JP6819856B2 - 電子計算機、演算処理方法及びプログラム - Google Patents

電子計算機、演算処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子計算機、演算処理方法及びプログラムに関し、特に、割余り計算機能を備えた電子計算機、演算処理方法及びプログラムに関する。
従来、割り算(除算)の演算処理において、余りを計算して表示する機能(割余り計算機能)を備えた電子式卓上計算機(いわゆる、電卓)が知られている。電卓で割余り計算を実行する場合、一般的には、被除数を入力した後、割余り計算を設定するための割余りキーを入力操作し、さらに除数を入力し、計算実行キー(=)を入力操作することにより、1回分の割余り計算が実行されて、表示パネルに計算結果である商と余りの値が同時に又は個別に表示される。
なお、割余り計算における入力操作の方法や計算結果の表示方法については、例えば特許文献1に示すように、被除数、除算キー、除数を順次入力した後、商キーを入力操作することにより、表示パネルに商の値のみが表示され、さらに余りキーを入力操作することにより、商の値に替わり、表示パネルに余りの値のみが表示される手法を適用した電卓も知られている。
特開平06−202990号公報
上述したような割余り計算機能を備えた電卓においては、割余り計算の結果(商や余り)を、さらに別の計算に用いるような場合、次のような問題点を有している。
例えば、錠剤72錠の入った瓶を1箱に24瓶入れるとした場合、錠剤10000錠は、何箱、何瓶、何錠になるかを求める場合、10000を72で除する計算を行った後、その商の値をさらに24で除する計算を行う一連の演算処理が実行される。具体的には、まず、10000を72で除する(111)式の計算を行うことにより、その計算結果である商(=138)と余り(=64)が表示パネルに表示される。これらの計算結果は、次に行われる計算に用いるため、電卓のメモリ機能により一時保存したりユーザがメモを取ったりする。
10000÷72=138余り64 ・・・(111)
次いで、保存又はメモされた上記(111)式の商の値を24で除する(112)式の計算を行うことにより、一連の演算処理の結果である商(=5)と余り(=18)が表示パネルに表示される。
138÷24=5余り18 ・・・(112)
このようにして10000錠は、5箱、18瓶、64錠であるというように複数の解が導き出されるが、演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能であるような従来の一般電卓においては、表示能に制限があり、複数の演算の解をまとめて表示しにくく、また複数の解が表示されていたとしても1箱に何瓶入っているのか、1瓶に何錠入っているのかという複数の単位と対応する複数の解との関係が明示されておらずそれぞれ表示された解の意味を理解することが困難であった。
そこで、本発明は、表示部に理解しやすい形態で表示することができる電子計算機、演算処理方法及びプログラムを提供することを利点とする。
本発明に係る電子計算機は、
第1入力数及び第2入力数をそれぞれ入力する入力部と、
前記入力部による前記第1入力数及び前記第2入力数の入力に応じて、前記第1入力数及び前記第2入力数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行する演算処理部と、
前記演算処理部での前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をまとめて表示する表示部を有し、
前記表示部は、前記第2入力数及び前記第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する
また、本発明に係る電子計算機は、
第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行する演算処理部と、
前記第1演算を演算するために入力された第2入力数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する表示部と、
を有する。
本発明に係る電子計算機の演算処理方法は、
第1入力数及び第2入力数を電子計算機の入力部に入力し、
前記入力部による前記第1入力数及び前記第2入力数の入力に応じて、前記第1入力数及び前記第2入力数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行し、
前記電子計算機の表示部に、前記第2入力数及び前記第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する
また、本発明に係る電子計算機の演算処理方法は、
第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行し、
前記第1演算を演算するために入力された第2入力数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する。
本発明は、
電子計算機のプログラムであって、
