JP6823898B2 - 配管診断履歴表示装置、配管診断履歴表示方法、および配管診断履歴表示プログラム - Google Patents

配管診断履歴表示装置、配管診断履歴表示方法、および配管診断履歴表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プラントに敷設された配管についての診断の履歴など表示に用いることができる配管診断履歴表示装置、配管診断履歴表示方法、および配管診断履歴表示プログラムに関する。
石油化学プラントや火力発電プラントなどのプラントの敷地内には、当該プラントの操業に供される種々の流体を流通させる配管が敷設されている。配管に損傷が生じると、流体を流通させることができずプラントの操業に支障をきたすのみならず、流体の漏洩によって従業員や周辺環境に被害を及ぼすおそれがある。このような事態を未然に防ぐため、プラントに敷設された配管に対して、定期的または不定期の診断が行われる。
一般的に、プラントの操業に供される流体は多岐にわたり、またこれらの流体をプラント内の各所において利用に供する必要があるため、プラント内には多数の配管が相当な延長距離にわたって敷設されている。このように、配管の数量および延長距離が多大であるため、配管の診断履歴も相当な情報量となりうる。そのため、かかる診断履歴情報をいかに効率よく、整理された状態で管理するかは、プラント管理における重要な課題だと言える。
たとえば、日本国特開2008−234483号公報(特許文献1)に開示された情報管理システムでは、大量のプラント図面データを構造化して管理するとともに、関連する図面データ同士がリンク付けされているので、必要な関連情報を必要なときにデータベースから取り出すことができる。
日本国特開2008−234483号公報
しかし、特許文献1のような技術では、複数の図面データを関連付けることはできていたが、図面に表された領域において発見された不具合について、発見された位置と不具合の内容とを同時に把握することは困難だった。
そこで、プラントに敷設された配管の配置図と、当該配置図に表された領域において発見された不具合の位置およびその内容と、を一覧できるシステムの実現が求められる。
本発明に係る配管診断履歴表示装置は、プラントに敷設された配管の配置図を記憶する配管記憶部と、検査員が前記配管に対して行った診断の結果に基づいて、前記検査員が不具合を発見した地点を特定する地点情報、前記不具合の内容を特定する不具合情報、および、直近に実施した処置である直近処置を特定する直近処置情報、を含む診断情報を記憶する診断情報記憶部と、前記配置図、および、各診断情報に対応付けられた不具合地点アイコン、を表示する表示部と、前記表示部に表示される前記配置図および前記診断情報の内容を制御する制御部と、を備え、前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記地点情報に対応する前記配置図上の位置に、当該診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容、および、当該診断情報に含まれる前記直近処置情報により特定される前記直近処置を特定可能な態様で表示されることを特徴とする。
また、本発明に係る配管診断履歴表示方法は、配管記憶部、診断情報記憶部、表示部、および制御部を備える配管診断履歴表示装置が実行する配管診断履歴表示方法であって、プラントに敷設された配管の配置図を前記配管記憶部に記憶る配管記憶工程と、検査員が前記配管に対して行った診断の結果に基づいて、前記検査員が不具合を発見した地点を特定する地点情報、前記不具合の内容を特定する不具合情報、および、直近に実施した処置である直近処置を特定する直近処置情報、を含む診断情報を前記診断情報記憶部に記憶る診断情報記憶工程と、前記配置図、および、各診断情報に対応付けられた不具合地点アイコン、を前記表示部に表示する表示工程と、前記表示工程において表示される前記配置図および前記診断情報の内容を制御する制御工程と、を備え、前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記地点情報に対応する前記配置図上の位置に、当該診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容、および、当該診断情報に含まれる前記直近処置情報により特定される前記直近処置を特定可能な態様で表示されることを特徴とする。
