JP6837203B2 - 排水トラップ - Google Patents

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Description

本発明は、排水トラップに関する。
従来、下向きに水が流れる第1パイプと、上向きに水が流れる第2パイプと、下向きに水が流れる第3パイプと、を上流側より順に有するS字状をした排水トラップが知られている(例えば特許文献1参照)。
第1パイプの上流端の上流側接続部に上流側の排水管が接続されるとともに、第3パイプの下流端の下流側接続部に下流側の排水管が接続される。
特開平9−122527号公報
上記従来例の排水トラップにあっては、上流側接続部の中心軸と下流側接続部の中心軸はともに上下方向を長手方向とし、平面視においてずれた位置にある。この排水トラップにあっては、上流側および下流側の排水管に取り付けられた状態における排水トラップの向き(姿勢)が決まっていた。
このため、他の部材との干渉を避けて、他の部材および排水トラップの施工上の自由度が制限されるものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、施工上の自由度が高い排水トラップを提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る排水トラップは、第1パイプと、第2パイプと、第3パイプと、が並設されている。第1パイプは、下流側に向けて下り傾斜となり内部空間が第1流路となる。第2パイプは、前記第1パイプの下流側に位置し、下流側に向けて上り傾斜となり内部空間が第2流路となる。第3パイプは、前記第2パイプの下流側に位置し、下流側に向けて下り傾斜となり内部空間が第3流路となる。
前記第1パイプの下流端と前記第2パイプの上流端との間に、内部空間が第1折返流路となる第1折返パイプが接続されている。前記第2パイプの下流端と前記第3パイプの上流端との間に、内部空間が第2折返流路となる第2折返パイプが接続されている。
前記第1パイプを構成する側壁の前記第2パイプ側の部分と、前記第2パイプを構成する側壁の前記第1パイプ側の部分と、が同一の壁で構成されている。前記第2パイプを構成する側壁の前記第3パイプ側の部分と、前記第3パイプを構成する側壁の前記第2パイプ側の部分とが、同一の壁により構成されている。前記第3パイプを構成する側壁の前記第2パイプが位置する側の内壁面の上部に下向きの誘導リブが設けられている。
前記第1パイプの上流端に、断面円形状をしたパイプからなる上流側接続部が設けられている。前記第3パイプの下流端に、断面円形状をしたパイプからなる下流側接続部が設けられている。
前記上流側接続部を構成する前記パイプの中心軸と前記下流側接続部を構成する前記パイプの中心軸とが同一直線上に位置する。
本発明の一形態に係る排水トラップにあっては、上流側および下流側の排水管に接続された排水トラップの取り付け向きが限定されないため、排水トラップの取り付け向きを適宜調整することにより、他の部材との干渉を避けることができ、施工上の自由度が高い。
図1は、本発明の一実施形態に係る排水トラップの断面図である。 図2Aは、誘導リブが設けられていない排水トラップにおける水量が多い場合の水の流れを説明する要部断面図である。図2Bは、誘導リブが設けられていない排水トラップにおける水量が少ない場合の水の流れを説明する要部断面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る排水トラップにおいて、第1開口からの高圧洗浄用のノズルの挿入を説明する断面図である。
本発明の一実施形態に係る排水トラップについて、図1〜図3に基いて説明する。
図1に示すように、排水トラップ1は、第1パイプ2と、第2パイプ3と、第3パイプ4と、が並設されるものである。
第1パイプ2は、排水トラップ1の使用状態において、下流側に向けて下り傾斜となるように設けられ、内部空間が第1流路20となる。第1流路20は、内部を流れる水の流れ(以下、単に流れという)の向きが斜め下向きで一定となる。
ここで、通常の使用状態における排水トラップ1の上下を本実施形態における上下として定義し、図1に示す。
