JP6810936B2 - 穿孔ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、穿孔ナビゲーション装置に関する。
従来、移動台車に設けられたブームと、ブームに設けられた穿孔機とを備えた穿孔装置を用いて行われる、トンネルの掘削作業を支援する穿孔ナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の穿孔ナビゲーション装置では、トンネル延長方向における切羽の位置、移動台車の位置、姿勢、及び向きの情報等、各種情報に基づいて装薬孔の穿孔位置を計算し、計算した装薬孔の位置を表示するようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載の穿孔ナビゲーション装置では、使用時に各種情報の入力が必要となるが、オペレータが入力を忘れることや入力間違えをする可能性がある。
特開2015−230189号公報
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、必要な情報をより確実に入力可能な穿孔ナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、(a)移動台車に設けられたブームと、ブームに設けられた穿孔機とを備えた穿孔装置を用いて行われる、トンネルの掘削作業を支援する穿孔ナビゲーション装置であって、(b)穿孔装置を駆動させる油圧ポンプの起動操作を検出する操作検出部と、(c)操作検出部で油圧ポンプの起動操作が検出されたことを契機として、トンネル延長方向における切羽の位置の情報と、移動台車の位置、姿勢及び向きの情報とを取得する情報取得部と、(d)移動台車に対する穿孔機の位置、姿勢及び向きに関する情報を取得する相対情報取得部と、(e)情報取得部で取得した情報及び相対情報取得部で取得した情報に基づき、装薬孔の穿孔位置を計算する穿孔位置計算部と、(f)穿孔位置計算部で計算した装薬孔の穿孔位置をモニターに表示させる表示実行部と、を備える穿孔ナビゲーション装置であることを要旨とする。
本発明の一態様によれば、油圧ポンプの起動操作を行うと、その起動操作を契機として、トンネル延長方向における切羽の位置、移動台車の位置、姿勢、及び向きの情報が取得されるため、必要な情報をより確実に入力可能な穿孔ナビゲーション装置を提供できる。
実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置の概略構成を表す概念図である。 表示例を示すモニターの正面図である。
本発明の実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置を、図面を参照して説明する。本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置はトンネルの掘削作業を支援するための装置である。
(構成)
図1に示すように、穿孔ナビゲーション装置1は、切羽2に対し、爆薬装填用の装薬孔3を穿孔するための作業用車両(以下、「穿孔装置4」とも呼ぶ)に搭載されている。
穿孔装置4は、移動台車5と、移動台車5に設けられて複数の可動部(後述)を有するブーム6と、ブーム6に設けられて穿孔機7を搭載するガイドセル8とを備えている。
ブーム6は、ブーム6を水平方向に揺動させるブームスイング9(以下、「第1の可動部9」とも呼ぶ)と、ブーム6を前後に進退動させるブームスライド10(以下、「第2の可動部10」とも呼ぶ)と、ガイドセル8を水平方向に揺動させるガイドスイング11(以下、「第3の可動部11」とも呼ぶ)と、ガイドセル8を垂直方向に揺動させるガイドチルト12(以下、「第4の可動部12」とも呼ぶ)と、ガイドセル8を前後に進退動させるガイドスライド13(以下、「第5の可動部13」とも呼ぶ)とを備えている。第1〜第5の可動部9〜13のそれぞれは、電動モータ19(後述)駆動の油圧ポンプ18(後述)から供給される油圧によって駆動される。これにより、ブーム6は、穿孔装置4のオペレータの操作に応じて、穿孔機7の位置及び姿勢を変更可能となっている。
穿孔機7は、先端部に穿孔用ビットが設けられた穿孔ロッド14と、穿孔ロッド14の後端部に打撃を付与するドリフタ15とを備えている。穿孔機7には、穿孔機7を前後方向、つまりロッド軸方向に進退動させるフィーダ16が配置されている。これにより、穿孔機7は、オペレータの操作に応じて、穿孔ロッド14の後端部にドリフタ15で打撃を付与するとともに前方向に移動することで、切羽2に装薬孔3を穿孔可能となっている。
