JP6820373B2 - 無線lanシステムにおけるチャネルサウンディング方法及びこれをサポートする装置 - Google Patents

無線lanシステムにおけるチャネルサウンディング方法及びこれをサポートする装置 Download PDF

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Description

以下の説明は無線LANシステムに関し、より具体的には、無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング技術に関する。
近距離通信網のLAN(Local Area Network)は、大きく有線LANと無線LAN(wireless LAN;WLAN)に分類される。無線LANは、ケーブルを使用することなく電波を用いてネットワーク上で通信する方式である。無線LANの登場は、ケーブルリングによる設置、メンテナンス、移動の困難を解消するための代案として台頭し、移動ユーザの増加によりその必要性が次第に増加している傾向である。
無線LANの構成は、アクセスポイント(Access Point、以下「AP」と称する)と端末装置(Station、以下「STA」と称する)からなる。APは、送信距離内の無線LANユーザがインターネット接続及びネットワーク使用を可能にするよう電波を送信する装備として、携帯電話の基地局又は有線ネットワークのハブのような役割を果たす。
IEEE802.11ネットワークの基本構成ブロックは、基本サービスセット(Basic Service Set、以下「BSS」と称する)である。IEEE802.11ネットワークには、BSS内にある端末が互いに直接通信を行う独立ネットワーク(Independent BSS)、端末がBSS内外の端末と通信を行う過程でAPが介入するインフラストラクチャーネットワーク(Infrastructure BSS)、BSSを互いに接続することによってサービスエリアを拡張させる拡張サービスセット(Extended Service Set)がある。
次世代無線LANシステムにおいてAPは、MIMO(Multiple Input Multiple Output)ペアリングされた少なくとも1つ以上のSTAに同時にデータフレームを送信することができる。
無線LANシステムにおいてAP及び/又はSTAは、受信対象AP及び/又はSTAにフレームを送信することにおいて、チャネルサウンディングにより使用するチャネルに関する情報を取得できる。送信者は、受信者にフレーム送受信のために用いるチャネル情報を要求し、受信者はチャネルを推定し、これに対するチャネル情報を送信者にフィードバックする過程がデータフレーム送受信前に行われる。
一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法は、チャネルサウンディングのための制限されたアクセスウィンドウ(Restricted Access Window:RAW)の情報を含むビーコンをブロードキャストするステップと、前記制限されたアクセスウィンドウ内で複数のNDP(Null Data Packet)をステーションに送信するステップとを含む。
一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法において、前記アクセスポイントは、前記チャネルサウンディングのためのRAW区間で前記ステーションのデータ送信を制御してもよい。
一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法において、前記アクセスポイントは、前記チャネルサウンディングのためのRAW区間で、前記ステーションのデータ送信を禁止するように制御してもよい。
一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法において、前記アクセスポイントは、前記チャネルサウンディングのためのRAW区間で、前記NDPが送信された後に前記チャネル情報を前記アクセスポイントに送信することのみを許容し、他の送信は禁止するように制御してもよい。
一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法において、前記ビーコンは、前記RAWを介してチャネルサウンディングが行われるか否かを示すビット値、前記RAW区間でステーションの送信を制御するビット値、及び前記アクセスポイントが実行しようとする通信タイプを示すビット値のうち少なくとも1つを含んでもよい。
一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法は、前記ステーションから前記NDPに基づいて推定されたチャネル情報を受信するステップをさらに含んでもよい。
一実施形態に係るステーションによって行われるチャネルサウンディング方法は、チャネルサウンディングのための制限されたアクセスウィンドウ(Restricted Access Window:RAW)の情報を含むビーコンをアクセスポイントから受信するステップと、前記アクセスポイントから受信したNDPに基づいてチャネル情報を推定するステップと、前記推定したチャネル情報を前記アクセスポイントに送信するステップとを含んでもよい。
一実施形態に係るステーションによって行われるチャネルサウンディング方法において、前記推定するステップは、前記受信したビーコンに基づいて前記アクセスポイントが実行しようとする通信タイプを識別するステップと、前記ステーションが前記通信タイプをサポートする場合、前記制限されたアクセスウィンドウ内で前記アクセスポイントからNDPを受信するステップと、前記受信したNDP及び前記識別した通信タイプに基づいてチャネル情報を推定するステップとを含んでもよい。
一実施形態に係るステーションによって行われるチャネルサウンディング方法において、前記推定するステップは、前記アクセスポイントとの通信に用いられる周波数チャネルのうち予め設定された基準を満たす周波数チャネルを探索し、前記探索された周波数チャネルに関する情報をチャネル情報として決定するステップを含んでもよい。
一実施形態に係るステーションによって行われるチャネルサウンディング方法において、前記推定するステップは、前記アクセスポイントによって設定された複数のセクタのうち、前記ステーションが属するセクタを探索し、前記探索されたセクタの識別情報をチャネル情報として決定するステップを含んでもよい。
一実施形態に係る無線装置は、フレームを送信及び受信するトランシーバーと、前記トランシーバーと機能的に結合したプロセッサとを含み、前記プロセッサは、チャネルサウンディングのための制限されたアクセスウィンドウの情報を含むビーコンをブロードキャストし、前記制限されたアクセスウィンドウ内で複数のNDPをステーションに送信することができる。
他の実施形態に係る無線装置は、フレームを送信及び受信するトランシーバーと、前記トランシーバーと機能的に結合したプロセッサを含み、前記プロセッサは、チャネルサウンディングのための制限されたアクセスウィンドウの情報を含むビーコンをアクセスポイントから受信し、前記アクセスポイントから受信したNDPに基づいてチャネル情報を推定し、前記推定したチャネル情報を前記アクセスポイントに送信することができる。
無線LANシステムの全体的な構成を示す図である。 無線通信の区間ごとの割当を通したアップリンクチャネルアクセスプロトコルを説明するための図である。 無線通信の区間ごとの割当を通したアップリンクチャネルアクセスプロトコルを説明するための図である。 セクタ化したビーム運用方法を説明するための図である。 セクタ化したビーム運用方法を説明するための図である。 セクタ化したビーム運用方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るセクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディング方法を説明するための図である。 サブチャネルの選択的送信(sub−channel selective transmission;SST)におけるチャネルサウンディング方法の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るサブチャネルの選択的送信のためのチャネルサウンディング方法を説明するための図である。 SU−MIMO(Single User−MIMO)ビームフォーミング又はMU−MIMO(Multi User−MIMO)ビームフォーミングを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るSU−MIMOビームフォーミング又はMU−MIMOビームフォーミングのためのチャネルサウンディング方法を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るステーションによって行われるチャネルサウンディング方法の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態が実現されることができる無線装置の細部構成を示す図である。
