JP6848281B2 - 変位量計測装置及び変位量計測システム - Google Patents

変位量計測装置及び変位量計測システム Download PDF

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Description

本開示は、変位量計測装置及び変位量計測システムに関する。
トンネル、橋梁等のコンクリート構造物や鋼構造物、法面等の自然構造物等において、老朽化、塩害、腐食等によって、また荷重や地盤の変位等によってひび割れ、亀裂等が生じることがある。これらの構造物に生じたひび割れ、亀裂等の挙動が安定しているのか、変動しているのかをモニタリングし、的確に判定することが、当該ひび割れ、亀裂等を補修するにあたり重要となる。
従来、上記構造物等の計測対象物に生じたひび割れ、亀裂等の変位をモニタリングする装置として、当該ひび割れ、亀裂等を跨ぐようにして計測対象物に光ファイバーを固定し、当該計測対象物の変位に伴う光ファイバーの伸縮に基づき、BOTDR(Brillouin Optical-Fiber time Domain Reflectometer)法により変位量を求める変位量計測装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−254723号公報
上記特許文献1に記載の変位量計測装置においては、計測対象物に生じる歪みに伴って光ファイバーが伸縮し、当該光ファイバーの伸縮による歪みによって生じる光ファイバー内のブリルアン散乱光の特性の変化を検出することで、計測対象物の変位量を求めることができる。
しかし、光ファイバー内のブリルアン散乱光の特性変化を検出するための検出装置が必要となり、変位量計測装置の導入にかかるコストが高価にならざるを得ないという問題がある。
また、この変位量を求めるためにBOTDR法が用いられるが、解析方法に複雑な計算を要する。そのため、安価で導入することができ、かつ簡易に計測対象物の変位をモニタリング可能な新たな変位量計測装置の提案が切望されている。
上記課題に鑑みて、本発明は、安価に、かつ簡易に計測対象物の変位をモニタリングすることのできる変位量計測装置及び変位量計測システムを提供することを一目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態として、第1面及び当該第1面に対向する第2面を有し、前記第1面又は前記第2面に第1パターンが設けられてなる透明な第1パターン基板と、第1面及び当該第1面に対向する第2面を有し、前記第1面又は前記第2面に第2パターンが設けられてなる第2パターン基板とを備え、前記第1パターン及び前記第2パターンは、少なくともいずれか一方が2次元コードパターンであり、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板は、前記第1パターンと前記第2パターンとが重なり合った状態で、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板の面内における少なくとも1方向に沿って移動可能に配置されている、変位量計測装置が提供される。
前記第1パターン及び前記第2パターンは、互いに同一の2次元コードパターンであってもよく、前記第2パターン基板として、前記第1パターン及び前記第2パターンを高コントラストで表示可能な有色基板、好適には白色基板を用いることができ、前記第1パターン及び前記第2パターンは、互いに同一色の着色印刷層により構成されていてもよいし、前記第1パターン及び前記第2パターンは、互いに異なる色の着色印刷層により構成されていてもよい。
上記変位量計測装置は、伸縮可能な材料により構成される第1外装基材をさらに備え、前記第1外装基材は、前記第1パターン基板との間に前記第2パターン基板を挟むようにして設けられていてもよいし、前記第1パターン基板は、前記第1外装基材の外縁における第1側の近傍に位置する第1固定点にて固定され、前記第2パターン基板は、前記第1外装基材の外縁における前記第1側に対向する第2側の近傍に位置する第2固定点にて固定されていてもよく、前記第1外装基材における前記第2パターン基板に対向する面には、接着層が設けられていてもよい。
上記変位量計測装置は、伸縮可能な材料により構成される第2外装基材をさらに備え、前記第2外装基材は、前記第2パターン基板等の間に前記第1パターン基板を挟むようにして設けられ、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板は、前記第1外装基材及び前記第2外装基材により封止されていてもよく、前記第2外装基材における前記第1パターン基板に対向する面には、防眩層及び/又は反射防止層が設けられていてもよい。
