JP6820327B2 - 円弧状セグメントを備える蒸気タービンバルブ - Google Patents

円弧状セグメントを備える蒸気タービンバルブ Download PDF

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Description

本発明は、円弧状セグメントを備える蒸気タービンバルブに関する。
技術者は、産業機械の性能と効率を向上させるために大きな努力を払っている。これらの機械は、動く流体(例えば、液体および気体)から動力(例えば、電力)を生成するように構成されたタービンおよび複雑なシステムを含む。改善によって、機械(複数可)の構造および制御を含む様々な領域に対処することができる。これらの改善は、作業効率を向上させ、および/または機械の資本支出および運転コストを低減する可能性がある。
米国特許出願公開第2015/226089号明細書
本開示の主題は、概して、ターボ機械における蒸気を調節するために使用されるバルブ、一般に、作動流体に作用して圧力下で作動流体を分配する産業用機器の実施形態に関する。「ターボ機械」という用語は、タービンおよび動力生成機器、ならびにポンプ、圧縮機、および送風機を具現化することができ、種々のタイプの機器間の少なくとも1つの差異は、機械を出る作動流体の作動圧力にあり得る。
いくつかの実施形態は、タービンを流れる作動流体の流れパラメータを変更することができる。タービンは、蒸気の流れ特性を誘導し調節するために、流路内に配置されたブレードを各々有するロータおよびステータを含むことができる。一実装形態では、実施形態は流路内に存在して、ブレードに当たる蒸気の流れを調節し、蒸気がタービンから抽出ユニットに出るようにすることができる。抽出ユニットの例は、蒸気を流用して、ボイラ、ヒータ、およびタービンに付随する同様の機器を作動させることができる。
本明細書における改善は、多くの機能および/または利点を提供する。例えば、実施形態を組み込んだタービンは、抽出された蒸気の流れを調節するのに必要な外部バルブおよび付随機器を除外することができる。この特徴は、建造を簡素化し、事実上、機械のコストを削減する。さらに、これらのタービンは、より小さいかつ/または低減されたフットプリントを享受することができ、それによって、施設での輸送、取り扱い、および設置を単純化することができる。
本明細書の実施形態は、要素および特徴を組み込むことができ、これらの要素および特徴の1つまたは複数は、様々な組み合わせで交換可能および/または組み合わせ可能である。その例は、以下を含むことができる。
一実施形態における、ロータブレードを有するロータと、ロータブレードの上流に配置されたバルブアセンブリとを備えるタービンであって、バルブアセンブリは、リングを形成する複数のセグメントを備え、複数のセグメントは、ブレードにわたる作動流体の流れを調節するために、半径方向内向きおよび外向きに動くように構成されている、タービン。
一実施形態における、バルブアセンブリに使用するためのセグメントであって、一定の円弧長、および、60°〜180°の範囲の角度を有する円弧を形成する円弧状本体を有する、セグメントを含む。
一実施形態における、バルブアセンブリに使用するためのリング部材であって、一定の円弧長、および、60°〜180°の範囲の角度を有する円弧を形成する円弧状本体を各々有する複数のセグメントを祖寝る、リング部材。
一実施形態における、複数の個々の円弧状セグメントを有する本体部材と、隣接する個々の円弧状セグメントの間に各々配置された複数の結合部材と、複数の個々の円弧状セグメントに結合されたアクチュエータとを備えるバルブアセンブリであって、本体部材は、アクチュエータの作動によって、個々の円弧状セグメントが同じ位置に移動するように構成されている、バルブアセンブリ。
一実施形態における、バルブアセンブリに使用するための結合部材であって、プレートの一辺に沿って延伸するボス部材を有するプレートを形成する、結合部材。
一実施形態における、タービンにおける蒸気の流れを調節する方法であって、流体の流れを抽出ユニットに向けるために、ロータブレードの下流の開口部を変化させるステップを含む、方法。
ここで、添付の図面を簡単に参照する。
動力生成システムに使用されるバルブの例示的な実施形態の概略立面図である。 部分的に組み立てられた形態の図1の動力生成システムの概略立断面である。 部分的に組み立てられた形態の図2の動力生成システムの概略図である。 バルブが第1の構成にある、部分的に組み立てられた形態の図3の動力生成システムの概略図である。 バルブが第2の構成にある、部分的に組み立てられた形態の図3の動力生成システムの概略図である。 バルブが第3の構成にある、部分的に組み立てられた形態の図3の動力生成システムの概略図である。 図1のバルブを構成するために使用される本体部材の一例の立面図である。 図7の本体部材の立面図である。 図7の本体部材の立面図である。 図7の本体部材の一例の平面図である。 図10の本体部材の断面の立面図である。 図10の本体部材の一端の断面の立面図である。 図10の本体部材の一端の断面の立面図である。 図7の本体部材の一部として使用するための結合部材の一例の平面図である。 図14の結合部材の側面の立面図である。 図14の結合部材の側面の立面図である。 図14の結合部材の正面の立面図である。 図14の結合部材の背面の立面図である。 部分的に組み立てられた形態の図1の動力生成システムの斜視図である。 タービンを通る流れを調整するための方法の例示的な実施形態の流れ図である。 バルブの構成要素の一例を製造する例示的なプロセスの流れ図である。