第1入力数及び第2入力数を前記電子計算機の入力部に入力するステップと、
前記入力部による前記第1入力数及び前記第2入力数の入力に応じて、前記第1入力数及び前記第2入力数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行するステップと、
前記電子計算機の表示部に、前記第2入力数及び前記第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示するステップと、を実行させる。
また、本発明は、
電子計算機のプログラムであって、
第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行するステップと
前記電子計算機の表示部に、前記第1演算を演算するために入力された第2入力数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示するステップと、を実行させる。
本発明によれば、表示部に理解しやすい形態で表示することができる。
本発明に係る電子計算機の一実施形態を示す外観図である。 一本実施形態に係る電子計算機の機能構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る電子計算機の演算処理方法の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る演算処理方法におけるキー入力操作及び表示動作の一例を示す操作状態図である。 一実施形態に係る電子計算機に適用可能な変形例を示す概略図である。
以下、本発明に係る電子計算機、演算処理方法及びプログラムについて、実施形態を示して詳しく説明する。
(電子計算機)
図1は、本発明に係る電子計算機の一実施形態を示す外観図である。図1(a)は電子計算機の斜視図であり、図1(b)は正面図である。また、図2は、本実施形態に係る電子計算機の機能構成の一例を示すブロック図である。
図1、図2に示すように、本発明に係る電子計算機100は、四則演算機能を備えた一般的な電子式卓上計算機(電卓)に適用されるものであり、概略、キー入力部110と、計算モード設定部120と、表示部130と、演算処理部140と、メモリ部150と、電源供給部160と、を有している。
キー入力部110には、図1(a)、(b)に示すように、四則演算を行うためのテンキー(1〜9、0、00、小数点)や演算キー(+、−、×、÷、÷余り、=)、数字を保存又は読出すためのメモリ機能キー(M+、M−、MRC)、プラス・マイナス切替キー(+/−)、表示部130に表示された数字の桁間の位置を移動するためのシフトキー、数字をクリアするためのクリアキー(C、AC)が配置されている。また、キー入力部110には、四則演算に使用される、上記の基本的なキーの他に、税率を加味した計算を行うための税計算キー(税込、税抜)や、百分率表示キー(%)、日数計算の方法(片落、両入)を設定する日数キー、計算結果の累計を求める累計計算キー(GT)等が配置されている。
計算モード設定部120には、小数の端数処理を指定するスライド型のセレクタースイッチ(F、CUT、5/4)、小数の表示位を調整する調整スイッチ(4、3、2、1)や、後述する表示部130において計算を実行する表示領域を選択するための計算切替キー122、表示部130の特定の表示領域に表示された数字を他の表示領域にコピーするコピーキー124が配置されている。計算切替キー122は、表示部130に設けられた複数の表示領域を順次又は交互に選択状態に設定して、計算を実行可能な表示領域を切り替える際の操作に用いられる。調整スイッチは、セレクタースイッチのつまみがFの位置である場合を除き、つまみがn位に設定されることで表示領域132に表示する小数を小数点第n位までに設定するものである。セレクタースイッチでは、つまみをFの位置に設定すると、計算値が小数である場合、表示可能な桁数まで表示部130に小数として表示され、つまみをCUTの位置に設定すると、計算値が小数である場合、表示部130に調整スイッチで設定された小数点第n位のさらに一つ下の位である小数点第(n+1)以下の部分を省略した小数点第n位までの値で表示され、つまみを5/4の位置に設定すると、計算値が小数である場合、調整スイッチで設定された小数点第n位の一つ下の位である小数点第(n+1)の値を四捨五入した小数点第n位までの値で表示部130に表示される。
表示部130は、図1(b)に示すように、一の表示パネルに複数段(図では上下2段)の表示領域132、134を有し、各段の表示領域132、134には7セグメント型の表示素子が所定の桁数分(図では12桁)配列されており、演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能である。各段の表示領域132、134は、計算モード設定部120に設けられた計算切替キー122をユーザが操作することにより、上段又は下段の表示領域132、134のうち、いずれか一方の表示領域132、134が選択されて、入力値や計算値が表示可能な状態に設定される。すなわち、計算切替キー122により選択された表示領域132、134には、キー入力部110の各キーを操作することにより入力された数字(入力値)や、所定の計算を実行して得られた結果(計算値)を示す数字や符号等が表示される。