前記第1パターン基板の前記第1面又は前記第2面に位置検出パターンが設けられていてもよいし、前記第1外装基材又は前記第2外装基材上に位置検出パターンが設けられていてもよい。
また、本発明の一実施形態として、計測対象物における変位量を計測するシステムであって、上記変位量計測装置を前記第1パターン基板側から見たときの画像データであって、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板の相対変位量に応じた複数の画像データを格納する画像データ格納部と、前記計測対象物に設置されている前記変位量計測装置を前記第1パターン基板側から撮像した撮像データ及び前記画像データ格納部に格納されている前記画像データに基づき、前記計測対象物の変位量を算出する変位量算出部とを有する、変位量計測システムが提供される。
上記変位量計測システムは、前記画像データ格納部に格納されている前記複数の画像データの中から前記撮像データと実質的に一致する画像データを抽出する画像データ抽出部をさらに有し、前記画像データ格納部は、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板の相対変位量と、前記複数の画像データのそれぞれとを関連付けて格納しており、前記変位量算出部は、前記画像データ抽出部により抽出された画像データに関連付けられている前記相対変位量に基づき、前記計測対象物の変位量を算出することができる。
前記相対変位量には、少なくとも一の方向における前記第1パターン基板と前記第2パターン基板との相対的な変位量が含まれ得る。
本発明によれば、安価に、かつ簡易に計測対象物の変位をモニタリングすることのできる変位量計測装置及び変位量計測システムを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る変位量計測装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る変位量計測装置の概略構成を示す、図1におけるI−I線切断端面図である。 図3は、本発明の一実施形態における第1パターン基板及び第2パターン基板の概略構成を示す分解斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態における第1パターン基板の概略構成を示す平面図である。 図5は、本発明の一実施形態における第2パターン基板の概略構成を示す平面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る変位量計測装置を計測対象物に設置した状態を概略的に示す平面図である。 図7は、本発明の一実施形態における変位量計測装置の他の態様を概略的に示す平面図である。 図8は、本発明の一実施形態における変位量計測システムの概略構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の一実施形態における変位量計測システムの画像データ格納部に格納される複数の画像データの一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本明細書に添付した図面においては、理解を容易にするために、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更したり、誇張したりしている場合がある。
本明細書等において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値のそれぞれを下限値及び上限値として含む範囲であることを意味する。
本明細書等において、「フィルム」、「シート」、「板」等の用語は、呼称の相違に基づいて相互に区別されない。例えば、「板」は、「シート」、「フィルム」と一般に呼ばれ得るような部材をも含む概念である。
図1は、本実施形態に係る変位量計測装置の概略構成を示す平面図であり、図2は、本実施形態に係る変位量計測装置の概略構成を示す、図1におけるI−I線切断端面図であり、図3は、本実施形態における第1パターン基板及び第2パターン基板の概略構成を示す分解斜視図であり、図4は、本実施形態における第1パターン基板の概略構成を示す平面図であり、図5は、本実施形態における第2パターン基板の概略構成を示す平面図である。
本実施形態に係る変位量計測装置1は、第1面21及び当該第1面21に対向する第2面22を有し、第1面21上に第1パターンP1及び位置検出パターンP3が設けられた第1パターン基板2と、第1面31及び当該第1面31に対向する第2面32を有し、第1面31上に第2パターンP2が設けられた第2パターン基板3とを備える。
