JP6830387B2 - 担持量測定装置および担持量測定方法 - Google Patents

担持量測定装置および担持量測定方法 Download PDF

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Description

この発明は、金属触媒の担持量を測定する技術に関する。
固体高分子形燃料電池(PEFC)は、電解質が高分子で構成された燃料電池である。固体高分子電解質としては、一例としてイオン交換樹脂が使用される。PEFCは、この固体高分子電解質を挟んで負極および正極の両電極を配置し、負極側に燃料の水素を、また正極側に酸素または空気を供給することによって、電気化学反応を起こさせ、電気を発生させる。
例えば、水素を燃料とした場合、負極では次式の反応が起こる。
→ 2H+ + 2e
また、酸素を酸化剤とした場合、正極では次式の反応が起こり、水が生成される。
1/2O + 2H + 2e → H
この燃料電池の正極および負極の反応を最大限に発揮するためには、正極および負極に混合される触媒層の状態が重要とされている。
特許文献1では、触媒層における金属触媒の担持量と電磁波(特に、テラヘルツ波)の透過率とが高い相関性を有することを利用し、触媒層中の金属触媒の担持量を測定する技術が開示されている。また、特許文献1では、いわゆるロールtoロールで基材を搬送しつつ、電磁波発振器から電磁波が基材に向けて出力され、触媒層を透過した電磁波の電界強度を検出素子で検出することが開示されている。
また、特許文献2では、テラヘルツ波を検出する素子として、室温で高速(例えば25ピコ秒)の応答速度を持つ検出素子が開示されている。この検出素子を2次元に配列することによって、比較的に高速(例えば0.5秒ごと)にテラヘルツ波強度分布を画像表示するシステムが開示されている。このような検出素子を例えばライン状に配置することによって、ロールtoロールで基材を搬送しつつ、その表面に形成された触媒層における金属触媒の担持量を測定し得る。
特開2016−151562号公報 国際公開第2013/09805号
しかしながら、シート状の基材をロールtoロールで搬送しながら担持量を測定した場合、基材が振動するおそれがあった。この場合、電磁波発振器、触媒層および各検出素子の位置関係が変動することによって、各検出素子により検出された電磁波が触媒層を透過した位置(透過位置)が変化し得る。したがって、触媒層の各部分の担持量を精度良く特定することが困難となるおそれがあった。
そこで、本発明は、ロールtoロールで搬送される基材に形成された触媒層における金属触媒の担持量を精度良く特定する技術を提供することを目的とする。
第1態様は、シート状の基材の表面に形成された触媒層に含まれる金属触媒の担持量を測定する担持量測定装置であって、前記基材が巻回された供給用ローラ、および、前記供給用ローラから供給される前記基材を巻き取る巻取用ローラを含む搬送部と、前記搬送部によって前記基材が所定の搬送方向に搬送される前記基材の一方側から、前記基材に向けて前記搬送方向に直交する前記基材の幅方向に広がる扇状の電磁波を出力する電磁波発振器と、前記基材よりも他方側において前記幅方向に配列されており、入射する前記電磁波の電界強度を検出する複数の検出素子と、前記基材と前記複数の検出素子との間に配設され、前記複数の検出素子の前記一方側を覆うカバー部と、前記カバー部よりも前記一方側であって、かつ、前記複数の検出素子の前記搬送方向の上流側および下流側の各々に配設され、前記基材の前記他方側の面に当接する一対の当接部と、前記複数の検出素子が検出する前記電磁波の電界強度に基づき、前記触媒層の触媒担持量を特定する担持量特定部とを備える。
第2態様は、第1態様の担持量測定装置であって、前記一対の当接部よりも前記搬送方向の上流側および下流側の各々に配設され、前記幅方向に延びる一対の補助ローラ部材、をさらに備え、前記一対の当接部が前記一対の補助ローラ部材よりも前記一方側の位置で前記基材に当接する。
第3態様は、第1態様または第2態様の担持量測定装置であって、前記一対の補助ローラ部材が、前記基材の前記一方側の面に当接する。
第4態様は、第1態様から第3態様のいずれか1つの担持量測定装置であって、前記一対の当接部各々は、前記幅方向に延びる軸まわりに回転する当接ローラ部材を含む。
第5態様は、第4態様の担持量測定装置であって、前記当接ローラ部材のうち少なくとも一部が、前記カバー部に形成された貫通孔から前記一方側に露出するように配設されている。
第6態様は、第1態様から第5態様のいずれか1つの担持量測定装置であって、前記カバー部が、前記複数の検出素子が収容される筐体の一部を構成する。
第7態様は、シート状の基材の表面に形成された触媒層に含まれる金属触媒の担持量を測定する担持量測定方法であって、(a)前記基材が巻回された供給用ローラから供給される前記基材を巻取用ローラに巻き取ることによって前記基材を搬送する工程と、(b)前記基材の一方側に配設された電磁波発振器から、前記(a)工程にて所定の搬送方向に搬送される前記基材に向けて、前記搬送方向に直交する前記基材の幅方向に広がる扇状の電磁波を出力する工程と、(c)前記(b)工程にて前記電磁波発振器から出力された前記電磁波の電界強度を、前記基材の他方側において前記幅方向に配列された複数の検出素子によって検出する工程と、(d)前記(c)工程にて前記複数の検出素子が検出する前記電磁波の電界強度に基づき、前記触媒層の触媒担持量を特定する工程と、を含み、前記複数の検出素子の前記一方側は、前記基材と前記複数の検出素子との間に配設されたカバー部に覆われており、前記(a)工程は、前記カバー部よりも前記一方側であって、かつ、前記複数の検出素子の前記搬送方向の上流側および下流側の各々に配設された一対の当接部を、前記基材の前記他方側の面に当接させる工程を含む。
第1態様の担持量測定装置によると、複数の検出素子よりも搬送方向上流側および下流側において一対の当接部が基材に当接することにより、基材における一対の当接部に支持される部分の振動が低減される。この振動が低減された基材の部分を透過する電磁波の電界強度が、複数の検出素子により検出されるため、触媒層に含まれる金属触媒の担持量を精度良く特定し得る。
第2態様の担持量測定装置によると、一対の当接部が一対の補助ローラ部材よりも一方側(電磁波発生器の側)で基材に当接するため、一対の当接部の間に配設される基材の部分に張力が付与されることによりしわを除去し得る。これによって、一対の当接部の間に支持される基材部分における金属触媒の担持量を精度良く特定し得る。
