JP6815664B1 - 排水補助器具に用いられるカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 制約のある天面において、天面の面積を従来のカバーと同程度としつつ、天面に通される可能性のある様々な径及び形状の不凍栓に対応可能な構造を有するカバーを提供する。【解決手段】 カバーは、不凍栓が通る不凍栓挿通部を有する天面を備える。不凍栓挿通部は、天面の外方から内方に向かう方向に延びるように形成された湾曲可能な複数の天面片持ち片と、それらの天面片持ち片の外方において、天面の周方向に互いに近接するように設けられた複数の天面貫通孔とを有する。カバーは、さらに、不凍栓と連通する配管が通る少なくとも1つの配管挿通部を有する側面と、開口を有する底面とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、排水ボックスとその上に配置されるカバーとからなる排水補助器具に関し、より具体的には、不凍栓が通る天面に湾曲可能な複数の片持ち片を設け、それにより種々のサイズの不凍栓に容易に適合させることを可能とする、施工性を向上させたカバーに関する。
寒冷地においては、冬期間の水道凍結防止を目的として、不凍栓が設置されることが一般的である。不凍栓には、用途、形状又は構造などに応じて、不凍水抜栓、不凍水栓柱など4種類がある。これらのうち、不凍水抜栓を例として、以下にその機能を説明する。不凍水抜栓は、弁本体と、弁本体の操作を行うハンドルとを備える。弁本体は、流入口、流出口及び排水口を有し、流入口には配水管につながる給水管(上流側配管)が接続され、流出口には末端器具に水を供給するための配管(下流側配管)が接続される。ハンドル操作によって弁本体を通水状態にしたときには、流入口から流出口に向かって水が流れ、末端器具に水が供給される。一方、ハンドル操作によって弁本体を水抜き状態にしたときには、流出口と排水口との間に流路が形成され、下流側配管内の水が排水口から排出される。不凍水抜栓の弁本体が設けられた部分は地中に配置されており、排水口から排出された水は、地中に流出する。
排水口からの排水を円滑に行うために、通常、排水補助器具が、不凍栓とともに設置される。排水補助器具の一例が、特許文献1に開示される。この排水補助器具は、集積部材(4)及び排水ボックス(5)によって構成される。集積部材(4)は、不凍水抜栓(1)が通る孔部を天面に有し、底面が開放された中空形状の箱体であり、内部に不凍水抜栓(1)が配置される。排水ボックス(5)は、天面に複数の孔を有し、底面が開放された中空形状の箱体である。集積部材(4)は、排水ボックス(5)の天面の孔を覆うように配置される。
この排水補助器具は、次のように機能する。不凍水抜栓(1)による水抜き作業の際に、排水口(1−3)からの水は、排水ボックス(5)の天面上に排出される。このとき、排水口(1−3)の周囲は集積部材(4)で包囲されているため、排出された水は飛散することなく、排水ボックス(5)の天面に設けられた複数の孔から排水ボックス(5)の内部に落下する。落下した水は、排水ボックス(5)内に一時的に溜まり、その後地中に浸透する。このようにして、配管(3)内の水が、速やかに排出される。不凍水抜栓(1)の排水口(1−3)が集積部材(4)に包囲されるため、土砂による排水口(1−3)の閉塞を防ぐこともできる。
本出願の出願人は、特許文献1に開示されたものと同様の原理を用いた排水補助器具を製造、販売している(非特許文献1を参照されたい)。非特許文献1に記載されるドレンマス上部及びドレンマス本体は、それぞれ、特許文献1における集積部材及び排水ボックスに対応する。非特許文献1における排水補助器具のドレンマス上部は、底面が開放された概ね方形の中空の箱体であり、天面には不凍栓が通る挿通孔を有し、側面には上流側配管及び下流側配管が通る挿通孔を有する。ドレンマス上部は、側面の中央部分で縦に2分割された一対の分割部材を組み合わせることによって構成される。また、ドレンマス上部の天面は、必要に応じて切り取ることによって挿通孔の大きさ及び形状を変化させて、複数の種類の不凍栓に適応させることが可能となる、複数のノックアウト部を有する。
実公昭62−1330号公報 特許第3045591号公報 特開2018−040239号公報
株式会社光合金製作所技術資料 排水補助器具 ドレンマス
非特許文献1の排水補助器具は、次のようにして設置される。まず、地面に設けられた穴の底にドレンマス本体を配置し、その天面に不凍栓を載置して、その不凍栓の種類に応じて上流側配管のみ又は上流側配管及び下流側配管の両方を接続する。次に、二分割されたドレンマス上部を、排水口を覆うように不凍栓の側方から組み合わせて、ドレンマス本体の上に載置する。次に、ドレンマス上部全体を覆うようにビニールシートを被せる。最後に、ドレンマス本体及びドレンマス上部の周囲を土で埋める。設置の際には、二分割されたドレンマス上部の組み立てを穴の中という限られた空間で行わなければならず、施工性の改善が求められている。なお、以下においては、ドレンマス本体を「排水ボックス」、ドレンマス上部を「カバー」という。
