JP6810114B2 - 半溶融ブローシステム - Google Patents

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2011年10月3日に出願された米国仮特許出願第61/542497号の優先権の利益を主張するものであり、上記米国仮特許出願の開示は引用することにより本明細書の一部をなす。
不織布は、吸収性、撥液性、弾力性、伸縮性、柔軟性、強度、難燃性、易洗浄性、緩衝性、濾過性、バクテリアバリアとしての使用および減菌性等の特定の機能を提供するエンジニアリング繊維である。この素材は、他の素材と組み合わせて、多様な特性を有する一連の製品を提供することができ、単独で用いるか、或いは、アパレル、ホームファーニシング、ヘルスケア、エンジニアリング、工業用品および消費用品の構成品として用いることができる。
不織布は一般的に、小さな繊維を(抄紙機における紙と同様に)シートまたはウェブの形態に組み合わせ、次に、機械的に(フェルトの場合におけるように、繊維間の摩擦によって一層丈夫な布を得るように、セレーションを設けた針を用いて繊維同士を結合することによる)、接着剤によって、或いは、熱的に、つまり紛体、糊状またはポリマー溶融物の形態のバインダーを塗布し加熱しウェブ上でバインダーを溶融して、それらの繊維を結合させることによって製造される。
スパンボンド不織布は1つの連続した工程で作製される。この工程では、ポリマー粒子が溶融され、溶融したポリマーが紡糸口金から押し出される。連続フィラメントが冷却され、コンベヤー上に堆積されて均一なウェブを形成する。余熱によりフィラメントを互いに付着させることができるが、これは主要な結合方法とはみなされない。
溶融ブロー不織布は、溶融物を散布し、固化させ、ばらして繊維ウェブにする紡糸口金から低粘度ポリマーが出ると同時に、低粘度ポリマーを高粘度空気流中に押し出すことによって作製される。現用のスパンボンドシステムおよび溶融ブローシステムは、コストが法外に高く、大量のエネルギーを消費し、動作中のノズルの目詰まりに起因するメンテナンス上の問題を被る。これらのシステムは、また、1分あたりのグラム/穴の量出力(スループットレート)によって制限されるため、生産率がより低い。従って、不織布を生成する低コストでメンテナンスが容易なシステムが必要とされている。
本開示の種々の実施形態は、溶融ブローシステムを提供する。この溶融ブローシステムは、ダイ集成体と、ダイ集成体における、第1流体を移送する第1流路と、第1流体を収集するように構成されている、第1流路に流体接続される第1のキャビティと、ダイ集成体の中に第2流体を移送するのに用いる第1通路であって、少なくとも1つの流路によってダイ集成体における第2通路に流体接続される第1通路と、ダイ集成体における、第1通路に連通した複数の第1ノズルと、ダイ集成体における、第2通路に連通した複数の第2ノズルと、ダイ集成体における、第1のキャビティに連通した複数の第3ノズルとを備える。
本開示の別の実施形態は、第1流体を収容しているキャビティに各々が流体接続されている複数の第1ノズルから第1流体を放出し、第2流体を収容している第1通路に各々が接続されている複数の第2ノズルから第2流体を放出し、また、第1通路に流体接続されている第2通路に各々が流体接続されている複数の第3ノズルから第2流体を放出することによって、極細繊維層をウェブまたは既存の基材に加える方法を提供する。
本開示の他の目的、特徴および利点は、添付の図面と併せて以下の記載から明らかとなるであろう。添付の図面において、同様の参照符号は同様の部分、部材、部品、段階およびプロセスを指す。
半溶融ブローシステムの一実施形態を示す図である。 均一繊維堆積システムに組み込まれた、図1Aの半溶融ブローシステムを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体の展開図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体において使用されるプレートを示す図である。 図1Aの半溶融ブローシステムのダイ集成体アダプターの正面図である。 図3AのII−IIの線に沿った端面図である。 図3AのIII−IIIの線に沿った断面図である。 図3Aのアダプターと結合可能な中間アダプターを示す図4BのIV−IVの線に沿った断面図である。 図4Aの中間アダプターの正面図である。 図4Bの中間アダプターのV−Vの線に沿った上面図である。 第2エンドプレートの正面図である。 第1エンドプレートの正面図である。
以下に1または複数の実施形態を図面、説明するが、本開示は種々の形態の実施形態が可能であり、また、本開示は単なる例示であって、以下に説明、図示する特定の実施形態に本開示を限定するものではない。
図1Aは、流体、特にメタロセン系熱可塑性ポリマーを、半溶融ブローシステム10に対して第1の方向Fに移動可能な基材上に吐出するのに有用な半溶融ブローシステム10を示している。メタロセン系熱可塑性ポリマーとして、例えば、ポリプロピレンポリエチレンを挙げることができる。溶融ポリマーは、ナイロン6および一部のポリエステルであってもよい。システム10は、極細繊維(例えば、サイズが5ミクロン未満)を1分あたり約0.2グラム/スリット〜0.8グラム/スリットよりも高い量で押し出す。一実施形態では、極細繊維層を基材、例えば不織布に加えるのに流体が使用される。
