JP6817657B2 - シンプルプロファイリング(spm)手法の変換プログラムおよびシンプルプロファイリング(spm)手法の変換方法 - Google Patents

シンプルプロファイリング(spm)手法の変換プログラムおよびシンプルプロファイリング(spm)手法の変換方法 Download PDF

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Description

本発明は、シンプルプロファイリング(SPM)手法の変換プログラムおよびシンプルプロファイリング(SPM)手法の変換方法に関する。
例えば、特許文献1(特開2006−284200号公報)には、100m〜1km程度の範囲に4〜5点の地震計によるアレイを構築し、それらの間は無線によるリアルタイム通信及びデータ解析を同時に行うことにより、精度の高い地震諸元の推定を行うことができる、極小アレイによる早期地震検知システムについて開示されている。
特許文献1(特開2006−284200号公報)記載の早期地震検知システムは、(a)中央地点に配置される統合地震情報処理装置を有する1機の地震計と、(b)該地震計を中心にして略等距離に配置される複数個の観測点の地震計と、(c)前記それぞれの地震計毎に配置され、前記それぞれの地震計の消費電力を供給する太陽電池と、(d)前記観測点の地震計からの地震情報を前記統合地震情報処理装置へリアルタイムに送信し、前記統合地震情報処理装置にてデータを解析し、該解析されたデータを送信する無線送受信装置とを具備するものである。
非特許文献1(Synthesiology Vol.9 No.2 pp86-96)には、高密度・高分解能で定量的な地下S波速度構造の情報を提供するにあたり、半径0.6mの極小アレイを用いて常時微動を15分間観測するだけで、数mから数十mの深さのS波速度を探査できる観測・解析システムについて、記載されている。
特許文献1: 特開2006−284200号公報
非特許文献1: 長 郁夫、先名重樹「極小微動アレイによる浅部構造探査システム−大量データの蓄積と利活用に向けて−」,Synthesiology Vol.9 No.2 pp86-96(May.1016)
特許文献1記載の早期地震検知システムにおいては、地震計について開示されている。また、地形の構造探査について極小アレイおよび不規則微動アレイを用いることが行われている。
しかしながら、極小アレイおよび不規則微動アレイを設置して、微動計測を行う場合、機器の設置の精度が求められる。そのため、経験豊富な熟練者でなければ、微動観測を実施することができないという問題がある。
非特許文献1記載の観測・解析システムにおいては、地盤構造の推定に、周波数−位相速度で表される分散曲線を波長−位相速度の関係に変換し、適当なスケーリングにより深さ−S波速度の関係とみなす簡易交換を採用するものである。
しかしながら、これには深さ方向の誤差およびS波速度の誤差が大きいという問題がある。
本発明の主な目的は、容易に精度の高いシンプルプロファイリング手法の変換プログラムおよびシンプルプロファイリング手法の変換方法を提供することである。
(1)
一局面に従うシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、微動アレイ解析により得られる表面波のレイリー波の分散曲線を第1処理で変換する第1変換処理と、第1変換処理により得られたデータの不連続部位を抽出する第1抽出処理と、分散曲線を第2処理で変換する第2変換処理と、第2変換処理により得られたデータの不連続部位を抽出する第2抽出処理と、第1抽出処理により抽出された不連続部位および第2抽出処理により抽出された不連続部位が両方表れるポイントを検出する検出処理とを有し、検出処理から不連続断面を抽出する、ものである。
この場合、第1変換処理から得られたデータを第1抽出処理により抽出し、第2変換処理から得られたデータを第2抽出処理により抽出し、抽出された不連続部位が両方表れるポイントを検出することができる。
その結果、地質構造境界が明確となり、容易に精度の高いシンプルプロファイリングを実施することができる。これにより、地質学の専門家だけでなく多くの一般ユーザが、高精度の地盤の観測および解析をすることができる。
(2)
第2の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面に従うシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、第1変換処理は、分散曲線を、周波数および波長の関係に変換する第11変換処理と、第11変換処理により変換されたデータを、周波数および深さに変換する第12変換処理と、第12変換処理により変換されたデータに対してH/Vスペクトルの値をプロットする第13変換処理と、を含んでもよい。
この場合、谷部を検出するための前準備を確実に実施することができる。すなわち、第11変換処理、第12変換処理、第13変換処理を含むので、変曲点を表出することができる。
