JP6847963B2 - 狭帯域デバイスのためのアップリンクデータチャネル設計 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
[0001] 本願は、2016年2月17日に出願された米国仮特許出願第62/296,568号、2016年1月19日に出願された米国仮特許出願第62/280,686号、2016年1月11日に出願された米国仮特許出願第62/277,471号、および2016年12月7日に出願された米国特許出願第15/371,885号の利益を主張し、それらは全て、本願の譲受人に譲渡され、これによって、全体が参照によりここに明確に組み込まれる。
[0002] 本開示の特定の態様は一般に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、狭帯域デバイスのためのアップリンクデータチャネル設計に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データ、などのような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することで複数のユーザとの通信をサポートする能力がある多元接続システムであり得る。このような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))/LTE−アドバンスドシステム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムが含まれる。
[0004] 一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートできる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクでの送信を介して、1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、多入力単一出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
[0005] ワイヤレス通信ネットワークは、多数の(a number of)ワイヤレスデバイスのための通信をサポートできる多数の基地局を含み得る。ワイヤレスデバイスは、ユーザ機器(UE:user equipments)を含み得る。いくつかのUEは、基地局、別のリモートデバイス、または何らかの他のエンティティと通信し得るマシンタイプ通信(MTC:machine-type communication)UEであると考えられ得る。MTC UEは、例えば、地上波公共移動通信ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Networks)を通して、MTCサーバおよび/または他のMTCデバイスとのMTC通信の能力があるUEを含み得る。
[0006] 狭帯域インターネットオブシングス(NB−IoT:narrowband internet of things)デバイスのようなワイヤレスデバイスは、システム帯域幅のうちの相対的な狭帯域領域を使用して通信し得る。特定のNB−IoTデバイスは、MTCデバイスであると考えられ得る。UEの複雑性を低減するために、NB−IoTは、例えば、広帯域LTEチャネルと比べて、低減された帯域幅を利用した展開を可能にし得る。より大きい容量に加えて高められた互換性を可能にする新たなフレーム構造がそのようなデバイスに使用され得る。
[0007] 本開示の特定の態様は、第1の装置によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は一般に、カバレッジ拡張(CE:coverage enhancement)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定することと、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットにおいて、決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することとを含む。
[0008] 本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。この第1の装置は一般に、カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットにおいて、決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信するように構成された送信機とを含む。
[0009] 本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。この第1の装置は一般に、カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定するための手段と、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットにおいて、決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信するための手段とを含む。
[0010] 本開示の特定の態様は、第1の装置によるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を提供する。このコンピュータプログラム製品は、コードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備え、このコードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定することと、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットにおいて、決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することとを少なくとも1つのプロセッサに行わせる。
[0011] 本開示の特定の態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。この方法は一般に、第1の変調スキームを決定することと、第2の変調スキームを決定することと、データ送信のためのリソースの第1のセットと、パイロット送信のためのリソースの第2のセットとを決定することと、リソースの第1および第2のセット上で少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと、ここにおいて、リソースの第1のセットは、第1の変調スキームを使用し、リソースの第2のセットは、第2の変調スキームを使用する、を含む。
[0012] 方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、コンピュータ読取可能な媒体、および処理システムを含む多数の他の態様が提供される。
本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークの例を概念的に例示するブロック図である。 本開示の特定の態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるユーザ機器(UE)と通信状態にある基地局の例を概念的に例示するブロック図を示す。 ロングタームエボリューション(LTE)における周波数分割複信(FDD)のための例示的なフレーム構造を示す。 通常のサイクリックプレフィクスを用いる2つの例示的なサブフレームフォーマットを示す。 本開示の態様による、第1の装置、例えば、ユーザ機器(UE)、によって行われ得る例となるアップリンクプロセスを例示する。 本開示の態様による、3.75kHzトーン間隔を利用する例となるフレーム構造600を例示する。 本開示の態様による、例となる多重フレーム構造700を例示する。 本開示の態様による、拡張CPを有する例となる多重フレーム構造を例示する。 本開示の態様による、拡張CPを有する例となる多重フレーム構造を例示する。 本開示の態様による、SRS送信を有する例となる多重フレーム構造を例示する。 本開示の態様による、SRS送信を有する例となる多重フレーム構造を例示する。 本開示の態様による、SRSおよびCDMを有する例となる多重フレーム構造を例示する。 本開示の態様による、SRSを有する例となる多重フレーム構造を例示する。 本開示の態様による、例となる多重フレーム構造を例示する。 本開示の態様による、異なる変調のコンステレーション図を例示する。 本開示の態様による、異なる変調のコンステレーション図を例示する。 本開示の態様による、異なる変調のコンステレーション図を例示する。 本開示の態様による、異なる変調のコンステレーション図を例示する。 本開示の態様による、例となる開始コンステレーション回転を例示する。 本開示の態様による、パイロット変調に基づくパイロットシーケンスの例となる構造を例示する。 本開示の態様による、パイロット変調に基づくパイロットシーケンスの例となる構造を例示する。 本開示の態様による、パイロット変調に基づくパイロットシーケンスの例となる構造を例示する。 本開示の態様による、パイロット変調に基づくパイロットシーケンスの例となる構造を例示する。 本開示の態様による、整列されたコンステレーション点を例示する。 本開示の態様による、整列されたコンステレーション点を例示する。 本開示の態様による、整列されたコンステレーション点を例示する。
発明の詳細な説明
[0029] ここで説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAのような様々なワイヤレス通信ネットワークおよび他のネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は同義で使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、等の無線技術を実施し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実施し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM、等のような無線技術を実施し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスド(LTE−A)は、周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)の両方において、ダウンリンク上でOFDMAを採用し、アップリンク上でSC−FDMAを採用する、E−UTRAを使用するUMTSの新リリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書に記載されている。ここで説明される技法は、上述したワイヤレスネットワークおよび無線技術だけでなく他のワイヤレスネットワークおよび無線技術にも使用され得る。明瞭さのために、本技法の特定の態様は、LTE/LTE−アドバンスドについて以下で説明され、LTE/LTE−アドバンスドの専門用語が、以下の説明の大部分で使用される。LTEおよびLTE−Aは一般に、LTEと呼ばれる。
例となるワイヤレス通信システム
[0030] 図1は、本開示の態様が実施され得る例となるワイヤレス通信ネットワーク100を例示する。例えば、ここで提示される技法は、図1に示されるUEおよびBSが、狭帯域(例えば、1つのPRB、6つのPRB)ベースの探索空間を使用するマシンタイプ物理ダウンリンク制御チャネル(mPDCCH:machine type physical downlink control channel)上で通信するのを助けるために使用され得る。
