JP6826578B2 - 端末装置、基地局装置、および、方法 - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置、基地局装置、および、方法に関する。
セルラ−移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE:登録商標)」、または、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access:EUTRA」と称する。)、及びコアネットワーク(以下、「Evolved Packet Core:EPC」)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)において検討されている。
また、3GPPにおいて、第5世代のセルラ−システムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、LTEの拡張技術であるLTE−Advanced Proおよび新しい無線アクセス技術であるNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。また第5世代セルラーシステムに向けたコアネットワークである、5GC(5 Generation Core Network)の検討も行われている(非特許文献2)。
3GPP RP−170855,"Work Item on New Radio (NR) Access Technology" 3GPP TS 23.501,"System Architecture for the 5G System; Stage 2" 3GPP TS 36.300, "Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and Evolved Universal Terestrial Radio Access Network (E−UTRAN);Overall description; Stage 2" 3GPP TS 36.331,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" 3GPP TS 36.323,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification" 3GPP TS 36.322,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Radio Link Control (RLC) protocol specification" 3GPP TS 36.321,"Evolved Universal Terestrial Radio Access (E−UTRA);Medium Access Control (MAC) protocol specification" 3GPP TS 37.340,"EvolvedUniversal Terestrial Radio Access (E−UTRA)and NR; Multi−Connectivity; Stage 2" 3GPP TS 38.300, "NR;NR and NG−RAN Overall description; Stage 2" 3GPP TS 38.331,"NR;Radio Resource Control (RRC);Protocol specifications" 3GPP TS 38.323,"NR;Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification" 3GPP TS 38.322,"NR;Radio Link Control (RLC) protocol specification" 3GPP TS 38.321,"NR;Medium Access Control (MAC) protocol specification" 3GPP TS 23.401 v14.3.0,"General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN) access" 3GPP TS 23.502,"Procedure for 5G System; Stage 2" 3GPP TS 37.324, "NR;Service Data Adaptation Protocol (SDAP) specification" 3GPP RP−161266、 "5G Architecture Options−Full Set"
NRの技術検討の一つとして、E−UTRAとNRの両方のRAT(Radio Access Technology)のセルをRAT毎にセルグループ化してUEに割り当て、端末装置と1つ以上の基地局装置とが通信する仕組み(MR−DC:Multi−RAT Dual Connectivity)が検討されている(非特許文献8)。
しかしながら、E−UTRAとNRとで利用する通信プロトコルのフォーマットや機能が異なるため、また非特許文献8に記載される通り、MR−DCの形態によって利用されるコア網が異なるため、RATとしてE−UTRAのみ、コア網としてLTEのコア網であるEPCのみを用いる従来のLTEでのDual Connectivityに比べ、プロトコル処理が複雑になり、基地局装置と端末装置との通信を効率的に行うことができないという課題があった。
本発明の一態様は、上記した事情に鑑みてなされたもので、基地局装置との通信を効率的に行うことができる端末装置、基地局装置、該端末装置に用いられる方法、該端末装置に実装される集積回路を提供することを目的の一つとする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち端末装置であって、前記端末装置がRRC接続の再確立を要求する際に、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定しているか否かを判断し、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定している事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する、処理部を有する。
また本発明の一態様は、端末装置であって、前記端末装置がRRC接続一時保留からの解除要求する際に、前記RRC接続一時保留時に前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していたか否かを判断し、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していた事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する、処理部を有する。
また本発明の一態様は、端末装置の方法であって、前記端末装置がRRC接続の再確立を要求する際に、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定しているか否かを判断し、 前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定している事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する。
また本発明の一態様は、端末装置の方法であって、前記端末装置がRRC接続一時保留からの解除要求する際に、前記RRC接続一時保留時に前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していたか否かを判断し、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していた事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明の一態様によれば、端末装置は、プロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。