第1パターン基板2と第2パターン基板3とは、第1パターンP1及び第2パターンP2を重ね合わせるようにして配置され、第1パターン基板2との間に第2パターン基板3を挟む第1外装フィルム4と、第2パターン基板3との間に第1パターン基板2を挟む第2外装フィルム5とにより封止されている。
本実施形態における第1パターンP1及び第2パターンP2は、互いに同一色の着色印刷層により構成されていてもよいし、互いに異なる色の着色印刷層により構成されていてもよい。
第1パターンP1及び第2パターンP2を構成する着色印刷層は、それぞれ、例えば、顔料、染料等の着色剤をバインダー樹脂中に分散又は溶解させたインク組成物を用い、グラビア印刷、オフセット印刷、グラビアオフセット印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷等の公知の印刷法により、第1パターン基板2の第1面21及び第2パターン基板3の第1面31上に形成され得る。
インク組成物に含まれる着色剤としては、一般のインク等に含まれ得る着色剤を用いることができる。赤色の着色剤としては、例えば、ペリレン系顔料、レーキ顔料、アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、アントラセン系顔料、イソインドリン系顔料等が挙げられる。緑色の着色剤としては、例えば、ハロゲン多置換フタロシアニン系顔料、ハロゲン多置換銅フタロシアニン系顔料等のフタロシアニン系顔料、トリフェニルメタン系塩基性染料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料等が挙げられる。青色の着色剤としては、例えば、銅フタロシアニン系顔料、アントラキノン系顔料、インダンスレン系顔料、インドフェノール系顔料、シアニン系顔料、ジオキサジン系顔料等が挙げられる。黒色の着色剤としては、例えば、チタン窒化物、チタン酸化物、チタン酸窒化物等のチタン系顔料、カーボンブラック等が挙げられる。
インク組成物に含まれるバインダー樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ヒドロキシエチルセルロース樹脂、カルボキシメチルセルロース樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。
第1パターンP1及び第2パターンP2を構成する着色印刷層の厚みは、1〜30μmの範囲内で適宜設定され得る。当該厚みが1μm未満となると、第1パターンP1及び第2パターンP2の色味のコントラストが低下するおそれがあり、30μmを超えると第1パターンP1及び第2パターンP2の解像度が低下するおそれがある。
第1パターンP1は、第1パターン基板2の第1面21上の第1コードパターン領域CR1内の第1コード領域CA1に設けられたQRコード(登録商標)等の2次元コードパターンである。第2パターンP2は、第2パターン基板3の第1面31上において第1パターン基板2の第1コード領域CA1と同一の形状及び大きさの第2コード領域CA2に設けられたQRコード(登録商標)等の2次元コードパターンである。第1パターンP1及び第2パターンP2は、互いに同一形状の2次元コードパターンであってもよいし、互いに異なる形状の2次元コードパターンであってもよい。なお、第1パターンP1及び第2パターンP2を構成する2次元コードパターンとしては、QRコード(登録商標)に限定されるものではなく、例えば、DataMatrix、MaxiCode、VeriCode、PDF417、CODE49等が挙げられる。また、第1パターンP1及び第2パターンP2は、いずれか一方が2次元コードパターンであればよく、他方は、例えばライン状等の1次元コードパターン等であってもよい。
第1パターンP1及び第2パターンP2のそれぞれが設けられる第1コード領域CA1及び第2コード領域CA2の大きさは、本実施形態に係る変位量計測装置1を用いて変位量を計測する計測対象物に応じて適宜設定され得る。後述するように、本実施形態に係る変位量計測装置1は計測対象物に設置され、第1パターン基板2側から撮像した撮像データに基づいて変位量が計測される。例えば、本実施形態に係る変位量計測装置1がトンネル等のコンクリート構造物に生じたひび割れの変位量を計測するために用いられる場合、トンネル等に設置された変位量計測装置1とカメラ付き携帯電話等の撮像機能付き携帯端末との距離が近いため、第1コード領域CA1及び第2コード領域CA2の大きさは、例えば、25mm×25mm程度の範囲内で設定され得る。一方で、本実施形態に係る変位量計測装置1が法面等の自然構造物における変位量を計測するために用いられる場合、通常、法面等に設置された変位量計測装置1と撮像装置との距離が遠いため、第1コード領域CA1及び第2コード領域CA2の大きさは、例えば、480mm×480mm程度の範囲内で設定され得る。
