JP6829579B2 - 加速度変換器 - Google Patents

加速度変換器 Download PDF

Info

Publication number
JP6829579B2
JP6829579B2 JP2016212552A JP2016212552A JP6829579B2 JP 6829579 B2 JP6829579 B2 JP 6829579B2 JP 2016212552 A JP2016212552 A JP 2016212552A JP 2016212552 A JP2016212552 A JP 2016212552A JP 6829579 B2 JP6829579 B2 JP 6829579B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
measured
mounting bolt
casing
attachment portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016212552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018072176A (ja
Inventor
恵介 ▲高▼橋
恵介 ▲高▼橋
雅幸 三津江
雅幸 三津江
健一郎 松下
健一郎 松下
邦祐 梅津
邦祐 梅津
伸吉 内山
伸吉 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Electronic Instruments Co Ltd, Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Priority to JP2016212552A priority Critical patent/JP6829579B2/ja
Priority to CN201710148113.XA priority patent/CN108020685A/zh
Priority to CN201720241399.1U priority patent/CN207051311U/zh
Publication of JP2018072176A publication Critical patent/JP2018072176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6829579B2 publication Critical patent/JP6829579B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/125Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by capacitive pick-up
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/12Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by alteration of electrical resistance

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、加速度変換器に関し、より詳しくは、耐電圧性向上を図り得る加速度変換器に関するものである。
加速度変換器には、静電容量型とゲージ抵抗型がある。
このうち、静電容量型加速度変換器は、固定基板と可撓基板との各対向面に電極を配設して、対向配置される静電容量素子を設け、固定基板に直交する方向の加速度の変化を、複数の静電容量素子間の静電容量変化に基づき検出を行うものである。
また、ゲージ抵抗型加速度変換器は、重錘とばね板を組合わせた単一の振動系よりなり、加速度が重錘に加わってばね板が変形し、そのばね板に添着されたひずみゲージの抵抗値変化に基づき加速度の検出を行うものである。
これら、静電容量型加速度変換器およびゲージ抵抗型加速度変換器のいずれにおいても、内部に電子回路を備えていることから、加速度を測定しようとする被測定対象物の環境によって所要の精度を発揮できなかったり、極端の場合加速度変換器に内蔵されたICからなる電子回路部品が損傷を来たし、故障してしまうこともある。
本出願人は、先に、加速度を測定する必要がある被測定対象物であるにも拘わらず、温度条件が適合しないために加速度の測定が行えなかったり、予測外の発熱に遭遇し、加速度変換器の故障を生じさせてしまうといった事態に対処すべく、加速度変換器の許容温度範囲を越えた被測定対象物の加速度を、故障を来す虞がなく、安定して測定し得る加速度変換器について、特開2005−274163号公報(以下、「特許文献1」という)として提案した。