[0031] ネットワーク100は、LTEネットワークまたは何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、多数の発展型ノードB(eNB:evolved Node B)110および他のネットワークエンティティを含み得る。eNBは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイント、等とも呼ばれ得る。各eNBは、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいて、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、eNBのカバレッジエリア、および/または、このカバレッジエリアにサービス提供するeNBサブシステムを指し得る。UEのいくつかの例には、セルラ電話、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、タブレット、ラップトップコンピュータ、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートグラス、スマートブレスレット、スマートリストバンド、スマートリング、スマートウォッチ、スマートクロージング)、ドローン、ロボットデバイス、エンターテインメントデバイス、ゲームデバイス、車両用デバイス、医療/ヘルスケアデバイス、等が含まれ得る。いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UEであると考えられ得、これは、基地局、別のリモートデバイス、または何らかの他のエンティティと通信し得るセンサ、メータ、モニタ、位置タグ、ドローン、ロボットデバイス、等のようなリモートデバイスを含み得る。マシンタイプ通信(MTC)は、通信の少なくとも一端に少なくとも1つのリモートデバイスを伴う通信を指し得、ヒューマン対話(human interaction)を必ずしも必要としない1つまたは複数のエンティティを伴うデータ通信の形態を含み得る。MTC UEおよび他のタイプのUEは、NB−IoTデバイスとして実施され得る。
[0032] eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的狭い地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的狭い地理的エリア(例えば、自宅)をカバーし得、このフェムトセルと関連があるUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB:home eNB)と呼ばれ得る。図1に示される例では、eNB110aが、マクロセル102aのためのマクロeNBであり得、eNB110bが、ピコセル102bのためのピコeNBであり得、eNB110cが、フェムトセル102cのためのフェムトeNBであり得る。eNBは、1つまたは複数の(例えば、3つの)セルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、ここにおいて同義で使用され得る。
[0033] ワイヤレスネットワーク100はまた中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信し、このデータの送信をダウンストリーム局(例えば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティである。中継局は、他のUEのための送信を中継できるUEでもあり得る。図1で示される例では、中継局110dが、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継eNB、中継基地局、リレー、等とも呼ばれ得る。
[0034] ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、例えば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNB、等を含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、および干渉に対する異なる影響を有し得る。例えば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(例えば、5〜40ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、より低い送信電力レベル(例えば、0.1〜2ワット)を有し得る。
[0035] ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し得、これらのeNBに調整(coordination)および制御を提供し得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してこれらeNBと通信し得る。これらeNBはまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して直接的または間接的に、互いに通信し得る。
[0036] UE120(例えば、120a、120b、120c)は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって散在しており、各UEは、固定またはモバイルであり得る。UEは、アクセス端末、端末、モバイル局、加入者ユニット、局、等とも呼ばれ得る。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、スマートフォン、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、等であり得る。図1では、両方向に矢印が付いた実線が、UEと、このUEにダウンリンクおよび/またはアップリンク上でサービス提供するように指定されたeNBであるサービングeNBとの間の所望の送信を示す。両方向に矢印が付いた破線は、UEとeNBとの間の潜在的に干渉する送信を示す。
[0037] ワイヤレス通信ネットワーク100(例えば、LTEネットワーク)における1つまたは複数のUE120はまた、狭帯域帯域幅UEであり得る。これらのUEは、LTEネットワークにおけるレガシおよび/または(例えば、より広い帯域幅で動作する能力がある)アドバンスドUEと共存し得、ワイヤレスネットワークにおける他のUEと比べて制限された1つまたは複数の能力を有し得る。例えば、LTE Rel−12では、LTEネットワークにおけるレガシおよび/またはアドバンスドUEと比べて、狭帯域UEが、(レガシUEに対して)最大帯域幅の低減、単一受信無線周波数(RF)チェーン、ピークレートの低減(例えば、トランスポートブロックサイズ(TBS:transport block size)について最大1000ビットがサポートされ得る)、送信電力の低減、ランク1送信、半二重動作(half duplex operation)等、のうちの1つまたは複数で動作し得る。いくつかのケースにおいて、半二重動作がサポートされる場合、狭帯域UEは、送信から受信(または受信から送信)動作への緩和された切替えタイミングを有し得る。例えば、あるケースにおいて、レガシおよび/またはアドバンスドUEの場合の20マイクロ秒(us)という切替えタイミングと比べて、狭帯域UEは、1ミリ秒(ms)という緩和された切替えタイミングを有し得る。
[0038] いくつかのケースにおいて、(例えば、LTE Rel−12の)狭帯域UEはまた、LTEネットワークにおけるレガシおよび/またはアドバンスドUEがダウンリンク(DL)制御チャネルをモニタするのと同じアウェイで、DL制御チャネルをモニタ可能であり得る。リリース12の狭帯域UEは、依然として、標準の(regular)UEと同じ様式で、例えば、最初の数個のシンボルで広帯域制御チャネル(例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel))に加えて、比較的狭帯域を占有するがサブフレームの長さに広がる狭帯域制御チャネル(例えば、拡張または発展型PDCCH(ePDCCH:enhanced or evolved PDCCH))をモニタすることで、ダウンリンク(DL:downlink)制御チャネルをモニタし得る。
[0039] 特定の態様によれば、狭帯域UEは、(例えば、1.4/3/5/10/15/20MHzでの)より広いシステム帯域幅内に共存しつつ、例えば、利用可能なシステム帯域幅)から分割された(partitioned)6つのリソースブロックまたは1.4MHzの特定の狭帯域割当てに制限され得る。加えて、狭帯域UEはまた、1つまたは複数のカバレッジ動作モード(coverage modes of operation)をサポート可能であり得る。例えば、狭帯域UEは、最大15dBまでのカバレッジ拡張をサポート可能であり得る。
[0040] ここで使用される場合、限られた通信リソース、例えば、より小さい帯域幅のデバイスは、一般に狭帯域UEと呼ばれ得る。同様に、レガシおよび/またはアドバンスドUE(例えば、LTEにおける)のようなレガシデバイスは、一般に広帯域UEと呼ばれ得る。一般に、広帯域UEは、狭帯域UEよりも多い量の帯域幅での動作が可能である。
[0041] いくつかのケースでは、UE(例えば、狭帯域UEまたは広帯域UE)がネットワークにおいて通信する前に、セル探索および捕捉プロシージャを行い得る。あるケースにおいて、例として図1で例示されるLTEネットワークを参照すると、セル探索および捕捉プロシージャは、UEがLTEセルに接続されておらずかつLTEネットワークをアクセスすることを望むときに行われ得る。これらケースにおいて、UEは、丁度電源オンにされていたり、LTEセルへの接続を一時的に失った後に接続を回復されていたりなどし得る。
[0042] 他のケースにおいて、セル探索および捕捉プロシージャは、UEがLTEセルに既に接続されているときに行われ得る。例えば、UEは、新たなLTEセルを検出済であり得、この新たなセルへのハンドオーバを準備し得る。別の例として、UEは、(例えば、間欠受信(DRX:discontinuous reception)をサポートし得る)1つまたは複数の低電力状態で動作中であり得、この1つまたは複数の低電力状態を終了することに伴って、(UEが依然として接続モードであっても)セル探索および捕捉プロシージャを行うことが必要であり得る。
[0043] 図2は、基地局/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示すもので、これらは図1の基地局/eNBのうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る。基地局110はT個のアンテナ234a〜234tを装備し得、UE120はR個のアンテナ252a〜252rを装備し得、ここで、一般にT≧1およびR≧1である。
[0044] 基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUEのためのデータをデータソース212から受け取り、UEから受信したCQIに基づいて、各UEについて1つまたは複数の変調およびコーディングスキーム(MCS:modulation and coding schemes)を選択し、各UEのためのデータを、そのUEのために選択されたMCSに基づいて処理(例えば、符号化および変調)し、全てのUEのためのデータシンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、(例えば、SRPI、等のための)システム情報および制御情報(例えば、CQI要求、グラント、上位レイヤシグナリング、等)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供し得る。プロセッサ220はまた、基準信号(例えば、CRS)および同期信号(例えば、PSSおよびSSS)のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、これらのデータシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を行い得、T個の変調器(MOD:modulators)232a〜232tにT個の出力シンボルストリームを提供し得る。各変調器232は、(例えば、OFDM、等のために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、この出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a〜232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a〜234tを介して送信され得る。