図1Bは、別個の不織層として予め溶融ブロー成形またはスパンボンド成形された布の上面に第1流体および第2流体を吐出する半溶融ブローシステム10を示している。溶融ブローシステム10は、限定はしないが、Illinois Tool Works社(イリノイ州グレンビュー所在)製のLPT/UFDTM-Fiberized Spray Applicator等の均一繊維堆積システム11に組み込まれている。第1流体および第2流体は、本明細書において説明するようなダイ集成体100に供給され、該ダイ集成体から吐出される。
溶融ブローシステムは、概括的には1または複数のダイ集成体100を備えており、そのうち1つが例示されている。ダイ集成体は、マニホールド200に連結される少なくとも2つの平行プレート180、182を有している。マニホールドには、対応の第1流体供給通路230を通して1または複数のダイ集成体100に第1流体を供給する流体計量装置210が設けられている。このシステムは、また、ボウヤードジュニア(Bolyard, Jr.)の米国特許第5,862,986号に一層十分に説明されているように、加熱された空気等の第2流体をダイ集成体に供給する。上記米国特許は本出願と同一人に譲渡されており、その全体が、引用することにより本明細書の一部をなす。
1つの態様によれば、図1Aに略示するように、ダイ集成体100の第1スリット152から第1流体が吐出され、第1の速度の第1流体流れF1が形成される。2つの第2スリット154から第2流体が吐出され、第1流体流れF1の両側に沿って第2の速度の2つの第2流体流れF2が形成される。第1流体流れF1は、第2流体流れF2の間に配置される。こうして、第1流体流れと第2流体流れとから成る組が形成される。第2流体流れF2の第2の速度は、第1流体流れF1の第1の速度よりも概ね高く、そのため、第2流体流れF2は、第1流体流れF1を下方に引き込み、それにより、引き込まれた第1流体流れF1が細くなることで第1流体フィラメントが形成される。例示的な実施形態では、第2流体流れF2は、第1流体流れF1の方へ収束するように方向付けられるが、より一般的には、クオック(Kwok)の米国特許第5,904,298号に十分に開示されているように、第2流体流れF2は、第1流体流れF1に対して、平行または拡散的に非収束する方向に噴射される。上記米国特許は本出願と同一人に譲渡されており、その全体が、引用することにより本明細書の一部をなす。
より概括的には、複数の第1流体流れF1を形成するように、第1流体が複数の第1スリット152から吐出され、第2流体は、複数の第2流体流れF2を形成するように複数の第2スリット154から吐出される。一連の複数の第1流体流れと複数の第2流体流れが形成される。第2流体流れを収束方向に噴射する形態では、図1Aに示すように、複数の第1流体流れF1の各々の実質的に対向する側部に収束方向に吐出された対応の第2流体流れF2が配置される、すなわち、F2F1F2F2F1F2となるように、一連の複数の第1流体流れF1と複数の第2流体流れF2とが配列される。第2流体流れが収束方向ではない方向に噴射される形態では、クオック(Kwok)の上記特許に一層詳しく開示されているように、複数の第1流体流れF1の各々の実質的に対向する側部に、1つの第2流体流れF2が配置される、すなわち、F2F1F2F1F2となるように、一連の複数の第1流体流れF1および複数の第2流体流れF2が交互に配置される。複数の第2流体流れF2の各々の第2の速度は、複数の第1流体流れF1の各々の第1の速度よりも概ね高く、そのため、複数の第2流体流れF2は複数の第1流体流れF1の各々を下方に引き込み、引き込まれた複数の第1流体流れF1が細くなることで複数の第1流体フィラメントが形成される。複数の第1流体流れF1は、拡開する方向、平行な方向、或いは、収束する方向に噴射される。
別の態様によれば、複数の第1流体流れF1は、略同一の第1流体質量流量で複数の第1スリット152から吐出され、複数の第2流体流れF2は、略同一の第2流体質量流量で複数の第2スリット154から吐出される。然しながら、複数の第1流体流れF1の質量流量は複数の第2流体流れF2の質量流量と同一である必要はない。略等しい第1流体質量流量で複数の第1流体流れF1を吐出することにより、第1流体流れの制御、および、ダイ集成体100から吐出される第1流体流れF1の均一性が改善される。略等しい第2流体質量流量で複数の第2流体流れF2を吐出することにより、更に後述するように、第1流体流れF1は、対応の第2流体流れF2により確実により均一かつ対称に制御される。1つの実施形態では、複数の第1スリット152は、略等しい第1流体質量流量を提供するように略等しい第1流体流れF1経路を有し、複数の第2スリット154は、略等しい第2流体質量流量を提供するように略等しい第2流体流れF2経路を有する。
