JP6818965B2 - 異常検出装置、異常検出プログラム及び異常検出方法 - Google Patents

異常検出装置、異常検出プログラム及び異常検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6818965B2
JP6818965B2 JP2020554649A JP2020554649A JP6818965B2 JP 6818965 B2 JP6818965 B2 JP 6818965B2 JP 2020554649 A JP2020554649 A JP 2020554649A JP 2020554649 A JP2020554649 A JP 2020554649A JP 6818965 B2 JP6818965 B2 JP 6818965B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion
unit
frame
occurrence probability
scattering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020554649A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020090010A1 (ja
Inventor
嵩久 榎本
嵩久 榎本
勝大 草野
勝大 草野
奥村 誠司
誠司 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6818965B2 publication Critical patent/JP6818965B2/ja
Publication of JPWO2020090010A1 publication Critical patent/JPWO2020090010A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/20Analysis of motion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

この発明は、画像に撮影された群集の動きから異常行動を検出する、異常検出装置、異常検出プログラム及び異常検出方法に関する。
従来では、群集の動きから異常行動を検知する技術がある(例えば非特許文献1)。非特許文献1の技術は、動きを前景の時間的変化から検出し、連続する数フレームぶん前景画像を足し合わせたActivity mapを作成する。Activity mapのヒストグラムから計算した画素値の発生頻度に対するシャノンエントロピーが高く、かつ、連続する異なる時間に作られたActivity mapの差分が大きい場合に、異常行動が検知される。
A.Pennisi et al,"Online real−time crowd behavior detection in video sequences",Computer Vision and Image Understanding,144,pp166−176(March 2016))
しかし非特許文献1の技術では、群集が移動を続けている状況を常に異常と判定してしまうため、駅のように絶えず規則的に群集が行き来する場所では、正常状態を異常状態と誤検知する可能性がある。また、従来技術の多くは特定の異常行動検知に特化しており、複数の異常行動を検知して、各異常行動の種類を判別する技術はない。
この発明は、群集の正常行動を異常行動と誤検知することなく、異常行動を正確に検知する装置の提供を目的とする。
この発明の異常検出装置は、
複数の画像を取得する画像取得部と、
1フレームの画像に含まれる複数の移動体から、動きの大きさと動きの方向とによって決定される複数の動きベクトルを抽出する動き抽出部と、
前記複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算し、少なくともいずれかの前記生起確率に重み付けを行う重み付け部と、
重み付けされた前記生起確率に基づいて、前記1フレームの散乱度を計算する散乱度計算部と、
前記散乱度と閾値とを比較し、比較結果に基づいて異常を検出する検出部と、
を備える。
本発明によれば、群集の正常行動を異常行動と誤検知することなく、異常行動を正確に検知する装置を提供できる。
実施の形態1の図で、異常検出装置100のハードウェア構成を示す図。 実施の形態1の図で、異常検出装置100の行う異常検出処理の流れを示す図。 実施の形態1の図で、異常検出装置100の動作のフローチャート。 実施の形態1の図で、複数の人61が不規則に動くことを示す図。 実施の形態1の図で、1フレームであるフレーム72を示す図。 実施の形態1の図で、動きベクトルv(r、θ)及び生起確率p(r、θ)を説明する図。 実施の形態1の図で、散乱度計算部14が計算する散乱度Eと生起確率p(r、θ)との関係を示す図。 実施の形態1の図で、検出部15による異常の検出を示す図。 実施の形態1の図で、フレーム71を示す図。 実施の形態1の図で、図9から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す図。 実施の形態1の図で、対流を説明するフレーム73を示す図。 実施の形態1の図で、図11から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す図。 