以下、本発明に係る好ましい実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。添付された図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明しようとするものであり、本発明が実施され得る唯一の実施形態を示すためのものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために具体的な細部事項を含む。しかし、当業者は、本発明がこのような具体的な細部事項がなくても実施され得ることは周知である。
以下の実施形態は、本発明の構成要素と特徴を所定の形態に結合したものである。各構成要素又は特徴は、別途の明示的な言及がない限り選択的なものとして考慮される。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合しない形態として実施され得る。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施形態を構成することもできる。本発明の実施形態で説明される動作の順序は変更されてもよい。いずれかの実施形態の一部構成や特徴は他の実施形態に含まれてもよく、又は、他の実施形態の対応する構成又は特徴と交替されてもよい。
以下の説明で用いられる特定用語は、本発明の理解を助けるために提供されるものとして、このような特定用語の使用は、本発明の技術的な思想を逸脱しない範囲で他の形態に変更され得る。
数個の場合、本発明の概念が曖昧になることを避けるために公知の構造及び装置が省略されたり、各構造及び装置の核心機能を中心にしたブロック図の形式に示されている。また、本明細書の全体で同一の構成要素については同一の図面符号を用いて説明する。
本発明の実施形態は、無線アクセスシステムのIEEE802システム、3GPPシステム、3GPP LTE及びLTE−A(LTE−Advanced)システム、及び3GPP2システムのうち少なくとも1つに開示された標準文書によって裏付けられる。すなわち、本発明の実施形態のうち、本発明の技術的な思想を明確に表現するために説明していない段階又はその部分は、前記文書によって裏付けられる。また、本文書で開示している全ての用語は、前記標準文書によって説明され得る。
以下の技術は、CDMA(Code Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)などのような様々な無線アクセスシステムに使用され得る。CDMAは、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)やCDMA2000のような無線技術に実現することができる。TDMAは、GSM(Global System for Mobile communications(登録商標))/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(Enhanced Data Rates for GSM Evolution)のような無線技術に実現することができる。OFDMAは、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802−20、E−UTRA(Evolved UTRA)などのような無線技術に実現することができる。明確性のために、以下ではIEEE802.11システムを中心に説明するものの、本発明の技術的な思想がこれに制限されることはない。
図1は、無線LANシステムの全体的な構成を示す図である。
WLANシステムは1つ又はそれ以上の基本サービスセット(Basic Service Set:BSS)を含む。BSSは、成功的に同期化を行って互いに通信できるステーション(Station:STA)の集合として、特定領域を示す概念ではない。
インフラストラクチャー(infrastructure)BSSは、1つ又はそれ以上の非APステーション(non−AP STA)、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP110、及び複数のAP110を結合する分散システム(Distribution System)を含む。インフラストラクチャーBSSでは、AP110がBSSのnon−AP STAを管理することができる。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準規定に従う媒体接続制御(Medium Access Control:MAC)と無線媒体に対する物理層インタフェースを含む任意の機能媒体として、広い意味としてはAPとnon−AP STAを全て含む。
non−AP STAはAPではないSTAとして、例えば、non−AP STAは、移動端末、無線機器、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit:WTRU)、ユーザ装備(User Equipment:UE)、移動局(Mobile Station:MS)、移動加入者ユニット又は単にユーザなどの異なる名称に称することができる。以下は、説明の便宜のためにnon−AP STAをSTA120と称することにする。
AP110は、当該のAP110に結合したSTA120のために無線媒体を経由して分散システムに対する接続を提供する機能個体である。AP110を含むインフラストラクチャーBSSにおいて、STA120間の通信はAP110を経由して行うことを原則としているが、STA120間のダイレクトリンクが設定される場合、当該STA120はAP110を経由せず直接通信することができる。例えば、AP110は、中央コントローラ、基地局(Base Station:BS)、ノード−B、又はBTSなどの他の名称で称することができる。
図1に示すBSSを含む複数のインフラストラクチャーBSSは、分散システムを用いて相互接続されてもよい。分散システムを用いて接続された複数のBSSを拡張サービスセット(Extended Service Set:ESS)という。ESSに含まれるAP110及びSTA120は互いに通信し、同一のESSでSTA120は異なるBSSに移動することができる。
IEEE802.11による無線LANシステムで、MAC(Medium Access Control)の基本接続メカニズムは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)メカニズムである。CSMA/CAメカニズムは、IEEE802.11MACの分配調整機能(Distributed Coordination Function:DCF)と称することができ、基本的に「listen before talk」接続メカニズムを採用している。例えば、AP110及び/又はSTA120は、フレームの送信に前もって無線チャネル又は媒体をセンシングし、センシング結果に基づいて媒体が休止状態であると判断されれば、当該媒体によってフレーム送信を開始する。一方、媒体が占有状態であると検出されれば、当該AP110及び/又はSTA120は自身の送信を開始することなく、媒体アクセスのための遅延期間を設定して待機する。
CSMA/CAメカニズムは、AP110及び/又はSTA120が媒体を直接センシングする物理的キャリアセンシング(physical carrier sensing)の他に仮想キャリアセンシングも含むことができる。仮想キャリアセンシングは、隠れノード問題などのように媒体アクセス上に発生する問題を補完するためのものである。仮想キャリアセンシングのために、無線LANシステムのMACは、ネットワーク割当ベクトル(Network Allocation Vector:NAV)を用いる。NAVは、現在の媒体を用いたり、又は使用する権限があるAP110及び/又はSTA120が媒体が利用可能な状態になるまで、残っている時間を他のAP110及び/又はSTA120に指示する値を示す。したがって、NAVに設定された値は、当該フレームを送信するAP110及び/又はSTA120によって媒体使用が予定されている期間と関連がある。