第2流体流れを収束する方向に噴射する形態では、2つの第2流体流れF2は、略等しい第2流体質量流量を概ね有する共通の第1流体流れF1の方へ収束する方向に噴射される。ただし、或る第1流体流れF1に関連する2つの第2流体質量流量は、別の第1流体流れF1に関連する2つの第2流体質量流量に必ずしも等しくはない。その上、幾つかの用途では、2つの第2流体流れF2は、共通の第1流体流れF1の方へ収束的に方向付けられ、この共通の第1流体流れF1は、第1流体流れF1に対して特定の制御を行うように等しくない第2流体質量流量を有してもよい。また、幾つかの用途では、第1流体流れF1の一部の質量流量は、他の第1流体流れF1の質量流量に略等しくなく、例えば、基材の側縁部分に沿って吐出される第1流体流れF1は、縁部の画定を行なうように、基材の中間部分上に吐出される他の第1流体流れF1とは異なる質量流量を有してもよい。従って、第1流体流れF1および第2流体流れF2間では略等しい質量流体流れ量を有することが概ね望ましいが、第1流体流れF1の一部の質量流量を他の第1流体流れF1に対して変え、また同様に第2流体流れF2の一部の質量流量を他の第2流体流れF2に対して変えることが望ましい用途がある。
図1Aは、両側に第2流体流れF2がある影響下で振動する第1流体流れF1を示している。第1流体流れF1の振動は、振幅パラメーターおよび振動数パラメーターを概ね特徴とし、これらのパラメーターは、用途の要件に応じて、実質的に周期的または不規則的に制御可能である。振動は、例えば、第1流体流れF1と第2流体流れF2のうちの1または複数との間の間隔を変えることによって、第2流体流れF2のうちの1または複数の量を変えることによって、または第1流体流れF1の速度に対して第2流体流れF2のうちの1または複数の速度を変えることによって制御可能である。従って、第1流体流れF1の振幅パラメーターおよび振動数パラメーターは、上述のクオック(Kwok)の特許において説明されているように、上記の変数のうちの何れか1または複数によって制御可能である。
第1流体流れF1の振動は、第2流体流れF2のうちの1または複数と第1流体流れF1との間の相対角度を変えることによっても制御可能である。第1流体流れF1の振動を制御するこの方法は、第2流体流れF2が第1流体流れF1に対して収束的であっても非収束であっても適用可能である。収束する方向に噴射される第2流体流れの形態により、平行および拡散的な第2流体流れの形態に比べ、比較的低減した第2流体質量流量によって第1流体流れF1の振動を制御することが可能であり、それによって、加熱された空気の要件が減少する。概括的には、第1流体流れF1は、第1流体流れF1の対向する側部における第2流体流れF2間の角度が略等しい場合、比較的対称である。代替的には、第1流体流れF1の振動は、両側の第2流体流れF2が第1流体流れF1に対して異なる角度を有する場合、または別様に、本明細書において記載した他の変数を変えることによって、一方の方向または他方の方向に側方に歪む可能性がある。別の態様によれば、図1Aに示すように、主マニホールドに連結された幾つかのダイ集成体100、240のうちの何れか1つからの第1流体流れフィラメントFFが、基材Sの移動方向Fに対して非平行に実質的に周期的に振動する。
対応のダイ集成体100は概括的に、連続構成される複数の流体流れフィラメントFFを有し、図示のフィラメントは基材Sの移動方向Fに対して非平行である。更により概括的には、複数の同様のダイ集成体240は、連続して、および/またはずらすか若しくは互い違いとしてもよい2つ以上の複数の平行列に、および/または基材Sの移動方向Fに対して非平行に、主マニホールド200に連結される。例示的な用途では、複数のダイ集成体240および流体流れフィラメントは、基材Sの移動方向Fに対して横断する方向Lに振動する。
図1Cは、ダイ集成体100の展解図である。ダイ集成体100におけるプレート102、104、118、120、123、124、126、130、132、148、150、158、160、164、166、168、170の各々は、2つのエンドプレート180、182間で締め付けられ、締結具190とともに固定ユニット184によって適所に固定される。これらのプレートがともに締め付けられると、各プレートの各開口は、隣接するプレートの対応の開口と位置合わせされ、キャビティおよび流路が形成され、これらのキャビティおよび流路によって、第2流体および第1流体がダイ集成体100内へ導かれる。
図1Bおよび図2A〜図2Hを参照すると、第2流体入口400からの第2流体は2つの別個の流れに分岐される。第1の流れはプレートの各々の第2流体入口キャビティ106から形成される流路を流通し、第2の流れは第3の絞りキャビティ122を流通する。第1の流れは、流体入口キャビティ106を流通して、エンドプレート180に達するまでダイ集成体100の全長に亘って移動し、エンドプレート180において第2エンドプレート182の方へ方向転換され、プレート166、164、158、160の流体戻りキャビティ162を流通する。第1の流れは、流体戻りキャビティ162を介してプレート150、148に達すると、プレート148の第2の複数の第2スリット154を通して案内される。
第2流体の第2の流れは、プレート118、120、123、124、126の第3の絞りキャビティ122を流通し、プレート148の第1の複数の第2スリット154によって夫々の方向へ噴射される。第1流体は、第1流体入口402から開口116によって形成された流路を流通して、プレート123、124、126のアキュムレーターキャビティ128に達する。第1流体はアキュムレーターキャビティ128内に貯留され、一定量の第1流体がプレート130の第2通路136およびプレート132の第3通路138を流通するようになっている。第1流体は、プレート148の複数の第1スリット152を通って夫々の方向へ噴射される。ダイ集成体100すなわち本体部材に供給される第1流体および第2流体は、後述するように、第1スリット152および第2スリット154に分配される。
