤレス通信管理モジュール620又は送信機モジュール630を含み得る。これらのモジュールの各々は互いと通信していることがある。
[0094]装置605のモジュールは、適用可能な機能の一部又は全部をハードウェアで実行するように適応された1つ又は複数のASICを使用して、個々に又はまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つ又は複数の他の処理ユニット(又はコア)によって、1つ又は複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC又は他のセミカスタムIC)が使用され得る。各モジュールの機能はまた、全体的に又は部分的に、1つ又は複数の汎用又は特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0095] 幾つかの例では、受信機モジュール610は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル(例えば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル)を含み得る。共有無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)を含み得る。幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトルは、例えば、図1又は図2を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール610は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[0096]幾つかの例では、送信機モジュール630は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール630は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[0097]幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール620は、装置605のためのワイヤレス通信の1つ又は複数の態様を管理するために使用され得る。幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール620は、IDFTモジュール635、チャネル又は干渉推定モジュール640若しくは復号モジュール645を含み得る。
[0098]IDFTモジュール635は、少なくとも1つのSC−FDMシンボルストリームの各々について複数のデータ変調シンボル及びチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元するために、少なくとも1つのSC−FDMシンボルストリームの各々についてDFTのトーンデマッピングされた出力に対してIDFTを実行するために使用され得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリーム(例えば、特定のユーザから受信されたSC−FDMシンボルストリーム)に対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームに対応するデータ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[0099]チャネル又は干渉推定モジュール640は、チャネル又は干渉推定変調シンボルに少なくとも部分的に基づいて、チャネル応答又は干渉(例えば、少なくとも1つのSNR)を推定するために使用され得る。
[00100]復号モジュール645は、推定されたチャネル応答又は干渉に少なくとも部分的に基づいてデータ変調シンボルを復号するために使用され得る。
[00101]図7に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置705のブロック図700を示す。装置705は、図1又は図2を参照しながら説明した基地局105、205、又は205−aのうちの1つ以上の態様、図3を参照しながら説明した受信機305の態様又は図6を参照しながら説明した装置605の態様の一例であり得る。装置705はまた、プロセッサであるか、又はそれを含み得る。装置705は、受信機モジュール710、ワイヤレス通信管理モジュール720、又は送信機モジュール730を含み得る。これらのモジュールの各々は互いと通信していることがある。
[00102]装置705のモジュールは、適用可能な機能の一部又は全部をハードウェアで実行するように適応された1つ又は複数のASICを使用して、個々に又はまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つ又は複数の他の処理ユニット(又はコア)によって、1つ又は複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(例えば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC又は他のセミカスタムIC)が使用され得る。各モジュールの機能はまた、全体的に、又は部分的に、1つ以上の汎用又は特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[00103]幾つかの例では、受信機モジュール710は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル(例えば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル)を含み得る。共有無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)を含み得る。幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトルは、例えば、図1又は図2を参照しながら説明したように、LTE/LTE−A通信のために使用され得る。受信機モジュール710は、幾つかの場合には、専用無線周波数スペクトル及び共有無線周波数スペクトルのための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A受信機モジュール(例えば、専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール712)、及び共有無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A受信機モジュール(例えば、共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール714)の形態をとり得る。専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール712又は共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A受信機モジュール714を含む受信機モジュール710は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[00104]幾つかの例では、送信機モジュール730は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機モジュール730は、幾つかの場合には、専用無線周波数スペクトル及び共有無線周波数スペクトルのための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、幾つかの例では、専用無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A送信機モジュール(例えば、専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール732)、及び共有無線周波数スペクトル上で通信するためのLTE/LTE−A送信機モジュール(例えば、共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール734)の形態をとり得る。専用RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール732又は共有RFスペクトルのためのLTE/LTE−A送信機モジュール734を含む送信機モジュール730は、図1又は図2を参照しながら説明したワイヤレス通信システム100又は200の1つ又は複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つ又は複数の通信リンク上で様々なタイプのデータ又は制御信号(即ち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、第1の無線周波数スペクトル又は第2の無線周波数スペクトル上で確立され得る。