表示領域132、134の一方に入力値或いは計算値が表示されている場合、計算切替キー122を押すと、表示領域132、134の一方の表示を維持したままの状態で、以降の入力値或いは計算値は表示領域132、134の他方に表示され、さらに再度計算切替キー122を押すと、表示領域132、134の他方の表示を維持したままの状態で、以降の入力値或いは計算値は表示領域132、134の一方に上書き表示される。そして、コピーキー124を押すと、計算結果として表示領域132、134の一方に表示されている値がコピーされて表示領域132、134の他方に表示される。なお、この状態で引き続き計算すると、計算結果は依然表示領域132、134の一方に表示される。
このような複数の表示領域132、134を有する表示部130は、各表示領域132、134を切り替えて、それぞれ異なる計算を実行し、その計算結果同士を用いて、さらに別の計算を実行する、といった複雑な計算を実行する際に有効なものである。
また、本実施形態においては、割余り計算を含む一連の演算処理を行う場合に、表示部130は、計算切替キー122による表示領域132、134の選択状態に関わらず、演算処理の最終的な結果を示す数字に加え、一連の演算処理を行うためにキー入力部110により入力された数字や演算処理の途中で得られた計算結果を示す数字を、複数の表示領域132、134を使用して、それぞれ区別した形態で同時に表示する。
演算処理部140は、プロセッサ或いはコンピュータを有し、メモリ部150に格納された所定のプログラムを実行することにより、キー入力部110による操作に応じた計算を実行し、計算結果を表示部130に所定の形態で表示する。ここで、演算処理部140は、通常の四則演算を行う場合には、計算切替キー122により選択状態に設定された上段又は下段の表示領域132、134のうち、いずれか一方の表示領域132、134に、キー入力部110により入力された数字や実行された計算結果を順次表示するように制御する。一方、演算処理部140は、割余り計算を含む一連の演算処理を行う場合には、その最終的な結果を示す数字に加え、キー入力部110により入力された数字や演算処理の途中で得られた計算結果を示す数字を、表示部130の複数の表示領域132、134を使用して、それぞれ区別した形態で同時に表示するように制御する。なお、具体的な演算処理及び表示形態については、詳しく後述する。
メモリ部150は、キー入力部110を操作して入力された数字やメモリ機能キーを操作して表示部130に表示された数字、演算処理により得られた数字の各データを保存するRAM(Random Access Memory)、及び、演算プログラム等が格納されたROM(Read Only Memory)の少なくとも一部或いは全部を有する。また、メモリ部150は、演算処理部140における演算処理中に生成されたデータや、表示部130に表示する数字のデータを保存する。なお、メモリ部150は、演算処理部140に内蔵されているものであってもよい。
電源供給部160は、一次電池や二次電池に加え、室内光や自然光を受光して発電する太陽電池パネル162を備え、電子計算機100の各部に駆動電力を供給する。
(電子計算機の演算処理方法)
次に、本実施形態に係る電子計算機における演算処理方法及びプログラムについて、図面を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る電子計算機の演算処理方法の一例を示すフローチャートである。また、図4は、本実施形態に係る演算処理方法におけるキー入力操作及び表示動作の一例を示す操作状態図である。
本実施形態に係る演算処理方法は、上述したような構成を有する電子計算機において、演算処理部140で特定のプログラムを実行することにより、割余り計算を含む一連の演算処理を実行する場合に適用される。このような一連の演算処理は、通常の四則演算を単独で実行する場合のプログラムとは異なり、特別なプログラムにより実現されるものである。
本実施形態においては、割余り計算を含む一連の演算処理の具体例として、「1瓶に入る錠剤が72錠、1箱に入る瓶が24瓶とすると、10000錠は、何箱に収まり、余りが何瓶と何錠になるか?」という計算を行う場合について説明する。このような一連の演算処理は、薬剤を処方する際や、商品や部品を箱詰めする際、等に有効に適用される。
本実施形態に係る演算処理方法は、例えば図3のフローチャートに示すように、まず、ユーザがキー入力部110により、一連の演算処理において除数となる各数字を順次入力する(ステップS102)。具体的には、例えば図4(a)に示すように、ユーザがキー入力部110により「÷余り」、「÷余り」、「M+」、「7」、「2」、「M+」の順にキー操作を行うことにより、演算処理部140は、表示部130の上段の表示領域132の所定の位置に第1の除数(第1数)である「72」を表示させるとともに、メモリ部150に保存する。次いで、例えば図4(b)に示すように、ユーザがキー入力部110により「÷余り」、「M+」、「2」、「4」、「M+」の順にキー操作を行うことにより、演算処理部140は、表示部130の上段の表示領域132の所定の位置に第2の除数(第2数)である「24」を表示させるとともに、メモリ部150に保存する。すなわち、本実施形態においては、除数となる数字を順次入力することにより、一連の演算処理に関連する計算を実行する前に各除数が一括して入力される。