[0045] UE120において、アンテナ252a〜252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信した信号をそれぞれ復調器(DEMOD:demodulators)254a〜254rに提供し得る。各復調器254は、その受信した信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、この入力サンプルを(例えば、OFDM、等のために)さらに処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、R個全ての復調器254a〜254rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、この受信シンボルに対してMIMO検出を行い、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、RSRP、RSSI、RSRQ、CQI、等を決定し得る。
[0046] アップリンクでは、UE120において、送信プロセッサ264が、データソース262からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ280からの制御情報を(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQI、等を備える報告のために)受信し、処理し得る。プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、変調器254a〜254rによってさらに(例えば、SC−FDM、OFDM、等のために)処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130に通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294と、コントローラ/プロセッサ290と、メモリ292とを含み得る。
[0047] コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれ、基地局110およびUE120における動作を命じ得る。例えば、プロセッサ280および/またはUE120の他のプロセッサおよびモジュールは、図5に示される動作500を行うかまたは命じ得、プロセッサ240および/または基地局110の他のプロセッサおよびモジュールは、基地局110での動作を行うかまたは命じ得る。メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでのデータ送信についてUEをスケジュールし得る。
[0048] 図3は、LTEにおけるFDD(周波数分割複信)のための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々についての送信タイムラインは、無線フレームの単位に分割され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(例えば、10ミリ秒(ms))を有し得、0〜9のインデックスをもつ10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。ゆえに、各無線フレームは、0〜19のインデックスをもつ20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、例えば、(図3に示されるような)通常のサイクリックプレフィクスの場合7つのシンボル期間または拡張サイクリックプレフィクスの場合6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレーム中の2L個のシンボル期間は、0〜2L−1のインデックスが割り当てられ得る。
[0049] LTEでは、eNBが、このeNBによってサポートされる各セルに対して、システム帯域幅のうちの中央においてダウンリンク上でプライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送信し得る。PSSおよびSSSは、図3に示されるように、それぞれ、通常のサイクリックプレフィクスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5中のシンボル期間6および5で送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索および捕捉のためにUEによって使用され得、数ある情報の中でも特に、複信モードを示すインジケーションとともにセルIDを含み得る。複信モードを示すインジケーションは、セルが、時分割複信(TDD)フレーム構造を利用するか、周波数分割複信(FDD)フレーム構造を利用するかを示し得る。eNBは、このeNBによってサポートされる各セルに対して、システム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal)を送信し得る。CRSは、各サブフレームの特定のシンボル期間において送信され得、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を行うためにUEによって使用され得る。eNBはまた、特定の無線フレームのスロット1中のシンボル期間0〜3において、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)を送信し得る。PBCHは、いくらかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、特定のサブフレーム中の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)上でシステム情報ブロック(SIB:system information blocks)のような他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間において物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bは、サブフレームごとに設定可能(configurable)であり得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間においてPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
[0050] チャネル品質測定は、UEのDRXサイクルに基づくもののような定義されたスケジュールに従ってUEによって行われ得る。例えば、UEは、DRXサイクルごとにサービングセルについての測定を行うことを試み得る。UEはまた、非サービング近隣セルについての測定を行うことを試み得る。非サービング近隣セルについての測定は、サービングセルについてのものとは異なるスケジュールに基づいて行われ得、UEは、UEが接続モードにあるとき、非サービングセルを測定するためにサービングセルからチューンアウェイする必要があり得る。
[0051] チャネル品質測定を容易にするために、eNBは、特定のサブフレーム上でセル固有基準信号(CRS)を送信し得る。例えば、eNBは、所与のフレームの間にサブフレーム0および5上でCRSを送信し得る。狭帯域UEは、この信号を受信し、受信した信号の平均電力、すなわちRSRPを測定し得る。狭帯域UEはまた、全てのソースからの受信信号電力の合計に基づいて、受信信号強度インジケータ(RSSI:Receive Signal Strength Indicator)を算出し得る。RSRQもまた、RSRPおよびRSSIに基づいて算出され得る。
[0052] 測定を容易にするために、eNBは、そのカバレッジエリア内のUEに測定構成(measurement configuration)を提供し得る。測定構成は、測定報告のためのイベントトリガを定義し得、各イベントトリガは、関連するパラメータを有し得る。UEが、構成測定イベント(configured measurement event)を検出すると、それは、関連する測定オブジェクトについての情報とともに測定報告をeNBに送ることで応答し得る。構成測定イベントは、例えば、測定された基準信号受信電力(RSRP:reference signal received power)または測定された基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)がしきい値を満たすことであり得る。トリガ時間(TTT:time-to-trigger)パラメータは、UEがその測定報告を送る前に測定イベントがどれだけ持続しなければならないかを定義するために使用され得る。このように、UEは、その無線条件の変化をネットワークにシグナリングできる。
[0053] 図4は、通常のサイクリックプレフィクスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、複数のリソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいて12個のサブキャリアをカバーし得、多数のリソースエレメントを含み得る。各リソースエレメントは、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
[0054] サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナの場合に使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11において、アンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られている信号であり、パイロットとも呼ばれ得る。CRSは、例えば、セルアイデンティティ(ID)に基づいて生成される、セルに固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソースエレメントについては、変調シンボルがこのリソースエレメント上でアンテナaから送信され得、いずれの変調シンボルもこのリソースエレメント上で他のアンテナから送信され得ない。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナがあるときに使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11でアンテナ0および1から、シンボル期間1および8でアンテナ2および3から送信され得る。両方のサブフレームフォーマット410および420について、CRSは、均等に間隔が空けられたサブキャリア上で送信され得、これらは、セルIDに基づいて決定され得る。複数のCRSは、それらのセルIDに依存して、同じまたは異なるサブキャリア上で送信され得る。両方のサブフレームフォーマット410および420について、CRSに使用されないリソースエレメントは、データ(例えば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
[0055] LTEにおけるPSS、SSS、CRS、およびPBCHは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する、3GPP TS 36.211に記載されており、これは公に入手可能である。
[0056] インターレース構造が、LTEにおけるFDDについてのダウンリンクおよびアップリンクの各々に使用され得る。例えば、0〜Q1のインデックスをもつQ個のインターレースが定義され得、ここで、Qは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しくあり得る。各インターレースは、Q個のフレーム分だけ間隔が空けられたサブフレームを含み得る。特に、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Q、等を含み得、ここで、q∈{0,...,Q−1}である。
[0057] ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信のためにハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic retransmission request)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(例えば、eNB)は、パケットが受信機(例えば、UE)によって正しく復号されるかまたは何らかの他の終了条件に遭遇するまで、このパケットの1つまたは複数の送信を送り得る。同期HARQでは、パケットの全ての送信が単一のインターレースのサブフレームで送られ得る。非同期HARQでは、パケット各送信が任意のサブフレームで送られ得る。
