JP6827729B2 - Image forming device - Google Patents
Image forming device Download PDFInfo
- Publication number
- JP6827729B2 JP6827729B2 JP2016137955A JP2016137955A JP6827729B2 JP 6827729 B2 JP6827729 B2 JP 6827729B2 JP 2016137955 A JP2016137955 A JP 2016137955A JP 2016137955 A JP2016137955 A JP 2016137955A JP 6827729 B2 JP6827729 B2 JP 6827729B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate transfer
- photoconductor
- motor
- image
- transfer body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
本発明は画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus.
電子写真方式などの画像形成装置は感光体ドラムと中間転写体とをそれぞれほぼ同一の周速度(表面速度)で回転させることでトナー画像を転写する。もし、これらの周速度間に大きな誤差が生じると、トナー画像の濃度ムラ(いわゆるバンディング)が発生することがある。特許文献1によれば、中間転写体を一定の周速度で回転させながら、感光体ドラムの回転速度を変化させることでトルク特性を抽出し、トルク特性にしたがって感光体ドラムの回転速度を決定する方法が提案されている。
An image forming apparatus such as an electrophotographic system transfers a toner image by rotating a photoconductor drum and an intermediate transfer body at substantially the same peripheral speed (surface speed). If a large error occurs between these peripheral velocities, density unevenness (so-called banding) of the toner image may occur. According to
ところで中間転写体の周速度と感光体ドラムの周速度との差を所定値とするための上記の方法を実行している間、画像形成装置は、シートにトナー画像を形成することができない。つまり、ユーザが画像を形成できない時間であるダウンタイムが発生する。一方で、画像形成装置は、シートに対する画像の形成位置を調整する処理(色ずれ補正)など、様々な調整処理を実行する。したがって、画像形成装置が何らかの調整処理を実行するタイミングで当該調整処理と合わせて周速度の調整処理を実行すれば、ダウンタイムが削減されるであろう。なお、色ずれ補正などの実行間隔は比較的に長いため、この実行タイミングだけで周速度の調整処理を実行したのでは周速度を適切に維持することができないことがある。そこで、本発明は、中間転写体の周速度に対する感光体の周速度をより適切なタイミングで調整することを目的とする。 By the way, while performing the above method for setting the difference between the peripheral speed of the intermediate transfer body and the peripheral speed of the photoconductor drum to a predetermined value, the image forming apparatus cannot form a toner image on the sheet. That is, there is downtime, which is the time when the user cannot form an image. On the other hand, the image forming apparatus executes various adjustment processes such as a process of adjusting an image forming position with respect to a sheet (color shift correction). Therefore, if the peripheral speed adjustment process is executed together with the adjustment process at the timing when the image forming apparatus executes some adjustment process, the downtime will be reduced. Since the execution interval of color shift correction and the like is relatively long, it may not be possible to maintain the peripheral speed appropriately if the peripheral speed adjustment process is executed only at this execution timing. Therefore, an object of the present invention is to adjust the peripheral speed of the photoconductor with respect to the peripheral speed of the intermediate transfer material at a more appropriate timing.
本発明は、たとえば、
感光体と、
静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、
現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、前記感光体上の前記静電潜像を前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を用いて現像する現像手段と、
前記現像手段による現像によって顕像化された画像が転写される中間転写体と、
前記画像を前記中間転写体からシートへ転写させる転写手段と、
前記感光体を回転する感光体モータと、
前記中間転写体を回転する中間転写体モータと、
前記感光体の回転速度が感光体目標速度となるように前記感光体モータを制御し、前記中間転写体の回転速度が中間転写体目標速度となるように前記中間転写体モータを制御するモータ制御手段と、
前記感光体と前記中間転写体と前記現像剤担持体が回転している第1状態において前記感光体モータの負荷に関する第1情報を取得し、前記現像剤担持体の回転が停止し、且つ、前記感光体と前記中間転写体が回転している第2状態において前記感光体モータの負荷に関する第2情報を取得し、前記感光体目標速度を変更するか否かを前記第1情報と前記第2情報とに基づいて制御する制御手段と、を有し、
前記感光体と前記中間転写体と前記現像剤担持体が回転しながら前記画像が複数のシートへ形成されている間に前記画像が形成されたシートの枚数に関する所定条件が満たされた場合、前記制御手段は前記現像剤担持体の回転を停止させて前記第2情報を取得することを特徴とする画像形成装置を提供する。
The present invention is, for example,
Photoreceptor and
An exposure means that exposes the photoconductor to form an electrostatic latent image,
A developing means having a developer carrier that supports and rotates a developer and develops the electrostatic latent image on the photoconductor using the developer supported on the developer carrier.
An intermediate transfer body to which an image visualized by development by the developing means is transferred, and
A transfer means for transferring the image from the intermediate transfer body to the sheet,
A photoconductor motor that rotates the photoconductor and
An intermediate transfer motor that rotates the intermediate transfer,
Motor control that controls the photoconductor motor so that the rotation speed of the photoconductor becomes the photoconductor target speed, and controls the intermediate transfer body motor so that the rotation speed of the intermediate transfer body becomes the intermediate transfer body target speed. Means and
In the first state in which the photoconductor, the intermediate transfer body, and the developer carrier are rotating, the first information regarding the load of the photoconductor motor is acquired, the rotation of the developer carrier is stopped, and the developer carrier is rotated. In the second state in which the photoconductor and the intermediate transfer body are rotating, the second information regarding the load of the photoconductor motor is acquired, and whether or not the target speed of the photoconductor is changed is determined by the first information and the first information. It has a control means for controlling based on two pieces of information.
When the predetermined condition regarding the number of sheets on which the image is formed is satisfied while the image is formed on a plurality of sheets while the photoconductor, the intermediate transfer body, and the developer carrier are rotated. The control means provides an image forming apparatus characterized in that the rotation of the developer carrier is stopped to acquire the second information.
本発明によれば、中間転写体の周速度に対する感光体の周速度をより適切なタイミングで調整することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to adjust the peripheral speed of the photoconductor with respect to the peripheral speed of the intermediate transfer material at a more appropriate timing.