ここで、本実施形態においては、各除数を入力する際に、事前に「÷余り」キーを1乃至数回操作し、入力する数字の前後に「M+」キーを操作する。具体的には、第1の除数「72」の入力前にキー「÷余り」、「÷余り」を2回押すことで第1の除数「72」が2回目の商の除数であることを認識させ、第2の除数「24」の入力前に、キー「÷余り」を1回押すことで第2の除数「24」が1回目の商の除数であることを認識させ、除数「72」、「24」の入力前後をキー「M+」で挟むように入力することで、除数「72」、「24」の範囲を設定している。
このように、通常の四則演算を実行する場合とは異なる特別なキー操作を行うことにより、演算処理部140は、割余り計算を含む一連の演算処理を実行する計算モードであること、及び、その計算モードにおいて除数が入力されていることを判別して、入力された数字を表示部130の上段の表示領域132に表示する。また、図4(b)に示す入力操作を図4(a)に示す入力操作の前に行うことで、第2の除数「24」を先に表示させ、引き続き図4(a)に示す入力操作を行うようにしても上記と同じ計算結果となるようにしてもよい。なお、キー「÷余り」、「M+」と連続入力することによって複数の商演算を行うモードと認識するように設定されていれば、m回目(mは2以上の整数)の商の除数であっても、除数の入力前にキー「÷余り」を押す操作を1回のみとしてもよい。この場合、回数が下位の除数の順に入力していけばよい。
また、このモードでは、上記のキー操作によって順次入力された第1の除数と第2の除数は、ユーザが表示部130を見て容易に区別が可能なように、例えば、各除数を示す数字「72」、「24」の左方に上付きコンマ「’」が自動的に表示され、同右方にピリオド「.」が自動的に表示される。すなわち、上付きコンマとピリオドに挟まれたひとまとまりの数字が、入力された除数を示す数字として区別される。ここで、一般電卓において、上付きコンマは桁数(日本では3桁ごとの区切り)を示すものであり、ピリオドは小数点を示すものである。すなわち、本実施形態においては、既存の電子計算機に適用されている表示機能を、個別の数字を区別するために用いている。なお、表示領域132に表示される区切り記号「’」、「.」は、いずれか一方のみでもよい。
また、表示部130において、上段、下段の各表示領域132、134は、図1(b)に示したように、7セグメント型の表示素子が所定の桁数(12桁)配列された構成を有している。すなわち、表示部130に表示される数字の桁数には制限があることになるが、この桁数を有効に利用するために、各除数「72」、「24」は、図4(b)に示すように、上記の区別方法を適用して相互に隣接するように表示される。
次いで、ユーザがキー入力部110により、一連の演算処理において被除数となる数字を入力する(ステップS104)。具体的には、例えば図4(c)に示すように、ユーザがキー入力部110により「1」、「00」、「00」、「÷余り」の順で操作することにより、演算処理部140は、表示部130の下段の表示領域134の所定の位置に被除数である「10000」を表示させるとともに、メモリ部150に保存する。
このように、除数の入力操作において、最初にキー「÷余り」、「M+」を入力し、除数入力の後にキー「M+」を入力して除数入力を完了した後、キー「÷余り」或いは「M+」を入力することなしに数値を入力することでその数値を被除数とみなすことができ、最後に「÷余り」を入力することで被除数の範囲を確定するとともに、余り表示の複数段階の除算が行われることが確定する。なお、被除数を入力する際に、被除数の入力後に「÷余り」キーを複数回入力操作してもよい。
すなわち、上述した除数を一括して入力する場合と同様に、通常の四則演算を実行する場合とは異なる特別なキー操作を行うことにより、演算処理部140は、除算結果と剰余を表示する割余り計算を含む一連の演算処理を実行する計算モードにおいて、被除数が入力されていることを判別して、入力された数字を表示部130の下段の表示領域134に表示する。
また、入力された被除数「10000」は、上述した第1及び第2の除数の区別方法と同様に、上付きコンマとピリオドとにより数字を挟んで区別する手法を適用して下段の表示領域134に表示される。これにより、次に示す複数の計算((11)〜(13)式)が順次実行される(ステップS106)。なお、次に示す複数の計算は、例えば図4(d)に示すように、ユーザがキー入力部110の演算実行キー「=」を入力操作することにより実行されるものであってもよい。
