JP6820936B2 - 化粧料を選択および定量吐出するための装置 - Google Patents

化粧料を選択および定量吐出するための装置 Download PDF

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、共に2016年1月27日に出願された米国出願第15/008,142号および米国出願第15/008,145号に基づき、またこれらに対する優先権の利益を主張するものであり、これらの各米国出願の内容全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書における開示は、一般に、特定のユーザ向けにブレンドし定量吐出することができる化粧料の組合せを決定するためのシステム、装置、および方法に関する。
本開示は、化粧料を定量吐出するためのシステムおよび方法を対象とする。
例証的な実装形態に関する前述の一般的な記述、および例証的な実装形態に関する後続の詳細な記述は、本開示の教示の例示的な態様に過ぎず、制限的なものではない。
一実施形態では、化粧料を定量吐出するための装置が提供される。この装置は、化粧料を含む少なくとも1つのカートリッジを受け取り、指定量の化粧料をカートリッジから受領エリアに定量吐出するように構成された定量吐出アセンブリと定量吐出情報を受け取って記憶するように構成されたメモリであって、指定量の化粧品の使い捨てを実施するために、定量吐出情報には、定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジによって定量吐出される化粧料の指定量の情報がまれる、メモリと定量吐出情報をメモリから取得し、定量吐出情報に含まれる1つまたは複数の指定量に従って、定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジから受領エリアに化粧料を定量吐出するよう定量吐出アセンブリを制御するように構成された回路とを備える。
一実施形態では、定量吐出アセンブリは、異なる化粧料を含む複数のカートリッジを受け取り、指定量のそれぞれの化粧料を、共に混合されるようにカートリッジの各々から受領エリアに同時に定量吐出するように構成される。
一実施形態では、受領エリアは、この装置の取外し可能部分の一部として構成される。
一実施形態では、取外し可能部分は、定量吐出された化粧料を保持する密閉容器として構成される。
一実施形態では、この装置はさらに、複数のマニホールド貫通孔を有するマニホールドを備え、マニホールドは、カートリッジのノズルに接続されてノズル上に配置され、受領エリアは、マニホールドに接続されてマニホールドの上に配置される。回路は、ある量の化粧料をカートリッジのノズルからマニホールドの1つのマニホールド貫通孔を通して受領エリアに定量吐出するよう定量吐出アセンブリを制御する。
一実施形態では、密閉容器は、上部ふたと、複数の基部貫通孔を有する基部と、複数の底部ふた貫通孔を有する底部ふたとを備える。上部ふたは基部の第1の面に接続され、底部ふたは基部の第2の面に接続され、底部ふたはマニホールドに接続され、複数のマニホールド貫通孔は、複数の底部ふた貫通孔に整合されて接続され、複数の底部ふた貫通孔は、複数の基部貫通孔に整合されて接続される。
一実施形態では、密閉容器はさらに、基部と底部ふたとの間に配置された複数の取付け磁石を備え、複数の取付け磁石は、密閉容器をマニホールドに磁気的に固定する。
一実施形態では、密閉容器はさらに、基部と底部ふたとの間に配置された複数のふた磁石を備え、複数のふた磁石は、上部ふたを基部および底部ふたに磁気的に固定する。
一実施形態では、密閉容器はさらに、複数のヒンジ磁石を備え、複数のヒンジ磁石の半分は、基部と底部ふたとの間に配置され、複数のヒンジ磁石の半分は、上部ふた内に配置され、上部ふた内に配置された複数のヒンジ磁石は、基部と底部ふたとの間に配置された対応する複数のヒンジ磁石とは逆の磁極性を有する。上部ふたは、基部および底部ふたの周りで磁気的に蝶番式に動かされ少なくとも1つの位置で配置される。
一実施形態では、上部ふたは、基部および底部ふたに磁気的にのみ接続され、上部ふたは、基部および底部ふたから完全に取外し可能である。
一実施形態では、密閉容器は、複数のマニホールド貫通孔が複数の底部ふた貫通孔および複数の基部貫通孔と整合するように、少なくとも1つの位置でマニホールドに接続されることが可能であり、カートリッジからコンパクトに化粧料を定量吐出できるようにする。
一実施形態では、各底部ふた貫通孔は、ダックビルバルブを有し、カートリッジからダックビルバルブを通って密閉容器に化粧料が定量吐出されるのを可能にし、密閉容器から化粧料が流出するのを防止する。
一実施形態では、定量吐出アセンブリはさらに、カートリッジの第1の端部に接続されたカートリッジ歯車と;カートリッジ歯車に回転可能に接続されたモータ歯車と;モータ歯車に接続されたモータであって、モータの回転が、モータ歯車、カートリッジ歯車、およびカートリッジの第1の端部の回転を駆動する、モータと;カートリッジ歯車とモータ歯車とからなる組のうちの少なくとも一方に近接して配置された光学エンコーダとを備える。回路は、カートリッジ歯車とモータ歯車とからなる組のうちの少なくとも一方の位置を光学エンコーダで検出して、モータの回転の方向および大きさを制御してカートリッジの第1の端部を回転させることによって、ある量の化粧料をカートリッジから受領エリアに定量吐出する。
一実施形態では、カートリッジ歯車はさらに、複数のカートリッジ歯車スロットを備え、光学エンコーダは、カートリッジ歯車の回転中にカートリッジ歯車スロットを検出することによって、カートリッジ歯車の位置を検出する。
一実施形態では、回路は、定量吐出アセンブリにカートリッジが挿入されてから回転が検出されたカートリッジ歯車スロットの総数に基づいて、カートリッジ中に残っている化粧料の量の情報を記憶する。
別の実施形態では、化粧料を定量吐出するための装置によって実装される方法が提供される。この方法は、定量吐出情報を受け取ってメモリに記憶すること、ここに、定量吐出情報には指定量の化粧品の使い捨てを実施するために、定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジによって定量吐出される化粧料の指定量の情報がまれ、および、装置の回路によって定量吐出情報をメモリから取得し、定量吐出情報に含まれる1つまたは複数の指定量に従って、定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジから受領エリアに化粧料を定量吐出するよう定量吐出アセンブリを制御することを含む。
一実施形態では、化粧料を選択および定量吐出するためのシステムが提供される。このシステムは、異なる化粧料を各々が有する複数のカートリッジを保持し、カートリッジのうちの少なくとも1つから少なくとも1つの化粧料を定量吐出するように構成された定量吐出装置と;色の選択をユーザから受け取るように構成されたユーザインタフェースと;ユーザインタフェースにおいて受け取られた色の選択を受け取り、選択された色を形成するための1つまたは複数の化粧料の各々の量を決定し、1つまたは複数の化粧料の各々の決定された量を定量吐出装置に送信し、決定された量の1つまたは複数の化粧料の各々を複数のカートリッジから定量吐出するよう定量吐出装置を制御するように構成された回路とを備える。
一実施形態では、色は、所定の複数の色からの、表示された色のユーザ選択をユーザインタフェースにおいて受け取ることに基づいて選択される。
一実施形態では、所定の複数の色は、ユーザの身体的特徴の分析に基づいて生成される。
一実施形態では、回路は、定量吐出装置に現在格納されている複数のカートリッジの情報を受け取るように構成され、回路は、受け取られた情報に基づいて形成できる複数の所定の色を表示するようユーザインタフェースを制御するように構成される。
一実施形態では、回路は、選択された色を形成するのに必要とされる正しい複数のカートリッジを定量吐出装置が備えないとき、ユーザインタフェース上に標識を表示するように構成される。
