JP6831224B2 - 放電ランプ - Google Patents

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本発明は、放電ランプに関し、特に、電極マウント部品が配置される封止管の封止構造に関する。
放電ランプでは、発光管内に一対の電極が対向配置されるとともに、電極支持棒などを含むマウント部品が、発光管を挟んで向かい合う一対の封止管内にそれぞれ封入されている。ランプ点灯時には、アーク放電によって発光し、発光管外部へ光が照射される。放電ランプ周囲には、楕円反射鏡から成るリフレクターが配置され、その一次焦点にアーク輝点が位置し、二次焦点に反射光が集光するように、放電ランプおよびリフレクターが配置されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、ショートアーク型放電ランプなどでは、半導体、液晶製造の生産効率を向上させるため、大電力化が進んでいる。大電力化に伴って電極が大型化するため、マウント部品を配置した封止管もそれに伴って大型化する。このような封止管に対して過度な応力がかかると、封止管が破損する恐れがある。そのため、径の異なる2つの管(外側封止管、内側封止管)を溶着させて封止管を形成し、ランプ強度を高める構造が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平08−250071号公報 特許第4182900号公報
封止管が大型化すると、2次焦点へ進行する反射光の一部の光路が、封止管の配置領域と重なってしまう。具体的には、一対の封止管のうち楕円反射鏡から遠い位置にある封止管の後端側が、反射光の光路上に配置される。そのため、一部の反射光が封止管に遮られることによって、照射対象面における光量(照度)が低下する。
一方で、単に遮光領域を形成しないように封止管形状を一部修正した場合、その形状変化が、マウント部品を収納する封止管の強度に影響し、クラック発生などを生じさせてしまう。
したがって、大型放電ランプにおいても封止管強度を低下させることなく、ランプの光を最大限利用することができる封止構造にすることが求められる。
本発明の放電ランプは、発光管と一体的に繋がる封止管と、筒状ガラス部材とを備える。筒状ガラス部材は、発光管内の電極を支持する電極支持棒を保持し(軸支し)、外表面には軸方向に延びる金属箔の少なくとも一部が接している。
そして本発明では、ガラス部材が、後端側小径部と、後端側小径部よりも大きな径を有する電極側大径部と、電極側大径部から後端側小径部に向けて先細くなっているテーパー部とから構成されている。このガラス部材のテーパー部を含めた外観形状は、元は一定の径である筒状ガラス部材が封止管との溶着過程によって形成されたものではなく、封止管が、電極側大径部と、後端側小径部と、テーパー部とを有するガラス部材に対し、溶着時にこのガラス部材の外観形状に合わせて変形する。
後端側小径部は、少なくとも封止管端面から所定距離(例えば、外部電源と接続する導電性棒状部材の先端面位置付近あるいは先端面を超える部分までの距離)だけ一定の径を有するように構成すればよい。このような構成によって、封止強度が低下せずに封止管後端側の径が小さくなる。
外部電源と接続する導電性棒状部材は、後端側小径部によって保持されるようにし、テーパー部および電極側大径部で保持しない構成にすることが可能である。また、電極支持棒は、電極側大径部およびテーパー部によって保持されるようにすることができる。
例えば、テーパー部の軸方向長さは、電極側大径部および後端側小径部の軸方向長さよりも短くすることができる。また、テーパー部に対し、3°≦θ≦20°の範囲内に定められた傾斜角度θの傾斜面を設けることが可能である。また、後端側小径部とテーパー部および電極側大径部とテーパー部との境界部分の少なくとも一方が、丸みを帯びるようにすることができる。
