JP6819130B2 - コンタクトセンタシステム、コンタクトセンタ制御方法、コンタクトセンタ管理装置、コンタクトセンタ管理方法、および、コンタクトセンタ管理プログラム - Google Patents

コンタクトセンタシステム、コンタクトセンタ制御方法、コンタクトセンタ管理装置、コンタクトセンタ管理方法、および、コンタクトセンタ管理プログラム Download PDF

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    • H04M3/51Centralised call answering arrangements requiring operator intervention, e.g. call or contact centers for telemarketing

Description

本発明は、コンタクトセンタシステム、コンタクトセンタ制御方法、コンタクトセンタ管理装置、コンタクトセンタ管理方法、および、コンタクトセンタ管理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、顧客端末からの接続要求があった際に、コールセンタ管理サーバが、顧客端末のスペックに対応するスペックを満たすオペレータ端末を選択してTV通話通信を行なわせる技術が開示されている。また、特許文献2には、統合運用管理装置は、複数のネットワーク機器管理装置からネットワーク機器構成情報およびサーバ情報を収集して、ネットワーク機器構成情報からユーザが作成した論理ネットワークに関する情報とサーバ情報との間の関連づけに基づいて各ネットワーク機器管理装置に対して動作指令を行う技術が開示されている。
特開2009−130646号公報 特開2014−225719号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、複数のコンタクトセンタにおけるオペレータの割り当てを変更した場合に、セキュアな環境を維持しながら管理者がネットワークの設定を変更する必要がある。したがって、コンタクトセンタへのオペレータの割り当て変更を複雑なネットワークの設定なしに簡易に実現することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るコンタクトセンタシステムは、
オペレータを識別するオペレータ識別子と、複数のサービス先の中から前記オペレータに割り当てるサービス先を識別するサービス先識別子とを対応付けて登録する第1登録手段と、
前記第1登録手段に登録された対応関係を参照して、オペレータ端末から入力された前記オペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得する取得手段と、
前記オペレータ端末により用いることができる複数のコンタクトセンタ内の複数のサービス機器と前記オペレータ端末とを少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続する複数のサービス先用ネットワークの中から選択されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記サービス先識別子と、の対応関係を登録する第2登録手段と、
前記取得手段により取得された前記サービス先識別子と、前記第2登録手段に登録された前記対応関係と、を用いて、前記オペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を、前記ネットワーク識別子により識別された前記サービス先用ネットワークを介してサービス機器に接続する接続手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係るコンタクトセンタ制御方法は、
オペレータを識別するオペレータ識別子と、複数のサービス先の中から前記オペレータに割り当てるサービス先を識別するサービス先識別子とを対応付けて登録する第1登録手段に登録された対応関係を参照して、オペレータ端末から入力された前記オペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得する取得ステップと、
前記オペレータ端末により用いることができる複数のコンタクトセンタ内の複数のサービス機器と前記オペレータ端末とを少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続する複数のサービス先用ネットワークの中から選択されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記サービス先識別子と、の対応関係を登録する第2登録手段に登録された前記対応関係と、前記取得ステップにより取得された前記サービス先識別子と、を用いて、前記オペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を、前記ネットワーク識別子により識別された前記サービス先用ネットワークを介してサービス機器に接続する接続ステップと
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係るコンタクトセンタ管理装置は、
複数のサービス先の中からオペレータに割り当てるサービス先に対応して、コンタクトセンタを構成するサービス機器を少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続したサービス先用ネットワークの生成を指示する生成指示手段と、
前記サービス先を識別するサービス先識別子と前記生成されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて登録する第2登録手段と、
前記オペレータを識別するオペレータ識別子と前記オペレータを割り当てた前記サービス先識別子とを対応付けて登録する第1登録手段と、
オペレータ端末から入力されたオペレータ識別子を受信した場合に、前記第1登録手段を参照して前記受信したオペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得し、さらに、前記第2登録手段を参照して前記取得したサービス先識別子に対応する前記ネットワーク識別子を取得し、前記取得したネットワーク識別子と、前記受信したオペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を識別するオペレータ端末識別子とに基づいて、前記ネットワーク識別子により識別されるサービス先用ネットワークを介して、前記オペレータ識別子が入力されたオペレータ端末と、当該オペレータ端末により用いられる前記サービス機器とを接続するように指示する接続指示手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係るコンタクトセンタ管理方法は、
複数のサービス先の中からオペレータに割り当てるサービス先に対応して、コンタクトセンタを構成するサービス機器を少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続したサービス先用ネットワークの生成を指示する指示ステップと、