一実施形態では、回路は、定量吐出装置に収容された複数のカートリッジに含まれる現在の化粧料に関する情報を、選択された色の形成に必要とされる1つまたは複数の化粧料と比較し、定量吐出装置から除去される必要のある、定量吐出装置に収容された現在の複数のカートリッジのいずれかと、装置に挿入される必要のある、出力容器に定量吐出されることが必要とされる1つまたは複数の化粧品構成物のいずれかとに関する情報を出力するように構成される。
一実施形態では、色は、入力された色をユーザインタフェースが受け取ることに基づいて選択され、回路は、入力された色を複数の所定の色と比較して、入力された色に対応する複数の所定の色のうちの1つを決定する。
一実施形態では、ユーザインタフェースは、装置とワイヤレス通信するポータブルワイヤレスデバイスによって実装される。
一実施形態では、回路は、複数のカートリッジの各々の中に残っている色料の量に関する情報を受け取る。
一実施形態では、回路は、定量吐出されるべき選択された色の用量の入力をユーザインタフェースにおいて受け取り、回路は、複数のカートリッジのうちのいずれか1つの中に残っている色料の量が、入力された用量を定量吐出するのに不十分なとき、ユーザインタフェースにおいて標識を出力するように構成される。
別の実施形態では、化粧料を選択および定量吐出するためのシステムによって実装される方法が提供される。この方法は、ユーザインタフェースにおいて色の選択をユーザから受け取ること、選択された色を形成するための1つまたは複数の化粧料の各々の量を決定すること、1つまたは複数の化粧料の各々の決定された量を定量吐出装置に送信すること、および、決定された量の1つまたは複数の化粧料の各々を複数のカートリッジから定量吐出するよう定量吐出装置を制御することを含む。
本開示のより完全な認識、および本開示に付随する利点の多くは、添付の図面と共に考察されたときの後続の詳細な記述を参照することによってよりよく理解されるようになるので、すぐに得られるであろう。
一例による、化粧品定量吐出デバイスまたは化粧品ディスペンサの全体斜視図である。 一例による、ディスペンサ筐体の斜視図である。 一例による、ディスペンサ筐体が除去された化粧品ディスペンサの斜視図である。 一例による、化粧品ディスペンサの内部コンポーネントの斜視図である。 一例による、化粧品ディスペンサの内部コンポーネントの斜視図である。 一例による、カートリッジの斜視図である。 一例による、カートリッジ歯車の斜視図である。 一例による、底部プレートの斜視図である。 一例による、下から見た底部プレートの斜視図である。 一例による、基部の斜視図である。 一例による、マニホールドの上に配置されたコンパクトの分解斜視図である。 一例による、開位置のコンパクトの斜視図である。 一例による、化粧品調合方法900の主要プロセスの例示的なシーケンスを表す図である。 一例による、化粧品ディスペンサ中の化粧料を検出するプロセスの例を表すプロセス図である。 一例による、化粧品調合物を選択するプロセスの例を表すプロセス図である。 一例による、化粧品ディスペンサ中の化粧料を定量吐出するプロセスの例を表すプロセス図である。 一例による、コネクテッド化粧品定量吐出システムの例を表す図である。 一例による、コントローラおよび化粧品ディスペンサの例示的な回路を表すブロック図である。
図面では、いくつかの図を通して、同じ参照番号は同一のまたは対応する部分を示す。さらに、本明細書において、単語「a」、「an」などは、別段の記載がない限り「1つまたは複数の」の意味を一般に持つ。
ここで図面を参照するが、いくつかの図を通して、同じ参照番号は同一のまたは対応する部分を示す。
化粧品調合物の選択、および化粧品調合物を調合するための成分化粧料の選択は、主観的な意思決定および手動入力にしばしば依拠する一般的な行動である。幅広い利用可能な化粧料と、可能な化粧品調合物の数えきれない組合せおよび並べ替えとがある。
化粧品調合物が使用される機会ごとに、満足のいく化粧品調合物を生み出すために化粧品のエンドユーザによって主観的な決定がしばしば行われる。成果は一般に実験の結果だが、この実験は、満足のいく成果を生み出すにはおそらく複数の反復を必要とする。基礎的な化粧料の具体的な特色および必要な割合に対する認識が限られているせいも一部あって、結果的な化粧品調合物は正確さに欠けることがある。したがって、特定の化粧品調合物を生み出すことの再現性は、達成困難である。以下の実施形態は、従来技術におけるこれらの問題に対処するものである。図1は、一例による、化粧品定量吐出デバイス100または化粧品ディスペンサの全体斜視図である。化粧品ディスペンサ100の可視部分は、電源コード104に接続された基部102を含む。基部102は、ディスペンサ筐体106のための支持を提供する。コンパクト108が、ディスペンサ筐体106の上に配置される。電源ボタン110が、部分的にディスペンサ筐体106内に配置されてよく、それにより、ディスペンサ筐体106は電源ボタン110の配置を固定する。また、インジケータライトおよびボタン122が、部分的にディスペンサ筐体106内に配置されてよく、それにより、ディスペンサ筐体106はインジケータライトおよびボタン122の配置を固定する。インジケータライトおよびボタン122は、機械式または静電容量式タッチタイプボタンとすることができる。
図2は、一例による、ディスペンサ筐体106の斜視図である。ディスペンサ筐体106は、化粧品ディスペンサ100のコンポーネントの多くのためのカバーとしての働きをする、中空で薄肉の容器である。この例では、ディスペンサ筐体106は、隅丸のほぼ正方形の横断面を有する第1の端部を頂部に有し、一方、底部における第2の端部は、円形の横断面を有する。ディスペンサ筐体106は、コンパクト108のための、またはコンパクト108に対する基部としての働きをする他のコンポーネントのための、基部を提供することができる。ディスペンサ筐体106はまた、電源ボタン110のための取付けポイント、およびインジケータライトおよびボタン122のための取付けポイントを備えることもできる。
図3は、一例による、ディスペンサ筐体106が除去された化粧品ディスペンサ100の斜視図である。この図では、電源ボタン110、インジケータライトおよびボタン122、コントローラ150、底部プレート166、誘導性プレート176、ならびに歯車ハウジング170が見え、また、下方筐体セクション154、中間筐体セクション155、および上方筐体セクション156も見える。電源ボタン110は、コントローラ150に電気的に接続される。
コントローラ150は、電源コード104を通して受け取られた電力を分配すること、化粧料を定量吐出するよう1つまたは複数のモータ112を制御すること、光学エンコーダ192の示度を検出すること、1つまたは複数の電池126を充電すること、インジケータライトおよびボタン122、チャイム、または他の視聴覚信号など、任意のインジケータを動作させ、化粧料の可用性ステータス、タイプ、および量を検出するなどのためのセンサを動作させること、ならびに外部デバイスとワイヤレス通信すること、のための回路を備え、この回路には、無線周波数(RF)、ブルートゥース(登録商標)、WiFi、またはセルラーなど、様々な通信プロトコルを使用して、スマートフォンおよび他のワイヤレスデバイスを例えば通して信号およびデータを送受信するための回路が含まれる。
誘導性プレート176は、基部102および電源コード104を除いて底部プレート166を支持し、化粧品ディスペンサ100の残りの部分が、底部プレート166の真上に配置される。歯車ハウジング170は、化粧品ディスペンサ100の内部コンポーネントの上に配置され、内部コンポーネントに接続され、内部コンポーネントに支持を提供する。これらの内部コンポーネントについては、図4〜図9Bによってさらに述べる。さらに、歯車ハウジング170は、化粧品ディスペンサ100中の各カートリッジ114について1つの、複数の歯車ハウジングカートリッジ孔178を備える。各カートリッジ114のノズル160が、歯車ハウジングカートリッジ孔178のうちの1つの内部に配置される。様々な追加の下部構造およびカバーが、化粧品ディスペンサ100の内部コンポーネントとディスペンサ筐体106との間に配置されてもよい。