適用可能な場合には、同様の参照符号は、いくつかの図を通じて同一または対応する構成要素および単位を示し、特に断らない限り、縮尺は同一ではない。本明細書で開示されている実施形態は、いくつかの図のうちの1つまたは複数、またはいくつかの図の組み合わせに現れる要素を含むことができる。さらに、方法は単なる例示であり、例えば、個々の段階の並べ替え、追加、除去、および/または改変によって変更することができる。
以下の説明は、タービン内の流体の流れを調節するために使用されるバルブの実施形態を記載する。実施形態は、しばしばロータの一部を囲む構造を有するタービン内に配置することができる。この構造は、ロータを受け入れる開口部を画定することができる。構造の作動は、バルブをロータに対して「開く」および「閉じる」ために、開口部のサイズを変えることができる。これらの変化は、ロータにわたる、ロータブレードと接触する流体の流れを変えることができ、一例では、タービンを出る流体の第2の流れを変えることができる。流体の第2の流れは、一般的に、タービンの他の部分または付随機器に向けることができる。一実装形態では、流体の第2の流れは、蒸気発生器に給水を供給するボイラ(「ヒータ」)を動作させることができる。この蒸気発生器は、蒸気を発生させてタービンを作動させることができる。他の実施形態および実装形態は、開示されている主題の範囲内にある。
図1は、タービンからの蒸気の抽出を容易にすることができるバルブ100の例示的な実施形態の概略図を示す。バルブ100は、動力生成システム102(「システム102」とも)内に配置することができる。システム102は、作動流体Fの流れから電力(例えば、電力)を生成するように構成することができるタービンまたは同様の装置を具体化することができる。作動流体Fの例は、高圧下に置かれることが多い上記を含むが、システム102は、水ならびに/または他の流体および気体を使用することができる。
システム102は、機械の基部構造を形成するケーシング104を有することができる。ケーシング104は、第1の端部108(「入口108」とも)および第2の端部110(「出口110」とも)を有する流体通路106を画定することができる。流体通路106は、端部108,110の間で長手方向に延伸する軸112を有するほぼ環状であってもよい。ケーシング104の内部で、システム102は、流体通路106内に存在するロータ114を含むことができる。ロータ114は、バルブ100を通って延伸するロータ本体116を有することができる。本体116は、その上に形成された1つまたは複数のロータブレード120を有する外面118を有する。図1にも示されているように、システム102は、バルブ100とロータブレード120との間に配置されたステータブレードアセンブリ124を含むこともできる。ステータブレードアセンブリ124は、ブレードキャリア126、典型的には、ロータ114を囲み、ケーシング104と結合するプレートまたは同様の構造を含むことができる。1つまたは複数のステータブレード128が、このプレートの周囲を埋めることができる。
ケーシング104は、流体Fの一部がシステム102から逃げるか、またはシステム102を出ることを可能にするように構成することができる。図1では、この構成は、1つまたは複数の開口(例えば、第1の開口130)を利用する。開口130は、流体通路106が、ケーシング104と結合する導管132(例えば、パイプ)と(第2の流れFとして)連通することを可能にすることができる。導管132はまた、必要に応じてシステム102の他の部分または付随機器と結合することもできる。しばしば、この付随機器は、水を沸騰させて流体Fの蒸気を供給する加熱システムの一部である。動作中、流体Fは、流体通路106を通って(第1の流れFとして)流れる。この流れは、符号122によって識別される矢印によって示されるように、ロータブレード120と接触してロータ114の回転を誘発することができる第2の流れFおよび第3の流れFに分岐することができる。ステータブレード128は、第3の流れFの流れ特性を管理するのに有用である。
バルブ100は、流れF、Fを調節するために使用することができる。図1において、バルブ100は、ロータ本体116に対してサイズが変化し得る流れ領域134を画定することができる。これらの変化は、ロータ114を横切る作動流体Fの流れ(第3の流れF)および開口130からの作動流体Fの流れ(第2の流れF)のパラメータを調節する。上述したように、第3の流れFは、ロータ114の回転122を引き起こして、システム102内で動力を発生させる。第2の流れFは、水が沸騰して作動流体Fとして使用される蒸気になる前に水を予熱する機器において使用するための導管132に入ることができる。流体通路106の内部からの流れF、Fのパラメータを調節するためにバルブ100を使用することによって、第2の流れFとしてのシステム102からの作動流体の抽出を調節するために必要になり得る多くの付随デバイス(例えば、バルブ、導管など)がなくなる。この特徴は、システム102のフットプリントおよび/または動作エンベロープを低減することができる。このより小型でよりコンパクトな設計は、設置場所での移動および設置がより容易であり得る。