これにより、オペレータは、穿孔装置4を操作し、穿孔ロッド14の先端を切羽2に押し当てる動作と、穿孔ロッド14の後端に打撃を付与するとともに穿孔機7を前方向に移動させる動作とを繰り返すことで、切羽2に複数の装薬孔3を穿孔可能となっている。
また、穿孔装置4は、モータ起動スイッチ17と、油圧ポンプ18とを備えている。
モータ起動スイッチ17は、油圧ポンプ18の起動時、つまり第1〜第5の可動部9〜13に駆動を開始させるときにオペレータに押圧させるスイッチである。そして、モータ起動スイッチ17は、オペレータが押圧すると、油圧ポンプ18を起動させる信号(以下、「起動信号」とも呼ぶ)を電動モータ19とコントローラ28(後述)とに出力する。
油圧ポンプ18は、電動モータ19によって駆動され、第1〜第5の可動部9〜13に設けられた油圧シリンダ等に油圧を供給するポンプである。電動モータ19は、モータ起動スイッチ17から起動信号が出力されると、油圧ポンプ18の駆動を開始し、コントローラ28から停止信号(後述)が出力されると、油圧ポンプ18の駆動を終了する。
なお、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1では、油圧ポンプ18が、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13に設けられた油圧シリンダ等に油圧を供給する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13に加え、穿孔機7のドリフタ15やフィーダ16にも油圧を供給する構成としてもよい。
穿孔ナビゲーション装置1は、相対情報取得部20〜24と、始動操作検出部25と、位置記憶部26と、モニター27と、コントローラ28とを備えている。
相対情報取得部20〜24は、移動台車5に対する穿孔機7の位置(すなわち穿孔機7の相対位置)、姿勢及び向きに関する情報(以下、「相対情報」とも呼ぶ)を取得する。そして、相対情報取得部20〜24は、取得した相対情報をコントローラ28に出力する。
例えば、相対情報取得部20(以下、「水平角検出部20」とも呼ぶ)は、第1の可動部9に配され、ブーム6の水平方向への揺動角を検出する。そして、水平角検出部20は、検出結果をコントローラ28に出力する。また相対情報取得部21(以下、「水平角検出部21」とも呼ぶ)は、第3の可動部11に配され、ガイドセル8の水平方向への揺動角を検出する。そして、水平角検出部21は、検出結果をコントローラ28に出力する。
また、相対情報取得部22(以下、「垂直角検出部22」とも呼ぶ)は、第4の可動部12に配され、ガイドセル8の垂直方向への揺動角を検出する。そして、垂直角検出部22は、検出結果をコントローラ28に出力する。
さらに、相対情報取得部23(以下、「進退量検出部23」とも呼ぶ)は、第2の可動部10に配され、ブーム6の前後方向への進退量を検出する。そして、進退量検出部23は、検出結果をコントローラ28に出力する。また、相対情報取得部24(以下、「進退量検出部24」とも呼ぶ)は、フィーダ16に配され、ガイドセル8の前後方向への進退量を検出する。そして、進退量検出部24は、検出結果をコントローラ28に出力する。
始動操作検出部25は、移動台車5の走行用のエンジン(不図示)の始動操作を検出する。始動操作検出部25としては、例えばエンジンのイグニッションスイッチを用いることができる。そして、始動操作検出部25は、検出結果をコントローラ28に出力する。
位置記憶部26は、穿孔作業中に穿孔された装薬孔3の穿孔位置を記憶する。装薬孔3の穿孔位置としては、例えば、装薬孔3の穿孔位置の座標データを用いることができる。
モニター27は、オペレータから視認可能な位置に配置され、コントローラ28が生成した画像(例えば、切羽2への装薬孔3の穿孔作業を支援するための画像)を表示する。
コントローラ28は、モータ起動スイッチ17、水平角検出部20、21、垂直角検出部22、進退量検出部23、24、始動操作検出部25、位置記憶部26及びモニター27に接続されたマイコンである。コントローラ28は、操作検出部30、情報取得部31、穿孔位置計算部32、表示実行部33、記憶実行部34及び停止部35等のハードウェア資源を論理的に備えている。図1の例では、操作検出部30、情報取得部31、穿孔位置計算部32、表示実行部33、記憶実行部34及び停止部35等は、論理的な機能に着目したハードウェア資源を形式的に表現している。すなわち、図1の表現は、必ずしも半導体チップ上に物理的な領域として独立存在する機能ブロックを意味するものではない。
操作検出部30は、油圧ポンプ18の起動操作を検出する。起動操作の検出方法としては、例えば、モータ起動スイッチ17から起動信号が出力されたかを判定する方法を用いることができる。そして、操作検出部30は、検出結果を情報取得部31に出力する。