図1に示すような無線LANシステムにおいて、AP110は、自身と結合している複数のSTA120のうち少なくとも1つ以上のSTAを含むSTAグループにデータを同時に送信することができる。
MU−MIMO通信システムでは、AP110が多重アンテナを用いて数個の空間ストリームを複数のSTA120に送信することができる。また、AP110が数個の送信アンテナを用いる場合、AP110は、送信性能を改善するためにビームフォーミング技術を用いてSTA120にデータを送信することができる。
AP110は、データを送信しようとするSTA120に対するチャネル情報を必要とし、必要とするチャネル情報を取得するためにチャネルサウンディングを行う。チャネルサウンディングは、NDP(Null Data Packet)とNDPA(NDP announcement)に基づいて行われる。NDPは、MAC階層のデータフィールドが除外されたPPDU(PLCP Protocol Data Unit)フォーマットを有する。PLCPは、物理層の収束プロシージャ(Physical Layer convergence Procedure)を示す。AP110は、STA12からチャネル情報を抽出するためにNDPを用いることができる。STA120は受信したNDPに基づいてチャネル推定を行い、推定結果としてチャネル状態情報をAP110にフィードバックする。例えば、STA120は、NDPのVHT−LTF(very high throughput−long training fields)に基づいてMIMOチャネルを推定し、チャネル情報を取得し得る。NDPは、サウンディングフレームとも称することができる。
NDPAは、NDPを受信しなければならないSTAがどのようなSTAであるかを通知するために送信され、サウンディング通知フレームとも称することができる。STA120は、NDPAを用いて自身がチャネルサウンディングに参加するSTAであるか否かを決定する。AP110は、チャネルサウンディングの対象となるSTAに関する情報をNDPAフレームに含んでSTA120に送信することができる。AP110は、NDPAフレームを用いてSTA120にNDPを受信することを指示する。AP110は、NDPA及びNDPを制限されたアクセスウィンドウ(Restricted Access Window;RAW)に基づいて送信することができる。
RAWは、特定STAにのみアクセスが許容される時間区間を示す。AP110は、NDPA及びNDPをRAWに基づいて送信することによって、チャネルサウンディング過程でステーションがフレームを任意に送信してチャネルサウンディングの性能が低下することを防止できる。また、AP110は、限定されたステーションについてのみ選別的にチャネルサウンディングを実行することができ、これによりチャネルサウンディング性能が改善され得る。
図2〜図3は、無線通信の区間ごとの割当を通したアップリンクチャネルアクセスプロトコルを説明するための図である。
図2を参照すると、APはRAW210を用いてSTAのアクセスを制御し得る。RAW210は、複数のタイムスロットを含む。STAは、TBTT(Target Beacon Transmission Time)にウェークアップ(wake−up)してビーコンフレームを受信する。TBTTは、APがビーコンフレームを送信しなければならない時点を示す。ビーコンフレームは、それぞれのRAWに対するスロット区間に関する情報を含む。それぞれのRAWのスロットの長さは相異に設定されてもよい。STAは、APによって設定されたチャネルアクセススロットを決定し、当該のチャネルアクセススロット以前にはsleep状態であってもよい。STAは、当該のチャネルアクセススロットの境界付近では向上した分散チャネルアクセス(Enhanced Distributed Channel Access;EDCA)プロトコルに基づいたチャネルアクセスを開始することができる。
APは、STAに送信機会(Transmit Opportunity;TXOP)規則が各RAW210に適用されるか否かを通知する。例えば、APは、TXOPやTXOP内における送信がスロットの境界を離れてはならないことを通知し、このような規則が適用される場合にSTAは、スロットの境界からウェークアップしてProbeDelayだけも待機しない。
図3を参照すると、APは、それぞれ他のスロットの長さを有するRAWに対する規則を設定することができる。図3において、「P」フレームはPS−Poll/Triggerフレームを示し、「D」フレームはデータ送信に用いられるフレームを示し、「A」フレームはAcknowledgement(ACK)フレームを示す。それぞれ異なるスロットの長さを有するRAWに対する規則として、TXOP規則が適用される場合、RAW内におけるフレーム交換シーケンスはスロット区間内に制限されなければならない。フレーム交換シーケンスは、開始フレームと応答フレームから構成される。図3に示す一例のように、RAW1310はPoll信号のための保護区間として用いられ、RAW2320はDATAの送信のための保護区間として用いられる。
図4〜図6は、セクタ化したビーム運用方法を説明するための図である。
図4を参照すると、APはセクタ化したビーム運用方法を用いてSTAと通信することができる。一般に、セクタ化したビーム/アンテナ運用方法は、広い領域に設置されたネットワークで空間的リソースの再使用のために用いられる。AP1410は、AP1410のサービス領域1420に位置するSTA1420にセクタ化したビーム送信によりデータを送信できる。同様に、AP2440は、AP2440のサービス領域2450に位置するSTA2460にセクタ化したビーム送信によってデータを送信する。セクタ化したビーム運用方法により、隣接するAPから来る干渉信号及びOverlapped BSS(OBSS)からの干渉信号を効率よく現象させることができる。そして、セクタ化したビーム運用方法が特定セクタで用いられる間に活性化状態にあるSTAの個数が減少するため、同じBSS内における隠れノードの問題も減少し得る。
図5は、セクタ化したビーム運用方法に対する一例を示す図である。図5を参照すると、APは空間を複数のセクタに分割し、時間分割的方法に基づいて各セクタに属するSTAにリソースを割り当てる。各セクタごとにビーコン信号が独立的に送信され、各セクタに含まれたSTAは、それぞれのセクタに割り当てられた時間区間内でデータを送信又は受信できる。特定の時間区間は、全てのセクタのSTAが全て利用できる共通した時間区間に割り当てられる。
図6は、セクタ化したビーム運用方法に対する他の例を示す図である。図6を参照すると、APは、セクタビーム送信を行うか、又は、前方向ビーム送信を行うかを弾力的に選択することができる。そのため、セクタ化したビーム運用方法がより柔軟で弾力的に適用され得る。前方向ビーム送信は、RAW区間610、620で行われる。セクタビーム送信は、ひたすらAPがSTAの予め予約された短い時間区間におけるセクタを把握する場合のみ許容され、当該の短い時間区間の間でセクタビームを送信することが可能になる。セクタ受信ビームは、TXOP区間630内でセクタ送信ビームと結合して用いてもよい。APは、セクタビーム送信に関する情報をビーコン、プローブ応答(probe response)、アソシエーション応答(association response)によって通知する。セクタビームの具体的な形成方法は各実現方法に応じて異なる。
図7は、本発明の一実施形態に係るセクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディング方法を説明するための図である。
図7を参照すると、APは、チャネルサウンディングのための制限されたアクセスウィンドウ(以下、「サウンディングRAW」と称する)間に一連のNDP(又は、NDPフレーム)を連鎖的に送信することができる。送信されるNDPは、互いに短いフレーム間の間隔(Short Inter−frame Space;SIFS)をもって送信され得る。それぞれのNDPは、セクタトレーニングのためにそれぞれのセクタの当該信号に送信される。図7は、セクタビームの個数が4個である場合を仮定し、APは、ビーコン信号を送信した後RAW又はPRAW(periodic RAW)に基づいてチャネルサウンディングを行う。+HTC(High Throughput Control)フレームがNDPに先行して送信されてもよい。