本実施形態に示した計算例を実行する場合、一般電卓においては、上述したように(111)式と(112)式に示した計算を順次実行することになる。これに対して、本実施形態においては、2回の割余り計算を連続して実行していることから、演算処理部140は、次の(11)式に示すように、ステップS102において入力された第1及び第2の除数を乗算して(ステップS106)、その計算結果(積)をメモリ部150に保存する(ステップS108)。ここで、(11)式に示す第1の除数「72」と第2の除数「24」を乗算した結果は、1箱に入る錠剤の数に相当する。
72×24=1728 ・・・(11)
次いで、演算処理部140は、次の(12)式に示すように、ステップS104において入力された被除数を、(11)式で計算された積の値で除する割余り計算を実行して(ステップS106)、その計算結果(第2の商と第2の剰余)をメモリ部150に保存する(ステップS108)。ここで、(12)式に示す被除数「10000」を、第1の除数「72」と第2の除数「24」を乗算した結果で除した結果において、錠剤が入った瓶が入る箱の数「5」が第2の商に相当し、6(第2の商+1)箱目を満たすには不十分な余りの錠剤の数「1360」が第2の剰余に相当する。
10000÷1728=5余り1360 ・・・(12)
すなわち、本実施形態においては、一括して入力された除数の積により被除数を除することにより、一連の演算処理の最終的な結果(商)を求めるための複数の計算(上述した(111)式と(112)式に相当する)がまとめて実行される。このような演算処理方法は、割余り計算を連続して実行する演算や、割余り計算と通常の除算を連続して実行する演算において、各計算の除数を乗算した結果(積)で被除数を除する演算と同等であることに基づくものである。
次いで、演算処理部140は、ステップS110において、第2(第a)の剰余が、第1(第(a−1))の除数以上であれば、一連の演算が終了していないと判断してNoとなり、ステップS114に移行し、第1の除数未満であれば一連の演算が終了したと判断してYesとなり、ステップS112に移行する。ここで(12)式における第2の剰余「1360」は、第1の除数「72」以上であるので、ステップS114に移行することになる。ステップS114では、aを(a−1)として、ステップS106に移行する。
これにより、演算処理部140は、次の(13)式に示すように、ステップS108の(12)式において計算された第2の剰余の値を、第1の除数で除する割余り計算を実行して(ステップS106)、その計算結果(商と余り)をメモリ部150に保存する(ステップS108)。ここで、(13)式に示す(12)式の計算の第2の剰余「1360」を、第1の除数「72」で除した結果において、6(第2の商+1)箱目を満たすには不十分な余りの錠剤で満たした瓶の数「18」が第1の商に相当し、(第1の商+1)個目の瓶を満たすには不十分な余りの錠剤の数「64」が第1の剰余に相当する。
1360÷72=18余り64 ・・・(13)
そして、演算処理部140は、次の除数が設定されていない場合、或いは、設定されていても第1の剰余が次の除数未満である場合には、一連の演算処理を終了する(ステップS110のYes)。
このように、a回の除算を繰り返し行う場合(aは2以上の整数)、第aの被除数DE、除数DS、商Q、剰余Rとすると、1回目の除算は(14)式の通りとなる。
DE=(DS×DS(a-1)×・・・×DS×DS)×Q+R ・・・(14)
ステップS114でaを(a−1)に変えて行われるステップS106での2回目の除算では、第aの剰余Rを第(a−1)の被除数DE(a-1)として(15)式の通りとなる。
=DE(a-1)
=(DS(a-1)×DS(a-2)×・・・×DS)×Q(a-1)+R(a-1) ・・・(15)
これをステップS110でNoとなる度にステップS114でaを1つずつ減らしてステップS106の演算が繰り返し行われる。
次いで、演算処理部140は、例えば図4(d)に示すように、表示部130の上段の表示領域132に第1及び第2の除数を表示させるとともに、下段の表示領域134に被除数を表示させた状態で、上述した演算処理において順次実行された計算により得られた計算結果である商の値「5」と、余りの値「18」、「64」とを、下段の表示領域134の所定の位置に表示させる(ステップS112)。
ここで、下段の表示領域134に計算結果として表示される数字は、上述した第1及び第2の除数の区別方法と同様に、上付きコンマとピリオドとにより数字を挟んで区別する手法を適用して相互に隣接して表示される。すなわち、本実施形態においては、表示部130の上段及び下段の表示領域132、134を使用して、一連の演算処理に関連する計算を実行する前に入力された除数や被除数の数字、及び、演算処理の結果である商や余りの数字が同時に表示される。このとき、表示部130には図4(d)に示すように、上段の表示領域132に表示された各除数と、下段の表示領域134に表示された商及び余りの値とが、例えば相互に対応し、かつ、左右における位置が同じになるように配置される。
これにより、ユーザは、図4(d)に示した表示部130の上下2段の表示領域132、134に、区別して表示された数字を見ることにより、「10000錠は、72錠が入る瓶の24瓶分が入る箱で5箱分と、瓶で18瓶分と、瓶1瓶分を満たさない余りが64錠になる」ことを認識できる。