第3態様の担持量測定装置によると、一対の補助ローラ部材と一対の当接部との間で基材を挟み込まれる。これによって、基材を適度に延ばすことによってしわを除去し得る。したがって、しわが除去された基材の部分を透過する電磁波の強度を測定し得るため、金属触媒の担持量を精度良く特定し得る。
第4態様の担持量測定装置によると、基材の搬送に合わせて当接ローラ部材が回転し得るため、当接ローラ部材と基材との間の摺接を低減し得る。
第5態様の担持量測定装置によると、当接ローラ部材をカバー部に重ねて配設される。このため、カバー部および複数の検出素子を基材に接近させて配設し得る。
第6態様の担持量測定装置によると、複数の検出素子が筐体に収容されるため、複数の検出素子を適切に保護し得る。
第7態様の担持量測定方法によると、複数の検出素子よりも搬送方向上流側および下流側において一対の当接部が基材に当接することにより、基材における一対の当接部に支持される部分の振動が低減される。この振動が低減された基材の部分を透過する電磁波の電界強度が、複数の検出素子により検出されるため、触媒層に含まれる金属触媒の担持量を精度良く特定し得る。
第1実施形態の塗工システム10の構成を示す概略側面図である。 第1実施形態の担持量測定部50を示す概略斜視図である。 第1実施形態の電磁波検出器54を示す概略側面図である。 第1実施形態の担持量測定部50を示す概略斜視図である。 第1実施形態の担持量測定部50を示す概略側面図である。 第1実施形態の担持量測定部50を示す概略正面図である。 実施形態の塗工システム10に係るバス配線を示す図である。 第1実施形態の担持量測定の流れを示すフロー図である。 第2実施形態の担持量測定部50Aを示す概略側面図である。 第3実施形態の担持量測定部50Bを示す概略側面図である。 第3実施形態の電磁波検出器54Aを示す概略斜視図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。図面においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数が誇張または簡略化して図示されている場合がある。
<1. 第1実施形態>
<塗工システム10の構成>
図1は、第1実施形態の塗工システム10の構成を示す概略側面図である。図2は、第1実施形態の担持量測定部50を示す概略斜視図である。図3は、第1実施形態の電磁波検出器54を示す概略側面図である。図4は、第1実施形態の担持量測定部50を示す概略斜視図である。図5は、第1実施形態の担持量測定部50を示す概略側面図である。図6は、第1実施形態の担持量測定部50を示す概略正面図である。図7は、実施形態の塗工システム10に係るバス配線を示す図である。
図1〜図6には、塗工システム10の各構成要素の位置関係などを理解容易にするために、XYZ直交座標系を付している。また、以下の説明では、矢印の先端が向く方を+(プラス)方向とし、その逆方向を−(マイナス)方向とする。ただし、この直交座標系は、各構成要素の位置関係などを限定するものではない。
塗工システム10は、例えば固体高分子形燃料電池(PEFC)を製造するための装置であって、具体的には、シート状の電解質膜である基材90の表面に白金などの金属触媒を塗工して、触媒層付電解質膜(CCM)を製造するものである。
なお、塗工システムは、CCMの触媒層にガス拡散層(GDL)が形成した膜電極接合体(MEA)を製造するように構成されていてもよい。担持量測定部50は、CCMに形成された触媒層の担持量測定に好適であるが、MEAの触媒層における担持量測定にも適用し得る。
塗工システム10は、基材90を搬送する搬送部20、塗工部30、乾燥部40、担持量測定部50および制御部60を備える。後述するように、搬送部20の供給用ローラ220、巻取用ローラ222、エンコーダ226、搬送補助ローラ240、ローラ駆動部28、担持量測定部50および制御部60は、担持量測定装置の一例である。
<搬送部20>
搬送部20は、供給用ローラ220、巻取用ローラ222および搬送補助ローラ240、搬送用ローラ260,262,264を備える。また、搬送部20は、巻取用ローラ222を回転させるローラ駆動部28を備える。これらのローラ各々は、Y軸方向に延びる円筒状に形成されている。
供給用ローラ220および巻取用ローラ222は、シート状の基材90を巻回して保持可能に形成されている。供給用ローラ220は、ここでは金属触媒が未塗工の基材90を巻回状態で保持する。供給用ローラ220から引き出された基材90は、ローラ駆動部28によって能動的に回転する巻取用ローラ222に巻き取られる。搬送用ローラ260,262,264および搬送補助ローラ240は、供給用ローラ220および巻取用ローラ222に掛け渡された基材90の中間部分を支持するように配設されている。
巻取用ローラ222には、エンコーダ226が設けられている。エンコーダ226は、巻取用ローラ222の回転量を検出することによって、基材90の移動距離を検出する。すなわち、エンコーダ226は、電磁波発振器52および電磁波検出器54に対する、基材90のX軸方向(第2方向)への相対的な移動距離を検出する移動距離検出器である。供給用ローラ220および巻取用ローラ222によって搬送される基材90の搬送速度は、任意に設定し得るが、例えば、25mm/sec以下とするとよい。
搬送用ローラ260,262,264は、供給用ローラ220から塗工部30までの間に配設されており、基材90に適度な引張を与えつつ搬送する。特に、搬送用ローラ264は、塗工部30にて、基材90の金属触媒が塗布される面とは反対側の面に接触して支持する位置に配設されている。
搬送補助ローラ240は、乾燥部40の下流側に配設されており、基材90を支持するとともに、基材90を引張して基材90からしわを除く位置にそれぞれ設けられている。搬送補助ローラ240の下流側には、担持量測定部50が設けられており、そのエリアを通過する基材90に電磁波発振器52から出力された電磁波が照射される。
<塗工部30>
塗工部30は、スリットノズル32および塗工液供給部34を備える。スリットノズル32の下端部には、基材90の幅方向(Y軸方向)に沿って延びるスリット状に形成された吐出口が形成されている。塗工液供給部34は、金属触媒の塗工液を貯留するタンク340、そのタンク340から塗工液をスリットノズル32に供給するポンプ342、吐出口からの塗工液の吐出の開始および停止を実行する電磁弁344を備える。この電磁弁344の動作は制御部60によって制御される。