図2は、図1の線2−2で取ったシステム102の断面の立面図を示す。ロータ114およびステータアセンブリ124を含むシステム102のいくつかの部分は、分かりやすくするために、また、バルブ100の例についての議論に焦点を当てるために取り除かれている。この例は、円形または環状のフォームファクタを有する本体部材136を含むが、本開示では、他の形状(例えば、長方形、正方形、楕円形など)をフォームファクタとして使用することも考慮する。一例では、本体部材136は、中心142の周りに円周方向に配置された内周縁部140を有するリング138を形成する。内周縁部140は、流れ領域134を形成する開口部144を境界することができる。リング138のような円形および/または環状の形状の場合、開口部144は、内周縁部140と中心142との間で測定される半径Rを有することができる。
図3は、ロータ114が流体通路106(図1)内の位置にある図2の立面図を示す。この位置は、内周縁部140がロータ114の外面118から距離Dだけ離間するようにロータ114を位置決めする。この間隔は、環状間隙146を形成する。第3の流れFは、環状間隙146を通って流れて、ロータブレード120およびステータブレード128に衝突する。本体部材136の作動は、距離Dを変化させて、環状間隙146を変更し、次に、上述した第2の流れFおよび第3の流れFの流れパラメータを調節することができる。一実装形態では、距離Dの値は、リング138、バルブ100、およびシステム102の構成要素の設計および製造公差を全体的に考慮して、中心142の周りで円周方向にほぼ均一であり得る。他の実装形態では、距離Dの値は、均一でなくてもよく、または、本体部材136のフォームファクタおよび/もしくは構造のために、中心142の周りで円周方向に変化してもよい。以下の議論では、リング138を構成する複数の部分またはセグメントを有する1つの構成について説明する。セグメントの寸法は、複数のローブまたはバルジを有する開口部144と実質的に一致する距離Dの変動をもたらす可能性がある。
図4,図5および図6は、環状間隙146の距離Dを変更するための様々な構成のバルブ100を有する図3の立面図を示す。これらの構成は、作動流体Fの流れを調節するためのバルブ100のこの実施例の動作を説明するのに有用である。図4は、第1の構成(「開放構成」とも)におけるバルブ100の本体部材136を示す。ロータブレード120およびステータブレード128は、この構成では全体が見えている。図5および図6は、それぞれ、第2の構成(「中間構成」とも)および第3の構成(「閉鎖構成」とも)のバルブ100の本体部材136を示す。バルブ100が環状間隙146の寸法をわずかに低減または収縮させているため、第2の構成では、ロータブレード120およびステータブレード128は部分的にしか見えない。第3の構成では、バルブ100が、環状間隙146のサイズを実質的にロータ114の直径まで低減または収縮させているため、ブレード120,128は見えない。閉鎖構成は、全部ではないにしても、大部分の作動流体Fが第2の流れFとして出るようにする。
流れF2、F3の各々の値は、バルブ100の構成に従って変化することができる。高レベルでは、これらの値は、以下の式(1)を満たすことができる。
=F+F、式(1)
以下の表1は、いくつかの例示的な値を要約する。
バルブ100の各構成は、本体部材136の少なくとも一部の動きに対応することができる。これらの部分は、中心142に対して半径方向内向きおよび外向きに動くことができる。この動きは、中心142に対する内周縁部140(および/またはリング138の他の部分)の位置を設定する。この位置は、開口部144の半径Rの値を規定し、環状間隙146の距離Dの値を規定する。図4の開放構成では、距離Dは第1の値をとる。図5の中間構成は、第1の値よりも小さい距離Dの第2の値をもたらす。同様に、図6の閉鎖構成は、第1の値と第2の値の両方よりも小さい距離Dの第3の値をもたらす。
図7は、バルブ100(図1および図3)内で、またはバルブ100の一部として使用するための本体部材200の一例の正面を示す立面図である。本体部材200は、1つまたは複数のセグメント(例えば、第1のセグメント202、第2のセグメント204、および第3のセグメント206)を含むアセンブリ(「システム」とも)を形成することができる。セグメント202,204,206は各々、薄い金属および/または複合プレートを含むことができる。薄いプレートは、リング138(図3)の環状(および/または円形)幾何形状を形成するように組み合わせることができる。本体部材200はまた、セグメント202,204,206の隣接する端部の間に各々が1つずつ配置された1つまたは複数の結合部材(例えば、第1の結合部材208、第2の結合部材210、および第3の結合部材212)をも含むことができる。同じく図7に示されるように、本体部材200は、1つまたは複数のアクチュエータ部材(例えば、第1のアクチュエータ部材214、第2のアクチュエータ部材216、および第3のアクチュエータ部材218)を含むことができる。アクチュエータ部材214,216,218は、セグメント202,204,206から半径方向に延伸するヨーク部材220を用いて構成することができる。ヨーク部材220は、力発生デバイス222からの力Fをセグメント202,204,206に向けるように構成することができる。力発生デバイス222の例は、とりわけ、リニアアクチュエータ、空気圧シリンダ、およびリードスクリューを含んでもよい。一実装形態では、本体部材200はまた、ヨーク部材220と力発生デバイス222との間に介在させることができる機構(例えば、リンク機構)を含むことができる。この機構は、一般に、力発生デバイス222の動作に関連する動き、負荷、および/または出力に応答して力Fを発生させるように構成することができる。他の実装形態では、力発生デバイス222は、それぞれのセグメント202,204,206に直接結合することができる。
