JP6831740B2 - 食生活推定システム - Google Patents

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Description

本発明は、人の食生活に関する情報を推定する食生活推定システムの技術に関する。
従来、人の食生活に関する情報を推定する食生活推定システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、人の食生活に関する情報を取得可能な装置が記載されている。具体的には、特許文献1には、食品で反射される反射光に基づいて摂取カロリーを取得することが可能なウェアラブル装置が記載されている。当該ウェアラブル装置を用いることで、ユーザーが食事により摂取したカロリーを算出することができる。
特開2016−81407号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザーが摂取カロリーを取得するための装置(ウェアラブル装置)を携帯する必要があるため、摂取カロリーの取得が煩雑である点で不利であった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、簡便に人の食生活に関する情報を推定することが可能な食生活推定システムを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、住宅内における人の位置を検出する人検出部と、前記人検出部による検出結果に基づいて、人の食生活に関する情報を推定する制御装置と、を具備し、前記食生活に関する情報には、前記人が外食したか内食したか中食したかの食事形態が含まれ、前記制御装置は、前記住宅内における所定の部屋に前記人が滞在した時間に基づいて、前記人の食事形態を推定するものであり、前記制御装置は、所定の時間帯において前記人がキッチンに第一所定時間以上滞在した場合には、当該人の食事形態が内食であると推定し、前記所定の時間帯において前記人が前記キッチンに前記第一所定時間以上滞在せず、かつダイニングに第二所定時間以上滞在した場合、当該人の食事形態が中食であると推定し、前記所定の時間帯において前記人が前記キッチンに前記第一所定時間以上滞在せず、かつ前記ダイニングに前記第二所定時間以上滞在しない場合、当該人の食事形態が外食であると推定するものである。
また、前記食生活に関する情報には、前記人が外食したか内食したかの食事形態が含まれ、前記制御装置は、前記住宅内における所定の部屋に前記人が滞在した時間に基づいて、前記人の食事形態を推定することとしてもよい。
このような構成により、簡便に人の食事形態を推定することができる。
また、前記食生活に関する情報には、前記人の摂取カロリーが含まれ、前記制御装置は、推定された前記食事形態に基づいて、当該人の摂取カロリーを推定することとしてもよい。
このような構成により、簡便に人の摂取カロリーを推定することができる。
また、前記住宅に設置された食事に関連する設備の使用状況に関する情報を検出する食事設備使用状況検出部をさらに具備し、前記制御装置は、前記食事設備使用状況検出部により検出された使用状況に関する情報に基づいて、推定された前記食生活に関する情報を補正することとしてもよい。
このような構成により、人の摂取カロリーを推定精度を向上させることができる。
また、前記住宅に設置された睡眠に関連する設備の使用状況に関する情報を検出する睡眠設備使用状況検出部をさらに具備し、前記食生活に関する情報には、前記人が食事した時刻が含まれ、前記制御装置は、前記住宅内における所定の部屋に前記人が滞在した時間に基づいて、前記人が食事した時刻を推定すると共に、前記睡眠設備使用状況検出部により検出された使用状況に関する情報に基づいて、前記人の就寝時刻を推定し、推定された前記人が食事した時刻と前記人の就寝時刻との差を算出することとしてもよい。
このような構成により、食事から就寝までの時間を把握することができる。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
簡便に人の食生活に関する情報を推定することができる。また、簡便に人の食事形態を推定することができる。
住宅の概略構成を示した模式図。 住宅に設けられた各センサ及びカメラを示した模式図。 食生活推定システムを示したブロック図。 表示装置の表示内容の一例を示した図。 人検出部の別例を示した模式図。
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る食生活推定システム100が適用される住宅1の概略構成について説明する。