スリットノズル32の吐出口が形成された下端部は、搬送用ローラ264に近接する位置に配設されている。スリットノズル32の吐出口から塗工液が吐出されることによって、搬送用ローラ264に支持された基材90に塗工液が塗布される。
本例では、スリットノズル32の吐出口は、基材90の幅方向の長さよりも短くなっている。このため、基材90のうち、幅方向の両端から所定の距離だけ隔てた内側の領域に塗工液が塗布される。その結果、図2に示すように、基材90の両端部を除く内側の部分に金属触媒が塗工された触媒層92が形成される。そして、基材90の両端部に金属触媒が塗工されていない端部非塗工領域902が形成される。
また、本例では、スリットノズル32からは、間欠的に塗工液が吐出される。詳細には、エンコーダ226によって基材90が既定の距離分だけ移動したことが検出される都度、塗工液の吐出の開始あるいは停止が交互に行われる。これによって、図2に示すように、塗工領域900が間欠的に形成される。すなわち、X軸方向において隣接する触媒層92,92の間に、金属触媒が塗工されていない中間非塗工領域904が形成される。中間非塗工領域904は、Y軸方向に延びる領域である。
<乾燥部40>
乾燥部40は、基材90が進入する進入口および基材90が退出する退出口が両端に形成された筐体を有する。乾燥部40は、その筐体の内部にて、基材90の片面に塗布された塗工液の膜の乾燥処理を行う。一例として、乾燥部40は、基材90に向けて熱風を供給することによってその基材90を加熱し、これによって、塗工液に含まれる水分などの溶媒を蒸発させる。
<担持量測定部50>
担持量測定部50は、乾燥部40の下流側に設けられており、基材90に形成された触媒層92における金属触媒の担持量(触媒担持量)を測定する。担持量測定部50は、電磁波発振器52と、電磁波検出器54とを備える。
電磁波発振器52は、−Z方向にある基材90に向けてY軸方向(基材90の幅方向)に広がる扇状の電磁波を出力する。この電磁波は、例えば、0.03から10THzのテラヘルツ波である。電磁波発振器52から出力される電磁波は、ここでは連続波とされるが、パルス波であってもよい。電磁波発振器52から扇状に出力された電磁波は、基材90に照射される。
図3などに示すように、電磁波検出器54は、複数の検出素子540と、筐体542とを備える。なお、図3中、筐体542は断面図で示されている。複数の検出素子540は、筐体542の内部に収容されている。
複数(例えば、256個)の検出素子540は、Y軸方向(幅方向)に一列に配列されている。検出素子540各々は、電磁波発振器52から出力された電磁波の強度を検出する。検出素子540は、ショットキーバリアダイオード、プラズモニックディテクタ(米国特許8,159,667号、米国特許8,772,890号)、非線形光学結晶などの公知の検出器で構成され得る。検出素子540は、検出面に入射する電磁波(テラヘルツ波)の強度を電気信号に変換する。検出素子540各々が出力する電気信号は、制御部60に取り込まれる。なお、検出素子540として、光伝導スイッチ(光伝導アンテナ)を備えていてもよい。
図6に示すように、複数の検出素子540は、一対の検出素子540a,540a、一対の検出素子540b,540bおよび複数の検出素子540cを含む。
一対の検出素子540a,540aは、Y軸方向の両端に配設されている。一対の検出素子540a,540aは、Z軸方向から見て、基材90よりもY軸方向外側に配設されている。一対の検出素子540a,540aは、基材90よりもY軸方向外側を通過する電磁波(基材外通過電磁波)を検出し得る位置に配設されている。
一対の検出素子540b,540bは、一対の検出素子540a,540aの内側に隣接する位置にそれぞれ配設されている。一対の検出素子540b,540bは、基材90の幅方向両側の端部非塗工領域902,902各々を透過する電磁波(端部透過電磁波)を検出し得る位置に配設されている。
複数の検出素子540cは、検出素子540b,540bの間に配列されている。検出素子540c各々は、塗工領域900(触媒層92)の各部分を透過した電磁波(塗工領域透過電磁波)を検出する。複数の検出素子540cは、例えば、Y軸方向において基材90を0.1mm〜10mmの間隔で透過する電磁波各々を検出可能な間隔で配列するとよい。これによって、Y軸方向について0.1mm〜10mmの分解能で担持量を測定できる。この分解能は、現行の打ち抜き重量測定法(触媒層92が形成された基材90の部分を打ち抜いてその打ち抜き部分の重量を計測し、担持量を特定する測定方法)と同等以上の分解能である。
図3に示すように、筐体542は、収容部5420とカバー部5422とを備える。なお、収容部5420は、複数の検出素子540が収容される直方体状の収容空間を形成する部分である。カバー部5422は、収容部5420の+Z側の開口を塞ぐ蓋部を構成している。カバー部5422は、収容部5420に収容された複数の検出素子540の上方(+Z側)を覆う部分でもある。
カバー部5422のX軸方向中央部には、Y軸方向に沿って延びる孔が形成されており、その孔を塞ぐ樹脂製の窓部544が設けられている。窓部544は、電磁波発振器52が出力する電磁波(テラヘルツ波)を透過させる素材(具体的には、樹脂(特に好ましくはテフロン(登録商標)などのフッ素系合成樹脂))で構成される。電磁波発振器52から出力された電磁波は、この窓部544を透過して検出素子540各々に入射する。
カバー部5422が複数の検出素子540の+Z側を覆うことによって、複数の検出素子540を保護できる。さらには、複数の検出素子540が収容部5420およびカバー部5422を含む筐体542内に収容されることによって、複数の検出素子540周辺に配された部材から適切に保護できる。
一対の当接ローラ580,580は、Y軸方向に延びる軸まわりに回転する円柱状のローラ部材である。当接ローラ580,580は、Z軸方向に関して同一の高さ位置に配設されており、基材90の裏面(−Z側の主面)に当接する位置に配設されている。当接ローラ580,580は、フリーローラとして構成されており、+X方向に移動する基材90の裏面に当接することによって受動回転し得る。