図8および図9は、図3のシステム102の断面の立面図を示しており、バルブ100が、本体部材200(図7)の例に従って配置されている。図8において、セグメント202,204,206の構成は、開放構成および/または部分開放中間構成のバルブ100と対応する。図9は、バルブ100が閉鎖構成になるように構成されたセグメント202,204,206を示す。上述したように、アクチュエータ部材214,216,218の動作は、セグメント202,204,206が中心136に向かって半径方向内向きおよび外向きに動くようにすることができる。一実装形態では、セグメント202,204,206は、リング132内に間隙223を形成するように互いに対して移動することができる。間隙223のサイズは、半径方向の動きの方向および大きさに応じて変化してもよい。
図8と図9とを比較すると、半径方向の動きは、開放/部分開放構成(図8)と閉鎖構成(図9)との間でバルブ100の構成を変えることができる。セグメント202,204,206は、本体部材200の周りの整列を維持するために、同期して、または少なくとも中心142(図2)に対して同じ位置に到着することが好ましい場合がある。この特徴は、セグメント202,204,206の互いに対するおよび中心142(図2)に対する一貫した動きを維持するために、特定のベアリング構成および/または他の整列機構を必要とすることがある。
結合部材208,210,212は、間隙223をまたぐ遮断面を提供するように構成することができる。この遮断面は、流体がセグメント202,204,206の隣接する端部においてバルブ100を通って(第3の流れFとして)流れるのを防止することができる。バルブ100の作動中および作動後に、遮断面は、隣接するセグメント202,204,206の各々の前方(または上流)対向面の連続性を提供することができる。
バルブ100は、バルブ100を通る流体の流れを防止するために、ロータ114の外面118と接合するように設けられていてもよい。一実装形態では、バルブ100は、内周縁部140とロータ114の外面118との間にシールを形成するシール機構を含むことができる。このシールは、閉鎖構成においてロータ114とセグメント202,204,206の内縁との間の任意の空間をカバーすることができる。製造上の制限により、この空間は2mm以下の範囲にあり得、デバイスのより適切な動作のために任意の空間を最小化および/または排除することが望ましい場合がある。シール機構の例は、流体の流れを低減および/または防止するのに役立ち得るバックスプリングシール、ブラシシールおよび同様の装置を含むことができる。図1を参照すると、デバイスの精度は、(第3の流れFとして)ロータ114を横切るものと、(第2の流れFとして)流体通路106から出るものの両方の作動流体Fの流れの適切なパラメータに対応することができる。
図10、図11、図12および図13は、セグメント202,204,206の一例の様々な図を示す。図10は、実施例の上部の平面図を示している。図11は、図10の線11−11で取った実施例の断面の立面図を示す。図12および図13は、それぞれ図10の線12−12および線13−13で取った実施例の断面の立面図を示す。
図10および図11を参照すると、この実施例は、一対の端部(例えば、第1の端部230および第2の端部232)で終端する円弧状本体228を有する。円弧状本体228は、好ましくは金属および/または金属合金から作成または構成されている平板(図11に示すような)を形成することができる。平板の形状は、端部230,232の間で測定されるものとしての円弧長Lを有する円弧を形成することができる。この円弧は、角度αを定めることができる。円弧長Lおよび/または角度αの値は、セグメント202,204,206(図7,8,9)のすべてにわたってほぼ同じであってもよい。他の例では、角度αは、約60°〜約180°の範囲の値を取ることができる。一実装形態では、セグメント202,204,206が本明細書で述べるようにリング132(図3)を形成するように、円弧長Lおよび/または角度α範囲を個別に構成することができる。
円弧状本体228は、1つまたは複数の結合機構(例えば、第1の結合機構234および第2の結合機構236)を有することができる。結合機構234,236は、端部230,232に近接して結合部材208,210,212(図8)を受容(または収容)するように平板を構成する。高レベルでは、結合機構234,236からの幾何形状は、結合部材208,210,212の摺動係合を可能にして、バルブ100の動作を妨げる可能性のある付着を防止する。この幾何形状は、必要に応じて変更することができる。図11では、第1の端部230において、第1の結合機構234は、平板内に貫入する第1の凹部238を形成する。第1の凹部238は、底部240と、端部230において終端する周辺側壁242とを有することができる。1つまたは複数の開口244が、第1の凹部238を埋めることができる。図13に最もよく示されるように、開口244は、第1の凹部238内で平板を貫通することができる。開口244は、結合部材208,210,212に見られる開口および/または締結具(例えば、ねじ、ボルトなど)に対応することができる。開口244は、ねじ山を含むことができ、および/または、所望に応じて締結具を受け入れるような大きさにすることができる。