本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図。 本発明の各実施の形態における、E−UTRAにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。 本発明の各実施の形態における、NRにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック図。 本発明の各実施の形態におけるRRC208及び/又はRRC308における、各種設定のための手順のフローの一例を示す図 本発明の各実施の形態における端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の各実施の形態における基地局装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1におけるUE122の処理方法の一例。 本発明の実施の形態1におけるUE122内部において、NR側からE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動される一例。 本発明の実施の形態1における、RRC再設定メッセージに含まれる、セカンダリセルグループに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報のASN.1記述の一例。 本発明の実施の形態2におけるUE122の処理方法の一例 本発明の実施の形態2におけるUE122内部において、E−UTRA側からNR側に対し、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動される一例。 本発明の実施の形態2におけるUE122内部において、E−UTRA側からNR側に対し、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動される別の一例。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
LTE(およびLTE−A Pro)とNRは、異なるRATとして定義されてもよい。またNRは、LTEに含まれる技術として定義されてもよい。LTEは、NRに含まれる技術として定義されてもよい。また、NRとMulti RAT Dual connectivityで接続可能なLTEは、従来のLTEと区別されてもよい。本実施形態はNR、LTEおよび他のRATに適用されてよい。以下の説明では、LTEおよびNRに関連する用語を用いて説明するが、他の用語を用いる他の技術において適用されてもよい。また本実施形態でのE−UTRAという用語は、LTEという用語に置き換えられても良いし、LTEという用語はE−UTRAという用語に置き換えられても良い。
図1は本発明の各実施の形態に係る通信システムの概略図である。
E−UTRA100は非特許文献3等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。eNB(E−UTRAN Node B)102は、E−UTRAの基地局装置である。EPC(Evolved Packet Core)104は、非特許文献14等に記載のコア網であり、E−UTRA用コア網として設計された。インタフェース112はeNB102とEPC104の間のインタフェース(interface)であり、制御信号が通る制御プレーン(Control Plane:CP)と、そのユーザデータが通るユーザプレーン(User Plane:UP)が存在する。
NR106は非特許文献9等に記載の無線アクセス技術であり、1つ又は複数の周波数帯域で構成するセルグループ(Cell Group:CG)から成る。gNB(g Node B)108は、NRの基地局装置である。5GC110は、非特許文献2等に記載のコア網であり、NR用コア網として設計されているが、5CGに接続する機能をもつE−UTRAのコア網として使われても良い。以下E−UTRAとは5CGに接続する機能をもつE−UTRAを含んでも良い。
インタフェース114はeNB102と5GC110の間のインタフェース、インタフェース116はgNB108と5GC110の間のインタフェース、インタフェース118はgNB108とEPC104の間のインタフェース、インタフェース120はeNB102とgNB108の間のインタフェース、インタフェース124はEPC104と5GC110間のインタフェースである。インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124はCPのみ、又はUPのみ、又はCP及びUP両方を通すインタフェースである。また、インタフェース114、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、インタフェース124は、通信事業者が提供する通信システムに応じて存在しない場合もある。
UE122はNRに対応、又はE−UTRA及びNR両方対応した端末装置である。
図2は本発明の各実施の形態における、E−UTRA無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
図2(A)はE−UTRA100においてUE122がeNB102と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
PHY(Physical layer)200は、無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層(上位レイヤ)に伝送サービスを提供する。PHY200は、後述する上位のMAC(Medium
Access Control layer)202とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC202とPHY200の間でデ−タが移動する。UE122とeNB102のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われる。
MAC202は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC202は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)204と、論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。MAC202は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY200の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持つ(非特許文献7)。
RLC204は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層(下位レイヤ)が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC200は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC204は、デ−タの再送制御等の機能を持つ(非特許文献6)。
PDCP206は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するためのパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコルレイヤ)である。PDCP206は、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP206は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献5)。
なお、MAC202、RLC204、PDCP206において処理されたデータの事を、それぞれMAC PDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDUと呼ぶ。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMAC SDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDUと呼ぶ。