[0058] 1つのUEは、複数のeNBのカバレッジ内に位置し得る。これらeNBのうちの1つが、UEにサービス提供するために選択され得る。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失、等のような様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対ノイズおよび干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、または基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)、または何らかの他のメトリックによって数値化され得る。UEは、このUEが1つまたは複数の干渉するeNBからの高い干渉を観測し得る支配的な干渉シナリオで動作し得る。
[0059] UEは、サウンディング基準信号(SRS:sounding reference signal)を1つまたは複数のeNBに送信するように構成され得る。このSTSは、帯域幅にわたってアップリンクチャネル品質を推定するためにeNBによって使用され得、アップリンク周波数選択的スケジューリングに使用され得る。SRS送信は、帯域幅全体にわたって広範のフィードバックを提供するために、比較的広い周波数範囲にわたって広がり得る。第1のUEによって送信されるSRSと、ある他のUEのUL送信との間の衝突を回避するために、複数の他のUEは、SRS送信が発生し得るOFDMシンボルでの送信を回避し得る。これを達成するために、セル内の全てのUEは、このセル内の他のUEによってSRSが送信され得るサブフレームのセットを認識(aware)し得る。次いで、他のUEは、それらのサブフレーム中、UL送信を回避し得る。
狭帯域動作
[0060] 従来のLTE設計の焦点は、スペクトル効率の改善、ユビキタスカバレッジ、サービス品質(QoS:quality of service)サポート強化にある。現在のLTEシステムのダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)リンクバジェットは、最先端のスマートフォン、タブレット、または他の広帯域デバイスのような、比較的大きいDLおよびULリンクバジェットをサポートし得るハイエンドデバイスのカバレッジ用に設計されている。
[0061] 上述されたように、ワイヤレス通信ネットワーク(例えば、ワイヤレス通信ネットワーク100)における1つまたは複数のUEは、狭帯域UEのような、ワイヤレス通信ネットワークにおける他の(広帯域)デバイスと比べて限られた通信リソースを有するデバイスであり得る。狭帯域デバイスは、比較的シンプルな低電力デバイスであり得、限られた量の情報だけが交換される必要があり得るため、様々な要件が緩和され得る。例えば、最大帯域幅が(広帯域UEに対して)低減され得、単一の受信無線周波数(RF:radio frequency)チェーンが使用され得、ピークレート(例えば、トランスポートブロックサイズに対して最大100ビット)が低減され得、送信電力が低減され得、ランク1送信が使用され得、半二重動作が行われ得る。
[0062] いくつかのケースでは、半二重動作が行われる場合、狭帯域UEが、送信から受信へ(または受信から送信へ)遷移するための緩和された切替時間を有し得る。例えば、切替時間は、通常のUEのための20μsから、狭帯域UEのための1msに緩和され得る。リリース12の狭帯域UEは、依然として、通常のUEと同じ様式でダウンリンク(DL)制御チャネルをモニタし得、例えば、最初の数シンボルにおける広帯域制御チャネル(例えば、PDCCH)に加え、比較的狭帯域を占有するがサブフレームの長さに広がる狭帯域制御チャネル(例えば、ePDCCH)をモニタする。
[0063] いくつかのシステムにおいて、例えばLTE Rel−13で、狭帯域は利用可能なシステム帯域幅内の特定の(例えば、6つよりも多くないリソースブロック(RB)の)狭帯域割当てに制限され得る。しかしながら、狭帯域は、例えば、LTEシステム内で共存するために、LTEシステムの利用可能なシステム帯域幅内の異なる狭帯域領域に再チューニング(例えば、動作および/またはキャンプ)可能であり得る。
[0064] LTEシステム内での共存の別の例として、狭帯域UEは、レガシ物理ブロードキャストチャネル(PBCH)(例えば、一般に、MIBのような、セルへの初期アクセスに使用され得るパラメータを搬送するLTE物理チャネル)を(反復して)受信し、1つまたは複数のレガシ物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)フォーマットをサポートすることが可能であり得る。例えば、狭帯域UEは、複数のサブフレームにわたるPBCHの1つまたは複数の追加の反復により、レガシPBCHを受信可能であり得る。別の例として、狭帯域UEは、PRACHの1つまたは複数の反復を(例えば、1つまたは複数のPRACHフォーマットをサポートして)LTEシステムにおけるeNBに送信可能であり得る。PRACHは、狭帯域UEを識別するために使用され得る。また、反復されるPRACHの試みの数は、eNBによって設定され(configure)得る。
[0065] 狭帯域UEはまた、リンクバジェット制限付きのデバイスであり得、そのリンクバジェット制限に基づいて、(例えば、異なる量の反復されたメッセージが狭帯域UEに送信されることを必然的に伴う(entailing))異なる動作モードで動作し得る。例えば、いくつかのケースにおいて、狭帯域UEは、反復がほとんどまたはまったくない通常のカバレッジモードで動作し得る。そのようなケースでは、UEがメッセージを成功裏に受信するのに必要な反復の量が少なかったり、反復が必要とすらされなかったりし得る。代替的に、いくつかのケースにおいて、狭帯域UEは、多量の反復があり得るカバレッジ拡張(CE)モードで動作し得る。例えば、328ビットのペイロードの場合、CEモードの狭帯域UEは、ペイロードを成功裏に受信するために、150回以上のペイロードの反復を必要とし得る。
[0066] いくつかのケースにおいて、例えば、LTE Rel−13について、狭帯域UEは、ブロードキャスト送信およびユニキャスト送信のその受信に関して、限られた能力を有し得る。例えば、狭帯域UEによって受信されるブロードキャスト送信のための最大トランスポートブロック(TB:transport block)サイズは、1000ビットに制限され得る。加えて、いくつかのケースにおいて、狭帯域UEは、1つのサブフレームにおいて1つよりも多くのユニキャストTBを受信可能であり得ない。いくつかのケースにおいて(例えば、上述されたCEモードおよび通常モードの両方について)、狭帯域UEは、1つのサブフレームにおいて1つよりも多くのブロードキャストTBを受信可能であり得ない。さらに、いくつかのケースにおいて、狭帯域UEは、1つのサブフレームにおいてユニキャストTBおよびブロードキャストTBの両方を受信可能であり得ない。
[0067] LTEシステムにおいて共存する狭帯域UEはまた、ページング、ランダムアクセスプロシージャ、等のような特定のプロシージャのために、(例えば、これらのプロシージャのためにLTEで使用される従来のメッセージとは対照的に)新たなメッセージをサポートし得る。換言すると、ページング、ランダムアクセスプロシージャ、等のためのこれらの新たなメッセージは、非狭帯域UEに関連する同様のプロシージャに使用されるメッセージとは別個であり得る。例えば、LTEで使用される従来のページングメッセージと比べて、狭帯域UEは、非狭帯域UEがモニタおよび/または受信可能であり得ないページングメッセージをモニタおよび/または受信可能であり得る。同様に、従来のランダムアクセスプロシージャで使用される従来のランダムアクセス応答(RAR)メッセージと比べて、狭帯域UEは、同じく非狭帯域UEによって受信可能であり得ないRARメッセージを受信可能であり得る。狭帯域UEに関連する新たなページングおよびRARメッセージはまた、1回または複数回反復され得る(例えば、「バンドリングされる」)。加えて、新たなメッセージについての異なる反復数(例えば、異なるバンドリングサイズ)がサポートされ得る。サイズ決定されたこれらの様々なバンドリングは、CEレベルを決定するために使用され得る。例えば、CEレベルは、一部が様々なチャネルに使用されるバンドルサイズから決定され得、ここで、より大きいバンドリングサイズは、より大きいCEレベルに関連する。
[0068] 特定の態様によれば、各狭帯域領域が合計で6つのRBより多くない帯域幅に広がる複数の狭帯域領域が、狭帯域UEおよび/または狭帯域動作によってサポートされ得る。いくつかのケースにおいて、狭帯域動作における各狭帯域UEは、一度に1つの狭帯域領域内で(例えば、1.4MHzまたは6つのRBで)動作し得る。しかしながら、狭帯域動作における狭帯域UEは、いつでも、より広いシステム帯域幅における他の狭帯域領域に再チューニングし得る。いくつかの例では、複数の狭帯域UEが同じ狭帯域領域によってサービス提供され得る。他の例では、複数の狭帯域UEが(例えば、各狭帯域領域が6つのRBに広がる)異なる狭帯域領域によってサービス提供され得る。さらに他の例では、狭帯域UEの異なる組合せが1つまたは複数の同じ狭帯域領域および/または1つまたは複数の異なる狭帯域領域によってサービス提供され得る。
[0069] 例えば、LTE Rel−13におけるいくつかのシステムは、狭帯域UEに加え他のUEのためのサポートおよびカバレッジ拡張を導入する。ここで使用される場合、カバレッジ拡張という用語は一般に、ネットワーク内の(狭帯域デバイスのような)デバイスのカバレッジ範囲を拡張する任意のタイプのメカニズムを指す。カバレッジ拡張(CE)のための1つのアプローチは、(例えば、複数のサブフレームにわたって、または、以下でより詳細に説明するように、同じサブフレーム内の複数のシンボルにわたって)同じデータを複数回送信することを指すバンドリングである。
[0070] 特定のシステムは、最大15dBのカバレッジ拡張を狭帯域UEに提供し得、それは、UEとeNBとの間の155.7dBの最大結合損失にマッピングする。従って、狭帯域UEおよびeNBは、低SNR(例えば、−15dBから−20dB)で測定を行い得る。いくつかのシステムでは、カバレッジ拡張が、チャネルバンドリングを含み得、ここにおいて、狭帯域UEに関連するメッセージが1回または複数回反復され得る(例えば、バンドリングされ得る)。
[0071] 特定のデバイスは、レガシタイプ通信および非レガシタイプ通信の両方で通信可能であり得る。例えば、いくつかのデバイスは、(システム帯域幅全体の)狭帯域領域およびより広い帯域領域の両方において通信可能であり得る。上の例は、狭帯域領域を介して通信する低コストまたはMTCデバイスを指すが、他の(非低コスト/非MTC)タイプのデバイスもまた、例えば、周波数選択性および指向送信を利用して、狭帯域領域を介して通信し得る。
[0072] 狭帯域インターネットオブシングス(NB−IoT)デバイスのようなデバイスは、広帯域LTEと比べて、システム帯域幅のうちの相対的な狭帯域領域を使用して通信し得る。加えて、広帯域LTEは、互いに15kHzの間隔が空けられたサブキャリアを利用し得る。NB−IoTデバイスも、例えば、単一トーンまたはマルチトーンアップリンク(UL)データチャネル上で、15kHzサブキャリア間隔をサポートし得る。NB−IoTデバイスはまた、15kHzトーン間隔に加え、3.75kHzのトーン間隔(例えば、ULサブキャリア間隔)を伴う単一トーンULデータチャネルをサポートし得る。