また、本発明に係る配管診断履歴表示プログラムは、プラントに敷設された配管の配置図を記憶装置に記憶させる配管記憶機能と、検査員が前記配管に対して行った診断の結果に基づいて、前記検査員が不具合を発見した地点を特定する地点情報、前記不具合の内容を特定する不具合情報、および、直近に実施した処置である直近処置を特定する直近処置情報、を含む診断情報を前記記憶装置に記憶させる診断情報記憶機能と、前記配置図、および、各診断情報に対応付けられた不具合地点アイコン、を表示装置に表示する表示機能と、前記表示機能によって表示される前記配置図および前記診断情報の内容を制御する制御機能と、をコンピュータに実行させ、前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記地点情報に対応する前記配置図上の位置に、当該診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容、および、当該診断情報に含まれる前記直近処置情報により特定される前記直近処置を特定可能な態様で表示されることを特徴とする。
これらの態様によれば、プラントに敷設された配管の配置図上に、当該配置図に表された領域において発見された不具合の位置が不具合地点アイコンとして表示され、さらに各不具合地点アイコンは、各不具合地点アイコンが表す不具合の内容を特定可能な態様で表示されるので、プラントに敷設された配管の配置図と、当該配置図に表された領域において発見された不具合の位置およびその内容とを、ひと目で把握しやすい。また、表示部に表示された配置図に対応する領域で発見された不具合について、その不具合の内容と、その不具合に対する処置の進行状況とを同時に把握しやすい。
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
本発明に係る配管診断履歴表示装置は、一態様として、前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容ごとに異なる色で表示されることが好ましい。
この構成によれば、色によって不具合地点アイコンが表す不具合の内容を識別できるため、プラントに敷設された配管の配置図と、当該配置図に表された領域において発見された不具合の位置およびその内容とを一層把握しやすい。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
本発明の実施形態に係る配管診断履歴表示装置の構成図 本発明の実施形態に係る配管敷設状態を示す図 本発明の実施形態に係る診断情報の図 本発明の実施形態に係る配管診断履歴表示画面の図 本発明の実施形態に係る詳細ウィンドウの拡大図 本発明の実施形態に係る不具合一覧画面の図 本発明の別実施形態に係る診断情報詳細表示画面の図
本発明に係る配管診断履歴表示装置、配管診断履歴表示方法、および、配管診断履歴表示プログラムの実施形態について、図面を参照して説明する。以下では、石油化学プラントや火力発電プラントなどのプラントPの敷地内に敷設された配管群2について、本実施形態に係る配管診断履歴表示装置1を用いて、本実施形態に係る配管診断履歴表示方法により、配管群2(配管21)に対して行われた診断の履歴を表示した例について説明する。なお、配管診断履歴表示装置1には、本実施形態に係る配管診断履歴表示プログラムがインストールされている。
なお、石油化学プラントや火力発電プラントなどの全体を重要なアセットの1つとして捉えると、本実施形態に係る配管診断履歴表示装置、配管診断履歴表示方法、および、配管診断履歴表示プログラムは、アセットマネジメント手法の1つとして適用可能である。
〔装置構成およびシステム構成〕
まず、本実施形態に係る配管診断履歴表示装置1および診断対象とする配管群2について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る配管診断履歴表示装置1は、互いに通信可能に構成されたサーバ装置11および可搬型端末12を備える。検査員は、プラントPの敷地内に敷設された多数の配管21からなる配管群2の各所を点検し、発見した不具合を可搬型端末12に入力する。可搬型端末12に入力された不具合情報はサーバ装置11に送信され、ここに記憶される。
図2に示すように、配管21は、配管21の長手方向に沿って離間して複数設けられたラック22に支持された状態で敷設されている。ラック22は水平方向に配管21の直径よりも大きな幅を有し、複数の配管21を水平方向に並べて受容できる。また、ラック22は上下方向に複数の階層を有し、当該複数の階層のそれぞれに複数の配管21を受容できる。すなわち、敷地を有効に利用するため、配管21は水平方向および上下方向に集約して敷設されている。
プラントP内における各配管21の特定の部分は、各配管21に割り当てられた配管名21a、各ラック22に割り当てられたラック番号22a、および、各ラック22の各階層に割り当てられた階層番号22b、によって特定される。たとえば、図2中にEx1の符号を付した箇所は、「51番配管」、「34番ラック直上」、および「階層2F」の各情報により特定される。同様に、図2中にEx2の符号を付した箇所は、「61番配管」、「34番ラックと35番ラックとの間」、および「階層1F」の各情報により特定される。