一実施形態によると、チャネルサウンディングの性能を保障するために、サウンディングRAWの間にはSTAの送信が禁止される。ただし、STAは、サウンディングRAW開始時点からウェークアップしてサウンディングRAWの全体を聞くことができる。チャネルサウンディングは、全てのSTA又は制限された範囲のAID(association ID)を有するSTAに対して行われる。チャネルサウンディングの対象となるSTAは、サウンディングRAW区間で送信が禁止される。AIDはSTAがAPから与えられた識別子(ID)を示す。
他の実施形態によると、チャネルサウンディングの性能を保障するために、サウンディングRAWの間のSTAは、一連のNDPを受信した後にセクタIDを報告するためのリポートパケット(report packet)の送信を除いた一体の送信が禁止される。チャネルサウンディングは、全てのSTA又は制限された範囲のAIDを有するSTAに対して行われる。STAは、サウンディングRAWの開始時点からウェークアップしてサウンディングRAWが終了する時点又は一連のNDPの送信が終了する時点まで聞くことができる。
上記のようなSTA動作の特異性によって、RAWがサウンディングRAWであるか、そうでなければ一般的なRAWであるかを表示するサウンディングRAWインディケーション(Soundiing RAW Indication)情報がビーコンに含まれる必要がある。サウンディングRAWインディケーション情報は、ビーコンで送信されるRPS(RAW parameter set)IE(Information Element)に表示される。
図8は、サブチャネルの選択的送信におけるチャネルサウンディング方法の一例を示す図である。
APは、サブチャネルの選択的送信によりSTAと通信できる。サブチャネルの選択的送信で、STAはAPによって許容される場合、広帯域BSSで自身の送信及び受信のためのサブチャネルを選択することができる。STAは、APとの通信のための最適なサブチャネルを探索し、探索された最適なサブチャネルに関する情報をAPに送信することができる。APは、ビーコン信号後に送信されるフレームを用いてSTAのチャネルサウンディング測定が可能になるよう関連情報をビーコンを介して通知することができる。例えば、ビーコンは、信号の個数、信号の種類、信号の周波数位置、及び送信時間などの情報を含む。
APは、選択的にサブチャネルサウンド信号を通知するビーコンを送信することができる。APは、単一チャネル又は複数チャネルのサウンド信号を連鎖的に送信することができる。チャネルサウンディングは、NDP信号、追加的ビーコン信号、又はAPによる他のパケットによって行うことができる。サウンド信号の個数、種類(例えば、NDP、ビーコンなど)、周波数位置などに関する情報はビーコンに含まれる。ネットワーク割当ベクトル(Network Allocation Vector;NAV)は、ビーコンによってサウンド信号に対して設定され得る。APは、チャネルサウンディング過程についてどれほどの時間が割り当てられるかを選択する。STAは、様々なサイクルにかけた試験ビーコンの間にどのチャネルをサウンディングするかを決定する。STAは、サウンド信号に基づいて最適のサブチャネルを選択できる。STAは、ビーコン情報に基づいて追加的なチャネルでスイッチするか否かを決定する。ビーコン信号とサウンド信号は、PIFS(Point Inter−Frame Space)の時間間隔をもって送信され得る。
図9は、本発明の一実施形態に係るサブチャネルの選択的送信のためのチャネルサウンディング方法を説明するための図である。
図9を参照すると、SSTのためのチャネルサウンディング方法で、APは、一連のNDPを連鎖的に送信することができる。NDPは、PIFSだけの時間間隔をもって送信されるそれぞれのNDPは、各NDPに割り当てられた周波数チャネルに対して送信され得る。ここで、NDPを用いたチャネルサウンディングのタイミング情報がビーコンのRPS IEに表示されなければならない。図9に示す実施形態は、Channel Activity ビットマップが{0、0、0、0、1、1、1、1}であり、Maximum Transmission Widthが2MHzであり、各NDPのBandwidth spanが2MHzである場合を仮定した。NDPAのBandwidth spanはDuplicate Modeであってもよく、そうでなくてもよい。
他の実施形態によると、SSTのためのチャネルサウンディング方法は、PS−Poll RAWに関わって動作してもよい。ダウンリンク(downlink;DL)送信の場合、SSTを行うSTAはビーコンを受信した後、TIM(Traffic Indication Map)ビットが1に設定されているSTAに対してPS−Pollフレームを直ちに送信することなく、サウンディングRAW後に他の目的で予めスケジューリングされた又は新しく割り当てられたPS−Poll区間があれば、当該のPS−Poll区間が終了するまで待機してから、PS−Pollを用いて把握した最適のサブチャネル情報をAPに通知することができる。後に、STAは、データ送信のためのRAW区間で当該最適のサブチャネルを介してAPからデータを受信することができる。
アップリンク(uplink;UP)送信の場合、SSTを行うSTAは、サウンディングRAW後にPS−Poll RAW区間でPS−Poll with UDIを介して後に送信するデータ量をAPに通知すれば、後のデータ送信のためのRAW区間で最適のサブチャネルを介してデータをAPに送信することができる。STAは、APに送信するフレームがあれば、データ送信のためのRAWに割り当てられたスロットでチャネルサウンディングによって決定された最適のサブチャネルを介してデータをAPに送信することができる。
SSTで、STAはビーコンに定義されたActivation Timeの後にサブチャネルを介してデータをAPに送信することができるため、サウンディングRAW、PS−Poll RAW、及びデータ送信のためのRAWは全てActivation Timeの後に割り当てられる必要がある。したがって、SSTにおけるダウンリンク及びアップリンクデータ送信でPS−Poll RAWはサウンディングRAW後に割り当てられる必要がある。Activation timeの前にもPS−Poll RAWが割り当てられるが、Activation Timeの前に割り当てられたPS−Poll RAWは、SST動作と関係のないPS−Poll RAWに該当する。このような動作は、SSTで時間リソースの消耗を最小化しながら、APがSTAごとの最適なサブチャネルを予め把握することで、効率よくリソースを割り当てることができる。
図10は、SU−MIMOビームフォーミング又はMU−MIMOビームフォーミングを説明するための図である。
802.11acでは、SU/MU−MIMOビームフォーミングを図10に示すように、NDP announcement、NDP、フィードバックリポート(feedback−report)、そして、ビームフォーミングリポートポール(Beamforming Report Poll)と追加的なフィードバック報告の組合として定義している。既存のSU/MUビームフォーミング方法において、SU/MU−MIMOビームフォーミングに関するSTAは、NDP Announcementパケットを受信した後、NDPサウンディングの開始時点を把握することができた。STAは、NDP Announcementを受信するためにパワーセービング(power saving)モードを実行することができず、続いてウェークアップしなければならないが、これはパワーセービングが重要なデバイスでは適切ではない。STAがNDPサウンディングの開始時点からウェークアップするよう制御するためには、APが予めビーコンのRPS IEを用いてNDPサウンディングに関する情報をSTAに通知することが適切である。SU/MU−MIMOビームフォーミングのためのNDPサウンディングにおいても、これをサウンディングRAWに設定することが必要である。
図11は、本発明の一実施形態に係るSU−MIMOビームフォーミング又はMU−MIMOビームフォーミングのためのチャネルサウンディング方法を説明するための図である。
SU/MU−MIMOビームフォーミングのためのチャネルサウンディング方法は、次の2種類の実施形態に区分して説明する。