例えば、上方筐体セクション156は、中間筐体セクション155の上に配置され、下方筐体セクション154は、中間筐体セクション155の下に配置される。ディスペンサ筐体106は、接続されたとき、下方筐体セクション154、中間筐体セクション155、および上方筐体セクション156のうちの少なくとも1つの外部に付着する。底部プレート166は、下方筐体セクション154の下に配置され、下方筐体セクション154に接続される。
図4Aおよび図4Bは、一例による、化粧品ディスペンサ100の内部コンポーネントの斜視図である。内部アセンブリは、底部プレート166および誘導性プレート176の上に配置された、複数の定量吐出アセンブリ120を含む。各定量吐出アセンブリ120は、カートリッジ114、カートリッジ歯車116、モータ112、モータ歯車124、イジェクタ140、イジェクタインデックスリング190、イジェクタばね142、イジェクタばねピン144、デテントプランジャ146、およびデテントばね152を備える。コントローラ150は、各定量吐出アセンブリ120の動作を制御する。化粧品ディスペンサ100は、少なくとも1つの定量吐出アセンブリ120を備える。本明細書で述べる例は3つの定量吐出アセンブリ120を備えるが、化粧品ディスペンサ100が任意の数の定量吐出アセンブリ120を有してよいことは、当業者なら認識するであろう。
さらに、化粧品ディスペンサ100内部の複数の電池126が、複数の定量吐出アセンブリ120に電気的に接続されて、コントローラ150、定量吐出アセンブリ120、モータ112、ならびに様々なインジケータ(インジケータライトおよびボタン122(図3でさらに述べている)、チャイム、他の視聴覚信号など)の動作のための電力を提供する。
コントローラ150およびコネクテッドデバイス300(図14に示す)は、ユーザが化粧品ディスペンサ100をワイヤレスに操作するのを可能にする。スマートフォン、タブレット、またはパーソナルコンピュータなど、化粧品ディスペンサ100と通信するように構成されたコネクテッドデバイス300から、コントローラ150への化粧料調合およびレシピコマンドが受け取られるものとすることができる。さらに、化粧料の定量吐出はまた、ユーザが化粧品ディスペンサ100上のインジケータライトおよびボタン122に触れることによってトリガされてもよい。
カートリッジ114はまた、ノズル160上またはノズル160の近くに配置されたカートリッジキー162を有し、第1の端部の近くでカートリッジ歯車116に接続され、第2の端部の近くで底部プレート166に接続される。モータ歯車124がモータ112に接続され、モータ歯車124は、カートリッジ歯車116に駆動可能に接続される。カートリッジ114およびカートリッジ歯車116は、歯車ハウジング170(図3に示す)によって適正位置に保持される。カートリッジ114は、化粧品ディスペンサ100の内部に配置されて、イジェクタばね142に接続されたイジェクタ140によって適所に固定されるものとすることができる。イジェクタばねピン144は、第1の端部においてイジェクタばね142に接続され、第2の端部において、ディスペンサ筐体106、下方筐体セクション154、中間筐体セクション155、上方筐体セクション156、および他の内部構造のうちの少なくとも1つの内部表面に堅く接続される。定量吐出アセンブリ120はさらに、カートリッジ114の挿入および取外しの間に化粧品ディスペンサ100内でのイジェクタ140の動きをガイドするための、イジェクタインデックスリング190(図4Aに示す)を備え、イジェクタインデックスリング190は、ディスペンサ筐体106、下方筐体セクション154、中間筐体セクション155、および上方筐体セクション156のうちの少なくとも1つの内部表面に対して配置されて、イジェクタ140の動きのためのガイドを提供する。
加えて、デテントプランジャ146が、カートリッジ114の長手軸に対してほぼ直角に配置されて、カートリッジ114の第2の端部の近くで接続されるものとすることができ、カートリッジ114の周囲溝134に横向きの圧力を提供し、カートリッジ114を垂直なY軸に沿って適所に保ち、イジェクタ140、イジェクタばね142、およびイジェクタばねピン144による張力によってカートリッジ114に加えられる反対の力に反作用する。イジェクタ140は、化粧品ディスペンサ100内に配置され、カートリッジ114に対してほぼ平行に動くことができ、イジェクタばね142に接続され、イジェクタばね142はさらにイジェクタばねピン144に接続される。カートリッジ114が化粧品ディスペンサ100に挿入されるとき、イジェクタ140の縁部がカートリッジ114の第1の端部の近くの縁部と接触する。イジェクタ140がカートリッジ114と共に化粧品ディスペンサ100の中にさらに入っていくにつれて、静止したイジェクタばねピン144とイジェクタ140との間の距離が広がるのに伴いイジェクタばね142が伸長するので、イジェクタ140はカートリッジ114に圧力を加える。デテントプランジャ146の第1の端部がカートリッジ114の周囲溝134と接触する地点までカートリッジ114が挿入されると、Y軸に沿ったカートリッジ114の動きは制限され、カートリッジ114は適所に保持される。
デテントプランジャ146は、カートリッジ114を適所に保持するための機構である。デテントプランジャ146は、カートリッジ114の長軸に対してほぼ直角な軸に沿って動く。デテントプランジャ146の第1の端部は、カートリッジ114と接触するように配置される。第2の端部は、デテントばね152の第1の端部に接続され、デテントばね152の第2の端部は、ディスペンサ筐体106、下方筐体セクション154、中間筐体セクション155、上方筐体セクション156、または他の内部構造のうちの少なくとも1つの内部表面と接する。カートリッジ114を化粧品ディスペンサ100に挿入すると、デテントプランジャ146がデテントばね152に対して変位され、デテントばね152が圧縮される。カートリッジ114の輪郭はカートリッジ114の長さにわたって変動するので、デテントプランジャ146およびデテントばね152は、化粧品ディスペンサ100に対するカートリッジ114の位置に応じた変動量だけ変位される。デテントプランジャ146がカートリッジ114の周囲溝134と接触する地点で、デテントプランジャ146の第1の端部は、デテントばね152の圧力と、デテントプランジャ146と周囲溝134との間の幾何学的関係とにより、カートリッジ114を適所でロックすることができる。
さらに、カートリッジ114は、底部プレート166のカートリッジ貫通孔172を通して化粧品ディスペンサ100に挿入される。カートリッジ貫通孔172は、基部キー164に対応するように形作られた基部キーカットアウト165(図7A)を有し、したがって、基部キー164と基部キーカットアウト165とが接触すると、カートリッジ114は底部プレート166に対して相対的に回転できなくなる。カートリッジ114はまた、底部プレート166およびカートリッジ歯車116に特定の配向ではめ込まれるように形作られる。カートリッジ114が化粧品ディスペンサ100に完全に挿入されてデテントプランジャ146によって適所でロックされた位置では、カートリッジ114は、カートリッジ歯車116に対して据え付けられる。加えて、カートリッジ歯車116は、歯車ハウジング170に回転可能に接続されたカラー168部分を有する。カラー168部分は、カートリッジ歯車116が長手軸の周りで回転することはできるが軸方向または他の方向に動くことはできないように、カートリッジ歯車116の動きを制限し、また、カートリッジ歯車116およびモータ歯車124の各々の位置を支持する。同様に、モータ歯車124は、歯車ハウジング170に回転可能に接続されたモータ歯車カラー169部分を有する。モータ歯車カラー169部分は、モータ歯車124が長手軸の周りで回転することはできるが軸方向または他の方向に動くことはできないように、モータ歯車124の動きを制限し、また、モータ歯車124の輪転運動の結果として固定比率のカートリッジ歯車116の輪転運動が得られるように、カートリッジ歯車116とモータ歯車124との関係を維持する。