なお、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1では、操作検出部30が、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13を駆動させる油圧ポンプ18の起動操作を検出する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、穿孔装置4、つまり、ブーム6や穿孔機7を備える装置(作業用車両)を駆動させる油圧ポンプの起動操作を検出するものであればよく、穿孔機7のドリフタ15やフィーダ16を駆動させる油圧ポンプの起動操作を検出する構成としてもよい。また、例えば、油圧ポンプ18が、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13に加え、穿孔機7のドリフタ15やフィーダ16にも油圧を供給する構成である場合には、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13、穿孔機7のドリフタ15、フィーダ16を駆動させる油圧ポンプ18の起動操作を検出する構成を採用できる。
情報取得部31は、操作検出部30で油圧ポンプ18の起動操作が検出されたことを契機として、トンネル延長方向における切羽2の位置の情報と、移動台車5の位置、姿勢及び向きの情報とを送信させる信号(以下、「送信要求信号」とも呼ぶ)をトンネル用総合測量システム36に送信する。これらの情報を、以下、「演算用情報」とも呼ぶ。切羽2の位置としては、例えば、トンネル起点(0[m])からのトンネル進行長を用いることができる。また、穿孔装置4の位置としては、例えば、穿孔装置4の座標データを用いることができる。情報取得部31とトンネル用総合測量システム36との間の信号等の送信は、例えば、無線LAN(Local Area Network)による無線通信を用いて行われる。
ここで、トンネル用総合測量システム36は、トンネル坑内に設置されたトータルステーション37と、情報取得部31から送信要求信号が送信されると、トータルステーション37に演算用情報を測定させ、測定された演算用情報をコントローラ28(情報取得部31)に送信する演算制御部38とを備えている。トンネル用総合測量システム36としては、例えば、特許第3418682号公報で開示されたものを用いることができる。
穿孔位置計算部32は、情報取得部31で取得した演算用情報と、水平角検出部20、21、垂直角検出部22及び進退量検出部23、24の各検出結果(つまり、相対情報取得部20〜24で取得した相対情報)とに基づき、装薬孔3の穿孔位置を計算する。そして、穿孔位置計算部32は、計算した装薬孔3の穿孔位置を表示実行部33に出力する。
表示実行部33は、図2に示すように、穿孔位置計算部32で計算した装薬孔3の穿孔位置をモニター27に表示させる。図2の例では、装薬孔3の開口部の位置が四角形状の図形「□」で表され、装薬孔3の向きが図形「□」から延びている直線で表されている。
記憶実行部34は、穿孔位置計算部32で計算した装薬孔3の穿孔位置を位置記憶部26に記憶させる。位置記憶部26に記憶させた穿孔位置は、穿孔結果の解析に用いる。
停止部35は、始動操作検出部25でエンジンの始動操作が検出されると、油圧ポンプ18を停止させる信号(以下「停止信号」とも呼ぶ)を電動モータ19に出力する。
(動作)
次に、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1の動作を説明する。
まず、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13を駆動可能とし、穿孔作業を開始するために、オペレータが、モータ起動スイッチ17を押圧したとする。すると、モータ起動スイッチ17が、起動信号を電動モータ19とコントローラ28とに出力する。起動信号が出力されると、電動モータ19が、油圧ポンプ18の駆動を開始する。これにより、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13が駆動可能な状態となる。また、コントローラ28が、情報取得信号をトンネル用総合測量システム36の演算制御部38に送信する。情報取得信号が送信されると、演算制御部38が、トータルステーション37に移動台車5の位置等の演算用情報を測定させ、測定された演算用情報をコントローラ28に送信する。
