JP6856999B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
撮像光学系を構成するレンズに入射する光の一部が、当該レンズの界面や当該レンズを保持する部材等によって反射され、撮像面に到達する場合がある。このような不要光によって、ゴーストやフレア等の不要成分が画像に生じる。また、軸上色収差や倍率色収差の補正のために回折光学素子を用いると、撮像画角外に位置する太陽等の高輝度の物体からの光が当該回折光学素子によって回折され、不要成分が画像に生じる場合がある。そこで、不要光を低減する手法が提案されている。特許文献1には、合焦状態の画像と非合焦状態の画像との差分に基づいてゴーストを検出する手法が開示されている。また、特許文献2には、単眼立体撮像による複数の視点画像を比較することによってゴーストを検出する手法が開示されている。
特開2008−54206号公報 特許第5284306号公報
しかしながら、従来の技術では、不要成分を必ずしも良好に低減し得ない場合や、大きな処理負荷が生じる場合があった。
本発明の目的は、不要成分を良好に低減し得る画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することにある。
実施形態の一観点によれば、視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出する検出手段であって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像における複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出する検出手段と、前記不要成分を低減する処理を行う低減手段とを有することを特徴とする画像処理装置が提供される。
本発明によれば、不要成分を良好に低減し得る画像処理装置、画像処理方法及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態による画像処理装置を示すブロック図である。 撮像光学系の瞳領域と撮像素子の受光部との関係を示す図である。 撮像光学系の瞳領域と撮像素子の受光部との関係を示す図である。 撮像光学系の構成及び不要光を示す図である。 絞りの開口を概念的に示す図である。 撮影によって取得される画像の例を示す図である。 視点画像の例を示す図である。 第1実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 差分値マップの例を示す図である。 第1実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 注目画素及び注目領域を示す図である。 差分絶対値和の例を示す図である。 差分絶対値和の例を示す図である。 低減強度値マップを示す図である。 不要成分が低減された画像を示す図である。 撮影によって取得される画像の例を示す図である。 視点画像の例を示す図である。 第2実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 不要成分量マップを示す図である。 第2実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 不要成分が低減された画像を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態による画像処理装置及び画像処理方法について図1乃至図14を用いて説明する。本実施形態による画像処理装置100は、例えば、互いに視差のある複数の画像、即ち、複数の視点画像(複数の視点画像)を取得し得る撮像装置である。なお、ここでは、画像処理装置100が撮像装置である場合、即ち、画像処理装置100が撮像素子102を有している場合を例に説明するが、画像処理装置100は撮像素子102を有していなくてもよい。即ち、画像処理装置100とは別個の撮像装置によって取得される複数の視点画像を用いて、画像処理装置100が画像処理を行うようにしてもよい。
図2は、撮像光学系の瞳領域と撮像素子の受光部との関係を示す図である。撮像光学系101(図1参照)の射出瞳EXPは、互いに異なる複数の瞳領域、即ち、第1の瞳領域P1と第2の瞳領域P2とを含んでいる。撮像素子102の受光部(受光面)114には、複数の画素(光電変換部、分割画素、部分画素)、即ち、第1の画素G1と第2の画素G2とをそれぞれ含む単位画素(画素対)115が行列状に配されている。即ち、撮像素子102の受光部114には、複数の単位画素115が行列状に配された画素アレイが設けられている。各々の単位画素115の上方にはカラーフィルタCFが配されており、カラーフィルタCF上にはマイクロレンズMLが配されている。1つの単位画素115に含まれる第1の画素G1と第2の画素G2とは、対を為している。即ち、1つの単位画素115に含まれる第1の画素G1と第2の画素G2とは、当該単位画素115に対応する1つのマイクロレンズMLを共有している。対を為している第1の画素G1と第2の画素G2とは、マイクロレンズMLを介して、射出瞳EXPと共役な関係を有している。このように、撮像光学系101の射出瞳EXPのうちの互いに異なる瞳領域P1,P2を通過する光束の各々が、撮像素子102に配された互いに異なる画素G1,G2にそれぞれ導かれ、これらの画素G1,G2において光電変換がそれぞれ行われる。
図3は、撮像光学系の瞳領域と撮像素子の受光部との関係を示す図である。図3は、射出瞳EXPの位置に薄肉のレンズが設けられていると仮定した場合を示している。第1の画素G1は、射出瞳EXPのうちの第1の瞳領域P1を通過した光束を受光する。第2の画素G2は、射出瞳EXPのうちの第2の瞳領域P2を通過した光束を受光する。物点OSPには、必ずしも物体が存在している必要はない。物点OSPからの光束のうちの瞳領域P1を通過する光束は、第1の画素G1に入射する。物点OSPからの光束のうちの瞳領域P2を通過する光束は、第2の画素G2に入射する。射出瞳EXPのうちの互いに異なる瞳領域P1、P2を通過した光束が、単位画素115に含まれる互いに異なる画素G1,G2によって受光されることは、瞳分割と称される。互いに異なる瞳領域P1,P2を通過する光束がこれらの画素G1、G2にそれぞれ入射されるため、第1の画素G1からの信号を用いて生成される画像と、第2の画素G2からの信号を用いて生成される画像との間には視差が生じる。本明細書においては、複数の第1の画素G1(第1の画素群)からの信号を用いて生成される画像を、第1の視点画像と称することとする。また、複数の第2の画素G2(第2の画素群)からの信号を用いて生成される画像を、第2の視点画像と称することとする。