前記サービス先を識別するサービス先識別子と前記生成されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて、第2登録手段に登録する第2登録ステップと、
前記オペレータを識別するオペレータ識別子と前記オペレータを割り当てた前記サービス先識別子とを対応付けて、第1登録手段に登録する第1登録ステップと、
オペレータ端末から入力されたオペレータ識別子を受信した場合に、前記第1登録手段を参照して前記受信したオペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得し、さらに、前記第2登録手段を参照して前記取得したサービス先識別子に対応する前記ネットワーク識別子を取得し、前記取得したネットワーク識別子と、前記受信したオペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を識別するオペレータ端末識別子とに基づいて、前記ネットワーク識別子により識別されるサービス先用ネットワークを介して、前記オペレータ識別子が入力されたオペレータ端末と、当該オペレータ端末により用いられる前記サービス機器とを接続するように指示する指示ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係るコンタクトセンタ管理プログラムは、
複数のサービス先の中からオペレータに割り当てるサービス先に対応して、コンタクトセンタを構成するサービス機器を少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続したサービス先用ネットワークの生成を指示する指示ステップと、
前記サービス先を識別するサービス先識別子と前記生成されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて、第2登録手段に登録する第2登録ステップと、
前記オペレータを識別するオペレータ識別子と前記オペレータを割り当てた前記サービス先識別子とを対応付けて、第1登録手段に登録する第1登録ステップと、
オペレータ端末から入力されたオペレータ識別子を受信した場合に、前記第1登録手段を参照して前記受信したオペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得し、さらに、前記第2登録手段を参照して前記取得したサービス先識別子に対応する前記ネットワーク識別子を取得し、前記取得したネットワーク識別子と、前記受信したオペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を識別するオペレータ端末識別子とに基づいて、前記ネットワーク識別子により識別されるサービス先用ネットワークを介して、前記オペレータ識別子が入力されたオペレータ端末と、当該オペレータ端末により用いられる前記サービス機器とを接続するように指示する指示ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、セキュアな環境を維持しながら、コンタクトセンタへのオペレータの割り当て変更を複雑なネットワークの設定なしに簡易に実現することができる。
本発明の第1実施形態に係るコンタクトセンタシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るコンタクトセンタシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るコンタクトセンタシステムの動作概要を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るコンタクトセンタシステムの動作概要を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るコンタクトセンタシステムの動作概要を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るコンタクトセンタシステムの動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るCC統合管理サーバにおけるインタフェース画面を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るCC統合管理サーバにおけるインタフェース画面を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るオペレータ端末におけるインタフェース画面を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るCC統合管理サーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るDCリソース登録部に登録されたデータの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るサービス先接続機器登録部に登録されたデータの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るオペレータ割当登録部に登録されたデータの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るオペレータ端末接続テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るCC統合管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は単なる例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としてのコンタクトセンタシステム100について、図1を用いて説明する。コンタクトセンタシステム100は、ユーザからのコンタクトコールへの対応を処理するシステムである。
図1に示すように、コンタクトセンタシステム100は、第1登録部101と、取得部102と、第2登録部103と、接続部104と、を含む。第1登録部101は、オペレータを識別するオペレータ識別子111と、オペレータに割り当てるサービス先を識別するサービス先識別子112とを対応付けて登録する。取得部102は、第1登録部101により登録された対応関係を参照して、オペレータ端末から入力されたオペレータ識別子に対応するサービス先識別子を取得する。第2登録部103は、サービス先識別子112と、少なくとも1つのスイッチ手段を経由してサービス機器が接続されたサービス先用ネットワーク110を識別するネットワーク識別子131と、を対応付けて登録する。接続部104は、取得部102により取得されたサービス先識別子112と、第2登録部103により登録された対応関係と、を用いて、オペレータ端末と、オペレータ端末に対応するサービス先用ネットワーク110に含まれるサービス機器と、を接続する。
