JP6847445B2 - 多軸ヒンジ装置およびこの多軸ヒンジ装置を用いた表示装置 - Google Patents

多軸ヒンジ装置およびこの多軸ヒンジ装置を用いた表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、有機EL(Electro Luminescence)パネルや液晶パネル等の可撓性を有するフレキシブルディスプレイパネルを展開且つ折り畳んで使用する際に用いて好適な多軸ヒンジ装置並びにこの多軸ヒンジを用いた表示装置関する。
複数の筐体を1枚の有機ELパネルや液晶パネル等のフレキシブルディスプレイパネルによって折り返し可能なように連設し、1つの筐体とこれに隣接する筐体とを開閉可能とした表示装置が、例えば下記特許文献1において提案されている。その表示装置は、フレキシブルディスプレイパネルの両面を各筐体とフレーム部材とで挟持し、一対の筐体を重ね合わせると、フレキシブルディスプレイパネルの折り返し部分が弾性変形領域内で所定半径の湾曲形状に形成されると共に、一対の筐体を開くと、フレキシブルディスプレイパネルの復元力で折り返し部が一直線に展開し、大サイズの表示面が得られるようになっている。
しかしながら、この特許文献1に記載の表示装置においては、隣接する筐体同士は前記フレキシブルディスプレイパネルのみによって連結され、開閉操作のたびに前記折り返し部分においてフレキシブルディスプレイパネルが湾曲及び展開動作を繰り返すため、フレキシブルディスプレイパネル自体が疲労、損傷し易く、寿命が短いという問題があった。
また、下記特許文献2には、ヒンジ内に多軸同期回転機構を設けて、折曲げ部分が必要以上に押しつぶされることなく、所定の曲率を維持できるようにした多軸ヒンジが開示されている。
しかし、この特許文献2に記載の多軸ヒンジにおいては、折り返し部分における周長が開閉操作に伴って増減するため、フレキシブルディスプレイパネルに無理な変形力が加わり、その繰り返しによってフレキシブルディスプレイパネルが劣化、損傷するおそれがあり、また、それを避けるために、フレキシブルディスプレイパネルの取付けに遊びを持たせると、フレキシブルディスプレイパネルが移動し、パネルタッチによる入力操作が正確に行われなくなるなどの問題があった。
特開2015−064570号公報 特開2016−169813号公報
本発明の目的は、ノート型パソコンやタブレットの表示画面として1枚のフレキシブルディスプレイパネルを展開且つ折畳み可能なようにして用いる場合において、多軸ヒンジ装置の周長が開閉操作時におけるフレキシブルディスプレイパネルの周長の変化に追随して変化するように構成することにより、展開折り畳み頻度の増加に伴うフレキシブルディスプレイパネルの劣化損傷を防止できる多軸ヒンジ装置並びにこの多軸ヒンジ装置を用いた表示装置を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る多軸ヒンジ装置は、第1筐体及び第2筐体の間で前記第1筐体と前記第2筐体の表面側に架け渡されたフレキシブルディスプレイパネルの裏側に配置され、前記フレキシブルディスプレイパネルの平坦となる展開状態と、折畳み状態となる屈曲状態を作り出す多軸ヒンジ装置であって、この多軸ヒンジ装置を、単数または複数のヒンジユニットで構成し、このヒンジユニットを、前記第1筐体側と第2筐体側へそれぞれ取り付けられるそれぞれガイド長孔を設けた一対の取付ピースと、この各取付ピースの間に設けられるところのその軸方向に沿った両側面にそれぞれ連結シャフトを挿通する丸孔を形成した第1連結突部とガイド長孔を形成した第2連結突部を有する複数の連結ピースとで構成し、前記第2連結突部の内側端面には前記ガイド長孔の周縁に沿った円弧状ホゾ又は円弧状ホゾ溝を形成し、前記第1連結突部の内側端面には前記円弧状ホゾ又は円弧状ホゾ溝と嵌合する円弧状ホゾ溝又は円弧状ホゾを形成し、前記取付ピースの前記ガイド長孔と前記連結ピースの前記ガイド長孔を前記丸孔を通した複数の連結シャフトで連結することにより、前記フレキシブルディスプレイパネルの展開状態と折畳み状態間の開閉動作に伴って、前記連結シャフトが前記ガイド長孔に沿って移動して、前記ヒンジユニットの周方向の長さが前記フレキシブルディスプレイパネルの周方向の長さ変化に追随できるように成したことを特徴とする。
好適な実施例としての請求項2に係る多軸ヒンジは、請求項2に記載のヒンジユニットを、取付プレートによりさらに軸方向に複数個連結させたもので構成したことを特徴とする。
好適な実施形態としての請求項3に係る多軸ヒンジ装置は、前記複数の連結シャフトの互いに隣接する連結シャフト間に設けられ、前記連結シャフトの外径よりも僅かに幅の狭いフリクションガイド長孔を有し、当該フリクションガイド長孔に前記連結シャフトが挿通されることにより、前記開閉動作に対するフリクション機能及び/又はフリーストップ機能を生じさせる制動プレートを設けたことを特徴とする。ただし、制動プレートの形態はこれに限定されない。
好適な実施形態としての請求項4に係る多軸ヒンジ装置は、前記制動プレートの前記フリクションガイド長孔の長さを所定値に設定してその一端部をストッパとして機能させるよう構成することにより、前記複数の連結ピースの各連結箇所が、前記展開状態から更に開方向へは回動しないように構成したことを特徴とする。ただし、ストッパの形態はこれに限定されない。
好適な実施形態としての請求項5に係る多軸ヒンジ装置は、前記各連結ピースには、当該連結ピースの両側に連結されるべき隣接する一方の連結ピースの前記第1又は第2連結突部を受容する第1凹所と、隣接するもう一方の連結ピースの前記第1又は第2連結突部を受容する第2凹所とが形成されることを特徴とする。ただし、連結ピースの形態はこれに限定されない。
前記の課題を解決するため、請求項6に係る本発明の表示装置は、請求項1から6までのいずれか1項に記載の多軸ヒンジ装置を有することを特徴とする。
本発明の上記請求項1に係る多軸ヒンジ装置によるときは、複数の取付ピースと複数の連結ピースにそれぞれ設けられたガイド長孔に連結シャフトを挿通することによって、前記連結シャフトは前記ガイド長孔に沿って移動可能であり、これにより多軸ヒンジ装置の操作時に多軸ヒンジ装置の周長は伸縮可能であり、そのためこの多軸ヒンジ装置の外周面等に取り付けたフレキシブルディスプレイパネルの変化に追従しながら開閉可能である。そのため、開閉操作時にフレキシブルディスプレイパネルに無理な力が加わることがなく、フレキシブルディスプレイパネルの劣化、損傷を効果的に防止できる。また、第2連結突部の内側端面にはガイド長孔の周縁に沿った円弧状ホゾ又は円弧状ホゾ溝を形成し、第1連結突部の内側端面には前記円弧状ホゾ又は円弧状ホゾ溝と嵌合する円弧状ホゾ溝又は円弧状ホゾにより、円滑で安定した開閉操作が可能となる。
上記請求項2に係る多軸ヒンジ装置によれば、単体として使用できる一つのヒンジユニットを構成することができる。
