JP6850560B2 - 吐水器具 - Google Patents

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本発明は、シャワーヘッドなどの吐水器具に関するものである。
特許文献1,特許文献2及び特許文献3には、合成樹脂製のシャワーヘッドにおいて、シャワーヘッド本体の表面にメッキを施した構成が開示されている。このようなシャワーヘッドにおいては、全体が金属光沢を有しているため、高級感や高い意匠性を醸し出すことができる。
特開2002−339419号公報 特開2004−300329号公報 特開2008−272191号公報
ところで、シャワーヘッド本体の基端部には給水のためのホースが接続される。このホースは、先端に金属製あるいは合成樹脂製のホース接続具を有し、そのホース接続具の内周の雌ネジがシャワーヘッド本体の基端部の雄ネジに螺着されて、前記のようにホースが接続される。この場合、ホース接続具にも金属メッキが施されており、ホース接続具が合成樹脂製であっても、ホース接続具をねじ込み過ぎると、すなわち螺進方向に回し過ぎると、シャワーヘッド本体及びホース接続具のメッキどうしが圧接されたり、擦過されたりする結果となる。
また、温水をシャワー吐水すると、その温水による温度上昇によって、ホース接続具やシャワーヘッド本体が僅かに膨張し、止水後の温度低下によって収縮復帰する。ホース接続具がシャワー本体に接触した状態で、この膨張及び収縮が多数回繰り返されると、ホース接続具及びシャワーヘッド本体のメッキに対して繰り返し応力が作用されることにより、その繰り返し応力が微少であっても、メッキに対するダメージが作用する。
そして、前記のように、メッキに対する圧接,擦過や微少な繰り返し応力が作用すると、メッキの下地が合成樹脂の場合は、メッキが割れたり、剥離したりしやすく、このため、合成樹脂製のシャワーヘッド本体などの下地が露出するおそれがある。
このような場合は、シャワーヘッドの外観が低下される。特に、メッキが剥離すると、シャワーヘッドの洗浄などのために、ホース接続具をシャワーヘッド本体から外したときに、剥離したメッキ破片がシャワーヘッド本体の通水路内に侵入して、シャワーヘッド本体の先端のシャワーフェイスのシャワー孔がメッキ破片によって詰まるおそれがある。
本発明の目的は、メッキなどの表面層の割れや剥離を防止できる吐水器具を提供することにある。
以上の目的を達成するために、本発明においては、表面層を設けた吐水器具本体と、先端にホース接続具を有し、そのホース接続具において前記吐水器具本体に接続されたホースとを備えた吐水器具において、前記吐水器具本体の基端部に雄ネジを形成するとともに、その雄ネジに前記ホース接続具の雌ネジを螺着しており、前記ホース接続具の螺進方向側における前記雄ネジのエンド部のネジ溝に段差状のストッパ部が形成されていることによって、前記ホース接続具の先端面が前記吐水器具本体の基端面に接触しないように前記吐水器具本体とホース接続具との間に隙間を形成したことを特徴とする。
以上の構成においては、吐水器具本体とホース接続具との間に隙間が形成されていることにより、吐水器具本体及びホース接続具のメッキなどの表面層が相互に接触することを防止できる。従って、吐水器具本体など表面層の割れや剥離を防止できる。
本発明の吐水器具においては、表面層の割れや剥離による外観低下を防止できて、外観を良好に維持できる効果がある。
第1実施形態のシャワーヘッドの斜視図。 隙間が形成されている部分の断面図。 ストッパ部の部分を示す側面図。 第2実施形態を示す断面図。 変更例を示す断面図。
以下に、本発明の吐水器具をシャワーヘッドにおいて具体化した実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、吐水器具本体としての合成樹脂製のシャワーヘッド本体11は、把持部12と頭部13とを備え、頭部13の先端部には、シャワー孔14を有するシャワーフェイス15が取付けられている。このシャワーヘッド本体11の表面には、表面層として、ニッケル・クロームメッキなどの金属メッキが施されている。
図2及び図3に示すように、シャワーヘッド本体11の内部には、合成樹脂製の通水管16が挿入固定され、その先端部が前記シャワーフェイス15の裏面側に開口され、基端部17がシャワーヘッド本体11の基端から突出されている。通水管16の基端部17の外周には、雄ネジ18が刻設されている。