図4に示すように、当接ローラ580,580は、カバー部5422よりも+Z側に配設されている。すなわち、当接ローラ580,580は、カバー部5422と基材90との間に配設されている。また、一対の当接ローラ580,580のうち、−X側の当接ローラ580は、複数の検出素子540および窓部544よりも搬送方向の上流側(−X側)に配設されている。
図5に示すように、当接ローラ580,580は、搬送方向(X軸方向)に関してカバー部5422よりも内側に配設されている。当接ローラ580,580間の距離は、特に限定されないが、基材90におけるしわの発生を抑制するため、例えば10mm以下にするとよい。
一対の補助ローラ582,582は、Y軸方向に延びる軸まわりに回転する円柱状のローラ部材である。補助ローラ582,582は、基材の90の裏面(−Z側の主面)に当接する位置に配置されている。補助ローラ582,582は、フリーローラとして構成されており、+X方向に移動する基材90の裏面に当接することによって受動的に回転し得る。
補助ローラ582,582のうち、一方の補助ローラ582は−X側の当接ローラ580の上流側(−X側)に配設されており、他方の補助ローラ582は+X側の当接ローラ580よりも下流側(+X側)に配設されている。
図5に示すように、当接ローラ580,580の+Z端は、補助ローラ582,582の+Z端よりも+Z側に配設されている。このため、当接ローラ580,580は、補助ローラ582,582よりも+Z側の位置で基材に当接する。補助ローラ582,582に掛け渡された基材90の部分においては、当接ローラ580,580によって+Z側に押圧されるため、基材90におけるしわの発生が低減される。また、基材が仮に−X側の補助ローラ582に搬送されるまでにしわが発生したとしても、そのしわは当接ローラ580,580間で好適に除去され得る。
当接ローラ580の直径は、補助ローラ582の直径よりも小さくなっている。このように、当接ローラ580の直径を小さくすることによって、電磁波検出器54を基材90に充分に接近させることが可能となる。したがって、触媒層92を透過した電磁波を複数の検出素子540によって好適に検出し得る。当接ローラ580の直径は、具体的には1mm以下にするとよい。
<制御部60>
制御部60は、塗工システム10全体の動作を制御する。制御部60のハードウェアとしての構成は、一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部60は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMを備える。制御部60は、制御用アプリケーションまたは各種データを記憶する記憶部62に接続されている。
図7に示すホワイトノイズ取得部602、リファレンス取得部603、担持量特定部604、および、通知部606は、制御部60のCPUがアプリケーションに従って動作することによってソフトウェア的に実現される機能モジュールである。なお、これらの機能モジュールは、専用回路などのハードウェア構成によって構成されていてもよい。
ホワイトノイズ取得部602は、電磁波発振器52から出力されるテラヘルツ波が入射しない状態で検出素子540各々から出力される電気信号のホワイトノイズ信号(定常雑音)を取得する。ホワイトノイズ取得部602は、取得したホワイトノイズ信号を、検出素子540各々から出力される信号を補正するためのホワイトノイズ値620として、記憶部62に格納する。
リファレンス取得部603は、基材90が存在しない状態で、電磁波発振器52から出力される電磁波を、検出素子540各々で測定される電界強度を取得する。リファレンス取得部603は、取得された電界強度を、検出素子540各々から出力される信号を補正するためのリファレンス値621として、記憶部62に格納する。
なお、電磁波発振器52および電磁波検出器54を、Y軸方向に移動させるY軸方向移動部を設けてもよい。この場合、基材90が一対の補助ローラ582,582に支持された状態であっても、電磁波発振器52および電磁波検出器54をY軸方向にずらすことによって、リファレンス値621を取得できる。
担持量特定部604は、基材90に塗工された金属触媒の担持量を特定する。担持量特定部604は、位置特定部6040、補正部6041および透過率取得部6042を備える。
位置特定部6040は、複数の検出素子540各々に入射する電磁波が透過した基材90上の位置(透過位置)を特定する。図6に示すように、位置特定部6040は、検出素子540c各々に入射する電磁波が透過した基材90上の透過位置各々を特定する。透過位置各々は、電磁波発振器52、基材90、検出素子540各々の位置関係(電磁波発振器52、基材90、および検出素子540各々のXYZ直交座標系における座標位置)、および、エンコーダ226の出力から特定される基材90の移動距離に基づいて特定される。
ここでは、図6に示すように、電磁波発振器52および複数の検出素子540の中心が、Y軸方向において一致しているものとする。ここで、中心からL(j)の位置にある特定の検出素子540に着目し、この検出素子540に入射する電磁波が透過する基材90上の透過位置をLP1として、中心から透過位置LP1までの距離をL(i)とおく。また、電磁波発振器52から基材90までの距離をDb、基材90から検出素子540までの距離をDdとおく。すると、距離L(i)は、以下の式で表される。
L(i)=L(j)×Db÷(Db+Dd)・・・式(1)
この式(1)に基づき、電磁波検出器54の検出素子540各々に入射する電磁波が透過した、基材90における幅方向(Y軸方向)の位置が特定される。
また、位置特定部6040は、エンコーダ226の出力に基づき、検出素子540各々に入射した電磁波が透過した、基材90における長さ方向(X軸方向)の位置を特定する。具体的には、位置特定部6040は、特定の検出素子540にて電磁波を検出した時点での、基材90の移動距離(電磁波検出器54に対する相対的な移動距離)をエンコーダ226の出力に基づいて特定する。これによって、その電磁波が透過した、基材90における長さ方向の位置が特定される。
以上のように、位置特定部6040が、基材90における電磁波各々が透過した幅方向の位置および長さ方向の位置を特定することによって、電磁波各々についての基材90上の透過位置が特定される。
補正部6041は、検出素子540が検出した電磁波の強度から、外部的原因によって生じた誤差成分を取り除く補正処理を行う。
