JP6821524B2 - シート振動低減装置 - Google Patents

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本発明は、シート振動低減装置に関する。
従来、車両用のシートにおいて、例えば10〜30Hzのシート振動を抑制する構造として、例えば特許文献1に示されるようなシートにダイナミックダンパーを取り付けてシートの振動を抑制するものが知られている。
特許文献1には、シートに固定される平板状の取付基板と、取付基板に固着された第1ゴム弾性体と第1ゴム弾性体に弾性支持された第1マス部材とからなる第1振動系と、取付基板に固着された第2ゴム弾性体と第2ゴム弾性体に弾性支持された第2マス部材とからなり第1振動系と近接した位置に並列に配置された第2振動系とを備え、第1振動系と第2振動系が同一方向において、10〜30Hzの範囲の異なる共振周波数にチューニングされた構成のダイナミックダンパーの構成が提案されている。
特開2004−245314号公報
ところで、特許文献1のようなダイナミックダンパーを車両用のシートに新たに付加する構造では、シートの重量が大きくなるうえ、ダイナミックダンパー自体の費用もかかることから、シート全体のコストが増大するという問題があった。
また、ダイナミックダンパーの場合には、特定の周波数に限られた効果となるため、幅広い周波数の振動に対しては振動の低減効果が小さくなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、シート重量を変えずにコストの増大を抑制することができ、しかも幅広い周波数の振動を効果的に吸収することができるシート振動低減装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車体のシートにおいて乗員の背部を支持するシートバック(例えば、実施形態におけるシートバック3)内に設けられ、該シートバックの振動を吸収するシート振動低減装置(例えば、実施形態におけるシート振動低減装置10)であって、前記シートバックには、後側に向けて突出する凸部(例えば、実施形態における縦リブ35)が形成されたシートパッド(例えば、実施形態におけるシートパッド3B)が設けられ、前記シートバックの両側部には、内部にサイドパッド(例えば、実施形態におけるサイドパッド4A)を有するサイドサポート(例えば、実施形態におけるサイドサポート4)を備え、前記凸部は、前記シートバックの後壁に当接した状態で配置され、前記シートパッドは、横荷重が掛かったときに前記凸部を軸にして前記後壁に対してシート幅方向に変位した場合に、元の姿勢に復元可能に設けられており、前記シートパッドの後面に上下方向に延びる複数の縦溝(例えば、実施形態における縦溝35c)が形成され、前記凸部は、隣り合う前記縦溝同士の間に形成された縦リブ(例えば、実施形態における縦リブ35)であり、前記シートパッドの側部と前記サイドパッドの側部との間に隙間(例えば、実施形態における分離溝37)が形成され、前記隙間と前記縦溝とは、前記シート幅方向から見て少なくとも一部が重なる
請求項2に記載した発明では、前記シートバックの後壁に沿って配置され、前記凸部の先端が当接される硬質部材の板状部材(例えば、実施形態における板状部材36)が設けられている。
請求項1に記載した発明によれば、シートに乗員が座っている状態でシートバックに横荷重が掛かったときに、シートパッドに形成される凸部の先端がシートバックの後壁に当接した状態であるから、凸部が前後方向に潰れることなく、凸部が先端を軸にしてシート幅方向に傾倒し、シートパッドがシート幅方向に変位した場合に元の姿勢に復元しようとする。このように凸部がヒンジの機能をなすピン構造を構成するため、シートバックのシート幅方向の全周波数領域における振動を吸収して減衰させることができる。
また、本発明によれば、従来のダイナミックダンパーのような特定の周波数のみの振動を抑制するものとは異なり、幅広い周波数域で振動を効果的に抑制できることから、大入力と小入力のあらゆる路面入力によるシート振動を低減することができる。
さらに、本発明によれば、シートバックに設けられるシートパッドに凸部を形成した構造となるので、新たに従来のようなダイナミックダンパーを付加することなく、既存のシートパッドに凸部を設けることで振動を抑制することが可能であり、シートの質量やコストの増大を抑えることができる。
さらに、本発明によれば、既存のシートパッドに複数の縦溝を形成することで、シートバックの後壁に対する接地面積の大きな縦リブを形成することができる。そして、複数の縦リブを形成することで、振動の挙動に対する剛性の高いシートパッドの構造を実現することができる。