上記請求項3に係る多軸ヒンジ装置によるときは、前記制動プレートを設けることによって、多軸ヒンジ装置の開閉操作に所定のフリクション機能やフリーストップ機能を生じさせることができ、使用時の利便性が確保できる。
上記請求項4に係る多軸ヒンジ装置によるときは、前記ガイド長孔の長さを所定値に設定してその一端部をストッパとして機能させることにより、多軸ヒンジ装置が逆向きに湾曲(いわゆる「逆反り」)したり、必要以上に曲げられたりするのを防止でき、フレキシブルディスプレイパネルに無理な力が加わって、損傷するのを防止できる。
上記請求項5に係る多軸ヒンジ装置によるときは、互いに隣接する一方の連結ピースの側面に形成した突部が、他方の連結ピースの側面に形成した凹所に嵌合する状態で連結されるため、多軸ヒンジ装置全体をコンパクトに構成でき、タブレット等の薄型の筐体に対して好適に使用できる。
上記請求項6に係る表示装置によるときは、請求項1〜5に記載の多軸ヒンジ装置の前記のような各種効果を達成できると共に、耐久性に優れた表示装置を提供できる。
本発明に係る多軸ヒンジ装置を備えた表示装置の一実施例の展開状態を示す斜視図である。 図1の表示装置の折畳み状態を示す斜視図及びその一部拡大図である。 図1に示す表示装置に用いられた本発明に係る多軸ヒンジ装置を構成する1ユニットを示す斜視図である。 図3に示した1ユニットの分解斜視図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第1取付ピースを示し、(a)はその斜視図、(b)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における軸支プレートを示す斜視図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第1連結ピースを示し、(a)はその右上方向から見た斜視図、(b)は右側面図、(c)は左下方向から見た斜視図、(d)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第2連結ピースを示し、(a)はその右上方向から見た斜視図、(b)は右側面図、(c)は左下方向から見た斜視図、(d)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第3連結ピースを示し、(a)はその右下方向から見た斜視図、(b)は右側面図、(c)は左上方向から見た斜視図、(d)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第4連結ピースを示し、(a)はその左上方向から見た斜視図、(b)は左側面図、(c)は右下方向から見た斜視図、(d)は右側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第5連結ピースを示し、(a)はその右下方向から見た斜視図、(b)は右側面図、(c)は左上方向から見た斜視図、(d)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第6連結ピースを示し、(a)はその右下方向から見た斜視図、(b)は右側面図、(c)は左上方向から見た斜視図、(d)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第7連結ピースを示し、(a)はその右上方向から見た斜視図、(b)は右側面図、(c)は左下方向から見た斜視図、(d)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第8連結ピースを示し、(a)はその右上方向から見た斜視図、(b)は右側面図、(c)は左下方向から見た斜視図、(d)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第1制動プレートを示し、(a)はその斜視図、(b)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第2制動プレートを示し、(a)はその斜視図、(b)は左側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第3制動プレートを示し、(a)はその斜視図、(b)は右側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置における第4制動プレートを示し、(a)はその斜視図、(b)は右側面図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置の使用時に用いる取付プレートを示す斜視図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置の作動説明図であり、その全開状態を示す図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置の作動説明図であり、その半閉状態を示す図である。 本発明に係る多軸ヒンジ装置の作動説明図であり、その全閉状態を示す図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図面によれば、本発明に係る多軸ヒンジ装置1は、複数のヒンジユニット5A〜5Fが取付けプレートにより軸方向に連結されたものが示されているが、このヒンジユニットの数に限定はなく、例えばフレキシブルディスプレイパネル4の大きさによっては、単数のヒンジユニットでも機能することができるものである。また、本発明に係る多軸ヒンジ装置1は、第1筐体2と第2筐体3に取り付けたフレキシブルディスプレイパネル4の裏側に添って設けられ、フレキシブルディスプレイパネル4の表示面を外側にして屈曲展開する場合に用いて好適であるが、表示面を内側にして屈曲展開できるものにも用いることができる。
[本発明に係る多軸ヒンジ装置の構成]
図1は、前記の如く、本発明に係る多軸ヒンジ装置を備えた表示装置の一実施例の展開状態を示す斜視図であり、図2は、図1の表示装置の折畳み状態を示す斜視図及びその一部拡大図である。
表示装置1は、第1筐体2と、第2筐体3と、この第1筐体2と第2筐体3の外側表面に架け渡された例えば有機ELパネルや液晶パネル等の1枚のフレキシブルディスプレイパネル4と、このフレキシブルディスクパネル4の裏側に接して第1筐体2と第2筐体3の間に設けられ、第1筐体2と第2筐体3を開閉可能に連結する多軸ヒンジ装置5を有する。フレキシブルディスプレイパネル4は、長手方向の一端部側が第1筐体2に取り付けられ、同様に長手方向の他端部側が第2筐体3に取り付けられると共に、必要に応じてその中間位置の要所が第1筐体2、第2筐体3、多軸ヒンジ装置5等の適所に取り付けられる。この1枚のフレキシブルディスプレイパネル4に表示すべき映像内容やその表示の仕方はユーザーに応じて多種多様であるが、図1に示したような展開状態においては、例えば1つのスポーツゲームの中継映像を展開状態の画面全体に表示し、図2に示すように折り畳んだ状態においては、その中継映像のサイズを半分に縮小した同一映像を折り畳んだ上下両方の画面に同時に表示するようにして使用することができる。或いはまた、図2に示すように折り畳んだ状態において、上側の画面にはメールその他の文書作成画面を表示し、下側の画面にはそのとき必要になる辞書の画面を表示するようにして使用することもできる。