具体的に、補正部6041は、一対の検出素子540aが検出する基材外通過電磁波の強度に基づき、検出素子540c各々が検出する塗工領域透過電磁波の強度を補正してもよい。基材外通過電磁波は、基材90または基材90上に形成された触媒層92以外の環境的変化(湿度変化、温度変化など)の情報を含む。そこで、基材外通過電磁波の強度変化に基づいて、塗工領域透過電磁波の電界強度を補正することによって、環境的要因によって生じた誤差成分を除去できる。特に、テラヘルツ波は水分に吸収されやすいという性質を持つため、環境的要因の誤差成分を除去することは、触媒担持量を高精度に特定する上で極めて有効である。
基材外通過電磁波の電界強度に基づいて塗工領域透過電磁波を補正する場合、例えば、あるタイミングにて検出素子540cが検出した塗工領域透過電磁波の電界強度を、同タイミングにて検出素子540aが検出した基材外通過電磁波の電界強度で標準化するとよい。または、基材外通過電磁波の電界強度が、所定の基準値から所定の閾値を超えて増加または減少した場合、その増減値に応じた値を、塗工領域透過電磁波の電界強度に適宜減算または加算してもよい。
また、補正部6041は、一対の検出素子540bが検出する端部透過電磁波に基づいて、検出素子540c各々が検出した塗工領域透過電磁波の電界強度を補正してもよい。端部透過電磁波は、触媒層92が形成されていない基材90の部分を透過した電磁波である。このため、この端部透過電磁波の強度に基づいて、塗工領域透過電磁波を補正することによって、基材90自体を透過することによって生じた誤差成分を補正し得る。
端部透過電磁波の電界強度に基づいて補正する場合、例えば、端部透過電磁波の電界強度が、所定の基準値から所定の閾値を超えて増加または減少した場合に、その増減値に応じた値を、塗工領域透過電磁波の電界強度に適宜減算または加算するとよい。
また、補正部6041は、中間非塗工領域904を透過した非塗工領域透過電磁波の強度に基づいて、検出素子540c各々が検出した塗工領域透過電磁波の電界強度を補正してもよい。非塗工領域透過電磁波も、端部透過電磁波と同様に、基材90のうち触媒層92が形成されてない部分を透過した電磁波である。この非塗工領域透過電磁波の強度に基づいて、塗工領域透過電磁波を補正することによって、基材90の透過によって生じた誤差成分を補正し得る。
端部塗工領域透過電磁波は、塗工領域透過電磁波を検出する検出素子540cではなく、一対の検出素子540bによって検出される。一対の検出素子540bと複数の検出素子540cとは、位置が異なるため、電磁波の受光エネルギーが相違するほか、検出感度に個体差がある場合もあり得る。これに対して、非塗工領域透過電磁波は、塗工領域透過電磁波を検出する検出素子540c各々自身によって検出される。したがって、検出素子540cごとに、それぞれが検出した非塗工領域透過電磁波の電界強度に基づいて、補正処理を行うことができる。したがって、受光エネルギーの相違あるいは検出感度の個体差に関わらず、塗工領域透過電磁波の電界強度に含まれる誤差成分を好適に補正し得る。
図2に示すように、中間非塗工領域904が所定の間隔で間欠的に形成される場合、非塗工領域透過電磁波の電界強度もその間隔(基材90の長さ方向に隣接する2つの中間非塗工領域904,904間の間隔)に合わせて検出される。このため、上記補正処理を行う場合には、直前に検出された直近の中間非塗工領域904を透過した非塗工領域透過電磁波の電界強度に基づいて、各透過領域透過電磁波を補正するとよい。これによって、近い位置の中間非塗工領域904を透過した電磁波の電界強度で補正できるため、誤差成分を好適に除去し得る。
透過率取得部6042は、塗工領域透過電磁波の透過率を取得する。具体的に、透過率取得部6042は、検出素子540c各々が検出した塗工領域透過電磁波の電界強度またはその補正値から、ホワイトノイズ値620を減じた上で、その値を検出素子540c各々に対応するリファレンス値621で除する。これによって、透過率取得部6042は、検出素子540c各々で検出された塗工領域透過電磁波の透過率を取得する。
担持量特定部604は、透過率取得部6042が取得した透過率と、記憶部62に格納された対応情報622とに基づいて、触媒担持量を特定する。対応情報622は、触媒層を透過する電磁波の透過率と触媒担持量の相関を示す情報である。電磁波、特にテラヘルツ波は、金属触媒に照射されると、金属触媒の密度に応じてその一部が吸収または反射されるため、電磁波の透過率と触媒担持量との間には高い相関を有する。このため、電磁波の透過率と、対応情報622とに基づいて、塗工領域900の透過位置各々における触媒担持量を精密に算出できる。
対応情報622は、予め、触媒担持量が既知である触媒層が形成された試料(基準試料)を用い、担持量測定部50において透過した電磁波の透過率を測定することによって取得するとよい。このとき、触媒担持量が異なる幾つかの基準試料を用いることによって、対応情報622を取得するとよい。対応情報622は、透過率と触媒担持量とが1対1の関係で対応づけされたテーブルデータとしてもよいし、透過率と触媒担持量の関係を示す1次式または多項式の関係式を示す検量線データとしてもよい。
担持量特定部604は、特定した触媒担持量を、位置特定部6040が特定した基材90上の透過位置に対応づけし、触媒担持量データ624として記憶部62に保存する。
なお、担持量特定部604の測定頻度(検出素子540各々から電磁波強度を取り込む単位時間あたりの回数)は、特に限定されないが、例えば1Hz以上とするとよい。検出素子540各々が検出する電磁波強度を、例えば0.5秒ごとに1回取得するとした場合、基材90の搬送速度が10mm/secであれば、5mmごとに電磁波強度を取得できる。0.1mm〜10mmの測定間隔で電磁波強度を取得することによって、Y軸方向について0.1mm〜10mmの分解能で触媒担持量を測定できる。この分解能は、現行の打ち抜き重量測定法と同等以上の分解能である。
通知部606は、触媒担持量データ624に基づいて、基材90における触媒担持量に関するデータを外部に出力する。例えば、通知部606は、触媒担持量データ624に基づいて、基材90における触媒担持量の分布を示す、触媒担持量分布画像を表示部64に表示する。触媒担持量分布画像は、各透過位置における触媒担持量の大きさを色または模様などで表現した二次元画像、もしくは、各透過位置における触媒担持量の大きさを三次元グラフで表現した三次元画像としてもよい。