限られた空間での施工性を改善する方法として、排水ボックスに載置された不凍栓の上から、不凍栓を天面の挿通孔に通しながらカバーを被せるように配置することが考えられる。しかし、不凍栓の上部に配設されている部材(例えば、上部に配置される操作部など)が不凍栓の胴体より大きい場合などには、不凍栓の胴体に合わせた大きさの挿通孔では当該部材を通すことはできず、天面の挿通孔を拡大した状態でカバーを被せる必要がある。ところが、このような方法でカバーを被せた場合には、不凍栓の胴体と挿通孔との間に必要以上に大きな隙間が生じ、そこから入り込んだ多量の土砂が排水口を塞ぐ恐れがある。
そこで、こうした方法を採用する場合における天面の挿通孔の構成として、挿通孔の大きさを自在に変えることが可能な構成を採用することが考えられる。そのような構成として、例えば特許文献2や特許文献3などに開示されているような弾性を有する複数の舌状片をカバーの天面に採用することが考えられる。こうした構成を採用する天面においては、天面の外周と挿通孔を通る不凍栓との間に、湾曲した複数の舌状片が存在するための所定のスペースを要する。したがって、挿通孔に通される部材の最大径に対応するように天面を構成すると、広い面積の天面を採用する必要があるため、カバーの天面の径をその胴体より大きくするか、天面の径に合わせて胴体を大きくするか、いずれかの方法を採らなければならない。ところが、排水ボックスを収容するスペースを必要以上に地面に広く確保することが困難であること、非特許文献1に記載される不凍栓ボックスの配置も可能としなければならないことなどといった制約のため、天面の面積を従来のカバーより大きくすることは実質的に難しい。さらに、製造時におけるコストの増大を回避する観点から、カバーの大型化は望ましくない。
本発明は、制約のある天面において、天面の面積を従来のカバーと同程度としつつ、天面に通される可能性のある様々な径及び形状の不凍栓に対応可能な構造を有するカバーを提供することを課題とする。
本発明の課題は、不凍栓の胴体部分が収められる不凍栓挿通部分に、湾曲可能な複数の片持ち片と、必要に応じて複数の片持ち片及びノックアウト部分を除去するための貫通孔との両方を形成することによって、解決することができる。
本発明は、不凍栓に設けられた排水部からの排水の地中への排出を補助する排水補助器具に用いられる、少なくとも排水部を覆うカバーを提供する。カバーは、不凍栓が通る不凍栓挿通部を有する天面を備える。不凍栓挿通部は、天面の外方から内方に向かう方向に延びるように形成された湾曲可能な複数の天面片持ち片と、それらの天面片持ち片の外方において、天面の周方向に互いに近接するように設けられた複数の天面貫通孔とを有する。カバーは、さらに、不凍栓と連通する配管が通る少なくとも1つの配管挿通部を有する側面と、開口を有する底面とを備える。
一実施形態においては、複数の天面片持ち片の各々は、天面片持ち片の各々を横切る方向に形成された少なくとも1つの直線状又は曲線状の溝を有することが好ましい。少なくとも1つの直線状又は曲線状の溝は、複数の天面片持ち片全体を合わせたときに円形又は略円形を構成するように形成される。この溝で折り曲げることによって、天面片持ち片を全体として湾曲した形状とすることができ、湾曲した天面片持ち片によって、不凍栓の径及び形状に合わせた開口を形成することができる。直線状又は曲線状の溝の両端部には、溝の部分を折り曲げやすくするために、切欠きを有することが好ましい。
一実施形態においては、複数の天面片持ち片の各々は、複数の天面片持ち片の各々の基部に形成された直線状の基部溝を有することが好ましい。直線状の基部溝は、複数の天面片持ち片全体を合わせたときに多角形を構成するように形成される。この溝で天面片持ち片を折り曲げることによって、不凍栓の径及び形状に合わせた開口を形成することができる。
一実施形態においては、複数の天面貫通孔は、全体として円形又は多角形を構成するように形成されることが好ましい。また、不凍栓挿通部は、複数の天面片持ち片全体を合わせたときに該複数の天面片持ち片の各々の先端部の内方に設けられる天面開口を有することが好ましい。天面貫通孔によって形成される円形又は多角形は、径の大きな不凍栓に対応するように形成され、天面開口は、径の小さな不凍栓に対応するように形成される。