図1に示すように、配管診断履歴表示装置1はサーバ装置11および可搬型端末12を備える。サーバ装置11は、配管記憶部11a、診断情報記憶部11b、およびサーバ通信部11cを有する。可搬型端末12は、制御部12a、タッチパネル12b(表示部の例)、および端末通信部12cを有する。サーバ装置11および可搬型端末12は、サーバ通信部11cおよび端末通信部12cを介して通信可能に構成されている。かかる通信の方法としては、有線LAN通信、無線LAN通信、携帯電話網を通じた通信、人工衛星を通じた通信など、公知の方法を使用できるが、無線通信が可能な方法を使用すると、利便性が向上するため好ましい。
配管記憶部11aには、配管群2の部分ごとに、配管21の配置図31が記憶されている。可搬型端末12は、サーバ装置11から配置図31を受信し、これをタッチパネル12bに表示することができる。
診断情報記憶部11bには、診断員が配管群2に対して行った診断の結果に基づいて、検査員が発見した不具合ごとに診断情報32が記憶されている。診断情報32は、検査員が配管21に不具合を発見した場所を特定する地点情報321、当該不具合の内容を特定する不具合情報322、および、当該不具合に対する処置状況を特定する処置情報323を含む。
地点情報321は、不具合が発見された地点のプラントP内におけるエリア名のほか、配管名21a、ラック番号22a、および、階層番号22bを用いて特定される。たとえば、図3に示した例に係る診断情報32は、「エリア13−05」、「51番配管」、「34番ラック」、および「階層3F」の各情報により特定される地点情報321を有し、当該地点において不具合が発見されたことを示す。
不具合情報322は、不具合の具体的な内容を特定する。たとえば、図3に示した例に係る診断情報32は、不具合の具体的な内容が「腐食A」である旨の不具合情報322を含む。この例では、不具合の種類が腐食であること、および、その腐食が「腐食A」、「腐食B」、「腐食C」の3段階のうちの最も腐食の程度が大きい「腐食A」に区分されることを、不具合情報322として記憶するように構成されている。また、不具合情報322には、不具合の具体的な内容の他に、不具合を発見した日時(発見日)、不具合を発見した検査員の名前(発見者)、不具合部分の写真、不具合部分の大きさ、不具合を発見した配管に流れる流体、不具合部分の観察メモ、などを含めることができる。
処置情報323は、不具合の発見から処置完了までに行うべき全ての処置対応する情報を含み、当該処置の段階ごとに区分される。第一に、実施済の処置のうち直近に実施した処置よりも前に実施した処置に対応する処置情報323は、実施済処置情報323aに区分される。なお、当明細書において、直近に実施した処置を直近処置と称する。第二に、直近処置に対応する処置情報323は、直近処置情報323bに区分される。第三に、現在の状態において次に実施すべき処置に対応する処置情報323は、実施待処置情報323cに区分される。なお、当明細書において、現在の状態において次に実施すべき処置を実施待処置と称する。第四に、実施待処置より後に実施すべき未実施の処置に対応する処置情報323は、予定処置情報323dに区分される。たとえば、図3に示した例に係る診断情報32では、処置情報323は第1段階から第7段階に区分され、過去に実施した第1段階および第2段階の処置は実施済処置情報323aに、直近に実施した第3段階の処置は直近処置情報323bに、次に実施すべき第4段階の処置は実施待処置情報323cに、将来実施すべき第5段階から第7段階までの処置は予定処置情報323dに区分される。
制御部12aは、サーバ装置11から受信した配置図31および診断情報32に基づいて、タッチパネル12bに表示する内容を制御する。タッチパネル12bは、配置図31および診断情報32の少なくとも1つに基づく表示画面を表示可能であるとともに、使用者からの入力操作を受け付け可能に構成されている。タッチパネル12bに表示される具体的な内容については後述する。
検査員は、目視その他の方法により、配管群2に属するそれぞれの配管21について、不具合の有無を診断する。不具合を発見した場合、当該不具合を発見した場所の地点情報321、および、当該不具合についての不具合情報322を、タッチパネル12bを用いて入力する。入力された地点情報321および不具合情報322は、サーバ装置11に送信され、診断情報記憶部11bに記憶される。
〔配管診断履歴表示画面〕
次に、タッチパネル12bに表示される表示画面のうち、配管診断履歴表示画面40について説明する。図4に示すように、配管診断履歴表示画面40は、配置図31を表示する配置図表示部41、配置図表示部41に表示された配置図31のプラントP内における位置を特定する情報を表示するエリア情報表示部42、および、不具合情報322および処置情報323を提示する詳細ウィンドウ43、を有する。