モータ歯車124は、キーカットアウト163(図6)を備える平歯車とすることができ、キーカットアウト163は、図4Bによって述べるようにカートリッジ114のカートリッジキー162に適合する。
図5は、一例による、カートリッジ114の斜視図である。カートリッジ114は、丸い円筒形の筐体と、第1の端部におけるノズル160とを有する。ノズル160はさらに、カートリッジキー162の近くに配置される。カートリッジキー162は、カートリッジ歯車116の開口の内部に適合し、カートリッジ歯車116のキーカットアウト163の形状に対応し、カートリッジ歯車116がモータ歯車124およびモータ112によって駆動されるときにカートリッジ114の第1の端部の近くの部分の回転運動をカートリッジ歯車116の回転運動とロックする。カートリッジ114の第2の端部は、基部キー164を備える。基部キー164は、底部プレート166の基部キーカットアウト165の内部に適合し、カートリッジ114の第2の端部を底部プレート166に固定し、底部プレート166に対して相対的なカートリッジ114の第2の端部の回転運動を防止する。カートリッジ114の第1の端部はカートリッジ歯車116の動きに固定されるので、モータ112が作動されると、モータ歯車124が回転し、カートリッジ歯車116が駆動され、それによりカートリッジ114のノズル160が開閉される。カートリッジ114の第1および第2の端部は、相互に対して相対的に回転することができる。
カートリッジ114は、化粧料を含み、必要に応じて、ある量の化粧料をコンパクト108に定量吐出する(図9によってさらに述べる)。カートリッジ114がY軸に沿ってほぼ垂直に適所に留まる間、カートリッジ114は、カートリッジ歯車116の回転によって化粧料を定量吐出する。カートリッジ歯車116は、モータ112の回転によって回されるモータ歯車124によって駆動される。モータ112の回転の大きさは、コントローラ150によって制御される。
カートリッジ114の第2の端部に対する、第1の端部の第1の回転運動によって、ある量の化粧料がノズル160を通してカートリッジ114から放出される。第1の回転運動と反対の第2の方向への、カートリッジ114の第1の端部の回転運動が、カートリッジ114のノズル160を閉じることができる。
カートリッジ歯車116は、カートリッジ114内の中空のカートリッジ親ねじ202に取り付けられたカートリッジ114のノズル160を作動させる。カートリッジ親ねじ202が回転すると、カートリッジピストン200がそれに比例して変位し、それにより、ある量の化粧料がカートリッジ親ねじ202を通してカートリッジ114のノズル160から押し出される。ノズル160の開閉動作中に放出される化粧料の量は、カートリッジ親ねじ202の変位の関数であり、この変位は、カートリッジ歯車116の回転変位に依存する。モータ112が回転すると、それぞれのモータ歯車124およびカートリッジ歯車116が回転する。コントローラ150は、光学エンコーダ192を使用してカートリッジ歯車116の相対運動を検出し、カートリッジ歯車116の回転に伴って光学エンコーダ192を通過するカートリッジ歯車スロット148の数を数える。また、カートリッジ歯車116の回転方向も検出する。化粧料の具体的な測定単位は、用量単位118である。
一例では、カートリッジ親ねじ202のピッチは約1mmであり、カートリッジ親ねじ202が1回完全に回転されると、約1mlの化粧料がカートリッジ114から定量吐出される。
別の例では、カートリッジ114のカートリッジキー162の形状のせいで、周囲溝134は、カートリッジ114の外周全体を取り囲むのではなくカートリッジ114の周囲の一部の周りのノッチまたは溝である場合があり、カートリッジ114をほぼ同様にしてデテントプランジャ146に固定する。
図6は、一例による、カートリッジ歯車116の斜視図である。カートリッジ歯車116は、カートリッジ114のカートリッジキー162の形状に対応するキーカットアウト163を備える平歯車とすることができる。カートリッジ歯車116はさらに、カラー168を有することができ、カラー168は、歯車ハウジング170の内部表面に回転可能に接続して、カートリッジ歯車116および対応するモータ歯車124の位置を整合し支持する。カートリッジ歯車116は、カートリッジ歯車116およびカートリッジ親ねじ202の角度位置を検出するために光学エンコーダ192と共に使用される複数のカートリッジ歯車スロット148を有することができる。
図7Aは、一例による、底部プレート166の斜視図である。底部プレート166は、ディスペンサ筐体106および/または下方筐体セクション154に接続され、化粧品ディスペンサ100の内部に配置された複数のカートリッジ114を拘束し、底部プレート166の下に配置された誘導性プレート176に化粧品ディスペンサ100を接続する。
底部プレート166は、複数のカートリッジ114の挿入、取外し、および固定を可能にするための、複数のカートリッジ貫通孔172を有する。各カートリッジ貫通孔172は基部キーカットアウト165を備え、基部キーカットアウト165の形状は、カートリッジ114が化粧品ディスペンサ100に装着されたときに底部プレート166と接触する部分であるカートリッジ114の第2の端部の回転運動を防止するように、各カートリッジ114の基部キー164の形状に対応する。
さらに、底部プレート166は、接触ピン174(図7Bに示す)を有する。接触ピン174は、誘導性プレートと接触して底部プレート166に電気を提供し、化粧品ディスペンサ100が接触または誘導によって複数の電池126を充電できるようにする。
図7Bは、一例による、下から見た底部プレート166の斜視図である。底部プレート166は、プレート内に配置された3つのカートリッジ貫通孔172と、接触ピン174とを備える。底部プレート166が化粧品ディスペンサ内で基部102の上に配置されたとき、接触ピン174は、基部102から底部プレート166に電気を通すことができる。次いで底部プレート166は、底部プレート166の上に配置された複数の電池126を誘導的に充電することができる。
図8は、一例による、基部102の斜視図である。電源コード104が、第1の端部において基部102に接続される。電源コード104は、第2の端部において電源(図示せず)に接続され、化粧品ディスペンサ100の動作のためおよび複数の電池126を充電するための電力を提供する。基部102は、誘導性プレート176および化粧品ディスペンサ100の他の部分を置くための、基部くぼみ128を備える。基部くぼみ128は、電源コード104によって供給された電力を使用して複数の電池126を誘導的に充電する能力を有することができる。さらに、基部くぼみ128はまた、底部プレート166が基部くぼみ128内に配置されたとき、底部プレート166の内部に配置された接触ピン174を通して化粧品ディスペンサ100を充電することもできる。
図9Aは、一例による、マニホールド130の上に配置されるコンパクト108の分解斜視図である。コンパクト108は、上部ふた180、コンパクト基部182、および底部ふた184を備える。上部ふた180は、コンパクト基部182の上に配置され、コンパクト基部182は、底部ふた184の上または底部ふた184内に配置される。上部ふた180は、図9Bによってさらに述べるように、磁石でコンパクト基部182に固定される。コンパクト基部182は、複数のコンパクト基部貫通孔138を備える。この例では、化粧品ディスペンサ100中の各カートリッジ114について1つのコンパクト基部貫通孔138がある。底部ふた184は、複数の底部ふた貫通孔136を有し、コンパクト基部182の真下に配置される。この例では、化粧品ディスペンサ100中の各カートリッジ114について1つの底部ふた貫通孔136があり、底部ふた184は、各底部ふた貫通孔136がコンパクト基部182のコンパクト基部貫通孔138に対応し接続されるように、配置される。
