JP6845716B2 - 生体機能についての医学的検査の得点判定装置、及びプログラム - Google Patents

生体機能についての医学的検査の得点判定装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、生体機能についての医学的検査の得点判定装置、及びプログラムに関する。
従来、被験者の認知症の有無やその程度を簡便に判定する手法として、「ミニメンタルステート検査」(MMSE;Mini Mental State Examination)がある。このMMSEにおいては、被験者に質問を行い、その回答を点数化することによって、被験者の認知症の有無やその程度を判定する。しかしながら、ミニメンタルステート検査における質問及び回答の分析は人手を介するため、労力がかかっていた。そこで、近年、脳波測定装置や核磁気共鳴映像装置、またはCTスキャン装置などの診断装置を利用することにより、人手による質問及び回答の分析等を行わずに認知症の判定得点を算出する技術が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特表2010−528744号公報
しかしながら、上記のような従来技術においては、認知症判定得点を算出するために利用される診断装置が大掛かりになり、認知症の判定が簡便に行えないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、自己申告に基づく医学的検査の判定を簡便に行うことができる生体機能についての医学的検査の得点判定装置、及びプログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、第1被験者に関するデータであって質問に対して回答することによって行われる認知症の検査の判定得点前記第1被験者の一般血液検査の結果を示す第1血液検査情報のみを含む、または前記第1血液検査情報と前記第1被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含むデータとの組である第1データに基づいて多層ニューラルネットワークを用いた機械学習により重みを算出する重み算出部と、前記重み算出部により算出された前記重みを重みとして用い、第2被験者に関するデータであって、前記第2被験者の一般血液検査の結果を示す第2血液検査情報のみを含む、または前記第2血液検査情報と前記第2被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含む第2データのみを入力層への入力として用いた前記多層ニューラルネットワークに基づいて前記第2被験者の前記判定得点を判定する得点判定部と、を備える生体機能についての医学的検査の得点判定装置である。
)また、本発明の一態様は、コンピュータに、第1被験者に関するデータであって質問に対して回答することによって行われる認知症の検査の判定得点前記第1被験者の一般血液検査の結果を示す第1血液検査情報のみを含む、または前記第1血液検査情報と前記第1被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含むデータとの組である第1データに基づいて多層ニューラルネットワークを用いた機械学習により重みを算出する重み算出ステップと、前記重み算出ステップにより算出された前記重みを重みとして用い、第2被験者に関するデータであって前記第2被験者の一般血液検査の結果を示す第2血液検査情報のみを含む、または前記第2血液検査情報と前記第2被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含む第2データのみを入力層への入力として用いた前記多層ニューラルネットワークに基づいて前記第2被験者の前記判定得点を判定する得点判定ステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、自己申告に基づく医学的検査の判定を簡便に行うことができる。
実施形態の判定システムの機能構成の一例を示す図である。 本実施形態のデータ供給部が供給する血液検査情報の一例を示す図である。 本実施形態の判定装置の学習工程の一例を示す図である。 本実施形態のニューラルネットワークの一例を示す図である。 本実施形態の判定装置の判定工程の一例を示す図である。 本実施形態の重みを算出する手順の一例を示す図である。