<画像形成装置>
図1は画像形成装置100の主要部を示している。画像形成装置100は多色画像を形成するために四つの画像形成部5y、5c、5m、5bkを有している。画像形成部5y、5c、5m、5bkは、それぞれ色の異なるトナーを用いてトナー画像を形成する。ここでは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(Bk)といった色のトナーが使用される。参照符号の末尾に付与されているy、c、m、bkの文字はトナーの色を示している。
<Image forming device>
FIG. 1 shows a main part of the
感光体ドラム10は静電潜像やトナー画像(現像剤像)を担持する像担持体であり、モータによって回転駆動される。一次帯電器21は感光体ドラム10の表面を一様に帯電させる帯電手段である。露光装置22は画像情報に応じて変調された光で感光体ドラム10の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段(潜像形成手段)である。露光装置22は光を主走査方向に走査するための回転多面鏡などを有する走査光学装置などであってもよい。現像装置1はトナーを用いて静電潜像を現像し、トナー画像を形成する現像手段である。現像装置1は、たとえば、非磁性トナーと低磁化かつ高抵抗のキャリアとを含む二成分現像剤を使用する。一成分タイプの現像剤が使用されてもよい。一次転写ローラ23は、感光体ドラム10に担持されているトナー画像を中間転写体24に一次転写する。なお、中間転写体24は感光体ドラム10に接触することで、感光体上のトナー画像が中間転写体上に転写される。二次転写ローラ29は中間転写体24に担持されているトナー画像をシートPに二次転写する。定着装置27はシートPに対してトナー画像を定着させる。ドラムクリーナ26は感光体ドラム10に残存しているトナーを除去する。ベルトクリーナ28は中間転写体24に残存しているトナーを除去する。トナー補給槽20はトナーを現像装置1に補給する。画像センサ14は中間転写体24に形成されたトナー画像を読み取るセンサである。トナー画像の読取結果は静電潜像の書き出しタイミング(露光タイミング)を補正するために使用される。画像センサ14は発光素子と受光素子とを有するセンサである。
The
<現像装置>
図2は現像装置1を示している。現像装置1はトナー補給槽20から供給されたトナーとキャリアとを撹拌しながら搬送するスクリュー等の撹拌部材6を有している。撹拌部材6はモータM1によって駆動される。トナーとキャリアとが撹拌されることで、トナーが帯電する。現像スリーブ8はトナーを担持する現像剤担持体である。現像スリーブ8は感光体ドラム10と対向するように配置される。現像スリーブ8はモータM2によって駆動される。なお、現像スリーブ8には現像電源2によって所定の現像バイアスが印加される。なお、一次転写ローラ23にも転写電源3によって所定の転写バイアスが印加される。
<Developer>
FIG. 2 shows the developing
図3は感光体ドラム10の表面電位などを示している。一次帯電器21が感光体ドラム10の表面を一様に帯電させることで、感光体ドラム10の表面電位は、負の帯電電位Vdとなる。感光体ドラム10の表面のうち露光装置22が露光した領域の表面電位は露光電位VLとなる。たとえば、帯電電位Vdは−700Vであり、露光電位VLは−200Vである。現像装置1内で負極性に帯電したトナーを含む現像剤は、現像スリーブ8によって感光体ドラム10の近傍に搬送される。現像スリーブ8に印加される現像バイアスVdcは、帯電電位Vdと露光電位VLとの間の電位に設定される。現像バイアスVdcは、たとえば、−550Vである。現像スリーブ8上に担持されている負に帯電したトナーには負の現像バイアスVdcが作用する。トナーは感光体ドラム10に向かって飛翔し、感光体ドラム10の表面に付着する。トナーの付着量はコントラスト電位差Vcontに依存する。コントラスト電位差Vcontは現像バイアスVdcと露光電位VLとの差分である。よって、コントラスト電位差Vcontを調整することで、画像濃度が調整される。一次転写ローラ23には正の一次転写バイアスVtr1が印加されている。よって、感光体ドラム10に担持した負極性のトナーは一次転写部において、感光体ドラム10から一次転写ローラ23に向けて飛翔し、中間転写体24に転写される。一次転写バイアスVtr1は、たとえば、+1500Vである。
FIG. 3 shows the surface potential of the
<画像形成位置の調整>
画像形成装置100で各色のトナー画像を重畳することで多色画像を形成する。そのため、各色のトナー画像の位置が理想位置からずれてしまうと、いわゆる色ずれが発生する。
<Adjustment of image formation position>
A multicolor image is formed by superimposing toner images of each color on the
図4は色ずれ補正に使用されるテスト画像の一例を示している。色ずれ補正が開始されると画像形成装置100はテスト画像を中間転写体24に形成し、テスト画像の形成位置を画像センサ14により測定する。色ずれ補正は、所定の実行条件が満たされたときに実行される。実行条件は、たとえば、操作者により指示されたこと、画像形成装置100を起動したこと、または、画像形成枚数が所定枚数に達したことなどである。色ずれ補正を実行することで、画像形成装置100の製造ばらつき、内部温度の上昇などに起因した色ずれが補正され、低減される。
FIG. 4 shows an example of a test image used for color shift correction. When the color shift correction is started, the
図4が示すようにテスト画像には、それぞれ色の異なるパッチ画像48y、40m、48c、40bkが含まれている。画像センサ14の読み取り位置の軌跡は図4に示した2点鎖線となる。つまり、画像センサ14の読み取り位置をパッチ画像48y、48m、48c、48bkを通過する際の時間が測定される。たとえば、Lysはイエローのパッチ画像48yが画像センサ14の読み取り位置を通過する通過時間を示している。Lmsはマゼンタのパッチ画像48mが画像センサ14の読み取り位置を通過する通過時間を示している。Lcsはシアンのパッチ画像48cが画像センサ14の読み取り位置を通過する通過時間を示している。Lbksはマゼンタのパッチ画像48bkが画像センサ14の読み取り位置を通過する通過時間を示している。なお、Lys、Lms、Lcs、Lbksはパッチ画像の主走査方向(中間転写体24の回転方向と直交する方向)の画像形成位置を表している。Lys、Lms、Lcs、Lbksの大小は主走査方向における各パッチの相対的な位置関係を示している。つまり、Lys、Lms、Lcs、Lbksが同じ値になれば、各色の主走査方向における色ずれが解消する。
As shown in FIG. 4, the test image includes
Lymは、パッチ画像48yの通過時間Lysの半分となる位置からパッチ画像48mの通過時間Lymの半分となる位置までの時間差を示している。つまり、Lymは、副走査方向におけるイエローのパッチ画像48yとマゼンタのパッチ画像48mとの位置関係を示している。このように、Lymから各パッチの副走査方向の相対位置が算出される。シアンのパッチ画像48cとブラックのパッチ画像48bkについてもパッチ画像48yを基準とした時間差LycやLybkが求められる。時間差Lyc、Lybkからそれぞれシアンのパッチ画像48cとブラックのパッチ画像48bkの副走査方向の相対位置が算出される。
Lym indicates the time difference from the position where the passage time Lys of the
パッチ画像48y、48m、48c、48bkの通過時間からこれらの主走査方向における書き出しタイミングの補正量と、副走査方向における書き出しタイミングの補正量とが決定される。たとえば、副走査方向についてはイエローを基準として残りの色の書き出しタイミングが決定される。決定された補正量を、各色を担当する露光装置22の書き出しタイミングに反映させることで色ずれが補正される。書き出しタイミングは露光開始タイミングや画像の形成タイミングと呼ばれてもよい。
From the passing times of the
<感光体ドラムと中間転写体の速度制御>
感光体ドラム10と中間転写体24とは当接しながらトナー画像を転写する。そのため、感光体ドラム10の周速度と中間転写体24の周速度との差が所定値でなければ、トナー画像の伸縮やバンディングが発生することがある。したがって、感光体ドラム10の周速度と中間転写体24の周速度との差はトナー画像の伸縮やバンディングが顕在化しない程度に調整される。
<Speed control of photoconductor drum and intermediate transfer member>
The toner image is transferred while the
図5は感光体ドラム10を駆動する駆動部を示している。モータM3はモータギア31を駆動する。モータギア31はドラム駆動ギア35と噛み合っており、モータM3から伝達された駆動力をドラム駆動ギア35に伝達する。ドラム駆動ギア35の軸上には感光体ドラム10が固定されており、モータM3がドラム駆動ギア35を駆動することで、感光体ドラム10が回転する。ドラム駆動ギア35の軸上にはエンコーダ34も設けられている。エンコーダ34は多数のスリットが設けられた回転板である。このスリットを検知するように二つの速度センサ32、33が設けられている。速度センサ32、33はそれぞれ受光素子と発光素子とを有し、発光素子が発光した光がスリットを通過して受光素子により受光された光の回数をカウントする。単位時間あたりの回数は回転速度に相当する。2つの速度センサ32、33の出力は平均化されて使用される。これは、エンコーダ34の偏心の影響を低減するためである。画像形成装置100は、速度センサ32、33により検知された回転速度が目標速度となるように、モータM3に供給される駆動信号(PWM信号)のデューティをフィードバック制御する。PWMはパルス幅変調の略称である。
FIG. 5 shows a driving unit that drives the
図6は中間転写体24を駆動する駆動部を示している。モータM4はモータギア36を駆動する。モータギア36は駆動ギア42と噛み合っており、モータM4から伝達された駆動力を駆動ギア42に伝達する。駆動ギア42はさらに駆動ギア41に噛み合っている。駆動ギア41の軸上には駆動ローラ40が設けられている。モータM4が駆動ギア41、42を駆動することで、駆動ローラ40が回転し、駆動ローラ40によって中間転写体24も回転する。駆動ギア41の軸上にはさらにエンコーダ39が設けられている。エンコーダ39は多数のスリットが設けられた回転板である。このスリットを検知するように二つの速度センサ37、38が設けられている。速度センサ37、38はそれぞれ受光素子と発光素子とを有し、発光素子が発光した光がスリットを通過して受光素子により受光された光の回数をカウントする。単位時間あたりの回数は回転速度に相当する。2つの速度センサ37、38の出力は平均化されて使用される。これは、エンコーダ39の偏心の影響を低減するためである。画像形成装置100は、速度センサ37、38により検知された回転速度が目標速度となるように、モータM4に供給される駆動信号(PWM信号)のデューティをフィードバック制御する。とりわけ、画像形成装置100は、感光体ドラム10の周速度と中間転写体24の周速度との差が所定値となるように、モータM3、M4の少なくとも一方に供給されるPWM信号のデューティを制御する。