さらに、本発明によれば、シートパッドの側部とサイドパッドの側部との間に隙間が形成されるので、その隙間がシートパッドのシート幅方向の横挙動の変位代となり、振動領域を確保することができる。すなわち、シートバックがシート幅方向に変位したときに、その振動領域で振動しても、シートバックがサイドサポートのサイドパッドに当接することがない。このように、本発明では、隙間によって前述のシートパッドの横挙動を吸収できるとともに、操舵時の横加速度の発生に伴うサイドサポートによるサイドサポート性も従来と変わらずに確保することができる。
請求項2に記載した発明によれば、板状部材の硬質部材からなる板面に対して凸部の先端部を当接させることができるので、凸部がヒンジの機能をより確実に発揮させることができ、シートパッドの振動を効果的に抑えることができる。
本発明の実施の形態によるシート振動低減装置を備えたシートを斜め前方から見た斜視図であって、シートクッションのシート表皮を省略した図である。 図1に示すシートのシート表皮を省略した状態を左斜め後方から見た斜視図である。 図1に示すシートのシート表皮を省略した状態の斜視図である。 シートパッドを後面側から見た斜視図である。 シートバックフレームにシートパッドが装着された状態を後方から見た背面図である。 図4に示すA−A線断面図であって、シートパッドの水平断面図である。 図1に示すシートを前方から見た正面図である。 シート振動低減装置とサイドサポートの構成を示す水平断面図である。 シート振動低減装置の作用を説明するための水平断面図であって、(a)は横荷重が掛かる前の状態の図、(b)は横荷重が掛かったときの状態の図である。 第1変形例によるシートパッドを斜め後方から見た斜視図である。 第2変形例によるシートパッドを斜め後方から見た斜視図である。
本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示すように、本実施形態のシート振動低減装置10が設置される車体用のシート1は、乗員の臀部や腿部を支持するシートクッション2と、シートクッション2の後端部に連結されて、乗員の腰部や背部を支持するシートバック3と、シートバック3の上部に支持されて、乗員の頭部や首部を支持するヘッドレスト(図示省略)と、を備えている。
シートクッション2は、図1及び図2に示すように、矩形枠形状に形成された骨格部材である金属製のクッションフレーム2Aを備えている。クッションフレーム2Aは、前後方向に延在する左右一対の側部フレーム21と、左右の側部フレーム21の前縁部同士を連結する前部梁部材22と、左右の側部フレーム21の後縁部同士を連結する後部梁部材23と、を有している。
そのクッションフレーム2Aには、図示しない荷重支持プレートや支持スプリング、クッション部材等が装着され、これらの外側が合成繊維や皮革等から成る図示しないシート表皮によって覆われている。そのクッションフレーム2Aは、シートレール11、11を介して車体フロアに前後スライド可能に取り付けられている。
シートバック3は、図2及び図3に示すように、略矩形枠形状に形成された骨格部材である金属製のシートバックフレーム3Aを備えている。シートバック3には、シートバック3の振動を吸収するシートパッド3Bが設けられている。
シートバックフレーム3Aは、上下方向に延在する左右一対の側部フレーム31と、左右の側部フレーム31の上縁部同士を連結する上部パイプ部材32と、左右の側部フレーム31の下縁部同士を連結する下部フレーム33と、を有している。
そのシートバックフレーム3Aには、荷重支持プレート(後述する板状部材)や図示しない支持スプリング、クッション部材等が装着され、これらの外側が合成繊維や皮革等からなるシート表皮39(図1参照)によって覆われている。そのシートバックフレーム3Aは、クッションフレーム2Aの側部フレーム21、21の各後部から上方に向けて突出する連結部21a、21aに左右方向(シート幅方向)を回転軸として傾動可能に連結されている。
上部パイプ部材32は、車幅方向に延在する直線部32Aと、直線部32Aの両端から下方に向けて屈曲させた連結アーム32Bと、を有する略コ字状のパイプ材によって形成されている。両端の連結アーム32Bが側部フレーム31の上部に固定されている。直線部32Aには、前記ヘッドレストを取り付けるための一対の支持部32a、32aが固定されている。
左右の側部フレーム部31、31は断面略コ字状のプレート材であり、下部フレーム33は平板状のプレート材であり、側部フレーム31、31と下部フレーム33とは一体に接合されている。
また、シートバックフレーム3Aは、左右方向に延在し、左右の側部フレーム31、31の上下方向の中央部分における後端同士に連結された一対の支持棒材34、34が上下方向に間隔をあけて設けられている。これら支持棒材34、34は、剛性を有する金属製の棒状部材であり、シートバック3の後壁に位置し、シートパッド3Bの後面3aに後述する板状部材36を介して配置されてシートパッド3Bを後方から支持している。