位置検出パターンP3は、第1パターン基板2の第1面21に設定される第1コードパターン領域CR1の3つの角部のそれぞれに位置する位置検出領域DA内に設けられている。本実施形態に係る変位量計測装置1は、例えば、計測対象物としてのコンクリート構造物に生じたひび割れの経時的な変位量を計測するために用いられ得る。この場合、図6に示すように、第1パターン基板2及び第2パターン基板3の相対的な移動方向とコンクリート構造物50の壁面のひび割れ51とを交差させるようにしてコンクリート構造物50のひび割れ51上に変位量計測装置1が設けられる。そのため、本実施形態に係る変位量計測装置1は、ひび割れ51の方向に応じて回転させて設けられるが、3つの位置検出パターンP3が設けられていることで、変位量計測装置1の回転角度にかかわらず、計測対象物の変位量を的確に計測することができる。位置検出パターンP3は、第1パターンP1及び第2パターンP2と同様に着色印刷層により構成され、第1パターンP1及び第2パターンP2の少なくとも一方と同一の色であってもよいし、第1パターンP1及び第2パターンP2のいずれとも異なる色であってもよい。
本実施形態における第1パターン基板2は、変位計測に耐え得る所望の剛性を有する透明な樹脂基板により構成され、第2パターン基板3は、変位計測に耐え得る所望の剛性を有する透明な樹脂基板又は不透明な有色樹脂基板により構成され得る。第1パターン基板2及び第2パターン基板3として樹脂基板を用いることで、耐衝撃性等に優れることで、破損等が生じ難いという利点がある。なお、本実施形態において「透明」とは、波長400〜800nmにおける全光線透過率が70%以上であることを意味する。
第1パターン基板2及び第2パターン基板3を構成する樹脂材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂等が挙げられる。第2パターン基板3が有色樹脂基板により構成され得る場合、第2パターン基板3の色は、第1パターンP1及び第2パターンP2を構成する着色印刷層の色との関係において、第1パターンP1及び第2パターンP2を高コントラストで表示することができ、容易に判別可能な色であるのが好ましい。第1パターンP1及び第2パターンP2が黒色、赤色、青色等の着色印刷層により構成される場合、第2パターン基板3としては白色基板を好適に用いることができる。
第1パターン基板2及び第2パターン基板3の厚みは、例えば、100〜1000μmの範囲内で適宜設定され得る。第1パターン基板2及び第2パターン基板3の厚みが100μm未満であると、熱膨張による伸縮、基板の撓み等が生じるおそれがあり、変位量の計測精度が低下してしまうおそれがあり、1000μmを超えると、製造コストが高くなるという問題が生じ得る。
第1パターン基板2及び第2パターン基板3の大きさは、第1パターンP1及び第2パターンP2が設けられる第1コード領域CA1及び第2コード領域CA2の大きさに応じて適宜設定され得る。例えば、本実施形態に係る変位量計測装置1が、計測対象物としてのコンクリート構造物(例えば、トンネル等)に生じたひび割れの経時的な変位量を計測するために用いられる場合、第1パターン基板2及び第2パターン基板3の大きさは、30mm×30mm程度に設定され得る。一方で、本実施形態に係る変位量計測装置1が、計測対象物としての自然構造物(例えば、法面等)における経時的な変位量を計測するために用いられる場合、第1パターン基板2及び第2パターン基板3の大きさは、500mm×500mm程度に設定され得る。
本実施形態に係る変位量計測装置1が備える第1外装フィルム4及び第2外装フィルム5は、伸縮性を有するフィルムにより構成され得る。第1外装フィルム4及び第2外装フィルム5が伸縮性フィルムにより構成されていることで、本実施形態に係る変位量計測装置1による計測対象物の変位に追従して伸縮することができ、当該計測対象物の変位量を的確に計測することができる。
第1外装フィルム4及び第2外装フィルム5は、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、軟質塩化ビニル樹脂、4フッ化エチレン・エチレン共重合樹脂(ETFE)やポリテトラフルオロエチレン(PFA)等のフッ素系樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂等により構成され、互いに同一の樹脂材料により構成されていてもよいし、異なる樹脂材料により構成されていてもよい。略方形状の第1外装フィルム4及び第2外装フィルム5の4辺がシールされ、それらの間に第1パターン基板2及び第2パターン基板3が封入される。