演算用情報が送信されると、コントローラ28が、送信された演算用情報を取得し、取得した演算用情報と、水平角検出部20、21、垂直角検出部22及び進退量検出部23、24の各検出結果とに基づき、装薬孔3の穿孔位置を計算する。そして、計算した装薬孔3の穿孔値をモニター27に表示させるとともに位置記憶部26に記憶させる。これにより、モニター27の画像をオペレータに視認させ、装薬孔3の穿孔作業を支援する。
穿孔作業の実行中、穿孔装置4を移動させるために、オペレータが、移動台車5のイグニッションスイッチを操作し、走行用のエンジンの始動操作を行ったとする。すると、始動操作検出部25が、エンジンの始動操作の検出結果をコントローラ28に出力する。検出結果が出力されると、コントローラ28が、停止信号を電動モータ19に出力する。停止信号が出力されると、電動モータ19が、油圧ポンプ18の駆動を停止する。これにより、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13を駆動不能となり、穿孔作業が中断される。
穿孔装置4の移動が完了した後、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13を再度駆動可能とし、穿孔作業を再開するために、オペレータが、モータ起動スイッチ17を再度押圧したとする。すると、モータ起動スイッチ17が、起動信号を電動モータ19とコントローラ28とに再度出力する。起動信号が出力されると、電動モータ19が、油圧ポンプ18の駆動を再開する。また、コントローラ28が、情報取得信号をトンネル用総合測量システム36の演算制御部38に再度送信する。情報取得信号が送信されると、演算制御部38が、トータルステーション37に移動台車5の位置等の新しい演算用情報を測定させ、測定された新しい演算用情報をコントローラ28に送信する。新しい演算用情報が送信されると、コントローラ28が、新しい演算用情報に基づき装薬孔3の穿孔位置を計算し、計算した装薬孔3の穿孔値をモニター27に表示させ位置記憶部26に記憶させる。
以上説明したように、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1は、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13、つまり、穿孔装置4を駆動させる油圧ポンプ18の起動操作を検出する操作検出部30と、油圧ポンプ18の起動操作が検出されたことを契機として、トンネル延長方向における切羽2の位置の情報と、移動台車5の位置、姿勢及び向きの情報、つまり、演算用情報とを取得する情報取得部31と、移動台車5に対する穿孔機7の位置、姿勢及び向きに関する情報、つまり、相対情報を取得する相対情報取得部20と、取得した演算用情報及び相対情報に基づき、装薬孔3の穿孔位置を計算する穿孔位置計算部32と、計算した装薬孔3の穿孔位置をモニター27に表示させる表示実行部33とを備えるようにした。そのため、油圧ポンプ18の起動操作を行うと、その起動操作を契機として、演算用情報、つまり、装薬孔3の穿孔位置の計算に必要とされる情報が取得されるため、必要な情報をより確実に入力可能な穿孔ナビゲーション装置1を提供できる。
すなわち、演算用情報の取得を行うトリガーを油圧ポンプ18の電動モータ19を起動させるモータ起動スイッチ17と連動するようにしたため、演算用情報の取得忘れを防止できる。また、演算用情報が自動で取得されるため、オペレータの負荷を軽減できる。
また、移動台車5の走行用のエンジンの始動操作を検出する始動操作検出部25と、エンジンの始動操作が検出されると、油圧ポンプ18を停止させる停止部35とを備えるようにした。それゆえ、穿孔装置4を移動させるために、エンジンの始動操作を行うと、油圧ポンプ18の電動モータ19が停止される。そのため、穿孔作業の再開時に、油圧ポンプ18の起動操作を行う必要が生じ、新しい演算用情報が取得される。したがって、演算用情報をより確実に入力できるとともに、オペレータの負荷を軽減することができる。
(変形例)
なお、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1では、穿孔位置計算部32が、情報取得部31で取得した演算用情報と、相対情報取得部20〜24で取得した相対情報とに基づき、装薬孔3の穿孔位置を計算する例を示したが、他の構成を作用してもよい。例えば、穿孔位置計算部32が、情報取得部31で演算用情報の取得を完了する前に穿孔装置4で穿孔作業が開始された場合には、情報取得部31で過去に取得した演算用情報(例えば、前回取得した演算用情報)と相対情報とに基づき、装薬孔3の穿孔位置の計算を行うようにしてもよい。この場合、記憶実行部34が、過去に取得した演算用情報に基づいて計算した装薬孔3の穿孔位置(以下、「仮計算位置」とも呼ぶ)を位置記憶部26が記憶している場合には、情報取得部31で演算用情報の取得を完了した後に、取得を完了した演算用情報に基づき位置記憶部26が記憶している仮計算位置の修正を行うようにする。
これにより、本変形例に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、例えば、トータルステーション37による移動台車5の位置等の測量が完了する前、つまり演算用情報の取得が完了する前に、穿孔作業が開始され、位置記憶部26に不確かな装薬孔3の穿孔位置が記憶されても、位置記憶部26が記憶している装薬孔3の穿孔位置の精度を向上できる。
(変形例)
なお、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1では、水平角検出部20、21、垂直角検出部22及び進退量検出部23、24を備え、これらの検出部20〜24の検出結果(相対情報)と演算用情報とに基づいて、装薬孔3の穿孔位置を計算する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、検出部20〜24に代え、第1〜第5の可動部9〜13、及びフィーダ16の動作状態を検出するセンサを備え、これらのセンサの検出結果と演算用情報とに基づいて、装薬孔3の穿孔位置を計算するようにしてもよい。
1…穿孔ナビゲーション装置、2…切羽、3…装薬孔、4…穿孔装置、5…移動台車、6…ブーム、7…穿孔機、8…ガイドセル、9…第1の可動部(ブームスイング)、10…第2の可動部(ブームスライド)、11…第3の可動部(ガイドスイング)、12…第4の可動部(ガイドチルト)、13…第5の可動部(ガイドスライド)、14…穿孔ロッド、15…ドリフタ、16…フィーダ、17…モータ起動スイッチ、18…油圧ポンプ、19…電動モータ、20…水平角検出部(相対情報取得部)、21…水平角検出部(相対情報取得部)、22…垂直角検出部(相対情報取得部)、23…進退量検出部(相対情報取得部)、24…進退量検出部(相対情報取得部)、25…始動操作検出部、26…位置記憶部、27…モニター、28…コントローラ、30…操作検出部、31…情報取得部、32…穿孔位置計算部、33…表示実行部、34…記憶実行部、35…停止部、36…トンネル用総合測量システム、37…トータルステーション、38…演算制御部

Claims (3)

  1. 移動台車に設けられたブームと、前記ブームに設けられた穿孔機とを備えた穿孔装置を用いて行われる、トンネルの掘削作業を支援する穿孔ナビゲーション装置であって、
    前記穿孔装置を駆動させる油圧ポンプの起動操作を検出する操作検出部と、
    前記操作検出部で油圧ポンプの起動操作が検出されたことを契機として、トンネル延長方向における切羽の位置の情報と、前記移動台車の位置、姿勢及び向きの情報とを取得する情報取得部と、
    前記移動台車に対する前記穿孔機の位置、姿勢及び向きに関する情報を取得する相対情報取得部と、
    前記情報取得部で取得した情報及び前記相対情報取得部で取得した情報に基づき、前記トンネルの掘削作業中に穿孔された装薬孔の穿孔位置を計算する穿孔位置計算部と、
    前記穿孔位置計算部で計算した装薬孔の穿孔位置をモニターに表示させる表示実行部と、を備えることを特徴とする穿孔ナビゲーション装置。
  2. 前記移動台車の走行用のエンジンの始動操作を検出する始動操作検出部と、
    前記始動操作検出部でエンジンの始動操作が検出されると、前記油圧ポンプを停止させる停止部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の穿孔ナビゲーション装置。
  3. 前記穿孔位置計算部で計算した穿孔位置を位置記憶部に記憶させる記憶実行部を備え、
    前記穿孔位置計算部は、前記情報取得部で情報の取得を完了する前に前記穿孔機で穿孔作業が開始された場合には、前記情報取得部で過去に取得した情報及び前記相対情報取得部で取得した情報に基づき、前記装薬孔の穿孔位置の計算を行い、
    前記記憶実行部は、前記過去に取得した情報に基づいて計算した前記装薬孔の穿孔位置である仮計算位置を前記位置記憶部が記憶している場合には、前記情報取得部で情報の取得を完了した後に、取得を完了した前記情報に基づき、前記位置記憶部が記憶している前記仮計算位置を修正することを特徴とする請求項2に記載の穿孔ナビゲーション装置。
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