<一実施形態に係るSU/MU−MIMOビームフォーミングのためのNDPサウンディング実行方法>
図11を参照すると、サウンディングRAWの後に数個のチャネルフィードバックリポートがビーコンのRPS IEに表現される別途のRAWに設定され得る。以下、フィードバックリポートが送信するためのRAWをリポートRAW(Report RAW)のように称する。STAは、リポートRAWの開始境界でパワーセービングモードにてウェークアップすることができる。チャネルサウンディングの対象となるSTAのAID範囲は、ビーコンのRPS IEに表示される。チャネルサウンディングの対象となるSTAの順序組合は、NDPAに特定の順序に表示される。各STAが送信するチャネルフィードバックリポートのデータ量及び各STAのフィードバック送信モードをAPが予め把握することができないため、APは、パワーセービングポール(PS−Poll)のためのRAWを選択的にリポートRAW以前に割り当てることができる。PS−Pollは、MCS(Modulation and Coding Scheme)及びアップリンク送信のためのバッファのデータ分量を表示するUDI(User Data Indication)情報を記述し得る。APは、PS−Pollを当該のSTAごとにそれぞれの別途のスロットに割り当てたPS−Poll RAWを選択的にリポートRAW以前に割り当てることができる。PS−Poll RAWの開始タイミング情報もビーコンのRPS IEに含まれる。図11において、「P」フレームはPS−Pollフレームを示し、「D」フレームはSTAがAPにデータを送信するアップリンクデータフレームを示し、「A」フレームはACKフレームを示す。
<他の実施形態に係るSU/MU−MIMOビームフォーミングのためのNDPサウンディング実行方法>
他の実施形態に係るSU/MU−MIMOビームフォーミングのためのNDPサウンディング実行方法では、サウンディングRAWの概念を拡張してビームフォーミングRAWを設定することができる。NDPA送信、NDP送信、ビームフォーミングリポートフィードバック、ビームフォーミングリポートポール、及び追加的なビームフォーミングリポートフィードバックの様々な組合せに関するプロトコルシーケンスの全体がビームフォーミングRAWによって保護され得る。ビームフォーミングRAWは、ビーコンのRPS IEに表現される別途のRAWに設定され、修正された概念のサウンディングRAWの1つの種類に分類され得る。ビームフォーミングRAWの間にはチャネルフィードバックリポートの送信以外にはSTAの送信が禁止される。ビームフォーミングRAWであるか否かは、ビーコンのRPS IEに含まれたサウンディングRAWインディケーション及びサウンディングRAWタイプインディケーションを用いて識別することができる。サウンディングRAWインディケーション及びサウンディングRAWタイプインディケーションについては後述する。
STAは、ビームフォーミングRAWの開始境界でパワーセービングモードでウェークアップすることができる。チャネルサウンディングの対象となるSTAのAID範囲は、ビーコンのRPS IEに表示される。チャネルサウンディングの対象となるSTAの順序組合は、NDPAに特定の順序と表示される。又は、ビームフォーミングRAW内でNDPA、NDP、ビームフォーミングリポート、ビームフォーミングリポートポール、及び追加的なビームフォーミングリポートの組合せについて、それぞれの独立したスロットをさらに設定することにより、STAは自分に予め決定されているスロットの境界でパワーセービングモードからウェークアップすることができる。これにより、効率よく電力消費を節減することができる。
各STAが送信するチャネルフィードバックリポートのデータ量及び各STAのフィードバック送信モードをAPが予め把握することができないため、APは、チャネルフィードバックリポートが送信されるように予め設定されたMCS及び帯域幅に基づいてチャネルフィードバックリポートが送信される時間区間を推定し、推定結果に基づいて全体ビームフォーミングRAWの長さを十分設定することができる。例えば、APは、チャネルフィードバックリポートの送信MCSにBSSのBasic Rate又はNDPAが送信されたMCSを使用し、チャネルフィードバックリポートの送信帯域幅はNDPAないしNDP信号の帯域幅に対応するものと決定し得る。
図12は、本発明の一実施形態に係るアクセスポイントによって行われるチャネルサウンディング方法の動作を示すフローチャートである。
サウンディングRAWの間のSTAは、SSTのためのチャネルサウンディング及びセクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディングで互いに類似に動作するため、SSTのためのチャネルサウンディング及びセクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディングを統合的な方法で定義することができる。すなわち、サウンディングRAWの間のSTAは、チャネルサウンディングを安定に行うためデータの送信が禁止される。チャネルサウンディングは全てのSTAに対して実行されたり、又は、制限された範囲のAIDを有するSTAに対して行われる。チャネルサウンディングの対象となるSTAは、サウンディングRAWの開始時点からウェークアップしてサウンディングRAWの全体を聞くことができる。このようなチャネルサウンディングの統合的な実行方法により空間リソース及び周波数リソースの効率的な使用を可能にし、チャネルサウンディングの性能を改善させることができる。
又は、サウンディングRAWの間にSTAは、チャネルサウンディングの性能を保障するために一連のNDPを受信した後、セクタID又は選択されたサブチャネル情報を報告するためのリポートパケットの送信を除いた一体の送信は禁止される。チャネルサウンディングは、全てのSTA又は制限された範囲のAIDを有するSTAに対して行われる。STAは、サウンディングRAWの開始時点からウェークアップしてサウンディングRAWが終了する時点、又は一連のNDPの送信が終了する時点まで聞くことができる。
SSTのためのチャネルサウンディングで、サウンディングRAWは様々な周波数チャネルをスイーピング(sweeping)する形態を有するか、又は、その後に選択されたサブチャネル情報のリポートパケットの送信まで含む形態を有し得る。セクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディングで、サウンディングRAWは様々なセクタをスイーピングする形態を有するか、又は、その後に選択されたセクタID情報に関するリポートパケットの送信まで含む形態を有し得る。
ステップ1210で、APは、チャネルサウンディングのためのRAWの情報を含むビーコンをブロードキャストする。APは、チャネルサウンディングのためのRAW区間でSTAのデータ送信を制御し得る。例えば、APは、チャネルサウンディングのためのRAW区間で、STAのデータ送信を禁止するように制御できる。他の例として、APは、チャネルサウンディングのためのRAW区間で、NDPが送信された後に推定されたチャネル情報をアクセスポイントに送信することのみを許容し、他の送信は禁止するように制御できる。
APによって送信されるビーコンは、当該のRAWを介してチャネルサウンディングが行われるか否かを示すビット値、当該のRAW区間でステーションの送信を制御するビット値、及び当該アクセスポイントが実行しようとする通信タイプを示すビット値のうち少なくとも1つを含む。
一実施形態によると、次の表1のような情報がビーコンが送信するRPS IEに含まれる。
Figure 0006820373
表1によると、ビーコンは、サウンディングRAW内でSTAの送信を禁止するか否かを示すビット値を含む。また、ビーコンは、当該のサウンディングRAWがSSTのためのチャネルサウンディング、セクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディング、及びSU/MU−MIMOビームフォーミングのためのチャネルサウンディングのいずれかのためのサウンディングRAWであるかを示すビット値を含む。
他の実施形態によると、次の表2のような情報がビーコンが送信するRPS IEに含まれる。
Figure 0006820373