図2A〜図2Hは、ダイ集成体100の複数のプレートの各々を示している。図2Aは2枚のプレート102、104を示している。プレート102、104を互いに押圧することによって、流体入口キャビティ106、第1の絞りキャビティ108および第2の絞りキャビティ110が形成される。第2流体が、均一な圧力下で流体入口キャビティ106内に供給され、流路112、114によって第1の絞りキャビティ108および第2の絞りキャビティ110に輸送される。プレート102、104の開口116によって形成される流路によって、第1流体がプレート102およびプレート104を通って輸送される。
図2Bは、2枚のプレート118、120を示している。プレート118はプレート104に隣接している。第2流体は、2枚のプレート118、120の流体入口キャビティ106を流通する。第2流体は、また、プレート102、104の第1の絞りキャビティ108および第2の絞りキャビティ110から各プレート118、120の下側部分の第3の絞りキャビティ122内を流通する。第1流体は、各プレート118、120の開口116によって形成される流路を続いて通る。プレート118、120は、開口106の中心が複数のプレートの各プレートに位置合わせされるように位置合わせされる。
図2Cは、3枚のプレート123、124、126を示しており、プレート123がプレート120に隣接する。第2流体は、プレート118、120の流体入口キャビティ106からプレート123、124、126の流体入口キャビティ106内を流通する。第2流体は、また、プレート118、120の第3の絞りキャビティ122から各プレート123、124、126の下側部分の第3の絞りキャビティ内を流通する。第1流体は、プレート123、124、126の開口116によって形成される流路からアキュムレーターキャビティ128内に流入する。
アキュムレーターキャビティ128は、形状が実質的に放物線状であり、放物線形状の頂点がプレート123、124、126の流体入口キャビティ106の最も近くにある。アキュムレーターキャビティ128において第3の絞りキャビティ122に最も近い部分は、第3の絞りキャビティ122の幅に略等しい幅を有する。
図2Dは、2枚のプレート130、132を示しており、プレート132がプレート126に隣接する。第2流体は、プレート130、132の流体入口キャビティ106内を流通する。第2流体は、また、プレート123、124、126の第3の絞りキャビティ122からプレート130の複数の第1通路134を流通する。複数の第1通路134は、第2流体中のより大きないかなるデブリも捕捉する流体フィルターとして働く。第1流体は、アキュムレーターキャビティ128からプレート130の複数の第1通路134よりも上に位置決めされている複数の第2通路136を流通する。複数の第2通路136の各々は、複数の第1通路134の各々よりも上に位置決めされており、複数の第1通路134の各々の間のスペースと位置合わせされている。
プレート130の複数の第2通路136は、プレート132の複数の第3通路138と位置合わされており、プレート130の複数の第1通路134は、プレート132の複数の第1のスロット140と位置合わせされている。複数の第3通路138は各々、上側部分142および下側部分144を有する。上側部分142は、実質的に楕円形状であり、複数の第1のスロット140よりも上に位置決めされており、複数の第1のスロット140の各々の間のスペースと位置合わせされている。上側部分142の各々が、プレート130の対応の第2通路136と位置合わせされる。下側部分144は、上側部分142の幅よりも小さい幅を有し、上側部分142の一端から複数のスロット140の各々の間のスペース内に延びている。
複数の第1のスロット140の各々は、第2流体が各第1通路134を通って対応の第1のスロット140に流入するように、プレート130の対応の第1通路134と位置合わせする。第1のスロット140の各々は1つの開端および1つの閉端を有し、開端は閉端の幅よりも大きい幅を有する。第1流体は、また、プレート126、128のアキュムレーターキャビティ128からプレート130、132の開口146によって形成される流路を流通する。
図2Eは、プレート148、150を示しており、プレート148がプレート132に隣接する。第2流体は、プレート130、132の第1流体入口キャビティ106からプレート148、150の流体入口キャビティ106を流通する。第2流体は、また、プレート132の複数の第1のスロット140の各々からプレート148の下側部分の第1の複数の第2スリット154を流通する。第1流体は、プレート132の複数の第2通路138の各々を通って、プレート148の下側部分の複数の第1スリット152に入る。各通路138の下側部分144は、流体が各通路138の下側部分144を通って各スリット152の頂部からスリット152の各々に入るように、対応のスリット152の上側部分と位置合わせされる。複数の第1スリット152の各々は、複数の第1スリット152の何れか1つが対応の第2スリット154に隣接するように複数の第2スリット154の各々と交互になっている。プレート150は複数のスリット156を有しており、これらのスリット156は、スリット156の各々がプレート148の第2の複数の第2スリット154と位置合わせされるように配設されており、第2の複数の第2スリット154は第1の複数の第2スリット154とは異なる。