図2(B)はE−UTRA100において、UE122がeNB102と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
CPのプロトコルスタックには、PHY200、MAC202、RLC204、PDCP206に加え、RRC(Radio Resource Control layer)208が存在する。RRC208は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)及びセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバ及び測定(Mesurement)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(
Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。eNB102とUE122のRRC208間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC204とMAC202で構成される部分をRLCベアラと呼んでも良い(非特許文献4)。
前述のMAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層の機能の一部あるいは全部が他の層に含まれてもよい。
なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、PDCPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。言い換えれば、PDCPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。
図3は本発明の各実施の形態における、NR無線アクセスレイヤにおける端末装置と基地局装置のUP及びCPのプロトコルスタック(Protocol Stack)図である。
図3(A)はNR106においてUE122がgNB108と通信を行う際に用いるUPのプロトコルスタック図である。
PHY(Physical layer)300は、NRの無線物理層(無線物理レイヤ)であり、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供してもよい。PHY300は、後述する上位のMAC(Medium Access Control layer)302とトランスポートチャネル(Transport Channel)で接続されてもよい。トランスポートチャネルを介して、MAC302とPHY300の間でデ−タが移動してもよい。UE122とgNB108のPHY間において、無線物理チャネルを介してデ−タの送受信が行われてもよい。
MAC302は、多様な論理チャネル(Logical Channel)を多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う媒体アクセス制御層(媒体アクセス制御レイヤ)である。MAC302は、後述する上位のRLC(Radio Link Control layer)304と、論理チャネルで接続されてもよい。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユ−ザ情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられてもよい。MAC302は、間欠受送信(DRX・DTX)を行うためにPHY300の制御を行う機能、ランダムアクセス(Random Access)手順を実行する機能、送信電力の情報を通知する機能、HARQ制御を行う機能などを持ってもよい(非特許文献13)。
RLC304は、後述する上位のPDCP(Packet Data Convergence Protocol Layer)206から受信したデ−タを分割(Segmentation)し、下位層が適切にデ−タ送信できるようにデ−タサイズを調節する無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。また、RLC304は、各デ−タが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持っ
ても良い。すなわち、RLC304は、デ−タの再送制御等の機能を持っても良い(非特許文献12)。
PDCP306は、ユーザデータであるIPパケット(IP Packet)を無線区間で効率的に伝送するパケットデータ収束プロトコル層(パケットデータ収束プロトコル層)である。PDCP306、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持ってもよい。また、PDCP306は、デ−タの暗号化の機能も持ってもよい(非特許文献11)。
SDAP(Service Data Adaptation Protocol)310は、コアネットワークから基地局装置を介して端末装置に送られるダウンリンクのQoSフローとDRBとの対応付け(マッピング:mapping)、及び端末装置から基地局装置を介してコアネットワークに送られるアップリンクのQoSフローと、DRBとのマッピングを行い、マッピングルール情報を格納する機能を持もつ、サービスデータ適応プロトコル層(サービスデータ適応プロトコルレイヤ)である(非特許文献16)。端末装置が上位レイヤよりSDAP SDUをQoSフロー情報と共にを受け取った際、格納されているQoSフローとDRBとのマッピングルールに基づいて、SDAP SDUを該当するDRBに割り当てる。QoSフローとDRBとのマッピングルールが格納されていない場合、SDAP SDUをデフォルト無線ベアラ(デフォルトDRB)に割り当てても良い。QoSフローは同じQoSポリシーによって処理される、一つ又は複数のサービスデータフロー(Service Data Flow:SDF)から成る(非特許文献2)。またSDAPはダウンリンクQoSフローの情報を基に、アップリンクのQoSフローとDRBとのマッピングを行う、リフレクティブQoS(Reflective
QoS)の機能を持っても良い。またQoSフローとDRBとの対応付けルールが変更になった場合には、エンドマーカー(End Marker)DPUを作成し、変更前のDRBに送信する事により、SDAP SDUの順番通りの配信(in−sequence delivery)を保証しても良い(非特許文献2、非特許文献16)。
エンドマーカーPDUとは、非特許文献16に記載のSDAP制御PDUで、UEのSDAPエンティティが、本エンドマーカーPDUのQoSフロー識別子フィールドに含まれるQoSフロー識別子に対応したQoSフローと、本エンドマーカーPDUが送信された無線ベアラとの対応(mapping)が終了する事を通知するために使われる。
なお、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤなどは、SDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。またRRCレイヤやNAS(non Access Strarum)レイヤもSDAPレイヤの上位レイヤとなる(不図示)。NASレイヤにおいて、サービスデータフローとQoSフローとの対応付が行われる。言い換えれば、SDAPレイヤはRRCレイヤ、NASレイヤ、IPレイヤ、及びIPレイヤより上のTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ、アプリケーションレイヤの下位レイヤとなる。
なお、MAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310において処理されたデータの事を、それぞれMAC PDU(Protocol Data Unit)、RLC PDU、PDCP PDU、SDAP PDUと呼んでも良い。また、MAC202、RLC204、PDCP206に上位層から渡されるデータ、又は上位層に渡すデータの事を、それぞれMAC SDU(Service Data Unit)、RLC SDU、PDCP SDU、SDAP SDUと呼んでも良い。