[00105]幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール720は、装置705のためのワイヤレス通信の1つ又は複数の態様を管理するために使用され得る。幾つかの例では、ワイヤレス通信管理モジュール720は、挿入命令送信モジュール750、SC−FDMシンボルストリーム処理モジュール755、IDFTモジュール735、チャネル又は干渉推定モジュール740若しくは復号モジュール745を含み得る。
[00106]挿入命令送信モジュール750は、1つ以上のUEにチャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令を送信するために使用され得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、UEに送信された送信許可(例えば、アップリンク許可)に関して、又はUEに送信された制御シグナリングに関して送信され得る。チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、疑似静的命令又は動的命令を含み得る。
[00107]SC−FDMシンボルストリーム処理モジュール755は、異なるユーザ(例えば、異なるUE)に関連する複数のSC−FDMシンボルストリームを受信するために使用され得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、共有無線周波数スペクトル上で受信され得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリーム処理モジュール755は、例えば、各SC−FDMシンボルストリームについてDFTのトーンデマッピングされた出力に対して等化を実行することによって、受信されたSC−FDMシンボルストリームを処理するために使用され得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリーム処理モジュール755は、例えば、DFTの出力を取得するために各SC−FDMシンボルストリームに対してFFTを実行することと、各DFTの出力に対してトーンデマッピングを実行することと、DFTの各トーンデマッピングされた出力に対して等化及びチャネル推定を実行することとによって、受信されたSC−FDMシンボルストリームを処理するために使用され得る。
[00108]IDFTモジュール735は、SC−FDMシンボルストリームの各々について複数のデータ変調シンボル及びチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元するために、各等化されたトーンデマッピングされた出力に対してIDFTを実行するために使用され得る。幾つかの例では、IDFTモジュール735は、ユーザ固有挿入期間オフセットに従って、異なるSC−FDMシンボルストリームから、異なるユーザに対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元し得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリーム(例えば、特定のユーザから受信されたSC−FDMシンボルストリーム)に対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームに対応するデータ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[00109]チャネル又は干渉推定モジュール740は、チャネル又は干渉推定変調シンボルに少なくとも部分的に基づいて、干渉(例えば、SNR)を推定するために使用され得る。
[00110]復号モジュール745は、推定された干渉に少なくとも部分的に基づいてデータ変調シンボルを復号するために使用され得る。幾つかの例では、第1のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第1のグループ内の第1の複数のデータ変調シンボルが、第2のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第2のグループ内の第1の複数のチャネル又は干渉推定変調シンボルのために推定された干渉に少なくとも部分的に基づいて復号され得る。
[00111]図8に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUE815のブロック図800を示す。UE815は、様々な構成を有し得、パーソナルコンピュータ(例えば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなど含まれるか、又はそれらの一部であり得る。UE815は、幾つかの例では、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。幾つかの例では、UE815は、図1、図2又は図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c又は815のうちの1つ又は複数の態様、図3を参照しながら説明した送信機315の態様、若しくは図4又は図5を参照しながら説明した装置415又は515のうちの1つ又は複数の態様の一例であり得る。UE815は、図1、図2、図3、図4、又は図5を参照しながら説明したUE又は装置の特徴及び機能のうちの少なくとも幾つかを実装するように構成され得る。
[00112]UE815は、UEプロセッサモジュール810、UEメモリモジュール820、((1つ又は複数の)UEトランシーバモジュール830によって表される)少なくとも1つのUEトランシーバモジュール、((1つ又は複数の)UEアンテナ840によって表される)少なくとも1つのUEアンテナ又はUEワイヤレス通信管理モジュール850を含み得る。これらの構成要素の各々は、1つ又は複数のバス835上で、直接又は間接的に、互いと通信していることがある。
[00113]UEメモリモジュール820は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。UEメモリモジュール820は、実行されたとき、データ変調シンボルのシーケンスへのチャネル又は干渉推定変調シンボルの挿入を含む、ワイヤレス通信に関係する本明細書で説明する様々な機能をUEプロセッサモジュール810に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード825を記憶し得る。代替的に、コード825は、UEプロセッサモジュール810によって直接的に実行可能ではないが、(例えば、コンパイルされ、実行されたとき)本明細書で説明する機能のうちの幾つかをUE815に実行させるように構成され得る。
[00114]UEプロセッサモジュール810は、インテリジェントハードウェア機器、例えば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。UEプロセッサモジュール810は、(1つ又は複数の)UEトランシーバモジュール830を通して受信された情報、又は(1つ又は複数の)UEアンテナ840を通した送信のために(1つ又は複数の)UEトランシーバモジュール830に送られるべき情報を処理し得る。UEプロセッサモジュール810は、単独で、又は、UEワイヤレス通信管理モジュール850とともに、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で通信すること(又はそれの上での通信を管理すること)の様々な態様を扱い得る。専用無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル(例えば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル)を含み得る。共有無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)を含み得る。
