JP6824060B2 - ノズルフラッパ型の三方弁及びノズルフラッパ型の二方弁 - Google Patents

ノズルフラッパ型の三方弁及びノズルフラッパ型の二方弁 Download PDF

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本発明は、ノズルフラッパ型の三方弁及びノズルフラッパ型の二方弁に係り、特に、フラッパの軸方向の両端側がラジアル支持ばねで支持されるノズルフラッパ型の三方弁及び二方弁に関する。
気体圧制御弁として、スリーブ・スプール型と、ノズルフラッパ型とが知られている。例えば、特許文献1には、気体圧制御弁として、3つのランド部と、ステム部とを含むスプールと、スプールを軸方向移動可能に支持し、1次側気体圧を有する気体を供給する供給口と、気体を排出する排気口と、2次側気体圧を取り出す負荷口とを有するスリーブとを備える構成が述べられている。
また、特許文献2には、ノズルフラッパ機構を用いた流体圧制御弁が述べられている。ここでは、フラッパは可動線輪型のリニアモータと一体で、フラッパの軸方向両端がラジアル支持ばねでいわば宙づりで支持され、摺動抵抗や回転軸の摩擦を伴わず軽い負荷で軸方向にのみ移動できる。
特開2007−187296号公報 特開2006−057719号公報
スリーブ・スプール型の気体圧制御弁は、スプールのランド部がスリーブの負荷口等を完全に塞ぐゼロラップ動作を行えるが、スプールのランド部がスリーブの内周壁を摺動するために、発塵等の汚染が生じる恐れがある。ノズルフラッパ型の気体圧制御弁は、フラッパの軸方向両端をラジアル支持ばねで支持する構造を取ることで、摺動や摩擦による発塵等の恐れがないが、中立状態においてフラッパはラジアル支持ばねで支持されているだけなので、フラッパとノズルの間のゼロラップ動作が困難である。
本発明の目的は、可動子が固定子に対し摺動せずに移動可能であって、気体圧制御においてゼロラップ動作を行えるノズルフラッパ型の三方弁及びノズルフラッパ型の二方弁を提供することである。
本発明に係るノズルフラッパ型の三方弁は、供給気体圧を有する気体が供給される入力ポート、負荷に接続される出力ポート、及び排気装置に接続される排気ポートを有する三方弁筐体と、三方弁筐体の内部空間において軸方向に配置されるフラッパと、三方弁筐体の軸方向の一方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の一方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される一方側のラジアル支持ばねと、三方弁筐体の軸方向の他方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の他方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される他方側のラジアル支持ばねと、一方側のラジアル支持ばねと他方側のラジアル支持ばねの間の三方弁筐体の内部空間である中央空間部に配置される駆動機構であって、フラッパに固定される永久磁石、及び三方弁筐体に固定される駆動コイルを含む可動磁石型の駆動機構と、一方側のラジアル支持ばねよりも軸方向に沿った一方側における三方弁筐体の内部空間である一方側気体室に設けられ、入力ポートに接続され、フラッパの軸方向の一方端側に向い合う気体噴出口を有する一方側のノズルと、他方側のラジアル支持ばねよりも軸方向に沿った他方側における三方弁筐体の内部空間である他方側気体室に設けられ、排気ポートに接続され、フラッパの軸方向の他方端側に向い合う気体吸込口を有する他方側のノズルと、フラッパの軸方向の一方端に設けられ、中立状態において一方側のノズルの先端に押し付けられるノズル受面を有する一方側のO字形ばねと、フラッパの軸方向の他方端に設けられ、中立状態において他方側のノズルの先端に押し付けられるノズル受面を有する他方側のO字形ばねと、を備えることを特徴とする。
上記構成のノズルフラッパ型の三方弁によれば、フラッパが軸方向の他方側に移動駆動されるときは、他方側のノズルとノズル受面とが押付状態のままで、一方側のノズルとノズル受面との間に生じる間隔に応じた気体圧の気体が出力ポートに出力される。フラッパが軸方向の一方側に移動駆動されるときは、一方側のノズルとノズル受面とが押付状態のままで、出力ポートからの気体は2つのラジアル支持ばねの貫通穴を通り、他方側のノズルとノズル受面との間に生じる間隔に応じた排気圧で排気ポートに排気される。