略長方形状の第1パターン基板2は、その一方側の短辺近傍の第1固定部23にて、第1外装フィルム4の第1辺41に沿って接着固定され、略長方形状の第2パターン基板3は、その一方側の短辺近傍の第2固定部33にて、第1外装フィルム4の第1辺41に対向する第2辺42に沿って接着固定され得る。本実施形態に係る変位量計測装置1を、計測対象物のひび割れを跨ぐようにして取り付けることで、第1パターン基板2(又は第2パターン基板3)の面内における一方向(例えばX方向)に対する変位に追従して、変位量を計測することができるとともに、上記一方向に直交する方向(例えばY方向)に対する変位にも、第1外装フィルム4の伸縮性により追従することができる。
なお、第1パターン基板2は、第1外装フィルム4の第1辺41近傍における、第1パターン基板2の一の角部に位置する第1固定部23にて接着固定されていてもよく、第2パターン基板3は、第1外装フィルム4の第2辺42近傍における、第2パターン基板3の一の角部に位置する第2固定部33にて接着固定されていてもよい(図7参照)。第1パターン基板2及び第2パターン基板3が、それぞれ、第1固定部23及び第2固定部33の一点で接着固定されていることで、第1パターン基板2及び第2パターン基板3が相対的に回転する方向の変位に追従しやすくなるため、当該回転する方向の変位量を計測することができる。なお、図7に示すように、第1固定部23及び第2固定部33は、第1パターン基板2及び第2パターン基板2の全体で構成される矩形の略対角に互いに位置するのが好適である。
第1外装フィルム4の外表面には、計測対象物に接着可能な接着層(図示せず)が設けられている。また、第2外装フィルム5の外表面には、防汚層、防眩層、反射防止層、UVカット層等の機能層(図示せず)が設けられていてもよい。
上述した構成を有する変位量計測装置1は、コンクリート構造物や自然構造物等の計測対象物にひび割れや亀裂等が生じた場合に、当該ひび割れや亀裂等の挙動を調べるために用いられる。具体的には、図6に示すように、計測対象物50にひび割れ51が生じている場合に、当該ひび割れ51を中心とした一方側に第1パターン基板2の第1固定部23を位置させ、他方側に第2パターン基板3の第2固定部33を位置させるようにして、第1外装フィルム4の接着層を介して、変位量計測装置1を計測対象物50に設置する。その状態で、第1パターンP1、第2パターンP2及び位置検出パターンP3を含む画像データを、カメラ付き携帯電話等の撮像機能付き携帯端末で撮像して取得し、この画像データを初期値として記憶しておく。記憶される画像データは、第1パターンP1及び第2パターンP2の重なりにより構成される2次元の第1図柄と、位置検出パターンP3により構成される2次元の第2図柄とを含むものである。所定の期間が経過した後、計測対象物50に設置されている変位量計測装置1の第1パターンP1、第2パターンP2及び位置検出パターンP3を含む画像データを取得し、当該取得した画像データと、初期値として記憶した画像データとの対比により、ひび割れ51の挙動を把握することができる。
具体的には、以下に説明する変位量計測システムにより、計測対象物50の変位量を求めることができる。図8は、本実施形態における変位量計測システムの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態における変位量計測システム100は、制御部110と、各種プログラム等を記憶する主記憶部111と、制御部110により生成されたデータ等を一時的に記憶する補助記憶部112と、画像データ等の送受信を行うための通信部113と、複数の画像データを格納する画像データ格納部114と、計測対象物50に設置された変位量計測装置1の画像データ等を格納する変位モニタリング用データベース115とを備える。
制御部110は、画像データ格納部114に格納された画像データ、通信部113を介して受信した画像データ、補助記憶部112に記憶された各種データ等を読み出し、主記憶部111に記憶された各種プログラムの指示に従って、種々の演算処理等を行う。
主記憶部111には、画像データ格納部114に格納されている複数の画像データから一の画像データを抽出するためのプログラム、抽出された画像データを利用して計測対象物50の変位量を算出するためのプログラム等の各種プログラムが記憶されている。
