JP6829670B2 - リソース管理サーバ、および、リソース管理方法 - Google Patents
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Description
本発明は、リソース管理サーバからリソースの供給を受けたサービス事業者サーバがユーザ端末にサービスを提供するリソース管理システムに用いられる前記リソース管理サーバであって、
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理するリソース管理部と、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新するリソース更新受付部と、
前記メインプール内で前記サービス事業者サーバに割り当ててあるものの、前記サブプール内でどの前記ユーザ端末にも割り当ててない状態のリソース量が所定値より少ないときには、前記自身のリソースを増強するように出力する設備増強支援部と、を有することを特徴とする。
さらに、リソース管理サーバを有する卸事業者は、第2の割当状況を把握できるため、サービス事業者サーバからの追加発注を予想してタイミング良く設備増強ができ、販売機会損失を防止できる。
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理するリソース管理部と、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新するリソース更新受付部と、
前記メインプール内で前記サービス事業者サーバに割り当ててあるものの、前記サブプール内でどの前記ユーザ端末にも割り当ててない状態のリソース量が所定値より多いときには、前記自身のリソースを複数の前記サービス事業者サーバに重複して割り当てることを許可する重複割当部と、を有することを特徴とする。
さらに、リソース管理サーバを有する卸事業者は、第2の割当状況を把握できるため、一時的には実リソース量以上に販売し、その後に実際に使われるタイミングまでに設備増強することができる。
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理するリソース管理部と、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新するリソース更新受付部と、を有し、
前記リソース管理部が、使用開始時刻になるまでは前記サブプール内で所定の前記ユーザ端末に予約状態のリソースとして確保し、前記使用開始時刻になった後は前記サブプール内で予約状態のリソースを所定の前記ユーザ端末に利用可能状態として割り当てることを特徴とする。
さらに、ユーザ端末は、使用開始時刻になったら、確実に事前予約したリソースを用いたサービスを受けることができる。
これらのリソース管理システムの各装置は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスクなどの記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成される。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
サービス事業者サーバ2は、複数の卸サービス30を連携させた連携サービス20(20x、20y)を、ユーザ端末1に提供する。そのため、サービス事業者サーバ2は、各卸事業者サーバ3に対して卸サービス30の申込処理や保守処理などを依頼する。
ユーザ端末1は、サービス事業者サーバ2に対して連携サービス20の申込処理や保守処理などを依頼する。
サービス事業者サーバ92は、図1の連携サービス20を提供するために、ユーザ端末1からサービスの要求を受け付ける要求受付部921と、複数の卸サービス30のリソースを連携するためのリソース連携部922と、卸サービス30のリソースを卸事業者サーバ93に発注する発注依頼部923とを有する。
卸事業者サーバ93は、図1の卸サービス30を提供するために、発注依頼部923から発注を受け付ける発注受付部931と、卸サービス30のリソースを管理するリソース管理部932とを有する。
第1の卸事業者サーバ93内のリソース管理部932は、自身が提供する卸側管理リソース933pとして、第1のサービス事業者サーバ92に提供するリソース「RSX1」と、第2のサービス事業者サーバ92に提供するリソース「RSY1」とを割り当てている。
第2の卸事業者サーバ93内のリソース管理部932は、自身が提供する卸側管理リソース933qとして、第1のサービス事業者サーバ92に提供するリソース「RSX2」を割り当てている。
また、卸事業者サーバ93は、1つのサービス事業者サーバ92に対して1つのリソース(RSX1,RSX2)を割り当てたという大まかな管理をしているだけで、そのリソースの内訳を認識することはできなかった。よって、卸事業者サーバ93は、割り当てたリソースの利用状況を把握し、その利用状況に適した運営を行うことができなかった。
サービス事業者サーバ2は、図1の連携サービス20を提供するために、ユーザ端末1からサービスの要求を受け付ける要求受付部21と、複数の卸サービス30のリソースを連携するためのリソース連携部22と、卸サービス30のリソースを卸事業者サーバ3に発注する発注依頼部23とを有する。
卸事業者サーバ3(3p)は、図1の卸サービス30を提供するために、発注依頼部23から発注を受け付ける発注受付部(リソース更新受付部)31と、卸サービス30のリソースを管理するリソース管理部32とを有する。