図8に、この特許文献1に係る発明の一実施形態である加速度変換器を被測定対象物に取り付けた状態の正面部分断面図を示す。
図8に示すように、被測定対象物、この場合、鉄道車両のギヤボックス4を被測定対象物とすると、このギヤボックス4の上に、所定間隔の2つのボルトねじ穴(雌ねじ穴)4aを形成する。
次いで、ギヤボックス4の上に、所定間隔(上記2つのボルトねじ穴4aの間隔)の貫通孔が穿設された所定厚の断熱部材5を載置し、その上に、加速度変換器1の取着部3を載置し、その取着部3の上に、平ワッシャ9、スプリングワッシャ10を順次重ね、それぞれの貫通孔を介して、取付ボルト11を挿通し、その雄ねじを、ボルトねじ穴4aに螺着することで、取着部3をギヤボックス4に強固に取付けることができる。
このようにして、加速度変換器1と、ギヤボックス4との間に断熱部材5を介挿して、取付ボルト11をもって強固に固定することにより、ギヤボックス4の加速度を忠実に加速度変換器1に伝達することができ、内蔵された加速度変換素子で、ギヤボックス4の表面に発生する加速度に対応した電気信号(電圧または電流)に変換して、これを電気ケーブル(図示せず)を介して外部へ取り出し、外部に設けた計測機器にて、加速度値を計測することができる。
鉄道車両のギヤボックス4の加速度は、鉄道車両の実走行中に測定するのであるが、万一、ギヤボックス4に何らかの異常、例えば、潤滑オイル切れ、歯先の欠損、異物の混入、過負荷などに起因して、ギヤボックス4の表面が、100℃前後に温度が上昇した場合でも、断熱部材5で熱の伝導が遮断され、取着部3に伝達される温度は、例えば、40℃前後遮断されるので、取着部3は、60℃以下の温度に保持されることになる。
これに加えて、ケーシング部2の表面には、図には、現れていないが、複数のリブ状突起(または複数の凹状溝)が形成され、これが車両走行中の風を受けるため、さらにケーシング部2の温度は冷却されることとなり、結局、ケーシング部2の内部に収納された、加速度変換素子、増幅器、変換器などを構成する電子回路部品は、高温に晒されずにすむので、従来のように、不用意に故障をしてしまう、といった事態を確実に回避することができた。
このように構成された一般の加速度変換器は、表面温度が許容範囲を越えることがある、例えば、鉄道車両のギヤボックスの表面における加速度を安定して測定することが可能となった。ところが、新たな問題として、加速度変換器が取着されたギヤボックスや鉄道車両の台車上の表面温度が予測以下の状況下においても加速度変換器が損傷ないしは破壊するという事態が発生したが、その原因が何にあるのかが不明(未知)であった。
そこで、本発明者らは、その未知の原因を鋭意探究した結果、鉄道車両の台車等に加速度変換器を取着した状態で、電車の電源を投入したとき、架線から台車を経由し、レールに向かってサージ電流が流れるが、このサージ電流が、台車を経由して加速度変換器へ流入し、上述した特許文献1に示す加速度変換器が、破壊することが判明した。
このようなことは、通常の加速度変換器には生じない現象であり、特に対策を講じていなかった。
本発明者らは、サージ電流が流れる経路を種々探究したところ、図8の加速度変換器1にあっては、取付ボルト11が、被測定対象物にねじ結合されていることから、サージ電圧が取着部3からケーシング部2へと伝達されることを想定した。
その際、ケーシング部2と電気回路の距離が近いとサージ電流が電気回路を経由して流れ、加速度変換器を破壊してしまうことが判明した。
特開2005−274163号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、第1の目的とするところは、強いサージ電流が流れる過酷な環境下であっても破壊することなく、安定的に加速度を計測し得る加速度変換器を提供することにあり、
第2の目的とするところは、大きな加速度を繰り返し受けた場合にあってもサージ電流を阻止する部材が緩みを生じるのを効果的に阻止し得る加速度変換器を提供することにあり、第3の目的とするところは、上記第1および第2の目的を、簡素であって安価な構成をもって実現し得る加速度変換器を提供することにあり、第4の目的とするところは、上述の目的を達成しつつ、被測定対象物が発する熱を、内蔵される電子部品等に伝播され難い加速度変換機を提供することにある。
請求項1に記載した発明に係る加速度変換器は、上述した第1〜第3の目的を達成するために、
サージ電流が流れる環境下の被測定対象物に取着して前記被測定対象物から受ける加速度を検出する加速度変換器において、
内部に加速度変換素子およびこれに付属する電子部品を収容する鉄製のケーシング部と、