補助記憶部112には、通信部113を介して受信した画像データ、画像データ格納部114に格納されている複数の画像データから制御部110により抽出された画像データ、画像データを利用して制御部110により算出された計測対象物50の変位量に関するデータ等が一時的に記憶される。
画像データ格納部114には、変位量計測装置1の第1パターン基板2側から見たときにおける第1パターンP1、第2パターンP2及び位置検出パターンP3を含む複数の画像データが格納されている。より具体的には、図9に示すように、画像データ格納部114には、第1パターンP1及び第2パターンP2が完全に一致して重なった第1図柄と、位置検出パターンP3により構成される第2図柄とを含む画像データ(IM(0,0))を中心画像データとして、当該中心画像データから一方向(±X方向)に所定の距離(例えば0.05mm程度)ずつ第1パターンP1及び位置検出パターンP3と、第2パターンP2とが相対的に移動したときの第1図柄及び第2図柄を含む画像データ(IM(−3,0)〜IM(3,0))と、当該一方向(±X方向)に直交する他方向(±Y方向)に所定の距離(例えば0.05mm程度)ずつ第1パターンP1及び位置検出パターンP3と、第2パターンP2とが相対的に移動したときの第1図柄及び第2図柄を含む画像データ(IM(−3,−3)〜IM(3,3))が、それぞれ、中心画像データからの相対的変位量(X方向の変位量及びY方向の変位量)と関連付けられて格納されている。なお、図9には、一例として49個の画像データが示されているが、画像データ格納部114に格納されている画像データの数に特に制限はない。
例えば、複数の画像データが、中心画像データから一方向及び他方向に±0.2mmずつ第1パターンP1及び第2パターンP2が相対的に移動した画像データである場合、図9におけるIM(1,0)の画像データは、相対的な変位量(X方向に+0.2mm、Y方向に±0mm)を示す変位量データに関連付けられて画像データ格納部114に格納されている。
変位モニタリング用データベース115には、計測対象物50に設置された変位量計測装置1の第1パターン基板2側から撮像した画像データが、相対的変位量を示す変位量データに関連付けられて格納される。
上記構成を有する変位量計測システム100において計測対象物50の変位量を計測する方法を説明する。
まず、ひび割れ51等を有する計測対象物50に設置した変位量計測装置1を第1パターン基板2側からカメラ付き携帯電話等の撮像機能付き携帯端末116で撮像し、取得した画像データを変位量計測システム100に送信すると、変位量計測システム100の通信部113にて受信した当該画像データが、補助記憶部112に一時的に記憶される。
制御部110は、画像データ格納部114に格納されている複数の画像データのうちから、補助記憶部112に一時的に記憶された画像データと実質的に同一の画像データをパターンマッチング処理等により抽出し、抽出された画像データに基づいて、補助記憶部112に記憶されている画像データにおける相対的変位量を求める。
通常、計測対象物50に設置された直後の変位量計測装置1を第1パターン基板2側から撮像して取得した画像データに含まれる第1図柄は、第1パターンP1と第2パターンP2とが完全に一致した、図9に示す画像データIM(0,0)の第1図柄と同一であることが多い。そのため、変位量計測装置1を設置した直後においては、画像データIM(0,0)のように第1パターンP1と第2パターンP2とが完全に一致しているものと擬制することもできる。しかし、計測対象物50における変位量計測装置1が設置される面が湾曲していたり、凹凸を有していたりすると、設置された直後の変位量計測装置1の第1パターンP1と第2パターンP2とがわずかにずれ、完全に一致しないことも往々にしてある。このような場合に、計測対象物50に設置された直後における変位量計測装置1の画像データに含まれる第1図柄を、画像データ格納部114に格納されている画像データIM(0,0)であると擬制してしまうと、計測対象物50における変位量を精確に求めることができないおそれもある。そこで、制御部110は、計測対象物50に設置された直後の変位量計測装置1の画像データの相対的変位量を求めておき、その相対的変位量を示す変位量データを初期値とし、補助記憶部112に記憶されている画像データと関連付けて変位モニタリング用データベース115に格納する。これにより、後述する工程において、計測対象物50における変位量(ひび割れ51等の挙動)を精確に把握することができる。
所定期間経過後、計測対象物50に設置された変位量計測装置1を第1パターン基板2側からカメラ付き携帯電話等の撮像機能付き携帯端末116にて撮像し、取得した画像データを変位量計測システム100に送信する。変位量計測システム100の通信部113において当該画像データを受信すると、当該画像データは、補助記憶部112に一時的に記憶される。
変位量計測システム100において、制御部110は、画像データ格納部114に格納されている複数の画像データのうちから、補助記憶部112に一時的に記憶された画像データと実質的に同一の画像データをパターンマッチング処理等により抽出する。抽出された画像データには、画像データIM(0,0)に対する相対的変位量を示す変位量データが関連付けられているため、抽出された画像データの変位量データと、初期値として記憶されている変位量データとの差分を求める。これにより、計測対象物50の変位量を計測することができる。このようにして計測された変位量に基づき、計測対象物50の補修が必要が否か等を判断することができる。
上述したように、本実施形態に係る変位量計測装置1及びそれを用いた変位量計測システム100によれば、ひび割れ51等の挙動を把握すべき計測対象物50に設置し、定期的に変位量計測装置1を撮像し、取得した画像データに基づいて当該計測対象物50の変位を簡易にモニタリングすることができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
上記実施形態において、位置検出パターンP3は、第1パターン基板2の第1面21上に設けられているが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、例えば、第2パターン基板3の第1面31上に設けられていてもよいし、第1外装フィルム4又は第2外装フィルム5に設けられていてもよい。
上記実施形態において、第1パターン基板2及び第2パターン基板3は、第1外装フィルム4及び第2外装フィルム5内に封入されているが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、変位量計測装置1は、第1外装フィルム4を有するが第2外装フィルム5を有していなくてもよいし、第1外装フィルム4及び第2外装フィルム5を有していなくてもよい。
上記実施形態において、第1パターンP1及び第2パターンP2が互いに異なる色の着色印刷層により構成されている場合、変位量計測システム100の画像データ格納部114には、第1パターンP1によるトリミング処理が施された第1図柄と、位置検出パターンP3により構成される第2図柄とを含む画像データが格納されていてもよい。この場合において、制御部110は、計測対象物50に設置された変位量計測装置1を撮像した画像データに、第1パターンP1によるトリミング処理を施した画像データを生成し、生成した画像データと、画像データ格納部114に格納されている画像データとのパターンマッチング処理を通じて、計測対象物50の変位量を求めることができる。
上記実施形態において、画像データ格納部114には、複数の画像データが予め格納されているが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、ひび割れ51等を有する計測対象物50に設置した変位量計測装置1を第1パターン基板2側からカメラ付き携帯電話等の撮像機能付き携帯端末116で撮像し、取得した画像データを通信部113により受信したときに、制御部110は、当該画像データから一方向(+X方向)に所定の距離ずつ第1パターンP1及び位置検出パターンP3と第2パターンP2とが相対的に移動したときの第1図柄及び第2図柄を含む複数の画像データを生成し、生成した複数の画像データを、相対的変位量を示す変位量データに関連付けて画像データ格納部114に格納してもよい。
上記実施形態において、制御部110は、変位量計測装置1が計測対象物50に設置されてから所定期間経過後にカメラ付き携帯電話等の撮像機能付き携帯端末116にて撮像され、取得された画像データに基づいて、計測対象物50の変位量を求めた後、所定の閾値を基準にしてひび割れ51等の補修が必要であるか否かを判断し、補修が必要であると判断された場合には、通信部113を介して撮像機能付き携帯端末116に警告信号を送信してもよい。
1…変位量計測装置
2…第1パターン基板
3…第2パターン基板
21,31…第1面
22,32…第2面
P1…第1パターン
P2…第2パターン
P3…位置検出パターン
4…第1外装フィルム(第1外装基材)
5…第2外装フィルム(第2外装基材)
100…変位量計測システム

Claims (17)

  1. 第1面及び当該第1面に対向する第2面を有し、前記第1面又は前記第2面に第1パターンが設けられてなる透明な第1パターン基板と、
    第1面及び当該第1面に対向する第2面を有し、前記第1面又は前記第2面に第2パターンが設けられてなる第2パターン基板と