図1には、住宅1の1階部分、及び2階部分の一部を図示している。住宅1の1階部分には、玄関2、廊下3、リビング・ダイニング4、和室5、キッチン6、トイレ7、洗面脱衣室8、浴室9、階段10等が設けられる。また住宅1の2階部分には、寝室12等が設けられる。隣接する部屋の間には、適宜扉が設けられる。
次に、図2及び図3を用いて、食生活推定システム100の構成について説明する。食生活推定システム100は、住宅1内における人(本実施形態では、特に住宅1の居住者)の食生活に関する情報を推定するためのものである。なお、食生活に関する情報には、人が取る食事形態(内食であるか外食であるか)、食事の内容、摂取カロリー、食事する時刻等が広く含まれる。食生活推定システム100は、主としてキッチン人感センサ110、ダイニング人感センサ120、寝室人感センサ130、照明センサ140、冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160、IHセンサ170、カメラ180、表示装置190及び制御装置200を具備する。
キッチン人感センサ110、ダイニング人感センサ120及び寝室人感センサ130は、住宅1内における人の位置を検出するものである。当該キッチン人感センサ110等は、赤外線センサやドップラーセンサ等の非接触式のセンサにより構成される。
キッチン人感センサ110はキッチン6に設けられ、人がキッチン6に存在するか否かを検出することができる。
ダイニング人感センサ120はリビング・ダイニング4(特に、ダイニング部分)に設けられ、人が当該ダイニング部分に存在するか否かを検出することができる。
寝室人感センサ130は寝室12に設けられ、人が寝室12に存在するか否かを検出することができる。
照明センサ140は、キッチン6に設けられた照明6aの使用状況を検出するものである。照明センサ140は、照明6aの配線を流通する電力(電流や電圧)を検出することで、当該照明6aの使用状況(点灯の有無)を検出することができる。
冷蔵庫センサ150は、キッチン6に設けられた冷蔵庫6bの使用状況を検出するものである。冷蔵庫センサ150は、冷蔵庫6bの配線を流通する電力(特に、電圧の変動)を検出することで、冷蔵庫6bの扉の開閉を検出することができる。
電子レンジセンサ160は、キッチン6に設けられた電子レンジ6cの使用状況を検出するものである。電子レンジセンサ160は、電子レンジ6c用のコンセントの配線を流通する電力(電流や電圧)を検出することで、当該電子レンジ6cの使用状況(使用の有無)を検出することができる。
IHセンサ170は、キッチン6に設けられたIHクッキングヒーター6dの使用状況を検出するものである。IHセンサ170は、IHクッキングヒーター6d用の配線を流通する電力(電流や電圧)を検出することで、当該IHクッキングヒーター6dの使用状況(使用の有無)を検出することができる。
カメラ180は、住宅1内(特に、住宅1内の人)を撮影するためのものである。カメラ180は、リビング・ダイニング4(特に、ダイニング部分)、キッチン6、寝室12にそれぞれ設けられ、各部屋を撮影することができる。
表示装置190は、各種の情報を表示するためのものである。表示装置190は、液晶ディスプレイ等により構成される。表示装置190は、リビング・ダイニング4の壁面に設けられる。
図3に示す制御装置200は、各種の情報から人の食生活に関する情報を推定するものである。制御装置200は、主としてCPU等の演算処理装置、RAMやROM等の記憶装置、I/O等の入出力装置等により構成される。制御装置200には、人の食生活に関する情報を推定するための種々の情報やプログラム等が記憶される。
例えば、制御装置200には、住宅1の間取り図(部屋や扉の位置や寸法に関する情報)や、キッチン人感センサ110等の位置が記憶されている。
また制御装置200には、住宅1の居住者それぞれの顔の画像データ、並びにカメラ180により撮影された人の顔を認識(識別)する顔認識プログラムが記憶されている。
また、制御装置200は、キッチン人感センサ110、ダイニング人感センサ120、寝室人感センサ130、照明センサ140、冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160、IHセンサ170、カメラ180及び表示装置190に接続される。
以下では、上述の如く構成された食生活推定システム100の動作態様について説明する。
食生活推定システム100は、主に(1)人(特に、居住者)の摂取カロリー、及び(2)1日の中で最後に食事をとった時刻から就寝時刻までの時間間隔を推定する。以下、当該(1)及び(2)の推定方法について順番に説明する。
まず、食生活推定システム100が、(1)人(特に、居住者)の摂取カロリーを推定する方法について説明する。