さらに、卸事業者サーバ3は、後記するサブプール35(35x、35y)の内容を卸事業者に活用させるための各種処理部(設備増強支援部38、重複割当部39)を有する(説明は図8〜図11)。
例えば、メインプール34には、サービス事業者サーバ2xに提供するリソース「RSX1」と、サービス事業者サーバ2yに提供するリソース「RSY1」とが記載される。
また、サブプール35xには、サービス側管理リソース924pと同様に、サービス事業者サーバ2xに提供するリソース「RSX1」の内訳(RSA1,RSB1,RPX1)が記載される。同様に、サブプール35yには、サービス事業者サーバ2yに提供するリソース「RSY1」の内訳(RSC1,RPY1)が記載される。
まず、卸側管理リソース933pとして、卸事業者サーバ93が卸サービス30として提供するリソース全体の割当状況が管理されている。卸側管理リソース933pには、卸事業者サーバ93が第1のサービス事業者サーバ92にリソースの使用権を売却した売却リソースRSX1が含まれている。また、卸側管理リソース933pには、卸事業者サーバ93が第2のサービス事業者サーバ92にリソースの使用権を売却した売却リソースRSY1が含まれている。
サービス側管理リソース924pには、売却リソースRSX1の内訳として、第1のサービス事業者サーバ92がユーザ端末1ごとにリソースの使用権を売却した売却リソースRSA1,RSB1が含まれる。さらに、売却リソースRSX1の内訳として、第1のサービス事業者サーバ92自身が確保しておいた保有リソースRPX1と、誰も使用していない状態の空きリソースREも含まれる。
各ユーザ端末1は、サービス事業者サーバ92から割り当てられたリソースRSA,RSBを用いて、連携サービス20を受ける。
ユーザ端末1は、サービス事業者サーバ92から割り当てられたリソースRSCを用いて、連携サービス20を受ける。
まず、メインプール34として、図4の卸側管理リソース933pと同様に、リソース全体の割当状況が管理されている。次に、サブプール35として、図4のサービス側管理リソース924p,924rと同様に、メインプール34から割り当てられたリソースの内訳が管理されている。
第1のサービス事業者サーバ2は、メインプール34から割り当てられたリソースRSX1の内訳として、サブプール35のリソースRSA1,RSB1を用いて、連携サービス20を各ユーザ端末1に提供する。
第2のサービス事業者サーバ2も、メインプール34から割り当てられたリソースRSY1の内訳として、サブプール35のリソースRSC1を用いて、連携サービス20をユーザ端末1に提供する。
図6は、卸事業者サーバ3→サービス事業者サーバ2→ユーザ端末1の順にリソースが割り当てられる手順を示す説明図である。
図7は、図6とは逆方向に、ユーザ端末1→サービス事業者サーバ2→卸事業者サーバ3の順にリソースの割当が解除される手順を示す説明図である。
図6,図7では、メインプール34で管理されるメインプール内リソース60と、サブプール35で管理されるサブプール内リソース70とで、符号61〜63,符号71〜74で示すように各リソースの状態を複数の状態に分類している。さらに、状態間の遷移を示す矢印と、その矢印の識別子(S11〜S15,S21〜S25)も図示している。以下、各状態および各遷移の詳細を説明する。
サービス業者売却状態61は、図5のRSX1,RSY1のように、サービス事業者サーバ2に対して使用権を売却した状態である。サービス業者売却状態61の内訳は、サブプール内リソース70で定義される。
卸業者利用状態62は、卸事業者サーバ3が自身で使用するために確保してある状態である。
卸業者内空き状態63は、どのサービス事業者サーバ2にも、卸事業者サーバ3自身にも割り当てていない状態である。なお、卸業者利用状態62と卸業者内空き状態63との間の状態遷移は、卸事業者サーバ3の内部処理として行えばよいので、API311としてサービス事業者サーバ2に公開しなくてもよい。
ユーザ売却状態71は、図5の売却リソースRSA1,RSB1,RSC1のように、ユーザ端末1に使用させるためにリソースの使用権を売却した状態である。
サービス業者利用状態72は、図5の保有リソースRPX1,RPY1のように、サービス事業者サーバ2が自身で使用するために確保してある状態である。
サービス業者内空き状態73は、図5の空きリソースREのように、どのユーザ端末1にも、サービス事業者サーバ2自身にも割り当てていない状態である。
予約済み状態74は、ユーザ売却状態71またはサービス業者内空き状態73に将来遷移するために、予約してある状態である。
(1)「卸業者内空き状態63の確認用API」
(2)「サービス業者内空き状態73への購入用API」
(3)「ユーザ売却状態71への割当用API」
(4)「ユーザ売却状態71への割当解除用API」
(5)「卸業者内空き状態63への返却用API」
(6)「予約済み状態74への購入用API」
(7)「予約済み状態74の予約内容変更用API」
(8)「予約済み状態74の予約キャンセル用API」
なお、(2)、(3)、(6)がリソースを割り当てるときに使用するAPIであり、(4)、(5)、(8)がリソースの割当を解除するときに使用するAPIである。
リソース管理部32は、これらの各API311を介してサービス事業者サーバ2から呼び出された指示を受け、サブプール35内の各リソースの割当状況を更新する。