また、通知部606は、触媒担持量が既定の上限値を超える透過位置、および、触媒担持量が既定の下限値を超えない透過位置がある場合に、外部に通知する。上限値および下限値は、触媒担持量の正常な範囲を示す値である。上限値および下限値は、オペレータが、入力デバイスで構成される操作入力部66を介して、制御部60に入力できるようにするとよい。上限値および下限値は、それぞれ上限値データ626および下限値データ628として記憶部62に格納される。
通知部606は、触媒担持量が上限値を超える透過位置、または、下限値を超えない透過位置が存在することを外部に通知することによって、触媒担持量が正常値の範囲外にあることを、オペレータが容易に認識できる。このとき、その透過位置を触媒担持量分布画像上において所定の方法で表示することによって、オペレータがその位置を容易に特定できる。なお、通知部606は、触媒担持量の異常の有無を、例えばランプの点灯などによって外部に通知してもよい。
<担持量測定の流れ>
次に、担持量測定の流れについて説明する。図8は、第1実施形態の担持量測定の流れを示すフロー図である。図8に示すステップS10〜S17は、特に断らない限り、制御部60が塗工システム10の各要素の動作を制御することによって行われるものとする。
ここでは、まず、ホワイトノイズ値620およびリファレンス値621の取得が行われる(ステップS10)。このステップS10は、基材90が一対の当接ローラ580,580上に支持されていない状態、すなわち、電磁波発振器52と複数の検出素子540との間に基材90が存在しない状態で行われるとよい。
なお、ホワイトノイズ値の取得については、当接ローラ580,580に基材90が支持された状態で行われてもよい。また、上述したように、担持量測定部50をX軸方向にずらすX軸方向移動部が備えている場合には、リファレンス値の取得についても、当接ローラ580,580に基材90が支持された状態で行われてもよい。
次のステップS11にて、基材90の塗工処理が開始される(ステップS11)。すなわち、図1に示すように、オペレータによって、供給用ローラ220から引き出された基材90の端部が、巻取用ローラ222に取付けられる。そして、供給用ローラ220から巻取用ローラ222に至るまでの基材90の部分は、一対の当接ローラ580,580及び一対の補助ローラ582,582を含む各ローラに掛け渡される。その状態で、ローラ駆動部28が巻取用ローラ222を回転させることによって、基材90のロールtoロールによる搬送が行われる。
基材の搬送が開始されると、塗工部30のスリットノズル32から基材90の表面に白金などの金属触媒を含む塗工液が塗布される。基材90における金属触媒の塗工液が塗工された部分(塗工領域900)には、乾燥部40にて乾燥処理を受けることによって、触媒層が形成される。ここでは、図2に示すように、触媒層が間欠的に行われるため、基材90には、長手方向において、触媒層に対応する塗工領域900と、中間非塗工領域904とが交互に形成される。
次のステップS12にて、電磁波計測が行われる(ステップS12)。基材90が担持量測定部50のエリアを通過する際に、電磁波発振器52から基材90に向けて扇状に電磁波が出力される。そして、その基材90を透過した電磁波を電磁波検出器54の複数の検出素子540各々が検出する。このとき、基材90における電磁波が照射される部分の−Z側の主面には、一対の当接ローラ580,580が当接する。このため、電磁波が照射される基材90の部分の振動が低減され得る。さらには、一対の当接ローラ580,580は、一対の補助ローラ582,582に掛け渡された基材90の部分を+Z側に押圧する。このため、電磁波が照射される基材90の部分におけるしわの発生が抑制され得るとともに、しわが除去され得る。
ステップS12において、塗工領域900を透過した塗工領域透過電磁波は、複数の検出素子540cによって検出される。また、端部非塗工領域902を透過した端部透過電磁波は、一対の検出素子540bによって検出される。さらに、基材90の外側を通過した基材外通過電磁波は、一対の検出素子540aによって検出される。電磁波検出器54は、検出素子540各々が検出した電磁波強度を電気信号に変換し、その電気信号を制御部60に入力する。
次のステップS13にて、基材90上の各位置における触媒担持量の特定が行われる(ステップS13)。具体的には、担持量特定部604の位置特定部6040が、検出素子540各々に入射する電磁波が透過した基材90上の透過位置を特定する。また、補正部6041は、検出素子540cが検出した塗工領域透過電磁波の電界強度を、検出素子540a,540bが検出した基材外通過電磁波の電界強度および端部透過電磁波の電界強度で適宜補正する。さらに、中間非塗工領域904を透過した非塗工領域透過電磁波の電界強度を、検出素子540c各々が検出している場合、補正部6041は、その非塗工領域透過電磁波の電界強度を用いて補正する。そして、透過率取得部6042が、補正部6041によって取得された補正後の電界強度から、透過率を取得する。この透過率と対応情報622とに基づいて、各透過位置における触媒担持量が取得される。
次のステップS14にて、触媒担持量の値に異常が発生しているかどうか判定が行われる(ステップS14)。具体的には、通知部606が担持量特定部604によって特定された触媒担持量が、既定の上限値以下かどうか、また、既定の下限値以上であるかどうかに基づいて、ステップS14の判定が行われる。
ステップS14において異常があると判定された場合(YESの場合)、次のステップS15において、通知部606が外部に異常を通知する(ステップS15)。具体的にはランプの点灯、あるいは、表示部64における異常箇所を示す画像の表示などが行われる。
ステップS14において異常がないと判定された場合(NOの場合)、あるいは、ステップS15が完了した後、次のステップS16において、測定を終了するかどうかが判定される。ステップS16の判定は、例えば、エンコーダ226によって検出される基材90の移動量が所定値を超えたか否かに基づいて、判定される。
ステップS16において測定を終了するかどうか判定が行われる(ステップS16)。
測定を終了すると判定された場合(YESの場合)、次のステップS17において、触媒担持量の測定結果が外部に通知される(ステップS17)。具体的には、二次元画像または三次元画像として表現された触媒担持量分布画像が表示部64に表示される。また、ローラ駆動部28による巻取用ローラ222の回転が停止されることによって、基材90の搬送が停止される。