    を備え、
    前記第1パターン及び前記第2パターンは、少なくともいずれか一方が2次元コードパターンであり、
    前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板は、前記第1パターンと前記第2パターンとが重なり合った状態で、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板の面内における少なくとも1方向に沿って移動可能に配置されている、変位量計測装置。
  2. 前記第1パターン及び前記第2パターンは、互いに同一の2次元コードパターンである、請求項1に記載の変位量計測装置。
  3. 前記第2パターン基板が、前記第1パターン及び前記第2パターンを高コントラストで表示可能な有色基板である、請求項1又は2に記載の変位量計測装置。
  4. 前記第2パターン基板が白色基板である、請求項1〜3のいずれかに記載の変位量計測装置。
  5. 前記第1パターン及び前記第2パターンは、互いに同一色の着色印刷層により構成される、請求項1〜4のいずれかに記載の変位量計測装置。
  6. 前記第1パターン及び前記第2パターンは、互いに異なる色の着色印刷層により構成される、請求項1〜4のいずれかに記載の変位量計測装置。
  7. 伸縮可能な材料により構成される第1外装基材をさらに備え、
    前記第1外装基材は、前記第1パターン基板との間に前記第2パターン基板を挟むようにして配置される、請求項1〜6のいずれかに記載の変位量計測装置。
  8. 前記第1パターン基板は、前記第1外装基材の外縁における第1側の近傍に位置する第1固定点にて固定され、
    前記第2パターン基板は、前記第1外装基材の外縁における前記第1側に対向する第2側の近傍に位置する第2固定点にて固定される、請求項7に記載の変位量計測装置。
  9. 前記第1外装基材における前記第2パターン基板に対向する面には、接着層が設けられる、請求項7又は8に記載の変位量計測装置。
  10. 伸縮可能な材料により構成される第2外装基材をさらに備え、
    前記第2外装基材は、前記第2パターン基板との間に前記第1パターン基板を挟むようにして設けられ、
    前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板は、前記第1外装基材及び前記第2外装基材により封止されている、請求項7〜9のいずれかに記載の変位量計測装置。
  11. 前記第2外装基材における前記第1パターン基板に対向する面には、防眩層及び/又は反射防止層が設けられる、請求項10に記載の変位量計測装置。
  12. 前記第1パターン基板の前記第1面又は前記第2面に位置検出パターンが設けられている、請求項1〜11のいずれかに記載の変位量計測装置。
  13. 前記第1外装基材上に位置検出パターンが設けられている、請求項〜11のいずれかに記載の変位量計測装置。
  14. 前記第2外装基材上に位置検出パターンが設けられている、請求項10又は11に記載の変位量計測装置。
  15. 計測対象物における変位量を計測するシステムであって、
    請求項1〜14のいずれかに記載の変位量計測装置を前記第1パターン基板側から見たときの画像データであって、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板の相対変位量に応じた複数の画像データを格納する画像データ格納部と、
    前記計測対象物に設置されている前記変位量計測装置を前記第1パターン基板側から撮像した撮像データ及び前記画像データ格納部に格納されている前記画像データに基づき、前記計測対象物の変位量を算出する変位量算出部と
    を有する、変位量計測システム。
  16. 前記画像データ格納部に格納されている前記複数の画像データの中から前記撮像データと実質的に一致する画像データを抽出する画像データ抽出部をさらに有し、
    前記画像データ格納部は、前記第1パターン基板及び前記第2パターン基板の相対変位量と、前記複数の画像データのそれぞれとを関連付けて格納しており、
    前記変位量算出部は、前記画像データ抽出部により抽出された画像データに関連付けられている前記相対変位量に基づき、前記計測対象物の変位量を算出する、請求項15に記載の変位量計測システム。
  17. 前記相対変位量は、少なくとも一の方向における前記第1パターン基板と前記第2パターン基板との相対的な変位量を含む、請求項15又は16に記載の変位量計測システム。
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