一実施形態においては、少なくとも1つの配管挿通部は、側面の外方から内方に向かう方向に延びるように形成された湾曲可能な複数の側面片持ち片を有することが好ましい。また、複数の側面片持ち片の各々は、該複数の側面片持ち片の各々を横切る方向に形成された少なくとも1つの直線状又は曲線状の溝を有することが好ましい。湾曲可能な複数の側面片持ち片によって、異なる径の配管に合わせた開口を形成することができる。配管挿通部は、複数の側面片持ち片全体を合わせたときに該複数の側面片持ち片の各々の先端部の内方に設けられる側面開口を有することが好ましい。この側面開口は、径の小さな配管に対応するように形成される。
一実施形態においては、カバーは、天面の中心を通り天面に垂直な面で二分割された2つの分割筐体を組み合わせて形成されるものとすることができる。
本発明によれば、不凍栓の排水部を覆うカバーにおいて、不凍栓の胴体部分が収められる不凍栓挿通部分に、溝を有する複数の片持ち片とノックアウト部分を除去するための貫通孔との両方が設けられていることにより、胴体部分の径及び形状に適した開口をカバーに形成することができる。したがって、カバー内部への土砂の流入を減少させることができるとともに、現場での施工性を向上させることができる。
本発明の一実施形態によるカバーの斜視図である。 本発明の一実施形態によるカバーの上面図である。 本発明の別の実施形態によるカバーの斜視図である。 本発明の一実施形態によるカバーの使用状態を示す斜視図であり、(a)〜(e)はそれぞれ、径又は形状が異なる不凍栓についてカバーが施工される場合の例を示す。 本発明の別の実施形態によるカバーの使用状態を示す斜視図であり、(a)〜(c)はそれぞれ、径が異なる配管についてカバーが施工される場合の例を示す。
以下において、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態によるカバー1の斜視図であり、図2は、カバー1を天面の方向から見た上面図である。また、図3は、本発明の別の実施形態によるカバー1’の斜視図である。さらに、図4は、カバー1の使用状態を示す斜視図であり、図5は、カバー1’の使用状態を示す斜視図である。図4(a)〜図4(e)はそれぞれ、径又は形状が異なる不凍栓3についてカバー1を施工する場合の例を示し、図5(a)〜図5(c)はそれぞれ、径が異なる配管4、5についてカバー1’を施工する場合の例を示す。カバー1及びカバー1’は、図4及び図5に示されるように、例えば非特許文献1に開示されるような排水ボックス2の上面に配置され、カバー1及びカバー1’の内部の空間には、不凍栓3の排水部が配置される。
(カバー1の概要)
カバー1は、天面10と、天面10の下方に延びる側面20とを備える。天面10は、概ね十角形の形状を有するが、これに限定されるものではなく、必要に応じて、例えば円形状や四角形状などとすることもできる。側面20は、六面で形成されており、全体として概ね六角柱の形状を有するが、これに限定されるものではなく、必要に応じて、例えば円柱形状や四角柱形状などとすることもできる。カバー1は、さらに底面30(すなわち、六角柱の底面)を備え、底面30は、開口31を有する。カバー1においては、底面30全体が開口31として形成されているが、これに限定されるものではなく、底面30の一部に開口31が形成されていてもよい。
側面20の上方には、角部に設けられた4つのガイド29aと、さらにその上方に設けられた周方向に連続するガイド29bとが設けられることが好ましい。これらのガイド29a、29bには、不凍栓の保護及び美観の向上を目的として、不凍栓を収納する不凍栓ボックスを載置することができる。ガイド29aとガイド29bは、互いに段差を設けて配置されており、それぞれに異なる径の不凍栓ボックスを載置することができるようになっている。
カバー1は、製造及び施工の容易性の観点から、2つの部分を組み合わせて構成されることが好ましい。すなわち、カバー1は、縦に二分割された2つの分割筐体1a及び分割筐体1bを組み合わせて形成されることが好ましく、分割位置は、天面1の中心をとおり、天面1に垂直な平面であることが好ましい。分割筐体1a及び分割筐体1bには、嵌合部28が設けられることが好ましい。例えば分割筐体1aには、側面20の一方の分割縁部付近に嵌合孔28aが設けられ、他方の分割縁部付近には嵌合爪28cを有する嵌合凸部28bが設けられる。同様に、分割筐体1bには、分割筐体1aの嵌合孔28aに対向する位置に、嵌合爪28cを有する嵌合凸部28bが設けられ、分割筐体1aの嵌合凸部28bに対抗する位置に嵌合孔28aが設けられる。2つの分割筐体1a、1bは、一方の嵌合凸部28bが他方の嵌合孔28aに挿入され、嵌合爪28cが嵌合孔28aの枠に係合することによって、1つのカバー1として固定される。別の実施形態において、カバー1は、2つの部分を組み合わせて構成するのではなく、一体的に形成された一つの部材であってもよい。
カバー1の材質は、特に限定されるものではないが、取扱及び製造の容易性並びに耐腐食性の観点から、樹脂であることがより好ましく、ポリプロピレン樹脂であることが最も好ましい。樹脂製のカバー1は、汎用の製造方法、例えば射出成形方法などによって製造することができる。