(実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は本実施形態の判定システム1の機能構成の一例を示す図である。
判定システム1は、被験者の身体的特徴を表す身体データPDや、生体機能についての医学的検査の検査結果を表す検査結果データMTに基づいて、当該被験者の生体機能についての自己申告に基づく医学的検査の判定得点を判定する。
生体機能についての自己申告に基づく医学的検査とは、例えば、認知症の判定に一般的に用いられているいわゆる「ミニメンタルステート検査」(MMSE;Mini Mental State Examination)である。ミニメンタルステート検査は、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などをカバーする30点満点の11の質問からなる。ミニメンタルステート検査の質問に対する被験者の回答の得点が、24点以上で正常、20点未満では中等度の知能低下、10点未満では高度な知能低下、などと判定される。
ミニメンタルステート検査は、検査者(医師など)と被験者とが対面して質問と回答とを繰り返し行う検査である。ミニメンタルステート検査における質問及び回答には、5分から10分程度の時間を要する。
判定システム1は、被験者の身体的特徴を表す身体データPDや医学的検査の検査結果を表す検査結果データMTを参照することにより、これら対面による質問及び回答等の作業を行うことなく、ミニメンタルステート検査の得点に相当する判定得点を判定する。
したがって、判定システム1は、質問及び回答が対面で行われることによる労力や時間を低減することができる。
以下、対面による質問及び回答等の作業を行わずに判定得点を判定することを実現する、判定システム1の機能構成について図1を参照して説明する。
[判定システム1の機能構成]
判定システム1は、教師データ供給部10、判定装置20、判定データ供給部30、及び、提示部40を含んで構成される。
判定装置20は、深層学習と呼ばれる機械学習の手法により重みWを算出する。深層学習は、多層ニューラルネットワーク(隠れ層の数が2以上であるニューラルネットワーク)を用いた機械学習の手法である。
判定装置20は、教師データ供給部10から供給される教師データに基づき重みWを算出する。判定装置20は、判定データ供給部30から供給される判定データと、算出した重みWとに基づき判定得点を判定する。
教師データ供給部10は、判定装置20に対して教師データを供給する。教師データとは、教師判定得点LSCと、教師検査結果データLMTと、教師身体データLPDとが互いに対応づけられたデータである。教師データでは、入力(教師検査結果データLMT、及び教師身体データLPD)に対する出力(教師判定得点LSC)が予めわかっている。そのため、判定装置20は、教師データを、入力に対して正しい結果を出力する重みWを算出するために用いることができる。判定システム1の使用者は、教師データとして用いるデータを、予め所定の数以上収集する必要がある。
判定データ供給部30は、判定装置20に対して判定データを供給する。判定データとは、検査結果データMTと、身体データPDとの組からなるデータである。
教師検査結果データLMTに含まれるデータの種類と、検査結果データMTに含まれるデータの種類とは対応する。また、教師身体データLPDに含まれるデータの種類は、身体データPDに含まれるデータの種類と対応する。以下では、検査結果データMTと、身体データPDとを合わせて説明変数と呼ぶ場合がある。
教師データ供給部10、及び判定データ供給部30は、例えば、キーボードやタブレット、スキャナなどのヒューマンインタフェイス装置であってもよいし、サーバなどの情報記憶装置であってもよい。
教師判定得点LSCとは、MMSEの被験者の回答の得点である。
検査結果データMTとは、被験者の医学的検査の検査結果を示す情報である。検査結果データMTには、例えば、血液検査情報GBTや、脳活動測定結果情報BAが含まれる。
ここで血液検査情報GBTとは、当該被験者の一般血液検査の検査結果を示す情報である。一般血液検査とは、検査項目が一般的である血液検査であり、例えば一般的な健康診断等において行われる血液検査である。一般血液検査の項目の一例について、図2を参照して説明する。脳活動測定結果情報BAとは、非侵襲脳活動測定装置による被験者の脳活動の測定結果の結果である。