配置図表示部41には、配置図31とともに、当該配置図31に表された領域において発見された不具合のそれぞれについて、当該不具合に係る診断情報32に対応付けられた不具合地点アイコン44が表示される。不具合地点アイコン44の表示位置は、当該不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる地点情報321に基づいて決定される。すなわち、表示された不具合地点アイコン44の配置図31上における位置を見れば、実際の配管21における不具合の位置を把握することができる。
また、不具合地点アイコン44は、当該不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる不具合情報322により特定される不具合の内容ごとに、異なる色で表示される。たとえば、「腐食A」の不具合情報322を含む診断情報32に対応付けられた不具合地点アイコン44は赤色で表示される。同様に、「腐食B」は橙色で、「腐食C」は黄色で表示される。すなわち、不具合地点アイコン44は、当該不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる不具合情報322により特定される不具合の内容を特定可能な態様で表示される。このように構成することで、重要度、緊急度などが高い不具合が発見された地点を容易に特定することができる。
さらに、不具合地点アイコン44は、当該不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる直近処置情報323bにより特定される直近処置の段階を表す数字を含む態様で表示される。図4に示した例では、直近処置が第2段階の処置である不具合地点アイコン44aと、直近処置が第4段階の処置である不具合地点アイコン44bとが表示されている。すなわち、不具合地点アイコン44は、当該不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる直近処置情報により特定される直近処置の段階を特定可能な態様で表示される。このように構成することで、それぞれの不具合に対する処置がどの程度進んでいるのかを、ひと目で把握することができる。
エリア情報表示部42は、配置図番号表示部42a、プラント地図表示部42b、および、ラック図表示部42c、を有する。
配置図番号表示部42aには、プラントPの管理者が、配置図表示部41に表示された配置図31のプラントP内における位置を特定するための、図番、ページ番号、ラック番号などの情報が表示される。また、これらの情報を表示する表示欄に対し、配置図表示部41に表示されている配置図31とは異なる配置図31を特定する情報を入力すると、配置図表示部41に表示される配置図31を、入力された情報により特定される配置図31に変更することができる。
プラント地図表示部42bには、配置図表示部41に表示された配置図31よりも縮尺が小さい地図が表示される。使用者は、当該地図により、当該配置図31が表す領域がプラントP内のどの位置であるかを視覚的に理解することができる。
ラック図表示部42cには、配置図表示部41に表示された配置図31に含まれるラック22について、概略図、ラック番号22a、および階層番号22bが表示される。使用者は、当該概略図、ラック番号22a、および階層番号22bにより、当該配置図31が表す領域が当該ラック22のいずれの階層に位置する領域であるのかを容易に把握することができる。
配置図表示部41に表示された不具合地点アイコン44に対応する診断情報32を提示するため、不具合地点アイコン44に関連付けられた詳細ウィンドウ43が表示される。図5に示すように、詳細ウィンドウ43は左右方向に三分割されており、中央部43bには直近処置情報323bが提示される。また、左部43aには直近処置の前に実施した処置に対応する実施済処置情報323aが提示され、右部43cには実施待処置に対応する実施待処置情報323cが提示される。すなわち、詳細ウィンドウ43には、実施待処置を中央とする3つの連続する段階の処置に対応する処置情報323が提示される。図5では、実施待処置が第2段階の処置である不具合地点アイコン44aを選択したときに、詳細ウィンドウ43に、左から順に、第1段階の処置に対応する実施済処置情報323a、第2段階の処置に対応する直近処置情報323b、および、第3段階の処置に対応する実施待処置情報323c、が提示された例を示している。また、直近処置情報323bは太枠で強調表示されるので、使用者は処置の進行度合を把握しやすい。なお、詳細ウィンドウ43は、使用者のタッチ操作により選択された不具合地点アイコン44に関連付けられた詳細ウィンドウ43を表示するように構成してもよい。