制御装置200は、キッチン人感センサ110及びダイニング人感センサ120から受信する検出信号に基づいて、居住者がキッチン6又はリビング・ダイニング4(特に、ダイニング部分)に存在するか否かを判定することができる。
ここで、居住者がキッチン6に所定時間以上継続して滞在している場合、当該居住者は食事を作っていると考えられる。そこで、制御装置200は、居住者がキッチン6に所定時間以上継続して滞在している場合には、当該居住者が食事を作っているものと推定する。すなわちこの場合、制御装置200は、当該居住者が内食している(住宅1内で食事を取っている)ものと推定する。
この際、制御装置200は、居住者のキッチン6における滞在時間に加えて、現在時刻(時間帯)も考慮して、当該居住者が内食しているか否かを推定することも可能である。例えば制御装置200は、一般的な食事時間に近い時間帯において居住者がキッチン6に所定時間以上滞在している場合には、当該居住者が内食しているものと推定する。一方、制御装置200は、当該食事時間から離れた時間帯において居住者がキッチン6に所定時間以上滞在している場合には、食事を作っている可能性は低いと考えられるため、当該居住者が食事を作っているものとは推定しない。
このようにして、制御装置200は、居住者のキッチン6における滞在時間から、当該居住者が内食していることを推定することができる。
なお、居住者のキッチン6における滞在時間は、キッチン人感センサ110ではなく、照明センサ140による検出信号からも推定することができる。すなわち、照明センサ140によりキッチン6の照明6aが使用されていることを検出し、当該照明6aが使用されている間は、居住者がキッチン6に滞在しているものと推定することができる。
さらに、一般的には、居住者は食事を作った直後に食事を取るものと考えられる。そこで、制御装置200は、居住者がキッチン6に所定時間以上継続して滞在した後に、当該キッチン6から出た時刻を、当該居住者の食事の時刻として推定する。
また本実施形態においては、居住者が飲食店等で作られた食事を購入し、住宅1内で当該食事を取る場合(いわゆる、中食)も、当該居住者が内食しているものとみなす。ここで、居住者がキッチン6に所定時間以上滞在せず、かつダイニング部分に所定時間以上滞在している場合、当該居住者は料理を作ることなく食事を取っている(中食である)と考えられる。そこで、制御装置200は、居住者がキッチン6に所定時間以上滞在せず、かつダイニング部分に所定時間以上滞在している場合には、当該居住者が内食しているものと推定する。
この場合も、制御装置200は、現在時刻(時間帯)も考慮して(すなわち、一般的な食事時間に近い時間帯か否かを考慮して)、当該居住者が内食しているか否かを推定することが可能である。
なお、制御装置200は、食事形態が中食であると推定される場合には、居住者がダイニング部分に滞在し始めた時刻を、当該居住者の食事の時刻として推定する。
一方、食事時間に近い時間帯であるにもかかわらず、居住者がキッチン6及びダイニング部分に所定時間以上滞在していない場合には、当該居住者は住宅1内で食事を取っていないものと考えられる。そこで、制御装置200は、食事時間に近い時間帯であるにもかかわらず、居住者がキッチン6及びダイニング部分に所定時間以上滞在していない場合には、当該居住者は住宅1外で食事を取っているものと推定する。すなわちこの場合、制御装置200は、当該居住者が外食している(住宅1外で食事を取っている)ものと推定する。
このように制御装置200は、キッチン6やダイニング部分における居住者の滞在時間等から、当該居住者の食事形態(内食か外食か)を推定することができる。
また制御装置200は、居住者の内食及び外食の推定結果に基づいて、当該居住者の摂取カロリーを推定する。具体的には、制御装置200には、内食する場合の一般的な摂取カロリーと、外食する場合の一般的な摂取カロリーに関する情報が予め記憶されている(又は、インターネットを介して当該情報が適宜取得される)。制御装置200は、当該情報と、居住者の内食及び外食の回数(例えば、1日あたりの回数)から、当該居住者の摂取カロリーを推定することができる。
さらに制御装置200は、上述の如く推定された居住者の食事形態(内食か外食か)や摂取カロリーを、冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170の検出結果に基づいて補正することができる。
例えば、上述の如く、制御装置200は、食事時間に近い時間帯であるにもかかわらず、居住者がキッチン6及びダイニング部分に所定時間以上滞在していない場合には、当該居住者は住宅1外で食事を取っている(外食している)ものと推定する。しかしながら、この場合に冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170の検出結果から、冷蔵庫6b、電子レンジ6c及びIHクッキングヒーター6dが所定回数(又は所定時間以上)使用されたことが検出された場合には、居住者は短時間で食事を作ったものと考えることができる。