身体データPDとは、例えば、被験者の年齢を示すデータである年齢情報AGである。
図2は、本実施形態の判定データ供給部30が供給する検査結果データMTに含まれる血液検査情報GBTの一例を示す図である。血液検査情報GBTには、一般血液検査の検査項目及び検査項目毎の検査値が含まれる。この一例において、血液検査情報GBTには、白血球数(WBC)、MCV、MCH、血小板数(PLT)、総たんぱく(TP)、アルブミン(Alb)、尿酸(UA)、尿素窒素(BUN)、クレアチニン(Crea)、ソディウム(So)、及びクロール(Cl)が検査項目として含まれる。
血液検査情報GBTには、検査項目と、検査項目ごとの基準値と、検査値と、基準値及び検査値の単位とが、互いに対応づけられている。同図に示すある被験者についての具体例の場合、血液検査情報GBTには、白血球数(WBC)が基準値4000〜9000[個/μL]に対して検査値5000[個/μL]、MCVが基準値84〜99[fl]に対して検査値90[fl]…という情報が含まれている。
脳活動測定結果情報BAについて説明する。
非侵襲脳活動測定装置(不図示)は、近赤外線などの人体に対して非侵襲的な検出手段を用いて、脳の血流などを測定することにより、被験者の脳活動を測定する。この非侵襲脳活動測定装置は、例えば、ヘモグロビン濃度(Hb)、酸素化ヘモグロビン濃度(HbO2)、脱酸素化ヘモグロビン濃度(HbDO2)、酸素飽和度(SO2)などの測定対象項目について測定する。この場合、非侵襲脳活動測定装置は、左脳側、右脳側について上述の測定対象項目をそれぞれ測定する。この一例の場合、判定データ供給部30は、左脳側ヘモグロビン濃度L_Hb、右脳側ヘモグロビン濃度R_Hb、左脳側酸素化ヘモグロビン濃度L_HbO2、右脳側酸素化ヘモグロビン濃度R_HbO2、左脳側脱酸素化ヘモグロビン濃度L_HbDO2、右脳側脱酸素化ヘモグロビン濃度R_HbDO2、左脳側酸素飽和度L_SO2及び右脳側酸素飽和度R_SO2を、検査結果データMTの一部として判定装置20に供給する。
図1に戻り、判定システム1の機能構成の説明を続ける。判定装置20は、教師判定得点取得部210と、教師検査結果データ取得部220と、教師身体データ取得部230と、重み算出部240と、検査結果取得部250と、身体データ取得部260と、得点判定部270とを備える。
教師判定得点取得部210は、教師データ供給部10が供給する教師判定得点LSCを取得する。教師判定得点取得部210は、取得した教師判定得点LSCを重み算出部240に供給する。
教師検査結果データ取得部220は、教師データ供給部10が供給する教師検査結果データLMTを取得する。教師検査結果データ取得部220は、取得した教師検査結果データLMTを重み算出部240に供給する。
教師身体データ取得部230は、教師データ供給部10が供給する教師身体データLPDを取得する。教師身体データ取得部230は、取得した教師身体データLPDを重み算出部240に供給する。
重み算出部240は、教師判定得点取得部210が取得する教師判定得点LSCと、教師検査結果データ取得部220が取得する教師検査結果データLMTと、教師身体データ取得部230が取得する教師身体データLPDとに基づいて、重みWを算出する。重み算出部240は、算出した重みWを得点判定部270に出力する。
検査結果取得部250は、判定データ供給部30が供給する検査結果データMTを取得する。検査結果取得部250は、取得した検査結果データMTを得点判定部270に供給する。
身体データ取得部260は、判定データ供給部30が供給する身体データPDを取得する。身体データ取得部260は、取得した身体データPDを得点判定部270に供給する。
得点判定部270は、検査結果取得部250が取得する検査結果データMTと、身体データ取得部260が取得する身体データPDと、重み算出部240が算出する重みWとに基づき判定得点を判定する。得点判定部270は、当該判定得点の判定結果SCを提示部40に出力する。
提示部40は、例えばディスプレイやプリンタであり、判定装置20の得点判定部270から供給される判定結果SCを、表示や印字などの提示手段により提示する。