実施の形態1の図で、映像エリア81を示す図。 実施の形態1の図で、図13から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す図。 実施の形態1の図で、逆走を説明するフレーム75を示す図。 実施の形態1の図で、図15から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す図。 実施の形態1の図で、検出部15が異常の種類を検出する第1の例を示す図。 実施の形態1の図で、検出部15が異常の種類を検出する第2の例を示す図。 実施の形態1の図で、異常検出装置100の変形例2に係る異常検出装置100の構成を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
図1から図19を参照して、実施の形態1の異常検出装置100を説明する。異常検出装置100は、画像を構成する複数のフレームの各フレームの散乱度を計算し、散乱度の変化から画像に発生している異常を検出する装置である。
***構成の説明***
図1は、異常検出装置100のハードウェア構成を示す。異常検出装置100は、コンピュータである。異常検出装置100は、プロセッサ10を備えるとともに、主記憶装置20、補助記憶装置30、入力インタフェース40及び出力インタフェース50といった他のハードウェアを備える。プロセッサ10は、信号線101を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
異常検出装置100は、機能要素として、画像取得部11、動き抽出部12,重み付け部13,散乱度計算部14及び検出部15を備える。画像取得部11、動き抽出部12,重み付け部13,散乱度計算部14及び検出部15の機能は、ソフトウェアである異常検出プログラムにより実現される。
プロセッサ10は、異常検出プログラムを実行する装置である。異常検出プログラムは、画像取得部11、動き抽出部12,重み付け部13,散乱度計算部14及び検出部15の機能を実現するプログラムである。プロセッサ10は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ10の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
主記憶装置20は、データを一時的に記憶する記憶装置である。主記憶装置20の具体例は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。主記憶装置20は、プロセッサ10の演算結果を保持する。
補助記憶装置30は、データを不揮発的に保管する記憶装置である。補助記憶装置30の具体例は、HDD(Hard Disk Drive)である。また、補助記憶装置30は、SD(登録商標)(Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
入力インタフェース40は、各種機器が接続され、各種機器のデータが入力されるポートである。図1では入力インタフェース40にはカメラ200が接続され、カメラ200の画像が入力される。
出力インタフェース50は、各種機器が接続され、各種機器にプロセッサ10によりデータが出力されるポートである。検出部15による検出結果のような処理結果が、出力インタフェース50を介して各種機器へ出力される。
異常検出プログラムは、主記憶装置20に記憶されている。異常検出プログラムは主記憶装置20からプロセッサ10に読み込まれ、プロセッサ10によって実行される。主記憶装置20には、異常検出プログラムだけでなく、OS(Operating System)も記憶されている。
プロセッサ10は、OSを実行しながら、異常検出プログラムを実行する。
異常検出プログラム及びOSは、補助記憶装置30に記憶されていてもよい。補助記憶装置30に記憶されている異常検出プログラム及びOSは、主記憶装置20にロードされ、プロセッサ10によって実行される。なお、異常検出プログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
異常検出装置100は、プロセッサ10を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。例えば、異常検出装置100は、別途、画像処理プロセッサを備えてもよい。これら複数のプロセッサは、異常検出プログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ10と同じように、異常検出プログラムを実行する装置である。
異常検出プログラムにより利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値及び変数値は、主記憶装置20、補助記憶装置30、または、プロセッサ10内のレジスタあるいはキャッシュメモリに記憶される。
異常検出プログラムは、画像取得部11、動き抽出部12,重み付け部13,散乱度計算部14及び検出部15の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程をコンピュータに実行させるプログラムである。
また、異常検出方法は、コンピュータである異常検出装置100が異常検出プログラムを実行することにより行われる方法である。異常検出プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