尚、図22に示した例においては、多軸ヒンジ装置5の外面に直接フレキシブルディスプレイパネル4を設けてあるが、他の実施形態においては、多軸ヒンジ装置5の外面に金属薄板もしくは伸縮しない高強度のプラスチックシートから成る補助カバーを取り付け、その上にフレキシブルディスプレイパネル4を設けて、フレキシブルディスプレイパネル4の損傷を防止するようにしてもよい。
図示した実施例において、本発明に係る多軸ヒンジ装置5は、図1〜図3に示すように、軸方向に連接した同一の構成を有する6組の第1ヒンジユニット5A〜第6ヒンジユニット5Fから構成され、これらの第1ヒンジユニット5A〜第6ヒンジユニット5Fが軸心を共通にして取り付けた取付プレート84、85を介して前記第1筐体2、第2筐体3にそれぞれ取り付けられるようになっている。第1ヒンジユニット5Aの取付プレート84(図1、図3、図19、図22を併せて参照)は、その主体部84aの一方の長辺側を、第1取付ピース57の取付プレート差込口57bに挿入され、当該第1取付ピース57の取付ネジ孔57cから取付プレート84の取付ネジ孔84bを貫通してねじ込まれる取付ネジ86によって、第1取付ピース57に固定される。取付プレート84の前記一方の長辺側は、第1ヒンジユニット5Aの前記第1取付ピース57に隣接する第3取付ピース59に対しても同様の方法で固定され、他の第2ヒンジユニット5B〜第6ヒンジユニット5Fの第1及び第3取付ピースに対しても同様の方法で固定される。更にまた、前記取付プレート84のもう一方の長辺側は、その複数の取付ネジ孔84c、84c(図19参照)を利用して、取付ネジ88(図22参照)により筐体2の固定側辺縁部に固定される。もう一方の取付プレート85も、同様の方法により、その一方の長辺側は、第1ヒンジユニット5A〜第6ヒンジユニット5Fの第2取付ピース58及び第4取付ピース60に取付ネジ87(図1、図22参照)によって固定されると共に、もう、一方の長辺側は、取付ネジ89(図1、図22参照)によって筐体3の固定側辺縁部に固定される。以上の如くして、表示装置1の筐体2と筐体3は、本発明に係る多軸ヒンジ装置5によって互いに開閉可能なように連結される。次いで、前記の如く、これらの第1筐体2及び第2筐体3の同じ片面間に多軸ヒンジ装置5を跨いで掛け渡すようにフレキシブルディスプレイパネル4を取り付ける(図1、図2、図22参照)。図22に示した例とは異なり、多軸ヒンジ装置5とフレキシブルディスプレイパネル4との間に、金属薄板もしくは伸縮しない高強度のプラスチックシートから成る補助カバーを取り付けて、フレキシブルディスプレイパネル4の損傷を防止するようにしてもよいことは前記のとおりである。
次に、多軸ヒンジ装置5を形成する前記6組の第1ヒンジユニット5A〜第6ヒンジユニット5Fのうちの1つの第1ヒンジユニット5Aについて説明するが、他の第2ヒンジユニット5B〜第6ヒンジユニット5Fもこれと同様の構成である。第1ユニット5Aは、図3、図4に示す如く、それぞれ最小ユニットとなる右側パーツグループ5Rと左側パーツグループ5Lとから構成され、この右側パーツグループ5Rと左側パーツグループ5Lは、第1及び第2スペーサー板51、52、第1〜第4支持ピン53〜56、第1〜第5連結シャフト61〜65及びワッシャー79〜83を用いて端部をカシメて互いに連結されることによって、図3に示すように組み立てられて成るものである。そのうち右側パーツグループ5Rは、第1及び第2取付ピース57、58、第1〜第4連結ピース66〜69、第1及び第2制動プレート74、75から成り、同様に、左側パーツグループ5Lは、第3及び第4取付ピース59、60、第5〜第8連結ピース70〜73、第3及び第4制動プレート76、77から構成される。右側パーツグループ5Rの各部品と、それらに対応する左側パーツグループ5Lの各部品とは、形状的には互いに鏡映対称の関係を有し、サイズ的には同一である。
右側パーツグループ5Rの第1取付ピース57は、図5に示す如く、主体部57a、取付プレート挿入口57b、取付ネジ孔57c、支持ピン孔57d、57e、連結ピースの第1連結突部の挿入口57f、ガイド長孔57g、57hを有する。右側パーツグループ5Rの第2取付ピース58も、この第1取付ピース57と同様の構成であるが、軸方向の長さが第1取付ピース57よりも僅かに短く形成され、図3に示す如く、後述する第2スペーサー板52との間に第3及び第4支持ピン55、56の中央フランジ55a、56aが介在可能なようになっている。同様に、左側パーツグループ5Lの第3取付ピース59と第4取付ピース60も同様の構成であるが(図3参照)、軸方向の長さが第3取付ピース59の方が僅かに短く形成され、第1スペーサー板51との間に第1及び第2支持ピン53、54の中央フランジ53a、54aが介在可能なようになっている。
第1スペーサー板51は、図6に示す如く、主体部51aと、取付プレート挿入口51b、支持ピン孔51c、51d、長孔51eを有する。この第1スペーサー板51は、後述の第1〜第4制動プレート74〜77が互いに部分的に重ねられることによって生じる第1取付ピース57と第3取付ピース59との間の間隙を補完するためのものである。第2スペーサー板52についても同様である。
第1支持ピン53(第2支持ピン54〜第4支持ピン56の構成も同様であり、指示記号は第1支持ピン53と対応する記号を付して示す。)は、図4に示す如く、その中央位置に設けたフランジ53aと、右側ピン部53bと、左側ピン部53cとを有する。第1支持ピン53及び第2支持ピン54の右側ピン部53b、54bは、それぞれ上記第1スペーサー板51の支持ピン孔51c、51d(図6参照)を貫通して第1取付ピース57の支持ピン孔57d、57eに挿入される。一方、第1支持ピン53及び第2支持ピン54の左側ピン部53c、54cは、それぞれ第3取付ピース59の支持ピン孔59d、59eに挿入される。このままでは、第1及び第3取付ピース57、59は第1及び第2支持ピン53、54の軸方向に移動可能で、脱落の可能性があるが、第1取付ピース57には後述する第1連結ピース66が連結され、第3取付ピース59には後述する第5連結ピース70が連結されると共に、これらの第1、第5連結ピース66、70等には第1連結シャフト61が挿通され、その第1連結シャフト61の頭部フランジ61bとその先端のカシメにより取り付けられたワッシャー79とによって軸方向への移動は制限されているため、前記第1及び第3取付ピース57、59の軸方向への移動も制限され、それらが第1及び第2支持ピン53、54から脱落することはないようになっている。