[00115](1つ又は複数の)UEトランシーバモジュール830は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つ又は複数の)UEアンテナ840に与え、(1つ又は複数の)UEアンテナ840から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。(1つ又は複数の)UEトランシーバモジュール830は、幾つかの例では、1つ又は複数のUE送信機モジュール及び1つ又は複数の別個のUE受信機モジュールとして実装され得る。(1つ又は複数の)UEトランシーバモジュール830は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル中での通信をサポートし得る。(1つ又は複数の)UEトランシーバモジュール830は、(1つ又は複数の)UEアンテナ840を介して、図1又は図2を参照しながら説明した基地局105、205又は205−aのうちの1つ又は複数、図3を参照しながら説明した受信機305の態様若しくは図6又は図7を参照しながら説明した装置605又は705のうちの1つ又は複数の態様と双方向に通信するように構成され得る。UE815は単一のUEアンテナを含み得るが、UE815が複数のUEアンテナ840を含み得る例があり得る。
[00116]UEワイヤレス通信管理モジュール850は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上でのワイヤレス通信に関係する図1、図2、図3、図4又は図5を参照しながら説明したUE又は装置の特徴若しくは機能の一部若しくは全部を実行又は制御するように構成され得る。例えば、UEワイヤレス通信管理モジュール850は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトルを使用して、補足ダウンリンクモード(例えば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード又はスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。UEワイヤレス通信管理モジュール850は、専用無線周波数スペクトル中でのLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、専用RFスペクトルのためのUE LTE/LTE−Aモジュール855と、共有無線周波数スペクトル中でのLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、共有RFスペクトルのためのUE LTE/LTE−Aモジュール860とを含み得る。UEワイヤレス通信管理モジュール850、又はそれの部分はプロセッサを含み得、若しくはUEワイヤレス通信管理モジュール850の機能の一部又は全部は、UEプロセッサモジュール810によって実行されるか、又はUEプロセッサモジュール810とともに実行され得る。幾つかの例では、UEワイヤレス通信管理モジュール850は、図4又は図5を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420又は520の一例であり得る。
[00117]図9に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局905(例えば、eNBの一部又は全部を形成する基地局)のブロック図900を示す。幾つかの例では、基地局905は、図1又は図2を参照しながら説明した基地局105、205又は205−aの1つ又は複数の態様、図3を参照しながら説明した受信機305の態様、若しくは図6又は図7を参照しながら説明した装置605又は705のうちの1つ又は複数の態様の一例であり得る。基地局905は、図1、図2、図3、図6又は図7を参照しながら説明した基地局の特徴及び機能のうちの少なくとも幾つかを実装するか又は可能にするように構成され得る。
[00118]基地局905は、基地局プロセッサモジュール910、基地局メモリモジュール920、((1つ又は複数の)基地局トランシーバモジュール950によって表される)少なくとも1つの基地局トランシーバモジュール、((1つ又は複数の)基地局アンテナ955によって表される)少なくとも1つの基地局アンテナ又は基地局ワイヤレス通信管理モジュール960を含み得る。基地局905はまた、基地局通信モジュール930又はネットワーク通信モジュール940のうちの1つ又は複数を含み得る。これらの構成要素の各々は、1つ又は複数のバス935上で、直接又は間接的に、互いと通信していることがある。
[00119]基地局メモリモジュール920はRAM又はROMを含み得る。基地局メモリモジュール920は、実行されたとき、チャネル又は干渉推定変調シンボルの復元と、チャネル又は干渉推定変調シンボルに少なくとも部分的に基づく干渉の推定と、推定された干渉に少なくとも部分的に基づくデータ変調シンボルの復号とを含む、ワイヤレス通信に関係する本明細書で説明する様々な機能を基地局プロセッサモジュール910に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード925を記憶し得る。代替的に、コード925は、基地局プロセッサモジュール910によって直接的に実行可能ではないが、(例えば、コンパイルされ、実行されたとき)本明細書で説明する機能のうちの幾つかを基地局905に実行させるように構成され得る。
[00120]基地局プロセッサモジュール910は、インテリジェントハードウェア機器、例えば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。基地局プロセッサモジュール910は、(1つ又は複数の)基地局トランシーバモジュール950、基地局通信モジュール930、又はネットワーク通信モジュール940を通して受信された情報を処理し得る。基地局プロセッサモジュール910はまた、(1つ又は複数の)アンテナ955を通した送信のために(1つ又は複数の)トランシーバモジュール950に送られるべき情報、1つ又は複数の他の基地局905−a及び905−bへの送信のために基地局通信モジュール930に送られるべき情報、又は図1を参照しながら説明したコアネットワーク130の1つ又は複数の態様の一例であり得る、コアネットワーク945への送信のためにネットワーク通信モジュール940に送られるべき情報を処理し得る。基地局プロセッサモジュール910は、単独で、又は、基地局ワイヤレス通信管理モジュール960とともに、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上で通信すること(又はそれの上での通信を管理すること)の様々な態様を扱い得る。専用無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル(例えば、LTE/LTE−A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトルなど、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル)を含み得る。共有無線周波数スペクトルは、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)を含み得る。