FIG. 6 shows a driving unit that drives the
このように、感光体ドラム10の周速度と中間転写体24の周速度との差が所定値となるように、モータM3、M4の目標速度が決定される。また、モータM3、M4の回転速度が目標速度に一致するようにフィードバック制御が実行される。ただし、画像形成装置100の内部の温度(機内温度)が上昇するにつれて、モータM3、M4の目標速度は適切に調整される必要がある。この理由について説明する。
In this way, the target speeds of the motors M3 and M4 are determined so that the difference between the peripheral speed of the
画像形成装置100が連続的に多数のシートPに画像を形成すると、機内温度が上昇する。機内温度が上昇すると、中間転写体24の表面の摩擦係数μbも上昇する。初期設定においては、感光体ドラム10の回転速度が中間転写体24の回転速度よりも若干速い。そのため、機内温度が上昇すると、感光体ドラム10を駆動するために必要となる回転トルクも増加する。
When the
図7(A)は画像形成枚数(イメージ数)に対する回転トルク(PWMデューティ)を示している。回転トルクは負荷トルクと呼ばれてもよい。破線は機内温度が30℃であるときの回転トルクを示している。実線は機内温度が40℃であるときの回転トルクを示している。図7(A)が示すように、機内温度が低い状態で画像形成を継続しても、感光体ドラム10の回転トルクはそれほど上昇しない。一方、機内温度が高い状態で画像形成を継続すると、一次転写部の周速差に起因した摩擦力によって、感光体ドラム10の回転トルクが上昇してしまう。
FIG. 7A shows a rotational torque (PWM duty) with respect to the number of images formed (the number of images). The rotational torque may be referred to as load torque. The broken line shows the rotational torque when the internal temperature is 30 ° C. The solid line shows the rotational torque when the internal temperature is 40 ° C. As shown in FIG. 7A, the rotational torque of the
図7(B)はイメージ数に対するPWMデューティを示している。とりわけ、破線は、機内温度が低い状態において機内温度の上昇を招くような画像形成モード(例:厚紙モードなど)に途中で切り替えられたときのPWMデューティを示している。実線は機内温度が40℃であるときの回転トルクを示している。この例では、機内温度が30℃であるケースで、イメージ数が10000枚に達したときに、普通紙モードから厚紙モードに切り替えられている。普通紙モードと比較して厚紙モードではより高い定着温度が必要になるため、機内温度が上昇しやすい。このように環境温度が低くても画像形成モードに依存して感光体ドラム10の回転トルクが上昇してしまうことがある。
FIG. 7B shows the PWM duty with respect to the number of images. In particular, the broken line indicates the PWM duty when the image formation mode (eg, cardboard mode) that causes the temperature inside the machine to rise when the temperature inside the machine is low is switched to in the middle. The solid line shows the rotational torque when the internal temperature is 40 ° C. In this example, in the case where the in-flight temperature is 30 ° C., when the number of images reaches 10,000, the plain paper mode is switched to the thick paper mode. Since a higher fixing temperature is required in the thick paper mode as compared with the plain paper mode, the in-flight temperature tends to rise. Even if the environmental temperature is low as described above, the rotational torque of the
PWMデューティが60%を超えるような負荷が感光体ドラム10を駆動するモータM3にかかると、色ずれやバンディングが顕在化しやすい。したがって、色ずれやバンディングが顕在化しないように、感光体ドラム10を駆動するモータM3の回転速度が適切に制御されなければならない。
When a load such that the PWM duty exceeds 60% is applied to the motor M3 that drives the
上述したように色ずれ補正のタイミングで感光体ドラム10を駆動するモータM3の回転速度を調整すればダウンタイムが削減されるであろう。しかし、色ずれ補正の実行間隔は比較的に長いため、ときには回転速度の調整が間に合わないことが考えられる。たとえば、回転トルクが急激に上昇したときに色ずれやバンディングが顕在化してしまうだろう。本実施例では、色ずれ補正のタイミングを待たずに、必要に応じて感光体ドラム10を駆動するモータM3の回転速度が調整される。
If the rotation speed of the motor M3 that drives the
<制御システム>
図8は画像形成装置100の各部を制御する制御システムを示している。CPU800は記憶装置850に記憶されている制御プログラムを実行することで各種の機能を実現する。なお、これらの機能の一部またはすべてはASICやFPGAなどのハードウエアによって実現されてもよい。ASICは特定用途集積回路の略称である。FPGAはフィールドプログラマブルゲートアレイの略称である。記憶装置850はRAMやROMなどのメモリを有している。記憶装置850にはイメージ数851や差分データ852などが記憶される。イメージ数851は画像形成装置100により形成された画像の枚数である。差分データ852はモータM3の回転トルクの差分データである。
<Control system>
FIG. 8 shows a control system that controls each part of the
駆動回路830はCPU800からの指示や設定値(目標速度)に応じてモータM1〜M4などを駆動する。また、駆動回路830は速度センサ32、33、37、38により得られた速度情報にしたがってモータM3、M4が目標速度で回転するようにフィードバック制御する。
The
負荷測定部801はモータM3に供給されるPWM信号のデューティを取得することで、モータM3の回転トルクに相関した負荷パラメータを検知ないしは測定するユニットである。回転トルクは負荷トルクと呼ばれてもよい。モータM3に代えて中間転写体24を駆動するモータM4が測定対象とされてもよい。差分演算部802は、負荷測定部801により測定された2つのPWMデューティの差分を演算する。1つ目は、現像スリーブ8がモータM2により駆動されている駆動状態で負荷測定部801により測定されたPWMデューティである。2つ目は、現像スリーブ8がモータM2により駆動されていな非駆動状態で負荷測定部801により検知されたPWMデューティである。駆動状態では感光体ドラム10にトナーが供給されるが、非駆動状態では感光体ドラム10にトナーが供給されない。つまり、感光体ドラム10と中間転写体24との間にトナーが有る状態でのPWMデューティと無い状態でのPWMデューティとの差分が取得される。取得された差分は記憶装置850に記憶される。第一統計部803は、記憶装置850に記憶されている複数の差分のうち最新のN個の差分の平均値を統計値として求める。第二統計部804は、記憶装置850に記憶されているM個の差分の平均値を統計値として求める。なお、M>Nとする。たとえば、Mは30であり、Nは5である。速度決定部805は第一統計部803により求められた統計値(例:平均値)が第一閾値(例:10%)以上になると、差分が小さくなるように差分の統計値に応じてモータM3の回転速度の設定値を決定する。作像制御部806は画像形成部5yないし5bkの露光装置22、現像装置1、現像電源2、転写電源3などを制御する。
The
トリガー部810は、色ずれ補正を実行するタイミングやモータM3の回転速度の調整処理を実行するタイミングを管理するユニットである。第一判定部811は回転速度の調整処理が必要かどうかを判定するために、記憶装置850に記憶されている最新のN個の差分の統計値が第一閾値以上であるかを判定する。第二判定部812は色ずれ補正とともに回転速度の調整処理が必要かどうかを判定するために、記憶装置850に記憶されているM個の差分の統計値が第二閾値以上であるかを判定する。第三判定部813は色ずれ補正の実行条件が満たされているかどうかを判定する。記憶装置850には最大でM個の差分が記憶される。M個のデータのう取得時刻の最も古いデータは新しいデータによって上書きされる。
The
色ずれ補正部820はY・M・C・Bk間の画像形成位置が整合するように各色の画像形成位置(書き出しタイミング)を補正する。第二調整部822は、実際にパッチ画像48y、48m、48c、48bkを形成し、画像センサ14で読み取り、読取結果に応じて各色の書き出しタイミングを調整する。第一調整部821は、速度決定部805により決定された新たな速度に応じて各色の書き出しタイミングを調整する。第一調整部821は、パッチ画像48y、48m、48c、48bkを形成せずに書き出しタイミングを調整する。そのため、第一調整部821による調整時間は第二調整部822による調整時間よりもずっと短い。これはダウンタイムの削減に役立つ。ただし、第一調整部821が実行する簡易な色ずれ補正と比較して第二調整部822の詳細な色ずれ補正は補正の精度が高い。
The color