本発明に係るノズルフラッパ型の二方弁は、供給気体圧を有する気体が供給される入力ポート、及び負荷に接続される出力ポートを有する二方弁筐体と、二方弁筐体の内部空間において軸方向に配置されるフラッパと、二方弁筐体の軸方向の一方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の一方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される一方側のラジアル支持ばねと、二方弁筐体の軸方向の他方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の他方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される他方側のラジアル支持ばねと、一方側のラジアル支持ばねと他方側のラジアル支持ばねの間の二方弁筐体の内部空間である中央空間部に配置される駆動機構であって、フラッパに固定される永久磁石、及び二方弁筐体に固定される駆動コイルを含む可動磁石型の駆動機構と、一方側のラジアル支持ばねよりも軸方向に沿った一方側における二方弁筐体の内部空間である一方側気体室に設けられ、入力ポートに接続され、フラッパの軸方向の一方端側に向い合う気体噴出口を有する一方側のノズルと、フラッパの軸方向の一方端に設けられ、中立状態において一方側のノズルの先端に押し付けられるノズル受面を有する一方側のO字形ばねと、を備えることを特徴とする、
上記構成のノズルフラッパ型の二方弁によれば、フラッパが軸方向の他方側に移動駆動されるときに、一方側のノズルとノズル受面との間に生じる間隔に応じた気体圧の気体が一方側気体室に流出して出力ポートに出力される。
上記構成のノズルフラッパ型の三方弁も二方弁も、フラッパに固定される永久磁石と筐体に固定される駆動コイルとを有する可動磁石型の駆動機構によってフラッパは軸方向に移動駆動される。そして、フラッパは軸方向の両端側で2つのラジアル支持ばねで支持され、フラッパの軸方向の一方端に一方側のノズルが向い合い、他方端に他方側のノズルが向い合う。これによって、可動子であるフラッパは、固定子である駆動コイルに対し摺動せずに移動でき、一方側のノズルとの間隔に応じた気体圧の気体を出力ポートへ出力できる。さらに、フラッパの軸方向の一方端に設けられるO字形ばねによって、中立状態では、フラッパの軸方向端側とノズルの気体噴出口とは押し付けられているので、出力ポートへ出力する気体の気体圧制御についてゼロラップ動作が可能になる。
また、本発明に係るノズルフラッパ型の三方弁またはノズルフラッパ型の二方弁において、O字形ばねは、フラッパの軸方向端面に取り付けられる端面板と、ノズルの先端に向い合うノズル受面を有するノズル受板と、端面板とノズル受板とを向い合せながら、端面板の縁面とノズル受面の縁面とを湾曲形状で接続する弾性湾曲板であって、端面板とノズル受板とが向い合う間隔を広げる方向の付勢力を与える弾性湾曲板と、を含むことが好ましい。
また、本発明に係るノズルフラッパ型の三方弁またはノズルフラッパ型の二方弁において、駆動機構は、フラッパに取り付けられ、軸方向に着磁された円環状の永久磁石と、フラッパに取り付けられ、永久磁石のN極側に設けられる円環状のN側ヨークと、フラッパに取り付けられ、永久磁石のS極側に設けられる円環状のS側ヨークと、フラッパに取り付けられ、N側ヨークと永久磁石とS側ヨークとを密閉して囲む円筒型の可動子ケースと、可動子ケースの外周面に向い合って所定の間隔を空けて三方弁の筐体に固定され、N側ヨークに向い合うN側コイルと、可動子ケースの外周面に向い合って所定の間隔を空けて三方弁の筐体に固定され、S側ヨークに向い合うS側コイルであって、軸周りにN側コイルと逆巻で巻回されてN側コイルと直列接続されたS側コイルと、を含むことが好ましい。
上記構成に係るノズルフラッパ型の三方弁及びノズルフラッパ型の二方弁によれば、可動子は固定子に対し摺動せずに移動可能であって、気体圧制御においてゼロラップ動作を行うことができる。