本発明の他の態様における放電ランプの製造方法は、後端側小径部と、後端側小径部よりも大きな径を有する電極側大径部と、電極側大径部から後端側小径部に向けて先細くなっているテーパー部とから構成されている筒状のガラス部材を形成し、電極支持棒をガラス部材で軸保持させたマウント部品を封止管内に挿入し、封止管を加熱して縮径し、ガラス部材と封止管とを溶着させる。
本発明によれば、放電ランプにおいて、ランプの光を最大限利用しながら、強度のある封止構造を得ることができる。
本実施形態であるショートアーク型放電ランプの概略的構成図である。 陽極側の封止管断面図である。 実施形態におけるテーパー部の傾斜角度を示した図である。
以下では、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態であるショートアーク型放電ランプを備えた光源装置の概略的構成図である。
光源装置100は、ショートアーク型放電ランプ10とリフレクター300とを備える。ショートアーク型放電ランプ10は、透明な石英ガラス製の発光管12を備え、発光管12内には陰極20、陽極30が所定間隔をもって対向配置される。ここでは、陰極20、陽極30が鉛直方向に沿って並ぶように放電ランプ10が配置されている。発光管12の両側には、石英ガラス製の封止管13A、13Bが発光管12と連設し、一体的に形成されている。発光管12内の放電空間Sには、水銀とアルゴンガスなどの希ガスが封入されている。
封止管13A、13Bの内部には、陰極20、陽極30をそれぞれ支持する導電性の電極支持棒17A、17B、外部電源(図示せず)と接続するリード棒(導電性棒状部材)15A、15Bなどを含むマウント部品60A、60Bが挿入されている。封止管13A、13Bは、その両端が口金14A、14Bによって覆われるとともに、マウント部品60A、60Bのガラス管、ガラス部材(ここでは図示せず)などと溶着し、これによって発光管12が封止される。
陰極20、陽極30には、リード棒15A、15Bから金属箔、環状金属部材(ここでは図示せず)、電極支持棒17A、17Bを介して電力が供給される。電圧が陰極20、陽極30の間に印加されると、陰極20、陽極30の電極間でアーク放電が発生し、発光管12の外部に向けて光が放射される。
放電ランプ10の周囲には、楕円反射鏡から成る凹型のリフレクター300が配置されている。リフレクター300の中心部には、放電ランプ10の陰極側部分を挿通するための開口部300Aが形成されており、放電ランプ10は、その管軸とリフレクター300の光軸が一致し、かつ、アーク放電時のアーク輝点APがリフレクター300の一次焦点と一致するように、ランプ保持器具(図示せず)によって保持されている。ただし図1では、リフレクター300の断面形状、発光管12の断面形状を模式的に示している。なお、光源装置100や放電ランプ10の仕様に応じて、リフレクター300の開口部300Aに陽極側部分が挿通されてもよく、その配置関係は限定されない。
ランプ点灯時、放電ランプ10のアーク輝点APから放射された光は、リフレクター300で反射する。反射光は二次焦点に集光し、図示しない照明光学系などを介して照射対象物へ導かれる。例えば、光源装置100が露光装置内に設けられている場合、基板の感光面に光が照射される。
本実施形態では、封止管13Bの径が電極側から封止管端部までの範囲で一定ではなく、一部テーパー部を設けた構造になっている(ただし、図1では封止管13A、13Bについてそのような断面形状を描いていない)。以下では、封止管の断面形状およびその構造について、説明する。
図2は、陽極側の封止管断面図である。なお、陰極側の封止管内部も同様の構造にすることも可能である。
封止管13Bは、発光管12と一体的に繋がる外側封止管40と内側封止管50から成り、封止管13B内部には、電極支持棒17Bとともに内側ガラス管42、筒状のガラス部材44、リード棒15Bなどを含むマウント部品60Bが封止されている。電極支持棒17Bは、内側ガラス管42、リング状の内側金属部材46に挿通され、ガラス部材44の一部まで延びている。電極支持棒17Bは、ランプ軸X上に沿って内側ガラス管42、内側金属部材46、ガラス部材44により保持されている。