なお、射出瞳EXPの位置ずれ等によって上記のような共役関係が完全ではなくなる場合もある。また、射出瞳EXPに含まれる第1の瞳領域P1と第2の瞳領域P2とが部分的に互いに重複(オーバーラップ)する場合もある。このような場合においても、画素G1からの信号によって生成される画像と、画素G2からの信号によって生成される画像との間には、視差は生じる。従って、上記のような共役関係は必ずしも完全でなくてもよい。また、射出瞳EXPに含まれる第1の瞳領域P1と第2の瞳領域P2とが部分的に重複していてもよい。
図1は、第1実施形態による画像処理装置を示すブロック図である。撮像光学系101は、不図示の被写体からの光学像、即ち、被写体像を、撮像素子102の受光部114に結像させる。撮像素子102には、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等が用いられる。撮像素子102は、射出瞳EXPのうちの互いに異なる瞳領域P1、P2を通過する光束を、画素G1、G2においてそれぞれ受光する。撮像素子102は、被写体像を光電変換し、アナログの画像信号を出力する。A/Dコンバータ103は、撮像素子102から出力されるアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換し、デジタルの画像信号を画像処理部104に出力する。
画像処理部104は、A/Dコンバータ103からのデジタルの画像信号に対して画像処理を行う。画像処理部104には、例えば、DSP(Digial Signal Processor)等が用いられる。画像処理部104は、後述するように、視点の異なる複数の視点画像、具体的には、第1の視点画像117a(図7(a)参照)と、第2の視点画像117b(図7(b)参照)とを取得する。後述するように、第1の視点画像117aは、複数の第1の画素G1によって得られる第1の画像信号に応じた画像である。また、後述するように、第2の視点画像117bは、複数の第2の画素G2によって得られる第2の画像信号に応じた画像である。画像処理部104は、後述するように、第1の画像信号と第2の画像信号との合成信号に対応する画像117(図6参照)のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域GSTを、複数の視点画像117a、117bに基づいて検出する。画像処理部104は、後述するように、第1の視点画像117aにおける第1の注目領域raと、第2の視点画像117bにおける複数の第2の注目領域rbとの間における複数の相関値に基づいて、不要成分発生領域GSTを検出する(図11参照)。複数の第2の注目領域rbは、後述するように、第1の注目領域raに対応する領域を含む所定範囲内で第2の注目領域rbを順次ずらすことによって設定される。かかる相関値としては、例えば、差分絶対値和SAD(SAD:Sums of Absolute Difference)が用いられる。より具体的には、例えば、第1の視点画像117aのうちの第1の注目領域ra内に位置する部分と、第2の視点画像117bのうちの第2の注目領域rb内に位置する部分との間の差分絶対値和SADが、かかる相関値として用いられる。画像処理部104は、後述するように、複数の相関値と閾値THRとの比較に基づいて、不要成分発生領域GSTを検出する。後述するように、閾値THRは、第1の注目領域raにおけるコントラストに基づいて設定される。また、後述するように、閾値THRは、第1の注目領域raにおける画素値の平均値に基づいて設定される。また、後述するように、閾値THRは、撮像時のISO感度に基づいて設定される。このように、画像処理部104は、不要成分発生領域GSTを検出する検出手段として機能する。また、画像処理部104は、不要成分を低減する処理を行う低減手段としても機能する。画像処理部104は、後述するように、不要成分発生領域GSTに対して選択的に不要成分を低減する処理を行う。画像処理部104は、後述するように、不要成分発生領域GSTと、不要成分が発生していない領域である不要成分非発生領域との境界において、不要成分の低減度合いが緩やかに変化するように、不要成分を低減する。また、画像処理部104は、不要成分が低減された画像に対してガンマ補正やカラーバランス調整等の一般的な画像処理を行い、所定のファイル形式で画像ファイルを生成する。なお、画像処理部104は、視差に応じた像ずれの補正が行われていない第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとに基づいて、不要成分発生領域GSTを検出する。所定のファイル形式としては、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等が挙げられる。
画像処理部104によって生成される画像ファイル(画像データ)は、記録媒体109に保存される。記録媒体109としては、例えば、半導体メモリや光ディスク等が挙げられる。記録媒体109は、画像処理装置100から着脱可能であってもよいし、着脱不能であってもよい。また、画像処理部104から出力される画像を表示部105によって表示することもできる。記憶部(メモリ)108は、画像処理部104によって行われる画像処理に必要な画像処理プログラムや各種情報等を記憶する。記憶部108は、例えば、RAM(Random Access Memory)とROM(Read Only Memory)とを含む。
システムコントローラ(制御部)110は、撮像素子102を制御するとともに、画像処理部104を制御する。システムコントローラ110には、例えば、CPU(Central Processing Unit)が用いられる。また、システムコントローラ110は、撮像光学系制御部106を介して、撮像光学系101に備えられている絞り101aやフォーカスレンズ101bを制御する。撮像光学系制御部106は、システムコントローラ110から指示される絞り値(Fナンバー)に基づいて、絞り101aの開口径を制御する。また、撮像光学系制御部106は、システムコントローラ110からの指示に基づいて、被写体に合焦するようにフォーカスレンズ101bを調整する(オートフォーカス)。なお、ユーザがフォーカスレンズ101bを手動で操作することによって、被写体に合焦させることも可能である(マニュアルフォーカス)。状態検知部107は、システムコントローラ110からの指示に応じて、現在の撮影条件等の情報を取得する。なお、撮像光学系101は、画像処理装置100の本体(ボディ)から、着脱不能であってもよいし、着脱可能であってもよい。