図3(B)はNR106において、UE122がgNB108と通信を行う際に用いるCPのプロトコルスタック図である。
CPのプロトコルスタックには、PHY300、MAC302、RLC304、PDCP306に加え、RRC(Radio Resource Control layer)308が存在する。RRC308は、RRC接続の確立、再確立、一時停止(suspend)、一時停止解除(resume)等の処理や、RRC接続の再設定、例えば無線ベアラ(Radio Bearer:RB)及びセルグループ(Cell Group)の確立、変更、解放等の設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御などを行う他、ハンドオーバ及び測定(Mesurement)の設定などを行う、無線リンク制御層(無線リンク制御レイヤ)である。RBは、シグナリグ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデ−タ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられてもよく、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用されてもよい。DRBは、ユーザデータを送信する経路として利用されてもよい。gNB108とUE122のRRC308間で各RBの設定が行われてもよい。またRBのうちRLC304とMAC302で構成される部分をRLCベアラと呼んでも良い(非特許文献10)。
前述のMAC302、RLC304、PDCP306、SDAP310、及びRRC308の機能分類は一例であり、各機能の一部あるいは全部が実装されなくてもよい。また、各層(各レイヤ)の機能の一部あるいは全部が他の層(レイヤ)に含まれてもよい。
なお、本発明の各実施の形態では、以下E−UTRAのプロトコルとNRのプロトコルを区別するため、MAC202、RLC204、PDCP206、及びRRC208を、それぞれE−UTRA用MAC又はLTE用MAC、E−UTRA用RLC又はLTE用RLC、E−UTRA用PDCP又はLTE用PDCP、及びE−UTRA用RRC又はLTE用RRCと呼ぶ事もある。また、MAC302、RLC304、PDCP306、RRC308を、それぞれNR用MAC、NR用RLC、NR用RLC、及びNR用RRCと呼ぶ事もある。又は、E−UTRA PDCP又はLTE PDCP、NR PDCPなどとスペースを用いて記述する場合もある。
また、図1に示す通り、eNB102、gNB108、EPC104、5GC110は、インタフェース112、インタフェース116、インタフェース118、インタフェース120、及びインタフェース114を介して繋がってもよい。このため、多様な通信システムに対応するため、図2のRRC208は、図3のRRC308に置き換えられてもよい。また図2のPDCP206は、図3のPDCP306に置き換えられても良い。また、図3のRRC308は、図2のRRC208の機能を含んでも良い。また図3のPDCP306は、図2のPDCP206であっても良い。また、E−UTRA100において、UE122がeNB102と通信する場合であってもPDCPとしてNR PDCPが使われても良い。
図4は、本発明の各実施の形態におけるRRC208及び/又は(and/or)RRC308における、各種設定のための手順(procedure)のフローの一例を示す図である。図4(A)は、基地局装置(eNB102及び/又はgNB108)から端末装置(UE122)にRRCメッセージが送られる場合のフローの一例であり、図4(B)は端末装置(UE122)から基地局装置(eNB102及び/又はgNB108)にRRCメッセージが送られる場合のフローの一例である。
図4(A)において、基地局装置はRRCメッセージを作成する(ステップS400)。基地局装置におけるRRCメッセージの作成は、基地局装置が報知情報(SI:Sys
tem Information)やページング情報を配信する際に行われても良いし、基地局装置が特定の端末装置に対して処理を行わせる必要があると判断した際、例えばセキュリティに関する設定や、RRC接続の再設定(無線線ベアラの処理(確立、変更、解放など)や、セルグループの処理(確立、追加、変更、解放など)、メジャメント設定、ハンドオーバ設定など)、RRC接続状態の解放などの際に行われても良い。また後述するステップS408で特定の端末装置から受け取るRRCメッセージに対し応答するため行われても良いし、これ以外の時に行われても良い。RRCメッセージには各種情報通知や設定のためのパラメータが含まれる。非特許文献4又は非特許文献10などのRRCに関する仕様書では、これらのパラメータは、フィールド及び/又は情報要素呼ばれ、ASN.1(Abstract Syntax Notation One)という記述方式を用いて記述される。
図4(A)において、次に基地局装置は、作成したRRCメッセージを端末装置に送信する(ステップS402)。次に端末装置は受信した上述のRRCメッセージに従って、設定などの処理が必要な場合には処理を行う(ステップS404)。
図4(B)において、端末装置はRRCメッセージを作成する(ステップS406)。端末装置におけるRRCメッセージの作成は、基地局装置対する要求が発生した際、例えば上位レイヤからの要求等によるRRC接続の確立、無線リンク失敗やランダムアクセス失敗、無線同期外れなどの検出によるRRC接続の再確立、上位レイヤからの要求や無線アクセス網(Radio Access Network:RAN)ページング応答によるRRC接続一時保留(suspend)の解除(resume)などの際に行われても良いし、上述のステップS402基地局装置装置から受け取るRRCメッセージに対し応答するため行われても良いし、これ以外の時に行われても良い。
図4(B)において、次に端末装置は、作成したRRCメッセージを基地局装置に送信する(ステップS408)。次に基地局装置は受信した上述のRRCメッセージに従って、処理が必要な場合には処理を行う(ステップS410)。
なお、RRCメッセージの作成は、上述の例に限らず、非特許文献4や、ほ特許文献10などに記載の通り、他の目的で作成されても良い。
例えば、RRCメッセージは、Dual Connectivity(DC)や、非特許文献8に記載のMulti−RAT Dual Connectivity(MR−DC)に関する設定に用いられても良い。
Dual Connectivity(DC)とは、2つの基地局装置(ノード)がそれぞれ構成するセルグループ、すなわちマスターノード(Master Node:MN)が構成するマスタセルグループ(Master Cell Group:MCG)及びセカンダリノード(Secondery Node:SN)が構成するセカンダリセルグループ(Secondery Cell Group:SCG)の両方の無線リソースを利用してデータ通信を行う技術であっても良い。また非特許文献8に記載のMR−DCとは、E−UTRAとNRの両方のRAT(Radio Access Technology)のセルをRAT毎にセルグループ化してUEに割り当て、MCGとSCGの両方の無線リソースを利用してデータ通信を行う技術であっても良い。MR−DCにおいて、マスターノードとは、MR−DCに係る主なRRC機能、例えば、セカンダリノードの追加、RBの確立、変更、及び解放、MCGの追加、変更、解放、ハンドオーバ等の機能、を持つ基地局であっても良く、セカンダリノードとは、一部のRRC機能、例えばSCGの変更、及び解放等、を持つ基地局であっても良い。
非特許文献8に記載のMR−DCにおいて、マスターノード側のRATのRRCが、MCG及びSCG両方の設定を行うために用いられても良い。例えばコア網がEPC104で、マスターノードがeNB102(拡張型eNB102とも称する)である場合のMR−DCである、EN−DC(E−UTRA−NR Dual Connectivity)、コア網が5GC110で、マスターノードがeNB102である場合のMR−DCである、NGEN−DC(NG−RAN E−UTRA−NR Dual Connectivity)において、非特許文献4に記載のE−UTRAのRRCメッセージがeNB102とUE122との間で送受信されても良い。この場合RRCメッセージには、LTE(E−UTRA)の設定情報だけでなく、非特許文献10に記載の、NRの設定情報が含まれても良い。またeNB102からUE122に送信されるRRCメッセージは、eNB102からgNB108を経由してUE122に送信されても良い。また、本RRCメッセージの構成は、非MR−DCであって、eNB102(拡張型eNB)がコア網として5GCを用いる、E−UTRA/5GC(非特許文献17に記載のオプション5)に用いられても良い。