第3支持ピン55及び第4支持ピン56による第2取付ピース58及び第4取付ピース60と第2スペーサー板52との連結方法もこれと同様である。即ち、第3支持ピン55及び第4支持ピン56の右側ピン部55b、56bは、それぞれ第2取付ピース58の支持ピン孔58d、58eに挿入される。一方、第3支持ピン55及び第4支持ピン56の左側ピン部55c、56cは、それぞれ上記第2スペーサー板52の支持ピン孔52c、52d(図6参照)を貫通して、第4取付ピース60の支持ピン孔60d、60eに挿入される。このままでは、第2及び第4取付ピース58、60は第3及び第4支持ピン55、56の軸方向に移動可能で、脱落の可能性があるが、第2取付ピース58には後述する第4連結ピース69が連結され、第4取付ピース60には後述する第8連結ピース73が連結されると共に、これらの第4、第8連結ピース69、73等には第5連結シャフト65が挿通され、その第5連結シャフト65の頭部フランジ65bとその先端のカシメにより取り付けられたワッシャー83とによって軸方向への移動は制限されているため、前記第2及び第4取付ピース58、60の軸方向への移動も制限され、それらが第3及び第4支持ピン55、56から脱落することはないようになっている。
次に、第1〜第5連結シャフト61〜65によって組み付けられる右側パーツグループ5Rに属する第1〜第4連結ピース66〜69及び第1及び第2制動プレート74、75の構成について説明する。もう一方の左側パーツグループ5Lに属する第1〜第4連結ピース70〜73及び第1及び第2制動プレート76、77もこれと同様の構成であるので、それらについても同時に説明する。尚、図示した実施例において、5本の第1〜第5連結シャフト61〜65の形状及びサイズは同一である。
第1連結シャフト61(図4参照)は、シャフト部61a、頭部61b、先端部61cを有する。そのシャフト部61aは、右側パーツグループ5R側の第1取付ピース57のガイド長孔57hから、第1連結ピース66の丸孔66dを通り、再度第1取付ピース57のガイド長孔57gを通って、第1スペーサー板51の長孔51eに挿通された後、更に左側パーツグループ5L側の第4制動プレート77の丸孔77b(図18参照)に挿通される。その後、右側と同様に、第3取付ピース59のガイド長孔59hから、第5連結ピース70の丸孔70dを通り、再度第3取付ピース59のガイド長孔59gを通って、最後に第1連結シャフト61の先端カシメ部61cにワッシャー79が装着された上、先端をカシメることによって、この第1連結シャフト61上に装着された前記各部材が第1連結シャフト61の軸中心に回転可能なように且つ抜け落ちないように保持されるようになっている。
ここで、第1連結ピース66の具体的形状は、図7に示す如く、主体部66a、第1連結凸部66b、第2連結凸部66c、第1連結凸部66bに明けられた丸孔66d、第2連結凸部66cに明けられたガイド長孔66e、凹所66f、内側端面66g、円弧状ホゾ66hを有し、その第1連結凸部66bが前記第1取付ピース57の前記挿入口57f内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第1連結シャフト61が第1取付ピース57のガイド長孔57g、57hと第1連結ピース66の丸孔66dに挿通される。これによって、第1連結ピース66が第1取付ピース57に対して第1連結シャフト61を中心に回転可能なように連結される。第1連結ピース66の前記凹所66fには、第2連結ピース67(図8参照)の第1連結凸部67bが挿入される。左側パーツグループ5Lにおける第5連結ピース70の構成も、鏡映対称となっている以外は上記第1連結ピース66と同様であり、当該第5連結ピース70の具体的形状は、図11に示す如く、主体部70a、第1連結凸部70b、第2連結凸部70c、第1連結凸部70bに明けられた丸孔70d、第2連結凸部70cに明けられたガイド長孔70e、凹所70f、内側端面70g、円弧状ホゾ70hを有し、その第1連結凸部70bが前記第3取付ピース59の前記挿入口59f内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第1連結シャフト61が第3取付ピース59のガイド長孔59g、59hと第5連結ピース70の丸孔70dに挿通される。これによって、第5連結ピース70が第3取付ピース59に対して第1連結シャフト61を中心に回転可能なように連結される。第5連結ピース70の前記凹所70fには、第6連結ピース71(図12参照)の第1連結凸部71bが挿入される。
次に、第2連結シャフト62(図4参照)は、前記第1連結シャフト61と同様に、シャフト部62a、頭部62b、先端部62cを有し、そのシャフト部62aは、右側パーツグループ5R側の第2連結ピース67(図8参照)の丸孔67dから、前記第1連結ピース66のガイド長孔66eを通り、スペーサーリング78を経た後、更に左側パーツグループ5L側の第3制動プレート76(図17参照)の丸孔76bと、前記第4制動プレート77のフリクションガイド長孔77cに挿通される。その後、右側と同様に、第5連結ピース70のガイド長孔70eから、第6連結ピース71(図12参照)の丸孔71dを通り、最後に第2連結シャフト62の先端カシメ部62cにワッシャー80が装着された上、先端をカシメることによって、この第2連結シャフト62上に装着された前記各部材が第2連結シャフト62の軸中心に回転可能なように且つ抜け落ちないように保持されるようになっている。
ここで、上記第2連結ピース67の具体的形状は、図8に示す如く、主体部67a、第1連結凸部67b、第2連結凸部67c、第1連結凸部67bに明けられた丸孔67d、第2連結凸部67cに明けられたガイド長孔67e、第1凹所67f、第2凹所67g、内側端面67h、67i、円弧状ホゾ67j、円弧状ホゾ溝67kを有し、その第1連結凸部67bが前記第1連結ピース66の前記凹所66f内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第2連結シャフト62が第2連結ピース67の丸孔67dから第1連結ピース66のガイド長孔66eに挿通される。これによって、第2連結ピース67は第2連結シャフト62を中心に回転可能であると同時に、その第1連結凸部67bが、第2連結シャフト62と共に第1連結ピース66の前記ガイド長孔66eに沿って円弧状に移動可能なように連結される。その場合において、第1連結ピース66の凹所66fの内側端面66gに形成された円弧状ホゾ66hと、第2連結ピース67の第1凹所67fの内側端面67hに形成された円弧状ホゾ溝67kとが互いに摺動可能に嵌合し、前記円弧状の移動が円滑になされ得る。第2連結ピース67の前記第2凹所67gには、第3連結ピース68(図9参照)の第1連結凸部68bが挿入される。左側パーツグループ5Lにおける第6連結ピース71の構成も、鏡映対称となっている以外は上記第2連結ピース67と同様であり、当該第6取付ピース71の具体的形状は、図12に示す如く、主体部71a、第1連結凸部71b、第2連結凸部71c、第1連結凸部71bに明けられた丸孔71d、第2連結凸部71cに明けられたガイド長孔71e、第1凹所71f、第2凹所71g、内側端面71h、71i、円弧状ホゾ71j、円弧状ホゾ溝71kを有し、その第1連結凸部71bが前記第5連結ピース70の前記凹所70f内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第2連結シャフト62が第6連結ピース71の丸孔71dから第5連結ピース70のガイド長孔70eに挿通される。これによって、第6連結ピース71は第2連結シャフト62を中心に回転可能であると同時に、その第1連結凸部71bが、第2連結シャフト62と共に第5連結ピース70の前記ガイド長孔70eに沿って円弧状に移動可能なように連結される。その場合において、第5連結ピース70の凹所70fの内側端面70gに形成された円弧状ホゾ70hと、第6連結ピース71の第1凹所71fの内側端面71hに形成された円弧状ホゾ溝71kとが互いに摺動可能に嵌合し、前記円弧状の移動が円滑になされ得る。第6連結ピース71の前記第2凹所71gには、第7連結ピース72(図13参照)の第1連結凸部72bが挿入される。
次に、第3連結シャフト63(図4参照)も、前記第1連結シャフト61と同様に、シャフト部63a、頭部63b、先端部63cを有し、そのシャフト部63aは、右側パーツグループ5R側の第3連結ピース68(図9参照)のガイド長孔68eから、前記第2連結ピース67のガイド長孔67eを通り、更に左側パーツグループ5L側の第1制動プレート74(図15参照)のフリクションガイド長孔74cと、前記第3制動プレート76のフリクションガイド長孔76c(図17参照)に挿通される。その後、右側と同様に、第6連結ピース71のガイド長孔71eから、第7連結ピース72(図13参照)のガイド長孔72eを通り、最後に第3連結シャフト63の先端カシメ部63cにワッシャー81が装着された上、先端をカシメることによって、この第3連結シャフト63上に装着された前記各部材が第3連結シャフト63の軸中心に回転可能なように且つ抜け落ちないように保持されるようになっている。
ここで、上記第3連結ピース68の具体的形状は、図9に示す如く、主体部68a、第1連結凸部68b、第2連結凸部68c、第2連結凸部68cに明けられた丸孔68d、第1連結凸部68bに明けられたガイド長孔68e、第1凹所68f、第2凹所68g、内側端面68h、68i、円弧状ホゾ溝68j、円弧状ホゾ68kを有し、その第1連結凸部68bが前記第2連結ピース67の前記第2凹所67g内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第3連結シャフト63が第3連結ピース68のガイド長孔68eから第2連結ピース67のガイド長孔67eに挿通される。これによって、第3連結ピース68は、その第1連結凸部68bが、第2連結ピース67の前記ガイド長孔67eに沿って円弧状に移動可能なように連結される。その場合において、第2連結ピース67の第2凹所67fの内側端面67iに形成された円弧状ホゾ67jと、第3連結ピース68の第1凹所68fの内側端面68hに形成された円弧状ホゾ溝68jとが互いに摺動可能に嵌合し、前記円弧状の移動が円滑になされ得る。第3連結ピース68の前記第2凹所68gには、第4連結ピース69(図10参照)の第2連結凸部69cが挿入される。左側パーツグループ5Lにおける第7連結ピース72の構成も、鏡映対称となっている以外は上記右側の第3連結ピース68と同様であり、当該上記第7連結ピース72の具体的形状は、図13に示す如く、主体部72a、第1連結凸部72b、第2連結凸部72c、第2連結凸部72cに明けられた丸孔72d、第1連結凸部72bに明けられたガイド長孔72e、第1凹所72f、第2凹所72g、内側端面72h、72i、円弧状ホゾ溝72j、円弧状ホゾ72kを有し、その第1連結凸部72bが前記第6連結ピース71の前記第2凹所71g内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第3連結シャフト63が第7連結ピース72のガイド長孔72eから第6連結ピース71のガイド長孔71eに挿通される。これによって、第7連結ピース72は、その第1連結凸部72bが、第6連結ピース71の前記ガイド長孔71eに沿って円弧状に移動可能なように連結される。その場合において、第6連結ピース71の第2凹所71gの内側端面71iに形成された円弧状ホゾ71jと、第7連結ピース72の第1凹所72fの内側端面72hに形成された円弧状ホゾ溝72jとが互いに摺動可能に嵌合し、前記円弧状の移動が円滑になされ得る。第7連結ピース72の前記第2凹所72gには、第8連結ピース73(図14参照)の第2連結凸部73cが挿入される。
次に、第4連結シャフト64(図4参照)も、前記第1連結シャフト61と同様に、シャフト部64a、頭部64b、先端部64cを有し、そのシャフト部64aは、右側パーツグループ5R側の第4連結ピース69(図10参照)のガイド長孔69eから、前記第3連結ピース68の丸孔68dを通り、更に第2制動プレート75(図16参照)のフリクションガイド長孔75cと、第1制動プレート74(図16参照)の丸孔74bに挿通される。その後、右側と同様に、左側の第7連結ピース72の丸孔72dから、第8連結ピース73(図14参照)のガイド長孔73eを通り、最後に第4連結シャフト64の先端カシメ部64cにワッシャー82が装着された上、先端をカシメることによって、この第4連結シャフト64上に装着された前記各部材が第4連結シャフト64の軸中心に回転可能なように且つ抜け落ちないように保持されるようになっている。
ここで、上記第4連結ピース69の具体的形状は、図10に示す如く、主体部69a、第1連結凸部69b、第2連結凸部69c、第1連結凸部69bに明けられた丸孔69d、第2連結凸部69cに明けられたガイド長孔69e、凹所69f、内側端面69g、円弧状ホゾ溝69hを有し、その第2連結凸部69cが前記第3連結ピース68の前記第2凹所68g内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第4連結シャフト64が第4連結ピース69のガイド長孔69eから第3連結ピース68の丸孔68dに挿通される。これによって、第4連結ピース69は、その第1連結凸部69bが、第3連結ピース68の第2凹所68g内で円弧状に移動可能なように連結される。その場合において、第3連結ピース68の第2凹所68gの内側端面68iに形成された円弧状ホゾ68kと、第4連結ピース69の凹所69fの内側端面69gに形成された円弧状ホゾ溝69hとが互いに摺動可能に嵌合し、前記円弧状の移動が円滑になされ得る。第4連結ピース69の前記第1連結凸部69bは、後述する如く、第2取付ピース58の挿入口58fに挿入され、第5連結シャフト65により枢支される。左側パーツグループ5Lにおける第8連結取付ピース73の構成も、鏡映対称となっている以外は上記第4連結ピース69と同様であり、上記第8連結ピース73の具体的形状は、図14に示す如く、主体部73a、第1連結凸部73b、第2連結凸部73c、第1連結凸部73bに明けられた丸孔73d、第2連結凸部73cに明けられたガイド長孔73e、凹所73f、内側端面73g、円弧状ホゾ溝73hを有し、その第2連結凸部73cが前記第3連結ピース72の前記第2凹所72g内に挿入された上、その挿入状態において前記の如く第4連結シャフト64が第4連結ピース73のガイド長孔73eから第3連結ピース72の丸孔72dに挿通される。これによって、第4連結ピース73は、その第1連結凸部73bが、第3連結ピース72の第2凹所72g内で円弧状に移動可能なように連結される。その場合において、第3連結ピース72の第2凹所72gの内側端面72iに形成された円弧状ホゾ72kと、第4連結ピース73の凹所73fの内側端面73gに形成された円弧状ホゾ溝73hとが互いに摺動可能に嵌合し、前記円弧状の移動が円滑になされ得る。第4連結ピース73の前記第1連結凸部73bは、後述する如く、第4取付ピース60の挿入口60fに挿入され、第5連結シャフト65により枢支される。
第5連結シャフト65は、前記第1連結シャフト65と同様の形状及び機能を有する。即ち、第5連結シャフト65(図4参照)は、シャフト部65a、頭部65b、先端部65cを有し、そのシャフト部65aは、右側パーツグループ5R側の第2取付ピース58(図5参照)のガイド長孔58gから、前記第4連結ピース69の丸孔69dを通り、再度第2取付ピース58のガイド長孔58hを通って、第2制動プレート75の丸孔75b(図18参照)に挿通され、さらに第2スペーサー板52(図6参照)の長孔52eに挿通された後、左側パーツグループ5L側の第4取付ピース60のガイド長孔60gから、第8連結ピース73の丸孔73dを通り、再度第4取付ピース60のガイド長孔60hを通って、最後に第5連結シャフト65の先端カシメ部65cにワッシャー83が装着された上、先端をカシメることによって、この第5連結シャフト65上に装着された前記各部材が第5連結シャフト65の軸中心に回転可能なように且つ抜け落ちないように保持されるようになっている。
なお、前記第1〜第4連結ピース66〜69の前記丸孔66d〜69dの直径sは、前記第1〜第5連結シャフト61〜65のシャフト部61a〜65aの直径rと同一であり、また、第1〜第4連結ピース66〜69の前記ガイド長孔66e〜69eの孔幅tも、前記第1〜第5連結シャフト61〜65のシャフト部61a〜65aの直径rと同一である。例えば図示した実施例において、第1連結シャフト61(他の第2〜第5連結シャフトについても同様)のシャフト部61aの直径r=0.8mmの場合において、第1連結ピース66(他の第2〜第4連結ピースについても同様)の前記丸孔66dの直径s=0.8mm、ガイド長孔66eの孔幅t=0.8mmに設定される。なお、ガイド長孔66e〜69eはどれも湾曲しているが、この湾曲したものに限定されない。さらに、各取付ピース57に設けたガイド長孔57g、57h(取付ピ−ス58のものは図示を省略。)は直条形状であり、第1〜第4連結ピース66〜69に設けたガイド長孔66e、67e、68e、69eは円弧状であるが、このものに限定されない。直条形状のものはこれを円弧状にしてもよいし、円弧状のものは直条形状のものも考えられる。このことは左側パーツグループ5Lのものにも言うことができる。
他方、前記第1〜第4制動プレート74〜77の前記丸孔74b〜77bの直径uは、前記第1〜第5連結シャフト61〜65のシャフト部61a〜65aの直径rと同一であるが、第1〜第4制動プレート74〜77の前記フリクションガイド長孔74c〜77cの孔幅vは、第1〜第5連結シャフト61〜65の前記直径rよりも僅かに小さく設定される。例えば図示した実施例において、第1連結シャフト61(他の第2〜第5連結シャフトについても同様)のシャフト部61aの直径r=0.8mmの場合において、第1制動プレート74(他の第2〜第4制動プレートについても同様)の前記丸孔74bの直径u=0.8mm、フリクションガイド長孔74cの孔幅v=0.75mmに設定される。なお、前記第1〜第4連結ピース66〜69の前記ガイド長孔66e〜69eの円弧に沿った中心線の曲率半径と、第1〜第4制動プレート74〜77の前記フリクションガイド長孔74c〜77cの円弧に沿った中心線の曲率半径とは同一に設定される。
また、前記第1取付ピース57(他の第2〜第4取付ピースについても同様)の前記ガイド長孔57g、57hの孔幅pは、前記第1連結シャフト61等のシャフト部61aの直径rと同一である。一方、第1スペーサー板51(第2スペーサー板52についても同様)の孔幅qは、第1連結シャフト61等のシャフト部61aの前記直径rよりも僅かに小さく設定される。例えば図示した実施例において、第1連結シャフト61等のシャフト部61aの直径r=0.8mmの場合において、第1スペーサー板51の前記ガイド長孔57g、57hの孔幅q=0.75mmに設定される。
[本発明に係る多軸ヒンジ装置の作動及び効果]
次に、上記の構成を有する本発明に係る多軸ヒンジ装置5の作動及び効果について説明する。上記もう1つの実施例の多軸ヒンジ装置50も、その作動は前述の多軸ヒンジ装置5と同様である。図1に示したように、表示装置1の第1筐体2と第2筐体3を展開状態としたときは、図22に示す如く、多軸ヒンジ装置5も第1筐体2及び第2筐体3と同一面をなす平坦な状態に開かれる。この状態において、第1〜第4連結ピース66〜69の各丸孔66d〜69d及び第1〜第4制動プレート74〜77の各丸孔74b〜77bに挿通された前記第1〜第5連結シャフト61〜65も、横1列に揃った状態に配列されている。第1〜第4制動プレート74〜77は、図3に示すように、第1〜第4連結ピース66〜69と共通の第1〜第5連結シャフト61〜65によって、第1〜第4連結ピース66〜69と同一面内に組み付けられているが、図22〜図24においては、説明の便宜上、第1〜第4連結ピース66〜69の上側もしくは横側に分けて描いてある。この状態において、多軸ヒンジ装置5がフレキシブルディスプレイパネル4に臨む区間(K1からK2までの区間)の長さ(「周長」とも言う)をLとすれば、本発明の多軸ヒンジ装置5においては、以下に説明する如く、この長さ(周長)Lを一定に保ったままで多軸ヒンジ装置5を展開状態(図1、図22)から折畳み状態(図2、図24)までの範囲で湾曲させ、開閉することができる。即ち、多軸ヒンジ装置5の開閉操作時に多軸ヒンジ装置5の軸方向と直角な幅方向の長さは伸縮可能であり、そのためこの多軸ヒンジ装置5の外周面等に取り付けたフレキシブルディスプレイパネル4の長さと同一の長さを保つように追従しながら開閉可能である。そのため、開閉操作時にフレキシブルディスプレイパネル4に無理な力が加わることがなく、フレキシブルディスプレイパネル4の劣化、損傷を効果的に防止できるものである。
尚、展開状態から、図1及び図22に示すように、フレキシブルディスプレイパネル4を外側にして第1筐体2と第2筐体3を下方向に向けて閉じることはできるが、上方向に向けて閉じる(外側へ曲げる。いわゆる「逆反り」させる。)ことはできないようになっている。即ち、図22に示すように、この状態で、第1連結シャフト61は第1取付ピース57の長孔57hの移動終端(及び第1スペーサー板51の長孔51eの移動終端)に位置し、第2連結シャフト62は第1連結ピース66のガイド長孔66eの移動終端(及び第4制動プレート77のフリクションガイド長孔77c移動終端)に位置し、第3連結シャフト663は第2連結ピース67のガイド長孔67eの移動終端(及び第3制動プレート76のフリクションガイド長孔76cの移動終端、且つ、第1制動プレート74のフリクションガイド長孔74cの移動終端)に位置し、第4連結シャフト64は第3連結ピース68のガイド長孔68eの移動終端、且つ、第4連結ピース69のガイド長孔69eの移動終端(及び第2制動プレート75のフリクションガイド長孔75cの移動終端)に位置し、第5連結シャフト65は第2取付ピース58の長孔58gの移動終端(及び第2スペーサー板52の長孔52eの移動終端)に位置しており、これらの各ガイド長孔の前記移動終端部がストッパの役割を果たすことにより、各連結シャフトのそれ以上の移動が阻止されているからである。したがって、本発明の多軸ヒンジ装置5を外側へ曲げたりすることを防止し、フレキシブルディスプレイパネル4に無理な力が加わって劣化、損傷するのを防止できる。
次いで、フレキシブルディスプレイパネル4を外側にして、図1及び図22に示す如く、第1筐体2と第2筐体3を図中において下方へ向けて押し曲げることにより、図23に示すように、例えば第1筐体2と第2筐体が90°をなす状態まで折り畳む。その際、図22と図23を対比して分かるように、第1連結シャフト61は第1取付ピース57の長孔57hの移動終端から少し離れた箇所(及び第1スペーサー板51の長孔51eの移動終端から少し離れた箇所)まで移動し、第2連結シャフト62は第1連結ピース66のガイド長孔66eの中間位置(及び第4制動プレート77のフリクションガイド長孔77cの中間位置)まで移動し、第3連結シャフト63は第2連結ピース67のガイド長孔67eの中間位置(及び第3制動プレート76のフリクションガイド長孔76cの中間位置)まで移動し、第4連結シャフト64は第3連結ピース68のガイド長孔68eの中間位置、且つ、第4連結ピース69のガイド長孔69eの中間位置(及び第2制動プレート75のフリクションガイド長孔75cの中間位置)まで移動し、第5連結シャフト65は第2取付ピース58の長孔58gの移動終端から少し離れた箇所(及び第2スペーサー板52の長孔52eの移動終端から少し離れた箇所)まで移動する。その移動位置や移動距離は、多軸ヒンジ装置5の外側に張設するよう取り付けられたフレキシブルディスプレイパネル4の前記周長Lが伸びない範囲内において、第1筐体2と第2筐体3に加えられる力の向きや大きさに応じて様々な位置や距離に決定される。即ち、本発明に係る多軸ヒンジ装置5においては、第1〜第4連結ピース66〜69等がフレキシブルディスプレイパネル4に臨む側の外周面の長さ(周長)が、フレキシブルディスプレイパネル4の前記区間の長さLに追従してフレキシブルディスプレイパネル4の長さと同一に保たれるものである。
更に上記の場合において、第1〜第4連結ピース66〜69のガイド長孔66e〜69eの孔幅t並びに第1〜第4取付ピース57〜60のガイド長孔57g〜60g、57h〜60hの孔幅pは、前記のとおり、第1〜第5連結シャフト61〜65のシャフト部の直径rと同一であるので、第1〜第5連結シャフト61〜65は特に抵抗なくそれらのガイド長孔や長孔に沿って移動するが、第1〜第4制動プレート74〜77のフリクションガイド長孔74c〜77cの孔幅v及び第1、第2スペーサー板51、52の長孔51e、52eの孔幅qは、前記のとおり、第1〜第5連結シャフト61〜65のシャフト部の直径rより僅かに小さく設定されているため、第1〜第5連結シャフト61〜65のシャフト部がこれらの第1〜第4制動プレート74〜77のフリクションガイド長孔74c〜77c内及び第1、第2スペーサー板51、52のフリクションガイド長孔51e、52e内を移動するときは、相当の摩擦抵抗を生じ、これにより、第1筐体2と第2筐体3の開閉操作に対する所定のフリクション機能や、所望の開成角度位置でのフリーストップ機能(チルト機能)が得られ、使用時の利便性が確保されるものである。なお、図6において、指示記号51f、51fで示したものは、ガイド長孔51eに弾性を持たせ、そこに挿入される連結シャフト61にフリクショントルクを発生させるものである。また、本発明に係る多軸ヒンジ装置1は、フリクション機能が、各第1〜第5連結シャフト61〜65と各第1〜第4制動プレート74〜77や第1〜第2スペーサー板51,52に設けたガイド長孔74c〜77c・51e、52eとの間に創出されるルように構成されているが、各取付ピース57〜60や各連結ピース66〜73に設けた各ガイド長孔57g、57h〜60g、60hと66c〜73cと各連結シャフト61〜65との間に創出されるように構成してもよい。また、ストッパ機能も連結シャフト61〜65と各ガイド長孔57g、57h〜60g、60hと66c〜73cとの間に設けられてもよい。さらに、フリクション機能は、各連結シャフト61〜65の端部をカシメることにより、各制動プレート74〜77や各スペーサー板51〜52の両側にも単独で、或は下記したフリクショントルク発生手段Fと共同で発揮するように構成することができる。
更に、図23に示した状態から、第1筐体2と第2筐体3を内側へ向けて押し曲げることにより、図24に示すように、第1筐体2と第2筐体が平行状態となるまで折り畳む。これによって、図17と図24を対比して分かるように、第1連結シャフト61は第1取付ピース57のガイド長孔57hの中間位置(及び第1スペーサー板51の長孔51eの中間位置)まで移動し、第2連結シャフト62は第1連結ピース66のガイド長孔66eのもう一方の移動終端(及び第4制動プレート77のフリクションガイド長孔77cのもう一方の移動終端)まで移動し、第3連結シャフト63は第2連結ピース67のガイド長孔67eのもう一方の移動終端(及び第3制動プレート76のフリクションガイド長孔76cのもう一方の移動終端)まで移動し、第4連結シャフト64は第3連結ピース68のガイド長孔68eのもう一方の移動終端、且つ、第4連結ピース69のガイド長孔69eのもう一方の移動終端(及び第2制動プレート75のフリクションガイド長孔75cのもう一方の移動終端)まで移動し、第5連結シャフト65は第2取付ピース58の長孔58gの中間位置(及び第2スペーサー板52の長孔52eの中間位置)まで移動する。この移動過程においても、本発明に係る多軸ヒンジ装置5においては、第1〜第4連結ピース66〜69等がフレキシブルディスプレイパネル4に臨む側の外周面の長さ(周長)が、フレキシブルディスプレイパネル4の前記区間の長さLに追従してフレキシブルディスプレイパネル4の長さと同一に保たれるものである。
この場合においても、第1〜第5連結シャフト61〜65のシャフト部がこれらの第1〜第4制動プレート74〜77のフリクションガイド長孔74c〜77c内及び第1、第2スペーサー板51、52のフリクションガイド長孔51e、52e内を移動するときに相当の摩擦抵抗を生じ、これにより、第1筐体2と第2筐体3の開閉操作に対する所定のフリクション機能や、所望の開成角度位置でのフリーストップ機能が得られるものである。したがって、第1〜第5連結シャフト61〜65と第1〜第4制動プレート74〜77のフリクションガイド長孔74c〜77c及び第1、第2スペーサー板51、52のフリクションガイド長孔51e、52eでフリクショントルク発生手段Fの一実施例を構成している。
尚、本発明に係る多軸ヒンジ装置5によるときは、互いに隣接する一方の連結ピースの側面に形成した凸部が、他方の連結ピースの側面に形成した凹所に嵌合する状態で連結されるため、多軸ヒンジ装置全体をコンパクトに構成でき、タブレット等の薄型の筐体に対して好適に使用できること、また、互いに隣接する一方の連結ピースに設けた円弧状ホゾと、他方の連結ピースに設けた円弧状ホゾ溝とが嵌合した状態で、それらの連結ピースが円弧状に相互移動するため、円滑で安定した開閉操作が可能となること、更にまた、連結ピースの外端に延長ステムを取り付けるだけの加工で、ヒンジの主要部に変更を加えることなく、各種サイズの筐体に対して容易に対応可能となる、等々の多くの利点を奏することは前記のとおりである。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、例えば、前記連結シャフトや連結ピース、制動プレートの数を必要に応じて適宜増減したり、ガイド長孔、フリクションガイド長孔の形状やサイズを変更したり、或いはまた、表示装置の第1及び第2筐体への取付手段等も適宜変更することが可能であり、したがって、本発明は上記説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
以上詳細に説明したように、本発明に係る多軸ヒンジ装置は、屈曲展開されるフレキシブルディスプレイパネルの周長変化に追随できるので、フレキシブルディスプレイパネルに無理な力が加わることがなく、劣化、損傷を生じさせることがない多軸ヒンジ装置並びにこの多軸ヒンジ装置を用いた表示装置を提供できるものである。また、制動プレートを設けることによって、多軸ヒンジ装置の開閉操作に所定のフリクション機能やフリーストップ機能を生じさせることによって操作性を向上できるものである。更にまた、前記制動プレートに設けたフリクションガイド長孔や取付プレート及び連結プレートに設けたガイド長孔にそこに挿入された連結シャフトとの間でストッパ機能を持たせることによって、多軸ヒンジ装置が逆向きに湾曲したりするのを防止できることにより、フレキシブルディスプレイパネルの損傷を防止できるものである。
1 表示装置
2 第1筐体
3 第2筐体
4 フレキシブルディスプレイパネル
5 多軸ヒンジ装置
5A〜5F ヒンジユニット
5L 左側パーツグループ
5R 右側パーツグループ
57、58 第1、第2取付ピース
57g、57h ガイド長孔
59、60 第3、第4取付ピース
61〜65 第1〜第5連結シャフト
66 第1連結ピース
66b 第1連結凸部
66c 第2連結凸部
66d 丸孔
66e ガイド長孔
66f 凹所
66g 内側端面
66h 円弧状ホゾ
67 第2連結ピース
67b 第1連結凸部
67c 第2連結凸部
67d 丸孔
67e ガイド長孔
67f 第1凹所
67g 第2凹所
67h、67i 内側端面
67j 円弧状ホゾ
67k 円弧状ホゾ溝
68 第3連結ピース
68b 第1連結凸部
68c 第2連結凸部
68d 丸孔
68e ガイド長孔
68f 第1凹所
68g 第2凹所
68h、68i 内側端面
68j 円弧状ホゾ溝
68k 円弧状ホゾ
69 第4連結ピース
69b 第1連結凸部
69c 第2連結凸部
69d 丸孔
69e ガイド長孔
69f 凹所
69g 内側端面
69h 円弧状ホゾ溝
70〜73 第5〜第8連結ピース
74〜77 第1〜第4制動プレート
74a 主体部
74b 丸孔
84、85 取付プレート

Claims (6)

  1. 第1筐体及び第2筐体の間で前記第1筐体と前記第2筐体の表面側に架け渡されたフレキシブルディスプレイパネルの裏側に配置され、前記フレキシブルディスプレイパネルの平坦となる展開状態と、折畳み状態となる屈曲状態を作り出す多軸ヒンジ装置であって、この多軸ヒンジ装置を、単数または複数のヒンジユニットで構成し、このヒンジユニットを、前記第1筐体側と第2筐体側へそれぞれ取り付けられるそれぞれガイド長孔を設けた一対の取付ピースと、この各取付ピースの間に設けられるところのその軸方向に沿った両側面にそれぞれ連結シャフトを挿通する丸孔を形成した第1連結突部とガイド長孔を形成した第2連結突部を有する複数の連結ピースとで構成し、前記第2連結突部の内側端面には前記ガイド長孔の周縁に沿った円弧状ホゾ又は円弧状ホゾ溝を形成し、前記第1連結突部の内側端面には前記円弧状ホゾ又は円弧状ホゾ溝と嵌合する円弧状ホゾ溝又は円弧状ホゾを形成し、前記取付ピースの前記ガイド長孔と前記連結ピースの前記ガイド長孔を前記丸孔を通した複数の連結シャフトで連結することにより、前記フレキシブルディスプレイパネルの展開状態と折畳み状態間の開閉動作に伴って、前記連結シャフトが前記ガイド長孔に沿って移動して、前記ヒンジユニットの周方向の長さが前記フレキシブルディスプレイパネルの周方向の長さ変化に追随できるように成したことを特徴とする、多軸ヒンジ装置。
  2. 請求項1に記載のヒンジユニットを、取付プレートによりさらに軸方向に連結させて構成したことを特徴とする、請求項1に記載の多軸ヒンジ装置。
  3. 前記ヒンジユニットの少なくとも連結ピースの間には、制動プレートを設けたことを特徴とする、請求項1に記載の多軸ヒンジ装置。
  4. 前記ガイド長孔の長さを所定値に設定して、前記取付ピースと前記連結ピースの移動距離を規制することにより、前記第1筐体と前記第2筐体の開閉角度を制限するようになしたことを特徴とする、請求項1に記載の多軸ヒンジ装置。
  5. 前記各連結ピースには、当該連結ピースの両側に連結されるべき隣接する一方の連結ピースの前記第1又は第2連結突部を受容する第1凹所と、隣接するもう一方の連結ピースの前記第1又は第2連結突部を受容する第2凹所とが形成されることを特徴とする、請求項1に記載の多軸ヒンジ装置。
  6. 請求項1からまでのいずれか1項に記載の多軸ヒンジ装置を用いたことを特徴とする、表示装置。
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