図2Fは、プレート158、160を示しており、プレート158がプレート150に隣接する。第2流体は、プレート148、150の第1入口キャビティ106からプレート158、160の流体入口キャビティ106を流通する。第2流体は、また、スリット156を通って流通するように、プレート160からプレート158への流体戻りキャビティ162を流通する。スリット156の各々は、プレート148の第2の複数の第2スリット154と位置合わせされる。この構成により、第2流体は、本明細書において記載されるように、異なる方向から異なるスリットに供給される。第2流体および第1流体は、合流すると、1分あたり約2グラム〜3グラム/スリットの割合でスリット152、154を通過し、通過する2インチの流体ごとに約8.0立方フィート/分の空気を消費する。
図2Gは、プレート164、166を示しており、プレート164がプレート160に隣接する。第2流体は、プレート158、160の第1流体入口キャビティ106からプレート164、166の流体入口キャビティ106を流通する。第2流体は、また、流体戻りキャビティ162を通ってプレート166からプレート164に移る。
図2Hはプレート168、170を示しており、プレート168がプレート166に隣接する。第2流体は、プレート166の流体入口キャビティ106からプレート168、170の流体入口キャビティ106を流通する。プレート168、170の流体入口キャビティ106は、流路176、178によって各々第1の戻り絞り流路172および第2の戻り絞りキャビティ174に接続される。第2流体は、第1の戻り絞り流路172および第2の戻り絞り流路174内に収集され、次に、前述したように、プレート148の第2の複数の第2スリット154によって拡散されるまで、プレート166、164、160、158の流体戻りキャビティ162を流通する。第1エンドプレート180はプレート170に隣接して位置決めされる。
複数のプレートは、図1Aに示すように、第1エンドプレート180および第2エンドプレート182によって合わせて固定される。固定ユニット184(4本図示、図7を参照のこと)が、エンドプレート180、182並びに複数のプレートの各々の角近くに位置決めされた開口186と係合する。固定ユニット184は、複数のプレート並びにエンドプレート180、182を合わせて固定することが可能なリベット、スクリュー、ピンまたは任意の他の機構とすることができる。
図1Aは、また、第1エンドプレート180と第2エンドプレート182との間に保持されるとともにアダプター組立体300に連結されるダイ集成体100を示している。図示のアダプター組立体300は、アダプター310および中間アダプター320を含む。図3A〜図4Cは、エンドプレート180とエンドプレート182との間に締め付け可能に保持されるダイ集成体100を直接取り付けるか、または代替的に、例示的な実施形態に示すように中間アダプター320を取り付けるのに用いる第1接続面312を有するアダプター310の種々の図を示している。アダプター310の取付け接続面312は、対応の第2流体入口315に接続される第2流体出口314と、対応の第1流体入口317に接続される第1流体出口316とを有する。中間アダプター320は、第2の取付け接続面321の、対応の第1流体出口325および第2流体出口327に接続される、第1流体入口324および第2流体入口326を有する、第1の取付面322を有する。中間アダプター320の第1の取付面322は、中間アダプター320の第1流体入口324および第2流体入口326を、アダプター310の第1流体出口314および第2流体出口316に接続するように、アダプター310の第1の取付け接続面312に取り付け可能である。
別の態様によれば、図3B、4A、4Cに示すように、アダプター310の第1流体出口314は、中間アダプター320の中心に配置された第2流体入口324と接続するようにアダプター310の中心に配置されている。アダプター310の第2流体出口316は、第2流体入口326に接続されているとともに、中間アダプター320の第1接続面322の第1流体入口324付近に配設されている、凹んだ環状の第1流体入口328と接続するように第1流体出口314に対して径方向に配置されている。従って、中間アダプター320は、基材の移動方向Fに対してダイ集成体100を平行または非平行に位置合わせすることを可能にするようにダイ集成体を調整可能に向き付けるよう、アダプター310に対して回転自在に調整可能である。また、関連の態様によれば、アダプター310は、第1流体入口315付近に配設されているとともに、第2流体出口316に接続されている、凹んだ環状の第1流体入口も有しており、そのため、本明細書において更に説明するように、ダイ集成体100を第2流体供給部に連結するノズルモジュール240または他のアダプターに対して回転自在に調整可能である。
図3B、3Cは、アダプター310または中間アダプター320のうちの一方の第1接続面を示しており、アダプター310の第1接続面は、アダプター310の第1接続面312の第1流体出口314および第2流体出口316の周囲に配設されている第1のシール部材凹部318および第2のシール部材凹部319を有する。図示していないが当該技術分野において既知の、ゴム製Oリングのような対応する弾性シール部材が、アダプター310と中間アダプター320との間に流体シールを形成するように各凹部内に着座可能である。
一例として示す凹部は、アダプター310と中間アダプター320との間の位置ずれに対処するように、さらには、早期のシール劣化を生じかねない、第2流体とシール部材との接触を防止するように、第1流体出口314と第2流体出口316とに対して拡大している。また、凹部によっては、取付け接続面312の限られた表面積をより有効に利用するように楕円形状になっている。第2流体入口317および他の接続面は概括的には、図示されていない対応の取付け部材とともに流体シールを形成する同様のシール部材凹部を有する。
図1Aは、また、上述の弾性シール部材と組み合わせてまたは弾性シール部材の代替物として用いる、アダプター310と中間アダプター320との間に位置決めすることができる金属製シール部材すなわちガスケット330を示している。金属製シール部材330は概括的には、上述の弾性シール部材に対応するように拡大してもよい第1流体接続ポートおよび第2流体接続ポートと、アダプター310と中間アダプター320とを連結する際にボルト部材を通す穴とを有する。
本明細書において説明されているように、第1エンドプレート180と第2エンドプレート182との間で締め付け可能に保持されるダイ集成体100は、平行な向きに取り付けられることを可能にするようにアダプター310に直接連結することができるか、または、垂直な向きにすなわち90度転換した向きに取り付けられることを可能にするように中間アダプター320に連結することができる。図1Aは、ダイ集成体100と、中間アダプター320の第2の取付け接続面321に取り付けられるエンドプレート180、182とを示している。図5は、ダイ集成体100の第1流体入口キャビティ106および第2流体入口キャビティ116を、中間アダプター320の第1流体出口325および第2流体出口327に接続する、第2流体入口400および第1流体入口402を有する、ダイを保持する第2エンドプレート182を示している。
図1Aは、また、エンドプレート180とエンドプレート182との間に保持されたダイ集成体100をアダプター320の取付面に締結する締結具190を示している。締結具190は、トルクを印加する係合面を有した拡大頭部192と、細いシャフト部194と、ねじ端部196とを有する。
図6は、締結具190のねじ端部196を自由に通す開口188と、シール部材を収納する座部(図示せず)とを有する第1エンドプレート180を示している。シール部材は、完全にダイ集成体100に挿通された締結具190の拡大頭部192と共に流体をシールする。締結具190のねじ端部196は、ダイ集成体100の第1流体入口106および第2エンドプレート182の第2流体入口400に挿通させて、中間アダプター320の第1流体出口327の一部329と螺合させることができる。こうして、締結具190は、中間アダプター320の第1流体出口327または同様に構成されているアダプター310に挿通させて、第1エンドプレート180と第2エンドプレート182との間に締め付け可能に保持されるダイ集成体100を締結し、それによって、締結具190の幅狭のシャフト部194が妨げることなく中に第1流体流れを通すことが可能になる。
第2エンドプレート182の第2流体入口400は、締結具のねじ端部196と係合するようにねじが形成されており、そのため、ダイ集成体100とエンドプレート180、182との組立時に締結具が外れることが防止される。そのようなものとして、締結具190は、ダイ集成体100並びにエンドプレート180、182の上側部分を貫通することで、アダプター310または中間アダプター320の取付け接続面上にダイ集成体100並びにエンドプレート180、182を取り付けやすくなる。締結具190がこのように上側に位置付けられることにより、実質的に垂直に向き付けられた取付け接続面に取り付ける際に、アダプターに対してダイ集成体が重力方向を向くことが可能になる。アダプター取付け接続面および第2エンドプレート182は、取付け接続面上に第2エンドプレート182を確実に位置付ける相補的な部材も有してもよい。
このため、図1Aに示すように、ダイ集成体100は、第2流体をダイ集成体に供給するのに用いる流体計量装置210に連結される。ダイ集成体は、流体計量装置210とダイ集成体100との間に連通しダイ集成体に第2流体を供給する第2流体供給通路230を有する主マニホールド200に連通している。例示的な実施形態は、より概括的には、主マニホールド200に連通した複数のダイ集成体100を取り付ける設備を示しており、そのため、主マニホールドは、流体計量装置210と複数のダイ集成体100のうちの対応する1つとの間に連通し複数のダイ集成体100のうちの対応する1つに第2流体を供給する複数の第2流体供給通路230を有する。第2流体供給通路230は、主マニホールド200の第1の端部202に配設されている複数の対応の流体出口ポート232に連通している。
本開示による実施形態の変形や変更が可能であることは、当業者の当然とするところである。そのような変形や変更は、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、また、その意図する利点を減じることなく行うことができる。従って、そのような変形や変更は添付の特許請求の範囲に包含される。
なお、本発明は以下の特徴を以って実施することができる。
[特徴1]
溶融ブローシステムであって、
ダイ集成体と、
前記ダイ集成体に形成され第1流体を移送する第1流路と、
前記第1流路に連通し前記第1流体を収集する第1のキャビティと、
前記ダイ集成体に形成され第2流体を移送するのに用いる第1通路であって、前記ダイ集成体に形成された第2通路に少なくとも1つの流路を介して連通する第1通路と、
前記ダイ集成体に形成され前記第1通路に連通する複数の第1ノズルと、
前記ダイ集成体に形成され前記第2通路に連通する複数の第2ノズルと、
前記ダイ集成体に形成され前記第1のキャビティに連通する複数の第3ノズルとを具備する溶融ブローシステム。
[特徴2]
前記第1ノズルは、各第1ノズルにおいて第2エンドプレートに最も近い側から前記第2流体を受入れる特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴3]
前記第2ノズルは、各第2ノズルにおいて第1エンドプレートに最も近い側から前記第2流体を受入れる特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴4]
前記第3ノズルの各々は、各第3ノズルの両側部に設けられている1つの第1ノズルおよび1つの第2ノズルに隣接する特徴2に記載の溶融ブローシステム。
[特徴5]
前記第2流体は、メタロセン系熱可塑性ポリマーである特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴6]
前記メタロセン系熱可塑性ポリマーは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン6および選択されたポリエステルを含むことができる特徴5に記載の溶融ブローシステム。
[特徴7]
前記第1流体は加熱された空気である特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴8]
前記ノズルは、特定位置に存在する基材に極細繊維層を塗布するように制御される特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴9]
前記ノズル、前記通路および前記キャビティは、複数のプレートの対向する側部にある2つのエンドプレートによってともに締め付けられる前記複数のプレートに形成されている特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴10]
前記第1ノズルおよび前記第2ノズルからの質量流量は、前記第3ノズルからの質量流量よりも高い特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴11]
前記第1流体および前記第2流体は、予め形成されている溶融ブロー布帛層またはスパンボンド布帛層上に吐出される特徴1に記載の溶融ブローシステム。
[特徴12]
極細繊維層を基材に加える方法であって、
内部に第1流体を保持するキャビティに連通した複数の第1ノズルから前記第1流体を放出する段階と、
内部に第2流体を保持する第1通路に連通した複数の第2ノズルから前記第2流体を放出する段階と、
前記第1通路に連通した第2通路に連通されている複数の第3ノズルから前記第2流体を放出する段階とを含んで成る方法。
[特徴13]
前記第2ノズルは、各第1ノズルにおいて第2エンドプレートに最も近い側から前記第2流体を受入れる特徴12に記載の方法。
[特徴14]
第3ノズルは、第3ノズルの各々において第1エンドプレートに最も近い側から前記第2流体を受入れる特徴12に記載の方法。
[特徴15]
前記第1ノズルの各々は、各第1ノズルの両側部に配設された1つの第2ノズルと1つの第3ノズルとに隣接している特徴13に記載の方法。
[特徴16]
前記第2流体は、メタロセン系熱可塑性ポリマーである特徴12に記載の方法。
[特徴17]
前記メタロセン系熱可塑性ポリマーは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン6および選択されたポリエステルを含むことができる特徴17に記載の方法。
[特徴18]
前記第1流体は加熱された空気である特徴12に記載の方法。
[特徴19]
極細繊維層を前記基材上につくり出すように前記ノズルから前記第1流体および前記第2流体の流れを制御する段階を含む特徴12に記載の方法。
[特徴20]
前記ノズル、前記通路および前記キャビティは、複数のプレートの対向する側部にある2つのエンドプレートによってともに締め付けられる該複数のプレートに形成されている特徴12に記載の方法。
[特徴21]
前記第2ノズルおよび前記第3ノズルからの質量流量は、前記第1ノズルからの質量流量よりも高い特徴12に記載の方法。
[特徴22]
前記第1流体および前記第2流体は、予め形成されている溶融ブロー布帛層またはスパンボンド布帛層上に吐出される特徴19に記載の方法。
100 ダイ集成体
102 プレート
104 プレート
106 第1流体入口キャビティ
108 キャビティ
110 キャビティ
112 流路
114 流路
116 第2流体入口キャビティ
118 プレート
120 プレート
122 キャビティ
123 プレート
124 プレート
126 プレート
128 アキュムレーターキャビティ
130 プレート
132 プレート
134 第1通路
136 第2通路
138 第3通路
140 第1のスロット
142 上側部分
144 下側部分
146 開口
148 プレート
150 プレート
152 第1スリット
154 第2スリット
156 スリット
158 プレート
160 プレート
162 キャビティ
164 プレート
166 プレート
168 プレート
170 プレート
172 流路
174 流路
176 流路
178 流路
180 第1エンドプレート
182 第2エンドプレート
184 固定ユニット
186 開口
188 開口
190 締結具
192 拡大頭部
194 シャフト部
196 端部
200 マニホールド
202 第1の端部
210 流体計量装置
230 第1流体源通路
232 流体出口ポート
240 ダイ集成体
300 アダプター組立体
310 アダプター
312 第1接続面
314 第1流体出口
315 第1流体入口
316 第2流体出口
317 第2流体入口
318 第1のシール部材凹部
319 第2のシール部材凹部
320 中間アダプター
321 接続面
322 第1接続面
324 第1流体入口
325 第1流体出口
326 第2流体入口
327 第2流体出口
328 第1流体入口
330 ガスケット
400 第2流体入口
402 第1流体入口

Claims (8)

  1. 溶融ブローシステムであって、
    対向するように配置された第1と第2のエンドプレートであって、第2のエンドプレートにポリマー入口と、空気入口とが形成されている第1と第2のエンドプレートと、
    第1と第2のエンドプレートの間で押圧、締め付けられた複数の薄いプレートを有するダイ集成体と、
    前記ダイ集成体に形成され前記ポリマー入口から溶融したポリマーを移送するポリマー流路と、
    前記ポリマー流路に連通するように1または隣接する複数の前記プレートに形成され溶融した前記ポリマーを収集するアキュムレーターキャビティと、
    前記空気入口から空気を受け入れるように1または隣接する複数の前記プレートに形成された空気流路と、
    前記空気流路から空気を受け入れ前記ダイ集成体を通して空気を移送するように1または隣接する複数の前記プレートに形成された第1の空気通路と、
    前記空気流路から空気を受け入れるように1または隣接する複数の前記プレートに形成された第2の空気通路と、
    前記ダイ集成体の1つのプレートに形成され、前記第1の空気通路に連通する複数の第1の空気スリットと、
    前記ダイ集成体の前記1つのプレートに形成され、前記第2の空気通路に連通する複数の第2の空気スリットと、
    前記ダイ集成体の前記1つのプレートに形成され、前記アキュムレーターキャビティに連通する複数のポリマースリットとを具備し、
    前記複数のポリマースリットは互いに離間させて配置されており、前記第1の空気スリットの1つと、前記第2の空気スリットの1つが、前記ポリマースリットの間に交互に配置され、
    空気が、前記第1の空気通路を通って、前記複数のポリマースリットおよび前記第1と第2の空気スリットが形成されている前記1つのプレートの前記第2のエンドプレートに対面する側面から前記複数の第1の空気スリットへ流れ、空気は、また、前記第2の空気通路を通って、前記複数のポリマースリットおよび前記第1と第2の空気スリットが形成されている前記1つのプレートの前記第1のエンドプレートに対面する側面から前記複数の第2の空気スリットへ流れるようにした溶融ブローシステム。
  2. 前記ポリマースリットの各々は、各ポリマースリットの両側部に設けられている1つの第1の空気スリットおよび1つの第2の空気スリットに隣接している請求項1に記載の溶融ブローシステム。
  3. 溶融したポリマーは、メタロセン系熱可塑性ポリマー、ナイロン6およびポリエステルから選択される請求項1に記載の溶融ブローシステム。
  4. 前記メタロセン系熱可塑性ポリマーは、ポリプロピレン、ポリエチレンの少なくとも1つを含む請求項3に記載の溶融ブローシステム。
  5. 前記空気は加熱されている請求項1に記載の溶融ブローシステム。
  6. 前記ポリマースリットおよび第1と第2の空気スリットは、特定位置に存在する基材に極細繊維層を塗布するように制御される請求項1に記載の溶融ブローシステム。
  7. 前記第1の空気スリットおよび前記第2の空気スリットからの質量流量は、前記ポリマースリットからの質量流量よりも高い請求項1に記載の溶融ブローシステム。
  8. 前記溶融したポリマーおよび空気は、予め形成されている溶融ブロー布帛層またはスパンボンド布帛層上に吐出される請求項1に記載の溶融ブローシステム。
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