(天面の構造)
まず、カバー1の天面10の構造を説明する。天面10は、不凍栓3の胴体部分を挿通させるのに適した構造の不凍栓挿通部11を有する。不凍栓挿通部11は、その最も外方に配置された14個の天面貫通孔12と、天面貫通孔12の内方に設けられたノックアウト部17と、ノックアウト部17の内方に設けられた16個の天面片持ち片14と、天面片持ち片14の内方に形成された天面開口16とを有する。
天面貫通孔12の各々は、天面10を貫通する円弧形状の細長い孔として形成され、天面10の周方向に互いに近接するように設けられており、したがって14個の天面貫通孔12が全体として円形を構成するようになっている。隣接する天面貫通孔12の間には切断部15が設けられており、すべての切断部15を切断することによって、天面貫通孔12より内方に配置された部分がすべて除去され、天面10に、天面貫通孔12の外側の縁を外周とする円形開口が形成される。この円形開口の直径は、挿通される可能性のある不凍栓3のうち、胴体部分の径が最も大きいものに対応するように設計されている。
別の実施形態においては、14個の天面貫通孔12は、全体として多角形を構成するような形状及び配置で天面10に設けられていてもよい。なお、天面貫通孔12の数は、内方に配置される構造に影響を与えない限り、14個に限定されるものではない。
天面貫通孔12の内方には、切断部15が切断されたときに除去されることになる6個のノックアウト部17が配置され、さらにノックアウト部17の内方には、概ね台形状の16個の天面片持ち片14が配置される。16個の天面片持ち片14は、各々の基部がノックアウト部17に連続し、それぞれ天面10の外方から内方に向かう方向に延びるように形成され、隙間13を介して互いに天面10の周方向に並ぶように配置されている。6個のノックアウト部17の各々に、2個又は4個の天面片持ち片14の基部が連続している。16個の天面片持ち片14の先端部(頂辺14d)のさらに内方には、天面開口16が位置する。
天面片持ち片14の各々は、ノックアウト部17に連続する基部に形成された基部溝14aと、中間部分に形成された中間溝14bとを有する。基部溝14a及び中間溝14bは、天面片持ち片14の上面に形成された凹みとして形成されており、したがって、天面片持ち片14の各々は、基部溝14a及び中間溝14bのいずれか一方又は両方で折り曲げることによって、長さ方向に湾曲させることができる。
基部溝14aの各々は、隣接する4個の天面片持ち片14を合わせたときに4つの基部溝14aが一直線上に並ぶとともに、16個の天面片持ち片14全体を合わせたときに四角形を構成するように、直線状の溝として形成されている。したがって、16個の天面片持ち片14を基部溝14aの部分で上方に折り曲げたときに、基部溝14aに対応する天面片持ち片14の下面(裏面)によって、4個の天面片持ち片を1辺とする四角形(より具体的には、正方形)の開口が形成される。なお、本実施形態においては、分割筐体1a及び分割筐体1bを予め組み合わせたカバー1を、不凍栓3の上から、不凍栓3を不凍栓挿通部11に通しながら被せるように設置するので、天面片持ち片14は、基部溝14aの部分で上方に折り曲げられる。しかしながら、別の設置方法として、不凍栓3の排水口の側方から分割筐体1a及び分割筐体1bを組み合わせる従来の方法を用いてもよく、その場合には、天面片持ち片14が、基部溝14aの部分で上方又は下方のどちらに折り曲げられてもよい。
本実施形態においては、直線状の16個の基部溝14aは、全体を合わせたときに四角形を構成するように形成されているが、これに限定されるものではなく、合わせたときに五角形以上の多角形を構成するように形成されてもよい。例えば、図2において、隣接する4個の天面片持ち片14を合わせたときに4個の基部溝14aが一直線上に並ぶように形成されているが、別の実施形態においては、隣接する2個の天面片持ち片14を合わせたときに2個の基部溝14aが一直線上に並ぶように形成することもできる。この場合には、16個の天面片持ち片14全体を合わせたときに、16個の基部溝14aは、八角形を構成するように並ぶことになる。
中間溝14bの各々は、天面片持ち片14の中間部分において天面片持ち片14の幅方向に延びる直線状の溝であり、16個の天面片持ち片14全体を合わせたときに略円形(より詳細には、十六角形)を構成するように、形成されている。したがって、16個の天面片持ち片14を中間溝14bの部分で上方に折り曲げたときに、中間溝14bに対応する天面片持ち片14の下面(裏面)によって、略円形の開口が形成される。なお、本実施形態においては、分割筐体1a及び分割筐体1bを予め組み合わせたカバー1を、不凍栓3の上から、不凍栓3を不凍栓挿通部11に通しながら被せるように設置するので、天面片持ち片14は、中間溝14bの部分で上方に折り曲げられる。しかしながら、別の設置方法として、不凍栓3の排水口の側方から分割筐体1a及び分割筐体1bを組み合わせる従来の方法を用いてもよく、その場合には、天面片持ち片14が、中間溝14bの部分で上方又は下方のどちらに折り曲げられてもよい。