なお、提示部40は、ネットワークサーバなどの記憶装置であってもよい。この場合には、提示部40は、得点判定部270から供給される判定結果SCを記憶し、記憶した判定結果SCを他の装置に供給する。
[判定装置20の動作]
次に、図3を参照して判定装置20の学習工程の一例について説明する。
図3は、本実施形態に係る判定装置20の学習工程の一例を示す図である。
(ステップS10)教師判定得点取得部210は、教師データ供給部10から教師判定得点LSCを取得する。
(ステップS20)教師検査結果データ取得部220は、教師データ供給部10から教師検査結果データLMTを取得する。
(ステップS30)教師身体データ取得部230は、教師データ供給部10から教師身体データLPDを取得する。
(ステップS40)重み算出部240は、ステップS10において取得した教師判定得点LSCと、ステップS20において取得した教師検査結果データLMTと、ステップS30において取得した教師身体データLPDとに基づいて重みWを算出する。
深層学習では、目的とする予測が得られるように、ネットワークのユニット間結合度とバイアス項を調整する。ユニット間結合度とは、重みWのことである。以下では、ユニット間結合度とバイアス項とを合わせて重みWと呼ぶ場合がある。また、重みWを算出することを、学習を行うと呼ぶ場合がある。
機械学習の手法を用いる場合、一般には、余計な説明変数を使うことで、予測が劣化することが懸念される。ここで、本実施形態における説明変数とは、検査結果データMTと、身体データPDとに各々含まれるデータのことである。本実施形態で深層学習を用いる利点の1つは、説明変数が多くなったとしても、重みWは学習により自動的に選択されることである。
ここで、図4を用いて本実施形態で用いるニューラルネットワークNNについて説明する。
図4は、本実施形態のニューラルネットワークNNの一例を示す図である。
ニューラルネットワークNNは、入力層ILと、隠れ層HL1、HL2、HL3、HL4と、出力層OLとから構成される。入力層ILと、隠れ層HL1、HL2、HL3、HL4と、出力層OLとは、各々一列に並んだユニットから構成される。
ニューラルネットワークNNは、フィードフォワードネットワークと呼ばれるニューラルネットワークである。フィードフォワードネットワークとは、情報が入力層から出力層へと一方向に伝搬するニューラルネットワークのことである。本実施形態では、隠れ層の数が4層、各隠れ層のユニット数が2であるフィードフォワードネットワークを用いる。
入力層ILは、ユニットI−i(i=1、2、・・・、M:Mは説明変数の数)から構成される。ユニットI−i(i=1、2、・・・、M:Mは説明変数の数)は、各々説明変数と対応する。
隠れ層HL1は、ユニットH1−1と、ユニットH1−2とから構成される。隠れ層HL2は、ユニットH2−1と、ユニットH2−2とから構成される。隠れ層HL3は、ユニットH3−1と、ユニットH3−2とから構成される。隠れ層HL4は、ユニットH4−1と、ユニットH4−2とから構成される。
出力層OLは、ユニットO−1と、ユニットO−2とから構成される。出力層OLのユニット数が2であることは、判定装置20が、被験者を2つのクラスに分類するための判定を行うことに対応する。ここで2つのクラスは、MMSEの回答の得点が24点以上(正常)のクラスと、24点未満のクラスとからなる。
隠れ層HL1、HL2、HL3、HL4、及び出力層OLを構成する各ユニットは、自身が構成する各層と隣接する、入力層IL側の層を構成する複数のユニットからの出力に、ユニット間結合度を乗じバイアス項を加えたものを入力として受け取る。ここでユニット間結合度(重みW)、及びバイアス項は、出力するユニットと、入力されるユニットとの組毎に異なる。隠れ層HL1、HL2、HL3、HL4、及び出力層OLを構成する各ユニットは、入力を受け取ると、入力の値を活性化関数(後述する)に代入した値を、出力とする。
重み算出部240が重みWを算出する手順の詳細については後述する。
次に、図5を参照して判定装置20の判定工程の一例について説明する。
図5は、本実施形態に係る判定装置20の判定工程の一例を示す図である。
(ステップS50)検査結果取得部250は、判定データ供給部30から検査結果データMTを取得する。
(ステップS60)身体データ取得部260は、判定データ供給部30から身体データPDを取得する。