パイプ(第1パイプ2、第2パイプ3、第3パイプ4、後述する第1折返パイプ5、第2折返パイプ6)は、流れ方向に垂直な断面における形状が円形状をしている。これらのパイプの内部に形成される第1流路20、後述する第2流路30、第3流路40、第1折返流路50および第2折返流路60は、流れ方向の任意の位置の断面において、同じ形状(円形状)であるとともに同じ大きさをしている。これらのパイプは、樹脂からなるもので、ブロー成形またはDSI(Die Slide Injection Molding)成形等により一体に形成されて排水トラップ1が構成されている。
第2パイプ3は、第1パイプ2の下流側に位置する。第2パイプ3は、排水トラップ1の使用状態において、下流側に向けて上り傾斜となるように設けられ、内部空間が第2流路30となる。第2流路30は、流れの向きが斜め上向きで一定となる。
また、排水トラップ1は、第1パイプ2の下流端と第2パイプ3の上流端との間に接続される第1折返パイプ5を備える。第1折返パイプ5は、内部空間が第1折返流路50となる。第1折返パイプ5は、流れの向きを、第1流路20の流れの向きから第2流路30の流れの向きに転換させるものである。
第1折返流路50の上流端51は第1流路20の下流端に連続する。第1折返流路50の上流端51では、流れの向きが、第1流路20の流れの向きと同じである。
また、第1折返流路50の下流端52は第2流路30の上流端に連続する。第1折返流路50の下流端52では、流れの向きが、第2流路30の流れの向きと同じである。
第1折返パイプ5の上流端51と下流端52の間の中間部53は、流れの向きが一定の曲率で変化する。
第3パイプ4は、第2パイプ3の下流側に位置する。第3パイプ4は、排水トラップ1の使用状態において、下流側に向けて下り傾斜となるように設けられ、内部空間が第3流路40となる。第3流路40は、流れの向きが斜め下向きで一定となる。
また、排水トラップ1は、第2パイプ3の下流端と第3パイプ4の上流端との間に接続される第2折返パイプ6を備える。第2折返パイプ6は、内部空間が第2折返流路60となる。第2折返パイプ6は、流れの向きを、第2流路30の流れの向きから第3流路40の流れの向きに転換させるものである。
第2折返流路60の上流端61は第2流路30の下流端に連続する。第2折返流路60の上流端61では、流れの向きが、第2流路30の流れの向きと同じである。
また、第2折返流路60の下流端62は第3流路40の上流端に連続する。第2折返流路60の下流端62では、流れの向きが、第3流路40の流れの向きと同じである。
第2折返パイプ6の上流端61と下流端62の間の中間部63は、流れの向きが一定の曲率で変化する。
また、第1パイプ2を構成する側壁の第2パイプ3が位置する側の部分21と、第2パイプ3を構成する側壁の第1パイプ2が位置する側の部分31とが、同一の壁13により構成されている。
さらに、第2パイプ3を構成する側壁の第3パイプ4が位置する側の部分32と、第3パイプ4を構成する側壁の第2パイプ3が位置する側の部分42とが、同一の壁14により構成されている。
第3パイプ4の内壁面41のうち、第2パイプ3が位置する側の内壁面411の上端部に、誘導リブ7が設けられる。誘導リブ7は、第2パイプ3が位置する側と反対側の面71が先端73側に向けて下向き(面71の法線が水平向き)となるとともに、先端73が内壁面411から離間する。さらに、誘導リブ7は、第2パイプ3が位置する側の面72が、先端73側に向けて下り傾斜する。誘導リブ7は、第3パイプ4と同様の樹脂からなるもので、第3パイプ4と一体に形成されている。
誘導リブ7の効果について説明する。図2Aに示すように、誘導リブ7が設けられない場合、排水トラップ1内を大量の水8が流れるときには、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側の内壁面411には水8があまり流れない。このため、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側の内壁面411には水8に含まれる油脂分が付着しにくい。また、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側と反対側の内壁面412には水8が少しずつ伝うように流れるわけではないため、この内壁面412にも水8に含まれる油脂分が付着しにくい。
しかし、流れの停止前には、図2Bに示すように、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側の内壁面411を、水8が少しずつ伝うように流れる。このとき、第2パイプ3が位置する側の内壁面411に、伝うように流れる水8に含まれる油脂分が付着しやすい。