詳細ウィンドウ43に提示される処置情報323は、使用者による入力操作により選択することができる。図5に示した例では、詳細ウィンドウ43の下部に表示されるスクロールバー43dを右方向にスライド操作すると、提示されている処置情報323よりも高次の段階の処置に対応する処置情報323が順に表示される。反対に、スクロールバー43dを左方向にスライド操作すると、提示されている処置情報323よりも低次の段階の処置に対応する処置情報323が順に表示される。ここで、スクロールバー43dをどのように操作しても、詳細ウィンドウ43に提示される処置情報323は常に、連続する3つの段階の処置に対応する処置情報323である。この構成により、使用者は、選択された不具合地点アイコン44に対応付けられた不具合の発見から処置完了までに行うべき各処置を、それぞれの処置を行うべき順序とともに確認することができる。
使用者は、詳細ウィンドウ43に提示された処置情報323に対し、各種の情報を入力することができる。たとえば、中央部43bに実施待処置情報323cが提示された状態で、使用者が実施待処置情報323cに含まれる項目をタッチ操作により選択すると、当該項目に係る入力を行うことができる。これによって使用者は、たとえば、実施待処置を実施した結果を入力し、診断情報記憶部11bに記憶された診断情報32を更新することができる。
〔不具合一覧画面〕
次に、タッチパネル12bに表示される表示画面のうち、不具合一覧画面50について説明する。不具合一覧画面50は、不具合一覧表51および抽出条件選択部55を有する。
図6に示すように、不具合一覧表51は、ラック番号軸52および階層軸53の二軸と、これらの二軸に記載された項目により区分される不具合数表示欄54とにより構成されている。ラック番号軸52の各欄には、1つおきにラック番号22aがその番号順に記載され、ラック番号22aが記載されていない欄には、ラック間を表す縦棒記号が記載されている。階層軸53の各欄には、階層番号22bがその番号順に記載されている。
それぞれの不具合数表示欄54には、当該不具合数表示欄54の左方向端に位置するラック番号軸52の欄に記載されたラック番号22a、および、当該不具合数表示欄54の上方向端に位置する階層軸53に記載された階層番号22b、により特定される領域において発見された存在する不具合の数が表示される。たとえば、図6に示した例では、不具合数表示欄54aは、「36番ラック直上」の「階層2F」において2つの不具合が発見されたことを表す。同様に、不具合数表示欄54bは、「41番ラックと42番ラックとの間」の「階層3F」において6つの不具合が発見されたことを表す。このように構成することで、不具合の分布を立体的に把握することができるので、近接する不具合を一度に補修するように計画するなど、効率のよい補修計画を立案しやすい。また、互いに隣接する複数の不具合数表示欄54に不具合が集中している場合、これらの不具合数表示欄54により特定される地点の付近に、当該地点特有の不具合原因が存在する可能性が高いことを認識することができる。かかる不具合原因としては、風雨の影響を受けやすい地点であることや、周辺に設置されている機器の影響を受けやすい地点であることなどが例示される。このように、不具合一覧表51は不具合の原因を推定するために活用できる情報を使用者に提供するので、使用者は有効な対策を講じやすい。
また、それぞれの不具合数表示欄54は、当該不具合数表示欄54に表示される不具合の数の値に応じて異なる色で着色される。たとえば、図6に示した例では、不具合の数が0の欄は白色で、不具合の数が1〜2の欄は青色で、不具合の数が3〜6の欄は黄色で、不具合の数が7以上の欄は赤色で、それぞれ着色される。すなわち、各不具合数表示欄54は、当該不具合数表示欄54に表示される不具合の数が、所定の区分のうちのいずれの区分に該当するかを特定可能な態様で表示される。
使用者が抽出条件選択部55を操作して抽出条件を指定すると、制御部12aは指定された条件に合致する不具合のみについて集計した不具合一覧表51を生成し、これをタッチパネル12bに表示する。かかる抽出条件としては、プラントP内のエリア区分、配管21の敷設状態(配管径、保温状態など)、不具合情報322、処置情報323、などが挙げられる。このように構成することで、たとえば、緊急度の高い不具合の分布を把握しやすく、処置の優先順位をつけやすい。
なお、配管診断履歴表示画面40と不具合一覧画面50とは、その表示を相互に切り替えることができる。本実施形態では、不具合一覧画面50において使用者が特定の不具合数表示欄54を選択する入力操作を行ったときに、不具合一覧画面50に替えて、選択された不具合数表示欄54に対応する領域についての配管診断履歴表示画面40が表示されるように構成されている。また、配管診断履歴表示画面40からメニュー画面(不図示)を介して、当該配管診断履歴表示画面40に表示された配置図31が表す領域を含む不具合一覧画面50に移行できるように構成されている。すなわち、特定の領域において発見された不具合の詳細を把握することに適した配管診断履歴表示画面40と、より広い領域における不具合の分布を把握することの適した不具合一覧画面50とを、相互に切り替えることができるように構成されているので、プラントPで発見された不具合を網羅的かつ詳細に把握しやすい。