図4は、撮像光学系101の構成及び不要光を示す図である。図4(a)は、不要光が撮像素子102に入射していない状態を示しており、図4(b)は、不要光が撮像素子102に入射している状態を示している。図4(b)に示すように、高輝度の物体である太陽SUNからの強い光が撮像光学系101を構成するレンズに入射し、当該レンズの界面で反射した光、即ち、不要光121が、撮像素子102の受光部114に達する。不要光121は、ゴーストやフレア等の不要成分を画像内に生じさせる。なお、ここでは、図4(b)に示すように、絞り101aの開口116のうちの第1の部分116aを不要光121が通過する一方、絞り101aの開口116のうちの第2の部分116bを不要光121が通過しない場合を例に説明する。
図5は、絞り101aの開口116を概念的に示す図である。絞り101aの開口116のうちの第1の部分116aは、射出瞳EXPのうちの第1の瞳領域P1に対応している。一方、絞り101aの開口116のうちの第2の部分116bは、射出瞳EXPのうちの第2の瞳領域P2に対応している。なお、絞り101aの開口116と撮像光学系101の射出瞳EXPとは、厳密には異なるものである。上述したように、不要光121は、絞り101aの開口116のうちの第1の部分116aを通過する。第1の部分116aは、上述したように、第1の瞳領域P1に対応している。また、上述したように、第1の画素G1は、第1の瞳領域P1を通過する光束を受光する。従って、不要光121は、第1の画素G1に到達することとなる。一方、上述したように、不要光121は、絞り101aの開口116のうちの第2の部分116bを通過しない。第2の部分116bは、上述したように、第2の瞳領域P2に対応している。また、上述したように、第2の画素G2は、第2の瞳領域P2を通過する光束を受光する。従って、不要光121は、第2の画素G2には到達しない。このように、図4に示す例においては、不要光121は、第1の画素G1には到達する一方、第2の画素G2には到達しない。
図6は、撮影によって取得される画像の例を示す図である。図6に示す画像は、例えば、第1の画素G1によって取得される画像信号と第2の画素G2によって取得される画像信号とが合成された合成信号によって生成される。図6に示すように、画像117には、被写体118,119、即ち、花が、中央手前と左奥とにそれぞれ配置されている。また、画像117には、不要成分発生領域GST、即ち、ゴースト等が発生している領域が存在している。不要成分発生領域GSTにおいては、被写体に不要成分が重なった状態となっているため、不要成分発生領域GSTにおける画素値(輝度)は、被写体の本来の画素値よりも高くなっている。
図7は、視点画像の例を示す図である。図7(a)は、第1の視点画像を示しており、図7(b)は、第2の視点画像を示している。図7(a)に示す第1の視点画像117aは、第1の瞳領域P1を通過する光束を複数の第1の画素G1から成る第1の画素群によって光電変換することにより得られる画像である。上述したように、第1の画素G1には、不要光121が達する。従って、図7(a)に示す第1の視点画像117aには、不要成分発生領域GST、即ち、ゴースト等が発生している領域が含まれる。一方、図7(b)に示す第2の視点画像117bは、第2の瞳領域P2を通過する光束を複数の第2の画素G2から成る第2の画素群によって光電変換することにより得られる画像である。上述したように、第2の画素G2には、不要光121が達しない。従って、図7(b)に示す第2の視点画像117bには、不要成分発生領域GSTが含まれない。なお、第1の画素G1と第2の画素G2とは、水平方向に隣接するように配置されているため、図7(a)に示す第1の視点画像117aと図7(b)に示す第2の視点画像117bとの間には左右方向の視差が生じている。また、ここでは、不要成分発生領域GSTの数が1つである場合を例に示しているが、画像中の複数の箇所に不要成分発生領域GSTが存在していてもよい。また、画像中において、不要成分発生領域GSTが互いに重なり合っていてもよい。不要成分が互いに重なり合っている箇所においては、不要成分が互いに重なり合っていない箇所よりも画素値(輝度)が高くなる。図7(a)に示す第1の視点画像117aと図7(b)に示す第2の視点画像117bとの間には、不要成分に応じた差異と、視線方向の角度差(視差量)に応じた差異、即ち、視差に応じた差異とが存在している。
図8は、本実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS201では、画像処理部104は、互いに視差を有する(視点の異なる)複数の視点画像、即ち、第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとを取得する。画像処理部104は、第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとの各々に対して、一般的な現像処理や各種の補正処理等を行う。ステップS201の後には、ステップS202とステップS203とが並列的に行われる。
ステップS202では、画像処理部104は、第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとの間の差分値を算出する。より具体的には、画像処理部104は、第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとの間の差分の絶対値を座標毎に算出する。第1の視点画像117aの各座標の画素値をA(x,y)、第2の視点画像117bの各座標の画素値をB(x,y)、各座標における差分値をDIFF(x,y)とすると、以下の式(1)のような関係が成立する。
DIFF(x,y)=|A(x,y)−B(x,y)| ・・・(1)
図9は、差分値マップを示す図である。図9に示す差分値マップ117cは、図7(a)に示す第1の視点画像117aと図7(b)に示す第2の視点画像117bとの間の各座標における差分値DIFF(x,y)を2次元的にマッピングしたものである。差分値マップ117cには、不要成分に応じた差分と、視差に応じた差分とが現れる。図6に示す画像117に含まれる2つの被写体118,119のうちの手前の被写体118にはピントが合っているため、当該被写体118に対応する部分においては、視差に応じた差異が顕著に現れない。一方、図6に示す画像117に含まれる2つの被写体118,119のうちの左奥に位置している被写体119にはピントが合っていないため、当該被写体119に対応する部分においては、視差に応じた差異が顕著に現れる。