[00121](1つ又は複数の)基地局トランシーバモジュール950は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つ又は複数の)基地局アンテナ955に与え、(1つ又は複数の)基地局アンテナ955から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。(1つ又は複数の)基地局トランシーバモジュール950は、幾つかの例では、1つ又は複数の基地局送信機モジュール及び1つ又は複数の別個の基地局受信機モジュールとして実装され得る。(1つ又は複数の)基地局トランシーバモジュール950は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル中での通信をサポートし得る。(1つ又は複数の)基地局トランシーバモジュール950は、(1つ又は複数の)アンテナ955を介して、図1、図2又は図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c又は815のうちの1つ又は複数、図3を参照しながら説明した送信機315の態様、若しくは図4又は図5を参照しながら説明した装置415又は515のうちの1つ又は複数など、1つ又は複数のUE又は装置と双方向に通信するように構成され得る。基地局905は、例えば、複数の基地局アンテナ955(例えば、アンテナアレイ)を含み得る。基地局905は、ネットワーク通信モジュール940を通してコアネットワーク945と通信し得る。基地局905はまた、基地局通信モジュール930を使用して、基地局905−a及び905−bなど、他の基地局と通信し得る。
[00122]基地局ワイヤレス通信管理モジュール960は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトル上でのワイヤレス通信に関係する図1、図2、図3、図6又は図7を参照しながら説明した特徴又は機能の一部又は全部を実行又は制御するように構成され得る。例えば、基地局ワイヤレス通信管理モジュール960は、専用無線周波数スペクトル又は共有無線周波数スペクトルを使用して、補足ダウンリンクモード(例えば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード又はスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。基地局ワイヤレス通信管理モジュール960は、専用無線周波数スペクトル中でのLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、専用RFスペクトルのための基地局LTE/LTE−Aモジュール965と、共有無線周波数スペクトル中でのLTE/LTE−A通信を扱うように構成された、共有RFスペクトルのための基地局LTE/LTE−Aモジュール970とを含み得る。基地局ワイヤレス通信管理モジュール960、又はそれの部分はプロセッサを含み得、若しくは基地局ワイヤレス通信管理モジュール960の機能の一部又は全部は、基地局プロセッサモジュール910によって実行されるか、又は基地局プロセッサモジュール910とともに実行され得る。幾つかの例では、基地局ワイヤレス通信管理モジュール960は、図6又は図7を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620又は720の一例であり得る。
[00123]図10は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1000を示すフローチャートである。明快のために、方法1000について、図1、図2又は図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c又は815のうちの1つ又は複数の態様、若しくは図3を参照しながら説明した送信機315の態様、若しくは図4又は図5を参照しながら説明した装置415又は515のうちの1つ又は複数の態様に関して、以下で説明する。幾つかの例では、UE又は装置は、以下で説明する機能を実行するようにUE又は装置の機能要素を制御するためのコードの1つ又は複数のセットを実行し得る。追加又は代替として、UE又は装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つ又は複数を実行し得る。
[00124]ブロック1005において、方法1000は、チャネル又は干渉推定推定変調シンボルをデータ変調シンボルのシーケンスに挿入することを含み得る。幾つかの例では、データ変調シンボルのシーケンス中のデータ変調シンボルが、チャネル又は干渉推定変調シンボルにレートマッチングされ得る。ブロック1005における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850若しくは図4又は図5を参照しながら説明したチャネル又は干渉推定変調シンボル挿入モジュール435又は535を使用して実行され得る。
[00125]方法1000の幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、データ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。
[00126]ブロック1010において、方法1000は、データ変調シンボルのシーケンス中の変調シンボルのグループに対してDFTを実行することを含み得る。変調シンボルのグループは、チャネル又は干渉推定変調シンボルのうちの少なくとも1つを含み得る。ブロック1010における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850、若しくは図4又は図5を参照しながら説明したDFTモジュール440又は540を使用して実行され得る。
[00127]ブロック1015において、方法1000は、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいて、SC−FDMシンボルストリームを生成することを含み得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームを生成することは、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいてトーンマッピングを実行することと、トーンマッピングの出力に対してIFFTを実行することとを含み得る。ブロック1015における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850、若しくは図4又は図5を参照しながら説明したSC−FDMシンボルストリーム生成モジュール445又は545を使用して実行され得る。
[00128]ブロック1020において、SC−FDMシンボルストリームは受信機に送信され得る(例えば、SC−FDMシンボルストリームは、アップリンクチャネル上で基地局に送信され得る)。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、共有無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)上で送信され得る。
[00129]方法1000の幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームのために割り振られた幾つかのリソースブロック内の全ての周波数にわたり得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[00130]従って、方法1000はワイヤレス通信を提供し得る。方法1000は一実装形態にすぎないこと、及び方法1000の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるか、又は場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[00131]図11は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1100を示すフローチャートである。明快のために、方法1100について、図1、図2又は図8を参照しながら説明したUE115、215、215−a、215−b、215−c又は815のうちの1つ又は複数の態様、図3を参照しながら説明した送信機315の態様、若しくは図4又は図5を参照しながら説明した装置415又は515のうちの1つ又は複数の態様に関して、以下で説明する。幾つかの例では、UE又は装置は、以下で説明する機能を実行するようにUE又は装置の機能要素を制御するためのコードの1つ又は複数のセットを実行し得る。追加又は代替として、UE又は装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つ又は複数を実行し得る。