〔その他の実施形態〕
続いて、本発明に係る配管診断履歴表示装置、配管診断履歴表示方法、および、配管診断履歴表示プログラムのその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
上記の実施形態では、不具合一覧画面を表示可能な構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る配管診断履歴表示装置は、不具合一覧画面を表示不可能に構成されてもよい。
上記の実施形態では、詳細ウィンドウ43の初期状態において、左部43aに実施済処置情報323aが提示され、中央部43bに直近処置情報323bが提示され、右部43cには実施待処置情報323cが提示される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、実施済処置情報323aに替えて、または、実施済処置情報323aと並べて、不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる不具合情報322が左部43aに表示されるように構成してもよい。このように構成すると、発見された不具合に関する情報と、当該不具合に対して行うべき処置とを一覧できるため、不具合およびその処置状況を把握しやすい。
また、この場合において、スクロールバー43dを操作して提示されている処置情報323を変更した場合であっても、左部43aには常に不具合情報322が提示されるように構成してもよい。このように構成すると、発見された不具合に関する情報と、当該不具合に対して既に実施した処置および将来行うべき処置とを一覧できるため、不具合およびその処置状況を一層把握しやすい。
上記の実施形態では、直近処置情報323bが強調表示される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、使用者の入力操作により選択された任意の不具合情報322または処置情報323が強調表示されるように構成してもよい。
その他の実施形態も含む上記の実施形態では、詳細ウィンドウ43が左右方向に三分割されている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、詳細ウィンドウ43は2つまたは4つ以上に分割されていてもよいし、または分割されていなくてもよい。また、その分割方向は左右方向に限定されず、上下方向でもよい。さらに、左部43a、中央部43b、および右部43cのそれぞれに表示される情報は、上記の実施形態に限定されず、それぞれ任意の情報であってよい。
その他の実施形態も含む上記の実施形態では、診断情報32が配置図31とともに配管診断履歴表示画面40に表示される構成を例として説明した。しかし、図7に示すように、診断情報32のみを表示する診断情報詳細表示画面60を表示可能に構成してもよい。診断情報詳細表示画面60においては、詳細ウィンドウ43より多い区分の数の処置情報323が提示されるため、処置の進行状況を把握しやすい。診断情報詳細表示画面60は、配管診断履歴表示画面40に替えて、並べて、または重ねて、タッチパネル12bに表示されうる。
上記の各構成に加えて、複数の使用者ごとにアカウントを付与し、当該アカウントごとに、表示可能な情報および表示態様を制限するように構成してもよい。このように構成することで、たとえば、管理者および検査員のそれぞれの業務に適した表示がなされるため、それぞれの業務が効率化される。また、それぞれの権限を制限し、誤った情報が入力されることをあらかじめ防ぐことができる。
上記の実施形態では、処置情報323が、実施済処置情報323a、直近処置情報323b、実施待処置情報323c、および予定処置情報323dの4つの区分に区分される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る処置情報は、区分されても区分されなくてもよく、区分される場合は任意の区分数に区分されてよい。
上記の実施形態では、不具合一覧画面50において使用者が特定の不具合数表示欄54を選択する入力操作を行ったときに、不具合一覧画面50に替えて、配管診断履歴表示画面40が表示される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、配管診断履歴表示画面40と不具合一覧画面50が並べて表示されてもよく、互いに重ねて表示されてもよい。
