JP6808255B1 - 障害破砕方法、及び障害除去方法 - Google Patents
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Abstract
Description
天面全面がふさがれた蓋部を有し、当該蓋部から内部に水、又は、水及び空気を噴出するように供給可能な水空気供給部を有している最上部ケーシングの下部に、掘削刃を下端に有した最下部ケーシングを少なくとも接続したケーシングを準備するケーシング準備工程と、
全周回転機で前記ケーシングを回転させながら地中に埋込むとともに、地中の障害物を破砕する破砕工程と、を備え、
前記破砕工程では、前記最上部ケーシングの前記水空気供給部から、水、又は、水及び空気を噴出するように供給することを特徴とする障害破砕方法を提供するものである。
天面全面がふさがれた蓋部を有し、当該蓋部から内部に水、又は、水及び空気を噴出するように供給可能な水空気供給部を有している最上部ケーシングの下部に、掘削刃を下端に有した最下部ケーシングを少なくとも接続したケーシングを準備するケーシング準備工程と、
全周回転機で前記ケーシングを回転させながら地中に埋込むとともに、地中の障害物を破砕する破砕工程と、
地中に埋設された前記ケーシング内に、ハンマークラブを挿入して障害物を把持し、地中から除去する障害除去工程と、を備え、
前記破砕工程では、前記最上部ケーシングの前記水空気供給部から、水、又は、水及び空気を噴出するように供給することを特徴とする障害除去方法を提供するものである。
実施例1におけるケーシングKは最上部ケーシング1を最上部に備えている。最上部ケーシング1は、図1、図2に示すように、円筒形状(φ700〜3000mm)をしており、天面には蓋部1aが全面に設けられて塞がれている。また、蓋部1aには水空気供給部1bが設けられ、水用ホース1cによって供給された水Wが最上部ケーシング1の内部に供給可能とされている。また、同様に、水空気供給部1bにおける空気用ホース1dによって供給された空気Aが最上部ケーシング1の内部に供給可能とされている。水Wと空気Aとは水空気供給部1b内で混合されてケーシングK内に供給される。水W及び空気Aは図示しない制御部によって、水Wのみの供給、又は、水W及び空気Aの供給を選択することができる。
実施例1の障害破砕方法について図3を参照して説明する。図3(a)はケーシング準備工程を説明する図であり、図3(b)は破砕工程を説明する図である。
天面に蓋部を有し、当該蓋部から内部に水、又は、水及び空気を供給可能な水空気供給部を有している最上部ケーシングの下部に、掘削刃を下端に有した最下部ケーシングを少なくとも接続したケーシングを準備するケーシング準備工程と、
全周回転機で前記ケーシングを回転させながら地中に埋込むとともに、地中の障害物を破砕する破砕工程と、を備え、
前記破砕工程では、前記最上部ケーシングの前記水空気供給部から、水、又は、水及び空気を供給することを特徴とする障害破砕方法により、ケーシング内から下端の土圧に対して水と空気を供給して土を軟らかくし、ケーシングの掘削力を向上させることができるため、小型の全周回転機で埋込みが可能となり、狭いスペースでも効率よく地中の障害物を破砕することができる。
天面に蓋部を有し、当該蓋部から内部に水、又は、水及び空気を供給可能な水空気供給部を有している最上部ケーシングの下部に、掘削刃を下端に有した最下部ケーシングを少なくとも接続したケーシングを準備するケーシング準備工程と、
全周回転機で前記ケーシングを回転させながら地中に埋込むとともに、地中の障害物を破砕する破砕工程と、
地中に埋設された前記ケーシング内に、ハンマークラブを挿入して障害物を把持し、地中から除去する障害除去工程と、を備え、
前記破砕工程では、前記最上部ケーシングの前記水空気供給部から、水、又は、水及び空気を供給することを特徴とする障害除去方法により、ケーシング内から下端の土圧に対して水と空気を供給して土を軟らかくし、ケーシングの掘削力を向上させることができるため、小型の全周回転機で埋込みが可能となり、狭いスペースでも効率よく地中の障害物を破砕、除去することができる。
1c:水用ホース 1d:空気用ホース 4:シーベル
6:ハンマークラブ 7:全周回転機
11:クレーン
B:障害物 K:ケーシング
W:水 A:空気
Claims (2)
- 地中の障害物を破砕する障害破砕方法であって、
天面全面がふさがれた蓋部を有し、当該蓋部から内部に水、又は、水及び空気を噴出するように供給可能な水空気供給部を有している最上部ケーシングの下部に、掘削刃を下端に有した最下部ケーシングを少なくとも接続したケーシングを準備するケーシング準備工程と、
全周回転機で前記ケーシングを回転させながら地中に埋込むとともに、地中の障害物を破砕する破砕工程と、を備え、
前記破砕工程では、前記最上部ケーシングの前記水空気供給部から、水、又は、水及び空気を噴出するように供給することを特徴とする障害破砕方法。 - 地中の障害物を破砕する障害除去方法であって、
天面全面がふさがれた蓋部を有し、当該蓋部から内部に水、又は、水及び空気を噴出するように供給可能な水空気供給部を有している最上部ケーシングの下部に、掘削刃を下端に有した最下部ケーシングを少なくとも接続したケーシングを準備するケーシング準備工程と、
全周回転機で前記ケーシングを回転させながら地中に埋込むとともに、地中の障害物を破砕する破砕工程と、
地中に埋設された前記ケーシング内に、ハンマークラブを挿入して障害物を把持し、地中から除去する障害除去工程と、を備え、
前記破砕工程では、前記最上部ケーシングの前記水空気供給部から、水、又は、水及び空気を噴出するように供給することを特徴とする障害除去方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019238101A JP6808255B1 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | 障害破砕方法、及び障害除去方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019238101A JP6808255B1 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | 障害破砕方法、及び障害除去方法 |
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JP6808255B1 true JP6808255B1 (ja) | 2021-01-06 |
JP2021105316A JP2021105316A (ja) | 2021-07-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019238101A Active JP6808255B1 (ja) | 2019-12-27 | 2019-12-27 | 障害破砕方法、及び障害除去方法 |
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2019
- 2019-12-27 JP JP2019238101A patent/JP6808255B1/ja active Active
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JP2021105316A (ja) | 2021-07-26 |
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