[00132]ブロック1105において、方法1100は、(例えば、基地局から)チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令を受信することを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、基地局からの送信許可(例えば、アップリンク許可)に関して、又は基地局の制御シグナリングに関して受信され得る。チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、疑似静的命令又は動的命令を含み得る。ブロック1105における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850、若しくは図5を参照しながら説明した挿入命令処理モジュール550を使用して実行され得る。
[00133]ブロック1110において、方法1100は、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令に少なくとも部分的に基づいて、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件を識別することを随意に含み得る。ブロック1110における(1つ又は複数の)動作は、チャネル又は干渉推定変調シンボルを挿入するためのユーザ固有(例えば、UE固有)挿入期間オフセットを決定することをも含み得る。幾つかの例では、ユーザ固有挿入期間オフセットは、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件によって識別され得る。ブロック1110における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850若しくは図5を参照しながら説明した挿入条件識別モジュール555を使用して実行され得る。
[00134]ブロック1115において、方法1100は、チャネル又は干渉推定変調シンボルをデータ変調シンボルのシーケンスに挿入することを含み得る。チャネル又は干渉推定変調シンボルは、ブロック1105において受信された挿入命令及び/又はブロック1110において識別された挿入条件又はユーザ固有挿入期間オフセットに従って、データ変調シンボルのシーケンスに挿入され得る。幾つかの例では、データ変調シンボルのシーケンス中のデータ変調シンボルが、チャネル又は干渉推定変調シンボルにレートマッチングされ得る。ブロック1115における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850若しくは図4又は図5を参照しながら説明したチャネル又は干渉推定変調シンボル挿入モジュール435又は535を使用して実行され得る。
[00135]方法1100の幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、データ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。
[00136]ブロック1120において、方法1100は、データ変調シンボルのシーケンス中の変調シンボルのグループに対してDFTを実行することを含み得る。変調シンボルのグループは、チャネル又は干渉推定変調シンボルのうちの少なくとも1つを含み得る。ブロック1120における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850若しくは図4又は図5を参照しながら説明したDFTモジュール440又は540を使用して実行され得る。
[00137]ブロック1125において、方法1100は、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいて、SC−FDMシンボルストリームを生成することを含み得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームを生成することは、DFTの出力に少なくとも部分的に基づいてトーンマッピングを実行することと、トーンマッピングの出力に対してIFFTを実行することとを含み得る。ブロック1125における(1つ又は複数の)動作は、図4、図5又は図8を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール420、520又は850若しくは図4又は図5を参照しながら説明したSC−FDMシンボルストリーム生成モジュール445又は545を使用して実行され得る。
[00138]ブロック1130において、SC−FDMシンボルストリームは受信機に送信され得る(例えば、SC−FDMシンボルストリームは、アップリンクチャネル上で基地局に送信され得る)。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、共有無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)上で送信され得る。
[00139]方法1100の幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームのために割り振られた幾つかのリソースブロック内の全ての周波数にわたり得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[00140]従って、方法1100はワイヤレス通信を提供し得る。方法1100は一実装形態にすぎないこと、及び方法1100の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるか又は場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[00141]図12は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1200を示すフローチャートである。明快のために、方法1200について、図1、図2又は図9を参照しながら説明した基地局105、205、205−a又は905のうちの1つ又は複数の態様、図3を参照しながら説明した受信機305の態様、若しくは図7又は図8を参照しながら説明した装置705又は805のうちの1つ又は複数の態様に関して、以下で説明する。幾つかの例では、基地局又は装置は、以下で説明する機能を実行するように基地局又は装置の機能要素を制御するためのコードの1つ又は複数のセットを実行し得る。追加又は代替として、基地局又は装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つ又は複数を実行し得る。
[00142]ブロック1205において、方法1200は、少なくとも1つのSC−FDMシンボルストリームの各々について複数のデータ変調シンボル及びチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元するために、少なくとも1つのSC−FDMシンボルストリームの各々についてDFTのトーンデマッピングされた出力に対してIDFTを実行することを含み得る。ブロック1205における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図6又は図7を参照しながら説明したIDFTモジュール635又は735を使用して実行され得る。
[00143]方法1200の幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリーム(例えば、特定のユーザから受信されたSC−FDMシンボルストリーム)に対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームに対応するデータ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[00144]ブロック1210において、方法1200は、チャネル又は干渉推定変調シンボルに少なくとも部分的に基づいて、チャネル応答又は干渉(例えば、少なくとも1つのSNR)を推定することを含み得る。ブロック1210における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図6又は図7を参照しながら説明したチャネル又は干渉推定モジュール640又は740を使用して実行され得る。