本実施形態によれば、オペレータ端末からのオペレータ識別子の入力操作によりネットワークを制御することにより、セキュアな環境を維持しながら、コンタクトセンタへのオペレータの割り当て変更を複雑なネットワークの設定なしに簡易に実現することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るコンタクトセンタシステムについて説明する。本実施形態に係るコンタクトセンタシステムは、構築された複数のコンタクトセンタに対するオペレータの割り当ての更新を、オペレータ端末からのオペレータ識別子の入力操作により仮想ネットワークであるSDN(Software-Defined Network:ソフトウェアで定義される仮想ネットワーク)を制御して簡易に実現する。また、データセンタにおけるコンタクトセンタの増設や変更を、管理者の入力操作に従いSDNを制御して簡易に実現する。なお、オペレータの割り当ての更新には、新規サービス先の登録、サービス先の変更、サービス先からの解放、または、複数のサービス先の登録が含まれる。
《コンタクトセンタシステム》
図2〜図3Cを参照して、コンタクトセンタシステム200の構成および動作概要を説明する。
(システム構成)
図2は、本実施形態に係るコンタクトセンタシステム200の構成を示すブロック図である。図2においては、1つのデータセンタ(以下、DC:Data Center)が複数のコンタクトセンタとしてのサービスを提供している場合について説明する。図2において、右図は、左図の太い破線で囲まれた部分の、システム管理端末211と、仮想ネットワークコントローラとしてのSDNコントローラ213と、SDNスイッチ214との関係を説明する図である。
コンタクトセンタシステム200は、システム管理端末211と、コンタクトセンタ(以下、CC:Contact Center)統合管理サーバ212と、SDNコントローラ213と、SDNスイッチ214と、を備える。システム管理端末211は、DCあるいはCCを管理するシステム管理者が使用する端末である。CC統合管理サーバ212は、システム管理端末211によるシステム管理を実行する。SDNコントローラ213は、CC統合管理サーバ212のCC管理情報に基づいて、接続を制御する。SDNスイッチ214は、SDNコントローラ213によりオープンフロー制御される。
一方、DCが提供するCCサービスを仮想的なVTN(Virtual Tenant Network)として考えた場合、DCには、DCとしての処理を実現する仮想的な機器類を接続する仮想ネットワーク220と、A社へのCCサービスを実現する仮想的な機器類を接続する仮想ネットワーク231と、B社へのCCサービスを実現する仮想的な機器類を接続する仮想ネットワーク232と、が互いにセキュアな環境を維持して構成されている。かかる仮想的な機器類の接続は、CC統合管理サーバ212からSDNコントローラ213へのサービス先用ネットワークの生成指示に従ったSDNの構築により実現する。すなわち、SDNコントローラ213による、接続経路を生成するための、SDNスイッチ214の各フロースイッチに設定されるフローテーブルの生成と、SDNスイッチ214の各フロースイッチへの生成されたフローテーブルの設定とにより、セキュアな環境を維持しながら簡易に実現される。
そして、CC統合管理サーバ212には、各CCサービスを提供するサービス先の情報と、サービス先に割り当てられたオペレータを識別する識別子(ID:Identifier)とを対応付けて記憶するテーブル211aが保持されている。また、CC統合管理サーバ212には、サービス先と、サービス先用ネットワークを構築するためのVTNとを対応付けて記憶するテーブル212aが保持されている。
例えば、オペレータIDが“1000”のオペレータと“2000”のオペレータとがサービス先としてA社に割り当てられ、オペレータIDが“3000”のオペレータがサービス先としてB社に割り当てられているとする。
ここで、オペレータIDが“1000”のオペレータまたは“2000”のオペレータが、オペレータ端末240からログインしてオペレータIDを入力すると、そのオペレータ端末240は、A社をサービス先として、対応するサービス先用ネットワークであるVTNへのルーティングが行なわれる。例えば、オペレータID“1000”または“2000”が入力されたオペレータ端末がオペレータ端末識別子としての端末アドレスX(IPアドレスでよい)を有す場合、このオペレータ端末がA社VTNに接続されるようにルーティングされる。一方、オペレータID“3000”が入力されたオペレータ端末が端末アドレスYを有す場合、このオペレータ端末がB社VTNに接続されるようにルーティングされる。このセキュアな環境を維持しながらのルーティングは、SDNコントローラ213による、接続経路を生成するための、SDNスイッチ214の各フロースイッチに設定されるフローテーブルの生成と、SDNスイッチ214の各フロースイッチへの生成されたフローテーブルの設定と、で簡易に実現される。
したがって、システム管理者がオペレータのサービス先の変更を望むと、オペレータIDとサービス先との対応付けをシステム管理端末211から変更しさえすれば、セキュアな環境を維持しながらルーティングを自動的に変更することが可能となる。
(動作概要)
図3A〜図3Cは、本実施形態に係るコンタクトセンタシステム200の動作概要を示す図である。図3A〜図3Cは、図2における処理を、サービス先用ネットワーク(VTN)の生成と、オペレータ端末からのオペレータIDの入力、オペレータ端末のVTNへの接続との、3つに分けて可視的に示したものである。なお、図3A〜図3Cにおいて、図2と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省略する。
図3Aは、サービス先用ネットワーク(VTN)231〜23nの生成における動作を図示したものである。ステップS301において、システム管理者は統合管理ツールによりオペレータIDを基に各受付グループ(サービス先)との紐付けを行う。ステップS303において、CC統合管理サーバ212は、サービス先とサービス先用ネットワーク(VTN)231〜23nとを紐付けて登録する。SDNコントローラ213はSDNスイッチ214と連携して、受付グループ毎の仮想的なネットワーク(NW)のセグメントとしてVTN231〜23nを構築する。そして、生成したVTN231〜23nにサービス先を介してオペレータIDを紐付ける。図3Aには、例えば、A社〜Z社までのサービス先用ネットワークを構築するVTN231〜23nが生成され、CC統合管理サーバ212には、オペレータIDとサービス先とを紐付けたテーブル211aと、サービス先とサービス先用ネットワーク(VTN)231〜23nとを紐付けたテーブル212aと、が保持される。この時点で、オペレータIDが入力されていないオペレータ端末240は、それぞれハード的にはL2SWのポートに接続されているが、SDNスイッチ214におけるルーティングは未定のままである。