(3)
第3の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面または第2の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、第2変換処理は、分散曲線を、波長および位相速度の関係に変換する第21変換処理と、第21変換処理に変換されたデータを深さおよびS波速度に変換する第22変換処理と、第22変換処理に変換されたデータを深さおよび共振周波数に変換する第23変換処理と、第23変換処理により変換されたデータに対して共振周波数をH/Vスペクトルの周波数と仮定し、H/Vスペクトルの値をプロットする第24変換処理と、を含んでもよい。
この場合、山部を検出するための前準備を確実に実施することができる。すなわち、第21変換処理、第22変換処理、第23変換処理、第24変換処理を含むので、変曲点を表出することができる。
(4)
第4の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面に従うシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、第1抽出処理は、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の谷部を抽出し、抽出部位を不連続部位と判定する第1検出部と、第2抽出処理は、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の山部を抽出し、抽出部位を不連続部位と判定する第2検出部と、を含んでもよい。
この場合、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の谷部、またはH/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の山部を抽出するので、誤差を排除することができる。
なお、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の谷部は、H/Vスペクトルの第一波に対して+150%以上およびまたは−150%以下を超過する差が生じた場合の谷部であることがより好ましく、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の所定区間における山部は、H/Vスペクトルの第一波に対して+150%以上およびまたは−150%以下を超過する差が生じた場合の山部であることがより好ましい。
(5)
第5の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面から第4の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、検出処理は、隣接する山部および隣接する谷部との周波数の差、またはH/Vスペクトルの値の比が閾値よりも小さい場合、高周波数側にあらわれる山部および谷部を除外してもよい。
この場合、ロバスト処理をすることができるので、シンプルプロファイリング手法の変換を確実に行うことができる。
(6)
第6の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面から第5の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、検出処理は、所定の山部から高周波数側へ向けて次の山部のH/V値の方が小さい場合、高周波数側にあらわれる山部と谷部を除外してもよい。
この場合、ロバスト処理をすることができるので、シンプルプロファイリング手法の変換を確実に行うことができる。
(7)
第7の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面から第6の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、検出処理は、所定の谷部から高周波数側へ向けて次の谷部のH/V 値の方が小さい場合、高周波数側にある山部と谷部を除外してもよい。
この場合、ロバスト処理をすることができるので、シンプルプロファイリング手法の変換を確実に行うことができる。
(8)
第8の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面から第7の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、微動アレイ解析により得られる表面波のデータをインターネットを経由しクラウドに保存し、クラウド上のサーバを用いて第1処理、第1抽出処理、第2処理、および第2抽出処理を行うことができる。
これにより、多数の利用者が登録されたデータベースにアクセスできる。また、測定データの解析を自動化することができるため、現場でのデータ整理および解析等の処理が不要となり、容易に精度の高い解析結果を得ることができる。これにより、地質学の専門家だけでなく多くの一般ユーザが本手法を利用し、地盤の観測および解析をすることができる。
さらに、多くの一般ユーザが利用することにより、様々な地点で測定された大量のデータが地図情報とあわせてクラウド上に蓄積され、広範囲かつ高密度高分解能の大量のデータを蓄積することができる。これによって、局所で精度の高い測定ができるとともに、地震災害軽減など広範囲のゾーニングにも活用することができる。
(9)
第9の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムは、一局面から第8の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換プログラムにおいて、第1抽出処理およびまたは第2抽出処理は、人工知能による深層学習を用いて不連続部位の抽出を行うことができる。
これにより、多数のデータがクラウド上に蓄積することで、深層学習においては学習結果の精度が向上するため、より高い精度で不連続部位の抽出を行うことができる。
(10)
第10の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、微動アレイ解析により得られる表面波のレイリー波の分散曲線を、周波数および波長の関係に変換する第11変換工程と、第11変換工程により変換されたデータを、周波数および深さに変換する第12変換工程と、第12変換工程により変換されたデータに対してH/Vスペクトルの値をプロットする第13変換工程と、を含むものである。
この場合、谷部を検出するための前準備を確実に実施することができる。すなわち、第11変換工程、第12変換工程、第13変換工程を含むので、変曲点を表出することができる。したがって、容易に精度の高いシンプルプロファイリングを実施することができる。
(11)
第11の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、微動アレイ解析により得られる表面波のレイリー波の分散曲線を第1工程で変換する第1変換工程と、第1変換工程により得られたデータの不連続部位を抽出する第1抽出工程と、分散曲線を第2工程で変換する第2変換工程と、第2変換工程により得られたデータの不連続部位を抽出する第2抽出工程と、第1抽出工程により抽出された不連続部位および第2抽出工程により抽出された不連続部位が両方表れるポイントを検出する検出工程と、検出工程から不連続断面を抽出するものである。
この場合、第1変換工程から得られたデータを第1抽出工程により抽出し、第2変換工程から得られたデータを第2抽出工程により抽出し、抽出された不連続部位が両方表れるポイントを検出することができる。
その結果、容易に精度の高いシンプルプロファイリングを実施することができる。
また、第1変換工程、第1抽出工程、第2変換工程、第2抽出工程、検出工程がクラウドに配設されることで、多数の各地で計測された微動アレイ解析により得られる表面波のレイリー波の分散曲線を容易に処理することができる。
(12)
第12の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、第11の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法において、第1変換工程は、分散曲線を、周波数および波長の関係に変換する第11変換工程と、第11変換工程により変換されたデータを、周波数および深さに変換する第12変換工程と、第12変換工程により変換されたデータに対してH/Vスペクトルの値をプロットする第13変換工程と、を含んでもよい。
この場合、谷部を検出するための前準備を確実に実施することができる。すなわち、第11変換工程、第12変換工程、第13変換工程を含むので、変曲点を表出することができる。
(13)
第13の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、第11または第12の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法において、第2変換工程は、分散曲線を、波長および位相速度の関係に変換する第21変換工程と、第21変換工程に変換されたデータを深さおよびS波速度に変換する第22変換工程と、第22変換工程に変換されたデータを深さおよび共振周波数に変換する第23変換工程と、第23変換工程により変換されたデータに対して共振周波数をH/Vスペクトルの周波数と仮定し、H/Vスペクトルの値をプロットする第24変換工程と、を含んでもよい。
この場合、山部を検出するための前準備を確実に実施することができる。すなわち、第21変換工程、第22変換工程、第23変換工程、第24変換工程を含むので、変曲点を表出することができる。
(14)
第14の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、第11の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法において、第1抽出工程は、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の谷部を抽出し、抽出部位を不連続部位と判定する第1検出部と、第2抽出工程は、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の山部を抽出し、抽出部位を不連続部位と判定する第2検出部と、を含んでもよい。
この場合、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の谷部、またはH/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の山部を抽出するので、誤差を排除することができる。
なお、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の所定区間における谷部は、H/Vスペクトルの第一波に対して+150%以上およびまたは−150%以下を超過する差が生じた場合の谷部であることがより好ましく、H/Vスペクトルの第一波に対して+100%以上およびまたは−100%以下を超過する差が生じた場合の山部は、H/Vスペクトルの第一波に対して+150%以上およびまたは−150%以下を超過する差が生じた場合の山部であることがより好ましい。
(15)
第15の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、第11から第14の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法において、検出工程は、隣接する山部および隣接する谷部との周波数の差、またはH/Vスペクトルの値の比が閾値よりも小さい場合、高周波数側にあらわれる山部および谷部を除外してもよい。
この場合、ロバスト工程によりロバスト処理することができるので、シンプルプロファイリング手法の変換を確実に行うことができる。
(16)
第16の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、第11から第15の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法において、検出工程は、所定の山部から高周波数側へ向けて次の山部のH/V値の方が小さい場合、高周波数側にあらわれる山部と谷部を除外してもよい。
この場合、ロバスト工程によりロバスト処理することができるので、シンプルプロファイリング手法の変換を確実に行うことができる。
(17)
第17の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法は、第11から第16の発明にかかるシンプルプロファイリング手法の変換方法において、検出工程は、所定の谷部から高周波数側へ向けて次の谷部のH/V 値の方が小さい場合、高周波数側にある山部と谷部を除外してもよい。
この場合、ロバスト工程によりロバスト処理することができるので、シンプルプロファイリング手法の変換を確実に行うことができる。
SPM手法の変換装置の一例を示す模式図である。 SPM手法の変換プログラムの第1段階の処理、第2段階の処理、ロバスト処理の一例を示すフローチャートである。 微動アレイ解析により得られた表面波のレイリー波の分散曲線の一例を示す模式図である。 周波数および波長のデータに変換した一例を示す模式図である。 深さおよび周波数に変換した一例を示す模式図である。 図5の周波数に応じてH/Vスペクトルをプロットした一例を示す模式図である。 位相速度および波長のデータに変換した一例を示す模式図である。 深さおよびS波速度に変換した一例を示す模式図である。 深さおよび共振周波数に変換した一例を示す模式図である。 図9の共振周波数に応じてH/Vスペクトルをプロットした一例を示す模式図である。
100 SPM手法の変換装置
311 第11処理部
312 第12処理部
313 第13処理部
321 第21処理部
322 第22処理部
323 第23処理部
324 第24処理部
410 第1検出部
420 第2検出部
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<実施形態>
以下、本実施の形態におけるシンプルプロファイリング(以下、単にSPMと呼ぶ。)手法の変換方法について説明を行う。
本実施の形態にかかるSPM手法の変換方法およびSPM手法の変換プログラムは、微動アレイ解析により得られた表面波のレイリー波の分散曲線を用いて精度の高いS波速度構造および不連続深度を自動的に出力する。
本実施の形態のSPM手法の変換プログラムにおいては、第1段階の処理として谷部を抽出し、第2段階の処理として山部を抽出し、第3段階の処理として谷部および山部とからS波速度構造および不連続深度を出力するものである。
図1は、SPM手法の変換装置の一例を示す模式図である。本実施の形態にかかるSPM手法の変換装置100は、クラウド上で構成される。なお、クラウド上に限定されず、ハード機器で構成されていてもよく、その他の任意のシステムで構成されてもよい。
図1に示すように、SPM手法の変換装置100は、入力部210、第11処理部311、第12処理部312、第13処理部313、第21処理部321、第22処理部322、第23処理部323、第24処理部324、第1検出部410、第2検出部420、ロバスト処理部430および出力部440を含む。
第11処理部311、第12処理部312、第13処理部313、第1検出部410が、第1段階の処理に相当し、第21処理部321、第22処理部322、第23処理部323、第24処理部324、第2検出部420が第2段階の処理に相当する。以下、第1段階の処理、第2段階の処理、ロバスト処理の順に説明を行う。
図2はSPM手法の変換プログラムの第1段階の処理、第2段階の処理、ロバスト処理の一例を示すフローチャートである。
(第1段階の処理)
図3は微動アレイ解析により得られた表面波のレイリー波の分散曲線の一例を示す模式図であり、図4は周波数および波長のデータに変換した一例を示す模式図であり、図5は深さおよび周波数に変換した一例を示す模式図であり、図6は図5の周波数に応じてH/Vスペクトルをプロットした一例を示す模式図である。
まず、図2および図3に示すように、第11処理部311は、入力部210から入力された分散曲線を周波数および波長のデータに変換する(ステップS1)。
第11処理部311は、以下の式に従い処理を行う。
式1
L:波長 Vr:位相速度 f:周波数
第11処理部311は、式(1)を用いて処理を行うことにより、図4のデータに変換される。
次に、第12処理部312は、周波数および波長のデータを周波数および深さのデータに変換する(ステップS2)。第12処理部312は、以下の式に従い処理を行う。
式2
D:深さ a:定数 L:波長
第12処理部312は、式(2)を用いて処理を行うことにより、図5のデータに変換される。具体的に定数aは、0.375である。
次に、第13処理部313は、図5のデータを深さDおよびH/Vスペクトルのデータに変換する(ステップS3)。第13処理部313は、深さ毎に周波数が与えられるので、図5のデータの当該周波数に対応するH/Vスペクトルの値をプロットする。
第1検出部410は、図6のデータの深さの深度が浅いところから深い方に向けて、H/Vスペクトルの値が1.25倍の周波数の間で100%以上で変化した場合、谷部であると判定し、検出を行う(ステップS4)。
この場合、初めての山部(PEAK)の出現後に、低周波数側から高周波数側へ向けて順に、山部(PEAK)と谷部(VALLEY)との両方が表れる部位を検出する。
山部と谷部が複数発生する場合における山部と谷部の検出にあたっては、H/Vスペクトルの値を0.5Hz以上20Hz以下に限定して、これを閾値として検出することが好ましい。およびまたは、H/Vスペクトルの値を長周期側から一定の数に限定し、これを閾値として検出することが好ましい。
これにより、山部と谷部の検出を効果的に行うことができる。なお、閾値の設定にあたっては、H/Vスペクトルの周波数の限定のみ行ってもよいし、長周期側からの一定の数の検出のみ行ってもよい良いし、両方を組み合わせて検出してもよい。
(第2段階の処理)
次に、第2段階の処理について説明を行う。また、図7は位相速度および波長のデータに変換した一例を示す模式図であり、図8は深さおよびS波速度に変換した一例を示す模式図であり、図9は深さおよび共振周波数に変換した一例を示す模式図であり、図10は図9の共振周波数に応じてH/Vスペクトルをプロットした一例を示す模式図である。
次に、図1および図2に示すように、第21処理部321は、入力部210から入力された分散曲線(図3参照)を位相速度および波長のデータに変換する(ステップS11)。
第21処理部321は、上記の式(1)に従い処理を行う。
第21処理部321は、式(1)を用いて処理を行うことにより、図7のデータに変換される。
次に、第22処理部322は、位相速度および波長のデータをS波速度および深さのデータに変換する(ステップS12)。第22処理部322は、上記の式(2)に従い処理を行う。
式3
Vs:S波速度 Vr:位相速度 k:定数
第22処理部322は、式(2)および式(3)を用いて処理を行うことにより、図8のデータに変換される。具体的に定数aは、0.333(1/3)であり、具体的に定数kは、0.95である。
次に、第23処理部323は、S波速度および深さのデータを共振周波数および深さのデータに変換する(ステップS13)。第23処理部323は、以下の式に従い処理を行う。
式4
Vs:S波速度 D:深さ
式5
fo:共振周波数 Vs:S波速度 D:深さ
第23処理部323は、式(4)および式(5)を用いて処理を行うことにより、図9のデータに変換される。
次に、第24処理部324は、図9のデータを、深さDおよびH/Vスペクトルのデータに変換する(ステップS14)。第24処理部324は、深さ毎に周波数が与えられるので、図9のデータの当該周波数に対応するH/Vスペクトルの値をプロットする。
第2検出部420は、図10のデータの深さの深度が浅いところから深い方に向けて、H/Vスペクトルの値が1.25倍の周波数の間で100%以上で変化した場合、山部であると判定し、検出を行う(ステップS15)。
平滑化されたスペクトルの微係数が、「0」となる点を低周波数側から順にサーチして山部(PEAK)を同定する。
(抽出処理)
まず、ステップS4の処理およびステップS15の処理で得られたデータについて山部および谷部の両方が同時に現れる深さDの部分を不連続断面として抽出する(ステップS21)。
(ロバスト処理)
続いて、ロバスト処理部430におけるロバスト処理について説明を行う。
次いで、ロバスト処理部430は、第1検出部410および第2検出部420により検出された図6および図10の山部および谷部の両方が表れる深さ位置に基づいて、隣接する山部と、隣接する谷部との周波数の差、あるいはH/Vの値の比が閾値よりも小さい場合、高周波数側にある山部と谷部との両方が表れる部位を除外する(ステップS22a)。
また、ロバスト処理部430は、所定の山部から高周波数側へ向けて次の山部のH/V値の方が小さい場合、高周波数側にある山部と谷部との両方が表れる部位を除外する(ステップS22b)。
さらに、ロバスト処理部430は、所定の谷部から高周波数側へ向けて次の谷部のH/V 値の方が小さい場合、高周波数側にある山部と谷部との両方が表れる部位を除外する(ステップS22c)。
また、ロバスト処理部430は、山部があるが、谷部があるか判定できない場合、山部に対して2.5倍の周波数に暫定的な谷部を置く。
さらに、谷部があるが、山部があるか判定できない場合、谷部に対して2.5倍の周波数に暫定的な山部を置く。
得られた山部と、谷部との両方表れる部位ごとに、山部に対応する深度と、谷部に対応する深度とを、平均してH/Vスペクトル深度変換の代表値とする。
ロバスト処理部430は、ロバスト処理したデータを出力部440から出力する(ステップS23)。
以上のように、本実施の形態にかかるSPM手法の変換プログラムは、クラウド上で形成されるので、微動アレイ解析により得られた表面波のレイリー波の分散曲線が、いろいろな現場において、多数計測されている場合でも、クラウド上で処理を行うことができる。
特に、計測データを持ち帰って解析を行う従来の手法と比較して、計測データをクラウド上に提供するだけで処理を行うことができる。また、容易に精度の高いシンプルプロファイリングを実施することができる。
本発明においては、図3のデータが「微動アレイ解析により得られる表面波のレイリー波の分散曲線」に相当し、第11処理部311、第12処理部312および第13処理部313が「第1変換処理(工程)」に相当し、第1検出部410が「第1抽出処理(工程)、第1検出部」に相当し、第21処理部321、第22処理部322、第23処理部323および第24処理部324が「第2変換処理(工程)」に相当し、第2検出部420が「第2抽出処理(工程)、第2検出部」に相当し、ステップS21の抽出処理が「検出処理(工程)」に相当し、図2のフローチャートが「シンプルプロファイリング手法の変換プログラム、シンプルプロファイリング手法の変換方法」に相当し、第11処理部311が、「第11変換処理(工程)」に相当し、第12処理部312が、「第12変換処理(工程)」に相当し、第13処理部313が、「第13変換処理(工程)」に相当し、第21処理部321が、「第21変換処理(工程)」に相当し、第22処理部322が、「第22変換処理(工程)」に相当し、第23処理部323が、「第23変換処理(工程)」に相当し、第24処理部324が、「第24変換処理(工程)」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。

Claims (7)

  1. 微動アレイ解析により得られる表面波のレイリー波の分散曲線変換する第1変換処理と、
    前記第1変換処理により得られたデータの不連続部位を抽出する第1抽出処理と、
    前記分散曲線を変換する第2変換処理と、
    前記第2変換処理により得られたデータの不連続部位を抽出する第2抽出処理と、
    前記第1抽出処理により抽出された不連続部位および前記第2抽出処理により抽出された不連続部位が両方表れるポイントを検出する検出処理とを有し、
    前記第1変換処理は、
    前記分散曲線を、周波数と波長との関係に変換する第11変換処理と、
    前記第11変換処理により変換されたデータを、周波数と深さとの関係に変換する第12変換処理と、
    前記第12変換処理により変換されたデータの深さに対してH/Vスペクトルの値をプロットする第13変換処理と、を含み、
    前記第2変換処理は、
    前記分散曲線を、波長対位相速度の関係に変換する第21変換処理と、
    前記第21変換処理に変換されたデータを深さとS波速度との関係に変換する第22変換処理と、
    前記第22変換処理に変換されたデータを深さと共振周波数との関係に変換する第23変換処理と、
    前記第23変換処理により変換されたデータに対して共振周波数をH/Vスペクトルの周波数と仮定し、前記第23変換処理により変換されたデータの深さに対して前記H/Vスペクトルの値をプロットする第24変換処理と、を含み、
    前記第1抽出処理は、前記第13変換処理で作成されたプロットを深さの深い側から走査し、H/Vスペクトルの第一波の山と谷に対して山と谷の高さがより大きい山谷のスペクトルの谷部を抽出し、前記抽出部位を不連続部位と判定する第1検出部を含み、
    前記第2抽出処理は、前記第24変換処理で作成されたプロットを深さの深い側から走査し、H/Vスペクトルの第一波の山と谷に対して山と谷の高さがより大きい山谷のスペクトルの山部を抽出し、前記抽出部位を不連続部位と判定する第2検出部を含み、
    前記検出処理は、前記第1抽出処理により抽出された不連続部位の深さと前記第2抽出処理により抽出された不連続部位の深さとが一致する場合に、一致する深さの部分を不連続断面として検出する、シンプルプロファイリング(SPM)手法の変換プログラム。
  2. 前記検出処理において、前記第1抽出処理により抽出された不連続部位の深さと前記第2抽出処理により抽出された不連続部位の深さとが一致しない場合に、前記第1抽出処理により抽出された不連続部位の深さと前記第2抽出処理により抽出された不連続部位の深さとの平均値を算出して不連続断面の深さとする、請求項1に記載のシンプルプロファイリング(SPM)手法の変換プログラム。
  3. 前記検出処理は、
    隣接する山部および隣接する谷部との周波数の差、またはH/Vスペクトルの値の比が閾値よりも小さい場合、高周波数側にあらわれる山部および谷部を除外する、請求項1または2に記載のシンプルプロファイリング(SPM)手法の変換プログラム。
  4. 前記微動アレイ解析により得られる表面波のデータをインターネットを経由しクラウドに保存し、クラウド上のサーバを用いて前記第1処理、前記第1抽出処理、前記第2処理、および前記第2抽出処理を行う、請求項1からのいずれか1項に記載のSPM変換プログラム。
  5. 前記第1抽出処理およびまたは前記第2抽出処理は、人工知能による深層学習を用いて不連続部位の抽出を行う、請求項1からのいずれか1項に記載のSPM変換プログラム。
  6. 微動アレイ解析により得られる表面波のレイリー波の分散曲線を第1工程で変換する第1変換工程と、
    前記第1変換工程により得られたデータの不連続部位を抽出する第1抽出工程と、
    前記分散曲線を第2工程で変換する第2変換工程と、
    前記第2変換工程により得られたデータの不連続部位を抽出する第2抽出工程と、
    前記第1抽出工程により抽出された不連続部位および前記第2抽出工程により抽出された不連続部位が両方表れるポイントを検出する検出工程とを有し
    前記第1変換工程は、
    前記分散曲線を、周波数と波長との関係に変換する第11変換工程と、
    前記第11変換工程により変換されたデータを、周波数と深さとの関係に変換する第12変換工程と、
    前記第12変換工程により変換されたデータの深さに対してH/Vスペクトルの値をプロットする第13変換工程と、を含み、
    前記第2変換工程は、
    前記分散曲線を、波長と位相速度との関係に変換する第21変換工程と、
    前記第21変換工程に変換されたデータを深さとS波速度との関係に変換する第22変換工程と、
    前記第22変換工程に変換されたデータを深さと共振周波数との関係に変換する第23変換工程と、
    前記第23変換工程により変換されたデータに対して共振周波数をH/Vスペクトルの周波数と仮定し、前記第23変換工程により変換されたデータの深さに対して前記H/Vスペクトルの値をプロットする第24変換工程と、を含み、
    前記第1抽出工程は、前記第13変換工程で作成されたプロットを深さの深い側から走査し、H/Vスペクトルの第一波の山と谷に対して山と谷の高さがより大きい山谷のスペクトルの谷部を抽出し、前記抽出部位を不連続部位と判定する第1検出部を含み、
    前記第2抽出工程は、前記第24変換工程で作成されたプロットを深さの深い側から走査し、H/Vスペクトルの第一波の山と谷に対して山と谷の高さがより大きい山谷のスペクトルの山部を抽出し、前記抽出部位を不連続部位と判定する第2検出部を含み、
    前記検出工程は、前記第1抽出工程により抽出された不連続部位の深さと前記第2抽出工程により抽出された不連続部位の深さとが一致する場合に、一致する深さの部分を不連続断面として検出する、シンプルプロファイリング(SPM)手法の変換方法。
  7. 前記検出工程は、
    隣接する山部および隣接する谷部との周波数の差、またはH/Vスペクトルの値の比が閾値よりも小さい場合、高周波数側にあらわれる山部および谷部を除外する、請求項に記載のシンプルプロファイリング(SPM)手法の変換方法。
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