本発明に係る実施の形態のノズルフラッパ型の三方弁の構成図である。 本発明に係る実施の形態のノズルフラッパ型の三方弁及び二方弁におけるラジアル支持ばねの3つの例を示す図である。 本発明に係る実施の形態のノズルフラッパ型の三方弁及び二方弁における駆動機構の作動図である。図3(a)は、フラッパを軸方向の他方側に移動駆動させるときを示す図であり、(b)は、フラッパを軸方向の一方側に移動駆動させるときを示す図である。 本発明に係る実施の形態のノズルフラッパ型の三方弁及び二方弁におけるO字形ばねの詳細図である。図4(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は上面図である。 本発明に係る実施の形態のノズルフラッパ型の三方弁の作動図である。図5(a)は、駆動機構が図3(a)の作動状態のときの三方弁全体の作動図であり、(b)は、駆動機構が図3(b)の作動状態のときの三方弁全体の作動図である。 本発明に係る実施の形態のノズルフラッパ型の二方弁の構成図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下では、供給気体圧Psを大気圧、排気ポートの気体圧を真空等の減圧として述べるが、これは説明のための例示であって、ノズルフラッパ型の三方弁または二方弁の仕様に応じ適宜変更が可能である。気体としては、一般的な空気、乾燥空気の他、窒素、アルゴン等の不活性ガス、その他のガスであってもよい。
以下で用いる形状、寸法等は、説明のための例示であって、ノズルフラッパ型の三方弁または二方弁の仕様に合わせ、適宜変更が可能である。 また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、ノズルフラッパ型の三方弁10の構成を示す断面図である。ノズルフラッパ型の三方弁10は、三方弁筐体12に、入力ポート20、出力ポート22、排気ポート24の3つのポートを備える三方弁である。入力ポート20は、図示しない入力気体源に接続される。入力気体源は、供給気体圧Psを有する気体源である。例えば、大気圧を有する装置空間を入力気体源とすることができる。その場合、Ps=大気圧である。出力ポート22は、制御気体圧Pcを用いる負荷に接続される。負荷の例としては、制御気体圧Pcを変更して所望の動作状態となる気体圧装置である。制御気体圧Pcの制御範囲の例は、大気圧から真空の間である。排気ポート24は、図示しない排気装置に接続される。排気装置の例は、真空ポンプ等の減圧装置である。以下では、特に断らない限り、ノズルフラッパ型の三方弁10を、三方弁10と呼ぶ。
三方弁筐体12は、三方弁10の外形を形作る筐体である。その内部には、フラッパ30、フラッパ30を支持する一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34、及び、フラッパ30を軸方向に駆動する駆動機構40を含む。さらに、フラッパ30の軸方向の両端側にそれぞれ設けられる一方側のノズル60と他方側のノズル64も含む。図1に軸方向を示す。軸方向は、フラッパ30の中心線A−Aが延びる方向である。フラッパ30は、駆動機構40によって軸方向に沿って移動駆動される。信号線ポート26(図5参照)は、図示しない制御装置と駆動機構40とを接続する制御信号線28(図3参照)を通す信号線穴である。
三方弁筐体12は、中央筐体部14と、中央筐体部14の一方側に接続される一方側筐体部16と、中央筐体部14の他方側に接続される他方側筐体部18で構成される。中央筐体部14、一方側筐体部16、及び他方側筐体部18は、図1では図示しない締結手段によって、互いに気密に結合される。気密に結合された状態の三方弁筐体12の内部には、軸方向に沿って貫通した内部空間が形成される。この内部空間に、フラッパ30、一方側のラジアル支持ばね32、他方側のラジアル支持ばね34、駆動機構40、一方側のノズル60、他方側のノズル64等の構成要素が組み込まれる。これらの構成要素が組み込まれた状態の図1では、一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34とを区画の境界として、中央空間部15、一方側気体室17、他方側気体室19を示す。一方側気体室17は、一方側のラジアル支持ばね32よりも軸方向に沿った一方側における三方弁筐体12の内部空間である。他方側気体室19は、他方側のラジアル支持ばね34よりも軸方向に沿った他方側における三方弁筐体12の内部空間である。
かかる三方弁筐体12は、外径輪郭としては矩形形状で、内部空間としては円筒状形状を有する所定の形状に非磁性体の金属材料を加工した部品を組立てて形成したものが用いられる。金属材料としては、適当な強度を有する非磁性体の鋼材等を用いることができる。