内側金属部材46は、内側ガラス管42とガラス部材44との間に設けられており、ガラス部材44と外側ガラス管47との間には、リング状の外側金属部材45が設けられている。内側ガラス管42と内側金属部材46との間や、ガラス部材44と外側金属部材45との間など各部材間には、ディスク状の円板箔(図示せず)を設けてもよい。ガラス部材44の外表面には、帯状の金属箔49が軸方向Xに沿って延在し、その両端が外側金属部材45および内側金属部材46と接続されている。なお、図2では、金属箔49の厚さは誇張して描いている。
ランプ製造時の加熱、縮径(封止)工程により、外側封止管40は、内側封止管50、内側ガラス管42と溶着し、また、内側封止管50は、内側ガラス管42、ガラス部材44、外側ガラス管47と溶着している。外側金属部材45と面する外側ガラス管47は、マウント部品60Bにおいて封止管13Bの端部(以下、後端部という)を封止する場所に位置し、このような封止構造により、発光管12の気密性が維持される。そして、封止管13Bの端部は口金14Bによって覆われている。なお、マウント部品60Bは、例えばリード棒15Bを固定する固定リングが含まれてもよく、上記に限定されるものではない。
本実施形態では、ガラス部材44全体の径が一定ではなく、電極側に相対的に大きな径Aをもつ大径部44A、後端部側(後端側)に相対的に小さな径Cをもつ小径部44C、その間に電極側から後端部側(後端側)へ先細くなるテーパー部44Bが構成されている。テーパー部44Bは、ここでは一定の傾斜角度をもつ傾斜面44Btが形成されており、テーパー部44Bの径Bは、一定の割合で電極側から後端部側(後端側)へ小さくなっていく。
大径部44A、小径部44Cの径A,Cは、それぞれ軸方向全体に渡ってそれぞれ実質的に一定である。また、外側ガラス管47の径は小径部44Cの径Cと一致し、内側金属部材46付近における内側ガラス管42の径は、大径部44Aの径Aと等しい。ガラス部材44のテーパー部44Bは、封止工程(加熱、縮径)前にあらかじめ形成されており、内側封止管50は、封止工程時、ガラス部材44の外形に沿って溶着する。
ガラス部材44には、リード棒15Bが挿入される挿入孔44Mが軸方向Xに沿って形成されており、その挿入孔44Mの長さMは、小径部44Cの軸方向長さL3よりも短い。すなわち、挿入孔44Mはテーパー部44Bにまで到達しておらず、ガラス部材44は、リード棒15Bを小径部44Cにおいて保持する。なお、軸方向長さL3は、外側金属部材45側の端面からテーパー部44Bと小径部44Cの境界部分までの距離を表す。
一方、ガラス部材44には、電極支持棒17Bが挿入される挿入孔44Nも軸方向Xに沿って形成されているが、挿入孔44Nの軸方向長さNは、大径部44Aの軸方向長さL1よりも長い。すなわち、電極支持棒17Bは、ガラス部材44の大径部44Aおよびテーパー部44Bによって保持されている。ただし、軸方向長さL1は、内側金属部材46側の端面からテーパー部44Bとの境界部分までの距離を示す。
テーパー部44Bの軸方向長さL2は、小径部44Cの軸方向長さL3よりも短く、また、大径部44Aの軸方向長さL1よりも短い。一方、小径部44Cの軸方向長さL3は、大径部44Aの軸方向長さL1よりも長い。したがって、テーパー部44Bの軸方向に関する中央位置は、軸方向Xに沿ってガラス部材44の中間位置よりも電極側に位置する。
このようなテーパー部44Bをガラス部材44に設けることにより、封止管13Bの後端部の径が小さくなる。その結果、図1に示したリフレクター300からの反射光が二次焦点へ進行するとき、仮にテーパー部44Bを設けていなければ封止管13Bに当たる反射光が封止管13Bに当たることなく進行し(図2直線矢印参照)、光を最大限利用することができる。
特に、テーパー部44Bが比較的電極側の箇所に位置することで封止管13Bの径変化が比較的電極側で始まることになり、テーパー部44Bの角度を急傾斜させることなく、封止管13Bの後端部側の径を小さくすることができる。このような封止管13Bの断面形状により、封止管13Bの断面形状を途中部分で変化させながら、封止管13Bの強度を十分保つことができる。