図3Bは、オペレータ端末241〜24mからのオペレータIDの入力の動作を図示したものである。ステップS305において、オペレータ251〜253は各々割当てられたオペレータIDを使用してオペレータ端末241〜243にログインを行う。この時、オペレータ端末241〜243からCC統合管理サーバ212には、各オペレータ端末の端末アドレスに紐付けられたオペレータIDが送信される。その様子が、テーブル240aに示されている。
図3Cは、オペレータ端末とサービス先用ネットワークとの紐付けをCC統合管理サーバ212から指示された状態を示す図である。入力されたオペレータIDは、CC統合管理サーバ212に保持されたテーブル211aを参照して、それぞれ対応するサービス先用ネットワークと紐付けられる。例えば、オペレータID“1000”のオペレータ251がログインしたオペレータ端末241、および、オペレータID“2000”のオペレータ252がログインしたオペレータ端末242は、A社のサービス先用ネットワークに紐付けられる。一方、オペレータID“3000”のオペレータ253がログインしたオペレータ端末24mは、B社のサービス先用ネットワークに紐付けられる。接続時には、SDNコントローラ213が、スイッチングルールを記述するフローテーブルを生成して、各SDNスイッチ214に設定することによって、オペレータ端末とサービス先用ネットワークとが接続される。
《システムの動作手順》
図4は、本実施形態に係るコンタクトセンタシステム200の動作手順を示すシーケンス図である。なお、図4のシーケンス図においては、本実施形態における動作を明瞭にするため、2人のオペレータaおよびbと、2台のオペレータ端末XおよびYと、2つのサービス先用ネットワークAおよびBと、における、オペレータの割り当てやオペレータ端末へのログインによる、オペレータ端末とサービス先用ネットワークとの接続動作を説明する。また、図4においては、オペレータの割り当ておよびオペレータ端末からのログインを説明するが、ネットワークを介した他のコンタクトセンタ制御におけるセキュアな環境を維持した変更にも適用が可能である。
システム管理端末211からの指示により、CC統合管理サーバ212は、ステップS401において、サービス先用ネットワークAおよびBの生成を指示し、サービス先用ネットワークAおよびBの使用機器がSDNコントローラの制御によりSDNスイッチを経由して接続される。そして、CC統合管理サーバ212は、ステップS403において、オペレータaをサービス先用ネットワークAに割り当て、オペレータbをサービス先用ネットワークBに割り当てたとする。
オペレータaが、ステップS405において、オペレータ端末Xからログインして、オペレータID(a)を入力する。オペレータ端末Xは、ステップS407において、オペレータ端末アドレス(X)と共に入力されたオペレータID(a)をCC統合管理サーバ212に通知する。CC統合管理サーバ212は、ステップS409において、オペレータaがサービス先用ネットワークAに割り当てられていることを、サービス先用ネットワークAおよびBを構成するSDNコントローラに伝える。ステップS411において、サービス先用ネットワークAとオペレータ端末XとがSDNコントローラの制御によりSDNスイッチを経由して接続され、サービス先用ネットワークAによるオペレータ端末Xへのサービス提供が開始される。オペレータ端末XはステップS413において、オペレータaにサービス先用ネットワークAによるサービスを提供する。なお、図4において、細かな手順は省略したが、実際には、CC統合管理サーバ212からオペレータ端末Xにサービス先用ネットワークAが通信先として通知され、オペレータ端末Xからのサービス先用ネットワークAへの通信パケットが、SDNコントローラの制御によりSDNスイッチを経由して送信される。サービス先用ネットワークAからオペレータ端末Xへの通信も同様である。以下の説明では、上記細かな手順の説明は省略するが、同様の処理が行なわれているとする。
別の時点で、オペレータaが、ステップS421において、オペレータ端末Yからログインして、オペレータID(a)を入力する。オペレータ端末Yは、ステップS423において、入力されたオペレータID(a)をCC統合管理サーバ212に通知する。CC統合管理サーバ212は、ステップS425において、オペレータaがサービス先用ネットワークAに割り当てられていることを、サービス先用ネットワークAおよびBを構成するSDNコントローラに伝える。ステップS427において、サービス先用ネットワークAとオペレータ端末YとがSDNコントローラの制御によりSDNスイッチを経由して接続され、サービス先用ネットワークAによるオペレータ端末Yへのサービス提供が開始される。オペレータ端末YはステップS429において、オペレータaにサービス先用ネットワークAによるサービスを提供する。
一方、オペレータbが、ステップS431において、オペレータ端末Xからログインして、オペレータID(b)を入力する。オペレータ端末Xは、ステップS433において、入力されたオペレータID(b)をCC統合管理サーバ212に通知する。CC統合管理サーバ212は、ステップS435において、オペレータbがサービス先用ネットワークBに割り当てられていることを、サービス先用ネットワークAおよびBを構成するSDNコントローラに伝える。ステップS437において、サービス先用ネットワークBとオペレータ端末XとがSDNコントローラの制御によりSDNスイッチを経由して接続され、サービス先用ネットワークBによるオペレータ端末Xへのサービス提供が開始される。オペレータ端末VはステップS439において、オペレータbにサービス先用ネットワークBによるサービスを提供する。
別の日時に、CC統合管理サーバ212は、ステップS441において、オペレータaをサービス先用ネットワークBに割り当てを変え、オペレータbはサービス先用ネットワークBに割り当てたとする。
オペレータaが、ステップS443において、オペレータ端末Yからログインして、オペレータID(a)を入力する。オペレータ端末Yは、ステップS445において、入力されたオペレータID(a)をCC統合管理サーバ212に通知する。CC統合管理サーバ212は、ステップS447において、オペレータaがサービス先用ネットワークBに割り当てられていることを、サービス先用ネットワークAおよびBを構成するSDNコントローラに伝える。ステップS449において、サービス先用ネットワークBとオペレータ端末YとがSDNコントローラの制御によりSDNスイッチを経由して接続され、サービス先用ネットワークBによるオペレータ端末Yへのサービス提供が開始される。オペレータ端末YはステップS451において、オペレータaにサービス先用ネットワークBによるサービスを提供する。
図4のシーケンス例で示したように、システム管理端末211からの指示によりオペレータaおよびbの割り当てが変えられても、CC統合管理サーバ212がオペレータとサービス先との対応の登録を変えるのみでよい。オペレータがどのオペレータ端末からログインしても、オペレータIDによりオペレータが割り当てられたサービス先用ネットワーク(VTN)に接続されてサービスを受けることができる。