フラッパ30は、三方弁筐体12の内部空間において軸方向に配置される軸体である。フラッパ30は、一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34とによって、いわば宙づりの状態で、三方弁筐体12に吊り下げられ、その外周面には、密閉構造の可動子ケース42が取り付けられる。可動子ケース42は、駆動機構40の構成要素で、内部に永久磁石44、N側ヨーク46、及び、S側ヨーク48を含む。フラッパ30の一方端と他方端は、可動子ケース42が取り付けられる軸中央部の外径よりも大径の円板状フランジに形成される。一方端の円板状フランジの端面には一方側のO字形ばね70が取り付けられ、他方端の円板状フランジの端面には他方側のO字形ばね72が取り付けられる。
かかるフラッパ30は、非磁性体の金属材料を所定の形状に加工した軸部材が用いられる。金属材料としては、適当な強度を有する鋼材等を用いることができる。
一方側のラジアル支持ばね32と、他方側のラジアル支持ばね34とは、三方弁筐体12の軸方向の一方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパ30の両端側が固定される取付穴を有する板ばねである。具体的には、中央筐体部14と一方側筐体部16とが結合される縁部において、一方側のラジアル支持ばね32の外周縁が挟み込まれて固定される。また、中央筐体部14と他方側筐体部18とが結合される縁部において、他方側のラジアル支持ばね34の外周縁が挟み込まれて固定される。そして、フラッパ30の一方端の円板状フランジの鍔部に、一方側のラジアル支持ばね32の内径側の取付穴が固定され、フラッパ30の他方端の円板状フランジの鍔部に、他方側のラジアル支持ばね34の内径側の取付穴が固定される。
一方側のラジアル支持ばね32と、他方側のラジアル支持ばね34とは、外周縁と内径側の取付穴との間に複数の貫通穴を有し、これによって一方側気体室17と中央空間部15と他方側気体室19との間が連通し、1つの連通空間を形成する。一方側のラジアル支持ばね32、及び、他方側のラジアル支持ばね34が軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制されるように、複数の貫通穴は軸周りの対称形に配置される。
一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34とは、取付位置が異なるのみで、同じ形状を有する。図2に、一方側のラジアル支持ばね32の形状として3つの例を示す。図2(a)は、軸周りに対称に複数の部分円環状の貫通穴を配置する例である。(b)と(c)は、(a)の変形例であるが、複数の貫通穴の間の材料部分が軸周りに滑らかな屈曲形状を有する例である。滑らかな屈曲形状は、雲形に似ているので、(b)と(c)は、雲形ばねと呼ぶことができる。図2に示す形状によれば、外周縁を固定し、内径側の取付穴の部分に外力を与えると、軸方向には任意に弾性変形が可能であるが、軸周りに回転する弾性変形が拘束される。この形状を有する板ばねを一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34とに用いることで、フラッパ30は、三方弁筐体12に対し、軸方向に移動可能であるが、軸周りに回転することが抑制される。これによりフラッパ30は、駆動機構40によって軸方向に移動駆動されるとき、予期しない回転が抑制された直進移動軸として動作する。
かかる一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34は、弾性を有する金属薄板を所定の形状に成形したものが用いられる。金属薄板の例は、リン青銅、非磁性体鋼材等である。成形方法としては、エッチング加工、精密プレス加工等を用いる。
駆動機構40は、一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34に支持されたフラッパ30を軸方向に駆動する機構である。駆動機構40は、三方弁筐体12の内部空間である中央空間部15に配置され、フラッパ30に固定される永久磁石44、及び三方弁筐体12に固定される駆動コイルを含む可動磁石型のリニアアクチュエータである。
図3に駆動機構40の構成と共に作動状態を示す。図1に示す駆動機構40は中立状態にある。図3(a)における駆動機構40は、フラッパ30を他方側に移動駆動するときの作動状態を示し、(b)は、フラッパ30を一方側に移動駆動するときの作動状態を示す。駆動機構40は、フラッパ30に固定され内部に永久磁石44を含む可動子ケース42と、2つの駆動コイルであるN側コイル50とS側コイル52とを有する。図3では、N側コイル50及びS側コイル52に流れる駆動電流と、永久磁石44からの磁束との協働作用を示すために、可動子ケース42の内部におけるフラッパ30の部分の図示を省略した。