以下に異常検出装置100の動作を説明する。異常検出装置100の動作は、異常検出方法に相当する。異常検出方法の手順は、異常検出プログラムの手順に相当する。
図2は、異常検出装置100の行う異常検出処理の流れを示す。
図3は、異常検出装置100の動作のフローチャートである。図2では図3に対応する処理に、図3のステップ番号を付している。図2及び図3を参照して、異常検出装置100の動作概要を説明する。
ステップS101において、画像取得部11が複数の画像を取得する。具体的には、図1に示すように、画像取得部11は、入力インタフェース40を介して、カメラ200から複数の画像を取得する。
ステップS102において、動き抽出部12は、1フレームの画像に含まれる複数の移動体から、動きの大きさと動きの方向とによって決定される複数の動きベクトルを抽出する。動きベクトルは動きベクトルv(r、θ)または単にv(r、θ)と表記する。動きベクトルv(r、θ)については後述する。添え字のtは1フレーム関することを意味する。
なお、実施の形態1では、動きベクトルv(r、θ)を抽出する移動体として人を例にしている。しかし、動きベクトルv(r、θ)を抽出する移動体は、人に限られない。移動体は、昆虫、車両、液体に浮いている浮遊物のような、あらゆる移動体を対象とすることができる。
ステップS103において、重み付け部13は、複数の動きベクトルv(r、θ)の動きベクトルv(r、θ)ごとに、生起確率p(r,θ)を計算する。重み付け部13は、少なくともいずれかの生起確率p(r、θ)に重み付けを行う。生起確率は生起確率p(r、θ)または単にp(r、θ)と表記する。生起確率p(r、θ)については後述する。
なお添え字のtは1フレーム関することを意味する。生起確率p(r、θ)は動きベクトルv(r、θ)に一対一に対応している。実施の形態1では、重み付け部13による重み付けは、タイプ1からタイプ4を説明する。タイプ1からタイプ4の重み付けは、後述する。
ステップS104において、散乱度計算部14は、重み付けされた生起確率p(r、θ)に基づいて、1フレームの散乱度Eを計算する。散乱度はエントロピーとも呼ばれる。散乱度Eの詳細は後述する。
ステップS105において、検出部15は、散乱度Eと閾値THとを比較し、比較結果に基づいて異常を検出する。閾値THは、検出部15に設定されている。
図4から図6を参照して動きベクトルv(r、θ)を説明する。画像の1フレームを対象として動きベクトルv(r、θ)を説明する。
図4は、画像の1フレームであるフレーム71を示す。フレーム71は不規則に動く群集を示す。不規則に動く群集では散乱度Eは大きくなる。図4では、丸形状で示す複数の人61が、不規則に動くことを示す。丸形状の一つ一つが人を示している。人61を示す丸形状に付されている矢印82の方向が人の動く方向を示し、矢印の大きさが人の動く速さを示す。動きベクトルv(r、θ)と区別するため、矢印82を人ベクトル82と呼ぶこととする。
図5は、画像の1フレームであるフレーム72を示す。フレーム72は規則的に動く群集を示す。規則的に動く群集では散乱度Eは小さくなる。
図6は、動きベクトルv(r、θ)及び生起確率p(r、θ)を説明する図である。図4のフレーム71を想定して説明する。図6の最上段は、人ベクトル82の方向θの分布を示す図である。横軸は人ベクトル82の方向θを示し、縦軸は方向θの数Nθを示す。右側の円は方向θの計測方向を示している。方向θはX軸を基準に左回りに測る。図4、図5、図9、図11、図13及び図15にはX−Y座標を示している。図6の2段目は、人ベクトル82の大きさrの分布を示す図である。横軸は人ベクトル82の大きさrを示し、縦軸は大きさrの数Nrを示す。図6の3段目は、動きベクトルv(r、θ)の分布を模式的に示している。動きベクトルv(r、θ)は、動き抽出部12によってフレーム71から抽出される。動きベクトルv(r、θ)はフレーム71と異なる別のフレームを参照して求められる。動きベクトルv(r、θ)は大きさr及び方向θから決まるので、複数人の人ベクトル82が同一のときは、複数の同一の人ベクトル82は一つの動きベクトルv(r、θ)に集約される。図6の4段目は、動きベクトルv(r、θ)の生起確率p(r、θ)の分布を模式的に示している。重み付け部13は、動きベクトルv(r、θ)ごとに生起確率p(r、θ)を計算する。
図7は、散乱度計算部14が計算する散乱度E、生起確率p(r、θ)、重みとの関係を示す。散乱度Eの式においてlog[p(r、θ)]は情報量と呼ばれることがある。図7に示す式1は、重みがないときの散乱度Eの式である。図7に示す式2は、重みwr,θを反映するときの散乱度Eの式である。重みwr,θの詳細は後述する。
図8は、検出部15による異常の検出を示すグラフである。散乱度Eはtごと、つまりフレームごとに計算されるが、これが図8の横軸の時間に対応する。図8の縦軸は散乱度Eの大きさである。検出部15は、散乱度Eが閾値TH以上となった場合に、取得する画像に異常があると判定する。図8では、検出部15によって異常時間帯が異常と検出される。
図8のグラフは、検出部15によって、図2のステップS103に示すタイプ1からタイプ4のそれぞれについて生成される。