表2によると、ビーコンは、サウンディングRAW内でリポートパケットを送信すること以外にSTAの送信を禁止するか否かを示すビット値を含む。また、ビーコンは、当該のサウンディングRAWがSSTのためのチャネルサウンディング、及びセクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディングのいずれかのためのサウンディングRAWであるかを示すビット値を含む。
更なる実施形態によると、次の表3のような情報がビーコンが送信するRPS IEに含まれる。
Figure 0006820373
表3によると、ビーコンは、サウンディングRAW内でSTAの送信を禁止するか否かを示すビット値を含む。また、ビーコンは、当該のサウンディングRAWがSSTのためのチャネルサウンディング、及びセクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディングのいずれかのためのサウンディングRAWであるかを示すビット値を含む。そして、ビーコンは、追加的に当該のサウンディングRAWがSU/MU−MIMOビームフォーミングのためのチャネルサウンディングに用いられるサウンディングRAWであるか否かを示すビット値を含む。
更なる実施形態によると、サウンディングRAWとこれに対応するリポートRAWを組み合わせてRAWタイプ及びsub−modeの形態に次の表4のように表現することができる。
Figure 0006820373
表4において、RAWタイプがサウンディングRAW(サウンディングRAW)であれば、non−AP STAはRAWの間にTXOPを新しく開始できず、ただし、セクタサウンディングやSSTサウンディングを聞くことを選択することができる。Non−AP STAは、RXPの間にAPが送信したフレームに対する応答フレームを送信することは許容される。
表4において、RAWタイプがリポートRAW(Report RAW)であれば、先行するサウンディングRAWに対する応答として、単数又は複数のリポートRAWがAPによってスケジューリングされ、当該のRAW区間の間にセクタリポート又はSSTリポートが各STAに該当するTIM bitsのセッティングに関わらず、単数又は複数のSTAによって行われる。
セクタサウンディングに対するリポートRAWでは、STAがAPにセクタリポートフレーム(preferred Sector IDを含む)を定められたRAWスロットの開始時点よりはやくない時点に送信し、SIFS間隔後にAPがACK、Block ACK、NDP ACK、short ACKなどの応答フレームを送信することによりこれを追認することができる。ここで、APが送信する応答フレームには、当該STAがパワーセービングを持続できる情報に対する区間(duration)情報を含む。セクタリポートフレーム交換シーケンスの長さは、RPS elementのRAW Assignment fieldのRAWスロット Definition subfieldで与えられた情報によって算出された定められたスロット区間より超過しない。
一実施形態によると、セクタリポートフレームに対するフレームフォーマットとして、NDP PS Pollフレームフォーマットを次の表5又は表6のように定義することができる。表5は、NDP PS PollのMACフレームbodyの一例を示し、表6は、NDP PS PollのMACフレームbodyの他の例を示す。下記の表5及び表6に示すNDP PS Pollフレームフォーマットは、Preferred MCS field又はUDIフィールドにpreferredsector ID値そのもの、又は基準セクタIDに対するオフセット値に置換させた形態を有し、このような形態の変形されたNDP PS Poll frame formatは、ただSSTサウンディング又はセクタサウンディングに対するリポートRAWにおいて使用できる。
Figure 0006820373
Figure 0006820373
SSTサウンディングに対するリポートRAWでは、STAがAPにSSTリポートフレーム(preferred sub−channel indexをビットマップ状又はコーディング状に含む)を定められたRAWスロットの開始時点よりはやくない時点で送信することができ、SIFS間隔の後にAPがACK、Block ACK、NDP ACK、short ACKなどの応答フレームを送信することによりこれを追認することができる。ここで、APが送信する応答フレームには、当該のSTAがパワーセービングを持続できる情報に対する区間情報を含む。SSTリポートフレーム交換シーケンスの長さは、RPS elementのRAW Assignment fieldのRAWスロットDefinition subfieldで与えられた情報によって算出された定められたスロット区間を超過しない。
他の実施形態によると、SSTリポートフレームに対するフレームフォーマットとして、NDP PS Pollフレームフォーマットを上記の表5又は表6のように定義することができる。表5はNDP PS PollのMACフレームbodyの一例を示し、表6はNDP PS PollのMACフレームbodyの他の例を示す。表5及び表6に示されたNDP PS Pollフレームフォーマットは、Preferred MCS field又はUDIフィールドにpreferred channel index値そのものや基準チャネルからのオフセット値をもって代わりに置換させた形態を有し、このような形態の変形されたNDP PS Poll frame formatは、ただセクタサウンディング又はSSTサウンディングに対するリポートRAWで使用できる。
APがチャネルサウンディングを行う場合、APは様々なSTAに対するチャネルサウンディングをビーコン信号のRAWを用いてスケジュールリングすることができる。ここで、APは、RPS IEにあるサウンディングRAWインディケーションビットを1に設定し、サウンディングRAWタイプインディケーションをチャネルサウンディングが行われるタイプに対応するよう設定できる。例えば、APは、サウンディングRAWタイプインディケーションは、当該のサウンディングRAWがSSTのためのチャネルサウンディングであるか、又はセクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディングであるか否かを示す。ビーコンのRPS IEにあるサウンディングRAWインディケーションビットが0に設定された場合、これは当該のRAWでチャネルサウンディングが実行されないことを示す。サウンディングRAWは、周期的な方式又は即興的な方式の全てを用いて送信可能である。
ステップ1220で、APは、チャネルサウンディングのためのRAW内で複数のNDPをSTAに送信する。APは、各NDPを予め設定された時間間隔をもって連続的に送信できる。例えば、APは、NDPをSIFS(Short Inter−Frame Space)又はPIFS(Point Inter−Frame Space)の時間間隔をもって送信できる。STAは、チャネルサウンディングのためのRAWの開始時点からウェークアップして、当該のRAWの終了時点又は一連のNDPの送信が完了する時点までウェークアップしていることができる。
APがサブチャネルの選択的送信のためのチャネルサウンディング(「SSTサウンディング」と称する)を行う場合、APはサウンディングRAWでNDPAを送信し、PIFS間隔に一連のNDPを引き続いて送信できる。ここで、APは、RPS IEにあるサウンディングRAWタイプインディケーションをSSTサウンディングに対応するように設定する。APは、それぞれのNDPを互いに異なる周波数チャネルを介して送信することができる。ここで、利用可能な周波数チャネル又は送信される周波数チャネルを表示することにおいて基本単位を変更することができ、基本単位設定に対するオプションを表示できるビットフィールドが定義される。当該の基本単位により、全体周波数帯域に対して利用可能な周波数チャネル又は送信される周波数チャネルがビットマップ又は暗号化された形態に表示される。APはチャネルサウンディングのためのRAW区間で、SSTに用いられる各周波数チャネルごとにNDPを送信することができる。例えば、APは、低い帯域の周波数チャネルから開始して一連のNDPをPIFSの時間間隔をもって送信することができる。