従来の一般電卓では、割余り計算を含む一連の演算処理を実行する場合、前に実行した計算の結果をメモリ機能等を使用して保存、読出しを行ったり、メモを取った計算結果を再入力したりして、各計算を順番に実行しなければならないため、入力操作が繁雑なうえ、作業効率が悪いという問題を有していた。また、表示パネルには一連の演算処理の一部の最終的な結果(例えば上記(112)式で得られた商と余り)のみが表示されるため、最初に入力した数字や途中の計算結果(例えば上記(111)式で得られた商と余り)とともにまとめて確認することができなかった。
これに対し、本実施形態においては、ユーザは一連の演算処理において、まず、除数及び被除数を一括して入力することができるので、入力操作を簡便に行うことができ作業効率を向上させることができる。また、一連の演算処理に係る入力履歴や途中の計算結果を含む結果が、上下2段の表示領域を有する表示部に所定の表示形態で区別して同時に表示されるので、ユーザはこれらの数字を見て、入力履歴や計算結果を容易に認識して理解することができる。
(変形例)
次に、上述した実施形態に示した電子計算機及び演算処理方法に適用可能な変形例を示す。図5は、本実施形態に係る電子計算機に適用可能な変形例を示す概略図である。
(1)上述した実施形態においては、表示部130が一の表示パネルに上下2段の表示領域132、134を有する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2段以上の複数(例えば上中下の3段)の表示領域を有するものであってもよい。また、本発明は、表示部130が一の表示パネルに複数の表示領域を有する場合に限定されるものではなく、例えば図5に示すように、1段の表示領域を有する複数の表示パネル136、138が個別に配置されているものであってもよい。ここで、個別に配置される各表示パネル136、138の表示桁数は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。この場合においても、割余り計算を含む一連の演算処理を行う際には、キー入力部110により入力された数字や演算処理の結果を示す数字が、複数の表示パネル136、138を使用して、それぞれ区別した形態で同時に表示される。
(2)また、上述した実施形態においては、割余り計算を含む一連の演算処理を実行する際に、まず、除数となる数字を順次入力して各除数を一括して入力した後、被除数となる数字を入力する操作手順(ステップS102、S104)を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、被除数を入力した後、各除数を一括して入力するものであってもよい。また、割余り計算を含む一連の演算処理を実行する場合に、除数や被除数を示す数字を入力するためのキー操作は、図4(a)〜(c)に示したものに限定されるものではなく、通常の四則演算等を実行する際のキー操作と同一又は混同しないもの(すなわち、既存の他の演算プログラムを実行させないキー操作)であれば自由に設定して適用することができる。
(3)また、上述した実施形態においては、入力した数字や演算処理の結果を示す数字を区別する方法として、既存の電子計算機に適用されている表示機能である上付きコンマやピリオドを数字の前後に付加表示した場合について説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、各表示領域に入力された数字や演算処理の結果を区別可能に表示するものであれば、例えば各数字間にマイナス記号として用いられるハイフン(7セグメント表示の中心部のみを表示した横棒)を表示したりスペース(空白)を表示したりして、各数字相互を区別するものであってもよい。なお、この場合、各数字を区別するために一桁分の表示を必要とするため、表示部全体として表示できる数字の桁数や、数字の配置数が少なくなる場合があるものの、上述した実施形態と略同等の作用効果を得ることができる。
(4)また、上述した実施形態においては、表示部130の上段の表示領域132に除数を表示し、下段の表示領域134に被除数や計算結果(商、余り)を表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上段の表示領域132に除数や被除数等の入力された数字を表示し、入力された除数の位置に対応付けて下段の表示領域134に商、剰余の計算結果を表示するものであってもよい。また、表示部130に表示される数字は、入力された数字や計算結果のうち、任意の数字のみを表示するものであってもよい。
(5)また、上述した実施形態においては、演算処理の一例として、割余り計算を2回連続して実行する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、割余り計算と通常の除算のように、割余り計算と他の四則演算を連続して実行する演算処理に適用するものであってもよい。
(6)また、上述した実施形態においては、キー入力部110がボタン式のハードウェアキーであったが、これに限らず、ディスプレイ上の仮想キーであるソフトウェアキーであってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実行可能な範囲で上記複数の実施形態の各構成を組合せしてなしたものを含み、また特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]