そこで、本実施形態では、排水トラップ1に誘導リブ7が設けられている。排水トラップ1内を大量の水8が流れるときには、図2Aに示す場合と同様に、内壁面411および内壁面412には水8に含まれる油脂分が付着しにくい。
また、流れの停止前において、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側の内壁面411を伝おうとする水8は、誘導リブ7の第2パイプ3が位置する側と反対側の面71を伝ってその先端73(下端)から下方へ落下する。この結果、第2パイプ3が位置する側の内壁面411の誘導リブ7が設けられた箇所よりも下側に、水8に含まれる油脂分が付着するのが抑制される。また、内壁面412にはあまり水8が流れないため、内壁面412には水8に含まれる油脂分が付着しにくい。
また、図1に示すように、第1パイプ2の最大幅W1、第2パイプ3の最大幅W2、第3パイプ4の最大幅W3が、W1=W2、W1<W3、W2<W3、の関係を満たすように排水トラップ1が形成されている。ここで、最大幅とは、各パイプの断面形状が円形である本実施形態では各パイプの内径(直径)である。パイプの最大幅の大小関係とパイプの流路面積の大小関係が一致する。第3パイプ4の流路面積が第1パイプ2の流路面積および第2パイプ3の流路面積よりも大きいため、第3パイプ4の内壁面41(特に内壁面412)に油脂分が付着しても、第3流路40が第1流路20および第2流路30よりも狭くなってしまうのが抑制される。
図1に示すように、第1パイプ2の上流端に、上流側接続部11が設けられている。上流側接続部11は、断面円形状をしたパイプからなるもので、第1パイプ2に一体に設けられている。上流側接続部11の外面には、雄ねじ部111が形成されており、雄ねじ部111には、上流側接続部11と、その上流側に位置するシンクの排水管(不図示)等とを接続するナット部材(不図示)が締め付けられる。
また、第3パイプ4の下流端に、下流側接続部12が設けられている。下流側接続部12は、断面円形状をしたパイプからなるもので、第3パイプ4に一体に設けられている。下流側接続部12の外面には、雄ねじ部121が形成されており、雄ねじ部121には、下流側接続部12と、その下流側に位置する排水管(不図示)等とを接続するナット部材(不図示)が締め付けられる。
上流側接続部11を構成するパイプの中心軸と、下流側接続部12を構成するパイプの中心軸とは、同一直線L上に位置している。このとき、通常、排水トラップ1の上流側に接続される排水管およびナット部材の中心軸と、排水トラップ1の下流側に接続される排水管およびナット部材の中心軸も、同一直線L上に位置することになる。このような取り付け環境においては、排水トラップ1は、上流側接続部11および下流側接続部12を構成するパイプの中心軸が、接続される排水管およびナット部材の中心軸上に位置してさえいれば取り付け可能である。
従って、排水トラップ1の取り付け向きは限定されないことになる。このため、排水トラップ1を設置するにあたり、作業者は、排水トラップ1の取り付け向きを適宜調整することにより、他の部材との干渉を避けることができ、設計上および施工上の自由度が向上する。特に、システムキッチンのシンクの下側に排水トラップ1のみならず自動水栓の制御部等の機器が設置される場合、排水トラップ1の取り付け向きを適宜調整することにより、機器の設置の自由度が向上する。
また、作業者は、ナット部材を回転しないように固定し、排水トラップ1を、上流側接続部11および下流側接続部12の中心軸まわりに回転させて、上流側接続部11または下流側接続部12にナット部材を締め付けることが可能となる。
また、作業者は、ナット部材を回転しないように固定し、排水トラップ1を、上流側接続部11および下流側接続部12の中心軸まわりに回転させて、上流側接続部11または下流側接続部12からナット部材を取り外すことが可能となる。
また、排水トラップ1は、第2折返パイプ6に第1開口64を有している。第2折返パイプ6に、上方に突出し内部空間が第2折返流路60と連続する断面円形状をしたパイプ65が設けられ、パイプ65の開口が第1開口64となっている。パイプ65の外面には、雄ねじ部が形成されている。この雄ねじ部に締め付けられる雌ねじ部を内面に有し、第1開口64を閉塞する第1閉塞部材66がパイプ65に着脱可能に装着される。
また、パイプ65は、第2折返パイプ6の上側でかつ上流側接続部11の側方のデッドスペースに設けられるため、設計上および施工上の自由度を損なわない。
