JP6834048B1 - ディスペンサー - Google Patents
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Abstract
Description
多くの人が利用する場合、液体ソープの補充を、度々しなければならない等、その保守管理の容易性が求められ、一方、液体ソープなどの流体が漏れ等による、内部機構を侵すことが少ない構造のものが求められる。
特許文献2のソープディスペンサは、ハウジング、リザーバ、ポンプ、モーター、センサー、電子プロセッサおよびノズルを備え、液体の吐出体積を近似的に吐出するようにモーターを制御するように、構成されている。このソープディスペンサは、リザーバが装置の下部に配設され、その他の構成部品が上部に配設され、安定性に難がある。又、リザーバに貯められた液体ソープを完全に吸い上げるには難がある構成となっている。
特許文献3のディスペンサ及び補給ユニットは、基部ユニットに、吐出される物質を含む補給ユニットが逆転構成で、すなわち流出口が最下端部に位置するように、装着されるものである。基部ユニットは、液体を吐出するための作動機構が全て配設され、補給ユニットに、収容された液体が水漏れを起こすと、作動機構に液体が流れ込む恐れがある。
特許文献4の電動デバイスは、本体、駆動装置、吐出ノズルなどの各部を備えている。本体は、洗剤などの内容物が収納されたボトル容器を装着可能なケースとして構成され、本体の内部には、ボトル容器を、口部が下向きにされた状態で装着保持するボトルホルダーが、備えられている。ボトルホルダーの保持空間の底部には、ボトル容器の口部に挿入嵌合されるノズルが備えられている。駆動装置は、本体のボトルホルダーの下側に配置されている。特許文献4の電動デバイスは、ボトルホルダーに収容された洗剤等の収容物が液漏れを起こすと、その下部や周辺にある駆動装置を水に浸すことになる恐れがある。
流体を収容する流体収容部と、前記流体収容部から流出する流体を吐出するための吐出
機構と、前記吐出機構を構成する構成部品を配置するように構成されたハウジングとを備
え、
前記吐出機構は、
前記流体収容部より移送された流体を移送するアクチュエーターと、
前記流体収容部の流出口に連結され、流体を上方にある前記アクチュエーターに向け
て送る、第1移送管と、
前記アクチュエーターより吐出された流体を移送する第2移送管と、
前記第2移送管により送られてくる流体を、外部に吐出する吐出口とを備え、
前記流体収容部は、
側壁部及び底壁部を有し、前記底壁部とは反対側に流体を注入するための注入口を備
え、
前記底壁部には、前記流出口が配設されており、
前記注入口の上部に、開閉自在の蓋部が配設され、前記蓋部を開けて前記注入口より
流体を注入できるように構成され、
前記ハウジングは、
前記流体収容部を取り付ける基礎部と、前記基礎部の上に配設された機構部と、前記
機構部の上方において前記機構部より前方に向けて突き出し設けられ、感知器及び吐出口
が配設された突出部とを備え、
前記ハウジングは、前記吐出機構を構成する前記アクチュエーター、前記第2移送管、前記吐出口及び前記感知器を備えるように構成され、
前記ハウジングを構成する基礎部は、ハウジングを構成する機構部及び突出部並びに液体収容部を支持できるように構成された筒状体であり、
前記機構部は、前記基礎部の前方領域に、基礎部より幅が狭く、基礎部の端より一定の間隔をあけて、上方に向けて立設され、その内部に、バッテリー収納機構及び前記アクチュエーターを収納できるように中空筒状に構成され、
前記流体収容部を構成する容器は、前記機構部の側方及び後ろ側において、基礎部に配設されるように構成され、
前記感知器は、流体利用物が接近したことを感知して、前記アクチュエーターを作動さ
せるように構成されている。
このように構成することで、内容物の残量を監視することができ、内容物の補給を促すことができる。また、洗剤や薬液を非接触で、吐出させることができる。
液体石鹸などの洗剤や薬液などの液体である流体を収容する流体収容部12と、流体を流体収容部12から吐出するための吐出機構18と、流体を流体収容部12に注入するための注入口部20とを備え、
流体収容部12の吐出機構18を構成する流出口26に連結され、流体を上方にあるアクチュエーター14を構成するポンプに向けて送るための、吐出機構18を構成する第1移送管70と、