第1数及び第2数を入力する入力部と、
前記入力部による前記第1数及び前記第2数の入力に応じて、前記第1数及び前記第2数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行する演算処理部と、
演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能であり、前記演算処理部での前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をまとめて表示する表示部と、
を有する電子計算機。
[2]
第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行する演算処理部と、
演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能であり、前記第1演算を演算するために入力された第2数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2数及び前記第2演算の第1数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する表示部と、
を有する電子計算機。
[3]
前記第1数及び前記第2数は、それぞれ第1除数及び第2除数であり、
前記第1演算及び前記第2演算は、それぞれ第1除算及び第2除算であり、
前記第1値は、前記第1除算によって算出された第1剰余であり、
前記第1演算の解及び前記第2演算の解は、それぞれ前記第1除算の第1商及び前記第2除算の第2商である[1]又は[2]に記載の電子計算機。
[4]
前記表示部は、前記第2除算によって算出された第2剰余を表示する[3]に記載の電子計算機。
[5]
前記表示部は、前記第1除算に用いられる被除数を、前記第1除数及び前記第2除数とともに表示する[3]に記載の電子計算機。
[6]
前記表示部は、前記第1数及び前記第2数の間にそれぞれ区別する表記を表示する[1]〜[5]のいずれかに記載の電子計算機。
[7]
第1数及び第2数を電子計算機の入力部に入力し、
前記入力部による前記第1数及び前記第2数の入力に応じて、前記第1数及び前記第2数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行し、
演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能である前記電子計算機の表示部に、前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をまとめて表示する電子計算機の演算処理方法。
[8]
第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行し、
演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能である前記電子計算機の表示部に、前記第1演算を演算するために入力された第2数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2数及び前記第2演算の第1数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する電子計算機の演算処理方法。
[9]
電子計算機のプログラムであって、
第1数及び第2数を前記電子計算機の入力部に入力し、
前記入力部による前記第1数及び前記第2数の入力に応じて、前記第1数及び前記第2数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行し、
演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能である前記電子計算機の表示部に、前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をまとめて表示することをコンピュータに実行させる電子計算機のプログラム。
[10]
電子計算機のプログラムであって、
第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行し、
演算子+、×、÷の少なくともいずれか1つが表示不可能である前記電子計算機の表示部に、前記第1演算を演算するために入力された第2数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2数及び前記第2演算の第1数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示することをコンピュータに実行させる電子計算機のプログラム。
100 電子計算機
110 キー入力部
120 計算モード設定部
122 計算切替キー
130 表示部
132、134 表示領域
136、138 表示パネル
140 演算処理部