(CC統合管理サーバにおけるインタフェース画面)
図5Aおよび図5Bは、本実施形態に係るCC統合管理サーバ212におけるインタフェース画面を示す図である。
図5Aのインタフェース画面510は、システム管理端末211がコンタクトセンタ管理アプリケーションを起動した場合の、メニュー画面例である。サービス先用ネットワーク生成521、ネットワークビュー522、あるいは、オペレータ割り当て523のメニューが表示されているが、これに限定されない。
サービス先用ネットワーク生成521が選択されると、インタフェース画面520が表示される。インタフェース画面520は、コンタクトセンタに接続されるリソースを設定する画面である。また、既に作成されたコンタクトセンタのリソース接続状態を示し、この画面からリソースの変更を指示することができる。
ネットワークビュー522が選択されると、インタフェース画面520に表示されたリソースがどのように接続されているかをトポロジにより可視的に示したトポロジ画面530が表示される。なお、このトポロジ画面530を、サービス先用ネットワーク生成のインタフェース画面520に変えて、サービス先用ネットワークの生成あるいは変更の入力画面として使用すると、可視的にコンタクトセンタの構造の入出力が可能となる。図5Bのインタフェース画面540は、図5Aのトポロジ画面530が複数のサービス先用ネットワークにそれぞれ対応する複数のVTNについてトポロジ表示した画面である。システム管理者は、インタフェース画面540により複数のCCサービスを含むデータセンタ(DC)が提供するサービスを構築するVTNの構成を可視的に把握することができる。
図5Bのインタフェース画面550は、メニュー画面からオペレータ割り当てが選択された場合に提供される、オペレータの各CCへの割り当て(新規割り当て/変更などを含む)を出入力する画面である。システム管理者は、現在のオペレータ割り当て状態を表示させ、追加/修正/変更/削除などを行なう。インタフェース画面550は、例えば、オペレータID551に対応付けて、サービス先ID552と、オペレータの情報553と、サービス先の情報554と、が表示あるいは入力される。図5Bのインタフェース画面560は、オペレータ端末からオペレータIDが入力された後、オペレータIDの入力があったオペレータ端末561がサービス先のCCに対応するVTNに接続された状態のトポロジ表示例を示す画面である。
(オペレータ端末におけるインタフェース画面)
図5Cは、本実施形態に係るオペレータ端末240におけるインタフェース画面を示す図である。
図5Cのインタフェース画面571は、オペレータ端末セット570においてコンタクトコールに対応するコンタクトアプリケーションを立ち上げた場合の、オペレータIDとパスワードとの入力画面である。なお、オペレータ端末セット570は、例えば、コンタクトコール用の電話機と、サービス先用ネットワークのVTNと接続してサービスを受けるコンピュータと、表示部および操作部と、を含む。オペレータは、インタフェース画面571から自分のオペレータIDとパスワードとを入力する。入力されたオペレータIDは、オペレータ端末アドレスと共にCC統合管理サーバ212に送られて、オペレータIDに対応付けて登録されたサービス先IDに変換され、SDNコントローラによりサービス先IDの対応するVTNに接続されるように、SDNスイッチのフローテーブルが設定される。
そして、オペレータへのサービスが、SDNスイッチを経由して、オペレータ端末に提供される。図5Cのインタフェース画面572は、オペレータへのサービスメニューの表示画面である。例えば、インタフェース画面572には、コンタクトコールの内容を入力する操作画面や、サービス先情報検索や、コール元の履歴情報検索などのメニューが表示されてよい。
《CC統合管理サーバの機能構成》
図6Aは、本実施形態に係るCC統合管理サーバ212の機能構成を示すブロック図である。
CC統合管理サーバ212は、通信制御部601と、DCリソース登録部602と、サービス先用ネットワーク生成部603と、サービス先接続機器登録部604と、オペレータ割当部605と、オペレータ割当登録部606と、を備える。また、CC統合管理サーバ212は、オペレータID取得部607と、オペレータ端末接続判定部608と、接続指示部609と、SDNインタフェースとしてのAPI(Application Programming Interface)制御部610と、を備える。なお、API制御部610は、通信制御部601の一部に組み込まれてもよい。
通信制御部601は、システム管理端末211および複数のオペレータ端末240との通信を制御する。なお、図示していないが、システム管理端末211および複数のオペレータ端末240との通信は、それぞれ、管理アプリケーションやコンタクトアプリケーションの下で行なわれる。
DCリソース登録部602は、CC統合管理サーバ212が統合管理するデータセンタで準備されたリソースを登録する。DCリソースとしては、各種サーバやデータベースを構成するストレージ類、ファイアウォール(FW:Firewall)や負荷バランサ(LB:Load Balancer)などの機能を果たすアプライアンスなどの機器類と共に、CCサービスを提供するサービス先や、オペレータ端末や、コンタクトコールに応答するオペレータが含まれる。なお、DCリソース登録部602に登録されるリソースはハードウェアに限定されず仮想リソースであってもよい。
サービス先用ネットワーク生成部603は、システム管理端末211から入力された対象のCCを構成するDCリソースに基づいて、サービス先用ネットワークの生成を指示する。サービス先接続機器登録部604は、DCリソース登録部602からサービス先用ネットワーク生成部603が指示するDCリソースを収集して、CCを構成するDCリソースの機器接続を登録する。そして、サービス先接続機器登録部604は、サービス先に対応してCCを構成するDCリソースの機器接続を示す情報を接続指示部609に送信して、CCを構成するVTNにおけるDCリソースの機器接続を、SDNコントローラ213を介してSDNスイッチ214に実現させる。なお、CCが複数構築される場合は、複数のCC機器接続の情報が複数のサービス先IDに対応付けられて登録される。
オペレータ割当部605は、システム管理端末211から入力された各CCサービスに割り当てられたオペレータのオペレータIDに基づいて、オペレータを各CCサービスに割り当てる。オペレータ割当登録部606は、DCリソース登録部602からオペレータ割当部605が割り当てたオペレータIDとCCサービスのサービス先との関係を登録する。