(ステップS70)得点判定部270は、ステップS50において取得した検査結果データMTと、ステップS60において取得した身体データPDと、図3のステップS40において算出した重みWに基づいて判定得点を判定する。判定結果SCは、被験者のMMSEの回答の得点が24点以上であるか、被験者のMMSEの回答の得点が24点未満であるかのいずれかを示す。
(ステップS80)得点判定部270は、判定結果SCを提示部40に出力して、一連の処理を終了する。
[判定装置20の判定精度]
判定装置20の判定精度について説明する。
判定装置20の判定精度を検証する際、十分な数の判定データが入手できない場合がある。そこで、教師データの一部のデータを取り出し判定データとして用い、残りのデータを重みWの算出に用いることで判定精度を検証する。本実施形態では、Leave−One−Out交差検証という手法を用いる。教師データのデータ数をN(Nは自然数)とする。
判定装置20は、教師データから1個のデータを取り出し判定データとして用い、残りのN−1個のデータを用いて重みWを算出する。判定装置20は、判定データと、算出した重みWとに基づいて判定得点を判定する。判定装置20は、当該判定得点の判定結果SCと、判定データとして用いた教師データに対応する教師判定得点LSCとを比較することで、判定結果SCが正しいか否かを判定する。
判定装置20は、この処理を、教師データの各々全てが判定データとして用いられるまでN回繰り返す。
本実施形態によれば、40歳以上の被験者98名の、一般血液検査の検査結果、非侵襲脳活動測定装置による被験者の脳活動の測定結果、年齢、及びMMSEの回答の得点を教師データとして用いたところ、判定装置20は、96個の判定データに対して正しい判定結果SCを出力することが検証されている。つまり、上記の場合に、判定装置20の判定精度が、98パーセントであることが検証されている。
以上説明したように、本実施形態の判定装置20は、重み算出部240により算出された重みWと、被験者に関するデータのうち、検査結果データMTと、身体データPDを含む判定データとに基づいて、当該被験者の判定得点を判定する。ここで判定装置20は、当該被験者に関するデータのうち、教師判定得点LSCと、教師検査結果データLMTと、教師身体データLPDとに基づいて、重みWを算出する。
したがって、本実施形態の判定装置20によれば、従来、自己申告に基づく医学的検査において質問及び回答が対面で行われることによって生じていた労力や時間を低減することができる。
[重みWの算出]
図6は、本実施形態の重みWを算出する手順の一例を示す図である。
ここでは、ユニット間結合度とバイアス項とを合わせて重みWと呼ぶ。
本実施形態の重みWの算出手順では、重み算出部240は、一例として、ニューラルネットワークNNの学習を隠れ層毎に行う。
重みWの算出手順の開始時には、ニューラルネットワークNNは、入力層と、第1の隠れ層、出力層から構成される。重み算出部240は、第1の隠れ層についての重みWの算出を行う。その後、重み算出部240は、ニューラルネットワークNNに第1の隠れ層と出力層との間に第2の隠れ層を追加する。重み算出部240は、第2の隠れ層についての重みWの算出を行う。重み算出部240は、以上の手順を繰り返すことで、各隠れ層毎に重みWの算出を行う。重み算出部240は、第4の隠れ層についての重みWの算出が完了した時点で、重みWの算出を終了する。
なお、重み算出部240は、ニューラルネットワークNNの学習を全ての隠れ層について行ってもよい。
以下、重みWの算出の具体的な手順について説明する。なお、この演算手順は、コンピュータによって実行可能である。
(ステップS400)重み算出部240は、重みW、及びバイアスBの初期化を行う。ここで、重みWの要素を要素wji、バイアスBの要素を要素bjiとする。要素wji、及び要素bjiは、j番目の層に隣接する(j+1)番目の層を構成するユニットへの入力を算出する際に用いられる。重み算出部240は、wjiの値として、正規分布から生成された0から1の間に分布する乱数を設定し、bjiの値として0を設定する。
重み算出部240は、N個の教師データをランダムに並べ変える。