APがセクタ化したビーム運用方法のためのチャネルサウンディング(「セクタサウンディング」と称する)を行う場合、APはサウンディングRAWでNDPAを送信し、PIFS間隔に一連のNDPを引き続いて送信する。ここで、APは、RPS IEにあるサウンディングRAWタイプインディケーションをセクタサウンディングに対応するように設定し得る。APは、それぞれのNDPを互いに異なるセクタを用いて送信することができる。APは、チャネルサウンディングのためのRAW区間でAPによって設定された各セクタごとにNDPを送信することができる。例えば、APは番号0のセクタから開始して、一連のNDPをPIFSの時間間隔をもって送信することができる。
APは、STAからNDPに基づいて推定されたチャネル情報を受信し、受信したチャネル情報に基づいてSTAと無線通信する。APは、フィードバックリポートのためのRAWを介してチャネル情報を受信することができる。フィードバックリポートのためのRAWは、チャネルサウンディングのためのRAW後に割り当てられてもよい。SSTのためのチャネルサウンディングの場合、APは、チャネル情報としてSTAが決定した最適な周波数チャネル情報を受信する。セクタ化したビーム運用のためのチャネルサウンディングの場合、APはチャネル情報としてSTAが決定した最適のセクタID情報を受信することができる。
図13は、本発明の一実施形態に係るステーションによって行われるチャネルサウンディング方法の動作を示すフローチャートである。
ステップ1310で、STAは、チャネルサウンディングのための制限されたアクセスウィンドウ(サウンディングRAW)の情報を含むビーコンをAPから受信する。STAは、ビーコンを介してチャネルサウンディングのタイプを識別することができる。例えば、STAは、ビーコンのRPS IEに含まれたサウンディングRAWタイプ情報に基づいて、チャネルサウンディングのタイプがSSTサウンディングであるか、セクタサウンディングであるか否かを判断する。
ステップ1320で、STAは、APから受信したNDPに基づいてチャネル情報を推定する。NDPは、チャネルサウンディングのためのRAW内で送信され得る。例えば、チャネル情報は、SSTのための最適な周波数チャネル又はセクタ化したビーム運用のための最適なセクタID情報を含む。STAは、チャネルサウンディングのためのRAW区間でデータの送信が禁止される。又は、STAは、チャネルサウンディングのためのRAW区間で、NDPが送信された後にチャネル情報をAPに送信することのみが許容されて、他の送信は禁止される。STAは、APから受信したビーコンに基づいてAPが実行しようとする通信タイプを識別し、識別した通信タイプをサポートするか否かを判断する。識別した通信タイプがサポートされる場合、STAは、チャネルサウンディングのためのRAW内でAPからNDPを受信し、受信したNDP及び識別した通信タイプに基づいてチャネル情報を推定することができる。例えば、通信タイプは、SST、セクタ化したビーム運用、SU−MIMOビームフォーミング、又はMU−MIMOビームフォーミングのいずれか1つであってもよい。
一実施形態によると、サウンディングRAWタイプがSSTサウンディングに設定された場合、STAは、サウンディングRAWの間にデータの送信が禁止され、単に当該STAがSST機能をサポートする場合に限ってサウンディングRAWの全体を聞くことができるよう許容される。STAは、NDPに基づいて最適な周波数チャネルを決定し得る。STAは、APとの通信に用いられる周波数チャネルのうち、予め設定された基準を満たす周波数チャネルを探索し、探索された周波数チャネルに関する情報をチャネル情報として決定し得る。ステップ1330で、例えば、STAは、決定最適な周波数チャネルをAPに直接報告する。他の例として、STAは、決定された最適な周波数チャネルを用いてデータを送信することで、APに間接的に最適な周波数チャネルに関する情報を通知することができる。すなわち、STAは、NDPに基づいて複数の周波数チャネルのうち予め設定された基準を満たす周波数チャネルを決定し、決定された周波数チャネルを用いてチャネル情報をAPに送信することができる。又は、STAは、サウンディングRAWの間に一連のNDPを受信した後、最適な周波数チャネルを報告する場合以外は送信が禁止され、単に当該のSTAがSST機能をサポートする場合に限ってサウンディングRAWの全体又は一連のNDPの送信終了時点まで聞くことができるよう許容される。STAは、決定された最適な周波数チャネル情報をリポートパケットを介してAPに送信する。複数のSTAがそれぞれの最適な周波数チャネルをAPにフィードバックする場合、最適な周波数チャネルのフィードバックのためのフレームが他の信号と衝突することを防止するため、APは、最適な周波数チャネルのフィードバックのためのフレームがリポートRAWを介して送信されるよう制御することができる。ここで、リポートRAWの開始時点及び一連の情報は、APが送信するビーコンのRPS IEに含まれてもよい。推定されたチャネル情報がAPに送信される場合、チャネル情報を送信するSTAを除いた他のSTAの送信が禁止される。
他の実施形態によると、サウンディングRAWタイプがセクタサウンディングに設定された場合、STAはサウンディングRAWの間にデータ送信が禁止され、単に当該STAがセクタ化したビーム運用機能をサポートする場合に限ってサウンディングRAWの全体を聞くことができるよう許容される。又は、STAは、サウンディングRAWの間に一連のNDPを受信した後に最適のセクタIDを報告する場合以外は送信が禁止され、単に当該STAがセクタ化したビーム運用機能をサポートする場合に限ってサウンディングRAWの全体又は一連のNDPの送信終了時点まで聞くことができるよう許容される。STAは、APによって設定された複数のセクタのうち自分が属するセクタを探索し、探索されたセクタの識別情報をチャネル情報として決定し得る。ステップ1330で、STAは、推定したチャネル情報をAPに送信する。STAは、セクタサウンディング後に決定された最適なセクタIDを選択的にAPにフィードバックする。STAは、決定された最適なセクタIDをリポートパケットを介してAPに送信することができる。複数のSTAがそれぞれ最適なセクタIDをAPにフィードバックする場合、セクタIDをフィードバックするためのフレームが他の信号と衝突することを防止するため、APは、セクタIDのフィードバックのためのフレームがリポートRAWを介して送信されるように制御する。ここで、リポートRAWの開始時点及び一連の情報は、APが送信するビーコンのRPS IEに含まれてもよい。推定されたチャネル情報がAPに送信される場合、チャネル情報を送信するSTAを除いた他のSTAの送信が禁止される。
図14は、本発明の実施形態が実現されることができる無線装置1410の細部構成を示す図である。
図14を参照すると、無線装置1410は、プロセッサ1430、メモリ1440、及びトランシーバー1420を含む。無線装置1410は、本発明のAP又はSTAに当該する。
トランシーバー1420は、無線信号を送信したり受信する。プロセッサ1430は、トランシーバー1420と機能的に接続して動作するよう設定され得る。プロセッサ1430は、図7、図9、図11〜図13に基づいた本発明の実施形態に係るチャネルサウンディング方法を行うように無線装置1410を制御することができる。
プロセッサ1430及びトランシーバー1420のうち少なくとも1つは、ASIC(Application−Specific Integrated Circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置のうち少なくとも1つを含む。実施形態がソフトウェアで実現されるとき、上述した方式は上述した機能を行うモジュール(過程、機能など)で実現され得る。モジュールはメモリ1440に格納され、プロセッサ1430によって実行され得る。メモリ1440はプロセッサ1430内に含まれてもよく、外部に別途に位置して知られた様々な手段でプロセッサ1430と機能的に接続することができる。
上述した例示的なシステムで、方法は一連のステップ又はブロックとしてフローチャートに基づいて説明されたが、実施形態の範囲が本発明のステップの順序に応じて限定されるものではなく、いずれかのステップは上述したステップと異なる順序又は同時に発生することもある。また、当業者であれば、フローチャートに示すステップが排他的ではなく、他のステップを含んだり、順序図の1つ又はそれ以上のステップが本発明の範囲に影響を及ぼすことなく削除され得ることを理解することができるであろう。
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうち1つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同様である。