閾値THは、タイプ1からタイプ4のそれぞれについて設定されている。例えば、各閾値THは、検出部15を実現する異常検出プログラムに設定されている。閾値THはタイプごとに異なる種類の閾値が設定されている。図2の場合であれば、タイプ1の閾値THは混乱を示す閾値であり、タイプ2の閾値THは対流を示す閾値であり、タイプ3の閾値THは合流を示す閾値であり、タイプ2の閾値THは逆送を示す閾値である。よって、検出部15は、異常として、異常の発生と、発生した異常の種類とを検出できる。
具体的には以下のようである。検出部15は散乱度Eが閾値THを超えた場合に異常の発生を検出できる。また、検出部15は、散乱度Eが閾値THを超えた場合に、閾値THの種類から、発生した異常の種類を検出できる。
図2に戻って説明する。異常検出装置100は、ステップS101で取得する監視画像を対象として、ステップS103において、並列処理によって、タイプ1からタイプ4の重み付け処理を行う。なお、同時にタイプ1からタイプ4の重み付け処理を行う方式に限らず、タイプ1からタイプ4のうち、どれか一つ、またはどれか二つ、またはどれか三つ以上を選択できる構成でも良い。重み付け部13は選択指令に従って重み付け処理を行う。
<タイプ1>
図9及び図10を参照して、重み付け部13が行う重み付け処理のタイプ1を説明する。タイプ1では、重み付け部13は、生起確率p(r、θ)が計算される動きベクトルv(r、θ)の動きの大きさにr応じて、生起確率p(r、θ)に重み付けを行う。
タイプ1によって異常状態として混乱状態を検知できる。言い換えれば、タイプ1で異常と検出された状態が混乱状態である。
図9は、図4と同一のフレーム71である。
図10は、図9から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す。生起確率p(r、θ)は大きさr及び方向θで決まるが、タイプ1では、大きさrが大きいほど、重みwr,θを大きくする。wr,θを大きさrに比例させてもよい。なお、情報量log[p(r、θ)]の生起確率p(r、θ)には,重みwr,θは反映させない。重みwr,θは、情報量log[p(r、θ)]と掛け算される生起確率p(r、θ)に反映する。これはタイプ1からタイプ4とも同じである。
<タイプ2>
図11及び図12を参照して、重み付け部13が行う重み付け処理のタイプ2を説明する。タイプ2では、重み付け部13は、生起確率p(r、θ)が計算される動きベクトルv(r、θ)の動きの方向θに応じて、生起確率p(r、θ)に重み付けを行う。より具体的には、タイプ2では1フレームを左右に分けて、画面左側と画面右側とで異なる重み付けを行う。タイプ2によって異常状態として対流状態を検知できる。言い換えれば、タイプ2で異常と検出された状態が対流状態である。
図11は、対流を説明するフレーム73である。図11では、画面左側の人ベクトル82は右方向にそろっており、画面右側の人ベクトル82は左方向にそろっている。
図12は、図11から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す。生起確率p(r、θ)は大きさr及び方向θで決まるが、タイプ2では、方向θに応じて重み付けを行う。タイプ2の特徴は、画面左側と画面右側とで重み付けする方向が異なる点である。画面左側では、図12の一番上(3/2*π≦θ≦2π)と、一番下の領域(0≦θ≦π/2)とが重み付けの対象となる。画面右側では、図12の中央(π/2≦θ≦3/2*π)の領域が重み付けの対象となる。重み付け部13は、重み付けの対象となる領域の生起確率p(r、θ)に、対応する大きさrの値に応じて重みwr,θを付けてもよい。例えば、重みwr,θを大きさrに比例させてもよい。あるいは重み付け部13は、重みwr,θとして、固定値を与えてもよい。図11をみるとわかるように、画面左側は右方向が強調され、画面右側は左方向が強調されるので、対流を検出しやすい。
<タイプ3>
図13及び図14を参照して、重み付け部13が行う重み付け処理のタイプ3を説明する。行う重み付け処理のタイプ3では、重み付け部13は1フレームにおける映像エリア81に応じた重み付けを行う。図13のフレーム74は1フレームである。
図13は、映像エリア81を示す図である。図13の映像エリア81は、合流領域83から本線84への合流を示している。
図14は、図13から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す。
動き抽出部12は、フレーム74から1フレームの部分領域である映像エリア81を抽出し、映像エリア81から複数の動きベクトルを抽出する。また、動き抽出部12は、1フレームのうち映像エリア81が除かれた除外領域から複数の動きベクトルを抽出する。図13において除外領域は、フレーム74のうち、映像エリア81が除かれた領域である。
重み付け部13は、映像エリア81から抽出された複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算する。また、重み付け部13は、除外領域から抽出された複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算する。
重み付け部13は、映像エリア81に基づき計算された複数の生起確率に、除外領域に基づき計算された複数の生起確率と異なる重み付けを行う。