別の実施形態において、中間溝14bの各々は、基部方向に突出する曲線状の溝として形成することもでき、この場合には、16個の天面片持ち片14全体を合わせたときに中間溝14bが円形を構成することになる。さらに別の実施形態において、中間溝14bの各々は、それぞれ頂辺14dの方向に突出する曲線状の溝として形成することもできる。天面片持ち片14の各々における中間溝14bの数は、1つに限定されるものではなく、例えば、天面片持ち片14の中間部分で幅方向に延びる2つ以上の中間溝が形成されていてもよい。
中間溝14bの両端部には、天面片持ち片14の側辺14c1、14c2の各々の一部に形成された切欠き14e1、14e2が配置されることが好ましい。切欠き14e1、14e2が中間溝14bの両端部に配置されることによって、天面片持ち片14の中間溝14bでの折り曲げをより容易にすることができる。切欠き14e1、14e2は、半円形状のものとして形成されているが、折り曲げを容易にすることができるものであればこれに限定されるものではなく、例えば三角形状であってもよい。
基部溝14a及び中間溝14bの深さ及び幅は、現場における施工時に天面片持ち片14をこれらの部分で折り曲げることに支障がなければ、特に限定されるものではない。また、基部溝14a及び中間溝14bの横断面形状は、本実施形態においては概ね逆台形状であるが、これに限定されるものではなく、例えば逆三角形状や半円形状であってもよい。さらに、基部溝14a及び中間溝14bは、本実施形態においては天面片持ち片14の上面に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えばいずれか一方又は両方が天面片持ち片14の下面に形成されていてもよい。
天面片持ち片14の頂辺14dの各々は、全体を合わせたときに天面開口16が円形となるように、曲線状に形成されることが好ましい。別の実施形態においては、頂辺14dの各々は、曲線状ではなく直線状に形成されてもよく、この場合には、16個の頂辺14d全体を合わせたときに、天面開口16が略円形(より詳細には十六角形)を形成する。天面開口16の大きさは、挿通される可能性のある不凍栓3のうち、胴体部分の径が最も小さいものに対応するように設計されている。
(側面の構造)
次に、カバー1の側面20の構造を説明する。側面20は、六面で形成され、全体として概ね六角柱の形状を有し、対向する2つの広い面20a、20bの各々に、同じ構造の配管挿通部21を有する。配管挿通部21には不凍栓3と接続される配管が挿通される。通常は、面20a及び面20bの一方の配管挿通部21に、配水管と不凍栓3の流入口とを接続する上流側配管4が通され、他方の配管挿通部21に、末端器具と不凍栓3の流出口とを接続する下流側配管5が通される。
配管挿通部21は、最も外方に設けられた4個の側面貫通孔22と、4個の側面貫通孔22の内方に設けられたノックアウト部27と、ノックアウト部27の内方に形成された逆U字形状の側面開口26とを有する。側面貫通孔22の各々は、面20a、20bを貫通する円弧形状又は直線状の細長い孔として形成され、面20a、20bの周方向に互いに近接するように設けられており、4個の側面貫通孔22が全体として逆U字形状を構成するようになっている。隣接する側面貫通孔22の間には切断部25が設けられており、すべての切断部25を切断することによって、ノックアウト部27が除去され、側面貫通孔22の外側の縁を外周とする逆U字形状の開口が形成される。側面開口26は、挿通される可能性のある上流側配管4及び下流側配管5のうち施工頻度が高い径に対応するように設計されており、逆U字形状の開口は、挿通される可能性のある上流側配管4及び下流側配管5のうち径が最も大きいものに対応するように設計されている。側面貫通孔22の位置、数及び全体の形状、切断部25の数及び位置、ノックアウト部27の数及び形状、並びに側面開口26の形状は、図1に示されるものに限定されない。
本発明に係るカバーは、例えば特開2005−299151号公報に記載される湯水抜栓に用いることもできる。この湯水抜栓は、凍結を防止するために、寒冷地における室内の水を通水させる水道配管の水抜きだけではなく、湯を通水させる水道配管の水抜きも1回の操作で行うことができる機能を持つ。湯水抜栓には、その流入口に接続される水の上流側配管及び流出口に接続される下流側配管と、湯受け口に接続される湯配管との合計3本の水道配管が接続される。したがって、湯水抜栓に対応するカバー1の側面には、図示しないが、例えば対向する配管挿通部21が設けられた面以外の面に、湯配管を挿通する湯配管挿通部も設けられることになる。湯配管挿通部は、ノックアウト部を設けておき、必要に応じてノックアウト部の一部を除去する構造として形成されていてもよい。このように、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することは可能である。
