JP6823441B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
前記各電線が前記端子収容室に前記端子が収容された状態で先端から前記端子収容室の端子挿入口のさらに外方かつ該端子挿入口の周辺となる部分を含む所定区間で撚り解かれ、かつ、該所定区間で導体部が露出されており、
前記各電線の前記端子挿入口の外方かつ該端子挿入口の周辺で露出された前記導体部を、各電線の端末部に取り付けられた前記端子が収容される前記端子収容室に対応した所定位置に互いに隔離された状態で保持し、かつ、高誘電率の材料からなるインピーダンス調整部材を有し、
前記インピーダンス調整部材は、
本体部分となる柱状の部材本体と、
前記部材本体の両端部分を閉じた状態で前記部材本体の内部を2分する切り込み部と、
前記切り込み部に対して直交方向で連結され、かつ、露出された前記導体部が挿通可能な幅で切り込まれたスリット部と、前記スリット部の終端部分に連結され、前記スリット部内に挿通された前記導体部を前記所定位置に保持する導体部通し孔と、を備え、前記各電線に対応して前記部材本体に設けられた露出導体セット部と、
を有し、
前記部材本体は、外力が負荷されることによって前記切り込み部が拡大して開口されるように弾性的に変形され、外力が解除されることによって、前記切り込み部が拡大される前の状態に弾性的に復元されることを特徴とする。
本発明の実施例1に係るコネクタ1は、例えば、高速通信の伝送路に用いるコネクタ1であり、ツイストペア電線10の各電線11の端末部に取り付けられた端子12が収容される端子収容室21が形成されたインナーハウジング20と、インナーハウジング20を包囲するように取り付けられるシールドシェル30と、シールドシェル30が取り付けられた状態のインナーハウジング20が内部に収容されるアウターハウジング40と、アウターハウジング40の後端部を液密に封止するテールキャップ50と、ツイストペア電線10の撚り合わせを解いた部分でのインピーダンス整合機能をなすインピーダンス調整部材60と、を有してなる。
ツイストペア電線10は、2本の電線11が撚り合されてなる。この実施例1では、2組のツイストペア電線10を用いている。
ツイストペア電線10を構成する各電線11は、導体部11aの外周が絶縁被覆11bによって包囲されている。
なお、この実施例1では、2組のツイストペア電線10によって双方向通信を行うことができるようになっている。
インナーハウジング20は、絶縁性の樹脂材からなる横断面の外形が略矩形状のブロック状をなし、上下2段の各段にそれぞれ2つの端子収容室21が設けられている。
このシールドシェル30は、インナーハウジング20の外周だけでなく、インナーハウジング20の端子挿入口21a側の端部近傍に配置されるインピーダンス調整部材60の外周を包囲するようになっている。
このようなシールドシェル30によって、インナーハウジング20とインピーダンス調整部材60とが並んで固定されるようになっている。
なお、インピーダンス調整部材60は、ポリフェ二レンサルファイド樹脂に限らず、高誘電率の材料からなるものであればその他の材料であってもよい。
なお、各導体部通し孔62b内に配置された導体部11aは、誘電率が小さい絶縁被覆11bが除去されているため、インピーダンス調整部材60によるインピーダンス調整効果が高められるようになっている。
まず、2組のツイストペア電線10の各電線11の端末部の撚り合わせを解き、端末部の絶縁被覆11bを除去する。
より具体的には、各電線11が端子収容室21に端子12が収容された状態で先端から端子挿入口21aのさらに外方かつ端子挿入口21aの周辺となる部分を含む所定区間で各電線11の撚り合わせを解くとともにその所定区間の絶縁被覆11bを除去する。
ここで各電線11の露出された導体部11aは、端子12が圧着される部分、および、インピーダンス調整部材60によって保持される部分になる。
ここで各ツイストペア電線10の端末部の撚り合わせが解かれているため、端子圧着冶具への各電線11の端末部のセット作業等、各電線11に端子12を圧着する作業を容易に行うことができる。
ここで端子挿入口21aの外方かつ端子挿入口21aの周辺で露出された各電線11の導体部11aを対応する露出導体セット部62の各スリット部62aを通して各導体部通し孔62bに配置する。
図6は、本発明の実施例2に係るコネクタ2の断面図である。図7は、(a)がインピーダンス調整部材70の斜視図であり、(b)がインピーダンス調整部材70の正面図である。図8は、(a)が外力が負荷されていない自然状態のインピーダンス調整部材70の正面図であり、(b)が外力が負荷された状態のインピーダンス調整部材70の正面図である。