シートパッド3Bは、図4及び図5に示すように、ウレタン製の樹脂から形成され、平面視で矩形形状で前面側は背凭れとして機能するよう凹凸形状になっている。具体的には、ヘッドレストに近い上方部分が前方に膨出しており、下方部分が下方に向かうに従い後方に近づくように薄厚になっている。シートパッド3Bは、上方部分にシートバックフレーム3Aの上部パイプ部材32が挿通され、下端部分が下部フレーム33に当接された状態で装着されている。
シートパッド3Bの後面3aには、後側に向けて突出し、上下方向に延びる複数の縦溝35cが形成されている。そして隣り合う縦溝35c、35c同士の間には、縦リブ35(凸部)が形成されている。これら縦リブ35は、シートパッド3Bの上端から下端にわたって延在し、図6に示す突出高さH1(縦溝35cの深さ)、突出幅は任意に設定されている。
縦リブ35は、シートバック3の後面3aに位置する板状部材36(後述する)に当接している。図6に示すように、縦リブ35の突出高さH1として、シートパッド3Bの前面3b側から乗員の荷重を受けたときに各縦リブ35が突出方向に潰れることなく、縦リブ35が基端35aを軸にして倒れるように作用する寸法に設定され、例えばシートパッド3Bの中央部分の厚さ寸法H0の半分程度とされる。
このように構成されるシートパッド3Bは、例えば型にウレタンを注入して発泡させることで製造することができる。
また、シートバック3には、図2、図3、及び図5に示すように、シートバック3の後面に沿って配置され、シートパッド3Bの縦リブ35の先端面35bが当接した状態で接着された板状部材36が設けられている。板状部材36は、硬質部材からなる金属製、樹脂製等から形成される略矩形状の薄板であり、シートバック3と一対の支持棒材34、34との間に挟持された状態で配置されている。板状部材36の大きさは、シートパッド3Bの後面3aの中央部分を覆う程度の大きさに形成されている。板状部材36の前面36aには、複数の縦リブ35の先端面35bが当接している。
これによりシートパッド3Bは、横荷重が掛かったときに縦リブ35を軸にして板状部材36に対して左右方向に変位した場合に、元の姿勢に復元可能に設けられている。
図1、図7及び図8に示すように、シートバック3の両側部には、それぞれサイドサポート4が備えられている。サイドサポート4は、シートバックフレーム3Aの左右の側部フレーム31のそれぞれにサイドパッド4Aが装着され、これらの外側がシートパッド3B等と共にシートバック3のシート表皮39(図1参照)によって覆われている。
そして、シートパッド3Bの側部3cと、サイドパッド4Aの左右方向でシートパッド3B側の側部4aとを離間するとともに、シートバック3の前方側に開口する隙間(分離溝37という)が形成されている。シートパッド3Bとサイドパッド4Aとは後端側の接続部4bによって接続されている。分離溝37の幅寸法としては、例えば5mm程度に設定することができる。
シートパッド3Bと板状部材36によって構成されるものが、シートバック3の振動を吸収するシート振動低減装置10となる。
次に、本実施形態に係るシート振動低減装置10の作用効果について説明する。
図2、及び図9(a)に示すように、本実施形態のシート振動低減装置10では、シート1に乗員が座っている状態でシートバック3に横荷重が掛かったときに、シートパッド3Bに形成される縦リブ35の先端面35bがシートバック3の後壁に位置する板状部材36に当接した状態であるから、縦リブ35が前後方向に潰れることなく、図9(b)に示すように、縦リブ35が先端面35bを軸にして左右方向に傾倒し、シートパッド3Bが左右方向に変位した場合に元の姿勢に復元しようとする。このように縦リブ35がヒンジの機能をなすピン構造を構成するため、シートバック3の左右方向の全周波数領域における振動を吸収して減衰させることができる。
また、本実施形態によれば、従来のダイナミックダンパーのような特定の周波数のみの振動を抑制するものとは異なり、幅広い周波数域で振動を効果的に抑制できることから、大入力と小入力のあらゆる路面入力によるシート振動を低減することができる。
さらに、本実施形態によれば、シートバック3に設けられるシートパッド3Bに縦リブ35を形成した構造となるので、新たに従来のようなダイナミックダンパーを付加することなく、既存のシートパッド3Bに縦リブ35を設けることで振動を抑制することが可能であり、シート1の質量やコストの増大を抑えることができる。
また、本実施形態のシート振動低減装置10では、板状部材36の硬質部材からなる板面に対して縦リブ35の先端面35bを当接させることができるので、縦リブ35がヒンジの機能をより確実に発揮させることができ、シートパッド3Bの振動を効果的に抑えることができる。