具体的には、以下のようである。映像エリア81で抽出される動きベクトルv(r、θ)をvin,t(r、θ)と表記し、除外領域で抽出される動きベクトルv(r、θ)をvout,t(r、θ)と表記する。また、動きベクトルvin,t(r、θ)の生起確率をpin,t(r、θ)と表記し、動きベクトルvout,t(r、θ)の生起確率をpout,t(r、θ)と表記する。散乱度計算部14は図7の(式2)において、pin,t(r、θ)とpout,t(r、θ)とを区別する。つまり図7の(式2)において、pin,t(r、θ)とpout,t(r、θ)とは、異なる項として扱われる。
動き抽出部12は、フレーム74から映像エリア81を抽出し、映像エリア81から複数の動きベクトルvin,t(r、θ)を抽出する。動き抽出部12は、除外領域から複数の動きベクトルvout,t(r、θ)を抽出する。
重み付け部13は、映像エリア81から抽出された複数の動きベクトルvin,t(r、θ)の動きベクトルごとに生起確率pin,t(r、θ)を計算する。また、重み付け部13は、除外領域から抽出された複数の動きベクトルvout,t(r、θ)の動きベクトルごとに生起確率pout,t(r、θ)を計算する。
図14の破線で示す範囲は、動き抽出部12が映像エリア81から抽出した動きベクトルvin,t(r、θ)に対応する生起確率pin,t(r、θ)の範囲を示す。図14の破線で示す範囲には9つの生起確率pin,t(r、θ)を点で示している。重み付け部13は、映像エリア81に基づき計算された複数の生起確率pin,t(r、θ)に、除外領域に基づき計算された複数の生起確率pout,t(r、θ)と異なる重み付けを行う。例えば、重み付け部13は、複数の生起確率pin,t(r、θ)には、生起確率pin,t(r、θ)の大きさrに反比例する重みwr,θを生起確率pin,t(r、θ)に乗じ、複数の生起確率pout,t(r、θ)には重みwr,θとしてゼロを乗じる。これによって、映像エリア81の状態を強調して検出できる効果がある。
<タイプ4>
図15及び図16を参照して、重み付け部13が行う重み付け処理のタイプ4を説明する。タイプ4はタイプ2に類似するが、タイプ4はタイプ2に対して画面を左右に分けずに、1フレーム全体で、生起確率p(r、θ)における方向θに応じて、重み付け部13が重み付けを行う。タイプ4によって異常状態として逆走状態を検知できる。言い換えれば、タイプ4で異常と検出された状態が逆走状態である。
図15は、逆走を説明するフレーム75である。図15では、複数の人61の人ベクトル82は左方向にそろっている。黒い丸で示す人62の人ベクトル82のみが左方向である。
図16は、図15から得られる生起確率p(r、θ)を模式的に示す。タイプ4では、方向θに応じて生起確率p(r、θ)に、重みwr,θが与えられる。図15については、図16の一番上(3/2*π≦θ≦2π)と、一番下の領域(0≦θ≦π/2)とは、重みwr,θがゼロである。中央(π/2≦θ≦3/2*π)の領域では、重み付け部13は大きさrに比例する重みwr,θを生起確率p(r、θ)に与える。この重み付けにより、図15の人62の逆走を検出できる。
以上のように、重み付け部13はタイプ1からタイプ4の重み付を行う。散乱度計算部14は、重み付け部13によって計算された重みwr,θを用いて、散乱度Eを計算する。検出部15は、図8で述べたように、散乱度Eが閾値TH以上になった場合に、異常と判定する。以上の処理によって、混乱、対流、合流及び逆走のような異常を感度よく検出することができる。また、これらのタイプに限らず、任意の重みを付けることで、任意の異常を検出することができる。
<変形例1>
異常検出装置100の変形例1として、検出部15がフレームの前景の面積を使用して、異常を特定する方式を説明する。検出部15は、閾値THと散乱度Eとの比較結果と、少なくとも一つのフレームにおける前景面積とに基づいて、異常を検出する。
前景の面積を使用する具体例としては、特定のフレームの前景の形状又は異常が検出されたフレームの前景の形状から、異常の種類を特定することができる。
あるいは複数フレームにおける前景の面積変化から、異常の種類を特定することができる。複数フレームにおける前景の面積変化から異常の種類を特定する場合は、検出部15は、フレーム、フレームt+1、フレームt+2,...の複数フレームにわたる、前景の面積変化を計算する。検出部15は、前景の面積変化と、図8に示す散乱度Eの変化とを用いて、異常として、具体的な異常の種類を検出することができる。
図17は、検出部15が前景面積の変化を使用して、異常を検出する第1の例を示す。図17の上側のグラフは、図8に示すグラフと同じである。図17の下側のグラフは、時間経過に伴う前景の面積変化のグラフである。下側のグラフでは、前景の面積は、異常時間帯の前から、異常時間帯にかけて増加している。そして、前景の面積は、異常時間帯から異常時間帯の後にかけて、ほぼ最大値を保っている。つまり、異常時間帯の後は散乱度Eは小さくなっていること、及び、前景の面積はほぼ最大値を保っていることとから、検出部15は、異常の種類を蝟集と判定する。図17では異常時間帯の前では、「(1)正常」の状態である。異常時間帯の範囲では検出部15によって「(2)異常」が検出されている。「(2)異常」は実際には動きのある混乱または集合である。異常時間帯の後、検出部15は、閾値THと散乱度Eとの比較結果と、複数のフレームにおける前景面積の変化とに基づいて、「(3)異常」の種類を蝟集と検出している。このように、前景面積の変化を使用することで、検出部15は蝟集のような動きの発生しない異常も検出することができる。