また逆に、非特許文献8に記載のMR−DCにおいて、コア網が5GC110で、マスターノードがgNB108である場合のMR−DCである、NE−DC(NR−E−UTRA Dual Connectivity)において、非特許文献10に記載のNRのRRCメッセージがgNB102とUE122との間で送受信されても良い。この場合RRCメッセージには、NRの設定情報だけでなく、非特許文献4に記載の、LTE(E−UTRA)の設定情報が含まれても良い。またgNB108からUE122に送信されるRRCメッセージは、gNB108からeNB102を経由してUE122に送信されても良い。
(実施の形態1)
図1から図9を用いて、本発明の実施の形態1を説明する。本発明の各実施の形態では、非特許文献8に記載のMR−DCを設定している端末装置において、SCG側の一部又は全ての設定の解放が必要な際に、端末装置のMCG側よりSCG側に対し、SCG側の解放を起動する方法の例を説明する。本発明の実施の形態1では特にMCG側がNRであり、SCG側がE−UTRAであるMR−DCである、NE−DCを想定して説明するが、他のMR−DCや、同一のRAT(E−UTRA、NR等)をMCG、SCGに持つDCに適応されても良い。
図5は本発明の各実施の形態における端末装置(UE122)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
図5に示すUE122は、eNB102及び/又はgNB108よりRRCメッセージ等を受信する受信部500、及び受信したメッセージに含まれる各種情報要素(IE:Information Element)、及び/又は各種フィールド、及び/又は各種条件等の、設定情報に従って処理を行う処理部502から成る。また処理部502は、DCを設定しているUE122内部で、MCG側からSCG側に対する要求や指示を起動(trigger)する処理を行っても良い。例えばMR−DCを設定しているUE122内部において、例えば非特許文献8に記載のEN−DCや、NGEN−DCにおいてはE−UTRA側からNR側、また例えば非特許文献8に記載のNE−DCにおいてはNR側からE−UTRA側に対する要求や指示を起動(trigger)する処理を行っても良い。また処理部502は、DCを設定しているUE122内部のSCG側で、MCG側から起動された処理を行っても良い。例えば非特許文献8に記載のEN−DCや、NGEN−DCにおいてはNR側でE−UTRA側から起動された処理、また例えば非特許文献8に記載のNE−DCにおいてはE−UTRA側でNR側から起動された処理を行っても良
い。なお、MR−DCを設定しているとは、MR−DCを処理していると言っても良いし、MR−DCを操作していると言っても良い。なおここで、NR側、E−UTRA側とはそれぞれ、NR RRC、E−UTRA RRCであっても良い。
図6は本発明の各実施の形態における基地局装置(eNB102及び/又はgNB108)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図6では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
図6に示すeNB102及び/又はgNB108は、UE122へRRCメッセージ等を送信する送信部600、及び各種情報要素(IE:Information Element)、及び/又は各種フィールド、及び/又は各種条件等の、設定情報を含めたRRCメッセージを作成し、UE122に送信する事により、UE122の処理部502に処理を行わせる処理部602から成る。
図7を用いて、本発明の実施の形態1におけるUE122の処理方法の一例を説明する。
UE122の処理部502は、UE122内部において、MCG側から、SCG側であるE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループ(Secondary Cell Group:SCG)の解放が起動されたか否かを判断する(ステップS700)。なおステップS700においてMR−DCとはNE−DCの事であっても良い。またMR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放とは、NE−DCの解放と言っても良い。またE−UTRAセカンダリセルグループとは、単にセカンダリセルグループと言っても良い。またMCGとはNRであっても良い。
次にUE122の処理部502は、UE122内部において、MCG側からE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づいて、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループに設定されている各RLCベアラに対し、RLCエンティティを解放する。上述のRLCエンティティの解放はRLCエンティティの再確立の後に行われても良い(ステップS702)。なお、上述の「各RLCベアラに対し」は、「各ロジカルチャネル、又は各ロジカルチャネル識別子に対し」と言い換えられても良いし、追記されても良い。またMCGとはNRであっても良い。
UE122の処理部502は、上述のステップS702の処理に加え、UE122内部において、MCG側からE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づいて、メジャメント設定の解放、及び/又は、セカンダリセルグループのMACが存在する場合にはセカンダリセルグループのMACの解放、及び/又はセカンダリセルグループの解放、及び/又はセカンダリセルグループの無線リンク失敗を判断するためのタイマーの停止、及び/又はセカンダリセルグループの変更の失敗を判断するためのタイマーの停止を行っても良い(ステップS704)。またMCGとはNRであっても良い。
なお、上述のUE122内部における、MCG側からE−UTRA側に対する、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放の起動は、例えばNR側において、RRC接続の再確立(RRC Re−establishment)を要求する際に、MR−DCを設定しているか否かを判断し、MR−DCを設定している事に基づいて、起動されても良い(不図示)。なお、MR−DCを設定しているとは、MR−DCを処理していると言っても良いし、MR−DCを操作していると言っても良い。また上述の「MR−DCを設定しているか否かを判断」は「NE−DCを設定しているか否かを判断」と
言っても良い。また上述の「MR−DCを設定している事に基づいて、起動されても良い」は、「NE−DCを設定している事に基づいて、起動されても良い」と言っても良い。
また、上述のUE122内部における、MCG側からE−UTRA側に対する、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放の起動は、例えばNR側において、RRC接続一時保留(suspend)の解除(resume)を要求する際に、RRC接続一時保留の時にMR−DCを設定していたか否か判断し、MR−DCを設定していた事に基づいて、起動されても良い(不図示)。なお、MR−DCを設定していたとは、MR−DCを処理していたと言っても良いし、MR−DCを操作していたと言っても良い。また上述の「MR−DCを設定していたか否かを判断」は「NE−DCを設定していたか否かを判断」と言っても良い。また上述の「MR−DCを設定していた事に基づいて、起動されても良い」は、「NE−DCを設定していた事に基づいて、起動されても良い」と言っても良い。