再び図11を参照すると、第2の端部232において、第2の結合機構236は、平板内に貫入する第2の凹部246を形成することができる。第2の凹部246は、第1の部分248および第2の部分250を有する。周辺側壁252が、部分248,250の各々を境界付け、端部232で終端する。図14に最もよく示されているように、凹部244は、部分248,252内にそれぞれ一対の底面(例えば、第1の底部256および第2の底部258)を形成する段差254を含む。底部256,258は、後述するように、結合部材208,210,212の幾何形状を収容するために、平板内で異なる深さにある。
図14、図15、図16、図17、および図18は、結合部材208,210,212の一例の様々な図を示す。図14は、実施例の上部の平面図を示している。図15および図16は、この実施例の側面の立面図を示す。図17および図18は、それぞれ、実施例の正面および背面の立面図を示す。
図14において、この実施例は、前部262、後部264、および辺(例えば、第1の辺266および第2の辺268)を有する、概して細長い矩形の本体260を有する。本体260は、上述した円弧状本体238(図10)の開口244(図10)に対応するように配置された1つまたは複数の開口270を有することができる。図15および図16に示すように、本体260は、平板の形態をとることができる。第1の辺266に、平板は、平板に固定された別個の片であってもよいボス部材272を含むことができる。ボス部材272はまた、材料のブロック(またはビレット)からこれらのフィーチャを機械加工することによって、平板と一方向的または一体的に形成されてもよい。適切な材料は、金属および金属合金を含むことができるが、他の材料は、長方形の本体260に使用するのに適した材料特性を示す。ボス部材272は、第2の凹部246(図10および図13)の第2の部分250(図10)に嵌合するような大きさにすることができる。一実装形態では、ボス部材272は、後部264から前部266に向かって、またはその逆に延伸することができる。
図19は、図3のシステム102の斜視図を示す。バルブ100は、図8の本体部材200の実施例と同様の構成を有する。この例は、1つまたは複数のベアリング部材(例えば、ベアリング部材142)を含む。ベアリング部材142は、セグメント202,204,206と、ここではブレードキャリア144として示されている、システム102および/またはケーシング104(図1)の一部との間に介在することができる。セグメント202,204,206は、ベアリング部材142の少なくとも一部を受け入れるための溝または他の機構を含むことができる。一般的に、ベアリング部材142は、ブレードキャリア144に対するセグメント202,204,206の動きを妨げ得る摺動摩擦を低減するデバイスを具体化することができる。これらのデバイスは、ローラベアリング、ベアリングスライド、ダブテールベアリングを含むことができるが、任意の数の異なる種類のベアリングおよびベアリングのようなデバイスおよび材料が本明細書に適用可能であり得る。
図20は、タービン内のロータを横切る流れを調整するための例示的な方法300の流れ図を示す。方法300は、段階302において、タービンの流路内でロータの周りにリング部材を配置することと、段階304において、リング部材をセグメントに分割することとを含むことができる。方法300はまた、段階306において、リング部材を通る流れを防止するために隣接するセグメントを結合することと、段階308においてアクチュエータをセグメントに個別に結合することとを含むことができる。方法300は、段階310において、リング部材とロータとの間の環状間隙を低減するために、セグメントが互いに対しておよびロータに対して位置を変えることを可能にすることと、段階312において、第1の位置と、第1の位置よりもロータに近い第2の位置とを各々有するように、セグメントを配置することとをさらに含むことができる。
上記の考察および本明細書で検討した図1〜20を考慮すると、バルブ100は、回転122の中断を回避するために、ロータ114の周縁まわりに配置することができる。動作中、蒸気Fが、流体通路106を通って流れて、バルブ100に衝突する。バルブ100が開いた状態で、蒸気Fがロータブレード120に衝突することができ、ロータ114が回転させられ、タービンが発電させられる。アクチュエータ214,216,218の動きは、好ましくは同時にまたは一斉に、セグメント202,204,206の位置を変更してバルブ100の開口部144のサイズを設定することができる。開口部144のサイズは、蒸気Fがケーシング104から出るようにすることができる。