上記の実施形態では、配管診断履歴表示装置1がサーバ装置11および可搬型端末12を備える構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、1台の端末が配管記憶部、診断情報記憶部、表示部、および制御部のすべてを備えるように構成してもよい。また、サーバ装置11と可搬型端末12との台数は一致する必要はない。
たとえば、1台のサーバ装置11に対し、複数台の可搬型端末12が通信可能であるように構成してもよい。
上記の実施形態では、可搬型端末12が、表示機能に加えて入力を受け付ける機能を有するタッチパネル12bを有する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、表示部および入力部を別々の機器として備えるように構成してもよい。
上記の実施形態では、プラントP内における配管21および不具合の位置が、配管名21a、ラック番号22a、および階層番号22bを用いて特定される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、GPSに代表される全球測位衛星システムによって提供される座標情報によって、配管および不具合の位置を特定してもよい。この場合、配置図は座標情報によって特定されてよく、地点情報は座標情報を含みうる。
上記の実施形態では、不具合情報322が、検査員が実際に不具合であることを特定した箇所についての情報である構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、たとえば、本発明に係る不具合情報は、不具合であることが疑わしい箇所に係る情報を含んでもよい。たとえば、簡易診断により不具合であることが疑われる箇所のそれぞれについての不具合情報を診断情報記憶部に記憶させたあと、詳細診断により実際に不具合であるか否かを確定する処置を、当該不具合に対して実施すべき処置に含めてもよい。
上記の実施形態では、不具合情報322と処置情報323とを明確に区分けして説明した。しかし、不具合の発見を処置の1つとみなして、不具合情報を第1段階の処置情報として取り扱うように構成してもよい。
上記の実施形態では、不具合地点アイコン44が、当該不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる不具合情報322により特定される不具合の内容ごとに、異なる色で表示される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、各不具合地点アイコンに対応付けられた診断情報に含まれる不具合情報は、不具合地点アイコンの形状または大きさ、不具合地点アイコンに付される文字または記号、不具合地点アイコンの動きなどによって特定可能に構成してもよい。
上記の実施形態では、不具合地点アイコン44が、当該不具合地点アイコン44に対応付けられた診断情報32に含まれる直近処置情報323bにより特定される実施待処置の段階を表す数字を含む態様で表示される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、各不具合地点アイコンに対応付けられた診断情報に含まれる実施待処置情報は、不具合地点アイコンの色、形状または大きさ、不具合地点アイコンに付される文字または記号、不具合地点アイコンの動きなどによって特定可能に構成してもよい。また、不具合地点アイコンが、当該不具合地点アイコンに対応付けられた診断情報に含まれる直近処置情報を特定不可能な態様であってもよい。
上記の実施形態では、それぞれの不具合数表示欄54が、当該不具合数表示欄54に表示される不具合の数の値に応じて異なる色で着色される構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、一覧表の各欄は、当該欄に表示される前記不具合の数の区分は、当該欄に表示される文字の大きさ、書体、または文字修飾、当該欄に付記される文字または記号などによって特定可能に構成してもよい。また、一覧表の各欄は、当該欄に表示される前記不具合の数の区分を特定不可能な態様であってもよい。
上記の実施形態では、不具合一覧表51において、不具合が発見された水平方向の位置をラック番号22aに基づいて特定する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、本発明に係る水平方向情報は、プラントP内のエリア区分、座標情報などに基づいて特定されてもよい。
その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、たとえば石油化学プラントや火力発電プラントなどの敷地内に敷設された配管の診断に利用することができる。
P :プラント
1 :配管診断履歴表示装置