また、上述のUE122内部における、NR側からE−UTRA側に対する、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放の起動は、他の事象に基づいて起動されても良い。図8に本発明の実施の形態1における上述のUE122内部において、NR側からE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動される、一例を示す。
gNB108の処理部602は、RRC接続の再設定処理をUE122に処理を行わせるためのRRCメッセージである、RRC再設定メッセージを作成し、送信部600よりUE122へと送信する(不図示)。UE122の受信部500は、gNB108からRRC再設定メッセージを受信する(ステップS800)。なおUE122はRRC再設定メッセージをeNB102から受け取っても良い。
次にUE122の処理部502は、ステップS800で受信したRRC再設定メッセージに、E−UTRAのSCGに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が含まれているか否かを判断する(ステップS804)。なお、上述の「E−UTRAのSCGに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が含まれているか否かを判断する」とは「E−UTRAのSCGに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が真(true)であるか偽(false)であるかを判断する」と言い換えても良い。また上述の真(true)/偽(false)は、enable/disable、on/off、1/0などの、相反する意味を持つ別の記述で置き換えられても良い。また、上述の「E−UTRAのSCGに関する設定の解放と追加が同時に行われる」とは、「E−UTRAのSCGに関する全ての設定の解放と追加が同時に行われる」と言い換えても良い。また上述の「E−UTRAのSCGに関する設定」や「E−UTRAのSCGに関する全て設定」とは、E−UTRAにより設定されたものであってもよく、E−UTRAのRRCメッセージにより設定されたものであっても良い。
次にUE122の処理部502は、上述のRRC再設定メッセージに、E−UTRAのセカンダリセルグループに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が含まれている事に基づいて、NR側からE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放を起動する(ステップS804)。なお、ステップS804におけるMR−DCとは、NE−DCの事であっても良い。なお、上述の「E−UTRAのSCGに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が含まれている事に基づいて」とは「E−UTRAのSCGに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が真(true)である事に基づいて」と言い換えても良い。また上述の真(true)は、enable、on、1などの、この情報が有効である事を意味する別の表現で置き換えられても良い。また、上述の「「E−UTRAのSCGに関する設定の
解放と追加が同時に行われる事を示す情報」は、E−UTRA SCG側でフル設定が必要な場合に含まれても良いし、真(true)、enable、on、1などに設定され事により、この情報が有効である事を意味して良い。
なお、図8に示す処理の一例は、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放だけでなく、NR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放に使われても良い。NR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放を行う場合、上述の「E−UTRAのSCGに関する設定」は「NRのSCGに関する設定」と言い換えられても良い。
図9に、本発明の実施の形態1における、図8において、RRC再設定メッセージに含まれる、セカンダリセルグループに関する設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報のASN.1記述の一例を示す。図9の例において、RRC再設定メッセージの情報要素を示す、RRCReconfiguration−IEsという記述の中に、無線ベアラの設定を示す情報要素である、RadioBearerConfigが含まれ、更に無線ベアラの設定情報を示す情報要素の中に、上述のセカンダリセルグループに関する設定の解放と追加が同時に行われる情報事を示す情報のフィールドである、nedc−ReleaseAndAdd−r15が含まれる。各情報を示す情報要素やフィールドの名称はこの通りでなくても良い。
また本発明の実施の形態1において、UE122内部において、MCG側からE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づく処理の事を、NE−DC解放と呼んでも良いし、E−UTRA MR−DC解放、又はMR−DC E−UTRA SCG解放などと呼んでも良い。または別の名称で呼んでも良い。
このように、本発明の実施の形態1では、UE122内部において、MCGであるNR側からE−UTRA側に対し、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づいて、E−UTRAセカンダリセルグループの解放処理を行う事ができる。即ち、端末装置は、MR−DCのプロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。
(実施の形態2)
図1から図6、及び図10から図12を用いて、本発明の実施の形態2を説明する。本発明の実施の形態2では特にMCG側がE−UTRAであり、SCG側がNRであるMR−DCである、EN−DC及び/又はNGEN−DC、及び/又はMCG側もSCG側も共にNRであるNR−DCを想定して説明するが、他のMR−DCや、他の同一のRATをMCG、SCGに持つDCに適応されても良い。
図5は本発明の各実施の形態における端末装置(UE122)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図5では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
図5に示すUE122は、eNB102及び/又はgNB108よりRRCメッセージ等を受信する受信部500、及び受信したメッセージに含まれる各種情報要素(IE:Information Element)、及び/又は各種フィールド、及び/又は各種条件等の、設定情報に従って処理を行う処理部502から成る。また処理部502は、DCを設定しているUE122内部で、MCG側からSCG側に対する要求や指示を起動(trigger)する処理を行っても良い。例えばMR−DCを設定しているUE122内部において、例えば非特許文献8に記載のEN−DCや、NGEN−DCにおいてはE
−UTRA側からNR側、また例えば非特許文献8に記載のNE−DCにおいてはNR側からE−UTRA側に対する要求や指示を起動(trigger)する処理を行っても良い。また処理部502は、DCを設定しているUE122内部のSCG側で、MCG側から起動された処理を行っても良い。例えば非特許文献8に記載のEN−DCや、NGEN−DCにおいてはNR側でE−UTRA側から起動された処理、また例えば非特許文献8に記載のNE−DCにおいてはE−UTRA側でNR側から起動された処理を行っても良い。なお、MR−DCを設定しているとは、MR−DCを処理していると言っても良いし、MR−DCを操作していると言っても良い。なおここで、NR側、E−UTRA側とはそれぞれ、NR RRC、E−UTRA RRCであっても良い。
図6は本発明の各実施の形態における基地局装置(eNB102及び/又はgNB108)の構成を示すブロック図である。なお、説明が煩雑になることを避けるために、図6では、本発明と密接に関連する主な構成部のみを示す。