図18は、検出部15が前景面積の変化を使用して、異常を検出する第2の例を示す。図18の上側のグラフは、図8に示すグラフと同じである。図18の下側のグラフは、時間経過に伴う前景の面積変化のグラフである。下側のグラフでは、前景の面積は、異常時間帯の前から、異常時間帯にかけて減少している。そして、前景の面積は、異常時間帯から異常時間帯の後にかけて、ほぼ最小値を保っている。つまり、異常時間帯の後では散乱度Eは小さくなっていること、及び、前景の面積はほぼ最小値を保っていることとから、検出部15は、異常の種類を避難と判定する。図18では異常時間帯の前では、「(1)正常」の状態である。異常時間帯の範囲では検出部15によって「(2)異常」が検出されている。「(2)異常」は実際には混乱または避難である。異常時間帯の後、検出部15は、閾値THと散乱度Eとの比較結果と、複数のフレームにおける前景面積の変化とに基づいて、「(3)異常」の種類を非難と検出している。このように、前景面積の変化を使用することで、検出部15は異常時間帯に発生していた異常の種類を検出できる。
図17及び図18では、検出部15は散乱度Eの変化と前景の面積変化とから異常の種類を検出することができる。具体的には、散乱度Eの変化及び前景の面積変化に異常の種類が対応付けられた対応情報が、異常の種類ごとに検出部15に設定されている。検出部15は対応情報を参照して異常の種類を検出することができる。なお、図17及び図18の例に限らず、異常検出装置100は、様々な異常の種類を検出することができる。
***実施の形態1の効果***
(1)異常検出装置100は重み付け部13によって生起確率p(r、θ)に重み付けするので、多様な異常行動を正確に検出できる。具体的には、駅のように多くの人が集まる環境における雑踏事故防止は、パブリックセーフティを実現するための重要な要素の一つである。 雑踏事故の一因として、不審物または急病人に起因するパニック状態の発生がある。パニック状態の予兆として、群集が入り乱れて動き回る「混乱行動」、あるいは群集が一箇所に集まる「蝟集行動」がある。そのため、これら予兆の早期発見が雑踏事故の防止に有効である。異常検出装置100は重み付け部13を有するので、これら予兆の早期発見が可能である。
(2)また、異常行動の種類に応じて「警備員派遣」または「避難誘導」など、対処法が異なる。従って、異常行動の種類を特定することは有効である。異常検出装置100の検出部15は、散乱度Eの変化と前景の面積変化とから異常の種類を検出するので、異常行動の種類に応じた対処法を選択することができる。
<変形例2>
図1の異常検出装置100では、異常検出装置100の機能がソフトウェアで実現されるが、変形例2として、異常検出装置100の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図19は、異常検出装置100の変形例2に係る異常検出装置100の構成を示す。図19の電子回路90は、画像取得部11、動き抽出部12,重み付け部13,散乱度計算部14、検出部15、主記憶装置20、補助記憶装置30、入力インタフェース40及び出力インタフェース50の機能を実現する専用の電子回路である。電子回路90は、信号線91に接続している。電子回路90は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。異常検出装置100の構成要素の機能は、1つの電子回路で実現されてもよいし、複数の電子回路に分散して実現されてもよい。別の変形例として、異常検出装置100の構成要素の一部の機能が電子回路で実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ10と電子回路90の各々は、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。
異常検出装置100において、画像取得部11、動き抽出部12,重み付け部13,散乱度計算部14及び検出部15の機能がプロセッシングサーキットリにより実現されてもよい。あるいは、画像取得部11、動き抽出部12,重み付け部13,散乱度計算部14、検出部15、主記憶装置20、補助記憶装置30、入力インタフェース40及び出力インタフェース50の機能が、プロセッシングサーキットリにより実現されてもよい。
なお、実施の形態1では重み付け部13による重み付けのタイプに関して、タイプ1からタイプ4を説明した。重み付け部13による重み付けは、タイプ1からタイプ4に限定されるものではない。
以上、本発明の実施の形態1を説明したが、実施の形態1のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、実施の形態1のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、実施の形態1に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 プロセッサ、11 画像取得部、12 動き抽出部、13 重み付け部、14 散乱度計算部、15 検出部、20 主記憶装置、30 補助記憶装置、40 入力インタフェース、50 出力インタフェース、61,62 人、71,72,73,74,75 フレーム、81 映像エリア、82 人ベクトル、83 合流領域、84 本線、90 電子回路、91 信号線、100 異常検出装置、101 信号線、200 カメラ。

