JP6822324B2 - ヘッドバンド及びそれを備えたヘッドホン - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドバンド及びそれを備えたヘッドホンに係り、特に、使用時と異なる形態にできて収納性に優れるヘッドバンドとそれを備えたヘッドホンとに関する。
ヘッドバンドを有するいわゆるオーバーヘッドタイプのヘッドホンにおいて、収納性を高めるためにヘッドバンドを折り畳み可能としたものが知られており、一例が特許文献1に記載されている。
特開2010−166258号公報
特許文献1に記載されているヘッドホンは、ヘッドバンドを複数の部分に分割し、互いを相対回動可能に連結するヒンジを備えた折り畳み構造を有する。
このヘッドバンドは、折り畳みできることで高い収納性を有する一方、構造が複雑で部品点数が多くコスト高になる。また、複雑な形状となるヒンジは樹脂で形成するのが好ましいため、ヒンジ部分の強度を高くしにくくなっており、高耐久性や壊れにくさの観点でも改善が望まれていた。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、高い収納性を有する構造でありながら、低コストで、高耐久性を有し、壊れにくいヘッドバンド及びそれを備えたヘッドホンを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) ヘッドホンにおける音を出力する本体部を支持可能であって
直状の第1状態と湾曲状の第2状態とを選択的に維持する金属のプレートと、
前記プレートが通されると共に前記プレートの長手方向に沿った縦断面において前記プレートの一方の面側にすぼまる台形形状を呈し、前記プレートの前記第2状態における平均曲率半径が所定値未満になることを規制する規制ブロックと、を有するヘッドバンドである。
2) 1)に記載のヘッドバンドと、
前記ヘッドバンドに支持された前記本体部と、
を備えたヘッドホンである。
本発明によれば、高い収納性を有する構造でありながら、低コストで、高耐久性を有し、壊れにくい、という効果を奏する。

図1は、本発明の実施の形態に係るヘッドホンの実施例であるヘッドホン52の第1の姿勢態様を説明するための斜視図である。 図2は、ヘッドホン52の構成を説明するための組立図である。 図3(a)及び(b)は、ヘッドホン52のヘッドバンド51が備えるプレート1の状態遷移を説明するための横断面図である。 図4(a)及び(b)は、プレート1の状態遷移を説明するための側面図である。 図5は、ヘッドホン52の頭部Hへの装着方法について説明するための斜視図である。 図6は、ヘッドホン52の変形例であるヘッドホン52Aの第1状態を説明するための断面図である。 図7は、ヘッドホン52Aのヘッドバンド51Aが有するブロック21を説明するための斜視図である。 図8は、ヘッドホン52Aの使用状態を説明するための部分断面の側面図である。
本発明の実施の形態に係るヘッドバンド及びそれを備えたヘッドホンを、実施例のヘッドバンド51及びそれを備えたヘッドホン52により説明する。
ヘッドバンド51は、長手方向に直状形態となる第1状態と、長手方向に弧状に湾曲した形態となる第2状態と、のそれぞれにおいて、外力が付与されない限り安定した形態を維持すると共に、外力付与により両状態間で状態遷移するものである。
図1は、ヘッドバンド51が第1状態にある場合の、ヘッドホン52の全体態様を説明するための斜視図である。ヘッドホン52は、この態様では実質的に使用できないので、以下、便宜的に不使用態様と称する。
まず、ヘッドホン52の不使用態様を示す図1及び組み立て図である図2を参照して、ヘッドホン52の構成を説明する。
ヘッドホン52は、細長いヘッドバンド51と、ヘッドバンド51の両端部近くに取り付けられた本体部11,12と、を有する。本体部11,12は、ヘッドバンド51に着脱自在とされている。
ヘッドバンド51は、金属の細幅の薄板であるプレート1と、プレート1を露出しないように覆う樹脂製の被覆部2と、を有して形成されている。
プレート1は、図1のS3−S3位置での断面である横断面形状が、図3(a)に示されるように幅方向に湾曲させた状態で、長手方向に非湾曲で直状に延びる第1状態を自ら維持する。この第1状態のプレート1の側面図が、図4(a)に示されている。
また、第1状態のプレート1に対し、その湾曲に抗する折り曲げなどの外力を付与すると、横断面形状が図3(b)に示されるように平坦になると共に、長手方向においては所定の面1aが外側となるように湾曲した第2状態に遷移し、その状態を自ら維持する。ここで第2状態の平均曲率半径をR2vとする。
プレート1が、第1状態と第2状態とをそれぞれ自ら維持することで、ヘッドバンド51も同様に、長手方向に非湾曲で直状に延びる非使用状態と、長手方向に湾曲する使用状態とを、選択的に維持する。
ヘッドバンド51の両端部近傍には、プレート1を含み貫かれた貫通孔1b,1cが形成されている。
図2に示されるように、本体部11,12は、内部にスピーカユニット(不図示)を収納したハウジング11a,12aと、先端に雄ねじが形成されボールピボットの支持側部材として機能する支持軸部11b,12bと、を有する。
ハウジング11aは、支持軸部11bに対しボールピボット係合によって揺動自在(矢印参照)に支持されている。同様に、ハウジング12aは、支持軸部12bに揺動自在に支持されている。
図2に示されるように、本体部11,12は、各支持軸部11b,12bが貫通孔1b,1cにプレート1の面1aとは反対側の面1d側から通されて、それぞれ締結部材14a,14bでねじ締結されることで、ヘッドバンド51に取り付けられる。
本体部11,12からは、一端側が各スピーカユニットに接続されたケーブル13a,13bが引き出されている。
そして、ケーブル13a,13bは、一つに纏められると共に、他端側に音楽再生装置などに接続するためのプラグ13cが設けられて、接続ケーブル13を構成している。
これにより、本体部11,12は、接続ケーブル13を介して音楽再生装置から供給された音声信号によって、図1の下方(矢印)に向け音を出力する。