オペレータID取得部607は、オペレータ端末240からログイン時に入力されたオペレータIDをオペレータ端末のアドレスと共に取得する。オペレータ端末接続判定部608は、オペレータ端末接続テーブル608aを有し、オペレータ端末240からのオペレータIDに基づいて、オペレータ割当登録部606から当該オペレータ端末を接続するサービス先用ネットワーク、すなわち、接続するVTNを判定する。そして、オペレータ端末接続判定部608は、オペレータ端末240の情報である端末アドレス(例えば、IPアドレス)と接続するサービス先を示す情報(例えば、ネットワークIDやネットワーク中のサーバアドレスなど)とを接続指示部609に送信する。これにより、サービス先用ネットワークを構成するVTNとの接続を、SDNコントローラ213の設定を介してSDNスイッチ214により実現させる。
接続指示部609は、サービス先接続機器登録部604からのCCを構成する機器類を接続したVTNの生成の要請を受けて、API制御部610を介してSDNコントローラ213にSDNスイッチ214によるネットワーク接続を指示する。または、オペレータ端末接続判定部608からのオペレータ端末とサービス先用ネットワークとの接続の要請を受けて、オペレータ端末にサービス先用ネットワークを通知する。API制御部610は、SDNコントローラ213とのインタフェースを実現する。
なお、図6Aにおいては、CC統合管理サーバ212の基本機能に新規機能を追加する場合を示したが、新規機能の一部あるいは全部を新たなサーバとして構築してもよい。その場合には、例えば、オペレータ端末240やSDNコントローラ213は、新たなサーバと接続される。
(DCリソース登録部)
図6Bは、本発明の第2実施形態に係るDCリソース登録部602に登録されたデータの構成を示す図である。DCリソース登録部602は、DCが保有するリソース、本例では、サービス先と機器類とオペレータとを登録して、サービス先用ネットワークの構築やオペレータの割当てに使用される。なお、DCリソース登録部602は、図6Bの構成に限定されない。
DCリソース登録部602は、DCのサービス先を登録するサービス先登録部620と、DCの保有する機器類を登録する機器登録部630と、オペレータを登録するオペレータ登録部640と、を含む。
サービス先登録部620は、サービス先ID621に対応付けて、サービス先に関するサービス先情報622と、提供サービスに関する提供サービス情報623と、を記憶する。サービス先情報622は、サービス先名、その住所や連絡先などを記憶する。提供サービス情報623は、サービス種類、サービス内容、使用機器、提供サービスのランクなどを記憶する。ここで、サービス種類がCCであるサービス先には本実施形態のCCサービスが提供される。なお、サービス種類の管理や演算は、本DCが他のサービスも提供できることを示している。
機器登録部630は、リソースID631に対応付けて、リソース情報632を記憶する。リソース情報632としては、例えば、リソースの種類、リソースの提供するサービス内容、リソースの能力、などが含まれる。リソースにはオペレータ端末が含まれ、本実施形態においては、各オペレータ端末の端末アドレス(例えば、IPアドレス)633が登録される。
オペレータ登録部640は、オペレータID641に対応付けて、オペレータ情報642を記憶する。オペレータ情報642としては、例えば、オペレータの名前、住所、連絡先、資格など、が含まれる。なお、資格などの情報に基づいて、コンタクトコール内容に適切なオペレータが選択されて割り当てられる。
(サービス先接続機器登録部)
図6Cは、本実施形態に係るサービス先接続機器登録部604に登録されたデータの構成を示す図である。サービス先接続機器登録部604は、各サービス先用ネットワークを構成するVTNに接続された機器類を登録して、SDNによる機器接続や、各CCへのオペレータ割当ての登録に使用される。
サービス先接続機器登録部604は、サービス先の識別子である例えばA社やB社などのサービス先ID651に対応付けて、サービス先用ネットワークを構成する対応VTN(ネットワークID)652と、接続するサービス機器653と、を記憶する。接続するサービス機器653には、SDNによりセキュアな環境を維持しながら自在に接続変更される、対応VTN652に含まれるサーバ類、ストレージ類、アプライアンス類、が含まれる。
(オペレータ割当登録部)
図6Dは、本実施形態に係るオペレータ割当登録部606に登録されたデータの構成を示す図である。オペレータ割当登録部606は、システム管理端末211からシステム管理者により各オペレータが割り当てられたCCのサービス先用ネットワークが登録され、オペレータ端末接続判定部608がオペレータIDに対応してオペレータ端末のサービス先用ネットワークへの接続を判定するために使用される。
オペレータ割当登録部606は、オペレータID661に対応付けて、対応サービス先ID662と、対応VTN664(ネットワークID)と、を記憶する。
(オペレータ端末接続テーブル)
図6Eは、本発実施形態に係るオペレータ端末接続テーブル608aの構成を示す図である。なお、図6Eでは、オペレータ端末接続判定部608における、オペレータ端末とサービス先用ネットワークとを紐付ける手順と共に、その構成を示す。
オペレータ端末接続テーブル608aは、オペレータ端末のアドレスと、サービス先用ネットワークである対応VTNとを紐付けるための紐付けテーブルと、紐付けられた対応VTNとを格納する格納テーブルと、を含む。
紐付けテーブルは、オペレータ端末のアドレス681と、オペレータID682と、対応VTN(ネットワークID)683と、を記憶する。オペレータ端末からオペレータがオペレータIDを入力すると、オペレータID取得部607は、オペレータ端末のアドレス681と、そのオペレータ端末から入力されたオペレータID682と、を受信する。このオペレータID682を、オペレータ割当登録部606やサービス先接続機器登録部604に送信することにより、オペレータが割り当てられたCCの対応VTN(ネットワークID)683が紐付けられる。紐付けられたオペレータ端末のアドレス681と、対応VTN(ネットワークID)683とは、接続指示部609に送信される。
同時に、紐付けられたオペレータ端末のアドレス681と、対応VTN(ネットワークID)683とは、格納テーブルのオペレータ端末のアドレス684と、対応VTN(ネットワークID)685との組として、保持される。なお、オペレータ端末がログアウトや電源OFFされた場合、あるいは、CC統合管理サーバに障害が発生した場合、あるいは、コンタクトコールをオペレータに接続するSIP(Session Initiation Protocol)サーバに障害が発生した場合などには、格納テーブルのオペレータ端末のアドレス684と、対応VTN(ネットワークID)685との組は解消される。
なお、図6Aにおいて、オペレータ端末接続テーブル608aは、オペレータ端末接続判定部608内にあるが、別途、外部のストレージに格納されてもよい。さらに、格納テーブルは、SDNコントローラ213が再ルーティングする場合にも使用され、SDNコントローラ213と共有する構成であってもよい。
《SDNによるオペレータ端末の接続》
以下、本実施形態における、SDNによるオペレータ端末とサービス先用ネットワークとの接続(ルーティング)のいくつかについて、説明する。
(初期接続)