バルブ100は、システム102内の部品の世話をするために補修および保守を必要とすることがある。時間が経つにつれて、これらの部品は、バルブ100の動作を妨げる可能性がある磨耗および場合によっては損傷を経験する可能性がある。技術者は、1つまたは複数の交換部品のために既存の部品を取り外すために、バルブ100全体または一部を取り出す必要があり得る。交換部品の例は、OEMまたは代替の補修部品販売店および/または代理店からのものであってもよい。これらの実施例は、従来の製造および機械加工技術(積層造形および/または「3D印刷」を含む)のいずれかを使用して新たに構成することができる。特定の技術では、実行可能コードの1つまたは複数の命令(記憶媒体上にあり、ダウンロード可能および/または実行可能)を含むモデルファイルを使用して、部品の機能を定義することができる。これらの命令は、機械(例えば、旋盤、フライス盤、積層造形機械など)に、バルブ100において使用するための部品をもたらす特定の機能を実行させることができる。
本開示はまた、バルブ100の1つまたは複数の交換部品が既存の部品によって形成されてもよいことを意図している。特定の部品は、既存の部品をバルブ100の交換部品として使用するための状態および/または仕様に準備するために同様のプロセスを一新するのに役立ち得る。例示的なプロセスは、バフ仕上げ、ビードブラスト加工、溶接、はんだ付け、機械加工、および所望により部品から材料を構築および/または除去するのに有用な同様の方法を含んでもよい。
交換部品は、完全に構成されたアセンブリとしてバルブ100に組み付けられてもよい。他の実装形態では、交換部品は、可能性として1つまたは複数のサブアセンブリの形態で、個々の部品(例えば、セグメント202,204,206、アクチュエータ214,216,218、結合部材208,210,212)、ならびにこれらの組み合わせおよび集合を具体化することができる。
図21は、バルブ100の構成要素の一実施例を製造する例示的なプロセス400を示す。例示的なプロセスは、単独で、または1つもしくは複数の他のタイプの除去加工技術と組み合わせて、積層造形技術を活用することができる。図21に示すように、プロセス400は、段階402において、ネットシェイプを規定する実行可能命令によって積層造形機械を構成することができる。ネットシェイプは、例えば、セグメント202,204,206および上述した結合部材208,210,212を含む、バルブ100の構成要素の本体を具体化することができる。プロセス400はまた、段階404において、ネットシェイプを成長させることと、必要に応じて段階406において、ネットシェイプに対して1つまたは複数の成長後プロセスを実行することとを含むことができる。
プロセス400の実装形態は、バルブ100の構成要素の実施形態を提供することができる。これらの実装形態は、例えば、ネットシェイプを規定し、ネットシェイプを成長させ、ネットシェイプに対して1つまたは複数の成長後プロセスを実施する実行可能命令によって、積層造形機械を構成するプロセスによって作成される、圧縮機内のフレームを支持する支持部材をもたらすことができる。1つまたは複数の成長後プロセスが、ネットシェイプを熱処理することを含み、および/または、ネットシェイプを出刃リングすることを含み、および/またはネットシェイプを機械加工することを含み、および/またはネットシェイプの1つまたは複数の表面に表面仕上げを適用することを含み、および/または研磨剤を用いてネットシェイプの材料を除去することを含み、および/または寸法形状データを蓄積するためにネットシェイプを検査し、寸法データをデフォルト値と比較することを含む、構成要素をもたらすそのような実装形態も企図される。
本明細書で使用するように、単数形で記載され、単語「1つの(a)」または「1つの(an)」の後に続く要素または機能は、複数の上記要素または機能を除外しないものとして理解されるべきであるが、そのような除外が明示的に記載されている場合は除く。さらに、特許請求されている本発明の「一実施形態」に対する参照は、記載した特徴も組み込んだ追加の実施形態の存在を除外するものと解釈されるべきではない。
本明細書は実施形態を開示するため、および、あらゆるデバイスまたはシステムを製作し、ならびに使用し、およびあらゆる組込方法を実行することを含む任意の当業者が実施形態を実施することを可能にするための例を用いる。実施形態の特許され得る範囲は、請求項によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。このような他の実施例が特許請求の範囲の字義通りの文言と異ならない構造体要素を有する場合、または、それらが特許請求の範囲の字義通りの文言と実質的な差異がない等価な構造体要素を含む場合には、このような他の実施例は特許請求の範囲内であることを意図している。
[実施態様1]
タービンであって、
流体通路(106)を画定するケーシング(104)と、
前記流体通路(106)に配置されたロータ(114)と、
前記ロータ(114)に外接するバルブ(100)であって、前記バルブ(100)は、前記バルブ(100)と前記ロータ(114)との間で流体が流れることができる流れ領域(134)を形成する開口部(144)を画定する、バルブ(100)と
を備える、タービン。
[実施態様2]
前記バルブ(100)は、前記ロータ(114)に対する前記流れ領域(134)のサイズを変化させるように作動するように構成されている、実施態様1に記載のタービン。
[実施態様3]