ステップS16において測定を終了しないと判定された場合(NOの場合)、ステップS12の電磁波計測処理、ステップS13の触媒担持量の特定処理、ステップS14,S15の異常通知処理が再び実行される。
なお、本フローの説明では、ステップS12の電磁波測定によって電磁波強度が取得される都度、ステップS13の触媒担持量の特定を行うとしている。しかしながら、基材90の所定の距離分だけ先に電磁波測定を行った後、その部分の触媒担持量の特定処理を行うようにしてもよい。
また、ステップS14,S15の異常通知処理については、ステップS17の触媒担持量の測定結果の通知とともに行われてもよい。
また、ステップS15の異常通知処理と同時に、基材90の搬送を停止するように制御部60がローラ駆動部28を制御してもよい。
以上のように、担持量測定部50を採用した場合、複数の検出素子540を幅方向に配列することによって、基材90の幅方向の複数の地点の触媒担持量を同時に特定し得る。また、搬送部20によって基材90が電磁波発振器52および電磁波検出器54に対して相対的に移動させることによって、長さ方向にわたって触媒担持量の測定を効率的にかつ非破壊的に実行し得る。
<効果>
本実施形態では、図3に示すように、筐体542のカバー部5422の+Z側に配設された一対の当接ローラ580,580が基材90の裏面に当接する。このため、当接ローラ580,580間に掛け渡された基材90が振動することを抑制し得る。これによって、電磁波発振器52、触媒層92および各検出素子540の位置関係が安定化され得るため、触媒層92に含まれる金属触媒の担持量を精度良く特定し得る。
また、当接ローラ580,580が、補助ローラ582,582よりも+Z側の位置で基材90に当接するため、当接ローラ580,580間に掛け渡された基材90の部分にしわが発生することを抑制し得る。したがって、位置特定部6040が特定する電磁波の透過位置と、触媒層92において実際に電磁波が透過した位置との誤差の発生を低減し得る。また、搬送中に基材90にしわが発生しても、当接ローラ580,580間においてそのしわが除去され得る。このため、しわが略無い状態の基材90に電磁波を照射できるため、複数の検出素子540によって検出された電磁波が透過した基材90上の透過位置を適正に特定し得る。
なお、本実施形態では、一対の当接ローラ580,580を、同一形状のローラ部材のものとしているが、これは必須ではない。例えば、これらの半径を異なるものとしてもよい。同様に、一対の補助ローラ582,582についても、同様に、半径を異なるものとしてもよい。
また、一対の当接ローラ580,580は、Z軸方向に関して同じ位置に配設されているが、これは必須ではない。これらのうち、一方を、他方よりも+Z側または−Z側に配設してもよい。同様に、一対の補助ローラ582,582についても、Z軸方向に関して同じ位置に配設されているが、これは必須ではない。ただし、当接ローラ580,580によって基材90を押圧して適度に延ばすため、−X側の当接ローラ580は−X側の補助ローラ582よりも+Z側に配設することが望ましく、かつ、+X側の当接ローラ580は+X側の補助ローラ582よりも+Z側に配設することが望ましい。
<2. 第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、以降の説明において、既に説明した要素と同様の機能を有する要素については、同じ符号またはアルファベット文字を追加した符号を付して、詳細な説明を省略する場合がある。
図9は、第2実施形態の担持量測定部50Aを示す概略側面図である。第2実施形態の担持量測定部50Aは、一対の補助ローラ582,582の代わりに一対の補助ローラ582A,582Aを備える点で、第1実施形態の担持量測定部50と主に相違する。
一対の補助ローラ582A,582Aは、基材90よりも+Z側に配設されており、基材90の表面(+Z側の主面)に接触する。担持量測定部50Aにおいても、一対の当接ローラ580,580は、基材90に対して、一対の補助ローラ582A,582Aよりも+Z側の位置で当接する。このため、一対の当接ローラ580,580は、一対の補助ローラ582A,582Aに掛け渡された基材90を+Z側に押圧して延ばす。これによって、一対の当接ローラ580,580に掛け渡された基材90の部分におけるしわの発生を抑制し得る。したがって、位置特定部6040が特定する電磁波の透過位置と、触媒層92において実際に電磁波が透過した位置との間に誤差が生じることを抑制し得る。
<3. 第3実施形態>
図10は、第3実施形態の担持量測定部50Bを示す概略側面図である。図11は、第3実施形態の電磁波検出器54Aを示す概略斜視図である。第3実施形態の担持量測定部50Bは、電磁波検出器54の代わりに電磁波検出器54Aを備える点で、第2実施形態の担持量測定部50Aと主に相違する。
電磁波検出器54Aは、筐体542Aを備えている。そして、その筐体542Aは、収容部5420と、カバー部5422Aとを備える。カバー部5422Aは、第1実施形態のカバー部5422と同様に、収容部5420に収容された複数の検出素子540の+Z側を覆う部分である。
カバー部5422Aの+X側寄りおよび−X側寄りの各々の位置に、Y軸方向に延びる一対の貫通孔542Hが形成されている。ここでは、カバー部5422AのX軸方向中央に設けられた窓部544の+X側および−X側に、貫通孔542Hが形成されている。本実施形態では、当接ローラ580,580のうち−Z側の一部が筐体542Aの内部に収容されている。そして、一対の当接ローラ580,580各々の一部が、一対の貫通孔542H各々から+Z側に露出するように配設されている。図示を省略するが、当接ローラ580,580各々の回転軸は、筐体542Aの内側に配設されていてもよいし、筐体542Aの外側に配設されていてもよい。
本実施形態のように、当接ローラ580,580の一部を筐体542Aの内側に配設することによって、筐体542Aを基材90に接近させることができる。これによって、複数の検出素子540を電磁波発振器52に近づけることができるため、基材90を透過した電磁波を高い感度で検出し得る。したがって、基材90における触媒担持量を高精度に特定し得る。
<4. 変形例>