上述したように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。

Claims (11)

  1. アクセスポイント(AP)によって行われる無線LAN(wireless LAN:WLAN)システムにおけるチャネルサウンディング方法において、
    チャネルサウンディングのためのサブチャネルの選択的送信(sub−channel selective transmission;SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(Restricted Access Window:RAW)の情報を含むビーコンをブロードキャストするステップと、
    前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ内で、複数のチャネルのための複数のNDP(Null Data Packet)フレームをステーション(STA)に送信するステップと、
    を含み、
    チャネル情報が、前記ステーション(STA)によって前記NDPフレームに基づいて推定され、
    前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)は、前記チャネルサウンディングのためのみに前記ステーション(STA)に割り当てられることを特徴とする無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  2. 前記アクセスポイント(AP)は、前記チャネルサウンディングのための前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)区間に渡って、前記ステーション(STA)によるデータ送信を禁止するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  3. 前記アクセスポイント(AP)は、前記チャネルサウンディングのための前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)区間内で、前記NDPフレームが送信された後に、チャネル情報を前記アクセスポイント(AP)に送信することを許容し、他の送信は禁止するように制御することを特徴とする、請求項2に記載の無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  4. 前記ビーコンは、前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)を介してチャネルサウンディングが行われるか否かを示すビット値、前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)区間内で前記ステーション(STA)による前記送信を制御するビット値、及び前記アクセスポイント(AP)が実行しようとする通信タイプを示すビット値のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  5. 前記ステーション(STA)によって選択された少なくとも一つのチャネルに関する前記情報は、リポートフレームに含まれることを特徴とする、請求項1に記載の無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  6. 前記方法はさらに、
    フィードバックリポートのための追加的RAWを介して前記リポートフレームを受信するステップを含み、
    前記フィードバックリポートのための前記追加的RAWは、前記チャネルサウンディングのための前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)の後に割り当てられることを特徴とする、請求項5に記載の無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  7. 前記送信するステップは、
    前記NDPフレームを、所定の時間間隔で連続的に送信するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  8. 前記送信するステップは、
    前記NDPフレームを、SIFS(Short Inter−Frame Space)又はPIFS(Point Inter−Frame Space)の所定の時間間隔をもって送信するステップを含む、請求項1に記載の無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  9. ステーション(STA)によって行われる無線LAN(wireless LAN:WLAN)システムにおけるチャネルサウンディング方法において、
    チャネルサウンディングのためのサブチャネルの選択的送信(sub−channel selective transmission;SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(Restricted Access Window:RAW)の情報を含むビーコンをアクセスポイント(AP)から受信するステップと、
    前記アクセスポイント(AP)から、前記チャネルサウンディングのための前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)内で、複数のチャネルのためのNDP(Null Data Packet)フレームを受信するステップと、
    前記アクセスポイント(AP)から受信された前記NDPフレームに基づいて、チャネル情報を推定するステップと、
    を含み、
    前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)内の前記NDPフレームが、前記ステーション(STA)に送信されることを特徴とする、無線LANシステムにおけるチャネルサウンディング方法。
  10. フレームを送信及び受信するトランシーバーと、
    前記トランシーバーと機能的に結合したプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、
    チャネルサウンディングのためのサブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(Restricted Access Window:RAW)の情報を含むビーコンを送信し、前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)内の複数のチャネルのための複数のNDP(Null Data Packet)フレームをステーション(STA)に送信し、
    チャネル情報が、前記ステーション(STA)によって前記NDPフレームに基づいて推定され、
    前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)が、前記チャネルサウンディングのためのみに前記ステーション(STA)に割り当てられることを特徴とするアクセスポイント(AP)。
  11. フレームを送信及び受信するトランシーバーと、
    前記トランシーバーと機能的に結合したプロセッサを含み、
    前記プロセッサは、
    チャネルサウンディングのためのサブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)の情報を含むビーコンをアクセスポイント(AP)から受信し、
    前記アクセスポイント(AP)から、前記チャネルサウンディングのための前記サブチャネルの選択的送信(SST)のサウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)内で、複数のチャネルのためのNDP(Null Data Packet)フレームを受信し、
    前記アクセスポイント(AP)から受信された前記NDPフレームに基づいて、チャネル情報を推定し、
    前記サブチャネルの選択的送信(SST)の前記サウンディング制限アクセスウィンドウ(RAW)内の前記NDPフレームが、ステーション(STA)に送信されることを特徴とする、ステーション(STA)。
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