流体収容部12より移送された流体を、吐出口74に向けて移送をするための、アクチュエーター14を構成するポンプと、
アクチュエーター14より吐出された流体を、吐出口74に向けて送るための、吐出機構18を構成する第2移送管72と、
第2移送管72により送られてくる流体を外部に吐出する吐出口74と、
流体利用物が接近したことを感知してアクチュエーター14を作動させる信号を送る、感知器82と、
アクチュエーター14、第2移送管72、吐出口74及び感知器82を備えるように構成された、ハウジング16とを備える。
流体収容部12を取り付ける基礎部42と、
基礎部42の上に配設された機構部44と、
機構部44の上方において、機構部44より、前方に向けて、突き出し設けられ、感知器82及び吐出口74が配設された突出部46とを備えるハウジング本体40と、
ハウジング本体40の上部に被せられる上被塞部50と、
ハウジング本体40の下部に被せられる下被塞部56とを備えている。
底壁部24は、側壁部22と連設されており、底壁部24に続く側壁部22は、底壁部24に近い領域が、底壁部24の底板部と同じ大きさに形成されており、ハウジング本体40の基礎部42に嵌め合うようにハウジング取付部30を構成している。
底壁部24は、底板部が側壁部22に繋がる周辺部より下方に傾斜しており、底板部の最も低い位置に、液体収容容器に蓄液された流体を外部に流出させる流出口26が配設されている。
流出口26は、下方に突き出し設けられた筒状で、第1移送管70を連結できるように構成され、流体収容部12より吐出口74に液体を送り出す吐出機構18を構成している。
流出口26には、ハウジング16の基礎部42の底部より突き出された部位に、流体をアクチュエーター(ポンプ)14に送り込む第1移送管70が嵌合されて連結されている。
流体収容部12は、側壁部22の上部に形成された注入口部20を覆うために側壁部22の上部に被せる容器蓋部32を備えている。
容器蓋部32は、側壁部22の口縁部分に嵌め合わせることができる縁部を備えた、平面視略U字型板状に成形されている。
容器蓋部32は、耐薬品性を備えた、ポリプロピレンなどのプラスチックで成形されている。
すなわち、流体収容部12は、側壁部22が、ハウジング16の機構部44の左側又は右側ないしは両側並びに、後ろ側に配設されるように構成されている。
この実施の形態においては、流体収容部12の側壁部22及びハウジング取付部30が、ハウジング16の機構部44の両側、すなわち左側及び右側対向する領域を備えかつ機構部44の後ろ側にも配設されるように構成された、断面略U字型の筒状に形成されている。
流体収容部12は、ハウジング16の機構部44の左側または右側及び後ろ側に配設される断面略L字型であってもよく、又、外周面が、平面で構成されるものではなく、円弧状面で構成されるものであってもよい。
この実施の形態においては、流体収容部12は、左側において前側に突き出された左側突き出し領域22aと右側において前側に突き出された右側突き出し領域22bと右側突き出し領域22bとの間に跨る後ろ側領域22cとを備える。
側壁部22の前側領域に形成されたハウジング取付部30は、ハウジング本体40の機構部44の前側領域に嵌り込むように、左側の左側突き出し領域22aと右側の右側突き出し領域22bの間に形成された開口部分が幅狭となるように、前側の隅角部分が湾曲した嘴状に形成されている。
側壁部22の下側領域に形成されたハウジング取付部30は、ハウジング本体40の基礎部42に嵌め合うことが出来るように、構成されている。
この実施の形態においては、ハウジング取付部30は、ハウジング本体40の基礎部42を構成する垂直壁で形成された外周壁の内側の凹部に、液体収容容器の側壁部22が嵌め込まれるように構成され、基礎部42の垂直壁の内側に嵌め込まれる側壁部22の下方領域が、垂直壁の開口部分の板厚分小さくなるように、段差状に形成されている。
流体収容部12を構成する液体収容容器は、側壁部22及び底壁部24を備えた、透明又は半透明である合成樹脂で成形された液体を収容できるタンクであり、タンクの側壁部22が、ハウジング16の前方及び/又は側方及び/又は後方から、透明又は半透明部分において、流体収容部12に収容された流体の量を確認できるように構成されている。
注入口28は、容器蓋部32に形成され、液体収容容器の上部に形成された開口部である注入口部20及び容器蓋部32に形成された注入口28を覆うための開閉自在な蓋部52が配設されている。
容器蓋部32は、容器蓋部32に形成された注入口28の周縁に、蓋部52の下面に突設された位置決め用凸条部分52aに嵌挿される、凸状部分32aを備える。
蓋部52は、容器蓋部32の全体を覆うように形成されており、蓋部52は、上被塞部50を構成するハウジング本体塞部54に回動自在に取り付けられており、蓋部52を開けて、注入口28より、流体収容部(液体収容容器)12の蓄液部分内に流体を注入できるように構成されている。
蓋部52は、前方に突き出されており、ハウジング本体塞部54の後端部をその間に挟むように構成された架け渡し部分を備えており、その架け渡し部分において、ハウジング本体塞部54の回動突起68aを嵌合する嵌合穴68bが形成されている。
蓋部52は、蓋部52の回動突起68aとハウジング本体塞部54の嵌合穴68bとがはめ合わされて、ハウジング本体塞部54に回動自在に取り付けられている。
流体収納部12を構成する液体収容容器は、左側突き出し領域22aと右側突き出し領域22bとの間にハウジング16の機構部44の前面側と同じ幅の開口部を備え、その前面は、ハウジング16の機構部44と基礎部42と合わせた幅を備え、機構部44の側方及び後ろ側おいて嵌め込まれる奥行き、及び側方及び後ろ側において基礎部42に嵌め込まれる奥行きを備えている。
流体収容部12は、側壁部22がハウジング本体40の基礎部42と同じ幅及び奥行きを備えると共に、底壁部24がハウジング本体40の基礎部42と同じ幅及び奥行きを備えている。
流体収容部12を構成する液体収容容器は、機構部44、及び機構部44の上方において機構部44より前方に向けて突き出し設けられた突出部46とほぼ同じ高さを備える。
基礎部42は、全体が断面方型の角筒状体であって、その前方領域に、基礎部42より幅が狭く、基礎部42の左右端より一定の間隔をあけて、機構部44が、上方に向けて、立設されている。
ハウジング本体40を構成する機構部44及び突出部46は、その上部が開放されており、その上部に、その上部の開放部分を覆う上被塞部50が取り付けられている。
この実施の形態においては、突出部46は、後ろ側すなわち機構部44側に、感知器取付用貫通孔62aが形成され、該感知器取付用貫通孔62a内に、赤外線センサーなどの感知器82をはめ込み、固定するように構成されている。
更に、突出部46の前側には、吐出口74を構成するノズルを嵌め込む吐出口用貫通孔62bが設けられ、該吐出口用貫通孔62bから突き出た吐出口74を構成するノズルが突出部46の下方から突き出て、液体を吐出することができるように、構成されている。
チューブは、例えば、プラスチック、ゴム又は金属などの中から、最適なものが選択される。
このように、液体収容容器に満たされた液体の水位より高い位置に、流体を吐出する吐出口74が設けられることにより、吐出口74からの液体の自然な吐出を避けることができる。
機構部44は、全体が断面方型の角筒状体であって、その上方領域に、先が細い嘴状の突出部46が、前方に向けて、突き出し設けられている。
機構部44は、横断面四方形であって、その内部に、アクチュエーター14及びバッテリー収納機構90を収納できるように、中空筒状に構成されている。
ハウジング本体塞部54は、その下部の周縁部分に、機構部44及び突出部46の上部開口部分の周縁部に嵌合して取り付けるための係合する部分が設けられている。
上被塞部50のハウジング本体塞部54は、機構部44及び突出部46に嵌合する部分に、上被塞部50と機構部44及び突出部46とを連結するための係り止め部64が設けられている。
一方、上被塞部50を嵌合する機構部44及び突出部46の開放部分を構成する壁部分の内側には、上被塞部50と機構部44及び突出部46とを連結するための係り止め部66が設けられている。
アクチュエーター取付部60は、アクチュエーター14を、取り付けるための凸部が設けられている。
アクチュエーター14は、アクチュエーター取付部60を構成する凸部に係合して機構部44に取り付けられる。