以上詳述したヘッドホン52を使用する場合は、図5に示されるように、点鎖線で示される第1状態(非使用状態)で使用者の頭部Hに載せ、ヘッドバンド51の両端部に対し手などで下方に折り曲げるような力を付与することで、プレート1の幅方向の湾曲が解除し、ヘッドバンド51は第2状態に向け状態遷移する。
ここで、第2状態のヘッドバンド51の平均曲率半径R2vは、頭部Hでの使用状態の平均曲率半径Rhvよりも小さく設定されている。
そのため、図2の実線で示されるヘッドホン52の装着状態において、ヘッドバンド51は、第2状態には完全に達せず、左右の耳は、本体部11,12によって弾性的に付勢される。
そのため、ヘッドホン52は、装着した頭部Hから容易に外れることはなく、また、プレート1の平均曲率半径R2vを適切に設定することで、使用者は、ヘッドホン52の使用の際に、適度な圧接感による良好な装着感触が得られる。
上述のように、ヘッドバンド51及びそれを備えたヘッドホン52は、プレート1を第1状態にすることで全体が薄い直状態様となるため、鞄などの収納具へ入れやすく高い収納性を有する。また、構造が簡単で部品点数が少ないため、低コスト化が可能である。また、従来のヘッドバンドを折りたたむためのヒンジを有してなく構造が簡単なため、高耐久性を有し、壊れにくいものである。
ヘッドバンド51は、プレート1を被覆部2で完全に被覆していなくてもよく、プレート1の一部が露出しているものであってもよい。また、被覆部2を備えず、プレート1のみで構成されていてもよい。
以上詳述した実施例は、上述の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
ヘッドバンド51は、プレート1の全体を被覆部2で覆ったものとして説明したが、変形例として、本体部11,12が取り付けられた端部を除く中間部分の被覆部2を、プレート1に通された複数の規制ブロック21(以下、単にブロック21と称する)に置き換えたヘッドバンド51Aとしてもよい。
図6は、ヘッドバンド51Aが長手方向に直状に延びた第1状態となっているヘッドホン52Aを説明する一部断面の側面図である。
ヘッドバンド51Aは、本体部11,12が取り付けられている両端部側が、実施例のヘッドバンド51と同様に、プレート1が樹脂で被覆された被覆部22,23とされている。
そして、プレート1の、両端の被覆部22,23の間の範囲ARaに、複数のブロック21が通され、概ね互いの隙間なく配置されている。