[00145]ブロック1215において、方法1200は、推定されたチャネル応答又は干渉に少なくとも部分的に基づいてデータ変調シンボルを復号することを含み得る。ブロック1215における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図6又は図7を参照しながら説明した復号モジュール645又は745を使用して実行され得る。
[00146]従って、方法1200はワイヤレス通信を提供し得る。方法1200は一実装形態にすぎないこと、及び方法1200の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるか又は場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[00147]図13は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法1300を示すフローチャートである。明快のために、方法1300について、図1、図2又は図9を参照しながら説明した基地局105、205、205−a又は905のうちの1つ又は複数の態様、図3を参照しながら説明した受信機305の態様、若しくは図7又は図8を参照しながら説明した装置705又は805のうちの1つ又は複数の態様に関して、以下で説明する。幾つかの例では、基地局又は装置は、以下で説明する機能を実行するように基地局又は装置の機能要素を制御するためのコードの1つ又は複数のセットを実行し得る。追加又は代替として、基地局又は装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する機能のうちの1つ又は複数を実行し得る。
[00148]ブロック1305において、方法1300は、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令を複数のUEに送信することを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、UEに送信された送信許可(例えば、アップリンク許可)に関して、又はUEに送信された制御シグナリングに関して送信され得る。チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令は、疑似静的命令又は動的命令を含み得る。ブロック1305における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図7を参照しながら説明した挿入命令送信モジュール750を使用して実行され得る。
[00149]ブロック1310において、方法1300は、異なるユーザ(例えば、異なるUE)に関連する複数のSC−FDMシンボルストリームを受信することを含み得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、アップリンクチャネル上で受信され得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリームは、共有無線周波数スペクトル(例えば、Wi−Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル、若しくは等しく共有されるか、又は優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル)上で受信され得る。ブロック1310における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図7を参照しながら説明したSC−FDMシンボルストリーム処理モジュール755を使用して実行され得る。
[00150]ブロック1315において、方法1300は、SC−FDMシンボルストリームの各々についてDFTのトーンデマッピングされた出力に対して等化を実行することを含み得る。ブロック1315における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図7を参照しながら説明したSC−FDMシンボルストリーム処理モジュール760を使用して実行され得る。
[00151]ブロック1320において、方法1300は、SC−FDMシンボルストリームの各々について複数のデータ変調シンボル及びチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元するために、各等化されたトーンデマッピングされた出力に対してIDFTを実行することを含み得る。幾つかの例では、ブロック1320における(1つ又は複数の)動作は、異なるユーザに対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルを、ユーザ固有挿入期間オフセットに従って、異なるSC−FDMシンボルストリームから復元することを含み得る。ブロック1320における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図6又は図7を参照しながら説明したIDFTモジュール635又は735を使用して実行され得る。
[00152]方法1300の幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは0シンボルを含み得る。幾つかの例では、チャネル又は干渉推定変調シンボルは、知られている非0シンボルを含み得る。幾つかの例では、SC−FDMシンボルストリーム(例えば、特定のユーザから受信されたSC−FDMシンボルストリーム)に対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルは、SC−FDMシンボルストリームに対応するデータ変調シンボルに関する低減された変調次数を有し得る。幾つかの例では、同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボル中に含まれ得る。
[00153]ブロック1325において、方法1300は、チャネル又は干渉推定変調シンボルに少なくとも部分的に基づいて、チャネル応答又は干渉(例えば、SNR)を推定することを含み得る。ブロック1325における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図6又は図7を参照しながら説明した干渉推定モジュール640又は740を使用して実行され得る。
[00154]ブロック1330において、方法1300は、推定されたチャネル応答又は干渉に少なくとも部分的に基づいてデータ変調シンボルを復号することを含み得る。幾つかの例では、第1のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第1のグループ内の第1の複数のデータ変調シンボルが、第2のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第2のグループ内の第1の複数のチャネル又は干渉推定変調シンボルのために推定された干渉に少なくとも部分的に基づいて復号され得る。ブロック1330における(1つ又は複数の)動作は、図6、図7又は図9を参照しながら説明したワイヤレス通信管理モジュール620、720又は960若しくは図6又は図7を参照しながら説明した復号モジュール645又は745を使用して実行され得る。
[00155]従って、方法1300はワイヤレス通信を提供し得る。方法1300は一実装形態にすぎないこと、及び方法1300の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるか又は場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[00156]本明細書で説明した技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、及び他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」及び「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0及びAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標):Wideband CDMA)及びCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(WiFi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA及びE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)及びLTEアドバンスト(LTE−A:LTE-Advanced)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、及びGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000及びUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明した技法は、無認可及び/又は共有帯域幅を介したセルラー(例えば、LTE)通信を含む、上述のシステム及び無線技術、ならびに他のシステム及び無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明では、例としてLTE/LTE−Aシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE/LTE−A適用例以外に適用可能である。