可動子ケース42は、内部にN側ヨーク46、永久磁石44、S側ヨーク48の積層体を囲んで密閉するケース体で、非磁性体材料で構成され、円筒型で内径側にフラッパ30に対する取付穴を有する。非磁性体材料としては、アルミニウム、非磁性体の鋼材等が用いられる。N側ヨーク46、永久磁石44、S側ヨーク48は、接着等によって可動子ケース42の内部に固定される。可動子ケース42は、取付穴にフラッパ30を圧入する等の手段によってフラッパ30と一体化される。フラッパ30の軸方向における可動子ケース42の位置を定めるために、一方側のラジアル支持ばね32と可動子ケース42との間、可動子ケース42と他方側のラジアル支持ばね34との間にそれぞれ所定の軸方向長さを有するカラー部材が配置される。可動子ケース42を密閉ケースとすることで、三方弁筐体12に対し可動部品であるN側ヨーク46、永久磁石44、S側ヨーク48からの発塵等が中央空間部15に入り込むことによる気体の流れの汚染を防止できる。
永久磁石44は、フラッパ30に取付けられる内径穴を有する円環状形状で、厚さ方向について一方側がN極、他方側がS極に着磁される。N側ヨーク46とS側ヨーク48は、ともにフラッパ30に取付けられる内径穴を有する円環状形状で、N側ヨーク46は、永久磁石44のN極側に積層されて配置され、S側ヨーク48は永久磁石44のS極側に積層されて配置される。
N側コイル50とS側コイル52は、可動子ケース42の外周面に向い合って所定の間隔を空けて、中央筐体部14に設けられる固定子ヨーク54に当接して固定される駆動コイルである。N側コイル50は、可動子ケース42内のN側ヨーク46に向い合い、フラッパ30の軸周りに所定の巻数で巻回された円環状コイルである。S側コイル52は、可動子ケース42内のS側ヨーク48に向い合い、フラッパ30の軸周りに、N側コイル50と同じ巻数で巻回された円環状コイルである。N側コイル50とS側コイル52とは、軸周りに互いに逆巻の関係の巻方向で巻回される。N側コイル50の巻線の他方端とS側コイル52の巻線の一方端とは互いに接続される。N側コイル50の巻線の一方端と、S側コイル52の巻線の他方端は、中央筐体部14の信号線ポート26から引き出されて外部の図示しない制御装置に接続される制御信号線28となる。このように、N側コイル50とS側コイル52とは、互いに巻方向が逆巻の関係で直列接続されて2本の信号線が引き出される1つのコイル体として、中央筐体部14に配置されて固定される固定子コイルである。
図3(a)と(b)とでは、図示しない制御装置からの制御信号線28の一方側の信号線からN側コイル50とS側コイル52を経由して他方側の信号線に戻る駆動電流の流れる方向が互いに逆向きである。円環状のN側コイル50とS側コイル52に流れる電流の向きを示すために、図3(a),(b)の紙面に対し、手前側から向こう側に電流が流れるときを「丸印の中に黒丸」で示し、向こう側から手前側に電流が流れるときを「丸印の中にXマーク」で示す。また、永久磁石44のN極からN側ヨーク46、固定子ヨーク54、S側ヨーク48を経由して永久磁石44のS極に戻る磁束の流れを太線で示す。
図3(a)では、N側コイル50に電流の流れる方向を軸周りに右ねじ方向とすると、その右ねじの進む方向が他方側で、S側コイル52に電流の流れる方向を軸周りに右ねじ方向として、その右ねじの進む方向が一方側である。この電流の向きに、太線で示す永久磁石44からの磁束が鎖交して発生する運動力fの方向は、フレミングの左手の法則に従い、N側コイル50においてもS側コイルにおいても、軸方向に沿って一方側の方向である。N側コイル50とS側コイル52は中央筐体部14に固定されているので、フラッパ30は、fの方向と反対側の方向の反力Fを受け、軸方向に沿って他方側に移動駆動される。反力Fの方向を白抜矢印で示したが、フラッパ30は、この白抜矢印の方向に移動駆動される。
図3(b)では、図3(a)と電流の流れる向きが逆である。すなわち、N側コイル50に電流の流れる方向を軸周りに右ねじ方向とすると、その右ねじの進む方向が一方側で、S側コイル52に電流の流れる方向を右ねじ方向とすると、その右ねじの進む方向が他方側である。この電流の向きに、太線で示す永久磁石44からの磁束が鎖交して発生する運動力fの方向は、フレミングの左手の法則に従い、N側コイル50においてもS側コイルにおいても、軸方向に沿って他方側の方向である。N側コイル50とS側コイル52は中央筐体部14に固定されているので、フラッパ30は、fの方向と反対側の方向の反力Fを受け、軸方向に沿って一方側に移動駆動される。反力Fの方向を白抜矢印で示したが、フラッパ30は、この白抜矢印の方向に移動駆動される。