図7は、プレート1が通された状態のブロック21を説明するための斜視図である。図6及び図7に示されるように、ブロック21は、プレート1の厚み方向に薄い扁平の四角管状に形成され、その貫通孔21aにプレート1が通されている。貫通孔21aの下面21a1は、長手方向において中央部が突出した弧状の曲面とされている。
ブロック21の端面21b,21cは、ヘッドホン52Aの使用状態で内となる側に向かうに従って先細りとなるよう所定の角度θaで傾斜した傾斜面となっている。
すなわち、ヘッドホン52Aの頭部に装着した使用状態において、ブロック21は、ヘッドバンド51Aの長手方向に沿った縦断面形状において頭部側がすぼまる台形を呈する。
所定の角度θaは、図6に示されるように、プレート1が第1状態にあるときの面1aに直交し幅方向に延在する直交面Laとの角度で定義される。
上述のヘッドホン52Aにおいて、ヘッドバンド51Aを第2状態に向け湾曲させた状態が図8に示される。
ブロック21は、両側の端面21b,21cが傾斜面とされて使用状態で頭部側がすぼまる台形形状とされていることから、範囲ARaの平均曲率半径がある程度小さくなると、隣接するブロック21における一方の端面21bと他方の端面21c同士が当接し、範囲ARaにおける平均曲率半径が所定値未満にならないように湾曲進行が規制される。
換言するならば、所定の角度θaを、ヘッドバンド51Aに対し望む湾曲の曲率半径に対応した値とし、その角度θaを有するブロック21をプレート1に対し挿通配置することで、ヘッドバンド51Aの第2状態に向け湾曲させたときに規制される平均曲率半径R22vを任意に設定することができる。
このヘッドホン52Aは、ヘッドバンド51Aが長手方向に湾曲した態様での平均曲率半径R2vを、プレート1を交換することなくブロック21の形状(角度θa)により任意に設定できる。そのため、使用者の頭部Hの形状に対し、よりフィットした装着感が容易に得られる。
また、被覆部22,23を、プレート1の端部から挿抜可能とし、ブロック21もプレート1の端部から抜き差しによって交換可能としてもよい。
これにより、各使用者の頭部Hへの最適形状化をより容易に図ることができ、使用者自身での最適調整も可能となって好ましい。
本体部11,12は、ヘッドバンド51(51A)に対して着脱自在とした例を説明したが、着脱不能としてヘッドバンド51(51A)に対し固定されていてもよい。
本体部11,12を着脱自在としておけば、鞄などに、本体部11,12を取り外して収納可能となって、収納性がより向上するので好ましい。
1 プレート、 1a,1d 面、 1b,1c 貫通孔
2 被覆部
11,12 本体部
11a,12a ハウジング、 11b,12b 支持軸部
13 接続ケーブル
13a、13b ケーブル、 13c プラグ
14a,14b 締結部材
21 ブロック(規制ブロック)
21a 貫通孔、 21a1 下面、 21b,21c 端面
22,23 被覆部
51,51A ヘッドバンド
52,52A ヘッドホン
ARa 範囲
La 直交面
H 頭部
R2v,Rhv,R22v 平均曲率半径
θa 角度

Claims (3)

  1. ヘッドホンにおける音を出力する本体部を支持可能であって
    直状の第1状態と湾曲状の第2状態とを選択的に維持する金属のプレートと、
    前記プレートが通されると共に前記プレートの長手方向に沿った縦断面において前記プレートの一方の面側にすぼまる台形形状を呈し、前記プレートの前記第2状態における平均曲率半径が所定値未満になることを規制する規制ブロックと、を有するヘッドバンド。
  2. 請求項1記載のヘッドバンドと、
    前記ヘッドバンドに支持された前記本体部と、
    を備えたヘッドホン。
  3. 前記本体部は、前記ヘッドバンドに対し着脱自在とされていることを特徴とする請求項記載のヘッドホン。
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