11 :サーバ装置
11a :配管記憶部
11b :診断情報記憶部
11c :サーバ通信部
12 :可搬型端末
12a :制御部
12b :タッチパネル
12c :端末通信部
2 :配管群
21 :配管
21a :配管名
22 :ラック
22a :ラック番号
22b :階層番号
31 :配置図
32 :診断情報
321 :地点情報
322 :不具合情報
323 :処置情報
323a :実施済処置情報
323b :直近処置情報
323c :実施待処置情報
323d :予定処置情報
40 :配管診断履歴表示画面
41 :配置図表示部
42 :エリア情報表示部
42a :配置図番号表示部
42b :プラント地図表示部
42c :ラック図表示部
43 :詳細ウィンドウ
43a :詳細ウィンドウの左部
43b :詳細ウィンドウの中央部
43c :詳細ウィンドウの右部
43d :スクロールバー
44 :不具合地点アイコン
50 :不具合一覧画面
51 :不具合一覧表
52 :ラック番号軸
53 :階層軸
54 :不具合数表示欄
55 :抽出条件選択部
60 :診断情報詳細表示画面

Claims (4)

  1. プラントに敷設された配管の配置図を記憶する配管記憶部と、
    検査員が前記配管に対して行った診断の結果に基づいて、前記検査員が不具合を発見した地点を特定する地点情報、前記不具合の内容を特定する不具合情報、および、直近に実施した処置である直近処置を特定する直近処置情報、を含む診断情報を記憶する診断情報記憶部と、
    前記配置図、および、各診断情報に対応付けられた不具合地点アイコン、を表示する表示部と、
    前記表示部に表示される前記配置図および前記診断情報の内容を制御する制御部と、を備え、
    前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記地点情報に対応する前記配置図上の位置に、当該診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容、および、当該診断情報に含まれる前記直近処置情報により特定される前記直近処置を特定可能な態様で表示される配管診断履歴表示装置。
  2. 前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容ごとに異なる色で表示される請求項1に記載の配管診断履歴表示装置。
  3. 配管記憶部、診断情報記憶部、表示部、および制御部を備える配管診断履歴表示装置が実行する配管診断履歴表示方法であって、
    プラントに敷設された配管の配置図を前記配管記憶部に記憶る配管記憶工程と、
    検査員が前記配管に対して行った診断の結果に基づいて、前記検査員が不具合を発見した地点を特定する地点情報、前記不具合の内容を特定する不具合情報、および、直近に実施した処置である直近処置を特定する直近処置情報、を含む診断情報を前記診断情報記憶部に記憶る診断情報記憶工程と、
    前記配置図、および、各診断情報に対応付けられた不具合地点アイコン、を前記表示部に表示する表示工程と、
    前記表示工程において表示される前記配置図および前記診断情報の内容を制御する制御工程と、を備え、
    前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記地点情報に対応する前記配置図上の位置に、当該診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容、および、当該診断情報に含まれる前記直近処置情報により特定される前記直近処置を特定可能な態様で表示される配管診断履歴表示方法。
  4. プラントに敷設された配管の配置図を記憶装置に記憶させる配管記憶機能と、
    検査員が前記配管に対して行った診断の結果に基づいて、前記検査員が不具合を発見した地点を特定する地点情報、前記不具合の内容を特定する不具合情報、および、直近に実施した処置である直近処置を特定する直近処置情報、を含む診断情報を前記記憶装置に記憶させる診断情報記憶機能と、
    前記配置図、および、各診断情報に対応付けられた不具合地点アイコン、を表示装置に表示する表示機能と、
    前記表示機能によって表示される前記配置図および前記診断情報の内容を制御する制御機能と、をコンピュータに実行させ、
    前記不具合地点アイコンは、当該不具合地点アイコンに対応付けられた前記診断情報に含まれる前記地点情報に対応する前記配置図上の位置に、当該診断情報に含まれる前記不具合情報により特定される前記不具合の内容、および、当該診断情報に含まれる前記直近処置情報により特定される前記直近処置を特定可能な態様で表示される配管診断履歴表示プログラム。
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