前記ケーシング部の側端から両側方に延設され、それぞれに貫通孔が穿設されたフランジ状を呈する一対の取着部と、
前記被測定対象物に形成された雌ねじ穴に、前記取着部に穿設された前記貫通孔を介して挿通され、前記取着部を前記被測定対象物に装着する取付ボルトと、円筒体の一端側にリング状の鍔部が突出形成されてなり、前記円筒体の外径部が前記取着部に穿設された貫通孔に挿入可能であり、前記円筒体の内径部には前記取付ボルトが挿通可能であり、前記鍔部が前記取着部の一面側に係止可能であって、且つ所定角度位置で前記取着部に対し回転止め手段により回転が阻止可能であって、前記取付ボルトから前記ケーシング部に流入するサージ電流を阻止する絶縁カラーと、
前記取付ボルトと前記絶縁カラーとの間の緩みを阻止する緩み止め部材と、
を具備し、
前記加速度変換素子または使用される電子部品のサージ電圧による破壊を阻止し得るように構成したことを特徴とするものである。
請求項2に記載した発明に係る加速度変換器は、前記回転止め手段は、一端が前記取着部に穿設された穴に植設され、他端が前記絶縁カラーに穿設された係合穴に係合し得るように構成されたピンよりなることを特徴とするものである。
請求項3に記載した発明に係る加速度変換器は、前記緩み止め部材は、前記取付ボルトが緊締された状態で、前記取付ボルトの側面に穿設された複数の貫通孔と、前記絶縁カラーの中心からずれた位置に形成された直線状溝が前記取付ボルトの首部または平ワッシャの当接面に当接されて形成されるトンネル状の溝穴に順次挿通され且つ端部同士を結束してなる針金部材で構成したことを特徴とするものである。
請求項4に記載した発明に係る加速度変換器は、上記第1〜第3の目的を達成するために、
サージ電流が流れる環境下の被測定対象物に取着して前記被測定対象物から受ける加速度を検出する加速度変換器において、内部に加速度変換素子およびこれに付属する電子部品を収容する鉄製のケーシング部と、
前記ケーシング部の側端から両側方に延設され、それぞれに貫通孔が穿設されたフランジ状を呈する一対の取着部と、
前記被測定対象物に形成された雌ねじ穴に、前記取着部に穿設された前記貫通孔を介して挿通され、前記取着部を前記被測定対象物に装着する取付ボルトと、円筒体の一端側にリング状の鍔部が突出形成されてなり、前記円筒体の外径部が前記取着部に穿設された貫通孔に挿入可能であり、前記円筒体の内径部には前記取付ボルトが挿通可能な絶縁カラーと、
前記取着部と前記被測定対象物との間に介挿される断熱部材と、
を具備し、
前記取付ボルトと対峙する前記ケーシング部を前記取付ボルトを中心とした円弧状に形成または削成して前記取付ボルトと前記ケーシング部の沿面距離を広げるように構成すると共に、前記取着部の前記貫通孔の下半部内周が底面に近づくにつれて次第に拡開する形状の空隙を形成または削成して、前記取付ボルトと前記ケーシング部の沿面距離を広げるように構成したことを特徴としたものである。
請求項5に記載した発明に係る加速度変換器は、前記取着部は、前記被測定対象物としての鉄道車両のギヤボックスの表面に前記取付ボルトをもって取着され、前記鉄道車両の走行中における加速度を検知し得るように構成したことを特徴とするものである。
請求項6に記載した発明に係る加速度変換器は、前記ケーシング部には、表面に複数のリブ状突起または複数の凹状溝が形成されてなることを特徴とするものである。
請求項7に記載した発明に係る加速度変換器は、前記断熱部材は、ガラス繊維を混在させたエポキシ樹脂からなることを特徴とするものである。
請求項8に記載した発明に係る加速度変換器は、前記断熱部材には、前記絶縁カラーの前記円筒体の外径部が挿入可能な貫通孔が形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る加速度変換器によれば、少なくとも下記に掲げる一つ以上の効果を奏することができる。即ち、
第1に、サージ電流が流れる過酷な環境下であっても破壊することなく、長期に亘り安定的に加速度を計測することができ、
第2に、大きなサージ電流を受けると共に、大きな加速度を繰り返し受ける環境下であっても、サージ電流を阻止する部材に緩みを生じるのを効果的に阻止し、長期に亘る加速度の計測を安定且つ正確に計測することができ、