第2折返パイプ6に第1開口64が設けられることにより、作業者は、図3に示すように、高圧洗浄用のノズル91を有するチューブ9を大きく曲げることなく第1開口64より挿入することができる。これにより、作業者は、比較的油脂分が付着しやすい第3パイプ4の内壁面411に向けてノズル91から洗浄水を噴出させて、油脂分を除去して清掃を行うことができる。また、作業者は、ノズル91をさらに奥に挿入させれば、下流側接続部12の下流側に接続される排水管の清掃も行うことができる。
また、排水トラップ1は、第1折返パイプ5に第2開口54を有している。第1折返パイプ5に、下方に突出し内部空間が第1折返流路50と連続する断面円形状をしたパイプ55が設けられ、パイプ55の開口が第2開口54となっている。パイプ55の外面には、雄ねじ部が形成されている。この雄ねじ部に締め付けられる雌ねじ部を内面に有し、第2開口54を閉塞する第2閉塞部材56がパイプ55に着脱可能に装着される。
第1折返パイプ5に第2開口54が設けられることにより、作業者は、排水トラップ1内の封水を排出させることができる。
また、パイプ55は、第1折返パイプ5の下側でかつ下流側接続部12の側方のデッドスペースに設けられるため、設計上および施工上の自由度を損なわない。
以下、上記実施形態における変形例について説明する。
パイプ(第1パイプ2、第2パイプ3、第3パイプ4、第1折返パイプ5、第2折返パイプ6)、誘導リブ7、上流側接続部11および下流側接続部12の材質は、成形のしやすさから樹脂であることが好ましいが、樹脂に限定されない。また、誘導リブ7の材質が第3パイプ4と同様の材質でなくてもよい。
また、パイプの流れ方向に垂直な断面における形状は円形状に限定されない。
また、パイプの内部に形成される、第1流路20〜第3流路40、第1折返流路50および第2折返流路60は、流れ方向の任意の位置の垂直な断面において同形同大でなくてもよく、また、その形状は円形状に限定されない。また、第1流路20〜第3流路40、第1折返流路50および第2折返流路60の長さは限定されない。
また、第1流路20、第2流路30、第3流路40におけるそれぞれの流れの向きは一定でなくてもよい。すなわち、第1流路20および第3流路40におけるそれぞれの流れの向きは、上下方向における下向き成分を有していればよく、第2流路30における流れの向きは、上下方向における上向き成分を有していればよい。
また、第1折返流路50および第2折返流路60の流れの向きの変化のし方(曲率)は限定されず、一定でなくてもよい。
また、誘導リブ7は、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側の上端部に設けられなくてもよく、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側の内壁面411の上部(少なくとも上半分、好ましくは上から1/3までの部分)のいずれかの箇所に設けられればよい。誘導リブ7による効果は、誘導リブ7が、第3パイプ4の内壁面41のうち第2パイプ3が位置する側の下端部より上側に設けられれば得られ、上側へいくほど、得られる効果が大きい。
また、排水トラップ1を流れるのは水に限定されず、液体であればよく、液体の種類は限定されない。
また、上流側接続部11は、断面円形状をしたものであり、特に水平断面における外郭形状が円形状をしたものであるが、内部の流路の形状は円形状でなくてもよい。同様に、下流側接続部12は、断面円形状をしたものであり、特に水平断面における外郭形状が円形状をしたものであるが、内部の流路の形状は円形状でなくてもよい。
また、第1閉塞部材66は、パイプ65に被嵌される蓋ではなく、パイプ65内に嵌入される栓等であってもよく、限定されない。また、第1開口64および第1閉塞部材66は任意の構成であり、排水トラップ1に設けられなくてもよい。
また、第2閉塞部材56は、パイプ55に被嵌される蓋ではなく、パイプ55内に嵌入される栓等であってもよく、限定されない。また、第2開口54および第2閉塞部材56は任意の構成であり、排水トラップ1に設けられなくてもよい。
以上、上記実施形態およびその変形例から明らかなように、本発明に係る第1の態様の排水トラップ1は、第1パイプ2と、第2パイプ3と、第3パイプ4と、が並設されている。第1パイプ2は、下流側に向けて下り傾斜となり内部空間が第1流路20となる。第2パイプ3は、第1パイプ2の下流側に位置し、下流側に向けて上り傾斜内部空間が第2流路30となる。第3パイプ4は、第2パイプ3の下流側に位置し、下流側に向けて下り傾斜となり内部空間が第3流路40となる。