そのため、サービス業者内空き状態73のリソースが事前に設定しておいた標準リソース量以下となった場合に、そのリソース不足をサービス事業者サーバ2に通知するAPI(リソース不足警告API)を設けてもよい。
また、サービス業者内空き状態73のリソースが標準リソース量以下となった場合に、標準リソース量を越えるまで卸業者内空き状態63のリソースを自動購入するAPI(サービス業者内空き状態73への自動購入用API)を設けてもよい。
なお、図示は省略したが、サービス業者内空き状態73からサービス業者利用状態72に割り当てるためのAPIや、サービス業者利用状態72からサービス業者内空き状態73に戻すためのAPIも、API311に含めてもよい。
なお、ユーザ端末1が連携サービス20を解約したときや、ユーザ売却状態71の追加リソースの発注が想定よりも少ないときには、サービス業者内空き状態73が余ってしまう。このようなときに、サービス事業者サーバ2は、余ったサブプール内リソース70を卸業者内空き状態63に戻す。
(6)「予約済み状態74への購入用API」は、卸業者内空き状態63のリソースを予約済み状態74のリソースとして予約するためのAPIである(S13)。予約済み状態74のリソースは、予約者としてユーザ端末1またはサービス事業者サーバ2、予約するリソース種別、リソース量、予約したリソースの使用開始時刻などの予約内容が対応付けられる。
予約したリソースの使用開始時刻になったときに、もしくはユーザ端末1が連携サービス20を利用開始したときに、予約済み状態74のリソースは、予約者のユーザ売却状態71のリソースへと遷移し(S15)、ユーザ端末1への課金が開始される。または、予約したリソースの使用開始時刻になったら、予約済み状態74のリソースは、サービス業者内空き状態73のリソースへと遷移し(S14)、サービス事業者サーバ2への課金が開始される。
(8)「予約済み状態74の予約キャンセル用API」は、手続きなどの不備によりユーザ端末1の申込がキャンセルとなったときに、予約済み状態74のリソースをキャンセルして卸業者内空き状態63に戻すためのAPIである(S25)。
さらに、予約内容が変更されたときや、予約がキャンセルされたときに、その内容をサービス事業者サーバ2に通知するAPIを設けてもよい。
以下、図8〜図11では、卸事業者サーバ3がサブプール35のリソースの利用状況を、効率的なリソース計画に活用する一例を説明する。
・図3の設備増強支援部38は、卸サービス30のリソースを増強するタイミングを提案する(図8,図9)。
・図3の重複割当部39は、同じ卸サービス30のリソースを、複数の割当先に重複して割り当てることを許可する(図10,図11)。
メインプール内リソース60として、2つのサービス業者売却状態61x、61yと、卸業者利用状態62と、卸業者内空き状態63とのリソースがそれぞれ存在する。
サービス業者売却状態61xの内訳は、2つのユーザ売却状態71(RSA,RSB)と、サービス業者利用状態72(RPX)と、サービス業者内空き状態73(RE)とで構成される。
サービス業者売却状態61yの内訳は、2つのユーザ売却状態71(RSC,RSD)と、サービス業者利用状態72(RPY)と、サービス業者内空き状態73(RE)とで構成される。
ここで、太線で示すように、設備増強支援部38は、サービス業者内空き状態73(RE)のリソース量が、2つのサービス事業者サーバ2ともに所定値より少ないため、各サービス事業者サーバ2から近々追加の発注が行われそうと予測する。
図8と同様に、メインプール内リソース60、サブプール内リソース70にはそれぞれリソースが状態別に割り当てられている。一方、図8ではサービス業者内空き状態73(RE)のリソース量が所定値より少ない場合を示したが、図10では太線の一点鎖線で示すように、サービス業者内空き状態73(RE)のリソース量が所定値より多い場合を示す。つまり、各サービス事業者サーバ2は、自身の顧客であるユーザ端末1がこれから多少増加しても、自身のサービス業者内空き状態73(RE)のリソース量をやりくりして対処できる状況である。
太線の長破線で示すように、卸事業者サーバ3の重複割当部39は、同じ卸サービス30のリソースを、2つのサービス業者売却状態61p(RE)のリソースとして、複数の割当先に重複して割り当てることを許可する。つまり、サービス業者内空き状態73(RE)のリソースは、現時点ではまだ使用されていない待ち状態なので、重複割当がなされても、割当先で同時に使用される確率は少ない。つまり、ある割当先で実際に使用するときに、別の割当先で同じリソースが使用済みのために、ある割当先がリソースを使用できないという不都合の発生確率は少ない。
このように、卸事業者は、サービス事業者サーバ2内の空きリソースが所定値より多い場合は、一時的には実リソース量以上に販売し、その後に実際に使われるタイミングまでに設備増強することで、効率的な設備増設を実行できる。
卸事業者サーバ3は、サービス事業者サーバ2ごとのリソース管理をメインプール34で行うとともに、ユーザ端末1ごとのリソース管理もサブプール35においてサービス事業者サーバ2から代行することが主な特徴である。
これにより、サービス事業者サーバ2のリソース管理負担を減らせるため、サービス事業者は、連携サービス20の販売・料金請求・お客様対応等の業務に集中することができる。さらに、リソース管理業務を卸事業者サーバ3に集約することで、卸事業者は、ビジネスチャンスを拡大でき、トータルでの業務効率化につながる。
2 サービス事業者サーバ