本実施例では、色ずれ補正が実行されるときはかなり高い頻度で感光体ドラム10の回転速度の調整処理が実行される。さらに、色ずれ補正が実行されるタイミングでなくても、モータM3の回転トルクが大きく変動し始めると、感光体ドラム10の回転速度の調整処理が実行される。よって、中間転写体24の周速度に対する感光体ドラム10の周速度をより適切なタイミングで調整することが可能となる。
In this embodiment, when the color shift correction is executed, the rotation speed adjustment process of the
<回転トルクの測定処理>
図9は回転トルクの測定処理を示すフローチャートである。S901でCPU800(作像制御部806)は作像が指示されたかどうかを判定する。たとえば、CPU800は操作部からコピーを指示されたり、ホストコンピュータから印刷を指示されたりすると、S902に進む。S902でCPU800(作像制御部806)は作像を開始する。作像制御部806は前回転処理を実行し、感光体ドラム10を含む画像形成部5y〜5bkや中間転写体24などを、それぞれ画像形成を実行可能な状態に制御する。作像制御部806はイメージスキャナやホストコンピュータから入力された画像データにしたがって各色を担当する露光装置22を駆動し、各色の静電潜像を形成させる。なお、静電潜像は上述した手順にしたがってトナー画像に変換される。トナー画像は感光体ドラム10と中間転写体24を経由してシートPに転写され、定着装置27によりシートPに定着する。
<Measurement processing of rotational torque>
FIG. 9 is a flowchart showing a rotation torque measurement process. In S901, the CPU 800 (image drawing control unit 806) determines whether or not the image drawing is instructed. For example, when the operation unit instructs the
S903でCPU800(負荷測定部801)は回転トルクの測定条件が満たされているかどうかを判定する。測定条件は、たとえば、前回の測定タイミング以降に形成された画像の枚数(イメージ数)が所定枚数に達したことである。たとえば、所定枚数は200枚であるが、画像形成装置100の機種ごとに異なりうる。そのため、所定枚数はシミュレーションや実験などにより決定され、画像形成装置100の工場出荷時に記憶装置850のROMに格納されてもよい。測定条件が満たされていなければ、CPU800はS904に進む。
In S903, the CPU 800 (load measuring unit 801) determines whether or not the rotational torque measurement condition is satisfied. The measurement condition is, for example, that the number of images (the number of images) formed after the previous measurement timing has reached a predetermined number. For example, the predetermined number of sheets is 200, but it may differ depending on the model of the
S904でCPU800(作像制御部806)は作像が完了したかどうかを判定する。たとえば、X枚の画像を形成するジョブであれば、X枚の画像がすべて形成されたかどうかが判定される。作像が完了していなければ、CPU800は作像を継続すべく、S903に戻る。一方で、作像が完了していれば、CPU800はS905に進む。
In S904, the CPU 800 (image drawing control unit 806) determines whether or not the image drawing is completed. For example, in the case of a job of forming X images, it is determined whether or not all X images have been formed. If the image drawing is not completed, the
S905でCPU800(負荷測定部801)は後回転処理中において、現像スリーブ8をモータM2により駆動したままの状態で、回転トルクを測定する。上述したように負荷測定部801は回転トルクとしてモータM3に供給されるPWM信号のデューティを検知することで回転トルクを測定する。後回転処理とは、画像形成が終了した後も一定期間にわたり、感光体ドラム10や中間転写体24などを回転させる処理である。なお、後回転処理では、露光装置22、現像スリーブ8、現像電源2、転写電源3、一次帯電器21、感光体ドラム10、中間転写体24といった順番で停止される。つまり、測定処理は、露光装置22が停止されてから現像電源2が停止されるまでの間に実行される。現像スリーブ8が駆動しているため、現像装置1内のトナーは現像スリーブ8に担持されている。そのため、感光体ドラム10が露光されていなくても微量のトナーが感光体ドラム10に付着する。このように感光体ドラム10の表面のうち露光されていない領域に付着するトナーはかぶりトナーと呼ばれることがある。なお、現像電源2は停止していてもよいし、稼働していてもよい。現像電源2が現像バイアスを供給している状態では供給していない状態よりもかぶりトナーが増える。回転トルクを測定するために必要となるトナー量は微量であるため、現像バイアスの供給は必須ではない。同様に帯電バイアスや転写バイアスも省電力化のために供給を停止されてもよい。
In S905, the CPU 800 (load measuring unit 801) measures the rotational torque while the developing
S906でCPU800(負荷測定部801)は現像スリーブ8を停止する。つまり、モータM2が停止される。S907でCPU800(負荷測定部801)は現像スリーブ8が駆動されていない状態(非駆動状態)で回転トルクを測定する。上述したように負荷測定部801は回転トルクとしてモータM3に供給されるPWM信号のデューティを検知することで回転トルクを測定する。なお、差分演算部802は駆動状態で測定されたPWMデューティと非駆動状態で測定されたPWMデューティとの差分を演算し、差分データ852として記憶装置850に格納してもよい。また、負荷測定部801は測定した2種類のPWMデューティをそのまま記憶装置850に格納してもよい。差分演算部802は記憶装置850から種類のPWMデューティを読み出して差分を演算子もよい。CPU800はPWMデューティの測定を実行すると、PWMデューティを測定したときのイメージ数を記憶装置850に別途記憶し、S903で使用してもよい。つまり、CPU800は現在のイメージ数と記憶装置850に記憶されているイメージ数との差分が所定枚数以上かどうかを判定してもよい。
In S906, the CPU 800 (load measuring unit 801) stops the developing
なお、S903で測定条件が満たされていなければ、CPU800はS910に進む。S910でCPU800(作像制御部806)は作像を中断する。S911でCPU800(負荷測定部801)は現像スリーブ8をモータM2により駆動したままの状態で、回転トルク(PWMデューティ)を測定する。S912でCPU800(負荷測定部801)は現像スリーブ8を停止する。S913でCPU800(負荷測定部801)は非駆動状態で回転トルク(PWMデューティ)を測定する。この段階で差分演算部802は駆動状態で測定されたPWMデューティと非駆動状態で測定されたPWMデューティとの差分を演算し、差分データ852として記憶装置850に格納してもよい。上述したように2種類のPWMデューティがそのまま記憶装置850に格納されてもよい。S914でCPU800(作像制御部806)は作像を再開する。
If the measurement conditions are not satisfied in S903, the
<トナーの有無と回転トルクとの関係>
図10(A)は中間転写体24の耐久が少ない状態における感光体ドラム10の速度設定値とPWMデューティとの関係を示している。図10(B)は中間転写体24の耐久が多い状態における感光体ドラム10の速度設定値とPWMデューティとの関係を示している。実線はトナーが有る状態(駆動状態)でのPWMデューティを示している。破線はトナーが無い状態(非駆動状態)でのPWMデューティを示している。図10(A)と図10(B)とを比較するとわかるように、耐久の進み具合にかかわらず、トナーが有る状態ではPWMデューティは大きく変化しない。一方で、トナーが無い状態でのPWMデューティは耐久の進み具合に大きく依存している。図10(B)が示すように、速度設定値が0.05%未満では、PWMデューティが相対的に小さいため、感光体ドラム10が中間転写体24に従動している。一方で、速度設定値が0.05%を超えていれば、PWMデューティが相対的に大きいため、中間転写体24が感光体ドラム10に従動している。また、速度設定値が0.05%のときに、トナーが有る状態のPWMデューティとトナーが無い状態でのPWMデューティが一致している。つまり、速度設定値を0.05%に設定すれば、感光体ドラム10の周速度と中間転写体24の周速度との速度差がゼロになる。速度決定部805はトナーが有る状態でのPWMデューティとトナーが無い状態でのPWMデューティとの差分が小さくなるような(可能であれば0となるような)モータM3の目標速度を決定する。これにより、感光体ドラム10の回転トルクの上昇が抑制され、バンディングが減少する。
<Relationship between the presence or absence of toner and rotational torque>
FIG. 10A shows the relationship between the speed setting value of the
<色ずれ補正と速度調整処理>
図11は色ずれ補正と測定調整処理を示すフローチャートである。色ずれ補正と測定調整処理とを一緒に実行することは必須ではないが、ここでは両者が一緒に説明される。
<Color shift correction and speed adjustment processing>
FIG. 11 is a flowchart showing color shift correction and measurement adjustment processing. It is not essential to perform the color shift correction and the measurement adjustment process together, but both are described here together.
S1101でCPU800(第三判定部813)は色ずれ補正の実行条件が満たされているかどうかを判定する。色ずれ補正の実行条件が満たされていれば、CPU800はS1102に進む。色ずれ補正の実行条件は、たとえば、操作者が実行を指示したことやイメージ数が所定枚数(例:1000枚)に達するごとである。なお、実行条件は第二調整部822の作動条件と呼ばれてもよい。
In S1101, the CPU 800 (third determination unit 813) determines whether or not the execution condition of the color shift correction is satisfied. If the execution condition of the color shift correction is satisfied, the
S1102でCPU800(第二判定部812)は感光体ドラム10の回転速度の調整処理を実行する条件である第二調整条件が満たされているかどうかを判定する。第二調整条件とは、たとえば、記憶装置850に保存されているM個の差分データの平均値が第二閾値以上であることである。なお、第二閾値は相対的に低い値(例:2%)などに設定されている。これは、色ずれ補正が実行されるときは回転速度の調整もかなりの頻度で実行されるようにするためである。第二調整条件が満たされていなければ、色ずれ補正だけを実行すべく、CPU800はS1105に進む。なお、記憶装置850に記憶されている差分データの数がM個に達していないときもCPU800はS1105に進む。
In S1102, the CPU 800 (second determination unit 812) determines whether or not the second adjustment condition, which is a condition for executing the rotation speed adjustment process of the
S1105でCPU800(第二調整部822)はパッチ画像を中間転写体24に形成して各色の書き出しタイミングを補正する。上述したように、第二調整部822は作像制御部806を通じて画像形成部5y〜5bkを制御し、パッチ画像を中間転写体24に形成する。また、第二調整部822は画像センサ14にパッチ画像を読み取らせ、各色について主走査方向の位置ずれ量と副走査方向の位置ずれ量を求める。第二調整部822は各色の位置ずれ量がゼロになるように各色の書き出しタイミングを決定し、作像制御部806に設定する。作像制御部806は各色いついて決定された書き出しタイミングにしたがって各色の露光装置22を駆動する。
In S1105, the CPU 800 (second adjustment unit 822) forms a patch image on the
一方で、第二調整条件が満たされていれば、CPU800はS1103に進む。S1103でCPU800(速度決定部805)は回転トルクの差分データに応じて感光体ドラム10の回転速度(モータM3の速度設定値)を決定する。たとえば、速度決定部805は以下の式に基づいて速度設定値を決定する。
On the other hand, if the second adjustment condition is satisfied, the
Sd2 = Sd1 − g × Δ ・・・(1)
ここで、Sd2は新たに決定された速度設定値である。Sd1はこれまで使用されていた速度設定値である。gはゲインであり、工場出荷時に決定される。Δは回転トルクの差分データである。ここでは、M個の差分データの平均値がΔに代入される。
Sd2 = Sd1-g × Δ ・ ・ ・ (1)
Here, Sd2 is a newly determined speed setting value. Sd1 is a speed setting value that has been used so far. g is the gain and is determined at the time of shipment from the factory. Δ is the difference data of the rotational torque. Here, the average value of M difference data is substituted for Δ.
S1104でCPU800(負荷測定部801)は記憶装置850に記憶されているM個の差分データを消去する。記憶装置850に記憶されているM個の差分データは、変更前の速度設定値に基づき取得されたデータであるため、速度設定値が変更されるともはや必要ないデータである。そのため、記憶装置850に記憶されているM個の差分データが消去される。その後、S1105でCPU800はS1103で決定された速度設定値を使用して色ずれ補正を実行する。これにより、バンディングに加えて色ずれも低減される。
In S1104, the CPU 800 (load measuring unit 801) erases the M difference data stored in the
S1101で色ずれ補正の実行条件が満たされていなければ、CPU800はS1110に進む。S1110でCPU800(第一判定部811)は回転速度の調整処理を実行するための条件である第一調整条件が満たされているかどうかを判定する。第一調整条件は第二調整条件と比較すると満たされにくい条件である。これは、機内温度の急激な上昇により緊急の速度調整が必要になったかどうかを判定するためである。第一調整条件は、記憶装置850に記憶されているM個の差分データのうち最新のN個の差分データの平均値が第一閾値以上になったことである。第一閾値(例:10%)は第二閾値(例:2%)よりも大きな値に設定される。第一調整条件が満たされていなければ、CPU800はS1101に戻る。記憶装置850に記憶されている差分データの数がN個に達していないときもCPU800はS1101に戻る。一方で、第一調整条件が満たされていれば、CPU800はS1111に進む。
If the execution condition of the color shift correction is not satisfied in S1101, the
S1111でCPU800(速度決定部805)は回転トルクの差分データに応じて感光体ドラム10の回転速度(モータM3の速度設定値)を決定する。この決定処理はS1103と同様の処理である。S1104でCPU800(負荷測定部801)は記憶装置850に記憶されているM個の差分データを消去する。
In S1111, the CPU 800 (speed determination unit 805) determines the rotation speed (speed set value of the motor M3) of the
S1113でCPU800(第一調整部821)は新たに決定された回転速度(速度設定値)に応じて書き出しタイミングを決定する。回転速度の変更量に応じて副走査方向における画像形成位置がずれる。したがって、回転速度の変更量に応じて書き出しタイミングが補正される。書き出しタイミングの補正量dtは次式から算出されてもよい。 In S1113, the CPU 800 (first adjustment unit 821) determines the writing timing according to the newly determined rotation speed (speed setting value). The image formation position in the sub-scanning direction shifts according to the amount of change in the rotation speed. Therefore, the writing timing is corrected according to the amount of change in the rotation speed. The correction amount dt of the writing timing may be calculated from the following equation.
dt = X / (ω2 × D) − X / (ω1 × D)・・・(2)
ここで、Xは、感光体ドラム10の表面(周面)において露光位置から一次転写位置までの距離である。Dは感光体ドラム10の直径である。ω1は、変更前の速度設定値Sd1に対応する角速度である。ω1は、変更後の速度設定値Sd2に対応する角速度である。
dt = X / (ω2 x D) -X / (ω1 x D) ... (2)
Here, X is the distance from the exposure position to the primary transfer position on the surface (peripheral surface) of the
このように色ずれ補正のタイミングだけでなく、回転トルクの差分が急激に多くなるときにも感光体ドラム10の回転速度が調整されるようになる。したがって、機内温度が急激に上昇するようなケースでも適切に感光体ドラム10の回転速度が調整されるようになるため、バンディングが低減される。
In this way, the rotation speed of the
図12(A)、図12(B)は実施例の効果を示す図である。図12(A)は図7(A)に示した機内温度が高温の状態に対応している。機内温度が40℃である場合には感光体ドラム10に関する摩擦力の上昇が緩やかに進むため、PWMデューティも緩やかに上昇する。しかし、この場合はS1102で第二調整条件が満たされて、回転速度が調整される。つまり、所定枚数(例:1000枚)ごとに回転速度の調整と色ずれ補正とが実行される。これによりPWMデューティの上昇が抑制され、色ずれやバンディングが低減される。
12 (A) and 12 (B) are diagrams showing the effects of the examples. FIG. 12A corresponds to a state in which the in-flight temperature shown in FIG. 7A is high. When the temperature inside the machine is 40 ° C., the frictional force with respect to the
図12(B)は図7(B)に示した機内温度が低温で、かつ、途中で画像形成モードが切り替えられた状態に対応している。この例ではイメージ数が10000枚に達したときに画像形成モードが普通紙モードから厚紙モードに切り替えられており、機内温度が30℃から40℃へ急激に上昇する。このような条件下では第二調整条件が満たされる前にPWMデューティの大幅な上昇が発生しうる。本実施例ではこのような条件下では第一調整条件が満たされて、回転速度の調整と色ずれ補正とが実行される。これによりPWMデューティの上昇が抑制され、色ずれやバンディングが低減される。 FIG. 12B corresponds to a state in which the in-flight temperature shown in FIG. 7B is low and the image formation mode is switched in the middle. In this example, when the number of images reaches 10,000, the image formation mode is switched from the plain paper mode to the thick paper mode, and the temperature inside the machine rises sharply from 30 ° C. to 40 ° C. Under such conditions, a significant increase in PWM duty may occur before the second adjustment condition is satisfied. In this embodiment, the first adjustment condition is satisfied under such conditions, and the rotation speed adjustment and the color shift correction are executed. As a result, an increase in PWM duty is suppressed, and color shift and banding are reduced.
<まとめ>
図1などを用いて説明したように感光体ドラム10は像担持体の一例である。図5を用いて説明したようにモータM3は感光体ドラム10を駆動する第一駆動手段の一例である。図2を用いて説明したように現像スリーブ8は感光体ドラム10と対向する位置に配置され、現像剤を担持し、感光体ドラム10に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像する現像剤担持体の一例である。モータM2は現像剤担持体を駆動する第二駆動手段の一例である。中間転写体24は感光体ドラム10から転写された現像剤像(トナー画像)を搬送する中間転写体の一例である。図6に示したようにモータM4は中間転写体24を駆動する第三駆動手段の一例である。負荷測定部801はモータM3またはモータM4の回転トルクに相関した負荷パラメータ(例:PWMデューティ)を検知する検知手段の一例である。また、負荷測定部801はモータの回転トルクに関する情報を取得する取得手段の一例である。以上の実施例ではモータM3の回転トルクが検出されるものとして説明したが中間転写体24のモータM4の回転トルクが検出されてもよい。感光体ドラム10と中間転写体24とは当接しながら回転しているため、感光体ドラム10の摩擦力の上昇はモータM4の回転トルクにも反映される。この場合、第一調整条件や第二調整条件はモータM4の回転トルクを利用した条件に変更される。なお、負荷測定部801により測定されたモータM4の回転トルクに応じて各色のモータM3の回転速度が変更されてもよいし、モータM4の回転速度が変更されてもよい。これは、最終的に感光体ドラム10の周速度と中間転写体24の周速度との差が所定値になれば十分だからである。記憶装置850は、負荷測定部801により検知されたPWMデューティの差分を記憶する記憶手段の一例である。この差分は第一情報と第二情報との差分である。第一情報は、現像スリーブ8がモータM2により駆動されている駆動状態で負荷測定部801により検知されたPWMデューティである。第二情報は、現像スリーブ8がモータM2により駆動されていな非駆動状態で負荷測定部801により検知されたPWMデューティである。なお、差分を記憶する代わりに、差分を求めるために必要となるこれらのPWMデューティが記憶装置850に記憶されていてもよい。第一判定部811は記憶装置850に記憶されている差分(または記憶されている第一情報と第二情報から求められた差分)の統計値(例:移動平均など)が第一閾値(例:10%)以上であるかを判定する判定手段の一例である。S1110やS1111に関して説明したように、速度決定部805は統計値が第一閾値以上になると、差分が小さくなるように差分の統計値に応じてモータM3の回転速度の設定値を決定する決定手段の一例である。また、速度決定部805は記憶装置850に記憶された第一情報と第二情報とに基づいて目標速度を変更する変更手段の一例である。このように、本実施例は、中間転写体24の周速度に対する感光体ドラム10の周速度をより適切なタイミングで調整することが可能となる。つまり、感光体ドラム10を駆動するモータM3の回転速度の調整タイミングは、モータM3の回転トルクに依存したタイミングであり、色ずれ補正のタイミング以外であってもよい。そのため、より適切なタイミングで回転速度が調整されるようになる。
<Summary>
As described with reference to FIG. 1, the
なお、速度決定部805は、補正手段により補正処理が実行される場合、記憶手段に記憶された第一情報と第二情報とに基づいて目標速度を変更することで、ダウンタイムを軽減する。また、速度決定部805は、記憶手段に記憶された第一情報と第二情報とが所定条件を満たした場合、補正手段により補正処理を実行するタイミングでなくとも、目標速度を変更する。これにより、より適切なタイミングで回転速度が調整されるようになる。
When the correction process is executed by the correction means, the
換言すれば、速度決定部805は、第二調整部822の作動条件が満たされ、かつ、負荷パラメータの統計値が第二閾値以上である場合に回転速度の設定値を変更する。また、速度決定部805は、第二調整部822の作動条件が満たされていなくても、負荷パラメータの統計値が第二閾値よりも大きな第一閾値以上であれば設定値を変更する。これにより、中間転写体24の周速度に対する感光体ドラム10の周速度がより適切なタイミングで調整されるようになろう。
In other words, the
図9を用いて説明したように、負荷測定部801は、画像形成装置100により形成されたトナー画像の数が所定数に達するごとに差分を取得して記憶装置850に記憶させてもよい。また、負荷測定部801は、一連のトナー画像を形成するジョブが完了した後に実行される後回転処理において差分を取得して記憶装置850に記憶させてもよい。なお、S903に関して説明したように、所定数は200枚などであり、色ずれ補正の実行条件(例:1000枚〜5000枚)よりも少ない。これにより前回の色ずれ補正から今回の色ずれ補正までの間に発生する急激な回転トルクの上昇を検知できるようになる。また、画像形成ジョブが完了した後に実行される後回転処理においても回転トルクの測定と差分の取得とが実行されるため、急激な回転トルクの上昇を検知しやすくなる。また、後回転処理中に測定が実行されるため、測定に伴うダウンタイムは少ないだろう。
As described with reference to FIG. 9, the
S1110に関して説明したように、第一統計部803は記憶装置850に記憶されている最新のN個の差分の平均値を統計値として求める第一統計手段の一例である。なお、第一統計部803は記憶装置850に記憶されている最新のN個の第一情報と最新のN個の第二情報とから最新のN個の差分を求めてもよい。第一判定部811は最新のN個の差分の平均値が第一閾値以上であるかを判定する。測定結果のばらつきの影響を小さくするには移動平均などの統計処理が有効である。ただし、回転トルクの急激な上昇を検知するためには最新の測定結果が必要となる。本実施例では最新のN個の差分の平均値が採用されているため、測定結果のばらつきの低減と回転トルクの急激な上昇の検知とが両立される。
As described with respect to S1110, the first
S1112に関して説明したように、CPU800は、モータM3の回転速度の設定値が速度決定部805により決定された設定値に変更されると、記憶装置850に記憶されている差分を消去する消去手段としても機能する。CPU800は、記憶装置850に記憶されている第一情報と第二情報を消去する消去手段としても機能してもよい。モータM3の回転速度の設定値が変更されると、変更される前に測定された差分はもはや有用ではないため削除される。これにより、変更後の設定値に基づく回転トルクにしたがって回転速度の調整の要・不要が適切に判定されるようになる。
As described with respect to S1112, the
第一調整部821はモータM3の回転速度の設定値が速度決定部805により決定された設定値に変更されると、この設定値に応じて静電潜像の形成タイミングを調整する第一調整手段の一例である。第一調整部821によるこのような色ずれ補正は、本来の色ずれ補正の実行間隔よりも短い間隔で実行される。したがって、それほど深刻な色ずれ補正は発生していないことが予想され、パッチ画像を形成しない簡易な補正で十分であろう。
When the set value of the rotation speed of the motor M3 is changed to the set value determined by the
図1などを用いて説明したように一次帯電器21は感光体ドラム10を一様に帯電させる帯電手段の一例である。露光装置22は一様に帯電した感光体ドラム10を露光して静電潜像を形成する露光手段の一例である。一次転写ローラ23は感光体ドラム10に担持されているトナー画像を中間転写体24に一次転写する一次転写手段の一例である。二次転写ローラ29は中間転写体24に一次転写されたトナー画像をシートPに二次転写する二次転写手段の一例である。定着装置27はシートPに対して二次転写されたトナー画像を定着させる定着手段の一例である。CPU800は一次帯電器21、露光装置22、モータM3、モータM2およびモータM4を制御する制御手段の一例である。画像センサ14は中間転写体24に形成された測定用画像(パッチ画像)の形成位置を測定する測定手段の一例である。第二調整部822は測定用画像を形成して画像形成位置を補正する補正処理を実行するための実行条件が満たされると、パッチ画像を用いた色ずれ補正を実行する。つまり、第二調整部822は露光装置22を制御してパッチ画像に対応する静電潜像を形成させ、現像スリーブ8に当該静電潜像を現像させてパッチ画像を形成させる。さらに、第二調整部822は一次転写ローラ23にパッチ画像を中間転写体24に一次転写させ、画像センサ14にパッチ画像の形成位置を測定させ、パッチ画像の形成位置に応じて静電潜像の形成タイミングを調整する。第二統計部804は記憶装置850に記憶されているM個(例:30個)の差分の平均値を統計値として求める第二統計手段の一例である。なお、第二統計部804は記憶装置850に記憶されているM個の第一情報とM個の第二情報とからM個の差分を求めてもよい。第二判定部812は、色ずれ補正実行条件が満たされると、M個の差分の平均値が第二閾値以上であるかを判定する。速度決定部805は、M個の差分の平均値が第二閾値以上になると、差分が小さくなるようにM個の差分の平均値に応じてモータM3の回転速度の設定値を決定する。
As described with reference to FIG. 1 and the like, the
なお、第二調整部822は、モータM3の回転速度の設定値が速度決定部805により決定された設定値に変更された後で、パッチ画像に基づき静電潜像の形成タイミングを調整する。回転速度が変更されると色ずれも影響を受ける。そのため、回転速度が変更された後で色ずれ補正を実行することで、より正確に色ずれが補正されるようになろう。
The
なお、M(例:30個)>N(例:5個)である。パッチ画像を伴う色ずれ補正の実行間隔は比較的に長い間隔である。したがって、より多くの測定結果を用いて平均値を求めることで測定結果のばらつきが低減されるである。一方で、回転トルクの急激な上昇を検知するためにはより短期間での回転トルクの変化に注目しなければならない。ただし、測定結果のばらつきも可能ならば低減したい。よって、NはMよりも小さな自然数に選択される。 In addition, M (example: 30 pieces)> N (example: 5 pieces). The execution interval of the color shift correction accompanied by the patch image is a relatively long interval. Therefore, the variation in the measurement results can be reduced by obtaining the average value using more measurement results. On the other hand, in order to detect a sudden increase in rotational torque, it is necessary to pay attention to the change in rotational torque in a shorter period of time. However, we would like to reduce the variation in measurement results if possible. Therefore, N is selected as a natural number smaller than M.
パッチ画像を伴う色ずれ補正のタイミングでは原則として回転速度の調整も実行される。よって、第二閾値(例:2%)を第一閾値(例:10%)よりも小さく設定することで、パッチ画像を伴う色ずれ補正のタイミングではかなりの確率で回転速度の調整も実行されようになろう。回転トルクの差分が十分に小さければ、ダウンタイムをさらに削減するために回転速度の調整は省略されてもよい。 In principle, the rotation speed is also adjusted at the timing of color shift correction accompanied by the patch image. Therefore, by setting the second threshold value (example: 2%) to be smaller than the first threshold value (example: 10%), the rotation speed is adjusted with a high probability at the timing of color shift correction accompanied by the patch image. Let's be like that. If the difference in rotational torque is small enough, the rotational speed adjustment may be omitted to further reduce downtime.
負荷測定部801によって測定される負荷パラメータは、モータM3またはモータM4に供給されるパルス幅変調された駆動信号のデューティ比(例:PWMデューティ)であってもよい。駆動回路830は目標速度が達成されるようにPWMデューティを調整する。もし、感光体ドラム10と中間転写体24との間に働く摩擦力が上昇すると、モータM3にかかる負荷が上昇し、PWMデューティも増加させねばならない。このようにPWMデューティは摩擦力に相関している。また、摩擦力を直接的に測定する機器を設置すると製造コストが上昇する。したがって、PWMデューティを摩擦力の代わりに測定することで、安価かつ精度よく、摩擦力を観測することが可能となる。
The load parameter measured by the
100…画像形成装置、10…感光体ドラム、M3…モータ、8…現像スリーブ、M2…モータ、24…中間転写体、M4…モータ、801…負荷測定部801、850…記憶装置、811…第一判定部、805…速度決定部
100 ... image forming device, 10 ... photoconductor drum, M3 ... motor, 8 ... developing sleeve, M2 ... motor, 24 ... intermediate transfer member, M4 ... motor, 801 ... load measuring
Claims (6)
静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、
現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、前記感光体上の前記静電潜像を前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を用いて現像する現像手段と、
前記現像手段による現像によって顕像化された画像が転写される中間転写体と、
前記画像を前記中間転写体からシートへ転写させる転写手段と、
前記感光体を回転する感光体モータと、
前記中間転写体を回転する中間転写体モータと、
前記感光体の回転速度が感光体目標速度となるように前記感光体モータを制御し、前記中間転写体の回転速度が中間転写体目標速度となるように前記中間転写体モータを制御するモータ制御手段と、
前記感光体と前記中間転写体と前記現像剤担持体が回転している第1状態において前記感光体モータの負荷に関する第1情報を取得し、前記現像剤担持体の回転が停止し、且つ、前記感光体と前記中間転写体が回転している第2状態において前記感光体モータの負荷に関する第2情報を取得し、前記感光体目標速度を変更するか否かを前記第1情報と前記第2情報とに基づいて制御する制御手段と、を有し、
前記感光体と前記中間転写体と前記現像剤担持体が回転しながら前記画像が複数のシートへ形成されている間に前記画像が形成されたシートの枚数に関する所定条件が満たされた場合、前記制御手段は前記現像剤担持体の回転を停止させて前記第2情報を取得することを特徴とする画像形成装置。 Photoreceptor and
An exposure means that exposes the photoconductor to form an electrostatic latent image,
A developing means having a developer carrier that supports and rotates a developer and develops the electrostatic latent image on the photoconductor using the developer supported on the developer carrier.
An intermediate transfer body to which an image visualized by development by the developing means is transferred, and
A transfer means for transferring the image from the intermediate transfer body to the sheet,
A photoconductor motor that rotates the photoconductor and
An intermediate transfer motor that rotates the intermediate transfer,
Motor control that controls the photoconductor motor so that the rotation speed of the photoconductor becomes the photoconductor target speed, and controls the intermediate transfer body motor so that the rotation speed of the intermediate transfer body becomes the intermediate transfer body target speed. Means and
In the first state in which the photoconductor, the intermediate transfer body, and the developer carrier are rotating, the first information regarding the load of the photoconductor motor is acquired, the rotation of the developer carrier is stopped, and the developer carrier is rotated. In the second state in which the photoconductor and the intermediate transfer body are rotating, the second information regarding the load of the photoconductor motor is acquired, and whether or not the target speed of the photoconductor is changed is determined by the first information and the first information. It has a control means for controlling based on two pieces of information.
When the predetermined condition regarding the number of sheets on which the image is formed is satisfied while the image is formed on a plurality of sheets while the photoconductor, the intermediate transfer body, and the developer carrier are rotated. The control means is an image forming apparatus characterized in that the rotation of the developer carrier is stopped to acquire the second information.
前記第2情報は、前記第2状態において前記感光体モータへ供給されるPWM信号のデューティであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 The first information is the duty of the PWM signal supplied to the photoconductor motor in the first state.
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the second information is a duty of a PWM signal supplied to the photoconductor motor in the second state.
静電潜像を形成するために前記感光体を露光する露光手段と、
現像剤を担持して回転する現像剤担持体を有し、前記感光体上の前記静電潜像を前記現像剤担持体に担持された前記現像剤を用いて現像する現像手段と、
前記現像手段による現像によって顕像化された画像が転写される中間転写体と、
前記画像を前記中間転写体からシートへ転写させる転写手段と、
前記感光体を回転する感光体モータと、
前記中間転写体を回転する中間転写体モータと、
前記感光体の回転速度が感光体目標速度となるように前記感光体モータを制御し、前記中間転写体の回転速度が中間転写体目標速度となるように前記中間転写体モータを制御するモータ制御手段と、
前記感光体と前記中間転写体と前記現像剤担持体が回転している第1状態において前記中間転写体モータの負荷に関する第1情報を取得し、前記現像剤担持体の回転が停止し、且つ、前記感光体と前記中間転写体が回転している第2状態において前記中間転写体モータの負荷に関する第2情報を取得し、前記感光体目標速度を変更するか否かを前記第1情報と前記第2情報とに基づいて制御する制御手段と、を有し、
前記感光体と前記中間転写体と前記現像剤担持体が回転しながら前記画像が複数のシートへ形成されている間に前記画像が形成されたシートの枚数に関する所定条件が満たされた場合、前記制御手段は前記現像剤担持体の回転を停止させて前記第2情報を取得することを特徴とする画像形成装置。 Photoreceptor and
An exposure means that exposes the photoconductor to form an electrostatic latent image,
A developing means having a developer carrier that supports and rotates a developer and develops the electrostatic latent image on the photoconductor using the developer supported on the developer carrier.
An intermediate transfer body to which an image visualized by development by the developing means is transferred, and
A transfer means for transferring the image from the intermediate transfer body to the sheet,
A photoconductor motor that rotates the photoconductor and
An intermediate transfer motor that rotates the intermediate transfer,
Motor control that controls the photoconductor motor so that the rotation speed of the photoconductor becomes the photoconductor target speed, and controls the intermediate transfer body motor so that the rotation speed of the intermediate transfer body becomes the intermediate transfer body target speed. Means and
In the first state in which the photoconductor, the intermediate transfer body, and the developer carrier are rotating, the first information regarding the load of the intermediate transfer body motor is acquired, the rotation of the developer carrier is stopped, and the developer carrier is stopped. In the second state in which the photoconductor and the intermediate transfer body are rotating, the second information regarding the load of the intermediate transfer body motor is acquired, and whether or not to change the target speed of the photoconductor is referred to the first information. It has a control means for controlling based on the second information.
When the predetermined condition regarding the number of sheets on which the image is formed is satisfied while the image is formed on a plurality of sheets while the photoconductor, the intermediate transfer body, and the developer carrier are rotated. The control means is an image forming apparatus characterized in that the rotation of the developer carrier is stopped to acquire the second information.
前記第2情報は、前記第2状態において前記中間転写体モータへ供給されるPWM信号のデューティであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 The first information is the duty of the PWM signal supplied to the intermediate transfer motor in the first state.
The image forming apparatus according to claim 4 , wherein the second information is a duty of a PWM signal supplied to the intermediate transfer motor in the second state.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016137955A JP6827729B2 (en) | 2016-07-12 | 2016-07-12 | Image forming device |
US15/645,950 US10372066B2 (en) | 2016-07-12 | 2017-07-10 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016137955A JP6827729B2 (en) | 2016-07-12 | 2016-07-12 | Image forming device |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018010097A JP2018010097A (en) | 2018-01-18 |
JP2018010097A5 JP2018010097A5 (en) | 2019-08-22 |
JP6827729B2 true JP6827729B2 (en) | 2021-02-10 |
Family
ID=60995433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016137955A Active JP6827729B2 (en) | 2016-07-12 | 2016-07-12 | Image forming device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6827729B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019152790A (en) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | コニカミノルタ株式会社 | Image forming apparatus |
JP7467085B2 (en) * | 2019-11-26 | 2024-04-15 | キヤノン株式会社 | Image forming device |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4928744B2 (en) * | 2004-07-01 | 2012-05-09 | 株式会社リコー | Image forming apparatus and image transfer method |
JP2008052200A (en) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Canon Inc | Image forming apparatus |
JP2009210758A (en) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Kyocera Mita Corp | Belt moving device and image forming apparatus |
JP5208052B2 (en) * | 2009-05-22 | 2013-06-12 | キヤノン株式会社 | Image forming apparatus |
KR101639239B1 (en) * | 2009-10-28 | 2016-07-13 | 삼성전자주식회사 | Image forming apparatus and control method the same |
JP6025445B2 (en) * | 2012-08-08 | 2016-11-16 | キヤノン株式会社 | Image forming apparatus |
JP2014238457A (en) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | キヤノン株式会社 | Image forming apparatus |
-
2016
- 2016-07-12 JP JP2016137955A patent/JP6827729B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018010097A (en) | 2018-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4866583B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4947772B2 (en) | Image forming apparatus | |
US8036582B2 (en) | Belt driving device and image forming apparatus | |
JP2014178632A (en) | Image forming apparatus | |
JP6179238B2 (en) | Belt conveying device, image forming apparatus and image forming system | |
US9829833B2 (en) | Image forming apparatus that sets speeds of driving sources | |
JP2020177098A (en) | Image forming apparatus | |
US20110293304A1 (en) | Image forming apparatus and storage medium | |
JP6827729B2 (en) | Image forming device | |
JP6046945B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5369445B2 (en) | Motor control apparatus, image forming apparatus, and program | |
JP2010191364A (en) | Image forming apparatus | |
US10372066B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP6932485B2 (en) | Image forming device | |
JP6748500B2 (en) | Image forming device | |
JP5297001B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP6742842B2 (en) | Image forming device | |
JP2005215482A (en) | Image forming apparatus | |
JP7467085B2 (en) | Image forming device | |
JP2019008192A (en) | Image forming apparatus | |
JP6859040B2 (en) | Image forming device | |
JP2005148355A (en) | Image forming apparatus | |
JP2006184496A (en) | Image forming apparatus and method | |
JP4639710B2 (en) | Image forming apparatus | |
US20200096926A1 (en) | Image forming apparatus having a density detecting unit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190708 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210120 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6827729 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |