JP6826869B2 - 位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器 - Google Patents

位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器 Download PDF

Info

Publication number
JP6826869B2
JP6826869B2 JP2016226798A JP2016226798A JP6826869B2 JP 6826869 B2 JP6826869 B2 JP 6826869B2 JP 2016226798 A JP2016226798 A JP 2016226798A JP 2016226798 A JP2016226798 A JP 2016226798A JP 6826869 B2 JP6826869 B2 JP 6826869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
counter
count
position detector
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016226798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018084459A (ja
Inventor
林 康一
康一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP2016226798A priority Critical patent/JP6826869B2/ja
Publication of JP2018084459A publication Critical patent/JP2018084459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6826869B2 publication Critical patent/JP6826869B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

本発明は、位置センサから出力される2相のセンサ信号の変化に応じて、アップカウント又はダウンカウントするアップダウンカウンタにおいて、カウント値が変化しない条件でも、故障検出が可能な位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器に関する。
近年、制御機器に搭載される回路規模の増大と信号処理の高速化及び集積回路の微細化、さらには、制御機器に組み込むソフトウェアの複雑化により、制御機器が偶発的に誤動作を起こす可能性が高まる傾向にある。このため、万一の制御機器誤動作に対して、制御対象となる機械の可動部を安全に停止させる安全機能が制御機器に搭載されるようになってきている。また、制御機器の誤動作を検出する装置としては、可動部を駆動するモータに設置した複数の位置センサからの2相のセンサ信号に基づき速度監視する速度監視装置等が、安全機能を有する制御装置に搭載されている。このような装置では、2相のセンサ信号の変化に応じて、アップカウント又はダウンカウントするアップダウンカウンタにより、2相のセンサ信号を位置データに変換する。さらに、マイクロコンピュータにより、一定時間あたりの位置データの差を演算して可動部の速度を求め、その値が安全な速度を超過していないかを監視する。さらに、機械の保護扉等が開いた状態で、安全速度を超過した場合は、モータ制御装置に停止指令を出力する。通常、このような速度監視装置の位置検出装置では、装置の信頼性を向上させるため、マイクロコンピュータ外部のアップダウンカウンタとマイクロコンピュータ搭載するアップダウンカウンタのように1組(2つ)のアップダウンカウンタを備えており、2つのアップダウンカウンタを相互比較することにより、両者のアップダウンカウンタの故障を検出するようにできている。
前述した2つのアップダウンカウンタを持った速度監視装置では、可動部が動いている場合は、常にアップダウンカウンタの出力が変化するため、2つのカウント値を相互比較することにより、アップダウンカウンタの故障を検出することが可能である。しかし、可動部が停止中は、アップダウンカウンタの出力が変化しないため、一方のアップダウンカウンタの出力が変化しない故障モードなどでは、故障を検出できない場合がある。また、長時間可動部が停止する場合は、両方のカウンタが異なるタイミングで故障する場合も想定する必要がある。このとき、両方のアップダウンカウンタの出力が変化しないモードで故障した場合は、可動部が急に動きだして安全速度を超過しても、速度0の状態の安全な状態と判定されてしまう。このため、機械の保護扉等が開いた状態で、可動部が安全速度を超過して動いたとしてもモータを停止することができず、危険な状態となる可能性を否定できない。
なお、アップダウンカウンタの故障対策としては、独立した素子のアップダウンカウンタを3個以上使用して信頼性を上げる方法や、アップダウンカウンタの処理をすべてマイクロコンピュータ内のCPUのソフトウェアで実現する方法もある。しかし、独立した素子のアップダウンカウンタを増加する方法は、コストと部品点数が増加するという問題がある。さらには、長期間可動しないときに、3つのアップダウンカウンタの出力が変化しないモードで故障する場合に対しては、故障検出ができないという問題がある。また、アップダウンカウンタの処理をCPUのソフトウェアで行う方法は、CPUの自己診断処理によって、カウンタ処理機能の故障を検出することは可能である。しかし、2相のパルス信号の変化を常時CPUが監視する必要があるため、CPUの処理負担が増大するという問題がある。さらには、モータ1回転あたりの位置センサ信号のパルス数が大きい場合や監視速度が高い場合には、CPUではカウント処理ができなくなるという問題もあった。