3 卸事業者サーバ(リソース管理サーバ)
20 連携サービス
21 要求受付部
22 リソース連携部
23 発注依頼部
24 サービス側管理リソース
30 卸サービス
31 発注受付部(リソース更新受付部)
32 リソース管理部
33 卸側管理リソース
34 メインプール
35 サブプール
38 設備増強支援部
39 重複割当部
311 API
Claims (6)
- リソース管理サーバからリソースの供給を受けたサービス事業者サーバがユーザ端末にサービスを提供するリソース管理システムに用いられる前記リソース管理サーバであって、
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理するリソース管理部と、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新するリソース更新受付部と、
前記メインプール内で前記サービス事業者サーバに割り当ててあるものの、前記サブプール内でどの前記ユーザ端末にも割り当ててない状態のリソース量が所定値より少ないときには、前記自身のリソースを増強するように出力する設備増強支援部と、を有することを特徴とする
リソース管理サーバ。 - リソース管理サーバからリソースの供給を受けたサービス事業者サーバがユーザ端末にサービスを提供するリソース管理システムに用いられる前記リソース管理サーバであって、
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理するリソース管理部と、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新するリソース更新受付部と、
前記メインプール内で前記サービス事業者サーバに割り当ててあるものの、前記サブプール内でどの前記ユーザ端末にも割り当ててない状態のリソース量が所定値より多いときには、前記自身のリソースを複数の前記サービス事業者サーバに重複して割り当てることを許可する重複割当部と、を有することを特徴とする
リソース管理サーバ。 - リソース管理サーバからリソースの供給を受けたサービス事業者サーバがユーザ端末にサービスを提供するリソース管理システムに用いられる前記リソース管理サーバであって、
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理するリソース管理部と、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新するリソース更新受付部と、を有し、
前記リソース管理部は、使用開始時刻になるまでは前記サブプール内で所定の前記ユーザ端末に予約状態のリソースとして確保し、前記使用開始時刻になった後は前記サブプール内で予約状態のリソースを所定の前記ユーザ端末に利用可能状態として割り当てることを特徴とする
リソース管理サーバ。 - リソース管理サーバからリソースの供給を受けたサービス事業者サーバがユーザ端末にサービスを提供するリソース管理システムにより実行されるリソース管理方法であって、
前記リソース管理サーバは、
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理し、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新し、
前記メインプール内で前記サービス事業者サーバに割り当ててあるものの、前記サブプール内でどの前記ユーザ端末にも割り当ててない状態のリソース量が所定値より少ないときには、前記自身のリソースを増強するように出力することを特徴とする
リソース管理方法。 - リソース管理サーバからリソースの供給を受けたサービス事業者サーバがユーザ端末にサービスを提供するリソース管理システムにより実行されるリソース管理方法であって、
前記リソース管理サーバは、
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理し、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新し、
前記メインプール内で前記サービス事業者サーバに割り当ててあるものの、前記サブプール内でどの前記ユーザ端末にも割り当ててない状態のリソース量が所定値より多いときには、前記自身のリソースを複数の前記サービス事業者サーバに重複して割り当てることを許可することを特徴とする
リソース管理方法。 - リソース管理サーバからリソースの供給を受けたサービス事業者サーバがユーザ端末にサービスを提供するリソース管理システムにより実行されるリソース管理方法であって、
前記リソース管理サーバは、
前記リソース管理サーバが自身のリソースを前記サービス事業者サーバごとに割り当てた第1の割当状況を示すメインプールと、前記第1の割当状況において割り当てられたリソースの内訳として、前記サービス事業者サーバが前記ユーザ端末ごとに割り当てた第2の割当状況を示すサブプールとを管理する工程において、使用開始時刻になるまでは前記サブプール内で所定の前記ユーザ端末に予約状態のリソースとして確保し、前記使用開始時刻になった後は前記サブプール内で予約状態のリソースを所定の前記ユーザ端末に利用可能状態として割り当て、
前記サービス事業者サーバからの指示を受け、前記サブプール内の前記第2の割当状況を更新することを特徴とする
リソース管理方法。
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