ステップS203では、画像処理部104は、第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとに基づいて、不要成分の低減強度を示す低減強度値を生成する。図10は、本実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。図10は、本実施形態による画像処理装置によって行われる低減強度値の生成処理を示している。低減強度値の生成処理は、画像に含まれる複数の画素の各々に対して順次行われる。ステップS301では、画像処理部104は、全ての画素に対しての低減強度値の生成処理が完了したか否かを判定する。全ての画素に対しての低減強度値の生成処理が完了していない場合には(ステップS301においてNO)、ステップS302に移行する。一方、全ての画素についての低減強度値の生成処理が完了した場合には(ステップS301においてYES)、ステップS306に移行する。
図11は、注目画素と注目領域とを示す図である。図11(a)は、第1の視点画像117aの一部を拡大して示したものであり、図11(a)における1つのマス目は1つの画素に対応している。第1の注目画素paは、第1の視点画像117aに含まれる複数の画素のうち、現在、低減強度値の生成処理の対象となっている画素である。第1の注目画素paを中心として、第1の視点画像117aに第1の注目領域raが設定される。ここでは、第1の注目領域raのサイズを9画素×9画素としているが、第1の注目領域raのサイズは、これに限定されるものではなく、適宜設定し得る。図11(b)は、第2の視点画像117bの一部を拡大して示したものであり、図11(b)における1つのマス目は1つの画素に対応している。図11(b)に示す第2の注目画素pbの座標は、図11(a)に示す第1の注目画素paの座標に対応している。また、図11(b)に示す第2の注目領域rbの位置は、図11(a)に示す第1の注目領域raの位置に対応している。第2の注目領域rbのサイズは、第1の注目領域raのサイズと同等に設定される。
ステップS302においては、画像処理部104は、第2の注目領域rbをずらしながら、第1の視点画像117aのうちの第1の注目領域ra内の部分と、第2の視点画像117bのうちの第2の注目領域rb内の部分との間の差分絶対値和SADを取得する。より具体的には、第1の注目領域ra内に位置する複数の画素の各々の画素値と、第2の注目領域rb内に位置する複数の画素の各々の画素値との差分絶対値和SADが取得される。第2の注目領域rbをずらす方向は、第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとの間で視差が生じている方向、即ち、ここでは、左右方向とする。図11(b)に示す矢印は、第2の注目領域rbをずらす方向を示している。
図12は、差分絶対値和SADの算出結果の例を示す図である。図12(a)は、画像中における第1の座標pos1と第2の座標pos2とを示す図である。図12(b)は、第1の注目画素paが第1の座標pos1に位置している際の差分絶対値和SADの算出結果の例を示している。図12(c)は、第1の注目画素paが第2の座標pos2に位置している際の差分絶対値和SADの算出結果の例を示している。図12(b)及び図12(c)における横軸は、第2の注目領域rbのずらし量を示している。第1の注目画素paの座標と第2の注目画素pbの座標とが同一である際には、図12(b)及び図12(c)の横軸に示すずらし量は0となる。
図12(a)に示すように、第1の座標pos1は、不要成分発生領域GST内に位置している。従って、第1の注目画素paが第1の座標pos1に位置している際には、第1の注目画素paは不要成分発生領域GST内に位置する。なお、ここでは、第1の座標pos1の近傍において、被写体が平坦となっている場合を例に説明する。第1の視点画像117aのうちの第1の注目領域ra内の部分と第2の視点画像117bのうちの第2の注目領域rb内の部分との間に生じている差異は、主として、不要成分に起因するものであり、視差に起因するものではない。従って、第1の注目画素paが第1の座標pos1に位置している場合には、図12(b)に示すように、第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした際においても、差分絶対値和SADは殆ど変化しない。また、第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした際においても、差分絶対値和SADは、図12(b)に示すように、閾値THRを下回らない。一方、第1の注目画素paが第2の座標pos2に位置している際には、視差に起因する差異が、第1の視点画像117aと第2の視点画像117bとの間に顕著に生ずる。従って、第2の注目領域rbをずらしていくと、差分絶対値和SADが大きく変動し、閾値THRを下回る。このように、不要成分発生領域GSTに第1の注目画素paが位置している場合、即ち、不要成分発生領域GSTに第1の注目領域raが位置している場合には、以下のようになる。即ち、第1の注目領域ra内の画素値と第2の注目領域rb内の画素値との相関が低いため、差分絶対値和SADは閾値THRよりも高い状態となる。しかも、第2の注目領域rbを所定範囲内でずらしても、差分絶対値和SADは閾値THRを下回らない。従って、第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした場合であっても差分絶対値和SADが閾値THRを下回らない場合には、第1の注目画素paが不要成分発生領域GST内に位置していると判定することができる。
ステップS303では、画像処理部104は、第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした際における差分絶対値和SADの最小値が、閾値THR未満か否かを判定する。第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした際における差分絶対値和SADの最小値が閾値THR未満である場合には(ステップS303においてYES)、第1の注目画素paが不要成分発生領域GST内に位置していないと考えられる。このような場合には、不要成分の低減処理を行う必要がないと考えられるため、当該第1の注目画素paに対しての低減強度を例えば0とする。この場合には、当該第1の注目画素paの座標における低減強度値DEC(x,y)は、以下のように表される。
DEC(x,y)=0 ・・・(2)