第3には、上記第1および第2の効果を、簡素で且つ安価な構成をもって実現することができ、第4には、被測定対象物から発せられる高温の熱を内蔵される電子部品等に伝播され難く、高温による故障を来す虞れがなく安定して加速度を計測することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る加速度変換器の構成を一部破断して示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る加速度変換器の平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る加速度変換器に使用される磁気ノイズ遮断カラー部材を示すもので、(a)は、正面中央断面図であり、(b)は、その平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る加速度変換器の外観構成を示す平面図である。 図4のAーA線矢視方向断面図である。 図4に示す加速度変換器を正面斜め上方側から見た斜視図である。 図4に示す加速度変換器を正面斜め底面側から見た斜視図である。 従来の耐熱型の加速度変換器を鉄道車両のギヤボックスに設置した状態を示す背面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る加速度変換器を、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る加速度変換器を被測定対象物たる鉄道車両のギヤボックスに設置した状態を一部破断して示す正面部分断面図、図2は、第1の実施の形態に係る加速度変換器の外観構成を示す平面図、図3は、図1に示す第1の実施の形態に係る加速度変換器に使用される絶縁カラーであり、(a)は、縦断面図、(b)は、その平面図である。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る加速度変換器の外観構成を示す斜視図であり、図5は、図4のA−A線矢視方向断面図である。
図1〜図3(a)、(b)において、21は、加速度変換器であり、全体はこの場合、鉄製(例えば、S45C)であり、外部は、厚肉のケーシング部22で覆われ、内部はロストワックス法により所要の空間が形成されている。
このケーシング部22の下端には、その側方から水平方向に左右に延設され、被測定対象物たるギヤボックス24へ取り付けるためのフランジ状の取着部23が一体または一体的に形成されており、その材質は、ケーシング部22と同様に鉄製(例えば、S45C)である。
前記ケーシング部22には、放熱のための多数のリブ状突起(または複数の凹状溝でもよい)が形成されることが望ましいが、ここでは、必須のものではない。
上記の取着部23は、フランジ状を呈するものであるが、特に、被測定対象物と接する部分の表面積は、極めて小さいことが望ましい。
これは、被測定対象物または断熱部材25と接触する取着部23の面積を少なくして、取着部23およびケーシング部22への熱伝導を抑制するものであるが、さらに、一対の取着部23には、貫通孔23a、23aが穿設されていると共に、その貫通孔23aの内径部の上半部は、前記絶縁カラー26が嵌合する穴径とされているが、内部の下半部は、下端に近づくにつれて内周が次第に拡開する円錐台形状の空隙部23bが形成されており、取付ボルト31とケーシング部22との沿面距離が広げられている。
この取着部23の上部には、後述する回転止め用のピン27が植設されるピン嵌合穴が穿設されている。
さらに、この取着部23の貫通孔23aおよび断熱材25に穿設された孔25aには、上部にリング状の鍔部が突出形成されてなる円筒体の絶縁カラー26の該円筒体の外径部が挿入されている。
絶縁カラー26の円筒体の内径部26cは、取付ボルト31が緩く挿通される直径を有する内径の貫通孔とされ、鍔部の下側には、上述した回転止め手段としての回転止めピン27が嵌合、係止する係合穴26bが形成されており、鍔部の上側であって、前記係合穴26bとは180°反対側の部位には、図3(a)、(b)に示すような凹溝26aが形成されている。
尚、この絶縁カラー26に形成する凹溝26aに代えて、この凹溝26aに沿うような貫通孔を穿設してもよい。
取付ボルト31と絶縁カラー26との間には、絶縁カラー26に当接する平ワッシャ29とその上に、スプリングワッシャ30が順次、介挿される。
取付ボルト31は、通常のボルトとは異なり、ボルト(この場合、六角ボルト)の頭部の平面をなす部分の一側面から中心を経由して他側面へかけて貫通する3つの小さな貫通孔31aが穿設されている。
また、ケーシング部22にも特別の配慮が施されており、特に、図2にて示されるように、取付ボルト31と対峙するケーシング部22を、取付ボルト31を中心とした円弧状に形成し、または削成して凹陥部22a、22bを設けることにより、取付ボルト31とケーシング部22との間の沿面距離を広げる。これにより、取付ボルト31からケーシング部22にサージ電流が流れの減少させることができる。
このように、構成された加速度変換器21を、被測定対象物に取り付ける場合につき、説明する。
被測定対象物たる、例えば鉄道車両のギヤボックス24には、予め2つのボルトねじ穴(雌ねじ穴)24a、24aが形成されているものとする。