この実施例2のコネクタ2は、インピーダンス調整部材70が異なる点で、実施例1のコネクタと異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
この切り込み部72は、直線状、かつ、一定の幅の隙間を部材本体71の中心を通るように部材本体71内に形成したものである。
このように切り込み部72が拡大して開口されることによって、各電線11の端末部に端子12を取り付けた状態であっても切り込み部72内に露出された各電線11の露出された導体部11aを挿通することができる。
このように弾性変形されたインピーダンス調整部材70は、外力が解除されると、切り込み部72が拡大される前の状態に弾性的に復元される(図8(a)参照)。
なお、この実施例2のコネクタ2は、インピーダンス調整部材70に2組のツイストペア電線10の各電線11をセットする手順のみ実施例1のコネクタ1の組み立て手順と異なるため、この異なる手順のみ説明する。
ここで、各電線11は、導体部11aが端子挿入口21aの外方かつ端子挿入口21aの周辺で露出されるようになっているため、各電線11の露出された導体部11aを対応する露出導体セット部73のスリット部73aを通して導体部通し孔73bに配置する。
このとき、図8(b)に示すように、インピーダンス調整部材70に外力を負荷することによって拡大して開口された切り込み部72に、端末部に端子12が取り付けられた状態の各電線11の導体部11aを挿通し、その切り込み部72に挿通された各電線11の導体部11aを切り込み部72に連続する各スリット部73aを通して各導体部通し孔73bに配置する。
(変形例)
図9は、(a)が変形例のインピーダンス調整部材80の斜視図であり、(b)が変形例のインピーダンス調整部材80の正面図である。
この変形例のインピーダンス調整部材80は、弾性変形させて切り込み部82を拡大して開口させなくても露出された導体部11aを対応する導体部通し孔73bに配置することができるようになっている点で、実施例2のインピーダンス調整部材70と異なる。
なお、その他の構成は実施例2と同様であり、実施例2と同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略している。
すなわち、切り込み部82の一端側は開口82aになっており、この開口82aから露出された導体部11aが切り込み部内に挿通されるようになっている。
10 ツイストペア電線
11 電線
11a 導体部
11b 絶縁被覆
12 端子
12a 相手端子接続部
12b 圧着部
13 編組
14 絶縁被覆
15 シールド電線
20 インナーハウジング(コネクタハウジング)
21 端子収容室
21a 端子挿入口
30 シールドシェル
40 アウターハウジング
40a 電線引き出し口
41 フード部
42 シール部材保持部
43 ロック部
44 ロックアーム部
44a アーム部
44b ロック孔
50 テールキャップ
51 ロック溝
60、70、80 インピーダンス調整部材
61、71、81 部材本体
61a 縁面
62、73 露出導体セット部
62a、73a スリット部
62b、73b 導体部通し孔
72、82 切り込み部
82a 開口
S1、S2 弾性シール部材
Claims (1)
- ツイストペア電線の各電線の端末部に取り付けられた端子が収容される端子収容室が形成されたコネクタハウジングを有してなるコネクタにおいて、
前記各電線が前記端子収容室に前記端子が収容された状態で先端から前記端子収容室の端子挿入口のさらに外方かつ該端子挿入口の周辺となる部分を含む所定区間で撚り解かれ、かつ、該所定区間で導体部が露出されており、
前記各電線の前記端子挿入口の外方かつ該端子挿入口の周辺で露出された前記導体部を、各電線の端末部に取り付けられた前記端子が収容される前記端子収容室に対応した所定位置に互いに隔離された状態で保持し、かつ、高誘電率の材料からなるインピーダンス調整部材を有し、
前記インピーダンス調整部材は、
本体部分となる柱状の部材本体と、
前記部材本体の両端部分を閉じた状態で前記部材本体の内部を2分する切り込み部と、
前記切り込み部に対して直交方向で連結され、かつ、露出された前記導体部が挿通可能な幅で切り込まれたスリット部と、前記スリット部の終端部分に連結され、前記スリット部内に挿通された前記導体部を前記所定位置に保持する導体部通し孔と、を備え、前記各電線に対応して前記部材本体に設けられた露出導体セット部と、
を有し、
前記部材本体は、外力が負荷されることによって前記切り込み部が拡大して開口されるように弾性的に変形され、外力が解除されることによって、前記切り込み部が拡大される前の状態に弾性的に復元される
ことを特徴とするコネクタ。
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