ステップS304では、画像処理部104は、当該第1の注目画素paについての低減強度値である0を低減強度値マップに記録する。低減強度値マップは、各々の第1の注目画素paに対しての低減強度値DEC(x,y)を2次元的にマッピングしたものである。第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした際における差分絶対値和SADの最小値が閾値THR以上である場合には(ステップS303においてNO)、不要成分発生領域GSTに第1の注目画素paが位置していると考えられる。この場合には、不要成分の低減処理を行う必要があると考えられるため、当該第1の注目画素paに対しての低減強度を例えば255とする。この場合には、当該第1の注目画素paの座標における低減強度値DEC(x、y)は、以下のように表される。
DEC(x,y)=255 ・・・(3)
ステップS305では、画像処理部104は、当該第1の注目画素paについての低減強度である255を低減強度値マップに記録する。
低減強度値マップにおいて低減強度値が0となっている部分は、不要成分が発生していない領域に対応する。低減強度値マップにおいて低減強度が255となっている部分は、不要成分発生領域GSTに対応する。かかる低減強度値マップは、例えば記憶部108に記憶される。なお、ここでは、低減強度値を0又は255とする場合を例に説明したが、低減強度値はこれに限定されるものではなく、適宜設定し得る。
閾値THRは、例えば、以下のような式(4)に基づいて設定される。
THR=K×CNT×AVR+OFS ・・・(4)
ここで、Kは、調整係数である。CNTは、第1の注目領域raにおけるコントラスト、例えば、第1の注目領域ra内に位置する画素の画素値の最大値と最小値との差である。AVRは、第1の注目領域ra内に位置する画素の画素値の平均値である。OFSは、オフセット値であり、例えば、画像を取得した際のISO感度に応じて設定される。
注目領域ra、rb内に急峻なエッジ等が存在し、注目領域ra、rb内において画素値が大きく変動する場合には、当該注目領域ra、rbに不要成分が発生していないにもかかわらず、差分絶対値和SADの最小値が大きくなる傾向がある。また、注目領域ra、rb内における画像のコントラストが高いほど、注目領域raの画素値と注目領域rbの画素値との差分は大きくなるため、差分絶対値和SADは大きくなる傾向がある。また、マイクロレンズMLに対しての光の入射角度に起因して、第1の画素G1によって得られる信号と第2の画素G2によって得られる信号との間に差異が生じる場合には、光の強度が高くなるほど、当該差異は大きくなり、差分絶対値和SADは大きくなる。従って、コントラストCNTや平均値AVRに基づいて閾値THRを設定することにより、不要成分発生領域GSTの誤検出の防止に寄与することが可能となる。画像を取得した際のISO感度が高い場合には、ノイズの影響によって、第1の注目領域raと第2の注目領域rbとの間における差分絶対値和SADが高くなる。このため、オフセットOFSは、画像を取得した際のISO感度に基づいて適宜設定される。なお、調整係数Kは、例えば、シミュレーションや実験の結果等に基づいて定められる。このように、本実施形態では、差分絶対値和SADの最小値を閾値THRと比較することによって、不要成分発生領域GSTを検出することができる。
なお、ここでは、不要成分に起因する差異が複数の視点画像117a、117b間において生じる領域と、視差に起因する差異が複数の視点画像117a、117b間において生じる領域とが、別個である場合を例に説明した。しかし、不要成分に起因する差異と、視差に起因する差異との両方が、同じ箇所で生じていてもよい。不要成分に起因する差異と、視差に起因する差異とが、同じ箇所で生じていても、上記と同様にして、不要成分発生領域GSTを検出することが可能である。不要成分に起因する差異と、視差に起因する差異との両方が、同じ箇所で生じている場合には、図12(b)に示す差分絶対値和SADと図12(c)に示す差分絶対値和SADとが加算されたような差分絶対値和SADが得られる。図12(d)は、不要成分に起因する差異と視差に起因する差異との両方が同じ箇所で生じている際の差分絶対値和SADの算出結果の例を示している。図12(d)に示すように、差分絶対値和SADは第2の注目領域rbのずらし量に応じて変動するが、差分絶対値和SADの最小値は閾値THRを下回らない。従って、差分絶対値和SADの最小値と閾値THRとを比較することによって、不要成分発生領域GSTを検出することが可能である。即ち、上述したように、第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした場合であっても差分絶対値和SADが閾値THRを下回らない場合には、第1の注目画素paが不要成分発生領域GST内に位置していると判定することができる。
図13は、低減強度値マップ122を示す図である。不要成分発生領域GST、即ち、低減強度値DEC(x,y)が255の部分は、図13において白く表されている。不要成分が発生していない領域、即ち、低減強度値DEC(x,y)が0の部分は、図13において黒く表されている。
ステップS306では、画像処理部104は、低減強度値DEC(x,y)の平滑化を行う。画像処理部104は、低減強度値マップ122に一般的な平滑化フィルタ等を適用し、不要成分発生領域GSTと不要成分が発生していない領域との境界において低減強度値が緩やかに変化するようにする。こうして、平滑化された低減強度値DEC’(x,y)が得られる。
ステップS204では、画像処理部104は、撮像によって取得された画像117に対して、不要成分の低減処理を行う。撮像によって取得された画像G(x,y)は、第1の画素G1によって取得される第1の画像信号と第2の画素G2によって取得される第2の画像信号との合成信号によって生成される画像である。不要成分の低減処理を行う際には、ステップS306において得られた低減強度値、即ち、平滑化された低減強度値DEC’(x,y)が用いられる。不要成分の低減処理は、例えば、以下のような式(5)によって表される。ここで、G(x,y)は、撮像によって取得された画像を示しており、G’(x,y)は、不要成分の低減処理が施された画像を示している。
G’(x,y)=G(x,y)−DIFF(x,y)×DEC’(x,y)/255 ・・・(5)
不要成分の低減処理は、撮像によって取得された画像のうちの不要成分発生領域GSTに対して選択的に行われる。平滑化された低減強度値DEC’(x、y)を用いて行われるため、より正確には、不要成分の低減処理は、不要成分発生領域GSTと当該不要成分発生領域GSTの近傍に対して行われることとなる。