コンパクト108はマニホールド130に接続され、マニホールド130は、歯車ハウジング170に接続されるとともに歯車ハウジング170の上に配置され、歯車ハウジング170はさらに、化粧品ディスペンサ100のディスペンサ筐体106内に配置され、コンパクト108は、マニホールド130とディスペンサ筐体106の両方の上に配置される。マニホールド130は、化粧品ディスペンサ100中の各カートリッジ114について1つのマニホールド貫通孔132を備え、マニホールド130は、各マニホールド貫通孔132が底部ふた184の底部ふた貫通孔136に対応し接続されるように、配置される。さらに、マニホールド130の各マニホールド貫通孔132は、歯車ハウジング170の歯車ハウジングカートリッジ孔178に対応し歯車ハウジングカートリッジ孔178の上に配置され、各カートリッジ114のノズル160からマニホールド130および底部ふた184を通ってコンパクト基部182に化粧料を定量吐出できる通路を提供する。
コンパクト108は、コンパクト108が化粧品ディスペンサ100に接続できる配向が1つしかないような形を有することができる。別の例では、コンパクト108の形は、1つよりも多い配向でコンパクト108に接続できるような形とすることができる。
さらに、コンパクト108の底部ふた184中の各底部ふた貫通孔136内に配置された一方向ダックビルバルブ194(図示せず)の使用によって、コンパクト108に定量吐出された化粧料が逆流出しないようにすることができる。
図9Bは、一例による、開位置のコンパクト108の斜視図である。コンパクト108は、上部ふた180、コンパクト基部182、底部ふた184、複数のヒンジ磁石186a、186b、186c、および186d、複数のふた磁石188a、188b、188c、および188d、ならびに複数の取付け磁石196a、196b、および196cを備える。
一例では、コンパクト基部182、複数の取付け磁石196a〜196c、複数のふた磁石の第1の半分188bおよび188d、ならびに複数のヒンジ磁石の第1の半分186bおよび186dが、底部ふた184内に配置され、コンパクト基部182がその上に配置される。複数の取付け磁石196a〜196cは、例えばマニホールド130(図9A)に接続することによって、コンパクト108を化粧品定量吐出デバイス100に磁気的に接続するように配置される。マニホールド130、またはマニホールド130の表面の一部は、鉄材料で形成されるかまたは対応する磁石を備えるものとすることができ、それにより、複数の取付け磁石196a〜196cに磁気的に付着する。
複数のふた磁石の第2の半分188aおよび188cは、上部ふた180の面内に配置され、複数のヒンジ磁石の第2の半分186aおよび186cは、上部ふた180の面内に配置される。ヒンジ磁石186bおよび186dは、底部ふた184の面内に配置され、それにより、上部ふた180と底部ふた184との間の相対的な位置に応じて、対応するヒンジ磁石186aおよび186cと少なくとも2つの平面で接することができる。ヒンジ磁石186aと186bは、反対の磁極性を有し、ヒンジ磁石186cと186d、ふた磁石188aと188b、およびふた磁石188cと188dのそれぞれの対も同様である。
複数の取付け磁石196a〜196cおよび複数のふた磁石188a〜188dは、コンパクト基部182中に配置された複数のコンパクト基部貫通孔138が塞がれないように、配置されるものとすることができ、それにより、化粧料が定量吐出される際に各カートリッジ114からコンパクト108中に流れるのを可能にする。
コンパクト108が開位置にある場合、上部ふた180および底部ふた184は、ほぼ直角の平面に位置決めされ、ヒンジ磁石186aおよび186cは、それぞれヒンジ磁石186bおよび186dに磁気的に接続される。ヒンジ磁石186aと186b、およびヒンジ磁石186cと186dの各対の間の磁力は、上部ふた180を底部ふた184に対して適正位置に保持するのに十分である。
コンパクト108が閉位置にある場合、上部ふた180および底部ふた184は、ほぼ平行の平面に位置決めされ、ヒンジ磁石186aおよび186cは、それぞれヒンジ磁石186bおよび186dに磁気的に接続され、ふた磁石188aおよび188cは、対応する位置に配置されてそれぞれふた磁石188bおよび188dと磁気的に接続される。ヒンジ磁石186aと186b、およびヒンジ磁石186cと186dの対の間、ならびに、ふた磁石188aと188bの対、およびふた磁石188cと188dの対の間の磁気的接続は、閉位置で上部ふた180を底部ふた184に接続された状態に保つのに十分である。
上部ふた180は底部ふた184に磁気的に接続されるので、上部ふた180は、底部ふた184から完全に取外し可能とすることができる。さらに、上部ふた180は、閉位置で、上部ふた180および底部ふた184内での複数のヒンジ磁石186a〜186dおよびふた磁石188a〜188dの配置に応じて、x−z平面の周りの1つよりも多い配向で底部ふた184と接続することができてもよい。さらに、上部ふた180が底部ふた184の周りで旋回するか、またはその逆で旋回して、x軸またはz軸の周りなど、1つよりも多い軸の周りで開閉することができてもよい。
別法として、複数の取付け磁石196a〜196cは、コンパクト108を化粧品定量吐出デバイス100に固定するのに十分な強度の、1つの取付け磁石196で代用されてもよい。
別法として、複数のヒンジ磁石186a〜186dは、コンパクト108が開位置または閉位置にある場合に上部ふた180の1つの面を底部ふた184に固定するのに十分な強度の、上部ふた180中の1つのヒンジ磁石186aおよび底部ふた184中の1つのヒンジ磁石186bで代用されてもよい。
別法として、複数のふた磁石188a〜188dは、コンパクト108が閉位置にある場合に上部ふた180の1つの面を底部ふた184に固定するのに十分な強度の、上部ふた180中の1つのふた磁石188aおよび底部ふた184中の1つのふた磁石188bで代用されてもよい。
図10は、一例による、化粧品調合方法900の主要プロセスの例示的なシーケンスを表す図である。本明細書で提供する例はそれぞれ3つのカートリッジを有するが、任意の数のカートリッジ114が装備された化粧品ディスペンサ100によって同じプロセスが使用されてよい。化粧品調合方法900は、検出プロセスS920、選択プロセスS940、および定量吐出プロセスS960を含む。追加の混合プロセスS980がユーザによって実施されてもよい。検出プロセスS920、選択プロセスS940、および定量吐出プロセスS960は、コントローラ150から受け取られたコマンドに基づいて化粧品デバイス100によって実施され、コントローラ150は、図3および図4で述べたように、スマートデバイス300を通して、または化粧品デバイス100自体の上のインジケータによって、ユーザにデータを送りユーザから入力を受け取る。
図11は、一例による、化粧品ディスペンサ100中の化粧料を検出するプロセスの例を表すプロセス図である。S920は、化粧料を検出するためのプロセスを表す。プロセスS920は、カートリッジ114の取外しおよび装着を検出するステップ921と、カートリッジ114の少なくとも1つの材料特性を検出するステップ922と、カートリッジ114中の化粧料の量を検出する任意選択ステップ923と、将来の定量吐出動作が実施された後の推定されるカートリッジの消耗を計算するための任意選択ステップ924と、のステップのうちの少なくとも1つを含むことができる。
複数のカートリッジ114の各々の中の材料の量を検出する任意選択ステップ923は、例えば、各カートリッジ114の装着以降に光学エンコーダ192によって検出されたカートリッジ歯車116の総計的な正味変位(回転)に例えば基づいて、カートリッジAの材料の量を検出するステップ923a、カートリッジBの材料の量を検出するステップ923b、およびカートリッジCの材料の量を検出するステップ923cを含むことができる。