(ステップS401)重み算出部240は、ランダムに並べ変えた教師データの中から、未使用のものを、昇順にB個(Bは自然数)ずつ取り出す。ただし、未使用の教師データがない場合、重み算出部240は、教師データを再びランダムに並べ変え、未使用の教師データとする。取り出されたB個の教師データを、ミニバッチと呼ぶ。
(ステップS402)重み算出部240は、ニューラルネットワークNNにドロップアウトの手法を適用する。ドロップアウトとは、過学習が起こりにくくするための手法である。
重み算出部240は、入力層、及び隠れ層の各々について、各層を構成するユニットをある確率p(pは0から1までの実数)で無効化する。ここで、ユニットを無効化するとは、当該ユニットからの出力を一時的にゼロとして扱うという意味である。本実施形態では、一例として、pの値を0.5とするが、pの値はこれに限らない。なお、確率pは、各層毎に異なってもよい。
また、得点判定部270は、判定得点を判定する際、ニューラルネットワークNNの入力層、及び隠れ層の各々の出力を、無効化した確率pに応じてp倍する。
(ステップS403)重み算出部240は、取り出したミニバッチの中から教師データを1つ取り出す。重み算出部240は、取り出した教師データの中から、教師検査結果データLMTと、教師身体データLPDとを、ニューラルネットワークNNへの入力x(i=1、2、・・・、B:Bはミニバッチに含まれる教師データ数)とする。ここで、xは、教師検査結果データLMTと、教師身体データLPDとに含まれるデータの種類の数の成分をもつベクトルである。
重み算出部240は、入力xに各々重みwji(ここではj=1)を乗じ、バイアスbji(ここではj=1)を加えたものを、第1の隠れ層へのあるユニットへの入力とする。重み算出部240は、当該ユニットへの入力を活性化関数に代入した値を算出し、当該ユニットからの出力h(k=1,2)とする。本実施形態では、一例として、Tanh関数を活性化関数に用いる。なお、活性化関数は、Tanh関数以外の関数であってもよい。活性化関数は、例えば、ロジスティック関数や正規化線形関数であってもよい。
重み算出部240は、第1の隠れ層の各ユニットからの出力h(k=1,2)に各々重みwji(ここではj=2)を乗じ、バイアスbji(ここではj=2)を加えたものを第2の隠れ層への各ユニットへの入力とする。重み算出部240は、第1の隠れ層と同様に、当該入力を活性化関数に代入することで第2の隠れ層の各ユニットからの出力を算出する。
重み算出部240は、以上の処理を出力層まで繰り返し、出力層からの出力y(k=1,2)を算出する。
(ステップS404)重み算出部240は、目的関数を算出する。目的関数は、重みWの関数であり、ニューラルネットワークNNの出力と、教師データに含まれる教師判定得点LSCとの一致度が高いほど、小さい値を与える。ニューラルネットワークNNの出力と、教師判定得点LSCとの一致度は、高ければ高いほど、ニューラルネットワークNNが入力に対してより正しい結果を出力したということを意味する。
ここで目的関数は、式(1)で与えられる。
Figure 0006845716
本実施形態においては、式(1)における教師データ数Nは、ミニバッチに含まれる教師データ数Bに等しい。
目的関数は、教師データ毎に与えられる損失関数lの平均である。ここで、損失関数lは、出力yと、教師データから得られるy(i=1、2、・・・、N:Nは教師データのデータ数)との二乗誤差で与えられる。ここで、yは、2成分のベクトルである。yは、教師判定得点LSCが24点以上である場合、y=(1、0)で与えられる。一方、教師判定得点LSCが24点未満である場合、y=(0、1)で与えられる。
なお、損失関数lは、一例として二乗誤差を用いたが、これに限らない。損失関数lは、例えば、エントロピー誤差であってもよい。
(ステップS405)重み算出部240は、勾配降下法を用いて重みWの更新を行う。勾配降下法とは、誤差(目的関数)が小さくなるような勾配の方向にパラメータを変化させるように、パラメータを算出する方法のことである。本実施形態のように、ミニバッチを利用することにより、教師データの一部のみを使用して学習を行うことを、確率的勾配降下法(SGD:Stochastic Gradient Descent)と呼ぶ。
具体的には、重み算出部240は、式(2)に従って重みWの更新を行う。
Figure 0006845716