このように、駆動機構40は、可動磁石型のリニアアクチュエータである。この構成によって、可動線輪型のボイスコイルモータと異なり、コイルから引き出される制御信号線28は三方弁筐体12に固定されるので、フラッパ30の軸方向移動による制御信号線28の変形や損傷が生じない。
上記では、永久磁石44の着磁方向について、一方側をN極、他方側をS極としたが、これを逆にしても構わない。その場合には、N側ヨーク46とS側ヨーク48の名称が入れ替わり、フラッパ30の移動駆動方向が逆となる。また、上記では、N側コイル50とS側コイル52とについて、互いに巻方向を逆巻として直列接続したが、これは制御信号線28を2本とする例示の説明である。制御信号線28を4本用いて、N側コイル50とS側コイル52との巻線の巻方向を同じとし、制御装置側で駆動電流の方向をN側コイル50とS側コイル52の間で互いに逆としてもよい。
一方側のO字形ばね70と他方側のO字形ばね72とは、ノズルフラッパ型の三方弁10の中立状態において、一方側のノズル60及び他方側のノズル64をフラッパ30の両端側で完全に塞いで気体が漏れないゼロラップ動作を行うために用いられる。一方側のO字形ばね70と他方側のO字形ばね72とは、フラッパ30への取付け方が異なるのみで基本構成は同じである。そこで、一方側のO字形ばね70について、図4を用いてその構成を述べる。図4(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は上面図である。
一方側のO字形ばね70は、端面板74と、ノズル受板76と、端面板とノズル受板とを向い合せながら、端面板74の縁面とノズル受面76の縁面とを湾曲形状で接続する弾性湾曲板78とを含んで構成される。
端面板74は、フラッパ30の軸方向の一方端側の端面に取り付けられ、表面が平坦な円板である。おねじ部75は、一方側のO字形ばね70をフラッパ30に取付けるための取付ねじである。
ノズル受板76は、一方側のノズル60の先端に向い合う表面が平坦なノズル受面を有する円板である。ノズル受板76の直径は、一方側のノズル60の気体噴出口62の内径よりも大きく設定される。図4(a),(b)に一方側のノズル60を二点鎖線で示した。
弾性湾曲板78は、側面の断面形状が略O字形をなすばね体であり、(b)の側面図に示すように、端面板74とノズル受板76の2つの円板を湾曲形状の板ばねで接続したものである。弾性湾曲板78は、端面板74とノズル受板76とが向い合う間隔を広げる方向の付勢力を与える。一方側のO字形ばね70の自然状態における端面板74とノズル受板76とが向い合う間隔は、三方弁10の中立状態において設定される端面板74とノズル受板76とが向い合う間隔よりも広い。他方側のO字形ばね72についても同様である。したがって、三方弁10の中立状態においては、一方側のノズル60に一方側のO字形ばね70のノズル受板76が押し付けられ、他方側のノズル64に他方側のO字形ばね72のノズル受板76が押し付けられる。これにより、三方弁10の中立状態において、一方側のノズル60及び他方側のノズル64はフラッパ30の両端側で完全に塞がれて気体が漏れないゼロラップ動作を行える。
上記構成の作用を図5の作動図を用いて説明する。図1に示す三方弁10は、駆動機構40が中立状態であり、一方側のラジアル支持ばね32と他方側のラジアル支持ばね34の復元力によってフラッパ30が中立状態にある。図5(a)は、駆動機構40の作動状態が図3(a)の場合であり、(b)は、駆動機構40の作動状態が図3(b)の場合である。
図5(a)においては、図3(a)で述べたように、駆動機構40の作用によってフラッパ30は白抜矢印で示す反力Fを受けて、軸方向に沿って他方側に移動駆動される。これによって、一方側のラジアル支持ばね32も他方側のラジアル支持ばね34も、軸周りの回転を抑制しながら、他方側に向けて軸方向に変位する。一方側のO字形ばね70は、一方側のノズル60を押し付けることから解放され、ノズル受板76と一方側のノズル60の気体噴出口62との間に間隔ΔS1が生じる。他方側のO字形ばね72においては、フラッパ30からの反力Fが弾性湾曲板78の付勢力に打ち勝ち、弾性湾曲板78が弾性変形して、ノズル受板76を他方側のノズル64に強く押し付ける。これにより、他方側のノズル64の気体吸込口66は完全に閉鎖される。