[0073] 3.75kHzトーン間隔設計は、15kHzトーン間隔と比べて、より多くの帯域幅容量を提供する。これは、3.75kHzにより、サブキャリア間の間隔が低減されるため、時間ドメインが4倍に拡張されることができるためである。この拡張は、スロットの長さが0.5msよりむしろ2msのであり得る場合4msサブフレームを可能にする。帯域幅容量におけるこの増加により、1つに代わって、例えば、4つのUEが特定の周波数ドメインについてサポートされ得る。しかしながら、少なくとも2つの連続したアップリンクサブフレームが特定のTDDモードに必要であるため、全てのTDDモードがサポートされるわけでないことがあり得る。加えて、レガシLTE SRS送信は、3.75kHzトーン間隔で送信されるとき、非効率的であり得る。
[0074] 15kHzトーン間隔設計は、帯域内LTE構成との互換性を提供するが、より大きいトーン間隔により、3.75kHz設計と比べてより少ない容量を有する。この相対的な容量の欠如は、符号分割多重化(CDM:code division multiplexing)を使用してともに動作する複数のUEのためのSRSを処理することは問題であり得るが、少なくとも部分的に、CDMを通して対処され得る。
[0075] 3.75kHzおよび15kHzの両方のトーン間隔を処理する能力があるフレーム構造が、互換性および容量を増やすだけでなく、1msスロットに収めることで全てのTDDモードをサポートするように設計され得る。
アップリンクデータチャネル設計
[0076] 図5は、本開示の態様による、第1のユーザ機器(UE)によって行われ得る例となるアップリンクプロセス500を例示する。502において、カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定する。504において、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットにおいて、決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信する。
[0077] 本開示の特定の態様によれば、各スロット内のデータおよびパイロットシンボルの数についてのフレーム構造は、カバレッジクラス(例えば、拡張レベル)に基づき得る。例えば、15kHzトーン間隔を有する、UEのためのUL制御チャネルのためのフレーム構造は、1スロットにつき単一のパイロット、同様のスロットおよびサブフレーム持続時間、サイクリックプレフィクス(CP:cyclic prefix)、およびデータ長、並びに各スロット内の復調基準信号(DMRS)およびデータシンボルの数(number)を有する、LTE ULデータチャネル(例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))に使用されるフレーム構造に類似し得る。UEが、拡張カバレッジにおいて動作している場合、各スロット内の2つのDMRSパイロットが使用され得る。UEが、極端に拡張されたカバレッジにおいて動作している場合、各スロット内の3つのDMRSパイロットが使用され得る。
[0078] 本開示の特定の態様によれば、各スロットのためのパイロットの数は、例えば、カバレッジ拡張レベルまたはPUSCH反復レベルもしくはMCSのような他の情報に基づいて暗示的に決定され得る。パイロットの数はまた、明示的にシグナリングされるRRC構成またはULグラントに基づいて決定され得る。
[0079] 図6は、本開示の態様による、3.75kHzトーン間隔を利用する例となるフレーム構造600を例示する。サブキャリア間の間隔が低減されるため、無線フレームの単位は、4倍に拡張され得、結果として、より大きいデータおよびDMRS持続時間とともに、より大きいCP持続時間をもたらす。例えば、1.92MHzサンプリングレートを使用すると、15kHzトーン間隔を有するデータ持続時間は、128であり得るが、3.75kHzトーン間隔を有するデータ持続時間は、4x128であり得る。
[0080] 本開示の特定の態様によれば、3.75kHzトーン間隔を有する、UEのためのUL制御チャネルのためのフレーム構造もまた、カバレッジクラスに基づき得る。例えば、3.75kHzトーン間隔で動作するUEは、各スロット内で6つのデータシンボルと1つのDMRSとを利用し得る。拡張カバレッジにおいて動作するUEは、各スロット内で5つのデータシンボルと2つのDMRSとを利用し得る。極端に拡張されたカバレッジにおいて動作するUEは、各スロット内で4つのデータシンボルと3つのDMRSとを利用し得る。
[0081] 図7は、本開示の態様による、例となる多重フレーム構造700を例示する。第1のUEは、3.75kHzトーン間隔UL信号702を送信し得、第2のUEは、15kHzトーン間隔UL信号704を送信し得る。示されるように、各3.75kHzOFDMシンボルは、4つの15kHzOFDMシンボルと等しくなるように調整され得る。3.75kHzOFDMシンボル内のCP持続時間は、各15kHzFETブロック内で一致するように調整され、それにより、各15kHzFFTブロック内で、直交性が維持される。図7の調整されたCPにより、l/4が整数である(l/4∈Z)、3.75kHzグリッド上のいずれのトーンlも、15kHzトーンに対して直交のままであることが許可され得、3.75kHzトーンと15kHzトーンとの間のシンボルが2msの信号長内で整列されることを可能にする。
[0082] 図8Aは、本開示の態様による、拡張CP800Aを有する例となる多重フレーム構造を例示する。拡張CPが利用され得る場合、15kHzと3.75kHzとの間の直交性は、15kHzトーンに対して3.75kHzトーンのためのCP長を拡張することで維持され得る。例えば、15kHzトーン間隔を使用するサブフレーム中の拡張CP802Aは、32の長さを有し得、3.75kHzトーン間隔を使用するサブフレーム中の対応する拡張CP804Aは、4×32すなわち128であり得る。3.75kHzのためのCPを拡張することは、2msスロット内に7つのODFMシンボルの代わりに6つのOFDMシンボルをもたらし得る。
[0083] 本開示の他の態様によれば、多重化は、15kHzトーン間隔を利用する拡張CPを有するサブフレームに対してサポートされ得る。例えば、図8Bに示されるように、拡張CPが、3.75kHzトーン間隔に利用される通常のCPフォーマットとともに15kHzトーン間隔で利用される場合、24個の15kHzOFDMシンボルのうちの5つについて直交性が失われるであろう。これらのOFMDシンボルについて、3.75kHzグリッド上のいずれのトーンも、15kHzグリッド上のトーンに干渉し得る。
[0084] 図9および図9Aは、本開示の態様による、SRS送信を有する例となる多重フレーム構造を例示する。複数のUEからの送信は、例えば、eNBによって、多重化信号900および900Aとして受信され得る。多重化信号は、第1のUEが3.75kHzトーン間隔UL信号902を送信すること、第2のUEが15kHzトーン間隔UL信号904を送信することを含み得る。SRS送信906が15kHzトーン間隔を使用して送信される場合、3.75kHzトーン間隔を使用する、第1のUEの対応するOFDMシンボル908は、サイレンシング(silence)される必要がある。このサイレンシングは、例えば、3.75kHzのための帯域幅の14%の損失に相当する。
[0085] 本開示の態様によれば、15kHzのSRS送信中のサイレンシングからの帯域幅の損失を低減するために、3.75kHzトーン間隔を利用してUL信号902Aを送信するUEは、SRSに対してスケジュールされる特定のOFDMシンボルの間、15kHzグリッドに切り替わり得る。これは、3.75kHzシンボルを4つの15kHzシンボルへと変換し、UEが、SRS送信906に対応する単一の15kHzOFDMシンボル910Aだけサイレンシングすることを可能にし、3つの15kHzシンボル912Aが送信されることを可能にするはずである。
[0086] 3.75kHzから15kHzへの切替えは、単一のUEの代わりに4つのUEが特定の周波数ドメインについて送信することを、3.75kHzトーン間隔が可能にするという問題をもたらし得る。例えば、3.75kHzグリッドから15kHzグリッドに切り替わることは、4つのUEのうちの3つがサイレンシングされることを必要とし得る。本開示の態様によれば、時間上(over time)のCDM(例えば、離散フーリエ変換(DFT:discrete Fourier transform)拡散)が4つのUEのうちの3つの回復を可能にするために、適用され得る。
[0087] 図10は、本開示の態様による、SRSおよびCDMを有する例となる多重フレーム構造1000を例示する。例えば、全てのUEが、SRS送信に対応する3.75kHzシンボル1002全体の間サイレンシングされ得る一方で、UEは、SRS送信に対応する4つの15kHzシンボルのうちの1つのシンボル1004の間のみサイレンシングされる必要がある。残りの3つの15kHzシンボルの間、(4つのうちの)3つのUE1006は、これら3つのUEを多重化するために、例えば、DFT拡散コードを通して、時間上のCDMを使用して送信し得る。第4のUE1008は、サイレンシングされ得る。
[0088] 図11は、本開示の態様による、SRSを有する例となる多重フレーム構造1100を例示する。15kHzグリッドから3.75kHzグリッドに切り替わる間UEを多重化することはまた、CDMなしに行われ得る。この例では、前述と同様に、4つのUEが、3.75kHzシンボル1102の全体の間サイレンシングされ得る。UEは、SRS送信に対応する4つの15kHzシンボルのうちの1つのシンボル1104の間だけサイレンシングされる必要がある。4つの15kHzシンボルのうちの1つのシンボル1106の間、第1のUE1108は送信し得、他の3つのUEは、サイレンシングされる。次いで、4つのUEのうちの2つのUE1110は、持続時間が2倍に拡張されている7.5kHzトーン間隔を有するフレーム構造に類似した方法で、残りのOFDMシンボル時間1112において送信し得、その間、他の2つのUEは、サイレンシングされる。CPおよびデータ持続時間は、15kHzのそれらの2倍である。
[0089] 本開示の態様によれば、NB−IoT送信が、より広いシステム帯域幅のエッジにおいてRBにおいて構成され得、SRSが、NB−IoTによって使用されるRBを回避するように構成される。別の態様によれば、SRSはまた、NB−IoTに割り当てられたサブフレームがSRSに左右されないように、NB−IoTサブフレームではないサブフレームにおいてスケジュールされ得る。別の態様によれば、SRSが、3.75kHzトーン間隔を利用して、NB−IoT送信とともに送信され得る。そのようなケースでは、SRS送信とNB−IoT送信との間の干渉が発生することとなり、eNB受信機は、受信機側で、例えば、干渉キャンセレーションのような既存の技法を介して干渉を処理することが許可され得る。
[0090] 本開示の態様によれば、コムパターン(comb pattern)も、SRSとNB−IoT送信を多重化するために使用され得る。一般にSRS送信の場合、コムパターンでのSRS送信に対して一度にトーンの半分が実際に使用される。実際に使用されているこれらのトーンは、空けられ得る。SRS送信によって現在使用されていないあとの半分が、SRS送信への干渉なしにNB−IoT送信に使用され得る。SRSに使用されるトーンのパターンは、例えば、ULまたはDLグラント内でUEにシグナリングされ得るか、半静的に構成され得る。SRS送信にスケジュールされたトーンがデータ送信に必要である場合、UEは、SRS OFDMシンボルの周りでのレートマッチングを行う必要があり得る。このコムパターン技法は、例えば、図10および11に関連して論じられた技法と組み合わせられ得る。
[0091] 本開示の態様によれば、全てのTDD構成は、7.5kHzトーン間隔を使用してカバーされ得る。7.5kHzトーン間隔では、CPおよびデータ持続時間が、時間ドメインにおいて2倍に拡張され、ここで、1msスロットおよび2msサブフレーム持続時間を有する。1msスロット持続時間内に収まるためには、UEがレガシUEと整列され得るように、1つのULサブフレームだけが利用可能な場合に、eNBが1つのNBスロットをグラントするために、スロットごとの送信が必要である。
[0092] 本開示の態様によれば、全てのTDD構成は、3kHzトーン間隔を使用してもカバーされ得る。3kHzトーン間隔では、CPおよびデータ持続時間が、時間ドメインにおいて5倍に拡張される。しかしながら、3kHzトーン間隔では、FFTサイズがもはやlog2ではなく、いくつかのCPは、1msスロット持続時間内に収まるように拡張され得る。
