JP6832464B1 - パチンコ台の固定方法及び固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パチンコ台を島枠に押し込むだけで取り付けでき、取り外しも容易なパチンコ台の固定方法及び固定装置を提供する。【解決手段】本発明の台枠固定方法は、台枠を備えたパチンコ台を島枠に固定するパチンコ台の固定方法であって、押圧部材が開いて台枠を押え込まない待ち受け状態(S1)と、押圧部材が台枠を押え込んで島枠に固定する台枠固定状態(S2)と、を備え、待ち受け状態(S1)でパチンコ台が島枠に押し込まれると、ばねの付勢力により押圧部材(6)が台枠を押圧して台枠固定状態(S2)に遷移し、台枠固定状態(S2)でレバーが操作されると、押圧部材が開いて待ち受け状態(S1)に遷移し、パチンコ台が島枠から取り出し可能になる。【選択図】図20

Description

本発明は、パチンコ台の固定方法及び固定装置に係わり、より詳細には、台枠付きのパチンコ台を島枠に押し込むだけで取り付けでき、またレバー操作によりパチンコ台を島枠から取り外し可能状態にできるパチンコ台の固定方法及び固定装置に関する。
特許文献1にて、本出願人は、パチンコ台の台枠を島枠に取り付けるパチンコ台取付け装置を提案した。これによれば、複数の上部取付装置と下部取付装置を島枠の上下奥側に取り付け、パチンコ台を上部取付装置と下部取付装置に当接するよう島枠に押し込んだ後、上部取付装置と下部取付装置のレバー(43)を操作して、上部取付装置がノコギリ波形部(36a)で台枠(2)を押圧し、下部取付装置がプッシュ部(54)で台枠(2)を押圧して固定する。パチンコ台は、台枠の左側正面に取り付けたヒンジにより回動可能となっており、レバー(43)の操作はパチンコ台を島枠に押し込んだ後、パチンコ台を回動させて島枠の正面を開いて、島枠の奥に手を入れてレバー(43)操作を行なう。
特許文献1のパチンコ台取付装置によれば、メーカーから送られてきたパチンコ台の台枠を取外す必要がなく、島枠にそのまま取付けでき、またパチンコ台の取り付け取り外し作業が可能になる。しかしながら、1台のパチンコ台の固定には、複数の上部取付装置と複数の下部取付装置があるので、何度もレバー操作を行なう必要があり手間がかかる。また、レバー操作のために、パチンコ台の台枠が、島枠に固定されていない状態でパチンコ台を開くので、パチンコ台が不安定になる場合があり、より安全なパチンコ台の取付けが望まれる。
特開2009−148486号公報
本発明の目的は、パチンコ台を島枠に押し込むだけで取り付けでき、取り外しも容易なパチンコ台の固定方法及び固定装置を提供することにある。
本発明によるパチンコ台の固定方法は、台枠を備えたパチンコ台を島枠に固定するパチンコ台の固定方法であって、押圧部材が開いて台枠を押え込まない待ち受け状態(S1)と、押圧部材が台枠を押え込んで島枠に固定する台枠固定状態(S2)と、を備え、待ち受け状態(S1)でパチンコ台が島枠に押し込まれると、ばねの付勢力により押圧部材(6)が台枠を押圧して台枠固定状態(S2)に遷移し、台枠固定状態(S2)でレバーが操作されると、押圧部材が開いて待ち受け状態(S1)に遷移し、パチンコ台が島枠から取り出し可能になることを特徴とする。
本発明によるパチンコ台の固定装置は、島枠の後側に取り付けられ、台枠を備えたパチンコ台を島枠に固定するパチンコ台の固定装置であって、島枠にパチンコ台が押し込まれると、台枠が受け金具(10)に当接して、係脱動作する第1ロック金具(15)とロック方向に固定された第2ロック金具(16)の係合が解除され、ばね(14)の付勢力によって押圧部材(6)が台枠を押圧する台枠固定状態(S2)となり、台枠固定状態(S2)でレバー(8)が操作されると、カム(9)によって押圧部材(6)が開いて台枠の押圧が解除され、ばね(14)が圧縮され、第1ロック金具(15)と第2ロック金具(16)が係合して待ち受け状態(S1)となり、パチンコ台が島枠から取り出し可能になることを特徴とする。
前記ばね(14)は、一端が連結ロッド(17)の止め板(23)に係止され、他端が第2ロック金具(16)の固定板(16c)に当接して、前記ばね(14)の圧縮は、レバー(8)の操作とカム(9)により前記連結ロッド(17)を固定板(23)の貫通孔(16a)から引き出すことで行なうことを特徴とする。
本発明によるパチンコ台の固定方法によれば、
[1]待ち受け状態(S1)で、パチンコ台が島枠に押し込まれると、押圧部材が台枠を押圧して台枠固定状態(S2)に遷移するので、パチンコ台を島枠に押し込むだけで固定できる。固定するためのレバー操作は必要なくパチンコ台を島枠へ取り付ける手間が軽減できる。
[2]パチンコ台が島枠に押し込むだけで固定されるので、その後すぐにパチンコ台を開いても少なくとも上部が固定されるので傾くことがなく安全である。
[3]台枠固定状態(S2)で、レバーを操作すると、押圧部材が開いて押圧が解除され、待ち受け状態(S1)に遷移するので、パチンコ台を島枠から容易に取り外すことができる。
本発明による台枠固定装置によれば、
[1]パチンコ台が島枠に押し込まれると、台枠が受け金具(10)に当接して、第1ロック金具(15)とロック方向に固定された第2ロック金具(16)の係合が解除され、ばね(14)の付勢力によって押圧部材(6)が台枠を押圧する台枠固定状態(S2)となるので、パチンコ台を島枠に押し込むだけで固定できる。レバー操作は必要なくパチンコ台取付の手間が軽減できる。
[2]パチンコ台が島枠に押し込むと固定されるので、その後すぐにパチンコ台を開いても少なくとも上部が固定されているので、傾くことがなく安全である。
[3]台枠固定状態でレバー(8)が操作されると、カム(9)の作動によって押圧部材(6)による台枠の押圧が解除され、ばね(14)が圧縮され、第1ロック金具(15)と第2ロック金具(16)が係合して待ち受け状態(S1)となるので、パチンコ台を島枠から容易に取り出すことができる。
ばね(14)の圧縮は、レバー(8)操作とカム(9)により、連結ロッド(17)を固定板(23)の貫通孔(16a)から引き出すことで行なうので、ばね(14)の圧縮を小さな力で行なえる。
本発明によるパチンコ台の固定装置を示す構造図である。 図1の取付金具を示す部品図である。 図1の本体金具を示す部品図である。 図1の第2ロック金具を示す部品図である。 図3の本体金具に図4の第2ロック金具を組み込んだ図である。 図1の受け金具を示す部品図である。 図1の第1ロック金具を示す部品図である。 図1の連結ロッドを示す部品図である。 図1のカムを示す部品図である。 図1のレバーの斜視図である。 図1の押圧部材の斜視図である。 図1のばねと、止め板と、連結ロッドと、を示す図である。 パチンコ台を取付ける場合の固定装置の動作説明図である。 パチンコ台を取付ける場合の固定装置の動作説明図である。 パチンコ台を取付ける場合の固定装置の動作説明図である。 パチンコ台を取外す場合の固定装置の動作説明図である。 パチンコ台を取外す場合の固定装置の動作説明図である。 パチンコ台を取外す場合の固定装置の動作説明図である。 パチンコ台を取外す場合の固定装置の動作説明図である。 本発明による台枠固定方法を示す状態遷移図である。 島枠の背面斜視図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明によるパチンコ台の固定方法及びパチンコ台の固定装置を詳細に説明する。