複数のカートリッジ114の各々における少なくとも1つの材料特性を検出する任意選択ステップ924は、例えば、カートリッジAの少なくとも1つの材料特性を検出するステップ924a、カートリッジBの少なくとも1つの材料特性を検出するステップ924b、およびカートリッジCの少なくとも1つの材料特性を検出するステップ924cを含むことができる。材料特性は、色、テクスチャ、光沢、水分、栄養含有量、および化学組成からなる組からの少なくとも1つを含むことができる。この検出は、ディスペンサ100中に配置された近接場センサに基づいて実施することができ、この近接場センサは、当技術分野でよく理解されている方法に従って、カートリッジの内容の情報を記憶したカートリッジ上のRFIDタグを検出する。カートリッジ上に印刷されたバーコードのバーコード検出、または当技術分野でよく理解されている方法を使用した検出など、代替の検出方法を使用してもよい。各カートリッジにおける少なくとも1つの材料特性を検出するステップは、各カートリッジ中の化粧料の量を検出する任意選択ステップの前に実施してもよい。
さらに、プロセスS920は、化粧品ディスペンサ100内のどのカートリッジ114の化粧料が最初に消耗すると予期されるか、およびいつまでに消耗すると予期されるかなど、ユーザの履歴使用データから導出されたかまたはユーザのグループにわたって集約された場合のある情報を報告するための任意選択ステップ926を含むことができる。
図12Aは、一例による、化粧品調合物を選択するプロセスS940の例を表すプロセス図である。S940は、化粧品調合物を選択するためのプロセスを含む。プロセスS940は、検出プロセスS920によって確立された、化粧品ディスペンサ100内にある化粧料のタイプおよび量に基づいて、可能な化粧品調合物の組合せを識別するステップを含む。
ステップ942dは、化粧品ディスペンサ100内にある化粧料のタイプおよび量について可能な1組の化粧品調合物からユーザが選択することに基づくことができ、または、ステップ942cは、化粧品ディスペンサ100が使用できる化粧料のタイプおよび量について可能な化粧料インベントリ204のより大きい組から、ユーザが選べるようにする。
別の例では、プロセスS940のステップ943は、所望の用量単位118をユーザが選べるようにすることを含む。特定の化粧品調合物のための特定量の用量単位118を定量吐出するのに、1つまたは複数の化粧料が利用可能量よりも多く必要とされる場合、用量単位118を変動させることで、化粧品ディスペンサ100内からの利用可能な化粧品調合物の組を変更することができる。
例えば、カートリッジAが黄色の化粧料を含み、カートリッジBが赤色の化粧料を含み、カートリッジCが緑色の化粧料を含み、カートリッジAの用量単位118が1しか残っていない場合、ユーザは、黄色の化粧料の用量単位118を1よりも多く必要とするどんな用量単位118と化粧品調合物の組合せを定量吐出することも選べないことになる。
さらに、プロセスS940は、ユーザが写真のマッチングに基づいて化粧品調合物を選択するためのステップ942a、ユーザが推奨に基づいて化粧品調合物を選択するためのステップ942b、または、別のプロセスに基づいて化粧品調合物を選択することを含むことができる。米国特許第8,634,640号は、カメラまたは電子デバイス中の画像またはピクチャから色を選択し、色参照データを使用して色を実質的にマッチングする方法を記述しており、この米国特許の全体は参照により本明細書に組み込まれる。
別の実施形態では、ユーザの肌特徴の分析に基づいて、ユーザによる選択に向けた推奨される複数の所定の色を提供するために、肌診断(本明細書では肌プロファイルと呼ばれることもある)を実施することができる。肌診断は、ユーザの顔に対して実施された撮像動作に基づいて、ユーザのための適切な色を決定する。Lancome Diagnos ABS、HR Skinscope、Biotherm Bluesmart、KiehlのSkinprofiler V.0、CA Dermanalyzer、およびVichy Vichyconsultを参照されたい。
可能ではあるが検出プロセスS920の結果に基づくと利用可能ではない化粧品調合物については、化粧品ディスペンサ100は、そのような化粧品調合物を定量吐出するのにどんな化粧料が必要かをユーザに通信することができる。
一例では、ステップ944で、ユーザは、現在利用可能でない化粧品調合物の用量単位118を選択する。ステップ944では、選択された化粧品調合物を混合して定量吐出するのにどんな化粧料が(どんなタイプのカートリッジ114が、など)必要とされるかを決定することができる。
別の例では、ステップ944では、満杯だが他の点では同一であるカートリッジ114で特定のカートリッジ114が置き換えられた場合に、どんな追加の化粧品調合物が利用可能になるであろうかを決定することができる。
別の例では、ステップ944では、異なる化粧料を含む別のカートリッジ114でカートリッジ114が置き換えられた場合に、どんな追加の化粧品調合物が利用可能になるであろうかを決定することができる。
ステップ945では、ステップ944の帰結に基づいて、ステップ947に進んでユーザに確認を促し化粧品調合物の定量吐出に進むか、それともステップ946に進んでどんなカートリッジ114が所望の化粧品調合物の定量吐出に必要とされるかを報告するか、を決定する。
図12Bに、ステップ948で化粧品調合物がすでに受け取られて現在ディスペンサ装置100に記憶されている状態の後で、ディスペンサ装置100単独で実施される任意選択プロセスS940bを示す。S940bの残りのステップ943〜947は、図12Aによって述べたS940のステップと同一である。図12Bのプロセスは、ディスペンサ装置100とデバイス300との間で確立される既存の接続なしで実施することができる。
図13は、一例による、化粧品ディスペンサ100中の化粧料を定量吐出するプロセスS960の例を表すプロセス図である。ステップS961は、少なくとも1用量単位の化粧品調合物を定量吐出するためのステップを表す。プロセスS960は、プロセスS940でユーザによって選択された化粧品調合物を生み出すために、要求される量の化粧料を少なくとも1つのカートリッジ114から射出するステップ962a〜962cを含み、それにより、化粧品調合物は、塗布すること、容器中で運搬すること、または他の方法でユーザに利用可能とすることができる。プロセスS960は、各カートリッジ中の化粧料の残量を検出する任意選択ステップ963a〜963c、および結果を定量吐出装置のメモリに記録する任意選択ステップ964を含む。
定量吐出プロセスS960が完了すると、ユーザは、放出された化粧料を手動で混合して、要求される化粧品調合物を生み出すプロセスS980を実施することができる。
図14は、一例による、コネクテッド化粧品定量吐出システムの例を表す図である。システム400は、前述の化粧品ディスペンサ100を実装し、化粧品ディスペンサ100およびコネクテッドデバイス300を少なくとも含む。任意選択で、システムはさらに、クラウドコンピューティング環境の一部として実装される1つまたは複数の外部サーバ410を含むこともできる。そのうえ、システムは任意選択で、化粧品デバイス100に挿入できる可能な化粧料のインベントリである化粧料インベントリ204を含むこともできる。
コネクテッドデバイス300は、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、タブレットデバイス、UMPC(Ultra Mobile Personal Computer)、ネットブック、またはノートブックタイプのパーソナルコンピュータとすることができる。以下の例では、コネクテッドデバイス300は、Apple iPadなどのタブレットデバイスであると仮定する。
コネクテッドデバイス300は、化粧品ディスペンサ100上のワイヤレス通信インタフェース回路774を用いて、化粧品ディスペンサ100とのワイヤレス通信を実施することができる。しかし、コネクテッドデバイス300はまた、装置100上のUSBインタフェース776を用いて、化粧品ディスペンサ100への有線接続を有することもできる。加えて、化粧品ディスペンサ100を含めた各デバイスは、ワイヤレスインターネットアクセスポイントへの802.11ワイヤレス接続を介したインターネット接続を通して、または、Ethernetインタフェースなどを通したインターネットアクセスポイントへの物理接続を通して、相互と、かつ外部の1つまたは複数のデバイスと通信することができる。各コネクテッドデバイス300は、ブルートゥース(登録商標)接続または他のワイヤレス手段などを通して、他のデバイスとのワイヤレス通信を実施することもできる。