本実施形態では、例えば径一定の筒状ガラス部材を、封止工程において加熱調整によりテーパー部を形成するといったものではなく、テーパー部44Bをあらかじめ形成したガラス部材44に対して内側封止管50を溶着させている。これにより、ガラス部材44の断面形状が変化する複雑な封止管13Bを、強度を低下させることなく精度よく形成することができる。
また、外側ガラス管47と径が等しい小径部44Cを設けることによって、封止管13Bの後端部が全体的に同一径Cとなる。そのため、従来使用されている口金14Bをそのまま使用することが可能となり、テーパー部44Bの形成に伴う専用口金を用意する必要がない。特に、内側封止管50、外側封止管40から成る封止管13Bであるにも関わらず、1つの封止管用に使用される口金を使用することが可能となる。
一方、電極支持棒17Bの挿入孔44Nは、大径部44Aを超えてテーパー部44Bまで延びており、電極支持棒17Bは、大径部44Aとテーパー部44Bによって保持されている。陽極30が重い場合、できるだけ挿入孔44Nを深くして陽極30を保持しなければ、陽極30を保持する表面積が少ないことでガラス部材44に負担がかかる。しかしながら、径が相対的に小さい小径部44Cは大径部44Aやテーパー部44Bに比べて強度が低いため、小径部44Cで電極支持棒17Bを保持するとガラス部材44がクラックしてしまう。本実施形態では、比較的径の大きい大径部44A、テーパー部44Bで電極支持棒17Bを保持するため、クラックの発生を抑えることができる。その一方で、リード棒15Bの挿入孔44Mは、テーパー部44Bにまで延びておらず、リード棒15Bは、小径部44Cによって保持されている。挿入孔44Mを深くしないことで、ガラス部材44における挿入孔の占める割合を減らし、ガラス部材44自体の強度低下を防ぐ。
さらに、テーパー部44Bの軸方向長さL2を、大径部44A、小径部44Cの軸方向長さL1、L3よりも短くし、クラックが生じやすい内側金属部材46、外側金属部材45付近にテーパー部44Bを形成していない。その結果、内側金属部材46、外側金属部材45付近には、それぞれ軸方向全体にわたって実質的に径が一定な大径部44A、小径部44Cが位置するため、安定して封止工程作業を行うことが可能となり、金属箔49の箔よれ、箔切れが生じず、封止管13Bの強度低下を防ぐ。
図3は、テーパー部44Bの傾斜角度を示した図である。ただし、金属箔49、外側封止管40は便宜上ここでは省略している。テーパー部44Bの傾斜面44Btの傾斜角度θは、3°〜20°の範囲に定められている。3°より小さい場合、十分な効果が得られるほど封止管13Bの外径が小さくならない。一方、20°を超えるとテーパー角度が急こう配となり、金属箔49とガラス部材44との間に隙間が生じて箔よれや、テーパー部44Bと大径部44Aの境界部分T1で箔切れが生じやすくなる。
また、テーパー部44Bと大径部44Aの境界部分T1、およびテーパー部44Bと小径部44Cの境界部分T2は、エッジが形成されておらず角が取れて丸みを帯びている。すなわち、緩やかな曲面が形成されている。これにより、封止工程のとき、内側封止管50となじみやすくなり、また、エッジによる金属箔49の箔切れもない。この丸みを帯びた形状は、切削によって形成してもよく、加熱によって仕上げてもよい。また、境界部分T1、T2の少なくとも一方が丸みを帯びた形状であればよい。
このような放電ランプは、様々な製造手法によって製造可能である。例えば、後端側小径部と、その小径部よりも大きな径を有する電極側大径部と、電極側大径部から後端側小径部に向けて先細くなっているテーパー部とから構成されている筒状のガラス部材を形成し、電極支持棒をそのガラス部材で保持させたマウント部品を封止管内に挿入し、封止管を外から加熱して縮径し、ガラス部材と封止管を溶着させればよい。