オペレータ端末から、送信先をサービス先用ネットワークID、送信元をオペレータ端末アドレスとしたパケットが送信される。初期には、SDNスイッチにはフローテーブルが設定されていないので、SDNコントローラからオペレータ端末接続テーブル608aに接続先を問い合わせ、フローテーブルが設定されてオペレータ端末からサービス先用ネットワークへのルーティングが確立する。
(継続接続/間欠接続)
所定期間内にパケットの送信があれば、確立したオペレータ端末からサービス先用ネットワークへのルーティングが使用される。一方、所定時間以上、パケットの送信がなければ、確立したオペレータ端末からサービス先用ネットワークへのルーティングは一旦切断され、再度、フローテーブルが設定されてルーティングが行なわれる。
なお、サービス先用ネットワークからオペレータ端末への接続、あるいは、サービス先用ネットワーク内の機器接続も同様である。
《CC統合管理サーバの処理手順》
図7は、本実施形態に係るCC統合管理サーバ212の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、CC統合管理サーバ212の制御を司るCPUにより記憶媒体やストレージを使用して実行され、図6Aの機能構成部を実現する。なお、図7には、システム管理端末211との管理アプリケーションの起動やオペレータ端末240とのコンタクトアプリケーションの起動について図示をしていない。
CC統合管理サーバ212は、ステップS711において、システム管理端末211からのサービス先用ネットワーク生成の指示であるか否かを判定する。サービス先用ネットワーク生成の指示である場合、CC統合管理サーバ212は、ステップS713において、システム管理端末211からの入力情報、あるいは、CC統合管理サーバ212に用意されたCC構成の情報により、CCを構成する接続機器情報を取得し、DCが所有するリソースまたは仮想リソースを割り付ける。そして、CC統合管理サーバ212は、ステップS717において、サービス先用ネットワークに対応するVTNをサービス先接続機器登録部604に登録する。
CC統合管理サーバ212は、ステップS719において、接続機器またはAPIを介してSDNコントローラ213に対してサービス先用ネットワークを実現するVTN情報を提供する。CC統合管理サーバ212は、ステップS721において、SDNコントローラ213からのVTN生成完了通知を待って、VTN生成完了通知があれば、CC統合管理サーバ212は、ステップS723において、システム管理端末211に対して生成されたサービス先用ネットワークのVTNを好ましくはトポロジ表示させる。
システム管理端末211からのサービス先用ネットワーク生成の指示でない場合、CC統合管理サーバ212は、ステップS731において、システム管理端末211からのオペレータ割当受付であるか否かを判定する。オペレータ割当受付である場合、CC統合管理サーバ212は、ステップS733において、システム管理端末211からオペレータ割当ての情報を取得する。そして、CC統合管理サーバ212は、ステップS735において、オペレータIDとサービス先用ネットワークすなわちVTNとの対応付けを、オペレータ割当登録部606に登録する。
システム管理端末211からのサービス先用ネットワーク生成の指示でなく、かつ、オペレータ割当受付でない場合、CC統合管理サーバ212は、ステップS741において、オペレータ端末240の1つからのログインか否かを判定する。オペレータ端末240の1つからのログインである場合、CC統合管理サーバ212は、ステップS743において、端末アドレスとオペレータIDとを取得する。そして、CC統合管理サーバ212は、ステップS745において、オペレータ割当登録部606を参照して、オペレータIDに対応付いたサービス先を取得し、ステップS746において、オペレータ端末を接続するサービス先用ネットワーク(VTN)を取得する。
CC統合管理サーバ212は、ステップS747において、オペレータ端末、またはAPIを介してSDNコントローラ213に対して、オペレータIDを入力したオペレータ端末とサービス先用ネットワークであるVTNとを結ぶための情報を提供する。そして、CC統合管理サーバ212は、ステップS749において、システム管理端末211に対して生成された接続情報を好ましくはトポロジ表示させる。
システム管理端末211からのサービス先用ネットワーク生成指示でなく、オペレータ割当受付でなく、かつ、オペレータIDの受信でない場合、CC統合管理サーバ212は、ステップS751において、他の処理の指示か否かを判定する。他の処理の指示の場合、CC統合管理サーバ212は、ステップS753において、指示された他の処理を行なう。
なお、手順の前後が処理への影響が少ない場合、手順の前後は図7に限定されることはない。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現するコンタクトセンタ管理プログラムやネットワーク制御プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (10)

  1. オペレータを識別するオペレータ識別子と、複数のサービス先の中から前記オペレータに割り当てるサービス先を識別するサービス先識別子とを対応付けて登録する第1登録手段と、
    前記第1登録手段に登録された対応関係を参照して、オペレータ端末から入力された前記オペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得する取得手段と、
    前記オペレータ端末により用いることができる複数のコンタクトセンタ内の複数のサービス機器と前記オペレータ端末とを少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続する複数のサービス先用ネットワークの中から選択されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記サービス先識別子と、の対応関係を登録する第2登録手段と、
    前記取得手段により取得された前記サービス先識別子と、前記第2登録手段に登録された前記対応関係と、を用いて、前記オペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を、前記ネットワーク識別子により識別された前記サービス先用ネットワークを介してサービス機器に接続する接続手段と、
    を備えるコンタクトセンタシステム。
  2. 前記第1登録手段に登録された前記オペレータ識別子と前記サービス先識別子との対応を更新する更新手段をさらに備える請求項1に記載のコンタクトセンタシステム。
  3. 前記更新手段による更新は、新規サービス先の登録、サービス先の変更、サービス先からの解放、および、複数のサービス先の登録の少なくとも1つを含む、請求項2に記載のコンタクトセンタシステム。
  4. 前記取得手段は、さらに、入力された前記オペレータ識別子に紐付けてオペレータ端末識別子を受信し、