また、本実施形態のシート振動低減装置10では、既存のシートパッド3Bに複数の縦溝35cを形成することで、シートバック3の後壁(板状部材36)に対する接地面積の大きな縦リブ35を形成することができる。そして、複数の縦リブ35を形成することで、振動の挙動に対する剛性の高いシートパッド3Bの構造を実現することができる。
また、本実施形態のシート振動低減装置10では、図8及び図9(b)に示すように、シートパッド3Bの側部3cとサイドサポート4のサイドパッド4Aの側部4aとの間に分離溝37(隙間)が形成されるので、その分離溝37がシートパッド3Bの左右方向の横挙動の変位代となり、振動領域を確保することができる。すなわち、シートバック3が左右方向に変位したときに、その振動領域で振動しても、シートパッド3Bがサイドパッド4Aに当接することがない。このように、本実施形態では、分離溝37によって前述のシートパッド3Bの横挙動を吸収できるとともに、操舵時の横加速度の発生に伴うサイドサポート4によるサイドサポート性も従来と変わらずに確保することができる。
上述のように本実施の形態によるシート振動低減装置10では、シート重量を変えずにコストの増大を抑制することができ、しかも幅広い周波数の振動を効果的に吸収することができる。
以上、本発明によるシート振動低減装置の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、シートパッド3Bの後面に形成される凸部として、上下方向に上下方向に延びる複数の縦溝35c同士の間に形成された縦リブ35を採用しているが、縦リブ35に限定されることはなく、他の形状の凸部を採用することも可能である。例えば、図10に示すような第1変形例によるシートパッド3Cのように、後面3aの幅方向中央に上端から下端にわたって凹部3dが形成され、その凹部3dの底面から後方向に延在して、少なくともシート幅方向に弾性的に変形する柱部材38(凸部)が複数形成された構成となっている。これら柱部材38もまたシートバックの後面に当接しした状態で設けられる。なお、柱部材38の本数は、とくに制限されるものではなく、1本や2本といった少ない本数であってもかまわない。
また、図11に示す第2変形例によるシートパッド3Dは、縦リブ35がシートパッド3Dの上端部3eと下端部3fを除く部分に設けられた構成となっている。
さらに、本実施形態では、シート振動低減装置10としてシートパッド3Bと板状部材36とを備えた構成としているが、板状部材36を省略することも可能である。このように板状部材36を省略した場合には、例えば凸部の先端部分を硬い素材により形成したり、あるいは凸部の先端部分を硬い素材のもので接着したものであっても良い。
また、本実施形態では、シートパッド3Bの縦リブ35の先端面35bと板状部材36とを当接させて接着させた構成としているが、接着により固定することに限定されることはない。要は、凸部(縦リブ35)とシートバック3の後壁(板状部材36)とが当接していればよいのである。
さらにまた、本実施形態では、シートパッド3Bとサイドパッド4Aとがそれぞれの後端側で接続された構成となっているが、シートパッド3Bとサイドパッド4Aとが別体であってもかまわない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 シート
2 シートクッション
3 シートバック
3A シートバックフレーム
3B、3C シートパッド
3a 後面
4 サイドサポート
4A サイドパッド
4a 側部
10 シート振動低減装置
34 支持棒材
35 縦リブ(凸部)
36 板状部材
37 分離溝
38 柱部材(凸部)

Claims (2)

  1. 車体のシートにおいて乗員の背部を支持するシートバック内に設けられ、該シートバックの振動を吸収するシート振動低減装置であって、
    前記シートバックには、後側に向けて突出する凸部が形成されたシートパッドが設けられ、
    前記シートバックの両側部には、内部にサイドパッドを有するサイドサポートを備え、
    前記凸部は、前記シートバックの後壁に当接した状態で配置され、
    前記シートパッドは、横荷重が掛かったときに前記凸部を軸にして前記後壁に対してシート幅方向に変位した場合に、元の姿勢に復元可能に設けられており、
    前記シートパッドの後面に上下方向に延びる複数の縦溝が形成され、
    前記凸部は、隣り合う前記縦溝同士の間に形成された縦リブであり、
    前記シートパッドの側部と前記サイドパッドの側部との間に隙間が形成され、
    前記隙間と前記縦溝とは、前記シート幅方向から見て少なくとも一部が重なることを特徴とするシート振動低減装置。
  2. 前記シートバックの後壁に沿って配置され、前記凸部の先端が当接される硬質部材の板状部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート振動低減装置。
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