前記バルブ(100)は、前記ロータ(114)上に配置されたブレード(120)の上流に配置される、実施態様1に記載のタービン。
[実施態様4]
前記バルブ(100)は、前記ケーシング(104)上に配置されたブレード(128)の上流に配置される、実施態様3に記載のタービン。
[実施態様5]
前記バルブ(100)は、複数の円弧状セグメント(202、204、206)を備える本体部材(136、200)を有する、実施態様1に記載のタービン。
[実施態様6]
前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)の各々は、互いに対しておよび前記ロータ(114)に対して独立して動く、実施態様5に記載のタービン。
[実施態様7]
前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)に各々結合された複数のアクチュエータ(214、216、218)をさらに備える、実施態様5に記載のタービン。
[実施態様8]
前記本体部材(136、200)は、前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)の隣接するセグメントの間に延伸する複数の結合部材(208、210、212)を備え、前記複数の結合部材(208、210、212)は、前記本体部材(136、200)を通る流体の流れを防止するために、前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)上の上流側の対向する表面間に連続性を提供するように構成されている、実施態様5に記載のタービン。
[実施態様9]
前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)は、前記ロータ(114)と間隙(146)を形成する内周縁部(140)を有し、前記円弧状セグメント(202、204、206)は、前記内周縁部(140)が前記ロータ(114)と接合する位置をとるように構成されている、実施態様5に記載のタービン。
[実施態様10]
前記位置において、前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)と共に前記内周縁部(140)と前記ロータ(114)との間にシールを生成するように構成されたシール機構をさらに備える、実施態様9に記載のタービン。
[実施態様11]
タービンであって、
第1のセットのブレード(120)を有する本体(116)を有するロータ(114)と、
前記ロータ(114)を少なくとも部分的に囲むケーシング(104)であって、前記ケーシング(104)は、前記第1のセットのブレード(120)に隣接する第2のセットのブレード(128)を有する、ケーシング(104)と、
前記ロータ(114)に外接するリング部材(138)であって、前記リング部材(138)は、前記ロータ(114)と間隙(146)を画定する内周縁部(140)を有し、前記間隙(146)は、前記リング部材(138)と前記ロータ(114)との間に環状に延在する、リング部材(138)と
を備え、
前記リング部材(138)は、前記間隙(146)を第1の間隙から第2の間隙へと変化させて、前記リング部材(138)を通る、および前記リング部材(138)と前記ロータ(114)との間の作動流体の流れを変化させるように構成されている、
タービン。
[実施態様12]
前記リング部材(138)は、前記第1の間隙から前記第2の間隙まで前記間隙(146)を変化させるように他方とは独立して動くように各々構成されている第1の円弧状セグメント(202)および第2の円弧状セグメント(204)を備える、実施態様11に記載のタービン。
[実施態様13]
前記リング部材(138)は、前記第1の円弧状セグメント(202)および前記第2の円弧状セグメント(204)に隣接して配置される第3の円弧状セグメント(206)を備える、実施態様12に記載のタービン。
[実施態様14]
前記第1の円弧状セグメント(202)、前記第2の円弧状セグメント(204)、および前記第3の円弧状セグメント(206)は、前記ロータ(114)に対して半径方向内向きおよび外向きに動くように構成されている、実施態様13に記載のタービン。
[実施態様15]
前記第2の間隙は、前記ロータ(114)を横切る流れを防止するように前記リング部材(138)を構成する、実施態様11に記載のタービン。
[実施態様16]
前記内周縁部(140)が前記ロータ(114)に係合する、実施態様15に記載のタービン。
[実施態様17]
タービン内のロータ(114)を横切る流れを調節するための方法(300)であって、
タービンの流路内でロータ(114)の周りにリング部材(138)を配置するステップ(302)と、
前記リング部材(138)をセグメント(202、204、206)に分割するステップ(304)と、
前記リング部材(138)と前記ロータ(114)との間の環状間隙(146)を低減するために、前記前記セグメント(202、204、206)が互いに対しておよび前記ロータ(114)に対して位置を変化させることを可能にするステップ(310)と
を含む、方法(300)。
[実施態様18]
前記リング部材(138)を通る流れを防止するために隣接するセグメント(202、204、206)を結合するステップ(306)
をさらに含む、実施態様17に記載の方法(300)。
[実施態様19]