    前記接続手段は、前記オペレータ端末識別子と前記ネットワーク識別子とに基づいて、前記オペレータ端末と前記サービス機器とを前記サービス先用ネットワークを介して接続する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンタクトセンタシステム。
  5. 前記接続手段および前記サービス先用ネットワークは、ソフトウェアで定義される仮想ネットワークである、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンタクトセンタシステム。
  6. 前記コンタクトセンタシステムは、前記オペレータ端末を複数の前記サービス先用ネットワークに互いにセキュアに割り当てる少なくとも1つのコンタクトセンタを含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコンタクトセンタシステム。
  7. オペレータを識別するオペレータ識別子と、複数のサービス先の中から前記オペレータに割り当てるサービス先を識別するサービス先識別子とを対応付けて登録する第1登録手段に登録された対応関係を参照して、オペレータ端末から入力された前記オペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得する取得ステップと、
    前記オペレータ端末により用いることができる複数のコンタクトセンタ内の複数のサービス機器と前記オペレータ端末とを少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続する複数のサービス先用ネットワークの中から選択されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記サービス先識別子と、の対応関係を登録する第2登録手段に登録された前記対応関係と、前記取得ステップにより取得された前記サービス先識別子と、を用いて、前記オペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を、前記ネットワーク識別子により識別された前記サービス先用ネットワークを介してサービス機器に接続する接続ステップと
    を含むコンタクトセンタ制御方法。
  8. 複数のサービス先の中からオペレータに割り当てるサービス先に対応して、コンタクトセンタを構成するサービス機器を少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続したサービス先用ネットワークの生成を指示する生成指示手段と、
    記サービス先を識別するサービス先識別子と、複数のサービス先用ネットワークの中から前記生成されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて登録する第2登録手段と、
    前記オペレータを識別するオペレータ識別子と、前記オペレータを割り当てた前記サービス先識別子とを対応付けて登録する第1登録手段と、
    オペレータ端末から入力されたオペレータ識別子を受信した場合に、前記第1登録手段を参照して前記受信したオペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得し、さらに、前記第2登録手段を参照して前記取得したサービス先識別子に対応する前記ネットワーク識別子を取得し、前記取得したネットワーク識別子と、前記受信したオペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を識別するオペレータ端末識別子とに基づいて、前記ネットワーク識別子により識別されるサービス先用ネットワークを介して、前記オペレータ識別子が入力されたオペレータ端末と、当該オペレータ端末により用いられる前記サービス機器とを接続するように指示する接続指示手段と、
    を備えるコンタクトセンタ管理装置。
  9. 複数のサービス先の中からオペレータに割り当てるサービス先に対応して、コンタクトセンタを構成するサービス機器を少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続したサービス先用ネットワークの生成を指示する指示ステップと、
    前記サービス先を識別するサービス先識別子と前記生成されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて、第2登録手段に登録する第2登録ステップと、
    前記オペレータを識別するオペレータ識別子と前記オペレータを割り当てた前記サービス先識別子とを対応付けて、第1登録手段に登録する第1登録ステップと、
    オペレータ端末から入力されたオペレータ識別子を受信した場合に、前記第1登録手段を参照して前記受信したオペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得し、さらに、前記第2登録手段を参照して前記取得したサービス先識別子に対応する前記ネットワーク識別子を取得し、前記取得したネットワーク識別子と、前記受信したオペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を識別するオペレータ端末識別子とに基づいて、前記ネットワーク識別子により識別されるサービス先用ネットワークを介して、前記オペレータ識別子が入力されたオペレータ端末と、当該オペレータ端末により用いられる前記サービス機器とを接続するように指示する指示ステップと、
    を含むコンタクトセンタ管理方法。
  10. 複数のサービス先の中からオペレータに割り当てるサービス先に対応して、コンタクトセンタを構成するサービス機器を少なくとも1つのスイッチ手段を経由して接続したサービス先用ネットワークの生成を指示する指示ステップと、
    前記サービス先を識別するサービス先識別子と前記生成されたサービス先用ネットワークを識別するネットワーク識別子とを対応付けて、第2登録手段に登録する第2登録ステップと、
    前記オペレータを識別するオペレータ識別子と前記オペレータを割り当てた前記サービス先識別子とを対応付けて、第1登録手段に登録する第1登録ステップと、
    オペレータ端末から入力されたオペレータ識別子を受信した場合に、前記第1登録手段を参照して前記受信したオペレータ識別子に対応する前記サービス先識別子を取得し、さらに、前記第2登録手段を参照して前記取得したサービス先識別子に対応する前記ネットワーク識別子を取得し、前記取得したネットワーク識別子と、前記受信したオペレータ識別子が入力された前記オペレータ端末を識別するオペレータ端末識別子とに基づいて、前記ネットワーク識別子により識別されるサービス先用ネットワークを介して、前記オペレータ識別子が入力されたオペレータ端末と、当該オペレータ端末により用いられる前記サービス機器とを接続するように指示する指示ステップと、
    をコンピュータに実行させるコンタクトセンタ管理プログラム。
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