このように本実施形態によれば、封止管13B内に電極支持棒17B、内側ガラス管42、ガラス部材44などを含むマウント部品60Bを封止している放電ランプ10において、筒状のガラス部材44は、径Aをもつ大径部44A、径Cをもつ小径部44C、そして大径部44Aと小径部44Cとの間に設けられるテーパー部44Bから構成され、封止管13Bは、断面形状が変化するガラス部材44に沿って溶着している(密に接している)。
なお、2つの封止管を重ねて構成する代わりに、1つの封止管だけで構成することも可能である。大型の放電ランプや小型の放電ランプにかかわらず、封止管強度を低下させることなく、封止管の外径を小さくさせたいときに適用できる。テーパー部については、変化率を一定とせず、全体的あるいは部分的に曲面を形成してもよい。また、ショートアーク型以外の放電ランプにも適用することが可能である。
10 放電ランプ
30 陽極
40 外側封止管
44 ガラス部材
44A 大径部
44B テーパー部
44C 小径部
50 内側封止管
300 リフレクター

Claims (7)

  1. 発光管と一体的に繋がる封止管と、
    前記発光管内の電極を支持する電極支持棒を保持し、外表面には軸方向に延びる金属箔の少なくとも一部が接している筒状ガラス部材とを備え、
    前記ガラス部材が、外部電源と接続する導電性棒状部材の挿入穴から外表面までの径方向に沿った部分において、ガラスで詰まっており、後端側小径部と、前記後端側小径部よりも大きな径を有する電極側大径部と、前記電極側大径部から前記後端側小径部に向けて先細くなっているテーパー部とから構成されていることを特徴とする放電ランプ。
  2. 前記導電性棒状部材の挿入穴の軸方向長さが、前記後端側小径部の軸方向長さより短いことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ。
  3. 発光管と一体的に繋がる封止管と、
    前記発光管内の電極を支持する電極支持棒を保持し、外表面には軸方向に延びる金属箔の少なくとも一部が接している筒状ガラス部材とを備え、
    前記ガラス部材が、後端側小径部と、前記後端側小径部よりも大きな径を有する電極側大径部と、前記電極側大径部から前記後端側小径部に向けて先細くなっているテーパー部とから構成され、
    前記電極支持棒が、前記電極側大径部および前記テーパー部によって保持されていることを特徴とする放電ランプ。
  4. 発光管と一体的に繋がる封止管と、
    前記発光管内の電極を支持する電極支持棒を保持し、外表面には軸方向に延びる金属箔の少なくとも一部が接している筒状ガラス部材とを備え、
    前記ガラス部材が、後端側小径部と、前記後端側小径部よりも大きな径を有する電極側大径部と、前記電極側大径部から前記後端側小径部に向けて先細くなっているテーパー部とから構成され、
    前記テーパー部の軸方向長さが、前記電極側大径部および前記後端側小径部の軸方向長さよりも短いことを特徴とする放電ランプ。
  5. 前記テーパー部が、3°≦θ≦20°の範囲内に定められた傾斜角度θの傾斜面を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の放電ランプ。
  6. 前記後端側小径部と前記テーパー部および前記電極側大径部と前記テーパー部との境界部分の少なくとも一方が、丸みを帯びていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の放電ランプ。
  7. 後端側小径部と、前記後端側小径部よりも大きな径を有する電極側大径部と、前記電極側大径部から前記後端側小径部に向けて外表面を含めて先細くなっているテーパー部とから構成されている筒状のガラス部材を形成し、
    電極支持棒を前記ガラス部材で軸保持させたマウント部品を封止管内に挿入し、
    前記封止管を加熱して縮径し、前記テーパー部を含めた前記ガラス部材の外表面に対し前記封止管を溶着させることを特徴とする放電ランプの製造方法。
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