アクチュエータ(214、216、218)を前記セグメント(202、204、206)に個別に結合するステップ(308)
をさらに含む、実施態様17に記載の方法(300)。
[実施態様20]
前記セグメント(202、204、206)を、第1の位置と、前記第1の位置よりも前記ロータ(114)に近い第2の位置とを各々が有するように配置するステップ(312)
をさらに含む、実施態様17に記載の方法(300)。
100 バルブ
102 動力生成システム
104 ケーシング
106 流体通路
108 第1の端部、入口
110 第2の端部、出口
112 軸
114 ロータ
116 ロータ本体
118 外面
120 ロータブレード
122 回転
124 ステータブレードアセンブリ、ステータアセンブリ
126 ブレードキャリア
128 ステータブレード
130 開口
132 導管、リング
134 領域
136 中心、本体部材
138 リング
140 内周縁部
142 中心、ベアリング部材
144 ブレードキャリア、開口部
146 環状間隙
200 本体部材
202 第1のセグメント
204 第2のセグメント
206 第3のセグメント
208 第1の結合部材
210 第2の結合部材
212 第3の結合部材
214 アクチュエータ、第1のアクチュエータ部材
216 アクチュエータ、第2のアクチュエータ部材
218 アクチュエータ、第3のアクチュエータ部材
220 ヨーク部材
222 力発生デバイス
223 間隙
228 円弧状本体
230 第1の端部
232 第2の端部
234 第1の結合機構
236 第2の結合機構
238 円弧状本体、第1の凹部
240 底部
242 周辺側壁
244 開口、凹部
246 第2の凹部
248 第1の部分
250 第2の部分
252 周辺側壁
254 段差
256 第1の底部
258 第2の底部
260 本体
262 前部
264 後部
266 前部、第1の辺
268 第2の辺
270 開口
272 ボス部材
300 方法
302 段階
304 段階
306 段階
308 段階
310 段階
312 段階
400 プロセス
402 段階
404 段階
406 段階

Claims (8)

  1. タービンであって、
    流体通路(106)を画定するケーシング(104)と、
    前記流体通路(106)に配置されたロータ(114)と、
    前記ロータ(114)に外接するバルブ(100)であって、前記バルブ(100)は、前記バルブ(100)と前記ロータ(114)との間で流体が流れることができる流れ領域(134)を形成する開口部(144)を画定する、バルブ(100)と
    を備え
    前記バルブ(100)は、複数の円弧状セグメント(202、204、206)を備える本体部材(136、200)を有し、前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)の各々は、互いに対しておよび前記ロータ(114)に対して独立して動く、タービン。
  2. 前記バルブ(100)は、前記ロータ(114)に対する前記流れ領域(134)のサイズを変化させるように作動するように構成されている、請求項1に記載のタービン。
  3. 前記バルブ(100)は、前記ロータ(114)上に配置されたブレード(120)の上流に配置される、請求項1に記載のタービン。
  4. 前記バルブ(100)は、前記ケーシング(104)上に配置されたブレード(128)の上流に配置される、請求項3に記載のタービン。
  5. 前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)に各々結合された複数のアクチュエータ(214、216、218)をさらに備える、請求項1から4のいずれか1項に記載のタービン。
  6. 前記本体部材(136、200)は、前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)の隣接するセグメントの間に延伸する複数の結合部材(208、210、212)を備え、前記複数の結合部材(208、210、212)は、前記本体部材(136、200)を通る流体の流れを防止するために、前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)上の上流側の対向する表面間に連続性を提供するように構成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載のタービン。
  7. 前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)は、前記ロータ(114)と間隙(146)を形成する内周縁部(140)を有し、前記円弧状セグメント(202、204、206)は、前記内周縁部(140)が前記ロータ(114)と接合する位置をとるように構成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のタービン。
  8. 前記位置において、前記複数の円弧状セグメント(202、204、206)と共に前記内周縁部(140)と前記ロータ(114)との間にシールを生成するように構成されたシール機構をさらに備える、請求項に記載のタービン。
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