コネクテッドデバイス300は、化粧料をコンパクト108に定量吐出するために化粧品ディスペンサ100によって使用されることになる、化粧品調合物を生成する際に使用される情報を、ユーザから受け取るように構成される。
図15は、一例による、コントローラ150および化粧品ディスペンサ100の回路を表すブロック図である。中央処理装置(CPU)710が、ディスペンサ制御回路740(モータ112のための制御回路、光学エンコーダ192のための回路、および誘導性センサ回路を含む場合がある)など、装置に備わる別々の回路コンポーネントに対する主要制御を提供する。CPU710はまた、任意選択の入出力デバイス772(キーボードやマウスなど)、メモリ780、ワイヤレス通信インタフェース回路774、ユニバーサルシリアルバス(USB)コントローラ776、LEDドライバ778、および表示モジュール780を制御することもできる。LEDドライバ778は、1つまたは複数のインジケータライト122のパルシングを制御する。
一実施形態では、回路はとりわけ、プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ、量子プロセッサ、Qubitプロセッサなど)、中央処理装置(CPU)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等、またはこれらの任意の組合せなど、1つまたは複数のコンピューティングデバイスを備え、ディスクリートディジタルもしくはアナログ回路要素もしくは電子機構、またはこれらの組合せを含むことができる。
一実施形態では、モジュールは、複数の事前定義済みロジックコンポーネントを有する1つまたは複数のASICを備える。
一実施形態では、モジュールは、複数のプログラマブルロジックコンポーネントを各々が有する1つまたは複数のFPGAを備える。
一実施形態では、回路は、相互に動作可能に結合された(例えば、通信的、電磁的、磁気的、超音波的、光学的、誘導的、電気的、容量的に結合された、ワイヤレスに結合された、など)1つまたは複数のコンポーネントを備える。
一実施形態では、回路は、リモートに位置する1つまたは複数のコンポーネントを備える。
一実施形態では、リモートに位置するコンポーネントは、例えばコネクテッドデバイス300などとのワイヤレス通信を介して、動作可能に結合される。
一実施形態では、リモートに位置するコンポーネントは、例えば1つまたは複数の通信モジュール、受信機、送信機、送受信機などを介して、動作可能に結合される。
一実施形態では、図15に示すCPU710または他のコンポーネントのいずれかは、代替の回路要素で代用されてもよい。回路の例は、命令または情報を例えば記憶するメモリを含む。メモリの非限定的な例は、揮発性メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)など)、不揮発性メモリ(例えば、読取専用メモリ(ROM)、電気的に消去可能プログラム可能な読取専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク読取専用メモリ(CD−ROM)など)、永続的メモリなどを含む。メモリのさらに他の非限定的な例は、消去可能プログラム可能な読取専用メモリ(EPROM)、フラッシュメモリなどを含む。
一実施形態では、メモリは、例えば、1つまたは複数の命令バス、情報バス、または電力バスによって、1つまたは複数のコンピューティングデバイスに結合される。
一実施形態では、回路は、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体ドライブ、インタフェースソケット、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、メモリカードスロットなどと、1つまたは複数の入出力コンポーネント、例えば、グラフィカルユーザインタフェース、ディスプレイ、キーボード、キーパッド、トラックボール、ジョイスティック、タッチスクリーン、マウス、スイッチ、ダイヤルなどと、他の任意の周辺デバイスとを備える。
一実施形態では、モジュールは、少なくとも1つのパラメータ(例えば、ターンオン電圧における検出された移行に応答して1つまたは複数の組織熱プロパティを決定することに関連する)に対して、制御(電気的制御、電気機械的制御、ソフトウェアによって実装される制御、ファームウェアによって実装される制御、もしくは他の制御、またはこれらの組合せ)を行うように構成された少なくとも1つのコンピューティングデバイスに動作可能に結合された、1つまたは複数のユーザ入出力コンポーネントを含む。
一実施形態では、回路は、信号担持媒体(例えば、コンピュータ可読メモリ媒体、コンピュータ可読記録媒体など)を受容するように構成されたコンピュータ可読媒体ドライブまたはメモリスロットを含む。
一実施形態では、開示される方法のいずれかをシステムに実行させるためのプログラムを、例えばコンピュータ可読記録媒体や信号担持媒体などに記憶することができる。信号担持媒体の非限定的な例は、磁気テープ、フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、ディジタルビデオディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、ディジタルテープ、コンピュータメモリなど、記録可能タイプの媒体、ならびに、ディジタルまたはアナログ通信媒体など、伝送タイプの媒体(例えば、光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、ワイヤレス通信リンク(例えば、受信機、送信機、送受信機、送信ロジック、受信ロジックなど))を含む。信号担持媒体のさらに他の非限定的な例は、次のものに限定されないが、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD+RW、DVD−RW、DVD−R、DVD+R、CD−ROM、スーパーオーディオCD、CD−R、CD+R、CD+RW、CD−RW、ビデオコンパクトディスク、スーパービデオディスク、フラッシュメモリ、磁気テープ、磁気光ディスク、ミニディスク、不揮発性メモリカード、EEPROM、光ディスク、光学ストレージ、RAM、ROM、システムメモリ、ウェブサーバなどを含む。
一実施形態では、回路は、音響変換器、電気音響変換器、電気化学変換器、電磁変換器、電気機械変換器、静電変換器、光電変換器、無線音響変換器、熱電変換器、または超音波変換器を含む。
一実施形態では、回路は、変換器と動作可能に結合された電気回路(例えば、アクチュエータ、モータ、圧電結晶、微小電気機械システム(MEMS)など)を含む。
一実施形態では、回路は、少なくとも1つのディスクリート電気回路を有する電気回路、少なくとも1つの集積回路を有する電気回路、または、少なくとも1つの特定用途向け集積回路を有する電気回路を含む。
一実施形態では、回路は、コンピュータプログラムによって構成された汎用コンピューティングデバイス(例えば、本明細書に記載のプロセスおよび/もしくはデバイスを少なくとも部分的に実現するコンピュータプログラムによって構成された汎用コンピュータ、または、本明細書に記載のプロセスおよび/もしくはデバイスを少なくとも部分的に実現するコンピュータプログラムによって構成されたマイクロプロセッサ)を形成する電気回路;メモリデバイス(例えば、いくつかの形のメモリ(例えば、ランダムアクセス、フラッシュ、読取専用など))を形成する電気回路;通信デバイス(例えば、モデム、通信スイッチ、光学電気機器など)を形成する電気回路;ならびに/あるいは、光学的なまたは他の類似物など、これらの電気回路に対する任意の非電気的な類似物;を含む。