本発明は、上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、可動部が停止中でも、故障を検出できる位置検出器用アップダウンカウンタを提供することにある。
本発明の位置検出用アップダウンカウンタは、2相のセンサ信号の変化に応じて、アップ又はダウンするアップダウンカウント値に対して、周波数Fでカウントアップする値を加算した値でカウントアップするアップカウンタと、アップカウンタを一定周期でリードしたアップカウン値からF*t(t=アップカウンタリード時間)を減算することにより、アップダウンカウント値を出力するアップダウンカウンタである。
また、アップカウンタのカウントパルスを生成する論理回路は、カウントパルスを出力するタイミング以外の時間で、論理回路の入力を切り替えて、論理回路の出力をテストする手段を設けた方がよい。
本発明では、少なくとも1つのカウンタは、位置の停止および回転方向に関係なく、常にカウントアップするカウンタ回路を使用するため、カウント回路に故障があれば、カウント値が変化するため、他のカウント値と比較することにより、カウント回路の故障を検出できる。特に、カウンタ回路が停止するような故障の場合は、他のカウント値と比較しなくとも、アップカウンタのカウント値が変化しないことで、カウンタ回路の故障を検出できる。また、アップカウントするカウンタ回路の値を減算する処理は、一定時間Tごとに自己診断のできるCPU等により行っても、CPUの処理負担としては僅かである。また、アップカウントするカウンタ回路のアップカウントパルスを生成する論理回路の診断に関しては、1分間隔程度でカウントパルスを出力するタイミング以外の時間に、論理回路の入力データパターンを1つずつ変化させ、その論理回路の出力データパターンの正常データとの比較をCPU等により行うことができる。そのため、このテスト処理をCPUに行わせたとしても、CPUの処理負担は僅かである。
以上より、本発明により、可動軸が停止中でも、故障を診断できるアップダウンカウンタを実現できる。
位置検出センサとしてレゾルバを使用した位置検出装置に、本発明のアップダウンカウンタを適用したブロック図である。 図1の論理回路24の6つの入力信号に対する2つの出力の関係を示す真理値表である。 図2の真理値表の信号AP1,BP1,AP2,BP2を信号A1,B1,A2,B2に変換した真理値表である。 図3の真理値表の入力値A1,B1,A2,B2の値でまとめて簡略化し、出力値を信号Fexの半サイクル内の信号CUPのパルス数で表した真理値表である。
図1で、3つの破線枠は、それぞれマイクロコンピュータ1とFPGA2とレゾルバ3を示している。FPGA2が内蔵するタイミング発生器21は、内蔵するクロック信号を分周してレゾルバ励磁信号の元となり、周波数F/2の矩形波信号Fexとを出力する。また、タイミング発生器21は、信号Fexの2倍、4倍、8倍の周波数の矩形波信号DFex(周波数F)、QFex(周波数2F)、OFex(周波数4F)を出力する。また、タイミング発生器21は、信号Fex周期の半サイクルの10倍のサイクル、すなわち、周波数F/10で、周期10/Fで、割り込み信号TINTを出力する。
波形整形回路4と増幅器5では、矩形波信号Fexを波形整形して正弦波信号に変換し、増幅器5で増幅することにより、レゾルバ励磁信号EXWが増幅器5から出力される。レゾルバ励磁信号EXWは、レゾルバ3の励磁巻線33を励磁する。レゾルバ3の2つの検出巻線34と巻線35からは、それぞれ信号Aと信号Bが出力される。レゾルバ3では、外周部に32個の凹凸を有する磁性体から成るロータが入力軸31に固着されている。このような構造のレゾルバでは、入力軸31の回転量をθとすると、信号AはCOS(32θ)・SIN(2π・Fex・t)で表現できる信号となる。また、信号BはSIN(32θ)・SIN(2π・Fex・t)で表現できる信号となる。
信号Aと信号Bは、それぞれ増幅器8と増幅器9で増幅され、信号ASと信号BSとなる。信号ASと信号BSは、それぞれマイクロコンピュータが内蔵するAD変換器12とAD変換器13で、SIN(2π・Fex・t)=1となるタイミングでAD変換され、デジタルの信号ADDAと信号ADDBに変換される。
また、信号ASと信号BSは、それぞれコンパレータ6とコンパレータ7により2値化され、信号APと信号BPとして出力される。信号APと信号BPは、FPGA2内の4ビットラッチ回路22で、信号DFexの立ち上がりエッジでラッチされ、信号AP1と信号BP1として出力される。また、信号AP1と信号BP1もそれぞれ4ビットラッチ回路22でラッチされ、信号AP2と信号BP2として出力される。ここで信号AP1と信号BP1は、入力軸31が1回転すると32パルス出力する2相のパルスエンコーダと等価な信号を信号Fex=0で出力が反転する信号となる。また、信号AP2と信号BP2は、それぞれ信号AP1と信号BP1の信号Fexの半サイクル前の信号となる。ここで、入力軸31の回転中、信号AP1と信号AP2の値が一致しているときには、信号BP1と信号BP2の値が反転し、信号AP1と信号AP2の値が反転しているときには、信号BP1と信号BP2の値が一致する。また、入力軸31が停止している場合、信号AP1と信号AP2は、互いに値が反転しており、また、信号BP1と信号BP2は、互いに値が反転している。さらに、励磁信号EXWが断線などで、励磁巻線33を励磁できなくなった場合には、AP1=AP2かつBP1=BP2となる。