図1は、本発明によるパチンコ台の固定装置100を示す構造図である。図1は透視図で示している。本実施例では、固定装置100が上部取付け装置21として使用される。すなわち、固定装置100によって島枠1の上部枠1aに台枠2が固定できる。一点鎖線で示す図1の左側のパチンコ台50は、「前」で示す方向が正面で、例として正面の高さが約80cm、横幅が約50cm、奥行きが約35cm、重量は約30kgである。パチンコ台50は、後側に約10cm幅の木製の台枠2が、ヒンジ20を介して取り付けられる。
図1に示すように、固定装置100は、L型の取付金具5で島枠1の上部枠1aの後面にビスで固定される。取付金具5はスライドボルト3が取り付けられ、スライドボルト3はスライドタップ4を貫通している。スライドタップ4の下端に、本発明の要部となる機構が吊り下げられる。スライドボルト3を回転させると回転方向に従ってスライドタップ4が前後にスライドするので、パチンコ台50の上部が前後動することになり、パチンコ台50の傾斜角度を調節することが可能になる。スライドボルト3やスライドタップ4は、従来の上部取付け装置に使用される構造と同じである。
図1に示すように、本体金具19が本体部分で、上面にスライドタップ4の下端が連結される。押圧部材6は、ノコギリ歯を有し、台枠2を噛み込む。押圧部材6は、滑らずに押圧できればよいので、ノコギリ歯ではなく洗濯板のような凹凸でもよい。押え歯7は本体金具19の上部に固定される。押圧部材6は、本体金具19に設けられた第1支持軸11に回動可能に装着される。図1の例では、台枠2と島枠1の間には若干の隙間があり、本実施例では、台枠2の上面は押え歯7には接触しない。
受け金具10は、本体金具19の前側に設けられ、長孔10b(図6参照)を有し、長孔10bに本体金具19に設けられた第1支持軸11が通されて軸支され、ばね(戻しばね24、図19参照)で軽く付勢されて前方に突き出している。台枠2が後方向に押し込まれると、台枠2が受け金具10の前面に当接し、受け金具10は長孔10bの長さだけ後方にスライドする。一方、押圧部材6は、前上側部分の孔に第1支持軸11が通され、後下側部分の孔に第2支持軸12が通される。押圧部材6が、第1支持軸11を中心にして、第2支持軸12を時計回りに回動すると、押圧部材6が台枠2を押圧する。これにより台枠2が島枠1に固定される。
連結ロッド17の先端は、押圧部材6の第2支持軸12に通される。連結ロッド17の後端は、本体金具19の後側に設けられ第3支持軸13に通される。ばね14は、連結ロッド17に巻き付けるように装着される。ばね14は、後端が本体金具19に取り付けた固定板(図4の符号16c参照)によってブロックされて、前端が押圧部材6の後端を押すように設けられる。ばね14は連結ロッド17が後方向にスライドすると、後端が固定板でブロックされているので圧縮される。ばね14を圧縮するため、連結ロッド17を後方向にスライドすると、第2支持軸12が第1支持軸11を中心に反時計回りに回動し、つまり押圧しない方向に回動し、押圧部材6を略水平の開いた状態にする。逆に、ばね14を圧縮した状態から伸長させると、連結ロッド17が前方向にスライドして、第2支持軸12が第1支持軸11を中心に時計回りに回動し、押圧部材6が傾いて台枠2を押圧し、台枠固定状態になる。本体金具19に設けられ第3支持軸13は、長孔に挿入されるので、連結ロッド17は、長孔の長さ分だけ前後方向に動くことができる。
ばね14が圧縮された状態は、第1ロック金具15が、第2ロック金具16に係合することで保持される。図1では、第1ロック金具15が第2ロック金具16に係合している状態を示している。第1ロック金具15と第2ロック金具16の係合解除は、受け金具10が台枠2によって押し込まれ、後方向にスライドすることで行なう。第1ロック金具15は、第2支持軸12に軸支され、第2ロック金具16は、本体金具19の所定の位置に固定して設けられる。レバー8は、一端が第3支持軸13に回動可能に装着され、時計回り方向にばねで軽く付勢される。レバー8にはカム9が取り付けられ、レバー8が第3支持軸13を中心に反時計回りに回動されると、カム9が本体金具19の固定板に当接して、連結ロッド17を後方向に引っ張り上げ、スライドさせる。つまりばね14の圧縮は、レバー8を回動することで行なう。