したがって、以上の考察は、本発明の例示的な実施形態のみを開示および記述するものである。当業者には理解されるであろうが、本発明は、その趣旨または本質的な特性を逸脱することなく、他の特定の形で具現化されてもよい。したがって、本発明の開示は、例証的なものとし、本発明ならびに他の請求項の範囲を限定するものとはしない。本明細書における教示の、すぐに識別可能な任意の異形を含めて、本開示は、本発明のどんな主題も公衆に献呈されないように、前述の請求項術語の範囲を部分的に定義する。

Claims (13)

  1. 化粧料を定量吐出するための装置であって、
    化粧料を含む少なくとも1つのカートリッジを受け取り、指定量の前記化粧料を前記カートリッジから受領エリアに定量吐出するように構成された定量吐出アセンブリと、
    定量吐出情報を受け取って記憶するように構成されたメモリであって、指定量の化粧品の使い捨てを実施するために、定量吐出情報には、前記定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジによって定量吐出される前記化粧料の指定量の情報が含まれる、メモリと、
    定量吐出情報を前記メモリから取得し、定量吐出情報に含まれる1つまたは複数の指定量に従って、前記定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジから前記受領エリアに前記化粧料を定量吐出するよう前記定量吐出アセンブリを制御する回路と
    を備え、
    前記受領エリアを装置の取外し可能部分で構成し、
    当該取外し可能部分量吐出され化粧料を保持する密閉容器構成した、装置。
  2. 複数のマニホールド貫通孔を有するマニホールドをさらに備え、前記マニホールドが、前記カートリッジのノズルに接続されて前記ノズル上に配置され、前記受領エリアが、前記マニホールドに接続されて前記マニホールドの上に配置され、
    前記回路が、ある量の化粧料を前記カートリッジの前記ノズルから前記マニホールドの1つのマニホールド貫通孔を通して前記受領エリアに定量吐出するよう前記定量吐出アセンブリを制御する、請求項に記載の装置。
  3. 前記密閉容器が、
    上部ふたと、
    複数の基部貫通孔を有する基部と、
    複数の底部ふた貫通孔を有する底部ふたとを備え、
    前記上部ふたが前記基部の第1の面に接続され、前記底部ふたが前記基部の第2の面に接続され、前記底部ふたが前記マニホールドに接続され、前記複数のマニホールド貫通孔が前記複数の底部ふた貫通孔に整合されて接続され、前記複数の底部ふた貫通孔が前記複数の基部貫通孔に整合されて接続された、請求項に記載の装置。
  4. 前記密閉容器がさらに、
    前記基部と前記底部ふたとの間に配置された複数の取付け磁石を備え、
    前記複数の取付け磁石が前記密閉容器を前記マニホールドに磁気的に固定する、請求項に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
  5. 前記密閉容器がさらに、
    前記基部と前記底部ふたとの間に配置された複数のふた磁石を備え、
    前記複数のふた磁石が前記上部ふたを前記基部および前記底部ふたに磁気的に固定する、請求項に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
  6. 前記密閉容器がさらに、
    複数のヒンジ磁石を備え、
    前記複数のヒンジ磁石の半分が前記基部と前記底部ふたとの間に配置され、前記複数のヒンジ磁石の半分が前記上部ふた内に配置され、前記上部ふた内に配置された複数のヒンジ磁石、前記基部と前記底部ふたとの間に配置された複数のヒンジ磁石とは逆の磁極性を有し、前記上部ふた少なくとも1つの位置において、前記基部および前記底部ふたの周りで磁気的に蝶番式に動かされ配置される、請求項に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
  7. 前記上部ふたが前記基部および前記底部ふたに磁気的にのみ接続され、前記上部ふたが前記基部および前記底部ふたから完全に取外し可能である、請求項に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
  8. 前記密閉容器が、前記複数のマニホールド貫通孔が前記複数の底部ふた貫通孔および前記複数の基部貫通孔と整合するように、少なくとも1つの位置で前記マニホールドに接続されることが可能であり、前記カートリッジからンパクトに化粧料を定量吐出できるようにする、請求項に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
  9. 各底部ふた貫通孔が、ダックビルバルブを有し、前記カートリッジから前記ダックビルバルブを通って前記密閉容器に化粧料が定量吐出されるのを可能にし、前記密閉容器から化粧料が流出するのを防止する、請求項3に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
  10. 前記定量吐出アセンブリが、異なる化粧料を含む複数のカートリッジを受け取り、指定量の前記それぞれの化粧料を、共に混合されるように前記カートリッジの各々から前記受領エリアに同時に定量吐出するように構成された、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 化粧料を定量吐出するための装置であって、
    化粧料を含む少なくとも1つのカートリッジを受け取り、指定量の前記化粧料を前記カートリッジから受領エリアに定量吐出するように構成された定量吐出アセンブリと、
    定量吐出情報を受け取って記憶するように構成されたメモリであって、指定量の化粧品の使い捨てを実施するために、定量吐出情報には、前記定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジによって定量吐出される前記化粧料の指定量の情報が含まれる、メモリと、
    定量吐出情報を前記メモリから取得し、定量吐出情報に含まれる1つまたは複数の指定量に従って、前記定量吐出アセンブリ中に配置された各カートリッジから前記受領エリアに前記化粧料を定量吐出するよう前記定量吐出アセンブリを制御する回路と
    を備え、
    前記定量吐出アセンブリがさらに、
    前記カートリッジの第1の端部に接続されたカートリッジ歯車と、
    前記カートリッジ歯車に回転可能に接続されたモータ歯車と、
    前記モータ歯車に接続されたモータであって、
    前記モータの回転が、前記モータ歯車、前記カートリッジ歯車、および前記カートリッジの前記第1の端部の回転を駆動する、モータと、
    前記カートリッジ歯車と前記モータ歯車とからなる組のうちの少なくとも一方に近接して配置された光学エンコーダと
    を備え、
    前記回路が、前記カートリッジ歯車と前記モータ歯車とからなる組のうちの少なくとも一方の位置を前記光学エンコーダで検出して、前記モータの回転の方向および大きさを制御して前記カートリッジの前記第1の端部を回転させることによって、ある量の化粧料をカートリッジから前記受領エリアに定量吐出する、装置。
  12. 前記カートリッジ歯車がさらに、
    複数のカートリッジ歯車スロットを備え、
    前記光学エンコーダが、前記カートリッジ歯車の回転中に前記カートリッジ歯車スロットを検出することによって、前記カートリッジ歯車の位置を検出する、請求項11に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
  13. 前記回路が、前記定量吐出アセンブリにカートリッジが挿入されてから回転が検出された前記カートリッジ歯車スロットの総数に基づいて、前記カートリッジ中に残っている化粧料の量の情報を記憶する、請求項12に記載の化粧料を定量吐出するための装置。
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