この状態においては、入力ポート20と出力ポート22とが間隔ΔS1を介して連通するので、入力ポート20から供給される供給気体圧Psの気体が、間隔ΔS1の大きさに応じた制御気体圧Pcに制御されて、出力ポート22に出力される。排気ポート24は他方側のO字形ばね72によって完全に閉鎖されているので、制御気体圧Pcの気体が漏れることがない。
図5(b)においては、図3(b)で述べたように、駆動機構40の作用によってフラッパ30は白抜矢印で示す反力Fを受けて、軸方向に沿って一方側に移動駆動される。これによって、一方側のラジアル支持ばね32も他方側のラジアル支持ばね34も、軸周りの回転を抑制しながら、一方側に向けて軸方向に変位する。他方側のO字形ばね72は、他方側のノズル64を押し付けることから解放され、ノズル受板76と他方側のノズル64の気体吸込口66との間に間隔ΔS2が生じる。一方側のO字形ばね70においては、フラッパ30からの反力Fが弾性湾曲板78の付勢力に打ち勝ち、弾性湾曲板78が弾性変形して、ノズル受板76を一方側のノズル60に強く押し付ける。これにより、一方側のノズル60の気体噴出口62は完全に閉鎖される。
この状態においては、入力ポート20は一方側のO字形ばね70によって完全に閉鎖されているので、入力ポート20と出力ポート22とは遮断される。出力ポート22と排気ポート24とは間隔ΔS2を介して連通するので、出力ポート22から図示しない負荷の気体が、間隔ΔS2の大きさに応じた排気圧Peに制御されて、排気ポート24側に排気される。
上記のように、三方弁10は、駆動機構40の作動状態の切替によって、出力ポート22へ制御気体圧Pcの気体を供給し、あるいは、出力ポート22から排気圧Peで排気ポート24側に排気する給排気制御を行うことができる。
上記では、一方側のノズル60と他方側のノズル64を備える三方弁10を述べたが、他方側のノズル64を省略して二方弁とできる。図6は、ノズルフラッパ型の二方弁100の構成図である。図1と比較して三方弁10との相違点は、他方側のO字形ばね72と他方側のノズル64が省略され、二方弁筐体102は、中央筐体部14と一方側筐体部16が同じであるが、他方側筐体部18は閉鎖型の他方側筐体部104となる点である。
ノズルフラッパ型の二方弁100は、入力ポート20と出力ポート22とを有する。ノズルフラッパ型の二方弁100においては、中立状態において入力ポート20と出力ポート22は遮断される。駆動機構40を図3(b)のように動作させて入力ポート20と出力ポート22の間を確実に遮断してもよい。また、駆動機構40を図3(a)のように動作させることで、入力ポート20から供給される供給気体圧Psの気体が、図5(a)で述べた間隔ΔS1の大きさに応じた制御気体圧Pcに制御されて、出力ポート22に出力される。
ノズルフラッパ型の二方弁100が一般的なノズルフラッパ型の二方弁と異なる点として以下のことを挙げることができる。すなわち、駆動機構40が可動磁石型のリニアアクチュエータであることと、一方側のO字形ばね70を用いることで、中立状態において一方側のノズル60とフラッパ30の端面側とについてゼロラップ動作できることである。駆動機構40の動作、一方側のO字形ばね70の作用については、図1の三方弁10について述べたのと同じ内容であるので、詳細な説明を省略する。
10 (ノズルフラッパ型の)三方弁、12 三方弁筐体、14 中央筐体部、15 中央空間部、16 一方側筐体部、17 一方側気体室、18 他方側筐体部、19 他方側気体室、20 入力ポート、22 出力ポート、24 排気ポート、26 信号線ポート、28 制御信号線、30 フラッパ、32,34 ラジアル支持ばね、40 駆動機構、42 可動子ケース、44 永久磁石、46 N側ヨーク、48 S側ヨーク、50 N側コイル、52 S側コイル、54 固定子ヨーク、60 一方側のノズル、62 気体噴出口、64 他方側のノズル、66 気体吸込口、70,72 O字形ばね、74 端面板、75 おねじ部、76 ノズル受板、78 弾性湾曲板、100 ノズルフラッパ型の二方弁、102 二方弁筐体、104 他方側筐体部。

Claims (4)

  1. 供給気体圧を有する気体が供給される入力ポート、負荷に接続される出力ポート、及び排気装置に接続される排気ポートを有する三方弁筐体と、
    三方弁筐体の内部空間において軸方向に配置されるフラッパと、
    三方弁筐体の軸方向の一方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の一方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される一方側のラジアル支持ばねと、