Claims (7)

  1. 複数の画像を取得する画像取得部と、
    1フレームの画像に含まれる複数の移動体から、動きの大きさと動きの方向とによって決定される複数の動きベクトルを抽出する動き抽出部と、
    前記複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算し、少なくともいずれかの前記生起確率に重み付けを行う重み付け部と、
    重み付けされた前記生起確率に基づいて、前記1フレームの散乱度を計算する散乱度計算部と、
    前記散乱度と閾値とを比較し、比較結果に基づいて異常を検出する検出部と、
    を備える異常検出装置。
  2. 前記重み付け部は、
    前記生起確率が計算される前記動きベクトルの前記動きの大きさに応じて、前記生起確率に重み付けを行う請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記重み付け部は、
    前記生起確率が計算される前記動きベクトルの前記動きの方向に応じて、前記生起確率に重み付けを行う請求項1または請求項2に記載の異常検出装置。
  4. 前記動き抽出部は、
    前記1フレームから前記1フレームの一部分の部分領域を抽出し、前記部分領域から複数の動きベクトルを抽出し、前記1フレームのうち前記部分領域が除かれた除外領域から複数の動きベクトルを抽出し、
    前記重み付け部は、
    前記部分領域から抽出された前記複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算し、前記除外領域から抽出された前記複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算し、前記部分領域に基づき計算された生起確率に、前記除外領域に基づき計算された生起確率と異なる重み付けを行う請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の異常検出装置。
  5. 前記検出部は、
    前記比較結果と、少なくとも一つのフレームにおける前景面積とに基づいて、異常を検出する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の異常検出装置。
  6. コンピュータに、
    複数の画像を取得する処理と、
    1フレームの画像に含まれる複数の移動体から、動きの大きさと動きの方向とによって決定される複数の動きベクトルを抽出する処理と、
    前記複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算し、少なくともいずれかの前記生起確率に重み付けを行う処理と、
    重み付けされた前記生起確率に基づいて、前記1フレームの散乱度を計算する処理と、
    前記散乱度と閾値とを比較し、比較結果に基づいて異常を検出する処理と、
    を実行させる異常検出プログラム。
  7. コンピュータが、
    複数の画像を取得し、
    1フレームの画像に含まれる複数の移動体から、動きの大きさと動きの方向とによって決定される複数の動きベクトルを抽出し、
    前記複数の動きベクトルの動きベクトルごとに生起確率を計算し、少なくともいずれかの前記生起確率に重み付けを行い、
    重み付けされた前記生起確率に基づいて、前記1フレームの散乱度を計算し、
    前記散乱度と閾値とを比較し、比較結果に基づいて異常を検出する、
    異常検出方法。
JP2020554649A 2018-10-30 2018-10-30 異常検出装置、異常検出プログラム及び異常検出方法 Active JP6818965B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/040347 WO2020090010A1 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 異常行動検出装置、異常行動検出プログラム及び異常行動検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6818965B2 true JP6818965B2 (ja) 2021-01-27
JPWO2020090010A1 JPWO2020090010A1 (ja) 2021-03-18

Family

ID=70463651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020554649A Active JP6818965B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 異常検出装置、異常検出プログラム及び異常検出方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6818965B2 (ja)
WO (1) WO2020090010A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11853844B2 (en) * 2020-04-28 2023-12-26 Pfu Limited Information processing apparatus, image orientation determination method, and medium

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5400718B2 (ja) * 2010-07-12 2014-01-29 株式会社日立国際電気 監視システムおよび監視方法
JP5992681B2 (ja) * 2011-12-19 2016-09-14 日本信号株式会社 混雑の非通常状態検知システム
JP2017151875A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 三菱電機株式会社 滞留判定装置及び滞留判定プログラム
JP2018117331A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社イデアクエスト ベッド見守り装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020090010A1 (ja) 2020-05-07
JPWO2020090010A1 (ja) 2021-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Li et al. Robust detection of adversarial attacks on medical images
JP6616521B2 (ja) 画像処理装置
Kumar et al. A novel method of edge detection using cellular automata
KR101708547B1 (ko) 사상(事象) 검출 장치 및 사상 검출 방법
JP2022506905A (ja) 知覚システムを評価するシステム及び方法
JP6764481B2 (ja) 監視装置
WO2019119659A1 (zh) 用于风力发电机组的涡激振动的监测方法和设备
WO2016073105A1 (en) Face recognition using gradient based feature analysis
KR20140028809A (ko) 이미지 피라미드의 적응적 이미지 처리 장치 및 방법
US20150146006A1 (en) Display control apparatus and display control method
JP2007156655A (ja) 変動領域検出装置及びその方法
US10691956B2 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method, and storage medium having determination areas corresponding to waiting line
TWI493510B (zh) 跌倒偵測方法
JP6818965B2 (ja) 異常検出装置、異常検出プログラム及び異常検出方法
US20220262121A1 (en) System and method for mitigating crowd panic detection
US20220245955A1 (en) Method and Device for Classifying Pixels of an Image
KR102101623B1 (ko) 영상 정보를 이용하여 이상 상황을 감지하는 방법 및 장치
US20190370996A1 (en) Image processing apparatus
CN113392779A (zh) 基于生成对抗网络的人群监控方法、装置、设备及介质
Singh et al. An Ensemble-Based IoT-Enabled Drones Detection Scheme for a Safe Community
US20230044673A1 (en) Detection device and control method of the same
WO2016092783A1 (en) Information processing apparatus, method for processing information, discriminator generating apparatus, method for generating discriminator, and program
JP6223897B2 (ja) 異常検知装置及び異常検知システム
JP6948547B2 (ja) プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法
JP2008165705A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201027

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201027

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201027

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6818965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250