先ず、ギヤボックス24の上に、断熱部材25を、その2つの孔25a、25aが上記ボルトねじ穴24a、24aと合致するようにギヤボックス24の上に載置する。
次に、この断熱部材25の上に、取着部23を、その2つの貫通孔23a、23aが上記断熱材25の孔25a、25aと合致するように載置する。
次いで、この取着部23の上に、絶縁カラー26を、回転止めピン27に係合穴26bを嵌合せしめ、且つ貫通孔23aに円筒体外径部が合致するようにして挿入する。
続いて、平ワッシャ29、スプリングワッシャ30を順次首下に嵌入させた状態の取付ボルト31を、絶縁カラー26の内径部26c、断熱材25の孔25aに順次挿通し、ギヤボックス24に予め形成しておいたボルトねじ穴24に螺合し、所定の締め付けトルクをもって緊締する。
この状態で、別途用意される緩み止めワイヤ32を、取付ボルト31に穿設された貫通孔31aのうち、例えば、図1の正面側に向いた貫通孔31aに、その先端部を挿通させ、次いで、絶縁カラー26の上部に形成された凹溝26a内を挿通させ、その先端を凹溝26aから引き出す。このようにして、取付ボルト31の貫通孔31aと絶縁カラー26の凹溝26aに挿通された緩み止めワイヤ32の始端と終端とを、図1に示すように、捻る(結束する)ことによって、取付ボルト31の緩み止めが達成される。
本発明に係る加速度変換器は、強いサージ電流が流れる過酷な環境下であっても破壊することなく所期の精度をもって安定的に加速度を計測することができ、且つ、繰り返し、振動を受ける被測定対象物に取り付けた後、長期に亘る使用においても、緩むことがなく、長期に安定的に継続的な計測が可能となる。
図4〜図7は、本発明の第2の実施の形態に係る加速度変換器の構成を示すもので、このうち、図4は、第2の実施の形態に係る加速度変換器の外観構成を示す平面図、図5は、図4のA−A線矢視方向断面図、図6は、図4に示す加速度変換器の外観構成を正面斜め上方から見た斜視図、図7は、図4に示す加速度変換器の外観を正面斜め下方から見た斜視図である。
図4〜図7に示す第2の実施の形態は、図1、図2に示す第1の実施の形態に対し、ケーシング部と、これと一体をなす取着部のみを示し、ケーブルグランドおよびケーブルを付加するものを示すが、特に、ケーシング部の外周に多数のリブ状突凹条溝を形成した点に特徴がある。
即ち、41は、第2の実施の形態に係る加速度変換器であり、全体は、この場合、鉄製(S45C)の厚肉のケーシング部42で覆われている。
このケーシング部42の下端には、その側方から延設された被測定対象物(図示せず)へ取付けるための取着部43が一体または一体的に形成されている。
前記ケーシング部42は、多数のリブ状突起42cが形成されている。このリブ状突起42cは、ケーシング部42の表面から所定深さの凹条溝42dを所定の間隔で設けて形成することにより、残された部分から成っている。
これは、ケーシング部42の表面積を増やして放熱効果を向上させると共に、薄肉化を図りつつ補強効果を向上させるのに有効となるものである。
この第2の実施の形態においても、図4や図6に示されるように、貫通孔43a、43aにそれぞれ挿通される取付ボルトと対峙するケーシング部42を、取付ボルトを中心とした円弧状に形成し、または削成して凹陥部42a、42bを設けてなる。
これにより、取付ボルトとケーシング42との間の沿面距離を広げ、取付ボルトからケーシング42にサージ電流が流れるのを減少させることができる。
取着部43は、フランジ状を呈するものであるが、特に、図5の断面図や図7の斜視図に示すように、被測定対象物または上述した断熱部材25と接触する部分の表面積が極めて小さいことに特徴がある。
即ち、上記取着部43は、ケーシング部42の上面から見た投影面積に対して充分に小さい面積のフランジ状に一対形成されている。
これは、被測定対象物または断熱部材25と接触する取着部の面積を極力少なくして取着部43およびケーシング部42への熱伝導を抑制するためのものである。一対の取着部43、43には、貫通孔43a、43aが穿設されている。
ケーシング部42の内部は、図示は省略したが、正面側から所定深さの空洞が形成され、背面からは、上記の空洞の直径より小さいケーブル挿通孔が形成されている。上記空洞内には、この場合、静電容量型(ゲージ抵抗型であってもよい)の加速度変換素子、増幅器、トランス、V−Iコンバータ、フォトカプラなどが収納固定されている。
これらの電子回路素子は、上限の許容温度範囲は、60〜70℃とされている。
加速度変換器41は、図示は省略したが、固定基板と可撓基板との各対向面に電極を配設して対向配置される静電容量素子間の静電容量変化を電気信号として検出するもので、この電気信号は、増幅器で適宜増幅され電気ケーブル49を介して外部へ導出される。
ケーシング部42の正面開口部には、閉塞蓋50(例えば図8に示すような閉塞蓋7)が治具穴に挿入される治具(図示せず)によって螺着される。ケーシング部42の背面側の小径のケーブル挿通孔には、電気ケーブル49を気密的に(例えば、Oリングなどにより)導出するためのケーブルグランド48が挿入固定されている。
ケーシング部42、取着部43、閉塞蓋50は、この実施の形態の場合、鉄(S45C)で形成されているため材料的には安価なもので足りることと、モータなどが近傍に存在し、強大な磁気ノイズが発生する環境下に配置し、使用される場合に、その強大な磁気ノイズを確実に遮蔽し、内部の電子回路に影響を及ぼさない、という利点がある。
一方、上記ケーシング部42、閉塞蓋50をアルミニウム、またはアルミニウム合金で形成することもできる。
このようにアルミニウムで形成した場合の利点は、全体を軽量化することができる。
このような構成よりなる本発明の第2の実施の形態に係る加速度変換器41を被測定対象物へ取付けて加速度を測定する方法は、上述した第1の実施の形態に係る加速度変換器と同様である。
例えば、図1に示す鉄道車両のギヤボックス24の加速度は、鉄道車両の実走行中に測定するのであるが、万一、ギヤボックス24に何らかの異常、例えば、潤滑オイル切れ、歯先の欠損、異物の混入、過負荷などに起因して、ギヤボックス24の表面が、100℃前後に温度が上昇した場合でも、断熱部材25で熱の伝導が遮断され、取着部23、43に伝達される温度は、例えば、40℃前後遮断されるので、取着部23、43は、60℃以下の温度に保持されることになる。
これに加えて、図4〜図7に示すように、ケーシング部42の表面には、複数のリブ状突起42c(または複数の凹状溝42d)が形成され、これが車両走行中の風を受けるため、さらにケーシング部42の温度は冷却されることとなり、結局、ケーシング部42の内部に収納された、加速度変換素子、増幅器、変換器などを構成する電子回路部品は、高温に晒されずにすむので、従来のように、不用意に故障をしてしまう、といった事態を確実に回避することができる。
また、図1および図3に示される絶縁カラー26を取付ボルト31と取着部23との間に介挿する構成とした場合、絶縁カラー26が強いサージ電流を遮断する効果と相俟って、断熱効果にも大きく寄与する、という相乗効果が得られる。
尚、本発明は、上述し且つ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限り、種々の変形実施が可能である。
例えば、緩み止め部材は、必ずしも固定止め用ピン27を用いることなく、例えば、取着部側に凹溝を形成し、絶縁カラー26の当接面側に、上記凹溝と係合する突状部を形成するようにしてもよい。
本発明の第1および第2の実施の形態においては、鉄道車両の台車やギヤボックスの如き環境下で使用される例につき説明したが、強いサージ電流が発生する環境下で使用される産業機械や設備にも同様な構成で適用可能である。
21 加速度変換器
22 ケーシング部
22a、22b 凹陥部
23 取着部
23a 貫通孔
23b 台形状の空隙部
24 ギヤボックス
24a ボルトねじ穴
25 断熱部材
25a 孔
26 絶縁カラー
26a 凹溝
26b 係合穴
26c 内径部
27 回転止め用のピン
29 平ワッシャ
30 スプリングワッシャ
31 取付ボルト
31a 貫通孔
32 緩み止めワイヤ
41 加速度変換器
42 ケーシング部
42a、42b 凹陥部
42c リブ状突起
42d 凹状溝
43 取着部
48 ケーブルグランド
49 ケーブル
50 閉塞蓋

Claims (8)

  1. サージ電流が流れる環境下の被測定対象物に取着して前記被測定対象物から受ける加速度を検出する加速度変換器において、
    内部に加速度変換素子およびこれに付属する電子部品を収容する鉄製のケーシング部と、
    前記ケーシング部の側端から両側方に延設され、それぞれに貫通孔が穿設されたフランジ状を呈する一対の取着部と、
    前記被測定対象物に形成された雌ねじ穴に、前記取着部に穿設された前記貫通孔を介して挿通され、前記取着部を前記被測定対象物に装着する取付ボルトと、円筒体の一端側にリング状の鍔部が突出形成されてなり、前記円筒体の外径部が前記取着部に穿設された貫通孔に挿入可能であり、前記円筒体の内径部には前記取付ボルトが挿通可能であり、前記鍔部が前記取着部の一面側に係止可能であって、且つ所定角度位置で前記取着部に対し回転止め手段により回転が阻止可能であって、前記取付ボルトから前記ケーシング部に流入するサージ電流を阻止する絶縁カラーと、
    前記取付ボルトと前記絶縁カラーとの間の緩みを阻止する緩み止め部材と、
    を具備し、
    前記加速度変換素子または使用される電子部品のサージ電圧による破壊を阻止し得るように構成したことを特徴とする加速度変換器。
  2. 前記回転止め手段は、一端が前記取着部に穿設された穴に植設され、他端が前記絶縁カラーに穿設された係合穴に係合し得るように構成されたピンよりなることを特徴とする請求項1に記載の加速度変換器。
  3. 前記緩み止め部材は、前記取付ボルトが緊締された状態で、前記取付ボルトの側面に穿設された複数の貫通孔と、前記絶縁カラーの中心からずれた位置に形成された直線状溝が前記取付ボルトの首部または平ワッシャの当接面に当接されて形成されるトンネル状の溝穴に順次挿通され且つ端部同士を結束してなる針金部材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の加速度変換器。
  4. サージ電流が流れる環境下の被測定対象物に取着して前記被測定対象物から受ける加速度を検出する加速度変換器において、内部に加速度変換素子およびこれに付属する電子部品を収容する鉄製のケーシング部と、
    前記ケーシング部の側端から両側方に延設され、それぞれに貫通孔が穿設されたフランジ状を呈する一対の取着部と、
    前記被測定対象物に形成された雌ねじ穴に、前記取着部に穿設された前記貫通孔を介して挿通され、前記取着部を前記被測定対象物に装着する取付ボルトと、円筒体の一端側にリング状の鍔部が突出形成されてなり、前記円筒体の外径部が前記取着部に穿設された貫通孔に挿入可能であり、前記円筒体の内径部には前記取付ボルトが挿通可能な絶縁カラーと、
    前記取着部と前記被測定対象物との間に介挿される断熱部材と、
    を具備し、
    前記取付ボルトと対峙する前記ケーシング部を前記取付ボルトを中心とした円弧状に形成または削成して前記取付ボルトと前記ケーシング部の沿面距離を広げるように構成すると共に、前記取着部の前記貫通孔の下半部内周が底面に近づくにつれて次第に拡開する形状の空隙を形成または削成して、前記取付ボルトと前記ケーシング部の沿面距離を広げるように構成したことを特徴とする加速度変換器。
  5. 前記取着部は、前記被測定対象物としての鉄道車両のギヤボックスの表面に前記取付ボルトをもって取着され、前記鉄道車両の走行中における加速度を検知し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の加速度変換器。
  6. 前記ケーシング部には、表面に複数のリブ状突起または複数の凹状溝が形成されてなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の加速度変換器。
  7. 前記断熱部材は、ガラス繊維を混在させたエポキシ樹脂からなることを特徴とする請求項4に記載の加速度変換器。
  8. 前記断熱部材には、前記絶縁カラーの前記円筒体の外径部が挿入可能な貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の加速度変換器。
JP2016212552A 2016-10-31 2016-10-31 加速度変換器 Active JP6829579B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016212552A JP6829579B2 (ja) 2016-10-31 2016-10-31 加速度変換器
CN201710148113.XA CN108020685A (zh) 2016-10-31 2017-03-13 加速度转换器
CN201720241399.1U CN207051311U (zh) 2016-10-31 2017-03-13 加速度转换器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016212552A JP6829579B2 (ja) 2016-10-31 2016-10-31 加速度変換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018072176A JP2018072176A (ja) 2018-05-10
JP6829579B2 true JP6829579B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=61489333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016212552A Active JP6829579B2 (ja) 2016-10-31 2016-10-31 加速度変換器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6829579B2 (ja)
CN (2) CN207051311U (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274163A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd 加速度変換器
JP2006112858A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Ngk Spark Plug Co Ltd 圧電式加速度センサ
JP5157967B2 (ja) * 2009-03-06 2013-03-06 株式会社デンソー センサ装置およびその取付構造
CN101762720A (zh) * 2009-12-31 2010-06-30 中北大学 一种压电式加速度传感器
CN202033124U (zh) * 2011-03-24 2011-11-09 上海宝钢工业检测公司 高电压大电流切换开关触头在线测温组件
CN102721856B (zh) * 2012-07-11 2014-07-09 重庆大学 基于耦合电场的架空输电线路过电压测量传感器
CN203232041U (zh) * 2013-03-21 2013-10-09 广东电网公司电力科学研究院 一种具有绝缘功能的加速度传感器磁座固定装置
CN203551592U (zh) * 2013-07-22 2014-04-16 沈阳兴华航空电器有限责任公司 一种加速度传感器
JP2016125814A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 センサ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018072176A (ja) 2018-05-10
CN207051311U (zh) 2018-02-27
CN108020685A (zh) 2018-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6299917B1 (ja) 接続モジュール
US20080124985A1 (en) Semiconductor device
JP6829579B2 (ja) 加速度変換器
JP2011239600A (ja) 電気接続箱
JP2012109098A (ja) 電流センサ付きバッテリーターミナル
EP2629108B1 (en) An assembly with condition monitoring and a method for condition monitoring
WO2014007159A1 (ja) カバー
JP2005274163A (ja) 加速度変換器
JP2009089530A (ja) 電気接続箱
CN210068715U (zh) 一种螺纹防松连接结构
CN105114433A (zh) 锁固螺母件
CN216121681U (zh) 预埋式电力接线盒
WO2020167227A1 (en) Wedge clip for indicating correct compression of a cable or pipe transition
JP5418382B2 (ja) 電気機器
KR20120063957A (ko) 풀림 방지 장치
JP2019158420A (ja) トルクセンサ
CN110178454B (zh) 用于发送器壳体的盖固定装置
CN208254682U (zh) 一种分体式轴承温度传感器
US860028A (en) Nut-lock.
JP2013238252A (ja) ボルト固定構造
JP2011069439A (ja) ネジ締め締結構造
JP5942186B2 (ja) 保護カバー支持部材
RU34800U1 (ru) Перемычка к кабельным стойкам и путевым ящикам
JPS6042109Y2 (ja) 係船装置
FR3090225B1 (fr) Borne a compensation de serrage en particulier pour un appareil de protection electrique.

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20161031

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6829579

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250