第1パイプ2の下流端と第2パイプ3の上流端との間に、内部空間が第1折返流路50となる第1折返パイプ5が接続されている。第2パイプ3の下流端と第3パイプ4の上流端との間に、内部空間が第2折返流路60となる第2折返パイプ6が接続されている。
第1パイプ2を構成する側壁の第2パイプ3側の部分21と、第2パイプ3を構成する側壁の第1パイプ2側の部分31と、が同一の壁13で構成されている。第2パイプ3を構成する側壁の第3パイプ4側の部分32と、第3パイプ4を構成する側壁の第2パイプ3側の部分42とが、同一の壁14により構成されている。
第1パイプ2の上流端に、断面円形状をしたパイプからなる上流側接続部11が設けられている。第3パイプ4の下流端に、断面円形状をしたパイプからなる下流側接続部12が設けられている。
上流側接続部11を構成するパイプの中心軸と、下流側接続部12を構成するパイプの中心軸とは、同一直線L上に位置する。
第1の態様の排水トラップ1によれば、上流側および下流側の排水管に接続された排水トラップ1の取り付け向きが限定されないため、排水トラップ1の取り付け向きを適宜調整することにより、他の部材との干渉を避けることができ、施工上の自由度が高い。
第2の態様では、第1の態様との組み合わせにより実現される。第2の態様では、第2折返パイプ6に第1開口64を有し、第1開口64を閉塞する第1閉塞部材66を着脱可能に有する。
第2の態様によれば、高圧洗浄用のノズル91を有するチューブ9を容易に第1開口64より挿入することが可能となる。
第3の態様では、第1の態様または第2の態様との組み合わせにより実現される。第3の態様では、第1折返パイプ5に第2開口54を有し、第2開口54を閉塞する第2閉塞部材56を着脱可能に有する。
第3の態様によれば、排水トラップ1内の封水を排出させることが可能となる。
1 排水トラップ
11 上流側接続部
12 下流側接続部
13 壁
14 壁
2 第1パイプ
20 第1流路
21 部分
3 第2パイプ
30 第2流路
31 部分
32 部分
4 第3パイプ
40 第3流路
42 部分
5 第1折返パイプ
50 第1折返流路
54 第2開口
56 第2閉塞部材
6 第2折返パイプ
60 第2折返流路
64 第1開口
66 第1閉塞部材
L 同一直線

Claims (3)

  1. 下流側に向けて下り傾斜となり内部空間が第1流路となる第1パイプと、
    前記第1パイプの下流側に位置し、下流側に向けて上り傾斜となり内部空間が第2流路となる第2パイプと、
    前記第2パイプの下流側に位置し、下流側に向けて下り傾斜となり内部空間が第3流路となる第3パイプと、が並設されており、
    前記第1パイプの下流端と前記第2パイプの上流端との間に、内部空間が第1折返流路となる第1折返パイプが接続され、前記第2パイプの下流端と前記第3パイプの上流端との間に、内部空間が第2折返流路となる第2折返パイプが接続されており、
    前記第1パイプを構成する側壁の前記第2パイプ側の部分と、前記第2パイプを構成する側壁の前記第1パイプ側の部分と、が同一の壁で構成され、前記第2パイプを構成する側壁の前記第3パイプ側の部分と、前記第3パイプを構成する側壁の前記第2パイプ側の部分とが、同一の壁により構成されており、
    前記第3パイプを構成する側壁の前記第2パイプが位置する側の内壁面の上部に下向きの誘導リブが設けられており、
    前記第1パイプの上流端に、断面円形状をしたパイプからなる上流側接続部が設けられ、前記第3パイプの下流端に、断面円形状をしたパイプからなる下流側接続部が設けられており、
    前記上流側接続部を構成する前記パイプの中心軸と前記下流側接続部を構成する前記パイプの中心軸とが同一直線上に位置する
    ことを特徴とする排水トラップ。
  2. 前記第2折返パイプに第1開口を有し、前記第1開口を閉塞する第1閉塞部材を着脱可能に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の排水トラップ。
  3. 前記第1折返パイプに第2開口を有し、前記第2開口を閉塞する第2閉塞部材を着脱可能に有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の排水トラップ。
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