図3には、カバー1の配管挿通部21とは異なる構造の配管挿通部21’を有するカバー1’が示される。なお、カバー1’の天面10は、図1に示されるカバー1の天面10と同じ構造を採用しているため、図3においては、カバー1の天面10と同じ部分を示す符号は省略されている。また、配管挿通部21’は、カバー1’の側面20’の対向する2つの面20a’、20b’の各々に配置されているが、いずれも同じ形状であるため、以下においては一方の面20a’に配置された配管挿通部21’のみについて説明する。ただし、別の実施形態において、一方の側面20a’に配管挿通部21’が形成され、他方の側面20b’に図1に示される配管挿通部21が形成されたカバーとすることもできる。
配管挿通部21’は、天面片持ち片14と同様の構造を持つ24個の側面片持ち片24を有する。側面片持ち片24は、各々の基部が面20a’に連続し、それぞれ面20a’の外方から内方に向かう方向に延びるように形成され、隙間23を介して互いに面20a’の周方向に並ぶように配置されている。24個の側面片持ち片24の先端部(頂辺24d)の内方には、側面開口26’が位置する。側面開口26’の大きさは、挿通される配管のうち施工頻度の高い径のものが通るように設計されている。
側面片持ち片24の各々は、面20a’に連続する基部に形成された基部溝24aと、中間部分において幅方向に延びるように形成された中間溝24bとを有する。側面片持ち片24の各々は、側面片持ち片24の外面に形成された凹みとして形成されており、したがって、基部溝24a及び中間溝24bのいずれか一方又は両方で折り曲げることにより、長さ方向に湾曲させることができる。
基部溝24a及び中間溝24bの各々は、直線状又は曲線状とすることができる。基部溝24aの各々及び中間溝24bの各々は、24個の側面片持ち片24を合わせたときに逆U字形状を構成するように形成されている。しかし、24個の基部溝24a及び中間溝24bは、全体を合わせたときに逆U字形状を構成することに限定されるものではなく、合わせたときに円形を構成するように形成されてもよい。側面片持ち片24の各々における中間溝24bの数は、1つに限定されるものではなく、例えば、側面片持ち片24の中間部分で幅方向に延びる2つ以上の中間溝が形成されていてもよい。
基部溝24a及び中間溝24bの深さ及び幅は、現場における施工時に側面片持ち片24をこれらの部分で折り曲げることに支障がなければ、特に限定されるものではない。また、基部溝24a及び中間溝24bの断面形状は、本実施形態においては概ね逆台形状であるが、これに限定されるものではなく、例えば逆三角形状や半円形状とすることもできる。さらに、基部溝24a及び中間溝24bは、本実施形態においては側面片持ち片24の外面に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えばいずれか一方又は両方が側面片持ち片24の内面に形成されていてもよい。
(カバー1の使用状態)
図4は、カバー1の使用状態を示す斜視図である。図4(a)〜図4(e)はそれぞれ、胴体部分の径又は形状が異なる不凍栓3について施工される場合の例を示す。図4(a)から図4(e)にかけて、順に不凍栓3の胴体部分の径が大きくなっており、胴体部分の径及び形状に応じて不凍栓挿通部11の形状をどのように変化させるかが示されている。
図4(a)は、胴体部分の径が最も小さい不凍栓(想定される直径は27mm程度)についてカバー1が使用される場合の例を示す。この場合には、胴体部分の径は天面開口16の直径より小さく、したがって、不凍栓挿通部11のノックアウト部17は除去されておらず、天面片持ち片14も折り曲げられていない。この例においては、不凍栓の種類は不凍水栓柱であり、下流側配管がないため、上流側配管4のみが不凍栓に接続される。そのため、図の手前の配管挿通部21には配管が挿通されていない。配管挿通部21の部分に位置する上流側配管4の径が小さいため、配管挿通部21のノックアウト部27は除去されていない。