そこで、制御装置200は、冷蔵庫センサ150等の検出結果から、居住者が食事を作ったと推定される場合には、居住者の滞在時間に基づく推定結果(外食)を補正し、当該居住者は内食しているものと推定する。
また例えば、上述の如く、制御装置200は、居住者の内食及び外食の推定結果に基づいて、当該居住者の摂取カロリーを推定する。さらに制御装置200は、居住者が内食していると推定された場合には、冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170の検出結果から当該摂取カロリーを補正することができる。
具体的には、制御装置200は、冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170からの検出信号から、冷蔵庫6b、電子レンジ6c及びIHクッキングヒーター6d等の使用状況を把握することができる。制御装置200は、当該使用状況から、居住者が作る食事の内容(揚げ物、煮物、炒め物等)を大まかに推定することができる。制御装置200は、当該推定結果(食事の内容)に基づいて、摂取カロリーの値を上下に補正し、より適切な値とすることができる。
次に、食生活推定システム100が、(2)1日の中で最後に食事をとった時刻から就寝時刻までの時間間隔を推定する方法について説明する。
上記(1)人(特に、居住者)の摂取カロリーを推定する方法の説明で述べたように、制御装置200は、居住者が内食していると推定する際には、当該居住者の食事の時刻も併せて推定している。制御装置200は、推定された居住者の食事の時刻の中から、1日における最後の食事の時刻を抽出する。
なお、居住者が外食している場合には、具体的な食事の時刻を推定することはできない。この場合、一般的に食事を取ると思われる時刻を、居住者の食事の時刻として推定してもよい。
次に制御装置200は、居住者の就寝時刻を推定する。具体的には、制御装置200は、寝室人感センサ130の検出信号に基づいて、居住者が寝室12に存在することを把握することができる。制御装置200は、居住者が寝室12に所定時間以上滞在したことを検出した場合、当該居住者は就寝したものと推定する。この場合、制御装置200は、居住者が寝室12に入室した時刻を就寝時刻として推定する。
次に制御装置200は、居住者の1日における最後の食事の時刻から、就寝時刻までの時間間隔を算出する。これによって、制御装置200は、当該居住者の夕食から就寝までの時間を推定することができる。
一般的に、就寝直前に夕食を取ると、胃や腸が活発に働いて寝つきが悪くなったり、また就寝中には胃腸が働きにくいため消化が悪化する等の問題がある。このため、上記(2)1日の中で最後に食事をとった時刻から就寝時刻までの時間間隔を、食生活の良否の判断基準とすることができる。すなわち制御装置200により上記(2)1日の中で最後に食事をとった時刻から就寝時刻までの時間間隔を推定することで、居住者の食生活の良否を判断することができる。
なお、制御装置200は、上記(1)及び(2)の推定を行う場合、カメラ180により撮影された人(顔)の画像を用いて、推定の対象となる人(居住者)を識別し、各人ごとに食生活に関する情報を推定することができる。
制御装置200は、上記(1)及び(2)の推定結果を表示装置190に表示させることで、当該推定結果を人に報知することができる。例えば、制御装置200は、図4に示すように、住宅1の各居住者(本実施形態においては居住者A〜C)の1日あたりの摂取カロリー、及び当該1日における最後の食事から就寝までの時間を表示装置190に表示させる。
この際、表示装置190に表示させる食生活に関する情報は、1日だけ(例えば前日)のものでも、所定期間(複数日)のものでもよい。また表示装置190への表示は任意のタイミングで行うことができる。例えば、毎日予め定められた時刻に表示することや、居住者の要求(操作)に応じて表示することが可能である。
以上の如く、本実施形態に係る食生活推定システム100は、
住宅1内における人の位置を検出する人検出部(キッチン人感センサ110、ダイニング人感センサ120及び寝室人感センサ130)と、
前記人検出部による検出結果に基づいて、人の食生活に関する情報を推定する制御装置200と、
を具備するものである。