(ステップS406)重み算出部240は、ステップS405における重みWの更新により、目的関数が収束したか否かを判定する。重み算出部240は、目的関数が収束したと判定した場合(YES)、重みWの算出処理を終了する。一方、目的関数が収束していないと判定した場合(NO)、ステップS401の処理を行う。
確率的勾配降下法を使用して学習を行うことの理由の一つは、目的関数が収束する最適解より前に、重みWが局所解に陥ってしまうことを防ぐためである。
なお、本実施形態においては、説明変数が、年齢情報AGと、血液検査情報GBTと、脳活動測定結果情報BAである場合を説明したが、説明変数はこれに限らない。例えば、説明変数として、年齢情報AGと、血液検査情報GBTと、脳活動測定結果情報BAとのうち一部のみを用いてもよい。また、説明変数として、血液検査情報GBTに含まれる検査項目毎の検査値のうち一部のみを用いてもよいし、脳活動測定結果情報BAに含まれる測定対象項目の測定値のうち一部のみを用いてもよい。
例えば、説明変数として、年齢情報AGと、アルブミンの検査値と、尿酸の検査値と、左脳側ヘモグロビン濃度L_Hbと、右脳側ヘモグロビン濃度R_Hbと、左脳側酸素飽和度L_SO2と、右脳側酸素飽和度R_SO2とのみを用いてもよい。
また、別の例として、説明変数として、年齢情報AGと、左脳側ヘモグロビン濃度L_Hbと、右脳側ヘモグロビン濃度R_Hbと、左脳側酸素飽和度L_SO2と、右脳側酸素飽和度R_SO2とのみを用いてもよい。
また、説明変数として、身体データPDに、被験者の身体的特徴を示す他の情報を加えてもよいし、年齢情報AGの代わりに被験者の身体的特徴を表す他の情報を用いてもよい。被験者の身体的特徴を表す他の情報は、例えば、性別を示す情報、身長を示す情報、体重を示す情報、肥満度を示す情報などでもよい。肥満度を示す情報とは、例えば、体格指数(BMI:Body Mass Index)である。
また、説明変数として、検査結果データMTに、血液検査情報GBTと、脳活動測定結果情報BAと以外の被験者の医学的検査の検査結果を示す他の情報を加えてもよいし、血液検査情報GBTと、脳活動測定結果情報BAとの代わりに、被験者の医学的検査の検査結果を示す他の情報を用いてもよい。
また、本実施形態においては、自己申告に基づく医学的検査の一例として、MMSEの場合を説明したが、自己申告に基づく医学的検査はMMSE以外であってもよい。自己申告に基づく医学的検査としては、例えば、状態・特性不安検査(STAI:State−Trait Anxiety Inventory)や性格検査などの、結果が得点化されている医学的検査でもよい。
また、本実施形態においては、ニューラルネットワークNNの隠れ層の数が4つ、各隠れ層のユニット数が2つの場合を説明したが、隠れ層の数、及び各隠れ層のユニット数はこれに限らない。
また、本実施形態においては、ニューラルネットワークNNの出力層のユニット数が2である場合を説明したが、出力層のユニット数はこれに限らない。判定装置20は、例えば、出力層のユニット数を1つにしてもよい。その場合、判定装置20は、出力層の出力の1つの値に応じて、判定得点を判定する。また、判定装置20は、ニューラルネットワークNNの出力層のユニット数を3以上にして、判定得点をより細かく分類してもよい。
[まとめ]
上述した実施形態に係る判定装置20によれば、重み算出部240により算出された重みWと、被験者に関するデータのうち、検査結果データMTと、身体データPDを含む判定データとに基づいて、当該被験者の判定得点を判定する。ここで判定装置20は、当該被験者に関するデータのうち、教師判定得点LSCと、教師検査結果データLMTと、教師身体データLPDとに基づいて、重みWを算出する。したがって、判定装置20によれば、自己申告に基づく医学的検査の判定を簡便に行うことができる。
また、上述した実施形態に係る判定装置20によれば、判定得点が自己申告に基づく認知症の検査(MMSE)の得点と同じである。このため、判定装置20によれば、従来のMMSEを利用して被験者の認知症の状態を判定していた判定者が、認知症判定得点を理解しやすい。
上述した実施形態に係る判定装置20によれば、重みWが機械学習によって算出されている。このため、判定装置20によれば、検査者は、被験者の身体的特徴を表す身体データや、医学的検査の検査結果を表す検査結果データの意味についての先入観にとらわれずに、従来は当該被験者の自己申告に基づいて行われていた医学的検査の判定を、当該被験者の自己申告に基づくことなく簡便に行うことができる。