図4(b)は、図4(a)に示される不凍栓より胴体部分の径が大きい不凍栓(想定される直径は48mm程度)についてカバー1が使用される場合の例を示す。この場合には、胴体部分の径は、天面開口16の径より大きく、複数の中間溝14bによって形成される略円形の開口の径より小さいため、天面片持ち片14の各々は、中間溝14bの部分で上方に折り曲げられている。上方に折り曲げられた天面片持ち片14の頂辺14dが不凍栓3の胴体の外表面に当たるため、外表面と頂辺14dとの間には、ほとんど隙間が形成されていない。この例における不凍栓の種類は不凍水抜栓であり、上流側配管4及び下流側配管5が接続される。そのため、図の手前の配管挿通部21にも配管が挿通されている。配管挿通部21の部分に位置する上流側配管4及び下流側配管5の径が小さいため、配管挿通部21のノックアウト部27は除去されていない。
図4(c)は、図4(b)に示される不凍栓より胴体部分の径が大きく(想定される1辺は60mm程度)、胴体部分が四角柱形状である不凍栓についてカバー1が使用される場合の例を示す。この場合には、胴体部分は、複数の中間溝14bによって形成される略円形の径より大きく、かつ四角柱形状であるため、天面片持ち片14の各々は、基部溝14aの部分で上方に折り曲げられている。天面片持ち片14の頂辺14dは、不凍栓3の胴体の外表面に当たっている。この例における不凍栓の種類は、図4(a)と同様の不凍水栓柱であり、下流側配管がないため、上流側配管4のみが不凍栓に接続される。そのため、図の手前の配管挿通部21には配管が挿通されていない。配管挿通部21の部分に位置する上流側配管4の径が小さいため、配管挿通部21のノックアウト部27は除去されていない。
図4(d)は、図4(b)に示される不凍栓より胴体部分の径が大きく(想定される直径は60mm程度)、胴体部分が円柱形状である不凍栓についてカバー1が使用される場合の例を示す。この場合は、胴体部分は、複数の中間溝14bによって形成される略円形の径より大きいため、天面片持ち片14の各々は、基部溝14aの部分で上方に折り曲げられている。天面片持ち片14の4個ずつの頂辺14dで形成される弧状の4辺が、不凍栓3の胴体の外表面に当たるため、外表面と頂辺14dとの間には、ほとんど隙間が形成されていない。この例における不凍栓の種類は、図4(a)、図4(c)と同様の不凍水栓柱であり、下流側配管がないため、上流側配管4のみが不凍栓に接続される。そのため、図の手前の配管挿通部21には配管が挿通されていない。配管挿通部21の部分に位置する上流側配管4の径が小さいため、配管挿通部21のノックアウト部27は除去されていない。
図4(e)は、最も大径の胴体部分を持つ不凍栓(想定される直径は88mm程度)についてカバー1が使用される場合の例を示す。この場合には、切断部15(図2参照)が切断されることによってすべての天面貫通孔12が繋げられるとともに、天面貫通孔12より内方に配置された部分がすべて除去され、形成された円形開口に不凍栓の胴体部分が収められている。この例における不凍栓は、図4(b)と同様の不凍水抜栓であり、上流側配管4及び下流側配管5が接続される。そのため、図の手前の配管挿通部21にも配管が挿通されている。配管挿通部21の部分に位置する上流側配管4及び下流側配管5の径が側面開口26より大きいため、切断部25が切断されることによって配管挿通部21のノックアウト部27が除去されている。
(カバー1’の使用状態)
図5は、カバー1’の使用状態を示す斜視図である。図5(a)〜図5(c)はそれぞれ、胴体部分の径又は形状が異なるとともに、接続される配管の径が異なる不凍栓について施工される場合の例を示す。図5(a)から図5(c)にかけて、順に配管の径が大きくなっており、配管の径に応じて配管挿通部21’の形状をどのように変化させるかが示されている。これらの例における不凍栓の種類は不凍水抜栓であり、上流側配管4及び下流側配管5が接続されるため、図の手前の配管挿通部21’にも配管が挿通されている。
図5(a)は、図4(b)と同じ径の不凍栓についてカバー1’が使用される場合の例を示す。この場合には、胴体部分の径は、天面開口16の径より大きく、複数の中間溝14bによって形成される略円形の開口の径より小さいため、天面片持ち片14の各々は、中間溝14bの部分で上方に折り曲げられている。また、配管挿通部21’の部分に位置する上流側配管4及び下流側配管5は、いずれも側面開口26’の径より小さいため、側面片持ち片24は折り曲げられていない。
図5(b)及び図5(c)は、胴体が図4(e)と同じ径及び形状の不凍栓についてカバー1’が使用される場合の例を示す。図5(b)の不凍栓と図5(c)の不凍栓とは、接続される上流側配管4及び下流側配管5の径が異なり、図5(c)の不凍栓の方が、接続される配管の径が大きい。これらの場合には、切断部15が切断されることによってすべての天面貫通孔12が繋げられるとともに、天面貫通孔12より内方に配置された部分がすべて除去され、形成された円形開口に不凍栓3の胴体部分が収められている。図5(b)の場合には、配管挿通部21’の部分に位置する上流側配管4及び下流側配管5の径は、側面開口26’より大きく、複数の中間溝24bによって形成される略U字形状の開口の径より小さいため、下方の数個を除く側面片持ち片24の各々は、中間溝24bの部分で外方に折り曲げられている。一方、図5(c)の場合には、配管挿通部21’の部分に位置する上流側配管4及び下流側配管5の径は、複数の中間溝24bによって形成される略U字形状の開口の径より大きく、複数の基部溝24aによって形成される略U字形状の開口の径より小さいため、下方の数個を除く側面片持ち片24の各々は、基部溝24aの部分で外方に折り曲げられている。なお、図5(b)及び図5(c)の図では、側面片持ち片24が中間溝24b又は基部溝24aの部分で外方に折り曲げられているが、内方に折り曲げられても何ら問題はない。