[00157]添付の図面に関して上記に記載された詳細な説明は、例について説明しており、実装され得る又は特許請求の範囲内に入る例のみを表すものではない。「例」及び「例示的」という語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、又は例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」又は「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明する技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。幾つかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造及び装置がブロック図の形式で示されている。
[00158]情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して表され得る。例えば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界又は磁性粒子、光場又は光学粒子、若しくはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[00159]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロック及び構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGA又は他のプログラマブル論理機器、個別ゲート又はトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、若しくは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装又は実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティング機器の組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[00160]本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つ又は複数の命令又はコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、又はコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例及び実装形態は、本開示及び添付の特許請求の範囲及び趣旨内に入る。例えば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、又はこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「及び/又は」という用語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、又は列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。例えば、組成が、構成要素A、B、及び/又はCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、又はAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(例えば、「のうちの少なくとも1つ」若しくは「のうちの1つ又は複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「又は」は、例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、A又はB又はC又はAB又はAC又はBC又はABC(即ち、A及びB及びC)を意味するような選言的列挙を示す。
[00161]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用又は専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD−ROM又は他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ又は他の磁気ストレージ機器若しくは命令又はデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送又は記憶するために使用され得、汎用若しくは専用コンピュータ、又は汎用若しくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の非一時的媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、又は赤外線、無線、及びマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[00162]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成又は使用することができるように与えられたものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。従って、本開示は、本明細書で説明した例及び設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示した原理及び新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ワイヤレス通信のための方法であって、
チャネル又は干渉推定変調シンボルをデータ変調シンボルのシーケンスに挿入することと、
データ変調シンボルの前記シーケンス中の変調シンボルのグループに対して離散フーリエ変換(DFT)を実行することと、変調シンボルの前記グループが、前記チャネル又は干渉推定変調シンボルのうちの少なくとも1つを含む、
前記DFTの出力に少なくとも部分的に基づいて、シングルキャリア周波数領域変調(SC−FDM)シンボルストリームを生成することと
を備える、方法。
[C2] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、0シンボル又は既知の非0シンボルのうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C3] 基地局からチャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令を受信することを更に備え、ここにおいて、前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令に従ってデータ変調シンボルの前記シーケンスに挿入される、
C1に記載の方法。
[C4] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令が、前記基地局からの送信許可に関して受信される、C3に記載の方法。
[C5] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令が疑似静的命令を備える、C3に記載の方法。