    三方弁筐体の軸方向の他方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の他方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される他方側のラジアル支持ばねと、
    一方側のラジアル支持ばねと他方側のラジアル支持ばねの間の三方弁筐体の内部空間である中央空間部に配置される駆動機構であって、フラッパに固定される永久磁石、及び三方弁筐体に固定される駆動コイルを含む可動磁石型の駆動機構と、
    一方側のラジアル支持ばねよりも軸方向に沿った一方側における三方弁筐体の内部空間である一方側気体室に設けられ、入力ポートに接続され、フラッパの軸方向の一方端側に向い合う気体噴出口を有する一方側のノズルと、
    他方側のラジアル支持ばねよりも軸方向に沿った他方側における三方弁筐体の内部空間である他方側気体室に設けられ、排気ポートに接続され、フラッパの軸方向の他方端側に向い合う気体吸込口を有する他方側のノズルと、
    フラッパの軸方向の一方端に設けられ、中立状態において一方側のノズルの先端に押し付けられるノズル受面を有する一方側のO字形ばねと、
    フラッパの軸方向の他方端に設けられ、中立状態において他方側のノズルの先端に押し付けられるノズル受面を有する他方側のO字形ばねと、
    を備えることを特徴とするノズルフラッパ型の三方弁。
  2. 請求項1に記載のノズルフラッパ型の三方弁において、
    O字形ばねは、
    フラッパの軸方向端面に取り付けられる端面板と、
    ノズルの先端に向い合うノズル受面を有するノズル受板と、
    端面板とノズル受板とを向い合せながら、端面板の縁面とノズル受面の縁面とを湾曲形状で接続する弾性湾曲板であって、端面板とノズル受板とが向い合う間隔を広げる方向の付勢力を与える弾性湾曲板と、
    を含むことを特徴とするノズルフラッパ型の三方弁。
  3. 請求項1に記載のノズルフラッパ型の三方弁において、
    駆動機構は、
    フラッパに取り付けられ、軸方向に着磁された円環状の永久磁石と、
    フラッパに取り付けられ、永久磁石のN極側に設けられる円環状のN側ヨークと、
    フラッパに取り付けられ、永久磁石のS極側に設けられる円環状のS側ヨークと、
    フラッパに取り付けられ、N側ヨークと永久磁石とS側ヨークとを密閉して囲む円筒型の可動子ケースと、
    可動子ケースの外周面に向い合って所定の間隔を空けて三方弁の筐体に固定され、N側ヨークに向い合うN側コイルと、
    可動子ケースの外周面に向い合って所定の間隔を空けて三方弁の筐体に固定され、S側ヨークに向い合うS側コイルであって、軸周りにN側コイルと逆巻で巻回されてN側コイルと直列接続されたS側コイルと、
    を含むことを特徴とするノズルフラッパ型の三方弁。
  4. 供給気体圧を有する気体が供給される入力ポート、及び負荷に接続される出力ポートを有する二方弁筐体と、
    二方弁筐体の内部空間において軸方向に配置されるフラッパと、
    二方弁筐体の軸方向の一方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の一方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される一方側のラジアル支持ばねと、
    二方弁筐体の軸方向の他方端側の内壁面に外周縁が固定され、内径側にフラッパの軸方向の他方端側が固定される貫通穴付きの板ばねであって、軸方向の弾性変形が自在で軸周りの回転が抑制される他方側のラジアル支持ばねと、
    一方側のラジアル支持ばねと他方側のラジアル支持ばねの間の二方弁筐体の内部空間である中央空間部に配置される駆動機構であって、フラッパに固定される永久磁石、及び二方弁筐体に固定される駆動コイルを含む可動磁石型の駆動機構と
    一方側のラジアル支持ばねよりも軸方向に沿った一方側における二方弁筐体の内部空間である一方側気体室に設けられ、入力ポートに接続され、フラッパの軸方向の一方端側に向い合う気体噴出口を有する一方側のノズルと、
    フラッパの軸方向の一方端に設けられ、中立状態において一方側のノズルの先端に押し付けられるノズル受面を有する一方側のO字形ばねと、
    を備えることを特徴とするノズルフラッパ型の二方弁。
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