上述した実施形態に係る判定装置20によれば、医学的検査の検査結果を表すデータは、被験者の一般血液検査の結果を示す血液検査情報GBTを含む。このため、判定装置20によれば、特殊な検査や問診が不要である。したがって、判定装置20によれば、従来は当該被験者の自己申告に基づいて行われていた医学的検査の判定を、当該被験者の自己申告に基づくことなく簡便に行うことができる。
上述した実施形態に係る判定装置20によれば、医学的検査の検査結果を表すデータは、非侵襲脳活動測定装置による被験者の脳活動の測定結果を示す脳活動測定結果情報BAを含む。このため、判定装置20によれば、特殊な検査や問診が不要である。したがって、判定装置20によれば、自己申告に基づく医学的検査の判定を簡便に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
なお、上記の実施形態における各装置が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、各装置が備える各部は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、各装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、各装置が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、制御部が備える各部による処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1…判定システム、10…教師データ供給部、20…判定装置、30…判定データ供給部、40…提示部、210…教師判定得点取得部、220…教師検査結果データ取得部、230…教師身体データ取得部、240…重み算出部、250…検査結果取得部、260…身体データ取得部、270…得点判定部

Claims (2)

  1. 第1被験者に関するデータであって質問に対して回答することによって行われる認知症の検査の判定得点前記第1被験者の一般血液検査の結果を示す第1血液検査情報のみを含む、または前記第1血液検査情報と前記第1被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含むデータとの組である第1データに基づいて多層ニューラルネットワークを用いた機械学習により重みを算出する重み算出部と、
    前記重み算出部により算出された前記重みを重みとして用い、第2被験者に関するデータであって前記第2被験者の一般血液検査の結果を示す第2血液検査情報のみを含む、または前記第2血液検査情報と前記第2被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含む第2データのみを入力層への入力として用いた前記多層ニューラルネットワークに基づいて前記第2被験者の前記判定得点を判定する得点判定部と、
    を備える生体機能についての医学的検査の得点判定装置。
  2. コンピュータに、
    第1被験者に関するデータであって質問に対して回答することによって行われる認知症の検査の判定得点前記第1被験者の一般血液検査の結果を示す第1血液検査情報のみを含む、または前記第1血液検査情報と前記第1被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含むデータとの組である第1データに基づいて多層ニューラルネットワークを用いた機械学習により重みを算出する重み算出ステップと、
    前記重み算出ステップにより算出された前記重みを重みとして用い、第2被験者に関するデータであって前記第2被験者の一般血液検査の結果を示す第2血液検査情報のみを含む、または前記第2血液検査情報と前記第2被験者の身体的特徴を表すデータとの両方のみを含む第2データのみを入力層への入力として用いた前記多層ニューラルネットワークに基づいて前記第2被験者の前記判定得点を判定する得点判定ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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