ポンプ76は、異なる流体を個々に供給する複数のローリングポンプ、又は、異なる流体を混合させて加圧対象物に供給するローリングポンプを用いる。
例えば、吸い込む口を二つ設け、一方の吸い込み口に外部から気体を供給し、他方の吸い込み口に流体収容部(液体収容容器)12から送られてくる液体を供給し、複数のポンプ室の何かに気体を吸い込ませ。残りのポンプ室に流体収容部(液体収容容器)12から送られてくる液体を吸い込ませるように、構成されたものが用いられる。
ポンプ76は、供給される流体の種類により、適宜変更される。
モーター78は、例えば、AC電気モーターが用いられる。その他、ポンプ76の機能及び電源94に対応して、DCモーター、ソレノイドなど、ポンプを作動させることができる物が用いられる。
吐出する流体は、液状、泡状、または霧状などがあり、ノズルは、吐出する流体の状態に合わせた構造を備えている。
ハウジング16は、ハウジング本体40の基礎部42の上に、流体収容部(液体収容容器)12を取り付けるように構成されている。
流体収容部(液体収容容器)12は、上被塞部50を開けて、基礎部42の開口部分より下方に向けて基礎部42の空間内に降ろし、基礎部42の中間壁42bに設けられた貫通孔42dに流出口26を貫入させ、且つ取付用突起部30dを基礎部42の取付用嵌合部42eに嵌入させて、ハウジング16に取り付けるように構成されている。
ハウジング16は、基礎部42の下部の開口部分を塞ぐ、下被塞部56が、取り付けられる。
下被塞部56は、取り付け部56cを基礎部42の中間壁42bに設けられた取り付け部42cに嵌め合わして、基礎部42に取り付けられる。
この実施の形態においては、基礎部42に被せられる下被塞部56の上面に、角筒状のバッテリーボックス取付部58が、突設されている。
更に、ハウジング16は、ハウジング本体40の上部に被せられた上被塞部50に、その前側の上部において、LEDなどの表示装置を含む情報処理・発信装置84が設けられている。
情報処理・発信装置84は、CPU(中央演算処理装置)なども含む電子制御デバイス88、LEDなどのインジケーター86等を含む。
更に、ハウジング本体40の上部に被せられた上被塞部50に設けられた情報処理・発信装置84は、その前側の上部において隙間なく上被塞部50に配設できるので防水性に優れている。
タッチセンサー80は、長く押すか短く押すかにより、吐出口74からの液体の吐出量を選択することを可能にする、セレクターとしての機能を備える。
タッチセンサー80は、感知器82のON/OFFのボタンの機能、情報処理・発信装置84の吐出時間の設定機能、洗浄モードの切り替え機能などを実施させる機能変更手段としての機能を備える。
例えば、タッチセンサー80を長押しすると、吐出時間が長くなり、タッチセンサー80を押す時間を短くすると、吐出時間が短くなるように構成することができる。
情報処理・発信装置84は、タッチセンサー80、感知器82及びアクチュエーター(ポンプ)14に電気的に接続されている。
電子制御デバイス88は、タッチセンサー80が押されると、アクチュエーター14を、継続的または一定時間作動させるように、構成される。
電子制御デバイス88は、継続的または一時的に感知器82を作動させて、物体の存在を検出するように構成される。
電子制御デバイス88は、インジケーター86に、情報を発するように指示する電気信号を送るように、構成される。
この実施の形態においては、タッチセンサー80を短押しすると、電源がON(オン)され、タッチセンサー80を長押しすると、洗浄モードになるように、情報処理・発信装置84の電子制御デバイス88が初期設定されている。
この実施の形態においては、タッチセンサー80を短く押す回数によって、吐出量小(0.5秒)、吐出量中(1.0秒)、吐出量大(1.5秒)となるように、情報処理・発信装置84の電子制御デバイス88が、設定されている。
感知器82は、アクチュエーター14を始動させるための情報処理・発信装置84の電子制御デバイス88に電気的に接続されている。
情報処理・発信装置84は、電子制御デバイス88に電気的に接続された表示装置を構成するインジケーター86を備える。
表示装置を構成するインジケーター86は、吐出時に点灯する第1の色彩表示デバイスと、吐出後に点灯する第2の色彩表示デバイスとを備える。
この実施の形態においては、第1の色彩表示デバイスを構成する青色LEDと、第2の色彩表示デバイスを構成する赤色LEDとを備える。
この実施の形態においては、発光ダイオード(LED)が用いられる。
インジケーター86は、電子情報を受信するために、情報処理・発信装置84の電子制御デバイス88に、電気的に接続されている。
インジケーター86は、電子情報を受信するために、情報処理・発信装置84の電子制御デバイス88に、電気的に接続されている等、使用者への情報を発信する機能を備える。
この実施の形態においては、吐出量小(0.5秒)に設定されたときには、インジケーター86の青色LEDが1回点滅する。そして、吐出量中(1.0秒)に設定されたときには、インジケーター86の青色LEDが2回点滅する。そして、吐出量大(1.5秒)に設定されたときには、インジケーター86の青色LEDが3回点滅する。
この実施の形態においては、吐出時(アクチュエーター14が動作する時)には、インジケーター86の青色LEDが吐出量に応じて点灯する。一方、電源OFF(オフ)のときには、インジケーター86の赤色LEDが1回点滅する。
バッテリー収納機構90は、機構部44の下方および基礎部42の機構部44の下方に、バッテリー収納部92を、嵌め入れることができるような空間部を備えており、その空間部を塞ぐように、バッテリー収納部92が挿入される構造を備えている。
バッテリー収納機構90は、電源(電池などのバッテリー)94を収容するバッテリー収納部92を構成する電池ボックスを基礎部42の下方より上方に向けて挿入したとき、バッテリー収納部92の先端に設けられた突起を挟み止めして、ハウジング本体40に固定する、係止機構を備えている。
バッテリー収納機構90は、バッテリー収納部92をハウジング本体40のバッテリー収納機構90を形成する空間部から取り出すときには、バッテリー収納部92の下部を上方に押して、バッテリー収納部92をハウジング本体40に係止する係止機構から外して、バッテリー収納部92を下方向に向けて取り出す構造を備えている。
又、ハウジング本体40の下部に、設置用の突起を設けることにより、接地面よりバッテリー収納部(電池ボックス)92を高い位置に常に位置させることができことができ、底面側からの水などの流入を防ぐことができる。
動作Iは、タッチセンサー80を短押しする動作である。動作Iは、吐出時間および/または吐出量設定動作であり、例えば、約1秒タッチセンサー80に接触する動作を示す。
動作IIは、タッチセンサー80を長押しする動作である。動作IIは、洗浄モードにする動作であり、例えば、約3秒タッチセンサー80に接触する動作を示す。
動作IIIは、感知器82(赤外線センサー)の検知範囲に流体利用物(手など)を感知する動作であり、吐出開始動作である。
次に、吐出量を増加させたい場合は、タッチセンサー80を1回短押しすると、変数iに1が加算されて変数iは2となり、「第2吐出モード(M2)」に設定され、インジケーター86(青色LED)が2回点滅する。吐出量を増加させない場合は何もしない、すなわち、タッチセンサー80を押さないようにすることで、変数iに1が入力された状態が維持され、「第1吐出モード(M1)」に設定された状態が維持される。
さらに吐出量を増加させたい場合は、タッチセンサー80を1回短押しすると、変数iに1が加算されて変数iは3となり、「第3吐出モード(M3)」に設定され、インジケーター86(青色LED)が3回点滅する。吐出量を増加させない場合は何もしない、すなわち、タッチセンサー80を押さないようにすることで、変数iに2が入力された状態が維持され、「第2吐出モード(M2)」に設定された状態が維持される。
最後に、電源をオフにする場合は、「第3吐出モード(M3)」に設定後、タッチセンサー80を1回短押しすることで、変数iに1が加算されて変数iは4となる。変数iが3より大きくなると、「電源OFFモード(M4)」となり、インジケーター86(赤色LED)が1回点灯した後、電源がオフの状態となる。
吐出機構18の洗浄を終了したい場合は、「洗浄モード(M5)」の状態、すなわち流体を10秒吐出している間にタッチセンサー80を1回長押しすることで、吐出量を設定するモードに戻る。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
12 流体収容部(液体収容容器)
14 アクチュエーター(ポンプ)
16 ハウジング
18 吐出機構
20 注入口部
22 側壁部
22a 左側突き出し領域
22b 右側突き出し領域
22c 後ろ側領域
24 底壁部
26 流出口
28 注入口
30 ハウジング取付部
30a 後ろ側取り付け面
30b 側部側取付面
30c 前側取付面
30d 取付用突起部
32 容器蓋部
32a 凸条部分
40 ハウジング本体
42 基礎部
42a 周縁部
42b 中間壁
42c 取付部
42d 貫通孔
42e 取付用嵌合部
44 機構部
46 突出部
48 液体収容容器取付部
50 上被塞部
52 蓋部
52a 位置決め用凸条部分
54 ハウジング本体塞部
56 下被塞部
56c 取付部
58 バッテリーボックス取付部
60 アクチュエーター取り付け部
62a 感知器取付用貫通孔
62b 吐出口用貫通孔
64、66 係止部
68b 回動突起
68b 嵌合孔
70 第1移送管
72 第2移送管
74 吐出口
76 ポンプ
78 モーター
80 タッチセンサー
82 感知器
84 情報処理・発信装置
86 インジケーター
88 電子制御デバイス
90 バッテリー収納機構(電池収納機構)
92 バッテリー収納部(電池ボックス)
94 電源
96 係止機構
96a 突起
96b 挟み止め部
Claims (5)
- 流体を収容する流体収容部と、前記流体収容部から流出する流体を吐出するための吐出
機構と、前記吐出機構を構成する構成部品を配置するように構成されたハウジングとを備
え、
前記吐出機構は、
前記流体収容部より移送された流体を移送するアクチュエーターと、
前記流体収容部の流出口に連結され、流体を上方にある前記アクチュエーターに向け
て送る、第1移送管と、
前記アクチュエーターより吐出された流体を移送する第2移送管と、
前記第2移送管により送られてくる流体を、外部に吐出する吐出口とを備え、
前記流体収容部は、
側壁部及び底壁部を有し、前記底壁部とは反対側に流体を注入するための注入口を備
え、
前記底壁部には、前記流出口が配設されており、
前記注入口の上部に、開閉自在の蓋部が配設され、前記蓋部を開けて前記注入口より
流体を注入できるように構成され、
前記ハウジングは、
前記流体収容部を取り付ける基礎部と、前記基礎部の上に配設された機構部と、前記
機構部の上方において前記機構部より前方に向けて突き出し設けられ、感知器及び吐出口
が配設された突出部とを備え、
前記ハウジングは、前記吐出機構を構成する前記アクチュエーター、前記第2移送管、前記吐出口及び前記感知器を備えるように構成され、
前記ハウジングを構成する基礎部は、ハウジングを構成する機構部及び突出部並びに液体収容部を支持できるように構成された筒状体であり、
前記機構部は、前記基礎部の前方領域に、基礎部より幅が狭く、基礎部の端より一定の間隔をあけて、上方に向けて立設され、その内部に、バッテリー収納機構及び前記アクチュエーターを収納できるように中空筒状に構成され、
前記流体収容部を構成する容器は、前記機構部の側方及び後ろ側において、基礎部に配設されるように構成され、
前記感知器は、流体利用物が接近したことを感知して、前記アクチュエーターを作動さ
せるように構成された、ディスペンサー。 - 前記流体収容部の前記底壁部は、前記側壁部より下方に傾斜しており、最も低い位置に
前記流出口が配設される、請求項1に記載のディスペンサー。 - 前記流体収容部は、前記ハウジングを構成する筒状の機構部の一方側面又は他方側面ないしは両側面の側に配設される領域を備える、請求項1または2のいずれかに記載のディスペンサー。
- 前記流体収容部は、合成樹脂で成型されており、
前記側壁部は、前記ハウジングの前方及び/又は側方及び/又は後方から、前記流体収
容部に収容された流体の量を確認できるように構成された、請求項1ないし3のいずれか
に記載のディスペンサー。 - 前記ハウジングの基礎部には、電池収納機構が配設されており、
前記電池収納機構は、電池を収容する電池ボックスが下方向に向けて取り出す構造を備
える、請求項1ないし4のいずれかに記載のディスペンサー。
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