このように構成することにより、簡便に人の食生活に関する情報を推定することができる。すなわち、食生活に関する情報を推定するための機器を人に所持させる必要がなく、当該情報を容易に推定することが可能となる。これによって居住者は、食生活の計測を特に意識することなく、住宅1内で日常的な生活を送るだけで食生活に関する情報を推定することができる。
また、前記食生活に関する情報には、
前記人が外食したか内食したかの食事形態が含まれ、
前記制御装置200は、
前記住宅1内における所定の部屋に前記人が滞在した時間に基づいて、前記人の食事形態を推定するものである。
このように構成することにより、簡便に人の食事形態を推定することができる。
また、前記食生活に関する情報には、
前記人の摂取カロリーが含まれ、
前記制御装置200は、
推定された前記食事形態に基づいて、当該人の摂取カロリーを推定するものである。
このように構成することにより、簡便に人の摂取カロリーを推定することができる。すなわち、人が外食したか内食したかに応じて、大まかな摂取カロリーを簡単に推定することができる。
また、食生活推定システム100は、
前記住宅1に設置された食事に関連する設備の使用状況に関する情報を検出する食事設備使用状況検出部(冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170)をさらに具備し、
前記制御装置200は、
前記食事設備使用状況検出部により検出された使用状況に関する情報に基づいて、推定された前記食生活に関する情報を補正するものである。
このように構成することにより、人の摂取カロリーを推定精度を向上させることができる。
また、食生活推定システム100は、
前記住宅1に設置された睡眠に関連する設備の使用状況に関する情報を検出する睡眠設備使用状況検出部(寝室人感センサ130)をさらに具備し、
前記食生活に関する情報には、
前記人が食事した時刻が含まれ、
前記制御装置200は、
前記住宅1内における所定の部屋に前記人が滞在した時間に基づいて、前記人が食事した時刻を推定すると共に、前記睡眠設備使用状況検出部により検出された使用状況に関する情報に基づいて、前記人の就寝時刻を推定し、
推定された前記人が食事した時刻と前記人の就寝時刻との差を算出するものである。
このように構成することにより、食事から就寝までの時間を把握することができる。当該時間に基づいて、人の食生活を評価することができる。
なお、本実施形態に係るキッチン人感センサ110、ダイニング人感センサ120及び寝室人感センサ130は、人検出部の一形態である。
また、本実施形態に係る冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170は、食事設備使用状況検出部の一形態である。
また、本実施形態に係る寝室人感センサ130は、睡眠設備使用状況検出部の一形態である。
以上、実施形態について説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態において各種センサを設けた位置は一例であり、任意の位置に設けることが可能である。また、本実施形態においては冷蔵庫6b、電子レンジ6c及びIHクッキングヒーター6dの使用状況を検出するものとしたが、その他任意の設備の使用状況から居住者の食生活を推定することが可能である。
また、人の位置を検出する人検出部は、本実施形態に限るものではない。例えば、人検出部として、各部屋に出入りする人を検出するセンサを用いることも可能である。例えば、図5に示すように、寝室12の扉の内外にそれぞれセンサ(第一寝室人感センサ131及び第二寝室人感センサ132)を設け、当該2つのセンサの検出タイミング(検出時間の前後関係)から、人が寝室12に入ったのか、寝室12から出たのかを検出することも可能である。
また、本実施形態においては、制御装置200は、推定された食生活に関する情報を表示装置190に表示させるものとしたが、推定された食生活に基づくアドバイスも併せて表示させることも可能である。具体的には、制御装置200は、1日ごとの摂取カロリーを比較し、当該摂取カロリーが増えてきていると判断した場合には、居住者に摂取カロリーを減らすように促すようなアドバイスを表示装置190に表示することができる。また、制御装置200は、食事から就寝までの時間が所定時間(一般的に好ましいとされている時間)よりも短い場合には、食事(夕食)を早めに取るように促すアドバイスを表示装置190に表示することができる。
また、本実施形態においては、制御装置200は、食生活に関する情報として図4に示すような情報を推定して表示させるものとしたが、その他種々の情報を表示させることが可能である。例えば、居住者の各食事の時刻や、所定期間(例えば、1週間)における外食の回数等を表示させることも可能である。これによって、居住者は、食生活の改善点を検討することができる。