図14は、不要成分が低減された画像の例を示す図である。図14に示すように、不要成分が低減された画像117dにおいては、不要成分、即ち、ゴースト等が十分に低減されている。本実施形態では、不要成分発生領域GSTと不要成分が発生していない領域との境界において緩やかに変化する低減強度値、即ち、平滑化された低減強度値を用いて不要成分を低減する。このため、本実施形態によれば、不要成分の低減処理が行われた領域と不要成分の低減処理が行われていない領域との境界において、画像に不自然さが生じるのを防止することができる。
このように、本実施形態では、第1の視点画像117aにおける第1の注目領域raと、第2の視点画像117bにおける複数の第2の注目領域rbとの間における複数の相関値に基づいて、不要成分発生領域GSTを検出する。本実施形態によれば、大きな処理負荷を生ずることなく、ゴーストやフレア等の不要成分を良好に低減することができる。しかも、本実施形態によれば、不要成分発生領域GSTと、不要成分が発生していない領域である不要成分非発生領域との境界において、不要成分の低減度合いが緩やかに変化するように、不要成分を低減する。このため、本実施形態によれば、不要成分が除去された画像に不自然さが生じるのを防止することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態による画像処理装置及び画像処理方法について図15乃至図20を用いて説明する。図1乃至図14に示す第1実施形態による画像処理装置及び画像処理方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
図15は、撮影によって取得される画像の例を示す図である。図15に示す画像は、例えば、第1の画素G1によって取得される画像信号と第2の画素G2によって取得される画像信号とが合成された合成信号によって生成される。図15に示すように、画像120には、被写体124,125、即ち、花が、中央手前と右奥とにそれぞれ配置されている。また、画像120には、不要成分発生領域GSTが存在している。不要成分発生領域GSTは、被写体125に重なった状態となっている。図15に示す画像120に含まれる2つの被写体124,125のうちの手前の被写体124にはピントが合っているため、当該被写体124に対応する部分においては、視差に応じた差異が複数の視点画像間に顕著に現れない。一方、図15に示す画像120に含まれる2つの被写体124,125のうちの右奥に位置している被写体125にはピントが合っていないため、当該被写体125に対応する部分においては、視差に応じた差異が複数の視点画像間に顕著に現れる。図15では、視差に応じた差異が視点画像間に顕著に表れる箇所に不要成分発生領域GSTが位置している。このような場合、上述した第1実施形態による画像処理方法によって画像処理を単に行った場合には、当該箇所において画像の劣化が生じる場合がある。本実施形態による画像処理装置は、かかる画像の劣化を抑制し得るものである。
図16は、視点画像の例を示す図である。図16(a)は、第1の視点画像を示しており、図16(b)は、第2の視点画像を示している。図16(a)に示す第1の視点画像120aは、第1の瞳領域P1を通過する光束を複数の第1の画素G1から成る第1の画素群によって光電変換することにより得られる視点画像である。上述したように、第1の画素G1には、不要光121が達する。従って、図16(a)に示す第1の視点画像120aには、不要成分発生領域GSTが含まれる。一方、図16(b)に示す第2の視点画像120bは、第2の瞳領域P2を通過する光束を複数の第2の画素G2から成る第2の画素群によって光電変換することにより得られる画像である。上述したように、第2の画素G2には、不要光121が達しない。従って、図16(b)に示す第2の視点画像120bには、不要成分発生領域GSTが含まれない。なお、第1の画素G1と第2の画素G2とは、水平方向に隣接するように配置されているため、図16(a)に示す第1の視点画像120aと図16(b)に示す第2の視点画像120bとの間には左右方向の視差が生じている。また、ここでは、不要成分発生領域GSTの数が1つである場合を例に示しているが、画像中の複数の箇所に不要成分発生領域GSTが存在していてもよい。また、画像中において、不要成分発生領域GSTが互いに重なり合っていてもよい。第1の視点画像120aと第2の視点画像120bとの間には、不要成分に応じた差異と、視差に応じた差異とが存在している。
図17は、本実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS401においては、画像処理部104は、互いに視差を有する複数の視点画像、即ち、第1の視点画像120aと第2の視点画像120bとを取得する。画像処理部104は、第1の視点画像120aと第2の視点画像120bの各々に対して、一般的な現像処理や各種の補正処理等を行う。
ステップS402では、画像処理部104は、不要成分量を算出するとともに低減強度値を生成する。図19は、本実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャートである。図19は、不要成分量の算出と低減強度値の生成とを行う処理を示している。図19に示すステップS501からステップS505は、図10を用いて上述したステップS301からステップS305と同じであるため、説明を省略する。
ステップS506では、画像処理部104は、不要成分量マップを生成する。不要成分量マップは、各々の第1の注目画素paに対しての不要成分量GHOST(x,y)を2次元的にマッピングしたものである。第1の視点画像120aの各座標の画素値をA(x,y)とし、第2の視点画像120bの各画素の画素値をB(x,y)とし、差分絶対値和SADが最小、即ち、相関値が最大となる際における第2の注目領域rbのずらし量をdとする。各画素における不要成分量GHOST(x,y)は、以下のような式で表される。
即ち、A(x,y)≧B(x+d,y+d)の場合には、
GHOST(x,y)=A(x,y)−B(x+d,y+d) ・・・(6)
A(x,y)<B(x+d,y+d)の場合には、
GHOST(x+d,y+d)=B(x+d,y+d)−A(x,y) ・・・(7)
図18は、不要成分量マップ123を示す図である。不要成分が発生していない領域、即ち、不要成分量GHOST(x,y)が0の部分は、図18において黒く表されている。不要成分発生領域GST内においては、各座標の不要成分量GHOST(x,y)は不要成分の量に応じた値となる。こうして得られる不要成分量マップ123は、例えば記憶部108に記憶される。
なお、差分絶対値和SADが最小となる際における第2の注目領域rbのずらし量dは、単位画素115のサイズの整数倍に限定されるものではない。図12(d)に示すようなずらし量dの変化に対する差分絶対値和SADの変化に基づいて、差分絶対値和SADが最小となるような第2の注目領域rbのずらし量を、単位画素115のサイズよりも細かい精度で推測してもよい。また、図12(b)に示すように、第2の注目領域rbを所定範囲内でずらした際に差分絶対値和SADが殆ど変化しない場合には、当該箇所においては、視差に応じた差異が複数の視点画像120a、120b間において大きく生じていないと考えられる。従って、このような場合には、差分絶対値和SADが最小となる際における第2の注目領域rbのずらし量dを0として扱ってもよい。
ステップS507では、画像処理部104は、図10を用いて上述したステップS306と同様にして、低減強度値DEC(x,y)の平滑化を行う。即ち、画像処理部104は、低減強度値マップに一般的な平滑化フィルタ等を適用し、不要成分発生領域GSTと不要成分が発生していない領域との境界において低減強度値が緩やかに変化するようにする。こうして、平滑化された低減強度値DEC’(x,y)が得られる。
ステップS403では、画像処理部104は、撮像によって取得された画像G(x,y)に対して、不要成分の低減処理を行う。撮像によって取得された画像G(x,y)は、第1の画素G1によって取得される第1の画像信号と第2の画素G2によって取得される第2の画像信号との合成信号によって生成される画像である。不要成分の低減処理を行う際には、ステップS507において得られた低減強度値、即ち、平滑化された低減強度値DEC’(x,y)が用いられる。不要成分の低減処理は、例えば、以下のような式(8)によって表される。ここで、G(x,y)は、撮像によって取得された画像を示しており、G’(x,y)は、不要成分の低減処理が施された画像を示している。
G’(x,y)=G(x,y)−GHOST(x,y)×DEC’(x,y)/255 ・・・(8)
このように、画像処理部104は、相関値が最大となる際における第1の視点画像120aと第2の視点画像120bとの差分に基づいて、不要成分を低減する。不要成分の低減処理は、撮像によって取得された画像のうちの不要成分発生領域GSTに対して選択的に行われる。平滑化された低減強度値DEC’(x、y)を用いて行われるため、より正確には、不要成分の低減処理は、不要成分発生領域GSTと当該不要成分発生領域GSTの近傍に対して行われることとなる。
図20は、不要成分が低減された画像の例を示す図である。図20に示すように、不要成分が低減された画像120cにおいては、不要成分、即ち、ゴースト等が十分に低減されている。
このように、本実施形態では、第1の注目領域raと第2の注目領域rbとの相関値が最大となる際における第1の視点画像120aと第2の視点画像120bとの差分GHOST(x,y)に基づいて、不要成分を低減する。このため、本実施形態によれば、視差に応じた差異が顕著に生ずる箇所と、不要成分発生領域GTSとが重なりあっている場合であっても、不要成分が低減された良好な画像を得ることができる。
[変形実施形態]
以上、好適な実施形態に基づいて本発明について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲での様々な形態も本発明に含まれる。また、上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態では、画像処理装置100が撮像装置である場合を例に説明したが、画像処理装置100は撮像装置に限定されるものではない。例えば、画像処理装置100は、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)であってもよいし、携帯情報端末の機能と携帯電話機の機能とを併せ持つ電子機器であるスマートフォンであってもよい。また、画像処理装置100は、例えば、タブレット端末、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、電子ブックリーダ等であってもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100・・・画像処理装置
104・・・画像処理部
117a・・・第1の視点画像
117b・・・第2の視点画像
121・・・不要光
GST・・・不要成分発生領域
pa・・・第1の注目画素
pb・・・第2の注目画素
ra・・・第1の注目領域
rb・・・第2の注目領域

Claims (21)

  1. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出する検出手段であって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像における複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出する検出手段と、
    前記不要成分を低減する処理を行う低減手段と
    を有し、
    前記低減手段は、前記不要成分発生領域と、前記不要成分が発生していない領域である不要成分非発生領域との境界において、前記不要成分の低減度合いが緩やかに変化するように、前記不要成分を低減することを特徴とする画像処理装置。
  2. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出する検出手段であって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像における複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出する検出手段と、
    前記不要成分を低減する処理を行う低減手段と
    を有し、
    前記検出手段は、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、前記第1の注目領域におけるコントラストに基づいて設定されることを特徴とする画像処理装置。
  3. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出する検出手段であって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像における複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出する検出手段と、
    前記不要成分を低減する処理を行う低減手段と
    を有し、
    前記検出手段は、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、前記第1の注目領域における画素値の平均値に基づいて設定されることを特徴とする画像処理装置。
  4. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出する検出手段であって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像における複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出する検出手段と、
    前記不要成分を低減する処理を行う低減手段と
    を有し、
    前記検出手段は、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、撮像時のISO感度に基づいて設定されることを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記検出手段は、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記閾値は、前記第1の注目領域におけるコントラストに基づいて設定されることを特徴とする請求項3乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記閾値は、前記第1の注目領域における画素値の平均値に基づいて設定されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記閾値は、撮像時のISO感度に基づいて設定されることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記検出手段は、視差に応じた像ずれの補正が行われていない前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて、前記不要成分発生領域を検出することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記複数の第2の注目領域は、前記第1の注目領域に対応する領域を含む所定範囲内で前記第2の注目領域を順次ずらすことによって設定されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記相関値は、前記第1の視点画像のうちの前記第1の注目領域に位置する部分と、前記第2の視点画像のうちの前記第2の注目領域に位置する部分との間の差分絶対値和であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記低減手段は、前記相関値が最大となる際における前記第1の視点画像と前記第2の視点画像との差分に基づいて、前記不要成分を低減することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記低減手段は、前記不要成分発生領域に対して選択的に前記不要成分を低減する処理を行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を有し、
    前記低減する処理を行うステップは、前記不要成分発生領域と、前記不要成分が発生していない領域である不要成分非発生領域との境界において、前記不要成分の低減度合いが緩やかに変化するように、前記不要成分を低減することを特徴とする画像処理方法。
  15. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を有し、
    前記検出するステップは、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、前記第1の注目領域におけるコントラストに基づいて設定されることを特徴とする画像処理方法。
  16. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を有し、
    前記検出するステップは、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、前記第1の注目領域における画素値の平均値に基づいて設定されることを特徴とする画像処理方法。
  17. 視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を有し、
    前記検出するステップは、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、撮像時のISO感度に基づいて設定されることを特徴とする画像処理方法。
  18. コンピュータに、
    視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記低減する処理を行うステップは、前記不要成分発生領域と、前記不要成分が発生していない領域である不要成分非発生領域との境界において、前記不要成分の低減度合いが緩やかに変化するように、前記不要成分を低減することを特徴とするプログラム。
  19. コンピュータに、
    視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記検出するステップは、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、前記第1の注目領域におけるコントラストに基づいて設定されることを特徴とするプログラム。
  20. コンピュータに、
    視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記検出するステップは、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、前記第1の注目領域における画素値の平均値に基づいて設定されることを特徴とするプログラム。
  21. コンピュータに、
    視点の異なる第1の視点画像と第2の視点画像とが合成された画像のうちの不要成分が発生している領域である不要成分発生領域を、前記第1の視点画像と前記第2の視点画像とに基づいて検出するステップであって、前記第1の視点画像における第1の注目領域と、前記第2の視点画像のうちの前記第1の注目領域に対応する領域の近傍に位置する複数の第2の注目領域との間における複数の相関値に基づいて、前記不要成分発生領域を検出するステップと、
    前記不要成分を低減する処理を行うステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記検出するステップは、前記複数の相関値と閾値との比較に基づいて、前記不要成分発生領域を検出し、
    前記閾値は、撮像時のISO感度に基づいて設定されることを特徴とするプログラム。
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