[0093] 本開示の態様によれば、全てのTDD構成が、帯域内構成のために15kHzトーン間隔だけを使用することによってサポートされ得る。上で示したように、15kHzがより低い周波数トーン間隔構成と比べてより少ない容量を有するため、時間ドメインにおけるCDMが、容量を増加させるために使用され得る。例えば、2msのコヒーレンス要件でウォルシュまたはDFT拡散が4つのスロットにわたって適用されるように、長さ4のCDMが許可され得る。別の例として、CDMは、DMRSシンボルが4回反復されるように、4つの異なるOFDMシンボルにわたって行われ得る。しかしながら、これは、DMRS反復からより離れているOFDMデータシンボルに対して弱いチャネル推定をもたらし得る。
[0094] 本開示の態様によれば、全てのTDD構成が、3.75kHzトーン間隔とともにサポートされ得る。図12は、本開示の態様による、例となる多重フレーム構造1200を例示する。3つの3.75kHzOFDMシンボルの後、4つの多重化UEのうちの2つのUE1202がサイレンシングされ得る。他の2つのUEは、送信UE間のトーン間隔が7.5kHzとなるように、残りのOFDMシンボル1204上で送信し得る。
[0095] 本開示の態様によれば、マルチトーン割当ては、コムパターンに基づいて行われ得る。例えば、RB内で、特定のトーン、例えば、トーン#1、4,8、および12が第1のUEに割り当てられ、トーン#3、6、および9が第2のUEに割り当てられ得る。これにより、トーンは、連続トーン割当てと比べて、より広い帯域幅に広がることができ、改善された分解能によるより良好な時間トラッキングを可能にする。
[0096] 本開示の態様によれば、コンピュータ生成シーケンス(CGS)設計が、マルチトーン割振りに使用され得る。LTE CGSは、対応するQPSK(直交位相シフトキーイング)シーケンスでベースラインとして使用され得、このシーケンス長と、広範の相互相関干渉分析とに基づいてテーブルを更新する。相互相関干渉分析は、近隣セルから受信され得る全ての可能な数のトーンと、全ての干渉するUEを考慮し得る。
[0097] 図13の図13A−13Dは、本開示の態様による、BPSKおよびQPSK変調のコンステレーション図1300A−Dを示す。本開示の態様によれば、pi/2−BPSK(二相位相シフトキーイング)1300Bまたはpi/4−QPSK(直交位相シフトキーイング)1300Dの変調が、アップリンクチャネル上でのデータ送信に使用され得る。位相シフトキーイング(PSK)は、基準信号(例えば、搬送波)の位相を変調することでデータを符号化する、この基準信号のための変調スキームである。BPSK1300Aは、180度離れている2つの位相(例えば、オフセット)を使用するPSKの一形態であり、QPSK1300Cは、90度離れている4つの位相を使用する。PSK信号が、あるコンステレーション点から別のコンステレーション点に遷移すると、この信号は、それぞれの軸のゼロ点(BPSKの場合には1302、QPSKの場合には1304)を通して遷移し得、ピーク対平均電力比(PAPR)を増加させる。異なる時間インスタントにおける位相シフトは、送信波形におけるゼロクロッシング(例えば、原点を通過する波形軌道)を回避し、PAPRを低減するために使用され得る。例えば、pi/2−BPSKのケース(1300B)では、pi/2の位相シフト(1306)が、奇数の送信インスタンスに適用され得、0の位相シフト(1308)が偶数の送信インスタンスに適用され得る。いくつかのケースにおいて、位相シフトは、セル間およびUE間干渉を低減するために、セルID、UE ID、スロット/サブフレーム境界に対するタイミング誤差、および/またはホッピングインスタントに対するタイミング誤差に基づいて決定され得る。例えば、pi/2−BPSKのケース(1300B)では、セルIDが奇数である場合、pi/2の位相シフト(1306)が、奇数の送信インスタンスに適用され得、セルIDが偶数である場合、0の位相シフト(1308)が偶数の送信インスタンスに適用され得る。
[0098] カウンタは、異なる時間インスタントにおいて位相シフトを追跡するために利用され得る。このカウンタは、特定の境界に達すると再始動され得る。例えば、カウンタは、サブフレーム境界において再始動され得る。そのようなケースにおいて、有効な結果は、サブフレーム中のシンボルの数が奇数であるときカウンタが決して再始動しないことである。他の態様によれば、カウンタは、全てのスロットの後に、または、周波数ホッピングが行われた後に、再始動され得る。
[0099] 本開示の態様によれば、セル間ランダム化は、図14に例示されるように、異なるセル内のUEについて異なるように開始コンステレーション回転1400を調整することでさらに増加され得る。例えば、pi/4 QPSK変調を使用する第1のセル内の第1のユーザ1402は、pi/4の開始コンステレーション回転を利用し得、同じくpi/4 QPSK変調を使用する第2のセル内の第2のユーザ1404は、0の開始コンステレーション回転を利用し得る。この開始回転は、例えば、DMRSサイクリックシフトで)、グラントにおいて明示的にシグナリングされ得る。他のケースにおいて、この開始回転は、例えば、セルIDまたはRNI値に基づいて、暗示的にシグナリングされ得る。変調がBPSKおよびpi/4 QPSKと混合される場合、オフセットは、BPSKユーザとpi/4 QPSKユーザとの間で異なり得る。
[00100] より長い持続時間のDMRSシーケンスが定義され得る。特定の態様によれば、40msのDMRSシーケンスが、20個のシーケンスのシーケンス長で定義され得る。UEは、DMRSシーケンスの受信後、絶対タイミングに基づいて、対応するDMRSシーケンスを送信し得る。例えば、UEが最初の10個のシンボルを使用してSF0からSF9まで送信する場合、SF10〜SF19において送信するUEは、次の10個のシンボルを使用する。
[00101] pi/2−BPSKまたはpi/4−QPSKを使用することは、アップリンクパイロットがアップリンクチャネルに挿入される方法を変更することを必要とし得、BPSKをパイロットシーケンスとして使用することは、セル間干渉緩和を低減し、QPSKベースのパイロットシーケンスより少ない自由度を提供し得る。本開示の態様によれば、QPSKまたはpi/4−QPSKは、例えば、データがpi/2−BPSKまたはpi/4−QPSKを使用して送信されているにかかわらず、異なるユーザが良好な相互相関プロパティを有するシーケンスを使用できるように、アップリンクパイロットとして使用され得る。QPSKまたはpi/4−QPSKのような、パイロットシーケンスに共通の変調を使用することは、いくつかのユーザ(例えば、pi/4−BPSKパイロットでpi/2−BPSKを使用するユーザ)のPAPRを高め得る。別の例として、BPSK、pi/2−BPSK、またはpi/4−BPSKは、データに使用される変調にかかわらずアップリンクパイロットとして使用され得る。さらに別の例において、パイロット変調は、データに使用される変調に基づいて決定され得る。例えば、同じ変調が、データおよびパイロットの両方に使用され得る。後者のアプローチは、BPSKユーザのピーク対平均比を低減しつつ、QPSKケースのようなより高い変調ケースについてセル間干渉に対処するのを助ける。
[00102] パイロットがQPSKおよびBPSKに対して異なる変調を使用する場合、結果として得られるシーケンスは、良好な相互相関シーケンスを有するべきである。例えば、CGSは、例えば、2つの別個のテーブルを用いて、QPSKおよびBPSKに対して定義され得、UEは、変調スキームと、セルID、スロットインデックス、または他の特性に基づくテーブル内のインデックスとに基づいてどちらのテーブルを使用するかを決定し得る。パイロットに使用されるべき変調がデータに使用されるべき変調と同じであるケースにおいて、使用されるべき正しいシーケンスは、複数の要因に基づいて決定され得る。例えば、パイロットシーケンスのセットは、仕様中に定義され得、UEは、データに使用される変調に基づいて、パイロットシーケンスを選択するであろう。パイロットシーケンスのセットは、セル間干渉が低減され得るように、セルごとに異なり得る。さらに、パイロットシーケンスは、長い送信時間間隔に対して定義され得、UEは、絶対タイミングに基づいて、対応するサブシーケンスを選択するはずである。例えば、シーケンスが長さ40msで定義される場合、0−20msにおいて送信する第1のUEは、このシーケンスの前半を使用し、20ms−40msにおいて送信する第2のUEは、このシーケンスの後半を使用するはずである。
[00103] いくつかのケースにおいて、パイロットに使用される変調は、データに使用される変調と同じであり得るが、異なる変調が、このパイロットを構築するためにシーケンスの同じセットを使用し得る。パイロットシーケンス(例えば、DMRS)の構築は、シーケンスのセットからのシーケンスを適用することの間で、変調ポイントのサブセットを選択する(例えば、2つの変調ポイントだけを保存する)ことを含み得る。例えば、DMRSは、ウォルシュコードのような、良好な相互相関プロパティを有するバイナリシーケンスから生成され得る。バイナリシーケンス(例えば、「0」と「1」または「1」と「−1」のシーケンス)の同じセットが、例えば、pi/4−QPSKおよびpi/2−BPSKのいずれかに使用される変調にかかわらず、パイロットを生成するために使用され得る。例えば、各シーケンスは、pi/2−BPSKのケースの場合、2つの変調シンボルから選択するために使用され得る。
[00104] 図15A−Dは、本開示の態様による、パイロット変調に基づくパイロットシーケンスの例となる構造1500A−1500Dを例示する。例えば、変調がpi/4−QPSKであるとき、さらなるステップが行われ得る。パイロットシーケンスの算出は、最初に、データシンボルに対するものと同じパターンに従って、pi/4 QPSK(1500A)に回転を適用(1500B)することで算出され得る。pi/4 BPSKを構築するために4つのQPSKポイントのうちの2つだけが選択されるダウン選択が行われ得る(1500C)。このダウン選択は、残りの2つのQPSKコンステレーション点が正反対となる(例えば、それらが、[−x,x]という形式をとる、ここで、「x」は複素数である)ように行われ得る。いくつかのケースにおいて、ダウン選択は、残りのコンステレーション点が、(例えば、Pi/2 BPSKでの)別の変調のコンステレーション点と整列されるように行われ得る(1500D)。ダウン選択は、セルID、UE ID、サブフレーム/シンボル/スロット数、(例えば、SIBまたはRRCにおいてシグナリングされる)より上位のレイヤのパラメータ、サイクリックシフト、反復レベル、仕様における定義、および/または他のパラメータに基づいて行われ得る。異なる変調タイプ間でのこの整列は、相互相関の観点からより良好なプロパティを提供する。いくつかのケースにおいて、pi/4−BPSKおよびpi/2−QPSKの回転は、連続方法で定義され得る。例えば、回転は、exp(j*pi/4*n)またはexp(j*pi/2*n)として行われ、結果として、QPSK/BPSKシンボルの完全な回転をもたらす(例えば、n=2の場合、QPSKコンステレーションは90度回転され、これは別のQPSKであるが、異なるビットマッピングを有する)。この連続回転が定義される場合、コンステレーション点へのバイナリシーケンスのマッピングは、良好な相関プロパティを保つためにこの回転を考慮に入れる必要があり得る。
[00105] 図16A−Cは、本開示の態様による、整列されたコンステレーション点1600A−Cを例示する。いくつかのケースにおいて、パイロットに使用される変調は、異なる変調間で整列されるように選択され得る。例えば、pi/2−BPSK送信の場合、いくつかのシンボルにおいて、コンステレーション点は、pi/4−QPSK送信のサブセットと整列され得る(通常のCP(NCP:normal CP)長の場合は1600Aおよび1600B、拡張CP(ECP:extended CP)長の場合は1600C)。そのようなケースにおいて、パイロット送信に使用される変調は、例えば、pi/2−BPSKまたはpi/4−QPSKのサブセット(例えば、これらは同等である)である。いくつかの回転値についておよびいくつかのシンボルにおいて、pi/4−QPSKは、pi/2−BPSKに整列(align)されいかもしれない。そのようなケースにおいて、pi/2−BPSKユーザは、pi/4−QPSKをパイロットシーケンスとして使用し得、ダウン選択プロセスを含み得る。
[00106] 当業者は、情報および信号が、多種多様な技術および技法のうちの任意のものを使用して表され得ることを理解するであろう。例えば、上の説明全体を通して参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光粒子、またはこれらの組合せによって表され得る。
[00107] 当業者であれば、ここでの開示に関連して説明された実例となる様々な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組合せとして実施され得ることをさらに認識するであろう。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれても、それ以外の名称で呼ばれても、命令、命令のセット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味すると広く解釈されるものとする。このハードウェアとソフトウェアとの互換性を明確に例示するために、実例となる様々なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概して、それらの機能性の観点から上に説明されている。このような機能性が、ハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかは、特定の用途とシステム全体に課せられる設計制約とに依存する。当業者は、特定の用途ごとに多様な様式で、説明された機能性を実施し得るが、そのような実施の決定は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすと解釈されるべきでない。
[00108] ここでの開示に関連して説明された実例となる様々な論理ブロック、モジュール、回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはここで説明された機能を行うように設計されたそれらの任意の組合せで実施または行われ得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成との組合せとしても実施され得る。
[00109] ここでの開示に関連して説明されたアルゴリズムまたは方法のステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはこれらの組合せにおいて、具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、相変化メモリ(phase change memory)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形式の記憶媒体内に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在し得る。ASICは、ユーザ端末内に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末においてディスクリートコンポーネントとして存在し得る。一般に、動作が図中に例示されている場合、それらの動作は、任意の適切な対応する同等のミーンズプラスファンクションコンポーネントによって行われ得る。
[00110] 例えば、決定するための手段、選択するための手段、行うための手段、モニタするための手段、および/または試みるための手段は、図2に例示される基地局110のコントローラ/プロセッサ240、スケジューラ246、送信機プロセッサ220、受信プロセッサ238、MIMO検出器236、TX MIMOプロセッサ230、および/または変調器/復調器232a〜232t、および/または、図2に例示されるユーザ機器120のコントローラ/プロセッサ280、受信プロセッサ258、送信プロセッサ264、MIMO検出器256、TX MIMOプロセッサ266、および/または変調器/復調器254a〜254rのような1つまたは複数のプロセッサ(または、プロセッサシステム)を含み得る。送信するための手段は、図2に例示される基地局110の送信プロセッサ220、TX MIMOプロセッサ230、変調器232a〜232t、および/またはアンテナ234a〜234t、および/または、図2に例示されるユーザ機器120の送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、変調器254〜254r、および/またはアンテナ252a〜252rのような送信機を含み得る。受信するための手段および/または取得するための手段は、図2に例示される基地局110の受信プロセッサ238、MIMO検出器236、復調器232a〜232t、および/またはアンテナ234a〜234t、および/または、図2に例示されるユーザ機器120のMIMO検出器256、受信プロセッサ258、復調器254a〜254t、および/またはアンテナ252a〜252tのような受信機を含み得る。
[00111] 1つまたは複数の例示的な設計において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組合せで実施され得る。ソフトウェアで実施される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上で、1つまたは複数の命令またはコードとして送信または記憶され得る。コンピュータ読取可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、位相変化メモリ、CD/DVDまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラムコード手段をデータ構造または命令の形式で記憶または搬送するために使用され得、かつ、汎用または専用コンピュータ、または汎用または専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ読取可能な媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、この同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ここで、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
[00112] ここで使用される場合、単数形の要素への参照は、別途明記されていない限り、「1つおよび1つだけ」を意味すること意図しておらず、むしろ「1つまたは複数」を意味することを意図する。例えば、本願および添付の請求項で使用される場合、冠詞「a」および「an」は一般に、別途明記されていない限りまたは単数形を対象としていることがコンテキストから明らかでない限り、「1つまたは複数」を意味すると解釈されるべきである。別途明記されていない限り、「何らかの/いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。請求項を含む本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、2つ以上の項目からなるリストで使用されるとき、リストされた項目のうちのいずれか1つが単独で用いられること、または、リストされた項目のうちの2つ以上からなる任意の組合せが用いられ得ることを意味する。例えば、ある構成が、コンポーネントA、B、および/またはCを含むものとして説明されている場合、この構成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含むことができる。また、請求項を含め、ここで使用される場合、複数の項目からなるリスト(例えば、「〜のうちの少なくとも1つ」または「〜のうちの1つまたは複数」のような表現が付される項目からなるリスト)で使用される「または」は、例えば、「A、BまたはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(「ABC」はAおよびBおよびCを示す)並びに複数の同じ要素を伴う任意の組合せ(例えば、AA、AAA、AAB、AAC、ABBCC、またはA、B、Cの任意の他の順序)を意味するように、選言的なリスト(disjunctive list)を示す。
[00113] 本開示の先の説明は、当業者による本開示の製造または使用を可能にするために提供される。本開示への様々な修正は、当業者には容易に明らかとなり、ここで定義した包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、他の変形に適用され得る。ゆえに、本開示は、ここで説明された例および設計に限定されることを意図するものでなく、ここで開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定することと、
前記第1のサブフレームの前記1つまたは複数のスロットにおいて前記決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと
を備える方法。
[C2] 前記決定することは、カバレッジ拡張なしに対応するCEレベルについてパイロットシンボルの第1の数を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記決定することは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)反復レベル、PUSCH変調およびコーディングスキーム、RRC構成メッセージ、またはアップリンク(UL)グラントのうちの少なくとも1つに基づく、C1に記載の方法。
[C4] 前記第1のサブフレームは、第2の装置によって使用される第2のサブフレームに対して、より長い持続時間を有し、
前記第1のサブフレームは、前記第1のサブフレームの持続時間に基づいて、より低い周波数のトーン間隔スキームを有する、
C1に記載の方法。
[C5] 前記第2のサブフレームと前記第1のサブフレームとの間のブロック直交性を維持するようにサイクリックプレフィクス(CP)長を調整すること
をさらに備える、C4に記載の方法。
[C6] 前記第2のサブフレームは、拡張CPを利用する、C5に記載の方法。
[C7] 前記第1のサブフレームは、拡張CPより短い長さのサイクリックプレフィクス(CP)を用いるより高い周波数のトーン間隔スキームを有するサブフレームに対応する、C4に記載の方法。
[C8] サウンディング基準信号(SRS)が第3のサブフレームにおける送信にスケジューリングされると決定することと、
前記第1のサブフレームに対してより高い周波数のトーン間隔スキームでSRSがスケジューリングされる前記サブフレームにおいて送信するように前記装置を構成することと
をさらに備える、C4に記載の方法。
[C9] 前記送信することは、SRSがスケジューリングされる前記サブフレーム中のシンボルが、前記第2の装置によって送信されるシンボルと符号分割多重化されるように、SRSがスケジューリングされる前記サブフレームにおいてデータチャネルを送信することを備える、C8に記載の方法。
[C10] SRSがスケジューリングされる前記サブフレームにおいて前記データチャネルを送信することは、少なくとも、前記より低い周波数のトーン間隔スキームで第1のシンボルを、前記より高い周波数のトーン間隔スキームで第2のシンボルを送信することをさらに備える、C9に記載の方法。
[C11] サウンディング基準信号(SRS)が、第3のサブフレームにおける送信にスケジューリングされると決定することと、
前記アップリンクデータチャネルを送信する際に、前記SRSによって使用されるトーンが回避され得るように、コムパターンを決定することと
をさらに備える、C4に記載の方法。
[C12] 前記より低い周波数のトーン間隔スキームは、3kHz、3.75kHz、または7.5kHzトーン間隔のうちの少なくとも1つを備える、C4に記載の方法。
[C13] 前記送信することは、より低い周波数のトーン間隔で送信された前のシンボルの数に基づいて、より高い周波数のトーン間隔スキームで前記アップリンクデータチャネルを送信することを備える、C12に記載の方法。
[C14] 前記より低い周波数のトーン間隔スキームは、3.75kHzトーン間隔を備え、前記より高い周波数のトーン間隔スキームは、7.5kHzトーン間隔を備える、C13に記載の方法。
[C15] 前記送信することは、前記アップリンクデータチャネルのシンボルが、第2の装置によって送信されるシンボルと符号分割多重化されるように、前記アップリンクデータチャネルを送信することを備える、C1に記載の方法。
[C16] 前記第1の装置は、ユーザ機器(UE)を備える、C1に記載の方法。
[C17] ワイヤレス通信のための第1の装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定することと、
前記第1のサブフレームの前記1つまたは複数のスロットにおいて前記決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと
を行うように構成される、装置。
[C18] ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定するための手段と、
前記第1のサブフレームの前記1つまたは複数のスロットにおいて前記決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信するための手段と
を備える第1の装置。
[C19] コンピュータプログラム製品であって、
コードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
カバレッジ拡張(CE)レベルに少なくとも部分的に基づいて、第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数を決定することと、
前記第1のサブフレームの前記1つまたは複数のスロットにおいて前記決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと
を前記少なくとも1つのプロセッサに行わせる、コンピュータプログラム製品。
[C20] ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
第1の変調スキームを決定することと、
第2の変調スキームを決定することと、
データ送信のためのリソースの第1のセットと、パイロット送信のためのリソースの第2のセットとを決定することと、
リソースの前記第1および第2のセット上で少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと
を備え、
ここにおいて、リソースの前記第1のセットは、前記第1の変調スキームを使用し、リソースの前記第2のセットは、前記第2の変調スキームを使用する、方法。
[C21] 前記第1の変調スキームは、pi/4 QPSKまたはpi/2 BPSKを備え、前記第2の変調スキームは、pi/4 QPSKまたはpi/2 BPSKを備える、C20に記載の方法。
[C22] 前記第1の変調スキームを決定することは、前記変調スキームを含むダウンリンクグラントを受信することを備え、
前記第2の変調スキームは、前記第1の変調スキームに基づいて決定される、
C20に記載の方法。
[C23] 前記第1および第2の変調スキームは、同じである、
C22に記載の方法。
[C24] 変調に適用される位相オフセットは、
セルID、スロット境界に対するタイミング、サブフレーム境界に対するタイミング、絶対タイミング、またはホッピングインスタンスに対するタイミング
のうちの少なくとも1つに少なくとも基づいて決定される、C21に記載の方法。
[C25] 前記第2の変調スキームを使用してリソースの前記第2のセット上で送信されるべきバイナリシーケンスは、
セルID、絶対タイミング、UE ID、変調タイプ、またはダウンリンクグラント中のインジケーション
のうちの少なくとも1つに少なくとも基づいて決定される、C21に記載の方法。
[C26] バイナリシーケンスを決定することと、
前記第2の変調スキームにおいてコンステレーション点のサブセットを選択することと、
前記バイナリシーケンスと、前記コンステレーション点の前記サブセットとに少なくとも部分的に基づいて、前記第2の変調スキームを使用してリソースの前記第2のセット上で送信することと
をさらに備える、C20に記載の方法。
[C27] 前記コンステレーション点のサブセットを前記選択することは、
セルID、スロット境界に対するタイミング、サブフレーム境界に対するタイミング、絶対タイミング、ホッピングインスタンスに対するタイミング、異なるコンステレーションに適用される回転、サイクリックプレフィクス長、UE ID、サイクリックシフト、または反復レベル
のうちの少なくとも1つに基づいて行われる、C26に記載の方法。
[C28] 前記コンステレーション点の前記サブセットを前記選択することは、前記第1または第2の変調スキームにかかわらず、2つのコンステレーション点を選択することを備え、
バイナリシーケンスを前記決定することは、前記第1または第2の変調スキームを前記決定することから独立に行われる、
C26に記載の方法。
[C29] 前記バイナリシーケンスは、セルID、スロット境界に対するタイミング、サブフレーム境界に対するタイミング、絶対タイミング、ホッピングインスタンスに対するタイミング、異なるコンステレーションに適用される回転、サイクリックプレフィクス長、UE ID、サイクリックシフト、または反復レベル
のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、C26に記載の方法。
[C30] ワイヤレス通信のための装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
第1の変調スキームを決定することと、
第2の変調スキームを決定することと、
データ送信のためのリソースの第1のセットと、パイロット送信のためのリソースの第2のセットとを決定することと、
リソースの前記第1および第2のセット上で少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと
を行うように構成され、
ここにおいて、リソースの前記第1のセットは、前記第1の変調スキームを使用し、リソースの前記第2のセットは、前記第2の変調スキームを使用する、装置。
[C31] ワイヤレス通信のための装置であって、
第1の変調スキームを決定するための手段と、
第2の変調スキームを決定するための手段と、
データ送信のためのリソースの第1のセットと、パイロット送信のためのリソースの第2のセットとを決定するための手段と、
リソースの前記第1および第2のセット上で少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信するための手段と
を備え、
ここにおいて、リソースの前記第1のセットは、前記第1の変調スキームを使用し、リソースの前記第2のセットは、前記第2の変調スキームを使用する、装置。
[C32] コンピュータプログラム製品であって、
コードを備えるコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記コードは、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
第1の変調スキームを決定することと、
第2の変調スキームを決定することと、
データ送信のためのリソースの第1のセットと、パイロット送信のためのリソースの第2のセットとを決定することと、
リソースの前記第1および第2のセット上で少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと
を前記少なくとも1つのプロセッサに行わせ、
ここにおいて、リソースの前記第1のセットは、前記第1の変調スキームを使用し、リソースの前記第2のセットは、前記第2の変調スキームを使用する、コンピュータプログラム製品。

Claims (12)

  1. システム帯域幅のうちの狭帯域領域を使用してカバレッジ拡張(CE)をサポートする第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
    前記第1の装置によって使用される第1のサブフレームの1つまたは複数のスロットの間に送信すべきパイロットシンボルの数をCEレベルに少なくとも部分的に基づいて決定することと、ここにおいて、前記第1のサブフレームは、前記第1の装置よりも多い量の帯域幅で動作する第2の装置によって使用される第2のサブフレームに対して、より長い持続時間を有し、前記第1のサブフレームは、前記第1のサブフレームの持続時間に基づいて、より低い周波数のトーン間隔スキームを有する、
    前記第1のサブフレームの前記1つまたは複数のスロットにおいて前記決定された数のパイロットシンボルを有する少なくとも1つのアップリンクデータチャネルを送信することと
    前記第2のサブフレームと前記第1のサブフレームとの間のブロック直交性を維持するようにサイクリックプレフィクス(CP)長を調整することと
    を備える方法。
  2. 前記決定することは、カバレッジ拡張なしに対応するCEレベルについてパイロットシンボルの第1の数を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記決定することは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)反復レベル、PUSCH変調およびコーディングスキーム、RRC構成メッセージ、またはアップリンク(UL)グラントのうちの少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のサブフレームは、拡張CPを利用する、請求項に記載の方法。
  5. 前記第1のサブフレームは、拡張CPより短い長さのサイクリックプレフィクス(CP)を用いるより高い周波数のトーン間隔スキームを有するサブフレームに対する多重化をサポートする、請求項に記載の方法。
  6. サウンディング基準信号(SRS)が前記第2の装置によって使用される第3のサブフレームにおける送信にスケジューリングされるかどうかを決定することと、
    前記SRSが前記第1のサブフレームに対してより高い周波数のトーン間隔スキームでスケジューリングされる前記第3のサブフレーム中のシンボルにおいて送信することと
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  7. 前記第3のサブフレームにおいて前記送信することは、前記SRSがスケジューリングされる前記第3のサブフレーム中のシンボルが、前記第2の装置によって送信されるシンボルと符号分割多重化されるように、データチャネルを送信することを備える、請求項に記載の方法。
  8. 前記データチャネルを送信することは、少なくとも、前記より低い周波数のトーン間隔スキームで第1のシンボルを前記より高い周波数のトーン間隔スキームで第2のシンボルを送信することをさらに備え、前記第2のシンボルはSRS送信のために使用される、請求項に記載の方法。
  9. サウンディング基準信号(SRS)が、第3のサブフレームにおける送信にスケジューリングされると決定することと、
    前記アップリンクデータチャネルを送信する際に、前記SRSによって使用されるトーンが回避され得るように、コムパターンを決定することと
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記より低い周波数のトーン間隔スキームは、3kHz、3.75kHz、または7.5kHzトーン間隔のうちの少なくとも1つを備える、請求項に記載の方法。
  11. ワイヤレス通信のための装置であって、
    請求項1ないし10のいずれか一項に記載の方法を実行するための手段
    を備える装置。
  12. 命令を備える非一時的なコンピュータ読取可能な媒体であって、前記命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、請求項1ないし10のいずれか一項に記載の方法を実行することを前記少なくとも1つのプロセッサに行わせる、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
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