1、1’ カバー
1a、1b、1a’、1b’ 分割筐体
10 天面
11 不凍栓挿通部
12 天面貫通孔
13 隙間
14 天面片持ち片
14a 基部溝
14b 中間溝
14c1、 14c2 側辺
14d 頂辺
14e1、 14e2 切欠き
15 切断部
16 天面開口
17 ノックアウト部
20、20’ 側面
20a、20b、20a’、20b’ 広い面
21、21’ 配管挿通部
22 側面貫通孔
23 隙間
24 側面片持ち片
24a 基部溝
24b 中間溝
24d 頂辺
25 切断部
26、26’ 側面開口
27 ノックアウト部
28 嵌合部
28a 嵌合孔
28b 嵌合凸部
28c 嵌合爪
29a、29b ガイド
30 底面
31 開口

2 排水ボックス
3 不凍栓
4 上流側配管
5 下流側配管

Claims (12)

  1. 不凍栓に設けられた排水部からの排水の地中への排出を補助する排水補助器具において、少なくとも前記排水部を覆うカバーであって、
    不凍栓が通る不凍栓挿通部を有する天面と、
    不凍栓と連通する配管が通る少なくとも1つの配管挿通部を有する側面と、
    開口を有する底面と
    を備え、
    前記不凍栓挿通部は、
    前記天面の外方から内方に向かう方向に延びるように形成された、湾曲可能な複数の天面片持ち片と、
    前記複数の天面片持ち片の外方において、前記天面の周方向に互いに近接するように設けられた複数の天面貫通孔と
    を有する、カバー。
  2. 前記複数の天面片持ち片の各々は、該複数の天面片持ち片の各々を横切る方向に形成された少なくとも1つの直線状又は曲線状の溝を有する、
    請求項1に記載のカバー。
  3. 前記複数の天面片持ち片の各々は、前記少なくとも1つの直線状又は曲線状の溝の両端部に位置する切欠きを有する、
    請求項2に記載のカバー。
  4. 前記複数の天面片持ち片の各々は、該複数の天面片持ち片の各々の基部に形成された直線状の基部溝を有する、
    請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカバー。
  5. 前記少なくとも1つの直線状又は曲線状の溝は、前記複数の天面片持ち片全体を合わせたときに円形又は略円形を構成するように形成されている
    請求項2に記載のカバー。
  6. 前記直線状の基部溝は、前記複数の天面片持ち片全体を合わせたときに多角形を構成するように形成されている、
    請求項4に記載のカバー。
  7. 前記複数の天面貫通孔は、全体として円形又は多角形を構成するように形成されている、
    請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のカバー。
  8. 前記不凍栓挿通部は、前記複数の天面片持ち片全体を合わせたときに該複数の天面片持ち片の各々の先端部の内方に設けられる天面開口を有する、
    請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のカバー。
  9. 前記少なくとも1つの配管挿通部は、前記側面の外方から内方に向かう方向に延びるように形成された湾曲可能な複数の側面片持ち片を有する、
    請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のカバー。
  10. 前記複数の側面片持ち片の各々は、該複数の側面片持ち片の各々を横切る方向に形成された少なくとも1つの直線状又は曲線状の溝を有する、
    請求項9に記載のカバー。
  11. 前記配管挿通部は、前記複数の側面片持ち片全体を合わせたときに該複数の側面片持ち片の各々の先端部の内方に設けられる側面開口を有する、
    請求項9又は請求項10に記載のカバー。
  12. 前記天面の中心を通り前記天面に垂直な面で二分割された2つの分割筐体を組み合わせて形成される、
    請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のカバー。

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