通水管16の基端部17には、ホース21の先端のホース接続具22が接続されている。すなわち、ホース接続具22の内周面には雌ネジ23が刻設され、この雌ネジ23が前記雄ネジ18に螺着されている。なお、ホース接続具22は、金属材料を切削加工したものや、合成樹脂を成形したものよりなり、その表面にニッケル・クロームメッキなどの金属メッキが施されている。そして、給水源からホース21を通ってきた水道水が、通水管16を介してシャワーフェイス15のシャワー孔14からシャワーとして吐水される。ホース接続具22とホース21の先端の口金211との間には、リップシール24が介在されている。ホース接続具22と通水管16の基端部17のネジが形成されていない部分との間には、オーリング25が介在されている。
図3に示すように、前記雄ネジ18のシャワーヘッド本体11側のエンド部,言い換えれば、ホース接続具22が螺進される方向のエンド部において、同雄ネジ18のネジ溝は壁状の段差になって消滅して、この部分がストッパ部26になっている。そして、雌ネジ23が雄ネジ18に螺着され、図3に2点鎖線で示すように、ホース接続具22の雌ネジ23の螺進される方向側の先端部231がこのストッパ部26の部分に係合することにより、ホース接続具22のそれ以上の螺進が阻止される。この阻止状態において、図1及び図2から明らかなように、シャワーヘッド本体11の基端面111とホース接続具22の先端面221との間には、隙間31が形成されている。この隙間31の幅Wは狭く、0.2〜1.0ミリメートル程度である。
本実施形態においては、以下のように作用する。すなわち、ホース接続具22を回転させることにより、ホース接続具22の雌ネジ23がシャワーヘッド本体11の雄ネジ18に螺着される。そして、雌ネジ23の螺進方向側の先端部231が雄ネジ18のストッパ部26の部分に係合されると、それ以上の螺進が阻止され、その状態において、ホース接続具22の先端面221と、シャワーヘッド本体11の基端面111との間に隙間31が形成される。
このため、ホース接続具22の先端面221がシャワーヘッド本体11の基端面111に接触することはない。従って、シャワーヘッド本体11の基端面111及びホース接続具22の先端面221のメッキどうしが圧接されたり、擦過されたりすることを回避できる。また、シャワーヘッド本体11の基端面111とホース接続具22の先端面221とが接触しないため、温度変化の膨張収縮に起因して接触による繰り返し応力がシャワーヘッド本体11及びホース接続具22のメッキに対して作用することを回避できる。従って、メッキの割れや剥離を防止できる。
従って、本実施形態においては、以下の効果を有する。
(1)シャワーヘッド本体11とホース接続具22との接触によるシャワーヘッド本体11などのメッキの割れや剥離を防止できて、シャワーヘッドの良好な外観を維持できる。また、ホース接続具22とシャワーヘッド本体11との間の隙間31の幅Wは狭いため、隙間31が形成されていても、隙間31による外観の低下は抑えられる。そして、シャワーヘッドの洗浄時などにおいて、ホース接続具22をシャワーヘッド本体11から分離しても、メッキ破片がシャワーヘッド本体11内に侵入するような事態を未然に防止でき、シャワー孔14がメッキ破片で詰まることを回避できる。
(2)通水管16の基端部17における雄ネジ18のエンド部に段差よりなるストッパ部26を設けただけであるから、構成部品が増えることはなく、シャワーヘッドの構成を簡素化できる。本実施形態とは異なり、ホース接続具22の過度な螺進(ねじ込み)を防止するために、前記基端部17の外側面やホース接続具22の内側面にストッパ機能を有する突起を設けた場合は、合成樹脂製の通水管16やホース接続具22を成形するための型の構成が複雑になるとともに、ホース接続具22が金属製の場合は、その切削加工が困難になる。これに対し、本実施形態においては、前記突起が不要であるため、前記型の構成が複雑になったり、金属製のホース接続具22の切削加工が困難になったりすることを避けることができる。