150 メモリ部

Claims (13)

  1. 第1入力数及び第2入力数をそれぞれ入力する入力部と、
    前記入力部による前記第1入力数及び前記第2入力数の入力に応じて、前記第1入力数及び前記第2入力数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行する演算処理部と、
    前記演算処理部での前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をまとめて表示する表示部と、
    を有し、
    前記表示部は、前記第2入力数及び前記第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する電子計算機。
  2. 第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行する演算処理部と、
    前記第1演算を演算するために入力された第2入力数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する表示部と、
    を有する電子計算機。
  3. 前記第1入力数及び前記第2入力数は、それぞれ第1除数及び第2除数であり、
    前記第1演算及び前記第2演算は、それぞれ第1除算及び第2除算であり、
    前記第1値は、前記第1除算によって算出された第1剰余であり、
    前記第1演算の解及び前記第2演算の解は、それぞれ前記第1除算の第1商及び前記第2除算の第2商である請求項1又は2に記載の電子計算機。
  4. 前記表示部は、前記第2除算によって算出された第2剰余を表示する請求項3に記載の電子計算機。
  5. 前記表示部は、前記第1除算に用いられる被除数を、前記第1除数及び前記第2除数とともに表示する請求項3に記載の電子計算機。
  6. 前記表示部は、前記第1入力数及び前記第2入力数の間に、前記第1入力数及び前記第2入力数を区別する表記を表示する請求項1又は2に記載の電子計算機。
  7. 前記演算処理部は、前記第1入力数及び前記第2入力数の両方が入力された後、前記第1演算及び前記第2演算の演算処理を実行する請求項1又は2に記載の電子計算機。
  8. 第1入力数及び第2入力数を電子計算機の入力部に入力し、
    前記入力部による前記第1入力数及び前記第2入力数の入力に応じて、前記第1入力数及び前記第2入力数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行し、
    前記電子計算機の表示部に、前記第2入力数及び前記第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する電子計算機の演算処理方法。
  9. 第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行し、
    前記第1演算を演算するために入力された第2入力数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示する電子計算機の演算処理方法。
  10. 前記第1演算及び前記第2演算を含む演算処理は、前記第1入力数及び前記第2入力数の両方が入力された後に実行される請求項又はに記載の電子計算機の演算処理方法。
  11. 電子計算機で実行されたとき、コンピュータに、
    第1入力数及び第2入力数を前記電子計算機の入力部に入力するステップと、
    前記入力部による前記第1入力数及び前記第2入力数の入力に応じて、前記第1入力数及び前記第2入力数に基づいた第1演算と、前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算と、を含む演算処理を実行するステップと、
    前記電子計算機の表示部に、前記第2入力数及び前記第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記演算処理によって算出された前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示するステップと、を実行させるプログラム。
  12. 電子計算機で実行されたとき、コンピュータに、
    第1演算及び前記第1演算によって算出された第1値を用いた第2演算を含む演算処理を実行するステップと、
    前記電子計算機の表示部に、前記第1演算を演算するために入力された第2入力数及び前記第1演算と前記第2演算とを演算するために入力された第1入力数を第1表示領域に表示するとともに、前記第1演算の解及び前記第2演算の解をそれぞれ、前記第1演算の第2入力数及び前記第2演算の第1入力数に対応する位置に配置された第2表示領域に表示するステップと、を実行させるプログラム。
  13. 前記第1演算及び前記第2演算を含む演算処理を実行するステップを、前記第1入力数及び前記第2入力数の両方が入力された後に実行させる、請求項11又は12に記載のプログラム。
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