選択器23では、信号QFex(周波数2F)が1のタイミングで、信号DFex、信号Fex、信号AP1、信号BP1、信号AP2、信号BP2を、信号S1、信号S2、信号S3、信号S4、信号S5、信号S6として出力する。論理回路24では、信号S1、信号S2、信号S3、信号S4、信号S5、信号S6の入力に応じて、図2の真理値表に示す対応関係で信号UCと信号ERを出力する。
図2の真理値表に従えば、AP1≠AP2かつBP1≠BP2かつDFex=1のときにUC=1としている。そのため、入力軸31が停止中は、Fexの半サイクルに1回、UC=1が出力される。また、AP1=AP2かつBP1=BP2のときにER=1としている。そのため、励磁信号EXWが断線などで、励磁巻線33を励磁できなくなった場合には、ER=1が出力される。さらに、(AP1,AP2,BP1,BP2)の組み合わせが、(0,0,1,0)、(0,1,0,0)、(1,0,1,1)、(1,1,0,1)のときは、DFex=1およびDFex=0のいずれの場合でも、UC=1としている。さらに、(AP1,AP2,BP1,BP2)の組み合わせが、(1,0,0,0)、(1,1,1,0)、(0,0,0,1)、(0,1,1,1)のとき、DFex=1およびDFex=0のいずれの場合でも、UC=0としている。
AND回路25では、信号QFexと信号OFexがともに1のタイミングで信号UCが1の時にのみカウントアップ用の信号CUPを1にして出力する。また、AND回路26では、信号QFexと信号OFexがともに1のタイミングで信号ERが1の時にのみ信号ERINTを1にして出力する。
図2の真理値表では、信号AP1、信号BP1、信号AP2、信号BP2は、信号Fexに同期したレゾルバ励磁信号EXWによって正負に変調された信号をコンパレータ6,7によって二値化した値を示している。信号AP1、信号BP1、信号AP2、信号BP2は、一般的な2相のパルスエンコーダの信号とは異なるため、その動作がわかりにくくなっている。そこで、信号AP1、信号BP1を其々信号Fexの否定値で排他論理和した値をA1,B1とし、信号AP2、信号BP2其々を半サイクル前の信号Fexの値で排他論理和した値をA2,B2とすれば、A1とB1は、COS(32θ)とSIN(32θ)をそれぞれ2値化した値となり、一般的な2相のパルスエンコーダのA相信号とB相信号と同じになる。この場合、入力軸31がCCW方向に回転すると、1/128回転移動するごとに信号A1,B1は、1,1→0,1→0,0→1,0→1,1のように変化する。図2の真理値表の信号AP1,BP1,AP2,BP2を信号A1,B1,A2,B2に変換すると図3の真理値表となる。また、図3の真理値表の入力値A1,B1,A2,B2の値でまとめて簡略化し、出力値を信号Fexの半サイクル内の信号CUPのパルス数で表すと、図4の真理値表となる。なお、図4の真理値表では、一般的なアップダウンカウンタを用いた場合のアップカウント信号を信号UPで示し、ダウンカウント信号を信号DOWNとしても示す。
図2や図4の真理値表より、レゾルバ3の入力軸31が停止中又は、1/128回転可動するまでは、信号Fexの半サイクルの周期につき(信号Fexの2倍の周波数Fで)、1回カウントアップ用の信号CUPが信号QFexと信号OFexがともに1のタイミングで1となる。これにより、信号CUPは停止中でもFexの2倍の周波数Fでカウンタをカウントアップするパルス信号となる。また、入力軸31が1/128回転CCW方向に可動するたびに、信号Fexの半サイクルで、カウントアップ用の信号CUPが信号QFexと信号OFexがともに1のタイミングで2回1となり、停止中よりも1回多くカウントアップする。また、入力軸31が1/128回転CW方向に可動するたびに、信号Fexの半サイクルで、カウントアップ用の信号CUPが0のままとなり、信号Fexの半サイクル内でカウントアップしないタイミングが発生する。
以上の他、励磁信号EXWが断線などで、励磁巻線33を励磁できなくなった場合など、信号AP、BPが両方ともに変化しなくなったとき(AP1=AP2かつBP1=BP2のとき)は、信号ERINTが1となる。また、断線などで、信号AP,BPの一方が変化しなくなった場合(AP1=AP2またはBP1=BP2のとき)でも、入力軸31が1/64回転可動するまでに他方の信号も変化しないタイミングがあるため、必ず信号ERINTが1となり、断線等の異常を検出することが可能である。一般的な2相のパルスエンコーダの場合は、A相信号又はB相信号が断線してもA1=A2またはB1=B2となるだけのため、異常を検出することはできない。
マイクロコンピュータ1の16ビットアップカウンタ14は、FPGA2からの信号CUPが0から1に変化するたびに16ビットデータ信号CTをカウントアップする。キャプチャーレジスタ15は、FPGA2からの信号TINTが0から1に変化すると、アップカウントデータである信号CTをラッチし、信号CTLを出力する。マイクロコンピュータ1内のCPU11(演算部)は、信号TINTが0から1に変化すると割り込み処理が起動する。信号TINTによる割り込み処理では、16ビット変数FTに10を加算して変数FTを更新する。ここで、変数FTに加算される数値「10」とは、信号TINTの1周期である5×(2/F)を、Fexの半周期(1/F)で除算した値である。この数値「10」は、入力軸31の停止中において、信号TINTの1周期の間における信号CTのカウントアップ回数と同じである。これにより、変数FTは、キャプチャーレジスタ15が16ビットデータ信号CTをキャプチャーした時間tに周波数Fを乗算した数と同じ値となる。次に、キャプチャーレジスタ15からカウントデータとなる16ビットデータCTLを読み出し、16ビット変数FTを減算することにより、レゾルバ3の入力軸31の回転量を1/128回転の分解能で検出することができる。次に、信号ADDAと信号ADDBを読み出し、逆正接演算処理することにより、入力軸31の回転量1/32回転内の回転量を16ビットの分解能で検出する。次に、分解能の異なる2つの回転量を結合することで、入力軸31の1回転を22ビットで示す位置データPOを生成し、シリアル通信IF16を介して、生成した位置データをシリアル信号TXとして外部へ出力する。
また、CPU11では、FPGA2からの信号ERINTが0から1に変化すると、エラー割り込み処理が起動し、位置データの送信を停止するとともに、エラー情報をシリアル通信IF16を介して外部へ出力する。また、図1には記載していないが、FPGA2には、2相のセンサ信号の変化に応じて図4の真理値表に示した信号UPまたは信号DOWNに応じてアップ又はダウンカウントする16ビットの第2のアップダウンカウンタも搭載している。CPU11の信号TINTによる割り込み処理では、上記の処理以外にもFPGA2の第2のアップダウンカウンタの第2のアップダウンカウント値を読み出し、16ビットデータCTLから変数FTを減算したデータと比較するカウンタのテスト処理も行っており、比較値が異なる場合は、エラー割り込み処理と同じ動作を行う。
また、CPU11では、信号TINTによる割り込み処理の1000回につき1回の割合で、FPGA2内の6ビットのTPレジスタ27の値を1インクリメントする。TPレジスタ27の6ビット出力である信号TP1、信号TP2、信号TP3、信号TP4、信号TP5、信号TP6は、選択器23へ入力される。選択器23では、信号QFexが0のタイミングで、信号TP1、信号TP2、信号TP3、信号TP4、信号TP5、信号TP6を、信号S1、信号S2、信号S3、信号S4、信号S5、信号S6として出力する。8ビットTRレジスタ28では、信号QFexが0から1に変化するタイミングで、信号S1、信号S2、信号S3、信号S4、信号S5、信号S6と論理回路24の出力の信号UC、信号ERをラッチする。また、CPU11では、信号TINTによる割り込み処理で、TPレジスタ27の値を1インクリメントした次のサイクルで、TRレジスタ28から読み出した8ビットのデータが図2の真理値表に一致するかを比較する。また、信号S1、信号S2、信号S3、信号S4、信号S5、信号S6が信号TP1、信号TP2、信号TP3、信号TP4、信号TP5、信号TP6と一致するかを比較する。これらの比較で1つでも不一致があった場合は、エラー割り込み処理と同じ動作を行う。
なお、図1では、位置センサの断線検出も可能なレゾルバの例を説明したが、位置センサとしては、一般的な2相のパルスエンコーダを用いた位置検出装置でも本発明のアップダウンカウンタを使用可能である。また、本アップダウンカウンタを実施する場合の注意としては、最高回転数でのアップダウンカウンタのカウントアップ又はカウントダウン周波数よりも、アップカウンタが停止時のカウントアップ周波数Fを高く設定する必要がある。
1 マイクロコンピュータ、2 FPGA、3 レゾルバ、4 波形成形器、5,8,9 増幅器、6,7 コンパレータ、11 CPU、12,13 AD変換器、14 カウンタ、15 キャプチャーレジスタ、16 シリアル通信IF、21 タイミング発生器、22 ラッチ回路、23 選択器、24 論理回路、25,26 AND回路、27,28 レジスタ、31 入力軸。

Claims (4)

  1. 2相のセンサ信号の変化に応じて、アップ又はダウンするアップダウンカウント値に対して、周波数Fでカウントアップする値を加算したアップカウント値を出力するアップカウンタと、
    前記周波数Fに総カウント時間tを乗算した値F×tを、前記アップカウン値から減算することにより、前記アップダウンカウント値を出力する演算部と、
    を備えることを特徴とする位置検出器用アップダウンカウンタ。
  2. 前記アップカウンタのカウントパルスを生成する論理回路は、前記カウントパルスを出力するタイミング以外の時間で、論理回路の入力を切り替えて、論理回路の出力をテストする手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の位置検出器用アップダウンカウンタ。
  3. 前記アップカウンタのカウントパルスである信号CUPを生成する論理回路は、位置検出器の入力軸が停止中は、周期1/Fごとに1回、前記入力軸が正回転中は、周期1/Fごとに2回、信号CUP=1を出力し、前記入力軸が反回転中は、信号CUP=0を出力し、
    前記アップカウンタは、前記信号CUPが、1から0に変化する度に、カウントアップした値を、前記アップカウン値として出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の位置検出器用アップダウンカウンタ。
  4. 請求項1に記載の位置検出器用アップダウンカウンタと、
    2相のセンサ信号の変化に応じて、アップ又はダウンする第2のアップダウンカウント値を出力する第2のアップダウンカウンタと、
    を備え、
    前記位置検出器用アップダウンカウンタのアップダウンカウント値と、前記第2のアップダウンカウント値の比較結果に基づいて、異常の有無を判定する、
    ことを特徴とする位置検出器。
JP2016226798A 2016-11-22 2016-11-22 位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器 Active JP6826869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016226798A JP6826869B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016226798A JP6826869B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018084459A JP2018084459A (ja) 2018-05-31
JP6826869B2 true JP6826869B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=62238442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016226798A Active JP6826869B2 (ja) 2016-11-22 2016-11-22 位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6826869B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018084459A (ja) 2018-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5994305B2 (ja) ロータリーエンコーダおよびロータリーエンコーダの異常検出方法
JP6549637B2 (ja) 異常検出機能を備えたエンコーダシステム及び異常検出方法
JP5762628B2 (ja) レゾルバ装置、モータ制御装置、および、モータ制御方法
JP6124112B2 (ja) 交流電動機の制御装置及び制御方法
US8796980B2 (en) Fault detection system and method for overspeed protection speed sensors
JP2012118064A (ja) インクリメンタル位置測定機構の位置信号を監視するための監視ユニットおよび方法
JP6826869B2 (ja) 位置検出器用アップダウンカウンタおよび位置検出器
JP3370845B2 (ja) アブソリュートエンコーダ
JP6434445B2 (ja) 一回転信号を検出するセンサの故障診断機能を有する工作機械の制御装置
CN109556637B (zh) 旋转角度检测装置
JP6984454B2 (ja) モータ制御システム
US9356550B2 (en) Motor controller having abnormality detection function of power transmission unit between motor and main shaft
TWI621002B (zh) 伺服控制診斷系統
US9134143B2 (en) Absolute position detector with abnormality detection function
JP5299844B2 (ja) 速度監視装置
JP2685962B2 (ja) エンコーダ異常検出装置
US20080129549A1 (en) System and method for encoder failure detection
JP2017099130A (ja) 電力変換装置
US20200011710A1 (en) Method and device for monitoring the track signals of a position change sensor
US20230042139A1 (en) System and Method for Monitoring a Failsafe Function of Sensors in a Motor
JP6652075B2 (ja) 回転角度検出装置
JP7429162B2 (ja) エンコーダ異常診断装置およびエンコーダ異常診断方法
US11511416B2 (en) Method and apparatus for monitoring an acceleration of an axis of a multi-axis kinematic system
JP5587695B2 (ja) ノイズ状態検出機能付きエンコーダ
JP2021165706A (ja) 回転位置検出器、並びに、回転位置検出器における信号位相を測定する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6826869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150