JP6852702B2 - 保管材の保護用シートの巻取り装置および巻取り方法 - Google Patents
保管材の保護用シートの巻取り装置および巻取り方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6852702B2 JP6852702B2 JP2018047065A JP2018047065A JP6852702B2 JP 6852702 B2 JP6852702 B2 JP 6852702B2 JP 2018047065 A JP2018047065 A JP 2018047065A JP 2018047065 A JP2018047065 A JP 2018047065A JP 6852702 B2 JP6852702 B2 JP 6852702B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- protective sheet
- sheet
- storage material
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims description 91
- 239000011232 storage material Substances 0.000 title claims description 79
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 title claims description 52
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 12
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 12
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 12
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 8
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 46
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 46
- 239000000463 material Substances 0.000 description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000005536 corrosion prevention Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
図中、符号1が鋼材(保管材)、2が鋼材の保護用シート、3が倉庫(壁)、4が通路スペースである。なお、この通路スペースには、鋼材列間のみならず、鋼材列間の延長線上のスペースも含まれる。
従来、このような鋼材の保護用シートの掛け外し作業は全て手作業で行っていたことから、当該作業における負荷を軽減する技術の開発が望まれていた。
この巻取り装置は、ベース部と架台とからなり、図2に示すように複数列に配列した鋼材を挟むようにして通路スペースに配置される。そして、鋼材を挟んで隣接する巻取り装置の架台とともに、シート巻取り用のシートロールを支持し、このシートロールに取り付けたハンドルを用いて、鋼材の保護用シートを巻き取るのである。
図中、符号5が架台、6がベース部、7がシートロール、8がハンドルである。
発明者らは、鋼材等の保管材列の幅は製品によって変わるものの、保管材列間の通路スペースの幅a(図2参照)は、通常、一定の範囲で管理されることから、通路スペースにおける上記の巻取り装置の架台の間隔b(図2参照)は変更しなくともよいことに着目した。
(a)保管材の保護用シートの巻取り装置に、ベース部と、該ベース部の両端にそれぞれ直立して接続される一対の架台と、駆動装置とを設け、
(b)該ベース部を、通路スペースの幅に対応した幅とし、
(c)該巻取り装置を該通路スペースに配置した場合に、該巻取り装置の架台が、保管材を挟んで配置される巻取り装置の架台と対をなして、シート巻取り用のシートロールを支持する構造とすることにより、
通路スペースの幅を新たに設定する必要なく、2つの架台を同時に移動することが可能となって、保管材列の幅変更の際に必要な巻取り装置の移動作業を大幅に簡略化できるとの知見を得た。
本発明は、上記の知見に立脚するものである。
1.2列以上に配列した保管材を、該保管材間に通路スペースを設けて保管するに際し、風雨や砂埃から保管材を保護するために保管中の保管材に被せる保護用シートの巻取り装置であって、
該巻取り装置は、ベース部と、該ベース部の両端にそれぞれ直立して接続される一対の架台と、該ベース部に設けた駆動装置とをそなえ、
ベース部は、該通路スペースの幅に対応した幅をなし、
また、該巻取り装置を該通路スペースに配置した場合に、該巻取り装置の架台が、該巻取り装置の両側に一列の保管材を挟んで配置される、駆動装置を持たない類似構造の巻取り装置の架台と対をなして、シート巻取り用のシートロールを支持する構造になることを特徴とする保管材の保護用シートの巻取り装置。
該通路スペースにそれぞれ保管材の保護用シートの巻取り装置を配置するにあたり、前記1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置と、駆動装置を持たない類似構造の巻取り装置とを、交互に配置することを特徴とする保管材の保護用シートの巻取り方法。
該通路スペースにそれぞれ保管材の保護用シートの巻取り装置を配置するにあたり、少なくとも1つの通路スペースに前記1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置を配置する一方、それ以外の通路スペースには、前記駆動装置を持たない類似構造の巻取り装置を配置し、
前記1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置の架台と前記駆動装置を持たない類似構造の巻取り装置の架台により保持されるシートロールが、駆動装置を持たない類似構造の巻取り装置同士の架台により保持されるシートロールと、カップリングを介して直接、またはさらに他のシートロールとカップリングを介して間接的に接続されることを特徴とする保管材の保護用シートの巻取り方法。
また、該最外側の巻取り装置に隣接して配置される巻取り装置が駆動装置を持たない場合には、該最外側の巻取り装置に駆動装置を設けることを特徴とする請求項3または4に記載の保管材の保護用シートの巻取り方法。
そして、本発明の保管材の保護用シートの巻取り装置を用いることにより、複数列における保管材の保護用シートの巻取り作業を行う際に必要な駆動装置の数を大幅に削減でき、コストやメンテナンスの面でも非常に有利となる。
図4は、本発明の一例となる保管材の保護用シートの巻取り装置を模式的に示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。以下、保管材が鋼材である場合を例として、説明する。
また、該巻取り装置の架台が、該巻取り装置の両側に一列の鋼材を挟んで配置される、巻取り装置の架台と対をなして、シート巻取り用のシートロールを支持する構造としている。
なお、本発明の保管材の保護用シートの巻取り装置の架台と対をなして、直立した架台によりシート巻取り用のシートロールを支持し、かつ、駆動装置を持たない装置を、以下、シートロール支持装置ともいう。
また、シートロール回転時の負荷を軽減するため、架台のシートロール受部には、ベアリングを設けることが好ましい。
幅c:600〜1400mm
高さd:1000〜3000mm
ベース部の幅e:400mm以上
なお、保管される鋼材の高さは製品により異なるので、鋼材の高さに応じて架台の高さを変更できるような構造とすることが好ましい。
なお、この通路スペースの幅aは、保管スペースに応じて概ね400〜1000mmの範囲で管理される。
なお、図5の装置は、巻取り装置の両側に位置するシートロールを同時に回転させうる
構造であるが、ギアやクラッチ等を用いて、両側のシートロールを異なる回転速度で駆動
したり、片側のみを回転させるようにすることも可能である。
ただし、最外側の通路スペース(最外側の鋼材列と倉庫の壁との間の通路スペース)の少なくとも一方には、駆動装置を持たないシートロール支持装置を配置するものとする。
というのは、最外側の通路スペースに配置される巻取り装置の架台には、1本のシートロールしか接続されず、いずれの巻取り装置を使用しても、移動作業に要する負担は変わらないからである。
なお、同時に駆動させるシートロールの数によっては、駆動装置を有する巻取り装置を複数設けてもよい。
2 鋼材の保護用シート
3 倉庫(壁)
4 通路スペース
5 架台
6 ベース部
7 シートロール
8 ハンドル
9 駆動装置
10 カップリング
Claims (5)
- 2列以上に配列した保管材を、該保管材間に通路スペースを設けて保管するに際し、風雨や砂埃から保管材を保護するために保管中の保管材に被せる保護用シートの巻取り装置であって、
該巻取り装置は、ベース部と、該ベース部の両端にそれぞれ直立して接続される一対の架台と、該ベース部に設けた駆動装置とをそなえ、
ベース部は、該通路スペースの幅よりも狭く、かつ、400mm以上の幅をなし、
また、該巻取り装置を該通路スペースに配置した場合に、該巻取り装置の架台が、該巻取り装置の両側に一列の保管材を挟んで配置される、駆動装置を持たないシートロール支持装置の直立した架台と対をなして、シート巻取り用のシートロールを支持する構造になることを特徴とする保管材の保護用シートの巻取り装置。 - 請求項1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置の架台と前記駆動装置を持たないシートロール支持装置の架台により保持される少なくとも片側のシートロールが、駆動装置を持たないシートロール支持装置同士の架台により保持されるシートロールと、カップリングを介して接続されることを特徴とする、請求項1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置。
- 2列以上に配列した保管材を、該保管材間に通路スペースを設けて保管するに際し、風雨や砂埃から保管材を保護するために保管中の保管材に被せる保護用シートの巻取り方法であって、
該通路スペースに、請求項1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置と、請求項1に記載の駆動装置を持たないシートロール支持装置とを、保管材を挟んで交互に配置することを特徴とする保管材の保護用シートの巻取り方法。 - 2列以上に配列した保管材を、該保管材間に通路スペースを設けて保管するに際し、風雨や砂埃から保管材を保護するために保管中の保管材に被せる保護用シートの巻取り方法であって、
該通路スペースのうち、少なくとも1つの通路スペースに請求項1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置を配置する一方、それ以外の通路スペースには、請求項1に記載の駆動装置を持たないシートロール支持装置を配置し、
請求項1に記載の保管材の保護用シートの巻取り装置の架台と請求項1に記載の駆動装置を持たないシートロール支持装置の架台により保持されるシートロールが、請求項1に記載の駆動装置を持たないシートロール支持装置同士の架台により保持されるシートロールと、カップリングを介して接続されることを特徴とする保管材の保護用シートの巻取り方法。 - 前記保管材の最外側の列の外側のスペースの少なくとも一方に、シートロールを支持する1のみの架台を有する装置を配置し、
また、該1のみの架台を有する装置と保管材を挟んで隣接して配置される装置が駆動装置を持たない場合には、該1のみの架台を有する装置に駆動装置を設けることを特徴とする請求項3または4に記載の保管材の保護用シートの巻取り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018047065A JP6852702B2 (ja) | 2018-03-14 | 2018-03-14 | 保管材の保護用シートの巻取り装置および巻取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018047065A JP6852702B2 (ja) | 2018-03-14 | 2018-03-14 | 保管材の保護用シートの巻取り装置および巻取り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019156592A JP2019156592A (ja) | 2019-09-19 |
JP6852702B2 true JP6852702B2 (ja) | 2021-03-31 |
Family
ID=67994506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018047065A Active JP6852702B2 (ja) | 2018-03-14 | 2018-03-14 | 保管材の保護用シートの巻取り装置および巻取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6852702B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4023776A4 (en) | 2019-08-29 | 2022-08-31 | Nippon Steel Corporation | HEAT RESISTANT AUSTENITIC STEEL |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4831489Y1 (ja) * | 1966-07-14 | 1973-09-26 | ||
JPS54137540U (ja) * | 1978-03-15 | 1979-09-25 | ||
JPH03162367A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-12 | Nippon Steel Corp | 梱包コイルの保管方法 |
JPH0595910U (ja) * | 1992-06-03 | 1993-12-27 | 石川島播磨重工業株式会社 | 石炭ヤード等の積山カバー装置 |
JP3047641B2 (ja) * | 1992-09-29 | 2000-05-29 | トヨタ自動車株式会社 | 建築現場のカバー装置 |
JP3396936B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2003-04-14 | 石川島播磨重工業株式会社 | 野積バラ物等のシート掛け装置 |
US6290164B1 (en) * | 2000-03-01 | 2001-09-18 | Kt Equipment (International) Inc. | Method and apparatus for supplying strip material |
JP2002046900A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-02-12 | Teruko Kato | 紙巻き取り間で紙を移す紙巻き取り装置 |
JP2010149138A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 鋼材の割れ防止のための保温装置 |
-
2018
- 2018-03-14 JP JP2018047065A patent/JP6852702B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019156592A (ja) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6852702B2 (ja) | 保管材の保護用シートの巻取り装置および巻取り方法 | |
JP2013517950A (ja) | コイルダウンエンダ | |
EP2212978B1 (en) | Cable reel device | |
CZ28162U1 (cs) | Zařízení na skladování pneumatik | |
JP2009238904A (ja) | ガラス板収納装置 | |
CN207347078U (zh) | 一种托盘举升装置 | |
US2829697A (en) | Apparatus for storing and changing rolls | |
RU2008103919A (ru) | Способ складирования рулонов листового проката (варианты) и поддон для его осуществления (варианты) | |
US8616381B1 (en) | Cantilever carousel system | |
KR101271953B1 (ko) | 판재 적치장치 | |
CN210523449U (zh) | 一种转动稳定的开卷机 | |
CN210966746U (zh) | 一种建筑工地用钢筋拉直装置 | |
US3139187A (en) | Stock storage device | |
CN102602442A (zh) | 一种转运车 | |
CN212637596U (zh) | 一种板材移动装置 | |
JP5662016B2 (ja) | 棒鋼横移し装置 | |
CN217369771U (zh) | 一种辊轧机用的换辊生产线 | |
CN106219279B (zh) | 一种金刚石框架锯锯条钢带卷开卷装置与方法 | |
CN110641529B (zh) | 一种三角台式框架运输车 | |
KR20160002215U (ko) | 강판코일 반전장치 | |
CN216444181U (zh) | 一种高密度辊环仓储设备 | |
CN221160596U (zh) | 物料裁切装置 | |
CN212330824U (zh) | 一种自动化机械管件夹具 | |
CN213975046U (zh) | 一种喷砂工艺装饰板材储存装置 | |
CN210757617U (zh) | 新型轧辊堆放装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200915 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6852702 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |