JP6816778B2 - 無線端末、サーバ、無線端末の通信方法、プログラム - Google Patents

無線端末、サーバ、無線端末の通信方法、プログラム Download PDF

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Description

本開示は、無線端末、サーバ、無線端末の通信方法、記録媒体に関する。
特許文献1は、多地点に存在するビデオ会議装置間でデータの通信を行うビデオ会議システムに関する。ビデオ会議システムにおいて、親端末となるビデオ会議装置はビデオ会議システム全体で1個であり、親端末がビデオ会議に参加する子端末への動画像、音声伝送も一括して制御する。親端末は、複数の子端末から音声信号を受信し、それぞれの音声信号を合成する。合成された音声信号は、子端末に送信される。
特開2008−288974号公報
特許文献1には、親端末が複数の音声を合成して子端末に送信することが開示されているのみである。特許文献1には、例えば、子端末において音声を合成すること、又は、親端末と子端末との音声合成にかかる情報交換について、具体的な開示も示唆もない。
したがって、例示的な実施形態は、上述した背景技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、より向上した音声の合成に係る新たな仕組みを提供することにある。
例示的な実施形態における無線端末は、受信機と、送信機を含む。受信機は、前記無線端末が少なくとも一つのグループに含まれるときに、前記少なくとも一つのグループに係る音声通信を受信可能に構成される。送信機は、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信するように構成される。
他の例示的な実施形態におけるサーバは、受信機とプロセッサを含む。受信機は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を受信するように構成される。プロセッサは、前記音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、前記少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声を合成するように構成される。
他の例示的な実施形態における無線端末の通信方法は、前記無線端末が少なくとも一つのグループに含まれるときに、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信することを含む。また前記通信方法は、前記少なくとも一つのグループに係る音声通信を受信することを含む。
他の例示的な実施形態における無線端末のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、無線端末が少なくとも一つのグループに含まれるときに、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信すること、前記少なくとも一つのグループに係る音声通信を受信することを、コンピュータに実行させる。
例示的な実施形態によれば、より向上した音声の合成に係る新たな仕組みを提供できる。
例示的な実施形態に係る移動通信システムを示す。 例示的な実施形態に係る移動通信システムの一例を示す。 例示的な実施形態に係るグループ通信の一例を示す。 例示的な実施形態に係るベアラの一例を示す。 例示的な実施形態に係るベアラの一例を示す。 例示的な実施形態に係るベアラの一例を示す。 第1の例示的な実施形態の移動局を示す。 第1の例示的な実施形態のアプリサーバを示す。 第1の例示的な実施形態に係る動作の一例を示す。 第1の例示的な実施形態に係る通知方法の一例を示す。 第2の例示的な実施形態の移動通信システムの一例を示す。 第2の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。 第3の例示的な実施形態の移動通信システムの一例を示す。 第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。 第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。 第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。 第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。 第4の例示的な実施形態の移動局の一例を示す。 第4の例示的な実施形態のアプリサーバの一例を示す。 第4の例示的な実施形態に係る動作の一例を示す。 第4の例示的な実施形態に係る動作1を示す。 第4の例示的な実施形態に係る動作2を示す。 第4の例示的な実施形態に係る動作3を示す。 第5の例示的な実施形態の移動通信システムの一例を示す。
以下において、図面を参照しながら、例示的な(exemplary)実施形態が詳細に示される。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の簡素化のため、必要に応じて重複部分は省略される。以下に説明される複数の例示的な実施形態は、独立に実施されることもできるし、適宜組み合わせて実施されることもできる。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて移動局10a、10bおよび10cのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、移動局10a、10bおよび10cを特に区別する必要が無い場合には、単に移動局10と称する。
(はじめに)
図1は、例示的な実施形態に係る移動通信システムを示す。
図1において、移動通信システムは、IMS(Internet Protocol (IP) Multimedia Subsystem)と、EPC(Evolved Packet Core)と、eUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)と、移動局10を含む。
IMSは、コアネットワークをIP化し、マルチメディアサービスを実現するシステムである。
EPCは、LTE(Long Term Evolution)におけるコアネットワークである。
eUTRANは、LTEにおける無線アクセスネットワークである。eUTRANは基地局(eNB:evolved Node B)で構成される。
基地局20は、セル21を構成する。基地局20は、セル21において、少なくとも一つの移動局10と通信する。図1において、基地局20は、移動局10aと無線通信12aを実行する。基地局20は、移動局10bと無線通信12bを実行する。基地局20は移動局10cと無線通信12cを実行する。
移動局10は、基地局20と無線通信12を実行可能に構成される。また、2つの移動局10の間で、直接通信11が実行可能に構成される。図1において、移動局10aは、移動局10bと、直接通信11aを実行する。移動局10bは、移動局10cと、直接通信11bを実行する。なお、移動局10は直接通信11だけでなく、他の移動局10を経由することでより広い範囲の移動局10と通信を可能にするマルチホップ無線ネットワークを構成することもできる。例えば、移動局10aが移動局10bを介して(すなわち、直接通信11aと直接通信11bとを用いて)移動局10cと通信することができる。この技術は、専用の無線機器を用いた直接波通信、商用のLTE−Direct、LTE ProSe(Proximity−based services)、LTE−D2D(Device to device)であってもよい。例えば、Public safety無線システムにおいて、大規模災害などでeNBがダウンした状況でも通信手段を提供するために、これら技術が用いられる。
図2は、例示的な実施形態に係る移動通信システムの一例を示す。
IMSは、アプリケーションサーバ(アプリサーバ30)を有する。
EPCとeUTRANは、EPS(Evolved Packet System)を構成する。
EPCは、P(Packet data network)−GW(Gateway)、S−GW(Serving Gateway)、MME(Mobility Management Entity)、PCRF(Policy and Charging Rules Function)、HSS(Home Subscriber Server)、BM−SC(Broadcast Multicast Service Center)、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Services)−GW(Gateway)を有する。
eUTRANは、eNB及びMCE(Multi−cell/multicast Coordination Entity)を有する。
アプリケーションサーバ(アプリサーバ30)は、個別通信、グループ通信を管理する。なお、アプリサーバ30またはIMSにおける他の機能エンティティ(例えば、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ)は、音声の基本発着信の機能をもち、音声セッション制御を行う。
P−GWは、端末へのIPアドレスの割り当てや無線アクセスを収容する。また、P−GWは、インターネットのような外部ネットワークへ接続するために用いられる。
S−GWは、ユーザーデータのパケットデータであるU−plane(User plane)を扱う。
MMEは、ユーザ(移動局)とパケット網の間のコネクションであるベアラの確立及び/又は解放、位置登録やハンドオーバなどの移動制御を行う。MMEは、ネットワーク制御のC−plane(Control plane)を扱う。
PCRFは、ユーザの契約情報やユーザが利用するアプリケーションに応じて、パケットに適用するポリシー情報などの管理を行う。
HSS(またはHLR(Home Location Register))は、ユーザ情報(移動局の情報)を管理するデータベースである。例えば、HSSは、ユーザに関する認証情報および在圏情報の管理を行う。例えば、HSSは、端末の現在地情報を記憶する。
BM−SCは、MBMSにて伝送するコンテンツが格納されMBMS伝送の制御を行うネットワークノードである。
MBMS―GWは、BM−SCから配信されるMBMSデータを対象eNBにIPマルチキャストにて伝送する。
MCEは、eNB間で送信無線リソースを指定してコンテンツを同期させる。例えば、MBSFN(Multicast broadcast single frequency network)を構成するeNB間で、送信する無線リソースを指定してコンテンツを同期させる。
ここで、各装置または各機能エンティティ間のインタフェースについて記述する。
S1−Uインタフェースは、S−GWとeNBとの間のインタフェースである。
S1−MMEインタフェースは、MMEとeNBの間のインタフェースである。
S5/S8インタフェースは、P−GWとS−GWとの間のインタフェースである。
S6aインタフェースは、MMEとHSSとの間のインタフェースである。
S11インタフェースは、S−GWとMMEとの間のインタフェースである。
Smインタフェースは、MMEとMBMS−GWとの間のインタフェースである。
SGmbインタフェースは、MBMS−GWとBM−SCとの間のインタフェースである。
SGimbインタフェースは、MBMS−GWとBM−SCとの間のインタフェースである。
SGiインタフェースは、アプリサーバ30とP−GWとの間のインタフェースである。
Spインタフェースは、PCRFとHSSとの間のインタフェースである。
Uuインタフェースは、eNBと移動局との間のインタフェースである。
Gxインタフェースは、P−GWとPCRFとの間のインタフェースである。
Gxcインタフェースは、S−GWとPCRFとの間のインタフェースである。
M1インタフェースは、eNBとMBMS−GWとの間のインタフェースである。
M2インタフェースは、eNBとMCEとの間のインタフェースである。
M3インタフェースは、MCEとMMEとの間のインタフェースである。
Rxインタフェースは、PCRFとアプリサーバとの間のインタフェースである。
Cxインタフェースは、HSSとアプリサーバとの間のインタフェースである。
MB2―Cインタフェースは、BM−SCとアプリサーバとの間のインタフェースである。
MB2―Uインタフェースは、BM−SCとアプリサーバとの間のインタフェースである。
なお、図2において、指令台40がインターネット網402またはスイッチ401を介して、アプリサーバ30に接続されてもよい。例えば、消防指令センター、消防隊、救急隊の間で情報を送受信する消防救急無線システムの場合、指令台40は、消防指令センターに設置される。この場合、移動局(UE:User Equipment)は、消防隊または救急隊の車両に設置される。
なお、指令台40の機能が、移動局10に設けられ、この移動局10が指令台として動作してもよい。この場合、指令台40の機能を有する移動局10は、図2のように、スイッチ401やインターネット網402を介して、アプリサーバ30に直接接続されなくてもよい。通常の移動局10(UE)と同様に、指令台として動作するUEは、eUTRAN、EPCを経由して、アプリサーバ30に接続されうる。
例示的な実施形態において、移動局10は、他の通信装置との個別通信または複数の通信装置から構成されるグループとグループ通信を実行できる。
図3は、例示的な実施形態に係るグループ通信の一例を示す。
図3のEPSは図2における構成と同様である。説明の簡素化のため、図3のEPSの構成の多くが省略されている。
図3の例では、IMSは1つのアプリサーバ30を有する。EPSにおけるeUTRANは、基地局20a、基地局20b、基地局20cから構成される。基地局20aは、セル21aを構成する。基地局20bは、セル21bを構成する。基地局20cは、セル21cを構成する。
本例において、グループ50aは、移動局10a及び10bから構成される。グループ50bは、移動局10a、移動局10b、移動局10c、移動局10dから構成される。グループ50cは、移動局10a、移動局10b、移動局10c、移動局10d、移動局10eから構成される。このように、グループ50は、単一のセルではなく複数のセルの範囲までカバーしうる。
例えば、グループ50cを構成する各移動局10は、グループ内での通信(グループ通信)が可能に構成される。
グループ通信は、例えば、移動局10からのデータが基地局20を経由して他の移動局10に送信されるネットワーク間通信と、移動局10からネットワークを経由せず、直接他の移動局10に送信される直接通信とを含む。
例えば、移動局10aは、基地局20aを経由し、無線通信12aと無線通信12bを用いて、移動局10bとグループ通信を実行できる。
また、移動局10aは、直接通信11aを移動局10bと行うことによって、グループ50aにおけるグループ通信を実行できる。
また、移動局10aは、基地局20a及び基地局20bを経由し、無線通信12aと無線通信12dを用いて、移動局10cと、グループ50bにおけるグループ通信を実行できる。
また、移動局10aは、基地局20a及び基地局20cを経由し、無線通信12aと無線通信12gを用いて、移動局10eと、グループ50cにおけるグループ通信を実行できる。
また、移動局10aは、直接通信11aを移動局10bと行うこと及び直接通信11bを移動局10cと行うことによって、グループ50bにおけるグループ通信を実行できる(マルチホップ通信)。
また、移動局10aは、直接通信11aを移動局10bと行うこと、直接通信11bを移動局10cと行うこと、直接通信11cを移動局10dと行うこと、直接通信11dを移動局10eと行うことによって、グループ50cにおけるグループ通信を実行できる。
なお、ネットワーク間通信を用いたグループ通信は、基地局20間のインタフェース(例えば、X2インタフェース)を経由して、他の基地局20に送信されてもよい。また、ネットワーク間通信を用いたグループ通信は、基地局20及びEPS(またはEPC)を経由して、他の基地局20に送信されてもよい。また、ネットワーク間通信を用いたグループ通信は、基地局20、EPS(またはEPC)及びIMSを経由して、他の基地局20に送信されてもよい。
アプリサーバ30は、各移動局10とグループとの関係を管理する。このグループを管理する機能は、アプリサーバ30にあってもよいし、グループを構成する通信装置にもうけられてもよい。例えば、グループを構成する移動局10のソフトウェアとして、アプリサーバ30の機能がインストールされ、インストールされた移動局10によって、グループ管理の機能が実現されてもよい。アプリサーバ30またはアプリサーバ30に相当する機能を有する通信装置によって管理されるグループにおいて、グループを構成する移動局10に通信路(ベアラ、セッション、コネクションともいう)が構築される。アプリサーバ30は、さらに、グループ内で送信されるデータがユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャストされることを決定してもよい。
ここで、グループ通信の類型について記述される。
(グループ通信がアプリサーバ30を経由する場合)
アプリサーバ30は、指令台40等の通信装置からのデータ(例えば、音声データやストリーミングデータ)を受信する。アプリサーバ30は、受信したデータがどのグループ宛に送信されるべきか決定し、決定したグループに対して、データを送信する。送信されたデータは、EPSを経由して、宛先グループに含まれる移動局10に送信される。
また、移動局10がグループ内でデータを送信する場合、例えば、移動局10はEPSを経由して、アプリサーバ30にデータを送信する。アプリサーバ30は、受信したデータがどのグループ宛に送信されるべきか決定し、決定したグループに対して、データを送信する。送信されたデータは、EPSを経由して、宛先グループに含まれる移動局10に送信される。
(グループ通信がアプリサーバ30を経由しない場合)
移動局10がグループ内でデータを送信する場合、グループに含まれる他の移動局10に対して、直接通信11を行う。移動局10が送信した送信データは、必要に応じてマルチホップ通信を行い、グループに属する移動局10宛に到達する。
図4は、例示的な実施形態に係る通信路(ベアラ)の一例を示す。
個別通信または上述のグループ通信のために、2種類の通信路(ベアラ)が用いられる。
図4の例では、アプリサーバ30から移動局10に送信されるデータが、2種類の通信路を介して送信される例を示す。2種類の通信路は、便宜上、ユニキャストベアラ61とマルチキャストベアラ62と呼ぶ。図4中の記号「まる」は、経由点を示す。
ユニキャストベアラ61は、ユニキャストベアラ61dとユニキャストベアラ61cとを含む。ユニキャストベアラ61dでは、データ信号が送信される。ユニキャストベアラ61cでは、制御信号が送信される。
マルチキャストベアラ62は、マルチキャストベアラ62dとマルチキャストベアラ62cとを含む。マルチキャストベアラ62dでは、データ信号が送信される。マルチキャストベアラ62cでは、制御信号が送信される。
ユニキャストベアラ61dは、アプリサーバ30から、P−GW、S−GW、eNBを経由して、移動局10までの通信路である。
ユニキャストベアラ61cは、アプリサーバ30から、PCRF、P−GW、S−GW、eNBを経由して、移動局10までの通信路である。
マルチキャストベアラ62dは、アプリサーバ30から、BM−SC、MBMS−GW、eNBを経由して、移動局10までの通信路である。
マルチキャストベアラ62cは、アプリサーバ30から、BM−SC、MBMS―GW、MME、MCE、eNBを経由して、移動局10までの通信路である。
図5は、例示的な実施形態に係るベアラの一例を示す。
図5は、図4のベアラ(通信路または通信リソース)を、簡略化して示した図である。
ユニキャストベアラ61は、EPSベアラ及び外部ベアラ(External Bearer)Aとから構成される。アプリサーバ30と移動局10との間のデータは、EPSベアラと外部ベアラAとからなる通信路を介して送信される(図5の例では、ダウンリンクの通信が示される)。具体的には、アプリサーバ30と移動局10との間のサービスは、P−GWにより外部ベアラに接続されるEPSベアラにより提供される。EPSベアラは、S−GWによりE−RAB(E-UTRAN Radio Access Bearer)に接続されるS5/S8ベアラにより提供される。E−RABは、eNBにより無線ベアラに接続されるS1ベアラにより提供される。
マルチキャストベアラ62は、MBMSベアラ及び外部ベアラBとから構成される。アプリサーバ30と移動局10との間のデータは、MBMSベアラと外部ベアラとからなる通信路を介して送信される(図5の例では、ダウンリンクの通信が示される)。
個別通信では、ユニキャストベアラ61が用いられる。
グループ通信では、ユニキャストベアラ61及びマルチキャストベアラ62の少なくとも一方が用いられる。
例えば、グループ通信において、グループを管理する通信装置であるアプリサーバ30は、ユニキャストベアラ61とマルチキャストベアラ62の何れかを選択する制御を行っても良い。
図6は、例示的な実施形態に係るベアラの一例を示す。
図6において、通信路(ベアラ)とグループ通信との関係が例として示される。この例では、移動局10はN個のグループに属している(参加している)。この場合に、N個のベアラがアプリサーバ30との間で確立されている。また、各ベアラにおいて、1つのグループ通信が送信される。
仮に、M台の移動局が、移動局10と同じN個のグループ通信を受信する場合、ユニキャストベアラ61の場合、M×N個のベアラが必要となる。
一方、マルチキャストベアラ62、かつ、M台の移動局にマルチキャストにてグループ通信が送信される場合、N個のベアラが必要となる。この場合、必要なベアラ数は移動局の数に依存しない。
このように、ユニキャストベアラ61とマルチキャストベアラ62の何れが用いられるかによって、必要とされるベアラ数が異なる。
以降の実施形態において、少なくとも一つのグループに含まれる無線端末が音声によるグループ通信(音声通信)を行っている場合の例が示される。
(第1の例示的な実施形態)
図7は、第1の例示的な実施形態の移動局(無線端末)を示す。
無線端末(移動局)110は、受信機111と、送信機112とを含む。
受信機111は、無線端末(移動局10)が少なくとも一つのグループに含まれるときに、少なくとも一つのグループに係る音声通信を受信可能に構成される。
また、送信機112は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、少なくとも一つのグループに係る音声通信を制御する通信装置(例えば、アプリサーバ、アプリサーバ相当機能を有する無線端末など)に、送信するように構成される。
図8は、第1の例示的な実施形態のアプリサーバを示す。
アプリサーバ130は、受信機131と、プロセッサ132とを含む。
受信機131は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を受信するように構成される。
プロセッサ132は、音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声を合成するように構成される。
図9は、第1の例示的な実施形態に係る動作の一例を示す。
移動局110の送信機112は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、アプリサーバ130に送信する。アプリサーバ130の受信機131は、音量情報を受信する。
なお、アプリサーバ130は、音量情報に対して、応答メッセージを、移動局110に対して送信してもよい。応答メッセージには、音量情報の受信が完了した、アプリサーバ130が決定した音量に関する情報、移動局110が要求する音量に決めることができるか否かの情報、等の少なくとも一つが含められても良い。
なお、アプリサーバ130には、図示せぬメモリを有してもよい。メモリには、プロセッサ132により決定された音量が登録されていてもよい。既にメモリに登録されている音量に関する情報は、受信機131が新たに受信した音量情報に基づき、プロセッサ132が新たな音量を決定した場合に、更新されてもよい。この音量は、グループ通信が開始される前またはグループ通信中に設定または更新されてもよい。
なお、アプリサーバ130は、上位のネットワークに設けられなくてもよい。例えば、アプリサーバ130の機能を有する移動局110が、グループに係る音声通信を制御する通信装置として動作してもよい。この場合、この通信装置として動作する移動局110に対して、音量情報が送信される。
なお、移動局110がアプリサーバ130(通信装置)に送信する音量情報は、移動局110のメモリ(不図示)内に記憶される音量情報(第2の音量情報)と実質的に同じであってもよい。移動局110の記憶する音量情報と、アプリサーバ130が受信する音量情報とが同じであるため、移動局110とアプリサーバ130との間で、音量情報を共有することができる。
第1の例示的な実施形態によれば、移動局110がアプリサーバ130に少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を送信する。これによって、アプリサーバ130はこの音量情報を知ることができる。この結果、移動局110とアプリサーバ130との間で、グループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を共有できる。移動局110とアプリサーバ130との間で、当該音量情報に関する認識を一致させることができる。
図10は、第1の例示的な実施形態に関連する通知方法の一例が示される。
移動局110は、ユニキャストベアラ70を介して、アプリサーバ130に音量情報を通知してもよい。ここで、ユニキャストベアラ70は、UEから、eNB、S−GW、P−GWを経由して、アプリサーバ130までの通信路である。
また、音量情報は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に含まれる一つの音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含んでもよい。
また、音量情報は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に含まれる一つの音声通信の第1の音量における音量レベルを示す情報を含んでも良い。すなわち音量のレベルが絶対値として示されてもよい。一方、音量のレベルが、UP、DOWN、KEEPなどの相対値で示されてもよい。
また、音量情報は、グループを識別するグループ識別情報を含んでも良い。例えば、第1の音声通信にかかるグループIDを「A」とし、この「A」に対する音量の情報(合成比率や音量レベル)が示されてもよい。
また、音量情報は、ある条件をトリガとして、送信されてもよい。
例えば、移動局110が前回の音量情報を送信(通知)してから、一定時間を経過した場合、音量情報が送信されてもよい。または、所定時刻になったときに、移動局110が音量情報を送信してもよい。
また、例えば、移動局110において、あるグループにかかるグループ通信の音量を変更したい場合に、音量情報が送信されてもよい。この場合、例えば、音量情報には、移動局110が変更を要求するグループの識別情報及び変更を要求する音量レベルまたは合成比率等の情報の少なくとも一方が、含まれてもよい。また、変更対象のグループは、1つだけではなく複数であってもよい。この場合、変更を要求するグループを識別する情報と、それらに対応づけられた音量情報が含まれてもよい。
また、移動局110が、グループの中で権限の高い無線端末である場合、この権限の高い移動局110のみが、グループ通信に係る音量を制御するように構成されてもよい。例えば、音量情報として、音量情報の送信元の端末の権限が高い旨の情報が含まれてもよい。また、権限の低い移動局110は、音量情報に、自局が属するグループの設定のみを変えるための要求を含んでも良い。
また、グループ通信中の移動局110は、例えば、以下(1)〜(3)の少なくとも一つの場合に、音量情報を送信してもよい。
(1)優先度の高い通話(緊急通話など)を生成または受信したとき
(2)優先度の高いグループ番号の通信を受信したとき
(3)優先度の高いユーザから受信したとき
また、アプリサーバ130は、例えば、以下(1)〜(3)の少なくとも一つの場合に、移動局110から受信した音量情報または、アプリサーバ130で予め保存された緊急度に応じて決められた音量に基づいて、プロセッサ132が音量を決定し、決定された音量に基づいて、少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声を合成する。
(1)移動局110から、優先度の高い通話(緊急通話など)を受信したとき
(2)移動局110から、優先度の高いグループ番号の通信を受信したとき
(3)移動局110から、優先度の高いユーザから受信したとき
(第2の例示的な実施形態)
図11は、第2の例示的な実施形態の移動通信システムの一例を示す。
本実施形態の移動通信システムは、移動局210とアプリサーバ230を有する。
移動局210は、送信機211と受信機212を有する。
送信機211は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、この少なくとも一つのグループに係る音声通信を制御する通信装置であるアプリサーバ230に送信するように構成される。また、移動局210が属するグループにおいて音声データを送信する場合(送信する権限を有している場合)、移動局210は、アプリサーバ230に対して、音声データを送信する。
受信機212は、無線端末(移動局10)が少なくとも一つのグループに含まれるときに、少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声が合成された音声データを受信可能に構成される。
アプリサーバ230は、受信機231、メモリ232、プロセッサ233、送信機234を有する。
受信機231は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報及び/又は音声データを受信するように構成される。なお、受信機231は、アプリサーバ230が管理するグループに関する音声データ又は音量情報を、移動局210以外の他の通信装置(他の移動局またはサーバ等)から受信するように構成される。
メモリ232は、受信した音量情報、受信した音声データ、プロセッサ233にて決定された音量情報に基づく音量、アプリサーバ230が管理するグループの識別情報、グループとそのグループに含まれる移動局の識別情報、グループと使用されるベアラに関する情報(ユニキャストベアラまたはマルチキャストベアラの何れが使用されるか)等の情報の少なくとも一つが記憶されうる。
プロセッサ233は、受信機231にて受信した(またはメモリ232に記憶された)音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声を合成するように構成される。
送信機234は、プロセッサ233にて合成された音声データを、移動局210に送信するように構成される。
図12は、第2の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。
移動局210aが例えばグループ1において送信権を持つ場合、送信機211は、グループ1において、グループ通信1に関する音声データを、アプリサーバ230に送信することができる。
一方、アプリサーバ230は、他の移動局210から音声データを受信した場合、音声データを合成し、移動局210aに送信する。例えば、グループ1に属する他の移動局210bからグループ1に関する音声データと、グループ2に属する他の移動局210cからグループ2に関する音声データを、アプリサーバ230が受信する。この場合、アプリサーバ230は、グループ通信1に関する音声データとグループ通信2に関する音声データを合成し、ユニキャストベアラにて、移動局210aに送信する。移動局210a宛のデータは、グループ1及びグループ2に参加(属)する移動局210宛に、異なるユニキャストベアラにて送信される。なお、ここではユニキャストベアラの例が示されたが、例えば、マルチキャストベアラが使用されてもよい。マルチキャストベアラが使用される場合には、すべての移動局が共通の合成された音声を受信するため、グループ通信1に関する音声とグループ通信2に関する音声の合成比率を、それぞれの移動局から受信した音量情報に基づいて変更することはできない。このため、マルチキャストベアラが使用される場合には、グループ通信1に関する音声とグループ通信2に関する音声の合成比率は、同じ比率、または、グループ通信1とグループ通信2の優先度から算出した比率、または、予めアプリサーバ230に設定した比率に応じて設定しても良い。
第2の例示的な実施形態によれば、単一のベアラを用いて複数のグループ通信を送信することによって、通信リソース(特に無線リソース)を効率的に利用できる。
(第3の例示的な実施形態)
図13は、第3の例示的な実施形態の移動通信システムの一例を示す。
本実施形態の移動通信システムは、移動局310と、アプリサーバ330を有する。
移動局310は、送信機311、メモリ312、プロセッサ313、受信機314を有する。
送信機311は、移動局310が属するグループにおいて音声データを送信する場合(送信する権限を有している場合)、移動局310は、アプリサーバ330に対して、音声データを送信する。
メモリ312は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を記憶する。
プロセッサ313は、メモリ312に記憶された音量情報に基づいて、受信機314にて受信する音声データから、少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声を合成するように構成される。
受信機314は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音声データを受信する。本例の場合、複数の音声データを受信する。複数の音声データは、例えば、第1のグループに係る第1の音声通信に関する第1の音声データ、第2のグループに係る第2の音声通信に関する第2の音声データ・・・第Nのグループに係る第Nの音声通信に関する第Nの音声データを含む(ここで、Nは2以上の整数である)。音声データは、アプリサーバ330から送信されてもよいし、他の通信装置(移動局310)から送信されてもよい。
アプリサーバ330は、受信機331、メモリ332、プロセッサ333、送信機334を有する。
受信機331は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音声データを受信するように構成される。なお、受信機331は、アプリサーバ330が管理するグループに関する音声データを、移動局310以外の他の通信装置(他の移動局またはサーバ等)から受信するように構成される。
メモリ332は、受信した音声データ、アプリサーバ330が管理するグループの識別情報、グループとそのグループに含まれる移動局の識別情報、グループと使用されるベアラに関する情報(ユニキャストベアラまたはマルチキャストベアラの何れが使用されるか)等の情報の少なくとも一つが記憶されうる。
プロセッサ333は、受信機331にて受信した(またはメモリ332に記憶された)、複数の音声データに関する合成処理を実施せず、送信処理を行うように、送信機334を制御する。
送信機334は、プロセッサ333の制御により、受信機331にて受信した(またはメモリ332に記憶された)合成されていない複数の音声データを、移動局310に送信するように構成される。
図14は、第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。
本例において、アプリサーバ330の送信機334は、複数のマルチキャストベアラ62を介して、複数の合成されていない音声データ(グループ通信に関する音声データ)を、移動局310に送信する。
移動局310は、グループ1とグループ2に属している。
マルチキャストベアラ62aにて、グループ1に関するグループ通信1の第1の音声データが、アプリサーバ330の送信機334から、送信される。
マルチキャストベアラ62bにて、グループ2に関するグループ通信2の第2の音声データが、アプリサーバ330の送信機334から、送信される。
移動局310の受信機314は、第1の音声データと第2の音声データを受信する。
移動局310のプロセッサ313は、メモリ312に記憶された、グループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報に基づき、第1の音声データと第2の音声データを合成する。
図15は、第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。
本例において、アプリサーバ330の送信機は、単一のマルチキャストベアラ62を介して、複数の合成されていない音声データ(グループ通信に関する音声データ)を、移動局310に送信する。
本例において、移動局310は、グループ1とグループ2に属している。
単一のマルチキャストベアラ62において、グループ1に関するグループ通信1の第1の音声データと、グループ2に関するグループ通信2の第2の音声データとが、送信される。
2つの音声データを識別するために、本例の音声データには、サービスを識別するサービス識別情報が含められる。第1の音声データは、第1のサービス識別情報によって、第1のサービスとして区別される。また、第2の音声データは、第2のサービス識別情報によって、第2のサービスとして区別される。
移動局310の受信機314は、単一のマルチキャストベアラ62を介して、第1の音声データと第2の音声データを受信する。なお、サービス識別情報及び/又はグループ識別情報が音声データに含まれ、それら識別情報に基づいて、音声データが識別されてもよい。
移動局310のプロセッサ313は、メモリ312に記憶された、グループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報に基づき、第1の音声データと第2の音声データを合成する。
なお、サービスを識別するサービス識別情報は、TMGI(Temporary Mobile Group Identity)であってもよいし、グループを識別するグループ番号などのグループ識別子であっても良い。または、サービス識別情報は、TMGIとグループを識別するグループ識別子とのペアであってもよい。
図15の例によれば、複数のグループ通信が一つのマルチキャストベアラ62(共通リソース)で送信されるため、通信リソースを効率的に利用できる。
図16は、第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。
本例において、アプリサーバ330の送信機334は、1つのベアラ(マルチキャストベアラ62またはユニキャストベアラ61)を介して、合成されていない音声データ(グループ通信に関する音声データ)を、移動局310aに送信する。
また、移動局310bは、直接通信11またはマルチホップ通信によって、アプリサーバ330を介さずに、合成されていない音声データ(グループ通信に関する音声データ)を、移動局310aに送信する。
移動局310aは、グループ1とグループ2に属している。
直接通信11において、グループ1に関するグループ通信1の第1の音声データが、移動局310bの送信機311から、送信される。
マルチキャストベアラ62またはユニキャストベアラ61において、グループ2に関するグループ通信2の第2の音声データが、アプリサーバ330の送信機334から、送信される。
移動局310aの受信機314は、直接通信11及びベアラ(マルチキャストベアラ62またはユニキャストベアラ61)を介して、第1の音声データと第2の音声データを受信する。
移動局310aのプロセッサ313は、メモリ312に記憶された、グループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報に基づき、第1の音声データと第2の音声データを合成する。
図17は、第3の例示的な実施形態の合成処理の一例を示す。
本例において、移動局310bは、直接通信11またはマルチホップ通信によって、アプリサーバ330を介さずに、合成されていない音声データ(グループ通信に関する音声データ)を、移動局310aに送信する。
また、移動局310cは、直接通信11またはマルチホップ通信によって、アプリサーバ330を介さずに、合成されていない音声データ(グループ通信に関する音声データ)を、移動局310aに送信する。
移動局310aは、グループ1とグループ2に属している。
直接通信11aにおいて、グループ1に関するグループ通信1の第1の音声データが、移動局310bの送信機311から、送信される。
直接通信11bにおいて、グループ2に関するグループ通信2の第2の音声データが、移動局310cの送信機311から、送信される。
移動局310aの受信機314は、直接通信11a及び直接通信11bを介して、第1の音声データと第2の音声データを受信する。
移動局310aのプロセッサ313は、メモリ312に記憶された、グループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報に基づき、第1の音声データと第2の音声データを合成する。
なお、本例において、グループ通信は、図示せぬアプリサーバで管理されても良い。グループ通信は、アプリサーバに相当する機能を有する移動局310(例えば、移動局310a、移動局310b、移動局310cのいずれか)によって、管理されてもよい。
なお、図16と図17において、説明の簡素化のため、直接通信11は、2つの移動局310間の直接通信として示されている。これら直接通信11は、マルチホップ通信を含む。
第3の例示的な実施形態によれば、移動局にて音声データが適切に合成されうる。例えば、送信される通信路が変更された場合(ベアラの変更や直接通信の利用)であっても、移動局が有する情報に基づいて、移動局は音声を合成できる。
また、第1及び第2の例示的な実施形態のように、本実施形態の移動局310が他の通信装置に、音量情報を送信してもよい。この場合、移動局310のメモリ312に記憶された音量情報と、他の通信装置のメモリに記憶された音量情報が一致するように、制御される。この場合、移動局と他の通信装置との間で音量情報が共有されるため、共有された音量情報に基づき、適切な合成処理ができる。
(第4の例示的な実施形態)
図18は、第4の例示的な実施形態の移動局の一例を示す。
移動局410は、送信機411、メモリ412、プロセッサ413、受信機414、出力部415、入力部416を有する。
送信機411は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、この少なくとも一つのグループに係る音声通信を制御する通信装置(例えば、アプリサーバ430またはアプリサーバに相当する機能を有する他の移動局410)に送信するように構成される。また、移動局410が属するグループにおいて音声データを送信する場合(送信する権限を有している場合)、移動局410は、他の通信装置に対して、音声データを送信する。
メモリ412は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を記憶する。この音量情報は、送信機411によって、他の通信装置に送信される。なお、受信機414が他の通信装置から音量情報を受信した場合、メモリ412に登録されている音量情報は、受信した音量情報に更新されてもよい。
プロセッサ413は、移動局410における各機能部を制御する。また、プロセッサ413は、メモリ412に記憶された音量情報に基づいて、受信機414にて受信する音声データを、少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声を合成する。
受信機414は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音声データを、他の通信装置から受信する。例えば、受信機414は、合成された音声データまたは複数の音声データを受信する。複数の音声データは、例えば、第1のグループに係る第1の音声通信に関する第1の音声データ、・・・第Nのグループに係る第Nの音声通信に関する第Nの音声データを含む(ここで、Nは2以上の整数である)。また、受信機414は、他の通信装置から、音量情報を受信してもよい。
出力部415は、受信機414で受信して合成された音声データまたは、プロセッサ413にて合成された音声データを、出力する。出力部415は、例えば、スピーカ、ヘッドホン、イヤホン等である。
入力部416は、送信される音量情報に含まれる音量を変更するための入力情報の供給を受ける。この入力情報に応じて、音量情報が決定され、決定された音量情報が送信される。
入力部416は、移動局410の外部からの音を入力し、入力データに変換して、入力データを、プロセッサ413に出力する。この場合、プロセッサ413は、入力データに関する音声データを、移動局410が属するグループ宛に送信するように、送信機411を制御してもよい。入力部416は、例えば、マイクである。
また、入力部416は、ユーザによって操作可能な操作手段を含んでも良い。この操作手段は、例えば、ユーザが送信権を要求したい場合等に操作され、この操作に応じた情報が入力データとして、プロセッサ413に供給される。プロセッサ413は、供給された入力データに応じて、グループを管理するアプリサーバ430に対して、送信権を要求するようにしてもよい。
図19は、第4の例示的な実施形態のアプリサーバの一例を示す。
アプリサーバ430は、受信機431、メモリ432、プロセッサ433、送信機434を有する。
受信機431は、少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報及び/又は音声データを受信するように構成される。なお、受信機431は、アプリサーバ430が管理するグループに関する音声データ又は音量情報を、移動局410以外の他の通信装置(他の移動局またはサーバ等)から受信することもできる。
メモリ432は、受信した音量情報、受信した音声データ、プロセッサ433にて決定された音量情報に基づく音量、アプリサーバ430が管理するグループの識別情報、グループとそのグループに含まれる移動局の識別情報、グループと使用されるベアラに関する情報(ユニキャストベアラまたはマルチキャストベアラの何れが使用されるか)等の情報の少なくとも一つが記憶されうる。
プロセッサ433は、受信機431にて受信した(またはメモリ432に記憶された)音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、少なくとも一つのグループに係る音声通信の音声を合成するように構成される。プロセッサ433が音声データを合成しない場合、受信機431にて受信した複数の音声データが、送信機434より送信されるように、プロセッサ433が制御する。
送信機434は、受信機431にて受信した複数の音声データ又はプロセッサ433にて合成された音声データを、他の通信装置(移動局410)に送信するように構成される。
図20は、第4の例示的な実施形態に係る全体動作の一例を示す。
S410において、移動局410とアプリサーバ430によって、グループ通信のためのグループが形成される。
S430において、グループ通信に関する各種設定が実施される。
S450において、グループ通信が実行される。
上述した実施形態における音量情報のデータの送信は、S430(通信前)またはS450(通信中)にて行われてもよい。
図21は、図20のS410の具体例を示す。
S411において、移動局410の送信機411は、通信路を形成するための要求(グループを形成するための要求またはグループ通信を開始するための要求)を、グループ通信を管理するアプリサーバ430に送信する。なお、この要求は、すでに形成されているグループに対して参加するための要求であってもよい。
S412において、アプリサーバ430は、グループ通信のための通信路を決定する。例えば、アプリサーバ430のプロセッサ433が、グループ通信に係る移動局のための通信路を形成してもよい。
図22は、図20のS450の具体例を示す。
S451において、移動局410が属するグループにて送信すべきデータがある場合、移動局410の送信機411は、送信データの送信権を取得するための要求を、アプリサーバ430宛に送信する。
S452において、アプリサーバ430は、移動局410に対して、送信権を割当てる。
S453において、移動局410は、送信権を取得する。
図23は、図20のS450の他の具体例を示す。
本例において、第1のグループ通信のためのグループ1は、移動局410aと移動局410bを含む。アプリサーバ430は、複数のグループに関する制御(管理)を行う。また、アプリサーバ430は、グループ1以外のグループ(例えばグループ2)を制御する。
S430において、移動局410a、アプリサーバ430、移動局410bの間で、音量情報が交換され、共有される。
S453において、移動局410aは、送信権を取得する。
S454において、移動局410aのプロセッサ413は、グループ内で送信するための音声データを生成する。
S455において、移動局410aの送信機411は、生成した音声データを送信する。アプリサーバ430の受信機431は、この音声データを受信する。なお、アプリサーバ430は、他のグループに係る音声データを移動局410a以外の移動局410cから受信する。
S456において、アプリサーバ430のプロセッサ433は、メモリ432に記憶された音量情報に基づいて、受信した音声データを合成するか否かを決定する。
S457において(S456でNOの場合)、アプリサーバ430のプロセッサ433は、合成しないことを決定し、アプリサーバ430の送信機434が、複数の音声データ(例えば、移動局410aからの音声データ及び、他の移動局410cからの音声データ)を送信する。
S458において、移動局410は、複数の音声データを合成する。合成は、移動局410のメモリ412に記憶された音量情報に基づいて行われる。この音量情報は、S430において共有された音量情報である。
S459において(S456でYESの場合)、アプリサーバ430のプロセッサ433は、合成することを決定する。プロセッサ433は、メモリ432の音量情報に基づき、複数の音声データ(例えば、移動局410aからの音声データ及び、他の移動局410cからの音声データ)を合成する。送信機434は、合成されたデータを、移動局410bに送信する。
S460において、移動局410bは、アプリサーバ430にて合成された音声データまたは、移動局410bにて合成した音声データの何れか一方を、出力する。例えば、スピーカにて合成された音声を再生する。
(第5の例示的な実施形態)
図24は、第5の例示的な実施形態の移動通信システムの一例を示す。
第5の例示的な実施形態は、3GPP(Third Generation Partnership Project)規格に関連する。
本実施形態の移動通信システムは、移動局510と、アプリサーバ530を有する。移動局510は、MCPTT(Mission Critical Push to Talk)クライアント511を有する。アプリサーバ530は、MCPTTサーバ531を有する。
MCPTTクライアント511は、メディアミキサ512を有する。
MCPTTサーバ531は、メディア配信機能532を有する。
MCPTTクライアント511は、上述の実施形態にて記述された音量情報を送信する。この音量情報は、MCPTTクライアント511とMCPTTサーバ531との間のMCPTTインタフェースを介して送信される。MCPTTインタフェースは、MCPTTのための制御情報を送るために用いられる。制御情報は、アプリケーションレベルの情報であってもよい。制御情報は、MCPTT ID(identifier)を含んでもよい。このMCPTT IDは、例えば、移動局510のIDであってもよい。また、制御情報は、MCPTT グループIDを含んでもよい。MCPTT グループIDは、受信している全てのグループを識別する識別情報(グループID、グループ番号等)であってもよい。例えば、制御情報は、N個のMCPTTグループIDと、それぞれのグループに対応づけられたN個の音量情報を含んでもよい。
なお、MCPTTインタフェースとは、MCPTT−1インタフェースまたはGC1インタフェースともいう。GC1インタフェースは、MCPTT−1インタフェースに含まれても良い。
メディア配信機能532は、MCPTTクライアント511に対して、メディア(例えば音声データ)を配信する。例えば、メディア配信機能532は、個別の移動局510に対して、ユニキャストベアラ61にて、メディアを配信できる。また、メディア配信機能532は、複数の移動局510に対して、マルチキャストベアラ62にて、メディアを配信できる。
メディア配信機能532は、MCPTTインタフェースを介して受信した音量情報に基づいて、複数のメディアストリーム(複数の音声データ)を一つに合成して、移動局510に送信してもよい。ここで合成されるメディアストリームは、音声データに限られず例えば、動画像データであってもよい(例えば、Mission Critical Video(MCVideo))。
メディアミキサ512は、MCPTTクライアント511がMCPTTサーバ531に送信する音量情報に基づいて、合成されていない受信した複数のメディアストリーム(複数の音声データ)を一つのメディアストリームに合成することができる。
また、MCPTTクライアント511は、フロアパーティシパント513を更に有してもよい。また、MCPTTサーバ531は、フロアコントロールサーバ533を更に有してもよい。フロアパーティシパント513とフロアコントロールサーバ533によって、フロア制御が行われる。
フロア制御とは、送信権の制御に関連する。例えば、プッシュ・トゥ・トーク(PTT:Push to Talk)は、半二重通信のためグループ内の一つの端末(移動局)のみしか送信できない。フロア制御とは、どの端末に送信権を与えるかの調整を行う機能のことである。
移動局510がグループ内で送信したいデータが存在する場合、移動局510は、送信権の要求を、フロアコントロールサーバ533に送信する。フロアコントロールサーバ533は、送信権を許可するか拒否するかを判断し、その結果を応答情報として、フロアパーティシパント513に送信することができる。
(他の例示的な実施形態)
(a)音量情報の共有
音量情報(音量の合成比率等を示す情報)が、移動局とアプリサーバとの間で共有されてもよい。例えば、移動局とアプリサーバに含まれる各構成の機能を実行するためのアプリケーションソフト(アプリ)がインストールされ、移動局のアプリとアプリサーバのアプリとの間で連携が行われることによって、音量情報が常に(あるいは所定期間中)共有されてもよい。
(b)パブリックセーフティ(Public Safety:PS)ネットワークへの適用
上述の実施形態は、既存のパブリックセーフティネットワークに適用できる。消防システムを一例として記述する。
消防署の指揮車が、活動するエリア(少なくとも一つのセルから構成される)において、複数のグループ通信が行われている。指揮車には、移動局(携帯電話、タブレット端末、車載機)が設けられている。これら機器が、複数のグループ通信をモニタする。
例えば、指令台からIMSと基地局を介した通話が行われる第1のグループ通信(基地局波通信)と、他の通信機器からIMSや基地局等を介さない通話が行われる第2のグループ通信(直接波通信)とが、指揮車に設けられた移動局によって、モニタされる。
指揮車において、第1のグループ通信と第2のグループ通信を受信すると、グループ通信ごとに設定された音量に基づき、スピーカから音声が出力する。例えば、直接波通信の方が重要な場合は、第2のグループ通信の音量を第1のグループ通信の音量より大きくする設定が行われる。
上記例示的な実施形態に示されるように、指揮車(移動局)が、IMSに設けられたアプリサーバに対して、音量情報を送信する。アプリサーバは、この音量情報に基づいて、第1のグループ通信と第2のグループ通信の音声を合成し、指揮車に送信する。この結果、指揮車(移動局)が希望する音量情報に応じた複数のグループ通信の音声を再生できる。
(c)通信路(ベアラ)の選択及び切り替え
上記において、アプリサーバにおける音声合成の仕組みと、移動局における音声合成の仕組みが示された。アプリサーバにおける音声合成と移動局における音声合成の何れを実施するかは、例えば、アプリサーバが、使用するベアラの種類に応じて、決定してもよい。
例えば、ユニキャストベアラ61が使用される場合、移動局が音量情報をアプリサーバに通知し、アプリサーバが通知された比率で音声を合成する。一方、マルチキャストベアラ62が使用される場合、移動局のアプリで音声の合成比率が設定され、アプリで設定された比率で音声を合成してもよい。
この場合、例えば、アプリサーバのアプリと移動局のアプリが連携し、どちらが音声合成を行うかについて通知を行っても良い。
例えば、移動局がアプリサーバに対して通知する音量情報と、移動局が合成のときに用いる音量情報とを一致させれば、移動局のユーザは、使用されるベアラが変更されたとしてもこの変更を意識せずに、複数のグループ通信の音声を再生することができる。
なお、グループ通信中に、特定のグループにて緊急情報が生じた場合、当該グループに含まれる移動局が、このグループ通信に関する音量を上げる旨の音量情報と、緊急であることを示す緊急情報とを、アプリサーバに送信してもよい。アプリサーバは、緊急情報(優先度の高い情報)を受信すると、そのグループ通信に関する音量情報を考慮して、音声の合成を行う。
なお、通信路(ベアラ)は、所定通信エリア(少なくとも一つのセルで構成されるエリア)におけるUE数に応じて、選択されてもよい。例えば、所定通信エリアにおけるUE数が多い場合は、アプリサーバは、マルチキャストベアラ(共通リソース)を選択する。
所定通信エリアにおけるUE数が少ない場合は、アプリサーバは、ユニキャストベアラを選択する。
なお、同じUEに対する通信のベアラ(ユニキャストとマルチキャスト)が切り替わるときに、合成する主体がUEからアプリサーバ、アプリサーバからUEに切り替わる。上述の実施形態によれば、UEとアプリサーバとの間で音量情報を共有しているため、合成主体が切り替わった場合でも、UEにおいてグループ通信の音量を同じ比率で再生できる。
アプリサーバが、3GPPで規格化されたGCSE(Group Communication Service Entity)の機能を保持し、GCSEがベアラ(ユニキャストとマルチキャスト)の選択および切り替えを行っても良い。
(d)上記実施形態は、PTT(プッシュ・トゥ・トーク)のような半二重通信を例として、記述されている。上記実施形態は、半二重通信に限られず、全二重通信であってもよい。
(e)上記では、「音声データ」の合成について示されたが、動画像データの合成であってもよい。この場合、合成された複数の動画像が、移動局の複数のディスプレイまたは単一のディスプレイ中の複数ウィンドウに表示され、合成された音声データが、再生されてもよい。
(f)「マルチキャスト」とは、マルチキャスト及びブロードキャストの少なくとも一方を示す。
(g)「直接通信」とは、Relay機能を有するUE同士が複数のUEを介して通信するような通信形態を含む(上記ではマルチホップ通信として示された)。
(h)上記において、アプリサーバ及び移動局の各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。
(i)また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を、移動通信システムを構成する要素のそれぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムが移動通信システムの各構成要素それぞれに読み込まれ、実行されるものであっても良い。
この記録媒体に記録されたプログラムは、移動通信システムの各構成要素それぞれに設けられたCentral Processing Unit (CPU)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、Digital Versatile Disk(DVD)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。本明細書で説明したそれぞれの実施形態による機能またはステップおよび/または動作は特定の順序で実行しなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形であってもよい。
<付記>
前述の例示的な実施形態の一部または全部は、以下の各付記のようにも記載することができる。しかしながら、以下の各付記は、あくまでも、本発明の単なる例示に過ぎず、本発明は、かかる場合のみに限るものではない。
(付記1)
無線端末であって、
前記無線端末が少なくとも一つのグループに含まれるときに、前記少なくとも一つのグループに係る音声通信を受信可能に構成された受信機と、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信するように構成された送信機と、
を有する無線端末。
(付記2)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
付記1記載の無線端末。
(付記3)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに含まれるグループを識別する識別情報を含む、
付記2記載の無線端末。
(付記4)
メモリを有し、
前記メモリに記憶される第2の音量情報は、前記通信装置に送信される前記音量情報と実質的に同じである、
付記1乃至3のいずれか一項に記載の無線端末。
(付記5)
前記受信機が、第1のグループに係る第1の音声通信と、第2のグループに係る第2の音声通信を受信する場合、
前記第1の音声通信に関する第1の音声と前記第2の音声通信に関する第2の音声とを合成するように構成されたプロセッサとを有する、
付記1乃至4のいずれか一項に記載の無線端末。
(付記6)
前記第1の音声通信または前記第2の音声通信は、マルチキャストベアラを介して行われる、
付記5に記載の無線端末。
(付記7)
少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を受信するように構成された受信機と、
前記音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信の音声を合成するように構成されたプロセッサと
を有するサーバ。
(付記8)
前記プロセッサによって合成された音声を、ユニキャストベアラを介して、無線端末に送信する送信機をさらに有する、
付記7記載のサーバ。
(付記9)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
付記7または8記載のサーバ。
(付記10)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに含まれるグループを識別する識別情報を含む、
付記9記載のサーバ。
(付記11)
メモリを有し、
前記メモリに記憶される第2の音量情報は、前記受信機が受信する前記音量情報と実質的に同じである、
付記7乃至10のいずれか一項に記載のサーバ。
(付記12)
通信システムであって、
無線端末と、
サーバを有し、
前記無線端末は、
少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記サーバに、送信するように構成され、
前記サーバは、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に関する音量を決めるための前記音量情報を受信するように構成される、
通信システム。
(付記13)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
付記12記載の通信システム。
(付記14)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに含まれるグループを識別する識別情報を含む、
付記13記載の通信システム。
(付記15)
前記無線端末と前記サーバは、
実質的に同じ前記音量情報を記憶する、
付記12乃至14のいずれか一項に記載の通信システム。
(付記16)
前記サーバが、第1のグループに係る第1の音声通信と、第2のグループに係る第2の音声通信を、前記無線端末に送信する場合、
前記無線端末は、前記第1の音声通信に関する第1の音声と前記第2の音声通信に関する第2の音声とを合成する、
付記12乃至15のいずれか一項に記載の通信システム。
(付記17)
前記第1の音声通信または前記第2の音声通信は、マルチキャストベアラを介して行われる、
付記16に記載の通信システム。
(付記18)
前記サーバは、
前記音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信の音声を合成する、
付記12に記載の通信システム。
(付記19)
前記合成された音声を、ユニキャストベアラを介して、前記無線端末に送信する、
付記18記載の通信システム。
(付記20)
無線端末の通信方法であって、
前記無線端末が少なくとも一つのグループに含まれるときに、前記少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信し、
前記少なくとも一つのグループに係る音声通信を受信する、
無線端末の通信方法。
(付記21)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
付記20記載の通信方法。
(付記22)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに含まれるグループを識別する識別情報を含む、
付記21記載の通信方法。
(付記23)
前記無線端末に記憶される第2の音量情報は、前記通信装置に送信される前記音量情報と実質的に同じである、
付記20乃至22のいずれか一項に記載の通信方法。
(付記24)
前記無線端末が、第1のグループに係る第1の音声通信と、第2のグループに係る第2の音声通信を受信する場合、
前記第1の音声通信に関する第1の音声と前記第2の音声通信に関する第2の音声とを合成する、
付記20乃至23のいずれか一項に記載の通信方法。
(付記25)
前記第1の音声通信または前記第2の音声通信は、マルチキャストベアラを介して行われる、
付記24に記載の通信方法。
(付記26)
少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を受信し、
前記音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信の音声を合成する、
サーバの通信方法。
(付記27)
前記合成された音声を、ユニキャストベアラを介して、無線端末に送信する、
付記26記載のサーバの通信方法。
(付記28)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
付記26または27記載のサーバの通信方法。
(付記29)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに含まれるグループを識別する識別情報を含む、
付記28記載のサーバの通信方法。
(付記30)
前記サーバに記憶される第2の音量情報は、前記サーバが受信する前記音量情報と実質的に同じである、
付記26乃至29のいずれか一項に記載のサーバの通信方法。
(付記31)
コンピュータに、
無線端末が少なくとも一つのグループに含まれるときに、前記少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信し、
前記少なくとも一つのグループに係る音声通信を受信する、
ことを実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記32)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
付記31記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記33)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに含まれるグループを識別する識別情報を含む、
付記32記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記34)
前記無線端末に記憶される第2の音量情報は、前記通信装置に送信される前記音量情報と実質的に同じである、
付記31乃至33のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記35)
前記無線端末が、第1のグループに係る第1の音声通信と、第2のグループに係る第2の音声通信を受信する場合、
前記第1の音声通信に関する第1の音声と前記第2の音声通信に関する第2の音声とを合成する、
付記31乃至34のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記36)
前記第1の音声通信または前記第2の音声通信は、マルチキャストベアラを介して行われる、
付記35に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記37)
コンピュータに、
少なくとも一つのグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を受信し、
前記音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信の音声を合成する、
ことを実行させるためのサーバのためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記38)
前記合成された音声を、ユニキャストベアラを介して、無線端末に送信する、
付記37記載のサーバのためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記39)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
付記37または38記載のサーバのためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記40)
前記音量情報は、
前記少なくとも一つのグループに含まれるグループを識別する識別情報を含む、
付記39記載のサーバのためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記41)
前記サーバに記憶される第2の音量情報は、前記サーバが受信する前記音量情報と実質的に同じである、
付記37乃至40のいずれか一項に記載のサーバのためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2017年1月27日に出願された日本出願特願2017−013128を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 移動局
20 基地局
21 セル
30 アプリサーバ
40 指令台
50 グループ
61 ユニキャストベアラ
62 マルチキャストベアラ
70 ユニキャストベアラ
110 移動局
111 受信機
112 送信機
130 アプリサーバ
131 受信機
132 プロセッサ
210 移動局
211 送信機
212 受信機
230 アプリサーバ
231 受信機
232 メモリ
233 プロセッサ
234 送信機
310 移動局
311 送信機
312 メモリ
313 プロセッサ
314 受信機
330 アプリサーバ
331 受信機
332 メモリ
333 プロセッサ
334 送信機
410 移動局
411 送信機
412 メモリ
413 プロセッサ
414 受信機
415 出力部
416 入力部
430 アプリサーバ
431 受信機
432 メモリ
433 プロセッサ
434 送信機
510 移動局
511 MCPTTクライアント
512 メディアミキサ
513 フロアパーティシパント
530 アプリサーバ
531 MCPTTサーバ
532 メディア配信機能
533 フロアコントロールサーバ

Claims (9)

  1. 無線端末であって、
    前記無線端末が複数のグループに含まれるときに、前複数のグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記複数のグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信するように構成された送信機と、
    前記通信装置から、前記複数のグループに係る前記音声通信の各々の音声と、前記各々の音声が前記音量情報に基づいて合成された音声と、を受信可能に構成された受信機と、
    前記受信機が前記各々の音声を受信した場合に、前記各々の音声を前記音量情報と同様の音量情報に基づいて合成するプロセッサと、
    を有する無線端末。
  2. 前記音量情報は、
    前記複数のグループに係る前記音声通信に含まれる1の音声通信の第1の音量に対する他の音声通信の音量の合成比率の情報を含む、
    請求項1記載の無線端末。
  3. 前記音量情報は、
    前記複数のグループに含まれるグループの各々を識別する識別情報を含む、
    請求項2記載の無線端末。
  4. 前記通信装置に送信される前記音量情報と、実質的に同じである第2の音量情報を記憶するメモリを有し、
    前記プロセッサは、前記第2の音量情報に基づいて、前記各々の音声を合成する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線端末。
  5. 前記受信機が前記各々の音声を受信する場合、
    前記複数のグループに係る前記音声通信は、マルチキャストベアラを介して行われる、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の無線端末。
  6. 複数のグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を受信するように構成された受信機と、
    前記複数のグループに係る音声通信の各々の音声を合成するか否かを決定し、前記各々の音声を合成する場合、前記音量情報に基づいて音量を決定し、決定された音量に基づいて、前記各々の音声を合成するように構成されたプロセッサと
    前記各々の音声が合成されなかった場合、前記各々の音声を、前記音量情報を有する無線端末に送信し、前記各々の音声が合成された場合、合成された音声を前記無線端末に送信する送信機と、
    を有するサーバ。
  7. 前記送信機は、記合成された音声を、ユニキャストベアラを介して、前記無線端末に送信する、
    請求項記載のサーバ。
  8. 無線端末の通信方法であって、
    前記無線端末が複数のグループに含まれるときに、前記複数のグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記複数のグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信し、
    前記通信装置から、前記複数のグループに係る前記音声通信の各々の音声、または前記各々の音声が前記音量情報に基づいて合成された音声を受信し、
    前記各々の音声を受信した場合に、前記各々の音声を、前記音量情報と同様の音量情報に基づいて合成する、
    前記無線端末の通信方法。
  9. コンピュータに、
    無線端末が複数のグループに含まれるときに、前記複数のグループに係る音声通信に関する音量を決めるための音量情報を、前記複数のグループに係る前記音声通信を制御する通信装置に、送信し、
    前記通信装置から、前記複数のグループに係る前記音声通信の各々の音声、または前記各々の音声が前記音量情報に基づいて合成された音声を受信し、
    前記各々の音声を受信した場合に、前記各々の音声を、前記音量情報と同様の音量情報に基づいて合成する、
    ことを実行させるためのプログラム。
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