[C6] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令に少なくとも部分的に基づいて、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件を識別すること
を更に備える、C3に記載の方法。
[C7] ユーザ固有挿入期間オフセットを決定すること
を更に備え、
ここにおいて、前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記ユーザ固有挿入期間オフセットに従ってデータ変調シンボルの前記シーケンスに挿入される、
C1に記載の方法。
[C8] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記データ変調シンボルに関する低減された変調次数を有する、C1に記載の方法。
[C9] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボルの各々が、前記SC−FDMシンボルストリームのために割り振られた幾つかのリソースブロック内の全ての周波数にわたる、C1に記載の方法。
[C10] 同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボ中に含まれる、C1に記載の方法。
[C11] データ変調シンボルの前記シーケンス中のデータ変調シンボルが、前記チャネル又は干渉推定変調シンボルにレートマッチングされる、C1に記載の方法。
[C12] 前記レートマッチングが、適応可能であり、データ変調シンボルの前記シーケンスに少なくとも部分的に基づく、C11に記載の方法。
[C13] ワイヤレス通信のための装置であって、
チャネル又は干渉推定変調シンボルをデータ変調シンボルのシーケンスに挿入するための手段と、
データ変調シンボルの前記シーケンス中の変調シンボルのグループに対して離散フーリエ変換(DFT)を実行するための手段と、変調シンボルの前記グループが、前記チャネル又は干渉推定変調シンボルのうちの少なくとも1つを含む、
前記DFTの出力に少なくとも部分的に基づいて、シングルキャリア周波数領域変調(SC−FDM)シンボルストリームを生成するための手段と
を備える、装置。
[C14] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、0シンボル又は既知の非0シンボルのうちの少なくとも1つを備える、C13に記載の装置。
[C15] 基地局からチャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令を受信するための手段を更に備え、ここにおいて、前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令に従ってデータ変調シンボルの前記シーケンスに挿入される、C13に記載の装置。
[C16] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令が、前記基地局からの送信許可に関して受信される、C15に記載の装置。
[C17] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入命令に少なくとも部分的に基づいて、チャネル又は干渉推定変調シンボル挿入条件を識別するための手段
を更に備える、C15に記載の装置。
[C18] ユーザ固有挿入期間オフセットを決定するための手段
を更に備え、
ここにおいて、前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記ユーザ固有挿入期間オフセットに従ってデータ変調シンボルの前記シーケンスに挿入される、
C15に記載の装置。
[C19] 同数のチャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記SC−FDMシンボルストリームの各SC−FDMシンボ中に含まれる、C13に記載の装置。
[C20] ワイヤレス通信のための方法であって、
少なくとも1つのシングルキャリア周波数領域変調(SC−FDM)シンボルストリームの各々について複数のデータ変調シンボル及びチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元するために、前記少なくとも1つのSC−FDMシンボルストリームの各々について離散フーリエ変換(DFT)のトーンデマッピングされた出力に対して逆離散フーリエ変換(IDFT)を実行することと、
前記チャネル又は干渉推定変調シンボルに少なくとも部分的に基づいて干渉を推定することと、
推定された前記干渉に少なくとも部分的に基づいて前記データ変調シンボルを復号することと
を備える、方法。
[C21] 各トーンデマッピングされた出力に対して等化を実行すること
を更に備え、
ここにおいて、前記IDFTが、各等化されたトーンデマッピングされた出力に対して実行される、
C20に記載の方法。
[C22] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、0シンボル又は既知の非0シンボルのうちの少なくとも1つを備える、C20に記載の方法。
[C23] SC−FDMシンボルストリームに対応する前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、前記SC−FDMシンボルストリームに対応する前記データ変調シンボルに関する低減された変調次数を有する、C20に記載の方法。
[C24] 異なるユーザに関連する複数のSC−FDMシンボルストリームを受信することと、 ユーザ固有挿入期間オフセットに従って、異なるSC−FDMシンボルストリームから前記異なるユーザに対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元することと
を更に備える、C20に記載の方法。
[C25] 第1のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第1のグループ内の第1の複数のデータ変調シンボルが、第2のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第2のグループ内の第1の複数のチャネル又は干渉推定変調シンボルのために推定された干渉に少なくとも部分的に基づいて復号される、C20に記載の方法。
[C26] ワイヤレス通信のための装置であって、
少なくとも1つのシングルキャリア周波数領域変調(SC−FDM)シンボルストリームの各々について複数のデータ変調シンボル及びチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元するために、前記少なくとも1つのSC−FDMシンボルストリームの各々について離散フーリエ変換(DFT)のトーンデマッピングされた出力に対して逆離散フーリエ変換(IDFT)を実行するための手段と、
前記チャネル又は干渉推定変調シンボルに少なくとも部分的に基づいて干渉を推定するための手段と、
推定された前記干渉に少なくとも部分的に基づいて前記データ変調シンボルを復号するための手段と
を備える、装置。
[C27] 各トーンデマッピングされた出力に対して等化を実行するための手段
を更に備え、
ここにおいて、前記IDFTが、各等化されたトーンデマッピングされた出力に対して実行される、
C26に記載の装置。
[C28] 前記チャネル又は干渉推定変調シンボルが、0シンボル又は知られている非0シンボルのうちの少なくとも1つを備える、C26に記載の装置。
[C29] 異なるユーザに関連する複数のSC−FDMシンボルストリームを受信するための手段と、
ユーザ固有挿入期間オフセットに従って、異なるSC−FDMシンボルストリームから前記異なるユーザに対応するチャネル又は干渉推定変調シンボルを復元するための手段とを更に備える、C26に記載の装置。
[C30] 第1のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第1のグループ内の第1の複数のデータ変調シンボルが、第2のSC−FDMシンボルストリームに対応する変調シンボルの第2のグループ内の第1の複数のチャネル又は干渉推定変調シンボルのために推定された干渉に少なくとも部分的に基づいて復号される、C26に記載の装置。