図2は、図1の取付金具5を示す部品図である。(A)は左側面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は平面図である。取付金具5は、取付孔5aにビスが打ち込まれて、島枠1の上部後面に固定(図1参照)される。図2(D)の開口部18は、スライドタップ4が突き抜けるためのもので、スライドタップ4の下端に本体金具19が連結される。取付金具5は、固定装置100が、上部取付装置21として使用される場合に備えられる。固定装置100が、下部取付装置22(図21参照)として使用される場合には、取付金具5はなく、固定装置100の本体金具19が、島枠1にビスで固定される。
図3は、図1の本体金具19を示す部品図で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面である。本体金具19は、下側に開口するコ字形の部品で、固定装置100の本体部分を形成する。第1支持軸用孔19aには、第1支持軸11が通される。第3支持軸用長孔19bには、第3支持軸13が通される。切り欠き溝19cには、第2ロック金具16が嵌め込まれ、本実施例では、溶接で固定される。
図4は、図1の第2ロック金具16を示す部品図で、(A)は正面図、(B)は右側面図である。第2ロック金具16は、本体金具19の切り欠き溝19cに嵌め込まれ固定される。通し孔16aには、連結ロッド17が通される。爪16bは、第1ロック金具15の爪15bと係合する。両側の爪16b、16bを連結する固定板16cにカム9を当接させて、カム9で連結ロッド17を動かす。
図5は、図3の本体金具19に図4の第2ロック金具16を組み込んだ図で、(A)は正面図、(B)は右側面図である。本体金具19は、上面にスライドタップ4が連結され、第2ロック金具16は本体金具19に固定して取り付ける。
図6は、図1の受け金具10を示す部品図で、(A)は平面図、(B)は正面図である。受け金具10は、後側に開口するコ字形の部品で、両側に爪10a、10aを有する。長孔10bには、第1支持軸11が通される。前側を連結する板の部分に台枠2が当接する。
図7は、図1の第1ロック金具15を示す部品図で、(A)は正面図、(B)は右側面図である。第1ロック金具15は、上側に開口するコ字形の部品である。第2支持軸用孔15cには、第2支持軸12が通される。両側の爪15a、15aは、受け金具10の爪10a、10aに係合する。両側の爪15b、15bは、第2ロック金具16の爪16b、16bに係合する。
図8は、図1の連結ロッド17を示す部品図で、(A)は平面図、(B)は正面図である。第2支持軸用孔17aには、第2支持軸12が通され、第3支持軸用孔17bには、第3支持軸13が通される。
図9は、図1のカム8を示す部品図で、(A)は正面図、(B)は右側面図である。カム8は、2枚の板で形成している。
図10は、図1のレバー8を示す斜視図である。レバー8は、本体金具19の右側(図21参照)に設けている。
図11は、図1の押圧部材6を示す斜視図である。第1支持軸用孔6aには、第1支持軸11が通され、第2支持軸用孔6bには、第2支持軸12が通される。
図12は、図1のばね14と、止め板23と、連結ロッド17と、を示す図である。ばね14は、連結ロッド17に装着される。ばね14は、一端が止め板23に係止され、他端が第2ロック金具(16)の固定板(16c)に当接される。ばね14は、押圧部材6の後端に当接される。第2支持軸用孔17aには、第2支持軸12が通されるので、連結ロッド17を後方向に引けば第2支持軸12が後方向に動く。その場合、ばね14は、後端が本体金具19の固定板16cでブロックされているので圧縮される。連結ロッド17を後方向に引くことを止めて、解除すると、ばね14が伸長して、第2支持軸12が前方向に押し出され、押圧部材6が、第1支持軸11を中心に回動して台枠2を押圧する。
図13〜15は、パチンコ台50を島枠1に取り付ける場合の固定装置100の動作説明図(1/3〜3/3)である。各図は透視図のため、図の下側に、ばね14を省略し、第1ロック金具15の動きがわかる図を付記した。
図13は、島枠1にパチンコ台50を載せ、押し込んで、台枠2の上板2aが固定装置100に接触する位置まで来たことを示す図である。押圧部材6は、略水平に開かれて、押圧は解除されており、待ち受け状態にある。待ち受け状態は、ばね14が圧縮され、第2支持軸12が第1支持軸11を中心に反時計回りに回動し、係脱可能な第1ロック金具15が第2ロック金具16に係合して、ばね14が伸長しないようロックしている。台枠2の上板2aが、受け金具10の手前まで来ているが、押圧部材6は略水平で開いているので、さらにパチンコ台50を押し込めば、台枠2の先端が押圧部材6の内側に入り込む。
図14、15は、島枠1にパチンコ台50がさらに押し込まれ、台枠2の上板2aが台枠押圧状態に至るまでの状態を示す。図14に示すように、受け金具10が、後方向に台枠2の上板2aで押し込まれると、受け金具10の爪10aが、第1ロック金具15の前爪15aを押し、第1ロック金具15の後爪15bと第2ロック金具16の爪16bの係合を解除する。このため、ばね14が伸長する。ばね14が伸長すると、第2支持軸12が前方下方向に押され、第1支持軸11を中心に時計回りに回動して、押圧部材6が台枠2の上板2aを押圧する。
図16〜19は、パチンコ台50を島枠1から取り外す場合の固定装置100の動作説明図(1/4〜4/4)である。図16に示すように、まず、レバー8を回動すると、カム9が本体金具19の固定板(第2ロック金具の背面)に当接し、連結ロッド17を後方向に引っ張り上げる。連結ロッド17を後方に引っ張り上げると、第2支持軸12が第1支持軸11を中心に反時計回りに回動し、その結果、押圧部材6は、押圧をしない方向に回動し、略水平の開かれた状態となる。次に、図17に示すように、連結ロッド17を後方に引っ張り上げると、ばね14が圧縮され、第1ロック金具15と第2ロック金具16の爪が係合してロック状態となる。この状態では、押圧部材6が開いて略水平になり、パチンコ台50を前方向に引き出せる、あるいは、島枠1に新しくパチンコ台50を押し込むことができる待ち受け状態になる。次に図18に示すように、パチンコ台50を前方に引き出すと、台枠2が前方に移動する。その場合、受け金具10は、戻しばね24の付勢力により第1ロック15を乗り越えるようにかわして元の位置に戻る。図19に示すように、レバー8は、ばねで付勢されているので、手を離せば元の位置に戻る。
図20は、本発明による台枠押圧方法を示す状態遷移図である。押圧部材6が台枠2を押圧せず、台枠2から離れた待ち受け状態S1と、押圧部材6が台枠2を押圧して、台枠2を島枠1に固定している台枠固定状態S2の2つの状態を備える。待ち受け状態S1で、パチンコ台50が島枠1に押し込まれると、押圧部材6が台枠2を押圧し、台枠固定状態S2に遷移T1する。台枠固定状態S2で、レバー8が操作されると、押圧部材6が台枠2から離れ、待ち受け状態S1に遷移T2し、パチンコ台50が島枠1から取り外し可能となる。待ち受け状態S1でパチンコ台50が島枠1から取り外しても、待ち受け状態S1は変化しない。遷移T3で示すように待ち受け状態S1のままである。
図21は、島枠1の背面斜視図である。台枠2は、上板2a、下板2b、側板2c、2cからなる枠体である。台枠2の正面から見た左側にはヒンジ20が設けられており、パチンコ台50を回動して、島枠1の正面を開くことができる。図20では、固定装置100が上部取付装置21として組み込まれている。下部取付装置22は従来のものを示す。この構成ではパチンコ台50を島枠1に取り付ける場合、下部枠1bに取り付けた下部取付装置22のレバー操作が必要になるが、上部取付装置21には台枠2を押し込むだけなので、手間が半分に軽減される。引き出し円の中に示すように、下部取付装置22を従来のものに換えて、固定装置100が適用された下部取付装置を使用すると、パチンコ台50を島枠1に取り付ける際のレバー操作をすべてなくすことができる。
本発明は、パチンコ台を島枠に簡単に取り付けることができる、また簡単に取り外すことができるの固定方法及び固定装置として好適である。
1 島枠
1a 上部枠
1b 下部枠
1c 側部枠
2 台枠
2a 上板
2b 下板
2c 側板
3 スライドボルト
4 スライドタップ
5 取付金具
5a 取付孔
5b スライドタップ用支持孔
5c スライドタップ用支持溝
6 押圧部材
6a 第1支持軸用孔
6b 第2支持軸用孔
7 押え歯
8 レバー
8a 第3支持軸用孔
9 カム
9a 第3支持軸用孔
10 受け金具
10a 爪
10b 第1支持軸用長孔
11 第1支持軸
12 第2支持軸
13 第3支持軸
14 ばね
15 第1ロック金具
15a 前爪
15b 後爪
15c 第2支持軸用孔
16 第2ロック金具
16a 通し孔
16b 爪
16c 固定板
17 連結ロッド
17a 第2支持軸用孔
17b 第3支持軸用孔
18 開口部
19 本体金具
19a 第1支持軸用孔
19b 第3支持軸用長孔
19c 切り欠き溝
20 ヒンジ
21 上部取付装置
22 下部取付装置
23 止め板
24 戻しばね
50 パチンコ台
100 固定装置

Claims (3)

  1. 台枠を備えたパチンコ台を島枠に固定するパチンコ台の固定方法であって、
    押圧部材が開いて台枠を押え込まない待ち受け状態(S1)と、押圧部材が台枠を押え込んで島枠に固定する台枠固定状態(S2)と、を備え、
    待ち受け状態(S1)でパチンコ台が島枠に押し込まれると、ばねの付勢力により押圧部材(6)が台枠を押圧して台枠固定状態(S2)に遷移し、
    台枠固定状態(S2)でレバーが操作されると、押圧部材が開いて待ち受け状態(S1)に遷移し、パチンコ台が島枠から取り出し可能になることを特徴とするパチンコ台の固定方法。
  2. 島枠の後側に取り付けられ、台枠を備えたパチンコ台を島枠に固定するパチンコ台の固定装置であって、
    島枠にパチンコ台が押し込まれると、台枠が受け金具(10)に当接して、係脱動作する第1ロック金具(15)とロック方向に固定された第2ロック金具(16)の係合が解除され、ばね(14)の付勢力によって押圧部材(6)が台枠を押圧する台枠固定状態(S2)となり、
    台枠固定状態(S2)でレバー(8)が操作されると、カム(9)によって押圧部材(6)が開いて台枠の押圧が解除され、ばね(14)が圧縮され、第1ロック金具(15)と第2ロック金具(16)が係合して待ち受け状態(S1)となり、パチンコ台が島枠から取り出し可能になることを特徴とするパチンコ台の固定装置。
  3. 前記ばね(14)は、一端が連結ロッド(17)の止め板(23)に係止され、他端が第2ロック金具(16)の固定板(16c)に当接して、前記ばね(14)の圧縮は、レバー(8)の操作により、連結ロッド(17)を固定板(23)の貫通孔(16a)から引き出すことで行なうことを特徴とする請求項2に記載のパチンコ台の固定装置。
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