(3)本実施形態は、前記のように、通水管16の基端部17の外側面や、ホース接続具22の内側面に突起を設ける必要がないため、この基端部17の外側面や、ホース接続具22の内側面に、それらの突起のためのスペースを確保する必要がない。このため、雄ネジ18及び雌ネジ23の形成範囲を広くすることができて、雄ネジ18及び雌ネジ23の螺旋方向の長さを長くすることができる。従って、通水管16の基端部17とホース接続具22との螺着強度を十分に得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図4に示すように、本実施形態においては、通水管16の基端部17に、アクリルゴムなどのゴム材よりなる閉塞部材としてのリング41が外嵌されて、そのリング41が前記隙間31を塞いでいる。このリング41は、メッキに近い色、例えば白色をなしている。なお、このリング41は、隙間31内に配置される前は、やや小径であるが、シャワーヘッド本体11とホース接続具22との間に挟持されることにより、潰れて拡径されて、隙間31の外径とほぼ同径になる。そして、リング41は、ゴム材によって構成されているため、メッキより軟質である。従って、リング41がメッキに対して圧接されても、メッキが割れたり、剥離されたりすることはない。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(4)隙間31がリング41によって塞がれることにより、シャワーヘッドの外観を向上できる。また、本実施形態のように、このリング41がメッキに近い色に着色されていれば、シャワーヘッドの外観をさらに向上できる。あるいは、メッキとは異なる色に着色されたリング41を用いれば、シャワーヘッドのデザイン上のアクセントにすることができる。さらに、リング41をシャワーヘッドの機種ごとに異なる色にすれば、機種や仕様の相違に対する区別が容易になる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化してもよい。
・図5に示すように、通水管16の基端部17に、隙間31内に位置して、隙間31を塞ぐ閉塞部材としてのフランジ51を一体形成すること。このフランジ51は、通水管16を構成する合成樹脂で形成されるため、メッキより軟質である。従って、隙間31内においてフランジ51がシャワーヘッド本体11とホース接続具22との間に挟持されていても、メッキが割れたり、剥離されたりすることはない。
・隙間31に可塑性樹脂材料を充填して硬化させること。
・シャワーヘッド本体11の表面層として、金属メッキ以外のもの、例えば樹脂コーティングを設けたり、着色層を設けたりすること。
・本発明をシャワーヘッド以外の吐水器具、例えば、散水ノズルにおいて具体化すること。
前記実施形態から把握される技術的思想は以下の通りである。
(A)前記表面層が金属メッキである請求項1に記載の吐水器具。
(B)前記隙間を閉塞部材によって閉塞した請求項1または2に記載の吐水器具。
(C)前記閉塞部材が前記表面層より軟質のリングである前記技術的思想(B)項に記載の吐水器具。
(D)表面にメッキを設けたシャワーヘッド本体と、先端にホース接続具を有し、そのホース接続具において前記シャワーヘッド本体に接続されたホースとを備えたシャワーヘッドにおいて、
前記シャワーヘッド本体とホース接続具との間に隙間を形成したシャワーヘッド。
(E)表面層を設けたシャワーヘッド本体の基端部に、ホース接続具の雌ネジを螺着するための雄ネジを形成するとともに、ホース接続具の螺進方向側における前記雄ネジのエンド部のネジ溝に段差状のストッパ部を形成したシャワーヘッド。
11…シャワーヘッド本体、16…通水管、17…基端部、18…雄ネジ、21…ホース、22…ホース接続具、23…雌ネジ、26…ストッパ部、31…隙間、41…リング。

Claims (2)

  1. 表面層を設けた吐水器具本体と、先端にホース接続具を有し、そのホース接続具において前記吐水器具本体に接続されたホースとを備えた吐水器具において、
    前記吐水器具本体の基端部に雄ネジを形成するとともに、その雄ネジに前記ホース接続具の雌ネジを螺着しており、
    前記ホース接続具の螺進方向側における前記雄ネジのエンド部のネジ溝に段差状のストッパ部が形成されていることによって、前記ホース接続具の先端面が前記吐水器具本体の基端面に接触しないように前記吐水器具本体とホース接続具との間に隙間を形成した吐水器具。
  2. 表面層を設けた吐水器具本体と、先端にホース接続具を有し、そのホース接続具において前記吐水器具本体に接続されたホースとを備えた吐水器具において、
    前記ホース接続具の先端面が前記吐水器具本体の基端面に接触しないように前記吐水器具本体とホース接続具との間に隙間(ホース接続具の先端面と吐水器具本体の基端面との間にパッキンが介在することによって形成された隙間を除く。)を形成した吐水器具。
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