図6に示すeNB102及び/又はgNB108は、UE122へRRCメッセージ等を送信する送信部600、及び各種情報要素(IE:Information Element)、及び/又は各種フィールド、及び/又は各種条件等の、設定情報を含めたRRCメッセージを作成し、UE122に送信する事により、UE122の処理部502に処理を行わせる処理部602から成る。
図10を用いて、本発明の実施の形態2におけるUE122の処理方法の一例を説明する。
UE122の処理部502は、UE122内部において、MCG側から、SCG側であるNR側に対し、MR−DC及び/又はNR−DC(MCG及びSCG両方においてNRをRATとするDC)におけるNRセカンダリセルグループ(Secondary Cell Group:SCG)の解放が起動されたか否かを判断する(ステップS1000)。なおステップS1000においてMR−DCとはEN−DC及び/又はNGEN−DCの事であっても良い。またMR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放とは、EN−DCの解放と言っても良いし、NGEN−DCの解放と言っても良いし、EN−DC又はNGEN−DCと言っても良い。またNRセカンダリセルグループとは、単にセカンダリセルグループと言っても良い。またMCGとはE−UTRAであっても良いし、NRであっても良い。
次にUE122の処理部502は、UE122内部において、MCG側からNR側に対し、MR−DC及び/又はNR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループに設定されている各RLCベアラに対し、RLCエンティティを解放する。(ステップS1002)。なお、上述の「各RLCベアラに対し」は、「各ロジカルチャネル、又は各ロジカルチャネル識別子に対し」と言い換えられても良いし、追記されても良い。またMCGとはE−UTRAであっても良いし、NRであっても良い。
UE122の処理部502は、上述のステップS1002の処理に加え、UE122内部において、MCG側からNR側に対し、MR−DC及び/又はNR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づいて、メジャメント設定の解放、及び/又は、セカンダリセルグループのMACが存在する場合にはセカンダリセルグループのMACの解放、及び/又はセカンダリセルグループの解放、及び/又はセカンダリセルグループの無線リンク失敗を判断するためのタイマーの停止、及び/又はセカンダリセルグループの変更の失敗を判断するためのタイマーの停止を行っても良い(ステップS1004)。
図11は本発明の実施の形態2における、UE122内部において、E−UTRA側からNR側に対し、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動される一例を示す。
UE122の処理部502は、E−UTRA側において、RRC接続の再確立(RRC
Connection Re−establishment)を要求する際に、MR−DCを設定しているか否かを判断し(ステップS1100)、MR−DCを設定している事に基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されても良い(ステップS1102)。なお、MR−DCを設定しているとは、MR−DCを処理していると言っても良いし、MR−DCを操作していると言っても良い。また上述の「MR−DCを設定しているか否かを判断する」、とは、「EN−DC又はNGEN−DCを設定しているか否かを判断する」と言っても良い。また上述の「MR−DCを設定している事に基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されても良い。」とは「EN−DC又はNGEN−DCを設定している事に基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されても良い。」と言っても良い。
図12は本発明の実施の形態2における、UE122内部において、E−UTRA側からNR側に対し、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動される別の一例を示す。
UE122の処理部502は、E−UTRA側において、RRC接続一時保留(suspend)の解除(resume)を要求する際に、RRC接続一時保留の時にMR−DCを設定していたか否か判断し(ステップS1200)、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放がMR−DCを設定していた事に基づいて、起動されても良い(ステップS1202)。なお、MR−DCを設定していたとは、MR−DCを処理していたと言っても良いし、MR−DCを操作していたと言っても良い。また上述の「MR−DCを設定していたか否かを判断する」、とは、「EN−DC又はNGEN−DCを設定していたか否かを判断する」と言っても良い。また上述の「MR−DCを設定していた事に基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されても良い。」とは「EN−DC又はNGEN−DCを設定していた事に基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されても良い。」と言っても良い。
また、上述のUE122内部における、MCG側からNR側に対する、NR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放の起動は、例えばNR側において、RRC接続の再確立(RRC Re−establishment)を要求する際に、NR−DCを設定しているか否かを判断し、NR−DCを設定している事に基づいて、起動されても良い(不図示)。なお、NR−DCを設定しているとは、NR−DCを処理していると言っても良いし、NR−DCを操作していると言っても良い。
また、上述のUE122内部における、MCG側からNR側に対する、NR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放の起動は、例えばNR側において、RRC接続一時保留(suspend)の解除(resume)を要求する際に、RRC接続一時保留の時にNR−DCを設定していたか否か判断し、NR−DCを設定していた事に基づいて、起動されても良い(不図示)。なお、NR−DCを設定していたとは、NR−DCを処理していたと言っても良いし、NR−DCを操作していたと言っても良い。
また、上述のUE122内部における、MCG側からNR側に対する、MR−DC及び/又はNR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放の起動は、他の事象に基づいて起動されても良い。例えば、E−UTRAにおいて、NRのセカンダリセルグループ
に関する全ての設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報を含むRRCコネクション再設定メッセージを受け取る事により、起動されても良い。なお、上述の「NRのセカンダリセルグループに関する全ての設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が含まれている事に基づいて」とは「NRのセカンダリセルグループに関する全ての設定の解放と追加が同時に行われる事を示す情報が真(true)である事に基づいて」と言い換えても良い。
また本発明の実施の形態2において、UE122内部において、MCG側からNR側に対し、MR−DC及び/又はNR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づく処理の事を、EN−DC解放と呼んでも良いし、NGEN−DC解放と呼んでも良いし、EN−DC又はNGEN−DC解放と呼んでも良い。また、NR MR−DC解放、又はMR−DC NR SCG解放、NR SCG解放、 SCG解放などと呼んでも良い。または別の名称で呼んでも良い。
このように、本発明の実施の形態2では、UE122内部において、MCG側からNR側に対し、MR−DC及び/又はNR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動された事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放処理を行う事ができる。即ち、端末装置は、MR−DCのプロトコル処理の複雑さを軽減し、効率的に通信を行うことができる。
なお、本発明の各実施の形態における、端末装置、及び方法は、例えば以下のように言う事ができる。
すなわち端末装置であって、前記端末装置がRRC接続の再確立を要求する際に、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定しているか否かを判断し、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定している事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する、処理部を有する。
また、端末装置であって、前記端末装置がRRC接続一時保留からの解除要求する際に、前記RRC接続一時保留時に前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していたか否かを判断し、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していた事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する、処理部を有する。
また、端末装置の方法であって、前記端末装置がRRC接続の再確立を要求する際に、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定しているか否かを判断し、 前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定している事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する。
また、端末装置の方法であって、前記端末装置がRRC接続一時保留からの解除要求する際に、前記RRC接続一時保留時に前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していたか否かを判断し、前記端末装置にEN−DC又はNGEN−DCを設定していた事に基づいて、NRセカンダリセルグループの解放を起動する。
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上述した実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュ−タを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、処理時に一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリに読み込まれ、あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
なお、上述した実施形態における装置の一部、をコンピュ−タで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュ−タが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュ−タシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここでいう「コンピュ−タシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュ−タシステムであって、オペレ−ティングシステムや周辺機器等のハ−ドウェアを含むものとする。また、「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体等のいずれであってもよい。
さらに「コンピュ−タが読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュ−タシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュ−タシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、すなわち典型的には集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、代わりにプロセッサは従来型のプロセッサ、コントロ−ラ、マイクロコントロ−ラ、またはステ−トマシンであってもよい。汎用用途プロセッサ、または前述した各回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
100 E−UTRA
102 eNB
104 EPC
106 NR
108 gNB
110 5GC
112、114、116,118、120、124 インタフェース
122 UE
200、300 PHY
202、302 MAC
204、304 RLC
206、306 PDCP
208、308 RRC
310 SDAP
500 受信部
502、602 処理部
600 送信部

Claims (4)

  1. 端末装置であって、
    基地局装置にRRC接続の再確立を要求する際に、前記端末装置がNGEN−DCを設定していることに基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放を起動し、
    前記MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されたことに基づいて、前記NRセカンダリセルグループに設定されている各RLCベアラに対し、RLCエンティティの解放を行う処理部、
    を備える端末装置。
  2. 基地局装置であって、
    端末装置から、RRC接続の再確立要求を受信する受信部を備え、
    前記RRC接続の再確立要求の受信の際に、
    前記端末装置がNGEN−DCを設定していることに基づいて、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動され、
    前記MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されたことに基づいて、前記NRセカンダリセルグループに設定されている各RLCベアラに対して、RLCエンティティの再確立、RLCエンティティの解放、及びロジカルチャネルの解放が行われる、
    基地局装置。
  3. 端末装置の方法であって、
    基地局装置にRRC接続の再確立を要求する際に、前記端末装置がNGEN−DCを設定していることに基づいて、MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放を起動し、
    前記MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されたことに基づいて、前記NRセカンダリセルグループに設定されている各RLCベアラに対し、RLCエンティティの解放を行う、
    方法。
  4. 基地局装置の方法であって、
    端末装置から、RRC接続の再確立要求を受信し、
    前記RRC接続の再確立要求の受信の際に、
    前記端末装置がNGEN−DCを設定していることに基づいて、MR−DCにおけるE−UTRAセカンダリセルグループの解放が起動され、
    前記MR−DCにおけるNRセカンダリセルグループの解放が起動されたことに基づいて、前記NRセカンダリセルグループに設定されている各RLCベアラに対して、RLCエンティティの再確立、RLCエンティティの解放、及びロジカルチャネルの解放が行われる、
    方法。
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