また、本実施形態においては、食生活に関する情報を表示装置190に表示させるものとしたが、当該情報は他の表示装置(例えば、住宅1に設けられたテレビや、居住者が所有する携帯端末等)に表示させてもよい。
また、本実施形態においては、居住者が飲食店等で作られた食事を購入し、住宅1内で当該食事を取る場合(いわゆる、中食)も、内食とみなしたが、これは便宜上のものであり、例えば当該中食を外食とみなしてもよい。また、制御装置200は、内食及び外食とは区別して、中食を別途推定することも可能である。
また、本実施形態においては、人の位置に基づいて食生活に関する情報(食事形態や摂取カロリー)を推定するものとしたが、例えば、冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170により検出された冷蔵庫6b、電子レンジ6c及びIHクッキングヒーター6dの使用状況に関する情報から、人の食生活に関する情報(食事形態や摂取カロリー)を推定することも可能である。
例えば、冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170の検出結果から、冷蔵庫6b、電子レンジ6c及びIHクッキングヒーター6dが所定回数(又は所定時間以上)使用されたことが検出された場合には、居住者は食事を作った(内食した)ものと推定することができる。
すなわち、食生活推定システム100は、
住宅1に設置された食事に関連する設備の使用状況に関する情報を検出する食事設備使用状況検出部(冷蔵庫センサ150、電子レンジセンサ160及びIHセンサ170)と、
前記食事設備使用状況検出部により検出された使用状況に関する情報に基づいて、人の食生活に関する情報を推定する制御装置200と、
を具備することも可能である。
このように構成することにより、簡便に人の食生活に関する情報を推定することができる。
100 食生活推定システム
110 キッチン人感センサ
120 ダイニング人感センサ
130 寝室人感センサ
140 照明センサ
150 冷蔵庫センサ
160 電子レンジセンサ
170 IHセンサ
180 カメラ
190 表示装置
200 制御装置

Claims (4)

  1. 住宅内における人の位置を検出する人検出部と、
    前記人検出部による検出結果に基づいて、人の食生活に関する情報を推定する制御装置と、
    を具備し、
    前記食生活に関する情報には、
    前記人が外食したか内食したか中食したかの食事形態が含まれ、
    前記制御装置は、
    前記住宅内における所定の部屋に前記人が滞在した時間に基づいて、前記人の食事形態を推定するものであり、
    前記制御装置は、
    所定の時間帯において前記人がキッチンに第一所定時間以上滞在した場合には、当該人の食事形態が内食であると推定し、
    前記所定の時間帯において前記人が前記キッチンに前記第一所定時間以上滞在せず、かつダイニングに第二所定時間以上滞在した場合、当該人の食事形態が中食であると推定し、
    前記所定の時間帯において前記人が前記キッチンに前記第一所定時間以上滞在せず、かつ前記ダイニングに前記第二所定時間以上滞在しない場合、当該人の食事形態が外食であると推定する、
    食生活推定システム。
  2. 前記食生活に関する情報には、
    前記人の摂取カロリーが含まれ、
    前記制御装置は、
    推定された前記食事形態に基づいて、当該人の摂取カロリーを推定する、
    請求項1に記載の食生活推定システム。
  3. 前記住宅に設置された食事に関連する設備の使用状況に関する情報を検出する食事設備使用状況検出部をさらに具備し、
    前記制御装置は、
    前記食事設備使用状況検出部により検出された使用状況に関する情報に基づいて、推定された前記食生活に関する情報を補正する、
    請求項1又は請求項2に記載の食生活推定システム。
  4. 前記住宅に設置された睡眠に関連する設備の使用状況に関する情報を検出する睡眠設備使用状況検出部をさらに具備し、
    前記食生活に関する情報には、
    前記人が食事した時刻が含まれ、
    前記制御装置は、
    前記住宅内における所定の部屋に前記人が滞在した時間に基づいて、前記人が食事した時刻を推定すると共に、前記睡眠設備使用状況検出部により検出された使用状況に関する情報に基づいて、前記人の就寝時刻を推定し、
    推定された前記人が食事した時刻と前記人の就寝時刻との差を算出する、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の食生活推定システム。
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