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は上記のようなものに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
上記実施形態では、基材90に当接する当接部として、Y軸方向に延びる軸まわりに回転する当接ローラ580,580を採用している。しかしながら、当接部は、これに限定されるものではない。例えば、回転不能に構成された棒状の部材としてもよい。また、このような棒状の部材をカバー部5422に固設してもよい。
また、上記実施形態において、エンコーダ226は、巻取用ローラ222以外のローラに接続され、その接続されたローラの回転量を検出してもよい。また、移動距離検出器は、エンコーダ226に限定されるものではない。移動距離検出器は、基材90の移動量を直接的に検出するものでもよい。この場合、例えば、接触式もしくは非接触式のセンサーのいずれであってもよい。非接触式のセンサーとしては、例えば光学センサー(イメージセンサ)を採用するとよい。光学センサーによって、塗工領域900と中間非塗工領域904とを識別することによって、基材90の移動量を計測し得る。
また、検出素子540各々は、X軸方向に一列に並んでいることは必須ではない。複数の検出素子540を、Y軸方向にずらしつつ、X軸方向に配列してもよい。例えば、検出素子540同士が、Y軸方向に部分的に重なるように配列することによって、より多くの検出素子540を配列できるため、X軸方向の分解能を向上できる。また、電磁波検出器54に搭載された検出素子540の数量が少ない場合には、複数台の電磁波検出器54をX軸方向に並べてもよい。このとき、複数の電磁波検出器54をY軸方向にずらしつつX軸方向に並べてもよい。
この発明は詳細に説明されたが、上記の説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。上記各実施形態および各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせたり、省略したりすることができる。
10 塗工システム
20 搬送部
220 供給用ローラ
222 巻取用ローラ
28 ローラ駆動部
50,50A,50B 担持量測定部
52 電磁波発振器
54,54A 電磁波検出器
540 検出素子
542,542A 筐体
542H 貫通孔
5420 収容部
5422,5422A カバー部
544 窓部
580 当接ローラ
582,582A 補助ローラ
60 制御部
604 担持量特定部
62 記憶部
90 基材
92 触媒層
900 塗工領域
LP1 透過位置

Claims (7)

  1. シート状の基材の表面に形成された触媒層に含まれる金属触媒の担持量を測定する担持量測定装置であって、
    前記基材が巻回された供給用ローラ、および、前記供給用ローラから供給される前記基材を巻き取る巻取用ローラを含む搬送部と、
    前記搬送部によって前記基材が所定の搬送方向に搬送される前記基材の一方側から、前記基材に向けて前記搬送方向に直交する前記基材の幅方向に広がる扇状の電磁波を出力する電磁波発振器と、
    前記基材よりも他方側において前記幅方向に配列されており、入射する前記電磁波の電界強度を検出する複数の検出素子と、
    前記基材と前記複数の検出素子との間に配設され、前記複数の検出素子の前記一方側を覆うカバー部と、
    前記カバー部よりも前記一方側であって、かつ、前記複数の検出素子の前記搬送方向の上流側および下流側の各々に配設され、前記基材の他方側の面に当接する一対の当接部と、
    前記複数の検出素子が検出する前記電磁波の電界強度に基づき、前記触媒層の触媒担持量を特定する担持量特定部と、
    を備える、担持量測定装置。
  2. 請求項1の担持量測定装置であって、
    前記一対の当接部よりも前記搬送方向の上流側および下流側の各々に配設され、前記幅方向に延びる一対の補助ローラ部材、
    をさらに備え、
    前記一対の当接部が前記一対の補助ローラ部材よりも前記一方側の位置で前記基材に当接する、担持量測定装置。
  3. 請求項1または請求項2の担持量測定装置であって、
    前記一対の補助ローラ部材が、前記基材の前記一方側の面に当接する、担持量測定装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項の担持量測定装置であって、
    前記一対の当接部各々は、前記幅方向に延びる軸まわりに回転する当接ローラ部材を含む、担持量測定装置。
  5. 請求項4の担持量測定装置であって、
    前記当接ローラ部材のうち少なくとも一部が、前記カバー部に形成された貫通孔から前記一方側に露出するように配設されている、担持量測定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項の担持量測定装置であって、
    前記カバー部が、前記複数の検出素子が収容される筐体の一部を構成する、担持量測定装置。
  7. シート状の基材の表面に形成された触媒層に含まれる金属触媒の担持量を測定する担持量測定方法であって、
    (a)前記基材が巻回された供給用ローラから供給される前記基材を巻取用ローラに巻き取ることによって前記基材を搬送する工程と、
    (b)前記基材の一方側に配設された電磁波発振器から、前記(a)工程にて所定の搬送方向に搬送される前記基材に向けて、前記搬送方向に直交する前記基材の幅方向に広がる扇状の電磁波を出力する工程と、
    (c)前記(b)工程にて前記電磁波発振器から出力された前記電磁波の電界強度を、前記基材の他方側において前記幅方向に配列された複数の検出素子によって検出する工程と、
    (d)前記(c)工程にて前記複数の検出素子が検出する前記電磁波の電界強度に基づき、前記触媒層の触媒担持量を特定する工程と、
    を含み、
    前記複数の検出素子の前記一方側は、前記基材と前記複数の検出素子との間に配設されたカバー部に覆われており、
    前記(a)工程は、前記カバー部よりも前記一方側であって、かつ、前記複数の検出素子の前記搬送方向の上流側および下流側の各々に配設された一対の当接部を、前記基材の他方側の面に当接させる工程を含む、担持量測定方法。
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